JP2021043820A - 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】潜在的顧客がすでに関心を持っている記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告を融和した状態で表示する情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理システムTは、ユーザ端末4から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付手段と、ユーザ端末4にコンテンツ送信要求を受け付けた記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信手段と、ユーザ端末4から記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付手段と、広告送信要求に応じて、記事コンテンツ情報に対応する記事広告を選択する記事広告選択手段と、記事広告をユーザ端末4に送信する記事広告送信手段と、記事コンテンツと記事広告とを対応するレイアウトにてユーザ端末4に出力する出力手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理分析プログラムに関する。さらに詳しく説明すると、本発明は、例えば、潜在的顧客がすでに関心を持っている記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告を融和した状態で表示する情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットのウェブサイトやメールを使用し、広告主が製品やサービスのマーケティングのために、インターネット広告(以下、「ネット広告」という。)を広く用いている。ネット広告は、4大メディアであるテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の広告と大きく異なり低予算であり、ターゲティングができ、効果測定ができ、インタラクティブ性が高いという特徴がある。広告主は、ターゲティングを行うことで、広告主のターゲットとする潜在的顧客に対して、セグメント(属性)を細分化して広告を配信することができる。
例えば、広告主は、ネット広告を広告配信事業者のシステムを通じて、メディア各社の広告枠に「ディスプレイ広告」(バナー形式の広告)を配信する。このとき、広告主は、広告効果を高めるために、「30代〜40代」、「男性」、「年収400万円」、「関東居住」、「新橋付近に勤務している」、「旅行好き」のように、生活者のセグメントを細かく設定して、限定的に配信できる。このように、広告主は、ターゲティングを利用して、対象となる生活者の年齢、性別、年収、居住地、勤務地及び興味関心等のセグメントを細かく設定して、広告を限定的に配信することで、より広告効果を高めることができる。
また、近年、ウェブサイトを訪れてくる生活者に広告が目障りにならないように、コンテンツと広告を融和させたネイティブ広告がある。ネイティブ広告は、広告をコンテンツと同様に見てもらうことを目的としており、インフィード型、ペイドサーチ型、レコメンドウィジェット型、プロモートリスティング型、インアド型、カスタム型等の種類がある。この中のインフィード型は、ウェブサイトやアプリ(画面の上から下に読み進めていくデザイン)のコンテンツとコンテンツの間に表示される体裁の広告であり、Social Networking Service(SNS)や、キュレーションメディア、ニュースアプリなどでよく利用されている。他方、記事広告は、例えば、ブランド認知されていない商材のPublic Relations(PR)に活用され、掲載されるメディアの読者全体に対して配信される。しかし、一般的な記事広告は、記事コンテンツと同じコンテンツサーバに格納され、管理配信されるものである。
例えば、特許文献1には、端末ユーザの注意を引き、印象に残る効果的な広告を長期的に供給することができる広告配信システムの技術が開示されている。しかし、特許文献1に記載の発明では、複数のメディアで統一的なフォーマットの広告枠としてバナー広告が用意され広告効果を高めているが、広告主は、広告クリエイティブの表現に一定の制約を受けてしまうという問題点があった。また、特許文献2には、ユーザの興味に沿い、広告主が認知させたい情報を含む内容をユーザの眼に触れやすくする情報処理装置及び表示記事選択システムの技術が開示されている。しかし、特許文献2に記載の発明では、記事広告が特定の評価に基づいて並べられているにすぎず、ユーザにとっては目障りになってしまうという問題点があった。
特開2002−140618号公報 特開2017−41144号公報
本発明は、潜在的顧客がすでに関心を持っている記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告を融和した状態で表示することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
(1)本発明1の情報処理システムは、ユーザが使用するユーザ端末から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付手段と、前記ユーザ端末に前記コンテンツ送信要求を受け付けた前記記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信手段と、前記ユーザ端末から前記記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付手段と、前記記事広告送信要求受付手段で受け付けた前記広告送信要求に応じて、前記記事コンテンツ情報に対応する前記記事広告を選択する記事広告選択手段と、前記記事広告選択手段が選択した前記記事広告を前記ユーザ端末に送信する記事広告送信手段と、前記記事コンテンツと前記記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
