JP2021082864A - システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】通信回線上に障害が発生した場合にも、仮想視点画像の生成を行うシステム、その制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】画像処理システムは、第1通信回線と第2通信回線との何れかにおいて通信障害の発生が検出されたことに基づいて、通信障害が発生した通信回線で送信されていた第1データまたは第2データの送信に用いる通信回線を、通信障害が発生していない通信回線に変更する。【選択図】図3
Description
本発明は、仮想視点からの画像を生成する技術に関する。
近年、複数の撮像装置を異なる位置に設置して多視点で同期撮像し、当該同期撮像により得られた複数視点からの画像を用いて、撮像装置の設置位置ではない任意の視点からの画像(いわゆる仮想視点画像)を生成する技術が注目されている。この技術によれば、例えばサッカーやバスケットボールのハイライトシーンを様々な角度から視聴することができるため、通常の画像と比較してユーザに高臨場感を与えることができる。
複数の画像に基づく仮想視点画像の生成及び閲覧では通常、複数の撮像装置が撮像した画像を、サーバなどの画像処理装置に一旦集約する。そして、この画像処理装置にて、前景と背景との分離、三次元モデル生成、レンダリング等の画像処理を実行することで仮想視点画像を生成し、ユーザ端末に該生成した仮想視点画像を送信する。
この際、仮想視点画像の背景として予め用意したスタジアム等のモデルデータを用い、前景の形状推定を行って、それらに色を付けることで三次元形状モデルを生成することが一般的に行われている。またこの際、撮像装置をネットワークで接続し、撮像データや、該撮像データに画像処理を施したデータ、該撮像データに関するデータをネットワーク経由で送信(データの転送を含む)することが行われている。
特許文献1には、前景画像データや背景画像データ等の全てのデータを、同一通信回線を用いて送信することが開示されている。
しかしながら、特許文献1では、通信回線上で障害が発生してしまうと、データの重要度にかかわらず、通信障害からの復旧のためにデータ通信を制限してしまう。従って、仮想視点画像を生成するためのデータの送信に支障をきたし、仮想視点画像の生成に支障をきたしてしまっていた。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、通信回線上に障害が発生した場合にも、仮想視点画像の生成を行うようにすることを目的とする。
本発明の一実施形態は、複数の撮像装置と第1通信回線により接続され、該複数の撮像装置で取得され該第1通信回線を用いて送信される第1データを取得する第1取得手段と、前記複数の撮像装置と第2通信回線により接続され、該複数の撮像装置で取得され該第2通信回線を用いて送信される、前記第1データと異なる第2データを取得する第2取得手段と、前記第1データおよび前記第2データに基づき、仮想視点画像を生成する生成手段と、通信障害の発生を検出する検出手段と、前記検出手段により、前記第1通信回線と前記第2通信回線との何れかにおいて通信障害の発生が検出されたことに基づいて、通信障害が発生した通信回線で送信されていた前記第1データまたは前記第2データの送信に用いる通信回線を、通信障害が発生していない通信回線に変更するよう制御する制御手段と、を有することを特徴とするシステムである。
本発明によれば、通信回線上に障害が発生した場合にも、仮想視点画像の生成を行うことが可能になる。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1(a)は、第1の実施形態における画像処理システム100のハードウェア構成を模式的に表したブロック図である。画像処理システム100は、撮像装置101a〜101dと、通信回線102a〜102cと、前景生成サーバ103と、背景生成サーバ104と、仮想視点画像を生成する画像生成サーバ105と、を有する。尚、本明細書では、撮像装置101a〜101d等の構成要素の符号について、特に区別する必要が無ければ、小文字を末尾に付けないで単純に記載する(例えば撮像装置101等と記載する)。また、仮想視点画像とは、実カメラとは異なる仮想カメラの位置及び向き等に基づいて生成される画像であり、自由視点画像や任意視点画像とも呼ばれる。
図1(a)は、第1の実施形態における画像処理システム100のハードウェア構成を模式的に表したブロック図である。画像処理システム100は、撮像装置101a〜101dと、通信回線102a〜102cと、前景生成サーバ103と、背景生成サーバ104と、仮想視点画像を生成する画像生成サーバ105と、を有する。尚、本明細書では、撮像装置101a〜101d等の構成要素の符号について、特に区別する必要が無ければ、小文字を末尾に付けないで単純に記載する(例えば撮像装置101等と記載する)。また、仮想視点画像とは、実カメラとは異なる仮想カメラの位置及び向き等に基づいて生成される画像であり、自由視点画像や任意視点画像とも呼ばれる。
撮像装置101は、撮像装置で撮像された画像に対し、前景オブジェクトと背景オブジェクトとを分離するオブジェクト分離処理を伴う画像処理を実施する。そして、撮像装置101は、この画像処理によって生成した前景画像データを前景生成サーバ103に送信し、該画像処理によって生成した背景画像データを背景生成サーバ104に送信する。図1(a)に示すように、画像処理システム100は撮像装置101を複数有し、本例では、画像処理システムが4台の撮像装置を有するケースを示している。但し、画像処理システムが有する撮像装置の数は4に限定されない。詳しくは、少なくとも2台以上の撮像装置101が接続されている構成であれば何台の撮像装置101が接続された構成であってもよい。
