JP2021058318A - 義足の足部及び義足 - Google Patents

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Abstract

【課題】足部のサイズを簡便に変更できるようにした義足を提供する。【解決手段】義足の足部であって、第1固定部と、義足のソケット又は膝部と接続する接続部とが設けられている踵部と、第1固定部と結合される第2固定部と、踵部における義足の足先側の端部が挿入される挿入孔とを有する足先部とを備え、第1固定部及び第2固定部は、足部の長手方向における第1固定部と第2固定部との位置関係を調節して結合可能に形成されている、義足の足部及び義足を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、義足の足部及び義足に関する。
義足は、装着しているユーザの負担を軽減しつつ、より自然な歩行動作ができるように、種々の機能及び構成を備えたものが知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特表2017−517313号公報 特表2017−522102号公報
しかしながら、ユーザの足のサイズはそれぞれ異なるので、足のサイズに合わせてユーザ毎に対応して義足を作らなければならず、製作時間、コスト等がかかるという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、義足の足部を簡便にサイズ変更できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様においては、義足の足部であって、第1固定部と、前記義足のソケット又は膝部と接続する接続部とが設けられている踵部と、前記第1固定部と結合される第2固定部と、前記踵部における前記義足の足先側の端部が挿入される挿入孔とを有する足先部とを備え、前記第1固定部及び前記第2固定部は、前記足部の長手方向における前記第1固定部と前記第2固定部との位置関係を調節して結合可能に形成されている、義足の足部を提供する。
前記踵部及び前記足先部の少なくとも一方は、前記義足のユーザの左右の靴に共通する形状に対応した対称形状を有してもよい。前記第1固定部は、前記足部の長手方向に複数の穴部が配列されている結合部材を有し、前記第2固定部は、前記第1固定部の複数の前記穴部のうち少なくとも一つの前記穴部に取り付けられる取付部を有してもよい。
前記足先部は弾性を有し、前記挿入孔とは異なる1又は複数の調整孔を更に有してもよい。1又は複数の前記調整孔の少なくとも一部は、前記挿入孔と平行な方向に延びていてもよい。前記第1固定部は、前記接続部に取り付けられており、前記第1固定部は、前記接続部よりも強度が低い金属で形成されていてもよい。
前記踵部は、前記接続部及び前記第1固定部が第1面に設けられた第1板部と、前記第1板部の前記第1面と反対側の第2面側に設けられた第2板部とを有してもよい。前記第1板部の端部が、前記第1固定部と前記第2固定部との位置関係に基づいて定まる位置まで前記挿入孔に挿入されてもよい。
前記第1板部は、弾性を有する材料で形成されており、前記第2板部は、曲面を有し、踵側の端部における前記第1板部との距離が足先側の端部における前記第1板部との距離よりも大きく形成されていてもよい。
本発明の第2の態様においては、ユーザの体の一部に取り付けられるソケットと、前記義足のソケット又は前記ソケットに接続されている膝部と接続されている、第1の態様の前記義足の足部とを備える、義足を提供する。
本発明によれば、義足の足部を簡便にサイズ変更できるという効果を奏する。
本実施形態に係る義足10の構成例を示す。 本実施形態に係る足部40の構成例を示す。 本実施形態に係る足部40の断面図の一例を示す。 図2に示す踵部100が足先部200から取り外された状態の構成例を示す。 本実施形態に係る踵カバー部142及び足先部200の断面形状の一例を示す。 本実施形態に係る足部40の平面図の一例を示す。 本実施形態に係る足部40の右側面図の一例を示す。 本実施形態に係る足部40の左側面図の一例を示す。 本実施形態に係る足部40の底面図の一例を示す。 本実施形態に係る足部40の正面図の一例を示す。 本実施形態に係る足部40の背面図の一例を示す。
<義足10の構成例>
図1は、本実施形態に係る義足10の構成例を示す。義足10は、例えば、ユーザが失った足の歩行機能及び外見等を補うように用いられる。なお、図1は、大腿部を切断したユーザが使用する大腿義足の例を示すが、これに限定されることはなく、義足10は、下腿義足であってもよい。義足10は、ソケット20と、膝部30と、足部40とを備える。
ソケット20は、ユーザの体の一部に取り付けられる。ソケット20は、例えば、ユーザの切断された足の断端に対応して設けられており、ユーザの足に取り付けられる。ソケット20は、一例として、樹脂等を含む。
