JP2021084687A - 箱詰装置及び制御装置 - Google Patents

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康佑 相原
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Abstract

【課題】対象物を箱に収容する際に、安定した作業を実施することができる箱詰装置及び制御装置を提供すること。【解決手段】本発明の一態様によれば、複数の対象物を箱に収容する箱詰装置であって、仕切部材と、ロボットアームと、制御装置とを備え、前記仕切部材は、前記箱の内部を配置領域ごとに区切るように構成され、ここで前記配置領域とは、前記対象物が1つ収容される領域で、前記ロボットアームは、把持部を備え、この把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持可能に構成され、前記把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持した状態でその位置を可変に構成され、前記制御装置は、仕切部材配置制御部と、収容制御部とを備え、前記仕切部材配置制御部は、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するものが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、箱詰装置及び制御装置に関する。
生産現場では、人が複数の対象物を箱に収納する代わりに、複数の対象物を箱に収容することができる箱詰装置を用いることがある(特許文献1)。
特開2005−178801号公報
ところで、対象物の底部が不安定な場合や、対象物が底部よりも上部が小さく且つこのような対象物を上下方向に積み重ねて箱に収容しようとする場合、収容中に対象物が倒れてしまうおそれがある。
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、対象物を箱に収容する際に、安定した作業を実施することができる箱詰装置及び制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、複数の対象物を箱に収容する箱詰装置であって、仕切部材と、ロボットアームと、制御装置とを備え、前記仕切部材は、前記箱の内部を配置領域ごとに区切るように構成され、ここで前記配置領域とは、前記対象物が1つ収容される領域で、前記ロボットアームは、把持部を備え、この把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持可能に構成され、前記把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持した状態でその位置を可変に構成され、前記制御装置は、仕切部材配置制御部と、収容制御部とを備え、前記仕切部材配置制御部は、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するものが提供される。
このような箱詰装置によれば、対象物を箱に収容する際に、安定した作業を実施することができる、という有利な効果を奏する。
箱詰装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 制御装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。 制御部44の機能ブロック図である。 仕切部材2の上面から見た状態を表す模式図である。 仕切部材2を介して箱7に容器5,6が収容された状態における箱7の内部を表す模式図である。 仕切部材2を介して箱7に容器5,6が収容された状態を平面から見た模式図である。 箱7に容器5,6を収容している状態を表す模式図である。 ロボットアーム3の軌跡を表す模式図である。 箱7に容器5を収容した後、仕切部材2を収容している状態を表す模式図である。 箱詰装置1の処理を表すアクティビティ図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。特に、本明細書において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CLPD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.ハードウェア構成
本節では、箱詰装置1のハードウェア構成について説明する。箱詰装置1は、対象物を箱7に収容する装置である。特に、対象物は、底部よりも上部が小さい複数の対象物である。以下本実施形態において、一例として、対象物は、本体部よりも開口部の直径が小さい容器であるものとする。具体的には、複数の容器として、容器5,6(図5参照)が含まれる。また、容器5,6はそれぞれ、本体部51,61よりも開口部52,62の直径が小さい容器である(図5参照)。つまり、対象物の上部が開口部であり、対象物の底部が容器の本体部(厳密には本体部の底面)に相当する。図1に示すように、箱詰装置1は、仕切部材2、ロボットアーム3、制御装置4を備える。
1.1 仕切部材2
