JP2021074814A - 樹脂パイプ用パイプカッタ - Google Patents

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Abstract

【課題】内外の樹脂パイプ間に発泡断熱材などの軟質材が存在する複合パイプを安定して切断できる片刃式のパイプカッタを実現して提供する。【解決手段】ラチェットギヤ3を有する動刃2と、パイプ受け6を有する第1の把手4と、第2の把手5と、第2の把手5を動刃2につなぐリンク機構9と、ラチェットギヤ3の歯に噛合するラチェット爪10と、逆止爪11を具備する片刃式の樹脂パイプ用パイプカッタであり、動刃2を、表裏の刃面2aが両スキ構造をなしており、その表裏の刃面2aにさらに、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜を備えるものにした。【選択図】図1

Description

この発明は、樹脂パイプを切断する片刃式のパイプカッタ、詳しくは、共に樹脂製の内パイプと外パイプ間に発泡断熱層を設けた複合パイプを、良好に切断できるようにした樹脂パイプ用パイプカッタに関する。
既知の樹脂パイプ用パイプカッタとして、例えば、下記特許文献1〜3などに記載されたものがある。
これらの文献に記載されたパイプカッタは、動刃を有し、静刃の無い片刃式の鋏に似たカッタである。その片刃式パイプカッタの従来品の一例を図7に示す。
図7のパイプカッタ1Aは、ラチェットギヤ3を有する動刃2とパイプ受け6を有する第1の把手4をピボット7で結合し、さらに、第1の把手4と対をなす第2の把手5を第1の把手4にピボット8で結合している。
パイプ受け6は、鋏の静刃に代わる部材であって、凹形に湾曲したパイプ支持面の中央に動刃の入り込むスリット(図示せず)を有する。
また、2本のリンク9a、9bをヒンジピン9cでつないだリンク機構9を介して動刃2に第2の把手5を連結し、さらに、第2の把手5にラチェットギヤ3の歯3aに噛合するラチェット爪10と、ラチェットギヤ3の戻り回転を阻止する逆止爪11を設けている。
ラチェット爪10はバネ12によって、また、逆止爪11はバネ13によって共にラチェットギヤ3の歯3aに噛合する方向に付勢されている。
動刃2と一体のラチェットギヤ3は、ピボット7を中心にした円弧上に外周面があり、その外周面に歯3aが配列されている。また、ラチェットギヤ3の一部は、内周面を持ち、その内周面に、パイプ受け6に固定されたストッパピン14に受け止められるストッパ15が設けられている。
そしてさらに、リンク機構9のリンク9aは、第2の把手5にヒンジピン17を用いてつながれ、リンク9bは動刃2にヒンジピン18を用いてつながれている。
このように構成されたパイプカッタ1Aは、第2の把手5を開くと、リンク機構9を介して動刃2が引っ張られ、図7のように、その動刃2がピボット7を支点に回転し、ストッパ15がストッパピン14に受け止められる位置まで開く。
この状態でパイプ受け6に切断対象のパイプがセットされる。パイプ受け6は、パイプ支持面6aが凹形に湾曲しており、そこに、切断対象の樹脂パイプ30が挿入される。
その後、第2の把手5が操作され、その第2の把手5が閉じられるときにラチェット爪10がラチェットギヤの歯3aに係止し、ラチェットギヤ3を押して回転させる。その回転により動刃2が図9に示すように、樹脂パイプ30に切り込まれて行く。
このとき、逆止爪11は、回転するラチェットギヤ3に押し動かされて歯3aとの係合が解ける位置に逃げる。
第2の把手5の操作による動刃2の切り込みは、第2の把手5を再度開くときにラチェットギヤ3の歯3aに対するラチェット爪10の係止位置が1歯〜2歯程度ずれ、次に行う第2の把手5の閉操作時に、ラチェットギヤ3がずれた分押されて回転する。
これにより、第2の把手5の操作による動刃2の樹脂パイプ30への切り込みが徐々に進行し、大きな力を加えずに樹脂パイプ30を切断することが可能になっている。
実開昭53−105090号公報 実開昭54−83683号公報 実開昭58−117263号公報
上記特許文献に記載されたパイプカッタや、本出願人が商品化している図7のパイプカッタは、樹脂の単層構造のパイプ{主に塩化ビニールパイプ(いわゆる塩ビパイプ)}を切断する目的で開発されている。
その単層構造のパイプを切断する片刃式のカッタでは、図8に示すように、刃先2bからしのぎ筋2cに至る刃面2aが表裏とも平坦な両刃の動刃2が採用されている。
ところが、その刃面の平坦な両刃の動刃2を採用した片刃式のカッタではうまく切断することができない複合構造のパイプ(以下では複合パイプと言う)が近年市場に出回り出した。
その複合パイプの断面を図11に示す。図示のパイプ30は、AVパイプと称されている旭有機材株式会社製のパイプであって、硬質塩化ビニル樹脂製の内パイプ31とこれも樹脂(FR30)製の外パイプ32との間に脆くて軟質の独立発泡保温材の断熱層33を設けている。
