JP2021071296A - 無線タグ位置検出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】検出エリア内における無線タグの位置を自動的に取得できるようにする。【解決手段】検証装置1は、無線タグ21が発信する信号を読み取り、信号に含まれる固有識別情報に基づき無線タグ21の認証を行う認証処理部111を有する読取装置11を接続し、測域センサ12による測定データを解析することによって無線タグ21の認証エリア内にいる作業者2を検出する検出部132と、認証エリアを複数のセルに分割した場合、作業者2の位置に対応するセルの位置を特定するセル位置特定部133と、を有する。表示装置22は、認証エリア内を移動する作業者2に携行され、作業者2のいるセルの位置を表示する表示部221を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線タグ位置検出システム、特に読取装置における無線タグの検出エリア内に所在する無線タグの位置の検出に関する。
例えば、入退室管理システムでは、施設及び施設内の各部屋の出入口にカードリーダを設置し、個人識別情報が記録されたICカードを携行する施設利用者がカードリーダにICカードを読み取らせる。あるいは、施設利用者が扉に近付くと、カードリーダがICカードを検出する。
このようにして、施設利用者の入退室が管理されるが、入退室を正確に管理するためには、カードリーダが所定エリア内にユーザが進入したときにICカードを検出できなければならない。そのためには、カードリーダの取付時にICカードを確実に検出できるかどうかの検証テストを行う。
例えば、従来では、倉庫の入口に取り付ける質問器(上記「カードリーダ」に対応)が、ユーザが所持する応答器(上記「ICカードリーダ」に対応)を認証できるようにする無線認証システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
すなわち、特許文献1では、質問器が起動信号を同報送信することで応答器を検出する認証エリアを形成する。認証エリア内に進入し、起動信号を受信した応答器は、自器の固有IDを含む応答信号を質問器に返信する。応答信号を受信した質問器は、次に送信する起動信号に自器の固有IDを含めて送信する。次の起動信号を受信した応答器は、質問器の固有IDを表示装置に表示する。このようにして、特許文献1では、形成した認証エリア内で質問器が応答器を検出できることを検証することができる。
特開2008−177775号公報 特開2009−85927号公報 特開2013−58167号公報 特開2007−300470号公報
例えば、無線タグから読取装置に信号を発信する際にUHF帯等の短波を使用する場合、読取装置は、無線タグの検出エリア内に無線タグが存在しても、反射波等の影響により無線タグが発信した信号を正常に受信できない可能性が生じてくる。従って、前述した入退室管理システム等のように無線タグ(上記「ICカードリーダ」に対応)と読取装置(上記「カードリーダ」に対応)とを使用するシステムを施設に設置する際に、検出エリア内のどの位置で、読取装置が無線タグからの信号を正常に受信できるかどうかを事前に検証しておく必要がある。
本発明は、検出エリア内における無線タグの位置を自動的に取得できるようにすることを目的とする。
本発明に係る無線タグ位置検出システムは、無線タグの読取装置と、前記読取装置における前記無線タグの検出エリア内を移動可能な移動体であって前記無線タグを備える移動体との位置関係を測定する測域センサ手段と、前記測域センサ手段による測定データを解析することによって前記検出エリア内における前記移動体の位置を検出する検出手段と、前記検出エリアを2次元平面上において複数のセルに分割した場合、前記検出手段により検出された前記移動体の位置に対応するセルを特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたセルを前記無線タグの検出位置として表示する表示装置と、を有するものである。
また、前記検出手段は、前記測定データが、連続する複数の測距点を含む点群の場合、各測距点と当該測距点の直前の測距点との距離の差を参照して前記移動体の位置を検出するものである。
また、前記特定手段は、前記検出手段が複数の物体を前記移動体の候補として検出した場合、前記複数の物体それぞれに対応するセルを前記表示装置に表示させることによって、前記移動体の位置に対応するセルをユーザに選択させるものである。
また、前記測域センサ手段は、前記読取装置と一体に形成されるものである。
また、前記測域センサ手段は、前記移動体と共に移動するものである。
