JP2021089694A - 移動手段検索装置、移動手段検索システム、通信端末及びコンピュータプログラム - Google Patents

移動手段検索装置、移動手段検索システム、通信端末及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに移動手段の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することを可能にした移動手段検索装置、移動手段検索システム、通信端末及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】レンタカーやカーシェアリング等の共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得し、取得した利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更し、変更後の利用開始日時と利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索するように構成する。【選択図】図10

Description

本発明は、共有の移動手段を利用するユーザに対して利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索装置、移動手段検索システム、通信端末及びコンピュータプログラムに関する。
従来より複数のユーザが用いる共有の移動手段として、レンタカーが知られている。また、近年ではレンタカー以外にカーシェアリングサービスが普及している。カーシェアリングサービスとは、例えばカーシェアリングサービスの運営会社と契約を結んだ複数のユーザが、車両を共有するサービスである。これらの共有の移動手段については、他のユーザが使用していないとき、又は他のユーザの予約が入っていないときにおいて、ユーザはその共有する移動手段を使用することができる。
従って、ユーザが共有の移動手段の利用を希望する場合においては、先ず利用を予定する時間帯に空きのある共有の移動手段を検索する必要がある。例えば特開2014−203370号公報には、ユーザが目的地を入力すると目的地までの移動に係る所要時間と目的地における滞在予定時間とから移動手段の利用予定時間を算出し、算出された利用予定時間に空きのある移動手段を検索して予約する技術について開示されている。
特開2014−203370号公報(第6−8頁)
ここで、上記特許文献1では共有の移動手段を検索する際に、利用予定時間に空きのある移動手段のみを対象として検索していた。その結果、検索条件に該当する移動手段、即ちユーザが利用する候補となる移動手段の数が少数に限られる或いは見つからない問題があった。尚、レンタカーやカーシェアリング等の共同の移動手段を利用する際には、ユーザが車を借りる場所(レンタカー営業所や駐車場)まで移動しなければならないが、候補となる移動手段の数が少ないと、近くの場所で借りることができず車を借りる場所までの移動距離が長くなる問題がある。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることによって、ユーザに移動手段の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することを可能にした移動手段検索装置、移動手段検索システム、通信端末及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る移動手段検索装置は、共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段と、前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段と、前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段と、を有する。
ここで、「共有の移動手段」とは、複数のユーザ間で共有する移動手段であり、例えばレンタカーやカーシェアリングが該当する。但し、レンタカーとカーシェアリング以外でもよく、更に共有対象となるのは自動車以外(例えば自転車)であっても良い。
また、「日時」とは日付のみを指定したものであっても良いし、時刻のみを指定したものであっても良いし、日付と時刻を指定したものであっても良い。
また、本発明に係る移動手段検索システムは、共有の移動手段を利用するユーザに対してユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索システムであって、ユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段と、前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段と、前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段と、を有する。
また、本発明に係る通信端末は、サーバ装置と通信可能に接続され、共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時に対応する利用条件を前記サーバ装置へと送信する利用日時送信手段と、前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時が変更された後に、変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索した検索結果を前記サーバ装置から受信する検索結果受信手段と、前記検索結果受信手段により受信した検索結果を出力する検索結果出力手段を、を有する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、共有の移動手段を検索するコンピュータプログラムである。具体的には、コンピュータを、共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段と、前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段と、前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段と、して機能させる。
