JP2021079888A - 表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車載用の表示システムにおいて、車両または運転者の状態に基づき、運転者の操作によらず、可撓性のディスプレイの形状変更を可能とする。【解決手段】ディスプレイ31、駆動部32およびディスプレイ制御部2を備える表示システムであって、ディスプレイ制御部2は、車両および運転者の状態を取得し、車両または運転者の状態に応じて、可撓性のディスプレイ31に接続された駆動部32に駆動信号を出力する。これにより、運転者がディスプレイ31を把持操作することなく、車両または運転者の状態に応じて、ディスプレイ31の形状が自動的に変更される。【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザによる把持操作によらず、車両または運転者の状態に応じて、ディスプレイの形状を自動的に変更することが可能な車載用の表示システムに関する。
近年、表示装置の分野では、映像を表示する表示部が可撓性を有するフレキシブルディスプレイとされ、ユーザが当該表示部を所定の曲面形状に可逆的に変形させることが可能な構成とされたものが提案されている。この種の表示装置としては、例えば特許文献1に記載のものが挙げられる。
特許文献1に記載の表示装置は、可撓性を有する表示パネルと、表示パネルの一端を覆うように取り付けられる第1の支持体と、表示パネルの一端の反対側の他端を覆うように取り付けられ、第1の支持体に当接しないように配置される第2の支持体とを備える。この表示装置は、さらに、表示パネルに重ねて配置されると共に、第1の支持体と第2の支持体とによりなる一対の支持体を接続する接続部を備える。この接続部が可撓性を有する弾性体により構成されており、この表示装置は、ユーザが一対の支持体を把持した状態で相対的に回転させることで、表示パネルが平板形状から所定の曲面形状に折り畳まれることができる。
特開2019−70849号公報
さて、近年、表示パネルが曲面形状とされ得る表示装置は、自動車等の車両に搭載されることが検討されている。また、自動車の分野では、運転者によるステアリング、アクセルペダルやブレーキペダル等の操作に基づく車両の運転を「手動運転」として、手動運転によらず、電子制御により車両の運転を行う、いわゆる「自動運転」の検討が進められている。
このような車両に上記の表示装置が搭載される場合、ディスプレイは、手動運転か自動運転かによりその適切な形状が異なる。また、手動運転のみが可能な車両に搭載される場合であっても、ディスプレイは、運転者が運転する車両が慣れた道を走行しているのか、初めての道を走行しているか等の状況に応じてその適切な形状が変化し得る。特許文献1に記載の表示装置は、ディスプレイが可逆的に形状を変えられ得るものの、ユーザが把持して直接曲げ操作をしなければならない構成である。この種の表示装置を車載用途に適用する場合には、ユーザの手を用いることなく、ディスプレイが変形可能であることが安全上好ましい。
本発明は、上記の点に鑑み、可撓性を有するディスプレイを備える車載用の表示システムにおいて、車両または運転者の状態に基づき、運転者による把持操作によらず、ディスプレイの形状を自動的に変更可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の表示システムは、車両(V)に搭載される車載用の表示システムであって、車両に搭載され、可撓性があるディスプレイ(31)と、ディスプレイに接続され、ディスプレイの形状を変更するために用いられる駆動部(32)と、車両の状態に関する情報である車両状態情報を取得する車両状態取得部(21)を有してなり、車両状態情報に基づいて駆動部に駆動信号を出力し、ディスプレイの形状を変更する制御を実行するディスプレイ制御部(2)と、を備える。
これによれば、車両の状態に関する情報を取得すると共に、当該情報に基づいて駆動部に信号を出力し、車両に搭載された可撓性のあるディスプレイを当該駆動部により形状を変更する構成とされた車載用の表示システムとなる。この表示システムでは、車両状態情報を取得しつつ、その情報に基づいてディスプレイの形状制御がなされるため、ディスプレイは、運転者が把持操作によらず、自動的に車両の状態に応じた適切な形状になる。
