JP2021046922A - カシメナットの取付工法及びカシメ工具 - Google Patents

カシメナットの取付工法及びカシメ工具 Download PDF

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Abstract

【課題】被取付板の板厚寸法に対して適正となるカシメ部の長さの範囲を拡大できるカシメナットの取付工法を提供する。【解決手段】カシメナットの取付工法は、カシメ部5を下孔4に挿入する第1工程S01と、カシメ部5内に変形防止用のピン13を挿入する第2工程S02と、ナット部2及びカシメ部5を軸方向に押圧してカシメ部5を圧縮させると共にカシメ部5の先端を下孔4内に押し込む第3工程S03とを備える。【選択図】図8

Description

本開示は、被取付板にカシメナットをカシメて取り付けるカシメナットの取付工法及びカシメ工具に関する。
中板又は厚板で構成される被取付板にナットを取り付ける場合、一般にナットは溶接にて取り付けられる。
被取付板にナットを溶接する場合、ナットの雌ネジにセット具の雄ネジをねじ込み、被取付板にナットを固定した後、ナットと被取付板の接触部の一部を溶接する。
また、ボルト孔端部に取り付けられるカシメナットとしては、特許文献1記載のものが知られている。このカシメナットは、雌ネジ孔縁部から軸方向に突起するカシメ部を有する。カシメ部は、内径を雌ネジ孔より小さく形成されており、ボルト状のカシメロッドが挿入されることで強制的に外側に押し曲げられて広げられる。
またさらに、特許文献2記載の圧入ナットは、パネルの取付孔に挿入されるナット固定部を有する。ナット固定部は、上から順に、段部、溝部及び挿入部を有する。段部及び挿入部の側面には、ネジ山が形成されている。挿入部は、取付孔に挿入されることで取付孔の側面の部分を変形させ、その変形された材料をネジ山の間に入り込ませる。段部は、取付孔の側面の材料を溝部に入り込ませる。
特開平10−252733号公報 特開2013−113396号公報 特開2019−056402号公報
ところで、被取付板にナットを溶接する方法では、以下の課題がある。
1.ナットの雌ネジ部が、溶接時の熱によって変形する
2.ナットの雌ネジ部の熱膨張により、セット具の雄ネジ部と、ナットの雌ネジ部とが圧着される
3.セット具を取り外したナットの雌ネジ部に、他のナットを溶接した際のスパッタが付着する
4.ヒュームコレクタ等の設備投資が必要となる
5.溶接ワイヤ、CO2ガス等の費用が生じる
6.溶接ワイヤ、CO2ガス等を欠品させないよう管理する必要がある
他方、特許文献1記載のカシメナットと、特許文献2記載の圧入ナットとは、溶接を用いないため、溶接に伴う上記課題を解決可能である。
しかし、特許文献1記載のカシメナットは、カシメ部の基部を押し曲げるため、その曲げ点が弱く、取付後のナットに高トルクが負荷された時にカシメ部の基部が破損し易いという欠点がある。
また、特許文献2記載の圧入ナットは、単に圧入によって取り付けられるため、取付後のナットに高トルクが負荷された時に緩み易い欠点がある。
そこで、特許文献3に記載のカシメナット、カシメナット用カシメ工具及びカシメナットの取付方法によれば、これらの課題を解決できる。
しかし、特許文献3に記載のカシメ工具は、カシメナットのカシメ部を軸方向に圧縮してその先端面を被取付板と面一にする。このため、被取付板の板厚寸法に対して適正となるカシメ部の長さの範囲が狭く、ナット部が同一サイズのカシメナットでも被取付板の板厚毎に専用のカシメナットが必要になるという問題がある。
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、被取付板の板厚寸法に対して適正となるカシメ部の長さの範囲を拡大できるカシメナットの取付工法及びカシメ工具を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
ネジ穴が形成されたナット部と、前記ナット部から軸方向に延びる筒状のカシメ部とを備えるカシメナットを、被取付板の下孔に取り付けるカシメナットの取付工法であって、
