JP2021082724A - 固体撮像装置及び電子機器 - Google Patents

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Yasufumi KOBAYASHI
泰文 小林
拓郎 村瀬
Takuro Murase
拓郎 村瀬
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Abstract

【課題】画質や機能を更に向上させることができる固体撮像装置を提供すること。【解決手段】複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、該画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数と、該画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数とが異なる、固体撮像装置を提供する。【選択図】図1

Description

本技術は、固体撮像装置及び電子機器に関する。
近年、デジタルカメラは、益々、普及が進んでおり、その中心部品である固体撮像装置(イメージセンサ)の需要はますます高まっている。これに伴い、固体撮像装置では高画質化や高機能化を実現するための技術開発が盛んに行われいる。例えば、基板の厚さ方向に凹凸形状を形成させて感度特性を向上させた光電変換装置に関する技術が提案されている(特許文献1を参照。)。
特開2005−72097号
しかしながら、特許文献1で提案された技術では、更なる高画質化や高機能化を図れないおそれがある。
そこで、本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画質や機能を更に向上させることができる固体撮像装置、及びその固体撮像装置が搭載された電子機器を提供することを主目的とする。
本発明者は、上述の目的を解決するために鋭意研究を行った結果、固体撮像装置の更なる高画質化や高機能化に成功し、本技術を完成するに至った。
すなわち、本技術では、第1の側面として、
複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、
該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、
該画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数と、該画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数とが異なる、固体撮像装置を提供する。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の前記凹凸数が、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の前記凹凸数よりも少なくてもよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部の凹凸数が、前記画素領域の中央部に配された前記画素から、前記画素領域の周囲部に配された前記画素に向かうに従って変化してよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部の凹凸数が、前記画素領域の中央部に配された前記画素から、前記画素領域の周囲部に配された前記画素に向かうに従って漸次的に増えてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチと、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチとが異なっていてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチが、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチよりも大きくてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチが、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチよりも大きくてよく、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、前記画素内の全体に設けられていてよく、
前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、前記画素内の全体に設けられていてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有してよく、
前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有してよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有してよく、
前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、多角形である形状を有してよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部が、前記光電変換部に形成される前記入射光が集光される集光領域を覆うように設けられていてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
該画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置と、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置とが異なっていてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられていてよく、
前記画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられていてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられいてよく、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の右周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から左周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられていてよい。
本技術に係る第1の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられいてよく、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の左周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から右周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられていてよい。
また、本技術では、第2の側面として、
複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、
該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、
該画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内での設けられた位置と、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内での設けられた位置とが異なる、固体撮像装置を提供する。
本技術に係る第2の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられいてよく、
前記画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられていてよい。
本技術に係る第2の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられいてよく、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の右周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から左周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられていてよい。
本技術に係る第2の側面の固体撮像装置において、
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられていてよく、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の左周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から右周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられていてよい。
さらに、本技術では、本技術に係る第1の側面の固体撮像装置又は本技術に係る第2に側面の固体撮像装置が搭載された、電子機器を提供する。
本技術によれば、固体撮像装置の画質や機能を更に向上させることができる。なお、ここに記載された効果は、必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
図1(a)〜図1(c)は、本技術を適用した第1の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図1(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図2(a)〜図2(c)は、本技術を適用した第2の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図2(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図3(a)は、本技術を適用した第3の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図3(b)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図4(a)〜図4(c)は、本技術を適用した第3の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図4(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図5(a)〜図5(c)は、本技術を適用した第3の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図5(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 本技術を適用した第4の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図である。 図7(a)〜図7(c)は、本技術を適用した第4の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図7(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図8(a)は、本技術を適用した第5の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図8(b)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図9(a)〜図9(c)は、本技術を適用した第5の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図9(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 図10(a)〜図10(c)は、本技術を適用した第5の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、図10(d)は、画素領域における明暗ムラを示す図である。 本技術を適用した第6の実施形態の固体撮像装置が有する4画素の構成例を示す図である。 本技術を適用した第7実施形態の固体撮像装置が有する4画素の構成例を示す図である。 本技術を適用した第1の実施形態の固体撮像装置の全体構成例を示す図である。 本技術を適用した第1〜第7の実施形態の固体撮像装置の使用例を示す図である。 本技術を適用した第8の実施形態に係る電子機器の一例の機能ブロック図である。 内視鏡手術システムの概略的な構成の一例を示す図である。 カメラヘッド及びCCUの機能構成の一例を示すブロック図である。 車両制御システムの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車外情報検出部及び撮像部の設置位置の一例を示す説明図である。
以下、本技術を実施するための好適な形態について説明する。以下に説明する実施形態は、本技術の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本技術の範囲が狭く解釈されることはない。なお、特に断りがない限り、図面において、「上」とは図中の上方向又は上側を意味し、「下」とは、図中の下方向又は下側を意味し、「左」とは図中の左方向又は左側を意味し、「右」とは図中の右方向又は右側を意味する。また、図面については、同一又は同等の要素又は部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
説明は以下の順序で行う。
1.本技術の概要
2.第1の実施形態(固体撮像装置の例1)
3.第2の実施形態(固体撮像装置の例2)
4.第3の実施形態(固体撮像装置の例3)
5.第4の実施形態(固体撮像装置の例4)
6.第5の実施形態(固体撮像装置の例5)
7.第6の実施形態(固体撮像装置の例6)
8.第7の実施形態(固体撮像装置の例7)
9.第8の実施形態(電子機器の例)
10.本技術を適用した固体撮像装置の使用例
11.内視鏡手術システムへの応用例
12.移動体への応用例
<1.本技術の概要>
まず、本技術の概要について説明をする。
例えば、単画素(例えば1つの画素)の感度特性を高めるために、光電変換部が形成された半導体基板と絶縁膜との界面に凹凸形状を設けることができるが、実製品においては、レンズの組み合わせ等、光学系によって発生する斜入射光特性の影響で光電変換部における照度がチップ(基板)の面内で異なり明暗ムラが発生することがある。
本技術は、以上の状況を鑑みてなされたものある。本技術は、第1の側面として、複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、光電変換部の上方であって、半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数と、画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数とが異なる、固体撮像装置を提供することができるし、また、第2の側面として、複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、光電変換部の上方であって、半導体基板の受光面側に形成された凹凸部と、を有し、画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部の、画素を平面視したときの画素内での設けられた位置と、画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部の、画素を平面視したときの画素内での設けられた位置とが異なる、固体撮像装置を提供することができる。本技術によれば、チップ面内又は基板面内の感度の均一性を高めた固体撮像装置を製造することが可能である。また、チップ面内又は基板面内の感度の均一性を高めることにより、後段のアナログ回路による利得調整、信号処理による明暗ムラ低減処理を削減することも可能である。
以下、本技術を実施するための好適な形態について図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本技術の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本技術の範囲が狭く解釈されることはない。
<2.第1の実施形態(固体撮像装置の例1)>
本技術に係る第1の実施形態(固体撮像装置の例1)の固体撮像装置について、図1及び図13を用いて説明をする。
まずは、図1を用いて説明する。図1は、本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図1(a)は、固体撮像装置1001が有する4画素分の領域1001aの平面図であり、図1(b)は、固体撮像装置1001が有する4画素分の領域1001bの平面図であり、図1(c)は、固体撮像装置1001が有する4画素分の領域1001cの平面図であり、図1(d)は、光入射側からの平面視での画素領域1001−Gにおける明暗ムラを示す図である。
