JP2021086363A - 手続共有システム、及び手続共有方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有システム及び手続共有方法を提供する。【解決手段】手続共有システム100は、主に第1拠点20(現地)における第1端末1と第2拠点30(遠隔地)における第2端末2を接続し、第1拠点20における映像情報を取得し、その中から第2拠点30における第2端末2と共有する対象物4の手続情報を第2拠点30における第2端末2上に表示する。手続共有システム100は、第2端末2に手続情報を表示させ、第3端末3によりこの手続情報を取得させることで、現地の第1拠点20における手続きを、第2拠点30における第3端末3による手続きとして実行する。管理サーバ5は、管理データベース6aと、手続共有データベース6bとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有システム、及び手続共有方法に関する。
従来、決済のための入力操作の負担を軽減でき、より迅速に決済ができる決済方法として、例えば特許文献1の決済方法等が提案されている。
特許文献1の開示技術は、利用者の商品購入の際の入力操作の負担を軽減に着目し、でき、より迅速に決済ができる決済方法を提供するものである。具体的には、利用者が所有する第1の情報端末と、その第1の情報端末がネットワークに接続され、販売する商品及びその値段からなる商品情報を格納した小売店サーバと、ネットワークに接続可能なカメラ部を備えた第2の情報端末とを備える。
利用者は第1の情報端末から小売店サーバから送信されるWebページを表示させ、そのWebページの情報をもとに購入情報と利用者識別子等を小売店サーバに送出する。小売店サーバでは、第1の情報端末から送信された購入情報及び商品情報から購入代金を算出し、その購入代金、その振り込み先、購入情報から読み取った商品及び利用者識別子の情報からなる決済情報を二次元コードで生成し、第1の情報端末に送出する。
第2の情報端末は、第1の情報端末に表示された利用者の商品購入毎に生成される二次元コードをカメラ部に撮影し、取り込んだ二次元コードから決済情報を読み取り、読み取った決済情報を決済代行業者サーバに送出する。これにより利用者は、あらかじめ商品購入に関する利用者毎の二次元コードを用いて、店頭での入力操作の負担を軽減でき、より迅速に決済することができる。
特開2003−141433号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のシステムでは、利用者は、あらかじめ自分が購入したい商品に関する情報報を小売店サーバの表示で確認し、購入に関する情報を入力する必要があるが、Webページでの表示や商品の説明、購入等の手続きの説明にバラつき、不足などの懸念がある。さらに、小売店サーバで生成された利用者の購入商品に関する決済専用の二次元コードを、店頭で利用者の第1の情報端末上で表示させる必要があるが、実際の店舗まで遠い、海外の店舗で扱われる商品等の場合は、店頭で二次元コードを表示することができず、利用者による決済や、他の手続きを行うことができないことになる。従って、離れた場所からでも、自分が気に入った商品情報や購入などの手続きを、現地の店頭とリアルタイムで共有でき、あたかも自分がその場にいるような感覚で、正確に行えることが望まれている。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有システム、及び手続共有方法を提供することにある。
第1発明に係る手続共有システムは、複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有システムであって、前記複数拠点のうち第1拠点における第1端末と、前記第1端末と予め接続された第2拠点における第2端末との間において、前記第1拠点における位置情報、前記第1拠点を識別する識別情報、及び前記第1拠点における手続きに関する手続情報を含む前記第1拠点における映像情報を取得する映像情報取得手段と、前記映像情報取得手段により取得された前記映像情報を、前記第2拠点における前記第2端末にリアルタイムに配信する映像情報配信手段と、前記映像情報配信手段により配信された前記映像情報に前記手続情報が含まれていた場合に、前記手続情報を取得する手続情報取得手段と、前記手続情報取得手段により取得された前記手続情報を、前記第1拠点における手続情報として前記位置情報及び前記識別情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
第2発明に係る手続共有システムは、第1発明において、前記第2拠点における第3端末をさらに備え、前記手続情報表示手段により表示された前記手続情報に基づいて、前記第1拠点における手続きを、前記第3端末による手続きとして実行する手続情報実行手段と、を備えることを特徴とする。
第3発明に係る手続共有システムは、第1又は第2発明において、前記映像情報取得手段により取得される前記手続情報は、前記第1拠点における対象物を識別する対象物情報、手続きを行う手続者を識別する手続者情報、手続き場所を識別する手続位置情報、手続の有効期間に関する手続期間情報、及び手続きの決済に関する決済情報の少なくとも何れかの情報を含むこと、を特徴とする。
第4発明に係る手続共有システムは、第1〜3発明の何れかにおいて、前記手続情報取得手段は、前記映像情報取得手段により取得された前記映像情報に含まれる前記手続情報を静止画像として取得することを特徴とする。
第5発明に係る手続共有システムは、第1発明において、前記手続情報表示手段は、前記手続情報配信手段により配信される前記手続情報が複数ある場合は、前記手続情報に含まれる前記対象物情報、前記手続者情報、前記手続位置情報、前記手続期間情報、及び前記決済情報の少なくとも何れかの情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で複数表示することを特徴とする。
第6発明に係る手続共有方法は、複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有方法であって、前記複数拠点のうち第1拠点における第1端末と前記第1端末と予め接続された第2拠点における第2端末との間において、前記第1拠点における位置情報、前記第1拠点を識別する識別情報、及び前記第1拠点における手続きに関する手続情報を含む前記第1拠点における映像情報を取得する映像情報取得ステップと、前記映像情報取得ステップにより取得された前記映像情報を、前記第2拠点における前記第2端末にリアルタイムに配信する映像情報配信ステップと、前記映像情報配信ステップより配信された前記映像情報に前記手続情報が含まれていた場合に、前記手続情報を取得する手続情報取得ステップと、前記手続情報取得ステップにより取得された前記手続情報を、前記第1拠点における手続情報として前記位置情報及び前記識別情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示ステップと、を有することを特徴とする。
第7発明に係る手続共有方法は、第6発明において、前記第2拠点に備わる第3端末に、前記手続情報表示ステップにより表示された前記手続情報に基づいて、前記第1拠点における手続きを、前記第3端末による手続きとして実行する手続情報実行ステップと、を有することを特徴とする。
第1発明〜第5発明によれば、映像情報取得手段は、第1拠点における第1端末と第2拠点における第2端末との間において第1拠点における位置情報、第1拠点を識別する識別情報、及び第1拠点における手続きに関する手続情報を含む第1拠点の映像情報を取得する。このため、第1拠点と第2拠点の拠点間において映像情報を共有することができる。これにより、映像情報に手続情報が含まれていた場合に、商品購入の依頼や手続きに関連する確認事項や周辺や周囲の状況等を、正確に行うことができる。
特に、第1発明によれば、映像情報配信手段は、映像情報取得手段により取得された映像情報を、第2拠点における第2端末に配信する。このため、第2拠点では、第1拠点における映像情報をリアルタイムに取得することができる。これにより、あたかも自分がその場にいるような感覚で正確に行うことができる。
特に、第1発明によれば、手続情報取得手段は、映像情報配信手段により配信された映像情報から手続情報を取得する。このため、決済や購入手続きに必要な情報のみ抽出することができる。これにより、手続情報に基づき第1拠点における手続きを第2拠点で手続することが可能となる。
特に、第1発明によれば、手続情報表示手段は、手続情報取得手段により取得された手続情報を、第2端末上で手続き可能な状態で表示する。このため、決済や購入手続きに必要な情報のみ表示することができる。これにより、第1拠点の手続情報に基づき、第1拠点における手続きを第2拠点で手続きすることが可能となる。
特に、第2発明によれば、手続情報実行手段は、手続情報を第3端末による手続きとして実行する。このため、決済や購入手続き等を遠隔地でも行うことができる。これにより、第1拠点における手続きを第3端末で手続きすることが可能となる。
特に、第3発明によれば、手続情報は、第1拠点における対象物を識別する対象物情報、手続きを行う手続者を識別する手続者情報、手続き場所を識別する位置情報、手続の有効期間に関する期間情報、及び手続きの決済に関する決済情報の少なくとも何れかの付加情報を含む。このため、気に入った商品を現地の撮影を行う実行者の端末を介して手軽に確認できる。これにより、購入する商品を決済することができ、さらに、その商品に関する各種の手続き等を正確に行うことが可能となる。
特に、第4発明によれば、手続情報取得手段は、映像情報取得手段により取得された映像情報に含まれる手続情報を静止画像として取得する。このため、第1端末では手続情報が実行されることはない。これにより、第1拠点で取得した手続情報は、そのままの状態で第2拠点の第2端末上で表示することができ、各々の拠点における手続き情報を共有することができる。
特に、第5発明によれば、手続情報表示手段は、手続情報に含まれる対象物情報、手続者情報、手続位置情報、手続期間情報、及び決済情報の少なくとも何れかの情報に基づいて、第1拠点における手続情報として第2端末上で手続きが共有可能な状態で複数表示する。このため、複数の手続情報を識別することができる。これにより、手続情報が複数の場合であっても、手続情報を識別する付加情報に基づいて、第2端末上で複数の手続情報を各々に手続き可能な状態で表示することができる。
第6発明〜第7発明によれば、映像情報取得ステップは、第1拠点における第1端末と第2拠点における第2端末との間において第1拠点における位置情報、第1拠点を識別する識別情報、及び第1拠点における手続きに関する手続情報を含む映像情報を取得する。このため、第1拠点と第2拠点の拠点間において映像情報を共有することができる。これにより、映像情報に手続情報が含まれていた場合に、商品購入の依頼や手続きに関連する確認事項や周辺や周囲の状況等を、正確に行うことができる。
図1は、本実施形態における手続共有システムの一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態における第1拠点における第1端末と第2拠点における第2端末による手続きの共有の一例を示す模式図である。 図3は、本実施形態における第2拠点における第2端末と第3端末による手続きの共有の一例を示す模式図である。 図4は、本実施形態における手続共有システムの構成の一例を示す模式図である。 図5は、本実施形態における手続共有システムの機能の一例を示す模式図である。 図6(a)は、本実施形態における管理データベースに記憶される実行者情報データテーブルの一例を示す模式図である。図6(b)は、本実施形態における管理データベースに記憶される依頼者情報データテーブルの一例を示す模式図である。図6(c)は、本実施形態における管理データベースに記憶される手続者情報データテーブルの一例を示す模式図である。 図7(a)は、本実施形態における手続共有データベースに記憶される店舗情報データテーブルの一例を示す模式図であり、図7(b)は、本実施形態における手続共有データベースに記憶される手続情報データテーブルの一例を示す模式図である。図7(c)は、本実施形態における手続共有データベースに記憶される手続者情報データテーブルの一例を示す模式図である。 本実施形態における手続共有システムの対象物、第1端末、第2端末、第3端末における手続共有処理のシーケンスの一例を示す模式図である。 本実施形態における手続共有システムの動作の第1変形例を示す模式図である。 本実施形態における手続共有システムの動作の第2変形例を示す模式図である。 本実施形態における手続共有システムの動作の第3変形例を示す模式図である。 本実施形態における手続共有システムの動作の第4変形例を示す模式図である。