(2)本発明2の情報処理システムは、本発明1であって、前記記事コンテンツ情報が有する記事ID、記事対象国、記事対象都市、記事対象小エリア、記事カテゴリ及び記事サブカテゴリのうち少なくとも1つからなる記事コンテンツセグメント情報を用いて、前記ユーザの興味関心を推定する興味関心推定手段とを備え、前記記事広告選択手段は、前記興味関心推定手段が推定した前記興味関心に応じて記事広告を選択することを特徴とする。
(3)本発明3の情報処理システムは、本発明2であって、前記興味関心推定手段は、前記ユーザ端末に格納され、流入チャネル、閲覧者所在地、閲覧者デバイス、通信キャリア等の項目から構成された閲覧者セグメント情報を加えて前記興味関心を推定することを特徴とする。
(4)本発明4の情報処理システムは、本発明3であって、前記興味関心推定手段は、興味、関心、行動ログ、年齢、性別及び年収等の項目から構成されたオーディエンスセグメント情報を加えて前記興味関心を推定することを特徴とする。
(5)本発明5の情報処理システムは、本発明2〜4のいずれかであって、前記記事広告選択手段は、前記興味関心推定手段が推定した前記興味関心に応じて、リアルタイム入札により記事広告を選択することを特徴とする。
(6)本発明6の情報処理システムは、本発明1〜5のいずれかであって、前記記事コンテンツは、所定の情報を伝達する情報伝達媒介者が制作したコンテンツであり、前記記事広告は、前記情報伝達媒介者が制作した広告であるを備えることを特徴とする。
(7)本発明7の情報処理方法は、ユーザが使用するユーザ端末から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付工程と、前記ユーザ端末に前記コンテンツ送信要求を受け付けた前記記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信工程と、前記ユーザ端末から前記記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付工程と、前記記事広告送信要求受付工程で受け付けた前記広告送信要求に応じて、前記記事コンテンツ情報に対応する前記記事広告を選択する記事広告選択工程と、前記記事広告選択工程が選択した前記記事広告を前記ユーザ端末に送信する記事広告送信工程と、前記記事コンテンツと前記記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末に出力する出力工程とを備えることを特徴とする。
(8)本発明8の情報処理プログラムは、ユーザが使用するユーザ端末から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付機能と、前記ユーザ端末に前記コンテンツ送信要求を受け付けた前記記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信機能と、前記ユーザ端末から前記記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付機能と、前記記事広告送信要求受付機能で受け付けた前記広告送信要求に応じて、前記記事コンテンツ情報に対応する前記記事広告を選択する記事広告選択機能と、前記記事広告選択機能が選択した前記記事広告を前記ユーザ端末に送信する記事広告送信機能と、前記記事コンテンツと前記記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末に出力する出力機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明は、潜在的顧客がすでに関心を持っている記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告を融和した状態で表示することができる。
情報処理システムTが提供するサービスの概要を示す図である。 情報処理システムTの構成を示すブロック図である。 記事コンテンツ情報データベース208の論理的な構成の一例を示した図である。 スポット情報データベース209の論理的な構成の一例を示した図である。 記事広告情報データベース310の論理的な構成の一例を示した図である。
セグメント情報311の論理的な構成の一例を示した図である。 情報処理システムTが提供するサービスの動作を示す図である。 記事サイト80を表示した画面の一例を示す図である。 商品コンテンツ画面90を表示した画面の一例を示す図である。 記事広告を表示する手順を説明するためのシーケンスチャートである。 他の実施形態の記事サイト110を表示した画面の例を示す図である。
〔実施形態の概要〕
本実施形態の情報処理システムは、次のような処理を行う。情報処理システムTは、ユーザが使用するユーザ端末4から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付ける。情報処理システムTは、ユーザ端末4から受け付けた記事コンテンツを記事情報と共にユーザ端末4に送信する。情報処理システムTは、ユーザが使用するユーザ端末4から記事情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける。情報処理システムTは、広告送信要求に応じて、記事情報に対応する記事広告を選択する。情報処理システムTは、記事情報に対応する記事広告をユーザ端末4に送信する。情報処理システムTは、記事コンテンツと記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末4に出力する。本実施形態によれば、本発明は、潜在的顧客がすでに関心を持っている記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告を融和した状態で表示することができる。