このパイプ(複合パイプ)30は、従来の片刃式のパイプカッタで切断しようとすると、内外のパイプ31、32間の断熱層33が押し潰されたり、欠けたりして外パイプ32に対する動刃2の切り込みが不安定になり、切り口のきれいな健全な切断がなされない。
この発明は、上記の不具合を解消するため、内外の樹脂パイプ間に軟質材の断熱層などが存在する複合パイプを安定して切断できるようにした片刃式のパイプカッタを実現して提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、パイプ受けを有する第1の把手と、その第1の把手にピボット結合させた動刃と、その動刃を開閉させる第2の把手を有し、
前記第2の把手を前記第1の把手から離反する方向に操作して前記動刃を全開させ、さらに、前記第2の把手を前記第1の把手に接近する方向に操作して前記動刃を閉じ、その閉じる動刃によって前記パイプ受けで支えた樹脂パイプを切断する片刃式の樹脂パイプ用パイプカッタを、
前記動刃の表裏の刃面の双方がスキのついた両スキ構造をなしており、その表裏の刃面がさらに、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜を備えるものにした。
この樹脂パイプ用パイプカッタは、径の太い樹脂パイプの切断に利用するものは、
前記第1の把手と対をなす第2の把手と、その第2の把手を前記動刃につなぐリンク機構と、前記動刃が備えるラチェットギヤと、そのラチェットギヤの歯に噛合するラチェット爪と、前記ラチェットギヤの戻り回転を阻止する逆止爪を具備し、
前記動刃と前記第1の把手及び前記第1の把手と前記第2の把手は、それぞれが異なる箇所でピボット結合され、
前記ラチェット爪と前記逆止爪は、前記第2の把手に設けられ、
前記第2の把手の初回の開き動作により前記リンク機構経由で前記ラチェットギヤが引き動かされて閉じていた前記動刃が全開し、
前記第2の把手の閉じ動作により前記ラチェットギヤの歯に係止した前記ラチェット爪が前記ラチェットギヤを回転させて前記動刃が閉じ方向に動き、前記第2の把手の開閉操作の繰り返しにより前記ラチェットギヤの歯に対する前記ラチェット爪の係止位置が徐々にずれ、前記パイプ受けで支えた樹脂パイプへの前記動刃の切り込み量が増大して樹脂パイプの切断がなされるように構成された構造にするのがよい。
小径樹脂パイプの切断に利用するものは、前記動刃を前記第2の把手に一体に形成することができる。
この片刃式のパイプカッタによる切断対象は、内外の樹脂パイプ間に軟質材の層が存在する複合パイプに限定されない。塩ビパイプなどの単層構造の樹脂パイプも綺麗に切断することができる。
この発明のパイプカッタは、動刃が、表裏の刃面が両スキ構造をなしており、その表裏の刃面にさらに、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜を備えている。
そのように構成された動刃を設けたことにより、従来の片刃式のパイプカッタではうまく切断することができなかった既述の複合パイプを安定してきれいに切断することが可能になった。
なお、西洋ナイフなどには、両スキ構造の刃を有するものが存在する。また、刃物の刃の耐摩耗性・摺動性の向上を目的として刃面にフッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜を設けることはこれまでになされている。
しかしながら、前掲の特許文献などには、本願の課題、その課題の解決策、その解決策による効果が何ら示されていない。
従って、これらの特許文献も含めた従来技術からは、動刃の両スキ構造と、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキ皮膜を併用する必要性を見出すことができず、併用する発想は全く浮かばない。
この発明のパイプカッタの一例を、動刃を全開した状態にして示す側面図である。 同上のパイプカッタの動刃の長手途中の断面図である。 同上のパイプカッタの動刃の表面に施された皮膜を示す部分拡大断面図である。 この発明のパイプカッタの他の例を、動刃を全開した状態にして示す側面図である。 この発明のパイプカッタのさらに他の例を、動刃を全開した状態にして示す側面図である。 図5のパイプカッタの動刃を閉じた状態を示す側面図である。 従来のパイプカッタを示す側面図である。 図7のパイプカッタの動刃の長手途中の断面図である。 図7のパイプカッタの動刃を閉じて行く途中の状態を示す側面図である。 図7のパイプカッタの動刃が完全に閉じた状態を示す側面図である。 この発明のパイプカッタで切断する断熱層を備えた複合構造の樹脂パイプの断面図である。
