JP2021087666A - Absorbent article - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。 The present invention relates to absorbent articles such as sanitary napkins.
生理用ナプキン等の吸収性物品の使用時には、着用者の脚の動き等によって、着用者の鼠径部と吸収性物品の側部とが擦れ、着用者が不快に感じることがあった。特許文献1には、鼠径部への吸収性物品のフィット性を向上させる観点から、吸収性コアが括れた形状を有する吸収性物品が記載されている。
When using an absorbent article such as a sanitary napkin, the inguinal region of the wearer and the side portion of the absorbent article may rub against each other due to the movement of the wearer's legs, which may make the wearer feel uncomfortable.
一方で、着用者が脚を組んだり、就寝したりする姿勢においては、両脚間の股間幅が非常に狭くなり得る。このような股間幅が狭い状態や、歩行等の動作時においても、より効果的に肌との擦れが抑制できる吸収性物品が求められている。 On the other hand, in a posture in which the wearer crosses his legs or goes to bed, the crotch width between both legs can be very narrow. There is a demand for an absorbent article that can more effectively suppress rubbing against the skin even when the crotch width is narrow or when walking or the like.
本発明の課題は、着用者の肌との擦れを抑制できる吸収性物品の提供に関する。 An object of the present invention is to provide an absorbent article capable of suppressing rubbing against the wearer's skin.
本発明の一形態に係る吸収性物品は、液透過性の表面シートと、吸収性コアを有する吸収体と、裏面シートと、が積層された本体を備え、着用者の前後方向に対応する縦方向及び前記縦方向に直交する横方向を有する。
前記吸収性コアは、
前方コア部及び後方コア部と、前記前方コア部及び前記後方コア部の間に位置し、一対の括れ領域によって前記前方コア部及び前記後方コア部よりも幅狭に形成された中間コア部と、を有する。
前記吸収体は、
前記吸収性コアを被覆するコア被覆部と、前記一対の括れ領域を被覆する一対の括れ被覆部と、を含むコアラップシートをさらに有する。
前記吸収性物品は、
前記吸収性コアの前記横方向における側縁部よりも前記横方向外側に位置する外縁部を含み、前記本体の肌側の外表面から前記横方向外側に延出し前記外縁部において非肌側に折り返されたループ本体と、
前記外縁部よりも前記横方向内側に位置し前記吸収体に接合された非肌側端部と、
をそれぞれ有する、不織布により形成された一対のループ部をさらに備える。
前記非肌側端部は、前記括れ被覆部に接合された縦方向中間部を含む。
The absorbent article according to one embodiment of the present invention includes a main body in which a liquid-permeable front surface sheet, an absorber having an absorbent core, and a back surface sheet are laminated, and is vertically corresponding to the front-back direction of the wearer. It has a direction and a horizontal direction orthogonal to the vertical direction.
The absorbent core
An intermediate core portion located between the front core portion and the rear core portion and the front core portion and the rear core portion, and formed narrower than the front core portion and the rear core portion by a pair of constricted regions. Have.
The absorber is
Further having a core wrap sheet including a core covering portion covering the absorbent core and a pair of constricted covering portions covering the pair of constricted regions.
The absorbent article is
The absorbent core includes an outer edge portion located laterally outside the lateral edge portion of the absorbent core, and extends outward from the skin side outer surface of the main body to the non-skin side at the outer edge portion. The folded loop body and
A non-skin side end portion located laterally inside the outer edge portion and joined to the absorber.
A pair of loop portions formed of a non-woven fabric are further provided.
The non-skin side end portion includes a longitudinal intermediate portion joined to the constricted covering portion.
以上のように、本発明の吸収性物品によれば、着用者の肌との擦れを抑制することができる。 As described above, according to the absorbent article of the present invention, it is possible to suppress rubbing against the wearer's skin.
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<第1実施形態>
[ナプキンの全体構成]
本発明の第1実施形態の吸収性物品1は、図1に示すように、本体Mと、一対のウイング部Wと、一対の後方フラップ部Fと、を備える。吸収性物品1は、生理用ナプキンとして構成され、以下、ナプキン1と称する。
ナプキン1は、着用者の前後方向に対応する縦方向Xと、着用者の左右方向に対応し縦方向Xに直交する横方向Yとを有する。さらに、ナプキン1は、縦方向X及び横方向Yの双方に直交する厚み方向Zを有する。なお、本明細書では、厚み方向Zに関しては、着用時に着用者の肌に近い側を上又は肌側、着衣に近い側を下又は非肌側という事がある。
<First Embodiment>
[Overall composition of napkin]
As shown in FIG. 1, the
The
本体Mは、縦方向Xに沿って延び、着用時に着用者の着衣の内面に固定される。本体Mは、後述する表面シート2、吸収体4及び裏面シート3が積層されており、着用者の経血等の液状物(以下、「液」とも称する)を吸収する機能を有する。
The main body M extends along the vertical direction X and is fixed to the inner surface of the wearer's clothing when worn. The main body M has a
ウイング部Wは、本体Mから横方向Y外側に突出する。
後方フラップ部Fは、本体Mの後方部において横方向Yの外方に膨出するように構成される。
なお、ナプキン1は、ウイング部W及び後方フラップ部Fのうちの少なくとも一方を有さなくてもよい。またこれらの構成に加えて、ナプキン1は、本体Mの表面シート2側から厚み方向Zに圧搾加工することによって形成された圧搾溝を備えていてもよい。
The wing portion W projects laterally from the main body M to the outside in the Y direction.
