JP2021056659A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】文字情報を含む画像データを読み取って機械学習を行うことで読取項目の位置を認識することが可能な情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理システム1の情報処理装置100は、その機能として、画像データを取得する画像データ取得部131と、画像データに含まれる文字情報の位置を識別して読取項目として認識する読取項目認識部132と、認識された箇所について文字情報を読み取って文字認識を行うテキストデータ生成部133と、テキストデータについて属性を設定する属性設定部134と、テキストデータと正解テキストデータとを比較して一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータを抽出する正解データ抽出部135と、抽出されたテキストデータと、当該テキストデータの基になる画像データとに基づいて機械学習を行う学習部136とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、文字情報を含む画像データから文字情報を読み取る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
文字情報を含む画像データの例として、帳票類をイメージスキャナなどで読み取り、OCR(Optical Character Recognition)処理を行うことにより、入力情報を所定の文字コードに変換し、テキストデータを生成する技術が普及している。
このような技術で行われる、帳票類からテキストデータを生成する処理は、所定のフォーマットで記載された定型的な帳票では、一定の精度により読取が可能であるが、非定型な帳票では、読取の精度が低いことがある。これは、非定型な帳票の場合、その帳票のどの位置にどのような記載項目が配置されているか不明であり、記載項目が不明な状態でOCR処理を行っても精度の高い読取は困難であることによる。
そのため、例えば、特許文献1には、非定型文書に対して文書構造解析を行う文書構造解析装置が開示されている。この文書構造解析装置では、読み込んだ文書の行を取得し、どのような行(タイトル、書き出し、前行からの続き等)であるか、属性ごとの属性確率が抽出され、可能性のある複数の文書構造を表現する多重仮設文書構造ネットワークを生成している。このネットワークを用いて、文書構造の曖昧性を低減しながら文書構造の整合性の分析を行っている。
特開2015−127913号公報
ところで、一般的に使用されている帳票、特にビジネスの世界で使用されている文書のような帳票は、例えば請求書のように、作成する者によりフォーマットが異なることがあるが、記載内容としては似たような内容が記載されていることが多い。このような帳票について、特許文献1に記載のような煩雑な処理を必要とせずに、帳票を読み取って機械学習を行うことで、帳票のどの位置にどのような記載項目が配置されているかを精度よく把握することが可能な手法が望まれていた。
そこで、本開示では、文字情報を含む画像データを読み取って機械学習を行うことで読取項目の位置を認識する精度を上げることが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムについて説明する。
本開示の一態様における情報処理装置は、文字情報を含む画像データから文字情報を読み取り、読み取った文字情報の画像データにおける位置について機械学習を行う情報処理装置であって、画像データを取得する画像データ取得部と、画像データに含まれる文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識部と、読取項目における文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成部と、テキストデータと、あらかじめ記憶されている画像データに含まれる文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータを抽出する正解データ抽出部と、抽出されたテキストデータと、抽出されたテキストデータの基になる画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、学習モデルの生成及び更新を行う学習部と、を備える。
本開示の一態様における情報処理方法は、文字情報を含む画像データから文字情報を読み取り、読み取った文字情報の画像データにおける位置について機械学習を行う情報処理方法であって、画像データ取得部が行う、画像データを取得する画像データ取得ステップと、読取項目認識部が行う、画像データに含まれる文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識ステップと、テキストデータ生成部が行う、読取項目における文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成ステップと、正解データ抽出部が行う、テキストデータと、あらかじめ記憶されている画像データに含まれる文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータを抽出する正解データ抽出ステップと、学習部が行う、抽出されたテキストデータと、抽出されたテキストデータの基になる画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、学習モデルの生成及び更新を行う学習ステップと、を備える。