以下、この発明のパイプカッタの実施の形態を添付図面の図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示したパイプカッタ1は、大径樹脂パイプを切断するのに適したものであって、ラチェットギヤ3を有する動刃2と、パイプ受け6を有する第1の把手4と、その第1の把手4と対をなす第2の把手5と、その第2の把手5を動刃2につなぐリンク機構9と、前記ラチェットギヤ3の歯3aに噛合するラチェット爪10と、ラチェットギヤ3の戻り回転を阻止する逆止爪11を具備する。
ラチェット爪10はバネ12によって、また、逆止爪11はバネ13によって共にラチェットギヤ3の歯3aに噛合する方向に付勢されている。また、動刃2は、ピボット7を用いて第1の把手4にピボット結合されており、第2の把手5は第1の把手4にピボット8を用いてピボット結合されている。
さらに、ラチェット爪10はヒンジピン16を用いて、逆止爪11は第1、第2の把手を結合させたピボット8を用いて、それぞれ第2の把手5に回動可能に取り付けられている。
リンク機構9は、2本のリンク9a、9bをヒンジピン9cでつないだものであり、リンク9aは第2の把手5にヒンジピン17を用いてつながれ、リンク9bは動刃2にヒンジピン18を用いてつながれている。
動刃2は、炭素工具鋼で形成された刃であって、傷んで切れ難くなったら刃を研ぎ直したものや新しいものに交換される。ラチェットギヤ3は、その動刃2と一体のギヤである。このラチェットギヤ3は、ピボット7を支点にして回転する扇型のギヤになっている。
そのラチェットギヤ3の歯3aは、ピボット7を中心にしたに円弧上に外周面があり、その外周面に歯3aが配列されている。また、ラチェットギヤ3の一部は、内周面を持ち、その内周面に、第1の把手4に固定されたストッパピン14に受け止められるストッパ15が設けられている。
図1の19は、第1、第2の把手4、5を閉じた位置に保持する開き止め具である。図1の開き止め具19は、玉鎖で構成されているが、これは後述するフックタイプのものなどでもよい。
以上の構成は、従来品と変わるところがない。即ち、例示のパイプカッタ1の従来品との相違点は、動刃2を以下の通りに構成したところにある。
図2に示すように、例示のパイプカッタ1の動刃2は、いわゆる両スキ構造の刃となしている。両スキ構造の刃とは、表、裏の両方の刃面2aを、刃先2bからしのぎ筋2cにかけて凹ませたものであり、切断物との接触面積が低減し、スキの無い刃に比べて刃先がより鋭くなる刃である。
この両スキ構造の刃の刃面2aには、さらに、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキ(Ni-Bメッキ)の皮膜20(図3参照)が施されている。
また、動刃2の厚みは、例示のカッタでは、しのぎ筋よりも峰側の厚みを2.5mmにしている。その厚みは、従来品に比べて約1mm薄く、そのために、刃部の厚みも必然的に薄くなっているが、刃部の厚みは、刃面2aの凹み量を大きくすることによっても減少させることができる。
このように、動刃2を両スキ構造の刃にしたことによってその動刃2が切断対象のパイプに切り込まれ易くなっている。
また、表裏の刃面2aにフッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜20を施したことによって動刃2がパイプに切れ込まれるときの摩擦抵抗が軽減され、これらにより、切断対象が、内外の樹脂パイプ間に断熱層などの脆い軟質材層が存在する複合パイプであっても、軟質材層を潰したり、欠損させたりせずに、良好に切断することが可能になった。
なお、例示のパイプカッタの使用法は従来品と同じである。
即ち、第2の把手5の初回の開き動作によりリンク機構9経由でラチェットギヤ3が引き動かされて回転し、閉じていた動刃2が一気に全開する。
また、第2の把手5の閉じ動作により、ラチェットギヤ3の歯3aに係止したラチェット爪10がラチェットギヤ3を押して回転させる。その回転に伴い、動刃2が閉じ方向に動いてパイプ受け6に支えられたパイプ30に切り込まれて行く。
その後、第2の把手5が連続的に開閉され、その開閉操作の繰り返しによってラチェットギヤ3の歯3aに対するラチェット爪10の係止位置が徐々にずれて行く。
この動作によりパイプ受け6で支えたパイプ30への動刃2の切り込み量が少しずつ増大し、ついには刃先2bがパイプ受け6のパイプ支持面6aに設けられたスリットに没入してパイプが完全に切断される。
図4は、この発明のパイプカッタの他の例を表している。この図4のパイプカッタ1は、ラチェット爪10と逆止爪11の形状が図1のカッタに採用した形状と異なる。
また、ラチェット爪10はU字状に曲げ加工されており、逆止爪11は、そのラチェット爪10の内側に配置されている。
さらに、第2の把手5の開き動作を停止させるストッパ15がラチェットギヤ3の終端側に設けられている。
