JP2021047571A - マルチ通貨取引システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の通貨間における取引をスムーズに行システムを提供すること。【解決手段】本発明は、第1端末と第2端末において複数の通貨を取引するマルチ通貨取引方法であって、前記第1端末において送金する送金通貨及び送金の量を選択させるステップと、前記通貨を送金するステップと、第2端末において受け取る受取通貨を選択するステップと、前記第2端末において、送金通貨と受取通貨の両替処理を行うステップと、を含む。前記通貨は、少なくとも暗号通貨、仮想通貨、その他の数値化可能な経済的な価値を含んでいる。【選択図】図1
Description
本発明は、複数の通貨同士の直接取引を行うためのマルチ通貨取引システムに関する。
近年、近年、円やドルといった貨幣による物品の取引のみではなく、電子マネー等の仮想通貨を用いた商取引が行なわれている。さらに、オープンかつ分散を前提とした「ビットコイン(登録商標)」と呼ばれる仮想通貨を用いたサービスが提案されている。
このビットコインでは、実現のために「ブロックチェーン」と呼ばれる技術が使用されている。まず、ビットコインによる取引では、ハッシュ関数と公開鍵暗号方式とを用いて、取引情報の真正性を担保している。暗号技術を用いて行われた仮想通貨の取引情報(以下、「トランザクション」という。)は、ビットコインを利用する全端末に対してブロードキャストで送信される。送信されたトランザクションは、マイナー(採掘者)と呼ばれる端末によって真正性が検証され、承認されるとブロックにまとめられ、ブロックチェーンと呼ばれる台帳に記録される。ビットコインによる取引では、マイナーにマイニング(採掘)と呼ばれる計算処理を行わせてから、ブロックチェーンにブロックを追加することによって、トランザクションの改ざんを防いでいる。
ここで、ブロックチェーンの末尾のブロックには、複数のトランザクションと、ブロックチェーンの末尾のブロックの一つ前のブロックのハッシュ値と、予め条件が定められた適切な値(「Nonce(ナンス)」という。)と、が格納されている。マイナーは、マイニングとして、このブロックチェーンの末尾のブロックのハッシュ値と、真正性を保証すべきトランザクションとから、次のブロックに使うハッシュを生成するようなNonceを、総当たりで探索する。
このとき、マイナーが、他のマイナーに先駆けてNonceを発見するためには膨大な計算量が必要である。この計算量が非常に大きいことがブロックチェーンの内容の真正性の根拠となっている。このように、各取引をネットワークで合意・認証するために多くの計算量を費やす方式を、プルーフ・オブ・ワークという。プルーフ・オブ・ワークは、仮想通貨など、様々な情報の真正性を示すために適用されている。
このブロックチェーン技術には様々な応用が検討されており、ビットコインの仕組みを基に、類似した暗号通貨システム(オルトコイン)が提案されている。オルトコインとしては、ライトコイン、ドージコイン、モナコイン(登録商標)等があり、現在、500以上の暗号通貨システムがあるといわれている。
このようなオープンかつ分散型の仮想通貨を提供するサービスでは、ブロックチェーンの内部に記述される情報(ビットコインの場合はトランザクションである。)の真正性は、その系を支えるマイナーが提供する計算量に依存している。
言い換えると、計算量によっては、ブロックチェーンへの攻撃が可能となる。例えば、悪意あるグループまたは個人が、全体の計算量の50%以上を超えると、ネットワーク全体の採掘速度の50%以上を支配し、不正な取引が可能となることが知られている(51%攻撃)。
したがって、プルーフ・オブ・ワークによって真正性を保証するためには、すなわち、攻撃者からの改ざんを防ぐためには、攻撃者が、攻撃のために費やす計算量を超えることが極めて困難となるように、マイナーが非常に大きな計算量を費やすことが必要条件となる。
特許文献1には、このようなブロックチェーンを利用した取引情報の真正性の保証度を高める技術が開示されている。
ところで、かかる新しい通貨を利用して取引する際に、通常は一つのウォレットで管理できる通貨は一種類であるため、取引の迅速性や柔軟性に欠ける。
そこで、本発明は、複数の通貨間における取引をスムーズに行システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、
第1端末と第2端末において複数の通貨を取引するマルチ通貨取引方法であって、
前記第1端末において送金する送金通貨及び送金の量を選択させるステップと、
前記通貨を送金するステップと、
第2端末において受け取る受取通貨を選択するステップと、
前記第2端末において、送金通貨と受取通貨の両替処理を行うステップと、を含む
マルチ取引システムが得られる。
第1端末と第2端末において複数の通貨を取引するマルチ通貨取引方法であって、
前記第1端末において送金する送金通貨及び送金の量を選択させるステップと、
前記通貨を送金するステップと、
第2端末において受け取る受取通貨を選択するステップと、
前記第2端末において、送金通貨と受取通貨の両替処理を行うステップと、を含む
マルチ取引システムが得られる。
本発明によれば、資産の取引に関する安全なプラットフォームを提供することができる。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の実施の形態によるマルチ通貨取引システムは、以下のような構成を備える。
[項目1]
第1端末と第2端末において複数の通貨を取引するマルチ通貨取引方法であって、
前記第1端末において送金する送金通貨及び送金の量を選択させるステップと、
前記通貨を送金するステップと、
第2端末において受け取る受取通貨を選択するステップと、
前記第2端末において、送金通貨と受取通貨の両替処理を行うステップと、を含む
マルチ取引システム。
[項目2]
項目1に記載のマルチ通貨取引システムであって、
前記通貨は、少なくとも暗号通貨、仮想通貨、その他の数値化可能な経済的な価値を含む、
マルチ通貨取引システム。
[項目1]
第1端末と第2端末において複数の通貨を取引するマルチ通貨取引方法であって、
前記第1端末において送金する送金通貨及び送金の量を選択させるステップと、
前記通貨を送金するステップと、
第2端末において受け取る受取通貨を選択するステップと、
前記第2端末において、送金通貨と受取通貨の両替処理を行うステップと、を含む
マルチ取引システム。
[項目2]
項目1に記載のマルチ通貨取引システムであって、
前記通貨は、少なくとも暗号通貨、仮想通貨、その他の数値化可能な経済的な価値を含む、
マルチ通貨取引システム。
<第1の実施の形態の詳細>
以下、本発明の実施の形態によるマルチ通貨取引システム(以下「システム」という)ついて、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の実施の形態によるマルチ通貨取引システム(以下「システム」という)ついて、図面を参照しながら説明する。
<概要>
本発明の実施の形態によるシステムは、例えば、所謂分散型台帳技術を利用した複数種類の暗号通貨(仮想通貨)と交換可能なあらゆる経済価値を管理取引するためのウォレット技術である。
