JP2021051344A - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】対象機器と関連する関連機器が動的に変化する場合に、対象機器のバックアップ情報と整合した関連機器のバックアップ情報を取得する。【解決手段】対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼と共に、対象機器12aに現在関連している関連機器12bを示す関連機器情報としてのジョブ共有機器情報30をバックアップサーバ14に送信する。バックアップサーバ14のバックアップ処理部48は、対象機器12aから受信した関連機器情報に基づいて関連機器12bを特定し、対象機器12a及び特定した関連機器12bに対してバックアップデータを要求する。バックアップ処理部48は、対象機器12aから取得した第1バックアップデータと、関連機器12bから取得した第2バックアップデータとを関連付けてメモリ42に記憶させる。【選択図】図5
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、第1のデータを保管するデータベースサーバと、第2のデータを保管するファイルサーバと、第2のデータのバックアップデータを保管するバックアップファイルサーバとを含む文書管理システムであって、第1のデータのリストアが発生した場合に、ファイルサーバで保管される第2のデータに対し、バックアップファイルサーバでバックアップされたデータを用いて第1のデータに対するリストアの内容に応じたリストアを行う文書管理システムが開示されている。
ところで、対象機器と、当該対象機器に関連する1又は複数の関連機器のバックアップ処理を行うことを考える。ここで、バックアップ処理とは、機器の異常や故障などに備えて、機器に記憶されたデータを複製してバックアップ情報を生成し、生成したバックアップ情報を別の記憶装置やメディアに保存することを意味する。また、関連する、とは、関連機器に関するデータが対象機器に記憶されており、対象機器に関するデータが関連機器に記憶された状態であって、両機器に記憶されたこれらのデータに基づいて何らかの処理が実行され得る状態を意味する。
このように、対象機器と関連機器とが互いに関連している場合、対象機器のバックアップ情報と、関連機器のバックアップ情報との間で整合を取る必要がある。両バックアップ情報の間で整合が取れていないと、当該両バックアップ情報を用いて対象機器と関連機器とをリストア処理(すなわち復旧処理)した場合、リストア後の対象機器と関連機器との間で整合が取れなくなり、対象機器及び関連機器の少なくとも一方が正常に動作できなくなる場合がある。ここで、対象機器と関連機器との間で整合が取れた状態、とは、対象機器と関連機器との関係が正常であり、対象機器と関連機器が連携して処理を好適に実行可能である状態を意味する。反対に、対象機器と関連機器との間で整合が取れていない状態、とは、対象機器と関連機器との関係が異常であり、対象機器と関連機器が連携して好適に処理を実行できない状態を意味する。また、対象機器のバックアップ情報で対象機器をリストアし、関連機器のバックアップ情報で関連機器をリストアしたときに、リストア後の対象機器と関連機器との間で整合が取れる場合、対象機器の当該バックアップ情報と、関連機器の当該バックアップ情報とが整合している、と表現する。反対に、リストア後の対象機器と関連機器との間で整合が取れない場合、対象機器の当該バックアップ情報と、関連機器の当該バックアップ情報とが整合していないと表現する。
従来、対象機器に対する関連機器が固定的に定まっている場合には、例えば対象機器と関連機器とのバックアップ処理を同時に行うなどすることで、対象機器のバックアップ情報と、関連機器のバックアップ情報との間で整合を取ることができた。しかしながら、対象機器に対する関連機器が動的に変化する場合、従来、対象機器のバックアップ処理を行う際に、当該対象機器に関連している関連機器を特定することが困難であることから、対象機器のバックアップ情報に整合した、関連機器のバックアップ情報を取得することが困難であった。
本発明の目的は、対象機器と関連する関連機器が動的に変化する場合に、対象機器のバックアップ情報と整合した関連機器のバックアップ情報を取得することにある。
請求項1に係る発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、対象機器からバックアップ依頼を受けたタイミングで、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を取得し、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記プロセッサは、前記関連機器が、バックアップ処理の実行が不可能な状態である場合は、前記第1バックアップ情報及び前記第2バックアップ情報を前記メモリに記憶させない、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記第2バックアップ情報には、前記関連機器の設定内容を示す設定情報が含まれ、前記プロセッサは、前記バックアップ依頼を間欠的に受け、前記バックアップ依頼を受けたときの前記関連機器の設定内容のうち、前記対象機器と前記関連機器との間の整合性に関わる連携部分の設定内容を取得し、取得した前記連携部分の設定内容が、直前に取得した前記第2バックアップ情報が示す前記連携部分の設定内容と一致する場合は、前記バックアップ依頼に応じて前記第2バックアップ情報を取得しない、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記プロセッサは、前記第1バックアップ情報を前記対象機器に送信して前記対象機器にリストア処理を実行させると共に、前記第2バックアップ情報を前記関連機器に送信して前記関連機器にリストア処理を実行させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記プロセッサは、前記関連機器が、リストア処理の実行が不可能な状態である場合は、前記対象機器に前記第1バックアップ情報を送信せず、且つ、前記関連機器に前記第2バックアップ情報を送信しない、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記プロセッサは、利用者から指定された前記関連機器に前記第2バックアップ情報を送信して当該関連機器にリストア処理を実行させる、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、プロセッサと、対象機器と現在関連している関連機器を示す関連機器情報を記憶するメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記対象機器と関連する関連機器が変更される度に、変更後の関連機器を示す変更情報に基づいて前記関連機器情報を更新し、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項8に係る発明は、対象機器とバックアップサーバとを備え、前記対象機器は、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を記憶する機器側メモリと、バックアップ依頼と共に前記関連機器情報を前記バックアップサーバに送信する機器側プロセッサと、を備え、前記バックアップサーバは、前記対象機器からの前記バックアップ依頼に応じて、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記対象機器から受信した前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させるサーバ側プロセッサと、を備える、ことを特徴とする情報処理システムである。