The rear flap portion F is configured to bulge outward in the lateral direction Y at the rear portion of the main body M.
The
図2に示すように、ナプキン1は、吸収体4と、表面シート2と、裏面シート3と、一対のサイドシート5と、を備える。本体Mにおいて、ナプキン1は、裏面シート3、吸収体4及び表面シート2が厚み方向Zに積層された構成を有する。これらの構成は、例えば、接着剤や熱シール等による接合、及び圧搾溝によるエンボス加工等によって、適宜接合されて一体化している。
As shown in FIG. 2, the
吸収体4は、縦方向Xに沿って延び、表面シート2と裏面シート3との間に配置される。吸収体4は、液を表面シート2側の面から吸収し、内部で拡散させて当該液を保持する。
吸収体4は、吸収性コア7と、コアラップシート8と、を有する。
吸収性コア7は、例えば、パルプ繊維等の親水性繊維で構成された繊維集合体で形成されてもよいし、当該繊維集合体に吸水性ポリマーを保持させた構成を有していてもよい。
コアラップシート8は、吸収性コア7を被覆し、例えば吸収性コア7の形状を保持する機能等を有する。コアラップシート8は、例えばティッシュペーパー状の薄く柔らかい紙や液透過性の不織布等で形成される。
The
The
The
The
表面シート2は、液透過性のシート材として構成され、吸収体4の厚み方向Z上方に配置される。なお、表面シート2と吸収体4との間には、表面シート2から吸収体4への液の透過性の向上、吸収体4に吸収された液の表面シート2への液戻りの防止等の観点から、セカンドシート(サブレイヤーシート)が配置されていてもよい。表面シート2は、後述するように、厚み方向Z外方に突出する凸部9を有していてもよい。
The
裏面シート3は、吸収体4の厚み方向Z下方に配置される。裏面シート3は、例えばその周縁において、表面シート2及びサイドシート5と、吸収体4を介さずに熱シール等によって接合される。裏面シート3は、接着剤等によって吸収体4に接合されていてもよい。
裏面シート3は、例えば、液難透過性、水蒸気透過性及び撥水性等の機能を有するシート材で形成される。当該シート材としては、例えば熱可塑性樹脂のフィルムや、当該フィルムと不織布とのラミネート等を用いることができる。
The
The
裏面シート3の外表面には、例えば、ナプキン1を着衣に対して固定させる粘着部6が設けられている。
粘着部6は、例えば、裏面シート3に所定のパターンで粘着剤を塗工することにより形成される。粘着部6に用いられる粘着剤として、好ましくは、ゴム系、オレフィン系、エチレン酢酸ビニル(EVA)系等のホットメルト粘着剤が用いられる。
本実施形態において、粘着部6は、本体Mと、ウイング部Wとにそれぞれ設けられる。さらに粘着部6は、後方フラップ部Fにも設けられていてもよい。
On the outer surface of the
The
In the present embodiment, the
一対のサイドシート5は、表面シート2の横方向Y外側に配置される。サイドシート5の材料としては、表面シート2よりも親水性が小さいシート材料が好ましく、具体的には、表面シート2よりも親水性の低い不織布、フィルム材料、及び不織布とフィルム材料のラミネート構造のシートが挙げられる。サイドシート5は、例えば接着剤Eによって表面シート2に接合されている。
The pair of
[吸収性コアの構成]
図3に示すように、吸収性コア7は、前方コア部10と、中間コア部11と、後方コア部12と、を有する。前方コア部10、中間コア部11及び後方コア部12は、縦方向Xに沿って並んでおり、前方コア部10及び後方コア部12の間に中間コア部11が位置する。中間コア部11は、着用者の排泄部に対向する領域であり、前方コア部10及び後方コア部12は、着用者の排泄部の前方及び後方にそれぞれ対向する部分である。吸収性コア7は、横方向Yにおいて左右対称な平面形状を有する。
[Structure of absorbent core]
As shown in FIG. 3, the
中間コア部11は、一対の括れ領域11sによって前方コア部10及び後方コア部12よりも幅狭に構成される。
括れ領域11sは、図3に示すように吸収性コア7を構成するコア材が存在しない空間領域であり、後述するようにコアラップシート8によって区画されている。括れ領域11sには、コア材の本体は存在しないが、吸収性コア7の周縁から外方へ突出した繊維や、吸収性コア7から分離したコア材の一部が部分的に存在してもよい。
The
As shown in FIG. 3, the constricted
前方コア部10の横方向Yの幅D1及び後方コア部12の横方向Yの幅D3は同一でも異なっていてもよく、図3に示す例では、略同一の寸法を有する。前方コア部10の幅D1及び後方コア部12の幅D3は、横方向Yにおける最大幅をいうものとする。
また、図3に示す例では、前方コア部10の幅D1及び後方コア部12の幅D3が縦方向Xに沿って一定であるが、一定でなくてもよい。なお、本明細書では、ある領域において「幅が一定」とは、当該領域の横方向Yにおける最小幅を100%としたときに、各領域内の幅の変動が20%以下に収まっていることをいう。当該変動は、15%以下が好ましく、10%以下がより好ましい。