前記構成を有する本発明に係る移動手段検索装置、移動手段検索システム、通信端末及びコンピュータプログラムによれば、利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更することによって、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。その結果、ユーザに移動手段の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することが可能となる。
本実施形態に係る移動手段検索システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る移動手段検索システムの構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る通信端末の構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る移動手段検索処理プログラムのフローチャートである。 利用条件の設定画面の表示例を示した図である。 利用条件の設定画面の表示例を示した図である。 利用候補の車両と移動プランの案内画面の表示例を示した図である。 利用開始日時と利用終了日時の算出方法の一例を示した図である。 利用条件に該当する車両の検索方法を説明した図である。 利用条件に該当する車両を増やすための利用条件の調整方法を説明した図である。 利用条件に該当する車両を増やすための利用条件の調整方法を説明した図である。 利用条件に該当する車両を増やすための利用条件の調整方法を説明した図である。
以下、本発明に係る移動手段検索装置をサーバ装置1に具体化した一実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るサーバ装置1を含む移動手段検索システム2の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る移動手段検索システム2を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る移動手段検索システム2の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る移動手段検索システム2は、情報配信センタ3が備えるサーバ装置1と、ユーザ4が所持する通信端末5と、を基本的に有する。また、サーバ装置1と通信端末5は通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、通信端末5としては例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等がある。
ここで、サーバ装置1は、通信端末5の要求に応じてユーザが利用可能な共有の移動手段の検索や、該当する移動手段を用いた移動ブランの生成及び配信を行う装置である。ここで、共有の移動手段とは、複数のユーザ間で共有する移動手段であり、以下の説明では代表例としてレンタカーとカーシェアリングを挙げて説明する。但し、レンタカーとカーシェアリング以外であっても良い。
具体的に、通信端末5においてレンタカー又はカーシェアリングを利用する予定のユーザ4から具体的な利用条件が設定されると、通信端末5からサーバ装置1へと設定された利用条件が移動手段検索要求とともに送信される。尚、利用条件としては、例えば出発日時、目的地、目的地での滞在時間、車種、料金等がある。そして移動手段検索要求を受信したサーバ装置1は、サーバ装置1の有する後述の車両管理DB12を用いて利用条件に該当する車両を検索する。また、利用条件に該当する車両を用いた場合の移動プランについても生成する。移動プランには、車両を借りる場所、ユーザの現在位置から借りる場所までの経路、目的地での滞在可能時間、利用料金等が含まれる。そして、利用条件に該当する車両(即ち利用候補となる車両)や生成された移動プランについて、要求元の通信端末5へと送信する。その後、通信端末5は受信した車両や移動プランを案内する。更に、ユーザが案内された車両や移動プランを参照してどの車両を利用するかを選択した場合には、サーバ装置1は選択された車両の予約に関する処理についても行うようにしても良い。
但し、上記共有の移動手段の検索処理については必ずしもサーバ装置1で行う必要は無く、車両を管理する車両管理DB12にアクセス可能であれば、通信端末5で行っても良い。
一方、通信端末5は、ユーザ4が所持し、例えばナビ機能を備えた情報端末が用いられ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等が該当する。
ここで、ナビ機能は、通常の経路探索や地図表示の機能に加えて、上記レンタカー又はカーシェアリングでの移動を行う場合に、利用条件を設定することによって上記サーバ装置1とともに利用条件に該当する車両(即ち利用候補となる車両)を検索する機能を有する。また、検索結果に基づいて利用候補となる車両を表示したり、利用候補となる車両を用いた場合の移動プランを表示したり、移動プランに基づくユーザの移動案内を行う機能についても有する。但し、本実施形態では通信端末5は、レンタカー又はカーシェアリングの利用を予定するユーザに対して、利用候補となる車両や移動プランを案内できればよく、上記ナビ機能の全てを通信端末5が備えている必要はない。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局は通信端末5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にある通信端末5の通信をサーバ装置1との間で中継する役割を持つ。
