JP2021063840A - 硬度計および硬度測定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
美容分野において、人体の硬度の測定が実現されることが望まれている。医療分野では、
所定箇所の硬度を測定することにより、長期にわたり同じ姿勢での寝たきりに起因する支
持面の皮膚の潰瘍、臓器の変化による皮膚の浮腫や強皮症状などを判定できる。鍼灸院や
接骨院などにおいて、鍼灸や整体の施術によって筋肉が柔らかくなった効果も判定できる
。また、美容分野では、所定箇所の硬度を測定することにより、疾病の進行度や薬物治療
を行った際の効果などを判定できる。
だ程度を硬度の指標とするデュロメーターという計測器が使われてきた。また、さらに、
機械的振動部が物体と接触したときの共振状態の変化情報を得て、これを物体の硬さ情報
として出力する触覚センサが開発されてきた(特許文献1参照)。
る対象物の凹んだ程度が変わるという問題点がある。つまり、同じ対象物であっても、軽
く圧迫したときと強く圧迫したときで推定される硬度が異なる。そこで、本発明は、デュ
ロメーターの機構に加えて、圧力センサを能動的に周期運動させる機構を備えた硬度計に
よって,この課題を解決する。
る可動部との接触部分での反力を反映する出力信号を出力するセンサと、可動部をピスト
ン運動させる動力機構と、可動部のピストン運動によって生成される、出力信号の交流成
分に基づいて、測定対象物の硬度を推定する硬度推定部と、を備えることを特徴とする硬
度計である。
接触させた際の、測定対象物からの反力に基づいたセンス信号を取得する第2のステップ
と、センス信号の交流成分を取得する第3のステップと、交流成分の振幅に基づいて、測
定対象物の硬度を推定する第4のステップと、を備えることを特徴とする硬度測定方法で
ある。
出力値のみから硬度を推定することができる。また、上記した以外の、課題、構成及び効
果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
に則った具体的な実施例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決
して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。また、各図において共通
の構成については同一の参照番号が付されている場合がある。
硬さを表す指標であり、弾性を意味している。以下では、測定対象物として人体などの生
体を例として説明するが、これに限定されない。例えば、以下の実施例における硬度計は
、生体以外の対象物に適用されてもよい。
計算装置2とを備える。なお、図1の測定装置1では、図2、図3、図4の測定装置1と
比較して、構成の一部の図示を省略している。ここで、併せて図2と図3と図4も参照し
ながら、測定装置1の構成と動作原理について説明する。
検知手段)を有する本体部14と、発信コイル12(磁場発生手段)を有する可動部15
と、バネ13(弾性体)と、電池16と、モータ17と,上下可動部18とを備える。電
池16によって駆動されるモータ17が、例えばクランク構造により上下可動部18をピ
ストン運動させる構成である。なお、受信コイル11と発信コイル12とを合わせて磁気
センサ19と称する。磁気センサ19は、計測対象物150における可動部15との接触
部分での反力に対応する反力情報を出力する。
計測対象物150に押し付けられる部位であり、可動部と対象部の接触面である。なお、
本体部14と可動部15は、剛性を有する。計測対象物150は、例えば人間の胴体その
他の硬度を計測したい対象である。
測対象物150の反力の大きさに相当する電圧の情報を出力する。そのため、受信コイル
11と発信コイル12は、お互いに対向するように配置されている。そして、本体部14
と可動部15との間には、バネ定数がK’(既知)のバネ13が配置されている(図2参照
)。
物の深層位置の硬度を測定することができる。従来では、皮膚表面での硬度の測定しか行
えておらず、皮膚深層までの情報に対応できていないという課題があった。これに対して
、当該構成によれば、皮膚表面のみならず、皮膚深層までの皮下組織や筋肉などの硬度を
測定することができる可能性もある。
っているが、操作者が持ちやすいようにT字型やペンシル型としてもよい。図3はT字型
の例を示している。図3において図2と共通の構成については同一の参照番号が付されて