前方コア部10及び後方コア部12の縦方向Xの長さは同一でも異なっていてもよく、例えば後方コア部12がより長く構成される。
The width D1 of the
Further, in the example shown in FIG. 3, the width D1 of the
The lengths of the
中間コア部11は、図3に示す例において、前後端部にテーパ形状を有するとともに、縦方向Xの中間部に幅が最小となる領域を有する。当該領域の幅D2は、前方コア部10の幅D1及び後方コア部12の幅D3よりも小さく、縦方向Xに沿って一定に構成される。
In the example shown in FIG. 3, the
中間コア部11が前方コア部10及び後方コア部12よりも幅狭に構成されることで、着用者の脚から横方向Y内方に向かって付加される外力の影響を低減することができる。これにより、吸収性コア7が横方向Yに大きく圧縮されるような変形を抑制し、吸収性コア7から着用者の鼠径部の肌に作用する抗力(接触圧)を低減することができる。したがって、着用者の鼠径部の肌とナプキン1との擦れを抑制することができる。
By forming the
[コアラップシートの構成]
図2及び図4に示すように、コアラップシート8は、吸収性コア7の表裏を被覆するように、吸収性コア7の横方向Yに巻き付けられる。コアラップシート8は、1枚のシート材で構成されてもよいし、複数のシート材で構成されてもよい。
コアラップシート8の横方向Yに沿った幅は、例えば縦方向Xに沿って均一に構成されるが、これに限定されず、例えば後述する括れ被覆部16において他の領域よりも小さい幅を有するように構成されてもよい。
コアラップシート8の縦方向Xに沿った長さは、吸収性コア7の縦方向Xの長さ(全長)と同等に形成されるが、これに限られず、吸収性コア7の全長よりも長くてもよいし短くてもよい。
[Core wrap sheet configuration]
As shown in FIGS. 2 and 4, the
The width of the
The length of the
図4に示すように、コアラップシート8は、吸収性コア7の各部を被覆するコア被覆部13,14及び15と、吸収性コア7の一対の括れ領域11sを被覆する一対の括れ被覆部16とを有する。
コア被覆部は、前方コア部10を被覆する前方コア被覆部13と、中間コア部11を被覆する中間コア被覆部14と、後方コア部12を被覆する後方コア被覆部15とを含む。図4には、吸収性コア7の概形が破線で、各コア被覆部13〜15の境界が一点鎖線で示されている。
コアラップシート8は、吸収性コア7よりも剛性が十分に低いシート材で構成されているため、吸収性コア7の形状に対応する形状で吸収性コア7を被覆する。
As shown in FIG. 4, the
The core covering portion includes a front
Since the
括れ被覆部16は、中間コア被覆部14から横方向Yに延出している。言い換えれば、括れ被覆部16は、前方コア被覆部13から縦方向Xに延出し、後方コア被覆部15に達するように延びている。括れ被覆部16は、内部に吸収性コア7を構成するコア材がほとんど存在しない領域である。このため、括れ被覆部16は、吸収体4における剛性の低い領域として構成される。
The constricted covering
[ループ部の構成]
さらに本発明のナプキン1は、図1、図2及び図4に示すように、不織布により形成された一対のループ部17を備える。ループ部17は、本体Mの横方向Y側部の肌側に配置され、図1に示すように、本体Mの全長にわたって縦方向Xに延びるように配置される。なお、図4では、吸収体4上にループ部17を一点鎖線で示しており、ループ部17の縦方向X前後端部の形状を省略して、模式的に示している。また図4では、後述する外縁部18aと非肌側端部19との間の領域を斜線のハッチングで示している。
[Structure of loop part]
Further, the
図2に示すように、本実施形態において、ループ部17の不織布は、表面シート2によって構成される。つまり、本実施形態のループ部17は、表面シート2における吸収体4の横方向Y外方に延出した領域をループ状に折り返すことにより構成される。
As shown in FIG. 2, in the present embodiment, the non-woven fabric of the
図2に示すように、各ループ部17は、ループ本体18と、非肌側端部19と、を有する。
ループ本体18は、吸収性コア7の横方向Yにおける側縁部7aよりも横方向Y外側に位置する外縁部18aを含み、本体Mの肌側の外表面から横方向Y外側に延出し、外縁部18aにおいて非肌側に折り返される。「本体Mの肌側の外表面」は、表面シート2の外表面のうち、吸収性コア7(吸収体4)に積層された領域を意味する。外縁部18aは、好ましくは吸収体4の横方向Y側縁よりも横方向Y外側に位置し、具体的には、コアラップシート8の横方向Y側縁よりも横方向Y外側に位置する。これにより、外縁部18aは、吸収性コア7が幅の異なる領域を有していた場合にも、縦方向Xに沿った全体にわたって吸収性コア7の側縁部7aよりも横方向Y外側に位置することができる。
