JP2021064987A - 防振装置および防振装置用抑止線 - Google Patents
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Abstract
Description
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられる重錘と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置が提供される。
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられる重錘と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置が提供される。
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる添え線と、
前記添え線の両端に設けられ、一方が前記架空線を把持し、他方が前記架空線または他の添え線を把持する一対の把持部と、を有し
前記添え線の張力が、前記架空線の張力よりも低く、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置が提供される。
架空線の振動を抑制する防振装置用抑止線であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられ、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置用抑止線が提供される。
<発明者の得た知見>
まず、発明者等が得た知見について説明する。
次に、本開示の実施態様を列記して説明する。
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられる重錘と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している。
この構成によれば、架空線の振動を効率よく抑制することができる。
前記複数の素線の少なくとも一対は、長手方向に垂直な断面が円形で互いに外接する一対の素線同士の接触面積よりも大きな面積で接触している。
この構成によれば、架空線の振動を効率よく抑制することができる。
前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記心線の外周面の少なくとも一部は凸の円弧面であり、前記複数の外周線の少なくともいずれかの内周面は凹の円弧面であり、
前記凸の円弧面と、前記凹の円弧面とが面接触している。
この構成によれば、抑止線が捻じれ振動する際に、架空線の振動エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換することができる。
前記心線の長手方向に垂直な断面が円形である。
この構成によれば、防振装置を容易に製造することができる。
前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記複数の外周線のそれぞれが、前記抑止線の径方向に沿った側面を有し、前記複数の外周線のそれぞれの前記側面が、隣り合う他の外周線の前記側面と面接触している。
この構成によれば、抑止線が径方向に振動する際に、架空線の振動エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換することができる。
前記複数の素線の少なくとも一対が圧縮されて面接触している。
この構成によれば、防振装置を容易に製造することができる。
前記複数の素線の表面の少なくとも面接触している面が粗面である。
この構成によれば、素線の表面の摩擦係数を大きくし、架空線の振動エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換することができる。
前記複数の素線の面接触している面の算術平均粗さRa1が、前記複数の素線の面接触していない面の算術平均粗さRa2より大きい。
この構成によれば、抑止線への異物の付着を抑制することができる。
前記抑止線が相互に接触するように複数設けられる。
この構成によれば、防振装置の強度を向上させることができる。
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられる重錘と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している。
この構成によれば、1つの防振装置で2本の架空線の振動を抑制することができる。
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる添え線と、
前記添え線の両端に設けられ、一方が前記架空線を把持し、他方が前記架空線または他の添え線を把持する一対の把持部と、を有し
前記添え線の張力が、前記架空線の張力よりも低く、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している。
この構成によれば、幅広い周波数の振動を抑制することができる。
架空線の振動を抑制する防振装置用抑止線であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられ、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している。
この構成によれば、架空線の振動を効率よく抑制することができる。
次に、本開示の一実施形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(1)防振装置
まず、本実施形態の防振装置10について説明する。
次に、本実施形態の防振装置10の動作について説明する。
架空線11が風を受けて振動すると、把持部14を介して抑止線12が共振し、抑止線12は径方向に振動することがある。抑止線12が径方向に振動すると、抑止線12を構成する素線20は、他の素線20と擦れながら運動する。抑止線12を構成する素線20同士の摩擦によって、素線20同士の接触面で熱エネルギーが発生する。熱エネルギーの発生に伴い、架空線11の振動エネルギーが消費される。これにより、架空線11の振動を抑制することが可能となる。
また、架空線11が風を受けて振動すると、把持部14および抑止線12を介して重錘13も共振し、重錘13は抑止線12の長手方向から見た際の上下方向(図1に示したA方向)に振動することがある。重錘13は、抑止線12の長手方向から見た際に、抑止線12から左右それぞれ異なる向きに突出するように接続されているため、偏心している。そのため、重錘13は、抑止線12に対して、周方向(図1に示したB方向)に捻じりモーメントを加える。したがって、重錘13が上下方向に振動すると、抑止線12は周方向に捻じれ振動する。抑止線12が周方向に捻じれ振動すると、抑止線12を構成する素線20は、他の素線20と擦れながら運動する。抑止線12を構成する素線20同士の摩擦によって、素線20同士の接触面で熱エネルギーが発生する。熱エネルギーの発生に伴い、架空線11の振動エネルギーが消費される。これにより、架空線11の振動を抑制することが可能となる。