〔実施形態の詳細〕
〔第一実施形態〕
本発明の第一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、情報処理システムTが提供するサービスの概要を示す図である。本発明の第一実施形態の情報処理システムTは、ユーザUが送信要求した記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告を融和した状態で表示するためのシステムである。情報処理システムTは、例えば、コンテンツサーバC(メインサーバ1とDBサーバ2)と広告サーバ3等から構成されている。情報処理システムTは、通信ネットワークを介して、ユーザ端末4及び広告主サーバ5に対してサービスを提供している。通信ネットワークは、例えば、インターネットを用いて構成されており、SSL(Secure Sockets Layer)などの適当な暗号プロトコルを用いて外部から秘匿された通信を行うことができる。また、これらの装置や端末は、インターネットを介して接続されるため、立地の制約を受けずに、国境を越えて世界中の人や法人が利用することができる。
〔コンテンツサーバC〕
図2は、コンテンツサーバCの構成を示すブロック図である。コンテンツサーバCは、記事情報の取得、記事情報の提供等をするサーバ等の装置である。コンテンツサーバCは、メインサーバ1及びDBサーバ2の2つのサーバが、それぞれ別々のサーバにより構成されている。なお、コンテンツサーバCは、2つのサーバをそれぞれ独立した別々のサーバで構成されているが、単一の装置構成でも実現できるし、さらに複数の装置に分散した構成でも実現できる。また、コンテンツサーバCは、一定の機能(処理)を一定の装置に担当させているが、2つのサーバのどの機能(処理)をどの装置に担当させるか自由に変更することができる。
〔メインサーバ1〕
メインサーバ1は、記事コンテンツ提供支援サーバとして機能するサーバ装置であって、記事コンテンツを要求するユーザUに対しては、記事コンテンツを提供する機能を有する。メインサーバ1は、例えば、記事エリア、記事広告エリア、検索エリアなどを備えた記事コンテンツサイト(例えば、ポータルサイト)を運営するサーバである。記事コンテンツサイトは、記事コンテンツを扱うサイトであり、例えば、記事コンテンツエリア81に記事コンテンツが表示され、記事広告エリア82に記事広告が表示され、それによって、ユーザUは、記事広告を認識することができる。メインサーバ1は、記事コンテンツを提供する組織内に設置されても良いし、情報処理システムTを提供するサービス会社(システム提供会社)が管理するASP(Application Service Provider)やクラウド内に設置されていても良い。
図2(a)は、メインサーバ1のハードウェア的な構成を説明するためのブロック図である。メインサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、通信制御部104、入力部105、出力部106及び記憶部107などがバスラインで接続されて構成されている。CPU101は、中央処理装置であって、記憶部107が記憶する記事コンテンツ提供プログラム108や記事情報取得プログラム109に従って動作し、ユーザUへの記事コンテンツの提供や記事コンテンツに関連する記事情報の取得等の情報処理を行う。
RAM102は、読み書きが可能なメモリであって、CPU101が実行する各処理を行う際のワーキングメモリを提供する。ROM103は、読み出し専用のメモリであって、CPU101を動作させるための基本的なプログラムやパラメータを格納している。通信制御部104は、メインサーバ1をインターネットに接続する。メインサーバ1は、通信制御部104を介して、DBサーバ2、広告サーバ3、ユーザ端末4及び広告主サーバ5と通信することができる。
入力部105は、外部からデータを入力するデバイスであって、キーボードにより入力を受け付けるハードキー、所定の画像を読み込む外部カメラや、ソフトキーによるデータ入力を受け付けるタッチパネル等を備えている。出力部106は、メニュー画面、記事の画像等を表示する液晶ディスプレイや、指示や警告音を発するスピーカなどを備えている。記憶部107は、ハードディスクやソリッドステートドライブなどの大容量の記憶媒体を用いて構成されており、記事コンテンツ提供プログラム108、記事情報取得プログラム109等を格納している。
〔DBサーバ2〕
DBサーバ2は、記事コンテンツ情報やスポット情報を格納するデータベースサーバとして機能するサーバ装置であって、記事コンテンツ情報を集めた記事コンテンツ情報データベース208及びスポット情報を集めたスポット情報データベース209を格納している。DBサーバ2は、メインサーバ1の要求に応じて、格納した記事コンテンツ情報をメインサーバ1に送信する。DBサーバ2は、記事コンテンツを提供する組織内に設置されても良いし、情報処理システムTを提供するサービス会社が管理するASPやクラウド内に設置されていても良い。
