JP2021072208A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2021072208A
JP2021072208A JP2019198102A JP2019198102A JP2021072208A JP 2021072208 A JP2021072208 A JP 2021072208A JP 2019198102 A JP2019198102 A JP 2019198102A JP 2019198102 A JP2019198102 A JP 2019198102A JP 2021072208 A JP2021072208 A JP 2021072208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
lamp
accommodating
base
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019198102A
Other languages
English (en)
Inventor
直哉 本木
Naoya Motoki
直哉 本木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Endo Lighting Corp
Original Assignee
Endo Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Endo Lighting Corp filed Critical Endo Lighting Corp
Priority to JP2019198102A priority Critical patent/JP2021072208A/ja
Publication of JP2021072208A publication Critical patent/JP2021072208A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】口金が傾いて設けられたランプを装着可能であり、従来よりも小型化可能な照明器具を提供する。【解決手段】照明器具1は、口金32を備えたランプ部3と、口金32が嵌め込まれるソケット部41を備える器具本体部4と、ランプ部3を収容するよう器具本体部4に取り付けられる筒状のフード部2とを備えるソケット部41は、器具本体部4内に固定せず配されている。【選択図】図4

Description

本発明は、スポットライト等の照明器具に関する。
特許文献1には、照明器具の一例として、円筒状の本体内部に、口金を備えるランプと、ランプの口金が差し込まれるソケット部とを備えたスポットライトが開示されている。ソケット部は、本体にネジ止めなどにより固定されている。本体の円筒の径は、ランプの口金がソケット部に差し込まれた状態で円筒内に収まるよう定められている。
特開2009−259611号公報
ところで、ランプに備わる口金は、製造上のばらつきなどによって、長手方向中心軸に対し、若干傾いて取り付けられることがあり得る。このため、本体の円筒の径は、傾いた口金を備えたランプがソケットに装着された場合であっても、ランプが本体の円筒内部に収まるように余裕を持たせている。このような円筒の径の余裕分が、照明器具の小型化の妨げになっている。
そこで本発明は、口金が傾いて設けられたランプを装着可能であり、従来よりも小型化できる照明器具を提供する。
本発明に係る照明器具は、口金を備えたランプと、前記口金が嵌め込まれるソケットを備える器具本体部と、前記ランプを収容するよう前記器具本体部に取り付けられる筒状の前側筒状部とを備え、前記ソケットは、前記器具本体部内に固定せず配されている。
本発明によれば、口金が傾いて設けられたランプが装着されても前記ソケットの位置が少し動くことができるため、前記前側筒状部の内径を予めランプの外径よりも大きくしておく必要はなく、従来よりも小型化可能な照明器具を提供できる。
(a)本発明の一実施形態に係る照明器具の外観を示す斜視図、(b)照明器具の構成概略を示す図 照明器具の蓋部を取り外した状態を示す背面図 (a)照明器具が備えるソケットを前からみた図、(b)同ソケットを左からみた側面図、(c)同ソケットの断面模式図、(d)同ソケットを後側からみた図 (a)口金がまっすぐ取り付けられたランプがソケットに装着された場合について、照明器具の一部の内部構造を模式的に示す図、(b)口金が傾いて取り付けられたランプがソケットに装着された場合について、照明器具の一部の内部構造を模式的に示す図 ソケットが動かないよう固定され、口金が傾いて取り付けられたランプがソケットに装着された場合の照明器具について模式的に示す図 (a)本発明の第2の実施形態に係る、ソケット部を上下方向の回転軸を用いて収容部内に配した照明器具について、蓋部を外し、後ろからみた場合の内部構造を模式的に示す図、(b)図6(a)における、ソケット部の動きを説明するための図、(c)図6(a)における、ソケット部の動きを説明するための図(左からみた図)、(d)本発明の第2の実施形態に係る、ソケット部を左右方向の回転軸を用いて収容部内に配した照明器具について、蓋部を外し、後ろからみた場合の内部構造を模式的に示す図、(e)図6(d)における、ソケット部の動きを説明するための図、(f)図6(d)における、ソケット部の動きを説明するための図(左からみた図) (a)本発明の第4の実施形態に係る、収容部内にワイヤでソケット部を吊り下げた照明器具について、蓋部を外し、後ろからみた場合の内部構造を模式的に示す図(b)同、収容部内に、弾性を有する部材でソケット部を支持する照明器具について、蓋部を外し、後ろからみた場合の内部構造を模式的に示す図 本発明の第4の実施形態に係る、収容部に軟体物を配した照明器具の内部構造を模式的に示す図
<1.第1の実施形態>
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具1について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
<1.1.構成>
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る照明器具1の外観を示す斜視図である。図1(b)は、照明器具1の構成概略を示す図である。図2は、照明器具1の蓋部42を取り外した状態を後側からみた図である。図4(a)は、口金部32がまっすぐ取り付けられたランプ部3がソケット部41に装着された場合について、照明器具の一部の内部構造を模式的に示す図である。図4(b)は、口金部が傾いて取り付けられたランプ3がソケット41に装着された場合について、照明器具1の一部の内部構造を模式的に示す図である。
以下の説明では、便宜上、図4(a)及び図4(b)に示すように、蓋部42からみてカバー部21の方向を「前」、カバー部21からみて蓋部42の方向を「後」、基台部45からみて灯体部43の方向を「上」、灯体部43からみて基台部45の方向を「下」という。また、図2に示すように、照明器具1を前側からみて右の方向を「右」、照明器具1を前側からみて左の方向を「左」として説明する。なお、図2における「左」及び「右」についての図示は、照明器具1を後側からみた場合について示したものである。
照明器具1は、スポットライトであり、図1(a)及び図1(b)に示すように、フード部2、ランプ部3、及び器具本体部4を備える。
<フード部2>
フード部2は、筒状の部材である前側筒状部の一例としての、照明領域周辺部の光をカットするための部材であり、図1(a)、図1(b)及び図4(a)に示すように、筒状のフード本体部22の一方の開口部分に、透明な板状のカバー部21が嵌め込まれて構成される。カバー部21は、光を透過する透明な板状のカバーであり、一例として強化ガラスで構成される。フード本体部22は、放熱性の高いアルミニウム等の材料を用いて押出成形やダイキャスト等で成形される。
<ランプ部3>
ランプ部3は、光源の一例としてLED(Light Emitting Diode)を備えたJDRタイプのランプであり、図1(b)及び図4(a)に示すように、ランプ本体部31及び口金部32を備える。
ランプ本体部31は、光源としてのLED(図示せず)を内部に備える。LEDとしては、COB(Chip On Board)型のものを用いるが、これに限らず、例えばSMD(Surface mount Device)型のLEDを用いることとしてもよい。ランプ本体部31は、レンズ部31a、ヒートシンク部31b及びベース部31cを備える。
レンズ部31aは、LEDが発する光を所望の配光になるよう光学制御する部材であり、一例としてポリカーボネートで構成される。ヒートシンク部31bは、筒状の部材であり、LEDが発する熱を放散する機能を有する。ヒートシンク部31bは、一例としてアルミダイキャストで構成されるが、これに限らず、マグネシウム合金など他の素材で構成してもよいし、削りだしなど他の製法により構成してもよい。
ベース部31cは、ランプ部3の外観の一部を構成する筒状の部材であり、ベース部31cは、同一径の中央部分の一端からヒートシンク部31bが接合される一方の開口に向けて拡径し、中央部分の他端から口金部32が接合される他方の開口に向けて縮径する。ベース部31cは、一例としてポリブチレンテレフタレートで構成されるが、これに限らず、ポリフェニレンエーテルなど他の素材で構成してもよい。