前記カシメ部を前記下孔に挿入する第1工程と、
前記カシメ部内に変形防止用のピンを挿入する第2工程と、
前記ナット部及び前記カシメ部を軸方向に押圧して前記カシメ部を圧縮させると共に前記カシメ部の先端を前記下孔内に押し込む第3工程と、
を備えることを特徴とするカシメナットの取付工法が提供される。
また、本発明の一の態様によれば、
ネジ穴が形成されたナット部と、前記ナット部から軸方向に延びる筒状のカシメ部とを備えるカシメナットを、被取付板の下孔に取り付けるカシメ工具であって、
前記カシメ部の先端に当接されるカシメ側押圧部と、
前記カシメ部とは反対側の前記ナット部の端面に当接されるナット側押圧部と、
前記カシメ部の径方向内方への変形を規制すべく前記カシメ部内に挿入されるピンと、
前記カシメ側押圧部及び前記ナット側押圧部を、対向させて保持すると共に、相対的に近接離間させる工具本体と、
を備え、
前記カシメ側押圧部は、前記下孔内に挿入可能な押込部を有する
ことを特徴とするカシメ工具が提供される。
好ましくは、 前記ナット側押圧部は、前記被取付板に当接される高座部を備える。
好ましくは、前記押込部は、筒状に形成される。
好ましくは、前記押込部の外径は、前記下孔の内径より小さく設定され、前記押込部より基端側の前記カシメ側押圧部には、基端側に向かうにつれて拡径される徐変部が形成される。
好ましくは、前記ピンを前記カシメ部から引き抜く方向に付勢する剥がし機構を備える。
本発明によれば、被取付板の板厚寸法に対して適正となるカシメ部の長さの範囲を拡大できるカシメナットの取付工法及びカシメ工具を提供できる。
本発明の一実施の形態に係るカシメナットの側面図である。 図1のA−A線矢視図である。 カシメナット用カシメ工具の概略側面図である。 被取付板のピアス孔にカシメナットのカシメ部をせん断面側から挿入した状態の側面図である。 カシメナットをカシメナット用カシメ工具にセットした状態の側断面図である。 カシメられて変形したカシメナットの側断面図である。 被取付板に取り付けられたカシメナットの側面図である。 カシメナットの取付工法のフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施の形態に係るカシメナットの取付工法及びカシメ工具にて加工対象となるカシメナットの側面図である。図中一点鎖線は中心軸Cであり、中心軸Cより左側はカシメナットの断面を示す。図2はカシメナットをカシメ部側から視た図1のA−A線矢視図である。図中の破線はナット部に形成された雌ネジの谷を表す。
図1、図2及び図4に示すように、カシメナット1は、ナット部2と、ナット部2の一方の端面2aから軸方向に延びて形成され、被取付板3の下孔4に挿入されるカシメ部5とを備える。
ナット部2は、概ね六角ナットと同じ形状に形成される。具体的には、ナット部2は、六角筒状に形成されるナット本体部6と、ナット本体部6に同軸に形成されるネジ穴7とを備える。ネジ穴7の内周面には、雌ネジ7aが形成される。また、ナット部2のカシメ部5側には、カシメ部5より外周側に位置する外周側端面8が形成されると共に、カシメ部5より内周側に位置する内周側端面9が形成される。外周側端面8は、被取付板3の取付面3aに着座される着座面を構成する。
カシメ部5は、筒状に形成されると共に、ナット部2の外周側端面8及び内周側端面9から中心軸Cの軸方向に延びて形成される。また、カシメ部5は、先端に向かうにつれて外周が縮径するテーパ状に形成される。中心軸Cの軸方向に対する外周面の傾斜角度θは、概ね1°以上7°以下の範囲内であればよい。なお、上述の各数値はあくまで例示であり、適宜変更可能である。
カシメ部5の先端は、下孔4の最も細い部分の直径φよりも小径に形成される。カシメ部5の内径dは、全長に亘って一定に形成されると共に、雌ネジ7aの谷径D1より大きく形成される。また、カシメ部5の軸方向の長さaは、下孔4の軸方向の長さbより長く形成される。カシメ部5は、下孔4と同じ長さb又は下孔4より短い長さになるまで軸方向にカシメられたとき、下孔4の内周面25に圧着される。
