JP2021085692A - 腐食試験装置及び腐食試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属試料の表面に均一な厚さの水膜を形成しつつ電気化学測定を行うことができる腐食試験装置を提供する。【解決手段】腐食試験装置1は、電解質溶液を充填可能であって、内部に金属試料Sが配置される試験槽11と、試験槽11の内部に挿入可能な圧子21と金属試料S及び圧子21の端面の傾きを測定可能な傾き測定装置31と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、腐食試験装置及び腐食試験方法に関する。
金属の大気腐食は、金属の表面に形成された薄い水膜の下で進行する。金属の腐食速度は対象の金属を試料電極とした電気化学測定を用いて推定することが可能であるが、薄膜水環境を模擬することは困難であるため、没水環境下で求めた腐食速度から大気腐食の進行速度を予測することが行われている。しかし、大気腐食速度は水膜の厚さ(数μm〜数mm)に依存するため、没水環境下で測定された腐食速度から大気腐食速度を精確に予測することは困難である。
薄膜水環境における金属の腐食速度を求めるため、電極表面の水膜の厚さを制御可能な電気化学測定方法が複数の研究者らによって開発されている。例えば、E. Remita et al., "A thin layer cell adapted for corrosion studies in confined aqueous environments", Electrochimica Acta 52 (2007), pp. 7715-7723では、電解質溶液で満たされた試験槽内部において、金属試料に圧子(樹脂製の円柱)を接触させ、金属試料と圧子とが接触したときの圧子底面の高さをz=0とし、そこから圧子を任意の距離dだけ移動させることで、金属試料と圧子との間に厚さdの水膜を形成している。
大気腐食を測定するためのものではないが、類似した構造を有する装置として、特許第6163433号公報には、隙間腐食試験装置が開示されている。
特許第6163433号公報
E. Remita et al., "A thin layer cell adapted for corrosion studies in confined aqueous environments", Electrochimica Acta 52 (2007), pp. 7715-7723
金属試料と圧子とを接触させ、そこから圧子を移動させて水膜を形成する方法では、金属試料と圧子の底面とが平行でない場合、金属試料と圧子の底面との間の距離が不均一になり、設定した厚さよりも水膜の厚さが大きくなる。そのため、この方法では水膜厚さと腐食速度との関係を正しく求めることができない。
本発明の課題は、金属試料の表面に均一な厚さの水膜を形成しつつ電気化学測定を行うことができる腐食試験装置及び腐食試験方法を提供することである。
本発明の一実施形態による腐食試験装置は、電解質溶液を充填可能であって、内部に金属試料が配置される試験槽と、前記試験槽の内部に挿入可能な圧子と、前記金属試料及び前記圧子の端面の傾きを測定可能な傾き測定装置と、を備える。
本発明の一実施形態による腐食試験方法は、電解質溶液を充填可能であって、内部に金属試料が配置される試験槽と、前記試験槽の内部に挿入可能な圧子と、前記金属試料及び前記圧子の端面の傾きを測定可能な傾き測定装置と、前記金属試料の周りに配置される対極と、前記金属試料の近傍に配置されるルギン細管と、前記ルギン細管を介して接続される基準電極とを備え、前記金属試料、前記対極、及び前記基準電極が電位・電流制御装置に接続される腐食試験装置を用いた腐食試験方法であって、前記電位・電流制御装置によって、前記金属試料と前記基準電極との間に一定の電位を印可するか、又は電位を動電位的に掃引することによって、前記金属試料の腐食速度を測定する。
本発明によれば、金属試料の表面に均一な厚さの水膜を形成しつつ電気化学測定を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態による腐食試験装置の構成を模式的に示す側面図である。 図2は、図1の装置を用いた腐食試験方法を説明するための図である。 図3は、図1の装置を用いた腐食試験方法を説明するための図である。 図4は、図1の装置を用いた腐食試験方法を説明するための図である。 図5は、図1の装置を用いた腐食試験方法を説明するための図である。 図6は、金属試料と圧子の端面とが平行な場合において、両者の間に形成される電解質溶液の水膜を模式的に示す断面図である。 図7は、金属試料と圧子の端面とが平行でない場合において、両者の間に形成される電解質溶液の水膜を模式的に示す断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[腐食試験装置]