また、前記表示装置は、前記移動体であるユーザによって携行され、前記測域センサ手段を接続し、前記検出手段及び前記特定手段を有するものである。
また、前記読取装置は、送信した問合せ信号に応じて前記無線タグから返信されてきた応答信号を受信し、その応答信号に含まれている当該無線タグの固有識別情報に基づき当該無線タグの認証を行う認証手段を有するものである。
また、前記セルの大きさは、前記移動体の大きさに応じて設定されるものである。
本発明によれば、検出エリア内における無線タグの位置を自動的に取得することができる。
実施の形態1における無線タグ位置検出システムを示すブロック構成図である。 実施の形態1における無線タグ位置検出システムの利用形態を示す概念図である。 実施の形態1における読取装置の設置位置の検証処理を示すフローチャートである。 実施の形態1において測域センサにおけるスキャンと作業者との関係を示す模式図である。 実施の形態1におけるセル位置候補抽出処理を示すフローチャートである。 実施の形態1において作業者がいるセル位置を作業者に示す表示画面の例を示す図である。 実施の形態2における無線タグ位置検出システムを示すブロック構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
無線タグを利用するシステム、例えば入退室管理システムでは、入退室管理システムが導入される施設の利用者に個人識別情報が記録されたICカードを支給する。ICカードは、無線タグに相当する。そして、施設の利用者は、施設や施設内の各部屋からの入退室時に、部屋等の出入口に設置されたカードリーダに自分のICカードを読み取らせることで施設内における所在位置が管理される。より具体的にいうと、カードリーダがICカードから発信される個人識別情報を含む信号を受信することによって利用者の入退室が認識され、この入退室の情報に基づき利用者の所在位置が管理される。
ICカードを利用して所在位置を正確に管理できるようにするためには、カードリーダをICカードから発信される信号を確実に受信できる位置に設置する必要がある。ところで、カードリーダとICカードとの間の無線通信には、UHF(極超短波)を利用する場合が少なくない。UHFは、VHF(超短波)よりも直進性が高く、反射しやすいという特徴を有している。従って、カードリーダにおけるICカードの検出範囲(ICカードから発信された信号を、カードリーダが正常に受信しうる範囲。以下、「検出エリア」という)から信号が発信された場合でも、カードリーダは、反射波等の影響により発信信号を正常に受信できない可能性が生じてくる。
このような不都合な状況の発生を解消するために、本実施の形態における無線タグ位置検出システムは、カードリーダの設置位置を事前に検証するために利用される。図1は、本実施の形態における無線タグ位置検出システムを示すブロック構成図である。図2は、本実施の形態における無線タグ位置検出システムの利用形態を示す概念図である。
カードリーダの設置位置の検証は、作業者によって実施されるが、本実施の形態における無線タグ位置検出システムは、前述したカードリーダの代わりとして使用される読取装置11を含む検証装置1と、検証時に作業者2により携行される無線タグ21及び表示装置22とで構成される。無線タグ21は、前述したICカードに相当する。
検証装置1は、カードリーダの設置位置予定の箇所に設置される。例えば、図2に示すように部屋3の扉4の近傍に設置される。本実施の形態における検証装置1は、読取装置11、測域センサ12及び制御装置13を有している。
読取装置11は、カードリーダと同じ機能を有しており、前述したカードリーダの役目を担う。読取装置11は、認証処理部111及び認証情報記憶部112を有している。認証処理部111は、無線タグ21から受信した信号に基づき無線タグ21を認証する認証処理を実行する。認証情報記憶部112には、認証処理部111による認証に必要な情報、具体的には、認証対象となる無線タグ21に固有の識別情報(以下、「固有識別情報」)が含まれている。検証装置1では、検証に利用する無線タグ21の固有識別情報が登録されていればよい。
読取装置11における認証処理部111は、読取装置11に内蔵されたプロセッサと、プロセッサで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、認証情報記憶部112は、ストレージ等の記憶手段により実現される。