請求項9に係る発明は、コンピュータに、対象機器からバックアップ依頼を受けたタイミングで、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を取得させ、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得させ、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項2に係る発明は、前記プロセッサは、前記関連機器が、バックアップ処理の実行が不可能な状態である場合は、前記第1バックアップ情報及び前記第2バックアップ情報を前記メモリに記憶させない、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記第2バックアップ情報には、前記関連機器の設定内容を示す設定情報が含まれ、前記プロセッサは、前記バックアップ依頼を間欠的に受け、前記バックアップ依頼を受けたときの前記関連機器の設定内容のうち、前記対象機器と前記関連機器との間の整合性に関わる連携部分の設定内容を取得し、取得した前記連携部分の設定内容が、直前に取得した前記第2バックアップ情報が示す前記連携部分の設定内容と一致する場合は、前記バックアップ依頼に応じて前記第2バックアップ情報を取得しない、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記プロセッサは、前記第1バックアップ情報を前記対象機器に送信して前記対象機器にリストア処理を実行させると共に、前記第2バックアップ情報を前記関連機器に送信して前記関連機器にリストア処理を実行させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記プロセッサは、前記関連機器が、リストア処理の実行が不可能な状態である場合は、前記対象機器に前記第1バックアップ情報を送信せず、且つ、前記関連機器に前記第2バックアップ情報を送信しない、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記プロセッサは、利用者から指定された前記関連機器に前記第2バックアップ情報を送信して当該関連機器にリストア処理を実行させる、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、プロセッサと、対象機器と現在関連している関連機器を示す関連機器情報を記憶するメモリと、を備え、前記プロセッサは、前記対象機器と関連する関連機器が変更される度に、変更後の関連機器を示す変更情報に基づいて前記関連機器情報を更新し、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項8に係る発明は、対象機器とバックアップサーバとを備え、前記対象機器は、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を記憶する機器側メモリと、バックアップ依頼と共に前記関連機器情報を前記バックアップサーバに送信する機器側プロセッサと、を備え、前記バックアップサーバは、前記対象機器からの前記バックアップ依頼に応じて、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記対象機器から受信した前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させるサーバ側プロセッサと、を備える、ことを特徴とする情報処理システムである。
請求項9に係る発明は、コンピュータに、対象機器からバックアップ依頼を受けたタイミングで、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を取得させ、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得させ、前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1、7、8、又は9に係る発明によれば、対象機器と関連する関連機器が動的に変化する場合に、対象機器のバックアップ情報と整合した関連機器のバックアップ情報を取得することができる。
請求項2に係る発明によれば、互いに整合しない第1バックアップ情報と第2バックアップ情報とがメモリに記憶されることを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、第2バックアップ情報の取得及びメモリへの記憶のための処理を省くことができる。
請求項4又は5に係る発明によれば、リストア後の対象機器と関連機器との間で整合が取れなくなることを回避することができる。
請求項6に係る発明によれば、利用者に指定された関連機器についてのみリストアを行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、互いに整合しない第1バックアップ情報と第2バックアップ情報とがメモリに記憶されることを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、第2バックアップ情報の取得及びメモリへの記憶のための処理を省くことができる。
請求項4又は5に係る発明によれば、リストア後の対象機器と関連機器との間で整合が取れなくなることを回避することができる。
請求項6に係る発明によれば、利用者に指定された関連機器についてのみリストアを行うことができる。
<基本実施形態>
図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の構成概略図である。情報処理システム10は、複数の機器12、及び、情報処理装置としてのバックアップサーバ14を含んで構成されている。複数の機器12とバックアップサーバ14は、LAN(Local Area Network)あるいはインターネットなどの通信回線16を介して互いに通信可能に接続されている。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の構成概略図である。情報処理システム10は、複数の機器12、及び、情報処理装置としてのバックアップサーバ14を含んで構成されている。複数の機器12とバックアップサーバ14は、LAN(Local Area Network)あるいはインターネットなどの通信回線16を介して互いに通信可能に接続されている。
複数の機器12は、互いに関連している場合がある。以下、複数の機器12のうちの1つであって、後述するバックアップ依頼又はリストア依頼をバックアップサーバ14に送信する機器12を対象機器12aと呼び、対象機器12aに関連する1又は複数の機器を関連機器12bと呼ぶ。なお、対象機器12aと関連機器12bとを区別しない場合には、単に機器12と記載する場合がある。
本実施形態では、各機器12は複合機であり、複数の複合機が関連することで、一の複合機に利用者(すなわちユーザ)が入力したジョブを他の複合機に転送して、当該ジョブを当該複合機に実行可能となっている。一の複合機に入力されたジョブを他の複合機に転送して他の機器で当該ジョブを実行することを、これら複数の複合機でジョブを共有する、と表現する。当該一の複合機が対象機器12aであると、ジョブを共有する当該他の機器が関連機器12bとなる。本実施形態では、対象機器12aには、関連機器12bを示すジョブ共有機器情報(例えばIPアドレスや機器IDなど)が記憶され、各関連機器12bにおいても、対象機器12a及び他の関連機器12b(当該関連機器12bから見た関連機器)を示すジョブ共有機器情報が記憶される。これにより、複数の機器12がジョブを共有することが可能になる。具体的には、ユーザが対象機器12aにジョブを入力したときに、対象機器12aが特定の条件(例えば他のユーザによって使用中であるなど)を満たすと、対象機器12aは、自装置に記憶されたジョブ共有機器情報に基づいて、関連機器12bにリクエストを送信する。関連機器12bは、受信したリクエストに対して当該ジョブの実行可否を返信する。対象機器12aは、受信した実行可否に基づいて、当該ジョブを実行可能な関連機器12bに当該ジョブを転送する。これにより、関連機器12bにて当該ジョブを実行することができる。
