JP2021082919A - 水位測定システム、水位計、水位測定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記水位センサは、下水道のマンホール内部に設置されマンホール内部の水位を測定するとともに、マンホール外部に設置された中継器に前記送信データを送信することも好ましい。
また、前記電源装置は、電池により給電することができることが好ましい。
また、前記中継器は、前記通信端末から送信された送信データを受信するとともに、前記複数の中継器によるマルチホップ通信により前記水位監視サーバに送信することができることが好ましい。
また、前記送信データは、ネットワークアクセスポイントにおいて複数の中継器のデータが集約され前記水位監視サーバに送信することができることも好ましい。
また、前記水位監視サーバは、前記水位計に制御信号を送信可能に構成されることも好ましい。
このような構成であれば、既に設置されたスマートメータを利用することで、容易に下水道水位測定システムを構築することができる。
なお、上述のような水位計を用いることにより、容易に下水道水位測定システムを構築することができる。
また、前記水位監視サーバは、前記水位計に制御信号を送信し、前記水位計は制御信号に応じて、水位のデータを送信する制御のステップを実施することが好ましい。
(下水道水位測定システム1の概要)
図1に示すように、本実施形態の下水道水位測定システム1は、下水道、特に雨水を排出する導水路に設けられたマンホールMa、Mb、Mc、…(区別しない場合はMとする。)の内部に水位計2a、2b、…(区別しないときは2とする。)が配置される。図3に示すように、水位計2は水位センサ21を備え、この水位センサ21で測定した水位を変換器23で特定のプロトコルの信号に変換し送信データTDを生成する。生成した送信データTDは、通信部24のアンテナ部25から無線発信することができる。図2に示す水位計2から発信された送信データTDは、マンホールMの鉄蓋M1を介して、図1に示すように最も近い電力需要者の施設に設置されたスマートメータ3a、3b、3c、…(区別しない場合は3とする。)により受信される。スマートメータネットワーク31によりマルチホップ通信で、いわゆるバケツリレー方式で電柱に設置されたNAP(Network Access Point)4a、4b、4c…(区別しない場合は4とする。)により受信される。受信した送信データTDは、光ファイバケーブル41により送信され、データを集約するコンセントレータ5を介して電力事業者に送られる。電力事業者では、送信されてきたデータをヘッドエンドシステム7で、各電力需要者からの電力量データEDと、水位に関する送信データTDとを分離する。そして、分離された送信データTDは、水位監視サーバ8に取り込まれる。一方、電力量データEDは、電力需要者電力量サーバ9に取り込まれる。水位監視サーバ8では、送信された送信データTDを集計し蓄積して分析し、必要な場合は、市町村など水防管理者サーバ10などに情報を提供する。
以下、それぞれの構成要素について説明する。
<マンホールM>
近年の下水道は、汚水と雨水と分離しない合流式から、汚水管と雨水管とが分離される分流式のものが増加している。本実施形態では、分流式の雨水管を例に下水道水位測定システム1を説明する。汚水管は下水処理場に集合して汚水処理されたのち、河川等に放流される。一方、雨水管は雨水を集合して汚水処理なしにマンホールポンプなどで河川等に放流したり、ため池や大規模雨水貯留施設等に貯留したりする。しかしながら、降雨が激しい場合は、河川の水位が上昇して放流や貯留の能力を超え、雨水管の内部の水位が高くなり、さらに地表面GLを超えると、マンホールMの鉄蓋M1を押し上げて、雨水が地表に噴出してしまう。この場合、地表からは水位の上昇が目視できない。また、雨水管は、地形に沿った凹凸や、流れを作る傾斜あるので、マンホールポンプで汲み上げることで、流れを維持しているが、地域により状況が異なる。このため、地域での複数のマンホールM内の水位を監視することは、防災上重要である。
マンホールMは鉛直方向に軸を持つ円筒形の躯体ブロックM3の底部にインバート枡M4が形成されている。ここには、図2(b)に示すように流入管M6と流出管M7が接続されている。平常は、図2(a)に示すように流入管M6と流出管M7と連続するインバート枡M4の溝を雨水が流れている。水量が増加すると、マンホールM内の水面WLが上昇し水位が上がる。躯体ブロックM3の上端は、地表面GLに開口しており、鉄製の受枠M2を介して円形の鉄蓋M1により封鎖されている。また、躯体ブロックM3の内側面には、梯子として機能する足掛金具M5が複数設けられている。
図3は、水位計2の構成を示すブロック図である。水位計2は、防水ケースからなる筐体27に収容された通信端末22と、ここから吊り下げケーブル28により吊り下げられた水位センサ21とから構成される。
水位センサ21は、センサ部が水中での水圧を検出することで、この水圧を電流値に変換して通信線が内蔵された吊り下げケーブル28を介して変換器23に信号を送信する。マンホールMの開口部から底部までの距離を最大の水深として設定し、これを超えると溢水である。