続いて、移動手段検索システム2におけるサーバ装置1の構成について図2を用いてより詳細に説明する。サーバ装置1は、図2に示すようにサーバ制御ECU11と、サーバ制御ECU11に接続された情報記録手段に格納された車両管理DB12と、サーバ側地図DB13と、サーバ側通信装置14とを備える。
サーバ制御ECU11(エレクトロニック・コントロール・ユニット)は、サーバ装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述の移動手段検索処理プログラム(図4)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。尚、サーバ制御ECU11は、後述の通信端末5のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、利用日時取得手段は、共有の移動手段(例えばレンタカー、カーシェアリング)を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する。日時調整手段は、利用日時取得手段により取得した利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する。移動手段検索手段は、日時調整手段による変更後の利用開始日時と利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する。
また、車両管理DB12は、共有の移動手段であるレンタカーやカーシェアリングにおける車両の空き状況や予約状況を管理するDBである。具体的には、レンタカーやカーシェアリングで用いられる車両毎に、車両を借りられる場所(駐車場やレンタカー営業所)と、車両の車種と、現在の利用状況(空き状態か否か、空き状態でなければいつまで利用される予定か)と、現在の予約状況とが紐づけて格納される。
そして、サーバ制御ECU11は、後述のようにレンタカー又はカーシェアリングを利用する予定のユーザからの車両の検索要求が通信端末5から送信されると、車両管理DB12を用いてユーザの利用条件に該当する車両の検索を行う。但し、車両管理DB12はサーバ装置1以外の外部サーバ(例えばレンタカー会社のサーバ、カーシェアリングの運営会社のサーバ)が備えていても良い。その場合には、サーバ装置1は車両管理DB12を備える他のサーバと通信することによって、車両の検索を行う。
一方、サーバ側地図DB13は、外部からの入力データや入力操作に基づいて登録された最新のバージョンの地図情報であるサーバ側地図情報が記憶される記憶手段である。ここで、サーバ側地図情報は、道路網を始めとして経路探索、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されている。例えば、道路網を示すノード及びリンクを含むネットワークデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。但し、サーバ側地図DB13はサーバ装置1以外の外部サーバが備えていても良い。
一方、サーバ側通信装置14は通信端末5と通信ネットワーク網6を介して通信を行う為の通信装置である。また、通信端末5以外にインターネット網や、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報の受信についても可能である。
次に、通信端末5の概略構成について図3を用いて説明する。図3は本実施形態に係る通信端末5の制御系を模式的に示すブロック図である。尚、以下では特に通信端末5がスマートフォンである場合を例に挙げて説明する。
図3に示すように通信端末5はデータバスBUSに、CPU31と、通信端末5を所持するユーザ4に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)等が記憶されたメモリ32と、通信ネットワーク網6の基地局との間で信号の送受信を行う送受信回路部(RF)33と、送受信回路部33において受信したRF(Radio Frequency)信号をベースバンド信号に変換するとともにベースバンド信号をRF信号に変換するベースバンド処理部34と、マイクロホン35及びスピーカ36等とのインターフェイスである入出力部37と、液晶表示パネル等で構成されたディスプレイ38と、タッチパネルやハードボタン等から構成される入力操作部39と、GPS40と、カメラ41とが接続されることにより構成されている。
ここで、通信端末5に内蔵されるCPU31は、メモリ32に格納されている動作プログラムに従って種々の動作を実行する通信端末5の制御手段であり、メモリ32とともに通信端末ECU42を構成する。また、通信端末ECU42の各種処理内容は必要に応じてディスプレイ38に表示される。
また、メモリ32は通信端末5を所持するユーザ4に関するユーザ情報(ユーザID、氏名等)等が記憶された記憶媒体である。また、後述の移動手段検索処理プログラム(図4)を含む各種アプリケーションプログラムについても記憶される。また、メモリ32には地図情報を記憶しても良い。メモリ32に地図情報が記憶されていれば例えば経路探索に係る処理をサーバ装置1ではなく通信端末5で行うことも可能である。また、メモリ32は、ハードディスク、メモリーカード等により構成しても良い。
また、ディスプレイ38は、筐体の一面に配設されており、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等が用いられる。そして、通信端末5にインストールされている各種アプリケーションを実行する為のトップ画面や、実行されたアプリケーションに係る画面(インターネット画面、メール画面等)や、画像、動画等の各種情報が表示される。また、レンタカーやカーシェアリングを利用して移動することを希望した場合には、候補となる車両や候補となる車両を用いた移動プランについても表示される。