また、架空線11が風を受けて振動すると、把持部14も共振する。把持部14は、架空線11の長手方向から見た際に、把持部14が架空線11の鉛直方向に対して所定の角度θで傾くように、架空線11を把持している。すなわち、架空線11の長手方向から見た際に、架空線11の中心と、抑止線12の中心とを結ぶ線が、架空線11の鉛直方向に対して所定の角度θで傾いている。そのため、把持部14は、架空線11に対して、周方向(図1に示したC方向)に捻じりモーメントを加える。したがって、把持部14が振動すると、架空線11は捻じれ振動することがある。架空線11が捻じれ振動すると、架空線11を構成する素線は、他の素線と擦れながら運動する。架空線11を構成する素線同士の摩擦によって、素線同士の接触面で熱エネルギーが発生する。熱エネルギーの発生に伴い、架空線11の振動エネルギーが消費される。これにより、架空線11の振動を抑制することが可能となる。
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
上述の実施形態は、必要に応じて、以下に示す変形例のように変更することができる。以下、上述の実施形態と異なる要素についてのみ説明し、上述の実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
図3は、本変形に係る抑止線30の長手方向に垂直な断面図である。図3に示すように、本変形の抑止線30は、心線31と、複数の外周線32とを有している。
図4は、本変形に係る抑止線40の長手方向に垂直な断面図である。図4に示すように、本変形の抑止線40は、心線41と、複数の外周線42とを有している。本変形の抑止線40を構成する複数の素線43の少なくとも一対は、圧縮されて面接触している。
例えば、抑止線12を構成する複数の素線20の表面のうち少なくとも面接触している面を粗面としてもよい。なお、例えば、複数の素線20の表面の全体を粗面としてもよい。このような素線20は、例えば、サンドブラスト加工によって形成することができる。この場合、素線20の表面の摩擦係数が大きくなるため、架空線11の振動エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換することができる。
図5は、本変形に係る抑止線50の長手方向に垂直な断面図である。図5に示すように、本変形例に係る抑止線50は、複数の抑止線12を有している。複数の抑止線12は、相互に接触するように設けられている。複数の抑止線12は、互いに平行になるように設けられてもよいし、撚り合わされて設けられてもよい。この場合、複数の抑止線12が相互に接触し、素線20同士が摩擦する面積が大きくなるため、架空線11の振動エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換することができる。また、抑止線12を構成する複数の素線20に、線径の小さい素線を用いる場合であっても、簡便に防振装置の強度を向上させることができる。
図6は、本変形例に係る抑止線60の長手方向に垂直な断面図である。図6に示すように、本変形の抑止線60は、例えば、8本の外周線22が心線21の外周部を囲むように撚り合わされて設けられている。なお、心線21は、例えば、いわゆる丸線である。この場合、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、第1実施形態と比べて、外周線22の本数が多いため、隣り合う外周線22の側面25同士が接触している面積の総和が大きくなる。これにより、架空線11の振動エネルギーをより効率よく熱エネルギーに変換することができる。
図7は、本変形例に係る抑止線70の長手方向に垂直な断面図である。図7に示すように、本変形の抑止線70は、例えば、8本の外周線32が心線31の外周部を囲むように撚り合わされて設けられている。なお、心線31の長手方向に垂直な断面は、例えば、多角形、より具体的には、例えば、八角形である。この場合、第1実施形態の変形例1と同様の効果が得られる。また、第1実施形態の変形例1と比べて、外周線32の本数が多いため、隣り合う外周線32の側面35同士が接触している面積の総和が大きくなる。これにより、架空線11の振動エネルギーをより効率よく熱エネルギーに変換することができる。
続いて、本開示の第2実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
続いて、本開示の第3実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
以上、本開示の実施形態について具体的に説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以下、本開示の好ましい態様を付記する。
本開示の一態様によれば、
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられる重錘と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置が提供される。
付記1に記載の防振装置であって、
前記複数の素線の少なくとも一対は、長手方向に垂直な断面が円形で互いに外接する一対の素線同士の接触面積よりも大きな面積で接触している。
付記1または付記2に記載の防振装置であって、
前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記心線の外周面の少なくとも一部は凸の円弧面であり、前記複数の外周線の少なくともいずれかの内周面は凹の円弧面であり、
前記凸の円弧面と、前記凹の円弧面とが面接触している。
付記3に記載の防振装置であって、
前記心線の長手方向に垂直な断面が円形である。
付記1から付記4のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記複数の外周線のそれぞれが、前記抑止線の径方向に沿った側面を有し、前記複数の外周線のそれぞれの前記側面が、隣り合う他の外周線の前記側面と面接触している。
付記1から付記5のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記複数の素線の少なくとも一対が圧縮されて面接触している。