膝部30は、ソケット20と足部40との間に設けられている。膝部30は、足部40に設けられている接続部に接続され、足部40を可動としつつ固定する。なお、下腿義足の場合、このような膝部30は不要であり、ソケット20と足部40に設けられている接続部とが接続される。足部40は、ユーザの靴50等が取り付けられる。足部40については、後述する。
以上の義足10は、種々の機能及び構成を備えたものが知られている。例えば、CPU等が搭載され、ユーザの歩行動作を検出して歩行を補助する機能等を有する義足10が知られている。このような義足10は、ユーザの足のサイズに合わせて、ユーザ毎に対応して義足を作らなければならない。したがって、義足10が高機能化することにより、義足10の製作時間、コスト等がよりかかってしまうという問題が生じていた。
そこで、本実施形態における足部40は、ユーザの足のサイズに対応して大きさが調節可能に構成され、義足10の製作時間及びコスト等を低減させる。このような足部40について、次に説明する。
<足部40の構成例>
図2は、本実施形態に係る足部40の構成例を示す。図3は、図2に示す足部40のA−A断面図の一例を示す。なお、図2及び図3において、互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸、及びZ軸として示す。足部40は、踵部100と足先部200とを備える。図2及び図3は、足先部200が踵部100に挿入されており、踵部100及び足先部200が一体となって足部40を構成している例を示す。図4は、足先部200が踵部100から取り外された状態の構成例を示す。このような足先部200は、足部40の長手方向において、位置関係が調節可能に固定される。
踵部100は、義足10のソケット20又は膝部30と接続される。踵部100は、足先部200と結合されて、足部40を構成する。踵部100は、第1板部110と、接続部120と、第1固定部130と、第2板部140とを有する。
第1板部110は、足部40の踵から足先に向かう長手方向に延伸する板状の部材である。図2及び図3は、足部40の長手方向がX軸と略平行な方向であり、足部40の短手方向がY軸と略平行な方向である例を示す。第1板部110は、例えば、カーボン等の弾性を有する材料で形成されている。第1板部110の第1面には、接続部120及び第1固定部130が設けられている。ここで、第1面は、第1板部110のソケット20を向く面である。
接続部120は、義足のソケット20又は膝部30と接続する。接続部120は、例えば、第1板部110の長手方向において第1板部110の中心よりも踵側にずれた位置に設けられている。接続部120は、一例として、第1板部110の踵側の端部に設けられている。また、接続部120は、例えば、短手方向に略平行な軸に対して第1板部110が回転可能に義足のソケット20又は膝部30と接続する。これにより、第1板部110は、足先側が上下に、例えば、Z軸方向に移動可能となる。
このように、接続部120は、第1板部110を可動とさせつつ、ソケット20又は膝部30と第1板部110とを接続する。このような接続部120には、ユーザの体重の数倍の負荷がかかることがあるので、接続部120は、高い強度の材料で形成されていることが望ましい。接続部120は、一例として、チタンを含む材料で形成されている。
第1固定部130は、踵部100及び足先部200を結合するための部材の一部である。第1固定部130は、第1板部110及び/又は接続部120に取り付けられている。図2及び図3は、第1固定部130が接続部120の足先側に取り付けられている例を示す。第1固定部130は、加工しやすい材料で形成されていることが望ましく、例えば、接続部120よりも強度が低い金属で形成されている。第1固定部130は、一例として、アルミニウムを含む。
第1固定部130は、例えば、足部40の長手方向に複数の穴部132が配列されている結合部材134を有する。図2及び図3は、XZ面に略平行な面を有し、X軸に略平行な方向に複数の穴部132が配列されている結合部材134の例を示す。第1固定部130は、一例として、このような結合部材134が2つ設けられている。この場合、2つの結合部材134は略平行に配置され、第1固定部130のYZ面と略平行な断面はUの字の形状を有する。
第2板部140は、第1板部110の第1面と反対側の第2面側に設けられている。第2板部140は、例えば、足先側の端部が第1板部110に固定されており、足部40の長手方向の踵側へと延伸している。第2板部140は、曲面を有し、踵側の端部における第1板部110との距離が足先側の端部における第1板部110との距離よりも大きく形成されている。
