JP2021060847A - ノイズ除去システム - Google Patents

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圭介 岡本
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正裕 平山
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Abstract

【課題】ノイズ除去性能を向上させる。【解決手段】ニューラルネットワーク30に基づいて、イメージセンサ21から入力される画像データDinのノイズNSを除去するノイズ除去システムSであって、イメージセンサ21のノイズ特性を解析した解析結果に基づいてノイズNSを生成するノイズ生成部11と、ノイズNSの無いクリーン画像D0に、ノイズ生成部11により生成されたノイズNSを付加してノイズ画像D1を生成し、ニューラルネットワーク30に基づいてノイズ画像D1からクリーン画像D0を推定できるように、パラメータセットWを最適化する学習器12と、最適化されたパラメータセットWを用いたニューラルネットワーク30に基づいて、画像データDinのノイズNSを除去して出力画像データDoutを生成する出力データ生成部23とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ニューラルネットワークを用いて、入力データのノイズを除去するノイズ除去システムに関する。
この種のノイズ除去システムとして、例えば、特許文献1のものが知られている。
特許文献1の画像処理システムは、ノイズの無い教師画像をニューラルネットワークの出力側に設定し、この教師画像に人工的なノイズを付加した学習用画像(学習用データ)をニューラルネットワークに入力する。そして、ニューラルネットワークで処理を受けた学習用画像が教師画像(教師データ)に近づくように、ニューラルネットワークの内部パラメータを決定する機械学習を行う。
特開2018−206382号公報
ところで、ニューラルネットワークを用いたノイズ除去システムでは、高性能のノイズ除去を行うために、機械学習を行う学習用データ及び教師データ(以下、学習用データ及び教師データをまとめて「教師データ」という。)が入力データのノイズを忠実に再現していることが重要である。
しかし、入力データをセンサにより取得する場合、入力データのノイズはセンサの影響を受けるが、従来のノイズ除去システムでは、機械学習を行う教師データがセンサのノイズ特性を忠実に反映していない。このため、高性能のノイズ除去を行うことができない。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、ニューラルネットワークを用いたノイズ除去装置において、ノイズ除去性能を向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するために、この発明では、センサのノイズ特性を反映したノイズを生成するために、センサのノイズ特性を解析することとした。
本開示の第1の態様は、ニューラルネットワークに基づいて、センサから入力される入力データのノイズを除去するノイズ除去システムであって、前記センサのノイズ特性を解析した解析結果に基づいてノイズを生成するノイズ生成部と、ノイズの無いクリーンデータに、前記ノイズ生成部により生成されたノイズを付加してノイズデータを生成し、前記ニューラルネットワークに基づいて該ノイズデータから前記クリーンデータを推定できるように、ネットワークパラメータを最適化する学習部と、最適化された前記ネットワークパラメータを用いた前記ニューラルネットワークに基づいて、前記入力データのノイズを除去して出力データを生成する出力データ生成部とを備えることを特徴とする。
第1の態様では、ノイズ生成部は、センサのノイズ特性を解析した解析結果に基づいてノイズを生成するので、センサのノイズ特性を反映したノイズを生成することができる。そして、学習部は、このノイズが付加されたノイズデータからクリーンデータを推定できるように、ネットワークパラメータを最適化し、出力データ生成部は、この最適化されたネットワークパラメータを用いたニューラルネットワークに基づいて、出力データを生成する。従って、センサのノイズ特性を反映したノイズが除去された、出力データが出力される。その結果、ノイズ除去性能が向上する。
本開示の第2の態様は、第1の態様において、前記センサは、イメージセンサであり、前記入力データは、画像データであることを特徴とする。
第2の態様では、第1の態様と同様の作用効果によって、画像データのノイズ除去性能が向上する。