カシメ部5の基端部には、カシメ部5の外周面5aと外周側端面8とを接続する断面円弧状の外側アール部30が形成される。また、カシメ部5の基端部には、カシメ部5の内周面5bと内周側端面9とを接続する断面円弧状の内側アール部31が形成される。外側アール部30の半径R1は、内側アール部31の半径R2より大きく設定される。具体的には、内側アール部31の半径R2が0.1mm以上0.5mm以下の範囲にあるとき、外側アール部30の半径R1は半径R2より0.3mmから1.0mm大きく設定される。
これにより、カシメ部に負荷される軸方向のカシメ力がナット部内で径方向内方に流れるのが抑制され、ネジ穴7の変形が防止又は抑制される。
ナット部2及びカシメ部5は、一般構造用圧延鋼材で形成される。なお、ナット部2及びカシメ部5は、一般的に六角ナットに用いられる他の材料で形成されてもよく、例えば、機械構造用炭素鋼材やステンレス鋼材等で形成されてもよい。
また、被取付板3は、平板状の鋼材で構成される。なお、被取付板3は、カシメナット1の外周側端面8を着座させる取付面を有するものであれば他のものであってもよい。例えば、被取付板3は、車両のシャシフレーム等に用いられるチャネル材で構成されてもよい。また、被取付板3の材料は、鉄に限られず、樹脂や非鉄金属であってもよい。
つぎに、カシメナット1を被取付板3に取り付けるためのカシメ工具について説明する。なお、説明の便宜上、カシメ工具における各種部材の位置関係は、加工対象たるカシメナット1を基準として説明する。例えば、カシメナット1の軸方向に延びる各種部材については、カシメナット1側の端を先端とし、カシメナット1とは反対側の端を基端とする。
図3及び図5に示すように、カシメ工具10は、カシメナット1のカシメ部5の先端に当接されるカシメ側押圧部11と、カシメ部5とは反対側のナット部2の端面2bに当接されるナット側押圧部12と、カシメ部5の径方向内方への変形を規制すべくカシメ部5内に挿入されるピン13と、カシメ側押圧部11及びナット側押圧部12を対向させて保持すると共に相対的に近接離間させる工具本体14とを備える。
カシメ側押圧部11は、円筒状に形成され先端でカシメナット1を押圧するパンチ部32と、パンチ部32の基端に設けられるフランジ部33と、フランジ部33に設けられる剥がし機構34とを備える。
パンチ部32内には、ピン13を出没可能に収容すると共にスプリング15を収容するための収容穴16が形成される。収容穴16は、断面円形に形成されると共にパンチ部32と同軸に形成される。スプリング15は、ピン13を先端方向に付勢する。また、パンチ部32には、ピン13の先端方向への移動を規制するための係止部17が形成される。係止部17は、収容穴16の開口を縮径させるように収容穴16の開口に臨むパンチ部32を収容穴16内に突出させて形成される。
フランジ部33は、板状に形成され、パンチ部32から径方向外方に突出する突出部33aを有する。
剥がし機構34は、パンチ部32の外周に配置され軸方向に伸縮する剥がし用スプリング34aと、剥がし用スプリング34aの先端に設けられ被取付板3に当接させるための当接部34bとを備える。剥がし用スプリング34aはコイルバネで構成され、パンチ部32の外周に同軸に配置される。剥がし用スプリング34aは、突出部33aに基端を当接されることで軸方向の移動を規制される。当接部34bは、筒状に形成され、剥がし用スプリング34aの先端に設けられる。当接部34bは、パンチ部32の外周に同軸に配置される。また、当接部34bは、パンチ部32の外周面に対して軸方向に摺動可能に当接される。
ピン13は、収容穴16内に軸方向に出没自在に設けられる。ピン13は、概ね円柱状に形成される挿入部13aと、挿入部13aの基端に設けられ係止部17に係止される被係止部13bとを備える。