図1(a)に示されるように、固体撮像装置1001が有する4画素分の領域1001aには、右回りの順で、4つの画素1001a―1〜1001a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1001aは、図1(d)に示される画素領域1001−Gの中央部であるP1領域に相当する。
画素1001a−1は凹凸部11a―1を有し、凹凸部11a―1は、画素1001a−1の画素中心t(後述する図1(a−1)を参照。以下同じ。)を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001a−2は凹凸部11a―2を有し、凹凸部11a―2は、画素1001a−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001a−3は凹凸部11a―3を有し、凹凸部11a―3は、画素1001a−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001a−4は凹凸部11a―4を有し、凹凸部11a―4は、画素1001a−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。なお、画素中心tは、凹凸部11a―1〜11a―4の中心に対応する。
図1(a−1)は、図1(a)に示される凹凸部11a−1の拡大平面図であり、参照符号11a−1A及び11a−1Cは凹凸部の凹部を示し、参照符号11a−1Bは凹凸部の凸部を示す。1ピッチは、凹部11a−1Aから凹部11a−1Cまでの長さである。そして、半ピッチは、凹部11a−1A又は凹部11a−1Cから凸部凹部11a−1Bまでの長さである。そして、本明細書では、凹凸部11a−1中の斜線部分の範囲(参照符号V1で示した範囲)を、凹凸部の1単位とし、凹凸部の平面視での大きさを表す。したがって、凹凸部11a−1は4単位で構成される。また、同様に凹凸部11a―2、凹凸部11a−3及び凹凸部11a−4のそれぞれも4単位である。後述する、凹凸部11b−1、凹凸部11b−2、凹凸部11b−3及び凹凸部11b−4のそれぞれは、図1(b)中では、9単位であり、凹凸部11c−1、凹凸部11c−2、凹凸部11c−3及び凹凸部11c−4のそれぞれは、図1(c)中では、16単位である。
図1(a−2)は、図1(a−1)に示されるA1−B1線に従った断面図である。図1(a−2)に示されるように、凹凸部11a−1の凸部11a−1Bは、三角錐形状(断面視では三角形)である。なお、凹凸部17a−1は、ウェットエッチングにより作製することができる。
凹凸部11a―1〜11a−4は、画素1001a―1〜1001a−4のそれぞれの画素の中心部(画素中心tを囲んだ領域)に形成されているので、垂直入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部11a―1〜11a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1001a―1〜1001a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図1(b)に示されるように、固体撮像装置1001が有する4画素分の領域1001bには、右回りの順で、4つの画素1001b―1〜1001b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1001bは、図1(d)に示される画素領域1001−Gの右上周囲部であるQ1領域に相当する。
画素1001b−1は凹凸部11b―1を有し、凹凸部11b―1は、凹凸部11b―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001b−2は凹凸部11b―2を有し、凹凸部11b―2は、凹凸部11b−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001b−3は凹凸部11b―3を有し、凹凸部11b―3は、凹凸部11b−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001b−4は凹凸部11b―4を有し、凹凸部11b―4は、凹凸部11b−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部11b―1〜11b―4の凹凸数は、凹凸部11a−1〜11a−4の凹凸数に対して多い。凹凸部11b―1〜11b―4の凹凸数を多くすることで、Q1領域で入射される右斜め光の反射防止をより効果的にして感度を上げることができる。
凹凸部11b―1〜11b−4は、画素1001b―1〜1001b−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部(画素の左上部でもよい。)に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。凹凸部が、画素の右下部(又は右上部)に主に形成されている場合は、左斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部11b―1〜11b−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1001b―1〜1001b−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図1(c)に示されるように、固体撮像装置1001が有する4画素分の領域1001cには、右回りの順で、4つの画素1001c―1〜1001c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1001cは、図1(d)に示される画素領域1001−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1001−Gの右上頂点部近傍)であるR1領域に相当する。
画素1001c−1は凹凸部11c―1を有し、凹凸部11c―1は、凹凸部11c―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001c−2は凹凸部11c―2を有し、凹凸部11c―2は、凹凸部11c−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001c−3は凹凸部11c―3を有し、凹凸部11c―3は、凹凸部11c−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1001c−4は凹凸部11c―4を有し、凹凸部11c―4は、凹凸部11c−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部11c―1〜11c―4の凹凸数は、凹凸部11b−1〜11b−4の凹凸数に対して多い。凹凸部11c―1〜11c―4の凹凸数を多くすることで、R1領域で入射される右斜め光の反射防止をより効果的にして感度を上げることができる。
凹凸部11c―1〜11c−4は、画素1001c―1〜1001c−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部(画素の左上部でもよい。)に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。凹凸部が、画素の右下部(又は右上部)に主に形成されている場合は、左斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部11c―1〜11c−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1001c―1〜1001c−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
以上より、P1領域(画素領域の中心部)から、Q1領域及びR1領域に従って、凹凸部の凹凸数が増えて、チップ内(基板内)の感度の均一化を図ることができる。すなわち、本技術に係る第1の実施形態(固体撮像装置の例1)の固体撮像装置により、図1(d)に示される明暗ムラを改善することができる。
次に、図13を用いて説明をする。図13は、本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、固体撮像装置1eの画素2e(図中では2画素分を図示)の断面図である。なお、固体撮像装置1eの構成例は、特に技術的な矛盾がない限り、後述する本技術に係る第2〜第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
固体撮像装置1eは、半導体基板12eと、その表面側(図中下側)に形成された多層配線層21eと、支持基板22eとを備える。
半導体基板12eは、例えばシリコン(Si)で構成され、例えば1乃至6μmの厚みを有して形成されている。半導体基板12eには、例えば、P型(第1導電型)の半導体領域41eに、N型(第2導電型)の半導体領域42eが画素2eごとに形成されることにより、フォトダイオードPDが画素単位に形成されている。半導体基板12eの表裏両面に臨むP型の半導体領域41eは、暗電流抑制のための正孔電荷蓄積領域を兼ねている。
なお、N型の半導体領域42eの間となる各画素2eの画素境界では、P型の半導体領域41eが、画素間遮光部47eを形成するために、図13に示されるように深く掘り込まれている。画素間遮光部47eは、凹凸部48e(反射防止部)により散乱した入射光を反射させて、光電変換部(フォトダイオード(PD))内に入射光を閉じ込める効果がある。
電荷蓄積領域となるN型の半導体領域42eの上側のP型の半導体領域41eの界面(受光面側界面)は、微細な凹凸部(凹凸構造)を形成した、いわゆるモスアイ構造により、入射光の反射を防止する反射防止部48eを構成する。すなわち、反射防止部(凹凸部)48eは、凸部48e−1と凹部48e−2とから構成される。反射防止部48eにおいて、凹凸の周期に相当する三角錐形状(断面視では三角形)の凸部のピッチは、例えば、40nm乃至200nmの範囲に設定されている。
多層配線層21eは、複数の配線層43eと層間絶縁膜44eとを有する。また、多層配線層21e(多層配線層21eと半導体基板12eとの界面でもよい。)には、フォトダイオードPDに蓄積された電荷の読み出し等を行う複数の画素トランジスタTrも形成されている。
半導体基板12eの裏面側には、P型の半導体領域41eの上面を被覆するように、ピンニング層45eが成膜されている。ピンニング層45eは、半導体基板12eとの界面部分において正電荷(ホール)蓄積領域が形成されて暗電流の発生が抑制されるように、負の固定電荷を有する高誘電体を用いて形成されている。負の固定電荷を有するようにピンニング層45eを形成することで、その負の固定電荷によって、半導体基板12eとの界面に電界が加わるので、正孔電荷蓄積領域が形成される。
ピンニング層45eは、例えば、酸化ハフニウム(HfO2)を用いて形成される。また、二酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化タンタル(Ta25)などを用いて、ピンニング層45eを形成してもよい。
透明絶縁膜46eは、P型の半導体領域41eの掘り込み部分に埋め込まれるとともに、半導体基板12eのピンニング層45e上部の裏面側全面に形成されている。透明絶縁膜46eが埋め込まれたP型の半導体領域41eの掘り込み部分は、隣接する画素2eからの入射光(例えば、反射防止部48により散乱した入射光)の漏れ込みを防止する画素間遮光部47eを構成する。そして、画素間遮光部47eと反射防止部48eとの間は、ピンニング層45eから構成される平坦部48e−3が形成され、平坦部48e−3の形成により、隣接画素への光漏れがよりなく、混色をより防止することができる。
透明絶縁膜46eは、光を透過させるとともに絶縁性を有し、屈折率n1が半導体領域41eおよび半導体領域42eの屈折率n2よりも小さい(n1<n2)材料である。透明絶縁膜46eの材料としては、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(SiN)、酸窒化シリコン(SiON)、酸化ハフニウム(HfO2)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化タンタル(Ta25)、酸化チタン(TiO2)、酸化ランタン(La23)、酸化プラセオジム(Pr23)、酸化セリウム(CeO2)、酸化ネオジム(Nd23)、酸化プロメチウム(Pm23)、酸化サマリウム(Sm23)、酸化ユウロピウム(Eu23)、酸化ガドリニウム(Gd23)、酸化テルビウム(Tb23)、酸化ジスプロシウム(Dy23)、酸化ホルミウム(Ho23)、酸化ツリウム(Tm23)、酸化イッテルビウム(Yb23)、酸化ルテチウム(Lu23)、酸化イットリウム(Y23)、樹脂などを、単独または組み合わせて用いることができる。
なお、透明絶縁膜46eを形成する前に、ピンニング層45eの上側に、反射防止膜を積層してもよい。反射防止膜の材料としては、窒化シリコン(SiN)、酸化ハフニウム(HfO2)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化タンタル(Ta2Ta5)、酸化チタン(TiO2) 、酸化ランタン(La23)、酸化プラセオジム(Pr23)、酸化セリウム(CeO2)、酸化ネオジム(Nd23)、酸化プロメチウム(Pm23)、酸化サマリウム(Sm23)、酸化ユウロピウム(Eu23)、酸化ガドリニウム(Gd23)、酸化テルビウム(Tb23)、酸化ジスプロシウム(Dy23)、酸化ホルミウム(Ho23)、酸化ツリウム(Tm23)、酸化イッテルビウム(Yb23)、酸化ルテチウム(Lu23)、酸化イットリウム(Y23)などを用いることができる。
反射防止膜は、モスアイ構造の反射防止部48eの上面のみに成膜してもよいし、ピンニング層45eと同様に、反射防止部48eの上面と、画素間遮光部47eの側面の両方に成膜してもよい。
透明絶縁膜46e上の画素境界の領域には、遮光膜49eが形成されている。遮光膜49eの材料としては、光を遮光する材料であればよく、例えば、タングステン(W)、アルミニウム(Al)又は銅(Cu)などを用いることができる。
遮光膜49eを含む透明絶縁膜46eの上側全面には、平坦化膜50eが形成されている。平坦化膜50eの材料としては、例えば、樹脂などの有機材料を用いることができる。
平坦化膜50eの上側には、Red(赤)、Green(緑)、またはBlue(青)のカラーフィルタ層51eが画素ごとに形成される。カラーフィルタ層51eは、例えば顔料や染料などの色素を含んだ感光性樹脂を回転塗布することによって形成される。Red、Green、Blueの各色は、例えばベイヤ配列により配置されることとするが、その他の配列方法で配置されてもよい。図13の例では、右側の画素2eには、Blue(B)のカラーフィルタ層51eが形成されており、左側の画素2eには、Green(G)のカラーフィルタ層51eが形成されている。カラーフィルタ層51eの上側には、オンチップレンズ52eが画素2eごとに形成されている。オンチップレンズ52eは、例えば、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン−アクリル共重合系樹脂、またはシロキサン系樹脂等の樹脂系材料で形成される。オンチップレンズ52eでは入射された光が集光され、集光された光はカラーフィルタ層51eを介してフォトダイオードPDに効率良く入射される。
凹凸部48eの製造方法について説明をする。
半導体基板12eの裏面側の上面にフォトレジストが塗布され、リソグラフィ技術により、反射防止部(凹凸部)48eのモスアイ構造の凹部となる部分が開口するようにフォトレジストがパターン加工される。
パターン加工されたフォトレジストに基づいて、半導体基板12eに対してウェットエッチング処理を施すことにより、反射防止部48eのモスアイ構造の凹部が形成され、その後、フォトレジストが除去される。なお、反射防止部48eのモスアイ構造は、凸部が紡錘形状の場合は、ドライエッチング処理で形成することができ、図13に示されるように、凸部が三角錐形状の場合は、上記のとおり、ウェットエッチング処理により形成することができる。
次に、モスアイ構造の反射防止部48eとトレンチ構造47eとが形成された半導体基板12eの表面(裏面)全体に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、ピンニング層(金属酸化膜)45eが形成される。
そして、ピンニング層(金属酸化膜)45eの上面に、絶縁膜46eは、例えば、CVD法などの埋め込み性の高い成膜方法を用いて形成される。