本実施形態では、ユーザは、対象機器12aに対する関連機器12bを任意に設定することができる。上述の例では、対象機器12aのジョブ共有機器情報をユーザが任意に編集できる。したがって、複数の機器12間における関連関係は動的に変化し得ることとなる。
情報処理システム10においては、各機器12のバックアップ情報としてのバックアップデータがバックアップサーバ14に記憶される。バックアップデータとは、機器12に記憶されたデータの少なくとも一部であり、バックアップの対象となるデータは、機器12に記憶されたデータの中から予め定められていてよい。バックアップデータがバックアップサーバ14に記憶されることで、機器12が異常状態に陥ったり故障したりした場合に、バックアップサーバ14に記憶したバックアップデータに基づいてリストア処理(すなわち復元処理)を行うことで、機器12を異常や故障が生じる前の状態に戻すことができる。
本実施形態では、機器12がバックアップデータをバックアップサーバ14に送信するバックアップ処理は、間欠的に実行される。例えば、予め定められた所定時間毎、あるいは、前回のバックアップ処理から所定時間経過後の初回に起動したタイミングで実行される。
上述のジョブ共有機器情報は、バックアップ処理の対象であり、バックアップサーバ14に送信されるバックアップデータに含まれる。ここで、対象機器12aと、関連機器12bとが異なるタイミングでバックアップ処理され、且つ、当該バックアップ処理により取得されたバックアップデータに基づいて、対象機器12a及び関連機器12bにおいてリストア処理が実行されたことなどに応じて、対象機器12aと当該関連機器12bとの間において整合が取れていない状態となった場合を考える。
本実施形態では、対象機器12aと関連機器12bとの間において整合が取れていない状態とは、対象機器12aのジョブ共有機器情報においては関連機器12bが含まれているのに対し、当該関連機器12b自体が情報処理システム10から除外されてしまっている第1の状態、及び、対象機器12aのジョブ共有機器情報においては当該関連機器12bが含まれていないのに対し、当該関連機器12bのジョブ共有機器情報において対象機器12aが含まれている第2の状態が含まれる。なお、対象機器12aと関連機器12bとの間において整合が取れていない状態には、上述の第1及び第2の状態に限られず、例えば、対象機器12aのその他の設定内容と、関連機器12bのその他の設定内容との間で整合が取れていない場合なども含まれる。
対象機器12aと関連機器12bとの間において整合が取れていない状態では、対象機器12aと関連機器12bとが連携した処理を好適に実行することができなくなる。例えば、上述の第1の状態では、対象機器12aは、既に情報処理システム10から除外されてしまった関連機器12bのIPアドレスに対してリクエストを送信することになるから、当然に当該リクエストの応答を受信することができなくなり、それ以後の処理が実行できなくなる。上述の第2の状態では、対象機器12aは、当該関連機器12bに対してリクエストを送信しないから、仮に、当該関連機器12bが対象機器12aに入力されたジョブを実行可能であったとしても、当該対象機器12aにて当該ジョブを実行することができなくなる。
したがって、リストア後において対象機器12aと関連機器12bとの間で整合を取るべく、対象機器12aのバックアップデータと関連機器12bのバックアップデータとを整合させて取得することが肝要となる。後述するように、本実施形態では、対象機器12aに対する関連機器12bが動的に変化し得る情報処理システム10において、バックアップサーバ14は、対象機器12aのバックアップデータと整合した関連機器12bのバックアップデータを取得することを可能としている。
図2は、機器12の構成概略図である。以下、対象機器12aの各部について説明するが、対象機器12aと関連機器12bの構成は同一であるため、以下の説明は、関連機器12bについても当てはまる。対象機器12a特有の特徴、あるいは、関連機器12b特有の特徴については、都度言及する。
本実施形態では機器12は複合機であるが、複数の機器12の間において動的に変化し得る関連関係が構築され、バックアップサーバ14にバックアップデータが送信される限りにおいて、機器12としてはどのような装置であってもよい。例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などであってもよい。
通信インターフェース20は、例えば有線又は無線のLANアダプタなどを含んで構成される。通信インターフェース20は、通信回線16を介して、バックアップサーバ14あるいは他の機器12と通信する機能を発揮する。
ディスプレイ22は、例えば液晶ディスプレイなどを含んで構成される。ディスプレイ22には、種々の画面が表示される。
入力インターフェース24は、例えばタッチパネルやボタンなどを含んで構成される。機器12がパーソナルコンピュータなどである場合には、入力インターフェース24にはマウスやキーボードが含まれていてもよい。入力インターフェース24は、機器12に対するユーザの指示を入力するために用いられる。
機器側メモリとしてのメモリ26は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)、ROM、あるいはRAMなどを含んで構成される。メモリ26は、後述のプロセッサ32とは別に設けられてもよいし、少なくとも一部がプロセッサ32の内部に設けられていてもよい。メモリ26には、機器12の各部を動作させるためのプログラムが記憶される。また、メモリ26には、機器12を一意に識別するための機器IDが記憶される。さらに、図2に示すように、メモリ26には、設定情報28が記憶される。
設定情報28は、機器12の各種の設定内容を示す情報である。設定情報28には、例えば、機器12に予め登録されたユーザを示すユーザ登録リスト、各ユーザに関する認証情報(ユーザIDとパスワードなど)、機器12においてスキャン処理により取得した画像データの送信先を示す宛先表、登録されたワークフローに関する情報、各種ログ情報などが含まれる。
また、上述のように、情報処理システム10においては、複数の機器12間において関連関係が構築され得るため、設定情報28は、関連機器12bを示す情報であるジョブ共有機器情報30が含まれる。ジョブ共有機器情報30は、例えば関連機器12bのIPアドレスや装置IDなどである。ユーザは、対象機器12aに1又は複数の関連機器12b(本実施形態では、対象機器12aとジョブを共有する機器12)を登録することができる。ユーザによって関連機器12bが登録されると、対象機器12aのメモリ26には、登録された関連機器12bを示すジョブ共有機器情報30が記憶される。また、対象機器12aに関連機器12bが登録されると、対象機器12aからの通知に基づいて、当該関連機器12bのメモリ26に対象機器12aを示すジョブ共有機器情報30が記憶される。
設定情報28の少なくとも一部がバックアップ処理の対象となる。バックアップ処理の対象となるデータもユーザによって予め指定可能となっていてよい。本実施形態では、上述の設定情報28の全てがバックアップ処理の対象となっており、つまり、バックアップデータは、ジョブ共有機器情報30を含む設定情報28となる。