このほか、第1の把手4と第2の把手5を閉じた位置に保持する開き止め具19は、線材を曲げ加工したものにしている。その開き止め具19は、第1の把手4にヒンジ結合させており、その開き止め具19の自由端に設けたフックを第2の把手5に係止させて第2の把手5を閉じた位置に保持するようにしている。
その他の構成は図1のパイプカッタとほぼ同じである。この図4のパイプカッタ1も、動刃2を、図1のパイプカッタと同様に両スキ構造の刃にし、その両スキ構造の刃の刃面2aにフッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜20を施しており、この部分が従来品と相違したものになっている。
図5、図6は、この発明のパイプカッタのさらに他の例を表したものである。切断対象が大きな力を要せずに切断できる小径樹脂パイプである場合には、既述のラチェットギヤ、リンク機構、ラチェット爪などはなくてよい。
図5、図6のパイプカッタ1は、動刃2を第2の把手5に一体に設け、その動刃2を第1の把手4にピボット7で結合させている。
第2の把手5が梃比のみを利用して入力を増幅させて動刃2を作動させるこの図5、図6のパイプカッタ1も、動刃2は両スキ構造の刃となっており、さらに、その動刃2の表裏の刃面2aには、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜が施されている。従って、図5、図6のパイプカッタ1においても、発明の効果が発揮される。
なお、この発明のパイプカッタは、塩ビパイプなどの単層構造の樹脂パイプも問題なく切断することができるが、従来のカッタではうまく切ることができなかったパイプ、即ち、内外の樹脂パイプ間に軟質材の変形し易い層が存在する複合パイプの切断に利用するとその有効性が特に顕著に発揮される。
1,1A パイプカッタ
2 動刃
2a 刃面
2b 刃先
2c しのぎ筋
3 ラチェットギヤ
3a 歯
4 第1の把手
5 第2の把手
6 パイプ受け
6a パイプ支持面
7、8 ピボット
9 リンク機構
9a、9b リンク
9c ヒンジピン
10 ラチェット爪
11 逆止爪
12、13 バネ
14 ストッパピン
15 ストッパ
16〜18 ヒンジピン
19 開き止め具
20 フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜
30 樹脂パイプ
31 内パイプ
32 外パイプ
33 発泡断熱層

Claims (3)

  1. パイプ受け(6)を有する第1の把手(4)と、その第1の把手(4)にピボット結合させた動刃(2)と、その動刃(2)を開閉させる第2の把手(5)を有し、
    前記第2の把手(5)を前記第1の把手(4)から離反する方向に操作して前記動刃(2)を全開させ、さらに、前記第2の把手(5)を前記第1の把手(4)に接近する方向に操作して前記動刃(2)を閉じ、その閉じる動刃(2)によって前記パイプ受け(6)で支えた樹脂パイプを切断する片刃式の樹脂パイプ用パイプカッタであって、
    前記動刃(2)の表裏の刃面(2a)の双方がスキのついた両スキ構造をなしており、その表裏の刃面(2a)がさらに、フッ素樹脂含有無電解ニッケルメッキの皮膜(20)を備える樹脂パイプ用パイプカッタ。
  2. 前記第1の把手(4)と対をなす第2の把手(5)と、その第2の把手(5)を前記動刃(2)につなぐリンク機構(9)と、前記動刃(2)が備えるラチェットギヤ(3)と、そのラチェットギヤ(3)の歯(3a)に噛合するラチェット爪(10)と、前記ラチェットギヤ(3)の戻り回転を阻止する逆止爪(11)を具備し、
    前記動刃(2)と前記第1の把手(4)及び前記第1の把手(4)と前記第2の把手(5)は、それぞれが異なる箇所でピボット結合され、
    前記ラチェット爪(10)と前記逆止爪(11)は、前記第2の把手(5)に設けられ、
    前記第2の把手(5)の初回の開き動作により前記リンク機構(9)経由で前記ラチェットギヤ(3)が引き動かされて閉じていた前記動刃(2)が全開し、
    前記第2の把手(5)の閉じ動作により前記ラチェットギヤ(3)の歯(3a)に係止した前記ラチェット爪(10)が前記ラチェットギヤ(3)を回転させて前記動刃(2)が閉じ方向に動き、前記第2の把手(5)の開閉操作の繰り返しにより前記ラチェットギヤ(3)の歯(3a)に対する前記ラチェット爪(10)の係止位置が徐々にずれ、前記パイプ受け(6)で支えた樹脂パイプ(30)への前記動刃(2)の切り込み量が増大して樹脂パイプ(30)の切断がなされるように構成された請求項1に記載の樹脂パイプ用パイプカッタ。
  3. 前記動刃(2)が前記第2の把手(5)に一体に形成された請求項1に記載の樹脂パイプ用パイプカッタ。
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