JP2021074336A - 運動用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】用具とその用具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように使い手の運動機能を高める運動用具を提供する。【課題を解決するための手段】両端部にウェイト部を有し、前記両端部のウェイト部間に帯状部を備えた運動用具であって、前記帯状部は、帯としての幅及び厚みを有し、さらに前記帯状部の軸回りのねじり回転に対する弾性復元力と可撓性とを有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、広くスポーツの技術向上や健康増進のための運動用具に関し、より具体的には、野球やテニス、あるいはゴルフ等の競技における技術を向上させたり、肩関節等の柔軟性を向上させたりするための運動用具に関する。
従来、スポーツの技術向上を目的とした運動用具が数多く提案されてきた。例えば、ボールを道具で打つスポーツ(野球、テニス、ゴルフ)における、打つ技術を向上させるための素振り練習用器具などである。
具体的には、実際にボールなどを打ったときの衝撃力、打撃音、感触、臨場感を味わいながら、狭いスペースで筋力増強やヘッドスピードの強化を行う器具が提案されている(特許文献1)。
すなわち、特許文献1には、基端部を把持部としたシャフトの先端部に被打撃部材を固着し、この被打撃部材および把持部間のシャフトに、被打撃部材との衝突により衝撃力及び打撃音の生じる打撃部材を摺動自在に嵌合したことを特徴とする素振り用練習器が開示されている。
また、手首の返りを生ずる打撃に代えて、手首の返りタイミングおよびスムーズな手首の返りの動作を会得できる素振練習具も提案されている(特許文献2)。
すなわち、特許文献2には、柄の先端にはヘッド本体が固着してあり、このヘッド本体には前記柄の軸線と離れた位置でほぼ直角の軸線周りに、偏錘回転体が回動固定可能に設けてなることを特徴とするゴルフ練習用素振り練習具が開示されている。
また、武術等の世界において、武具・護身用具として使用される実技用三節棍、ヌンチャク、万力鎖等は、通常硬質の材料で形成されており、訓練や競技等において使用することには危険が伴うことから、初心者の訓練や競技等においてもこうした危険を低減させるソフト多節棍が提案されている(特許文献3)。
すなわち、特許文献3には、硬質中空体が挿入合体されて二重中空体に形成された弾性中空体を、袋体で覆設して構成されたソフト棍(こん)、並びに前記ソフト棍を複数個連設して繋着する繋着索とで構成されてなることを特徴とするソフト多節棍が開示されている。
特開平8−24386号公報 実公平7−41493号公報 特開2004−202181号公報
ボールを打つ道具(テニスラケットやゴルフクラブ)を操作する腕や肩、特に肩の動きは複雑である。一般に肩関節といっても、それは肩甲骨や上腕骨などとの協調した動きであり、肩甲骨自体の可動範囲がそれほど大きくはないことに加え、上腕骨の動きも肩甲骨の制約を受けるので、肩や腕の個々の向きの動きはそれほど大きくはない。
たとえば、図9に人間の肩の動きを示す。図9(a)に示されるように、屈曲(91a、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として前方から上方へ向けて可動する範囲)で160°〜180°の可動範囲、伸展(91b、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として後方へ向けて可動する範囲)で40°〜50°の可動範囲と言われている。また、図9(b)に示されるように、外転(92a、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として真横に外側から回して上方へ向けて可動する範囲)で約160°の可動範囲、内転(92b、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として真横に内側から回して上方へ向けて可動する範囲)で約30°の可動範囲と言われている。さらに、図9(c)に示されるように、外旋(93a、腕をいったん真下に垂らして前腕だけを垂直前方向へ起こし、そのままの状態で外側へ向けて旋回できる範囲)で95°の可動範囲、内旋(93b、腕をいったん真下に垂らして前腕だけを垂直前方向へ起こし、そのままの状態で内側へ向けて旋回できる範囲)で約40°の可動範囲と言われている。
また、図示はしないが、肩甲骨の動きには、拳上、下制、内転、外転、上方回旋、下方回旋といった動きがあり、それぞれの可動範囲は上述した肩の可動範囲よりも狭い。また、肩を回すという言葉があるが、人間の肩は人形の関節のようにぐるぐると回ることはなく、肩甲骨の果たす役割が大きい。たとえば、屈曲60°、外転30°までには肩甲骨は胸郭に固定されており、それ以上回動を続ける場合には、肩関節と肩甲骨が2対1の割合で動いていくと言われている。また、上記回旋運動等の切り返しがうまく行われている。