本発明の実施の形態によるシステムは、例えば、所謂分散型台帳技術を利用した複数種類の暗号通貨(仮想通貨)と交換可能なあらゆる経済価値を管理取引するためのウォレット技術である。
<構成>
図1に示されるように、本システムは、仮想通貨X乃至Zを管理するウォレット1と、仮想通貨A乃至Cを管理するウォレット2とがネットワーク(インターネット等であり、ブロックチェーンネットワークを含む)によって接続され構成されている。
図1に示されるように、本システムは、仮想通貨X乃至Zを管理するウォレット1と、仮想通貨A乃至Cを管理するウォレット2とがネットワーク(インターネット等であり、ブロックチェーンネットワークを含む)によって接続され構成されている。
本実施の形態において、少なくとも管理サーバ1及び利用者端末2bは、ブロックチェーンネットワークにおいて共同管理される台帳(ブロックチェーン)にアクセス・参照可能に接続されている。
<ハードウェア構成>
本実施の形態によるウォレットを管理するユーザ端末2とは、以下のようなハードウェア構成を有する。なお、以下の構成は一例であり、これ以外の構成を有していても良い。
本実施の形態によるウォレットを管理するユーザ端末2とは、以下のようなハードウェア構成を有する。なお、以下の構成は一例であり、これ以外の構成を有していても良い。
<ユーザ端末2>
図2に示されるように、ユーザ端末2は、他の端末と通信を介して情報処理を実行することにより、配送システムの一部を構成する。ユーザ端末2は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータであってもよいし、スマートフォン等の携帯通信機器等であってもよい。
図2に示されるように、ユーザ端末2は、他の端末と通信を介して情報処理を実行することにより、配送システムの一部を構成する。ユーザ端末2は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータであってもよいし、スマートフォン等の携帯通信機器等であってもよい。
ユーザ端末2は、少なくとも、プロセッサ20、メモリ21、ストレージ22、送受信部23、入出力部24等を備え、これらはバス25を通じて相互に電気的に接続される。
上述した管理サーバ1と同様に、プロセッサ20は、ユーザ端末2全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えばプロセッサ20はCPU(Central Processing Unit)であり、ストレージ22に格納されメモリ21に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
メモリ21は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ21は、プロセッサ20のワークエリア等として使用され、また、ユーザ端末2の起動時に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、及び各種設定情報等を格納する。
ストレージ22は、アプリケーション・プログラム、及びブロックチェーンネットワークに対する認証プログラムやマイニングプログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ22に構築されていてもよい。
送受信部23は、ユーザ端末2をネットワーク3に接続する。なお、送受信部23は、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Energy)の近距離通信インタフェースを備えていてもよい。
入出力部24は、必要に応じて使用するキーボード・マウス類等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。
バス25は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
<動作>
<動作>
図1を参照して、本実施の形態においては、ウォレット1を有するユーザは、例えば、ウォレット2を有するユーザに対して、仮想通貨X乃至Zのいずれも送金することが可能となる。送金のトランザクションはただちにブロックチェーンネットワーク上に公開され、ブロック化される。
この際、例えば、ウォレット1によって管理される仮想通貨Xをウォレット2に送金した場合、ウォレット2において、ユーザは送金された仮想通貨Xをどの仮想通貨によって受け取るか選択する。仮に選択した通貨が仮想通貨Aであった場合、送金にかかる仮想通貨Xと同量の仮想通貨Aが増加することとなる。
こなお、マルチ通貨取引システムにおいては、現時点で管理していない送金通貨に関しても、送金がされた際に新たに管理が開始されるよう、当該送金先のウォレットと新たな通貨が関連付けられることとなる。
上述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
1 管理サーバ
2 ユーザ端末
3 ネットワーク
2 ユーザ端末
3 ネットワーク
Claims (2)
- 第1端末と第2端末において複数の通貨を取引するマルチ通貨取引方法であって、
前記第1端末において送金する送金通貨及び送金の量を選択させるステップと、
前記通貨を送金するステップと、
第2端末において受け取る受取通貨を選択するステップと、
前記第2端末において、送金通貨と受取通貨の両替処理を行うステップと、を含む
マルチ取引システム。 - 請求項1に記載のマルチ通貨取引システムであって、
前記通貨は、少なくとも暗号通貨、仮想通貨、その他の数値化可能な経済的な価値を含む、
マルチ通貨取引システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019169078A JP2021047571A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | マルチ通貨取引システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019169078A JP2021047571A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | マルチ通貨取引システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021047571A true JP2021047571A (ja) | 2021-03-25 |
Family
ID=74878468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019169078A Pending JP2021047571A (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | マルチ通貨取引システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021047571A (ja) |
-
2019
- 2019-09-18 JP JP2019169078A patent/JP2021047571A/ja active Pending
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