測域センサ12は、レーザスキャナとも呼ばれ、放射した光をスキャニングしながら検出物までの距離を測定する二次元走査型の光距離センサである。作業者2は、検出物の1つである。測域センサ12は、読取装置11と一体に形成されることから、測域センサ12が測定した距離は、読取装置11と検出物までの距離に等しい。図2では検証装置1から扇状に延びる破線で示すように、測域センサ12は、ステップ角を変えながらスキャニングを行う。このスキャニングによる測定により、スキャンした方向(「方位角」ともいう)と当該方向における検出物までの距離を少なくとも含む測定データを生成し、この測定データを解析することによって読取装置11と検出物までの位置関係が取得できる。なお、測域センサ12は、仕様により広角(例えば、180度以上)にスキャンできるが、本実施の形態においては、検出エリア5を包含する範囲を少なくともスキャンできるように測距範囲(測域)を設定する。
制御装置13は、コンピュータ、例えば、モバイル端末等で実現可能である。制御装置13は、コンピュータで形成され、CPU,ROM、RAM、HDD等の記憶手段、また読取装置11と測域センサ12、更に表示装置22と無線通信を行うための通信インタフェースを有している。読取装置11は、カードリーダの代わりとして使用されるため、カードリーダの設置位置に設置する必要があるが、制御装置13は、読取装置11及び測域センサ12と有線等によってデータ通信ができればよいので、必ずしもカードリーダの設置位置に設置する必要はない。
制御装置13は、データ取得部131、検出部132、セル位置特定部133、認証制御部134及び無線通信部135を有している。データ取得部131は、測域センサ12から測定データを取得する。検出部132は、測域センサ12による測定データを解析することによって検出エリア5内における作業者2の位置、すなわち作業者2が携行する無線タグ21を検出する。
前述したように、「検出エリア」5というのは、読取装置11が無線タグ21から発信される信号を正常に受信することによって無線タグ21を検出すべき範囲である。そして、後述する認証処理によって無線タグ21を確実に認証できるようにすべき範囲でもある。つまり、検出エリア5は、無線タグ21を単に検出できるだけでなく無線タグ21の認証を確実に成功させたい範囲でもあることから、検出エリアは、無線タグ21の認証エリアであるとも言える。以降の説明では、「検出エリア」を「認証エリア」とも記載する。
本実施の形態においては、図2に示すように認証エリア5を矩形で示している。本実施の形態においては、図2に示すように矩形形状の認証エリア5を、2次元平面上において矩形形状の複数のセル51に分割する。セル51の大きさは、作業者2の身体の大きさに応じて設定される、本実施の形態では、例えば50cm四方の大きさを想定しているが、この大きさに限定する必要はない。
セル位置特定部133は、検出部132により検出された作業者2の位置に対応するセル51−1を特定する。詳細は後述するように、検出部132は、認証エリア5内に作業者2の候補となる複数の物体を検出してしまう場合もあるので、セル位置特定部133は、複数の物体の中から作業者2を特定し、その作業者2のいるセルの位置を特定する。認証制御部134は、表示装置22からの認証指示に応じて読取装置11が実行する認証処理の実行を制御する。無線通信部135は、表示装置22との間で無線通信を行う。カードリーダの代わりとして使用する読取装置11は、無線通信機能を有していないため、制御装置13を介して表示装置22との間でデータ通信を行うことになる。
制御装置13における各構成要素131〜135は、制御装置13を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。
作業者2は、検証時には無線タグ21及び表示装置22を携行し、認証エリア5内を移動する。作業者2は、検証の実施者であり、本実施の形態の場合、認証エリア5内を移動する移動体に該当するが、移動体としては、例えば、ロボット等の移動機器を使って実現してもよい。ただ、測域センサ12からの光が透過しない素材で移動機器の表面を形成する必要はある。移動機器を使用する場合、無線タグ21は、移動機器に取り付けられ、作業者2は、認証エリア5の外から表示装置22を操作することになる。
無線タグ21は、無線により信号を発信する機能を有するタグであり、内部に自己を識別可能な固有の情報(以下、「固有識別情報」)が記録される。そして、読取装置11からの要求に応じて信号を発信するが、発信する信号には、固有識別情報が含まれている。これにより、読取装置11は、信号発信元の無線タグ21を特定できる。本実施の形態における無線タグ21は、通信距離が数十mのアクティブタグで実現することを想定している。