挿入部13aは、基端を収容穴16内に挿入されると共に先端を収容穴16外に突出される。挿入部13aの先端部外周は、角を丸めて形成される。これにより、カシメ部5内にピン13を容易に挿入させることができると共に、カシメた後のカシメ部5内からピン13を容易に抜くことができる。また、挿入部13aの先端は、球面状に形成されてもよい。これにより、挿入部13aがカシメナット1のネジ穴7内に挿入されたとき、挿入部13aをネジ穴7の中心に合わせるように自動的に調心させることができる。なお、挿入部13aの先端は、内周側端面9と対向する平面状に形成されてもよい。また、挿入部13aの基端側は、係止部17の内周面に摺接するように形成される。これにより、挿入部13aは、係止部17に径方向の移動を規制され、軸方向に正確に案内される。
被係止部13bは、挿入部13aから径方向外方に突起して形成される。また、被係止部13bは、収容穴16の内周面に摺接するように形成される。これにより、被係止部13bは、径方向の移動を規制され、軸方向に正確に案内される。なお、ピン13には、カシメ部5との圧着や凝着を防ぐための表面処理が施されてもよい。具体的には、表面処理は、物理蒸着法又は化学蒸着法によって施されるとよい。この場合、表面処理によって形成される被膜は、窒化チタン、窒化クロム等の高い摺動性と硬度を有する材料で構成されるとよい。
スプリング15はコイルバネで構成される。スプリング15は、収容穴16の底面16aとピン13との間に設けられる。スプリング15は、ピン13を先端方向に付勢する。これにより、ピン13の先端部は、収容穴16から突出させられる。なお、スプリング15はコイルバネに限るものではない。例えばスプリング15は、エアスプリングであってもよく、他のタイプのスプリングであってもよい。
ナット側押圧部12は、ナット部2より大径の円柱状に形成される押圧部本体部12aと、押圧部本体部12aの外周部から軸方向に延びて形成される高座部12bとを備える。高座部12bの詳細については後述する。
工具本体14は、概ねC字状に形成されるアーム部18と、アーム部18の内周側に設けられナット側押圧部12を保持する固定側保持部19と、アーム部18の内周側に出没自在に設けられカシメ側押圧部11を保持する可動側保持部20と、アーム部18に設けられ可動側保持部20を駆動させる駆動部21とを備える。
固定側保持部19は、チャックで構成され、複数種類の大きさのナット側押圧部12を着脱可能に保持する。
可動側保持部20は、チャックで構成され、複数種類の大きさのカシメ側押圧部11のフランジ部33を着脱可能に保持する。また、可動側保持部20は、固定側保持部19に対向して配置される。
駆動部21は、可動側保持部20を固定側保持部19に対して近接離間させる方向に駆動させる。また、駆動部21には、可動側保持部20を固定側保持部19側に駆動させているとき反力を検出する機能と、予め設定されたしきい値より大きな反力を検出したとき可動側保持部20の駆動方向を反転させる機能とが備えられる。ここでしきい値は、例えばカシメ側押圧部11が被取付板3に当接したときの反力と等しく設定される。この反力の値は、予め計算或いは実験等で求められ、駆動部21に設定されている。すなわち、駆動部21は、カシメナット1をカシメているときに反力を逐次検出し、検出される反力が予め設定されたしきい値以上に増大したとき可動側保持部20の駆動方向を反転させて可動側保持部20を固定側保持部19から離間させる。
また、工具本体14は、図示しないバランサー又はホイスト等に吊り下げられており、被取付板3の下孔4の位置に自由に移動可能となっている。また、工具本体14には、電源コード22が接続されている。電源コード22は駆動部21に電源を供給する。なお、駆動部21は電動式に限るものではない。例えば、油圧で駆動される油圧式であってもよく、他の方式で駆動されるものであってもよい。
ところで、特許文献3に記載のカシメ工具(図示せず)は、カシメナットのカシメ部を軸方向に圧縮してその先端面を被取付板と面一にする。このため、被取付板3に適合するカシメ部の長さは、被取付板3の板厚寸法に応じて一義的に決まってしまい、被取付板3の板厚寸法に対して適正となるカシメ部の長さの範囲が極めて狭い。このため、ナット部が同一サイズのカシメナットでも被取付板3の板厚毎に専用のカシメナットが必要になる。