また、入力操作部39は、ディスプレイ38の前面に設けられたタッチパネルや筐体に配置されたハードボタン等によって構成されている。そして、通信端末ECU42は、タッチパネルやハードボタンの押下等により出力される電気信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、入力操作部39は、番号/文字入力キー、表示された内容を選択するためのカーソルを動かすカーソルキー、選択を確定する決定キー等の各種キー等により構成することもできる。
また、GPS40は、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、通信端末5(即ちユーザ4)の現在位置及び現在日時を検出可能とする。また、GPS40以外にも通信端末5の現在位置や方位を検出する為の他の装置(例えばジャイロセンサ等)を備える構成としても良い。
また、カメラ41は、例えばCCD等の固体撮像素子を用いたカメラにより構成される小型の撮像装置であり、通信端末5の背面側に内蔵される。そして、専用のアプリケーションプログラムが起動された状態で、ユーザが入力操作部39を操作することによって周辺を撮像することが可能となる。尚、カメラ41で撮像された撮像画像は、メモリ32に格納される。
続いて、前記構成を有するサーバ装置1及び通信端末5において実行する移動手段検索処理プログラムについて図4に基づき説明する。図4は本実施形態に係る移動手段検索処理プログラムのフローチャートである。ここで、移動手段検索処理プログラムは通信端末5においてナビゲーションアプリが起動された後に実行され、特にレンタカー又はカーシェアリングにより移動することを希望するユーザに対して、利用候補となる車両の情報や移動プランを提供するプログラムである。尚、以下の図4にフローチャートで示されるプログラムは、通信端末5が備えているメモリ32又はサーバ装置1が備えているRAM22やROM23等に記憶されており、CPU31又はCPU21により実行される。
尚、以下の説明ではユーザは共有の移動手段であるレンタカー又はカーシェアリングを用いて目的地までの移動を希望していることを前提とし、移動手段検索システム2では、他の移動手段(例えばバス、鉄道)により目的地までの移動が可能であったとしても基本的にレンタカー又はカーシェアリングを用いた目的地までの移動プランを提供することとする。但し、レンタカー又はカーシェアリングを用いた目的地までの移動プランの提供が困難な場合においては、他の移動手段による移動プランを提供することも可能である。
先ず、通信端末5において実行される移動手段検索処理プログラムについて説明する。
ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU31は、サーバ装置1に対して移動手段検索要求を送信する。尚、移動手段検索要求には、移動手段検索要求の送信元の通信端末5を特定する端末IDと、同じく送信元の通信端末5の現在位置(即ちユーザの現在位置)と、レンタカー又はカーシェアリングの利用条件とが含まれている。ここで、利用条件としては、“出発日時”、“目的地”、“目的地での滞在時間”、“車種”、“優先項目”等がある。例えば、図5に示すように通信端末5に表示された設定画面51においてユーザの操作によって上記利用条件を入力することが可能である。ここで、利用条件の内、“優先項目”についてはユーザが今回の移動に対して何を優先しているかを示す条件であり、例えば図5に示す例では『安い』、『早い』、『楽』がある。尚、『安い』は他の条件よりも車両を借りるのに必要な料金が安くなることを優先する場合に選択され、『早い』は他の条件よりも目的地まで早く着くことを優先する場合に選択され、『楽』は他の条件よりも徒歩による移動距離が短くなることを優先する場合に選択される。
また、ユーザは目的地までのおよその所要時間などが事前に把握できている場合には図6に示すように上記利用条件の内、“出発日時”、“目的地”、“目的地での滞在時間”の代わりに、レンタカーやカーシェアリングを利用する“利用開始日時”と“利用終了(返却)日時”を利用条件として入力することも可能である。
次にS2においてCPU31は、移動手段検索要求に応じてサーバ装置1において検索されたユーザの利用条件に該当する車両(即ち利用候補となる車両)と利用候補となる車両を用いた場合の移動プランに関する情報を受信する。ここで、前記S2で受信する移動プランは、例えば利用候補となる車両毎に車両を借りる場所、ユーザの現在位置から借りる場所までの経路、目的地での滞在可能時間、利用料金等を特定した情報である。
その後、S3においてCPU31は、前記S2で受信した利用候補となる車両と利用候補となる車両を用いた場合の移動プランについてディスプレイ38に表示する。ここで、図7はディスプレイ38に表示される利用候補となる車両と移動プランの案内画面の一例を示した図である。
図7に示すように先ずディスプレイ38には、ユーザの利用条件に該当する車両(即ち利用候補となる車両)の一覧を表示した車両案内画面55が表示される。車両案内画面55では、利用候補となる車両毎にウィンドウ56が設けられ、ウィンドウ56内には利用候補となる車両に関する情報として“車種”と“利用料金”と“車両を借りる場所”が夫々表示される。その結果、ユーザは車両案内画面55に表示された車両の一覧から利用する車両を任意に選択することが可能となる。更に、車両案内画面55に表示されたウィンドウ56の内、利用を希望する車両のウィンドウ56を選択すると、選択した車両を用いた移動プランに関するプラン案内画面57が表示される。尚、図7はユーザによって目的地が設定されている場合のプラン案内画面57であり、現在位置から順に目的地までの経路を移動手段と予想到達時間とともに時系列で表示する。また、目的地での滞在可能時間と利用料金についても表示される。更に、ユーザが希望すれば車両を借りる場所(図7に示す例ではA駐車場)或いは目的地までの経路や周辺地図を表示することも可能である。その結果、ユーザはプラン案内画面57に表示された移動プランを視認することによって、車両を利用した場合の今後のプランを確認することが可能となる。