図2(b)は、DBサーバ2のハードウェア的な構成を説明するためのブロック図である。DBサーバ2は、CPU201、RAM202、ROM203、通信制御部204、入力部205、出力部206及び記憶部207などがバスラインで接続されて構成されている。CPU201は、中央処理装置であって、記憶部207が記憶するプログラム(図示せず)に従って動作し、記事コンテンツ情報やスポット情報の生成、読み取り、更新、削除等の情報処理を行う。
RAM202、ROM203、通信制御部204、入力部205及び出力部206は、RAM102、ROM103、通信制御部104、入力部105及び出力部106と同様の構成なので説明は省略する。DBサーバ2は、通信制御部204を介して、メインサーバ1、広告サーバ3、ユーザ端末4及び広告主サーバ5と通信することができる。記憶部207は、ハードディスクやソリッドステートドライブなどの大容量の記憶媒体を用いて構成されており、記事コンテンツ情報データベース208、スポット情報データベース209及び商品情報データベース210等を格納している。
〔広告サーバ3〕
広告サーバ3は、記事広告提供支援サーバとして機能するサーバ装置であって、記事コンテンツを要求するユーザUに対しては、セグメントを設定し、記事コンテンツ情報に対応する記事広告を提供する機能を有する。広告サーバ3は、例えば、記事コンテンツサイトに用意された記事広告エリアに、記事広告を提供するサーバである。記事コンテンツサイト上において、記事広告エリアの記事広告は、記事コンテンツサイトの一画面として視認されるが、広告サーバ3がユーザ端末4に送信している記事広告を再生しているものである。広告サーバ3は、広告主の商品紹介の機会を提供し、広告主に対して顧客増加の機会を促進するサーバ装置である。広告サーバ3は、記事広告を提供する組織内に設置されても良いし、情報処理システムTを提供するサービス会社が管理するASPやクラウド内に設置されていても良い。
図2(c)は、広告サーバ3のハードウェア的な構成を説明するためのブロック図である。広告サーバ3は、CPU301、RAM302、ROM303、通信制御部304、入力部305、出力部306及び記憶部307などがバスラインで接続されて構成されている。CPU301は、中央処理装置であって、記憶部307が記憶する記事広告選択プログラム308や記事広告提供プログラム309に従って動作し、潜在的顧客に対するセグメントの設定、記事広告の選択、生成、読み取り、更新、削除等の情報処理を行う。RAM302、ROM303、通信制御部304、入力部305及び出力部306は、RAM102、ROM103、通信制御部104、入力部105及び出力部106と同様の構成なので説明は省略する。広告サーバ3は、通信制御部304を介して、メインサーバ1、DBサーバ2、ユーザ端末4及び広告主サーバ5と通信することができる。記憶部307は、ハードディスクやソリッドステートドライブなどの大容量の記憶媒体を用いて構成されており、記事広告選択プログラム308、記事広告提供プログラム309及び記事広告情報データベース310等を格納している。
〔ユーザ端末4〕
ユーザ端末4は、記事を読むユーザが操作する端末である。ユーザ端末4は、ブラウザや記事コンテンツ閲覧用のアプリケーションソフトウェアを備えたスマートフォン、携帯電話、パーソナルコンピュータ等で構成されている。本実施の形態では、一例として、ユーザ端末4をコンテンツサーバCのポータルサイトに接続するブラウザをインストールしたスマートフォンとする。ユーザ端末4は、ブラウザを通じて、コンテンツサーバCと通信することで、記事コンテンツを表示し、記事広告を表示させることができる。つまり、ユーザ端末4は、ブラウザ上で記事コンテンツと記事広告とを対応するレイアウトにて表示させる。
〔広告主サーバ5〕
広告主サーバ5は、システム提供会社と業務提携している広告主のサーバであって、これらの広告主が有する商品の情報を提供する。広告主サーバ5は、広告主Aが自社の商品の詳細な広告を提供するサーバであって、コンテンツサーバCから提供された広告主Aの商品に関する記事広告がユーザUに選択された場合、ユーザ端末4に商品コンテンツを配信する。広告主は、ユーザUが関心をもって閲覧している記事コンテンツに関連した自社の商品を記事広告としてユーザ端末4に表示してもらうことにより、ユーザUに広告主の商品への関心を高められる。つまり、ユーザ端末4に表示される商品情報は、もともとユーザUが関心の高い記事コンテンツに表示される記事広告で説明された商品の情報であるため、ユーザUを広告主のウェブサイトに誘導する機会が多くなる。本例において、広告主Aはツアー会社であり、広告主サーバ5を有している。
〔記事コンテンツ情報データベース208〕
図3は、記事コンテンツ情報データベース208の論理的な構成の一例を示した図である。なお、この図は説明のための一例であって、実際の記事コンテンツ情報データベース208は、他のデータベース等と論理的に関係づけられたリレーショナルデータベースで構成されている。
記事コンテンツ情報データベース208は、「記事ID」、「記事タイトル」、「記事画像」、「記事対象国」、「記事対象都市」、「記事対象小エリア」、「記事カテゴリ」、「記事サブカテゴリ」、「スポットID」、「原稿テキスト」、「記事アクションテキスト」、「記事アクションURL」等の項目から構成されている。「記事ID」は、コンテンツサーバCに登録された記事(原稿テキスト)を一意に識別する項目であって、システム提供会社が記事毎に付与した一意のID情報が登録されている。「記事タイトル」は、コンテンツサーバCに記事のタイトルを登録する項目であって、システム提供会社が入力したタイトルが登録されている。「記事画像」は、コンテンツサーバCに記事に関連する画像を登録する項目であって、システム提供会社が入力した画像が登録されている。「記事対象国」は、コンテンツサーバCに記事の対象となる国を登録する項目であって、システム提供会社が入力した国が登録されている。