尚、ここでは、撮像により取得される画像に基づき前景画像と背景画像とを生成するケースを挙げて説明するが、本実施形態はこのようなケースに限定されない。例えば、特定のオブジェクトAおよびオブジェクトBを抽出するものであってもよい。また、分離するオブジェクトは2種類に限定されず、さらにオブジェクトCやオブジェクトD、それ以上の種類にオブジェクトを分離するようなものなど、2種類以上であればよい。さらには、1つ以上のオブジェクトを抽出し、該抽出したオブジェクトと該抽出したオブジェクト以外という分離の仕方でもよい。
通信回線102は、撮像装置101、前景生成サーバ103、および背景生成サーバ104の間の通信を行う通信回線である。通信回線102として、Ethernetのような物理的な通信ケーブルを用いて双方向通信を行うものを採用する。撮像装置101a〜101dはそれぞれ、各撮像装置において生成された前景画像データを、通信回線102aを介して、前景生成サーバ103に送信または転送する。また、撮像装置101a〜101dはそれぞれ、各撮像装置において生成された背景画像データを、通信回線102bを介して、背景生成サーバ104に送信または転送する。通信回線102cは、前景生成サーバ103と、背景生成サーバ104と、画像生成サーバ105とを相互に接続するネットワーク回線である。
尚、ここでは、撮像装置101a〜101dの間をつなぐ通信回線102aおよび通信回線102bはデイジーチェーン接続されているものとするが、通信回線102aと通信回線102bとの少なくとも一つがデイジーチェーン接続されていればよい。また、撮像装置101間(例えば、撮像装置101aと撮像装置101bとの間など)では2つの通信回線を用いているが、本実施形態はこれに限らない。例えば、分離されるオブジェクト種類の数が3以上である場合に、撮像装置101間の通信回線を3以上用意してもよい。
前景生成サーバ103は、撮像装置101で生成された前景画像を用いて、仮想視点画像の生成に必要な前景モデルの形状や色を推定する処理を行う。背景生成サーバ104は、撮像装置101で生成された背景画像を用いて、仮想視点画像の生成に必要な背景テクスチャ画像のデータを生成する処理を行う。画像生成サーバ105は、前景生成サーバ103で推定した前景モデルの形状や色の情報と、背景生成サーバ104で生成した背景テクスチャ画像データとに基づいて、ユーザに指示された仮想視点からの仮想視点画像をレンダリングする。
尚、ここでは、撮像画像内のオブジェクトは2種に分類され、前景画像と背景画像との2種類の画像が生成されるケースを挙げて説明するが、本実施形態はこれに限定されない。オブジェクトが3種以上に分類される場合には、その種類の数に応じたサーバを有するように画像処理システムを設計してよい。また、前景生成サーバ103と、背景生成サーバ104と、画像生成サーバ105とは、物理的に異なるハードウェアであるが、これらの一部または全部を物理的に同一個体のハードウェアとして実装してもよい。
図1(b)は、前景生成サーバ103、背景生成サーバ104、画像生成サーバ105等のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。これらのサーバはそれぞれ、CPU111と、主記憶装置112と、補助記憶装置113と、外部I/F114と、GPU115と、を有し、それらが内部バス116を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU111は、サーバにおける各構成要素を制御する中央演算装置である。主記憶装置112は、CPU111のワークエリアやデータの一時的な記憶領域として機能する記憶装置である。主記憶装置112は、Dynamic Random MAccess Memory(DRAM)やStatic Access Memory(SRAM)等の記憶媒体を用いて実装されてもよい。
補助記憶装置113は、各種プログラム、各種設定情報、各種画像データ、カメラパラメータ、3次元形状データ、2次元マップ等の情報を記憶する記憶装置である。補助記憶装置113は、Read Only Memory(ROM)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、テープメディア等の記憶媒体を用いて実装されてもよい。
外部I/F114は、外部の機器との通信に利用され、ジョイスティックやキーボード、マウスなどのユーザによる各種操作を受け付ける外部機器との接続や、ファイル入出力を行うための外部ストレージなどを接続する汎用的な入出力インターフェースである。また、外部I/F114は、EthernetやUniversal Serial Bus(USB)などの物理的なケーブルの接続端子を持つインターフェース、または無線LANやBluetooth(登録商標)等の無線を用いたインターフェース等で実装されてもよい。
GPU115は、画像処理演算を高速に実行するための演算装置である。前景生成サーバ103では、仮想視点画像の前景を生成するための前景形状や色の推定を行い、背景生成サーバ104では、仮想視点画像の背景を生成するための背景テクスチャ生成などを行う。画像生成サーバは、前景生成サーバ103および背景生成サーバ104で生成された情報を取得し、該取得した情報に基づき仮想視点画像を生成する。また、これらのサーバはそれぞれ、テレビなどの外部映像表示装置に対して映像信号を出力する機能をさらに有してもよい。GPU115は、映像信号の出力を行うための端子として、DVIやHDMI(登録商標)、Display Port、SDIなどを有していてもよい。また、GPU115は、主記憶装置112とは異なる主記憶装置を内部に有していてもよい。さらに、GPU115は、CPU111で行われる各種演算の一部または全部を行ってもよい。