口金部32は、ベース部31cに固定される円筒状のE11口金であり、器具本体部4のソケット部41(図3(a)〜図3(d)参照)が備える挿入孔部CA1(図3(c)参照)にねじ込み嵌め込まれて固定される。口金部32は、正極側の接点部32a及び負極側の胴体部32bを備える。口金部32が、ソケット部41にねじ込み嵌めこまれて固定された場合、接点部32aが、ソケット部41の正極端子部414に電気的に接続し、胴体部32bが、ソケット部41の負極端子部413に電気的に接続する。なお、口金部32はE11に限らず、E17、E26など他の種類の口金であってもよい。
<器具本体部4>
器具本体部4は、照明器具1の外観の一部を構成する部材であり、図1(b)、図2、及び図4(a)に示すように、ソケット部41、蓋部42、灯体部43及び基台部45を備える。
<ソケット部41>
図3(a)は、ソケット部41の正面図、図3(b)は、ソケット部41の左側面図、図3(c)は、ソケット部41の断面模式図、図3(d)は、ソケット部41の背面図である。
ソケット部41は、一例として、ねじ込み型のランプソケットであり、灯体部43の筒状筐体の内側である収容部HO1(図4(a)参照)に、ねじ止め等して動かないように固定するのではなく、固定せず、若干、位置が動くことができるよう配される。
ソケット部41は、図3(a)〜図3(d)に示すように、蓋部410、ソケット本体部411、補強板部412、負極端子部413、正極端子部414、配線部416及び配線部417を備える。
蓋部410は、磁器などによって平板状に形成され、前面である面410aから後面である面410bまで貫通する開口OP1が設けられた部材である。
ソケット本体部411は、磁器などによって有底筒状に形成され、筒内の空間である挿入孔部CA1内に、負極端子部413及び正極端子部414並びに配線部416及び配線部417の一部を収容する。挿入孔部CA1の径は、開口OP1の径よりも大きい。
負極端子部413は、径が開口OP1の径よりも大きいリング状の導電部材であり、ソケット部41外に出てしまうのを、蓋部410の面410bにより妨げられる。負極端子部413は、ランプ部3がソケット部41に嵌め込まれた場合に、ランプ部3の胴体部32bと累合して電気的に接続する。また、負極端子部413には、配線部417が接続されている。配線部417は、図示しない電源装置からの負極側の配線に接続される。
正極端子部414は、弾性部分を有する電極部材であり、挿入孔部CA1の奥側に固定されている。正極端子部414は、ランプ部3がソケット部41に嵌め込まれた場合に、ランプ部3の接点部32aと接触して電気的に接続する。また、正極端子部414には、配線部416が接続されている。配線部416は、図示しない電源装置の正極側の電線に接続される。
ここで、配線部416及び配線部417は、所定の硬度を有しており、ランプ部3の口金部32がソケット部41に嵌め込まれていない状態においては、配線部416及び配線部417がソケット部41を支持して、ソケット部41の収容部HO1内での位置が定まっていてもよい。
補強板部412は、金属板であり、磁器である蓋部410とソケット本体部411とをボルトネジSC1及びボルトネジSC2で固定する際のナット及び補強板として機能する。また、補強板部412は、ランプ部3から発生してソケット本体部411に伝わる熱を放散するためのヒートシンクとしても機能する。
<灯体部43>
灯体部43は、図1(b)、図4(a)及び図4(b)に示すように、基台部45に対し回動可能に固定される主に筒状の部材であり、内部空間である収容部HO1にソケット部41を収容する。
灯体部43は、主筒部431、小筒部432、仕切壁433、リブ部434、規定部435、規定部436及び抑え爪部437を備える。
筒状の主筒部431は、主筒部431よりも径の小さい小筒部432に連続し、主筒部431と小筒部432の間に仕切壁433が位置する。仕切壁433には、小筒部432の内径よりも径が小さい開口OP1が設けられている。
主筒部431における小筒部432と反対の側の開口OP2には、蓋部42が嵌め込まれる。小筒部432には、フード部2が、小筒部432の外側に接するよう嵌め込まれる。フード部2と小筒部432との間には、両者の隙間を塞ぐパッキンが配されていてもよい。
規定部435及び規定部436は、主筒部431の内面から、左右方向、主筒部431の内側へ突出する部分であり、それぞれ、平坦な壁部435a及び壁部436a、並びに壁部435a及び壁部436aよりも少し突出しソケット部41を下側から支持する支持部435b及び支持部436bを備える。
抑え爪部437は、規定部435の後面に、ネジを中心に回動可能にネジ固定されている。抑え爪部437の先端の爪部分437aは、この回動により、壁部435aよりも中心軸側へ(右側へ)突出する状態(図2の実線で示す抑え爪部437)と、爪部分437aが下を向く(例えば図2の破線で示す抑え爪部437)などして壁部435aよりも中心軸側へ突出しない状態とを相互に遷移する。