表示装置22は、コンピュータ、例えば、タブレット端末等で実現可能である。従って、表示装置22は、CPU,ROM、RAM、HDD等の記憶手段、また検証結果の表示やユーザ入力を受け付けるためのユーザインタフェース及び制御装置13と無線通信を行うための通信インタフェースを有している。
表示装置22は、表示部221、セル選択処理部222、認証指示部223及び無線通信部224を有している。表示部221は、制御装置13におけるセル位置特定部133により特定されたセルを無線タグ21の検出位置として表示する。詳細は後述するが、検出部132が認証エリア5内に複数の物体を作業者の候補として検出する場合がある。この場合、セル選択処理部222は、セル位置特定部133と連携して、複数の物体それぞれに対応するセルを表示部221に表示させることによって、作業者2の位置に対応するセルを作業者2に選択させる。認証指示部223は、制御装置13を介して認証処理の実行を読取装置11に指示する。無線通信部224は、制御装置13との間で無線通信を行う。読取装置11と無線タグ21との間では、UHF帯の電波を使って通信が行われるが、無線通信部135と無線通信部224との間では、読取装置11と無線タグ21との通信と独立した無線通信方式を用いてよい。例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信方式を使って無線通信を行ってもよい。
表示装置22における各構成要素221〜224は、表示装置22を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。本実施の形態では、前述したようにシステムで使用するカードリーダの設置予定の位置に検証装置1を設置する。そして、作業者2は、無線タグ21と表示装置22を携行して、認証エリア5内を移動することになる。以下、本実施の形態における読取装置11の設置位置の検証処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、作業者2が認証エリア5内にいるときに、測域センサ12は、制御装置13からの制御に従って認証エリア5をスキャンする(ステップ11)。この測域センサ12におけるスキャンと作業者2との関係について図4に示す模式図を用いて説明する。
測域センサ12は、予め設定されたパラメータに従い、認証エリア5全体を少なくとも含む範囲(測域)を、指定のステップ角にてスキャンする。ステップ角というのは、スキャンした方向と次にスキャンした方向との間の角度である。図4には、測距点m1,m2,m3,・・・,mnが順番に検出され、各測距点m1〜mnまでの距離d1〜dnが測定された例が示されている。なお、図4に示すように、作業者2のいない位置での測距点、つまり、測距点m1〜m5,m9〜mnは、部屋3の検証装置1と対向する壁面上に存在し、壁3aまでの距離d1〜d5,d9〜dnが測定される。一方、作業者2のいる位置での測距点、つまり、測距点m6〜m8は、検証装置1と対向する作業者2の前面上に存在し、作業者2までの距離d6〜d8が測定される。
このようにして、測域センサ12は、複数の測距点を含む点群を抽出する(ステップ12)。抽出した測定データには、各測距点の識別コード(例えば、上記m1〜mn)に、当該測距点までの距離(d1〜d10)、測域センサ12が基準とする方向(例えば、読取装置11から壁3aまでの垂線方向)から当該測距点までの角度(方位角)及び読取装置11を2次元座標系の原点とした場合の当該測距点の位置を示す座標データが含まれる。
制御装置13におけるデータ取得部131は、上記説明したように測域センサ12が測定した測定データを取得すると、検出部132は、測定データを解析することによって認証エリア5内における作業者2が所在するセルの位置の候補を抽出する(ステップ13)。以下、検出部132における作業者2のセル位置候補抽出処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、セル位置の候補を抽出するために用いる変数、「作業者数」、「作業者幅」及び「作業者検出フラグ」をそれぞれ0に初期化する(ステップ1301)。ここで、「作業者数」は、認証エリア5から検出された作業者2の候補数を表す。実際には、作業者2は、1人のみなので、複数の作業者2の候補が検出された場合、作業者2と誤認している物体が測域内に存在することになる。「作業者幅」は、認証エリア5において検出された物体の幅を示す変数である。作業者幅は、測距点の数によって示される。セル位置候補抽出処理では、後述するように測距点を順番に1つずつ処理していくが、「作業者検出フラグ」は、作業者2の候補が検出されている状態であることを示すフラグ情報である。