本開示の第3の態様は、第2の態様において、前記センサのノイズ特性についての前記解析結果は、前記イメージセンサから入力される画像データの輝度及び温度に対するノイズ特性の関係式であることを特徴とする。
第3の態様では、解析結果は、イメージセンサから入力される画像データの輝度及び温度に対するノイズ特性の関係式であるので、この解析結果が得られれば、輝度及び温度からノイズを簡単に生成することができる。従って、ノイズ生成をするたびにセンサのノイズ特性を解析するのではなく、解析結果である関係式を事前に取得しておき、この関係式を利用することで、クリーンデータのみからノイズデータを生成することができる。その結果、ノイズ生成部によるノイズ生成の動作と学習部によるネットワークパラメータの最適化の動作とのスループットをよくすることができる。
本開示の第4の態様は、第2又は第3の態様において、前記センサの前記ノイズ特性は、光ショットノイズの輝度に対する分布特性、並びに、暗電流ショットノイズ及び読み出しノイズの温度に対する分布特性を少なくとも含むことを特徴とする。
第4の態様では、センサのノイズ特性が、光ショットノイズの輝度に対する分布特性、並びに、暗電流ショットノイズ及び読み出しノイズの温度に対する分布特性を少なくとも含むので、出力データ生成部は、センサの光ショットノイズ、並びに、温度依存性が考慮された暗電流ショットノイズ及び読み出しノイズを反映したノイズが除去された画像を出力する。その結果、ノイズ除去性能が向上する。
本開示の第5の態様は、第1〜第4の態様のいずれか1つにおいて、前記出力データ生成部の前記ニューラルネットワークは、入力データを入力する入力層と、前記入力データから中間出力データとしてのノイズ成分を推定する中間層と、前記入力データと前記中間出力データとの差をとって生成された出力データを出力する出力層とを含むことを特徴とする。
第5の態様では、中間層が中間出力データとしてのノイズ成分を推定し、出力層が入力データと中間出力データとの差をとって生成された出力データを出力する。すなわち、中間層は、ノイズデータではなく、ノイズデータからクリーンデータを引いた差分であるノイズ成分を推定するように、ネットワークパラメータが最適化されている。ノイズ成分は、ノイズデータよりも値が小さいので、ノイズデータを推定するよりもノイズ成分を推定する方が、学習の収束性が向上する。従って、ネットワークパラメータを最適化させやすくなる。
本開示の第6の態様は、第5の態様において、前記中間層は、前記入力データの解像度を下げながら、各解像度におけるノイズを抽出する複数のダウンサンプリング層と、前記複数のダウンサンプリング層で抽出された前記各解像度におけるノイズを結合して、高解像度におけるノイズを復元する複数のアップサンプリング層とを含むことを特徴とする。
第6の態様では、中間層は、複数のダウンサンプリング層により入力データの解像度を下げながら、各解像度におけるノイズを抽出し、複数のアップサンプリング層により各解像度におけるノイズを結合して、高解像度におけるノイズを復元するので、低周波数を含む、広い周波数領域でノイズ除去できる。その結果、ノイズ除去性能が向上する。
本開示の第7の態様は、第1〜第6の態様のいずれか1つにおいて、前記ノイズ生成部と、前記学習部とを有する情報処理装置と、ノイズ特性が解析された前記センサと、前記学習部で最適化された前記ネットワークパラメータが格納された格納部と、前記出力データ生成部とを有する撮像装置とを備え、前記出力データ生成部は、前記センサで撮像された画像データを前記入力データとし、前記格納部に格納された前記ネットワークパラメータを用いた前記ニューラルネットワークに基づいて、前記出力データを生成することを特徴とする。
第7の態様では、情報処理装置がノイズ生成部と学習部とを有し、撮像装置が学習部で最適化されたネットワークパラメータが格納された格納部とセンサと出力データ生成部とを有する。すなわち、情報処理装置がノイズ生成部と学習部とを用いて機械学習を行い、撮像装置が最適化されたネットワークパラメータを用いて撮像された画像データのノイズ除去を行う。従って、第1〜第6の態様の効果を奏するノイズ除去性能を備えた撮像装置を提供できる。
本開示の第8の態様は、ニューラルネットワークに基づいて、イメージセンサから入力される画像データのノイズを除去して出力データを生成する撮像装置であって、前記ニューラルネットワークのネットワークパラメータは、ノイズの無いクリーン画像に、前記イメージセンサのノイズ特性を解析した解析結果に基づいて生成されたノイズを付加してノイズ画像を生成し、前記ニューラルネットワークに基づいて該ノイズ画像から前記クリーン画像を推定できるように、最適化されていることを特徴とする。