いる。3軸受信コイル301と発信コイル302からなる位置計測装置3については、後
述する。
発振源31は、特定の周波数(例えば、20kHz)を持つ交流電圧を生成する。その交
流電圧はアンプ32によって特定の周波数を持つ交流電流に変換され、その変換された交
流電流が発信コイル12に流れる。発信コイル12を流れる交流電流によって発生した磁
場は、受信コイル11に誘起起電力を発生させる。
って生成された交流電圧の周波数と同じ)は、プリアンプ33によって増幅され、増幅後
の信号が検波回路34に入力される。検波回路34は、交流発振源31によって生成され
た特定の周波数又は2倍周波数によって、前記増幅後の信号の検波を行う。そのため、交
流発振源31の出力を、参照信号35として検波回路34の参照信号入力端子に導入する
。なお、検波回路34を用いずに全波整流回路を用いた動作方式にしてもよい。検波回路
34(または整流回路)からの電圧の情報(出力信号)は、ローパスフィルタ36を通過
した後、硬度計算装置2の駆動回路21(図1参照)に導入される。
するダッシュポット(ダンパー)37(b)でモデル化される。受信コイル11と発信コ
イル12からなる磁気センサ19は、計測対象物150に押し付けられる。バネ13のバ
ネ定数K'と計測対象物150のバネ定数Kの間には、K’>Kの関係があることが望ましい
。そうしないと、本体部14を圧迫したときに、本体部14と計測対象物150が接触部
20で接触するおそれがあるからである。
ータ装置である。硬度計算装置2は、駆動回路21と、マイクロプロセッサー23と、記
憶部24と、音声発生部25と、表示部26と、電源部27と、入力部28と、位置推定
駆動回路29とを備える。
される。マイクロプロセッサー23は、電圧波形生成部231と、異常波形検出部232
と、電圧・圧力換算部233と、硬度推定部234と、判定部235と,位置推定部23
6とを備える。マイクロプロセッサー23の上記処理部は、各種プログラムにより実現す
ることができる。例えば、硬度計算装置2の図示しないメモリには、記憶部24に格納さ
れている各種プログラムが展開される。マイクロプロセッサー23は、メモリにロードさ
れたプログラムを実行し、所定の処理や計算を行う。以下、マイクロプロセッサー23の
各処理部の処理内容について説明する。
報を生成する。磁気センサの出力電圧の波形の例については、後に図5で詳説する。
面に対して傾いている場合等、不適切な圧迫における異常波形を検出する。硬度の推定に
あたっては、操作者の圧迫強度が適切な範囲に入る必要があるが、異常波形検出部232
では、この適切な範囲から外れた場合の波形を除去することを目的としている。
ことを条件として、異常と判定することができる。あるいは、出力信号の交流成分の上限
と下限が検出できないことにより、異常な波形と判定することができる。硬度の検出は、
このような異常な波形が検出されない範囲において、出力信号の交流成分に基づいて行う
ことになる。
の出力電圧は、図2の受信コイル11と発信コイル12の間の距離に応じて変化する。そ
して、この2コイル間の距離はバネ13の長さと等しい。バネにかかる反力は、フックの
法則により、バネ13の自由長から縮んだ距離とバネ13のバネ定数から計算することが
できる。これらの関係より、磁気センサの出力電圧を圧力情報に換算する。磁気センサの
出力電圧の圧力情報への換算については、後に図6と図7で詳説する。
ル11上の微小な線要素をds1,発信コイル12上の微小な線要素をds2とする。また、ds
1からみたds2の位置ベクトルをrとする。このとき、受信コイル11と発信コイル12の
相互インダクタンスM12は、次式で計算される(Neumannの公式)。μは透磁率である。
12内の磁束φは,M12を用いて次式のように算出される。
磁束φは磁気センサの出力電圧と線形関係にある。したがって、これらのデータにより、
2コイル間距離と磁気センサの出力電圧との変換曲線が作成できる。次に,バネ13の自
由長から2コイル間距離を差し引くことで、バネ13の変位量を求める。この変位量にバ
ネ13のバネ定数を乗算すれば反力が得られる。以上により、磁気センサの出力電圧と反
力との変換曲線を生成することができる。
硬度推定部234について図5〜図10を参照しながら説明する。
を示す。操作者が生体硬度計1000を計測対象物150にあてて少しずつ圧迫していく
と、図5のような磁気センサ19の出力電圧の波形が得られる。条件を単純化するため、