以上、本技術に係る第1の実施形態(固体撮像装置の例1)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、後述する本技術に係る第2〜第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<3.第2の実施形態(固体撮像装置の例2)>
本技術に係る第2の実施形態(固体撮像装置の例2)の固体撮像装置について、図2を用いて説明をする。図2は、本技術に係る第2の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図2(a)は、固体撮像装置1002が有する4画素分の領域1002aの平面図であり、図2(b)は、固体撮像装置1002が有する4画素分の領域1002bの平面図であり、図2(c)は、固体撮像装置1002が有する4画素分の領域1002cの平面図であり、図2(d)は、光入射側からの平面視での画素領域1002−Gにおける明暗ムラを示す図である。
図2(a)に示されるように、固体撮像装置1002が有する4画素分の領域1002aには、右回りの順で、4つの画素1002a―1〜1002a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1002aは、図2(d)に示される画素領域1002−Gの中央部であるP2領域に相当する。
画素1002a−1は凹凸部12a―1を有し、凹凸部12a―1は、画素1002a−1の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002a−2は凹凸部12a―2を有し、凹凸部12a―2は、画素1002a−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002a−3は凹凸部12a―3を有し、凹凸部12a―3は、画素1002a−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002a−4は凹凸部12a―4を有し、凹凸部12a―4は、画素1002a−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。凹凸部12a―1〜12a−4は、4つの画素1002a―1〜1002a−4のそれぞれの画素の全体に形成されている。なお、画素中心tは、凹凸部12a―1〜12a―4の中心に対応する。
図2(b)に示されるように、固体撮像装置1002が有する4画素分の領域1002bには、右回りの順で、4つの画素1002b―1〜1002b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1002bは、図2(d)に示される画素領域1002−Gの右上周囲部であるQ2領域に相当する。
画素1002b−1は凹凸部12b―1を有し、凹凸部12b―1は、画素1002b−1の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002b−2は凹凸部12b―2を有し、凹凸部12b―2は、画素1002b−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002b−3は凹凸部12b―3を有し、凹凸部12b―3は、画素1002b−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002b−4は凹凸部12b―4を有し、凹凸部12b―4は、画素1002b−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。凹凸部12b―1〜12b−4は、4つの画素1002b―1〜1002b−4のそれぞれの画素の全体に形成されている。なお、画素中心tは、凹凸部12b―1〜12b―4の中心に対応する。図2(a)及び(b)に示されるように、凹凸部12b―1〜12b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d2b)は、凹凸部12a―1〜12a−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d2a)より短く、ピッチ数が多い。凹凸部12b―1〜12b−4のそれぞれのピッチをより短くして、ピッチ数をより多くすることで、Q2領域で入射される右斜め光の反射防止をより効果的にして感度を上げることができる。
図2(c)に示されるように、固体撮像装置1002が有する4画素分の領域1002cには、右回りの順で、4つの画素1002c―1〜1002c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1002cは、図2(d)に示される画素領域1002−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1002−Gの右上頂点部近傍)であるR2領域に相当する。
画素1002c−1は凹凸部12c―1を有し、凹凸部12c―1は、画素1002c−1の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002c−2は凹凸部12c―2を有し、凹凸部12c―2は、画素1002c−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002c−3は凹凸部12c―3を有し、凹凸部12c―3は、画素1002c−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1002c−4は凹凸部12c―4を有し、凹凸部12c―4は、画素1002c−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。凹凸部12c―1〜12c−4は、4つの画素1002c―1〜1002c−4のそれぞれの画素の全体に形成されている。なお、画素中心tは、凹凸部12c―1〜12c―4の中心に対応する。図2(b)及び(c)に示されるように、凹凸部12c―1〜12c−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d2c)は、凹凸部12b―1〜12b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d2b)より短く、ピッチ数が多い。凹凸部12c―1〜12c−4のそれぞれのピッチをより短くして、ピッチ数をより多くすることで、R2領域で入射される右斜め光の反射防止をより効果的にして感度を上げることができる。
以上より、P2領域(画素領域の中心部)から、Q2領域及びR2領域(画素領域の右周囲部)に向かうに従って、凹凸部のピッチ数が増えて、チップ内(基板内)の感度の均一化を図ることができる。すなわち、本技術に係る第2の実施形態(固体撮像装置の例2)の固体撮像装置により、図2(d)に示される明暗ムラを改善することができる。
以上、本技術に係る第2の実施形態(固体撮像装置の例2)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、前述した本技術に係る第1の実施形態の固体撮像装置及び後述する本技術に係る第3〜第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<4.第3の実施形態(固体撮像装置の例3)>
本技術に係る第3の実施形態(固体撮像装置の例3)の固体撮像装置について、図3〜図5を用いて説明をする。図3は、本技術に係る第3の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図3(a)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1003aの平面図であり、図3(b)は、画素領域1003−Gにおける明暗ムラを示す図である。図4は、本技術に係る第3の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図4(a)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1004aの平面図であり、図4(b)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1004bの平面図であり、図4(c)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1004cの平面図であり、図4(d)は、画素領域1003−Gにおける明暗ムラを示す図である。図5は、本技術に係る第3の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図5(a)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1005aの平面図であり、図5(b)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1005bの平面図であり、図5(c)は、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1005cの平面図であり、図5(d)は、画素領域1003−Gにおける明暗ムラを示す図である。
図3(a)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1003aには、右回りの順で、4つの画素1003a―1〜1003a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1003aは、図3(b)に示される画素領域1003−Gの中央部であるP3領域に相当する。
画素1003a−1は凹凸部13a―1を有し、凹凸部13a―1は、画素1003a−1の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1003a−2は凹凸部13a―2を有し、凹凸部13a―2は、画素1003a−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1003a−3は凹凸部13a―3を有し、凹凸部13a―3は、画素1003a−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1003a−4は凹凸部13a―4を有し、凹凸部13a―4は、画素1003a−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。なお、画素中心tは、凹凸部13a―1〜13a―4の中心に対応する。
凹凸部13a―1〜13a−4は、画素1003a―1〜1003a−4のそれぞれの画素の中心部(画素中心tを囲んだ領域)に形成されているので、垂直入射光の反射を防止して、垂直入射光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部13a―1〜13a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1003a―1〜1003a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図4(a)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1004aには、右回りの順で、4つの画素1004a―1〜1004a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1004aは、図4(d)に示される画素領域1004−Gの右上周囲部であるQ4領域に相当する。
画素1004a−1は凹凸部14a―1を有し、凹凸部14a―1は、凹凸部14a―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1004a−2は凹凸部14a―2を有し、凹凸部14a―2は、凹凸部14a−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1004a−3は凹凸部14a―3を有し、凹凸部14a―3は、凹凸部14a−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1004a−4は凹凸部14a―4を有し、凹凸部14a―4は、凹凸部14a−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部14a―1〜14a―4の凹凸数は、凹凸部13a−1〜13a−4の凹凸数に対して多い。
凹凸部14a―1〜14a−4は、画素1004a―1〜1004a−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部14a―1〜14a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1004a―1〜1004a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図4(b)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1004bには、右回りの順で、4つの画素1004b―1〜1004b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1004bは、図4(d)に示される画素領域1004−Gの右上周囲部であるQ4領域に相当する。
画素1004b−1は凹凸部14b―1を有し、凹凸部14b―1は、凹凸部14b―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1004b−2は凹凸部14b―2を有し、凹凸部14b―2は、凹凸部14b−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1004b−3は凹凸部14b―3を有し、凹凸部14b―3は、凹凸部14b−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1004b−4は凹凸部14b―4を有し、凹凸部14b―4は、凹凸部14b−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部14b―1〜14b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d4b)は、凹凸部13a―1〜13a−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d3a)より短く、凹凸数においては多い。
凹凸部14b―1〜14b−4は、画素1004b―1〜1004b−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部14b―1〜14b−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1004b―1〜1004b−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図4(c)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1004cには、右回りの順で、4つの画素1004c―1〜1004c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1004cは、図4(d)に示される画素領域1004−Gの右上周囲部であるQ4領域に相当する。
画素1004c−1は凹凸部14c―1を有し、凹凸部14c―1は、凹凸部14c―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1004c−2は凹凸部14c―2を有し、凹凸部14c―2は、凹凸部14c−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1004c−3は凹凸部14c―3を有し、凹凸部14c―3は、凹凸部14c−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1004c−4は凹凸部14c―4を有し、凹凸部14c―4は、凹凸部14c−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。なお、凹凸部14c―1〜14c−4は、それぞれの凹凸部の中心を対称点とした点対称の形状であるが、非対称の形状でもよい。
凹凸部14c―1〜14c−4は、画素1004c―1〜1004c−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部14c―1〜14c−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1004c―1〜1004c−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。凹凸部14c―1〜14c−4は、多角形である形状を有しているので、右斜め入射光の集光領域を更に効率良く覆い、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めて、チップ内(基板内)の感度の均一化に更に貢献をする。