プロセッサ32は、広義的な処理装置を指し、汎用的な処理装置(例えばCPU(Central Processing Unit)など)、及び、専用の処理装置(例えばGPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、あるいは、プログラマブル論理デバイスなど)の少なくとも1つを含んで構成される。プロセッサ32としては、1つの処理装置によるものではなく、物理的に離れた位置に存在する複数の処理装置の協働により構成されるものであってもよい。
機器側プロセッサとしての対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼をバックアップサーバ14に送信する。ここで、対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼と共に、対象機器12aに現在関連している関連機器12bを示す関連機器情報をバックアップサーバ14に送信する。本実施形態では、ジョブ共有機器情報30が、対象機器12aに現在関連している関連機器12bを示すものであるため、対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼と共にジョブ共有機器情報30をバックアップサーバ14に送信する。
バックアップ依頼を送信したことに応じて、バックアップサーバ14からバックアップデータの要求があると、対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップデータ(本実施形態では設定情報28)をバックアップサーバ14に送信する。具体的には、対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップデータと自装置の機器IDとを関連付けてバックアップサーバ14に送信する。対象機器12aのプロセッサ32がバックアップデータをバックアップサーバ14に送信すると、バックアップサーバ14にて生成された、当該バックアップデータを一意に識別するバックアップデータIDがバックアップサーバ14から対象機器12aに送信される。
また、後述するように、対象機器12aからのバックアップ依頼に応じて、関連機器12bに対してバックアップサーバ14からバックアップデータの要求が送信される場合がある。その場合、関連機器12bのプロセッサ32は、バックアップデータ及び自装置の機器IDとを関連付けてバックアップサーバ14に送信する。対象機器12aからバックアップデータが送信された場合と同様に、関連機器12bのプロセッサ32がバックアップデータをバックアップサーバ14に送信すると、バックアップサーバ14にて生成されたバックアップデータIDがバックアップサーバ14から関連機器12bに送信される。
本明細書では、対象機器12aのバックアップデータを第1バックアップデータと呼び、関連機器12bのバックアップデータを第2バックアップデータと呼ぶ。なお、両者を特に区別しない場合には、単にバックアップデータと記載する場合もある。
上述のように、本実施形態では、プロセッサ32は、間欠的にバックアップ依頼をバックアップサーバ14に送信し、対象機器12aからは間欠的に第1バックアップデータがバックアップサーバ14に送信され、関連機器12bからも間欠的に第2バックアップデータがバックアップサーバ14に送信される。
対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼と共に第1バックアップデータをバックアップサーバ14に送信するようにしてもよい。本実施形態のように、第1バックアップデータである設定情報28に関連機器情報としてのジョブ共有機器情報30が含まれている場合には、対象機器12aのプロセッサ32は、第1バックアップデータを送信すれば、同時に関連機器情報もバックアップサーバ14に送信されることとなる。
また、過去に対象機器12aから他の機器12に対するジョブの送信履歴を示すジョブ送信履歴情報がメモリ26に記憶されてもよい。ジョブ送信履歴情報に含まれる他の機器12は、関連機器12bであるとみなすことができる。したがって、対象機器12aのプロセッサ32は、当該ジョブ送信履歴情報を解析することで関連機器情報を取得し、取得した関連機器情報をバックアップサーバ14に送信するようにしてもよい。
また、プロセッサ32は、ユーザからの指示に応じて、先にバックアップサーバ14から受信したバックアップデータIDと共にリストア依頼をバックアップサーバ14に送信する。リストア依頼に応じて、当該バックアップデータIDに応じたバックアップデータがバックアップサーバ14から送信されると、プロセッサ32は、受信したバックアップデータに基づいてリストア処理を実行する。
図3は、バックアップサーバ14の構成概略図である。
通信インターフェース40は、例えば有線又は無線のLANアダプタなどを含んで構成される。通信インターフェース40は、通信回線16を介して、複数の機器12と通信する機能を発揮する。
メモリ42は、例えばハードディスク、SSD、eMMC、ROM、あるいはRAMなどを含んで構成される。メモリ42は、後述のプロセッサ46とは別に設けられてもよいし、少なくとも一部がプロセッサ46の内部に設けられていてもよい。メモリ42には、バックアップサーバ14の各部を動作させるための情報処理プログラムが記憶される。また、図3に示すように、メモリ42には、バックアップDB44が記憶される。バックアップDB44については、後述のバックアップ処理部48の処理と共に説明する。
サーバ側プロセッサとしてのプロセッサ46は、広義的な処理装置を指し、汎用的な処理装置(例えばCPUなど)、及び、専用の処理装置(例えばGPU、ASIC、FPGA、あるいは、プログラマブル論理デバイスなど)の少なくとも1つを含んで構成される。プロセッサ46としては、1つの処理装置によるものではなく、物理的に離れた位置に存在する複数の処理装置の協働により構成されるものであってもよい。プロセッサ46は、メモリ42に記憶された情報処理プログラムに従って、バックアップサーバ14の各部の制御を行う。また、図3に示される通り、プロセッサ46はバックアップ処理部48及びリストア処理部50としての機能を発揮する。
バックアップ処理部48は、複数の機器12からバックアップデータを受信し、当該バックアップデータをメモリ42に記憶させると共に、バックアップデータの属性情報をバックアップDB44に登録する。特に、バックアップ処理部48は、対象機器12aからのバックアップ依頼に応じて、対象機器12aからの第1バックアップデータのみならず、関連機器12bからの第2バックアップデータを受信し、第1バックアップデータと第2バックアップデータとを関連付けてメモリ42に記憶させる。以下、詳細に説明する。
まず、バックアップ処理部48は、対象機器12aからバックアップ依頼を受けたタイミングで、対象機器12aに対する関連機器12bを示す関連機器情報を取得する。本実施形態では、対象機器12aは、バックアップ依頼と共に、関連機器情報として機能し得るジョブ共有機器情報30をバックアップサーバ14に送信するから、バックアップ処理部48は、バックアップ依頼と共に関連機器情報を対象機器12aから受信することで関連機器情報を取得する。
また、対象機器12aが上述のジョブ送信履歴情報を解析することで関連機器情報を取得する場合には、バックアップ処理部48は、当該関連機器情報を対象機器12aから受信することで関連機器情報を取得してもよい。さらに、対象機器12aがバックアップ依頼と共に第1バックアップデータをバックアップサーバ14に送信する場合には、バックアップ処理部48は、当該第1バックアップデータに含まれるジョブ共有機器情報30を関連機器情報として取得する。