内部バス116はPCIExpress等で構成されるバスである。但し、内部バスはPCIExpressに限らず、相互に通信可能な任意の規格のものを採用してよい。
尚、図1(b)に示したサーバの構成はあくまで例示である。図1(b)に示す各構成要素の機能を別のハードウェアで実現してもよく、同一の機能を有するハードウェアを複数有してもよい。また、主記憶装置112および補助記憶装置113を1つのハードウェアで実現してもよい。また、GPU115の代わりにFPGAや画像処理演算回路を有するLSIなどを用いてもよく、また、これらを複数あるいは組み合わせて、画像処理システムを構成してもよい。また、これらの画像処理演算を行う装置を有さずに、画像処理演算をCPUによって行う構成であってもよい。また、前景生成サーバ103、背景生成サーバ104、及び画像生成サーバ105が物理的に同一のハードウェアで実現し、このハードウェアがGPU115を複数有する構成としてもよい。このような構成を採用した場合、前景生成サーバ103と、背景生成サーバ104と、画像生成サーバ105とのそれぞれで実行されていた処理は、GPU115のそれぞれに分けて実行されることとなる。また、前景生成サーバ103と、背景生成サーバ104と、画像生成サーバ105とのそれぞれの構成の一部または全部が異なっていてもよい。
図1(c)は、撮像装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。撮像装置101は、CPU111と、主記憶装置112と、補助記憶装置113と、外部I/F114と、GPU115と、撮像素子121と、を有する。これらの構成要素は、内部バス116を介して相互に通信可能に接続されている。CPU111〜GPU115については、前述したものと同一であるので、説明を割愛する(図1(b)参照)。
撮像素子121には、レンズやCMOSセンサー等が含まれており、撮像素子121を用いることで、光学的に結像し、撮像した画像を電子データとして取得する。取得された画像データは主記憶装置112に一時的に記憶された後、CPU111やGPU115によって各種の画像処理が施される。その後、画像処理が施された画像データは、外部I/F114の通信によって、前景生成サーバ103または背景生成サーバ104に送信される。なお、撮像装置の構成は、ここで挙げたものに限られない。撮像装置がCCDなど他のセンサーや任意の光学系を有していてもよい。
図2(a)は、撮像装置101の機能ブロック図である。撮像部201は、撮像素子121を用いた撮像により画像データを取得し、該取得した画像データを分離部202に送る。
分離部202は、撮像部201によって取得された画像データを受信し、前景画像と背景画像とに分離する。この分離により生成された前景画像データと背景画像データとは、通信選択部205に送られる。尚、ここでは、前景と背景とに分離しているが、他のオブジェクトを撮像画像から分離する場合、本モジュールを当該他のオブジェクトに対応するオブジェクト分離モジュールに置き換えてもよい。例えば、サッカー等のスポーツシーンを撮像する場合に、人物とボールとに分離するような分離の仕方などが考えられる。また、ここでは、前景と背景との2つに分離しているが、分離目標をさらに追加して3以上に分離してもよく、例えば選手、ボール、背景の分離や、選手、ボール、影、背景の分離など、複数のオブジェクトに分離されるものでもよい。
前景通信部203aと背景通信部203bとはそれぞれ、Ethernetなどの通信回線を有し、これを用いて、撮像装置101は、前景生成サーバ103と背景生成サーバ104とのそれぞれとの間で通信を行う。前景通信部203aには通信回線102aが接続されており、背景通信部203bには通信回線102bが接続されている。また、前景通信部203aおよび背景通信部203bは、デイジーチェーンで接続されている。
情報取得部204は、前景通信部203aおよび背景通信部203bが接続される通信回線に通信障害が起こっているか否か等の通信障害に関する情報(通信障害情報とする)を取得し、通信回線の障害の有無を示す情報を通信選択部205に通知する。
通信選択部205は、情報取得部204により通知された通信回線の障害の有無を示す情報を取得する。そして、通信選択部205は、この情報に基づき、分離部202から受信した前景画像データと背景画像データとの両方を、前景通信部203aと背景通信部203bとの何れかの通信回線を用いて送るか否かを選択的に決定する。前景画像データと背景画像データとの両方を、前景通信部203aと背景通信部203bとの何れかの通信回線を用いて送る場合には、通信選択部205は、前景通信部203aまたは背景通信部203bに、前景画像データおよび背景画像データを送る。
また、デイジーチェーンで接続された通信回線102aまたは通信回線102bによって受信した自身に宛てたデータではないデータについても同様に、通信回線102aと通信回線102bとの何れを用いてデータを転送するか、選択的に決定する。本実施形態では、通信選択部205が情報取得部204から通信回線の障害発生を示す情報を受信していない場合、前景画像データは、前景通信部203a経由で通信回線102aを介して転送されるものとする。またこの場合、背景画像データは、背景通信部203b経由で通信回線102bを介して転送されるものとする。