計測対象物150の硬度は深さによらず一定、すなわち硬さは均一とする(図6〜図9で
も同様)。ここで、モータ17の周波数成分を除いた手の圧迫による遅い変動を直流成分
VDと呼び、モータ17の周波数成分を持つ速い変動の振幅を交流成分VAと呼ぶ。少しずつ
圧迫していくと、直流成分VDは大きくなり、それに伴って、交流成分VAが徐々に大きくな
っていくことが分かる。これは、圧迫によって受信コイル11と発信コイル12間の距離
が近づくほど、磁気センサ19の電圧が指数関数的に大きくなるためである。直流成分と
交流成分の抽出は、公知のアナログあるいはデジタルの周波数フィルタを用いればよい。
って、圧力の波形に換算して得られる波形である。横軸は図5と同じく時間(秒)であり
、縦軸は換算された圧力(N)である。圧力波形においては、少しずつ圧迫すると、直流
成分FDは大きくなるが、交流成分FACの振幅は常に一定となる。交流成分が一定となる点
は、図5の磁気センサの出力電圧との相違点である。この交流成分FACに基づいて推定硬
度を求める。
生体硬度計1000によって計測し上記の交流成分FACの振幅を求める。これによって、
既知の硬度と交流成分FACの対応表ができる。硬度が未知の対象物を測り、交流成分FACが
得られたら、この対応表から硬度に変換できる。対応表のデータを線形補間やスプライン
補間などによって補間して変換式を得ることで、対応表にない交流成分FACであっても硬
度に変換できる。上記の対応表は、予め作成してデータベース化しておき、例えば記憶部
24にデータベース1001として格納する。硬度推定部234はデータベース1001
を参照して、電圧・圧力換算部233から得られる圧力を硬度に変換する。
成分FACを推定硬度とみなす理由を、図7を参照しながら説明する。計測対象を操作者が
一定の力F0で圧迫した場合は、モータ17によってさらに振幅ACの小さな周期的な変動が
与えられる。Dを押し込み量、ΔFを振幅ACの周期変動に伴う力の変化量(変化幅)とする
と、この場合、フックの法則により,D: AC=F0:ΔFの関係が成り立つ。
であるため、計測対象物150が柔らかい場合(測定対象物のバネ定数Kが小)は、押し
込み量Dが大きいので、F0に対するモータ17の振幅ACによる力の変化ΔFが小さくなる。
一方で、計測対象が硬い場合(測定対象物のバネ定数Kが大)は、押し込み量Dが小さいの
で、F0に対するモータ17の振幅ACによる力の変化ΔFが大きくなる。
操作者が生体硬度計1000をある力Fで押し込んだときの押し込み量D[mm]はフックの法
則より以下となる。
F = K D
き、操作者が手で所定の力F = FD = KDDで押し込んだときに、モータ17が最も高い位
置(DD − AC)に達したときの力は,以下となる。
FU = K (DD − AC) = F − KAC
そして、操作者が手で所定の力F = FD = KDDで押し込んだときに、モータ17が最も
低い位置(DD + AC)に達したときの力は、以下となる。
FL = K (DD + AC) = F + KAC
。
FAC = FL − FU = 2KAC
ACは一定であるので、FACは対象物のバネ定数Kに比例する。よって、FACは対象物が硬
くなるほど大きくなることが分かる。そして,この式より、対象物が同一硬度であれば圧
迫強度(力の直流成分)にかかわらず、力の交流成分FACが常に一定となることが分かる
。
定する場合を説明する。この場合は、電圧・圧力換算部233を省略して、磁気センサ1
9の出力電圧をそのまま圧力として扱うこととなる。この場合は、図8に示した波形のよ
うに、磁気センサでは、直流成分VDの増大に伴って(つまり,圧迫強度が強くなるに従っ
て)、交流成分VAが増大する。これは、前段落で述べたように、電圧・圧力換算部233
を実施した場合に,力の直流成分(圧迫強度)にかかわらず、力の交流成分が常に一定とな
る点とは異なる。
関係が比例関係にならないことが挙げられる。硬度計内部の発信コイル12と受信コイル
11の間の2コイル間距離は硬度計内部のバネ13の長さと等しいため、フックの法則に
より、2コイル間距離と力とは線形関係になる。一方で、磁束の大きさは、発信コイル1
2と受信コイル11の間の2コイル間距離とは線形関係にならず、2コイルが近づくほど急
速に磁束が大きくなる非線形の関係となる。そのため、力と磁束も非線形の関係となり、
圧迫強度が強くなるに従って交流成分が増大することとなる。