また、請求項6に記載の表示システムは、車両(V)に搭載される車載用の表示システムであって、車両に搭載され、可撓性があるディスプレイ(31)と、ディスプレイに接続され、ディスプレイの形状を変更するために用いられる駆動部(32)と、車両の運転者を撮像すると共に、撮像した顔画像に基づいて運転者の状態を解析する運転者撮像部(4)と、当該運転者の状態に関する情報である運転者状態情報を取得する運転者状態取得部(24)を有してなり、運転者状態情報に基づいて駆動部に駆動信号を出力し、ディスプレイの形状を変更する制御を実行するディスプレイ制御部(2)と、を備える。
これによれば、車両の運転者の状態に関する情報を取得すると共に、当該情報に基づいて駆動部に信号を出力し、車両に搭載された可撓性のあるディスプレイを当該駆動部により形状を変更する構成とされた車載用の表示システムとなる。この表示システムでは、運転者状態情報を取得しつつ、その情報に基づいてディスプレイの形状制御がなされるため、ディスプレイは、運転者が把持操作によらず、自動的に運転者の状態に応じた適切な形状になる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態の表示システムの構成例を示すブロック図である。 表示システムのディスプレイが平板形状とされた様子を示す模式図である。 表示システムのディスプレイが曲面形状とされた様子を示す模式図である。 ディスプレイの形状制御に用いられるデータテーブルの一例を示す図である。 第2実施形態の表示システムの構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態の表示システムS1について、図1〜図4を参照して説明する。
〔構成〕
本実施形態の表示システムS1は、図1に示すように、車体制御部1と、ディスプレイ制御部2と、表示部3とを備える。表示システムS1は、図2、図3に示すように、自動車等の車両Vに搭載され、ディスプレイ制御部2が車体制御部1から車両Vの状態に関する情報である「車両状態情報」を取得する。また、表示システムS1は、車両状態情報に基づいて、可撓性のあるディスプレイ31の形状制御を行う構成とされている。
以下、説明の便宜上、図2、図3に矢印で示すように、表示システムS1が搭載された車両Vの車両全長方向に沿った方向であって、車両Vの車室V1からウィンドシールドWSに向かう方向を「前」と称し、その反対方向を「後」と称する。また、鉛直方向を「下」と称し、その逆方向を「上」と称する。
車体制御部1は、例えば、ECU(Electronic Control Unitの略)とされ、図示しない回路基板上にCPU、ROMやRAM等が搭載されてなる電子制御ユニットである。車体制御部1は、例えば図1に示すように、車両情報取得部11と、車両状態判定部12とを備え、図示しない車載センサ、車載カメラ、各種スイッチや他の車載装置等から各種信号が入力され、当該信号に基づき、車両Vの状態を判定する構成とされる。車体制御部1で判定された車両Vの状態に応じた信号は、例えば、ディスプレイ制御部2に出力され、ディスプレイ31の形状制御に用いられる。
ここでいう「車両Vの状態」とは、例えば、車両V自体の状態である「車両状態」と、ある状況におかれた車両Vの状態、すなわち車両Vおよびその周囲環境を含めた状態である「環境状態」との2つの状態を意味する。車両状態としては、例えば、車両Vが停車または走行している、走行中における走行方向、車両Vが自動運転であるか手動運転であるかといった走行モード等が挙げられる。環境状況としては、例えば、車両Vが通行頻度の高いまたは低い道路を走行している、警察車両、消防車や救急車等の緊急車両が接近しているといったものが挙げられる。
なお、車載センサとしては、例えば、速度センサ、加速度センサ、角速度センサ、舵角センサ、LiDAR(Light Detection and Rangingの略)等の測距センサ等の公知の車載用の各種センサが挙げられる。車載カメラとしては、可視光線や赤外線等を用いた公知の車載用の撮像装置が挙げられる。各種スイッチとしては、例えば、車両Vの自動運転または手動運転の切り替え用のスイッチや追従型クルーズコントロール(ACC:Adaptive Cruise Controlの略)のスイッチ等が挙げられる。他の車載装置としては、例えば、ナビゲーション装置等が挙げられる。