As shown in FIG. 2, each
The loop
非肌側端部19は、外縁部18aよりも横方向Y内側に位置し吸収体4に接合される。非肌側端部19は、ループ部17を構成する不織布の横方向Y外側の端部により構成され、非肌側に折り返されて吸収体4に接合された部分である。非肌側端部19の「非肌側」は、ナプキン1における肌側の外表面に配置されていないことを意味する。
非肌側端部19が「吸収体4に接合される」とは、非肌側端部19が吸収体4に対して間接的又は直接的に固定されていればよい。例えば非肌側端部19は、吸収体4に固定されたサイドシート5に接合されていてもよい。非肌側端部19の接合方法は、例えば接着剤、熱シール等の公知の手段から選択できる。図2の例では、非肌側端部19は、ホットメルト接着剤等からなる接着剤Eによってサイドシート5に接合されている。非肌側端部19は、外力が付加されていない状態において、好ましくはループ本体18の肌側面を構成する部分と厚み方向Zに離間している。
The non-skin
The
図4に示すように、ループ部17の非肌側端部19は、括れ被覆部16に接合された縦方向中間部19cを含む。縦方向中間部19cは、例えば、括れ被覆部16に固定されたサイドシート5に、接着剤Eによって接合されている。縦方向中間部19cは、厚み方向Zから見た平面視において、括れ被覆部16と重なるように配置される。
As shown in FIG. 4, the non-skin
ナプキン1が吸収性コア7の側縁部7aよりも横方向Y外側に延出したループ部17を備えるため、着用者の脚が閉じた場合に、まず着用者の鼠径部とループ部17とが接触し得る。ループ部17の外縁部18aは不織布がループ状に折り返されて構成されるため、着用者の身体形状に沿うように変形し易く、鼠径部に対して柔らかく接触し易い。これにより、ループ部17が着用者の身体に与える抗力(接触圧)を低減させ、着用者の鼠径部に対する擦れを抑制できる。
さらに、脚を組む等の股間幅が非常に狭くなる場合、ナプキン1には、横方向Yから大きな外力が付加される。また、歩行等の動作時にも、ナプキン1には着用者の動作に追従して大きな外力が付加される。このような場合にも、ループ部17が着用者の鼠径部に沿って変形するとともに、低剛性の括れ被覆部16も柔軟に変形し得る。括れ被覆部16には、ループ部17の非肌側端部19の縦方向中間部19cが接合されるため、括れ被覆部16とループ部17が一体となって柔軟に変形でき、ナプキン1から着用者の鼠径部に与える抗力を効果的に低減できる。
したがって、ナプキン1によれば、様々な姿勢及び動作時において、着用者の鼠径部の肌とナプキン1との擦れを抑制することができる。
また、ループ部17の非肌側端部19の縦方向中間部19cが括れ被覆部16に接合されることで、股間幅が狭くなった状態では、括れ被覆部16上にループ部17が覆い被さるように変形できる。このため、括れ被覆部16が圧縮されて皺等の好ましくない変形をした場合にも、柔らかいループ部17によってこのような皺等が着用者に直接接触しにくくなる。したがって、ループ部17により、括れ被覆部16の圧縮変形に伴う擦れを効果的に抑制することができ、脚組み時などの股間幅が非常に狭くなった状態においても、擦れに伴う鼠径部の不快感を抑制することができる。
Since the
Further, when the crotch width becomes very narrow, such as when the legs are crossed, a large external force is applied to the
Therefore, according to the
Further, the vertical
また、図4及び図5に示すように、非肌側端部19は、縦方向中間部19cの縦方向X前方及び縦方向X後方にそれぞれ位置し、コア被覆部13,15に接合された前方部19a及び後方部19bをさらに含む。図5は、前方コア部10、前方コア被覆部13及び前方部19aを含むナプキン1の断面を示している。前方部19aは、前方コア被覆部13に接合され、後方部19bは、後方コア被覆部15に接合される。前方部19a及び後方部19bは、例えば、前方コア被覆部13及び後方コア被覆部15に固定されたサイドシート5に、接着剤Eによって接合されている。前方部19a及び後方部19bは、厚み方向Zから見た平面視において、前方コア被覆部13及び後方コア被覆部15と重なるように配置される。
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, the non-skin
ループ部17の非肌側端部19が、コア被覆部13,15に接合された前方部19a及び後方部19bを有することで、前方部19a及び後方部19bにおけるループ部17の変形を規制することができる。これにより、縦方向中間部19c近傍においてループ部17が横方向Y内方に向かう外力によって変形した場合にも、当該変形の影響が前方部19a及び後方部19b近傍まで伝搬することを抑制できる。したがって、ループ部17全体のめくれや皺等のループ部17の好ましくない変形を抑制でき、ループ部17による擦れ抑制作用を安定して発揮させることができる。