第8の態様では、イメージセンサから入力される画像データから、イメージセンサのノイズ特性を反映したノイズが除去された出力画像データが出力される。すなわち、ノイズ除去性能の高い撮像装置を提供できる。
以上説明したように、本発明によると、ノイズ除去性能を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るノイズ除去システムの概略図である。 ノイズ除去システムに用いるニューラルネットワーク構造の概略図である。 ノイズの標準偏差と輝度との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
≪実施形態≫
<構成>
ノイズ除去システムSは、図1に示すように、情報処理装置10と撮像装置20とを備えている。ノイズ除去システムSは、図2に示すニューラルネットワーク30に基づいて、撮像装置20の、後述するイメージセンサ21(センサ)から入力される画像データDin(入力データ)のノイズNSを除去するためのものである。ここで、ノイズNSは、光ショットノイズNS、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの和である。尚、以下では、ノイズNSを「ノイズ成分」という場合がある。
以下、情報処理装置10及び撮像装置20の構成並びにニューラルネットワーク30の構造を詳細に説明する。
―情報処理装置―
情報処理装置10は、ニューラルネットワーク30に基づいて機械学習を行うためのものであり、ノイズ生成部11と、学習器12(学習部)とを有している。情報処理装置10は、例えば、汎用のコンピュータである。
ノイズ生成部11は、イメージセンサ21に固有のノイズ特性を解析するノイズ解析部13を有し、このノイズ解析部13の解析結果に基づいてイメージセンサ21に固有のノイズNSを生成する。ここで、「イメージセンサ21に固有のノイズ特性」とは、このイメージセンサ21の光ショットノイズNSの輝度に対する分布特性、並びに、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの温度に対する分布特性である。
また、ノイズNSの輝度Yに対する分布特性は、ガウス分布に従うことを前提とし、その標準偏差をσで表す。この標準偏差σは、輝度Y及び温度Tの関数σ=f(Y)+g(T)として表すことができる。この関数を、ノイズNSの標準偏差σを縦軸に、輝度Yを横軸にとって表示すると、例えば、図3のようになる。ノイズNSの標準偏差σが、輝度Y及び温度Tによって異なっているのは、光ショットノイズNSの標準偏差σAが光子量によって異なっていること、並びに、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの標準偏差σBが、温度Tによって異なっていることに起因している。
学習器12は、機械学習を行うためのニューラルネットワーク30を実装している。
―撮像装置―
撮像装置20は、光を電気信号に変換するイメージセンサ21を有している。撮像装置20は、デジタルカメラである。イメージセンサ21は、ノイズ特性が互いに異なるI個のイメージセンサ21(i=1〜I)のいずれか一つである。尚、iは、イメージセンサを区別する場合に付すインデックスであり、センサ情報(例えば、イメージセンサの型番号)を区別するものである。
撮像装置20は、出力データ生成部23を有している。この出力データ生成部23は、学習器12に実装されているものと同じ構造の、ノイズ除去を行うためのニューラルネットワーク30を実装している。
撮像装置20は、情報処理装置10の学習器12によって最適化されたネットワークパラメータの組W(以下、「パラメータセット」という。)が格納されたメモリ24(格納部)を有している。このパラメータセットWは、後述するように、イメージセンサ21ごとに異なっており、撮像時の温度Tによっても異なっている。すなわち、メモリ24には、I個のイメージセンサ21及びJ種類の温度Tについてそれぞれ最適化された、I×J組のパラメータセットWが格納されている。尚、jは、温度Tを区別する場合に付すインデックスであり、Jは、考慮する温度Tの種類の総数である。
―ニューラルネットワーク―
ニューラルネットワーク30は、図2に示すように、画像データDinを入力する入力層31と、画像データDinから中間出力データDmidとしてのノイズ成分NSを推定する中間層32と、入力データDinと中間出力データDmidとの差をとって生成された出力画像データDout(出力データ)を出力する出力層33とを含んでいる。尚、「ノイズ成分NSを推定する」とは、特定温度条件の特定輝度レベルの入力画素に対するノイズ特性に応じて、ノイズ量を算出することをいう。