以下、説明の簡略化のため、車載センサ、車載カメラ、各種スイッチおよび他の車載装置を「車載センサ等」と総称する。車載センサ等は、その搭載箇所や数等については任意であり、図示しない配線等を介して車体制御部1に接続される。
車両情報取得部11は、車載センサ等から各種信号が入力されることで、車両Vに関する情報を取得する。車両情報取得部11は、例えば、車載センサ等から入力された信号に応じた電気信号を車両状態判定部12に入力する。
車両状態判定部12は、車両情報取得部11から入力された信号に基づき、車両Vの状態を判定する。車両状態判定部12は、例えば、車体制御部1の図示しないCPUが、車体制御部1の図示しない記憶媒体に格納された判定用プログラムを読み込んで実行する構成とされる。
ディスプレイ制御部2は、例えば、車体制御部1と同様に、ECUとされ、図示しない回路基板上にCPU、ROMやRAM等が搭載されてなる電子制御ユニットである。ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の形状や映像表示の制御を行う。ディスプレイ制御部2は、例えば図1に示すように、車両状態取得部21と、記憶部22と、出力部23とを備える。ディスプレイ制御部2は、車体制御部1から車両Vの状態に関する情報を取得し、当該情報に応じてディスプレイ31の形状や映像表示を変更するための制御信号を表示部3に出力する構成とされる。
車両状態取得部21は、例えば、車体制御部1から車両状態判定部12による判定結果に応じた信号が入力されることで、車両Vに関する車両状態情報を取得する。車両状態取得部21は、例えば、車両状態情報を取得した後、記憶部22に格納された車両Vの各種状態に関連付けられたディスプレイ31の好ましい形状データを読み込み、必要に応じて出力部23に信号を入力する構成とされる。
記憶部22は、各種制御に用いられるプログラムやデータが格納されると共に、ディスプレイ31の形状を記憶する記憶媒体である。記憶部22は、例えば、車両状態取得部21や出力部23に接続されており、必要に応じて、格納されたプログラムやデータ、記憶したディスプレイ31の形状等が読み込まれる。
出力部23は、車両状態情報に基づき、映像表示を変更する必要がある場合には表示部3のうちディスプレイ31には映像信号を入力し、ディスプレイ31の形状を変更する必要がある場合には表示部3のうち駆動部32には駆動信号を入力する。
表示部3は、例えば図1に示すように、可撓性のあるディスプレイ31と、ディスプレイ31の形状を変更する際に用いられる駆動部32とを有してなる。表示部3は、ディスプレイ制御部2に配線等を介して接続され、ディスプレイ制御部2からの入力信号に基づいて、ディスプレイ31での映像表示の制御がなされたり、駆動部32が作動し、ディスプレイ31の形状制御がなされたりする。
ディスプレイ31は、例えば、可撓性のある任意の基板上に映像を表示する際に発光する複数の画素群が形成されてなるフレキシブルディスプレイである。ディスプレイ31は、例えば、図示しない回路基板上にCPUやROM、RAM等が搭載されてなる駆動回路に接続されており、他の車載装置等からの映像信号が入力された駆動回路が出力する出力信号に基づき、各種映像を表示する。ディスプレイ31は、例えば、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイとされ得る。
なお、OLEDディスプレイは、例えば、可撓性のある任意の基板上にOLEDとその駆動用のTFT(薄膜トランジスタ)とが、TFT、OLEDの順に積層されてなる。可撓性のある任意の基板は、可撓性を有する材料、例えば、ポリイミド等の樹脂材料によりなるフィルムやフレキシブルガラス等により構成される。任意の基板には、必要に応じて、例えば、水分や酸素の透過率が小さい無機材料等によりなるバッファ層が形成されてもよい。TFTは、ゲート電極、ゲート絶縁層、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を備える。TFTは、ゲート電極の電圧調整により電流のオンオフを制御可能な素子である。TFTは、例えば、ドレイン電極がOLEDを構成する一対の電極の少なくとも一方に接続され、OLEDの駆動制御等に用いられる。OLEDは、例えば、一対の電極間に、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などがTFTの上に順次積層されてなり、電圧印加により発光する。OLEDディスプレイは、OLEDで構成された、例えば赤色、緑色および青色の発光色の異なる3つの副画素を有してなる主画素が、平面視にてある一方向および当該一方向に直交する直交方向に沿って繰り返し配列されてなる。OLEDやTFT並びにOLEDディスプレイの構成やこれらの材料などについては、公知であるため、本明細書ではそれらの詳細の説明を省略する。