また、本開示の一態様における情報処理プログラムは、文字情報を含む画像データから文字情報を読み取り、読み取った文字情報の画像データにおける位置について機械学習を行う情報処理プログラムであって、画像データを取得する画像データ取得ステップと、画像データに含まれる文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識ステップと、読取項目における文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成ステップと、テキストデータと、あらかじめ記憶されている画像データに含まれる文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータを抽出する正解データ抽出ステップと、抽出されたテキストデータと、抽出されたテキストデータの基になる画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、学習モデルの生成及び更新を行う学習ステップと、を電子計算機に実行させる。
本開示によれば、画像データに含まれる文字情報の位置を識別して読取項目として認識し、画像データに含まれる文字情報の文字認識を行ってテキストデータを生成し、正解テキストデータと読取項目ごとに比較して一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータと基になる画像データとに基づいて機械学習を行う。そのため、画像データの読取精度を上げることが可能である。また、煩雑な処理を必要とせずに読取項目の位置を認識する精度を上げることが可能であるため、多くの手間を必要とせずに文字情報を含む画像データを読み取るための機械学習モデルを生成することが可能である。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムを示す機能ブロック構成図である。 図1のユーザ端末200を示す機能ブロック構成図である。 図1の情報処理装置100の動作を示すフローチャートである。 図1の画像データ取得部131で取得される画像データP1の例を示す模式図である。 図1の読取項目認識部132で行われる読取項目の認識の例を示す模式図である。 図1のテキストデータ生成部133及び属性設定部134において生成及び属性設定されたテキストデータの例を示す模式図である。 図1の正解テキストデータDB122に格納される正解データの例を示す模式図である。 図1の正解データ抽出部135における判定の例を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る情報処理システムを示す機能ブロック構成図である。 本開示の一実施形態に係るコンピュータ700を示す機能ブロック構成図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態1)
<構成>
図1は、本開示の実施形態1に係る情報処理システム1を示す機能ブロック構成図である。この情報処理システム1は、限定ではなく例として、文字情報を含む画像データに含まれる文字情報の文字認識を行ってテキストデータを生成し、正常に読み込まれたテキストデータと、その基になる画像データとに基づいて機械学習を行うシステムである。情報処理システム1では、テキストデータが正常に読み込まれたか否かを判定するために、画像データに含まれる文字情報を示す正解テキストデータを備えている。生成されたテキストデータは、この正解テキストデータと比較して一致しているか否かが判定され、一致していると判定された場合に正常に読み込まれたテキストデータと判定される。
ここで、本実施形態では、文字情報を含む画像データとして、帳票類を画像としてスキャンした画像データを例として説明しているが、このような帳票データに限られない。この例において、スキャンの対象となる帳票類は、非定型文書である。非定型文書とは、例えば請求書のように、作成する者によりフォーマットが異なることがあるが、記載内容としては似たような内容が記載されている文書であるが、本実施形態における情報処理システム1でスキャンの対象とされる帳票類は、これに限られない。
情報処理システム1は、情報処理装置100と、ユーザ端末200と、ネットワークNWとを有している。情報処理装置100と、ユーザ端末200とは、ネットワークNWを介して相互に接続される。ネットワークNWは、通信を行うための通信網であり、限定ではなく例として、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network:VPN)等を含む通信網により構成されている。
情報処理装置100は、画像データに含まれる文字情報の位置を識別して読取項目として認識し、画像データに含まれる文字情報の文字認識を行ってテキストデータを生成し、このテキストデータと正解テキストデータと比較して一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータと基になる画像データとに基づいて、文字情報の画像データにおける位置について推定するための学習モデルに関する機械学習を行う装置である。この情報処理装置100は、具体的には、限定ではなく例として各種装置を制御するコンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)や、サーバ装置等により構成されている。なお、情報処理装置100は、単体で動作する装置に限られず、複数の装置が通信網を介して相互に接続され、通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムや、クラウドサーバでもよい。
ユーザ端末200は、ユーザが情報処理装置100に対して行う操作入力を受け付ける装置であり、限定ではなく例として、スマートフォンや、携帯端末、コンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)等により構成されている。このユーザ端末200では、限定ではなく例として、情報処理システム1のサービスの提供を受けるためのアプリがインストールされ、または情報処理装置100にアクセスするためのURL等が設定され、それらをタップまたはダブルクリック等して起動することにより、サービスが開始される。
