JP2021087530A - container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、容器に関する。 The present invention relates to a container.
近年、液状ファンデーションのような液状の化粧料が広く普及している。使用者は、液状の化粧料の使用のために、通常は化粧料の容器とは別にパフと呼ばれる塗布部材を有している。使用者は、容器が吐出した化粧料を塗布部材で取り、目的の部位に塗布部材を当てることにより、化粧料を目的の部位に塗布する。 In recent years, liquid cosmetics such as liquid foundations have become widespread. The user usually has a coating member called a puff in addition to the cosmetic container for the use of liquid cosmetics. The user takes the cosmetic discharged from the container with a coating member and applies the coating member to the target site to apply the cosmetic to the target site.
一方、特許文献1に開示されているように、容器本体および塗布部材が一体的に形成されている容器も知られている。このような容器では、使用者が容器とは別に塗布部材を保持しなくてもよいという利点がある。また、特許文献2には、塗布面を含む塗布具部材が容器本体に着脱可能に収容される容器が開示されている。
On the other hand, as disclosed in Patent Document 1, a container in which a container body and a coating member are integrally formed is also known. Such a container has the advantage that the user does not have to hold the coating member separately from the container. Further,
特許文献1に開示された容器本体と塗布部材が一体的に形成されている容器では、塗布部材が目的の部位に当たるように使用者が容器本体を動かすことにより、化粧料が目的の部位に塗布される。しかし、このように容器本体ごと動かす塗布方法では、使用者が化粧料を塗布し難いと感じることがあった。この点に関し、特許文献2に開示された容器では、塗布具部材を単体で動かして使用可能である。しかし、当該容器では、容器を振ることにより塗布面が化粧料を付着されるので、使用する化粧料の量を調整することが困難であった。すなわち、これらの容器には、使用者の使い勝手の観点で改善の余地があった。
In the container in which the container body and the coating member are integrally formed as disclosed in Patent Document 1, the cosmetic is applied to the target site by the user moving the container body so that the coating member hits the target site. Will be done. However, with the coating method in which the entire container body is moved in this way, the user may find it difficult to apply the cosmetics. In this regard, in the container disclosed in
本発明は、使用者の使い勝手が向上された容器に関する。 The present invention relates to a container with improved usability for the user.
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、化粧料の収容空間を形成し、スクイズにより変形する容器本体と、前記化粧料を塗布するための塗布部材を有する蓋部と、前記容器本体のスクイズに基づいて前記化粧料を吐出する吐出口を有し、前記蓋部が着脱可能に取り付けられる蓋受部と、を備える、容器に関する。 In order to solve the above problems, one aspect of the present invention is a container body that forms a storage space for cosmetics and is deformed by squeezing, a lid portion having a coating member for applying the cosmetics, and the container. The present invention relates to a container having a discharge port for discharging the cosmetics based on a squeeze of the main body, and a lid receiving portion to which the lid portion can be detachably attached.
以上説明した本発明の容器によれば、使用者の使い勝手を向上することができる。 According to the container of the present invention described above, the usability of the user can be improved.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In the present specification and the drawings, components having substantially the same functional configuration are designated by the same reference numerals, so that duplicate description will be omitted.