そのまま圧力として扱う場合は、電圧の直流成分VDを一定値VDCに固定したときの電圧の
交流成分VACを推定硬度とすることとする。こうすれば、磁束の大きさと2コイル間距離と
の間の非線形な特性に依存せずに、硬度を推定することができる。
したときの、VACの振幅と硬度の対応表を格納しておく。測定時には直流成分VDをモニタ
リングし、所定値VDCになったときの交流成分VACの振幅を取得する。そして、対応表を参
照し、当該振幅に対応する硬度を得る。
装置1を徐々に押し当てて圧迫していくとき、硬度計が計測対象物150に軽く触れてい
る状態(電圧の直流成分VDが小さい状態)である範囲(A)では交流成分が完全には得ら
れない。一方で,硬度計が計測対象を押しこんで飽和した状態である範囲(C)では、対
象物が剛体のように硬くなるため、交流成分の正確な値が得られない。つまり、一定値VD
Cは、電圧波形の中に交流成分が適切に得られるように、上記の両極端の状態に挟まれた
範囲(B)の電圧に設定すればよいことになる。なお、測定装置1の内部のバネ13のバ
ネ定数に依存するため、バネを取換えたら再度一定値VDCを決め直す必要がある。
を一定値VACに固定したときの電圧の直流成分VDCを推定硬度としてもよい。この方法でも
、磁束の大きさと2コイル間距離との間の非線形な特性に依存せずに、硬度を推定できる
。電圧の直流成分VACの設定も,上述のVDCの設定方法と同様に、軽く接触した状態(A)
と強く押して飽和した状態(C)の両極端の状態に挟まれた範囲(B)の電圧の直流成分
と設定すればよい。
ときの交流成分、または,交流成分を固定したときの直流成分に基づいて硬度を推定する
方法を説明した。しかし,電圧・圧力換算部233を備える場合であっても、計測対象の
性質によっては、力の交流成分が常に一定とならない場合がある。この場合は、図8及び
図9の硬度推定法を用いるメリットがある。
用上は、人体の皮膚や筋肉や脂肪などの生体組織を対象として計測を行うことが想定され
る。バネは、フックの法則に正確に従い、圧迫強度によらずバネ定数は一定値になる。し
かし、生体組織は、その性質上、強く圧迫するに従って、バネ定数(硬さ)が大きくなる
ことが知られている。そのため、生体組織を対象として計測する場合は、磁気センサの出
力電圧を力に変換した後であっても、図6のように交流成分FDが一定にならずに、圧迫が
強くなるに従って増大する可能性がある。このような理由から、電圧・圧力換算部233
を実施した場合にも、直流成分を固定したときの交流成分(図8参照)、または、交流成
分を固定したときの直流成分(図9参照)に基づいて硬度を推定してもよい。さらに,圧
迫強度によってバネ定数(硬さ)が異なる場合は交流成分や直流成分の固定値を数種類設
定してもよい。
法で硬度を推定した場合の結果を示す。グラフ中の3種類のマーカーは3名の計測者を表し
ている。横軸はデュロメーターで計測した既知の硬度(単位なし)、縦軸は電動硬度計に
よって図9の方法で求めた推定硬度(V)である。このグラフから、推定硬度と既知の硬
度のデータ点を多項式でフィッティングし、二者の関係を表す曲線を求める。電動硬度計
の計測によって推定硬度が得られた場合は、曲線に代入することで既知の硬度に変換する
ことができる。
m Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などによっ
て実現される。記憶部24は、実験によって算出された電圧・圧力変換係数Cmpを予め
記憶している。音声発生部25は、音声を発生させる手段であり、例えばスピーカによっ
て実現される。音声発生部25は、例えば、測定装置1による測定の開始時および終了時
に、ビープ音を発生させる。表示部26は、各種表示を行う手段であり、例えば、LCD
(Liquid Crystal Display)またはCRT(Cathode Ray Tube) Displayによって実現される
。表示部26には、各種の波形、対象物の硬度(例えば、弾性の情報及び粘性の情報の少
なくとも一方)、および対象物の硬度を視覚化したインジケータなどが表示される。
に、この推定硬度を生体表面上の計測位置にカラーマップ表示してもよい。ここで、生体
表面上の計測位置は、後述の通り、位置計測装置から得られた位置情報を反映した磁場の
データより位置推定部236によって推定される。また、推定硬度が圧迫強度によって異
なる場合は、生体表面からの深さによって硬さが変わる場合もある。