<基台部45>
基台部45は、照明器具1を取り付ける取付対象にネジ止めなどにより固定される土台部分である。基台部45は、内部に、配線部416及び配線部417を通すための空洞部分を有する。
<1.2.ソケット部41の灯体部43への配置>
<1.2.1.ソケット部41の灯体部43内収容部HO1での動きの規制>
前述の通り、ソケット部41は、灯体部43の内部空間である収容部HO1に、位置が少し動くことができるよう配されている。
図4(a)は、口金部32がまっすぐに取り付けられたランプ部3がソケット部41に装着された場合について、照明器具1の一部の内部構造を模式的に示す図である。
ソケット部41は、前方向については、図3(b)及び図4(a)に示すように、面410aが仕切壁433に接することで、それ以上前に移動できないように動きが規制される。後方向については、ソケット部41は、図2及び図4(a)に示すように、面412aが抑え爪部437に接することで、それ以上後ろ側に移動できないように動きが規制される。前後方向について、仕切壁433と抑え爪部437の前面との間の距離は、ソケット部41の長手方向の全長よりも少し(一例として1〜3mm程度)長くなっている。
上方向については、ソケット部41は、灯体部43のリブ部434が、面411bに接することで、それ以上、上側に移動できないように動きが規制される。下方向については、ソケット部41は、支持部435b又は支持部436bが、面411cに接することで、それ以上下側に移動できないように動きが規制される。すなわち、リブ部434の下面と、支持部435b、支持部436bの上面との間の距離は、ソケット部41の上下方向の全長よりも若干(一例として1〜3mm程度)長い。
ここで、リブ部434は、仕切壁433から、ソケット部41の長手方向に5mm程度の長さだけ突出しているのみであり、ソケット部41の面411bの全長に渡って位置を規制しているわけではない。また、抑え爪部437は、比較的小さい部品である。このため、ソケット部41は、面412aの上端側又は下端側が、抑え爪部437の前面よりも若干後ろに位置する程度までソケット部41は動くことができる。すなわちソケット部41は、上下方向に多少の移動、回動が可能である。
また、ソケット部41は、左方向については、灯体部43の規定部435が、面411eに接することで、それ以上左側に移動できないように動きが規制される。右方向については、ソケット部41は、灯体部43の規定部436が、面411dに接することで、それ以上右側に移動できないように動きが規制される。ここで、規定部435と規定部436との距離は、ソケット部41の左右方向の全長よりも若干(一例として1〜3mm程度)長くなっており、ソケット部41は、左右方向についても、多少の移動、回動が可能である。
以上のように、ソケット部41は、灯体部43の内部において、上下左右前後方向のいずれにも多少動くことができるような空間的余裕をもって配置されている。
<1.2.2.ランプ本体部31の中心軸と、口金部32の中心軸が一致する場合のソケット41の配置>
以下、ランプ本体部31の中心軸と、口金部32の中心軸が一致するよう取り付けられる場合の、ソケット41の配置について説明する。
フード部2が器具本体部4(より詳細には灯体部43の小筒部432)に嵌め込まれていない場合において、ランプ部3の口金部32がソケット部41にねじ込まれると、ソケット部41の面410aが仕切壁433の後面に接するようソケット部41が前に引き寄せられる。
ここで、フード本体部22の内径ID1と、ランプ部3の外径OD1とは略等しい。なお厳密には、フード本体部22の内径、ランプ部3の外径についての製造上の誤差が吸収できる程度に、内径ID1が外径OD1よりも大きい。
ここで、フード部2が、器具本体部4に嵌め込まれると、図4(a)に示すように、ランプ本体部31の長手方向中心軸と口金部32の長手方向中心軸とが一致した状態で、ランプ部3が、フード部2及び器具本体部4内に格納される。
<1.2.3.ランプ本体部31の中心軸と、口金部32の中心軸が一致しない場合のソケット41の配置>
ランプ本体部31の中心軸と、口金部32の中心軸が一致しない場合の、ソケット41の配置について説明する。ここで、図4(b)に示すように、ランプ本体部31の中心軸と、口金部32の中心軸とが、角度θだけ傾いているものとする。
この場合に、ランプ部3の口金部32がソケット部41にねじ込まれると、ソケット部41の面410aは、仕切壁433の後面に対し角度θだけ下に回動した状態になり、ソケット部41は、ランプ本体部31内に収まる。