バックアップ処理部48は、関連機器情報をその他の方法により取得してもよい。例えば、対象機器12aがバックアップ依頼をバックアップサーバ14に送信すると共に、関連機器12bに対して通知を送信し、関連機器12bが、当該通知に応じて自装置を示す情報(IPアドレスや装置ID)をバックアップサーバ14に送信してもよい。この場合は、バックアップ処理部48は、関連機器12bから送信される情報を関連機器情報として取得する。
バックアップ処理部48は、受信した関連機器情報に基づいて、対象機器12aに現在関連している関連機器12bを特定する。そして、対象機器12aに対してバックアップデータを要求すると共に、特定した関連機器12bに対してバックアップデータを要求する。これにより、バックアップ処理部48は、対象機器12aから第1バックアップデータを取得すると共に、関連機器12bから第2バックアップデータを取得する。もちろん、バックアップ依頼と共に第1バックアップデータを対象機器12aから受信している場合には、ここで改めて対象機器12aに対してバックアップデータを要求する必要はない。
上述のように、バックアップ処理部48は、対象機器12aからバックアップ依頼を受けたタイミングで、対象機器12aに現在関連している関連機器12bを示す関連機器情報を取得するから、対象機器12aに対する関連機器12bが動的に変化しようとも、バックアップ時における対象機器12aに対する関連機器12bを特定することができる。さらに、当該バックアップ依頼に応じて、対象機器12aから第1バックアップデータを取得すると共に、換言すれば、第1バックアップデータを取得すると同時に、関連機器12bから第2バックアップデータを取得するから、互いに整合が取れた第1バックアップデータ及び第2バックアップデータを取得することができる。
バックアップ処理部48は、第1及び第2バックアップデータを取得すると、第1及び第2バックアップデータをメモリ42記憶させると共に、第1及び第2バックアップデータの属性情報をバックアップDB44に登録する。
図4に、本実施形態におけるバックアップDB44の内容の例が示されている。本実施形態では、バックアップDB44に登録されるバックアップデータの属性情報は、バックアップデータID、グループID、機器ID、バックアップデータ格納先、及びバックアップ時刻を含んでいる。
バックアップデータIDは、当該バックアップデータを一意に識別するIDであり、バックアップデータを機器12から受信したときに、バックアップ処理部48により生成される。生成されたバックアップデータIDは、バックアップ処理部48により当該バックアップデータを送信した機器12に通知される。
機器IDは、当該バックアップデータを送信した機器12を一意に識別するIDである。バックアップデータと共に送信される機器IDがここに登録される。バックアップデータ格納先は、当該バックアップデータが格納されているメモリ42のアドレスを示すものである。バックアップ時刻は、バックアップサーバ14が当該バックアップデータを取得した時刻を示すものである。
グループIDは、対象機器12aから受信した1回のバックアップ依頼に応じて、対象機器12a及び関連機器12bからバックアップサーバ14に送信されたバックアップデータ群を識別するためのIDである。具体的には、バックアップ処理部48は、対象機器12aから受信した1回のバックアップ依頼に応じて、対象機器12a及び関連機器12bからバックアップサーバ14に送信されたバックアップデータ群に対して同一のグループIDを付与する。したがって、同一のグループIDが付されたバックアップデータ群は、対象機器12aと関連機器12bから同時にバックアップサーバ14に送信されたものであるといえる。換言すれば、グループIDが付された複数のバックアップデータ群は、互いに整合が取れているものである。
例えば、図4のバックアップDB44におけるレコードR1〜R3は、いずれも同一のグループID「A001」が付されている。したがって、レコードR1〜R3に対応するバックアップデータは、互いに関連する対象機器12aと2つの関連機器12bから1回のバックアップ依頼に応じて取得されたものであり、互いに整合が取れているものであることが分かる。
言うまでもないが、同一の機器12のグループから受信した複数のバックアップデータ群に対して、必ず同一のグループIDが付されるわけではない。例えば、図4のバックアップDB44におけるレコードR1〜R3とレコードR4〜R6は、いずれも機器ID「DEVICE001」、「DEVICE002」、「DEVICE003」が示す3つの機器12から送信されたバックアップデータを示すものであるが、レコードR1〜R3のグループIDは「A001」であり、レコードR4〜R6のグループIDは「A002」であり、レコードR1〜R3とレコードR4〜R6には、それぞれ異なるグループIDが付されている。これは、レコードR1〜R3に対応するバックアップデータ群と、レコードR4〜R6に対応するバックアップデータ群は、異なるタイミングでバックアップサーバ14が受信した異なるバックアップ依頼に応じてそれぞれ取得されたものであることを示している。つまり、レコードR1〜R3に対応するバックアップデータ群と、レコードR4〜R6に対応するバックアップレコード群とは、互いに整合するものではないことが分かる。
なお、図4のバックアップDB44におけるレコードR7には、グループIDが付されていない。これは、装置ID「DEVICE006」が示す対象機器12aに関連機器12bが存在しなかったことを意味している。
このように、対象機器12aから受信した1回のバックアップ依頼に応じてバックアップサーバ14に送信されたバックアップデータ群は、同一のグループIDが付されることによって互いに関連付けられる。換言すれば、互いに整合が取れているバックアップデータ群が、同一のグループIDが付されることにより関連付けられる。
本実施形態では、対象機器12aからは間欠的にバックアップ依頼及び関連機器情報が送信されるから、それに応じて、バックアップ処理部48は、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータの取得とメモリ42への記憶、及び、バックアップDB44への属性情報の登録を間欠的に繰り返す。
バックアップサーバ14が対象機器12aからバックアップ依頼を受信したタイミングにおいて、関連機器12bが、バックアップ処理の実行が不可能な状態である場合がある。バックアップ処理の実行が不可能な状態とは、例えば、関連機器12bがメンテナンス中の状態、故障している状態、あるいは、バックアップサーバ14との通信が不可能な状態などである。
関連機器12b(関連機器12bが複数ある場合はいずれか1つの関連機器12b)が、バックアップ処理の実行が不可能である場合、当然ながら、バックアップ処理部48は、当該関連機器12bにバックアップデータの要求を送っても、当該関連機器12bから第2バックアップデータを取得することができない。このような場合に、対象機器12aから取得した第1バックアップデータ、あるいは、その他の関連機器12bから取得した第2バックアップデータをメモリ42に記憶してしまうと、当該第1バックアップデータ及び当該第2バックアップデータを用いてリストア処理を実行した場合、バックアップ処理の実行が不可能であった関連機器12bと、対象機器12a及びその他の関連機器12bとの間で整合が取れない状態となってしまう。
したがって、バックアップ処理部48は、関連機器12b(関連機器12bが複数ある場合はいずれか1つの関連機器12b)が、バックアップ処理の実行が不可能である場合、対象機器12aからバックアップ依頼を受けたとしても、対象機器12aの第1バックアップデータ及び関連機器12bの第2バックアップデータをメモリ42に記憶させないのが好適である。なお、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータをメモリ42に記憶させない、とは、バックアップ処理部48から対象機器12a及び関連機器12bに対して初めからバックアップデータの要求を送信しないことで、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータを取得しないようにしてもよいし、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータ(バックアップ処理の実行が不可能な関連機器12b以外の関連機器12bからのバックアップデータ)を取得した上で、メモリ42に記憶させないようにしてもよい。