図5(a)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1005aには、右回りの順で、4つの画素1005a―1〜1005a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1005aは、図5(d)に示される画素領域1005−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1005−Gの右上頂点部近傍)であるR5領域に相当する。
画素1005a−1は凹凸部15a―1を有し、凹凸部15a―1は、凹凸部15a―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1005a−2は凹凸部15a―2を有し、凹凸部15a―2は、凹凸部15a−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1005a−3は凹凸部15a―3を有し、凹凸部15a―3は、凹凸部15a−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1005a−4は凹凸部15a―4を有し、凹凸部15a―4は、凹凸部15a−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部15a―1〜15a―4の凹凸数は、凹凸部14a−1〜14a−4の凹凸数に対して多い。
凹凸部15a―1〜15a−4は、画素1005a―1〜1005a−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部15a―1〜15a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1005a―1〜1005a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図5(b)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1005bには、右回りの順で、4つの画素1005b―1〜1005b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1005bは、図5(d)に示される画素領域1005−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1005−Gの右上頂点部近傍)であるR5領域に相当する。
画素1005b−1は凹凸部15b―1を有し、凹凸部15b―1は、凹凸部15b―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1005b−2は凹凸部15b―2を有し、凹凸部15b―2は、凹凸部15b−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1005b−3は凹凸部15b―3を有し、凹凸部15b―3は、凹凸部15b−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1005b−4は凹凸部15b―4を有し、凹凸部15b―4は、凹凸部15b−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部15b―1〜15b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d5b)は、凹凸部14b―1〜14b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d4b)より短く、凹凸数においては、多い。
凹凸部15b―1〜15b−4は、画素1005b―1〜1005b−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部15b―1〜15b−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1005b―1〜1005b−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図5(c)に示されるように、固体撮像装置1003が有する4画素分の領域1005cには、右回りの順で、4つの画素1005c―1〜1005c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1005cは、図5(d)に示される画素領域1005−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1005−Gの右上頂点部近傍)であるR5領域に相当する。
画素1005c−1は凹凸部15c―1を有し、凹凸部15c―1は、凹凸部15c―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1005c−2は凹凸部15c―2を有し、凹凸部15c―2は、凹凸部15c−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1005c−3は凹凸部15c―3を有し、凹凸部15c―3は、凹凸部15c−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1005c−4は凹凸部15c―4を有し、凹凸部15c―4は、凹凸部15c−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。なお、凹凸部15c―1〜15c−4は、それぞれの凹凸部の中心を対称点とした点対称の形状であるが、非対称の形状でもよい。
凹凸部15c―1〜15c−4は、画素1005c―1〜1005c−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部15c―1〜15c−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1005c―1〜1005c−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。凹凸部15c―1〜15c−4は、多角形である形状を有しているので、右斜め入射光の集光領域を更に効率良く覆い、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めて、チップ内(基板内)の感度の均一化に更に貢献をする。
以上より、P3領域(画素領域の中心部)から、Q4領域及びR5領域に従って、凹凸部の凹凸数が増えて、ピッチ数が増え、形状変更(矩形から多角形に変更)をすることにより、チップ内(基板内)の感度の均一化を図ることができる。すなわち、本技術に係る第3の実施形態(固体撮像装置の例3)の固体撮像装置により、図3(b)、図4(d)及び図5(d)に示される明暗ムラを改善することができる。
以上、本技術に係る第3の実施形態(固体撮像装置の例3)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、前述した本技術に係る第1〜第2の実施形態の固体撮像装置及び後述する本技術に係る第4〜第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<5.第4の実施形態(固体撮像装置の例4)>
本技術に係る第4の実施形態(固体撮像装置の例4)の固体撮像装置について、図6〜図7を用いて説明をする。図6は、本技術を適用した第4の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、詳しくは、図6(a)は、固体撮像装置1600(固体撮像装置1600a)の断面図であり、図6(b)は、固体撮像装置1600(固体撮像装置1600b)の平面レイアウト図である。図7は、本技術を適用した第4の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図7(a)は、固体撮像装置1007が有する4画素分の領域1007aの平面図であり、図7(b)は、固体撮像装置1007が有する4画素分の領域1007bの平面図であり、図7(c)は、固体撮像装置1007が有する4画素分の領域1007cの平面図であり、図7(d)は、画素領域1007−Gにおける明暗ムラを示す図である。
固体撮像装置1600(固体撮像装置1600a及びb)は、光入射側から順に、オンチップレンズ1−1及び1−2と、カラーフィルタ2−1G及び2−2Rと、絶縁膜4と、半導体基板7に形成された光電変換部6−1及び6−2を備える、右斜め入射光L6−1及びL6−2が集光されて、集光領域M1及びM2が形成されている。凹凸部(凸部が紡錘形状)16a―1及び16a−2が形成されて、凹凸部(凸部が紡錘形状)16a―1及び16a2により光の反射が防止される。図6(b)に示されるように、凹凸部(凸部が紡錘形状)16b―1及び16b−2は、集光領域M1及びM2を覆うように形成されている。凹凸部(凸部が紡錘形状)16a―1及び16a−2はドライエッチングにより作製することができる。
次に図7を用いて説明をする。図7(a)に示されるように、固体撮像装置1007が有する4画素分の領域1007aには、右回りの順で、4つの画素1007a―1〜1007a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1007aは、図7(d)に示される画素領域1007−Gの中央部であるP3領域に相当する。
画素1007a−1は凹凸部17a―1を有し、凹凸部17a―1は、画素1007a−1の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007a−2は凹凸部17a―2を有し、凹凸部17a―2は、画素1007a−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007a−3は凹凸部17a―3を有し、凹凸部17a―3は、画素1007a−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007a−4は凹凸部17a―4を有し、凹凸部17a―4は、画素1007a−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。なお、画素中心tは、凹凸部17a―1〜17a―4の中心に対応する。
図7(a−1)は、図7(a)に示される凹凸部17a−1の拡大平面図であり、参照符号17a−1A及び17a−1Cは凹凸部の凹部を示し、参照符号17a−1Bは凹凸部の凸部を示す。1ピッチは、凹部17a−1Aの中心(下辺17a−1Eの中心)から凹部17a−1Cの中心(下辺17a−1Fの中心)までの長さである。そして、半ピッチは、凹部17a−1Aの中心(下辺17a−1Eの中心)又は凹部17a−1Cの中心(下辺17a−1Fの中心)から凸部17a−1Bの中心(上辺17a−1Dの中心)までの長さである。そして、本明細書では、凹凸部17a−1中の斜線部分の範囲(参照符号V2で示した範囲)は、凹凸部の1単位とする。したがって、凹凸部17a−1は4単位で構成される。また、同様に凹凸部17a―2、凹凸部17a−3及び凹凸部17a−4のそれぞれも4単位である。後述する、凹凸部17b−1、凹凸部17b−2、凹凸部17b−3及び凹凸部17b−4のそれぞれは、図7(b)中では、9単位であり、凹凸部17c−1、凹凸部17c−2、凹凸部17c−3及び凹凸部17c−4のそれぞれは、図7(c)中では、16単位である。
図7(a−2)は、図7(a−1)に示されるA2−B2線に従った断面図である。図7(a−2)に示されるように、凹凸部17a−1の凸部は、紡錘形状であり、断面視では、上辺を有する。なお、凹凸部17a−1は、ドライエッチングにより作製することができる。
凹凸部17a―1〜17a−4は、画素1007a―1〜1007a−4のそれぞれの画素の中心部(画素中心tを囲んだ領域)に形成されているので、垂直入射光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部17a―1〜17a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1007a―1〜1007a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、隣接画素への光漏れがなく、混色を防止することができる。
図7(b)に示されるように、固体撮像装置1007が有する4画素分の領域1007bには、右回りの順で、4つの画素1007b―1〜1007b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1007bは、図7(d)に示される画素領域1007−Gの右上周囲部であるQ7領域に相当する。
画素1007b−1は凹凸部17b―1を有し、凹凸部17b―1は、凹凸部17b―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007b−2は凹凸部17b―2を有し、凹凸部17b―2は、凹凸部17b−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007b−3は凹凸部17b―3を有し、凹凸部17b―3は、凹凸部17b−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007b−4は凹凸部17b―4を有し、凹凸部17b―4は、凹凸部17b−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部17b―1〜17b―4の凹凸数は、凹凸部17a−1〜17a−4の凹凸数に対して多い。凹凸部17b―1〜17b―4の凹凸数を多くすることで、Q7領域で入射される右斜め光の反射防止をより効果的にして感度を上げることができる。
凹凸部17b―1〜17b−4は、画素1007b―1〜1007b−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部(画素の左上部でもよい。)に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。凹凸部が、画素の右下部(又は右上部)に主に形成されている場合は、左斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部17b―1〜17b−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1007b―1〜1007b−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図7(c)に示されるように、固体撮像装置1007が有する4画素分の領域1007cには、右回りの順で、4つの画素1007c―1〜1007c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1007cは、図7(d)に示される画素領域1007−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1007−Gの右上頂点部近傍)であるR7領域に相当する。
画素1007c−1は凹凸部17c―1を有し、凹凸部17c―1は、凹凸部17c―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007c−2は凹凸部17c―2を有し、凹凸部17c―2は、凹凸部17c−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007c−3は凹凸部17c―3を有し、凹凸部17c―3は、凹凸部17c−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1007c−4は凹凸部17c―4を有し、凹凸部17c―4は、凹凸部17c−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部17c―1〜17c―4の凹凸数は、凹凸部17b−1〜17b−4の凹凸数に対して多い。凹凸部17c―1〜17c―4の凹凸数を多くすることで、R7領域で入射される右斜め光の反射防止をより効果的にして感度を上げることができる。
凹凸部17c―1〜17c−4は、画素1007c―1〜1007c−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部(画素の左上部でもよい。)に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。凹凸部が、画素の右下部(又は右上部)に主に形成されている場合は、左斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部17c―1〜17c−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1007c―1〜1007c−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