スポーツ選手は、このような可動制約のある肩甲骨や肩関節、それに腕を巧みにコントロールしてボールを投げたり打ったりといった動作を行っており(もちろん、腰の動きも重要である)、これらの一連の動作を円滑に行えることが、いわゆる投球速度やヘッドスピード(ボール初速)の向上につながっている。そのためにも、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘引する運動用具の開発が望まれる。
この点、肩や腕の動きを円滑にするよう作用する練習具としては、特許文献3に開示されているようないわゆるソフトヌンチャクがあった。しかし、こうしたソフト棍の類は、ボールを打つことを念頭に置いていないために、操作する手の向きや道具の面を意識させることがなく(つまり、ソフト棍の使用中に生じる道具の捻じれは問題とはされない)、テニスやゴルフ等の競技における技術を向上させるための道具として使用するためには、十分とは言えない。
さらに、特許文献3に開示された道具に限らず、従来の練習具は、いずれもボールを打つ面(テニスラケットのラケット面やゴルフクラブのフェース面など)を意識させる機能が十分とは言えなかった。たとえば、これまでにも素振り用ゴルフクラブの先端にヘッド形状様のパーツが取り付けられているものは存在していたが、グリップを握る手の位置や向きとの関係を明確に意識させる構造にはなっていなかった。
これらの観点から、ボールを打つ際の道具の打面(フェースの向き)とその道具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘引する運動用具の開発が期待されている。
そこで、本発明は、 両端部にウェイト部を有し、前記両端部のウェイト部間に帯状部を備えた運動用具であって、前記帯状部は、帯としての幅及び厚みを有し、さらに前記帯状部の軸回りのねじり回転に対する弾性復元力(ねじりモーメントに対する復元力)を可撓性とを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記帯状部における帯としての幅は、前記厚みの5倍以上であることを特徴とする。
本発明により、その道具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘引する運動用具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る運動用具の外観構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の寸法例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のバリエーションを説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のバリエーションに基づく構成及び使用例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の使用例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の他の使用例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の他の使用例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のさらなるバリエーションを説明する説明図である。 本発明の一実施形態に係る運動用具によって改善を図ろうとする肩や腕の動きを説明する説明図である。
本発明の一実施形態に係る運動用具およびその実施例について、図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態に係る運動用具の外観構成は、図1に示すとおりである。まず、図1を参照して本発明の一実施形態に係る運動用具の構成を説明する。
図1に示されるように、運動用具100は、ウェイト部101a、101bと帯状部102とからなる。ウェイト部101a、101bは、帯状部102の両端部に備わっており、帯状部102は、帯としての厚みと幅を有する。
ウェイト部101a、101bは、帯状部102と一体的に成型されてもよいし、あるいは、帯状部102に対して着脱可能に構成されてもよい。
また、図1に示されるように、帯状部102は、可捩性および可撓性を有している。可捩性とは、ねじることが可能である性質をいい、可撓性とは、たわめることが可能である性質をいう。
本発明の一実施形態において、帯状部102がどの程度ねじることができるかについては、特にその上限はないが、本発明にかかる運動用具としての性質上、運動用具100を垂直に垂らした状態で帯状部の軸回りに対して少なくとも90度以上のねじり回転を加えられることが望ましい。