関連機器12bのバックアップ処理の実行可否は、どのような方法で取得してもよいが、例えば、バックアップ処理部48が関連機器12bに対して問い合わせを送信することで、関連機器12bのバックアップ処理の実行可否を取得できる。関連機器12bに対して送信した問い合わせに対して応答がないか、あるいはバックアップ処理の実行が不可能であることを示す返信を受信した場合は、バックアップ処理部48は、当該関連機器12bがバックアップ処理の実行が不可能である、と判定する。
上述のように、本実施形態においては、バックアップデータは機器12の設定情報28である。設定情報28は、例えばジョブ共有機器情報30など、他の機器12との整合性に関わる連携部分と、例えば各種ログ情報など、他の機器12との間の整合性には関係のない非連携部分とに観念上分けられる。当然ながら、対象機器12aと関連機器12bとにおける非連携部分の設定内容がどのような内容であっても、対象機器12aと関連機器12bとが連携した処理を行うのに何ら問題はない。
また、設定情報28はユーザなどによって変更され得るものの、異なるタイミングにおける設定情報28は、必ずしも互いに異なる設定内容となっているわけではない。
上記に鑑み、バックアップ処理部48は、対象機器12aからバックアップ依頼を受けたときに、関連機器12bの設定情報28のうちの上記連携部分の設定内容を取得し、取得した上記連携部分の設定内容が、直前に当該関連機器12bから取得した第2バックアップデータが示す上記連携部分の設定内容と一致する場合には、当該バックアップ依頼に応じて、新たに当該関連機器12bから第2バックアップデータを取得しないようにしてもよい。
関連機器12bの連携部分の設定内容の取得は、例えばバックアップ処理部48から連携部分の設定内容の通知依頼を関連機器12bに送信し、当該通知依頼を受けた関連機器12bが連携部分の設定内容をバックアップサーバ14に送信するなどの方法で行うことができる。
対象機器12aと関連機器12bとの関係が正常である以上、対象機器12aの現在の連携部分の設定内容と、関連機器12bの現在の連携部分の設定内容との間では整合が取れている。したがって、関連機器12bの現在の連携部分の設定内容と、直前の第2バックアップデータに含まれる連携部分の設定内容とが一致しているならば、対象機器12aの現在の設定情報28と、直前の第2バックアップデータとの間でも整合が取れており、ひいては、今回のバックアップ依頼に応じて対象機器12aから送られる第1バックアップデータ(その内容は対象機器12aの現在の設定情報28)と、直前の第2バックアップデータとの間でも整合が取れることになる。したがって、関連機器12bの現在の連携部分の設定内容と、直前の第2バックアップデータに含まれる連携部分の設定内容とが一致している場合、バックアップ処理部48は、今回のバックアップ依頼に応じては、第2バックアップデータを取得せず、今回のバックアップ依頼に応じて取得された第1バックアップデータと、直前の第2バックアップデータとを関連付けてメモリ42に記憶させる。
これによれば、バックアップ処理部48は、関連機器12bから第2バックアップデータを取得するための処理、及び、新たな第2バックアップデータをメモリ42に記憶させるための処理などを省くことができる。
リストア処理部50は、ユーザからの依頼に応じて、メモリ42に記憶されたバックアップデータを機器12に送信することで、機器12にリストア処理を実行させる。
リストア処理部50は、対象機器12aからリストア依頼及びバックアップデータIDを受信すると、対象機器12aに対応する第1バックアップデータを送信して対象機器12aにリストア処理を実行させると共に、関連機器12bに対応する第2バックアップデータを送信して関連機器12bにリストア処理を実行させる。
具体的には、リストア処理部50は、対象機器12aからリストア依頼及びバックアップデータIDを受信すると、バックアップDB44を参照し、対象機器12aから受信したバックアップデータIDを有するレコードを特定する。次いで、特定したレコードのグループIDと同じグループIDを有している他のレコードを特定する。
例えば、バックアップDB44の内容が図4に示す内容であり、対象機器12aから受信したバックアップデータIDが「10001」である場合、リストア処理部50は、バックアップデータID「10001」を有するレコードR1を特定し、次いで、レコードR1のグループID「A001」と同じグループIDを有するレコードR2及びR3を特定する。上述のように、レコードR1〜R3に対応するバックアップデータ群は、互いに整合が取れているものである。
そして、リストア処理部50は、特定した各レコードのバックアップデータ格納先が示すバックアップデータを、特定した各レコードの機器IDが示す機器12に送信する。上述の例では、レコードR1に対応する第1バックアップデータを対象機器12aである機器ID「DEVICE001」が示す機器12に送信し、レコードR2に対応する第2バックアップデータを関連機器12bである機器ID「DEVICE002」が示す機器12に送信し、レコードR3に対応する第2バックアップデータを関連機器12bである機器ID「DEVICE003」が示す機器12に送信する。
これにより、各バックアップデータを受信した対象機器12a及び関連機器12bにおいてリストア処理が実行される。リストア処理部50により対象機器12a及び関連機器12bに送信された複数のバックアップデータは、互いに整合が取れたものであるから、リストア後の対象機器12aと関連機器12bとの間でも整合を取ることができる。
バックアップサーバ14が対象機器12aからリストア依頼を受信したタイミングにおいて、関連機器12bがリストア処理の実行が不可能な状態である場合がある。リストア処理の実行が不可能な状態とは、例えば、対象機器12a又は関連機器12bがメンテナンス中の状態、故障している状態、あるいは、バックアップサーバ14との通信が不可能な状態などである。
関連機器12bがリストア処理の実行が不可能である場合、当然に、リストア処理部50が当該関連機器12bに第2バックアップデータを送っても、当該関連機器12bはリストア処理を実行することができない。このような場合に、対象機器12aに第1バックアップデータを送信し、関連機器12bに第2バックアップデータを送信してしまうと、第1バックアップデータと第2バックアップデータとの間で整合が取れていたとしても、関連機器12bにおいてリストア処理が実行されないから、リストア処理後の対象機器12aと関連機器12bの間で整合が取れない状態となり得る。
したがって、リストア処理部50は、関連機器12b(関連機器12bが複数ある場合はいずれか1つの関連機器12b)がリストア処理の実行が不可能である場合、対象機器12aからリストア依頼を受けたとしても、対象機器12aに第1バックアップデータを送信せず、且つ、関連機器12bに第2バックアップデータを送信しないのが好適である。
関連機器12bのリストア処理の実行可否は、どのような方法で取得してもよいが、例えば、リストア処理部50が関連機器12bに対して問い合わせを送信することで関連機器12bのリストア処理の実行可否を取得する。関連機器12bに対して送信した問い合わせに対して応答がないか、あるいはリストア処理の実行が不可能であることを示す返信を受信した場合は、リストア処理部50は、当該関連機器12bがリストア処理の実行が不可能である、と判定する。