図4〜図6に示すように、仕切部材2は、箱7の内部を配置領域21ごとに区切るように構成される。ここで配置領域21とは、容器5,6が1つ収容される領域である。本実施形態では、仕切部材2は、対向する長辺部23と、対向する短辺部24とにより規定される枠形状である。そして、対向する長辺部23と、対向する短辺部24とを接続する仕切板2pが複数設けられる。そして、配置領域21は、異なる方向に設けられた仕切板2pにより規定される。仕切部材2は係止部25を備え、複数の係止部25が箱7の箱開口部73の上端に係止されることで、仕切部材2が箱7に設置される。ところで、箱7は一般的にダンボール箱であるため、柔らかいことから個体差が大きく形状が安定しない。本実施形態では、仕切部材2を箱7の箱開口部73の上端に係止させて設置することにより、箱開口部73の形状を一定に矯正することができる、という有利な効果を奏する。
また、図4及び図5に示すように、仕切部材2は、掴み部22を備える。掴み部22は、容器5,6の開口部52,62と同様の形状を有することが好ましい。さらに、掴み部22は、仕切部材2の中心から点対称となる位置に2つ、もしくは2つ以上設けることが好ましい。ここで、容器5,6は同種の容器であってもよく、異なる種類の容器であってもよい。ただし、本体部の直径が配置領域21に収まる形状であることが好ましい。
なお、本実施形態のように複数の係止部25を設ける代わりに、箱7の箱開口部73の全周形状に合わせた縁領域(不図示)を設けて仕切部材2を設置してもよい。かかる場合、縁領域に掴み部22を設けることが好ましい。
1.2 ロボットアーム3
ロボットアーム3は、把持部31を備える。この把持部31が複数の容器5,6又は仕切部材2を把持可能に構成される。また、把持部31が複数の容器5,6又は仕切部材2を把持した状態でその位置を可変に構成される。本実施形態では、把持部31は、容器5,6の開口部52,62を把持するように構成される。さらに、本実施形態では、把持部31は、仕切部材2に設けられた掴み部22を把持することにより、仕切部材2を把持可能となる。ここで、掴み部22の形状が容器5,6の開口部52,62の形状と同様である場合、容器5,6の開口部52,62を把持するときと掴み部22を把持するときに特別な調整が不要となり、1つの把持部31で簡単に容器5,6の開口部52,62と掴み部22を把持することが可能になる。
1.3 制御装置4
図2に示すように、制御装置4は、通信部42、記憶部43、制御部44を備え、これらが通信バス41を介して電気的に接続されている。
通信部42は、USB、IEEE1394、Thunderbolt、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、LTE/3G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。
記憶部43は、様々な情報を記憶する。これは、例えばソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。また、これらの組合せであってもよい。
特に、記憶部43は、仕切部材配置制御機能、容器収容制御機能、仕切部材撤去制御機能を実現するプログラムを記憶する。また、記憶部43は、これ以外にも制御部44によって実行される種々のプログラム等を記憶している。
制御部44は、箱詰装置1に関連する全体動作の処理・制御を行う。制御部44は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部44は、記憶部43に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、箱詰装置1に係る種々の機能を実現する。具体的には、仕切部材配置制御機能、容器収容制御機能、仕切部材撤去制御機能が該当する。すなわち、ソフトウェア(記憶部43に記憶されている)による情報処理がハードウェア(制御部44)によって具体的に実現されることで、図3に示される仕切部材配置制御部441、収容制御部442、仕切部材撤去制御部443、判定部444として実行されうる。
なお、図3においては、単一の制御部44として表記されているが、実際はこれに限るものではなく、機能ごとに複数の制御部44を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
2.機能構成
本節では、箱詰装置1の機能構成について説明する。図3に示すように、制御部44は、仕切部材配置制御部441、収容制御部442、仕切部材撤去制御部443、判定部444を備える。換言すると、制御装置4は、仕切部材配置制御部441と、収容制御部442とを備える。
(仕切部材配置制御部441)
仕切部材配置制御部441は、すでに箱7に収容された容器5の上に新たな容器6を配置する場合、箱7の上部に仕切部材2を配置する。本実施形態では、仕切部材配置制御部441は、ロボットアーム3を制御し、仕切部材2の配置制御を実行するものである。具体的には、ロボットアーム3の把持部31を駆動させて仕切部材2の掴み部22を把持させるとともに、仕切部材2の移動方向、移動速度、移動タイミング等を制御する。
(収容制御部442)
収容制御部442は、仕切部材2を介して新たな容器6を収容するように、ロボットアーム3を制御する。本実施形態では、収容制御部442は、ロボットアーム3を制御し、容器5,6の収容制御を実行するものである。具体的には、ロボットアーム3の把持部31を駆動させて容器5,6の開口部52,62を把持させるとともに、容器5,6の移動方向、移動速度、移動タイミング等を制御する。