加えて、本発明の一実施形態における帯状部102のねじり回転に対する弾性復元力(ねじりモーメントに対する復元力)の程度は、未だねじり癖がついていない運動用具100を垂直に垂らした状態で帯状部102の軸回りに90度のねじり回転を加えたときに、当該ねじりが自然状態に復元されるまでにかかる時間が1秒以内であることが望ましい。ここでの自然状態とは、帯状部102にねじり回転を加えたことによって一時的に生じた「ねじり癖」が完全に解消された状態までを含まない趣旨である。つまり、加えたねじりが一時的な「ねじり癖」を含んで概ね解消するまでに0.8秒かかり、その後、ねじり癖が解消するのに数秒かかったとしても、この弾性復元力の程度は、本発明にかかる運動用具における帯状部の特性を備えている。
また、本発明の一実施形態において、帯状部102がどの程度たわめることができるかについては、特にその上限はないが、本発明にかかる運動用具としての性質上、固定したウェイト部101a中心に、帯状部102を介して連結されているウェイト部102bを少なくとも1周以上旋回可能な程度、さらに望ましくは、2周程度あるいはそれ以上旋回可能であることが望ましい。
なお、本発明の一実施形態においては、帯状部102の可撓性に対する復元力(帯のたわみに対して復元しようとする力)は、必ずしも必要とはされない。
(運動用具100の形状・各部寸法等)
図2に、ねじり癖やたわみ癖がついていない運動用具100を自然な状態で引き伸ばした様子を示す。本発明はこれに限定されるものではないが、運動用具100の両端部のウェイト部100a、100bは、いずれも同様の偏心形状を有しており、互いに向きを違えている(偏心とは、構造物の質量の中心が剛性の中心から離れていることをいう。)。つまり、同図中において、ウェイト部100aの突出部分は上に向いており(これにより、ウェイト部100aの重心は、帯状部102の軸線上よりも上にある)、ウェイト部100bの突出部分は下に向いている(これにより、ウェイト部100bの重心は、帯状部102の軸線上よりも下にある)。
図2において、一実施形態における運動用具100の全長(ウェイト部101aの端部から帯状部102の中心軸上を通ってウェイト部101b端部までの長さ)は、60cm〜120cm程度であり、帯状部102の幅は2.5cm〜6cm程度、厚みは2mm〜12mm程度である。なお、この幅と厚みは、その材質にもよるが、ねじり回転に対する弾性復元力の源泉の1つとなっている。
また、本発明の一実施形態において、帯状部102の幅は、その厚みの5倍以上であることが望ましく、材質によって変動があるが、7〜12倍程度であるとより好適である。こうした帯状部の幅と厚みの関係は、ボールを打つ際の道具の打面(フェースの向き)とその道具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させるために必要な寸法上の構成である。
(運動用具100の材質等)
本発明の一実施形態において、運動用具100は、一体成型される場合には、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂、その他の可捩性及び可撓性を有する射出成形材料を広く採用することができる。
また、運動用具100が一体成型されない場合においても、帯状部102について、上述した素材のほかに、天然皮革、人工皮革(PU)、帆布生地、織物生地(組織)等の可捩性及び可撓性を有する素材を広く採用することができる。この場合、帯状部102を連結帯として、その両端に同一素材または他の素材でできたウェイト部101a、101bを連結固定する構成としてもよい。ウェイト部101a、101bには可捩性及び可撓性は必ずしも必要とされないが、安全性確保のため弾性または弾力性を備えた素材が採用されることが望ましい。
本発明の他の実施形態において、ウェイト部101a、101bは、帯状部102に対して着脱可能に構成されてもよい。この場合の着脱機構は、公知の着脱式の留め具やファスナー、ジッパー、面ファスナー等の機構を広く採用することができる。
本発明の一実施形態にかかる運動用具においては、帯状部及び/またはウェイト部が、物を壊さない、人に怪我を負わせないといった安全性を満たす適度な硬さの材料が採用される。この思想は、ウェイト部を帯状部から着脱可能に構成する場合の着脱機構についても適用されうる。
なお、帯状部102に合成樹脂、皮革、帆布生地、織物生地(組織)を採用した場合、両端部を固く結ぶなどしてウェイト部101a、101bを形成することもできる。
