JP2021071074A - Turbocharger - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ターボチャージャに関するものである。 The present invention relates to a turbocharger.
特許文献1のターボチャージャは、タービンホイールが収容されるタービンハウジングを備えている。タービンハウジングには、タービンホイールよりも上流側からタービンホイールを迂回してタービンホイールよりも下流側へと至るバイパス通路が区画されている。また、タービンハウジングには、バイパス通路の出口側の開口を開閉するウェイストゲートバルブが取り付けられている。 The turbocharger of Patent Document 1 includes a turbine housing in which a turbine wheel is housed. The turbine housing is defined with a bypass passage that bypasses the turbine wheel from the upstream side of the turbine wheel and reaches the downstream side of the turbine wheel. Further, the turbine housing is equipped with a wastegate valve that opens and closes an opening on the outlet side of the bypass passage.
ウェイストゲートバルブは、タービンハウジングの壁部を貫通する略円柱状の回転軸を備えている。回転軸におけるタービンハウジングの内部側の端部からは、当該回転軸の中心軸線に対して略直交する方向にアームが延びている。このアームの先端部には、バイパス通路の開口を開閉する弁体が取り付けられている。一方、回転軸におけるタービンハウジングの外部側の端部には、板状のリンク部材が連結されている。このリンク部材は、アクチュエータに連結されている。アクチュエータが駆動してリンク部材が回動されることにより、ウェイストゲートバルブの回転軸が回転して、弁体がバイパス通路の開口を開閉する。 The wastegate valve has a substantially columnar rotating shaft that penetrates the wall of the turbine housing. An arm extends from the inner end of the turbine housing on the rotating shaft in a direction substantially orthogonal to the central axis of the rotating shaft. A valve body that opens and closes the opening of the bypass passage is attached to the tip of this arm. On the other hand, a plate-shaped link member is connected to the outer end of the turbine housing on the rotating shaft. This link member is connected to the actuator. When the actuator is driven to rotate the link member, the rotation shaft of the wastegate valve is rotated, and the valve body opens and closes the opening of the bypass passage.
また、ウェイストゲートバルブの回転軸とタービンハウジングとの間には、筒状のブッシュが介在している。ブッシュの内部には、ウェイストゲートバルブの回転軸が挿通されている。ブッシュは、ウェイストゲートバルブの回転軸の軸受として機能している。ブッシュは、皿ばねによってアーム側へと付勢されており、当該ブッシュの端面がアームに接触している。 Further, a tubular bush is interposed between the rotating shaft of the wastegate valve and the turbine housing. The rotating shaft of the wastegate valve is inserted inside the bush. The bush functions as a bearing for the rotating shaft of the wastegate valve. The bush is urged toward the arm by a disc spring, and the end face of the bush is in contact with the arm.
特許文献1のようなターボチャージャにおいて、ブッシュの端面は、アームに対して均等に面接触していることが好ましい。しかしながら、ウェイストゲートバルブやブッシュの製造誤差や組付誤差等に起因して、ブッシュの端面の一部のみがアームに対して接触することがある。この場合、アームに対するブッシュの接触面の面圧が高くなるため、アームがブッシュに対して繰り返し摺動したときに両者が凝着するおそれがある。 In a turbocharger as in Patent Document 1, it is preferable that the end faces of the bushes are evenly in surface contact with the arm. However, due to manufacturing errors, assembly errors, and the like of wastegate valves and bushes, only a part of the end face of the bush may come into contact with the arm. In this case, since the surface pressure of the contact surface of the bush with respect to the arm becomes high, there is a possibility that the two will adhere to each other when the arm repeatedly slides with respect to the bush.
上記課題を解決するため、本発明は、タービンホイールが収容され、前記タービンホイールよりも上流側から前記タービンホイールを迂回して前記タービンホイールよりも下流側へと至るバイパス通路が区画されているタービンハウジングと、前記バイパス通路の下流側の開口を開閉するウェイストゲートバルブとを備えたターボチャージャであって、前記ウェイストゲートバルブは、前記タービンハウジングの壁を貫通する回転軸と、前記回転軸における前記タービンハウジングの内部側の端部から延びるアームと、前記アームの先端部に取り付けられ、前記バイパス通路を閉塞する弁体とを備え、前記回転軸の外周面と前記タービンハウジングとの間には、筒状のブッシュが介在しており、前記ブッシュの軸線方向の前記アーム側の端面と前記アームとの間には、前記回転軸を径方向外側から囲う環状のスペーサが配置されていることを特徴とするターボチャージャである。 In order to solve the above problems, the present invention is a turbine in which a turbine wheel is housed and a bypass passage is partitioned from the upstream side of the turbine wheel to the downstream side of the turbine wheel by bypassing the turbine wheel. A turbocharger comprising a housing and a wastegate valve that opens and closes an opening on the downstream side of the bypass passage, wherein the wastegate valve has a rotating shaft penetrating the wall of the turbine housing and said on the rotating shaft. An arm extending from an end on the inner side of the turbine housing and a valve body attached to the tip of the arm and closing the bypass passage are provided, and between the outer peripheral surface of the rotating shaft and the turbine housing, A tubular bush is interposed, and an annular spacer that surrounds the rotation axis from the radial outside is arranged between the end surface of the bush on the arm side in the axial direction and the arm. It is a turbocharger.