(仕切部材撤去制御部443)
仕切部材撤去制御部443をさらに備える。仕切部材撤去制御部443は、箱7に対する容器5,6の箱詰めが完了した後に、仕切部材2を箱7から取り除くようにロボットアーム3を制御する。本実施形態では、仕切部材撤去制御部443は、ロボットアーム3を制御し、仕切部材2の撤去制御を実行するものである。具体的には、ロボットアーム3の把持部31を駆動させて仕切部材2の掴み部22を把持させるとともに、仕切部材2の移動方向、移動速度、移動タイミング等を制御する。
(判定部444)
判定部444は、ロボットアーム3が把持する容器が、箱7の下段に収容される容器5であるか、箱7の上段に収容される容器6であるかを判定可能に構成される。ここで、箱7の下段及び上段は、上下2段に限られず、3段以上のうち、相対的な上下関係を表すものである。本実施形態では、判定部444は、箱7の下段に含まれる配置領域21の全てに容器5が収容されたことを判定可能に構成される。そして、判定部444により、箱7の下段に含まれる配置領域21の全てに容器5が収容されたと判定された場合、仕切部材配置制御部441によりロボットアーム3が制御され、仕切部材2が箱7の上部に配置される。その後、収容制御部442によりロボットアーム3が制御され、容器5の上に別の容器6を配置する。つまり、判定部444による判定は、予め規定の個数をティーチングしたオープンループ制御によるものであってよい。
3.仕切部材2を配置した状態の箱7に容器5,6が収容された状態
図5及び図6に示すように、箱詰装置1により、複数の容器5,6が箱7に転倒しないように互いにわずかな隙間を有して収容される。箱7は、箱底面部71、箱底面部71から垂設する箱側面部72、及び上側に開口した箱開口部73により構成される。本実施形態では、1つの配置領域21に相当する箇所に対し、容器5が下段に、容器6が上段に収容される。このとき、容器6の下部が容器5の上部に載置される。また、互いに隣接する容器5,6はそれぞれ、仕切部材2の仕切板2pにより仕切られている。
図7に示すように、容器5,6は、ロボットアーム3の把持部31により把持されて、箱7の内部に収容される。ここで、図7の例では、容器5を図示しているが、容器6の場合も同様である。
ここで、ロボットアームは、2つのロボットアーム3で、それぞれの把持部31が複数の容器5又は容器6を交互に1つずつ把持してもよい。また、2つのロボットアーム3で、それぞれの把持部31が複数の容器5及び容器6を同時に1つずつ把持してもよい。
また、図8に示すように、2つのロボットアーム3は、容器5,6を箱7に収容する前の位置(領域R1)から収容する位置(領域R2)までの間を、互いに逆方向に回転駆動するように構成されてもよい。これにより、2つのロボットアーム3が互いに干渉することを防止することができる。ここで、図8に示される領域R3は、仕切部材2を待機させておく領域である。
4.制御部44による制御
仕切部材配置制御部441は、すでに箱7に収容された容器5の上に新たな容器6を配置する場合、箱7の上部に仕切部材2を配置する。本実施形態では、図7に示される状態を経て、箱7の全ての配置領域21が容器5で埋まった後、仕切部材配置制御部441により制御されたロボットアーム3により、箱7の上部に仕切部材2が配置される。そして、図9に示すように、仕切部材2が箱7の内部に収容される。
そして、仕切部材2が箱7に収容された後、収容制御部442により制御されたロボットアーム3により、仕切部材2を介して新たな容器6を収容する。ここで、仕切部材2を介して容器6を収容するとは、仕切部材2の配置領域21に収まるように容器6を配置することを意味する。
このとき、ロボットアーム3は、容器6の底部が容器5の上部と接触するように容器6を収容してもよい。また、収容制御部442は、仕切部材2を介して新たな容器6を収容するときに、新たな容器6の底部がすでに箱7に収容された容器5の上部と接触する前に、把持部31の把持を解除するようにロボットアーム3を制御してもよい。この態様では、仕切部材2の仕切板2pがガイド部材として機能し、容器6が容器5の真上に自然落下するため、途中で6の把持を開解除しても容器6が容器5の真上に位置合わせされた状態で収容される。これにより、図5及び図6に示される状態となる。
このように、本実施形態では、箱7の下段に容器5を収容させるときには仕切部材2を利用しないことで、仕切部材2に対する位置合わせをすることなく容器5を箱7に迅速に収容することができる。また、箱7に全ての容器5を収容した後、仕切部材2を箱7の内部に配置することにより、箱7の上段に容器6を収容するときの位置合わせを簡単に実現することができる。さらに、仕切部材2を利用することにより、本体部よりも開口部の直径が小さい複数の容器を上下方向に積み重ねて箱7に収容する際に、安定した作業を実施することが可能になる。
5.箱詰装置1による処理
本節では、図10を用いて、箱詰装置1による処理について説明する。
[ここから]
(アクティビティA11)
収容制御部442により制御されたロボットアーム3の把持部31を領域R1(図8参照)に移動させ、容器5の開口部52を把持する。
(アクティビティA12)