また、車両案内画面55のウィンドウ56には車両に対する予約を行う為の予約ボタンを設けても良い。予約ボタンが押された場合には、その旨をサーバ装置1へと送信し、サーバ装置1側において該当する車両の予約に係る処理を行うことが可能である。但し、車両の予約については別のサーバ装置で行うようにしても良い。また、CPU31は、前記S2でサーバ装置1から受信した移動プランに従って、ナビ機能の案内経路を設定することも可能である。案内経路が設定された場合には、設定された案内経路に基づく移動案内が開始される。
次に、サーバ装置1において実行される移動手段検索処理プログラムについて説明する。
先ず、S11においてCPU21は、通信端末5から送信される移動手段検索要求を受信する。尚、移動手段検索要求には、移動手段検索要求の送信元の通信端末5を特定する端末IDと、同じく送信元の通信端末5の現在位置(即ちユーザの現在位置)と、レンタカー又はカーシェアリングの利用条件とが含まれている。
その後、S12においてCPU21は、前記S11で受信した移動手段検索要求に含まれる利用条件に基づいて、ユーザがレンタカー又はカーシェアリングの利用の開始を希望する利用開始日時と、利用の終了を希望する利用終了日時を取得する。尚、図6に示すようにユーザが直接に利用条件として利用開始日時と利用終了日時を指定している場合には、ユーザに指定された利用開始日時と利用終了日時を取得する。一方で、図5に示すようにユーザが直接に利用条件として利用開始日時と利用終了日時を指定していない場合には、ユーザに指定された他の利用条件に基づいて利用開始日時と利用終了日時を算出する。具体的には、図8に示すように先ずユーザの出発時刻(例えば現在時刻)とユーザの現在位置から車両を借りる場所まで徒歩で移動した場合の所要時間T1とから利用開始日時を算出する。次に、車両を借りる場所から目的地まで車両で移動した場合の所要時間T2と、ユーザが希望する目的地での滞在時間T3と、目的地から車両を返す場所まで車両で移動した場合の所要時間T4とに基づいて利用終了日時を算出する。尚、T1は、基本的に車両を借りる場所によって変化するが、後述のように車両を借りる場所はユーザの徒歩圏内とするので、固定時間(例えば10分)としても大きな誤差は生じない。或いはT1は0とみなしても良い。一方、ユーザの現在位置から車両を借りる場所までの距離は車両を借りる場所から目的地までの距離に比べて十分に短いので、T2についてはユーザの現在位置から目的地まで車両で移動した場合の所要時間とみなしても良い。同じくT4については目的地からユーザの現在位置まで車両で移動した場合の所要時間とみなしても良い。その結果、車両を借りる場所を決定する前の段階において、利用開始日時と利用終了日時を算出することが可能となる。
次に、S13においてCPU21は、前記S11で受信した移動手段検索要求に含まれる利用条件とサーバ装置1が有する車両管理DB12とに基づいて、利用条件に該当する車両の検索を行う。以下に、前記S13の利用条件に該当する車両の検索処理の詳細について説明する。
先ず、CPU21は、サーバ側地図DB13に格納された地図情報を用いて、要求元の通信端末5の現在位置(即ちレンタカー又はカーシェアリングの利用を希望するユーザの現在位置)から徒歩圏内(例えば半径1km以内)にある車両を借りることができる場所を抽出する。尚、車両を借りることができる場所としては、駐車場やレンタカーの営業所がある。例えば、図9に示すようにユーザ4の現在位置周辺に車両を借りることができる場所として地点A〜Dの4箇所がある場合には、徒歩圏内にある地点Aと地点Bが抽出されることとなる。但し、徒歩圏内とする範囲は適宜変更可能であり、例えば前述した利用条件の“優先項目”として『楽』に移動することをユーザが優先している場合には、通常より狭い範囲(例えば半径500m以内)とするのが望ましい。
続いて、CPU21は、車両管理DB12を参照し、ユーザの現在位置から徒歩圏内にある場所で借りることが可能な車両の内、前記S12で取得された利用開始日時から利用終了日時までの間において、空き状態であって、且つ他のユーザの予約が入っていないことを条件として車両を検索する。更に、利用条件として車種が設定されている場合には、利用条件に該当する車種の車両のみを検索する。また、前述した利用条件の“優先項目”として利用料金が『安い』ことをユーザが優先している場合には、利用料金が所定額(例えば1000円×時間)以下となる車両のみを検索する。
そして、S13においてCPU21は、ユーザの現在位置から徒歩圏内にある場所で借りることが可能な車両の内、前記S12で取得された利用開始日時から利用終了日時までの間において、空き状態であって、且つ他のユーザの予約が入っておらず、更に車種や利用料金がユーザの希望を満たす車両について、利用条件に該当する車両として最終的に特定する。
その後、S14においてCPU21は、前記S13における検索の結果、利用条件に該当する車両、即ちユーザの利用候補となる車両数が閾値以上あるか否か判定する。尚、閾値は適宜設定可能であるが例えば『3』とする。
そして、前記S13における検索の結果、利用条件に該当する車両、即ちユーザの利用候補となる車両数が閾値以上あると判定された場合(S14:YES)には、S16へと移行する。それに対して、利用条件に該当する車両、即ちユーザの利用候補となる車両数が閾値未満あると判定された場合(S14:NO)には、S15へと移行する。
次に、S15においてCPU21は、前記S12で取得された利用開始日時又は利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更することによって、利用条件に該当する車両、即ちユーザの利用候補となる車両数を増やすように調整する。以下に、前記S15の利用開始日時又は利用終了日時の変更に係る処理として(A)〜(C)の3つのパターンを例に挙げて説明する。