検出部132は、測域センサ12によるスキャンの開始位置に対応する測距点から終了位置に対応する測距点まで、全ての測距点を1つずつ順番に処理対象としながら以下に説明する処理を行う。そのために、検出部132は、未処理の測距点の中から処理対象とする測距点を1つ読み出す(ステップ1302)。そして、検出部132は、読み出した測距点に対応する距離di(i=1〜n)と、直前に処理した測距点に対応する距離di−1(i=1〜n)との距離の差を算出する(ステップ1303)。なお、i=1の場合、距離の差は0として処理する。ここで、距離の差が第1閾値に達していない場合(ステップ1304でN)、作業者検出フラグがセットされていれば(ステップ1305でY)、作業者幅を1加算する(ステップ1306)。作業者検出フラグがセットされていなければ(ステップ1305でN)、何も処理することなく、全測距点に対して処理を実施していなければ(ステップ1314でN)、次の測距点に処理を移行するためにステップ1302に戻る。
ここで、第1閾値と、前述した「作業者数」、「作業者幅」及び「作業者検出フラグ」の各変数について詳述する。
第1閾値は、作業者2を検出するために用いる距離に関する閾値である。ところで、認証エリア5から検出されるのは、ただ1人の作業者2のみである。しかしながら、例えば、測域センサ12によるスキャニングの範囲内に柱が存在すると、その柱を作業者2と誤って検出してしまう可能性がある。つまり、作業者2を複数検出してしまう可能性がある。本実施の形態では、作業者2だけでなく作業者2と誤認される柱等を含めて検出部132が検出するものを「物体」と総称する。検出部132は、測距点までの距離の変化量によって物体を検出する。そして、検出部132が作業者2や柱等を含めて検出した物体の数が「作業者数」である。
この物体の検出に関し、図4を用いて説明する。測距点m1,m2は、共に壁面上にあって距離d1,d2に大きな差がない。つまり、スキャンによって抽出された測距点m1と次のスキャンによって抽出された測距点m2の各各距離d1,d2に大きな変化はない。測距点m2と測距点m3との関係も同様である。そして、処理を進めていくと、測距点m6は、物体(図4では、作業者2)表面上に形成されることから、壁面上にある直前の測距点m5と距離が大きく変化する。すなわち、それぞれに対応する距離d5と距離d6の差が大きくなることが検出されることによって物体(図4では、作業者2)の存在が検出される。このように、第1閾値は、測距点m2〜m5と、直前の測距点m1〜m4との距離の差では物体が検出されず、測距点m6と直前の測距点m5との距離の差から認証エリア5に存在する物体が検出できるようにするための閾値である。そして、このための値が設定される。具体的には、例えば、壁3aと壁3aに最も近いセル51との間の距離より大きい値を第1閾値に設定するのが好ましい。
直前の測距点(上記例では、m5)との距離の差が第1閾値以上となる測距点(上記例では、m6)が検出されると、物体が検出されたことになるが、物体が検出されている状態であることを示すのが「作業者検出フラグ」であり、物体が検出されるとセットされる。
物体の検出後、測距点m6,m7は、共に物体表面上にあって距離d6,d7に大きな変化はない。測距点m7と測距点m8との関係も同様である。そして、処理を進めていくと、測距点m9は、壁3aの壁面上に形成されることから、物体表面上にある直前の測距点m8との距離が大きく変化する。これにより、測距点m9と直前の測距点m8との距離の差は第1閾値以上となり、また、処理対象の測距点(この例では、m9)が物体表面上に形成されないことになるので、作業者検出フラグはクリアされる。
また、物体が検出されている間、換言すると作業者検出フラグがセットされている間に、測距点m7,m8が物体表面上に検出されるが、この検出される測距点の数によって物体の幅を表すことができる。「作業者幅」は、物体の幅を表す変数であり、測距点の数によって表される。測距点の数が多いほど、つまり、作業者幅が示す値が大きいほど物体の幅は広いことになる。
説明を図5に戻すと、測距点m5までは、前述したようにステップ1302〜1305、1314を繰り返すことになる。
測距点m6が処理対象となると、前述したように直前の測距点m5との距離の差、すなわち距離d5と距離d6との差は、第1閾値以上となる。この場合(ステップ1304でY)、検出部132は、作業者検出フラグがセットされているかどうかを確認する。ここでは、セットされていないので(ステップ1307でN)、検出部132は、物体を新たに検出したということで作業者検出フラグをセットする(ステップ1308)。そして、作業者数を1加算する(ステップ1309)。続いて、検出部132は、検出した物体の幅の測定を開始するために、作業者幅を初期化する(ステップ1310)。