上記構成によれば、ブッシュの端面の一部のみがスペーサに接触したとしても、スペーサによってアームへの面圧を分散できる。したがって、スペーサがアームに凝着するおそれを低減できる。 According to the above configuration, even if only a part of the end surface of the bush comes into contact with the spacer, the surface pressure on the arm can be dispersed by the spacer. Therefore, the risk of the spacer sticking to the arm can be reduced.
以下、本発明の一実施形態を説明する。
まず、車両の内燃機関10における吸気及び排気の通路構成について説明する。
図1に示すように、内燃機関10は、外部からの吸気が流通する吸気通路11を備えている。吸気通路11の下流端には、燃料を吸気と混合して燃焼させるための気筒12が接続されている。気筒12には、当該気筒12から排ガスを排出するための排気通路13が接続されている。内燃機関10は排ガスの流れを利用して吸気を圧縮するためのターボチャージャ20を備えている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described.
First, the intake and exhaust passage configurations of the
As shown in FIG. 1, the
ターボチャージャ20は、略円筒状のコンプレッサハウジング21を備えている。当該コンプレッサハウジング21は吸気通路11の途中に取り付けられている。コンプレッサハウジング21の一端には略円筒状のベアリングハウジング22が取り付けられている。当該ベアリングハウジング22においてコンプレッサハウジング21と反対側にはタービンハウジング30が取り付けられている。タービンハウジング30は全体として円筒状で排気通路13に取り付けられている。
The
図2に示すようにタービンハウジング30は全体として円筒状の筒状部31と、筒状部31の内部空間に排ガスを導入する円弧部32とを備えている。円弧部32は、筒状部31の外周を取り囲むように配置されている。円弧部32の上流端からは、外側に向ってフランジ33が張り出している。なお、このフランジ33には、排気通路13におけるタービンハウジング30よりも上流側の部分が接続されている。
As shown in FIG. 2, the
図1に示すように、タービンハウジング30における筒状部31及び円弧部32の内部には、排ガスが流通する主通路23が区画されている。主通路23には、タービンホイール90が収容されている。タービンホイール90は羽根車であり、排ガスが吹き付けられることで回転する。また、タービンハウジング30における筒状部31及び円弧部32の内部には、主通路23におけるタービンホイール90よりも上流側の部分と、主通路23におけるタービンホイール90よりも下流側の部分とを連通するバイパス通路24が区画されている。すなわち、バイパス通路24は、タービンホイール90よりも上流側からタービンホイール90を迂回してタービンホイール90よりも下流側へと至っている。
As shown in FIG. 1, a
タービンホイール90には、連結シャフト91の一端部が接続されている。連結シャフト91の軸線方向中央部分は、ベアリングハウジング22の内部に収容されている。連結シャフト91は、ベアリングハウジング22の内部の図示しないベアリングによって回転可能に支持されている。連結シャフト91の他端部には羽根車であるコンプレッサホイール92が接続されている。
One end of the connecting shaft 91 is connected to the turbine wheel 90. The central portion of the connecting shaft 91 in the axial direction is housed inside the bearing
タービンハウジング30における主通路23内を流通する排ガスがタービンホイール90に吹き付けられることで、タービンホイール90が回転する。タービンホイール90が回転すると、連結シャフト91を介してコンプレッサホイール92が回転して吸気の過給が行われる。
The turbine wheel 90 rotates when the exhaust gas circulating in the
図1に示すように、タービンハウジング30には、バイパス通路24の下流側の開口を開閉するウェイストゲートバルブ40が取り付けられている。ウェイストゲートバルブ40はリンク機構70を介してアクチュエータ74の出力軸に連結されている。
As shown in FIG. 1, a
次にウェイストゲートバルブ40及びウェイストゲートバルブ40の周辺構成について説明する。
図2に示すように、タービンハウジング30における筒状部31の一部からは略円柱形状のボス部34がタービンハウジング30の外部側に向かって突出している。図3に示すように、タービンハウジング30の壁部である筒状部31及びボス部34には、略円柱形状の貫通孔35が貫通している。貫通孔35はタービンハウジング30の内部とタービンハウジング30の外部とを連通している。
Next, the peripheral configuration of the
As shown in FIG. 2, a substantially