The
ループ部17は、好ましくは弾性部材を含まない。
ループ部17が弾性部材を含まないことで、弾性部材の収縮力によるループ部17の皺や起立を抑制できる。これにより、当該皺や起立によって生じ得る、ループ部17と鼠径部との擦れを抑制することができる。
The
Since the
図2及び図5に示すように、ループ部17は、ループ部17の外表面に形成され、不織布の厚み方向外方に突出した複数の凸部9を有していてもよい。本実施形態では、ループ部17が表面シート2で構成されるため、複数の凸部9は、表面シート2に形成される。表面シート2に形成された複数の凸部9は、少なくともループ部17の形成領域に設けられていればよいが、表面シート2全体に設けられていてもよい。
As shown in FIGS. 2 and 5, the
凸部9は、図2及び図5に示すように、内部に不織布の形成材料を含む中実な構造を有していてもよいし、内部に不織布の形成材料を含まない中空な構造を有していてもよい。一例として、凸部9は、例えば、所定の繊維を材料とした不織布ウェブに対してエンボス加工を行うことで形成される。エンボス加工は、例えば、格子状パターンのエンボス形成用凸部が周面に形成されたエンボスロールと、平滑な周面を有し当該エンボスロールに対向して配置されたフラットロールとを用いて行うことができる。
As shown in FIGS. 2 and 5, the
表面シート2(不織布)を構成する繊維は、好適には、芯鞘型の熱接着性複合繊維を用いることができる。当該熱接着性複合繊維は、例えば、鞘部がポリエチレン樹脂(PE)、芯部がポリプロピレン樹脂(PP)からなる繊維、鞘部がポリエチレン樹脂(PE)、芯部がポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)からなる繊維等である。但し、表面シート2を構成する繊維は、これらに限定されない。
As the fibers constituting the surface sheet 2 (nonwoven fabric), a core-sheath type heat-adhesive composite fiber can be preferably used. The heat-adhesive composite fiber is made of, for example, a fiber having a sheath made of polyethylene resin (PE) and a core made of polypropylene resin (PP), a sheath made of polyethylene resin (PE), and a core made of polyethylene terephthalate resin (PET). It is a fiber or the like. However, the fibers constituting the
凸部9の平面形状は特に限定されず、円形、楕円形、多角形、これらに類似する形状、その他の形状から選択された1又は複数の形状とすることができる。「凸部9の平面形状」は、不織布の厚み方向から見た平面視における凸部9の形状を意味する。複数の凸部9は、全て同一の形状の凸部9を含む態様に限定されず、異なる形状の凸部9を含んでいてもよい。
The planar shape of the
凸部9により、ループ部17が着用者の鼠径部に密着することをより効果的に抑制し、鼠径部における通気性を向上させ、蒸れが生じることを抑制できる。これにより、蒸れた状態における鼠径部の擦れを防止でき、着用者の装着感をより一層高めることができる。
The
[ウイング部の構成]
ナプキン1は、上述のように、本体Mの横方向Y外側に突出する一対のウイング部Wを備える。
図2に示すように、一対のウイング部Wは、裏面シート3と、ループ部17を形成する不織布とは異なる一対のサイドシート5と、の積層構造を有する。ウイング部Wは、図2に示す例では、裏面シート3とサイドシート5の2層構造であるが、これらの間に他のシートからなる1又は複数の層を有していてもよい。
[Structure of wing part]
As described above, the
As shown in FIG. 2, the pair of wing portions W has a laminated structure of a
ウイング部Wがループ部17の不織布とは異なるサイドシート5を含むことで、着用時にウイング部Wが横方向Y外側に強く引っ張られた場合にも、ループ部17がその影響を受けにくくなる。これにより、ループ部17における皺等の好ましくない変形を抑制でき、ループ部17による擦れ抑制作用を安定して発揮させることができる。
Since the wing portion W includes the
[本実施形態の追加説明]
以下、本実施形態の説明を補足する。
[Additional explanation of this embodiment]
Hereinafter, the description of this embodiment will be supplemented.