以下、本発明を適用した実施形態における手続共有システム、及び手続共有方法の一例について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態:手続共有システム100)
図1〜図7を参照して、本実施形態における第1拠点20の第1端末1、対象物4(対象物a、対象物4b、対象物4c)と第2拠点30における第2端末2、第2端末2に備わるカメラ2a、第3端末3等と、それらの拠点間において手続きを共有する手続共有システム100の構成の一例について説明する。図1は、本実施形態における手続共有システム100の全体の構成を示す模式図である。
手続共有システム100は、主に第1拠点20(現地)における第1端末1と第2拠点30(遠隔地)における第2端末2を接続し、第1拠点20における映像情報を取得し、その中から第2拠点30における第2端末2と共有する手続情報10aを第2拠点30における第2端末2上に表示する。手続共有システム100は、第2端末2に手続情報10aを表示させ、第3端末3によりこの手続情報10aを取得させることで、現地の第1拠点20における手続きを、第2拠点30における第3端末3による手続きとして実行する。
手続共有システム100は、例えば現地である第1拠点20の実行者の第1端末1から体験の実行に関する実行情報と、遠隔地である第2拠点30の依頼者の第2端末2、又は第3端末3から体験の依頼に関する依頼情報を受け付ける。手続共有システム100は、例えば受け付けられた依頼情報及び実行情報の各々に含まれる共有したい情報、共有したい場所や位置、共有が可能な日時や期間、それぞれの報酬等の情報に基づいて、決定するようにしてもよい。
手続共有システム100は、第1拠点20における第1端末1と第2拠点30における第2端末2を介して共有する体験に関する条件を受け付け、例えば第1端末1と第2端末2において、各々で共有する体験の条件を管理データベース6aに登録するようにしてもよい。手続共有システム100は、第1端末1及び第2端末2により登録された共有した体験の条件のマッチングの結果により、体験を共有する第1拠点20及び第2拠点30におけるそれぞれ端末を決定するようにしてもよい。手続共有システム100は、例えば各々の拠点間において共有する手続きとして、例えば決済手続き、予約手続き、代行手続き、及び承認手続き等である。
手続共有システム100は、複数の拠点間における各端末の手続処理を、例えば所定の対象物4a等に貼付又は表示される手続情報(例えば二次元コード等)として、各種の手続き(フロー)等を登録する。手続共有システム100は、この登録処理の後、例えば第1拠点20における第1端末1により取得された映像情報を第2拠点30の第2端末2に配信することで、第2拠点30などの遠隔地において、現地の各種の手続きに関する処理等を、遠隔の第2端末2、第3端末3等の他のコンピュータ上で行うことを可能とする。手続共有システム100は、例えば第2拠点30(遠隔地)の第2端末2を介して入力された依頼者の撮影依頼情報を、第1拠点20の第1端末1の実行者に現地の撮影を指示する。
手続共有システム100は、例えば第1拠点20における第1端末1を第2拠点30における第2端末2として、第2拠点30における第2端末2を第1拠点20における第1端末1として機能させてもよい。この場合、第2拠点30における第2端末2は、第2端末2に備わるカメラ2aにより、例えば第3端末3に表示される手続情報10aを取得し、第1拠点20における第1端末1に配信する。第1端末1は、例えば第3端末3の手続情報10aを表示する。第1端末1に表示される手続情報10aは、例えば第1拠点20における店舗の端末により読み取られ、手続されるようにしてもよい。
手続共有システム100は、例えば図1に示すように、管理サーバ5を有する。管理サーバ5は、例えば遠隔地の依頼者に関する各種の情報、現地で撮影を行う実行者に関する各種の情報、現地の店舗に関する各種のデータなどを記憶する管理データベース6aと、依頼者と実行者で共有される手続情報、依頼者と店舗で共有される手続情報、依頼者にて他の機関に対して行われる手続情報10aなど、各々で共有される各種の手続きに関する情報を記憶する手続共有データベース6bとを備える。
管理データベース6aと手続共有データベース6bは、例えば通信網7(公衆通信網)を介して送られてきた各種情報が蓄積される。管理サーバ5は、例えば通信網7を介して、第1拠点20の第1端末1、各種のポスターやチラシ、メニュー等に貼付される対象物4a、商品の外箱、商品本体、対象物4b、第4端末4及び第2拠点30における第2端末2、第3端末3、管理データベース6a、手続共有データベース6b、手続共有アプリケーションの管理及び各情報の登録、更新等を行う。
<管理サーバ5>
管理サーバ5は、例えば第1端末1、第2端末2、又は第3端末3を介して入力された各々の条件(日時、場所、相手、特徴、手続き、費用、など)に基づいて、第1拠点と第2拠点間で体験、手続きを共有できる端末を決定する。管理サーバ5は、例えば管理サーバ5により提供される手続き共有システムの会員向けのSNS、チャット、コミュニティー等でやり取りされるメッセージ交換等を介して(図示せず)、各拠点の会員間で共有するイベントの体験、手続き等に関する日時、場所、目的、費用等の詳細を決定させるようにしてもよい。
管理サーバ5は、例えば通信網7を介して、第1拠点20における第1端末1、店舗等に設置される第4端末4等と接続する。また管理サーバ5は、例えば通信網7を介して、第2拠点30における複数の第2端末2、複数の第3端末3と接続する。
ここで、図2を参照して、第1拠点20における第1端末1と、第2拠点30における第2端末2において手続きを共有する一例を説明する。第1拠点20は、例えば第2拠点30と物理的に離れた場所や地点であり、例えば店舗や店舗内のカウンター等である。第2拠点30は、例えば第1拠点20と物理的に離れた場所や施設であり、例えばオフィスや自宅であってもよい。
第1拠点20の店舗のカウンターには、例えば対象物4a〜4cが設置される。対象物4a〜4cには、例えば商品やメニュー等の詳細情報や関連情報、及びそれらが記録されたWebのリンク先の少なくとも何れかの情報がQRコード(登録商標)として表示されてもよく、店舗側への手続き(例えば『支払う』)や電子決済(例えば『1000円』)に関する手続きに関する情報(例えば『支払う』、『取止め』)が記憶されたQRコードであってもよい。
対象物4aは、例えば紙媒体の他、例えばメッセージボード等であってもよい。対象物4cは、例えば店舗が保有する電子タブレット等であってもよく、各種の情報や手続きが公知のコード化技術により、例えばQRコードとして生成されてもよい。
対象物4a〜4cに表示される各種の手続情報10aは、例えばQRコードであり、第1拠点20における第1端末1により取得され、管理サーバ5に配信される他、第1端末1と接続される第2端末2、又は第3端末3に配信されるようにしてもよい。
第1端末1は、例えば第1拠点20における風景、山川、街並み、店舗、店内、又は店内に陳列されている商品等の映像を映し、その映像に含ませて対象物4a〜4cに表示される手続情報10aが取得される。第1端末1により取得された手続情報10aは、例えば管理サーバ5を介して、第2拠点30の第2端末2に配信される他、例えば直接に、リアルタイムに接続されている第2拠点30における第2端末2に配信されてもよい。
第2拠点30の第2端末2は、管理サーバ5を介して、又は第1端末1から直接に接続される第2拠点30の第2端末2に、第1拠点20の映像情報をリアルタイムに配信を行う。管理サーバ5、又は第2拠点30の第2端末2は、例えば第1拠点20において第1端末1により撮像された映像情報に含まれる第1拠点における位置情報、第1拠点を識別する識別情報、又は各撮像された特徴的なシーン、画像、マーカ、特徴量等を検出し、検出された特徴情報と予め管理データベース6aに記録されている対象物4a〜4cの識別情報等とのデータ量の差分等により取得するようにしてもよい。
第2端末2は、例えば手続情報10aが含まれていた場合に、第1拠点20における手続情報10aとして、例えば位置情報、及び識別情報等に基づいて、第1拠点20における手続情報10aとして第2端末2上で手続きが共有可能な状態で表示する。第1端末1は、手続情報10aは、例えば第2端末2、又は第3端末3からの指示に応じて取得するほか、例えば映像情報の中から手続情報10aを表すコード情報に基づき、映像情報の中から手続情報10aの部分だけが判別され、第2端末2においてリアルタイムに配信される映像情報とは別に、第2端末2の画面上に拡大して表示されるようにしてもよい。
次に、図3を参照して、本実施形態における第2拠点30の第2端末2と第3端末3による手続情報10a共有の一例を説明する。第2端末2は、第1拠点20において第1端末1により取得された映像情報の配信をリアルタイムに受け、例えばその中に手続情報10aが含まれる場合は、手続情報10aを手続可能な状態で第2端末2の画面上に表示する。第2端末2は、例えば管理サーバ5、又は第1端末1を介して配信される映像情報で表示された手続情報10aを静止画(キャプチャ―)として取得してもよく、例えば第2端末2に備わる画像認識アプリケーション等(図示せず)により取り込み、手続き可能な状態(第3端末3で処理できる表示)そして表示させてもよい。
第2端末2と第3端末3は、例えば第2拠点30における第2端末2のモニターに表示された手続情報10aの手続きを共有する。第3端末3は、例えば第3端末3に備わるカメラ(図示せず)機能を用いて、第2端末2に表示される手続情報10aを取得するようにしてもよい。第2拠点30には、例えば第3端末3以外に複数台の端末があってもよく(図示せず)、第2端末2に表示された手続情報10aを取得する。
手続共有システム100は、例えば第2拠点30を家庭内の居間とした場合、居間に設置された第2端末2の表示を介して、複数台の端末のそれぞれの利用者においてに、第2端末2に表示された手続情報10aを共有が可能となる。複数台の端末のそれぞれは、例えばそれぞれの利用者の端末の識別情報を用いて手続情報10bによる処理を実行することにより、第1拠点20と手軽に決済等の手続きを共有することができる。
なお、手続情報10aが、例えば第3端末3の利用者に限定された情報であれば、第3端末3にのみ処理できる手続きとしてもよく、第1拠点20で第1端末1により手続情報10aが取得される際に、実行先の端末情報を付加するようにしてもよい。
第3端末3は、例えば管理サーバ5により予め提供される手続共有のアプリケーションにより、第2端末2から取得した手続情報10aを判別する。第3端末3は、手続共有のアプリケーションにより、判別された手続情報10bを第3端末3で実行することにより、例えば対応する手続きを管理サーバ5、又は他のサーバ等(図示せず)に対して行う。
<管理サーバ5>
次に、図4を参照し、本実施形態における手続共有システムの構成の一例を説明する。図4は、本実施形態における手続共有処理の管理サーバ5の構成の一例を示す模式図である。
手続共有システム100として、管理サーバ5は、例えば、クライアントサーバーシステムやクラウドシステム等の構成(図示せず)であってもよく、筐体40と、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、保存部104と、複数の各々のI/F105〜107とを備え、各構成は、内部バス110により接続される。CPU101は、管理サーバ5全体を制御する。ROM102は、CPU101の動作コードを格納する。RAM103は、CPU101の動作時に使用される作業領域である。
保存部104は、手続きの共有に必要となる依頼者及び実行者に関する情報の他に、第1拠点20と第2拠点30の位置情報等の各種情報等の情報、各種の端末の情報、依頼者や実行者、手続きの手続者に関する情報、各拠点において共有する手続に関する識別情報、具体的な共有手続きの種類や条件等が記憶される。保存部104として、例えばHDD(Hard Disk Drive)の他、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク又は半導体メモリ等のデータ保存装置(図示せず)が用いられるようにしてもよい。