(A)第1のパターンとしてCPU21は、利用開始日時と利用終了日時の間隔を維持した状態で利用開始日時と利用終了日時の両方をより早い日時又はより遅い日時へと所定の許容時間を上限として変更する。尚、許容時間の長さは、利用開始日時と利用終了日時の間隔が長い程、長く設定することとし、例えば、利用開始日時と利用終了日時の間隔の20%とする。尚、最初から許容時間(例えば30分)だけ変更するのではなく、図10に示すように例えば10分単位で前記S14の条件を満たすまで許容時間を上限として段階的に変更する(例えば10分→20分→30分)。そして、前記S14の条件を満たす範囲で最も変更する時間の幅が少なくなるように調整する。また、基本的には早くするよりも遅くする方向に調整するが、前述した利用条件の“優先項目”として目的地までの到着が『早い』ことをユーザが優先している場合には、早くなる方向に調整するようにする。
(B)第2のパターンとしてCPU21は、利用開始日時と利用終了日時の間隔を短くするように利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する。具体的には(a)利用開始日時をより遅い日時へと変更する、(b)利用終了日時をより早い日時に変更する、(c)利用開始日時をより遅い日時且つ利用終了日時をより早い日時に変更する、のいずれかを行うこととなる。また、変更可能な上限の長さは、利用開始日時と利用終了日時の間隔が長い程、長く設定することとし、例えば、利用開始日時と利用終了日時の間隔の20%とする。尚、最初から上限時間(例えば30分)だけ変更するのではなく、図11に示すように例えば10分単位で前記S14の条件を満たすまで上限時間を上限として段階的に変更する(例えば10分→20分→30分)。そして、前記S14の条件を満たす範囲で最も変更する時間の幅が少なくなるように調整する。また、基本的には利用終了日時を早くするよりも利用開始日時を遅くする方向に調整するが、前述した利用条件の“優先項目”として目的地までの到着が『早い』ことをユーザが優先している場合には、利用終了日時を早くする方向に調整するようにする。
(C)上記第1のパターンで調整しても第2のパターンで調整しても前記S14の条件を満たすことができない場合には、第3のパターンとしてCPU21は、第1のパターンと第2のパターンを組み合わせて用いる。即ち、利用開始日時と利用終了日時の間隔を短くするように利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更した後に、変更後の利用開始日時と利用終了日時の間隔を維持した状態で利用開始日時と利用終了日時の両方をより早い日時又はより遅い日時へと所定の許容時間を上限として変更する。例えば図12に示す例では、利用開始日時を遅らせることによって利用開始日時と利用終了日時の間隔を30分短くした上で、利用開始日時と利用終了日時の両方をより遅い日時へと変更している。尚、許容時間の長さは、パターン1と同じく利用開始日時と利用終了日時の間隔が長い程、長く設定する。そして、前記S14の条件を満たす範囲で最も変更する時間の幅が少なくなるように調整する。
その後、S16においてCPU21は、利用条件に該当する車両、即ちユーザの利用候補となる車両毎に、利用候補となる車両を用いた場合の移動プランを生成する。ここで、移動プランは、例えば利用候補となる車両毎に車両を借りる場所、ユーザの現在位置から借りる場所までの経路、目的地での滞在可能時間、利用料金等を特定した情報である。尚、目的地での滞在可能時間を算出する際には、先ず、CPU21は地図情報を用いて車両を借りる場所から目的地までの推奨経路を探索し、更に交通情報などを考慮してユーザの目的地までの所要時間を算出する。そして、利用終了日時までにユーザが車両を借りる場所に戻れるように目的地での滞在可能時間を算出する。
次に、S17においてCPU21は、利用条件に該当する車両、即ちユーザの利用候補となる車両と利用候補となる車両を用いた場合の移動プランを、移動手段検索要求のあった通信端末5へと配信する。そして、情報の配信された通信端末5では、前述したように配信された利用候補となる車両と利用候補となる車両を用いた場合の移動プランについてディスプレイ38に表示する(S3)。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るサーバ装置1、移動手段検索システム2、通信端末5及びサーバ装置1において実行されるコンピュータプログラムでは、レンタカーやカーシェアリング等の共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得し(S12)、取得した利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更し(S15)、変更後の利用開始日時と利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する(S13)ので、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。その結果、ユーザに移動手段の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態ではユーザが目的地まで共有の移動手段であるレンタカー又はカーシェアリングを用いて移動することを前提として説明したが、レンタカー又はカーシェアリングを用いずに他の移動手段(例えばバス、鉄道)で移動可能であれば、レンタカー又はカーシェアリングを用いない移動プランを提案することも可能である。また、他の移動手段とレンタカー又はカーシェアリングを組み合わせた移動プラン(マルチモーダル)を提案することも可能である。
また、本実施形態では、ユーザが現在位置から車両を借りる場所まで徒歩で移動することを前提としているが、例えばバスや鉄道等の他の移動手段を用いて車両を借りる場所まで移動することを想定して車両の検索を行っても良い。その場合には、ユーザの現在位置から徒歩範囲ではなく、より広い範囲において車両を借りることを条件として車両の検索を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、前記S15において利用開始日時又は利用終了日時を変更する場合に、時刻を変更しているが日付を変更することも可能である。