図3に、本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のバリエーションを示す。図3(a)に示された運動用具310は、ウェイト部311及び313の偏心率が運動用具100のウェイト部101a及び101bよりも高い点が、運動用具100と異なる。ここで、偏心率とは、偏心の度合いをいう。たとえば、重心と剛心が一致している場合には偏心率はゼロとなり、重心が剛心から大きく外れた位置にあるほど、偏心率は高くなる。
図3(a)の左側に示されたウェイト部313aは、ウェイト部313を底面側(図中左側)から見た図である。312aは、帯状部312の断面形状を示している。同図(a)に示されるとおり、ウェイト部313a(及び313)は、帯状部312a(及び312)から離れるほど大きく膨らむように形成されており、ウェイト部101aよりも高い偏心率を有している(ウェイト部311についても同様)。
図3(b)に示された運動用具320は、ウェイト部321及び323の偏心の向き(偏心の方向)が同じである点が、運動用具100と異なる。このようにウェイト部321及び323の偏心の向きを同じにした運動用具を用意することによって、後述する訓練方法のバリエーションが広がる。また、上述したようにウェイト部を着脱可能な構成にすることによって、図2に示した構成や図3(b)に示した構成に適宜切り替えることも可能である。
図3(c)に示された運動用具330は、ウェイト部331及び333の偏心が概ねゼロである点が、運動用具100と異なる。このようにウェイト部331及び333の偏心を概ねゼロになるように構成することによって、偏心したヘッドを備えるゴルフクラブとは異なり、軸に対する前後左右の偏心がほぼ無いといえるテニスラケットのスイングをイメージした訓練に好適な構成となる。
図4に、本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のバリエーションに基づく構成及び使用例を示す。図4(a)は、本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等の他のバリエーションに基づく構成例である。同図(a)において、運動用具410の帯状部412の領域A1及びA3は、領域A2とは異なる構成を有している。例えば、領域A1及びA3に手で握りやすいようなグリップ部が形成されたり、領域A1及びA3の厚みは領域A2の厚みよりも厚みを増すように構成されたりするなどである。また、他の実施形態において、領域A1及びA3の固さが、領域A2の固さよりもより固くなるように構成されてもよい(その分、握り易さが向上するであろう)。
図4(b)及び図4(c)は、本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のバリエーションに基づく使用例を示す。同図(b)では、使い手が肩より高く上げたその右手に握り持った運動用具の端部から他方の端部までを使い手の背面側に垂らし、その左手は運動用具の帯状部の表側から(使い手の前方から見た場合に表になっている面から)掴もうとしている。また、同図(c)では、使い手が肩より高く上げたその右手に持った運動用具の端部から他方の端部までを使い手の背面側に垂らし、その左手は、運動用具の帯状部の裏側から(使い手の前方から見た場合に裏になっている面から)掴もうとしている。このとき、同図(c)では、使い手はその上体をより右側へ捩っている。
ここで、図2及び図3(b)に示されるような、運動用具両端部のウェイト部の偏心の向きを同じにするか逆向きにするかのバリエーションは、図4(b)及び図4(c)に示される掴み方(握り方)の違いをそれぞれ活かす構成となる。たとえば、図4(b)及び図4(c)の動作が、運動用具をヌンチャクのように扱う動作の一部であるとすると、常に図4(b)または図4(c)のいずれかの掴み方(握り方)をする場合において、ウェイト部の偏心の向きが左右の手で掴み直すたびに変わることを防止することができる。
また、図示されるように、図4(c)に示される掴み方は、図4(b)に示される掴み方よりも上体のひねりを余計に要するため、その運動効果はより高いと言える。
図5に、本発明の一実施形態に係る運動用具の使用例を示す。図5(a)〜図5(f)は、使い手が肩より高く上げた右手に持った運動用具の端部から他方の端部までを使い手の背面側に垂らし、左手は運動用具の帯状部を掴んだ状態からはじまり、ヌンチャクを操作する要領で右手から運動用具を離すとともに、帯状部を掴んだ左手で誘導しながら誘導用具を下から上へ反り返すようにして左肩上から背面側へ回し込み、使い手が肩より高く上げた左手に持った運動用具の端部から他方の端部までを使い手の背面側に垂らし、その右手は運動用具の帯状部を掴んだ状態へ移行させていく様子を示している。
また、図5(g)〜図5(l)は、図5(a)〜図5(f)に示した動作の左右対称となる動作を示すものである。したがって、図5(a)〜図5(l)までを連続して行えば、使い手は、ヌンチャクを操作する要領で、運動用具を左右の手で持ち替えながら、両方の肩甲骨の動きに加え、両肩及び両腕の外旋動作や屈曲動作等の繰り返し運動ができることになる。