CPU101は、RAM103を作業領域として、保存部104等に保存されたプログラムを実行することにより実現される。なお、例えば、管理サーバ5は、図示しないGPU(Graphics Processing Unit)を有してもよい。GPUを有することで、通常よりも高速演算処理が可能となる。
I/F105は、通信網7を介して接続される各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F105は、通信網7を介して、複数の拠点における端末間との各種情報の送受信を行う。I/F106は、入力部分108の情報の送受信を行うためのインターフェースである。入力部分108として、例えばキーボードが用いられ、管理サーバ5の管理者は、入力部分108を介して、各種情報の送受信、又は各種情報の設定の制御コマンド等を入力する。I/F107は、出力部分109との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。出力部分109は、保存部104に保存された各種情報、又は第1端末1、第2端末2、及び第3端末等の処理状況等を出力する。出力部分109として、ディスプレイが用いられ、例えばタッチパネル式でもよい。
<第1端末1>
第1端末1は、第1拠点20における映像情報を取得する。第1端末1は、例えば店舗に設置される決済手続きを表示する対象物4a(例えば表示板など)に示される手続情報10aを取得し、管理サーバ5を介して、又は直接に第2拠点30の第2端末2、又は第3端末3に配信する。第1拠点20における第1端末1は、例えば第1拠点20の風景、街並み、店舗等を第1端末1に設けられる公知のカメラ等を用いて撮影するほか、例えば第1拠点20の街並みや店舗に設置される対象物4cに表示される手続情報10aを取得する。
第1端末1は、取得した手続情報10aを、管理サーバ5を介して、又は直接に第2拠点30における第2端末2にリアルタイムに配信する。第1端末1と第2端末2とは、管理サーバ5により、例えば第1拠点20と第2拠点30との間で体験及び手続を共有する端末として予め決定されるようにしてもよい。
第1端末1は、第1拠点20(例えば現地)において撮影を行う実行者が、例えば第2拠点30の依頼者に対して、共有することが可能な体験や提供できる手続き等の各種の実行情報の条件を入力する。第1端末1として、主に携帯電話(携帯端末)が用いられ、それ以外ではスマートフォン、タブレット型端末、ウェアラブル端末、パーソナルコンピュータ、IoTデバイス等の電子機器のほか、体験をあらゆる電子機器で具現化されたものが用いられてもよい。第1端末1は、例えば通信網7を介して手続共有システム100と接続されるほか、例えば第2端末2と直接接続されてもよい。
第1端末1は、例えば複数台で構成されてもよく、その場合は、同じ共有情報が管理サーバ5を介して、又は直接に複数の第2端末2に配信されるようにしてもよい。また、第1端末1は、例えば複数の端末であってもよく、各々の端末で各々に取得される手続情報10a、手続情報10b、又は手続情報10cを、1台の第2端末2に配信するようにしてもよい。
<第2端末2>
第2端末2は、第2拠点30(例えば遠隔地)における、例えばテレビ、ディスプレイ、パソコン、タブレット、スマートフォン、プロジェクター等であり、何かしらのモニター又は投影デバイスを備える機器であればよい。第2端末2は、第1拠点20において、第1端末1によって取得された映像情報とともに手続情報10a〜10cを表示する。第2端末2に配信される映像情報、及び手続情報は、管理サーバ5、又は第1端末1を介して取得される。
第2端末2は、例えば管理サーバ5又は第1端末1により配信された映像情報と手続情報10a〜10cの配信を受け、配信された映像情報、及び手続情報10a〜10cを、第2端末2のモニター、ディスプレイ等に表示を行う。なお第2端末2は、例えば第3端末3に表示される手続情報を取得するためのカメラ2aを備えてもよい。
<第3端末3>
第3端末3は、第2拠点30(遠隔地)において手続きを共有する手続者が、第1拠点20との手続きを共有する処理を行うための端末である。第3端末3は、例えば第2端末2に表示された手続情報10aを取得し、手続者の第3端末3を介して手続情報10aの手続共有の処理が管理サーバ5、又は他のサーバと行われる。
第3端末3は、例えば手続情報10aを取得し、取得した手続情報10aが第3端末3において手続き可能なように手続情報10bが表示される。第3端末3は、手続情報10bによる手続きの共有の処理を管理サーバ5、又は対応するサーバなどと行う。
第3端末3は、例えば後述する手続者自身の手続情報10hを表示し、前述とは逆の処理(例えば第3端末3→第2端末2→第1端末1など)を行うようにしてもよい。第3端末3は、例えば主に携帯電話(携帯端末)が用いられ、それ以外ではスマートフォン、タブレット型端末、ウェアラブル端末、パーソナルコンピュータ、IoTデバイス等の電子機器のほか、体験をあらゆる電子機器で具現化されたものが用いられてもよい。
第3端末3は、例えば通信網7を介して手続共有システム100と接続されるほか、例えば第1端末1又は第2端末2と直接接続されてもよい。
<<第1拠点20>>
第1拠点20は、現地の体験又は手続きを共有する側の拠点であり、例えば第2拠点30とは離れた場所である。第1拠点20は、例えば実行者(撮影者)によって第1端末1を介して管理サーバ5に登録される。第1拠点20は、実行者が現在いる場所のほか、今後に出かける場所であってもよく、管理データベース6aに、場所、日時等の情報と共に登録される。
<<第2拠点30>>
第2拠点30は、現地の体験又は手続きが共有される側の拠点であり、例えば第1拠点20とは離れた場所である。第2拠点30は、依頼者によって第2端末2を介して管理サーバ5に登録される。第2拠点30は、依頼者、又は手続きの手続者がいる場所である。第2拠点30は、後述する管理データベース6aに日時等の情報と共に登録される。
第1拠点20と第2拠点30は、それぞれ別々の拠点であってもよい。第1拠点20と第2拠点30は、例えば第1拠点20を「北海道札幌市○○」)とし、第2拠点30を「東京都千代田区○○」)又は第1拠点20を「アメリカ合衆国ニューヨーク州○○」)とし、第2拠点30を「神奈川県横浜市○○」)であってもよく、さらには同じビルの異なるフロアや部屋などで部屋等であってもよい。
また、第1拠点20及び第2拠点30は、例えば各々に移動していてもよく、第1拠点20を「札幌市○○から函館市○○」であれば、移動する拠点の体験を第2拠点30の第2端末2で参照でき、依頼者の指示により取得される映像に含まれる識別情報により、別の拠点での様々な手続共通処理が可能となる。
<<映像情報>>
映像情報は、複数拠点のうち第1拠点20における第1端末1によって撮影される、映像情報は、第1端末1と予め接続された第2拠点30における第2端末2との間において、第1拠点20における住所や緯度経度等の位置情報、第1拠点20を識別する固有ID等の識別情報、及び第1拠点20における対象物4に関する決済手続き、予約手続き、代行手続き、及び承認手続き等に関する情報の少なくとも何れかを含む第1拠点20における映像情報である。
<<手続情報>>
手続情報10aは、例えば第1拠点20において対象物4に表示される情報であり、例えば予め商品の価格「¥1000」と、その商品の手続きに関する情報が二次元コード化されて生成された情報となる。
手続情報10bは、第2端末2で表示された手続情報10aを取得し、その取得した手続情報10aを第3端末3に予めインストールされた手続共有アプリケーション(図示せず)に応じて表示され、管理サーバ5、又は第1拠点20における店舗側の端末、他の管理、又は決済サーバに対する手続きに関する情報ある。
また手続情報10cは、手続情報10a(QRコード)と関連する情報とが合わせて表示されるものである。
また手続情報10dは、例えば第3端末3における認証IDを示すQRコードである。
また手続情報10eは、第3端末1の手続情報10dが第2端末2を介して第1端末1に表示された手続きに関する情報であり、第3端末3の識別情報であることを示すように、例えば『この画面はID123−456専用です』等と表示される。
手続情報10fは、例えば第1拠点20における店舗のデータ読み込みの第4端末4(図示せず)であり、各店舗のレジなどに備わる。
手続情報10h、10iは、手続情報10aに基づき、例えば関連情報等を取得して表示される画面例である。この例では、共有する手続きに関する情報として、例えば手続情報10aを取得した店舗画像として手続情報10h、取得した有効期限に関する手続に関する付加的な情報として手続情報10iが合わせて設定される。
また、手続情報10jは、映像情報配信部14により配信される店舗(例えばA店〜E店等)の手続情報10aが複数ある場合は、手続情報に含まれる対象物情報、手続者情報、手続位置情報、手続期間情報、及び決済情報の少なくとも何れかの情報に基づいて、第1拠点における複数の手続情報として第2端末2上で手続きが共有可能な状態で複数表示されるものである。
なお、手続情報11aは、例えば対象物4aで表示された手続情報10aにセキュリティの設定、又は依頼者側の設定に応じて、第1拠点20における第1端末1ではマスキングされて取得される表示である。
手続情報11bは、第2拠点30の第3端末3における手続きに関する情報の表示であり、例えば第1拠点20における支払い手続に関する確認の画面である。
そのため、手続情報11bは、例えば第3端末3が第2端末2で表示された手続情報10aを取得すると、手続情報10aを判別し、手続情報10aに応じた手続きとして、決済先のURLで特定される手続き先の決済代行管理サーバ(図示せず)に対して、「¥1000」を支払う手続き、又は取止めの手続きを選択して行う。
手続情報10aは、例えば、上述のように手続きを行うURL情報の他に、第3端末3にインストールされた手続きアプリケーションによる手続きを特定する情報が記録されていてもよく、第3端末3又はURL、その他の決済代行サーバ等の何れかで手続きが行われるかは任意である。
<手続情報の表示>
手続情報10aは、例えば第1拠点20における対象物4a〜4cに表示される。手続情報10aは、例えば第1端末1により、例えば撮像される映像情報の一部、又は全部として取得される。手続情報10aは、例えば管理サーバ5を介して第1端末1と接続される第2端末2に、映像情報に含んで配信される。手続情報10aは、例えば手続き、又は接続される第1端末1から直接に第2拠点30における第2端末2、又は第3端末3に配信される。手続情報10a、第2端末2に備わるモニター等で表示される。
手続情報10aは、例えば第1拠点20における第1端末1と、第2拠点30における第2端末2との間における共有される手続き等の情報として、例えば第1端末1を介して現地の映像情報に含まれて取得される。映像情報は、第1拠点20で撮像された音声又は画像を含む各種のデータ形式であってもよい。
映像情報は、手続情報10aが撮像された位置や状況などに関する情報や時間に関する情報などを含んでもよい。映像情報は、第1端末1に設けられた公知のカメラを用いて撮像されるほか、第1端末1と接続される公知のカメラを用いて撮像されてもよい。
手続共有システム100では、例えば図1に示すように、第1端末1は、対象物4cに表示される手続情報10aを取得してもよい。対象物4cは、例えば第1拠点20の店舗に備わるタブレットであり、手続情報10aは、タブレットの画面上に表示されてもよい。対象物4cは、例えば店舗の店員によって操作され、その店舗で販売される商品の済手続き、予約手続き、代行手続き、及び承認手続きのいずれかの手続情報10aに関する手続データであってもよい。
<手続情報の生成>
手続情報10aは、例えば公知の二次元コードのほか、公知のバーコード、その他の多次元からなるコードにより生成されてもよい。手続情報10aは、例えばURLや特定の手続きや情報を示す英数字を含む文字列により構成されていてもよい(図示せず)。手続情報10aは、第1端末1、第2端末3、及び第3端末3等で共有される手続に関するデータである。
手続情報10aは、具体的には決済手続き、予約手続き、代行手続き、及び承認手続きなどであり、例えばそれらのデータが公知の多次元コード化の技術により二次元コードとして生成される。手続情報10aは、例えば予め店舗の管理者によって商品に対する処理として設定され、設定された手続きが手続情報10aとして生成される。