<化粧料容器の概略構成>
本発明の実施形態は、化粧料を収容する化粧料容器に関する。まず、図1および図2を参照して、本発明の実施形態による化粧料容器の概略構成を説明する。
<Outline structure of cosmetic container>
Embodiments of the present invention relate to a cosmetic container that houses cosmetics. First, a schematic configuration of a cosmetic container according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
図1は、本発明の実施形態による化粧料容器10の斜視図である。図2は、本発明の実施形態による化粧料容器10の分離斜視図である。図1および図2に示したように、本発明の実施形態による化粧料容器10は、容器本体20、蓋受部30、および蓋部40を備える。
FIG. 1 is a perspective view of a
(容器本体)
容器本体20は、化粧料の収容空間を形成する。より具体的には、容器本体20は、図2に示したように、胴部22、肩部24および口首部26を有する。胴部22はチューブ形状を有し、スクイズにより変形する。肩部24は胴部22の上端に形成される。胴部22および肩部24により形成される中空領域が、化粧料の収容空間として用いられる。なお、本明細書においては、胴部22の長手方向を上下方向と称し、胴部22に対して肩部24が位置する側を上側と称し、上側の反対側を下側と称する。
(Container body)
The
口首部26は、肩部24から上方に延在する構成であり、筒形状を有する。口首部26の外周に蓋受部30が係合することにより、口首部26に蓋受部30が装着される。口首部26と蓋受部30との係合態様は特に限定されず、当該係合態様は、例えば螺合、または打ち込み嵌合であってもよい。
The
このような容器本体20に収容される化粧料としては、例えば、ファンデーション、頬紅、アイシャドウ、口紅、スキンケアクリーム、スキンケアローション、クレンジング剤、ボディソープ、髭剃り用クリームおよび美容液などの肌用化粧料、染毛剤、整髪料、または消毒液などの、液状、ゲル状またはペースト状の化粧料が挙げられる。液状、ゲル状およびペースト状は、いずれも流動性を有する状態である点で共通するが、液状は一定の形を有さず、ゲル状およびペースト状は半固形であり一時的には一定の形を有し得る。
Examples of the cosmetics contained in the
(蓋受部)
蓋受部30は、容器本体20に装着され、蓋部40が着脱可能に取り付けられる構成である。具体的には、蓋受部30は、図2に示したように、本体装着部31、および蓋収容部32を有する。本体装着部31は、筒形状を有する構成であり、容器本体20の口首部26に係合する。蓋収容部32は、蓋部40が取り付けられた際に蓋部40を収容する、平面視において円形状を有する空間を形成する。図2に示したように、蓋収容部32は内周側に螺合面332を有する。また、蓋収容部32は、容器本体20が形成する化粧料の収容空間に連通する吐出口(図3に示す符号322)を有する。
(Lid receiving part)
The
(蓋部)
蓋部40は、蓋受部30の吐出口を開閉する構成である。蓋部40は、平面視において円形状を有し、蓋収容部32が形成する空間に収容される。具体的には、蓋部40は、図2に示したように、蓋本体41、保持部材42および塗布部材43を有する。
(Lid)
The
蓋本体41は、螺合面412および操作部414を有する。螺合面412は、蓋本体41の側面に形成されている係合部の一例であり、当該螺合面412が蓋受部30の螺合面332に螺合することにより、蓋部40が蓋受部30に着脱可能に取り付けられる。また、蓋本体41の上面は凹形状を有し、操作部414は、当該上面の凹形状における底部から上方に、かつ、平面視において径方向に沿って延在している。使用者は、当該操作部414を手指で操作して蓋受部30に対して蓋部40を回転させることにより、蓋部40と蓋受部30との螺合を進めること、および蓋部40と蓋受部30との螺合を解除することができる。なお、蓋部40と蓋受部30との係合の形態は螺合に限られず、蓋部40と蓋受部30との係合の形態は嵌めあいのような他の形態であってもよい。
The
保持部材42は、塗布部材43を保持する構成である。保持部材42は、蓋本体41の下面に着脱可能に取り付けられている。例えば、保持部材42は、蓋本体41の下面に嵌合により取り付けられてもよい。一方、保持部材42は、塗布部材43に接着剤または超音波接着などにより接着される。塗布部材43は、蓋本体41および保持部材42の下側、すなわち蓋受部30の吐出口側に設けられる。塗布部材43は、化粧料の塗布のために、目的の部位に当てられる構成である。当該塗布部材43は吸液性および弾性を有する。
The holding
(使用方法)
このような化粧料容器10の使用方法は以下の通りである。まず、使用者は、蓋部40の操作部414を操作して蓋部40を蓋受部30から取り外す。そして、使用者は、容器本体20の胴部22をスクイズする。これにより、容器本体20に収容されていた化粧料が蓋受部30の吐出口322から吐出される。使用者は、吐出口から吐出されて蓋受部30内に存在する化粧料に蓋部40の塗布部材43を接触させる。これにより、化粧料が塗布部材43に付着する。使用者は、このように化粧料が付着した塗布部材43を目的の部位に当てることにより、化粧料を目的の部位に塗布する。その後、使用者は、蓋部40を蓋受部30に収容し、操作部414を操作して蓋部40と蓋受部30を螺合させることにより、化粧料容器10を元の状態に戻す。