「記事対象都市」は、コンテンツサーバCに記事の対象となる都市を登録する項目であって、システム提供会社が入力した都市が登録されている。「記事対象小エリア」は、コンテンツサーバCに記事の対象となる小エリアを登録する項目であって、システム提供会社が入力した小エリアが登録されている。「記事カテゴリ」は、コンテンツサーバCに記事の性質を区分するカテゴリを登録する項目であって、システム提供会社が入力したカテゴリが登録されている。「記事サブカテゴリ」は、コンテンツサーバCに記事の性質を区分するサブカテゴリを登録する項目であって、システム提供会社が入力したサブカテゴリが登録されている。
「スポットID」は、コンテンツサーバCに登録された記事に掲載された内容に関連するスポットを示す項目であって、スポット情報データベース209で「スポットID」に紐付けられたスポットIDが登録されている。「原稿テキスト」は、コンテンツサーバCに記事の原稿であるテキストデータを登録する項目であって、システム提供会社が入力した原稿のテキストデータが登録されている。なお、記事の原稿については、システム提供会社の者が執筆したものを入力しても良いし、システム提供会社が外部の執筆者(ライター)に執筆させたものを入力しても良い。
「記事アクションテキスト」は、コンテンツサーバCにアクション導線であるテキストデータを登録する項目であって、システム提供会社が入力した記事アクションのテキストデータが登録されている。「記事アクションURL」は、原稿テキストで掲載される原稿に関連する他の記事コンテンツのウェブサイトのURLを登録する項目であって、システム提供会社が入力したURLが登録されている。
この他に、記事コンテンツ情報データベース208に登録されている記事コンテンツ情報に関するものには、記事コンテンツに関連する画像を縮小させたサムネイル画像、原稿を執筆した執筆者の顔写真や自己紹介(プロフィール)、執筆者の個人情報(住所、電話番号、郵便番号、年齢、性別、メールアドレス等)、システム提供会社にシステム使用料などを支払うためのクレジットカード情報、個人ウェブサイト(ホームページ)のURL(Uniform Resource Locator)、SNS(Social Networking Service)のアドレス等がある。
〔スポット情報データベース209〕
図4は、スポット情報データベース209の論理的な構成の一例を示した図である。なお、この図は説明のための一例であって、実際のスポット情報データベース209は、他のデータベース等と論理的に関係づけられたリレーショナルデータベースで構成されている。
スポット情報データベース209は、「スポットID」、「スポット名称」、「国」、「都市」、「カテゴリ」、「住所」、「位置情報」等の項目から構成されている。「スポットID」は、コンテンツサーバCに登録されたスポットを一意に識別する項目であって、コンテンツサーバCが付与した一意のID情報が登録されている。「スポット名称」は、コンテンツサーバCにスポットの名称を登録する項目であって、システム提供会社が入力したスポット名称が登録されている。「国」は、コンテンツサーバCにスポットの対象となる国を登録する項目であって、システム提供会社が入力した国が登録されている。
「都市」は、コンテンツサーバCにスポットの対象となる都市を登録する項目であって、システム提供会社が入力したスポットが登録されている。「カテゴリ」は、コンテンツサーバCにスポットの性質を区分するカテゴリを登録する項目であって、システム提供会社が入力したカテゴリが登録されている。「住所」は、コンテンツサーバCに登録されたスポットの住所を示す項目であって、システム提供会社が入力した住所が登録されている。「位置情報」は、コンテンツサーバCにスポットの経度や緯度や高度といった座標により表現された位置情報を登録する項目であって、システム提供会社が入力した位置情報が登録されている。本例において、スポットとは特定の国や地域における地点や場所を示し、スポット情報とは特定の国や地域の位置を示す情報を示す。特に本例において、スポットは観光地やランドマークを示し、スポット情報は観光地やランドマークの位置を示す情報を示す。
〔記事広告情報データベース310〕
図5は、記事広告情報データベース310の論理的な構成の一例を示した図である。なお、この図は説明のための一例であって、実際の記事広告情報データベース310は、他のデータベース等と論理的に関係づけられたリレーショナルデータベースで構成されている。
記事広告情報データベース310は、「広告ID」、「広告タイトル」、「広告画像」、「広告対象国」、「広告対象都市」、「広告対象小エリア」、「広告カテゴリ」、「広告サブカテゴリ」、「記事ID」、「掲載商品ID」、「掲載商品原稿テキスト」、「広告アクションテキスト」、「広告アクションURL」等の項目から構成されている。「広告ID」は、広告サーバ3に登録された広告を一意に識別する項目であって、システム提供会社が広告毎に付与した一意のID情報が登録されている。「広告タイトル」は、広告サーバ3に広告のタイトルを登録する項目であって、システム提供会社が入力したタイトルが登録されている。「広告画像」は、広告サーバ3に広告に関連する画像を登録する項目であって、システム提供会社が入力した画像が登録されている。「広告対象国」は、広告サーバ3に広告の対象となる国を登録する項目であって、システム提供会社が入力した国が登録されている。