仮に、カシメ部が適正長さ(被取付板3の板厚に対して適正な長さ)より長い場合、ナット部のネジ変形、ネジピッチ崩れ、カシメ部端面の凹凸、及び他部品を締結した後の締結ネジの緩みの原因となる。
また、カシメ部が適正長さより短い場合、耐空回りトルク不足の原因となる。
このため、生産に用いる際は、多くの種類のカシメナットが必要となり、被取付板3の板厚に応じた適切なカシメ部の長さのカシメナットを正確に選択して用いなければならない。
そこで、本実施の形態では、カシメ側押圧部11のパンチ部32が下孔4内に挿入可能な押込部32aを有する。押込部32aは、パンチ部32の先端部に形成され、下孔4内に挿入可能な筒状に形成される。押込部32aの外径(直径)は、下孔4の内径(直径)より小さく設定される。押込部32aの内径(直径)は、ピン13の挿入部13aの外径(直径)と概ね同じに設定される。
また、押込部32aより基端側のパンチ部32には、基端側に向かうにつれて拡径される徐変部32bが形成される。押込部32aは小径であるため、押込部32aに負荷される圧縮応力は非常に強い。このため、徐変部32bを備えることにより圧縮応力を分散させることができ、パンチ部32の座屈を防止又は抑制できる。
また、特許文献3に記載のカシメ工具を用いた場合、カシメ部5に軸方向のカシメ力が負荷されるとき、その反力によってナット部2も軸方向に圧縮され、変形する可能性がある。
そこで、本実施の形態のナット側押圧部12は、被取付板3に当接される高座部12bを備える。このため、ナット部2に負荷されるカシメ力を高座部12bに分散させることができ、ナット部2の変形及びネジピッチ崩れを防止又は抑制できる。具体的には、高座部12bは、押圧部本体部12aの外周部から軸方向に延びる筒状に形成される。これにより、ナット部2に負荷されるカシメ力を周方向に均等に分散させることができる。高座部12bの高さ寸法(軸方向の寸法)は、ナット部2の高さ寸法(軸方向の寸法)と同じに設定される。また、高座部12bは、その内部にナット部2を収容可能な大きさ(内径)に形成される。なお、高座部12bは筒状に形成されるものとしたが、これに限られない。例えば、高座部12bは、軸方向に延びる柱状に形成されてもよい。この場合、高座部12bは、周方向に複数等間隔に配置されるとよい。ナット部2に負荷されるカシメ力を周方向に均等に分散させることができる。
次にカシメナット1の取付工法について説明する。
図8に示すように、カシメナット1の取付工法は、カシメ部5を下孔4に挿入する第1工程(ステップS01)と、カシメ部5内に変形防止用のピン13を挿入する第2工程(ステップS02)と、ナット部2及びカシメ部5を軸方向に押圧してカシメ部5を圧縮させると共にカシメ部5の先端を下孔4内に押し込む第3工程(ステップS03)とを備える。
なお、第1工程に先立ち、被取付板3には、下孔4(ピアス孔)をプレス機等を用いたピアス加工等により形成しておく。このとき、ピアス加工用のパンチ(図示せず)と対向する面側(せん断面23側)では、孔縁にダレ(孔縁が全周に亘って凹む現象)が発生する。また、被取付板3を貫通したパンチが抜け出る面側(破断面24側)では、孔径の拡大が発生する。
図4に示すように、第1工程(ステップS01)では、被取付板3の下孔4内にカシメナット1のカシメ部5をせん断面23側から挿入する。なお、カシメ部5は、下孔4の破断面24側から挿入してもよい。
下孔4内にカシメ部5が挿入されると、ナット部2の外周側端面8が被取付板3の取付面3aであるせん断面23に当接される。これにより、被取付板3に対するカシメナット1の軸方向の位置が決まる。またこのとき、カシメ部5の先端部は下孔4を貫通して下孔4から突出される。また、下孔4の破断面24側内周面25とカシメ部5との間には、全周に亘って間隙が形成される。
この後、第2工程(ステップS02)を行う。第2工程では、カシメ工具10を用いる。工具本体14には、予めナット側押圧部12及びカシメ側押圧部11を取り付けておく。