続いて、収容制御部442により制御されたロボットアーム3の把持部31を領域R2(図8参照)に移動させ、容器5を箱7の中に収容する。このとき、2つのロボットアーム3により、複数の容器5が交互に配置されてもよい。
ロボットアーム3が箱7に収容する容器5について、現在の段が下段である場合であって、下段への収容が未完である場合(つまり、箱7の下段が容器5で埋めつくされていない場合)、処理をアクティビティA11に戻す。一方、現在の段が下段である場合であって、下段への収容が完了した場合(つまり、箱7の下段が容器5で埋めつくされた場合)、処理をアクティビティA13に進める。
ここで、現在の段が下段であるか上段であるかについては、判定部444が判定してもよい。また、判定部444を利用せず、予めロボットアーム3をティーチングしておき、下段に収容される容器の数の上限に達した場合、次に収容される容器が上段に収容されるものとして処理を進めても良い。
(アクティビティA13)
仕切部材配置制御部441により制御されたロボットアーム3の把持部31を領域R3(図8参照)に移動させ、仕切部材2を把持する。本実施形態では、把持部31により、仕切部材2の掴み部22が把持される。
(アクティビティA14)
続いて、仕切部材配置制御部441により制御されたロボットアーム3を領域R2(図8参照)に移動させ、仕切部材2を箱7に設置する。
その後、収容制御部442により制御されたロボットアーム3の把持部31を領域R1(図8参照)に移動させ、容器6の開口部62を把持する(A11)。
続いて、収容制御部442により制御されたロボットアーム3の把持部31を領域R2(図8参照)に移動させ、容器6を箱7の中に収容する(A12)。このとき、2つのロボットアーム3により、複数の容器6が交互に配置されてもよい。
このとき、現在の段が上段であり、箱7の上段への収容が未完である場合(つまり、箱7の上段が容器6で埋めつくされていない場合)、処理をアクティビティA11に戻す。一方、現在の段が上段である場合であって、上段への収容が完了した場合(つまり、箱7の上段が容器6で埋めつくされた場合)、処理をアクティビティA15に進める。
(アクティビティA15)
仕切部材撤去制御部443により制御されたロボットアーム3によって、仕切部材2が箱7から撤去される。換言すると、仕切部材撤去制御部443は、箱7に対する容器5,6の箱詰めが完了した後に、仕切部材2を箱7から取り除くようにロボットアーム3を制御する。その後、仕切部材撤去制御部443により制御されたロボットアーム3を領域R3(図8参照)に移動させ、仕切部材2を領域R3に戻し、処理を終了する。
[ここまで]
6.変形例
判定部444による判定は、予め規定の個数をティーチングし、オープンループ制御によるものとして説明したが、判定に際して、カメラを利用したビジュアルフィードバック制御を実施してもよい。かかる場合、容器6の位置をカメラで認識して、ロボットアーム3を制御することとなる。
プログラムであって、コンピュータを制御装置として機能させるものを実現し、上記プログラムを、コンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体として提供してもよい。
7.結言
以上のように、本実施形態によれば、対象物を箱に収容する際に、安定した作業を実施することができる箱詰装置を実現することができる。
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記箱詰装置において、前記把持部は、前記対象物の上部を把持するように構成されるもの。
前記箱詰装置において、前記ロボットアームは、2つのロボットアームで、それぞれの前記把持部が前記複数の対象物を交互に1つずつ把持するもの。
前記箱詰装置において、前記2つのロボットアームは、前記対象物を箱に収容する前の位置から収容する位置までの間を、互いに逆方向に回転駆動するように構成されるもの。
前記箱詰装置において、前記対象物は、底部よりも上部が小さい複数の対象物で、前記仕切部材配置制御部は、すでに前記箱に収容された対象物の上に新たな対象物を配置する場合、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記新たな対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するもの。
前記箱詰装置において、前記収容制御部は、前記仕切部材を介して前記新たな対象物を収容するときに、前記新たな対象物の底部がすでに前記箱に収容された対象物の上部と接触する前に、前記把持部の把持を解除するように前記ロボットアームを制御するもの。
前記箱詰装置において、前記制御装置は、仕切部材撤去制御部をさらに備え、前記仕切部材撤去制御部は、前記箱に対する前記対象物の箱詰めが完了した後に、前記仕切部材を前記箱から取り除くように前記ロボットアームを制御するもの。
複数の対象物を箱に収容する箱詰装置の制御装置であって、前記箱詰装置は、仕切部材と、ロボットアームとを備え、前記仕切部材は、前記箱の内部を配置領域ごとに区切るように構成され、ここで前記配置領域とは、前記対象物が1つ収容される領域で、前記ロボットアームは、把持部を備え、この把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持可能に構成され、前記把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持した状態でその位置を可変に構成され、本制御装置は、仕切部材配置制御部と、収容制御部とを備え、前記仕切部材配置制御部は、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するもの。