通信端末22は、変換器23と通信部24とアンテナ部25と電源装置26とから構成される。
変換器23は、水位センサ21から出力される信号を吊り下げケーブル28を介して受信する。変換器23は、受信した信号を、独自のプロトコルの信号に変換する。この信号を本実施形態では、「送信データTD」という。送信データTDには、水位計2固有のアドレス、水位データ、時刻データが含まれる。水位計2はこのプロトコルにより、例えば9600bpsでの高速で通信が可能で、メータや各種センサと水位監視サーバ8とを相互に接続する通信インターフェイスを有する。また、消費電力が小さいため、電池駆動でも長時間駆動が可能である。このように本実施形態は、本来のスマートメータ3のAルートにおける電力量データEDの送信に加え、水位に関する送信データTDの信号が回線を共用しても混信することがない。
通信部24は、図示しないCPUを備えたコンピュータシステムを備え、通信端末22全体の制御を行っている。通信部24では、指定したタイミングにて送信データTDを水位監視サーバ8に送信するように設定されている。しかしながら、後述するように、自ら自律的に水位データを分析して、水位が高い状態や、水位の上昇の変化が大きいときには、送信データTDの送信のペースを高めて、急なゲリラ豪雨に起因する水位の変化に対応することができる。
通信部24のアンテナ部25は、マンホールM内に配置されることになる。マンホールMは、コンクリートと鉄板により閉塞した空間であるので、従来は、蓋の隙間や、蓋に開口部を設けてアンテナを地表に露出させていた。本発明では、遠距離に電波を発信する構成ではなく、最も受信状態のよいスマートメータ3を選択して、そのスマートメータ3に対して通信する。このためアンテナ部25がマンホールMの内部に配置されていても送受信が可能となっている。
水位計2は、マンホールM内に設置されるが、通常マンホールM内には電灯線などの給電設備はないので、水位計2の電源として電源装置26を備える。電源装置26は、自己放電の少ないリチウムイオン乾電池やリチウムイオン2次電池などを備えて構成される。通信部24は、わずかな通信量のデータ送信であり、発信も平常は、例えば1回/1時間程度で、消費電流が極力抑えられている。このため、本実施形態の電源装置26の電池は、10年に1度交換で十分となっている。
図3に示すように、上記のように構成された水位計2は、通信端末22の収容された筐体27を、マンホールMの開口部近傍に設置する。鉄蓋M1の裏面に設置することも可能であるが、鉄蓋M1の開閉を考慮すると、躯体ブロックM3の上端の壁面がより望ましい。また、足掛金具M5を利用して、ここに掛止するような構成としてもよい。筐体27自体の位置は、水深の測定に影響を与えないが、電波の送受信や設置などを考慮すると開口部に近いことが望まれる。そして、水位センサ21がインバート枡M4近傍に位置するように吊り下げケーブル28の吊り下げ量を調節する。なお、水位センサ21をインバート枡M4に固定することも望ましいが、簡単に底面近傍に吊り下げるだけでもよく、水位が高い状態でも簡単に設置することができる。この場合、水流の影響で破損しないような位置とすることも望ましい。以上で設置が完了する。
スマートメータ3は、30分ごとの電気の使用量を計測することができ、かつ通信機能を保有している。このため、Aルートといわれるルートで送信された電力量データEDにより電力事業者が遠隔でスマートメータ3の指示数を取得することが可能な電力量測定器である。スマートメータ3は、920MHz帯域の電波を用い、複数のスマートメータ3の間で通信が可能となっている。また、電力需要者の施設のHEMS(Home Energy Management System)との間のBルートといわれる相互通信も可能な構成となっている。スマートメータ3は、設置された電力需要者の施設専用の機器ではなく、スマートメータ用広域通信ネットワーク31におけるネットワークアクセスポイントとして機能しており、条件が良ければ周囲数キロメートルの範囲で相互に通信が可能となっている。また、マルチホップ通信が可能で、複数のスマートメータ3がネットワークを構成し、データを受信したスマートメータ3は、そのデータをいわゆるバケツリレー方式で、他のスマートメータ3に転送する。このようにして通信状態の良好なルートを選択して、目的のNAP(Network Access Point)4に到達する。
NAP4は、電柱に設けられ、複数のスマートメータ3を支配下におき、受信したデータは、光ファイバケーブル41により電力事業者に伝達される。
複数のNAP4からそれぞれ伝達されたデータは、コンセントレータ5において、共通の回線によりデータが転送される。
本実施形態では、スマートメータ3からは、本来の電力量データEDに加え、水位に関する送信データTDが回線を共用して送信される。
水位監視サーバ8は、電力事業者が管理する。水位監視サーバ8は、送信データTDを受信し、それぞれの水位計2のIDアドレスにより識別された水位のデータが、時刻情報と共に集計され、蓄積される。