図1は、本発明の一実施形態による腐食試験装置1の構成を模式的に示す側面図である。腐食試験装置1は、試験槽11と、圧子21と、レーザー傾き測定器31とを備えている。
試験槽11は、電解質溶液を充填できるように構成されている。試験槽11は、化学的に不活性な材質からなるものを用いることが好ましく、例えばガラス製のものを用いることができる。
試験槽11の内部には、金属試料Sが配置される。金属試料Sは、測定対象の金属からなる。金属試料Sは、少なくとも一つの面が外部に露出するように配置され、この露出した面が圧子21と接触できるように配置される。
試験槽11には、金属試料Sに加えて、対極12と、金属試料Sを保持する保持体13とが配置される。対極12は、これに限定されないが、例えば白金のワイヤーである。保持体13は、例えば樹脂からなる。
図1に示す試験槽11の構成は例示であり、試験槽11の構成はこれに限定されない。試験槽11、金属試料S及び保持体13は、任意の形状であってよい。また、対極12は金属試料Sの近傍に配置されていればよく、任意の形状であってよい。
試験槽11はまた、ルギン細管14を金属試料Sの近傍に配置し、試験槽11の外側に配置された基準電極(不図示)に接続できるように構成されている。基準電極は、これに限定されないが、例えば銀・塩化銀電極である。
試験槽11は、圧子21を挿入するための開口11aを有している。試験槽11は、開口11aに圧子21を挿入することで内部を密閉できる構造であることが好ましい。そのため、開口11aと圧子21と間のクリアランスは小さいことが好ましい。
圧子21は、試験槽11の内部に挿入可能な形状を有している。より具体的には、試験槽11の開口11aに嵌合する形状を有している。圧子21は、試験槽11の内部に挿入可能で、かつ、金属試料Sと接する側の端面が平坦であればよい。
圧子21は、これに限定されないが、化学的に不活性な材質からなるものが好ましく、例えば樹脂やガラス製のものを用いることができる。
レーザー傾き測定器31は、金属試料Sと対向するように配置される。レーザー傾き測定器31は、金属試料S及び圧子21の端面21a(レーザー傾き測定器31と対向する側の端面)の傾きを測定できるように構成されている。レーザー傾き測定器31は、より具体的には、金属試料S又は圧子21の端面21aにレーザーを照射し、金属試料S又は圧子21の端面21aからの反射光を検出して、金属試料S又は圧子21の端面21aの傾きを高精度に測定する。
腐食試験装置1はさらに、XYステージ16及び傾きステージ17を備えている。試験槽11は、XYステージ16及び傾きステージ17の上に配置されている。XYステージ16及び傾きステージ17を操作することによって、試験槽11の水平位置及び傾きを調整することができる。
腐食試験装置1はさらに、回転ステージ22、Xステージ23、Zステージ24、回転ステージ25、傾きステージ26、応力センサ27及びクランプ28を備えている。
図1に示すように、Zステージ24は回転ステージ22及びXステージ23の上に配置されている。Zステージ24は架台241及びステージ242を備えており、ステージ242が上下方向に移動できるように構成されている。回転ステージ25はZステージ24のステージ242に固定されており、傾きステージ26は回転ステージ25に固定されている。圧子21は、クランプ28及び応力センサ27を介して傾きステージ26に固定されている。
この構成によれば、回転ステージ22及びXステージ23を操作することによって、圧子21の水平位置を調整することができる。また、Zステージ24を操作することによって、圧子21の上下位置を調整することができる。さらに、回転ステージ25及び傾きステージ26を操作することによって、圧子21の向きを調整することができる。
[腐食試験方法]
図2〜図5を参照して、腐食試験装置1を用いた腐食試験方法を説明する。図2〜図5では、一部の部材の図示を省略している。
まず、レーザー傾き測定器31を用いて、試験槽11内に配置された金属試料Sの傾きを測定する(図2を参照)。圧子21は、回転ステージ22及びXステージ23(図1)を操作して適当な位置に退避させておく。このとき、レーザー傾き測定器31から照射されるレーザーと金属試料Sの面とが垂直になるように調整してもよいが、この操作は必須ではない。
次に、回転ステージ22及びXステージ23(図1)を操作して、レーザー傾き測定器31と金属試料Sとを結ぶレーザーの射線軸PL上に圧子21を移動させる。レーザー傾き測定器31を用いて、圧子21の端面21aの傾きを測定する。回転ステージ25及び傾きステージ26(図1)を操作して、圧子21の端面21aが金属試料Sと精確に平行になるように調整する(図3を参照)。