中間層32は、複数のダウンサンプリング層32a,32a,…及び複数のアップサンプリング層32b,32b,…を含んでいる。複数のダウンサンプリング層32a,32a,…は、入力データDinの解像度を下げながら、各解像度におけるノイズを抽出する。複数のアップサンプリング層32b,32b,…は、複数のダウンサンプリング層32a,32a,…で抽出された各解像度におけるノイズを結合して、高解像度におけるノイズNSを復元するように構成されている。
<動作>
以下、ノイズ除去システムSによって行う動作、すなわち、ノイズ除去方法について説明する。ノイズ除去方法は、イメージセンサ21の光ショットノイズNSを解析する第1解析段階、イメージセンサ21の暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSを解析する第2解析段階、ノイズ画像生成段階、機械学習段階、並びにノイズ除去段階の5つの段階からなる。
まず、第1解析段階及び第2解析段階を行い、その解析結果として、イメージセンサ21から入力される画像データDinの輝度Y及び温度Tに対するノイズ特性の関係式が得られる。次いで、ノイズ画像生成段階と、それに続く機械学習段階と、それに続くノイズ除去段階とを行う。尚、第1解析段階及び第2解析段階は、いずれを先に行ってもよい。
以下、各段階について詳細に説明する。
―第1解析段階―
第1解析段階では、ノイズ生成部11のノイズ解析部13が、イメージセンサ21に固有の光ショットノイズNSを解析する。具体的に、光ショットノイズNSはガウス分布に従うことを前提とする。そして、以下の手順により、その標準偏差σAと輝度Yとの関係式を求める。
まず、使用するすべてのイメージセンサ21(i=1〜I)によって、光ショットノイズNS解析用の複数の第1画像IM1(k=1〜K)を準備する。尚、kは、第1画像IM1を区別する場合に付すインデックスであり、Kは、第1画像IM1の総数である。
各第1画像IM1は、輝度Yが互いに異なる複数のグレーパッチR(l=1〜L)を含む。各グレーパッチRは、輝度Yが均一である。尚、lは、複数のグレーパッチRを互いに区別する場合に付すインデックスであり、Lは、グレーパッチRの総数である。
次いで、各第1画像IM1におけるグレーパッチRごとの輝度Yk,lを測定する。
次いで、各グレーパッチRについてすべての第1画像IM1(すべてのk)の光ショットノイズNSの標準偏差σAを算出する。具体的に、ガウス分布に従うノイズNSを含む画素データは複数データを平均化することでノイズの含まれない画素値に漸近する特性に従い、各グレーパッチRについてすべての第1画像IM1(すべてのk)で平均化した平均輝度Yを算出し、すべての第1画像IM1の各グレーパッチRの平均輝度Yを引いた輝度値Y’を算出する。すなわち、Y’はノイズ成分の輝度値(ここでは、光ショットノイズNSの信号レベル)を表し、すべての第1画像IM1から得られた各グレーパッチの輝度値Y’のばらつきから標準偏差σAを算出する。
次いで、前記のようにしてグレーパッチRの平均輝度Y及び標準偏差σAをすべてのlについて算出した後、注目するイメージセンサ21について、輝度Y及び標準偏差σAの関係を表す関係式σA=f(Y)を求める。関係式σA=f(Y)を求める方法は、例えば、横軸に輝度Y、縦軸に標準偏差σAをとったグラフに、算出した前記の平均輝度Y及び標準偏差σAを、すべてのlについてプロットし、これにモデルとなる多項式をフィッティングする方法である。すべてのイメージセンサ21(すべてのi)について得られるこの関係式σA=f(Y)は、記憶部(図示しない)に記憶される。
―第2解析段階―
第2解析段階では、ノイズ生成部11のノイズ解析部13が、イメージセンサ21に固有の暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSを解析する。具体的に、暗電流ショットノイズNSと読み出しノイズNSとが両方含まれた複合ノイズは、温度Tによって異なるガウス分布に従うことを前提とする。そして、以下の手順により、その標準偏差σBと温度Tとの関係式を求める。