関連機器12bの中には、他の機器12(すなわち対象機器12a及び他の関連機器12b)との間で整合を取る必要がない関連機器12bが存在する場合がある。例えば、今後使用する予定がなくネットワーク接続されていない関連機器12b、あるいは、故障していて修理する予定もない関連機器12bなどである。このような関連機器12bは、リストア処理の実行が不可能である場合が多い。このような場合にまで、複数の関連機器12bの中にリストア処理の実行が不可能な関連機器12bがあるときに、対象機器12a及び全ての関連機器12bのリストア処理を行わない、とすることは適切ではない。
したがって、対象機器12aに対する関連機器12bが複数ある場合、リストア処理部50は、対象機器12aに第1バックアップデータを送信し、複数の関連機器12bのうち、ユーザから指定された関連機器12bのみに第2バックアップデータを送信して、対象機器12aと、ユーザから指定された関連機器12bのみにリストア処理を実行させるようにしてもよい。
ユーザからの指定の方法はどのような方法であってもよいが、例えば、対象機器12aに対してリストア依頼をバックアップサーバ14に送信することを指示する際に、ユーザが関連機器12bを指定し、対象機器12aが、リストア依頼及びバックアップデータIDと共に、指定した関連機器12bを示す情報をバックアップサーバ14に送信する。
本実施形態に係る情報処理システム10の構成概略は以上の通りである。以下、図5に示すフローチャートに従って、情報処理システム10におけるバックアップ処理の流れを説明する。
ステップS10において、対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼及び関連機器情報をバックアップサーバ14に送信する。なお、対象機器12aに関連機器12bが無い場合、対象機器12aのプロセッサ32は、バックアップ依頼のみをバックアップサーバ14に送信する。
ステップS12において、バックアップサーバ14のバックアップ処理部48は、対象機器12aから、バックアップ依頼と共に関連機器情報を受信したか否かを判定する。受信した場合はステップS14に進み、受信しなかった場合はステップS22に進む。すなわち、関連機器情報を受信しなかった場合、関連機器12bへの第2バックアップデータの要求をせずに、対象機器12aへの第1バックアップデータの要求のみを実行することになる。
ステップS14において、バックアップ処理部48は、ステップS10で受信した関連機器情報が示す関連機器12bがバックアップ処理の実行が可能であるか否かを判定する。上述のように、バックアップ処理部48は、関連機器12bに対して問い合わせを送信することなどによって、関連機器12bのバックアップ処理の実行可否を取得する。関連機器12bがバックアップ処理の実行が可能である場合はステップS16に進み、バックアップ処理の実行が不可能である場合は処理を終了する。
ステップS16において、バックアップ処理部48は、関連機器12bから、設定情報28のうちの連携部分の設定内容を取得し、取得した連携部分の設定内容が、直前に当該関連機器12bから取得した第2バックアップデータが示す連携部分の設定内容と一致するか否かを判定する。一致しない場合にはステップS18に進み、一致する場合はステップS22に進む。すなわち、一致する場合、関連機器12bへの第2バックアップデータの要求をせずに、対象機器12aへの第1バックアップデータの要求のみを実行する。
ステップS18において、バックアップ処理部48は、ユニークなグループIDを生成数する。
ステップS20において、バックアップ処理部48は、ステップS10で受信した関連機器情報が示す関連機器12bに対してバックアップ要求を送信する。
ステップS22において、バックアップ処理部48は、ステップS10でバックアップ依頼を送信した対象機器12aに対してバックアップ要求を送信する。
ステップS24において、対象機器12aのプロセッサ32は、ステップS22で受信したバックアップ要求に応じて、対象機器12aの設定情報28を第1バックアップデータとしてバックアップサーバ14に送信する。
ステップS26において、関連機器12bのプロセッサ32は、ステップS20で受信したバックアップ要求に応じて、関連機器12bの設定情報28を第2バックアップデータとしてバックアップサーバ14に送信する。
ステップS28において、バックアップ処理部48は、ステップS24で対象機器12aから受信した第1バックアップデータ、及び、ステップS26で関連機器12bから受信した第2バックアップデータに対して、ユニークなバックアップデータIDを付与する。さらに、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータに対して、ステップS18で生成した同じグループIDを付与する。バックアップ処理部48は、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータをメモリ42に記憶させ、第1バックアップデータ及び第2バックアップデータの属性情報をバックアップDB44に登録する。また、バックアップ処理部48は、第1バックアップデータに付与したバックアップデータIDを対象機器12aに送信し、第2バックアップデータに付与したバックアップデータIDを関連機器12bに送信する。
以下、図6に示すフローチャートに従って、情報処理システム10におけるリストア処理の流れを説明する。
ステップS40において、対象機器12aのプロセッサ32は、ユーザの指示に従って、リストア処理及びバックアップデータIDをバックアップサーバ14に送信する。
ステップS42において、バックアップサーバ14のリストア処理部50は、バックアップDB44を参照し、ステップS40で受信したバックアップデータIDを有するレコードを特定する。さらに、リストア処理部50は、特定したレコードと同じグループIDを有するレコードの機器IDが示す機器12を関連機器12bと特定する。
ステップS44において、リストア処理部50は、ステップS42で特定した関連機器12bがリストア処理の実行が可能であるか否かを判定する。上述のように、リストア処理部50は、関連機器12bに対して問い合わせを送信することなどによって、関連機器12bのリストア処理の実行可否を取得する。関連機器12bがリストア処理の実行が可能である場合はステップS46に進み、リストア処理の実行が不可能である場合は処理を終了する。
ステップS46において、リストア処理部50は、バックアップDB44を参照し、ステップS40で受信したバックアップデータIDを有するレコードに対応するバックアップデータを対象機器12aの第1バックアップデータと特定し、ステップS40で受信したバックアップデータIDを有するレコードと同じグループIDを有するレコードに対応するバックアップデータを関連機器12bの第2バックアップデータと特定する。
ステップS48において、リストア処理部50は、ステップS46で特定した第1バックアップデータを対象機器12aに送信する。
ステップS50において、リストア処理部50は、ステップS46で特定した第2バックアップデータを関連機器12bに送信する。
ステップS52において、対象機器12aのプロセッサ32は、ステップS48で受信した第1バックアップデータに基づいて、リストア処理を実行する。
ステップS54において、関連機器12bのプロセッサ32は、ステップS50で受信した第2バックアップデータに基づいて、リストア処理を実行する。
<変形実施形態>