図2(b)は、前景生成サーバ103の機能ブロック図である。サーバ通信部211aは、通信回線102cに接続され、背景生成サーバ104および画像生成サーバ105と相互に接続される。前景受信部212は、通信回線102aに接続され、撮像装置101から送信された前景画像データを受信し、該受信した前景画像データを形状推定部213に送る。また、前景生成サーバ103は前景受信部212を介し、通信障害情報を撮像装置101に対して送信することができる。
形状推定部213は、ユーザによって予め設定される撮像装置の位置や姿勢を表すカメラパラメータと、サーバ通信部211aから受信した前景画像データとに基づいて、前景の形状および色を推定することで、前景モデルを生成する。サーバ通信部211aは、形状推定部213によって生成された前景モデルデータを、通信回線102cを介して画像生成サーバ105に送信する。尚、前景の形状および色を推定する方法はどのようなものを用いてもよく、例えばVisualHullと呼ばれる方法などがある。
障害検出部214aは、前景受信部212の通信状態を監視し、通信回線に異常が発生したことおよび通信回線が復旧したことを検出して、検出結果の情報を後述する障害制御部215aに送信する。また、障害検出部214aは、通信障害情報を背景生成サーバ104からサーバ通信部211aを介して受信した場合にも、該受信した通信障害情報を後述する障害制御部215aに送信する。通信回線の異常の検出についてはどのような方法を採用してもよい。例えば、既定の時間内に撮像装置101との間に通信が無い場合に、それ以降の通信に通信障害が発生したと判定する方法が考えられる。また例えば、既定の間隔でpingなど、相手に対して応答要求を行うパケットを投げて応答が返らない場合や応答時間が想定される時間以上に、通信障害が発生していると判定する方法も考えられる。
障害制御部215aは、通信回線の異常発生及び復旧の情報を、障害検出部214aから受信し、該受信した情報に基づき、仮想視点画像の生成に必要なデータの送信方法の変更などの指示を出す。障害検出部214aが通信回線102aにおける障害発生を検出した場合、前景生成サーバ103は、通信障害情報を背景生成サーバ104に伝える。また、障害制御部215aが背景生成サーバ104からサーバ通信部211aを介して通信障害情報を受信した場合、障害制御部215aは、通信障害の内容を分析して、新たに用いる通信経路などの変更された通信方法を求める。そして、前景生成サーバ103は、前景受信部212を介して撮像装置101に対して、変更された通信方法に関する情報および通信障害情報を通知する。尚、変更された通信方法に関する情報を、通信障害情報に含めて通知してもよい。
図2(c)は、背景生成サーバ104の機能ブロック図である。サーバ通信部211b、障害検出部214b、および障害制御部215bは、サーバ通信部211a、障害検出部214a、および障害制御部215aと同様であるため、説明を省略する(図2(b)参照)。
背景受信部216は通信回線102bに接続され、撮像装置101から背景画像データを受信し、該受信した背景画像データを背景テクスチャ生成部217に送信する。また、背景生成サーバ104は背景受信部216を介し、通信障害情報を撮像装置101に対して送信することができる。
背景テクスチャ生成部217は、背景モデルデータに張り付けるテクスチャ画像データを演算によって求める。この際、背景テクスチャ生成部217は、ユーザによって予め設定される背景の形状を示すメッシュモデルデータ、及び、撮像装置101の位置や姿勢を表すカメラパラメータ、並びに、背景受信部216から受信した背景画像データを用いる。背景テクスチャ生成部217は、求めたテクスチャ画像データを、サーバ通信部211bから通信回線102cを介して画像生成サーバ105に送信する。ここで背景モデルデータに張り付けるテクスチャ画像データを求める方法はどのような方法を採用してもよく、例えば、背景モデルデータ上の頂点座標を撮像画像上に投影して対応点を求め、求めた対応点に基づき射影変換を行うなどの方法がある。
図2(d)は、画像生成サーバ105の機能ブロック図である。ユーザ操作部218は、キーボードやマウス、ジョイスティックなどのコントローラを用いて仮想視点の操作を受け付け、仮想視点のカメラパラメータを画像生成部219に送信する。
画像生成部219は、ユーザ操作部218を介して入力された仮想視点のカメラパラメータに基づき、仮想視点画像を生成する。この際、画像生成部219は、前景生成サーバ103によって生成された前景モデルデータ、並びに、背景生成サーバ104によって生成された背景テクスチャ画像データおよび背景の形状を示すメッシュモデルデータを用いる。
<画像処理システムで実行される処理>
以下、本実施形態における画像処理システム100において実行される各処理について、図3を用いて説明する。図3(a)は、前景生成サーバ103によって実行される通信障害の検出に関する処理のフローチャートである。尚、図3(a)に示す処理は、通信障害発生時に実行されてもよいし、例えば1秒毎など一定の間隔で実行されてもよい。
以下、本実施形態における画像処理システム100において実行される各処理について、図3を用いて説明する。図3(a)は、前景生成サーバ103によって実行される通信障害の検出に関する処理のフローチャートである。尚、図3(a)に示す処理は、通信障害発生時に実行されてもよいし、例えば1秒毎など一定の間隔で実行されてもよい。