「広告対象都市」は、広告サーバ3に広告の対象となる都市を登録する項目であって、システム提供会社が入力した都市が登録されている。「広告対象小エリア」は、広告サーバ3に広告の対象となる小エリアを登録する項目であって、システム提供会社が入力した小エリアが登録されている。「広告カテゴリ」は、広告サーバ3に広告の性質を区分するカテゴリを登録する項目であって、システム提供会社が入力したカテゴリが登録されている。「広告サブカテゴリ」は、広告サーバ3に広告の性質を区分するサブカテゴリを登録する項目であって、システム提供会社が入力したサブカテゴリが登録されている。
「記事ID」は、広告サーバ3に登録された記事広告に関連する記事コンテンツを示す項目であって、記事コンテンツ情報データベース208で「記事ID」に紐付けられた記事IDが登録されている。「掲載商品ID」は、当該広告で掲載される商品のIDを登録する項目であって、広告主から提供された一意のID情報が登録されている。「掲載商品原稿テキスト」は、広告サーバ3に掲載商品を説明する広告の原稿であるテキストデータを登録する項目であって、システム提供会社が入力した掲載商品を説明する広告の原稿のテキストデータが登録されている。
なお、記事広告の掲載商品原稿テキストについては、システム提供会社内の者が執筆したものを入力しても良いし、システム提供会社が外部の執筆者(ライター)に執筆させたものを入力しても良い。「広告アクションテキスト」は、広告サーバ3に広告アクションであるテキストデータを登録する項目であって、システム提供会社が入力した広告アクションのテキストデータが登録されている。「広告アクションURL」は、広告で掲載される商品を表示する広告主が有するウェブサイトのURLを登録する項目であって、広告主Aから提供されたURLが登録されている。
この他に、記事広告情報データベース310に登録されている記事広告情報に関するものには、記事広告に関連する画像を縮小させたサムネイル画像、掲載商品原稿テキストの原稿を執筆した執筆者の顔写真や自己紹介(プロフィール)、執筆者の個人情報(住所、電話番号、郵便番号、年齢、性別、メールアドレス等)、システム提供会社にシステム使用料などを支払うためのクレジットカード情報、個人ウェブサイト(ホームページ)のURL(Uniform Resource Locator)、SNS(Social Networking Service)のアドレス、広告主を一意に識別する広告主ID等がある。また、記事広告の配信を開始する日時を登録する項目である配信開始日や、広告の配信を終了する日時を登録する項目である配信終了日等を登録しても良い。
〔セグメント情報311〕
図6は、セグメント情報311の論理的な構成の一例を示した図である。セグメント情報311は、ユーザ端末4からの記事広告の要求に対して、提供する記事広告を決めるために、広告サーバ3が閲覧者(ユーザU)のセグメント(属性)を細分化した情報である。広告サーバ3は、閲覧者(ユーザU)のセグメントに応じて、配信する記事広告を選択する。なお、この図は説明のための一例であって、セグメント情報311は、他のデータベース等と論理的に関係づけられたり、リレーショナルデータベースで構成されてもよい。
セグメント情報311は、記事コンテンツセグメント情報、閲覧者セグメント情報及びオーディエンスセグメント情報から構成されている。記事コンテンツセグメント情報は、ユーザUが選んだ記事コンテンツからユーザUのセグメントを細分化する情報であり、記事コンテンツ情報に応じて生成される情報である。閲覧者セグメント情報は、ユーザ端末4の通信履歴等からユーザUのセグメントを細分化する情報であり、ユーザ端末4の通信情報に応じて生成される情報である。オーディエンスセグメント情報は、ユーザUのウェブサイトにおける行動履歴等からユーザUのセグメントを細分化する情報であり、システム提供者が有する会員データや外部提携先から提供された閲覧者のオーディエンスデータに応じて生成される情報である。
記事コンテンツセグメント情報は、「記事ID」、「記事対象国」、「記事対象都市」、「記事対象小エリア」、「記事カテゴリ」、「記事サブカテゴリ」等の項目から構成されている。閲覧者セグメント情報は、「流入チャネル」、「閲覧者所在地」、「閲覧者デバイス」、「通信キャリア」等の項目から構成されている。オーディエンスセグメント情報は、「興味関心・行動ログ」、「年齢」、「性別」、「年収」等の項目から構成されている。
「記事ID」は、ユーザUがコンテンツサーバCに閲覧を要求した記事コンテンツを一意に識別するID情報である。「記事対象国」は、ユーザUがコンテンツサーバCに閲覧を要求した記事コンテンツの記事の対象となる国の情報である。「記事対象都市」は、ユーザUがコンテンツサーバCに閲覧を要求した記事コンテンツの記事の対象となる都市の情報である。「記事対象小エリア」は、ユーザUがコンテンツサーバCに閲覧を要求した記事コンテンツの記事の対象となる小エリアの情報である。「記事カテゴリ」は、ユーザUがコンテンツサーバCに閲覧を要求した記事コンテンツの記事の対象となるカテゴリの情報である。「記事サブカテゴリ」は、ユーザUがコンテンツサーバCに閲覧を要求した記事コンテンツの記事の対象となるサブカテゴリの情報である。
「流入チャネル」は、ユーザUの通信情報であって、コンテンツサーバCに記事コンテンツの閲覧を要求したユーザUの流入経路の情報である。「閲覧者所在地」は、ユーザUの通信情報であって、コンテンツサーバCに記事コンテンツの閲覧を要求したユーザUの所在地の情報である。「閲覧者デバイス」は、ユーザUの通信情報であって、コンテンツサーバCに記事コンテンツの閲覧を要求したユーザUが使用するデバイスの情報である。「通信キャリア」は、ユーザUの通信情報であって、コンテンツサーバCに記事コンテンツの閲覧を要求したユーザUが使用する通信キャリアの情報である。