以下、変形実施形態について説明する。変形実施形態は、上述の基本実施形態に比して、対象機器12aからバックアップ依頼を受けたタイミングにおける、対象機器12aに対する関連機器12bの特定方法が異なるのみで、その他の点については基本実施形態と同様である。基本実施形態と同様な点については説明を省略する。
以下、変形実施形態について説明する。変形実施形態は、上述の基本実施形態に比して、対象機器12aからバックアップ依頼を受けたタイミングにおける、対象機器12aに対する関連機器12bの特定方法が異なるのみで、その他の点については基本実施形態と同様である。基本実施形態と同様な点については説明を省略する。
図7は、変形実施形態に係るバックアップサーバ14−2の構成概略図である。基本実施形態と同様の構成部分については、基本実施形態のバックアップサーバ14(図3参照)と同じ符号を付し、その説明を省略する。変形実施形態のバックアップサーバ14−2は、基本実施形態のバックアップサーバ14に対して、メモリ42に関連機器DB60が記憶されている点、及び、プロセッサ46が関連機器更新部62としての機能を発揮する点で異なる。
関連機器DB60には、現在における、複数の機器12間の関連関係を示す関連機器情報が記憶される。具体的には、情報処理システム10に含まれる機器12毎に、当該機器12と現在関連している他の機器12を示す情報が関連付けられて記憶されている。つまり、関連機器DB60には、対象機器12aと現在関連している関連機器12bを示す情報が記憶されている。
関連機器更新部62は、複数の機器12間の関連関係が変更される度に、関連機器DB60を更新する。詳しくは、対象機器12aと関連する関連機器12bが変更される度に、関連機器DB60を更新する。変形実施形態においては、複数の機器12間の関連関係が変更される度に、機器12からバックアップサーバ14に対して、変更後において、当該機器12に関連する他の機器12を示す変更情報が送信される。詳しくは、対象機器12aと関連する関連機器12bが変更される度に、変更後の関連機器12bを示す変更情報が対象機器12aからバックアップサーバ14に送信される。関連機器更新部62は、各機器12から送信される変更情報に基づいて、関連機器DB60を更新する。
変更実施形態においては、対象機器12aは、バックアップ依頼と共に関連機器情報をバックアップサーバ14に送信する必要はなく、バックアップ依頼のみをバックアップサーバ14に送信すればよい。バックアップ処理部48は、対象機器12aからバックアップ依頼を受信すると、関連機器DB60を参照し、対象機器12aに現在関連している関連機器12bを特定する。そして、バックアップ処理部48は、対象機器12a及び特定した関連機器12bに対してバックアップデータを要求し、対象機器12aから第1バックアップデータを取得し、関連機器12bから第2バックアップデータを取得した上で、第1バックアップデータと第2バックアップデータを関連付けてメモリ42に記憶させる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 情報処理システム、12 機器、12a 対象機器、12b 関連機器、14,14−2 バックアップサーバ、16 通信回線、20,40 通信インターフェース、22 ディスプレイ、24 入力インターフェース、26,42 メモリ、28 設定情報、30 ジョブ共有機器情報、32,46 プロセッサ、44 バックアップDB、48 バックアップ処理部、50 リストア処理部、60 関連機器DB、62 関連機器更新部。
Claims (9)
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
対象機器からバックアップ依頼を受けたタイミングで、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を取得し、
前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、
前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記関連機器が、バックアップ処理の実行が不可能な状態である場合は、前記第1バックアップ情報及び前記第2バックアップ情報を前記メモリに記憶させない、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2バックアップ情報には、前記関連機器の設定内容を示す設定情報が含まれ、
前記プロセッサは、
前記バックアップ依頼を間欠的に受け、
前記バックアップ依頼を受けたときの前記関連機器の設定内容のうち、前記対象機器と前記関連機器との間の整合性に関わる連携部分の設定内容を取得し、
取得した前記連携部分の設定内容が、直前に取得した前記第2バックアップ情報が示す前記連携部分の設定内容と一致する場合は、前記バックアップ依頼に応じて前記第2バックアップ情報を取得しない、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記第1バックアップ情報を前記対象機器に送信して前記対象機器にリストア処理を実行させると共に、前記第2バックアップ情報を前記関連機器に送信して前記関連機器にリストア処理を実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記関連機器が、リストア処理の実行が不可能な状態である場合は、前記対象機器に前記第1バックアップ情報を送信せず、且つ、前記関連機器に前記第2バックアップ情報を送信しない、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
利用者から指定された前記関連機器に前記第2バックアップ情報を送信して当該関連機器にリストア処理を実行させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。 - プロセッサと、
対象機器と現在関連している関連機器を示す関連機器情報を記憶するメモリと、
を備え、
前記プロセッサは、
前記対象機器と関連する関連機器が変更される度に、変更後の関連機器を示す変更情報に基づいて前記関連機器情報を更新し、
前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、
前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 対象機器とバックアップサーバとを備え、
前記対象機器は、
前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を記憶する機器側メモリと、
バックアップ依頼と共に前記関連機器情報を前記バックアップサーバに送信する機器側プロセッサと、
を備え、
前記バックアップサーバは、
前記対象機器からの前記バックアップ依頼に応じて、前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記対象機器から受信した前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得し、
前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させるサーバ側プロセッサと、
を備える、
ことを特徴とする情報処理システム。 - コンピュータに、
対象機器からバックアップ依頼を受けたタイミングで、前記対象機器と関連する関連機器を示す関連機器情報を取得させ、
前記対象機器のバックアップ情報である第1バックアップ情報を取得すると共に、前記関連機器情報に基づいて前記関連機器のバックアップ情報である第2バックアップ情報を取得させ、
前記第1バックアップ情報と前記第2バックアップ情報とを関連付けてメモリに記憶させる、
ことを特徴とする情報処理プログラム。
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