図3に示すように、貫通孔35には、全体として円筒状のブッシュ80が挿入されている。ブッシュ80の外径は貫通孔35の内径と略同じになっている。ブッシュ80は、貫通孔35に圧入されている。ブッシュ80におけるタービンハウジング30の外部側の端面である外部端面80Aは、タービンハウジング30における貫通孔35の外側開口縁35Aと同一平面上に配置されている。ブッシュ80におけるタービンハウジング30の内部側の端面である内部端面80Bは、タービンハウジング30の内面よりも内側に位置している。
As shown in FIG. 3, a
図3に示すように、ウェイストゲートバルブ40は略円柱形状の回転軸41を備えている。回転軸41は、ブッシュ80の内部に挿通されている。また、回転軸41は、ブッシュ80の内周面に対して回転軸41の外周面が摺動できるように支持されている。すなわち、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41は、軸受としてのブッシュ80に支持されている。
As shown in FIG. 3, the
回転軸41におけるタービンハウジング30の内部側の端部からは、アーム42が延びている。アーム42は、回転軸41の中心軸線に対して直角に湾曲するように延びている。また、アーム42の回転軸41側の端部は円柱状になっていて、その外径は回転軸41の外径よりも大きくなっている。したがって、回転軸41とアーム42との間には段差面42Aが生じている。この段差面42Aは、回転軸41の中心軸線に対して直交する方向に延びる平面になっている。
An
アーム42の先端部、すなわち回転軸41とは反対側の端部には、バイパス通路24を開閉する弁体43が取り付けられている。弁体43は、略円柱形状の弁軸44を備えている。弁軸44は、アーム42の先端部を貫通している。弁軸44の一端側すなわち図3における紙面奥側の端部は、アーム42に対して突出している。弁軸44の一端側の端部には、略円板形状の弁板45が固定されている。弁板45の外径は、弁軸44の外径よりも大きくなっている。弁軸44の他端側、すなわち図3における紙面手前側の端部は、アーム42に対して突出している。弁軸44の他端側の端部には、略円板形状の支持プレート46が固定されている。この支持プレート46により、弁体43がアーム42から脱落しないように固定されている。
A
図2に示すように、回転軸41におけるタービンハウジング30の外部側の端部には、リンク機構70における略板形状のリンク部材71の一端部が固定されている。リンク部材71の他端部には、連結ピン72を介して全体として棒状のリンクロッド73の一端部が連結されている。図2に示すように、リンクロッド73の他端部は、アクチュエータ74の出力軸に連結されている。アクチュエータ74は、コンプレッサハウジング21に対して固定されている。
As shown in FIG. 2, one end of the substantially plate-shaped
図3に示すように、リンク部材71とブッシュ80の外部端面80Aとの間には環状の皿ばね50が設けられている。皿ばね50は、全体としては円環状の板材であり、円環の径方向外側から径方向内側に向かうにつれてリンク部材71側に隆起している。皿ばね50の中央の孔には、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41が挿通されている。皿ばね50は、リンク部材71を、ブッシュ80とは反対側に付勢している。
As shown in FIG. 3, an
また、図3に示すように、ブッシュ80の内部端面80Bとアーム42の段差面42Aとの間にはスペーサとしてのワッシャ60が配置されている。ワッシャ60は環状の板材である。ワッシャ60の外径はブッシュ80の外径と略同一であり、ワッシャ60の内径は回転軸41の外径と略同一である。ワッシャ60の中央の孔には、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41が挿通されている。つまり、ワッシャ60は回転軸41を径方向外側から囲っている。ワッシャ60の表面のブッシュ80に対する摩擦係数は、アーム42の表面のブッシュ80に対する摩擦係数よりも小さくなっている。また、ワッシャ60の材質は、アーム42及びブッシュ80のいずれとも異なる合金である。
Further, as shown in FIG. 3, a
なお、上述したとおり、リンク部材71は、皿ばね50によって、ブッシュ80とは反対側、すなわち図3における左側に付勢されている。したがって、リンク部材71に連結されているアーム42は、ブッシュ80側、すなわち図3における左側に付勢されている。その結果、ワッシャ60は、ブッシュ80の内部端面80Bとアーム42の段差面42Aとに挟まれている。そして、ワッシャ60は、ブッシュ80の内部端面80B及びアーム42の段差面42Aに挟まれた状態では、これら内部端面80B及び段差面42Aの双方に対して面接触している。
As described above, the
次に、本実施形態の作用について説明する。
アクチュエータ74が駆動するとリンクロッド73が当該リンクロッド73の長手方向の一方側に運動する。リンク部材71はリンクロッド73の運動を回転運動に変換する。リンク部材71の回転運動を受けて、回転軸41及びアーム42は当該回転軸41の周方向一方側に運動する。したがって、ウェイストゲートバルブ40は、回転軸41の周方向一方側に回転する。すると、ウェイストゲートバルブ40における弁体43はタービンハウジング30のバイパス通路24における開口と当接し、バイパス通路24が閉状態となる。
Next, the operation of this embodiment will be described.