(how to use)
The method of using such a
このように、本発明の実施形態では、化粧料容器10が塗布部材43を包含するので、使用者が塗布部材43を化粧料容器10とは別に持ち運ばなくてよい。さらに、塗布部材43を含む蓋部40を容器本体20と分離して使用することができるので、使用者が化粧料を目的の部位に塗布し易くなる。
As described above, in the embodiment of the present invention, since the
本発明の実施形態による化粧料容器10は、他にも創意工夫がなされた多様な構成を有し、多様な作用効果を発揮する。以下、本発明の実施形態による化粧料容器10のより詳細な構成、および作用効果を順次詳細に説明する。
The
<蓋受部の構成>
図3は、蓋受部30の構成を示す説明図である。具体的には、図3の上段には蓋受部30の上面図を示し、図3の下段には蓋受部30の側面図を示している。
<Structure of lid receiving part>
FIG. 3 is an explanatory diagram showing the configuration of the
図3に示したように、蓋受部30は、本体装着部31および蓋収容部32を有する。本体装着部31は、図2を参照して説明した通り、筒形状を有する構成であり、容器本体20の口首部26に係合する。
As shown in FIG. 3, the
蓋収容部32は、底部320および筒部330を有する。底部320は、化粧料容器10の上下方向と交差する径方向への拡がりを有する部分である。当該底部320には、吐出口322が形成されている。吐出口322は、容器本体20の化粧料の収容空間に連通しており、当該吐出口322から化粧料が吐出される。この吐出口322は、吐出口322から吐出された化粧料が文字または模様を造形するように形成されてもよい。例えば、図3に示したように、花弁を模した形状を有する複数の吐出口322(本実施形態では5つの吐出口322)が形成されてもよい。このような複数の吐出口322によれば、複数の吐出口322から吐出された化粧料が花模様を造形する。
The
筒部330は、底部320の外周縁から上方に向けて筒状に延出している部分である。筒状とは、対向する2つの開口を形成する形状である。2つの開口のうちの下側の開口は底部320によって閉じられる。筒部330の平面視での外周形状は、図3に示したように多角形であってもよいし、円形であってもよい。また、筒部330の上下方向に直交する面での断面形状は、上下方向において一定であってもよいし、上下方向の位置によって異なってもよい。また、筒部330の径は、上下方向において一定であってもよいし、例えば上側ほど大きくなるというように上下方向の位置によって異なってもよい。当該筒部330の内周側に、図2を参照して説明した螺合面332が設けられる。
The
<蓋部の構成>
(蓋本体)
図4は、蓋本体41の構成を示す説明図である。具体的には、図4の上段には蓋本体41の上面図を示し、図4の中段には蓋本体41の側面図を示し、図4の下段には蓋本体41の下面図を示している。
<Structure of lid>
(Lid body)
FIG. 4 is an explanatory view showing the configuration of the lid
蓋本体41は、上面41a、下面41bおよび側面41cを有する。上面41aは、図2を参照して説明したように凹形状を有し、当該凹形状における底部から上方に、かつ、平面視において径方向に沿って操作部414が延在している。
The
下面41bは、下側に突出する複数の突出部416を有する。図4に示した例では、3つの突出部416が下面41bの中心から略同一径の位置に等間隔に配置されている。また、複数の突出部416は、先端側に突出部416の他の部分よりも径が大きい張出部416aを有する。このような複数の突出部416は、保持部材42が有する後述の嵌合穴426に着脱可能に嵌合する。
The
側面41cは、蓋受部30の螺合面332に螺合する螺合面412を有する。
The
(保持部材および塗布部材)
図5は、保持部材42および塗布部材43の構成を示す説明図である。具体的には、図5の上段には保持部材42および塗布部材43の上面図を示し、図5の下段には保持部材42および塗布部材43の側面図を示している。
(Holding member and coating member)
FIG. 5 is an explanatory view showing the configurations of the holding
保持部材42は、複数の嵌合穴426を有する。当該複数の嵌合穴426は、図4を参照して説明した蓋本体41の複数の突出部416の配置に対応するように設けられており、複数の嵌合穴426に蓋本体41の複数の突出部416が嵌合する。
The holding
塗布部材43は、図5に示したように保持部材42の下面に接着される。塗布部材43は、複数の層により構成される。ここで、図6を参照し、塗布部材43の層構造の好ましい具体例を説明する。
The coating
図6は、塗布部材43の層構造の具体例を示す説明図である。図6に示したように、塗布部材43は、表層431、撥水層432、弾性層433および接着層434を有する。
FIG. 6 is an explanatory view showing a specific example of the layer structure of the