まず、使用するすべてのイメージセンサ21(i=1〜I)によって、複数の(周辺)温度T(j=1〜J2)での暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNS解析用の複数の第2画像IM2(m=1〜M)を準備する。尚、mは、第2画像IM2を区別する場合に付すインデックスであり、J2及びMは、それぞれ温度Tの種類及び第2画像IM2の総数である。各第2画像IM2は、遮光状態で撮像された暗黒画像である。尚、遮光状態で撮像された暗黒画像に含まれる支配的なノイズは、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSであることを前提とする。
次いで、各第2画像IM2における各温度Tについて各画素の輝度Ym,jを測定する。
次いで、各温度Tについてすべての第2画像IM2(すべてのm)の暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの標準偏差σBを算出する。具体的に、ガウス分布に従う暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSは、複数の画素データの輝度を平均化することでノイズの含まれない画素値に漸近する特性に従い、各温度Tについてすべての第2画像IM2(すべてのm)で平均化した平均輝度Yを算出し、すべての第2画像IM2から平均輝度Yを減算した輝度値Y’を算出する。すなわち、Y’はノイズ成分の輝度値(ここでは、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの信号レベル)を表し、すべての第2画像IM2から得られた輝度値Y’のばらつきから標準偏差σBを算出する。
次いで、前記のようにして温度Tの平均輝度Y及び標準偏差σBをすべてのjについて算出した後、注目するイメージセンサ21について、温度T及び標準偏差σBの関係を表す関係式σB=g(T)を求める。関係式σB=g(T)を求める方法は、例えば、横軸に温度T、縦軸に標準偏差σBをとったグラフに、T及び標準偏差σBを、すべてのjについてプロットし、これにモデルとなる多項式をフィッティングする方法である。すべてのイメージセンサ21(すべてのi)について得られるこの関係式σB=g(T)は、記憶部に記憶される。以上が、第2解析段階である。
第1解析段階で求めた関係式(σA=f(Y))及び第2解析段階で求めた関係式(σB=g(T))から、光ショットノイズNSと暗電流ショットノイズNSと読み出しノイズNSとを含むノイズNSの標準偏差(σ=σA+σB)と、輝度Y及び温度Tとの関係を表す解析結果σA+σB=f(Y)+g(T)がイメージセンサ21ごとに得られ、解析終了となる。解析終了後は、この解析結果σ=σA+σB=f(Y)+g(T)を用いることで、すべてのイメージセンサ21(すべてのi)について、任意の輝度Y及び温度Tにおける標準偏差σを求めることができ、標準偏差σのガウス分布に従うノイズNSを生成できる。
―ノイズ画像生成段階―
学習器12は、ノイズ画像生成段階を行う。具体的に、学習器12は、以下の手順により、ノイズNSの無い(又はノイズNSが非常に少ない)N枚のクリーン画像D(クリーンデータ)に、ノイズ生成部11により生成されたノイズNSを付加してI×J×N枚のノイズ画像D(ノイズデータ)を生成する。
まず、いずれのイメージセンサ21(i=1〜I)よりも、発生するノイズの少ないイメージセンサを備えた撮像装置によって、異なるN種類の被写体を撮像することにより、N枚のクリーン画像Dを準備する。
次いで、ノイズ生成部11により、各クリーン画像Dの各画素の輝度Y及び考慮する温度Tに対応する、ノイズNSの標準偏差σを、前記の関係式σ=f(Y)+g(T)を用いて算出する。尚、「考慮する温度」とは、機械学習段階で機械学習を行うために考慮するJ種類の温度Tを意味する。この標準偏差σの算出を、すべてのイメージセンサ21(すべてのi)及び温度T(すべてのj)について行い、I×J種類のノイズNSの標準偏差σを生成する。そして、各標準偏差σのガウス分布に従う乱数としてノイズNSを発生させる。発生させたI×J種類のノイズNSを、N枚のクリーン画像Dに付加することにより、I×J×N枚のノイズ画像D1を生成する。
―機械学習段階―
学習器12は、ニューラルネットワーク30に基づいてノイズ画像Dからクリーン画像Dを推定できるように、パラメータセットWを最適化する。具体的に、学習器12は、I個のイメージセンサ21によって、異なるJ種類の温度Tを撮像条件とする、異なるN種類の被写体についてのI×J×N枚のノイズ画像D及びN種類の被写体についてのN枚のクリーン画像Dを対とする教師データとして、機械学習を行う。I個のイメージセンサ21及びJ種類の温度Tについて、パラメータセットWを最適化するので、I×J組の最適化されたパラメータセットWが得られる。これらの最適化されたパラメータセットWは、記憶部に記憶される。