When the
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)ウェイストゲートバルブ40の回転軸41及びアーム42はブッシュ80を軸受として回転する。このとき、回転軸41の速やかな回転という観点では、ウェイストゲートバルブ40とブッシュ80との間の摩擦抵抗が小さい方が好ましい。
Next, the effect of this embodiment will be described.
(1) The rotating
ここで、仮に、ブッシュ80の内部端面80Bとアーム42の段差面42Aとの間にワッシャ60が配置されていないとする。このような状態で、図4に示すように、ブッシュ80に対し、ウェイストゲートバルブ40の回転軸41及びアーム42が傾いていると、ブッシュ80の内部端面80Bのうち一部のみがアーム42に接触することになる。その一方で、皿ばね50によってアーム42がブッシュ80側へと押し付けられる力は、回転軸41及びアーム42がブッシュ80に対して傾いて配置されていない場合と略同一である。したがって、ブッシュ80の内部端面80Bの一部とアーム42とが接触する場合の接触部の面圧は、内部端面80Bとアーム42とが面接触しているときの接触部の面圧よりも高くなる。
Here, it is assumed that the
このように、内部端面80Bとアーム42との接触部の面圧が高い状態でアクチュエータ74が駆動すると、リンク機構70の運動によって、ウェイストゲートバルブ40が回転するのに従って、アーム42の段差面42Aがブッシュ80の内部端面80Bに対して摩擦圧着されて、両者の間の摩擦抵抗が大きくなってしまう。そしてさらに、ウェイストゲートバルブ40が回転運動を繰り返すと、ブッシュ80に対し、アーム42の段差面42Aがブッシュ80の内部端面80Bに凝着してしまい、ウェイストゲートバルブ40がブッシュ80に対して相対回転できなくなるおそれもある。
As described above, when the
この点、上記実施形態では、ワッシャ60がアーム42の段差面42Aに面接触できるため、ブッシュ80の内部端面80Bの一部のみがワッシャ60に接触したとしても、ワッシャ60によってアーム42への面圧を分散できる。したがって、ワッシャ60がアーム42に凝着するおそれを低減できる。
In this respect, in the above embodiment, since the
(2)上記実施形態では、ワッシャ60の表面のブッシュ80に対する摩擦係数は、アーム42の表面のブッシュ80に対する摩擦係数よりも小さくなっている。すなわち、ブッシュ80とアーム42とが摺動した際の摩擦抵抗よりも、ブッシュ80とワッシャ60とが摺動した際の摩擦抵抗の方が小さくなる。したがって、ワッシャ60がブッシュ80に対して凝着するおそれを低減できる。
(2) In the above embodiment, the coefficient of friction of the surface of the
(3)ところで、ワッシャ60を用いずに、ブッシュ80の材質を、アーム42に対して摩擦係数の小さい材料へ変更することでアーム42とブッシュ80との凝着を抑制する例もある。この例と上記実施形態とを比較すると、ブッシュ80よりもワッシャ60の方が小さいため、上記実施形態の方がブッシュ80自体の材料を変更するよりも材質コストを抑制できる。
(3) By the way, there is also an example in which the material of the
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態において、回転軸41が回動した際に振動等が生じても、回転軸41及びアーム42のがたつきが小さいのであれば皿ばね50を省略してもよい。なお、皿ばね50によってウェイストゲートバルブ40が付勢されていなくても、ブッシュ80がウェイストゲートバルブ40に凝着するという課題は生じ得る。
This embodiment can be modified and implemented as follows. The present embodiment and the following modified examples can be implemented in combination with each other within a technically consistent range.