情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、ネットワークNWを介してユーザ端末200と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行できるのであればどのような通信プロトコルを用いてもよい。この通信部110は、限定ではなく例として、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルにより通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラムや入力データ等を記憶するものであり、限定ではなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含むメモリや、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部120は、画像データDB121と、正解T(テキスト)データDB122と、テキストデータDB123と、読取学習モデルDB124とを記憶する。さらに、記憶部120は、ユーザ端末200との間で通信を行った際のデータや、後述する各処理にて生成されたデータを一時的に記憶する。画像データDB121、正解テキストデータDB122、テキストデータDB123、及び読取学習モデルDB124は、制御部130の各種プログラムからアクセスされて参照、更新が可能なデータベースである。
画像データDB121には、帳票類をスキャナ装置で画像としてスキャンした画像データ、またはこの画像データが格納されている格納先のパス情報が格納されている。この画像データは、OCRにより文字情報を読み取るためのものである。スキャンの対象となる帳票類は、前述のように例えば請求書等であり、請求書の請求元及び請求先の企業等は同一の企業等である必要はなく、請求書等のフォーマットも統一されている必要はない。なお、本実施形態ではスキャナ装置でスキャンされた画像データを対象としたが、紙媒体による帳票類が電子データ化されていればよく、例えば、カメラ等により撮像された写真画像データ等でもよい。
正解テキストデータDB122には、画像データDB121に格納されている画像データ(または画像データDB121に格納されている格納先のパス情報から取得した画像データ)に含まれる文字情報が、正解テキストデータとして格納されている。この正解テキストデータは、OCRによる文字情報の読取が正常に行われたか否かを判定するために使用される。この正解テキストデータは、限定ではなく例として、基になる帳票類に記載されている項目ごとに格納されており、項目ごとに属性が設定されている。属性とは、例えばその項目の名称であり、「帳票名」、「会社名」、「日付」等である。
テキストデータDB123には、画像データDB121に格納されている画像データ(または画像データDB121に格納されている格納先のパス情報から取得した画像データ)をOCRにより、文字情報が読み取られて生成したテキストデータが格納されている。このテキストデータは、正常に読み込まれたか否かが判定され、正常に読み込まれたテキストデータは機械学習を行うために使用される。このテキストデータは、限定ではなく例として、正解テキストデータと同様に読み取られた帳票類に記載されている項目ごとに格納されており、項目ごとに属性が設定されている。
読取学習モデルDB124には、正常に読み込まれたテキストデータにより機械学習が行われて生成された学習モデルが格納されている。この学習モデルは、帳票類を画像としてスキャンした画像データに含まれる文字情報の文字認識を行い、画像データにおける位置について推定してテキストデータを生成するためのモデル情報である。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、情報処理装置100の全体の動作を制御するものであり、限定ではなく例として、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プロセッサコア(Processor core)、マルチプロセッサ(Multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)を含む装置等から構成される。制御部130の機能として、画像データ取得部131と、読取項目認識部132と、テキストデータ生成部133と、属性設定部134と、正解データ抽出部135と、学習部136とを備えている。この画像データ取得部131、読取項目認識部132、テキストデータ生成部133、属性設定部134、正解データ抽出部135、及び学習部136は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて情報処理装置100にて実行される。
画像データ取得部131は、文字情報を含む画像データの例である帳票類をスキャナ装置で画像としてスキャンした画像データ、またはこの画像データが格納されている格納先のパス情報を、ユーザ端末200から通信部110を介して取得する。例えば、ユーザ端末200にスキャナ装置が直接接続され、またはネットワークNWを介して接続され、スキャンされた画像データがユーザ端末200から送信されるので、その画像データを取得してもよい。また、他の外部装置によりスキャンされた画像データがユーザ端末200により取得され、その画像データが送信されるので、その画像データを取得してもよい。この場合のスキャナ装置または外部装置は図示を省略する。画像データ取得部131で取得された画像データは、画像データDB121に格納される。
読取項目認識部132は、画像データDB121に格納されている画像データから、この画像データに含まれる文字情報の位置を識別し、OCRにより文字情報を読み取るための読取項目として認識する。前述のように、例えば請求書等をスキャンした画像データの場合、画像データの中に含まれる文字情報、例えば「請求書」、「○○株式会社」のような文字情報の箇所が、例えば長方形で囲むように選択され、読取項目として認識される。
テキストデータ生成部133は、読取項目認識部132によって読取項目として認識された箇所について、OCRにより文字情報を読み取って文字認識を行い、テキストデータを生成する。前述のように、例えば請求書等をスキャンした画像データの場合、読取項目として認識された箇所の「請求書」、「○○株式会社」のような文字が文字情報として読み取られ、テキストデータが生成される。生成されたテキストデータは、読取項目ごとにテキストデータDB123に格納される。