第2板部140は、第1板部110と同様に、例えば、カーボン等の弾性を有する材料で形成されていることが望ましい。例えば、ソケット20又は膝部30から踵部100へと鉛直方向である−Z方向と略平行に荷重が加わると、第1板部110及び/又は第2板部140がたわむことになる。このような踵部100は、踵側における第1板部110及び第2板部140の間の距離が荷重によって変化し、荷重による衝撃を吸収して低減できる。
第2板部140は、踵側の端部に、踵カバー部142を有する。踵カバー部142は、足部40の地面に接触する部位の一部である。踵カバー部142は、例えば、ユーザの踵の形状と同様の形状に形成されている。踵カバー部142は、弾性を有する材料で形成されている。踵カバー部142は、一例として、シリコンゴムを含む材料で形成されている。
足先部200は、踵カバー部142と同様に、足部40の地面に接触する部位の一部である。足先部200は、以上の踵部100と着脱可能に構成されている。ユーザは、図4に示すように踵部100と結合されていない足先部200に、踵部100における義足10の足先側の端部を挿入した後に、結合部材134に形成された複数の穴部132のうちのいずれかに第2固定部220の先端を挿入することにより、図3に示すように、踵部100と足先部200とが結合した状態にすることができる。
足先部200は、例えば、ユーザの足先の形状と同様の形状に形成されている。足先部200は、弾性を有する材料で形成されている。足先部200は、一例として、シリコンゴムを含む材料で形成されている。足先部200は、挿入孔210と、第2固定部220とを有する。
挿入孔210は、踵部100における義足10の足先側の端部が挿入される。図2及び図3は、挿入孔210に第1板部110の足先側の端部が挿入されている例を示す。これに代えて、第2板部140が第1板部110よりも足先側に延伸して形成され、挿入孔210に第2板部140の足先側の端部が挿入されてもよい。
第2固定部220は、第1固定部130と結合される部位であり、足先部200に固定されている。踵部100の第1固定部130と足先部200の第2固定部220とは、足部40の長手方向における第1固定部130と第2固定部220との位置関係を調節して結合可能に形成されている。
例えば、第2固定部220は、第1固定部130の複数の穴部132のうち少なくとも一つの穴部132に取り付けられる取付部222を有する。取付部222は、一例として、L字に曲げられた棒状の部材である。図2及び図3は、第1固定部130が2つの結合部材134を有し、第2固定部が2つの結合部材134に対応する2つの取付部222を有する例を示す。この場合、一方の取付部222は、対応する一方の結合部材134の穴部132に挿入して取り付けられており、他方の取付部222は、対応する他方の結合部材134の穴部132に挿入して取り付けられている。
なお、一方の取付部222の対応する穴部132への挿入方向は、他方の取付部222の対応する穴部132への挿入方向とは異なる方向であることが好ましい。図2及び図3は、2つの取付部222の対応する穴部132への挿入方向が互いに逆向きとなっている例を示す。これにより、外部から足部40に衝撃等が加わっても、第1固定部130及び第2固定部220の結合が外れてしまうことを防止できる。
また、第1固定部130の結合部材134には、穴部132が長手方向に配列されているので、取付部222を取り付ける穴部132を変更すると、第1固定部130及び第2固定部220の間の距離を変えることができる。これにより、第1固定部130及び第2固定部220は、踵部100及び足先部200の長手方向における位置関係を調節して固定できる。
ここで、踵カバー部142及び足先部200は、ユーザの踵及び足先の形状と同様の形状に形成されている。したがって、踵部100及び足先部200の長手方向における位置関係を調節すると、踵カバー部142及び足先部200の長手方向における位置関係も調節されるので、足部40の長手方向の長さを調節できる。例えば、踵カバー部142及び足先部200の間の距離をユーザの足のサイズに対応する長さに調節することにより、足部40は、ユーザが所有する靴を履くことができる。
このように、結合部材134に配列されている複数の穴部132の間隔は、足部40の長さを調節する長さの単位となるので、予め定められた間隔となるように設けられていることが望ましい。例えば、異なる複数のユーザの足のサイズに対応して容易に変更できるように、予め定められた長さの定数倍毎に配列されていることが望ましい。一例として、複数の穴部132は、長手方向において5mm毎に配列されている。
また、挿入孔210は、踵カバー部142及び足先部200の間の距離が調整範囲における最短距離となっても、踵部100の足先側の端部が挿入できる深さを有することが望ましい。そして、例えば、第1板部110の足先側の端部が、第1固定部130と第2固定部220との位置関係に基づいて定まる位置まで挿入孔210に挿入される。