以上より、P7領域(画素領域の中心部)から、Q7領域及びR7領域に従って、凹凸部の凹凸数が増えて、チップ内(基板内)の感度の均一化を図ることができる。すなわち、本技術に係る第4の実施形態(固体撮像装置の例4)の固体撮像装置により、図7(d)に示される明暗ムラを改善することができる。
以上、本技術に係る第4の実施形態(固体撮像装置の例4)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、前述した本技術に係る第1〜第3の実施形態の固体撮像装置及び後述する本技術に係る第5〜第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<6.第5の実施形態(固体撮像装置の例5)>
本技術に係る第5の実施形態(固体撮像装置の例5)の固体撮像装置について、図8〜図10を用いて説明をする。図8は、本技術に係る第5の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図8(a)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1008aの平面図であり、図8(b)は、画素領域1008−Gにおける明暗ムラを示す図である。図9は、本技術に係る第5の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図9(a)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1009aの平面図であり、図9(b)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1009bの平面図であり、図9(c)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1009cの平面図であり、図9(d)は、画素領域1008−Gにおける明暗ムラを示す図である。図10は、本技術に係る第5の実施形態の固体撮像装置の構成例を示す図であり、より詳しくは、図10(a)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1010aの平面図であり、図10(b)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1010bの平面図であり、図10(c)は、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1010cの平面図であり、図10(d)は、画素領域1008−Gにおける明暗ムラを示す図である。
図8に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1008aには、右回りの順で、4つの画素1008a―1〜1008a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1008aは、図8(b)に示される画素領域1008−Gの中央部であるP8領域に相当する。
画素1008a−1は凹凸部18a―1を有し、凹凸部18a―1は、画素1008a−1の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1008a−2は凹凸部18a―2を有し、凹凸部18a―2は、画素1008a−2の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1008a−3は凹凸部18a―3を有し、凹凸部18a―3は、画素1008a−3の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1008a−4は凹凸部18a―4を有し、凹凸部18a―4は、画素1008a−4の画素中心tを対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。なお、画素中心tは、凹凸部18a―1〜18a―4の中心に対応する。
凹凸部18a―1〜18a−4は、画素1008a―1〜1008a−4のそれぞれの画素の中心部(画素中心tを囲んだ領域)に形成されているので、垂直入射光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部18a―1〜18a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1008a―1〜1008a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、隣接画素への光漏れがなく、混色を防止することができる。
図9(a)に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1009aには、右回りの順で、4つの画素1009a―1〜1009a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1009aは、図9(d)に示される画素領域1008−Gの右上周囲部であるQ9領域に相当する。
画素1009a−1は凹凸部19a―1を有し、凹凸部19a―1は、凹凸部19a―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1009a−2は凹凸部19a―2を有し、凹凸部19a―2は、凹凸部19a−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1009a−3は凹凸部19a―3を有し、凹凸部19a―3は、凹凸部19a−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1009a−4は凹凸部19a―4を有し、凹凸部19a―4は、凹凸部19a−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部19a―1〜19a―4の凹凸数は、凹凸部18a−1〜18a−4の凹凸数に対して多い。
凹凸部19a―1〜19a−4は、画素1009a―1〜1009a−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部19a―1〜19a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1009a―1〜1009a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図9(b)に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1009bには、右回りの順で、4つの画素1009b―1〜1009b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1009bは、図9(d)に示される画素領域1008−Gの右上周囲部であるQ9領域に相当する。
画素1009b−1は凹凸部19b―1を有し、凹凸部19b―1は、凹凸部19b―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1009b−2は凹凸部19b―2を有し、凹凸部19b―2は、凹凸部19b−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1009b−3は凹凸部19b―3を有し、凹凸部19b―3は、凹凸部19b−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1009b−4は凹凸部19b―4を有し、凹凸部19b―4は、凹凸部19b−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部19b―1〜19b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d9b)は、凹凸部18a―1〜18a−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d8a)より短く、凹凸数においては多い。
凹凸部19b―1〜19b−4は、画素1009b―1〜1009b−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部19b―1〜19b−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1009b―1〜1009b−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図9(c)に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1009cには、右回りの順で、4つの画素1009c―1〜1009c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1009cは、図9(d)に示される画素領域1008−Gの右上周囲部であるQ9領域に相当する。
画素1009c−1は凹凸部19c―1を有し、凹凸部19c―1は、凹凸部19c―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1009c−2は凹凸部19c―2を有し、凹凸部19c―2は、凹凸部19c−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1009c−3は凹凸部19c―3を有し、凹凸部19c―3は、凹凸部19c−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1009c−4は凹凸部19c―4を有し、凹凸部19c―4は、凹凸部19c−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。なお、凹凸部19c―1〜19c−4は、それぞれの凹凸部の中心を対称点とした点対称の形状であるが、非対称の形状でもよい。
凹凸部19c―1〜19c−4は、画素1009c―1〜1009c−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部19c―1〜19c−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1009c―1〜1009c−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。凹凸部19c―1〜19c−4は、多角形である形状を有しているので、右斜め入射光の集光領域を更に効率良く覆い、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めて、チップ内(基板内)の感度の均一化に更に貢献をする。
図10(a)に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1010aには、右回りの順で、4つの画素1010a―1〜1010a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1010aは、図10(d)に示される画素領域1008−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1008−Gの右上頂点部近傍)であるR10領域に相当する。
画素1010a−1は凹凸部20a―1を有し、凹凸部20a―1は、凹凸部20a―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1010a−2は凹凸部20a―2を有し、凹凸部20a―2は、凹凸部20a−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1010a−3は凹凸部20a―3を有し、凹凸部20a―3は、凹凸部20a−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1010a−4は凹凸部20a―4を有し、凹凸部20a―4は、凹凸部20a−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部20a―1〜20a―4の凹凸数は、凹凸部19a−1〜19a−4の凹凸数に対して多い。
凹凸部20a―1〜20a−4は、画素1010a―1〜1010a−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部20a―1〜20a−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1010a―1〜1010a−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図10(b)に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1010bには、右回りの順で、4つの画素1010b―1〜1010b−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1010bは、図10(d)に示される画素領域1008−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1008−Gの右上頂点部近傍)であるR10領域に相当する。
画素1010b−1は凹凸部20b―1を有し、凹凸部20b―1は、凹凸部20b―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1010b−2は凹凸部20b―2を有し、凹凸部20b―2は、凹凸部20b−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1010b−3は凹凸部20b―3を有し、凹凸部20b―3は、凹凸部20b−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。画素1010b−4は凹凸部20b―4を有し、凹凸部20b―4は、凹凸部20b−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、矩形である形状を有する。そして、凹凸部20b―1〜20b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d10b)は、凹凸部19b―1〜19b−4のそれぞれの凹凸部のピッチ(d9b)より短く、凹凸数においては、多い。
凹凸部20b―1〜20b−4は、画素1010b―1〜1010b−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部20b―1〜20b−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1010b―1〜1010b−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。
図10(c)に示されるように、固体撮像装置1008が有する4画素分の領域1010cには、右回りの順で、4つの画素1010c―1〜1010c−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
4画素分の領域1010cは、図10(d)に示される画素領域1008−Gの右上周囲部の右上周縁部(画素領域1008−Gの右上頂点部近傍)であるR10領域に相当する。
画素1010c−1は凹凸部20c―1を有し、凹凸部20c―1は、凹凸部20c―1の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1010c−2は凹凸部20c―2を有し、凹凸部20c―2は、凹凸部20c−2の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1010c−3は凹凸部20c―3を有し、凹凸部20c―3は、凹凸部20c−3の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。画素1010c−4は凹凸部20c―4を有し、凹凸部20c―4は、凹凸部20c−4の中心を対称点とした点対称の形状であり、多角形である形状を有する。なお、凹凸部20c―1〜20c−4は、それぞれの凹凸部の中心を対称点とした点対称の形状であるが、非対称の形状でもよい。
凹凸部20c―1〜20c−4は、画素1010c―1〜1010c−4のそれぞれの画素の画素中心tに対して、画素の左下部に主に形成されているので、右斜め入射光の反射を防止して、光を効率的に閉じ込めて量子効率を高めることができる。また、凹凸部20c―1〜20c−4は、画素間の遮光膜5までは形成されていなく、4つの画素1010c―1〜1010c−4のそれぞれの画素の周縁部には、平坦部が形成されているので、凹凸部による散乱がない場合があり、この場合、隣接画素への光漏れがないので、混色を防止することができる。凹凸部20c―1〜20c−4は、多角形である形状を有しているので、右斜め入射光の集光領域を更に効率良く覆い、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めて、チップ内(基板内)の感度の均一化に更に貢献をする。