水位計2は、水位監視サーバ8の表示画面等にマップとして表示したり、内水氾濫の可能性が高い順にリスト表示したりする。
<水防管理者サーバ10>
水防管理者は、ここでは例えば市町村の防災担当者や上下水道局担当者など、下水道の管理をする者をいう。水防管理者サーバ10は、水防管理者が管理するサーバシステムである。水位監視サーバ8において集計された水位情報WIは、自動的に水防管理者サーバ10に逐次送信する。また、予め水防管理者が定めた基準値に基づいて異常が発生すると、特に注意を喚起する情報を送信する。
<電力需要者電力量サーバ>
ヘッドエンドシステム7により振り分けられた電力需要者の使用した電力量は、電力需要者電力量サーバに蓄積され、電気料金の算定に用いられる。ここでは詳しくは説明しない。
次に、本実施形態の下水道水位測定システム1の作用について説明する。
<水位測定のステップ>
図4は、水位計2の動作を示すフローチャートであり、図4を参照して水位計2の作用について説明する。
通信部24は、水位が設定された基準値と比較して(S4)、異常値でなければ(S4:NO)、水位センサ21からの検出値を変換器23で送信データTDを生成して(S6)、アンテナ部25から送信する(S7)。もしも水位が異常であると判断した場合には(S4:YES)、異常モードとして、測定時刻を自ら自律的に再設定して、測定頻度を高める。また、異常モードに設定したことを水位監視サーバ8に送信する(S5)。
図5は、スマートメータ3から水位監視サーバ8への処理の流れを示すフローチャートであり、図5を参照して処理の流れを説明する。
ここで、図6は、図4及び図5に共通する水位計とスマートメータの送受信の処理(S7)を示すフローチャートである。まず、図7を参照して送受信処理(S7)を説明する。
図1に示す水位計2aでは、送信データTDを送信するに当たりいずれのスマートメータ3a、3b、3cにも区別なく送信できる。そこで、水位計2aは、スマートメータ3a、3b、3cに対してブロードキャスト送信をして、その返信を待つ(S71)。この水位計2aからブロードキャスト送信を受信したスマートメータ3a、3b、3cは、それぞれ、受信状態を水位計2aに返信する(S72)。これらの返信を受信した水位計2aは、最も受信状態の良いスマートメータ(ここでは、スマートメータ3a)を選択して通信リンクを確立するメッセージをスマートメータ3aに送信し、水位計2aとスマートメータ3aとが通信のリンクを確立する(S73)。続いて水位計2aはスマートメータ3aに所定のプロトコルに準拠した信号で水位に関する送信データTDをスマートメータ3aに送信する(S74)。この送信データTDを受信したスマートメータ3aは、この信号の記載により、送信データTDをスマートネットワーク31に転送する(S75)。
再び図5を参照して説明する。図1に示すスマートメータ3aから転送された送信データTDは(S75)、多数のスマートメータ3からなるスマートメータネットワーク31内で信号の記述からそれぞれのスマートメータ3がスマートメータネットワーク31のノードを選択して目的地点まで転送するマルチホップ通信を行う(S8)。このようにしてマルチホップ通信により、送信データTDが転送され、NAP4aに到達する。送信データTDを受信したNAP4aは、この電波による送信データTDを光信号に変換し光ファイバケーブル41を介して転送する(S9)。光ファイバケーブル41を介して送信データTDは、コンセントレータ5に送信される。送信データTDを受信したコンセントレータ5は、到着した多数の信号を整理して、水位監視サーバ8が処理しやすいようにデータを集約する(S10)。コンセントレータ5で集約されたデータは、電力事業者に設置されたヘッドエンドシステム7により受信される。ヘッドエンドシステム7では、通信回線を共用する水位に関する送信データTDと、電力需要者の電力量データEDとを分離して、抽出した送信データTDのみを水位監視サーバ8に転送する(S11)。なお、電力量データEDは、電力需要者電力量サーバ9に送られて電気料金の算定に用いられる。送信データTDを受信した水位監視サーバ8は(S12)、ここから水位のデータを集約して、水位情報処理(S13)を行う。
図7は、水位監視サーバ8の水位情報処理(S13)の処理の詳細を示すフローチャートである。図7を参照して水位情報処理(S13)を説明する。
上記実施形態の下水道水位測定システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
(2)また、電源装置26は電池により給電することができるため、電源が確保しにくいマンホール内部でも容易に設置することができる。
なお上記実施形態の下水道水位測定システム1は、本発明の一例であり、例えば以下のようにして実施することができる。
○本実施形態では、電柱に設置されたNAP4からは、光ファイバケーブル41により、電力事業者の水位監視サーバ8にデータを送信しているが、例えば、専用の有線の通信回線、3G/LTEなどの携帯電話網を用いた回線など、転送の手段は限定されるものではない。