図5に示すように、カシメ工具10には、カシメナット1を下孔4内に挿入させた姿勢のままセットする。具体的には、ナット側押圧部12及びカシメ側押圧部11の間にカシメナット1を挿入し、高座部12b内にナット部2を位置させる。この後、工具本体14を駆動させてカシメ側押圧部11をカシメ部5に接近させる。これにより、カシメ部5内にピン13が挿入され、押込部32aがカシメ部5に当接される。このとき、剥がし機構34の当接部34bが被取付板3に当接され、剥がし用スプリング34aが軸方向に圧縮される。
この後、第3工程(ステップS03)を行う。第3工程では、工具本体14を駆動させてカシメ側押圧部11をナット側押圧部12に接近させる。これにより、カシメナット1は、カシメ側押圧部11とナット側押圧部12とによって軸方向に圧縮され、カシメられる。このとき、カシメ部5は、軸方向に潰れつつ基端部を拡径させるように座屈変形する。これにより、拡径された基端部は下孔4の内周面25を構成する被取付板3に強固に圧着され拡径方向の変形を規制される。このとき、被取付板3はほとんど変形することはない。また、カシメナット1が軸方向に圧縮されてカシメられるとき、そのカシメ力はナット部2にも作用する。しかし、被取付板3には、ナット部2のみならず高座部12bも当接する。このため、カシメ力は高座部12bにも分散され、ナット部21の変形が防止又は抑制される。そして、ネジ変形、ネジピッチ崩れの発生が防止又は抑制される。
図6に示すように、例えば、ナット部2の長さが適正範囲内の下限値に近い場合、押込部32aは、下孔4内に挿入される。これにより、カシメ部5の先端も下孔4内に押し込まれる。これにより、カシメ部5は被取付板3に強固に圧着され、耐空回りトルク不足の発生が防止又は抑制される。
このように、本実施の形態に係るカシメ工具10は、押込部32aを備えるため、カシメナット1が適用可能な被取付板3の板厚tの範囲がt=5mm〜12mmに拡がり、被取付板3の板厚寸法に対して適正となるカシメ部5の長さの範囲を特許文献3記載のものより拡大できる。そして、生産時に使用するカシメナットの種類を削減できる。そしてこれにより、被取付板3の板厚に対して間違ったサイズのカシメナット1を使用することが抑制される。また、短めのカシメナット1を用いたとき、カシメ部5は被取付板3の板厚内に入るため、カシメ部5が被取付板3から出っ張ることはない。
この後、駆動部21(図3参照)は、カシメ側押圧部11が被取付板3に当接して被取付板3からしきい値以上の反力を受けると、これを検出し、駆動方向を反転させる。すなわち、カシメ力制御を行う。このカシメ力制御により、駆動部21は、カシメ側押圧部11をナット側押圧部12から離間させる方向に移動させる。これにより、カシメナット1は、カシメ側押圧部11及びナット側押圧部12から離脱される。このとき、剥がし用スプリング34aはピン13を引き抜く方向に付勢するため、ピン13をカシメ部5内から容易に引き抜くことができる。なお、本実施の形態では、カシメナット1の締結完了をカシメ力で判断するカシメ力制御を行うものについて説明したが、これに限られない。カシメナット1の締結完了は、駆動部21による可動側保持部20の駆動ストローク量(可動側保持部20を原点位置から下死点位置まで移動させたか否か)で判断する(下死点制御)ものとしてもよい。
図7に示すように、被取付板3に取り付けられたカシメナット1は、カシメ部5を軸方向に潰されると共に拡径されて下孔4の内周面25に強固に圧着される。またさらに、下孔4の直径は、せん断面23側より破断面24側が大きい。このため、破断面24側のカシメ部5は、せん断面23側のカシメ部5より大径となり、カシメナット1の抜け止めとして好適に機能すると共に、外周側端面8との間で被取付板3の一部を挟んでカシメナット1を被取付板3に強固に固定させる。
なお、下孔4は、プレス加工にて形成されるものとしたが、これに限るものではない。例えば下孔4は、ドリル加工にて形成されてもよく、他の加工方法で形成されてもよい。