なお、図5(a)と図5(l)、図5(f)と図5(g)は、それぞれ同じ姿勢を示す図である(各図は動作の区切りとなる静止動作にもなることから、それぞれ別個に用意した)。また、図5における帯状部には、その表裏が分かるように片面に網掛け処理を施している。
図5(a)〜図5(l)までの一連の動作をみると、使い手は、運動用具を使ってそれぞれの肩を下から上向きに回し上げる動作を行っていることがわかる(このとき、肩甲骨の動きも貢献している)。また、腕との連携動作も巧みにおこなっており、肩甲骨、肩及び腕が連携した屈曲及び外旋等を含む複雑な動作となっている。
さらに、運動用具の動き(交互に入れ替わりながら使い手の周りを旋回するウェイト部の動き)を加速しようとすれば、上述した肩及び腕の巧みな連携動作に加えて、腰の誘導も重要であることがわかるであろう(実際に、図5(a)〜図5(f)にかけては腰が先導して右から左へ旋回し、左肩及び左腕を介して運動用具の先端のウェイト部の動きを加速させ、図5(g)〜図5(l)にかけては腰が先導して左から右へ旋回し、右肩及び右腕を介して運動用具の先端のウェイト部の動きを加速させている様子が確認できる)。
したがって、本発明の一実施形態にかかる運動用具を図5に示すような運動に使用すると、肩甲骨、肩及び腕が連携した屈曲及び外旋等を含む複雑な動作(及び腰の先導回転動作)から生み出されるウェイト部の加速のための要領を体感的に習得することができる。
また、発明者は、本発明の一実施形態にかかる運動用具による運動により、テニスやゴルフといった競技におけるスイング時のヘッドスピードを向上せしめる効果があることを見出している。
さらに、本発明の一実施形態にかかる運動用具による運動は、腕や肩の関節等の可動領域を広げて柔軟にせしめることからも、スポーツ選手のみならず、たとえば中年期から高年期にみられる肩などの痛み(いわゆる、四十肩や五十肩などと呼ばれるもの)を予防したり緩和したりする作用効果がある。
図6に、本発明の一実施形態に係る運動用具の他の使用例を示す。図6(a)〜図6(f)は、使い手が本発明の一実施形態に係る運動用具を用いてテニスのフォアハンド練習を行っている連続動作を示している。図6(a)においてテークバックを完了した使い手は、図6(b)〜図6(c)にかけて、右肩及び右腕の外転運動及び外旋運動等を行いながら、図6(f)へかけてやや屈曲を交えた内転及び内旋運動等を行っている様子がわかる。また、図示はされていないが、肩甲骨による内転や外転等も行われているであろう。
さらに、図6(a)〜図6(f)に示されるとおり、これら一連の動きは、腰が先導する右から左への回転運動によって一層加速される。したがって、使い手は、本発明の一実施形態にかかる運動用具による運動により、テニスのショット動作を通じたウェイト部の加速のための要領を体感的に習得することができる。
図7に、本発明の一実施形態に係る運動用具の他の使用例を示す。図7(a)〜図7(f)は、使い手が本発明の一実施形態に係る運動用具を用いてゴルフのスイング練習を行っている連続動作を示している。図7(a)においてテークバックを開始した使い手は、図7(b)〜図7(c)にかけて、スイングトップを形作るために特に右肩及び右腕を上方へ向けた屈曲運動と多少の外転等を行いながら、図7(e)のスイングインパクト後へ向けて右肩及び右腕を下方へ向けた屈曲運動を行うとともに内転等の運動を行っている様子がわかる(さらに、図7(f)以降のスイングフィニッシュへ向けては、再び右肩及び右腕の上方へ向けた屈曲運動等が行われる)。また、図示はされていないが、肩甲骨による上方回旋や下方回旋等も行われているであろう。以上は、右肩及び右腕に着目した関節等動作を説明したが、もちろん左肩及び左腕もこれらと協調した動作を行っている(説明は割愛する)。
さらに、図7(a)〜図7(f)に示されるとおり、これら一連の動きは、腰が先導する右から左への回転運動によって一層加速される。したがって、使い手は、本発明の一実施形態にかかる運動用具による運動により、ゴルフのスイング動作を通じたウェイト部の加速のための要領を体感的に習得することができる。
図8に、本発明の一実施形態に係る運動用具の形状等のさらなるバリエーションを示す。図8(a)〜図8(d)は、帯状部の中央付近の形状のバリエーションであり、図8(e)〜図8(g)は、ウェイト部の形状のバリエーションである。
図8(a)に示された帯状部801は、その中央部が段状に細くなるように構成されている。また、図8(b)に示された帯状部802は、その形状が中央部で最も細くなるように緩やかなカーブを描く曲線を有している。図8(c)に示された帯状部803は、その形状が中央部で最も太くなるように緩やかなカーブを描く曲線を有している。