ディスプレイ31は、例えば、図2に示すように、車両VのインストルメントパネルV2に配置されると共に、車両Vの運転者側の面である表面とは反対側の裏面に駆動部32が接続されている。ディスプレイ31は、裏面に接続された駆動部32の作動により所定の方向に力が印加され、例えば図3に示すように、曲面形状とされ得る構成となっている。つまり、ディスプレイ31は、駆動部32により、フラットな平板形状または湾曲した所定の曲面形状のいずれの形状を取り得る。ディスプレイ31は、例えば、図2に示すように、下端がインストルメントパネルV2に固定された固定端とされ、上端が駆動部32により移動可能な自由端とされ得る。
駆動部32は、ディスプレイ31に接続され、ディスプレイ31を支持する図示しない支持部材と、支持部材を伸縮、巻き取りまたは巻き出しや回転等の任意の方法により相対移動させる図示しない任意の駆動機構とを備える任意の駆動装置である。駆動部32は、例えば、ディスプレイ制御部2からの駆動信号に基づいて駆動すると共に、その駆動量が制御されている。言い換えると、ディスプレイ31は、駆動部32の駆動量に応じた形状とされる。
なお、駆動部32は、ディスプレイ31を変形させることができるように、直接的または間接的にディスプレイ31に接続されていればよく、その接続の位置や方法等については任意である。例えば、駆動部32は、ディスプレイ31が可撓性のある図示しない保持ケースに取り付けられているような場合には、保持ケースに接続され、保持ケースを変形させることでディスプレイ31の形状を変更する接続構成であってもよい。このように、ディスプレイ31と駆動部32との接続構成については、任意である。
以上が、本実施形態の表示システムS1の基本的な構成である。
〔ディスプレイの形状制御〕
次に、ディスプレイ制御部2によるディスプレイ31の形状制御の一例について、図2〜図4を参照して説明する。
ディスプレイ制御部2は、例えば、車両Vの状態に対応する各種信号が入力され、所定の条件を満たす場合には駆動部32を駆動させることで、車両Vの状態ごとにディスプレイ31が適切な形状をとるように制御を実行する。
具体的には、例えば、記憶部22には、例えば図4に示すように、車両Vの状態と当該状態におけるディスプレイ31の適切な形状とが関連付けられたデータテーブルが格納されている。また、記憶部22は、ディスプレイ31の現時点における形状に関する情報を記憶する。ディスプレイ制御部2は、例えば、ある時点で車両Vの状態に関する情報を取得した後、記憶部22に格納された上記のデータテーブルを読み込み、車両Vの状態に対応するディスプレイ31の形状を現時点における適切な形状として設定する。そして、ディスプレイ制御部2は、例えば、設定したディスプレイ31の適切な形状と、記憶部22に記憶されたディスプレイ31の現時点の形状とが異なる場合には、ディスプレイ31が設定した形状となるように駆動部32を駆動させる制御を行う。一方、ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の現時点の形状と設定の形状とが一致する場合には、駆動部32に信号を出力しない。このような制御により、ディスプレイ31は、運転者の操作によらず、図2に示すような平板形状や図3に示すような湾曲した曲面形状を取り得る。
記憶部22に格納される上記のデータテーブルでは、例えば図4に示すように、車両Vの各種状態に対して、その各種状態におけるディスプレイ31の適切な形状が設定されている。
例えば、ディスプレイ31の形状が曲面形状と設定される場合については、車両Vの状態が「手動運転」や「手動運転により通行頻度の高い道路を走行」等の場合が挙げられる。前者の場合、運転者が前方を注視する度合いが「自動運転」に比べて大きく、ディスプレイ31は、運転者の視界をより広く確保することができる曲面形状とされることが好ましい。後者の場合、運転者が慣れた道路を走行していると考えられ、例えばディスプレイ31にナビゲーション装置による映像等を表示していたとしても、運転者は、ディスプレイ31をほとんど見ないことが想定される。