<1.2.4.ソケット41が動かないよう固定されている場合(従来)との対比>
一方で、仮に、ソケット部41が、ランプ本体部31内で回動不可の状態、より具体的には、ソケット部41の面410aが仕切壁433の後面に密着するよう固定されている場合、ソケット部41に対し、ランプ部3が角度θだけ下に傾くことになる。
図5は、ソケット部41が動かないよう固定され、口金部32が傾いて取り付けられたランプ部3がソケット部41に装着された場合の照明器具1について模式的に示す図である。
この場合、図5に示すように、ランプ部3がフード部2内に収まらない状態となる。これを避けるには、ランプ部3が角度θだけ上下左右に傾くことを見越し、フード部2の内径を予めID1よりも大きくしておかざるを得ない。
本発明の一実施形態に係る照明器具1では、ソケット部41が、器具本体部4の内部空間である収容部HO1内に、位置が少し動くことができるよう配されているため、フード部2の内径を予めID1よりも大きくしておく必要はなく、フード本体部22の内径ID1と、ランプ部3の外径OD1とを略等しくできる。このため、照明器具1を従来よりも小型化できる。
<2.第2の実施形態>
第1の実施形態では、ソケット部41について、収容部HO1内で、動きを規制する部分(仕切壁433、抑え爪部437、リブ部434、規定部435、規定部436など)の少なくとも1つとの間に若干の空間的余裕を持たせることで、ソケット部41が収容部HO1内で少し位置が動くことができるよう固定せずに配されていた。
しかしながら、ソケット部41を収容部H01内で固定せずに配する構造、機構はこれに限るものではない。例えば、図6(a)〜図6(c)に示すように、ソケット41に円柱状の回転軸521及び522が上下方向に固定され、灯体部43の主筒部431の内壁に凹部511及び凹部512が設けられ、回転軸521の一端が凹部511内に移動可能に配され、回転軸522の一端が凹部512内に移動可能に配されることとしてもよい。
回転軸521及び回転軸522は、一例として図6(b)及び図6(c)に矢印AR12、AR23として模式的に示すように、それぞれ凹部511及び凹部512内で左右方向に回転可能である。すなわち、ソケット部41は、収容部HO1内で左右方向に回転可能に配されている。
また、回転軸521及び回転軸522は、一例として図6(b)に矢印AR12として示すように左右方向に、図6(c)に矢印AR22として示すように前後方向に、図6(a)及び図6(b)に矢印AR11、矢印AR21として示すように若干回転方向に、移動可能である。すなわち、ソケット部41は、収容部HO1内で移動可能に配されている。
<3.第3の実施形態>
第2の実施形態では、回転軸521及び回転軸522は、上下方向に設けられていたが、図6(d)〜(f)に示すように、回転軸521及び回転軸522に代えて、回転軸561及び回転軸562を左右方向に設けることで、ソケット部41が収容部HO1内で少し位置が動くことができるよう固定せずに配されていてもよい。
本実施形態では、図6(d)〜図6(f)に示すように、ソケット41において円柱状の回転軸561及び562が左右方向に固定され、灯体部43の主筒部431の内壁には、左右に凹部551及び凹部552が設けられ、回転軸561の一端が凹部551内に移動可能に配され、回転軸562の一端が凹部552内に移動可能に配されることとしてもよい。
回転軸561及び回転軸562は、一例として図6(f)に矢印AR53として模式的に示すように、それぞれ凹部551及び凹部552内で回転可能である。すなわち、ソケット部41は、収容部HO1内で前後方向に回転可能に配されている。
また、回転軸521及び回転軸522は、一例として図6(b)に矢印AR12として示すように左右方向に、図6(c)に矢印AR22として示すように前後方向に、図6(a)及び図6(b)に矢印AR11、矢印AR21として示すように若干回転方向に、移動可能である。すなわち、ソケット部41は、収容部HO1内で移動可能に配されている。
<4.第4の実施形態>
第3の実施形態では、ソケット部41に、回転軸561及び回転軸562を左右方向に設けていたが、これに限らず、他の機構により、ソケット部41が収容部HO1内で少し位置が動くことができるよう固定せずに配されていてもよい。
例えば、図7(a)に示すように、収容部HO1内で、ソケット部41がワイヤWR11等の可撓性を有する部材により吊下げられていてもよい。
また、図7(b)に示すように、収容部HO1内で、ソケット部41がバネSP11等の弾性を有する部材により支持されていてもよい。
また、図8に示すように、収容部HO1内にゲルなどの軟体物PU11を配し、ソケット部41が軟体物PU11により支持されていてもよい。
これらにより、ソケット部41が収容部HO1内で少し位置が動くことができるよう固定せずに配される。