(吸収性コアの各部の幅)
前方コア部10及び後方コア部12の幅D1,D3は、好ましくは60mm以上、より好ましくは70mm以上であり、そして好ましくは100mm以下、より好ましくは90mm以下である。
中間コア部11の最も狭い部分の幅D2は、十分な幅を有して着用者に安心感を与えるとともに、外力の緩和作用を効果的に発揮させる観点から、好ましくは40mm以上、より好ましくは50mm以上であり、そして好ましくは75mm以下、より好ましくは70mm以下である。
(Width of each part of the absorbent core)
The widths D1 and D3 of the
The width D2 of the narrowest portion of the
(ループ部の詳細な構成)
中間コア部11の側縁部7aと外縁部18aとの間の横方向Yにおける最も大きい距離は、ループ部17の横方向Yにおける幅を十分に確保し、擦れ抑制作用を十分に発揮させる観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、そして好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下である。
縦方向中間部19cと外縁部18aとの間の横方向Yにおける距離は、ループ部17のループ構造を安定して形成し、擦れ抑制作用を十分に発揮させる観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは8mm以上であり、そして好ましくは33mm以下、より好ましくは28mm以下である。
(Detailed configuration of loop part)
The largest distance in the lateral direction Y between the
The distance in the lateral direction Y between the vertical
(表面シートの詳細な構成)
表面シート2を構成する不織布の坪量は、好ましくは10g/m2以上、より好ましくは15g/m2以上であり、そして好ましくは80g/m2以下、より好ましくは60g/m2以下である。
表面シート2の凸部9における厚み寸法は、乾燥状態において好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上であり、そして好ましくは3mm以下である。
(Detailed configuration of surface sheet)
The basis weight of the non-woven fabric constituting the
The thickness dimension of the
(低坪量の溝部の構成)
図3に示すように、吸収性コア7は、縦方向Xに延びる低坪量の縦溝部20と、横方向Yに延びる低坪量の横溝部21と、をさらに有する。吸収性コア7は、図3に示す例において、複数の縦溝部20及び複数の横溝部21を有し、これらによってブロック状に分割されている。これらの溝部において「縦方向Xに延びる」又は「横方向Yに延びる」とは、全体として縦方向X又は横方向Yに延びていればよく、少なくとも一部が湾曲又は蛇行している態様も含むものとする。
これらの溝部は、図2に示すように、例えば吸収性コア7の厚み方向Zの上面から下方に向かって形成された溝を含む。これらの溝部は、例えば周囲の領域よりも低い坪量で構成される。なお、溝部の「低坪量」とは、吸収性コア7の材料が存在する形態の他、吸収性コア7の材料が存在しない形態も含む概念である。
吸収性コア7が縦溝部20及び横溝部21を有することで、ナプキン1が柔軟に変形し易くなる。これにより、着用者の鼠径部に対する接触圧を低減させることができ、鼠径部の擦れをより一層効果的に防止することができる。
(Composition of low basis weight groove)
As shown in FIG. 3, the
As shown in FIG. 2, these grooves include, for example, grooves formed downward from the upper surface of the
Since the
(高坪量部の構成)
図2及び図3に示すように、吸収性コア7は、中間コア部11に位置する高坪量部23を有する。なお、図3においては、高坪量部23をドットパターンで示している。高坪量部23は、他の領域よりも坪量が高く、図2に示すように厚み方向Z上方に突出する。高坪量部23は、中間コア部11の少なくとも一部において縦方向Xに延在していればよい。これにより、中間コア部11の吸収性を高めるとともに、十分なフィット性を確保することができる。なお、図2の形態に代えて、高坪量部23が厚み方向Z下方に突出する形態としてもよい。また、高坪量部23の横方向Y側部は、図示はしないが、周囲の領域と同等の厚みとなるように厚み方向Zに圧縮されていてもよい。
(Composition of high basis weight section)
As shown in FIGS. 2 and 3, the
<第2実施形態>
[ナプキンの全体構成]
図6に示すように、本発明の第2実施形態の吸収性物品(ナプキン1A)は、第1実施形態とは異なる構成のループ部17Aを備えていてもよい。
つまり、ナプキン1Aは、ループ部17Aと、第1実施形態と同様の表面シート2、吸収体4及び裏面シート3を有する本体Mと、ウイング部Wと、を備える。ナプキン1Aにおいて、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
<Second Embodiment>
[Overall composition of napkin]
As shown in FIG. 6, the absorbent article (
That is, the
[ループ部の構成]