また、表示部26には、異常波形検出部232の結果に基づき、操作者に圧迫する方法
を指示する圧迫指示部261も含まれる。圧迫指示部261では、異常波形検出部232
において、圧迫強度が不適切であったことを検出した場合に、適切な圧迫強度を指示する
。また、硬度推定部234において、図8及び図9のように直流成分または交流成分を指
定する場合に、適切な圧迫強度を指示する。
入力のためにユーザによって操作される手段であり、例えば、キーボードやマウス等によ
って実現される。
るコイル基板110と、電池16と、硬度計算の開始時等に操作される動作ボタン140
と,モータ17と、受信コイル11および発信コイル12とに接続される動作回路基板1
41とを備えている。可動部15は、発信コイル12と、発信コイル12を搭載するコイ
ル基板120とを備えている。コイル基板110とコイル基板120の間には、1本また
は複数のバネ13が配置されている。
ずらした位置に取り付けられた軸が回転し、それに伴って上下可動部18が上下運動を行
う(クランク機構)。動作ボタン140を押すとモータ17が回転を開始し、動作ボタン
140を押すのをやめるとモータ17が回転を停止する。この上下運動によって、可動部
15が周期的に計測対象に押し付けられる。対象物が凹むように可動部15が対象物に押
し付けられた際、バネ13が縮んで発信コイル12と受信コイル11とが近づき、受信コ
イル11が検知する磁場の大きさが増加することで、接触部20で発生した反力の大きさ
に応じた電圧の情報が受信コイル11から出力される。
、接触部20の停止位置は操作者が動作ボタン140を離したタイミングによって異なる
ことになる。そこで、フォトセンサによってモータ17の回転位置を計測し、接触部20
が常に定位置で止まるように制御する。これによって、測定装置1はデュロメーターと同
じハード構成となり、波形の直流成分はデュロメーターの出力値と同じになる。生体硬度
計1000はデュロメーターの機能を包含することになる。
図11のフローチャートを参照して(適宜他図参照)、生体硬度計1000の処理につ
いて説明する。以下では、測定対象物として人体を例に説明する。まず、操作者によって
身体の硬度を計測する被験者を登録する(ステップS1)。登録する内容は、被験者ID,
被験者名,性別,年齢,疾患情報,治療情報,他の検査機器の計測結果などである。
図12に登録画面の例を示す。
1の動作ボタン140をオンにすることで、モータ17が動作し始め、磁気センサのデー
タが記録され始める(ステップS2)。ここでは、測定装置1の全体がモータ17に取付
けられている。この構成の場合、モータ17を駆動することにより、所定の周波数fHz
で可動部15を連続的に対象物に押し付けることができる。例えば、f=2〜8Hz程度に
設定してもよい。硬度計算装置2のマイクロプロセッサー23は、測定装置1の可動部1
5が計測対象物150に押し付けられるたびに、その測定装置1からの情報を取得する。
るように徐々に圧迫していく(ステップS3)。ここで、圧迫強度が強すぎる場合や弱す
ぎる場合、また、人体表面に対して垂直ではなく傾いている場合など,計測された磁気セ
ンサの波形が異常である場合は,マイクロプロセッサー23によって検出される(ステッ
プS4)。この判定は、例えば、図8に示した磁気センサ出力電圧の直流成分の電圧や、
交流成分の周波数などから行うことができる。この処理は、マイクロプロセッサー23の
判定部235によって実行される。Yesの場合はステップS5に進み、Noの場合はス
テップS6に進む。異常波形と判定された場合は、マイクロプロセッサー23は、表示部
26に計測やり直しのメッセージを表示することで,操作者が適切な圧迫方法に修正する
ように促す(ステップS5)。
6)。マイクロプロセッサー23は、ステップS3で計算した推定値に基づいて、それら
の値が異常値か否かを判定する(ステップS7)。この処理は、マイクロプロセッサー2
3の判定部235によって実行される。Yesの場合はステップS5に進み、Noの場合
はステップS8に進む。なお、異常値か否かの判定は、例えば、平均値及び分散を、予め
設定しておいた閾値と比較することにより実現できる。
ステップS2からステップS8までの処理を、必要に応じて複数の測定点において繰り返
す(ステップS9)。全ての測定点での測定が完了したら、マイクロプロセッサー23は
、表示部26に硬度に関する情報や硬度を人体模式図上にマッピングした図を表示させる
(ステップS10)。