属性設定部134は、テキストデータ生成部133によって生成され、テキストデータDB123に格納されたテキストデータについて、例えば、その項目の名称である「帳票名」、「会社名」、「日付」といった属性が設定される。テキストデータの各項目に対する属性の設定は、例えば請求書等をスキャンした画像データにおける当該読取項目の位置と、その読取項目から読み取られたテキストデータの内容と、に基づき、属性設定部134により自動的に設定される。設定された属性は、テキストデータの読取項目に紐づけられてテキストデータDB123に格納される。
正解データ抽出部135は、テキストデータDB123に格納されているテキストデータと、正解テキストデータDB122に格納されている正解テキストデータと、を比較して一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータを抽出する。すなわち、正常に読取が行われたテキストデータを抽出する。この一致しているか否かの判定は、テキストデータDB123及び正解テキストデータDB122に格納されている読取項目ごとに判定される。
正解データ抽出部135による判定は、限定ではなく例として、まず、テキストデータにおける読取項目と、正解テキストデータにおける読取項目とを比較してそれぞれの読取項目が一致しているか否かの判定が行われ、次に、読取項目が一致していると判定された場合に、テキストデータと正解テキストデータとが一致しているか否かの判定が行われる。または、テキストデータに設定されている属性と、正解テキストデータに設定されている属性とを比較して属性が一致しているか否かの判定が行われ、次に、属性が一致していると判定された読取項目について、テキストデータと正解テキストデータとが一致しているか否かの判定が行われる。
また、正解データ抽出部135による判定では、限定ではなく例として、正解テキストデータに基づいてテキストデータの合致度を算出し、算出した合致度が所定の閾値以上の場合、テキストデータと正解テキストデータとが一致していると判定する。このように、一致しているか否かの判定は完全一致であるか否かの判定に限られず、合致度が所定の閾値以上の場合に一致していると判定してもよい。この合致度による一致の判定は、テキストデータDB123及び正解テキストデータDB122に格納されている読取項目ごとに判定されてもよく、属性についても同様に、合致度が所定の閾値以上の場合に一致していると判定してもよい。また、読取項目ごとに異なる閾値を使用して判定してもよい。特に属性の場合、完全一致している必要はなく、合致度が所定の閾値以上であれば一致していると判定しても差し支えないからである。
学習部136は、正解データ抽出部135によって抽出されたテキストデータと、当該テキストデータの基になる、画像データDB121に格納されている画像データとに基づき、画像データにおける文字情報の位置について推定するため学習モデルに関する機械学習を行い、読取学習モデルDB124に格納されている学習モデルの生成または更新を行う。学習モデルの更新は、例えば、読取学習モデルDB124に格納されている学習モデルと、学習部136による学習結果とをマージするアグリゲーションの処理により行ってもよい。
学習部136による機械学習は、限定ではなく例として、抽出されたテキストデータと基になる画像データとを教師データとする教師あり機械学習により行われてもよく、教師なし機械学習により行われてもよく、ディープラーニングにより行われてもよい。
図2は、図1のユーザ端末200を示す機能ブロック構成図である。ユーザ端末200は、通信部210と、表示部220と、操作部230と、記憶部240と、制御部250とを備える。
通信部210は、ネットワークNWを介して情報処理装置100と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行できるのであればどのような通信プロトコルを用いてもよい。この通信部210は、限定ではなく例として、TCP/IP等の通信プロトコルにより通信が行われる。
表示部220は、ユーザから入力された操作内容や、情報処理装置100からの送信内容を表示するために用いられるユーザインタフェースであり、液晶ディスプレイ等から構成される。表示部220では、情報処理装置100からユーザに対して通知される通知情報を表示する。
操作部230は、ユーザが操作指示を入力するために用いられるユーザインタフェースであり、キーボードやマウス、タッチパネル等から構成される。操作部230は、ユーザが情報処理装置100に対して行う操作情報の入力に使用される。
記憶部240は、各種制御処理や制御部250内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、限定ではなく例として、RAM、ROM等を含むメモリや、HDD、SSD、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部240は、情報処理装置100と通信を行ったデータを一時的に記憶する。
制御部250は、記憶部240に記憶されているプログラムを実行することにより、ユーザ端末200の全体の動作を制御するものであり、限定ではなく例として、CPU、MPU、GPU、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAを含む装置等から構成される。
<処理の流れ>
図3を参照しながら、情報処理システム1の情報処理装置100が実行する、情報処理方法の一例の処理の流れについて説明する。図3は、図1の情報処理装置100の動作を示すフローチャートである。
ステップS101の処理として、ユーザ端末200では、スキャンされた画像データ、またはこの画像データが格納されている格納先のパス情報が送信されるので、画像データ取得部131では、その画像データが取得される。取得された画像データは、画像データDB121に格納される。