図8(d)に示された帯状部804及び805は、ほぼ紐状の帯状部804の両端に帯状の帯状部805a及び805bが連結されている。この場合、帯状部(804及び805)全体としては帯の部分(805a及び805b)を有しているので、これまで説明した本発明の一実施形態にかかる運動用具の一部をなす。このとき、帯状部804の可捩性及び可撓性を適切な範囲になるような素材を選択し、また、ねじり回転に対する弾性復元力の程度を高めるなどして、単なる紐のように簡単に回転してしまったり、捩れがなかなか取れなかったりすることなく、本発明の一実施形態にかかる運動用具の一部をなすように構成することができる。図8(d)に示された帯状部804及び805は、その使い勝手の面から採用されることがありうる。
図8(e)に示されたウェイト部806は、一見すると帯状部との形状的相違がみられない。しかし、ウェイト部806には、厚みがあったり比重の重い素材が採用されたりするなどして、本発明の一実施形態にかかるウェイト部としての機能を発揮している。
図8(f)に示されたウェイト部807は、一見して帯状部との境目が明らかでないような滑らかなカーブを描く曲線を有している。しかし、ウェイト部807にはその形状から推察できるウェイトとしての体積ないし容積があり、また、必要に応じて厚みがあったり比重の重い素材が採用されたりするなどして、本発明の一実施形態にかかるウェイト部としての機能を発揮している。
図8(g)に示されたウェイト部808は、図示されるように、ほぼ円形形状をしている。ウェイト部808は、厚みのない円盤型ウェイトであってもよいし、ほぼ球形のウェイトであってもよい。
本発明の一実施形態にかかるウェイト部には、その趣旨を逸脱しない限り、図示しない様々な形状のものを採用することができる。
[組み合わせ]
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された構成要件については、これらの特徴が相互に排他的である組合せを除き、任意の組合せで組み合わせることができる。
[特徴の一例]
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された特徴の各々(例えば、通気溝が通気凹部に対して上下に貫通するように設けられるか、或いは斜めに貫通するように設けられるか等)は、明示的に否定されない限り、同一の目的、同等の目的、または類似する目的のために作用する代替の特徴に置換することができる。したがって、明示的に否定されない限り、開示された特徴の各々は、包括的な一連の同一又は均等となる特徴の一例にすぎない。
100、310、320、330、410 運動用具
101a、101b、311、313、321、323、331、333、411、413 ウェイト部
102、312、322、332、412 帯状部
たとえば、図9に人間の肩の動きを示す。図9(a)に示されるように、屈曲(91a、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として前方から上方へ向けて可動する範囲)で160°〜180°の可動範囲、伸展(91b、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として後方へ向けて可動する範囲)で40°〜50°の可動範囲と言われている。また、図9(b)に示されるように、外転(92a、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として真横に外側から回して上方へ向けて可動する範囲)で約160°の可動範囲、内転(92b、腕を真下に垂らした状態の腕の位置を0°として真横に内側から回して上方へ向けて可動する範囲)で約30°の可動範囲と言われている。さらに、図9(c)に示されるように、外旋(93a、腕をいったん真下に垂らして前腕だけを垂直前方向へ起こし、そのままの状態で外側へ向けて旋回できる範囲)で95°の可動範囲、内旋(93b、腕をいったん真下に垂らして前腕だけを垂直前方向へ起こし、そのままの状態で内側へ向けて旋回できる範囲)で約40°の可動範囲と言われている。
また、図示はしないが、肩甲骨の動きには、拳上、下制、内転、外転、上方回旋、下方回旋といった動きがあり、それぞれの可動範囲は上述した肩の可動範囲よりも狭い。また、肩を回すという言葉があるが、人間の肩は人形の関節のようにぐるぐると回ることはなく、肩甲骨の果たす役割が大きい。たとえば、屈曲60°、外転30°までは肩甲骨は胸郭に固定されており、それ以上回動を続ける場合には、肩関節と肩甲骨がおよそ2対1の割合で動いていくと言われている。また、上記回旋運動等の切り返しがうまく行われている。