表層431は、化粧料が塗布される部位に接触する層である。表層431は吸液性および柔軟性を有することが好ましい。例えば、表層431は、湿式ウレタン、またはNBR(Nitril−Butadiene Rubber)などで形成されている。
The
撥水層432は、表層431の上方に位置する層である。撥水層432は撥水性を有する。例えば、撥水層432は、CPP(Cast PolyPolypropylene)、またはエバール(登録商標)とも呼ばれるエチレン-ビニルアルコール共重合体などで形成されている。
The water-
弾性層433は、撥水層432の上方に位置する層である。弾性層433は塗布部材43に厚み、および弾性を付与する。例えば、弾性層433は、乾式ウレタン、シリコン、またはエラストマーなどで形成されている。
The
接着層434は、弾性層433の上方に位置し、保持部材42に接着する層である。接着層434は、例えば、ウレタン、樹脂PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)またはPE(ポリエチレン)などであってもよい。
The
<断面構成>
以上、蓋受部30および蓋部40の構成を説明した。続いて、蓋受部30および蓋部40の断面構成を説明する。
<Cross section configuration>
The configuration of the
図7は、図1に示したI−I線断面における蓋受部30および蓋部40の構成を示す説明図である。図7に示したように、蓋部40の径は蓋受部30の筒部330の内径よりも小さく、これにより、蓋部40が蓋受部30の内側に着脱可能に収容される。操作部414の上縁の高さは、蓋受部30の筒部330の上縁の高さに揃えられている。また、蓋部40の厚み(蓋部40の上下方向上での長さ)、特に、蓋部40の操作部414以外の部分の厚みは、蓋受部30の筒部330の内径よりも小さい。例えば、上記の厚みは蓋受部30の筒部330の径の半分以下であってもよい。
FIG. 7 is an explanatory view showing the configuration of the
また、蓋部40が蓋受部30に収容された状態(取り付けられた状態)において、塗布部材43は、保持部材42および蓋受部30の底部320に挟み込まれることにより圧縮する。すなわち、塗布部材43は、吐出口322の周縁を含む底部320に押し当てられた状態となる。
Further, in the state where the
また、保持部材42の嵌合穴426は、図7に示したように、上下方向において径が異なる2つの領域に分かれている。嵌合穴426の上方の領域の径は蓋本体41の突出部416の張出部416aの径よりも小さく、嵌合穴426の下方の領域の径は突出部416の張出部416aの径よりも大きい。このため、突出部416の張出部416aが、嵌合穴426の2つの領域の境界に形成される面に係止されることで、保持部材42が蓋本体41から抜け難くなる。なお、図7に示したように、突出部416の先端は保持部材42の下面からは突出しないことが望ましい。
Further, as shown in FIG. 7, the
<作用効果>
以上、本発明の実施形態による化粧料容器10の構成を説明した。上述した本発明の実施形態による化粧料容器10は、主に使用者の使い勝手の向上に関する多様な作用効果を発揮する。以下、本発明の実施形態による化粧料容器10が発揮する多様な作用効果を例示する。
<Effect>
The configuration of the
(塗布の自由度向上)
本発明の実施形態による化粧料容器10には、塗布部材43を有する蓋部40が着脱可能に設けられる。かかる構成によれば、使用者は、蓋部40を容器本体20から取り外して、蓋部40を単体で動かすことにより化粧料を目的の部位に塗布できる。このため、本発明の実施形態による化粧料容器10は、使用者が化粧料容器10とは別に塗布部材を保持しなくてもよいという利点を有しつつ、化粧料の塗布の自由度を大幅に向上することが可能である。
(Improved degree of freedom of application)
A
(塗布量の調整)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、蓋部40の全体が蓋受部30の内側に着脱可能に収容される。これは、蓋部40の径が蓋受部30の筒部330の内径よりも小さいことに等しい。これにより、蓋部40が蓋受部30から取り外された状態において、蓋部40を傾けながら筒部330の内側に容易に入り込ませることが可能である。さらに、本発明の実施形態による化粧料容器10では、蓋部40の厚みが蓋受部30の筒部330の内径よりも小さいことにより、蓋部40を筒部330の内側に一層容易に入り込ませることができる。
(Adjustment of coating amount)
In the
従って、使用者は、蓋部40を蓋受部30から取り外し、容器本体20の胴部22をスクイズして吐出口322に化粧料を吐出させた後、蓋部40を蓋受部30に取り付けた状態とすることなく、蓋部40を筒部330の内側に入り込ませることにより化粧料を塗布部材43に取ることが可能である。当該塗布方法では、吐出口322から吐出される化粧料の量を使用者が目視で確認しながら胴部22をスクイズできるので、化粧料の吐出量を適切に調整することが可能である。さらに、使用者は、吐出された化粧料を目視で確認しながら適量の化粧料を塗布部材43に取ることも可能である。
Therefore, the user removes the