次に、図5を参照し、本実施形態における手続共有システムの機能の一例を説明する。手続共有システム100は、受付部11と、手続端末特定部12と、映像情報取得部13と、映像情報配信部14と、手続情報取得部15と、手続情報表示部16と、手続情報実行部17と、記憶部18と、出力部19とを備える。なお、図5に示した各機能は、CPU101が、RAM103を作業領域として、保存部104等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、各機能の一部は、人工知能により制御されてもよい。ここで、「人工知能」は、いかなる周知の人工知能技術に基づくものであってもよい。
<受付部11>
受付部11は、体験又は手続共有を依頼する第2拠点20の第2端末2(又は第3端末3)から体験又は手続共有の依頼に関する依頼情報と、体験又は手続共有を実行する第1拠点の第1端末1から体験又は手続共有の実行に関する実行情報を各々に受け付ける。受付部11は、通信網7及びI/F106を介して、第1端末1から実行情報と、第2端末2から依頼情報、手続情報を受付ける。
なお、受付部11が依頼情報、手続情報、及び実行情報を受付ける頻度及び周期は、任意である。また、受付部11は、第1端末1又は第2端末2からの依頼に対して、支払うべき報酬を含む条件が記述された依頼情報と、体験の実行に対して希望する報酬が記述された実行情報を受け付ける。さらに、受付部11は、体験を共有する位置及び時間に関する条件が記述された依頼情報と、体験の実行が可能な位置及び時間が記述された実行情報とを受付ける。
<手続端末特定部12>
手続端末特定部12は、例えば受付部11により受け付けられた依頼情報及び実行情報に基づいて、第1拠点20の第1端末1及び第2拠点30の第2端末2間で共有する体験を決定する。手続端末特定部12は、第1拠点20の第1端末1及び第2拠点30の第2端末2間で共有する手続きを決定するようにしてもよい。
手続端末特定部12は、例えば手続共有システム100により提供されるアプリケーションやWeb等で提供されるプラットフォームを介して、第1端末1から受け付けた実行情報、第2端末2から受け付けた依頼情報、手続情報の各々に含まれる位置及び時間の少なくとも何れかを含む情報が一致するか否かに基づいて、体験又は手続きを共有する第1端末1及び第2端末2を決定する。
手続端末特定部12によって決定された体験又は手続きは、保存部104に記憶される。さらに手続端末特定部12は、受付部11により受け付けられた依頼情報、手続情報、及び実行情報のそれぞれに記述された報酬に基づいて、体験又は手続きを共有する第1端末1及び第2端末2を決定するようにしてもよい。
<映像情報取得部13>
映像情報取得部13は、複数拠点のうち第1拠点20における第1端末1と、第1端末1と予め接続された第2拠点30における第2端末2との間において第1拠点20における位置情報、第1拠点20を識別する識別情報、及び第1拠点20における手続きに関する手続情報の何れかを少なくとも含む前記第1拠点における映像情報を取得する。映像情報取得部13は、手続端末特定部12により決定された体験又は手続きで共有するための音声又は画像を含む共有情報又は対象物4a〜4cが、第1端末1により得られた場合には、これを取得する。
映像情報取得部13は、通信網7及びI/F106を介して、第1拠点における第1端末1と第2拠点における第2端末2とで決定された体験又は手続きで共有する情報を取得する。映像情報取得部13は、例えば実行者により第1端末1を介して第1拠点20における風景等の映像情報を撮像し、さらに風景等の映像情報を撮影しながら、例えば対象物4に貼付又は表示される手続情報10aも合わせて取得する。映像情報取得部13は、例えば第1拠点20における拠点に関する位置情報、第1拠点20を識別するための識別情報、及び第1拠点20における手続きに関する手続情報を含む映像情報を取得する。また、手続情報取得部12は、映像情報に含まれる音声又は画像の状態に関する状態情報を取得する。
ここで、状態情報とは、例えば第2端末2に配信される音声又は画像に関する状態情報であり、例えば第1端末1及び第2端末2に関する機器の状態、送受信する電波・パケットの状態、通信の強度、更にバッテリー状態等の情報であってもよい。映像情報取得部13は、さらに、第1端末1により共有する映像情報又は手続情報が得られた位置座標、GPS情報等の位置に関する状況の状況情報、共有情報の内容に関連する種別や特性、条件、対象、クーポン等の手続情報は、手続共有データベース6bに記憶されており、第1拠点20における第1端末1の位置情報に基づいて、適宜に取得されるようにしてもよい。
また、映像情報取得部13は、手続端末特定部12により体験又は手続きが決定され、報酬の支払の決済が行われた後に、第1端末1により映像情報又は手続情報を取得するようにしてもよい。
<映像情報配信部14>
映像情報配信部14は、映像情報取得部13により取得された映像情報を、第2拠点30における第2端末2にリアルタイムに配信する。映像情報配信部14は、通信網7及びI/F107を介して、第1拠点20の第1端末1から取得した映像情報及び手続情報を、あたかもリアルタイムで見ているように第2端末2に配信する。映像情報配信部14は、例えば映像情報取得部13により取得された映像情報に基づいて共有する情報の音声や画像、手続情報の解像度、容量、又は画像サイズ等を調整し、第2端末2に配信するようにしてもよい。
映像情報配信部14は、例えばこの映像情報に含まれる手続情報10aを遠隔地の第2端末2に配信することで、例えば第2拠点の依頼者は、遠隔地に居ながらにして、現地の第1拠点20の風景、山川、街並み、店舗、店内、店内に陳列されている商品等を見ることができ、さらに商品等の対象物4に、その対象物4に関する決済手続き、予約手続き、代行手続き、及び承認手続き等に関する手続情報10aがあれば、その手続情報10aにより対象物4の詳細を知ることができるようになる。映像情報配信部14は、第1端末1により映像情報及び手続情報が得られた位置の状況に関する状況情報を第1端末1又は第2端末2に配信する。これにより第1端末1及び第2端末2の各々は、遠隔で体験や手続きを共有する一方で、例えば映像情報や手続情報が取得された位置に応じた状況情報を取得することができる。
また、映像情報配信部14は、例えば第2端末2に配信する位置の状況としては、例えば映像情報及び手続情報が取得される場所や被写体、対象物等に関する説明の詳細情報、新装開店した店舗のクーポン情報等の付加的な価値の情報としてもよい。これらの位置の状況は、例えば手続共有データベース6bに予め記憶又は登録され、第1端末1より取得された映像情報及び手続情報の位置に関する識別子等に基づいて提供されるようにしてもよい。このような構成とすることで、現地の実行者が知らない情報を依頼者に提供することが可能となる。
また、映像情報配信部14は、第1拠点20で取得した映像情報に基づいて、例えば映像情報の取得に関する注意情報、補足情報等の現地の状況や撮影の状況に関する情報などを、第1拠点20の第1端末1だけに送信するようにしてもよい。これらの情報は、例えば管理データベース6a、又は手続共有データベース6bに予め記憶又は登録され、第1端末1より取得された映像情報及び手続情報の位置に関する識別子等に基づいて、第1端末1に提供されるようにしてもよい。このような構成とすることで、よりよい映像上納及び手続情報を撮影の実行者に提供することが可能となる。
<手続情報取得部15>
手続情報取得部15は、映像情報配信部14により配信された映像情報に、手続情報が含まれていた場合に手続情報を取得する。手続情報取得部15は、例えば第1拠点20における第1端末1で撮影される各種の情報や画像に対して、例えば予め管理データベース6aに比較対象となる手続情報10aに関する各種の情報等を記憶する。手続情報取得部15は、例えば管理データベース6aに記憶される比較対象の情報や画像等との比較を行い、第1端末1により撮影された映像情報の中から、手続情報10aの全部、又は部分的に抽出する。
手続情報取得部15は、例えば手続情報10aが対象物4aに表示されるQRコードである場合は、映像情報からQRコードに含まれるマーカを検出し、検出したQRコードを手続情報10aとして取得する。手続情報取得部15は、例えば取得した手続情報10aがQRコ―ドである場合に、手続情報10aが第1端末1、又は第2端末2において展開されないように、例えば静止画像、キャプチャーとして取得するようにしてもよい。なお、QRコードは、例えば公知のQRコードに関する各種のフォーマットや規約等の情報に基づき、対象物4a〜4c等に手続情報10a〜適宜にコードの関連技術に基づき、適宜にQRコードの生成、QRコードの表示等が行われる。
また、手続情報取得部15は、例えば第2端末、又は第3端末から映像情報に手続情報10aが含まれる場合は、この手続情報10aの取得を第2端末2、又は第3端末3からの入力(例えばキーボードを介したチャット、メール、又はマイクとスピーカを使った手続情報10aの取得指示など)を指定させるようにしてもよい。第1拠点20における第1端末1は、例えば第2拠点30における第2端末2、又は第3端末3から入力された、手続情報10aの指定に応じて、第1端末1において第1拠点20における手続情報10aを取得するようにしてもよい。
なお、手続情報取得部15は、取得した手続情報10aは、表示先である手続情報表示部16で正しく表示されるように、例えば手続情報10aの表示に関して、補正や編集などを行うようにしてもよい。
<手続情報表示部16>
手続情報表示部16は、手続情報取得部15により取得された手続情報10aを、例えば第1拠点20における手続情報10aとして、手続情報10aが取得された位置情報及び識別情報に基づいて、第1拠点20における手続情報10aとして第2端末2上で手続きが共有可能な状態で表示する。
手続情報表示部16は、例えば図9に示すように、第1拠点1における対象物4aに表示される手続情報10a(QRコード)を、第2拠点2における第2端末2で表示する際、対象物4cは、例えば第1拠点20の店舗に備わるタブレットであり、手続情報10aは、タブレットの画面上に表示されてもよい。対象物4cは、例えば店舗の店員によって操作され、その店舗で販売される商品の済手続き、予約手続き、代行手続き、及び承認手続きのいずれかの手続情報10aに関する手続データであってもよい。
また、手続情報表示部16は、映像情報配信部14により配信された手続情報10aが複数ある場合は、手続情報10aに含まれる対象物情報、手続者情報、手続位置情報、手続期間情報、及び決済情報の少なくとも何れかの情報に基づいて、第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で複数の手続情報10a等を表示するようにしてもよい。
<手続情報実行部17>
手続情報実行部17は、例えば手続情報表示部16により表示された手続情報10aに基づいて、第1拠点20における手続きを第2拠点30の第3端末による手続きとして実行する。手続情報実行部17は、例えば手続情報表示部16により表示された手続情報10cに基づいて、第1拠点における手続きを、第2拠点30において表示される手続情報10cとして取得し、第3端末による手続きとして実行する。
<記憶部18>
記憶部18は、予め取得された各種の情報、追加で入力された各種の情報を記憶する。記憶部18において記憶される情報は、例えば管理サーバ5の管理データベース6aと手続共有データベース6bに記憶される。
<出力部19>
出力部19は、共有される各種の情報の取得状況や各種の設定情報等の状況、映像情報配信部14による配信状況、手続情報表示部16による第1拠点20の映像、手続情報の表示、共有する手続きの内容や認証結果等を出力する。出力部19は、I/F107を介して出力部分109に第1端末1により取得された共有情報及び識別情報を出力するほか、映像情報配信部14によりI/F105を介して、第1端末1、第2端末2、及び第3端末3等に映像情報及び手続情報10a、その他関連する各種の情報を送信する。
<管理データベース6a>
管理データベース6aには、例えば図6(a)に示すような実行者情報データテーブルとして、第1端末1を操作する実行者を識別する「実行者情報(ID)」、「氏名」、「住所・電話」、「メールアドレス」、第1端末1に関する「実行端末ID」と「アプリ情報」、共有する体験や手続きに関する実行情報(体験・手続条件)として、共有する体験の内容の「共有」、共有する体験を実行する「日時」、共有する体験の「場所」、共有する体験の金額として「報酬」、共有する体験の相手(第2端末2、第3端末3、手続者等)「相手」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