以上により、本実施形態に係る足部40は、ユーザの足のサイズに合わせて簡便にサイズを変更できる。したがって、ユーザ毎に対応する複数種類の足部を製作することなく、例えば、1種類の足部40を用いるだけで異なる足のサイズを有する複数のユーザに対応することができ、コストを低減させた義足10を提供することができる。また、従来の義足の足部は靴を履かせるにはサイズが非常にタイトで、靴を履かせづらい場合があった。これに対し、本実施形態に係る足部40は、サイズを変更できるので、靴を履かせるときはサイズを小さくして履かせやすくし、また、靴を履かせてからサイズを大きくして靴のサイズに最適なサイズにすることもでき、靴を履かせる労力を軽減することもできる。
以上の本実施形態に係る足部40において、取付部222がL字に曲げられた棒状の部材である例を説明したが、これに限定されることはない。例えば、取付部222は、貫通孔を有する板状の部材と、ネジとを有してもよい。この場合、取付部222の貫通孔と第1固定部130の穴部132とがネジ止めされることで、第1固定部130及び第2固定部220が結合する。なお、取付部222の貫通孔又は第1固定部130の穴部132には、ネジ山が形成されていてもよく、これに代えて、取付部222は、ネジに嵌合するナットを更に有してもよい。
また、以上の本実施形態に係る足部40において、第1固定部130が複数の穴部132を有する例を説明したが、これに限定されることはない。例えば、第1固定部130には、長手方向に長軸を有する長円の形状の穴部132が形成されていてもよい。この場合、取付部222は、貫通孔を有する板状の部材と、ネジと、ナットとを有し、取付部222の貫通孔と第1固定部130の穴部132とがネジ止めされることで、第1固定部130及び第2固定部220が結合する。この場合、第1固定部130及び第2固定部220は、無段階で長手方向の距離を調節可能とすることができる。
以上の本実施形態に係る足部40において、第1固定部130が複数の穴部132を有し、第2固定部220が穴部132に取り付けられる取付部222を有する例を説明したが、これに限定されることはない。例えば、第2固定部220が複数の穴部132を有し、第1固定部130が穴部132に取り付けられる取付部222を有してもよい。
また、第1固定部130及び第2固定部220は、位置関係を調節可能に結合できる部材であればよい。例えば、第1固定部130は長手方向に延伸するレールを有し、第2固定部220はレール上を移動可能とするタイヤとタイヤ及びレールの位置を固定するストッパ等を有してもよい。
以上の本実施形態に係る足部40において、足先部200は、調整孔230を更に有してもよい。調整孔230は、挿入孔210とは異なる凹部又は貫通口であり、足先部200に1又は複数設けられる。このような足先部200は、弾性を有する材料で形成され、更に、調整孔が形成されることにより、僅かな外力で形状を容易に変形できる。したがって、足先部200にユーザの靴を靴幅によらず容易に履かせることができる。
なお、このような調整孔230は、足先部200の予め定められた位置、任意の位置等に形成されてよい。また、調整孔230は、足先部200の側面に弾力を持たせるように形成されていることが望ましい。図2及び図3は、1又は複数の調整孔230の少なくとも一部が、挿入孔210と略平行な方向に延びている凹部である例を示す。
以上のように、本実施形態に係る踵カバー部142及び足先部200は、一例として、シリコンゴムを含む材料で、ユーザの踵及び足先の形状と同様の形状に形成されていることを説明した。このような踵カバー部142及び足先部200の左右の側部の近辺を肉厚に形成することも可能である。このように、踵カバー部142及び足先部200の左右の側部の肉厚を厚くすることで、靴の着地、靴の側部への衝撃等に対する安定性を向上させることもできる。
以上の本実施形態に係る足部40において、踵部100及び足先部200の少なくとも一方は、義足10のユーザの左右の靴に共通する形状に対応した対称形状を有することが望ましい。例えば、踵部100及び足先部200の少なくとも一方は、XZ面と略平行な面に対して対称な形状を有する。なお、踵部100については、踵部100全体の形状が対称形状ではなくても、踵カバー部142だけでも対称形状であることが望ましい。このような対象形状について、図を用いて次に説明する。
<踵カバー部142及び足先部200の対象形状の説明>
図5は、本実施形態に係る踵カバー部142及び足先部200の断面形状の一例を示す。図5は、地面と略平行な面であるXY面と略平行な面における足部40の断面図の一例を示す。図5において、人の右足の断面形状の一例を右足形状410として示し、人の左足の断面形状の一例を左足形状420として示す。