スポーツ選手は、このような可動制約のある肩甲骨や肩関節、それに腕を巧みにコントロールしてボールを投げたり打ったりといった動作を行っており(もちろん、腰の動きも重要である)、これらの一連の動作を円滑に行えることが、いわゆる投球速度やヘッドスピード(ボール初速)の向上につながっている。そのためにも、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように使い手の運動機能を高める運動用具の開発が望まれる。
これらの観点から、ボールを打つ際の道具の打面(フェースの向き)とその道具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように使い手の運動機能を高める運動用具の開発が期待されている。
そこで、本発明は、両端部にウェイト部を有し、前記両端部のウェイト部間に帯状部を備えた運動用具であって、前記帯状部は、帯としての幅及び厚みを有し、さらに前記帯状部の軸回りのねじり回転に対する弾性復元力(ねじりモーメントに対する復元力)を可撓性とを有することを特徴とする。
本発明により、用具とその具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように使い手の運動機能を高める運動用具を提供することができる。
また、本発明の一実施形態において、帯状部102がどの程度たわめることができるかについては、特にその上限はないが、本発明にかかる運動用具としての性質上、固定したウェイト部101a中心に、帯状部102を介して連結されているウェイト部102bを少なくとも1周以上旋回可能な程度、さらに望ましくは、2周程度あるいはそれ以上旋回可能であることが望ましい。
なお、本発明の一実施形態においては、帯状部102の可撓性に対する復元力(帯のたわみに対して復元しようとする力)は、必ずしも必要とはされない。
(運動用具100の形状・各部寸法等)
図2に、ねじり癖やたわみ癖がついていない運動用具100を自然な状態で引き伸ばした様子を示す。本発明はこれに限定されるものではないが、運動用具100の両端部のウェイト部10a、10bは、いずれも同様の偏心形状を有しており、互いに向きを違えている(偏心とは、構造物の質量の中心が剛性の中心から離れていることをいう。)。つまり、同図中において、ウェイト部10aの突出部分は上に向いており(これにより、ウェイト部10aの重心は、帯状部102の軸線上よりも上にある)、ウェイト部10bの突出部分は下に向いている(これにより、ウェイト部10bの重心は、帯状部102の軸線上よりも下にある)。
図3(c)に示された運動用具330は、ウェイト部331及び333の偏心が概ねゼロである点が、運動用具100と異なる。このようにウェイト部331及び333の偏心を概ねゼロになるように構成することによって、偏心したヘッドを備えるゴルフクラブとは異なり、軸に対する前後の偏心及び左右の偏心がそれぞれほぼ無いといえるテニスラケットのスイングをイメージした訓練に好適な構成となる。
図8(d)に示された帯状部804及び805は、ほぼ紐状の帯状部804の両端に帯状の帯状部805a及び805bが連結されている。この場合、帯状部(804及び805)全体としては帯の部分(805a及び805b)を有しているので、これまで説明した本発明の一実施形態にかかる運動用具の一部をなす。このとき、帯状部804の可捩性及び可撓性が適切な範囲になるような素材を選択し、また、ねじり回転に対する弾性復元力の程度を高めるなどして、単なる紐のように簡単に回転してしまったり、捩れがなかなか取れなかったりすることなく、本発明の一実施形態にかかる運動用具の一部をなすように構成することができる。図8(d)に示された帯状部804及び805は、その使い勝手の面から採用されることがありうる。
図8(e)に示されたウェイト部806は、一見すると帯状部との形状的相違がみられない。しかし、ウェイト部806には、厚みがあったり比重の重い素材が採用されたりするなどして、本発明の一実施形態にかかるウェイト部としての機能を発揮している。
図8(f)に示されたウェイト部807は、一見して帯状部との境目が明らかでないような滑らかなカーブを描く曲線を有している。しかし、ウェイト部807にはその形状から推察できるウェイトとしての体積ないし容積があり、また、必要に応じて厚みがあったり比重の重い素材が採用されたりするなどして、本発明の一実施形態にかかるウェイト部としての機能を発揮している。
図8(g)に示されたウェイト部808は、図示されるように、ほぼ円形形状をしている。ウェイト部808は、帯状部と厚みがさして変わらない円盤型ウェイトであってもよいし、ほぼ球形のウェイトであってもよい。
スポーツ選手は、このような可動制約のある肩甲骨や肩関節、それに腕を巧みにコントロールしてボールを投げたり打ったりといった動作を行っており(もちろん、腰の動きも重要である)、これらの一連の動作を円滑に行えることが、いわゆる投球速度やヘッドスピード(ボール初速)の向上につながっている。そのためにも、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘起ないし惹起する運動用具の開発が望まれる。