測距点m7が処理対象となると(ステップ1314でN,1302)、直前の測距点m6との距離の差は、第1閾値に達しない。この場合(ステップ1303,1304でN)、検出部132は、作業者検出フラグの状態を確認するが、ここでは、セットされているので(ステップ1305でY)、作業者幅を1加算する(ステップ1306)。測距点m8が処理対象の場合も測距点m7のときと同様に処理する。
次に、測距点m9が処理対象となると、前述したように直前の測距点m8との距離の差、すなわち距離d8と距離d9との差は、第1閾値以上となる。この場合(ステップ1304でY)、検出部132は、作業者検出フラグがセットされているかどうかを確認する。ここでは、セットされているので(ステップ1307でY)、検出部132は、作業者幅が第2閾値以上であるかどうかを確認する。
前述したように作業者幅という変数は、作業者2を含め、検出された物体の幅を表している。作業者2の身体の幅は、一般に数十cmあり、十数cm程度と細い場合はあり得ない、そこで、本実施の形態では、作業者2の幅の下限値として第2閾値を設定し、人とは考えられないほど細い幅の物体を除外するようにした。つまり、作業者2の候補として検出した物体を除外する。また、何らかの原因により、存在していない物体を物体と誤って検出した場合を除外することができる。
作業者幅が第2閾値に達していない場合(ステップ1311でN)、検出された物体は、作業者2でないと判断し、検出部132は、ステップ1309で算出した作業者数を取り消すために、作業者数を1減算する(ステップ1315)。一方、作業者幅が第2閾値以上の場合(ステップ1311でY)、検出部132は、検出された物体を作業者2の候補と認定し、当該物体の2次元座標上における位置データ(座標データ)及び作業者幅を保持する(ステップ1312)。続いて、検出部132は、1つの物体に対する処理を終了させるために、作業者検出フラグをクリアする(ステップ1313)。
以上説明した処理を全ての測距点に対して繰り返し実行し(ステップ1314でN)、
全ての測距点に対して処理を実行すると(ステップ1314でY)、セル位置候補抽出処理を終了する。
なお、本実施の形態では、第2閾値を設けて、人とは考えられないほど細い幅の物体を除外するようにしたが、人とは考えられないほど太い幅の物体を除外するように閾値(例えば、第3閾値)を設定してもよい。
前述したように、セル位置候補抽出処理では、部屋3に存在する柱等を作業者2として検出してしまう場合がある。すなわち、実際の作業者2を含む複数の物体を作業者2の候補として抽出してしまう場合がある。セル位置候補抽出処理で作業者数が示す値が1の場合、すなわち作業者2のみを正しく検出できた場合(ステップ14でY)、セル位置特定部133は、作業者2の位置データに基づき作業者2が所在する位置に対応するセル51−1の位置を特定し、表示装置22における表示部221は、特定されたセル51−1の位置が視認できるように認証エリア5を表示する(ステップ17)。
図6は、作業者2が所在しているセル位置を作業者2に示す表示画面の例を示す図である。図6には、認証エリア5が48分割されている場合において、作業者のいるセル51−2の位置にハッチングを付けて表示されている例が示されている。作業者2は、表示装置22の表示画面を参照することで、認証エリア5の自分のいるセル51−1の位置を確認することができる。
ところで、作業者2は、測距点の数で示される作業者幅を有している。部屋3に形成される認証エリア5には、セル51の範囲を示す線が引かれているわけではないので、作業者2は、身体全体が1つのセル51の中に収まるよう立てているとは限らない。そこで、例えば作業者2が無線タグ21を首から吊り下げている場合、つまり無線タグ21が身体の中心線上に位置している場合を想定すると、セル位置特定部133は、作業者幅を構成する測距点の中心位置を身体の重心とみなして、その重心位置が含まれるセル51に作業者2が所在すると判断して、作業者2のいるセルの位置を特定してもよい。
ところで、セル位置候補抽出処理において複数の物体が作業者2の候補として抽出される場合がある。この場合(ステップ14でN)、セル位置特定部133は、各物体の位置データに基づき当該物体が所在する位置に対応するセル位置を特定する。そして、表示装置22におけるセル選択処理部222は、特定された各セル位置を表示部221に選択可能に表示させる(ステップ15)。例えば、該当するセルの位置を、該当しないセル51と異なる形態にて表示させる。例えば、図6に例示したようにハッチング等によって表示させてもよい。