そして、右足形状410と左足形状420とを重ねた場合の重なった領域を、共通形状430として斜線で示す。共通形状430は、長手方向の中心線A−Aに対して、ほぼ対称な形状となる。なお、図5は、断面の形状の例ではあるが、人の左右の足の三次元形状であっても、同様に、左右の足の共通形状は、中心線A−Aを通り、XZ面と略平行な面に対してほぼ対称な形状となる。
図5に示す踵カバー部142及び足先部200は、このような共通形状430に対応した形状を有する。共通形状430は対称形状を有するので、踵カバー部142及び足先部200の形状も対称形状となる。したがって、踵カバー部142及び足先部200は、義足10のユーザの左右の靴に共通する形状に対応した対称形状となる。
このように、踵カバー部142及び足先部200を対象形状として左右の差をなくすことで、足部40は、右足及び左足の両方に対応することができる。したがって、足部40は、左右に関係のない共通部品をより多く用いることができ、義足10を製造する場合のコスト及び手間を省くことができる。
<足部40の六面図の例>
図6から図11には、本実施形態に係る足部40の六面図を示す。なお、図6から図11に示す足部40は、接続部120を省略した構成例を示す。図6は、本実施形態に係る足部40の平面図の一例を示す。図7は、本実施形態に係る足部40の右側面図の一例を示す。図8は、本実施形態に係る足部40の左側面図の一例を示す。図9は、本実施形態に係る足部40の底面図の一例を示す。図10は、本実施形態に係る足部40の正面図の一例を示す。図11は、本実施形態に係る足部40の背面図の一例を示す。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
10 義足
20 ソケット
30 膝部
40 足部
50 靴
100 踵部
110 第1板部
120 接続部
130 第1固定部
132 穴部
134 結合部材
140 第2板部
142 踵カバー部
200 足先部
210 挿入孔
220 第2固定部
222 取付部
230 調整孔
410 右足形状
420 左足形状
430 共通形状

Claims (10)

  1. 義足の足部であって、
    第1固定部と、前記義足のソケット又は膝部と接続する接続部とが設けられている踵部と、
    前記第1固定部と結合される第2固定部と、前記踵部における前記義足の足先側の端部が挿入される挿入孔とを有する足先部と
    を備え、
    前記第1固定部及び前記第2固定部は、前記足部の長手方向における前記第1固定部と前記第2固定部との位置関係を調節して結合可能に形成されている、
    義足の足部。
  2. 前記踵部及び前記足先部の少なくとも一方は、前記義足のユーザの左右の靴に共通する形状に対応した対称形状を有する、
    請求項1に記載の義足の足部。
  3. 前記第1固定部は、前記足部の長手方向に複数の穴部が配列されている結合部材を有し、
    前記第2固定部は、前記第1固定部の複数の前記穴部のうち少なくとも一つの前記穴部に取り付けられる取付部を有する、
    請求項1又は2に記載の義足の足部。
  4. 前記足先部は弾性を有し、前記挿入孔とは異なる1又は複数の調整孔を更に有する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の義足の足部。
  5. 1又は複数の前記調整孔の少なくとも一部は、前記挿入孔と平行な方向に延びている、請求項4に記載の義足の足部。
  6. 前記第1固定部は、前記接続部に取り付けられており、
    前記第1固定部は、前記接続部よりも強度が低い金属で形成されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の義足の足部。
  7. 前記踵部は、
    前記接続部及び前記第1固定部が第1面に設けられた第1板部と、
    前記第1板部の前記第1面と反対側の第2面側に設けられた第2板部と
    を有する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の義足の足部。
  8. 前記第1板部の端部が、前記第1固定部と前記第2固定部との位置関係に基づいて定まる位置まで前記挿入孔に挿入される、
    請求項7に記載の義足の足部。
  9. 前記第1板部は、弾性を有する材料で形成されており、
    前記第2板部は、曲面を有し、踵側の端部における前記第1板部との距離が足先側の端部における前記第1板部との距離よりも大きく形成されている、
    請求項7又は8に記載の義足の足部。
  10. ユーザの体の一部に取り付けられるソケットと、
    前記義足のソケット又は前記ソケットに接続されている膝部と接続されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の前記義足の足部と
    を備える、義足。
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