一方、ディスプレイ31の形状が平板形状と設定される場合については、例えば、車両Vの状態が「自動運転」、「手動運転により通行頻度の低い道路を走行」および「手動運転中に緊急車両が接近」等が挙げられる。車両Vの状態が「自動運転」の場合、運転者が前方を注視する度合いが「手動運転」に比べて小さく、ディスプレイ31は、運転者がより映像を見易い平板状であることが好ましい。車両Vの状態が「手動運転により通行頻度の低い道路を走行」の場合、運転者が慣れない道路を走行していると考えられ、ディスプレイ31は、ナビゲーション装置等の映像をより大きいサイズで表示できる平板状とされることが好ましい。車両Vの状態が「手動運転中に緊急車両が接近」の場合、緊急走行中の緊急車両が車両Vに接近しているとの情報を運転者に早急に伝達する必要があるため、ディスプレイ31は、情報をより大きいサイズで表示できる平板状とされることが好ましい。
なお、車両Vが走行中の道路の通行頻度が高いか低いかの判定としては、例えば、記憶部22または他の記憶媒体に車両Vの走行履歴を記憶させると共に、所定の期間における走行回数等に所定の閾値を設定しておき、その閾値を用いて行う等の方法が挙げられる。警察車両、消防車や救急車等の緊急車両が接近していることの情報取得については、例えば、車載センサとして車載マイクロフォンを用い、緊急車両のサイレンの周波数の音やその発生パターンを検知する方法等が挙げられる。
また、図4に示すデータテーブルについてはあくまで一例であり、車両Vの状態および当該状態におけるディスプレイ31の形状は、上記した例に限定されない。さらに、上記の車両Vの状態に対応するディスプレイ31の形状は、図4の例に限定されず、適宜変更されてもよい。
例えば、車両Vの状態が「手動運転により通行頻度の低い道路を走行」である場合において、ディスプレイ31にナビゲーション装置の映像が表示され、かつ短い間隔で右左折可能な道路が2箇所存在し、その一方に誘導する必要があるとき等が挙げられる。このような紛らわしい道路に車両Vを誘導する状況においては、ディスプレイ31は、道路の奥行や距離感を感覚的に把握しやすくなる曲面形状とされることが好ましい。このように、車両Vの状態に対応するディスプレイ31の形状については、適宜変更されてもよい。
また、ディスプレイ制御部2における各種判定処理については、車両状態取得部21または出力部23で実行され得るが、別途、判定処理部を設けて、当該判定処理部で実行されてもよい。このように、上記したディスプレイ制御部2における処理動作は、あくまで一例であり、適宜変更され得る。
〔ディスプレイの映像表示の制御〕
ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の形状制御に加えて、車両Vの状態に応じて、ディスプレイ31の映像表示の制御を実行してもよい。例えば、表示システムS1は、記憶部22に映像制御用のデータテーブルを格納しておき、車両Vの状態に応じて、ディスプレイ制御部2が当該データテーブルに基づいて映像制御を実行する構成とされてもよい。
具体的には、映像制御用のデータテーブルでは、例えば、車両Vの各種状態に対して、その状態に対応する映像の表示サイズや表示位置等の表示条件を設定する。そして、ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の形状制御の場合と同様に、車両Vの状態に応じて、映像制御用のデータテーブルにて設定された表示条件となるように映像信号をディスプレイ31に出力する。これにより、車両Vの状態に応じて、ディスプレイ31の形状および映像表示が自動的に変更されることとなる。
例えば、車両Vの状態が「手動運転により通行頻度の高い道路を走行」である場合、運転者が画面をほとんど見ないことが想定されるため、映像制御用のデータテーブルは、この状態においては、映像の情報量が少なくなるように表示サイズが小さく設定され得る。