○本実施形態では、電力事業者を例に本発明を説明したが、電力事業者に限られることなく、ガス、水道等、スマートメータを保有する事業者と読み替えても良い。
2(2a、2b)…水位計
3(3a、3b、3c)…スマートメータ(中継器)
4(4a、4b、4c)…NAP(ネットワークアクセスポイント)
5…コンセントレータ
6…電力事業者
7…ヘッドエンドシステム
8…水位監視サーバ
9…電力需要者電力量サーバ
10…地方公共団体サーバ
21…水位センサ
22…通信端末
23…変換器
24…通信部
25…アンテナ部
26…電源装置
27…筐体
28…吊り下げケーブル
31…スマートメータネットワーク
41…光ファイバケーブル
M…マンホール
M1…鉄蓋
M2…受枠
M3…躯体ブロック
M4…インバート枡
M5…足掛金具
M6…流入管
M7…流出管
GL…地表面
WL…水面
ED…電力量データ
WD…水位データ
TD…送信データ
MC…測定指令
WI…水位情報
Claims (11)
- 水位センサと、
当該水位センサにより測定された水位のデータを所定のプロトコルの送信データに変換する変換器と、前記送信データを無線送信する通信部とを有する通信端末と、
前記水位センサと前記通信端末とに電力を供給する電源装置と
を備えた水位計と、
前記水位計から送信された送信データを受信し、当該送信データを水位監視サーバに送信する複数の中継器とを備え、
前記中継器は、前記水位計からもっともよい条件で水位データを受信する中継器が選択されて中継することを特徴とする水位測定システム。 - 前記水位センサは、下水道のマンホール内部に設置されマンホール内部の水位を測定するとともに、マンホール外部に設置された中継器に前記送信データを送信することを特徴とする請求項1に記載の水位測定システム。
- 前記電源装置は、電池により給電することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水位測定システム。
- 前記中継器は、前記通信端末から送信された送信データを受信するとともに、前記複数の中継器によるマルチホップ通信により前記水位監視サーバに送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の水位測定システム。
- 前記送信データは、ネットワークアクセスポイントにおいて複数の中継器のデータが集約され前記水位監視サーバに送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の水位測定システム。
- 前記水位監視サーバは、前記水位計に制御信号を送信可能に構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の水位測定システム。
- 前記中継器が、スマートメータであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の水位測定システム。
- 前記送信データは、ネットワークアクセスポイントにおいて複数の中継器のデータが集約されるとともに、前記ネットワークアクセスポイントから送信された水位のデータは、各電力需要者における電力量のデータと通信回線を共用して送信され、当該送信されたデータから前記水位のデータを抽出するヘッドエンドシステムを介し、前記水位のデータのみを前記水位監視サーバに送信し、前記電力量のデータのみを電力需要者電力量サーバに送信することを特徴とする請求項7に記載の水位測定システム。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の水位測定システムに用いられる水位計。
- 下水道のマンホール内部に設置された水位計の水位センサによりマンホール内部の水位を測定する水位測定のステップと、
当該水位測定のステップにおいて測定された水位のデータを変換器により所定のプロトコルの送信データに変換する変換のステップと、
マンホール内部から変換された前記送信データを通信部においてマンホール外部に無線送信する送信のステップと、
複数の中継器により前記水位計から送信された送信データを受信し、当該送信データを水位監視サーバに送信するとともに、
前記中継器は、前記水位計からもっともよい条件で水位データを受信する中継器が選択されて中継する中継のステップを実施することを特徴とする水位測定方法。 - 前記水位監視サーバは、前記水位計に制御信号を送信し、前記水位計は制御信号に応じて、水位のデータを送信する制御のステップを実施することを特徴とする請求項10に記載の水位測定方法。
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児島 史秀: "SUNを用いたワイヤレスグリッドの研究開発と実証", 電子情報通信学会技術研究報告 VOL.118 NO.476 [ONLINE], JPN6023020673, 27 February 2019 (2019-02-27), pages 49 - 54, ISSN: 0005157946 * |
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