ナプキン1Aのループ部17Aは、ループ本体18Aと、非肌側端部19Aと、を有し、表面シート2とは異なる不織布により形成される。以下、当該不織布を、「ループ形成用不織布」とも称する。なお、ループ形成用不織布が「表面シート2とは異なる」とは、ループ形成用不織布が表面シート2を構成するシート材とは別体であることを意味する。このため、ループ形成用不織布が表面シート2と同種の不織布であってもよい。
[Structure of loop part]
The
ループ本体18Aは、第1実施形態のループ本体18と同様に、吸収性コア7の横方向Yにおける側縁部7aよりも横方向Y外側に位置する外縁部18Aaを含み、本体Mの肌側の外表面から横方向Y外側に延出し、外縁部18Aaにおいて非肌側に折り返される。「本体Mの肌側の外表面」は、表面シート2の外表面のうち、吸収性コア7(吸収体4)に積層された領域を意味する。ループ本体18Aを構成するループ形成用不織布は、図6に示す例では、表面シート2の横方向Y側部上に、非肌側端部19Aとは異なる基端部が配置される。ループ形成用不織布の当該基端部と表面シート2とは、例えば接着剤等によって接合されている。
Similar to the
非肌側端部19Aは、外縁部18Aaよりも横方向Y内側に位置し吸収体4に接合される。非肌側端部19Aは、括れ被覆部16に接合された縦方向中間部19Acを含む。図6に示す例では、非肌側端部19Aは、本体Mの横方向Y外側に延出した表面シート2及びサイドシート5を介して、接着剤Eにより吸収体4に接合されている。なお、表面シート2の構成は図6の例に限定されず、括れ被覆部16上まで延びていなくてもよい。この場合は、非肌側端部19Aは、サイドシート5を介して吸収体4に接合される。
The
ループ形成用不織布は、表面シート2と同種の液透過性を有する不織布でもよいし、表面シート2よりも親水性が小さい不織布でもよい。不織布には、例えば、芯鞘型の熱接着性複合繊維が用いられる。当該熱接着性複合繊維は、例えば、鞘部がポリエチレン樹脂(PE)、芯部がポリプロピレン樹脂(PP)からなる繊維、鞘部がポリエチレン樹脂(PE)、芯部がポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)からなる繊維等である。
The non-woven fabric for loop formation may be a non-woven fabric having the same liquid permeability as the
表面シート2とは異なる不織布で形成されたループ部17Aも、第1実施形態のループ部17と同様に、着用者の身体形状に沿うように柔軟に変形し、鼠径部に対する擦れを防止することができる。また、ループ部17Aにおいても、非肌側端部19の縦方向中間部19cが括れ被覆部16に接合されるため、括れ被覆部16とループ部17が一体となって柔軟に変形でき、ナプキン1から着用者の鼠径部に与える抗力(接触圧)を効果的に低減できる。
Similar to the
また、表面シート2と異なる不織布でループ部17Aを形成することで、ループ形成用不織布の材質の自由度を高めることができる。
Further, by forming the
ループ形成用不織布は、好ましくは、複数の凸部9Aが形成された構成を有する。つまり、ループ部17Aは、ループ形成用不織布の外表面に形成され、ループ形成用不織布の厚み方向外方に突出した複数の凸部9Aを有していてもよい。凸部9Aは、内部に不織布の形成材料を含む中実な構造を有していてもよいし、内部に不織布の形成材料を含まない中空な構造を有していてもよい。一例として、凸部9Aは、例えば、所定の繊維を材料とした不織布ウェブに対してエンボス加工を行うことで形成される。
凸部9Aの平面形状は特に限定されず、円形、楕円形、多角形、これらに類似する形状、その他の形状から選択された1又は複数の形状とすることができる。複数の凸部9Aは、全て同一の形状の凸部9Aを含む態様に限定されず、異なる形状の凸部9Aを含んでいてもよい。
The loop-forming non-woven fabric preferably has a structure in which a plurality of
The planar shape of the
[ナプキンの追加説明]
本実施形態において、表面シート2は、第1実施形態と同様に凸部を有していてもよいし、凸部を有さなくてもよい。
また、一対のウイング部Wは、第1実施形態と同様に、裏面シート3と、ループ形成用不織布とは異なる一対のサイドシート5と、の積層構造を有していてもよい。
また、吸収性コア7の中間コア部11は、縦方向Xの中間部に幅が最小かつ一定となる領域を有するものであったが、これに代えて、幅が一定の部分を有さない、いわゆるアーク形状であっても良い。
[Additional explanation of napkin]
In the present embodiment, the
Further, the pair of wing portions W may have a laminated structure of a
Further, the
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and it goes without saying that various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
以上の実施形態では、吸収性物品として生理用ナプキンの例を示したが、これに限定されない。本発明の吸収性物品は、例えば、尿取りパットやおりものシート、使い捨ておむつ等であってもよい。 In the above embodiments, examples of sanitary napkins as absorbable articles have been shown, but the present invention is not limited thereto. The absorbent article of the present invention may be, for example, a urine absorbing pad, a vaginal discharge sheet, a disposable diaper, or the like.