また、管理データベース6aには、例えば図7(b)に示すような依頼者情報データテーブルとして、第2端末2又は第3端末3を操作する依頼者を識別する「依頼者情報(ID)」、「氏名」、「住所・電話」、「メールアドレス」、第2端末2に関する「依頼端末ID」と「アプリ情報」、共有したい体験や手続きに関する依頼情報(体験・手続条件)として、共有したい体験の内容の「共有」、共有したい体験が実行される「日時」、共有される体験の「場所」、共有される体験の金額として「報酬」、共有される体験の相手(第1端末1、第4端末4等)「相手」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
また、管理データベース6aには、例えば図7(c)に示すような手続者情報データテーブルとして、第2端末2又は第3端末3から手続きを行う手続者を識別する「手続き者情報(ID)」、「氏名」、「住所・電話」、「メールアドレス」、第3端末3に関する「手続端末ID」と「アプリ情報」、共有した手続した履歴に関する手続履歴情報として、共有した手続を識別する「手続ID(XXXX)」、共有した手続きの「日時(○月○日)」、共有した手続きの「場所(○○市)」、共有した手続きの認証に関する「認証ID(123−456)」、共有した手続金額に関する「手続き内容(○○支払い ¥1,000)」、共有される体験の相手(第1端末1、第4端末4等)に関する「相手」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
<手続共有データベース6b>
手続共有データベース6bには、例えば図7(a)に示すような第1拠点20における店舗に関する店舗データが店舗情報データテーブルとして記憶される。店舗情報データテーブルには、例えば対象物4(対象物4a、対象物4b、対象物4c)を設置する店舗を識別する「店舗ID」、「店舗目、住所情報、電話番号等」、対象物4が設置されている位置を示す「位置情報」、対象物4を識別する「対象物ID」、対象物IDの期限に関する「期限情報」、共有する手続きに関する手続情報として「決済」、「予約」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
また、手続共有データベース6bには、例えば図7(b)に示すような第1拠点20における対象物4に関する手続情報が対象物情報データテーブルに記憶される。対象物情報データテーブルには、例えば対象物4a〜4cを識別する「対象物ID」、対象物4a〜4cの種別や媒体名、商品名に関する「商品情報」、対象物4a〜4cが設置される位置を示す「位置情報」、対象物4a〜4cの期限に関する「期限情報」、対象物4a〜4cで共有する手続きに関する手続情報として「決済」、「予約」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
また、手続共有データベース6bには、例えば図7(c)に示すような第2拠点30において第3端末3を介して手続きを共有する手続者に関する手続者に関する情報(第2手続情報)が手続者情報データテーブルに記憶される。手続者情報データテーブルには、例えば手続者を識別する「手続者ID」、手続者の氏名、年齢、性別、住所等の手続者に関する「識別者情報」、手続者が手続きを行った位置を示す「位置情報」、手続者が第3端末3を介して手続き可能な期限に関する「期限情報」、手続者が共有する手続きに関する手続情報として「決済」、「予約」、「代行」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
<通信網7>
通信網7は、例えば手続共有システム100等が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。通信網7は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、通信網7は、有線通信網のほか、無線通信網等の公知の通信網で実現してもよい。
(手続共有システム100の動作の一例)
次に、図8を参照し、実施形態における手続共有システムの対象物、第1端末、第2端末、第3端末における手続共有処理のシーケンスの一例を説明する。
<受付手段ステップ>
まず受付手段ステップにより、第1端末1から体験の実行に関する実行情報と第2端末2から体験の依頼に関する依頼情報とを各々に受け付ける。受付手段は、例えば体験又は手続共有を実行する第1拠点の第1端末1から体験又は手続共有の実行に関する実行情報と、体験又は手続共有を依頼する第2拠点20の第2端末2(又は第3端末3)から体験又は手続共有の依頼に関する依頼情報と、各々に受け付ける。受付手段は、受け付けた各情報を、管理データベース6aに記憶する(例えば図6(a)〜図6(c))。
受付手段ステップでは、受付部11で受け付けた依頼情報及び実行情報を、例えば依頼者及び実行者が比較し、例えば各項目の優先度や一致度等により、第1拠点20における第1端末1と第2拠点30における第2端末2とをマッチングさせてもよい。
第1端末1と第2端末2とをマッチングは、例えば図6(a)に示す通り、現地(第1拠点20)の撮影が可能な実行者によって登録された実行者情報データテーブルと、例えば図6(b)に示す通り、遠隔地(例えば第2拠点30)で現地の手続情報10aを含む映像情報の視聴や手続きを希望する依頼者によって登録された依頼者情報データテーブルと、に含まれるそれぞれの共有対象、日時、場所、報酬額等の各種の情報又はデータの一致に基づいて、各拠点と各拠点における端末とが決定される。
<手続端末特定手段ステップ>
手続端末特定手段ステップは、例えば受付部11により受け付けられた依頼情報及び実行情報に基づいて、第1拠点20の第1端末1、及び第2拠点30の第2端末2間で共有する体験と、体験を通じて取得する手続情報10aを可能とする第1端末1及び第2端末2を決定する。手続端末特定手段ステップでは、第1拠点20の第1端末1及び第2拠点30の第2端末2の間で共有する手続きを決定するようにしてもよい。
手続端末特定手段ステップでは、例えば手続共有システム100により提供されるアプリケーションやWeb等で提供されるプラットフォームを介して、体験又は手続きを共有する第1端末1及び第2端末2を決定するようにしてもよい。
手続端末特定部12によって決定された体験、共有する手続きは、例えば保存部104に記憶される。さらに手続端末特定部12は、受付部11により受け付けられた依頼情報、手続情報、及び実行情報のそれぞれに記述された報酬に基づいて、体験又は手続きを共有する第1端末1及び第2端末2を決定するようにしてもよい。
<<映像情報取得手段S100>>
映像情報取得手段S100は、例えば複数拠点のうち第1拠点20における第1端末1と第1端末1と、予め接続された第2拠点30における第2端末2との間において、第1拠点20における位置情報、第1拠点を識別する識別情報、及び第1拠点20における手続きに関する手続情報10aと、を少なくとも含む映像を現地の映像情報として取得する(映像情報取得手段S100)。
映像情報取得手段S100は、例えば第1端末1により、第1拠点20における現地の映像情報が取得される。映像情報には、第1拠点20における位置情報、第1拠点20を識別する識別情報、又は第1拠点20における各種の手続きに関する手続情報10aが取得される。
映像情報取得手段S100では、取得される映像情報は、第1拠点20における第1端末1により、例えば第1端末1に備わるカメラ等の撮像装置(図示せず)により取得される。第1端末1により取得される映像情報は、第2拠点30における第2端末2、又は第3端末3による撮影の指示情報に基づいて取得されるようにしてもよい。
映像情報取得手段S100では、映像情報は、管理サーバ5を介して取得される他、第1端末1と第2端末2との間で直接に取得されるようにしてもよい。
<<映像情報配信手段S110>>
映像情報配信手段S110は、映像情報取得手段S100により取得された映像情報を、第2拠点30における第2端末2にリアルタイムに配信する(映像情報配信ステップS110)。
映像情報配信手段S110では、第1拠点20における第1端末1と第2拠点30における第2端末2にリアルタイムに接続する。映像情報配信手段S110では、第1拠点20の第1端末1において取得した映像情報を、第2拠点30における第2端末2において、あたかも現地の状況をリアルタイムで見ているような映像で第2端末2に配信する。映像情報配信手段S110では、例えば映像情報取得手段S100により取得された映像情報の状態や特性を評価し、その評価結果に基づいて、共有する映像情報の音声や画像、手続情報10aの解像度、容量、又は画像サイズ等を調整し、第2端末2に配信するようにしてもよい。このようにすることで、安定した映像情報の配信が可能となる。
映像情報配信手段S110は、第1拠点20で取得した映像情報に基づいて、例えば映像情報の取得に関する注意情報、補足情報等の現地の状況や撮影の状況に基づいて、第1拠点20の第1端末1だけに送信するようにしてもよい。これらの情報は、例えば管理データベース6a、又は手続共有データベース6bに予め記憶又は登録され、第1端末1より取得された映像情報及び手続情報の位置に関する各々の識別子等に基づいて、第1端末1に提供されるようにしてもよい。このような構成とすることで、よりよい映像情報、及び手続情報10aの撮影を、実行者は専念することができるようになる。
<<手続情報取得手段S120>>
手続情報取得手段S120は、映像情報取得手段S110により配信された映像情報に手続情報10aが含まれていた場合に、手続情報10aを取得する(手続情報取得手段S120)。
手続情報取得手段S120は、映像情報取得手段S110により配信された映像情報を判別し、判別の結果に応じて、手続情報10aが含まれていた場合に、この手続情報10aを取得する。手続情報取得手段S120は、例えば第1拠点20における第1端末1で撮影される各種の情報や画像に対して、例えば予め管理データベース6aに比較対象となる手続情報10aに関する各種の情報等に基づいて比較を行い、第1端末1により撮影された映像情報の中から、手続情報10aの全部、又は部分的に抽出するようにしてもよい。
手続情報取得手段S120では、例えば手続情報10aが対象物4aに表示されるQRコードである場合は、映像情報からQRコードに含まれるマーカを検出する。手続情報取得手段S120では、検出したQRコードを第1拠点20における対象物4の手続情報10aとして取得する。
手続情報取得手段S120では、例えば取得した手続情報10aがQRコ―ドである場合は、手続情報10aが第1端末1、又は第2端末2において展開されないように、例えば静止画像、キャプチャーとして取得するようにしてもよい。
<<手続情報表示手段S130>>
手続情報表示手段S130は、手続情報取得手段S120により取得された手続情報10aを、第1拠点20における手続情報10aとして第2拠点における第2端末2上に表示する(手続情報表示手段S130)。手続情報表示手段S130では、例えば手続情報10aを取得した第1拠点20における位置情報、及び前記識別情報に基づいて、手続共有データベース6bから表示する手続情報10aに関連する情報を取得する。
手続情報表示手段S130では、例えば手続共有データベース6bから表示する手続情報10aに関連する情報を、第1拠点20における手続情報10aとして第2端末2上での手続きが共有可能な状態で表示する。手続情報表示手段S130では、例えば手続情報10aに関連する情報を、第3端末3による手続きが可能な状態で、第2端末2において表示する。
手続情報表示手段S130では、例えば第2端末2において、表示する手続情報10aが複数ある場合は、各々の手続情報10aが取得された第1拠点20における映像情報に含まれる位置情報、識別情報、又はそれら情報に関連する各々の情報に基づいて第2端末2の表示画面を分割し、各々の手続情報10aを表示させるようにしてもよい(例えば図2、図9〜図12)。
手続情報表示手段S130では、例えば第2端末2において、表示する手続情報10aに、第2拠点30又は第2端末2における表示に関して、表示対象者、表示回数、表示時間等の制限が設定されている場合は、設定された制限の条件を、第2端末2における表示に適用するようにしてもよい。
<<手続情報実行手段S140>>
手続情報実行手段S140は、第2拠点20における第3端末3に、手続情報表示手段S130により表示された手続情報10aに基づいて、第1拠点20における手続きを、第3端末3による手続きとして実行する(手続情報実行手段S140)。