―ノイズ除去段階―
前記の機械学習によって最適化されたパラメータセットWを用いて、ノイズ除去を行う撮像装置20の動作について説明する。
まず、撮像装置20のメモリ24に、学習器12の記憶部に記憶された最適化されたパラメータセットWを複製する。
次いで、撮像装置20は、イメージセンサ21で画像を撮像し、この画像の電気信号である画像データDinをイメージセンサ21から出力データ生成部23へ送る。
次いで、出力データ生成部23は、最適化されたパラメータセットWを用いたニューラルネットワーク30に基づいて、イメージセンサ21で撮像された画像の画像データを入力データDinとし、以下に記載するように、この入力データDinのノイズNSを除去して出力画像データDoutを生成する。ここで、パラメータセットWは、前記のようにI×J組からなるので、適切な1組のパラメータセットWを選択するためにイメージセンサ21のi及び温度Tのjを特定する必要がある。そのため、撮像装置20が備えるイメージセンサ21を特定するセンサ情報(例えば、型番号)及び撮像時の温度Tが、撮像装置20の操作部(図示しない)から供給される。
そして、出力データ生成部23は、I×J組のパラメータセットWから、供給されたセンサ情報に対応するイメージセンサ21及び撮像時の温度Tに最も近い温度Tについて最適化された、1組のパラメータセットWを選択する。
そして、選択したパラメータセットWを用いたニューラルネットワーク30に基づいて、出力画像データDoutを生成する。具体的に、ニューラルネットワーク30では、画像データDinが入力層31に入力される。入力層31の画像データDinは、中間層32へ引き渡される。そして、中間層32では、選択されたパラメータセットWを用いて、複数のダウンサンプリング層32a,32a,…及び複数のアップサンプリング層32b,32b,…により、中間出力データDmidとして画像データDinのノイズ成分NSが生成される。そして、画像データDinからノイズ成分NSを引くことにより、クリーンデータに相当する出力画像データDoutが生成され、出力画像データDoutが出力層33に引き渡される。以上のようにして、出力画像データDoutが得られたら、ノイズ除去段階が終了となる。
<作用・効果>
本実施形態では、ノイズ生成部11は、イメージセンサ21のノイズ特性を解析した解析結果に基づいてノイズNSを生成するので、イメージセンサ21のノイズ特性を反映したノイズNSを生成することができる。そして、学習器12は、このノイズNSが付加されたノイズ画像Dからクリーン画像Dを推定できるように、パラメータセットWを最適化し、出力データ生成部23は、この最適化されたパラメータセットWを用いたニューラルネットワーク30に基づいて、出力画像データDoutを生成する。従って、イメージセンサ21のノイズ特性を反映したノイズNSが除去された、出力画像データDoutが出力される。その結果、画像データのノイズ除去性能が向上する。
ところで、本実施形態のノイズ生成部11によってノイズ画像Dを生成する方法の代わりに、イメージセンサからノイズ画像Dを取得して、これとクリーン画像Dとの差をとることにより、ノイズNSを生成する方法も考えられる。しかし、イメージセンサからノイズ画像Dを取得すること、及び、ノイズ画像Dとクリーン画像Dとの差をとるための画素位置を調整することに手間がかかるという問題、そして、このことによって、ノイズ生成とそれに続く機械学習段階の動作のスループットが悪くなるという問題、並びに、動く物体を被写体にできないという問題がある。
ここで、本実施形態では、ノイズNSを生成するたびにイメージセンサ21のノイズ特性を解析するのではなく、ノイズ特性を解析した解析結果を利用することで、クリーン画像Dのみからノイズ画像Dを生成することができる。その結果、ノイズ画像Dの取得及び画素位置調整の手間を回避でき、更に、ノイズ生成部11によるノイズ生成の動作と学習器12によるパラメータセットWの最適化の動作とのスループットをよくすることができる。そして、動く物体も被写体にできる。
また、本実施形態では、ノイズ解析部13の解析結果は、イメージセンサ21から入力される画像データDinの輝度Y及び温度Tに対するノイズ特性の関係式であるので、この関係式が得られれば、輝度Y及び温度TからノイズNSを簡単に生成することができる。従って、ノイズ生成部11によるノイズ生成の動作と学習器12によるパラメータセットWの最適化の動作とのスループットを更によくすることができる。