ステップS301では、障害検出部214aとして機能する前景生成サーバ103のCPU111は、通信障害の発生を検出したか判定する。本ステップの判定結果が真の場合、ステップS302に進む。一方、本ステップの判定結果が偽の場合、一連の処理は終了する。尚、以降では「ステップS〜」を「S〜」と略記する。
図4は、画像処理システム100において、通信障害が発生した状況を模式的に表した図である。撮像装置101bと撮像装置101cとの間の通信回線402aにおいて、何らかの理由によって通信障害401が発生し、通信回線402aを介した通信ができなくなっている。図4で示した通信障害が発生した場合に、前景生成サーバ103の障害検出部214aは、通信障害を検出する。
S302では、障害検出部214aとして機能する前景生成サーバ103のCPU111は、通信回線に発生した通信障害の内容を分析し、通信回線のどこに通信障害が発生しているか、つまり通信障害の発生箇所を特定する。尚、本実施形態は、通信障害の種類によって限定されない。また、通信障害として例えば、通信ケーブルの断線や劣化、温度や電波などの環境によるものなど様々な障害が考えられる。
例えば、図4に示したケースでは、撮像装置101bと撮像装置101cとの間の通信回線402aに障害が発生していることを検出する。障害の検出方法としては、任意の方法を採用してよい。例えば、前景生成サーバ103において、撮像装置101aおよび撮像装置101bからの前景画像データの受信が一定時間以上滞っている場合や、pingなどの応答要求が無い場合に、障害発生検出としてよい。また、障害検出部214aは、端末や回線などの情報に基づき、障害が発生している場所を特定することができる。
S303では、サーバ通信部211aとして機能する前景生成サーバ103のCPU111は、通信回線102cを介して、通信障害の発生などを示す通信障害情報を背景生成サーバ104に送信する。
図3(b)は、通信障害発生の通知を受ける背景生成サーバ104によって実行される処理のフローチャートである。
S311では、障害検出部214bとして機能する背景生成サーバ104のCPU111は、前景生成サーバ103から通信障害発生の通知を受信したか判定する。本ステップの判定結果が真の場合、ステップS312に進む。一方、本ステップの判定結果が偽の場合、S311の判定処理が再び実行される。
S312では、障害検出部214bとして機能する背景生成サーバ104のCPU111は、受信した通信障害情報を分析し、通信障害の発生箇所を特定する。また、障害検出部214bは、この分析により得た通信障害の発生箇所などの通信障害情報を、障害制御部215bに送る。
S313では、障害制御部215bとして機能する背景生成サーバ104のCPU111は、障害検出部214bから受信した情報に基づき、通信障害を回避可能な通信経路を導出する。例えば、図4のケースでは通信障害401が発生しているため、通信回線402aを用いず、撮像装置101bと撮像装置101cとの間では通信回線402bを用いるように通信障害を回避するための通信経路を求める。
S314では、背景受信部216として機能する背景生成サーバ104のCPU111は、通信回線を介して撮像装置101bに対し、通信障害情報を送信する。図4のケースでは、通信障害情報の送信の際、撮像装置101cと撮像装置101dとの間では通信回線102bが用いられ、撮像装置101bと撮像装置101cとの間では通信回線402bが用いられる。また、背景受信部216は、撮像装置101bに対して、代替経路として通信回線402bを用いるよう使用回線を変更する旨の指示も、通信障害情報に含めて、或いは、通信障害情報と共に送信する。
図3(c)は、通信障害情報を受信する撮像装置101によって実行される処理のフローチャートである。
S321では、通信選択部205として機能する撮像装置101のCPU111は、前景通信部203aと背景通信部203bとの少なくとも一方を介して情報取得部204が、通信障害情報を受信したか判定する。本ステップの判定結果が真の場合、ステップS322に進む。一方、本ステップの判定結果が偽の場合、S321の判定処理が再び実行される。尚、本実施形態では、情報取得部204が受信する通信障害情報には、代替経路等の情報が含まれる。例えば、図4のケースでは、通信障害を回避するために使用回線を通信回線402bに変更する旨の指示である。このような情報は前述したように、S314にて背景生成サーバ104によって撮像装置101に送信される。
S322では、通信選択部205として機能する撮像装置101のCPU111は、情報取得部204から受信した通信障害情報に基づき、前景画像データを送信するために用いる通信経路と、背景画像データを送信するために用いる通信経路とを決定する。図4のケースでは、撮像装置101bが受信した通信障害情報に基づき、撮像装置101bの通信選択部205は、前景画像データの送信に使用する通信回線について、通信回線402aから通信回線402bに切り替えて、前景画像データの送信を行う。
図3(a)〜図3(c)のフローによって、撮像装置101bと撮像装置101cとの間の通信回線402aで発生していた通信障害401を、通信回線402bを用いて回避することができる。