手続情報実行手段S140では、例えば手続情報表示手段S130により表示された手続情報10aに基づき、手続者が第1拠点における対象物4に表示された手続情報10aの手続きが可能となる。手続者は、例えば手続共有システム100により提供されるアプリケーションを第3端末3から起動する。第3端末3は、例えば手続共有システム100のアプリケーションで提供される機能から、手続情報10aを読み取るリーダーにより、手続情報10aを取得し、手続情報10aに対応する手続情報10bによる手続きを実行する。
手続情報実行手段S140では、例えば第3端末3の手続者による手続きとして、例えば手続情報10aとして、「決済」、「予約」、「代行」等の手続が可能となる。これにより、手続者は第1拠点20に行かずとも、第2端末2を介して共有された第1拠点20における手続情報10aによる手続きが可能となる。なお第2拠点30における第3端末3は、複数あってもよく、この場合は、多くの端末で手続情報10aがシェアされることになる。
上述した各手段を実行することで、本実施形態における各拠点の間の手続きを共有する手続共有システム100の動作が終了してもよい。
(手続共有システム100の動作の第1変形例)
次に、一実施形態における手続共有システム100の第1変形例について、図9を参照し、手続共有システムの動作の第1変形例を説明する。
上述した動作の一例と、第1変形例との違いは、例えば第1拠点20の対象物4aに表示される手続情報10aに、手続情報10aを表示(設置)する店舗に関する案内、手続情報10aに関する関連情報などが対応付けられていることである。
手続情報10aを表示(設置)する店舗に関する案内、手続情報10aに関する関連情報等は、例えば手続共有データベース6bに記録されている。手続共有データベース6bに記録されている関連情報は、例えば予め設定される端末情報、例えば共有される手続情報10a等のログ、又はトレーサビリティ等の情報に基づき、第2端末2における表示としてテキスト化されたメッセージ、又は画像などとして第2拠点30における第2端末2の表示で、手続情報10cとしてQRコードと関連情報などを合わせて表示するようにしてもよい。
手続情報取得手段S120は、映像情報取得手段S110により配信された映像情報を判別する。手続情報取得手段S120は、映像情報取得手段S110による判別の結果に応じて、例えば手続情報10aが映像情報に含まれており、さらに判別した手続情報10aに関連して手続者に関する関連情報が付加されていると判断すれば、これらの識別情報を取得する。これらの情報は、例えば予めQRコードとして生成され、対象物4に表示される。第1拠点20において第1端末1により対象物4に表示されたQRコードを読み取ることで、コード化された識別情報を取得することができる。
手続情報表示手段S130は、手続情報取得手段S120により取得した識別情報を、手続情報10aとともに、例えば『○○ストアーの△△です。支払いは手続コードを読み取ってください。』などと第2拠点30にいる人(例えば依頼者、手続者等)に対して知らせることができる。これにより、第2拠点30の依頼者又は手続者は、手続情報10cの共有を受けながら、手続情報10aの管理者(例えば『〇〇ストアー』、『〇〇です』)等を確認できる。遠隔地である第2拠点30の手続者は、遠隔地であっても手続情報10aを手続情報10cとして確認でき、手続情報10cにおける手続きを実行することができる。
また、手続情報表示手段S130は、手続情報取得手段S120により取得した識別情報に基づき、例えば手続共有データベース6bに記憶される関連情報を参照し、第2端末2に表示する情報があれば、それを第2端末2に表示させてもよい。第2端末2の表示は、例えばQRコードのみ、QRコードと手続情報10aに含まれる関連情報又はQRコードと他の識別情報等、いずれの場合であってもよく、第2拠点30の位置情報、第2端末2の依頼者、手続者に関する情報などに応じて、適宜に表示されるようにしてもよい。
手続情報表示手段S130は、例えば手続情報10aの取得した場合に、第1端末1にのみ表示するようにしてもよい、手続情報表示手段S130は、例えば第1拠点20における対象物4が存在する場所を知らせる表示情報、対象物4の手続情報10aを撮像する際の安全や注意に関する表示情報等を、第1拠点20における第1端末1の状態情報、環境情報、第1拠拠点(現地)の状況、周囲の込み具合、手続情報10aの更新や生死、リンク等に各種の情報に基づき、必要に応じて第1端末1にのみ表示するようにしてもよい。
手続情報実行手段S140は、手続情報表示手段S130により表示された手続情報10cに基づいて、第1拠点20における手続きを、例えば第2拠点30の手続者の第3端末3による手続きとして実行する。手続情報実行手段S140は、例えば第2拠点30における手続者の第2端末2を介して、第2端末2で表示される手続情報10cの手続きを行う。
また、手続情報実行手段S140は、第3端末3を介して、例えば手続情報10cに表示されるQRコードを読み取り、読み取ったQRコードで示されるURLから、管理サーバ5にアクセスすることで共有される手続き(例えば第1拠点20における対象物4aの手続情報10a)を行ってもよい。手続情報実行手段S140は、例えば第3端末3に予めインストールされている決済アプリケーションを介して、第2端末2で表示される手続情報10cの手続きを行ってもよく、決済以外の手続きであってもよい。
手続情報実行手段S140は、第3端末3を介して、例えば第3端末3における手続情報10cの手続きの後に、第1拠点20の対象物4aの管理者に手続完了の通知を出してもよい(図示せず)。手続情報実行手段S140は、例えば第3端末3を介して、第3端末3における手続情報10cの手続きの状況を取得し、第3端末3に表示される手続情報10bの『決定』ボタンが押されたことを確認できれば、その決済手続きを第3端末3における手続結果情報(例えば『決済されました。 手続ID XXXX、支払:¥1,000、決済日YYYYMMDD HH:MM』)として取得し、直接に、又は管理サーバ5を介して、手続情報10aの手続元に返信するようにしてもよい。
また、手続情報10cに表示されるQRコードを読み取り、読み取ったQRコードで示されるURLから、管理サーバ5にアクセスすることで共有される手続き(例えば第1拠点20における対象物4aの手続情報10a)を行ってもよい。手続情報実行手段S140は、例えば第3端末3に予めインストールされている決済アプリケーションを介して、第2端末2で表示される手続情報10cの手続きを行ってもよく、決済以外の手続きであってもよい。
(手続共有システム100の動作の第2変形例)
次に、一実施形態における手続共有システム100の第1変形例について、図10を参照し、手続共有システムの動作の第2変形例を説明する。
上述した動作の一例と、第1変形例との違いは、例えば第1拠点20において取得される手続情報10aが、第1端末1の画面上では見せなくすることである。これにより、第1拠点における第1端末1における手続情報10aの取得を実行者に知られずに済むことになり、依頼者のプライバシーや手続情報10aの個人履歴をカバーできる。
手続情報取得手段S120は、例えば取得した映像情報に含まれる手続情報10を判別する。手続情報表示手段S130は、第1拠点20の対象物4aの責任者による設定又は手続者により取得された手続情報10aの秘匿などに応じて、第1拠点20における第1端末1にのみ表示の表示制限を行う。
対象物4aに表示される手続情報10aには、あらかじめ上述の位置情報、識別情報、手続情報に基づいて、どのような情報を表示するかが、管理データベース6a、又は手続共有データベース6bのデータテーブルに記憶されてもよい。手続情報取得手段S120は、例えば第1拠点20における映像情報の中から対象物4aに表示される手続情報10a取得した際に、第1端末1における第1端末1の表示では、例えば『Payment』と表示させ、第2拠点2における第2端末での表示では、上述と同様に、例えば『○○ストアーの△△です。支払いは手続コードを読み取ってください。』等と表示するようにしてもよい。
この場合、管理データベース6a、又は手続共有データベース6bのデータテーブルには、例えば『第1拠点20、対象物4a、手続情報10a』の設定条件として、『第1拠点、第1端末:手続情報は非開示』、『第2拠点、第2端末:手続情報は開示』等の条件が記憶されており、各拠点、各端末に応じて、手続情報10a、又は別の情報が適宜に表示されることになる。
(手続共有システム100の動作の第3変形例)
次に、一実施形態における手続共有システム100の第1変形例について、図11を参照し、手続共有システムの動作の第3変形例を説明する。この場合、手続共有システム100における手続は逆の流れとなる。
上述した動作の一例と、第1変形例、第2変形例との違いは、例えば第2拠点30における第2端末2が、第2拠点20における第3端末3により表示される手続情報10d(例えば『認証ID 123−456』)を取得し、第1拠点20における店舗の対象物4bで手続きを共有する点である。
映像情報取得手段S100では、例えば第2拠点30において、第3端末3に表示される手続者に関する手続情報10dを取得する。手続情報表示手段S130では、第1端末1に第2端末2から取得した手続情報10eを表示する。そして、手続情報実行手段S140において、対象物4bが第1端末1に表示された手続情報10fを取得し、手続者による手続情報10fに応じた手続を、第1拠点30において行うことが可能となる。
映像情報取得手段S100は、例えば第2拠点30における映像情報(第3端末3など)を第2端末2のカメラ2aを介して取得する。第2拠点30が家庭内の場合は、デフォルト画像としてもよい。
映像情報配信手段S110は、映像情報取得手段S100により取得された映像情報を第1拠点20の第1端末1にリアルタイムに配信する。
手続情報取得手段S120は、例えば、第2拠点20の映像情報に含まれる第3端末3の画面に表示される手続情報10dを取得する。第2拠点30の手続者は、あらかじめ自分の認証情報を第3端末3に表示させておいてもよい。
手続情報表示手段S130は、第1拠点20の第1端末1を介して、例えば手続情報取得手段S120により取得された第3端末3で表示された手続情報10dを第1端末1で手続可能な手続情報10eとして表示する。手続情報表示手段S130は、例えば第2拠点30を識別する識別情報、第2拠点30における手続きに関する手続情報10dに基づき、識別情報として『この画面はID 123−456専用です』と関連するQRコードを表示する。
例えば取得第1拠点20における店舗端末(例えば対象物4d)を介して、第1端末1に表示された手続情報10eのうち、QRコード部分のみの手続情報10fを取得する。店舗端末では、手続情報10fを取得し、例えば決済に関する手続きを行う。店舗端末では、店舗端末における手続きとして、例えば手続情報10gが表示される。手続情報実行手段S140は、店舗端末を介して取得された手続情報10fに応じて、第2拠点30の手続者の第3端末3に手続情報11bを配信し、決済の確認を行うようにしてもよい。第1拠点20における店舗端末の手続きは、例えば第2拠点30における第3端末3に表示された手続情報11bの手続き後に表示されるようにしてもよい。これにより、手続者は自分の端末での手続きが可能となり、商品購入の依頼や手続きに関連する確認事項や周辺や周囲の状況等を、正確に行うことができる。
(手続共有システム100の動作の第4変形例)
次に、一実施形態における手続共有システム100の第1変形例〜第3変形例について、図12(a)、第12図(b)を参照し、手続共有システムの動作の第4変形例を説明する。
上述した動作の一例と、第1変形例〜第4変形例との違いは、図6(a)では、例えば手続情報10iに対応する店舗名、店舗外観、店舗住所が、管理サーバ5の管理データベースに記憶されており、第2端末2上における手続情報10iと合わせて10hが表示される。これにより、映像情報だけでは分からなかった詳細情報や、手続情報10iに関する有効期限等が確認できるようになる。
映像情報取得手段S100は、例えば第1拠点20における映像情報(例えばA店の商品セールのQRコードなど)を第1端末1のカメラを介して取得する。
映像情報配信手段S110は、映像情報取得手段S100により取得された映像情報を第2拠点30の第2端末2にリアルタイムに配信する。
手続情報取得手段S120は、例えば、第2拠点30の映像情報に含まれる店舗Aの手続情報10aを取得する。第1拠点20の店舗Aの管理者は、例えばあらかじめ自店の情報(例えば手続情報10h、手続情報10i)を管理サーバ5の管理データベース6aに登録されていてもよい。