<5.補足>
以下、更に本発明の一実施形態としての照明器具の構成及びその変形例と効果について説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る照明器具は、口金を備えたランプと、前記口金が嵌め込まれるソケットを備える器具本体部と、前記ランプを収容するよう前記器具本体部に取り付けられる筒状の前側筒状部とを備え、前記ソケットは、前記器具本体部内に固定せず配されている。
この構成により、口金が傾いて設けられたランプが装着されても前記ソケットの位置が少し動くことができるため、前記前側筒状部の内径を予めランプの外径よりも大きくしておく必要はなく、従来よりも小型化可能な照明器具を提供できる。
(2)前記器具本体部は、筒部分を有し、前記筒部分の内部に前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、前記収容部は、前記筒部分の内方へ突出する規定部により、前記ソケットの移動が規制されることとしてもよい。
この構成により、前記ソケットについて器具本体部の内部での動きを所望の範囲に制限することができる。
(3)前記器具本体部は、筒部分を有し、前記筒部分の内部に前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、前記筒部分はリブを有し、前記収容部において、前記ソケットは、前記リブにより移動が規制されることとしてもよい。
この構成により、前記ソケットについて前記器具本体部の内部での動きを所望の範囲に制限することができる。
(4)前記器具本体部は、前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、前記ソケットには、電力供給線が接続されており、前記口金が前記ソケットに嵌め込まれていない状態において、前記ソケットは前記収容部内で前記電力供給線により支持されることで位置が定まっていることとしてもよい。
この構成により、前記ソケットを、前記器具本体部の内部での所望の位置に配することができる。
(5)前記器具本体部は、前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、前記収容部は、回動可能な抑え爪を有し、回動により、前記ソケットの移動を規制する状態と規制しない状態とを相互に遷移することとしてもよい。
この構成により、前記ソケットについて、前記器具本体部の内部での動きを所望の範囲に制限することができる。
(6)前記前側筒状部は、内径が前記ランプの外径と実質的に同一であることとしてもよい。
この構成により、前記ランプの外径に応じ小型化された照明器具を提供できる。
<6.変形例>
以上、本発明に係る照明器具の実施形態について説明したが、例示した照明器具を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの照明器具に限られないことは勿論である。
(1)上述の実施形態では、照明器具1は、スポットライトとして説明したが、これに限らず、本発明は、ダウンライトなど他の照明器具で実現していてもよい。
(2)各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上述の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
(3)上述の実施形態及び各変形例を、部分的に組み合わせてもよい。
(4)上述の実施形態及び各変形例の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。更に、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 照明器具
2 フード部
3 ランプ部
4 器具本体部
21 カバー部
22 フード本体部
31 ランプ本体部
31a レンズ部
31b ヒートシンク部
31c ベース部
32 口金部
32a 接点部
32b 胴体部
41 ソケット部
42,410 蓋部
43 灯体部
45 基台部
410a、410b、411b、411c、411d、411e、412a、 面
411 ソケット本体部
412 補強板部
413 負極端子部
414 正極端子部
416、417 配線部
431 主筒部
432 小筒部
433 仕切壁
434 リブ部
435、436 規定部
435a、436a 壁部
435b、436b 支持部
437 抑え爪部
437a 爪部分
CA1 挿入孔部
HO1 収容部
ID1 内径
OD1 外径
OP1、OP2 開口
SC1、SC2 ボルトネジ

Claims (6)

  1. 口金を備えたランプと、