定点における硬度を表示している。硬度の大小は、濃淡や色の違いで表すことができる。
また、図13(b)のように、スライドバー1300によって、異なる深さにおける硬さ
を表示するようにしている。さらに、鍼灸やマッサージなどの治療効果を評価するために
、過去の硬度や硬度マップと比較することもできる(ステップS11)。
きる。また複数の測定箇所の硬度を含んだ硬度マップを表示、または、過去の硬度マップ
と比較することもできる。また、本実施例の測定方法では、異なる深さの硬さを測ること
もできる。
イミングの交流成分FAC1と、直流成分の小さなタイミングの交流成分FAC2を取得して、そ
れぞれ対応する硬度を求める。直流成分の大きなタイミングの交流成分FAC1は深い部分の
硬度を反映し、直流成分の小さなタイミングの交流成分FAC2は浅い部分の硬度を反映して
いる。なお、前述のように、図6のグラフは固さ均一を前提にしているので、いずれの箇
所でも交流成分の大きさは同じになっている。しかし、深さにより硬さが異なる場合には
、直流成分の大きさにより交流成分の大きさが異なることになる。
とで、複数の深さがを測ることができる。
る。
圧力波形から硬度を換算する対応表の例である。図14A(a)は直流成分振幅と深さの対
応表である。図14A(b)は交流成分振幅と硬さの対応表である。これらの表は、例えば
予め実験的に求めておけばよい。任意の深さの硬さを測定したい場合は、図14A(a)に
より深さに対応する直流成分振幅を得、当該直流成分振幅のタイミングにおける交流成分
振幅を得る。そして、図14A(b)により、その交流成分振幅に対応する硬さを求める。
を推定する場合の対応表の例である。図8の例では、電圧の直流成分VDを一定値VDCに固
定したときの電圧の交流成分VACを推定硬度としている。この場合、直流成分の大きさに
より、すなわち深さにより、交流成分振幅と硬度の対応が変わるため、深さにより複数の
対応表が必要になる。図14B(a)は浅い部分(直流成分の大きさが100mV)の交流
成分振幅と硬さの対応表であり、図14B(b)は深い部分(直流成分の大きさが200m
V)の交流成分振幅と硬さの対応表である。
合には、複数の交流成分に対応して、直流成分と硬度の対応表を準備することになる。な
おここで、対応表中の硬度は、推定硬度でもよいし、図10で説明したように推定硬度を
既知の硬度に換算した値でも良い。
度情報や硬度マップを並べて表示してもよいし,両者の差分を表示してもよい。以上で,
全てのステップが終了となる。
次に、表示部26で推定硬度をマップ表示するのに必要な計測位置情報を求める方法を
説明する。図1に示した位置計測装置3は、例えば5個の発信コイル302と3軸受信コ
イル301から構成されている。
で発信コイル302は5個としたが、目的とする位置情報の取得に必要な個数であれば他
の個数でもよい。3軸受信コイル301は生体硬度計1000の内部に装着される。また
、5個の発信コイル302は測定対象物との位置関係が既知であるものとする。発信コイ
ル302は例えば、計測対象物150を配置する試料台に配置される。計測対象物150
が人体の場合は、ベッド等に内蔵すればよい。これによって、発信コイルに対する生体硬
度計の計測位置を推定できる。
て発信コイル302に電流を流すと周囲に磁場が生じ、その磁場が電磁誘導の原理によっ
て3軸受信コイル301に電圧を生じさせる。測定装置1と異なって、受信コイル・発振
コイルともに複数個あるため、磁場の干渉が問題となる。この問題については,発信コイ
ル・受信コイルの各組合せ(15通り)で電流を流すのと検出するのを短時間で切り替え
る時分割の方式を採用する方法で解決する。他の方法として、複数の発信コイルに同時に
電流を流す場合は,発信コイルの周波数を変えれば、複数の発信コイルの磁場を互いに干
渉させずに検出することが出来る。
な位置情報を算出する。得られた磁場データから,磁場のシミューレーションによって、
3軸受信コイルの3次元的な位置(水平方向X,Y,垂直方向Z)と姿勢角(仰角θ,方
位角φ)を推定する。表示部26に表示する場合は、例えば、人体の背中の模式図上にマ
ッピングする際は、水平方向X,Yの位置情報のみを使って、推定硬度をカラーマップ表
示すればよい。他にも、顔表面に3次元的にマップ表示する場合は、X,Y,Zの位置情
報を使ってマップ表示すればよい。
ば、カメラ撮影によって計測位置を推定しても良い。また、加速度センサを2階積分する
ことで計測位置を推定しても良い。