手続情報表示手段S130は、第2拠点30の第2端末2を介して、例えば手続情報取得手段S120により取得された手続情報10aを第2端末2で手続可能な手続情報10hと10iとして表示する。手続情報10hは、例えば店舗に関する情報であり、手続情報10iは、例えば予め表示される手続情報10aの有効期限に関する期限情報である。 手続情報表示手段S130では、他に関連する情報(例えば現地ならではの情報など)があれば、それらの情報を合わせて表示するよぅにしてもよい。これにより、第2拠点3の手続者は、例えば第1拠点20において第1端末1により取得された現地の映像情報を通じて、希望する手続きを共有することが可能となる。これにより、離れた拠点間の端末でリアルタイムに、各拠点の間の手続きを共有することが可能となる。現地の映像を確認しつつ、手続者が行いたい手続きを共有できることで、例えば商品購入の依頼や手続きに関連する確認事項や周辺や周囲の状況等を確認しながら、正確な手続きを行うことができるようになる。
また、上述した動作の一例と、第1変形例〜第4変形例との違いは、図6(a)では、例えば手続情報取得手段S120は、取得された映像情報に含まれる複数店舗(A店〜D店)で表示される各店舗の手続情報を取得することができる。手続情報表示手段S130は、手続情報取得手段S120により取得された複数の手続情報10aを、第1拠点20における手続情報10aとして第2拠点における第2端末2上に複数を表示する。これにより、共通する手続きに関する手続情報10aをまとめて確認、決済することが可能となる。
映像情報取得手段S100は、例えば第1拠点20における映像情報(例えば複数店舗が入るショッピングモールなど)を第1端末1のカメラを介して取得する。
映像情報配信手段S110は、映像情報取得手段S100により取得された映像情報を第2拠点30の第2端末2にリアルタイムに配信する。
手続情報取得手段S120は、例えば、第1拠点20の映像情報に含まれる複数の店舗(A店〜D店)の手続情報があれば、これらを順次に取得する取得する。
手続情報表示手段S130は、第1拠点20の第1端末1を介して、例えば手続情報取得手段S120により取得された複数の手続情報10aを手続情報11jとして、第2端末2で手続可能な手続情報10jとして表示する。手続情報10jは、例えば複数の店舗(例えば店A〜店Dなど)に関するQRコードであり、それぞれの店舗の位置情報、店舗を識別する識別情報、店舗の手続きに関する手続情報に関する情報に基づいて、第2端末2上に合わせて表示するよぅにしてもよい。これにより、第2拠点3の手続者は、例えば第1拠点20において第1端末1により取得された複数の手続きを一覧することができ、まとめて手続きをすることができるようになる。
また、本実施形態によれば、手続共有システム100は、第2拠点30における第2端末2により、手続情報実行手段S140を実行するようにしてもよい。手続情報実行手段S140は、例えば手続情報表示手段S130により表示された手続情報10aを、第2端末2に備わるアプリケーションに引き渡す。手続情報10aを引き渡されたアプリケーションは、例えばアプリケーション内で、引き渡された手続き情報10aを、第2端末2による手続きとして実行する。
手続情報実行手段S140は、例えば手続情報表示手段S130により表示された手続情報10aを第2端末2上でキャプチャー、又は一時停止させ、表示された手続情報10cを第2端末2の保存部104に一時的に格納する。第2端末2に備わるアプリケーションは、例えば手続者により選択されてもよく、選択されたアプリケーションが保存部104に格納された手続情報10aを取得する。
選択されたアプリケーションは、取得した手続情報10aの展開を行い、第2端末2による手続きを実行する。これにより、第2拠点30において、第3端末3を必要とせずとも、手続情報表示手段S130により表示された手続情報10aに基づいて、第1拠点における手続きを第2端末による手続きとして実行することが可能となる。
第2端末2は、例えば上述の通り、例えば携帯電話(携帯端末)、スマートフォン、タブレット型端末、ウェアラブル端末、パーソナルコンピュータ、IoTデバイス等の電子機器のほか、あらゆる電子機器で具現化されたものが用いられてもよい。これにより、第2拠点2において、第2端末2から直接的な手続きが可能となり、第1拠点20と第2拠点30における共有される手続情報10aの手続き実行の効率化が図れることになる。
また、本実施形態によれば、手続情報取得手段S120は、映像情報配信手段S110により配信された映像情報に手続情報10cが含まれていた場合に、その手続情報10aを、例えば第1端末1を介して入力される実行者、依頼者、又は手続き者からの一時停止により静止画像として取得するようにしてもよい。この場合、映像情報の中から静止画像としての手続情報10cが取得されることになる。これにより、ブレのない手続情報10aを、第1拠点20において取得することが可能となる。
そして、手続情報表示手段S130では、手続情報取得手段S120により取得された手続情報10cを、例えば第1拠点における静止画像の手続情報10aとして位置情報、及び識別情報に基づいて、第2端末2上で手続きが共有可能な状態で表示する。
また、本実施形態によれば、手続情報取得手段S120は、映像情報配信手段S110により配信された映像情報に手続情報10cが含まれていた場合に、その手続情報10aを、例えば第1端末1を介して入力される実行者、依頼者、又は手続き者からの一時停止により静止画像として取得するようにしてもよい。この場合、第1拠点20における実行者の第1端末1は、あらかじめ第2拠点における依頼者の第2端末2、又は手続者の第3端末3とリアルタイムに接続され、第2端末2、又は第3端末3から第1端末1への操作指示が可能とし、第1端末1では、それらの指示に応じた映像情報の取得、手続情報10aの一時停止を可能とするようにしてもよい。
これにより、第2拠点30の依頼者、又は手続者の各々は、第2端末2、又は第3端末3を介して、第1拠点20における第1端末1を介した映像情報の取得、又は手続情報10aの取得が可能となる。さらに、離れた拠点間の端末でリアルタイムに、各拠点の間の手続きを共有することが可能となる。現地の映像を確認しつつ、手続者が行いたい手続きを共有できることで、例えば商品購入の依頼や手続きに関連する確認事項や周辺や周囲の状況等を確認しながら、正確な手続きを行うことができるようになる。
また、本実施形態によれば、手続情報表示手段S130は、手続情報取得手段S120により取得された手続情報10aを、静止画像として取得し、第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示するようにしてもよい。手続情報表示手段S130は、例えば第2端末2を介して入力される依頼者、又は手続き者からの一時停止により、配信される映像情報の中から、手続情報10aを静止画像として取得するようにしてもよい。これにより、ブレのない手続情報10aを、第2拠点30において取得することが可能となる。
また、本実施形態によれば、手続情報10aは、例えばQRコードの他、バーコード、JANコード、会員証(例えば電子媒体として表示されQRコードなど)、入会カード、ポイントカード、スタンプカード等であってもよく、第1拠点20、又は第2拠点30において、それぞれ表示された手続情報10aに応じて、手続きが実行される。手続情報10aに関する情報は、例えば管理サーバ5の管理データベース6a、及び手続共有データベース6bに予め登録され、それぞれの手続きの際は、手続き共有システム100により、適宜にこれらの情報が参照され、各手段が実行される。
また、本実施形態によれば、第2端末2、第3端末3、又は各店舗の端末では、例えば複数の手続情報10aが格納されていてもよい。第2端末2、第3端末3、又は各店舗の端末では、例えば手続きされる商品、金額、取引履歴等の情報と手続きの内容(例えば「決済」、「予約」、「代行」等)により、どの手続情報10aとするかを、適宜に選択されるようにしてもよい。これにより、第1拠点20で手続きする相手、第1拠点20で手続きする対象(内容物、サービス)、手続きの条件や制約、第2拠点30における実際の手続き等に応じて、第1拠点20と第2拠点30において、手続きを共有でき、共有する手続きで適切な手続き処理ができるようになる。
また、本実施形態によれば、手続情報取得手段S120は、映像情報取得手段S100により取得された手続情報10a、又は映像情報配信手段S110により配信された手続情報10aを、時間差で複数を取得するようにしてもよい。手続情報取得手段S120は、例えば1秒間に4回、手続情報10aを取得(同じ内容の手続情報10cが4枚)し、取得した複数の手続情報10aを第2端末2において表示させる(図示せず)。これにより、例えば手続情報取得手段S120において、不鮮明な手続情報10aを取得した場合(例えば電波干渉の多い地点、アンテナレベルの低い時間帯、使用端末の機能低下、電波状態悪化等)、同一の他の手続情報10aを表示させることにより、正確な手続きをすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、手続情報表示手段S130は、図12(b)に示す他の表示形態として、例えば手続情報取得手段S120により取得された同一の複数の手続情報10aを、第1拠点20における手続情報10aとして取得のタイミング、時間、又は間隔を変化させて取得し、1拠点20における手続情報10aとして第2端末上で手続きが共有可能な状態で複数を表示する(図示せず)。これにより、例えば手続情報取得手段S120において、不鮮明な手続情報10aを取得した場合であっても、同一内容の手続情報10aの複数の手続情報10aが表示され、正確な手続きをすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、手続共有システム100を有する手続共有方法は、複数拠点のうち第1拠点20における第1端末1と、第1端末1と予め接続された第2拠点30における第2端末2との間において、第1拠点20における位置情報、第1拠点20を識別する識別情報、及び第1拠点20における手続きに関する手続情報10aを含む第1拠点20における映像情報を取得する映像情報取得手段S100、映像情報取得手段S100により取得された映像情報を、第2拠点30における第2端末2にリアルタイムに配信する映像情報配信手段S110と、映像情報取得手段S110より配信された映像情報に手続情報10aが含まれていた場合に、手続情報10を取得する手続情報取得手段S120と、手続情報取得手段S120により取得された手続情報10aを、第1拠点20における手続情報10aとして位置情報及び識別情報に基づいて、第1拠点20における手続情報10aとして第2端末3上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示手段S130とにより提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 :第1端末
2 :第2端末
2a :カメラ
3 :第3端末
4,4a,4b,4c,4d:対象物
5 :管理サーバ
6a :管理データベース
6b :手続共有データベース
7 :通信網
10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10j,11a,11b:手続情報
11 :受付部
12 :手続端末特定部
13 :映像情報取得部
14 :映像情報配信部
15 :手続情報取得部
16 :手続情報表示部
17 :手続情報実行部
18 :記憶部
19 :出力部
40 :筐体
100 :手続共有システム
101 :CPU
102 :ROM
103 :RAM
104 :保存部
105 :I/F
106 :I/F
107 :I/F
108 :入力部分
109 :出力部分
110 :内部バス
S100 :映像情報取得手段ステップ
S110 :映像情報配信手段ステップ
S120 :手続情報取得手段ステップ
S130 :手続情報表示手段ステップ
S140 :手続情報実行手段ステップ