また、本実施形態では、イメージセンサ21のノイズ特性が、光ショットノイズNSの輝度Yに対する分布特性、並びに、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの温度Tに対する分布特性を含むので、出力データ生成部23は、イメージセンサ21の光ショットノイズNS、並びに、温度依存性が考慮された暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSを反映したノイズNSが除去された出力画像データDoutを出力する。その結果、ノイズ除去性能が向上する。
また、本実施形態では、中間層32が中間出力データDmidとしてのノイズ成分NSを推定し、出力層33が入力データDinと中間出力データDmidとの差をとって生成された出力画像データDoutを出力する。すなわち、中間層32は、ノイズデータDoutではなく、ノイズデータDoutからクリーンデータDinを引いた差分であるノイズ成分NSを推定するように、パラメータセットWが最適化されている。ノイズ成分NSは、ノイズデータDoutよりも値が小さいので、ノイズデータDoutを推定するよりもノイズ成分NSを推定する方が、学習の収束性が向上する。従って、パラメータセットWを最適化させやすくなる。
また、本実施形態では、中間層32は、複数のダウンサンプリング層32a,32a,…により入力データDinの解像度を下げながら、各解像度におけるノイズを抽出し、複数のアップサンプリング層32b,32b,…により各解像度におけるノイズを結合して、高解像度におけるノイズNSを復元するので、低周波数を含む、広い周波数領域でノイズ除去できる。その結果、ノイズ除去性能が向上する。
また、本実施形態では、情報処理装置10がノイズ生成部11と学習器12とを有し、撮像装置20が学習器12で最適化されたパラメータセットWが格納されたメモリ24とイメージセンサ21と出力データ生成部23とを有する。すなわち、情報処理装置10がノイズ生成部11と学習器12とを用いて機械学習を行い、撮像装置20が最適化されたパラメータセットWを用いて撮像された画像データDinのノイズ除去を行う。従って、高いノイズ除去性能を備えた撮像装置20を提供することができる。
≪その他の実施形態≫
前記実施形態では、情報処理装置10によって第1解析段階、第2解析段階、ノイズ画像生成段階、及び機械学習段階を行い、撮像装置20によってノイズ除去段階を行うが、これに限られない。両解析段階によって解析結果が一旦得られれば、ノイズ画像生成段階及び機械学習段階を、連続してスループットよく行うことができるので、例えば、情報処理装置によって、解析段階を行った上で、その解析結果を格納する撮像装置によって、ノイズ画像生成段階、機械学習段階及びノイズ除去段階を連続して行ってもよい。
また、前記実施形態では、ノイズ生成部11はノイズ解析部13を有する構成としたが、イメージセンサ21のノイズ特性を解析した解析結果があれば、ノイズ解析部13は必須ではない。
また、前記実施形態では、イメージセンサ21に固有のノイズ特性は、光ショットノイズNSの輝度Yに対する分布特性、並びに、暗電流ショットノイズNS及び読み出しノイズNSの温度Tに対する分布特性としたが、これに限られず、例えば、画素感度ばらつきの輝度に対する分布特性や暗電流ノイズの輝度に対する分布特性を更に含んでいてもよい。
また、前記実施形態では、ニューラルネットワーク30の入力層31は、画像データを入力データDinとし、パラメータセットWは、イメージセンサ21及び温度Tの両方によって異なるが、これに限られない。例えば、画像データ及び温度Tを入力データDinとし、パラメータセットWをイメージセンサ21のみによって異なるI組からなるものとしてもよい。
前記実施形態は、情報処理装置10と撮像装置20とを備えたノイズ除去システムSであるが、ニューラルネットワーク30に基づいて、イメージセンサ21から入力される画像データDinのノイズNSを除去して出力画像データDoutを生成する撮像装置20のみの構成であってもよい。ここで、ニューラルネットワーク30のパラメータセットWが、ノイズNSの無いクリーン画像Dに、イメージセンサ21のノイズ特性を解析した解析結果に基づいて生成されたノイズNSを付加してノイズ画像Dを生成し、ニューラルネットワーク30に基づいてノイズ画像Dからクリーン画像Dを推定できるように、最適化されていればよい。これによって、イメージセンサ21から入力される画像データDinから、イメージセンサ21のノイズ特性を反映したノイズNSが除去された出力画像データDoutが出力される。すなわち、ノイズ除去性能の高い撮像装置を提供できる。