本体部と、測定対象物における可動部との接触部分での反力に対応する反力情報を出力す
る圧力センサと、モータと、モータによって駆動され、本体部及び可動部をピストン運動
させるクランク機構とを備える硬度計において、可動部のピストン運動によって生成され
る圧力センサ値の交流成分に基づいて硬度を推定する硬度推定部が提供される。
いても良い。例えば、図2の磁気センサ19の代わりに、半導体プロセスを用いたピエゾ
抵抗型の圧力センサを配置することができる。ピエゾ抵抗型の圧力センサは、ダイヤフラ
ムの表面に半導体ひずみゲージを形成していて、外部からの力(圧力)によってダイヤフ
ラムが変形して発生するピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化を電気信号に変換する。こ
のため、このセンサの出力から直接図6で示した力の情報を得ることができる。
施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明し
た全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を
他の実施例の構成に置き換えることもできる。また、ある実施例の構成に他の実施例の構
成を加えることもできる。また、各実施例の構成の一部について、他の構成を追加・削除
・置換することもできる。
回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は
、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフ
トウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報
は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、ICカード
、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接
続されていてもよい。
2 …硬度計算装置
11 …受信コイル
12 …発信コイル
13 …バネ
14 …本体部
15 …可動部
16 …電池
17 …モータ
18 …上下可動部
19 …磁気センサ
20 …接触部
21 …駆動回路
23 …マイクロプロセッサー
24 …記憶部
25 …音声発生部
26 …表示部
27 …電源部
28 …入力部
3 …位置計測装置
31 …交流発振源
32 …アンプ
33 …プリアンプ
34 …検波回路
35 …参照信号
36 …ローパスフィルタ
37(a)…バネ
37(b)…ダッシュポット
110、120…コイル基板
140 …動作ボタン
141 …動作回路基板
130 …動作回路基板
140 …動作ボタン
231 …電圧波形生成部
232 …異常波形検出部
233 …電圧・圧力換算部
234 …硬度推定部
235 …判定部
236 …位置推定部
261 …圧迫指示部
301 …3軸受信コイル
302 …発信コイル
1000 …生体硬度計
Claims (15)
- 測定対象物に連続的に押し付けられる可動部と、
前記測定対象物における前記可動部との接触部分での反力を反映する出力信号を出力す
るセンサと、
前記可動部をピストン運動させる動力機構と、
前記可動部のピストン運動によって生成される、前記出力信号の交流成分に基づいて、
前記測定対象物の硬度を推定する硬度推定部と、
を備えることを特徴とする硬度計。 - 前記硬度推定部は、
前記出力信号の交流成分の振幅に基づいて、前記測定対象物の硬度を推定する、
ことを特徴とする請求項1記載の硬度計。 - 前記硬度推定部は、
前記出力信号の直流成分の大きさを所定の値に固定したときの交流成分の振幅に基づい
て、前記測定対象物の硬度を推定することを特徴とする請求項2の硬度計。 - 前記硬度推定部は、
前記出力信号の交流成分の振幅を所定の値に固定したときの直流成分の大きさに基づい
て、前記測定対象物の硬度を推定する、
ことを特徴とする請求項2の硬度計。 - 前記出力信号の直流成分の大きさが一定範囲に入っていないことを条件として、異常な
波形を検出する異常波形検出部を備え、
前記硬度推定部は、
前記異常波形検出部で、異常な波形が検出されない範囲における、前記出力信号の交流
成分に基づいて、前記測定対象物の硬度を推定する、
ことを特徴とする請求項2の硬度計。 - 前記出力信号の交流成分の上限と下限が検出可能でないことを条件として、異常な波形