ステップS102の処理として、読取項目認識部132では、ステップS101で取得され、画像データDB121に格納されている画像データの読取が行われる。
図4は、図1の画像データ取得部131で取得される画像データP1の例を示す模式図である。図4に示す画像データP1は、帳票の例として請求書をスキャンした画像データを示しており、「△△株式会社」が請求元であり、「〇〇株式会社」宛の請求書を例示している。この画像データP1には、帳票名である「請求書」や、請求元会社名、請求先会社名の他、件名、品目、個数、金額等の情報が記載されている。ステップS101の処理では、図4に示すような、例えば請求書等をスキャンした画像データが取得されて画像データDB121に格納され、ステップS102の処理で読み取られる。
ステップS103の処理として、読取項目認識部132では、ステップS102で読み取られた画像データに含まれる文字情報の位置が識別され、OCRにより文字情報を読み取るための読取項目として認識される。
図5は、図1の読取項目認識部132で行われる読取項目の認識の例を示す模式図である。図5では、図4に示す画像データP1に対して文字情報の位置が識別され、文字情報を読み取るための読取項目として認識される例を示している。図5に示す読取項目A1〜A11は、図4に示す画像データP1の文字情報が読取項目として認識された状態を示しており、文字情報が長方形の選択エリアとして認識されている。
図5に示すように、例えば読取項目A1は、帳票名である「請求書」の文字情報を選択している。読取項目A2は、請求元会社名である「△△株式会社」の文字情報を選択している。読取項目A3は、請求先会社名である「〇〇株式会社」の文字情報を選択している。読取項目A4は、日付である「2019年9月1日」の文字情報を選択している。読取項目A5は、件名である「〇△◇の件」の文字情報を選択している。読取項目A6は、品目名である「〇△◇手数料」の文字情報を選択している。読取項目A7は、読取項目A6の品目の個数である「1」の文字情報を選択している。読取項目A8は、読取項目A6の品目の金額である「150,000」の文字情報を選択している。読取項目A9は、小計の金額である「150,000」の文字情報を選択している。読取項目A10は、消費税の金額である「12,000」の文字情報を選択している。読取項目A11は、合計の金額である「162,000」の文字情報を選択している。ステップS103の処理では、図5に示すような文字情報の位置が識別され、文字情報を読み取るための読取項目として認識される。
ステップS104の処理として、テキストデータ生成部133では、ステップS103で読取項目として認識された箇所について、OCRにより文字情報が読み取られて文字認識が行われ、テキストデータが生成される。生成されたテキストデータは、読取項目ごとにテキストデータDB123に格納される。
ステップS104の処理では、図5に示すような、読取項目A1で「請求書」の文字が読み取られ、テキストデータとして生成される。同様に、読取項目A2で「△△株式会社」の文字が読み取られ、テキストデータとして生成される。読取項目A3で「〇〇株式会社」の文字が読み取られ、テキストデータとして生成される。読取項目A4で「2019年9月1日」の文字が読み取られ、テキストデータとして生成される。読取項目A5で「〇△◇の件」の文字が読み取られ、テキストデータとして生成される。以下の処理は同様なので省略する。
ステップS105の処理として、属性設定部134では、ステップS104で生成され、テキストデータDB123に格納されたテキストデータについて、属性が設定される。
図6は、図1のテキストデータ生成部133及び属性設定部134において生成及び属性設定されたテキストデータT1の例を示す模式図である。図6のテキストデータT1の右欄に示すテキストデータは、図5に示す読取項目A1〜A11から生成されたテキストデータであり(読取項目A6〜A11については図示を省略する。)、それぞれのテキストデータに紐づくように、図6の左欄に示す属性が設定されている。
例えば、図5に示す読取項目A1から生成された「請求書」のテキストデータには、属性として「帳票名」が設定されている。同様に、読取項目A2から生成された「△△株式会社」のテキストデータには、属性として「会社名」が設定されている。読取項目A3から生成された「〇〇株式会社」のテキストデータには、属性として「宛先」が設定されている。読取項目A4から生成された「2019年9月7日」のテキストデータには、属性として「年月日」が設定されている(本実施形態では、当該項目について読取が正常に行われなかったものとする。)。読取項目A5から生成された「〇△◇の件」のテキストデータには、属性として「件名」が設定されている。ステップS105の処理では、図5に示すような、テキストデータ「請求書」等に対して、属性として「帳票名」等が設定される。
ステップS106の処理として、正解データ抽出部135では、ステップS104で生成され、テキストデータDB123に格納されているテキストデータと、正解テキストデータDB122に格納されている正解テキストデータとが比較され、一致しているか否かの判定が行われる。
このときの例として、まず、テキストデータにおける読取項目と、正解テキストデータにおける読取項目とが比較され、それぞれの読取項目が一致しているか否かの判定が行われる。次に、読取項目が一致していると判定された場合に、テキストデータと正解テキストデータとが一致しているか否かの判定が行われる。または、テキストデータに設定されている属性と、正解テキストデータに設定されている属性とが比較され、属性が一致しているか否かの判定が行われる。次に、属性が一致していると判定された読取項目について、テキストデータと正解テキストデータとが一致しているか否かの判定が行われる。