尚、ここでは、通信障害401発生時に、前景画像データと背景画像データとの両方を、通信回線402bを用いて送信する形態について説明したが、本実施形態はこの形態に限定されない。例えば、背景画像データより前景画像データが重要であることがユーザによって予め設定されている場合に、背景画像データ送信用の通信回線と、前景画像データ送信用の通信回線とを入れ替える等、前景画像データを送信するための通信回線を変更してもよい。つまり、通信障害が発生している通信回線402aを背景画像データ送信用に、通信回線402bを前景画像データの送信用として割り当てることで、前景画像データが正しく送信ないし転送されるようになる。但し、この場合、背景画像データが正しく送信されなくなる。また、撮像装置101bのみにおいて、使用する通信回線の変更等の設定変更を行うのではなく、全ての撮像装置101a〜101dにおいて、同様の設定変更を行ってもよい。また、通信回線の変更に合わせて、前景生成サーバ103と背景生成サーバ104がその役割を入れ替えてもよい。また、前景生成サーバ103および背景生成サーバ104は、通信回線の切り替えや通信障害によってデータの一部が受信できない場合には、受信できる範囲のデータに基づいて、前景形状推定および背景テクスチャ画像データの導出を行ってもよい。
また、前述の内容では、通信障害が1か所のみで起こった場合について説明したが、通信障害が複数箇所で起こった場合にも、本実施形態を適用可能である。撮像装置101aと撮像装置101bとの間や撮像装置101cと撮像装置101dとの間の通信回線102a、102b等の複数箇所において通信障害が発生した場合でも、使用する通信回線を同様に変更して通信を行うことができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、通信障害を回避する際に、通信帯域が足りない場合の対応について説明する。尚、以降では、既述の実施形態との差分について主に説明し、既述の実施形態と同様の内容については説明を適宜省略する。
本実施形態では、通信障害を回避する際に、通信帯域が足りない場合の対応について説明する。尚、以降では、既述の実施形態との差分について主に説明し、既述の実施形態と同様の内容については説明を適宜省略する。
図5は、本実施形態における、撮像装置101’の機能ブロック図である。図5に示すように、本実施形態の撮像装置101’は、帯域計算部501と、通信データ量削減部502と、を更に有する点で、第1の実施形態と異なる(図2(a)参照)。尚、システムに含まれる前景生成サーバなどのサーバの構成については、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
帯域計算部501は、通信選択部205によって前景通信部203aおよび背景通信部203bのそれぞれに転送するデータの通信量を計算によって求め、通信選択部205に通信可能な通信データ量を通知する。
通信データ量削減部502は、前景画像データ、背景画像データ等のデータ量を削減してデータサイズを小さくする。データ量の削減方法としては、データの圧縮、画像サイズの縮小や、ビット深度の変更、フレームレートの変更、などがあげられる。データの圧縮では、可逆圧縮またはMPEGやJPEGなどの不可逆圧縮によるデータ圧縮による削減や、不可逆圧縮における圧縮率の変更などを行う。画像サイズの縮小では、画像データの解像度が変更される。例えば、画像の解像度が3840*2160である場合に、半分の1920*1080に縮小される。ビット深度の変更では、画素値表現が変更される。例えば、画像データの色情報のビット深度がRGB各色16bitの場合に、RGB各色8bitに変更される。フレームレートの変更では、例えば60fpsのデータを30fpsや24fpsとしたりする。尚、ここであげたデータ量の削減方法は例示に過ぎず、可逆的、不可逆的を問わず任意のデータ量削減方法を採用してよい。
図6は、本実施形態における撮像装置101’が通信障害情報を受信した場合に実行する処理のフローチャートである。
S321では、通信選択部205として機能する撮像装置101’のCPU111は、前景通信部203aと背景通信部203bとの少なくとも一方を介して情報取得部204が通信障害情報を受信したか判定する。本ステップの判定結果が真の場合、ステップS601に進む。一方、本ステップの判定結果が偽の場合、S321の判定処理が再び実行される。
S601では、帯域計算部501として機能する撮像装置101’のCPU111は、S321で受信した通信障害情報に基づき、通信回線変更後の通信量を計算によって求める。具体的に図4のケースでは、通信障害401が発生しているため、正常時には前景通信部203aを介し通信回線402aを用いて通信していたはずの前景画像データについて、背景通信部203bを介し通信回線402bを用いて通信する際の通信量を求める。
S602では、通信選択部205として機能する撮像装置101’のCPU111は、S601で求めた通信量が所定の閾値以上か判定する。本ステップの判定結果が真の場合、S603に進む一方、該判定結果が偽の場合、一連の処理は終了する。尚、本ステップで用いる所定の閾値とは例えば、通信回線を用いて行う通信量の理論上の最大値や、その値から一定のサイズまたは比率によってマージンを設けた値である。或いは、ユーザによって予め決められた値など、任意の値を用いてよい。
S603では、通信データ量削減部502として機能する撮像装置101’のCPU111は、S602で所定閾値以上の通信量を要すると判定された通信対象データのデータ量削減を実行する。本ステップの削減では、背景画像データを前景画像データに優先して削減してもよいし、前景画像データを背景画像データに優先して削除してもよい。前景画像データと背景画像データとの少なくとも一方を削除すればよい。本ステップにより、通信対象データのデータサイズが小さくなる。本ステップでは、帯域計算部501によって算出されたデータ通信量に対して低減すべきデータ量に応じてデータ量の削減方法を変えてもよい。例えば、データ量削減の順番として、データの圧縮、フレームレートの変更、解像度の変更、ビット深度の変更の順に削減する。なお、この順番は一例に過ぎず、どのような順番でデータ量を削減してもよく、また、これらを適宜組み合わせてもよい。また、データ量の削減を行っても通信帯域が足りない場合には、データごと削除し、通信を行わない場合があってもよい。