以上より、P8領域(画素領域の中心部)から、Q9領域及びR10領域に従って、凹凸部の凹凸数が増えて、ピッチ数が増え、形状変更(矩形から多角形に変更)をすることにより、チップ内(基板内)の感度の均一化を図ることができる。すなわち、本技術に係る第5の実施形態(固体撮像装置の例5)の固体撮像装置により、図8(b)、図9(d)及び図10(d)に示される明暗ムラを改善することができる。
以上、本技術に係る第5の実施形態(固体撮像装置の例5)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、前述した本技術に係る第1〜第4の実施形態の固体撮像装置及び後述する本技術に係る第6〜第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<7.第6の実施形態(固体撮像装置の例6)>
本技術に係る第6の実施形態(固体撮像装置の例6)の固体撮像装置について、図11を用いて説明をする。図11は、本技術を適用した第6の実施形態の固体撮像装置が有する4画素の構成例を示す図であり、より詳しくは、第6の実施形態の固体撮像装置が有する4画素分の領域1011aの平面図である。
図11に示されるように、4画素分の領域1011aには、右回りの順で、4つの画素1011a―1〜1011a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
画素1011a−1は凹凸部21a―1を有し、画素1011a−2は凹凸部21a―2を有し、画素1011a−3は凹凸部21a―3を有し、画素1011a−4は凹凸部21a―4を有する。
図11に示されるように、凹凸部21a―2のピッチは、凹凸部21a―1に対して、Y軸方向(図11中では、上方向)に半ピッチずれている、なお、入射光の入射方向に応じて、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めるために(焦点領域に適切に対応するように)、ずれ幅は、随意にずらしてよく、例えば、1ピッチずらすこと、1/4ピッチずらすこと等が挙げられる。ここで、凹部21a―1Aの中心から凹部21a−Cの中心までの長さを1ピッチとし、凹部21a―1A又凹部21a―1Cの中心から凸部21a−1Bの中心までの長さを半ピッチとする。
図11に示されるように、凹凸部21a―3のピッチは、凹凸部21a―4に対して、Y軸方向(図11中では、上方向)に半ピッチずれている、なお、入射光の入射方向に応じて、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めるために(焦点領域に適切に対応するように)、ずれ幅は、随意にずらしてよく、例えば、1ピッチずらすこと、1/4ピッチずらすこと等が挙げられる。ここで、1ピッチ及び半ピッチの定義は上記のとおりである。
以上、本技術に係る第6の実施形態(固体撮像装置の例6)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、前述した本技術に係る第1〜第5の実施形態の固体撮像装置及び後述する本技術に係る第7の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<8.第7の実施形態(固体撮像装置の例7)>
本技術に係る第7の実施形態(固体撮像装置の例7)の固体撮像装置について、図12を用いて説明をする。図12は、本技術を適用した第7実施形態の固体撮像装置が有する4画素の構成例を示す図であり、より詳しくは、第7の実施形態の固体撮像装置が有する4画素分の領域1012aの平面図である。
図12に示されるように、4画素分の領域1012aには、右回りの順で、4つの画素1012a―1〜1012a−4が形成され、各画素間(画素境界)には遮光膜5が形成されている。
画素1012a−1は凹凸部22a―1を有し、画素1012a−2は凹凸部22a―2を有し、画素1012a−3は凹凸部22a―3を有し、画素1012a−4は凹凸部22a―4を有する。
図12に示されるように、凹凸部22a―2のピッチは、凹凸部22a―1に対して、X軸方向(図11中では、右方向)に半ピッチずれている、なお、入射光の入射方向に応じて、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めるために(焦点領域に適切に対応するように)、ずれ幅は、随意にずらしてよく、例えば、1ピッチずらすこと、1/4ピッチずらすこと等が挙げられる。ここで、凹部22a―1Aの中心から凹部22a−Cの中心までの長さを1ピッチとし、凹部22a―1A又凹部22a―1Cの中心から凸部22a−1Bの中心までの長さを半ピッチとする。
図12に示されるように、凹凸部22a―3のピッチは、凹凸部22a―4に対して、X軸方向(図12中では、右方向)に半ピッチずれている、なお、入射光の入射方向に応じて、光を効率的に閉じ込めて量子効果を高めるために(焦点領域に適切に対応するように)、ずれ幅は、随意にずらしてよく、例えば、1ピッチずらすこと、1/4ピッチずらすこと等が挙げられる。ここで、1ピッチ及び半ピッチの定義は上記のとおりである。
以上、本技術に係る第7の実施形態(固体撮像装置の例7)の固体撮像装置について説明した内容は、特に技術的な矛盾がない限り、前述した本技術に係る第1〜第6の実施形態の固体撮像装置に適用することができる。
<9.第8の実施形態(電子機器の例)>
本技術に係る第8の実施形態の電子機器は、本技術に係る第1の実施形態〜第7の実施形態の固体撮像装置のうち、いずれか一つ実施形態の固体撮像装置が搭載された電子機器である。
<10.本技術を適用した固体撮像装置の使用例>
図14は、イメージセンサ(固体撮像装置)としての本技術に係る第1〜第7の実施形態の固体撮像装置の使用例を示す図である。
上述した第1〜第7の実施形態の固体撮像装置は、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングするさまざまなケースに使用することができる。すなわち、図14に示すように、例えば、鑑賞の用に供される画像を撮影する鑑賞の分野、交通の分野、家電の分野、医療・ヘルスケアの分野、セキュリティの分野、美容の分野、スポーツの分野、農業の分野等において用いられる装置(例えば、上述した第8の実施形態の電子機器)に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
具体的には、鑑賞の分野においては、例えば、デジタルカメラやスマートフォン、カメラ機能付きの携帯電話機等の、鑑賞の用に供される画像を撮影するための装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
交通の分野においては、例えば、自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
家電の分野においては、例えば、ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、テレビ受像機や冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置で、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
医療・ヘルスケアの分野においては、例えば、内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
セキュリティの分野においては、例えば、防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
美容の分野においては、例えば、肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
スポーツの分野において、例えば、スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラプルカメラ等の、スポーツの用に供される装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
農業の分野においては、例えば、畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置に、第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置を使用することができる。
次に、本技術に係る第1〜第7の実施形態の固体撮像装置の使用例を具体的に説明する。例えば、上述で説明をした第1〜第7の実施形態のいずれか1つの実施形態の固体撮像装置が用いられる。具体的には、固体撮像装置101として、例えばデジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、撮像機能を有する携帯電話など、撮像機能を備えたあらゆるタイプの電子機器に適用することができる。図15に、その一例として、電子機器102(カメラ)の概略構成を示す。この電子機器102は、例えば静止画または動画を撮影可能なビデオカメラであり、固体撮像装置101と、光学系(光学レンズ)310と、シャッタ装置311と、固体撮像装置101およびシャッタ装置311を駆動する駆動部313と、信号処理部312とを有する。
光学系310は、被写体からの像光(入射光)を固体撮像装置101の画素部101aへ導くものである。この光学系310は、複数の光学レンズから構成されていてもよい。シャッタ装置311は、固体撮像装置101への光照射期間および遮光期間を制御するものである。駆動部313は、固体撮像装置101の転送動作およびシャッタ装置311のシャッタ動作を制御するものである。信号処理部312は、固体撮像装置101から出力された信号に対し、各種の信号処理を行うものである。信号処理後の映像信号Doutは、メモリなどの記憶媒体に記憶されるか、あるいは、モニタ等に出力される。
<11.内視鏡手術システムへの応用例>
本技術は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術(本技術)は、内視鏡手術システムに適用されてもよい。
図16は、本開示に係る技術(本技術)が適用され得る内視鏡手術システムの概略的な構成の一例を示す図である。
図16では、術者(医師)11131が、内視鏡手術システム11000を用いて、患者ベッド11133上の患者11132に手術を行っている様子が図示されている。図示するように、内視鏡手術システム11000は、内視鏡11100と、気腹チューブ11111やエネルギー処置具11112等の、その他の術具11110と、内視鏡11100を支持する支持アーム装置11120と、内視鏡下手術のための各種の装置が搭載されたカート11200と、から構成される。
内視鏡11100は、先端から所定の長さの領域が患者11132の体腔内に挿入される鏡筒11101と、鏡筒11101の基端に接続されるカメラヘッド11102と、から構成される。図示する例では、硬性の鏡筒11101を有するいわゆる硬性鏡として構成される内視鏡11100を図示しているが、内視鏡11100は、軟性の鏡筒を有するいわゆる軟性鏡として構成されてもよい。
鏡筒11101の先端には、対物レンズが嵌め込まれた開口部が設けられている。内視鏡11100には光源装置11203が接続されており、当該光源装置11203によって生成された光が、鏡筒11101の内部に延設されるライトガイドによって当該鏡筒の先端まで導光され、対物レンズを介して患者11132の体腔内の観察対象に向かって照射される。なお、内視鏡11100は、直視鏡であってもよいし、斜視鏡又は側視鏡であってもよい。
カメラヘッド11102の内部には光学系及び撮像素子が設けられており、観察対象からの反射光(観察光)は当該光学系によって当該撮像素子に集光される。当該撮像素子によって観察光が光電変換され、観察光に対応する電気信号、すなわち観察像に対応する画像信号が生成される。当該画像信号は、RAWデータとしてカメラコントロールユニット(CCU:Camera Control Unit)11201に送信される。
CCU11201は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等によって構成され、内視鏡11100及び表示装置11202の動作を統括的に制御する。さらに、CCU11201は、カメラヘッド11102から画像信号を受け取り、その画像信号に対して、例えば現像処理(デモザイク処理)等の、当該画像信号に基づく画像を表示するための各種の画像処理を施す。
表示装置11202は、CCU11201からの制御により、当該CCU11201によって画像処理が施された画像信号に基づく画像を表示する。
光源装置11203は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の光源から構成され、術部等を撮影する際の照射光を内視鏡11100に供給する。
入力装置11204は、内視鏡手術システム11000に対する入力インタフェースである。ユーザは、入力装置11204を介して、内視鏡手術システム11000に対して各種の情報の入力や指示入力を行うことができる。例えば、ユーザは、内視鏡11100による撮像条件(照射光の種類、倍率及び焦点距離等)を変更する旨の指示等を入力する。
処置具制御装置11205は、組織の焼灼、切開又は血管の封止等のためのエネルギー処置具11112の駆動を制御する。気腹装置11206は、内視鏡11100による視野の確保及び術者の作業空間の確保の目的で、患者11132の体腔を膨らめるために、気腹チューブ11111を介して当該体腔内にガスを送り込む。レコーダ11207は、手術に関する各種の情報を記録可能な装置である。プリンタ11208は、手術に関する各種の情報を、テキスト、画像又はグラフ等各種の形式で印刷可能な装置である。
なお、内視鏡11100に術部を撮影する際の照射光を供給する光源装置11203は、例えばLED、レーザ光源又はこれらの組み合わせによって構成される白色光源から構成することができる。RGBレーザ光源の組み合わせにより白色光源が構成される場合には、各色(各波長)の出力強度及び出力タイミングを高精度に制御することができるため、光源装置11203において撮像画像のホワイトバランスの調整を行うことができる。また、この場合には、RGBレーザ光源それぞれからのレーザ光を時分割で観察対象に照射し、その照射タイミングに同期してカメラヘッド11102の撮像素子の駆動を制御することにより、RGBそれぞれに対応した画像を時分割で撮像することも可能である。当該方法によれば、当該撮像素子にカラーフィルタを設けなくても、カラー画像を得ることができる。
また、光源装置11203は、出力する光の強度を所定の時間ごとに変更するようにその駆動が制御されてもよい。その光の強度の変更のタイミングに同期してカメラヘッド11102の撮像素子の駆動を制御して時分割で画像を取得し、その画像を合成することにより、いわゆる黒つぶれ及び白とびのない高ダイナミックレンジの画像を生成することができる。
また、光源装置11203は、特殊光観察に対応した所定の波長帯域の光を供給可能に構成されてもよい。特殊光観察では、例えば、体組織における光の吸収の波長依存性を利用して、通常の観察時における照射光(すなわち、白色光)に比べて狭帯域の光を照射することにより、粘膜表層の血管等の所定の組織を高コントラストで撮影する、いわゆる狭帯域光観察(Narrow Band Imaging)が行われる。あるいは、特殊光観察では、励起光を照射することにより発生する蛍光により画像を得る蛍光観察が行われてもよい。蛍光観察では、体組織に励起光を照射し当該体組織からの蛍光を観察すること(自家蛍光観察)、又はインドシアニングリーン(ICG)等の試薬を体組織に局注するとともに当該体組織にその試薬の蛍光波長に対応した励起光を照射し蛍光像を得ること等を行うことができる。光源装置11203は、このような特殊光観察に対応した狭帯域光及び/又は励起光を供給可能に構成され得る。
図17は、図16に示すカメラヘッド11102及びCCU11201の機能構成の一例を示すブロック図である。
カメラヘッド11102は、レンズユニット11401と、撮像部11402と、駆動部11403と、通信部11404と、カメラヘッド制御部11405と、を有する。CCU11201は、通信部11411と、画像処理部11412と、制御部11413と、を有する。カメラヘッド11102とCCU11201とは、伝送ケーブル11400によって互いに通信可能に接続されている。
レンズユニット11401は、鏡筒11101との接続部に設けられる光学系である。鏡筒11101の先端から取り込まれた観察光は、カメラヘッド11102まで導光され、当該レンズユニット11401に入射する。レンズユニット11401は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含む複数のレンズが組み合わされて構成される。