これらの観点から、ボールを打つ際の道具の打面(フェースの向き)とその道具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘起ないし惹起する運動用具の開発が期待されている。
本発明により、用具とその具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘起ないし惹起する運動用具を提供することができる。
スポーツ選手は、このような可動制約のある肩甲骨や肩関節、それに腕を巧みにコントロールしてボールを投げたり打ったりといった動作を行っており(もちろん、腰の動きも重要である)、これらの一連の動作を円滑に行えることが、いわゆる投球速度やヘッドスピード(ボール初速)の向上につながっている。そのためにも、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘引する運動用具の開発が望まれる。
これらの観点から、ボールを打つ際の道具の打面(フェースの向き)とその道具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘引する運動用具の開発が期待されている。
本発明により、用具とその用具を操る手の向きとの関係を使い手に意識させながら、肩や腕を中心とした骨格及び筋肉を円滑に可動させるように誘引する運動用具を提供することができる。
図5に、本発明の一実施形態に係る運動用具の使用例を示す。図5(a)〜図5(f)は、使い手が肩より高く上げた右手に持った運動用具の端部から他方の端部までを使い手の背面側に垂らし、左手は運動用具の帯状部を掴んだ状態からはじまり、ヌンチャクを操作する要領で右手から運動用具を離すとともに、帯状部を掴んだ左手で誘導しながら運動用具を下から上へ反り返すようにして左肩上から背面側へ回し込み、使い手が肩より高く上げた左手に持った運動用具の端部から他方の端部までを使い手の背面側に垂らし、その右手は運動用具の帯状部を掴んだ状態へ移行させていく様子を示している。
また、図5(g)〜図5(l)は、図5(a)〜図5(f)に示した動作の左右対称となる動作を示すものである。したがって、図5(a)〜図5(l)までを連続して行えば、使い手は、ヌンチャクを操作する要領で、運動用具を左右の手で持ち替えながら、両方の肩甲骨の動きに加え、両肩及び両腕の外旋動作や屈曲動作等の繰り返し運動ができることになる。
なお、図5(a)と図5(l)、図5(f)と図5(g)は、それぞれ同じ姿勢を示す図である(各図は動作の区切りとなる静止動作にもなることから、それぞれ別個に用意した)。また、図5における帯状部には、その表裏が分かるように片面に網掛け処理を施している。

Claims (8)

  1. 両端部にウェイト部を有し、前記両端部のウェイト部間に帯状部を備えた運動用具であって、
    前記帯状部は、帯としての幅及び厚みを有し、さらに前記帯状部の軸回りのねじり回転に対する弾性復元力と可撓性とを有する
    ことを特徴とする運動用具。
  2. 前記帯状部における帯としての幅は、前記厚みの5倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の運動用具。
  3. 前記帯状部の厚みは、前記帯状部の位置により異なることを特徴とする請求項1または2に記載の運動用具。
  4. 前記帯状部の幅は、前記帯状部の位置により異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動用具。
  5. 前記帯状部のねじり回転に対する弾性復元力の程度は、前記運動用具を垂直に垂らした状態で前記帯状部の軸回りに90度のねじり回転を加えたときに、当該ねじりが自然状態に復元されるまでにかかる時間が1秒以内である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の運動用具。
  6. 前記帯状部における可撓性の程度は、前記ウェイト部のうちの一方のウェイト部を中心に前記帯状部を介した他方のウェイト部を少なくとも1周以上旋回可能な程度であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の運動用具。
  7. 前記両端部のウェイト部は、互いに異なる方向または同じ方向に偏心する形状を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の運動用具。
  8. 前記両端のウェイト部は、前記帯状部に対して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の運動用具。
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