図7は、図1の正解テキストデータDB122に格納される正解テキストデータT2の例を示す模式図である。図7の正解テキストデータT2の右欄に示す正解テキストデータは、図4に示す画像データP1に含まれる文字情報の正解テキストデータとして、正解テキストデータDB122に格納されているデータである。それぞれの正解テキストデータの読取項目ごとに、テキストデータDB123に格納されているテキストデータと同様に、それぞれの正解テキストデータに紐づくように、図7の左欄に示す属性が設定されている。
例えば、図5に示す読取項目A1の正解データである「請求書」の正解テキストデータには、属性として「帳票名」が設定されている。同様に、読取項目A2の正解データである「△△株式会社」の正解テキストデータには、属性として「請求元」が設定されている。読取項目A3の正解データである「〇〇株式会社」の正解テキストデータには、属性として「請求先」が設定されている。読取項目A4の正解データである「2019年9月1日」の正解テキストデータには、属性として「年月日」が設定されている。読取項目A5の正解データである「〇△◇の件」の正解テキストデータには、属性として「件名」が設定されている。
図8は、図1の正解データ抽出部135における判定の例を示す模式図である。ステップS106の処理では、図6に示すテキストデータT1と、図7に示す正解テキストデータT2とが比較され、一致しているか否かの判定が行われる。図8に示すテキストデータT1、正解テキストデータT2は、それぞれ図6に示すテキストデータT1、図7に示す正解テキストデータT2と同一である。
このときの例として、まず、テキストデータT1に設定されている属性と、正解テキストデータT2に設定されている属性とが比較され、属性が一致しているか否かの判定が行われる。図8に示す例では、テキストデータT1の2行目の属性「会社名」、3行目の属性「宛先」が、正解テキストデータT2の2行目の属性「請求元」、3行目の属性「請求先」とそれぞれ異なる。このような相違について、正解データ抽出部135では、各項目の属性について合致度を算出し、算出した合致度が所定の閾値以上の場合に一致していると属性ごとに判定する。この場合、属性が異なってもテキストデータの生成には影響しないため、当該属性は一致していると判定してもよい。
次に、属性が一致していると判定された読取項目について、テキストデータT1と正解テキストデータT2とが一致しているか否かの判定が行われる。図8に示す例では、テキストデータT1の4行目「2019年9月7日」が、正解テキストデータT2の4行目「2019年9月1日」と異なる。このような相違について、正解データ抽出部135では、各項目のテキストデータについて合致度を算出し、算出した合致度が所定の閾値以上の場合に一致していると判定する。この場合、日付が異なる場合は正常に読取ができなかったと判定してもよい。
ステップS107の処理として、正解データ抽出部135では、ステップS106で行われた判定結果が、一致していると判定されたテキストデータを抽出する。一致していると判定されたテキストデータの抽出は、画像データ単位で行われてもよく、読取項目単位で行われてもよい。
例えば、図8に示す例の場合、属性「年月日」の読取項目の読取が正常に行われなかったが、当該請求書についての読取項目のテキストデータをすべて抽出対象外にしてもよく、属性「年月日」の読取項目のみを対象外にしてもよい。抽出した項目は、例えばテキストデータDB123にステータス情報を設けて抽出した項目についてのみステータス設定してもよく、別途データベースを設けてもよい。
ステップS108の処理として、学習部136では、ステップS107で抽出されたテキストデータと、当該テキストデータの基になる、画像データDB121に格納されている画像データとに基づいて機械学習が行われ、読取学習モデルDB124に格納されている学習モデルが生成され、更新が行われる。
<効果>
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法は、帳票類を画像としてスキャンした画像データに含まれる文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成する。また、画像データに含まれる文字情報の正解データである正解テキストデータをあらかじめ記憶する。テキストデータと正解テキストデータ比較して一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータと、基になる画像データとに基づいて機械学習を行い、学習モデルが生成される。そのため、正常に読取りが行われたテキストデータのみを機械学習の対象にして機械学習を行うので、効率よく画像データの読取精度を上げることが可能である。
また、画像データに含まれる文字情報を、読取項目ごとに文字認識を行い、読取項目ごとに正解テキストデータと比較して一致しているか判定し、一致していると判定されたテキストデータと基になる画像データとに基づいて機械学習を行う。そのため、読取項目ごとに判定されるので、項目ごとに異なる読取の精度を、それぞれ向上させることが可能である。
さらに、正解テキストデータに基づいてテキストデータの合致度を算出し、算出した合致度が所定の閾値以上の場合、テキストデータと正解テキストデータとが一致していると判定する。また、この判定は読取項目ごとに行われてもよい。そのため、一致しているか否かの判定基準を帳票ごと、読取項目ごとに設定することができる。これにより、項目ごとに異なる読取の精度を、より効率的にそれぞれ向上させることが可能である。
(実施形態2)
図9は、本開示の実施形態2に係る情報処理システム1Aを示す機能ブロック構成図である。この情報処理システム1Aは、文字情報を含む画像データに含まれる文字情報の文字認識を行ってテキストデータを生成し、正常に読み込まれたテキストデータと、その基になる画像データとに基づいて機械学習を行うシステムである点において、実施形態1に係る情報処理システム1と同様であるが、本実施形態に備える情報処理装置100Aの制御部130の機能として、画像データ読取部137を備えている点において、実施形態1に係る情報処理システム1と異なる。
本実施形態では、情報処理システム1Aによって生成された学習モデルに基づき、実際の帳票類の読取を行うものである。