    前記口金が嵌め込まれるソケットを備える器具本体部と、
    前記ランプを収容するよう前記器具本体部に取り付けられる筒状の前側筒状部とを備え、
    前記ソケットは、前記器具本体部内に固定せず配されている
    照明器具。
  2. 前記器具本体部は、筒部分を有し、前記筒部分の内部に前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、
    前記収容部は、前記筒部分の内方へ突出する規定部により、前記ソケットの移動が規制される
    請求項1記載の照明器具。
  3. 前記器具本体部は、筒部分を有し、前記筒部分の内部に前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、
    前記筒部分はリブを有し、
    前記収容部において、前記ソケットは、前記リブにより移動が規制される
    請求項1記載の照明器具。
  4. 前記器具本体部は、前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、
    前記ソケットには、電力供給線が接続されており、
    前記口金が前記ソケットに嵌め込まれていない状態において、前記ソケットは前記収容部内で前記電力供給線により支持されることで位置が定まっている
    請求項1記載の照明器具。
  5. 前記器具本体部は、前記ソケットを収容する空間である収容部を有し、
    前記収容部は、回動可能な抑え爪を有し、回動により、前記ソケットの移動を規制する状態と規制しない状態とを相互に遷移する
    請求項1記載の照明器具。
  6. 前記前側筒状部は、内径が前記ランプの外径と実質的に同一である
    請求項1記載の照明器具。

JP2019198102A 2019-10-31 2019-10-31 照明器具 Pending JP2021072208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019198102A JP2021072208A (ja) 2019-10-31 2019-10-31 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019198102A JP2021072208A (ja) 2019-10-31 2019-10-31 照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021072208A true JP2021072208A (ja) 2021-05-06

Family

ID=75713361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019198102A Pending JP2021072208A (ja) 2019-10-31 2019-10-31 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021072208A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8632228B2 (en) Vehicle headlamp
US7712909B2 (en) Rotating lamp
JP4775267B2 (ja) 照明装置
JP2008117558A (ja) 照明用反射体および光源装置
JP2013041670A (ja) 直管形ランプおよび照明器具
JP2021072208A (ja) 照明器具
EP1666305A1 (en) Rotating lamp
JP2010108859A (ja) グレアレス形照明器具
JP6692407B2 (ja) 照明器具
JP5999557B2 (ja) 照明器具
JP6624546B2 (ja) 照明器具
JP5983103B2 (ja) ランプ及び照明器具
JP2015135776A (ja) スポットライト
JP6742384B2 (ja) 照明器具
JP6456068B2 (ja) 照明器具
JP6717878B2 (ja) 照明器具
WO2009133199A2 (en) A light
KR20180030743A (ko) 램프장치 및 조명장치
JP7340822B2 (ja) 照明器具
JP7182942B2 (ja) 照明器具
JP2018055831A (ja) 照明装置
JP7145681B2 (ja) 照明器具
JP2018018618A (ja) 照明装置
JP6536811B2 (ja) 照明装置
JP2021182506A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20191114