-In the above embodiment, even if vibration or the like occurs when the rotating
・上記実施形態において、ワッシャ60の表面のブッシュ80に対する摩擦係数は問わないし、ワッシャ60の材質も適宜変更できる。ところで、ワッシャ60の材質や表面の摩擦係数によっては、ワッシャ60がブッシュ80の内部端面80Bに凝着するおそれが捨てきれない。とはいえ、ブッシュ80の内部端面80Bがワッシャ60に凝着したとしても、ウェイストゲートバルブ40のアーム42はワッシャ60に対して相対回転可能であるため、ウェイストゲートバルブ40の速やかな回転には大きな影響はない。
-In the above embodiment, the coefficient of friction of the surface of the
・上記実施形態において、内部端面80Bとアーム42の段差面42Aとの間に配置させるのは、いわゆる「ワッシャ」と呼称されるものでなくてもよい。内部端面80Bとアーム42の段差面42Aとの間に配置するスペーサとしては、回転軸41を挿通することができる略円環状の部材であればよく、例えば皿ばね等でもよい。
-In the above embodiment, the arrangement between the
10…内燃機関、11…吸気通路、12…気筒、13…排気通路、20…ターボチャージャ、21…コンプレッサハウジング、22…ベアリングハウジング、23…主通路、24…バイパス通路、30…タービンハウジング、31…筒状部、32…円弧部、33…フランジ、34…ボス部、35…貫通孔、35A…外側開口縁、40…ウェイストゲートバルブ、41…回転軸、42…アーム、42A…段差面、43…弁体、44…弁軸、45…弁板、46…支持プレート、50…皿ばね、60…ワッシャ、70…リンク機構、71…リンク部材、72…連結ピン、73…リンクロッド、74…アクチュエータ、80…ブッシュ、80A…外部端面、80B…内部端面、90…タービンホイール、91…連結シャフト、92…コンプレッサホイール。 10 ... Internal engine, 11 ... Intake passage, 12 ... Cylinder, 13 ... Exhaust passage, 20 ... Turbocharger, 21 ... Compressor housing, 22 ... Bearing housing, 23 ... Main passage, 24 ... Bypass passage, 30 ... Turbine housing, 31 ... Cylindrical part, 32 ... Arc part, 33 ... Flange, 34 ... Boss part, 35 ... Through hole, 35A ... Outer opening edge, 40 ... Wastegate valve, 41 ... Rotating shaft, 42 ... Arm, 42A ... Step surface, 43 ... valve body, 44 ... valve shaft, 45 ... valve plate, 46 ... support plate, 50 ... countersunk spring, 60 ... washer, 70 ... link mechanism, 71 ... link member, 72 ... connecting pin, 73 ... link rod, 74 ... Actuator, 80 ... Bush, 80A ... External end face, 80B ... Internal end face, 90 ... Turbine wheel, 91 ... Connecting shaft, 92 ... Compressor wheel.
Claims (1)
前記バイパス通路の下流側の開口を開閉するウェイストゲートバルブと
を備えたターボチャージャであって、
前記ウェイストゲートバルブは、
前記タービンハウジングの壁を貫通する回転軸と、
前記回転軸における前記タービンハウジングの内部側の端部から延びるアームと、
前記アームの先端部に取り付けられ、前記バイパス通路を閉塞する弁体とを備え、
前記回転軸の外周面と前記タービンハウジングとの間には、筒状のブッシュが介在しており、
前記ブッシュの軸線方向の前記アーム側の端面と前記アームとの間には、前記回転軸を径方向外側から囲う環状のスペーサが配置されている
ターボチャージャ。 A turbine housing in which a turbine wheel is housed and a bypass passage is partitioned from the upstream side of the turbine wheel to the downstream side of the turbine wheel by bypassing the turbine wheel.
A turbocharger equipped with a wastegate valve that opens and closes an opening on the downstream side of the bypass passage.
The wastegate valve is
A rotating shaft penetrating the wall of the turbine housing,
An arm extending from the inner end of the turbine housing on the rotating shaft,
A valve body attached to the tip of the arm and closing the bypass passage is provided.
A tubular bush is interposed between the outer peripheral surface of the rotating shaft and the turbine housing.
A turbocharger in which an annular spacer that surrounds the rotation axis from the outside in the radial direction is arranged between an end surface on the arm side in the axial direction of the bush and the arm.
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