(塗布部材の収容)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、蓋部40が蓋受部30の内側に着脱可能に収容される。また、蓋部40において、塗布部材43は蓋本体41の吐出口側に設けられる。従って、蓋部40が蓋受部30に収容された状態において塗布部材43が外部に露出しないので、塗布部材43に付着または吸湿した化粧料で使用者の他の持ち物などが汚されることを防止できる。
(Accommodation of coated members)
In the
(容器の立位状態での載置)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、操作部414の上縁の高さは、蓋受部30の筒部330の上縁の高さに揃えられている。このため、蓋受部30の上縁が載置面に当接した状態で化粧料容器10を立位させておくことが可能である。なお、当該作用効果の達成のためには、操作部414の上縁の高さが蓋受部30の筒部330の上縁の高さに揃っている必要はなく、操作部414が蓋受部30の筒部330から突出していなければよい。
(Placement in the standing position of the container)
In the
(化粧料の漏出抑制)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、蓋部40が蓋受部30に収容された状態において、塗布部材43は、図7に示したように吐出口322の周縁に押し当てられる。かかる構成によれば、吐出口322が塗布部材43により塞がれるので、吐出口322からの化粧料の漏出を抑制することが可能である。
(Prevention of leakage of cosmetics)
In the
(弾性層の保護)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、塗布部材43の表層431および弾性層433の間には撥水層432が設けられる。図7を参照して説明したように、蓋部40が蓋受部30に収容された状態においては塗布部材43が圧縮されるところ、撥水層432の機能により、表層431に吸湿した化粧料が弾性層433に到達することを防止し、弾性層433を保護することが可能である。
(Protection of elastic layer)
In the
(蓋受部内の化粧料の清掃)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、蓋部40が蓋受部30との螺合により蓋受部30に取り付けられる。このため、蓋部40が蓋受部30に対して回転することにより蓋部40が着脱される。また、蓋部40が蓋受部30に収容された状態においては、上述の通り塗布部材43が吐出口322の周縁に押し当てられる。従って、蓋部40を着脱する際に、塗布部材43が蓋受部30の底部320に押し当てられながら回転するので、蓋受部30の底部320に残った化粧料を塗布部材43によって清掃することが可能である。また、蓋部40が蓋受部30との螺合により蓋受部30に取り付けられることにより、より高い密閉性を実現することが可能である。
(Cleaning of cosmetics inside the lid holder)
In the
(メンテナンス性)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、蓋本体41と、保持部材42および塗布部材43とが、脱着可能に嵌合している。従って、蓋本体41から保持部材42および塗布部材43を取り外して塗布部材43を洗浄すること、および、蓋本体41に取り付ける保持部材42および塗布部材43を交換することが可能であり、メンテナンス性に優れる。
(Maintenance)
In the
(楽しみの向上)
本発明の実施形態による化粧料容器10では、吐出口322から吐出された化粧料が文字または模様を造形するように吐出口322が形成される。かかる構成によれば、使用者が一層の楽しみを感じながら化粧料を塗布することが可能となる。
(Improvement of fun)
In the
<変形例>
以上、本発明の実施形態を説明した。以下では、本発明の実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
<Modification example>
The embodiments of the present invention have been described above. Hereinafter, some modifications of the embodiment of the present invention will be described. In addition, each modification described below may be applied to the embodiment of the present invention alone, or may be applied to the embodiment of the present invention in combination. Further, each modification may be applied in place of the configuration described in the embodiment of the present invention, or may be additionally applied to the configuration described in the embodiment of the present invention.