撮像部11402は、撮像素子で構成される。撮像部11402を構成する撮像素子は、1つ(いわゆる単板式)であってもよいし、複数(いわゆる多板式)であってもよい。撮像部11402が多板式で構成される場合には、例えば各撮像素子によってRGBそれぞれに対応する画像信号が生成され、それらが合成されることによりカラー画像が得られてもよい。あるいは、撮像部11402は、3D(Dimensional)表示に対応する右目用及び左目用の画像信号をそれぞれ取得するための1対の撮像素子を有するように構成されてもよい。3D表示が行われることにより、術者11131は術部における生体組織の奥行きをより正確に把握することが可能になる。なお、撮像部11402が多板式で構成される場合には、各撮像素子に対応して、レンズユニット11401も複数系統設けられ得る。
また、撮像部11402は、必ずしもカメラヘッド11102に設けられなくてもよい。例えば、撮像部11402は、鏡筒11101の内部に、対物レンズの直後に設けられてもよい。
駆動部11403は、アクチュエータによって構成され、カメラヘッド制御部11405からの制御により、レンズユニット11401のズームレンズ及びフォーカスレンズを光軸に沿って所定の距離だけ移動させる。これにより、撮像部11402による撮像画像の倍率及び焦点が適宜調整され得る。
通信部11404は、CCU11201との間で各種の情報を送受信するための通信装置によって構成される。通信部11404は、撮像部11402から得た画像信号をRAWデータとして伝送ケーブル11400を介してCCU11201に送信する。
また、通信部11404は、CCU11201から、カメラヘッド11102の駆動を制御するための制御信号を受信し、カメラヘッド制御部11405に供給する。当該制御信号には、例えば、撮像画像のフレームレートを指定する旨の情報、撮像時の露出値を指定する旨の情報、並びに/又は撮像画像の倍率及び焦点を指定する旨の情報等、撮像条件に関する情報が含まれる。
なお、上記のフレームレートや露出値、倍率、焦点等の撮像条件は、ユーザによって適宜指定されてもよいし、取得された画像信号に基づいてCCU11201の制御部11413によって自動的に設定されてもよい。後者の場合には、いわゆるAE(Auto Exposure)機能、AF(Auto Focus)機能及びAWB(Auto White Balance)機能が内視鏡11100に搭載されていることになる。
カメラヘッド制御部11405は、通信部11404を介して受信したCCU11201からの制御信号に基づいて、カメラヘッド11102の駆動を制御する。
通信部11411は、カメラヘッド11102との間で各種の情報を送受信するための通信装置によって構成される。通信部11411は、カメラヘッド11102から、伝送ケーブル11400を介して送信される画像信号を受信する。
また、通信部11411は、カメラヘッド11102に対して、カメラヘッド11102の駆動を制御するための制御信号を送信する。画像信号や制御信号は、電気通信や光通信等によって送信することができる。
画像処理部11412は、カメラヘッド11102から送信されたRAWデータである画像信号に対して各種の画像処理を施す。
制御部11413は、内視鏡11100による術部等の撮像、及び、術部等の撮像により得られる撮像画像の表示に関する各種の制御を行う。例えば、制御部11413は、カメラヘッド11102の駆動を制御するための制御信号を生成する。
また、制御部11413は、画像処理部11412によって画像処理が施された画像信号に基づいて、術部等が映った撮像画像を表示装置11202に表示させる。この際、制御部11413は、各種の画像認識技術を用いて撮像画像内における各種の物体を認識してもよい。例えば、制御部11413は、撮像画像に含まれる物体のエッジの形状や色等を検出することにより、鉗子等の術具、特定の生体部位、出血、エネルギー処置具11112の使用時のミスト等を認識することができる。制御部11413は、表示装置11202に撮像画像を表示させる際に、その認識結果を用いて、各種の手術支援情報を当該術部の画像に重畳表示させてもよい。手術支援情報が重畳表示され、術者11131に提示されることにより、術者11131の負担を軽減することや、術者11131が確実に手術を進めることが可能になる。
カメラヘッド11102及びCCU11201を接続する伝送ケーブル11400は、電気信号の通信に対応した電気信号ケーブル、光通信に対応した光ファイバ、又はこれらの複合ケーブルである。
ここで、図示する例では、伝送ケーブル11400を用いて有線で通信が行われていたが、カメラヘッド11102とCCU11201との間の通信は無線で行われてもよい。
以上、本開示に係る技術が適用され得る内視鏡手術システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、内視鏡11100や、カメラヘッド11102(の撮像部11402)等に適用され得る。具体的には、本技術に係る固体撮像装置は、撮像部10402に適用することができる。内視鏡11100や、カメラヘッド11102(の撮像部11402)等に本開示に係る技術を適用することにより、内視鏡11100や、カメラヘッド11102(の撮像部11402)等の性能を向上させることが可能となる。
ここでは、一例として内視鏡手術システムについて説明したが、本開示に係る技術は、その他、例えば、顕微鏡手術システム等に適用されてもよい。
<12.移動体への応用例>
本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット等のいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
図18は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
車両制御システム12000は、通信ネットワーク12001を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図18に示した例では、車両制御システム12000は、駆動系制御ユニット12010、ボディ系制御ユニット12020、車外情報検出ユニット12030、車内情報検出ユニット12040、及び統合制御ユニット12050を備える。また、統合制御ユニット12050の機能構成として、マイクロコンピュータ12051、音声画像出力部12052、及び車載ネットワークI/F(interface)12053が図示されている。
駆動系制御ユニット12010は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット12010は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。
ボディ系制御ユニット12020は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット12020は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット12020には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット12020は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
車外情報検出ユニット12030は、車両制御システム12000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット12030には、撮像部12031が接続される。車外情報検出ユニット12030は、撮像部12031に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像を受信する。車外情報検出ユニット12030は、受信した画像に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。
撮像部12031は、光を受光し、その光の受光量に応じた電気信号を出力する光センサである。撮像部12031は、電気信号を画像として出力することもできるし、測距の情報として出力することもできる。また、撮像部12031が受光する光は、可視光であっても良いし、赤外線等の非可視光であっても良い。
車内情報検出ユニット12040は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット12040には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部12041が接続される。運転者状態検出部12041は、例えば運転者を撮像するカメラを含み、車内情報検出ユニット12040は、運転者状態検出部12041から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。
マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット12010に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で取得される車外の情報に基づいて、ボディ系制御ユニット12020に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で検知した先行車又は対向車の位置に応じてヘッドランプを制御し、ハイビームをロービームに切り替える等の防眩を図ることを目的とした協調制御を行うことができる。
音声画像出力部12052は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図18の例では、出力装置として、オーディオスピーカ12061、表示部12062及びインストルメントパネル12063が例示されている。表示部12062は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。
図19は、撮像部12031の設置位置の例を示す図である。
図19では、車両12100は、撮像部12031として、撮像部12101,12102,12103,12104,12105を有する。
撮像部12101,12102,12103,12104,12105は、例えば、車両12100のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部等の位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部12101及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として車両12100の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部12102,12103は、主として車両12100の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部12104は、主として車両12100の後方の画像を取得する。撮像部12101及び12105で取得される前方の画像は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図19には、撮像部12101ないし12104の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲12111は、フロントノーズに設けられた撮像部12101の撮像範囲を示し、撮像範囲12112,12113は、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部12102,12103の撮像範囲を示し、撮像範囲12114は、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部12104の撮像範囲を示す。例えば、撮像部12101ないし12104で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両12100を上方から見た俯瞰画像が得られる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、距離情報を取得する機能を有していてもよい。例えば、撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、複数の撮像素子からなるステレオカメラであってもよいし、位相差検出用の画素を有する撮像素子であってもよい。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を基に、撮像範囲12111ないし12114内における各立体物までの距離と、この距離の時間的変化(車両12100に対する相対速度)を求めることにより、特に車両12100の進行路上にある最も近い立体物で、車両12100と略同じ方向に所定の速度(例えば、0km/h以上)で走行する立体物を先行車として抽出することができる。さらに、マイクロコンピュータ12051は、先行車の手前に予め確保すべき車間距離を設定し、自動ブレーキ制御(追従停止制御も含む)や自動加速制御(追従発進制御も含む)等を行うことができる。このように運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を元に、立体物に関する立体物データを、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出し、障害物の自動回避に用いることができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両12100の周辺の障害物を、車両12100のドライバが視認可能な障害物と視認困難な障害物とに識別する。そして、マイクロコンピュータ12051は、各障害物との衝突の危険度を示す衝突リスクを判断し、衝突リスクが設定値以上で衝突可能性がある状況であるときには、オーディオスピーカ12061や表示部12062を介してドライバに警報を出力することや、駆動系制御ユニット12010を介して強制減速や回避操舵を行うことで、衝突回避のための運転支援を行うことができる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、赤外線を検出する赤外線カメラであってもよい。例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在するか否かを判定することで歩行者を認識することができる。かかる歩行者の認識は、例えば赤外線カメラとしての撮像部12101ないし12104の撮像画像における特徴点を抽出する手順と、物体の輪郭を示す一連の特徴点にパターンマッチング処理を行って歩行者か否かを判別する手順によって行われる。マイクロコンピュータ12051が、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在すると判定し、歩行者を認識すると、音声画像出力部12052は、当該認識された歩行者に強調のための方形輪郭線を重畳表示するように、表示部12062を制御する。また、音声画像出力部12052は、歩行者を示すアイコン等を所望の位置に表示するように表示部12062を制御してもよい。
以上、本開示に係る技術(本技術)が適用され得る車両制御システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、例えば、撮像部12031等に適用され得る。具体的には、本技術に係る固体撮像装置は、撮像部12031に適用することができる。撮像部12031に本開示に係る技術を適用することにより、撮像部12031の性能を向上させることが可能となる。
なお、本技術は、上述した実施形態及び使用例並びに応用例に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
また、本技術は、以下のような構成も取ることができる。
[1]
複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、
該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、
該画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数と、該画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数とが異なる、固体撮像装置。
[2]
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の前記凹凸数が、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の前記凹凸数よりも少ない、[1]に記載の固体撮像装置。
[3]
前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部の凹凸数が、前記画素領域の中央部に配された前記画素から、前記画素領域の周囲部に配された前記画素に向かうに従って変化する、[1]又は[2]に記載の固体撮像装置。