「興味関心・行動ログ」は、会員データ又はオーディエンスデータであって、ユーザUの興味関心や行動ログを示す情報である。「年齢」は、会員データ又はオーディエンスデータであって、ユーザUの年齢を示す情報である。「性別」は、会員データ又はオーディエンスデータであって、ユーザUの性別を示す情報である。「年収」は、会員データ又はオーディエンスデータであって、ユーザUの年収を示す情報である。セグメント情報311は、記事コンテンツ情報、会員情報及びオーディエンス情報に関連する情報であれば、どのような情報を用いても良い。
〔記事広告提供の流れ〕
次に以上のように構成された情報処理システムTの動作を図7に括弧で示した番号に従って説明する。
図7は、情報処理システムTが提供するサービスの流れを示す図である。
(1)まず、ユーザUは、ユーザ端末4からコンテンツサーバCのメインサーバ1にアクセスし、記事コンテンツのコンテンツ送信要求をする。
(2)メインサーバ1は、ユーザ端末4からアクセスを受けると、コンテンツサーバCのDBサーバ2より記事コンテンツを呼び出す。
(3)DBサーバ2は、メインサーバ1から呼出を受けると、ユーザ端末4がコンテンツ送信要求をしている記事コンテンツをメインサーバ1に送信する。
(4)メインサーバ1は、DBサーバ2から記事コンテンツを受信すると、記事情報を含む記事コンテンツをユーザ端末4に送信する。
(5)ユーザ端末4は、メインサーバ1から受信した記事コンテンツを記事コンテンツエリア71に表示する。
(6)ユーザ端末4は、広告サーバ3にアクセスし、ユーザ端末4がメインサーバ1から受信した記事情報に応じた記事広告の広告送信要求をする。
(7)広告サーバ3は、記事情報に応じた記事広告を選択する。
(8)広告サーバ3は、選択した記事広告をユーザ端末4に送信する。
(9)ユーザ端末4は、広告サーバ3から受信した記事広告を記事広告エリア72に表示する。
(10)ユーザUは、広告エリアに表示された記事広告に興味がある場合、これを選択することができる。そして、ユーザが記事広告を選択すると、ユーザ端末4は、広告主サーバ5にアクセスし、例えば、記事広告の対象となる商品の商品コンテンツ画面90の送信要求をする。
〔記事サイト80表示画面〕
図8は、記事サイト80を表示した画面の一例を示す図である。図8(a)は、パーソナルコンピュータとスマートフォン両方に対応したシングルページレイアウトの記事サイト80全体を示した図であり、図8(b)は、スマートフォンであるユーザ端末4の画面に記事広告を表示した状態を示す図である。本例において、記事サイト80は、旅行者向けの記事が掲載されたウェブサイトである。記事サイト80は、記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とから構成されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、配置されるテキストや画像等が同一のレイアウトで構成されている。
記事コンテンツエリア81は、例えば、記事タイトル81a、記事画像81b、原稿テキスト81c、記事アクション導線83とから構成されている。記事タイトル81aは、コンテンツサーバCから送信された記事コンテンツ情報の記事タイトル(ホーチミンの観光旅行のおすすめ(図3参照))が下線と共に表示される。記事画像81bは、コンテンツサーバCから送信された記事コンテンツ情報の記事画像(12_01.jpeg(図3参照))が表示される。原稿テキスト81cは、コンテンツサーバCから送信された記事コンテンツ情報の原稿テキスト(ベトナム最大の都市である…(図3参照))が表示される。
記事アクション導線83は、ユーザUを誘導するために用意されたエリアであり、本例においては、システム提供者が提供している他の記事コンテンツに誘導するために用意されている。記事アクション導線83は、記事アクションテキスト83a及び記事アクションボタン83bとから構成されている。記事アクションテキスト83aは、コンテンツサーバCから送信された記事コンテンツ情報の記事アクションテキストが表示される。
記事アクションボタン83bは、ユーザUをシステム提供者が提供している他の記事コンテンツに誘導するためのボタンである。記事アクションボタン83bは、コンテンツサーバCから送信された記事コンテンツ情報の記事アクションURLに記載されたURLをリンク先としている。ユーザUが、記事アクションボタン83bを選択することで、ユーザ端末4の画面は、記事アクションURLに記載されたURLをリンク先として画面が遷移する。
記事広告エリア82は、例えば、広告タイトル82a、広告画像82b、掲載商品原稿テキスト82c、広告アクション導線84とから構成されている。広告タイトル82aは、広告サーバ3から送信された記事広告情報の広告タイトル(ベトナム航空直行便、3泊4日(図5参照))が下線と共に表示される。広告画像82bは、広告サーバ3から送信された記事広告情報の広告画像(456_01.jpeg(図5参照))が表示される。掲載商品原稿テキスト82cは、広告サーバ3から送信された記事広告情報の掲載商品原稿テキスト(日本から約7時間…(図5参照))が表示される。
広告アクション導線84は、ユーザUを誘導するために用意されたエリアであり、本例においては、広告主Aが提供している他のコンテンツに誘導するために用意されている。広告アクション導線84は、広告アクションテキスト84a及び広告アクションボタン84bとから構成されている。広告アクションテキスト84aは、広告サーバ3から送信された記事広告情報の広告主IDや掲載商品IDに紐付けられた広告主や掲載商品の情報が表示される。本例において、広告アクションテキスト84aは、ツアー会社である広告主Aの法人名やツアーの商品名が表示されている。広告アクションテキスト84aには、予め広告サーバ3の記事広告情報データベースに入力された情報を表示しても良い。広告アクションテキスト84aには、例えば、ユーザUにカート投入、申し込み又は予約などをしてもらい、選択を迷わないようにするコピー等を表示しても良い。