次に、回転ステージ25(図1)を操作して、射線軸PLと垂直な方向を回転軸として圧子21を精確に180°回転させる(図4及び図5を参照。)。
試験槽11内を電解質溶液で満たした後、Zステージ24(図1)を操作して、射線軸PLと平行な方向に圧子21を移動させ、圧子21の端面21aと金属試料Sとを接触させる。このとき、圧子21と金属試料Sとの接触は応力センサ27(図1)を用いて検知することができる。
圧子21と金属試料Sとを接触させた後、Zステージ24(図1)を操作して、圧子21を任意の距離dだけ移動させる。この状態で、電気化学測定を実施する。具体的には、金属試料S、対極12、及び基準電極(不図示)をポテンショスタットやガルバノスタット等の電位・電流制御装置に接続し、金属試料Sと基準電極との間に一定の電位を印可するか、又は電位を動電位的に掃引することによって、金属試料Sの腐食速度を測定する。
このとき、試験槽11の開口11aと圧子21との隙間をゴム膜等で覆い、不活性ガスを吹き込んだ電解質溶液を用いれば、溶存酸素を除去した脱気環境下で電気化学測定を行うことができる。
圧子21として、中実のものを用いた場合、隙間環境を模擬して金属試料Sの隙間腐食挙動を分析することができる。
また、中実の圧子21に代えて、金属試料Sと接する側の面を疎水性空気透過膜(PTFEフィルター等)で覆った管状の圧子を用いた場合、金属試料S上に形成された水膜中へ酸素が供給されるため、薄膜水下で進行する金属材料の大気腐食挙動を分析することができる。
さらに、圧子21と金属試料Sとの間の距離dを連続的に変化させながら、腐食速度を測定することもできる。これによって、金属試料S上の水膜の厚さが連続的に変化する環境を模擬した腐食試験をすることができる。
[腐食試験装置1の効果]
図6及び図7は、金属試料Sと圧子21との間に形成される電解質溶液Eの水膜を模式的に示す断面図である。図6は金属試料Sと圧子21の端面21aとが平行な場合を、図7は金属試料Sと圧子21の端面21aとが平行でない場合をそれぞれ図示している。
図6に示すように、金属試料Sと圧子21の端面21aとが平行な場合、金属試料Sと接触した位置から圧子21を移動させた距離dが、水膜の厚さdと等しくなる。一方、図7に示すように、金属試料Sと圧子21の端面21aとが平行でない場合、金属試料Sと圧子21の端面21aとの間の距離が不均一になり(d>d>d)、圧子21を移動させた距離dよりも水膜の厚さの方が大きくなる。
腐食試験装置1は、試験槽11と、試験槽11の内部に挿入可能な圧子21と、金属試料S及び圧子21の端面21aの傾きを測定可能なレーザー傾き測定器31とを備える。この構成によれば、レーザー傾き測定器31によって金属試料S及び圧子21の端面21aの傾きを測定することにより、金属試料Sと圧子21の端面21aとを高精度に平行にすることができる。これによって、金属試料Sと圧子21の端面21aとの隙間を均一にすることができ、形成される水膜の厚さを均一にすることができる。
例えば、レーザー傾き測定器31の角度分解能が8秒(約0.002°)であり、圧子21が直径20mmの円柱である場合、金属試料Sと圧子21の端面21aとの隙間のばらつきは最大で0.8μmとなる。従来の測定装置で再現可能な水膜厚さの下限が10μm程度であることから、このばらつきは十分に小さい値であると言える。
以上、本発明の一実施形態による腐食試験装置1、及び腐食測定装置1を用いた腐食試験方法を説明した。本実施形態によれば、金属試料の表面に均一な厚さの水膜を形成しつつ電気化学測定を行うことができる。
上記の実施形態では、金属試料S及び圧子21の端面21aの傾きを測定可能な傾き測定装置として、レーザー傾き測定器を用いる場合を説明した。しかし、傾き測定装置はレーザー傾き測定器に限定されない。傾き測定装置として例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いた加速度センサ内蔵の傾斜センサや、内部に電解液を充填した流体ベースの傾斜センサを用いてもよい。
上記の実施形態では、腐食測定装置1が、試験槽11の傾きを調整するための傾きステージ17を備えている場合を説明した。しかし上述のとおり、レーザー傾き測定器31から照射されるレーザーと金属試料Sの面とが垂直になるように調整することは必須ではない。金属試料Sと圧子21の端面21aとを平行にすることができれば、水膜の厚さを均一にすることができる。そのため、腐食測定装置1は、傾きステージ17を備えていなくてもよい。