また、前記実施形態では、撮像装置20はデジタルカメラであるが、スマートフォンなどの他の機器に搭載されていてもよい。
また、前記実施形態では、センサは、イメージセンサ21であり、入力データDinは、画像データであるが、これに限られない。例えば、センサは音声マイクロホンであり、入力データは音声データであってもよい。
本発明は、ノイズ除去システムとして有用である。
S ノイズ除去システム
NS ノイズ
10 情報処理装置
11 ノイズ生成部
12 学習器(学習部)
20 撮像装置
21 イメージセンサ(センサ)
23 出力データ生成部
24 メモリ(格納部)
30 ニューラルネットワーク
31 入力層
32 中間層
32a ダウンサンプリング層
32b アップサンプリング層
33 出力層
W パラメータセット(ネットワークパラメータ)

Claims (8)

  1. ニューラルネットワークに基づいて、センサから入力される入力データのノイズを除去するノイズ除去システムであって、
    前記センサのノイズ特性を解析した解析結果に基づいてノイズを生成するノイズ生成部と、
    ノイズの無いクリーンデータに、前記ノイズ生成部により生成されたノイズを付加してノイズデータを生成し、前記ニューラルネットワークに基づいて該ノイズデータから前記クリーンデータを推定できるように、ネットワークパラメータを最適化する学習部と、
    最適化された前記ネットワークパラメータを用いた前記ニューラルネットワークに基づいて、前記入力データのノイズを除去して出力データを生成する出力データ生成部と
    を備える、ノイズ除去システム。
  2. 請求項1に記載のノイズ除去システムおいて、
    前記センサは、イメージセンサであり、
    前記入力データは、画像データである、ノイズ除去システム。
  3. 請求項2に記載のノイズ除去システムにおいて、
    前記センサのノイズ特性についての前記解析結果は、前記イメージセンサから入力される画像データの輝度及び温度に対するノイズ特性の関係式である、
    ノイズ除去システム。
  4. 請求項2又は3に記載のノイズ除去システムおいて、
    前記センサの前記ノイズ特性は、光ショットノイズの輝度に対する分布特性、並びに、暗電流ショットノイズ及び読み出しノイズの温度に対する分布特性を少なくとも含む、ノイズ除去システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のノイズ除去システムおいて、
    前記出力データ生成部の前記ニューラルネットワークは、
    入力データを入力する入力層と、
    前記入力データから中間出力データとしてのノイズ成分を推定する中間層と、
    前記入力データと前記中間出力データとの差をとって生成された出力データを出力する出力層と
    を含む、ノイズ除去システム。
  6. 請求項5に記載のノイズ除去システムおいて、
    前記中間層は、
    前記入力データの解像度を下げながら、各解像度におけるノイズを抽出する複数のダウンサンプリング層と、
    前記複数のダウンサンプリング層で抽出された前記各解像度におけるノイズを結合して、高解像度におけるノイズを復元する複数のアップサンプリング層と
    を含む、ノイズ除去システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のノイズ除去システムにおいて、
    前記ノイズ生成部と、前記学習部とを有する情報処理装置と、
    ノイズ特性が解析された前記センサと、前記学習部で最適化された前記ネットワークパラメータが格納された格納部と、前記出力データ生成部とを有する撮像装置と
    を備え、
    前記出力データ生成部は、前記センサで撮像された画像データを前記入力データとし、前記格納部に格納された前記ネットワークパラメータを用いた前記ニューラルネットワークに基づいて、前記出力データを生成する、
    ノイズ除去システム。
  8. ニューラルネットワークに基づいて、イメージセンサから入力される画像データのノイズを除去して出力データを生成する撮像装置であって、
    前記ニューラルネットワークのネットワークパラメータは、ノイズの無いクリーン画像に、前記イメージセンサのノイズ特性を解析した解析結果に基づいて生成されたノイズを付加してノイズ画像を生成し、前記ニューラルネットワークに基づいて該ノイズ画像から前記クリーン画像を推定できるように、最適化されている、撮像装置。
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