以上説明した方法により、通信帯域が足りない場合でも、通信障害を回避して通信を行い、一定の品質を保った仮想視点画像の生成を継続することが可能になる。
尚、ここでは、撮像装置101b’の帯域計算部501が通信量を算出して、通信量を低減するように通信選択部205がデータ量削減を実施する形態について説明したが、本実施形態はそのような形態に限らない。例えば、本実施形態の帯域計算部501を前景生成サーバ103および背景生成サーバ104が有していてもよい。この場合、前景生成サーバ103および背景生成サーバ104は、撮像装置101a’〜101d’に対して通信可能な通信データ量に従って通信を行うよう指示し、撮像装置101a’〜101d’それぞれにおいてデータ量削減が行われる。
また、S602で通信量が所定の閾値以上(つまり、データ量削減が必要)と判定された場合、前景通信部203aまたは背景通信部203bを用いて他の撮像装置との通信を行ってもよい。この場合、この通信内容に従って、撮像装置101a’〜101d’それぞれにおいて、通信データ量削減部502を用いたデータ量削減処理が行われる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、通信障害が解消された際の動作について説明する。尚、以下では、具体例として、図4のケースをあげながら説明する。
本実施形態では、通信障害が解消された際の動作について説明する。尚、以下では、具体例として、図4のケースをあげながら説明する。
図7(a)は、本実施形態における、前景生成サーバ103により実行される通信障害解消に関する処理のフローチャートである。
S701では、障害検出部214aとして機能する前景生成サーバ103のCPU111は、通信障害の解消(言い換えると通信回線の復旧)を検出したか判定する。本ステップの判定結果が真の場合、ステップS702に進む。一方、本ステップの判定結果が偽の場合、S701の判定処理が再び実行される。
S702では、障害検出部214aとして機能する前景生成サーバ103のCPU111は、通信障害が解消された旨の情報を、撮像装置101b’に対して送信する。この際、通信障害が解消された旨の情報の送信とともに、通信障害発生のため通信回線402bを用いて行っていた前景画像データの通信を、通信回線402aを用いて行うように戻す指示も合わせて行う。
図7(b)は、本実施形態における、撮像装置101により実行される通信障害解消に関する処理のフローチャートである。
S711では、情報取得部204として機能する撮像装置101のCPU111は、通信障害401が解消された旨の情報、及び、通信回線402aを用いて前景画像データの通信を行うように戻す指示を、受信する。これらの情報は、S702にて前景生成サーバ103により送信されたものである。
S712では、通信選択部205として機能する撮像装置101のCPU111は、S711で情報取得部204が受信した情報に基づき、前景画像データの通信に用いる回線を変更する。具体的には、前景通信部203aを介し通信回線402aを用いて、前景画像データのデータ通信を行うように、通信回線の設定を変更する。
図7(a)及び図7(b)のフローによって、通信障害が解消した後の通信を通信障害が発生する前の状態に復旧することができる。
尚、前述の例では、前景生成サーバ103が通信障害の解消を検出したが、本実施形態はこれに限らず、背景生成サーバ104や撮像装置101が通信障害の解消を検出してもよい。
また、前述の例では、通信障害が発生していない通信回線402bを用いて撮像装置101bに対する通信障害解消の通知を行ったが、本実施形態はこれに限らない。任意の通信回線を用いて撮像装置101bに対する通信障害解消の通知を行ってもよい。
[その他の実施形態]
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。尚、本発明は、前述の実施形態の要素を適宜組み合わせて構成してもよい。
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。尚、本発明は、前述の実施形態の要素を適宜組み合わせて構成してもよい。
101a〜101d・・・撮像装置
102a,102b・・・通信回線
103・・・前景生成サーバ
104・・・背景生成サーバ
105・・・画像生成サーバ
214a,214b・・・障害検出部
102a,102b・・・通信回線
103・・・前景生成サーバ
104・・・背景生成サーバ
105・・・画像生成サーバ
214a,214b・・・障害検出部
Claims (19)
- 複数の撮像装置と第1通信回線により接続され、該複数の撮像装置で取得され該第1通信回線を用いて送信される第1データを取得する第1取得手段と、
前記複数の撮像装置と第2通信回線により接続され、該複数の撮像装置で取得され該第2通信回線を用いて送信される、前記第1データと異なる第2データを取得する第2取得手段と、
前記第1データおよび前記第2データに基づき、仮想視点画像を生成する生成手段と、
通信障害の発生を検出する検出手段と、
前記検出手段により、前記第1通信回線と前記第2通信回線との何れかにおいて通信障害の発生が検出されたことに基づいて、通信障害が発生した通信回線で送信されていた前記第1データまたは前記第2データの送信に用いる通信回線を、通信障害が発生していない通信回線に変更するよう制御する制御手段と、