第1発明に係る手続共有システムは、複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有システムであって、前記複数拠点のうち第1拠点における第1端末と、前記第1端末と予め接続された第2拠点における第2端末との間において、前記第1拠点における前記第1端末が、前記第2拠点における第2端末を介して入力される撮影の指示に関する撮影依頼情報に基づいて、前記第1拠点における位置情報、前記第1拠点を識別する識別情報、及び前記第1拠点における手続きに関する手続情報を含む前記第1拠点における映像情報を取得する映像情報取得手段と、前記映像情報取得手段により取得された前記映像情報を、前記第2拠点における前記第2端末にリアルタイムに配信する映像情報配信手段と、前記映像情報配信手段により配信された前記映像情報に前記手続情報が含まれていた場合に、前記第1端末を介して、前記第2拠点における第2端末を介して入力される前記手続情報の撮影に関する指示情報に基づいて、前記手続情報を取得する手続情報取得手段と、前記手続情報取得手段により取得された前記手続情報を、前記手続情報に関連する前記位置情報、前記識別情報、及び、前記第2拠点又は前記第2端末における表示制限に基づいて、前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
第2発明に係る手続共有システムは、第1発明において、前記第2拠点における第3端末をさらに備え、前記第3端末を介して前記手続情報表示手段により表示された前記手続情報を取得し、取得した前記手続情報に基づいて前記第拠点において前記第3端末が実行可能な手続きを判別し、判別した前記手続きにより前記第3端末を介して前記手続情報を実行する手続情報実行手段と、を備えることを特徴とする。
第3発明に係る手続共有システムは、第発明において、前記映像情報取得手段により取得される前記手続情報は、前記第1端末又は前記第2端末において、非開示、開示又は代替表示により表示され、前記第1拠点における対象物を識別する対象物情報、手続きを行う手続者を識別する手続者情報、手続き場所を識別する手続位置情報、手続の有効期間に関する手続期間情報、及び手続きの決済に関する決済情報の少なくとも何れかの情報を含むこと、を特徴とする。
第4発明に係る手続共有システムは、第発明において、前記手続情報取得手段は、前記第1端末を介して前記映像情報に含まれる前記手続情報を取得する場合に、前記第1端末、又は前記端末2において前記手続情報が展開されない静止画像として取得することを特徴とする。
第5発明に係る手続共有システムは、第発明において、前記手続情報表示手段は、前記映像情報配信手段により配信される前記手続情報を前記第1端末又は前記第2端末において、非開示、開示又は代替表示による表示を可能とし、前記手続情報が複数ある場合は、前記手続情報に含まれる前記対象物情報、前記手続者情報、前記手続位置情報、前記手続期間情報、及び前記決済情報の少なくとも何れかの情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で複数表示することを特徴とする。
第6発明に係る手続共有方法は、複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有方法であって、前記複数拠点のうち第1拠点における第1端末と、前記第1端末と予め接続された第2拠点における第2端末との間において、前記第1端末を介して、前記第2拠点における第2端末を介して入力される前記第1拠点の撮影に関する依頼情報に基づいて、前記第1拠点における位置情報、前記第1拠点を識別する識別情報、及び前記第1拠点における手続きに関する手続情報を含む前記第1拠点における映像情報を取得する映像情報取得ステップと、前記映像情報取得ステップにより取得された前記映像情報を、前記第2拠点における前記第2端末にリアルタイムに配信する映像情報配信ステップと、前記映像情報配信ステップにより配信された前記映像情報に前記手続情報が含まれていた場合に、前記第1端末を介して、前記第2拠点における第2端末を介して入力される前記手続情報の撮影に関する指示情報に基づいて、前記手続情報を取得する手続情報取得ステップと、前記手続情報取得ステップにより取得された前記手続情報を、前記手続情報に関連する前記位置情報、前記識別情報、及び、前記第2拠点又は前記第2端末における表示制限に基づいて、前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示ステップと、をコンピュータが実行することを特徴とする。
第7発明に係る手続共有方法は、第6発明において、前記第2拠点における第3端末に、前記第3端末を介して前記手続情報表示ステップにより表示された前記手続情報を取得し、取得した前記手続情報に基づいて前記第拠点において前記第3端末が実行可能な手続きを判別し、判別した前記手続きにより前記第3端末を介して前記手続情報を実行する手続情報実行ステップと、をコンピュータが実行することを特徴とする。
手続共有システム100は、例えば第1拠点20における第1端末1を第2拠点30における第2端末2として、第2拠点30における第2端末2を第1拠点20における第1端末1として機能させてもよい。この場合、第2拠点30における第2端末2は、第2端末2に備わるカメラ2aにより、例えば第3端末3に表示される手続情報10aを取得し、第1拠点20における第1端末1に配信する。第1端末1は、例えば第3端末3の手続情報10aを表示する。第1端末1に表示される手続情報10aは、例えば第1拠点20における店舗の端末により読み取られ、手続されるようにしてもよい。
<手続共有データベース6b>
手続共有データベース6bには、例えば図7(a)に示すような第1拠点20における店舗に関する店舗データが店舗情報データテーブルとして記憶される。店舗情報データテーブルには、例えば対象物4(対象物4a、対象物4b、対象物4c)を設置する店舗を識別する「店舗ID」、「店舗、住所情報、電話番号等」、対象物4が設置されている位置を示す「位置情報」、対象物4を識別する「対象物ID」、対象物IDの期限に関する「期限情報」、共有する手続きに関する手続情報として「決済」、「予約」等の情報が各々に対応付けられて予め記憶される。
第1端末1と第2端末2とマッチングは、例えば図6(a)に示す通り、現地(第1拠点20)の撮影が可能な実行者によって登録された実行者情報データテーブルと、例えば図6(b)に示す通り、遠隔地(例えば第2拠点30)で現地の手続情報10aを含む映像情報の視聴や手続きを希望する依頼者によって登録された依頼者情報データテーブルと、に含まれるそれぞれの共有対象、日時、場所、報酬額等の各種の情報又はデータの一致に基づいて、各拠点と各拠点における端末とが決定される。
手続情報表示手段S130は、第2拠点30の第2端末2を介して、例えば手続情報取得手段S120により取得された手続情報10aを第2端末2で手続可能な手続情報10hと10iとして表示する。手続情報10hは、例えば店舗に関する情報であり、手続情報10iは、例えば予め表示される手続情報10aの有効期限に関する期限情報である。 手続情報表示手段S130では、他に関連する情報(例えば現地ならではの情報など)があれば、それらの情報を合わせて表示するよにしてもよい。これにより、第2拠点3の手続者は、例えば第1拠点20において第1端末1により取得された現地の映像情報を通じて、希望する手続きを共有することが可能となる。これにより、離れた拠点間の端末でリアルタイムに、各拠点の間の手続きを共有することが可能となる。現地の映像を確認しつつ、手続者が行いたい手続きを共有できることで、例えば商品購入の依頼や手続きに関連する確認事項や周辺や周囲の状況等を確認しながら、正確な手続きを行うことができるようになる。
手続情報表示手段S130は、第1拠点20の第1端末1を介して、例えば手続情報取得手段S120により取得された複数の手続情報10aを手続情報11jとして、第2端末2で手続可能な手続情報10jとして表示する。手続情報10jは、例えば複数の店舗(例えば店A〜店Dなど)に関するQRコードであり、それぞれの店舗の位置情報、店舗を識別する識別情報、店舗の手続きに関する手続情報に関する情報に基づいて、第2端末2上に合わせて表示するよにしてもよい。これにより、第2拠点3の手続者は、例えば第1拠点20において第1端末1により取得された複数の手続きを一覧することができ、まとめて手続することができるようになる。
第4発明に係る手続共有システムは、第1発明において、前記手続情報取得手段は、前記第1端末を介して前記映像情報に含まれる前記手続情報を取得する場合に、前記第1端末、又は前記第2端末において前記手続情報が展開されない静止画像として取得することを特徴とする。

Claims (7)

  1. 複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有システムであって、
    前記複数拠点のうち第1拠点における第1端末と、前記第1端末と予め接続された第2拠点における第2端末との間において、前記第1拠点における位置情報、前記第1拠点を識別する識別情報、及び前記第1拠点における手続きに関する手続情報を含む前記第1拠点における映像情報を取得する映像情報取得手段と、
    前記映像情報取得手段により取得された前記映像情報を、前記第2拠点における前記第2端末にリアルタイムに配信する映像情報配信手段と、
    前記映像情報配信手段により配信された前記映像情報に前記手続情報が含まれていた場合に、前記手続情報を取得する手続情報取得手段と、
    前記手続情報取得手段により取得された前記手続情報を、前記第1拠点における手続情報として前記位置情報及び前記識別情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示手段と、
    を備えること
    を特徴とする手続共有システム。
  2. 前記第2拠点における第3端末をさらに備え、前記手続情報表示手段により表示された前記手続情報に基づいて、前記第1拠点における手続きを、前記第3端末による手続きとして実行する手続情報実行手段と、
    を備えること
    を特徴とする請求項1記載の手続共有システム。
  3. 前記映像情報取得手段により取得される前記手続情報は、前記第1拠点における対象物を識別する対象物情報、手続きを行う手続者を識別する手続者情報、手続き場所を識別する手続位置情報、手続の有効期間に関する手続期間情報、及び手続きの決済に関する決済情報の少なくとも何れかの情報を含むこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の手続共有システム。
  4. 前記手続情報取得手段は、前記映像情報取得手段により取得された前記映像情報に含まれる前記手続情報を静止画像として取得すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の手続共有システム。
  5. 前記手続情報表示手段は、前記手続情報配信手段により配信される前記手続情報が複数ある場合は、前記手続情報に含まれる前記対象物情報、前記手続者情報、前記手続位置情報、前記手続期間情報、及び前記決済情報の少なくとも何れかの情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で複数表示すること
    を特徴とする請求項1記載の手続共有システム。
  6. 複数拠点の端末がネットワークを介して通信可能に接続し、各拠点の間の手続きを共有する手続共有方法であって、
    前記複数拠点のうち第1拠点における第1端末と、前記第1端末と予め接続された第2拠点における第2端末との間において、前記第1拠点における位置情報、前記第1拠点を識別する識別情報、及び前記第1拠点における手続きに関する手続情報を含む前記第1拠点における映像情報を取得する映像情報取得ステップと、
    前記映像情報取得ステップにより取得された前記映像情報を、前記第2拠点における前記第2端末にリアルタイムに配信する映像情報配信ステップと、
    前記映像情報配信ステップより配信された前記映像情報に前記手続情報が含まれていた場合に、前記手続情報を取得する手続情報取得ステップと、
    前記手続情報取得ステップにより取得された前記手続情報を、前記第1拠点における手続情報として前記位置情報及び前記識別情報に基づいて、前記第1拠点における手続情報として前記第2端末上で手続きが共有可能な状態で表示する手続情報表示ステップと、
    を有すること
    を特徴とする手続共有方法。
  7. 前記第2拠点に備わる第3端末に、前記手続情報表示ステップにより表示された前記手続情報に基づいて、前記第1拠点における手続きを、前記第3端末による手続きとして実行する手続情報実行ステップと、
    を有すること
    を特徴とする請求項6記載の手続共有方法。
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