1,1A…ナプキン(吸収性物品)
2…表面シート
3…裏面シート
4…吸収体
7…吸収性コア
7a…側縁部
8…コアラップシート
10…前方コア部
11…中間コア部
11s…括れ領域
12…後方コア部
13…前方コア被覆部(コア被覆部)
15…後方コア被覆部(コア被覆部)
16…括れ被覆部
17,17A…ループ部
18,18A…ループ本体
18a,18Aa…外縁部
19,19A…非肌側端部
19c,19Ac…縦方向中間部
1,1A ... Napkin (absorbent article)
2 ...
15 ... Rear core covering (core covering)
16 ...
Claims (5)
前記吸収性コアは、
前方コア部及び後方コア部と、前記前方コア部及び前記後方コア部の間に位置し、一対の括れ領域によって前記前方コア部及び前記後方コア部よりも幅狭に形成された中間コア部と、を有し、
前記吸収体は、
前記吸収性コアを被覆するコア被覆部と、前記一対の括れ領域を被覆する一対の括れ被覆部と、を含むコアラップシートをさらに有し、
前記吸収性物品は、
前記吸収性コアの前記横方向における側縁部よりも前記横方向外側に位置する外縁部を含み、前記本体の肌側の外表面から前記横方向外側に延出し前記外縁部において非肌側に折り返されたループ本体と、
前記外縁部よりも前記横方向内側に位置し前記吸収体に接合された非肌側端部と、
をそれぞれ有する、不織布により形成された一対のループ部をさらに備え、
前記非肌側端部は、前記括れ被覆部に接合された縦方向中間部を含む
吸収性物品。 It includes a main body in which a liquid-permeable front surface sheet, an absorber having an absorbent core, and a back surface sheet are laminated, and has a vertical direction corresponding to the front-rear direction of the wearer and a horizontal direction orthogonal to the vertical direction. It is an absorbent article
The absorbent core
An intermediate core portion located between the front core portion and the rear core portion and the front core portion and the rear core portion, and formed narrower than the front core portion and the rear core portion by a pair of constricted regions. Have,
The absorber is
Further comprising a core wrap sheet comprising a core coating portion covering the absorbent core and a pair of constriction coating portions covering the pair of constriction regions.
The absorbent article is
The absorbent core includes an outer edge portion located laterally outside the lateral edge portion of the absorbent core, and extends outward from the skin side outer surface of the main body to the non-skin side at the outer edge portion. The folded loop body and
A non-skin side end portion located laterally inside the outer edge portion and joined to the absorber.
Further comprising a pair of loops formed of a non-woven fabric, each having
The non-skin side end portion is an absorbent article including a longitudinal intermediate portion joined to the constricted covering portion.
請求項1に記載の吸収性物品。 The first aspect of claim 1, wherein the non-skin side end portion is located in the longitudinal direction front portion and the longitudinal direction rear portion of the longitudinal direction intermediate portion, respectively, and further includes a front portion and a rear portion joined to the core covering portion. Absorbent article.
請求項1又は2に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to claim 1 or 2, wherein the loop portion does not include an elastic member.
請求項1から3のいずれか一項に記載の吸収性物品。 The absorbent article according to any one of claims 1 to 3, wherein the loop portion is formed on the outer surface of the non-woven fabric and has a plurality of convex portions protruding outward in the thickness direction of the non-woven fabric.
前記本体から前記横方向外側に突出する一対のウイング部をさらに備え、
前記一対のウイング部は、前記裏面シートと、前記不織布とは異なる一対のサイドシートと、の積層構造を有する
請求項1から4のいずれか一項に記載の吸収性物品。 The absorbent article is
Further provided with a pair of wing portions protruding laterally outward from the main body,
The absorbent article according to any one of claims 1 to 4, wherein the pair of wing portions has a laminated structure of the back surface sheet and a pair of side sheets different from the non-woven fabric.
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