また、本実施形態では、前記S15において利用開始日時又は利用終了日時を変更する場合に、変更可能な上限値を装置側で設定しているが、変更可能な上限値をユーザ側で設定可能にしても良い。また、利用開始日時又は利用終了日時のいずれを変更対象とするかについても同様にユーザ側で選択可能にしても良い。
また、本実施形態では、ナビ機能の一つとして共有の移動手段の検索及び移動プランの案内を行っているが、ナビ機能とは異なるアプリケーションによる機能として実行することも可能である。
また、本実施形態では移動手段の検索処理(S12〜S16)をサーバ装置1が実行する構成としているが、通信端末5において移動手段の検索処理の一部または全部を実行する構成としても良い。その場合には、通信端末5が車両管理DB12から車両の管理情報を取得するように構成する。
また、本実施形態では、通信端末5をスマートフォンに適用した例について説明したが、ユーザに対して各種情報の案内を行う機能を有していれば他の種類の通信端末に対して適用することも可能である。例えば携帯電話機、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置等に適用することが可能である。
また、本発明に係る移動手段検索装置を具体化した実施例について上記に説明したが、移動手段検索装置は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段(21)と、前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段(21)と、前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段(21)と、を有する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更することによって、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。その結果、ユーザに移動手段の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することが可能となる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記日時調整手段(21)は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時をユーザが利用可能な共有の移動手段の該当数が増える方向に変更する
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、利用開始日時と利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更することによって、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。その結果、ユーザに移動手段の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記日時調整手段(21)は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を維持した状態で前記利用開始日時と前記利用終了日時の両方をより早い日時又はより遅い日時へと所定の許容時間を上限として変更する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、共有の移動手段を利用可能な期間の長さを変更することなく、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記日時調整手段(21)は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を短くするように前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、共有の移動手段の利用を開始する日時や利用を終了する日時をできる限り大きく変化させることなく、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記日時調整手段(21)は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を短くするように前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更した後に、変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を維持した状態で前記利用開始日時と前記利用終了日時の両方をより早い日時又はより遅い日時へと所定の許容時間を上限として変更する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔が長い程、前記許容時間を長く設定する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、ユーザが許容可能と予想される範囲内において利用開始日時又は利用終了日時を変更することによって、共有の移動手段を利用するユーザに対して、より多くの移動手段を候補に含めることが可能となる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記移動手段検索手段(21)は、ユーザの現在位置から所定距離以内に位置することを条件として、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、ユーザの現在位置に基づいてユーザの利用可能な場所にある共有の移動手段を利用候補とすることが可能となる。また、共有の移動手段を借りるまでの移動に係る負担を減らすことが可能となる。
また、第8の構成は以下のとおりである。
前記移動手段検索手段によって検索された共有の移動手段を用いて移動する移動プランを生成する移動プラン生成手段(21)と、前記移動プラン生成手段により生成された移動プランを出力する移動プラン出力手段(21)と、を有する。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、ユーザが供給の移動手段を利用した場合の今後のプランを確認することが可能となる。