以上、本発明の実施形態を詳細に述べたが、本発明は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)工具本体14は小型プレス機等であってもよい。この場合、小型プレス機等に金型を取り付け、この金型に複数組のカシメ側押圧部11及びナット側押圧部12がカシメナット1を挟んだ状態で装着されるとよい。これにより、一回のプレスで複数のカシメナット1を取り付けることができる。また、工具本体14は、リベット打ちに用いられる油圧式カシメ装置等をロボットに設置されたものであってもよい。また、工具本体14は、カシメナット1を上下方向に押圧する形態で説明したが、これに限られない。工具本体14は、カシメナット1をいずれの方向に押圧するものであってもよい。例えば、工具本体14は、カシメナット1を上下逆方向、任意角度からの横方向に押圧するものであってもよい。
(2)剥がし機構34は、剥がし用スプリング34aと、当接部34bとを備えるものとしたが、これに限られない。例えば、剥がし機構34は、剥がし用スプリング34aのみで構成されてもよい。
(3)ナット側押圧部12は、ナット部2の高さ寸法に応じて適宜交換されるとよい。すなわち、ナット側押圧部12は、予めナット部2の高さ寸法に応じて複数用意され、ナット部2の高さ寸法に応じて適宜選択されるとよい。これにより、ナット部2の高さが異なる複数種類のカシメナット1に対応できる。
(4)カシメナット1は、上述のもの(外側アール部30の半径R1が内側アール部31の半径R2より大きいもの)を用いることが好ましいが、これに限られない。本実施の形態に係るカシメナット1の取付工法及びカシメ工具10で用いることができるカシメナット1の条件と、半径R1及び半径R2の大小関係とは無関係である。例えば、カシメナット1は、特許文献3に記載されたものであってもよい。
前述の各実施形態の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 :カシメナット
2 :ナット部
3 :被取付板
4 :下孔
5 :カシメ部
13 :ピン
S01 :第1工程
S02 :第2工程
S03 :第3工程

Claims (6)

  1. ネジ穴が形成されたナット部と、前記ナット部から軸方向に延びる筒状のカシメ部とを備えるカシメナットを、被取付板の下孔に取り付けるカシメナットの取付工法であって、
    前記カシメ部を前記下孔に挿入する第1工程と、
    前記カシメ部内に変形防止用のピンを挿入する第2工程と、
    前記ナット部及び前記カシメ部を軸方向に押圧して前記カシメ部を圧縮させると共に前記カシメ部の先端を前記下孔内に押し込む第3工程と、
    を備えることを特徴とするカシメナットの取付工法。
  2. ネジ穴が形成されたナット部と、前記ナット部から軸方向に延びる筒状のカシメ部とを備えるカシメナットを、被取付板の下孔に取り付けるカシメ工具であって、
    前記カシメ部の先端に当接されるカシメ側押圧部と、
    前記カシメ部とは反対側の前記ナット部の端面に当接されるナット側押圧部と、
    前記カシメ部の径方向内方への変形を規制すべく前記カシメ部内に挿入されるピンと、
    前記カシメ側押圧部及び前記ナット側押圧部を、対向させて保持すると共に、相対的に近接離間させる工具本体と、
    を備え、
    前記カシメ側押圧部は、前記下孔内に挿入可能な押込部を有する
    ことを特徴とするカシメ工具。
  3. 前記ナット側押圧部は、前記被取付板に当接される高座部を備えた
    請求項2に記載のカシメ工具。
  4. 前記押込部は、筒状に形成された
    請求項2又は3に記載のカシメ工具。
  5. 前記押込部の外径は、前記下孔の内径より小さく設定され、
    前記押込部より基端側の前記カシメ側押圧部には、基端側に向かうにつれて拡径される徐変部が形成された
    請求項4に記載のカシメ工具。
  6. 前記ピンを前記カシメ部から引き抜く方向に付勢する剥がし機構を備えた請求項2から5のいずれか一項に記載のカシメ工具。
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