を検出する異常波形検出部を備え、
前記硬度推定部は、
前記異常波形検出部で、異常な波形が検出されない範囲における、前記出力信号の交流
成分に基づいて、前記測定対象物の硬度を推定する、
ことを特徴とする請求項2の硬度計。 - 前記センサの出力電圧を圧力情報に換算する電圧・圧力換算部を備える、
ことを特徴とする請求項2の硬度計。 - 硬度計の計測位置を推定する位置推定部と、
前記計測位置を用いて推定された前記硬度をマップ表示する硬度マップ表示部と、
を備える、
ことを特徴とする請求項1の硬度計。 - 前記硬度マップ表示部は、
二つの硬度マップの差分を提示する、
ことを特徴とする請求項8の硬度計。 - 可動部を振動させる第1のステップと、
前記可動部を測定対象物に接触させた際の、前記測定対象物からの反力に基づいたセン
ス信号を取得する第2のステップと、
前記センス信号の交流成分を取得する第3のステップと、
前記交流成分の振幅に基づいて、前記測定対象物の硬度を推定する第4のステップと、
を備えることを特徴とする硬度測定方法。 - 前記第1のステップにおいて、
前記可動部を振動させる振動部材を用い、前記振動部材は前記可動部とバネを介して接
続され、
前記第2のステップにおいて、
前記センス信号は、前記可動部に配置された第1のコイルと、前記振動部材に配置され
た第2のコイルを用いて、一方のコイルから発信された信号を他方のコイルで受信して検
出する磁気センサ信号に基づいて取得される、
ことを特徴とする請求項10記載の硬度測定方法。 - マイクロプロセッサーと、記憶部と、入力部と、出力部とを備えるコンピュータ装置を
用い、
前記マイクロプロセッサーが、前記入力部から得られる前記磁気センサ信号の波形を、
電圧・圧力換算によって、圧力の波形に換算することにより、前記センス信号を得る、
ことを特徴とする請求項11記載の硬度測定方法。 - 前記記憶部に、前記センス信号の交流成分の振幅と硬度の対応表をデータベースとして
準備し、
前記マイクロプロセッサーが、前記対応表に基づいて前記硬度を推定する、
ことを特徴とする請求項12記載の硬度測定方法。 - マイクロプロセッサーと、記憶部と、入力部と、出力部とを備えるコンピュータ装置を
用い、
前記マイクロプロセッサーが、前記磁気センサ信号の波形を、そのまま前記センス信号
として用いる、
ことを特徴とする請求項11記載の硬度測定方法。 - 前記記憶部に、前記センス信号の振幅と硬度の対応表をデータベースとして準備し、
前記対応表は、
前記センス信号の直流成分を固定した場合の、前記センス信号の交流成分の振幅と硬度
の対応を示すものであるか、あるいは、
前記センス信号の交流成分を固定した場合の、前記センス信号の直流成分の振幅と硬度
の対応を示すものであり、
前記マイクロプロセッサーが、前記対応表に基づいて前記硬度を推定する、
ことを特徴とする請求項14記載の硬度測定方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021100693A (ja) * | 2016-09-15 | 2021-07-08 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021106899A (ja) * | 2016-09-15 | 2021-07-29 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05264427A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Shiseido Co Ltd | 硬さ測定装置および硬さ測定用プローブ |
WO2003063719A1 (fr) * | 2002-01-29 | 2003-08-07 | Nihon University | Systeme de support chirurgical de decoupage de peau |
WO2016194468A1 (ja) * | 2015-06-05 | 2016-12-08 | 日立マクセル株式会社 | 粘弾性計算システムおよび粘弾性測定方法 |
-
2021
- 2021-01-21 JP JP2021008017A patent/JP7049493B2/ja active Active
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