を有することを特徴とするシステム。 - 前記検出手段により、前記第1通信回線において通信障害の発生が検出された場合、前記制御手段は、前記第1データの送信に用いる通信回線を前記第2通信回線に変更し、前記第2データの送信に用いる通信回線を前記第1通信回線に変更することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記制御手段により通信回線を変更された場合のデータ通信量を算出する算出手段と、
前記第1データと前記第2データとのデータ量を削減する削減手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載のシステム。 - 前記算出手段により算出されたデータ通信量が所定の閾値以上の場合、前記削減手段は、前記第1データと前記第2データとの少なくとも一方のデータ量を削減することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 前記第1データが前景画像データであり、前記第2データが背景画像データである場合、前記削減手段は、該第2データを該第1データに優先して削減する
ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。 - 前記撮像装置は、前記算出手段と、前記削減手段とを有することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載のシステム。
- 前記削減手段は、データの圧縮により、データ量を削減することを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載のシステム。
- 前記削減手段は、解像度を変更することで、データ量を削減することを特徴とする請求項3乃至7の何れか1項に記載のシステム。
- 前記削減手段は、ビット深度を変更することで、データ量を削減することを特徴とする請求項3乃至8の何れか1項に記載のシステム。
- 前記削減手段は、フレームレートを変更することで、データ量を削減することを特徴とする請求項3乃至9の何れか1項に記載のシステム。
- 前記削減手段は、データの圧縮、フレームレートの変更、解像度の変更、ビット深度の変更の順に行うことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 前記第1通信回線と前記第2通信回線とのうち少なくとも1つは、デイジーチェーン接続された回線であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載のシステム。
- 前記検出手段は、前記第1通信回線または前記第2通信回線で発生した通信障害の復旧を検出し、
前記検出手段が前記復旧を検出した場合、前記制御手段は、変更した通信回線の設定を元に戻すことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のシステム。 - 前記検出手段により、前記第1通信回線と前記第2通信回線との何れかにおいて通信障害の発生が検出された場合、通信障害が発生していない通信回線を用いて、前記複数の撮像装置それぞれに対し、通信障害に関する情報を送信する送信手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載のシステム。
- 前記第1取得手段は、前記第1データに基づき前景モデルを生成することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載のシステム。
- 前記第2取得手段は、前記第2データに基づき背景モデルを生成することを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載のシステム。
- 前記第1取得手段は、第1サーバであり、
前記第2取得手段は、第2サーバであり、
前記生成手段は、第3サーバであり、
前記第1サーバ、前記第2サーバ、及び前記第3サーバは互いに、通信回線を介して接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至16の何れか1項に記載のシステム。 - 複数の撮像装置と第1通信回線により接続され、該複数の撮像装置で取得され該第1通信回線を用いて送信される第1データを取得する第1取得手段と、
前記複数の撮像装置と第2通信回線により接続され、該複数の撮像装置で取得され該第2通信回線を用いて送信される、前記第1データと異なる第2データを取得する第2取得手段と、
前記第1データおよび前記第2データに基づき、仮想視点画像を生成する生成手段と、
を有するシステムの制御方法であって、
通信障害の発生を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて、前記第1通信回線と前記第2通信回線との何れかにおいて通信障害の発生が検出されたことに基づいて、通信障害が発生した通信回線で送信されていた前記第1データまたは前記第2データの送信に用いる通信回線を、通信障害が発生していない通信回線に変更するステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - 請求項18に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019206196A JP2021082864A (ja) | 2019-11-14 | 2019-11-14 | システム、その制御方法、及びプログラム |
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