一方、車両Vの状態が「手動運転により通行頻度の低い道路を走行」や「手動運転中に緊急車両が接近」である場合、情報量を多くして運転者に伝わるように、映像制御用のデータテーブルの表示条件が設定され得る。表示条件としては、例えば『緊急車両が接近中』等の所定のメッセージ等を所定の位置に表示する、映像の表示サイズを大きくする等が挙げられる。
本実施形態によれば、ディスプレイ制御部2が車両Vの状態に関する情報を取得し、その状態に応じて、ディスプレイ31の形状制御を実行する車載用の表示システムS1となる。これにより、フレキシブルなディスプレイ31が、運転者による把持操作によらず、車両Vの状態に応じて自動的に適切な形状に変形可能な構成となる。また、映像表示の制御を実行することで、ディスプレイ31が車両Vの状態に応じてより運転者が見易い状態となる効果が得られる。
(第2実施形態)
第2実施形態の表示システムS2について、図5を参照して説明する。
本実施形態の表示システムS2は、例えば図5に示すように、運転者撮像部4および運転者情報取得部5をさらに備え、ディスプレイ制御部2が運転者の状態に応じてディスプレイ31の形状等の制御を実行する点で上記第1実施形態と相違する。本実施形態では、この相違点について主に説明する。
運転者撮像部4は、例えば図5に示すように、運転者の顔が位置する所定の領域を撮像する車内撮像部41と、車内撮像部41で得られた運転者の顔画像に基づいて運転者の状態を判定する運転者状態判定部42とを備える任意の撮像装置である。運転者撮像部4は、限定するものではないが、例えば、株式会社デンソー製のドライバーステータスモニターとされる。
車内撮像部41は、例えば、車両Vの車室V1のうち運転座席よりも前方の任意の位置に配置され、運転者の顔が位置する所定の領域を撮像する。車内撮像部41は、例えば、可視光線または赤外線を用いて運転者の顔を撮像する。
運転者状態判定部42は、例えば、公知の画像認識技術に基づき、車内撮像部41により得られた顔画像を元に運転者の顔の輪郭、眼、鼻、口等の各種パーツを検出すると共に、各種パーツの位置関係や眼の位置を解析する構成とされる。運転者状態判定部42は、運転者の顔の向きや位置、瞼の開き度合いを解析することで、運転者の状態、例えば、定常、脇見、眠気、居眠りや不適切な運転姿勢等を判定する。運転者状態判定部42による判定結果は、例えば、ディスプレイ制御部2に伝送され、ディスプレイ31の形状や映像の制御に用いられる。
運転者情報取得部5は、運転者の生体データを取得する各種センサであり、例えば、車載用の任意の脈拍センサとされる。運転者情報取得部5は、脈拍センサとされた場合、例えば運転座席に配置され、運転者の脈拍に応じた信号を出力する。例えば、脈拍センサの場合、運転者の脈拍の基本パターンのデータを記憶媒体に記憶させておき、脈拍パターンが基本パターンに該当する場合には「定常」、そうでない場合には「緊張」といったように、運転者の状態を取得できる。運転者情報取得部5が取得した運転者の情報は、例えば、ディスプレイ制御部2に伝送され、ディスプレイ31の形状や映像の制御に用いられる。
なお、運転者情報取得部5は、運転者の脈拍等に応じた信号をディスプレイ制御部2に直接出力してもよいし、運転者撮像部4と同様に、運転者状態判定部42に相当する判定部を有し、当該判定部を経由して信号をディスプレイ制御部2に出力してもよい。
ディスプレイ制御部2は、本実施形態では、例えば図5に示すように、運転者状態取得部24を備え、運転者撮像部4および運転者情報取得部5から車両Vの運転者の状態に関する情報である「運転者状態情報」を取得する。ディスプレイ制御部2は、車両状態情報に加え、運転者状態取得部24が取得した運転者状態情報に基づき、出力部23から表示部3に各種制御信号を出力する構成とされる。
例えば、運転者の各種状態とディスプレイ31の形状もしくは映像の表示方法とが関連付けられたデータテーブルを予め作成し、当該データテーブルを記憶部22に格納しておく。そして、ディスプレイ制御部2は、例えば、運転者状態取得部24が運転者の状態に関する情報を取得した際に、上記データテーブルを読み込み、取得した運転者の状態に対応するディスプレイ31の形状もしくは映像の表示方法を選択する。続けて、ディスプレイ制御部2は、選択したディスプレイ31の形状もしくは映像の表示方法が、現時点のディスプレイ31の形状もしくは映像の表示方法と相違する場合に、出力部23から表示部3に各種制御信号を出力する。これにより、ディスプレイ31は、車両Vの状態のみならず、運転者の状態に基づいて、その形状や映像表示が運転者の手によらずに自動的に適切な状態に変更される。