また、第9の構成は以下のとおりである。
前記共有の移動手段は、レンタカー又はカーシェアリングである。
上記構成を有する移動手段検索装置によれば、ユーザが特にレンタカー又はカーシェアリングを利用することを希望する場合において、より多くの車両を候補に含めることが可能となる。その結果、ユーザに車両の選択肢の幅を広げるとともに、ユーザの移動にかかる負担についても軽減することが可能となる。
1 サーバ装置
2 移動手段検索システム
3 地図情報センタ
4 ユーザ
5 通信端末
6 通信ネットワーク網
12 車両管理DB
21 CPU
22 RAM
23 ROM
24 フラッシュメモリ
51 設定画面
55 車両案内画面
57 プラン案内画面

Claims (12)

  1. 共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段と、
    前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段と、
    前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段と、を有する移動手段検索装置。
  2. 前記日時調整手段は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時をユーザが利用可能な共有の移動手段の該当数が増える方向に変更する請求項1に記載の移動手段検索装置。
  3. 前記日時調整手段は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を維持した状態で前記利用開始日時と前記利用終了日時の両方をより早い日時又はより遅い日時へと所定の許容時間を上限として変更する請求項1又は請求項2に記載の移動手段検索装置。
  4. 前記日時調整手段は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を短くするように前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する請求項1又は請求項2に記載の移動手段検索装置。
  5. 前記日時調整手段は、前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を短くするように前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更した後に、変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔を維持した状態で前記利用開始日時と前記利用終了日時の両方をより早い日時又はより遅い日時へと所定の許容時間を上限として変更する請求項4に記載の移動手段検索装置。
  6. 前記利用開始日時と前記利用終了日時の間隔が長い程、前記許容時間を長く設定する請求項3又は請求項5に記載の移動手段検索装置。
  7. 前記移動手段検索手段は、ユーザの現在位置から所定距離以内に位置することを条件として、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の移動手段検索装置。
  8. 前記移動手段検索手段によって検索された共有の移動手段を用いて移動する移動プランを生成する移動プラン生成手段と、
    前記移動プラン生成手段により生成された移動プランを出力する移動プラン出力手段と、を有する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の移動手段検索装置。
  9. 前記共有の移動手段は、レンタカー又はカーシェアリングである請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の移動手段検索装置。
  10. 共有の移動手段を利用するユーザに対してユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索システムであって、
    ユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段と、
    前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段と、
    前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段と、を有する移動手段検索システム。
  11. サーバ装置と通信可能に接続され、
    共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時に対応する利用条件を前記サーバ装置へと送信する利用日時送信手段と、
    前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時が変更された後に、変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索した検索結果を前記サーバ装置から受信する検索結果受信手段と、
    前記検索結果受信手段により受信した検索結果を出力する検索結果出力手段を、を有する通信端末。
  12. コンピュータを、
    共有の移動手段を利用するユーザの要求に基づいて、共有の移動手段の利用開始日時と利用終了日時を取得する利用日時取得手段と、
    前記利用日時取得手段により取得した前記利用開始日時と前記利用終了日時の少なくとも一方の日時を変更する日時調整手段と、
    前記日時調整手段による変更後の前記利用開始日時と前記利用終了日時とに基づいて、ユーザが利用可能な共有の移動手段を検索する移動手段検索手段と、
    して機能させる為のコンピュータプログラム。
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