上記の実施形態では、回転ステージ22及びXステージ23によって、射線軸PL上へ圧子21を移動させる場合を説明した。しかし、射線軸PL上へ圧子21を移動させるための構成はこれに限定されない。例えば、回転ステージ22及びXステージ23の組み合わせに代えて、XYステージを用いてもよい。また、射線軸PL上へ圧子21を移動させるための構成として、回転ステージ22のみ、又はXステージ23のみを用いてもよい。
図1では、射線軸PLが鉛直方向と平行であるように図示しているが、射線軸PLは鉛直方向と平行である必要はない。電解質溶液が漏出しないような手段を講じておけば、射線軸PLは鉛直方向から大きく傾いた方向であってもよく、水平方向であってもよい。また、試験槽11の開口11aが下側(鉛直下側)を向くような配置にしてもよい。いずれの場合であっても、Zステージ24は射線軸PLと平行な方向に圧子21を移動可能なものであればよく、回転ステージ25は射線軸PLと垂直な方向を回転軸として圧子21を180°回転可能なものであればよい。
上記の実施形態では、レーザー傾き測定器31を用いて圧子21の端面21aの傾きを測定し、圧子21の端面21aと金属試料Sとが平行になるように調整した後、回転ステージ25によって圧子21を180°回転させて、圧子21の端面21aと金属試料Sとを向かい合わせる方法を説明した。しかし例えば、圧子21の端面21aとその反対側の端面との平行度が十分に高ければ、圧子21を180°回転させる工程を省略することもできる。この場合、腐食試験装置1は、回転ステージ25を備えていなくてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明した。上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
1 腐食試験装置
11 試験槽
S 金属試料
12 対極
13 保持体
14 ルギン細管
16 XYステージ
17 傾きステージ
21 圧子
22 回転ステージ
23 Xステージ
24 Zステージ
241 架台
242 ステージ
25 回転ステージ
26 傾きステージ
27 応力センサ
28 クランプ
31 レーザー傾き測定器

Claims (7)

  1. 電解質溶液を充填可能であって、内部に金属試料が配置される試験槽と、
    前記試験槽の内部に挿入可能な圧子と、
    前記金属試料及び前記圧子の端面の傾きを測定可能な傾き測定装置と、を備える、腐食試験装置。
  2. 請求項1に記載の腐食試験装置であって、
    前記金属試料の周りに配置される対極と、
    前記金属試料の近傍に配置されるルギン細管と、
    前記ルギン細管を介して接続される基準電極とをさらに備え、
    前記金属試料、前記対極、及び前記基準電極は、電位・電流制御装置に接続される、腐食試験装置。
  3. 請求項1又は2に記載の腐食試験装置であって、
    前記傾き測定装置は、前記金属試料と対向するように配置されるレーザー傾き測定器であり、
    前記金属試料と前記レーザー傾き測定器とを結ぶレーザーの射線軸上に前記圧子を移動可能なステージと、
    前記射線軸と垂直な方向を回転軸として前記圧子を180°回転可能なステージと、
    前記射線軸と平行な方向に前記圧子を移動可能なステージと、をさらに備える、腐食試験装置。
  4. 請求項1又は2に記載の腐食試験装置であって、
    前記傾き測定装置は、前記金属試料と対向するように配置されるレーザー傾き測定器であり、
    前記圧子は、前記金属試料と対向する面と前記面の反対側の面とが平行であり、
    前記金属試料と前記レーザー傾き測定器とを結ぶレーザーの射線軸上に前記圧子を移動可能なステージと、
    前記射線軸と平行な方向に前記圧子を移動可能なステージと、をさらに備える、腐食試験装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の腐食試験装置であって、
    前記圧子は、管状であり、少なくとも一方の端面が疎水性空気透過膜で覆われている、腐食試験装置。
  6. 請求項2に記載の腐食試験装置を用いた腐食試験方法であって、
    前記電位・電流制御装置によって、前記金属試料と前記基準電極との間に一定の電位を印可するか、又は電位を動電位的に掃引することによって、前記金属試料の腐食速度を測定する、腐食試験方法。
  7. 請求項6に記載の腐食試験方法であって、
    前記金属試料と前記圧子との距離を連続的に変化させながら腐食速度を測定する、腐食試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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