具体的には、上記データテーブルでは、例えば、運転者の状態が「眠り」もしくは「眠気」の場合、ディスプレイ31の形状については平板形状、表示方法については通常時よりも高輝度、といった具合に関連付けされ得る。この例では、例えば、運転者の状態が「眠気」と判定されたとき、ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の形状を平板形状、映像表示方法を高輝度にそれぞれ設定し、ディスプレイ31がこの設定状態となるように制御信号を表示部3に出力する。なお、運転者の状態とこれに対応するディスプレイ31の好ましい状態については、上記の例に限られず、運転者の状態が「眠り」もしくは「眠気」に対して、ディスプレイ31での表示方法が点滅や警告表示などであってもよく、適宜変更され得る。
また、上記では、ディスプレイ制御部2が、運転者の状態のみに基づいてディスプレイ31の形状等の制御を実行する例について説明したが、車両Vの状態および運転者の状態の組み合わせに基づいて、ディスプレイ31の形状等の制御を実行してもよい。例えば、車両Vの状態が「自動運転」、かつ運転者の状態が「眠り」である場合、ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の形状が曲面形状、映像の表示方法が低輝度または非表示の状態となるように制御を実行してもよい。
本実施形態によれば、車両Vの状態のみならず、運転者の状態に基づいて、ディスプレイ31の形状や映像表示の制御がなされ、運転者の把持操作によらず、自動的にディスプレイ31の形状等が適切な状態とされる表示システムS2となる。
(他の実施形態)
本発明は、実施例に準拠して記述されたが、本発明は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本発明は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらの一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本発明の範疇や思想範囲に入るものである。
(1)上記第2実施形態では、ディスプレイ制御部2が車両もしくは運転者またはその両方の状態に基づき、ディスプレイ31の形状等の制御を行う構成とされた表示システムS2について説明した。しかしながら、実施形態に係る表示システムは、運転者の状態のみに基づいてディスプレイ31の形状等の制御が行われる構成であってもよい。この場合、ディスプレイ制御部2は、車両状態取得部21を有しない構成とされ得る。また、表示システムS2は、運転者撮像部4からのみ運転者状態情報を取得する構成、すなわち運転者情報取得部5が省略された構成とされてもよい。
(2)上記第2実施形態において、運転者撮像部4は、撮像した運転者の顔画像から各種パーツを検出する際に、運転者の特徴を公知の機械学習、例えばディープラーニング等の手法を利用した構成であってもよい。また、ディスプレイ制御部2についても、運転者状態取得部24で得た運転者状態情報、例えば脈拍や心拍などのデータを記憶部22に蓄積し、公知の機械学習により運転者の生体データの特徴を学習する構成とされてもよい。これにより、運転者の状態についての判定精度がさらに向上し、ひいてはディスプレイ31の形状等の制御精度が向上する効果も得られる。
(3)上記各実施形態では、ディスプレイ制御部2が車体制御部1や運転者撮像部4等から車両Vまたは運転者の状態に関する情報を取得する構成とされた例について説明した。しかしながら、ディスプレイ制御部2は、車両Vもしくは運転者またはその両方の状態に応じて、ディスプレイ31の形状や映像を変更する制御を実行する構成であればよく、上記各実施形態における構成例に限定されない。
例えば、ディスプレイ制御部2は、車載センサ等から各種信号が直接入力され、当該信号に基づいて車両Vもしくは運転者またはその両方の状態を判定し、その判定結果に基づいて表示部3に信号を出力する構成であってもよい。この場合、ディスプレイ制御部2は、車両状態判定部12および運転者状態判定部42に相当するものを有してなる構成とされ得る。このように、ディスプレイ制御部2は、構成が適宜変更され得る。