画像データ読取部137は、学習部136で機械学習が行われて読取学習モデルDB124に格納されている学習モデルに基づき、新たに帳票類をスキャンした画像データを取得して文字情報の文字認識を行い、新たなテキストデータを生成する。新たなテキストデータは、テキストデータDB123に格納してもよく、新たに別のデータベースに格納してもよい。このテキストデータは、例えば、帳票類をスキャンしてOCRにより読み取りテキストデータを生成するサービスの成果物として、当該帳票類を提供する者に提供してもよい。
本実施形態における学習部136は、新たなテキストデータと新たな帳票類をスキャンした画像データとに基づいて機械学習を行ってもよい。これにより、さらに読取の精度を、向上させることができる。その他の構成及び処理の流れについては、実施形態1と同様である。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、新たに帳票類をスキャンした画像データを取得して文字情報の文字認識を行う画像データ読取部を備え、学習モデルに基づいて文字情報の文字認識を行う。これにより、さらに読取の精度を向上させることができるとともに、帳票類をスキャンしてOCRにより読み取りテキストデータを生成するサービスの成果物として、当該帳票類を提供する者に提供することが可能である。
(実施形態3(プログラム))
図10は、コンピュータ(電子計算機)700の構成の例を示す機能ブロック構成図である。コンピュータ700は、CPU701、主記憶装置702、補助記憶装置703、インタフェース704を備える。
ここで、実施形態1及び2に係る画像データ取得部131と、読取項目認識部132と、テキストデータ生成部133と、属性設定部134と、正解データ抽出部135と、学習部136と、画像データ読取部137とを構成する各機能を実現するための制御プログラム(情報処理プログラム)の詳細について説明する。これらの機能ブロックは、コンピュータ700に実装される。そして、これらの各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置703に記憶されている。CPU701は、プログラムを補助記憶装置703から読み出して主記憶装置702に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU701は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置702に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータ700において、画像データを取得する画像データ取得ステップと、画像データに含まれる文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識ステップと、読取項目における文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成ステップと、テキストデータと、あらかじめ記憶されている画像データに含まれる文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定されたテキストデータを抽出する正解データ抽出ステップと、抽出されたテキストデータと、抽出されたテキストデータの基になる画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、学習モデルの生成及び更新を行う学習ステップと、をコンピュータによって実現する制御プログラムである。
なお、補助記憶装置703は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース704を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークを介してコンピュータ700に配信される場合、配信を受けたコンピュータ700が当該プログラムを主記憶装置702に展開し、上記処理を実行してもよい。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置703に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
1,1A 情報処理システム、100,100A 情報処理装置、110 通信部、120 記憶部、121 画像データDB、122 正解T(テキスト)データDB、123 テキストデータDB、124 読取学習モデルDB、130 制御部、131 画像データ取得部、132 読取項目認識部、133 テキストデータ生成部、134 属性設定部、135 正解データ抽出部、136 学習部、137 画像データ読取部、200 ユーザ端末、210 通信部、220 表示部、230 操作部、240 記憶部、250 制御部、NW ネットワーク

Claims (11)

  1. 文字情報を含む画像データから前記文字情報を読み取り、読み取った前記文字情報の前記画像データにおける位置について推定するための学習モデルに関する機械学習を行う情報処理装置であって、
    前記画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データに含まれる前記文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識部と、
    読取項目における前記文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成部と、
    前記テキストデータと、あらかじめ記憶されている前記画像データに含まれる前記文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定された前記テキストデータを抽出する正解データ抽出部と、