付記1から付記6のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記複数の素線の表面の少なくとも面接触している面が粗面である。
付記1から付記7のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記複数の素線の面接触している面の算術平均粗さRa1が、前記複数の素線の面接触していない面の算術平均粗さRa2より大きい。
付記1から付記8のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記抑止線が相互に接触するように複数設けられる。
付記1から付記9のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記抑止線は、アルミ覆鋼線または亜鉛めっき鋼線の少なくともいずれかを含む。
付記1から付記10のいずれか1つに記載の防振装置であって、
前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記心線は複数の平坦面を有し、
前記心線の前記平坦面の法線の方向は、前記心線の径方向と等しく、
前記複数の外周線の少なくともいずれかの内周面は平坦面であり、
前記複数の外周線の前記内周面が、前記心線の前記平坦面と面接触している。
本開示の他の態様によれば、
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられる重錘と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置が提供される。
本開示のさらに他の態様によれば、
架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる添え線と、
前記添え線の両端に設けられ、一方が前記架空線を把持し、他方が前記架空線または他の添え線を把持する一対の把持部と、を有し
前記添え線の張力が、前記架空線の張力よりも低く、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置が提供される。
本開示のさらに他の態様によれば、
架空線の振動を抑制する防振装置用抑止線であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられ、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置用抑止線が提供される。
11 架空線
12 抑止線
13 重錘
14 把持部
15 接続部
16 金具
17 ボルト
18 支持部
19 添え線
20 素線
21 心線
22 外周線
23 外周面
24 内周面
25 側面
26 外周面
30 抑止線
31 心線
32 外周線
33 平坦面
34 平坦面
35 側面
36 外周面
40 抑止線
41 心線
42 外周線
43 素線
50 抑止線
60 抑止線
70 抑止線
80 防振装置
90 防振装置
100 抑止線
101 素線
Claims (12)
- 架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられる重錘と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置。 - 前記複数の素線の少なくとも一対は、長手方向に垂直な断面が円形で互いに外接する一対の素線同士の接触面積よりも大きな面積で接触している請求項1に記載の防振装置。
- 前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記心線の外周面の少なくとも一部は凸の円弧面であり、前記複数の外周線の少なくともいずれかの内周面は凹の円弧面であり、
前記凸の円弧面と、前記凹の円弧面とが面接触している請求項1または請求項2に記載の防振装置。 - 前記心線の長手方向に垂直な断面が円形である請求項3に記載の防振装置。
- 前記抑止線は、心線と、前記心線の外周部に撚り合わされて設けられる複数の外周線と、を有し、
前記抑止線を長手方向に垂直な断面で見た際に、前記複数の外周線のそれぞれが、前記抑止線の径方向に沿った側面を有し、前記複数の外周線のそれぞれの前記側面が、隣り合う他の外周線の前記側面と面接触している請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防振装置。 - 前記複数の素線の少なくとも一対が圧縮されて面接触している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の防振装置。
- 前記複数の素線の表面のうち少なくとも面接触している面が粗面である請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の防振装置。
- 前記複数の素線の面接触している面の算術平均粗さRa1が、前記複数の素線の面接触していない面の算術平均粗さRa2より大きい請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の防振装置。
- 前記抑止線が相互に接触するように複数設けられる請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の防振装置。
- 架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる抑止線と、
前記抑止線の両端部に設けられ、前記架空線を把持する把持部と、
前記抑止線の前記両端部の間に設けられる重錘と、を有し、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置。 - 架空線の振動を抑制する防振装置であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられる添え線と、
前記添え線の両端に設けられ、一方が前記架空線を把持し、他方が前記架空線または他の添え線を把持する一対の把持部と、を有し
前記添え線の張力が、前記架空線の張力よりも低く、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置。 - 架空線の振動を抑制する防振装置用抑止線であって、
複数の素線が撚り合わされて設けられ、
前記複数の素線の少なくとも一対が面接触している防振装置用抑止線。
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JP7316180B2 (ja) | 2023-07-27 |
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