(第1の変形例)
図8は、第1の変形例による蓋受部30−2の構成を示す説明図である。図8に示したように、第1の変形例による蓋受部30−2は、本体装着部31および蓋収容部34を有する。蓋収容部34は、底部340および筒部350を有する。
(First modification)
FIG. 8 is an explanatory view showing the configuration of the lid receiving portion 30-2 according to the first modification. As shown in FIG. 8, the lid receiving portion 30-2 according to the first modification has a main
底部340は、上述した蓋受部30の底部320と同様に、化粧料容器10の上下方向と交差する径方向への拡がりを有する。さらに、変形例による底部340は、平面視における中央に、上方に隆起している隆起領域341を有する。当該隆起領域341内に吐出口322が形成される。
The
図9は、第1の変形例による蓋受部30−2に蓋部40が収容された状態を示す説明図である。図9に示したように、第1の変形例においては、塗布部材43が底部340の隆起領域341に押し当てられ、塗布部材43の中央領域は圧縮されている。一方、塗布部材43の外周領域は、中央領域よりも弱い力で底部340に押し当てられている、または、底部340に押し当てられていない。
FIG. 9 is an explanatory view showing a state in which the
このような第1の変形例によっても、吐出口322が塗布部材43により塞がれるので、吐出口322からの化粧料の漏出を抑制することが可能である。さらに、当該変形例によれば、化粧料容器10の使用感を向上することが可能である。例えば、蓋受部30−2に蓋部40が収容された状態における塗布部材43の外周領域の圧縮が抑制されるので、塗布部材43の弾性力の低下を抑制することが可能である。また、蓋受部30−2の上縁から吐出口322までの距離が小さくなるので、吐出口322から吐出された化粧料を塗布部材43でより容易に取ることが可能となる。
Even in such a first modification, since the
(第2の変形例)
図10は、第2の変形例による化粧料容器12の構成を示す説明図である。第2の変形例による化粧料容器12は、図10に示したように、容器本体20、蓋受部50、および蓋部60を備える。
(Second modification)
FIG. 10 is an explanatory diagram showing the configuration of the
蓋受部50は、上述した蓋受部30と同様に、容器本体20に装着され、蓋部60が着脱可能に取り付けられる構成である。より詳細には、蓋受部50は、図11に示すように本体装着部36および蓋収容部37を有する。
The
蓋収容部37は、底部370および筒部380を有する。底部370は、化粧料容器12の上下方向と交差する径方向への拡がりを有する部分である。当該底部370には、吐出口372が形成されている。吐出口372は、容器本体20の化粧料の収容空間に連通しており、当該吐出口372から化粧料が吐出される。第2の変形例においては、当該吐出口372は、平面視において蓋受部50の中心から偏った位置に設けられている。
The
筒部380は、底部370の外周縁から上方に向けて筒状に延出している部分である。当該筒部380の内周側に、蓋部60に螺合する螺合面382が設けられる。
The
蓋部60は、蓋受部50の吐出口372を開閉する構成である。より詳細には、蓋部60は、図12に示すように蓋本体41、保持部材45および塗布部材46を有する。
The
蓋本体41は螺合面412を有する。螺合面412は、蓋本体41の側面に形成されている係合部の一例であり、当該螺合面412が蓋受部50の螺合面382に螺合することにより、蓋部60が蓋受部50に着脱可能に取り付けられる。
The
保持部材45は、塗布部材46を保持する構成である。保持部材45は、蓋本体41の下面に着脱可能に取り付けられている。また、第2の変形例による保持部材45は、蓋部60の下面の中心、すなわち保持部材45の下面の中心から偏った位置に突起部452を有する。当該突起部452は、蓋受部50の吐出口372に嵌合する。
The holding
塗布部材46は、化粧料の塗布のために、目的の部位に当てられる構成である。第2の変形例による塗布部材46は、蓋部60の下面において突起部452が形成されていない領域に設けられている。
The
図13は、このような第2の変形例による蓋受部50および蓋部60の断面構成を示す説明図である。図13に示したように、第2の変形例によれば、蓋部60が蓋受部50に収容された状態(取り付けられた状態)において、蓋部60の突起部452が吐出口372に嵌合する。
FIG. 13 is an explanatory view showing a cross-sectional configuration of the
かかる構成によれば、吐出口372をより確実に密閉することが可能である。また、突起部452が蓋部60の下面の中心から偏った位置に設けられるので、化粧料の塗布の際に使用者が、突起部452が邪魔にならないように突起部452が位置しない側の塗布部材46を広く用いることができる。
According to such a configuration, the
(第3の変形例)
図14は、第3の変形例による化粧料容器13の構成を示す説明図である。第3の変形例による化粧料容器13は、図14に示したように、容器本体20、蓋受部70、および蓋部80を備える。蓋部80は、使用者に把持される操作部814を有する。図14に示した例では、操作部814の平面視における外形形状は円形であり、操作部814の径は、蓋部80の他の領域の最大径よりも小さい。
(Third variant)
FIG. 14 is an explanatory diagram showing the configuration of the