(4)上記各実施形態では、ディスプレイ制御部2がディスプレイ31の形状制御を実行する例について説明したが、ディスプレイ制御部2は、ディスプレイ31の形状を保ったままその向きを変える制御を実行してもよい。例えば、運転者が顔を傾けている状態である場合、ディスプレイ制御部2は、その傾きに対応してディスプレイ31を回転させて傾ける制御を実行してもよい。
(5)上記各実施形態では、ディスプレイ制御部2がディスプレイ31を平板形状から曲面形状またはその逆になるように形状制御を実行する例について説明したが、これに限定されず、ある曲面形状から曲率の異なる曲面形状に変更する制御を実行してもよい。
(6)例えば、上記各実施形態では、ディスプレイ31がOLEDディスプレイである例について説明したが、これに限定されず、可撓性を有する液晶ディスプレイ等であってもよい。
(7)本開示に記載の制御部1、2及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部1、2及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部1、2及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリーと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
2 ディスプレイ制御部
21 車両状態取得部
24 運転者状態取得部
31 ディスプレイ
32 駆動部
4 運転者撮像部
V 車両

Claims (7)

  1. 車両(V)に搭載される車載用の表示システムであって、
    前記車両に搭載され、可撓性があるディスプレイ(31)と、
    前記ディスプレイに接続され、前記ディスプレイの形状を変更するために用いられる駆動部(32)と、
    前記車両の状態に関する情報である車両状態情報を取得する車両状態取得部(21)を有してなり、前記車両状態情報に基づいて前記駆動部に駆動信号を出力し、前記ディスプレイの形状を変更する制御を実行するディスプレイ制御部(2)と、を備える表示システム。
  2. 前記ディスプレイ制御部は、前記車両状態情報に基づき、前記ディスプレイの映像表示を変更する制御を実行する、請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記車両の運転者の顔を撮像すると共に、撮像した顔画像に基づいて前記運転者の状態を解析する運転者撮像部(4)をさらに備え、
    前記ディスプレイ制御部は、前記運転者の状態に関する情報である運転者状態情報を前記運転者撮像部から取得する運転者状態取得部(24)を備えると共に、前記運転者状態情報に基づいて前記駆動部に駆動信号を出力し、前記ディスプレイの形状を変更する制御を実行する、請求項1または2に記載の表示システム。
  4. 前記運転者の生体データを取得する運転者情報取得部(5)としての脈拍センサをさらに備え、
    前記ディスプレイ制御部は、前記運転者情報取得部からも前記運転者状態情報を取得する、請求項3に記載の表示システム。
  5. 前記ディスプレイ制御部は、前記運転者状態情報に基づき、前記ディスプレイの映像表示を変更する制御を実行する、請求項3または4に記載の表示システム。
  6. 車両(V)に搭載される車載用の表示システムであって、
    前記車両に搭載され、可撓性があるディスプレイ(31)と、
    前記ディスプレイに接続され、前記ディスプレイの形状を変更するために用いられる駆動部(32)と、
    前記車両の運転者を撮像すると共に、撮像した顔画像に基づいて前記運転者の状態を解析する運転者撮像部(4)と、
    前記運転者の状態に関する情報である運転者状態情報を取得する運転者状態取得部(24)を有してなり、前記運転者状態情報に基づいて前記駆動部に駆動信号を出力し、前記ディスプレイの形状を変更する制御を実行するディスプレイ制御部(2)と、を備える表示システム。
  7. 前記運転者の生体データを取得する運転者情報取得部(5)としての脈拍センサをさらに備え、
    前記ディスプレイ制御部は、前記運転者情報取得部からも前記運転者状態情報を取得する、請求項6に記載の表示システム。
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