作業者2は、自分の立ち位置から、認証エリア5における位置をおおよそ特定できる。従って、作業者2は、ハッチング等で表示されている複数のセルの中から自分が所在するセルを選択する。セル選択処理部222は、この操作に応じて選択されたセルを、作業者2のいるセル位置と特定する(ステップ16)。この処理の結果、前述したように、表示部221は、作業者2のいるセル51−2と特定された位置が視認できるように認証エリア5を表示する(ステップ17)。
次に、作業者2は、読取装置11と無線タグ21との間で実際に通信し、無線タグ21に記録されている固有識別情報を読取装置11が正常に受信し認証できるかどうかを確認する。そのために、作業者2は、表示画面上の認証ボタン6を選択して、認証処理に実行を指示する。認証指示部223は、作業者2により指示を受け付けると、認証指示を制御装置13へ送信することで認証を指示する(ステップ18)。
制御装置13における認証制御部134は、表示装置22からの認証指示に応じて認証処理の実行を読取装置11に指示する。この際、指定された認証の実行回数(以下、「指定回数」)を合わせて通知する。
読取装置11における認証処理部111は、制御装置13からの指示に応じて認証処理の実行を開始する。すなわち、認証処理部111は、無線タグ21に対して問合せ信号を送信する。無線タグ21は、読取装置11からの問合せ信号に応じて応答信号を返信する。この応答信号には、自己の固有識別情報が含まれている。
認証処理部111は、無線タグ21からの応答信号を受信すると、応答信号に含まれている固有識別情報を、認証情報記憶部112に設定されている固有識別情報と照合し、一致すれば認証成功と判定する。この無線タグ21との信号の交換を指定回数分、繰り返し行う。そして、指定回数分実行した認証のうち成功した数が所定の閾値以上の場合、最終的に認証は成功したと判定する。この認証処理の結果は、制御装置13を介して表示装置22に送られ、表示部221によって画面表示される(ステップ20)。
作業者2は、以上の処理を、認証エリア5を構成するセル51の全てに対し繰り返し実行する。なお、認証に失敗したセルが存在する場合、読取装置11の位置をずらすなどで対処し、カードリーダの最終的な設置位置を決定することになる。
なお、本実施の形態では、カードリーダの代わりとして使用する読取装置11に、カードリーダと同じ機能のみを持たせるようにしたが、このような制約を設けなければ、読取装置11に制御装置13が持つ機能を持たせるように構成してもよい。
また、本実施の形態においては、制御装置13にセル位置特定部133を設けて、検証装置1側で作業者2のいるセルの位置を特定するように構成したが、セル位置特定部133を表示装置22に設けるよう構成してもよい。また、検出部132もセル位置特定部133と合わせて表示装置22に設けるよう構成することも可能である。
実施の形態2.
図7は、本実施の形態における無線タグ位置検出システムを示すブロック構成図である。上記実施の形態1と同じ構成要素には、同じ符号を付ける。上記実施の形態1では、測域センサ12を検証装置1側に設けたが、本実施の形態においては、測域センサ23を作業者2側に設けるように構成したことを特徴としている。つまり、測域センサ23は、表示装置22に接続され、作業者2と共に移動することになる。また、これに伴い、測域センサ23による測定データに基づき処理を実施するデータ取得部225、検出部226及びセル位置特定部227を表示装置22に持たせるように構成した。
本実施の形態におけるデータ取得部225、検出部226及びセル位置特定部227は、実施の形態1におけるデータ取得部131、検出部132及びセル位置特定部133と符号は異なるものの同じ機能を有しているので、図4,5を用いて説明した処理の内容は実施の形態1と同じでよいので説明を省略する。
ただ、本実施の形態の場合、測域センサ23は、認証エリア5内の各セル51の位置から読取装置11に向けてスキャニングを行うことになる。そして、検出部226は、複数の測距点を含む点群を解析することによって読取装置11を検出する。そして、セル位置特定部227は、読取装置11の位置から測域センサ23の位置、すなわち作業者2の位置に対応するセルの位置を特定する。
測域センサ23を作業者2側に移設した場合でも、読取装置11を2次元座標系の原点として処理するのが好ましいので、測域センサ23からの方位角を表す値は、実施の形態1と正負が逆になるなど、データ値が異なってくる場合を留意する必要はある。
実施の形態3.