上述した実施形態による化粧料容器10では、操作部414の上縁の高さは、蓋受部30の上縁の高さに揃えられていた。これに対し、第3の変形例による化粧料容器13の操作部814は、デザイン性、および操作性などの観点から、蓋受部70から突出していてもよい。この場合でも、操作部814の上面が、一定以上の面積を有する平坦な形状であれば、操作部814の上面を載置面に当接させた状態で化粧料容器13を立位させることが可能である。
In the
また、操作部814の径は蓋部80の他の領域の最大径よりも小さいので、蓋部80を傾けながら蓋受部70の内側に入り込ませる際に、操作部814が蓋受部70の縁などに当たり難くなる。
Further, since the diameter of the operating
<補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的範囲はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
<Supplement>
Although the preferred embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the accompanying drawings, the technical scope of the present invention is not limited to such examples. It is clear that a person having ordinary knowledge in the technical field of the present invention can come up with various modifications or modifications within the scope of the technical idea described in the claims. Of course, it is understood that the above also belongs to the technical scope of the present invention.
10、12 化粧料容器
20 容器本体
22 胴部
24 肩部
26 口首部
30、50、70 蓋受部
31、36 本体装着部
32、37 蓋収容部
320、370 底部
322、372 吐出口
330、380 筒部
332、382 螺合面
34 蓋収容部
340 底部
341 隆起領域
350 筒部
40、60、80 蓋部
41 蓋本体
41a 上面
41b 下面
41c 側面
412 螺合面
414、814 操作部
416 突出部
42、45 保持部材
426 嵌合穴
452 突起部
43、46 塗布部材
431 表層
432 撥水層
433 弾性層
434 接着層
10, 12
Claims (10)
前記化粧料を塗布するための塗布部材を有する蓋部と、
前記容器本体のスクイズに基づいて前記化粧料を吐出する吐出口を有し、前記蓋部が着脱可能に取り付けられる蓋受部と、
を備える、容器。 The container body, which forms a storage space for cosmetics and is deformed by squeeze play,
A lid portion having an application member for applying the cosmetics, and
A lid receiving portion having a discharge port for discharging the cosmetics based on the squeeze of the container body, and the lid portion being detachably attached.
A container.
前記蓋部は、前記筒部の内側に着脱可能に取り付けられる、請求項1に記載の容器。 The lid receiving portion has a bottom portion on which the discharge port is formed, and a tubular portion extending from the bottom portion to the side opposite to the container body in a tubular shape.
The container according to claim 1, wherein the lid portion is detachably attached to the inside of the tubular portion.
前記塗布部材は、前記蓋本体の前記吐出口側に設けられる、請求項2に記載の容器。 The lid portion includes a lid body having an engaging portion that engages with the lid receiving portion.
The container according to claim 2, wherein the coating member is provided on the discharge port side of the lid body.
The container according to any one of claims 1 to 9, wherein the discharge port is formed so that the cosmetics discharged from the discharge port form characters or patterns.
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KR20180114777A (en) * | 2017-04-11 | 2018-10-19 | 최진문 | Puff for make-up |
-
2019
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