    抽出された前記テキストデータと、抽出された前記テキストデータの基になる前記画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、前記学習モデルの生成または更新を行う学習部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記正解データ抽出部は、前記テキストデータと前記正解テキストデータとを比較して前記テキストデータの合致度を算出し、算出した合致度が所定の閾値以上の場合、前記テキストデータと前記正解テキストデータとが一致していると判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記正解データ抽出部は、
    前記テキストデータにおける読取項目と、前記正解テキストデータにおける読取項目とを比較し、それぞれの読取項目が一致していると判定し、
    一致していると判定された場合、前記テキストデータと、前記正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行う、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記正解データ抽出部は、
    前記テキストデータにおける読取項目と、前記正解テキストデータにおける読取項目とを比較して前記テキストデータの読取項目の合致度を算出し、算出した合致度が所定の閾値以上の場合、それぞれの読取項目が一致していると判定し、
    一致していると判定された場合、前記テキストデータと、前記正解テキストデータとを読取項目ごとに比較して前記テキストデータの合致度を読取項目ごとに算出し、算出した合致度がそれぞれ所定の閾値以上の場合、前記テキストデータが一致していると判定して抽出する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記正解データ抽出部は、算出した合致度が読取項目ごとにそれぞれ異なる所定の閾値以上の場合、前記テキストデータが一致していると判定する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 認識された前記読取項目の前記画像データにおける位置と、前記読取項目から読み取られた前記テキストデータと、に基づき、前記読取項目の属性を設定する属性設定部を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記正解データ抽出部は、
    前記テキストデータにおける読取項目の属性と、前記正解テキストデータにおける読取項目に設定された属性とを比較し、一致しているか否かの判定を行い、
    一致していると判定された場合、前記テキストデータと、前記正解テキストデータとを属性ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行う、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記学習部は、抽出された前記テキストデータと、抽出された前記テキストデータの基になる前記画像データにおける読取項目の位置とを教師データとする教師あり機械学習を行う、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記学習モデルに基づき、新たな画像データを取得して文字情報の文字認識を行い、新たなテキストデータを生成する画像データ読取部を備える、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 文字情報を含む画像データから前記文字情報を読み取り、読み取った前記文字情報の前記画像データにおける位置について推定するための学習モデルに関する機械学習を行う情報処理方法であって、
    画像データ取得部が行う、前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    読取項目認識部が行う、前記画像データに含まれる前記文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識ステップと、
    テキストデータ生成部が行う、読取項目における前記文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成ステップと、
    正解データ抽出部が行う、前記テキストデータと、あらかじめ記憶されている前記画像データに含まれる前記文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定された前記テキストデータを抽出する正解データ抽出ステップと、
    学習部が行う、抽出された前記テキストデータと、抽出された前記テキストデータの基になる前記画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、前記学習モデルの生成または更新を行う学習ステップと、を備える情報処理方法。
  11. 文字情報を含む画像データから前記文字情報を読み取り、読み取った前記文字情報の前記画像データにおける位置について推定するための学習モデルに関する機械学習を行う情報処理プログラムであって、
    前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データに含まれる前記文字情報の位置を識別し、読取項目として認識する読取項目認識ステップと、
    読取項目における前記文字情報の文字認識を行い、テキストデータを生成するテキストデータ生成ステップと、
    前記テキストデータと、あらかじめ記憶されている前記画像データに含まれる前記文字情報を示す正解テキストデータとを読取項目ごとに比較し、一致しているか否かの判定を行い、一致していると判定された前記テキストデータを抽出する正解データ抽出ステップと、
    抽出された前記テキストデータと、抽出された前記テキストデータの基になる前記画像データにおける読取項目の位置とに基づいて機械学習を行い、前記学習モデルの生成または更新を行う学習ステップと、を電子計算機に実行させるための、情報処理プログラム。


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