もちろん、この限りではない。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :箱詰装置
2 :仕切部材
2p :仕切板
21 :配置領域
22 :掴み部
23 :長辺部
24 :短辺部
25 :係止部25
3 :ロボットアーム
31 :把持部
4 :制御装置
41 :通信バス
42 :通信部
43 :記憶部
44 :制御部
441 :仕切部材配置制御部
442 :収容制御部
443 :仕切部材撤去制御部
444 :判定部
5 :容器
51 :本体部
52 :開口部
6 :容器
61 :本体部
62 :開口部
7 :箱
71 :箱底面部
72 :箱側面部
73 :箱開口部
R1 :領域
R2 :領域
R3 :領域

Claims (8)

  1. 対象物を箱に収容する箱詰装置であって、
    仕切部材と、ロボットアームと、制御装置とを備え、
    前記仕切部材は、前記箱の内部を配置領域ごとに区切るように構成され、ここで前記配置領域とは、前記対象物が1つ収容される領域で、
    前記ロボットアームは、
    把持部を備え、この把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持可能に構成され、
    前記把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持した状態でその位置を可変に構成され、
    前記制御装置は、仕切部材配置制御部と、収容制御部とを備え、
    前記仕切部材配置制御部は、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、
    前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するもの。
  2. 請求項1に記載の箱詰装置において、
    前記把持部は、前記対象物の上部を把持するように構成されるもの。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の箱詰装置において、
    前記ロボットアームは、2つのロボットアームで、それぞれの前記把持部が前記複数の対象物を交互に1つずつ把持するもの。
  4. 請求項3に記載の箱詰装置において、
    前記2つのロボットアームは、前記対象物を箱に収容する前の位置から収容する位置までの間を、互いに逆方向に回転駆動するように構成されるもの。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の箱詰装置において、
    前記対象物は、底部よりも上部が小さい複数の対象物で、
    前記仕切部材配置制御部は、すでに前記箱に収容された対象物の上に新たな対象物を配置する場合、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、
    前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記新たな対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するもの。
  6. 請求項5に記載の箱詰装置において、
    前記収容制御部は、前記仕切部材を介して前記新たな対象物を収容するときに、前記新たな対象物の底部がすでに前記箱に収容された対象物の上部と接触する前に、前記把持部の把持を解除するように前記ロボットアームを制御するもの。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1つに記載の箱詰装置において、
    前記制御装置は、仕切部材撤去制御部をさらに備え、
    前記仕切部材撤去制御部は、前記箱に対する前記対象物の箱詰めが完了した後に、前記仕切部材を前記箱から取り除くように前記ロボットアームを制御するもの。
  8. 対象物を箱に収容する箱詰装置の制御装置であって、
    前記箱詰装置は、仕切部材と、ロボットアームとを備え、
    前記仕切部材は、前記箱の内部を配置領域ごとに区切るように構成され、ここで前記配置領域とは、前記対象物が1つ収容される領域で、
    前記ロボットアームは、
    把持部を備え、この把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持可能に構成され、
    前記把持部が前記対象物又は前記仕切部材を把持した状態でその位置を可変に構成され、
    本制御装置は、仕切部材配置制御部と、収容制御部とを備え、
    前記仕切部材配置制御部は、前記箱の上部に前記仕切部材を配置し、
    前記収容制御部は、この仕切部材を介して前記対象物を収容するように、前記ロボットアームを制御するもの。
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