[4]
前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部の凹凸数が、前記画素領域の中央部に配された前記画素から、前記画素領域の周囲部に配された前記画素に向かうに従って漸次的に増える、[1]から[3]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[5]
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチと、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチとが異なる、[1]から[4]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[6]
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチが、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチよりも大きい、[1]から[5]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[7]
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチが、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチよりも大きく、
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、前記画素内の全体に設けられ、
前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、前記画素内の全体に設けられている、[1]から[6]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[8]
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有し、
前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有する、[1]から[7]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[9]
前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有し、
前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、多角形である形状を有する、[1]から[8]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[10]
前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部が、前記光電変換部に形成される前記入射光が集光される集光領域を覆うように設けられている、[1]から[9]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[11]
該画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置と、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置とが異なる、[1]から[10]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[12]
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
前記画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、[11]に記載の固体撮像装置。
[13]
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の右周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から左周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、[11]又は[12]に記載の固体撮像装置。
[14]
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の左周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から右周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、[11]から[13]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[15]
複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、
該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、
該画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内での設けられた位置と、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内での設けられた位置とが異なる、固体撮像装置。
[16]
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
前記画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、[15]に記載の固体撮像装置。
[17]
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の右周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から左周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、[15]又は[16]に記載の固体撮像装置。
[18]
前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の左周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から右周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、[15]から[17]のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
[19]
[1]から[18]のいずれか1つに記載の固体撮像装置が搭載された、電子機器。
1(1−1、1−2)・・・オンチップレンズ、
2(2−1G、2−2R)・・・カラーフィルタ、
4・・・絶縁膜(平坦化膜)、
5(5−1、5−2、5−3)・・・遮光膜、
6(6−1、6−2)・・・光電変換部(PD(フォトダイオード))、7・・・半導体基板、
11(11a−1〜11a−4、11b−1〜11b−4、11c−1〜11c−4)、12(12a−1〜12a−4、12b−1〜12b−4、12c−1〜12c−4)、13(13a−1〜13a−4)、14(14a−1〜14a−4、14b−1〜14b−4、14c−1〜14c−4)、15(15a−1〜15a−4、15b−1〜15b−4、15c−1〜15c−4)、16(16a−1、16a―2、16b−1、16b−2)、17(17a−1〜17a−4、17b−1〜17b−4、17c−1〜17c−4)、18(18a−1〜18a−4)、19(19a−1〜19a−4、19b−1〜19b〜4、19c−1〜19c−4)、20(20a−1〜20a−4、20b−1〜20b−4、20c−1〜20c−4)、21(21a−1〜21a−4)、22(22a−1〜22a―4)・・・凹凸部(モスアイ構造)、
2e、1001a−1〜1001a−4、1001b−1〜1001b−4、1001c−1〜1001c−4、1002a−1〜1002a−4、1002b−1〜1002b−4、1002c−1〜1002c−4、1003a−1〜1003a−4、1004a−1〜1004a−4、1004b−1〜1004b−4、1004c−1〜1004c−4、1005a−1〜1005a−4、1005b−1〜1005b−4、1005c−1〜1005c−4、1007a−1〜1007a−4、1007b−1〜1007b−4、1007c−1〜1007c−4、1008a−1〜1008a−4、1009a−1〜1009a−4、1009b−1〜1009b−4、1009c−1〜1009c−4、1010a−1〜1010a−4、1010b−1〜1010b−4、1010c−1〜1010c−4、1011a−1〜1011a−4、1012a−1〜1012a−4・・・画素、
1001a、1001b、1001c、1002a、1002b、1002c、1003a、1004a、1004b、1004c、1005a、1005b、1005c、1007a、1007b、1007c、1008a、1009a、1009b、1009c、1010a、1010b、1010c、1011a、1012a・・・固体撮像装置の4画素分の領域、
1e、1001、1002、1003、1007、1008、1600(1600a、1600b)・・・固体撮像装置。

Claims (20)

  1. 複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、
    該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、
    該画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数と、該画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部の凹凸数とが異なる、固体撮像装置。
  2. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の前記凹凸数が、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の前記凹凸数よりも少ない、請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部の凹凸数が、前記画素領域の中央部に配された前記画素から、前記画素領域の周囲部に配された前記画素に向かうに従って変化する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部の凹凸数が、前記画素領域の中央部に配された前記画素から、前記画素領域の周囲部に配された前記画素に向かうに従って漸次的に増える、請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチと、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチとが異なる、請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチが、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチよりも大きい、請求項1に記載の固体撮像装置。
  7. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチが、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部を構成する凸部のピッチよりも大きく、
    前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、前記画素内の全体に設けられ、
    前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、前記画素内の全体に設けられている、請求項1に記載の固体撮像装置。
  8. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有し、
    前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  9. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、矩形である形状を有し、
    前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部が、平面視したときに、該凹凸部の中心を対称点とした点対称であって、多角形である形状を有する、請求項1に記載の固体撮像装置。
  10. 前記複数の画素を構成する各画素が有する凹凸部が、前記光電変換部に形成される前記入射光が集光される集光領域を覆うように設けられている、請求項1に記載の固体撮像装置。
  11. 前記画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置と、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置とが異なる、請求項1に記載の固体撮像装置。
  12. 前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
    前記画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、請求項11に記載の固体撮像装置。
  13. 前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
    前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の右周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から左周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、請求項11に記載の固体撮像装置。
  14. 前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
    前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の左周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から右周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、請求項11に記載の固体撮像装置。
  15. 複数の画素が二次元に配置された画素領域を含み、
    該画素が、半導体基板に形成された入射光を光電変換する光電変換部と、該光電変換部の上方であって、該半導体基板の受光面側に形成された凹凸部とを有し、
    該画素領域の中央部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置と、前記画素領域の周囲部に配された前記画素が有する凹凸部の、前記画素を平面視したときの前記画素内で設けられた位置とが異なる、固体撮像装置。
  16. 前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
    前記画素領域の周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、請求項15に記載の固体撮像装置。
  17. 前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
    前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の右周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から左周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、請求項15に記載の固体撮像装置。
  18. 前記画素領域の中央部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部には設けられ、
    前記画素領域を平面視したときに、前記画素領域の左周囲部に配された画素が有する凹凸部が、前記画素を平面視したときに、少なくとも、前記画素内の中心部から右周囲部に向けて、前記画素と隣接する画素との境界部までには到達しないで延在して設けられている、請求項15に記載の固体撮像装置。
  19. 請求項1に記載の固体撮像装置が搭載された、電子機器。
  20. 請求項15に記載の固体撮像装置が搭載された、電子機器。

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