上記各実施の形態では、測域センサを利用して作業者2がいるセルの位置を特定するようにした。本実施の形態では、測域センサの代わりに撮影手段を利用してもよい。撮影手段としてカメラを用いる。カメラは、単体のカメラでもよいし、スマートフォン等の機器に内蔵されているカメラでもよい。
例えば、認証エリア全体が撮影範囲に含まれるようにカメラを設置する。そして、作業者が撮影範囲にいない状態で撮影する。続いて、作業者が認証エリアにいる状態で撮影する。撮影は、リモート操作で行うようにすればよい。そして、データ取得部は、撮影範囲内に作業者がいる状態の撮影データといない状態の撮影データを取得し、検出部は、取得した撮影データを比較することで作業者を検出する。続いて、セル位置特定部は、検出した作業者のいる位置に対応するセルの位置を特定する。
このように、本実施の形態によれば、撮影データを比較することで、作業者2のいる位置が検出できるので、この検出位置から作業者のいるセルの位置を特定することができる。撮影データを比較する場合、作業者と混同される柱等の物体は、動かないので撮影データの比較により排除できる。
1 検証装置、2 作業者、3 部屋、3a 壁、4 扉、5 検出エリア(認証エリア)、6 認証ボタン、11 読取装置、12,23 測域センサ、13 制御装置、21 無線タグ、22 表示装置、111 認証処理部、112 認証情報記憶部、131,225 データ取得部、132,226 検出部、133,227 セル位置特定部、134 認証制御部、135,224 無線通信部、221 表示部、222 セル選択処理部、223 認証指示部。

Claims (8)

  1. 無線タグの読取装置と、前記読取装置における前記無線タグの検出エリア内を移動可能な移動体であって前記無線タグを備える移動体との位置関係を測定する測域センサ手段と、
    前記測域センサ手段による測定データを解析することによって前記検出エリア内における前記移動体の位置を検出する検出手段と、
    前記検出エリアを2次元平面上において複数のセルに分割した場合、前記検出手段により検出された前記移動体の位置に対応するセルを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたセルを前記無線タグの検出位置として表示する表示装置と、
    を有することを特徴とする無線タグ位置検出システム。
  2. 前記検出手段は、前記測定データが、連続する複数の測距点を含む点群の場合、各測距点と当該測距点の直前の測距点との距離の差を参照して前記移動体の位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の無線タグ位置検出システム。
  3. 前記特定手段は、前記検出手段が複数の物体を前記移動体の候補として検出した場合、前記複数の物体それぞれに対応するセルを前記表示装置に表示させることによって、前記移動体の位置に対応するセルをユーザに選択させることを特徴とする請求項1に記載の無線タグ位置検出システム。
  4. 前記測域センサ手段は、前記読取装置と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の無線タグ位置検出システム。
  5. 前記測域センサ手段は、前記移動体と共に移動することを特徴とする請求項1に記載の無線タグ位置検出システム。
  6. 前記表示装置は、
    前記移動体であるユーザによって携行され、
    前記測域センサ手段を接続し、
    前記検出手段及び前記特定手段を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線タグ位置検出システム。
  7. 前記読取装置は、送信した問合せ信号に応じて前記無線タグから返信されてきた応答信号を受信し、その応答信号に含まれている当該無線タグの固有識別情報に基づき当該無線タグの認証を行う認証手段を有することを特徴とする請求項1に記載の無線タグ位置検出システム。
  8. 前記セルの大きさは、前記移動体の大きさに応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の無線タグ位置検出システム。
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