広告アクションボタン84bは、ユーザUを広告主Aが提供している他の記事コンテンツに誘導するためのボタンである。広告アクションボタン84bは、広告サーバ3から送信された記事広告情報の広告アクションURLに記載されたURLをリンク先としている。ユーザUが、広告アクションボタン84bを選択することで、ユーザ端末4の画面は、広告アクションURLに記載されたURLをリンク先として画面が遷移する。本例の場合、ユーザUが、広告アクションボタン84bを選択することで、記事広告の対象となる広告主Aの商品に対する商品コンテンツ画面90の送信要求がされ、商品コンテンツ画面90がユーザ端末4に表示される。
記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、表示されるテキストや画像は異なるが、同一又は略同一のレイアウトで構成されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、例えば、同じ幅であり、同じ高さになるように調整されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、例えば、枠線の有無や枠線の太さや色が同じように調整されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、例えば、同じ背景色であり、同じ効果(例えば、ドロップシャドウ)がでるように調整されている。
記事タイトル81aと広告タイトル82aとは、例えば、同じフォントであり、同じ文字サイズであり、同じ色であり、同じ太さになるように調整されている。記事タイトル81aと広告タイトル82aとは、例えば、同じ太さであり、同じ幅であり、同じ色の下線が引かれている。記事画像81bと広告画像82bとは、例えば、同じ解像度であり、同じ幅であり、同じ高さになるように調整されている。原稿テキスト81cと掲載商品原稿テキスト82cとは、例えば、同じフォントであり、同じ文字サイズであり、同じ色であり、同じ太さであり、同じ行数になるように調整されている。
図8に示すように、記事コンテンツエリア81に表示される記事コンテンツと記事広告エリア82に表示される記事広告とは、表示されるテキストや画像は異なるが、同一又は略同一のレイアウトで構成されている。ユーザUがすでに関心を持っている記事コンテンツ内で、記事コンテンツと関連する記事広告が、記事コンテンツとよく似た体裁で編集され、記事コンテンツと融和した状態で表示されている。記事広告エリア82に表示される記事広告は、記事コンテンツと融和した状態で表示されているため、ユーザUが目障りだと感じにくい。
記事広告エリア82に表示される記事広告は、記事コンテンツを提供するシステム提供者が、所定の情報を伝達する情報伝達媒介者として、広告主Aの商品を客観的にレビュー記事に作成する等しているため、一種のコンテンツのようにみえると共に、広告主Aの商品の詳細な情報がユーザUに伝えることができる。記事広告エリア82に表示される記事広告は、ユーザUに対して、「認知」だけでなく、商品等に対して、より深い「理解」、「共感」を誘うことができる。
〔商品コンテンツ表示画面〕
図9は、商品コンテンツ画面90を表示した画面の一例を示す図である。商品コンテンツ画面90は、広告主Aの商品の一覧を表示する画面である。商品コンテンツ画面90は、第一カセット91、第二カセット92、第三カセット93、第四カセット94、第五カセット95等から構成されている。第一カセット91から第五カセット95には、広告主Aの商品のタイトル、画像及び価格等が表示されている。第一カセット91から第五カセット95には、ユーザUが興味を示した記事コンテンツに関連する商品が表示されている。
〔記事広告提供処理〕
図10は、記事広告を表示する手順を説明するためのシーケンスチャートである。記事広告提供処理は、ユーザUの要求に応じて、メインサーバ1がユーザ端末4に記事コンテンツと記事広告を送信する処理である。以下の処理は、メインサーバ1のCPU101、DBサーバ2のCPU201、広告サーバ3のCPU301及びユーザ端末4のCPUがそれぞれ所定のプログラムに従って行うものである。
まず、ユーザ端末4では、ユーザUの操作を受け付けてブラウザを起動する。ユーザ端末4のCPUは、ユーザの操作に従い、メインサーバ1のポータルサイトにアクセスし、記事検索画面データの送信を要求する(SC1)。メインサーバ1のCPU101は、当該要求を受信すると、記事検索画面データをRAM102に生成し、これをユーザ端末4に送信する(SC2)。これに対して、ユーザ端末4のCPUは、記事検索画面データを受信してRAMに記憶する。そして、ユーザ端末4のCPUは、当該記憶した記事検索画面データを用いて、液晶ディスプレイに記事検索画面(図示せず)を表示する。ユーザ端末4のCPUは、記事検索画面において、ユーザUから検索する文字の選択を受け付けると、メインサーバ1に当該文字から検索される記事の一覧である検索記事一覧表示画面の送信を要求する(SC3)。本例においては、ユーザUは、検索する文字として、例えば、「ホーチミン」を選択している(図示せず)。
当該要求を受信すると、メインサーバ1のCPU101は、DBサーバ2の記事コンテンツ情報データベース208に登録された一又は複数の記事コンテンツ情報の検索を要求する(SC4)。メインサーバ1は、ユーザ端末4から「ホーチミン」に関する記事を要求されているので、DBサーバ2に記事コンテンツ情報データベース208から「ホーチミン」に関する記事コンテンツ情報を検索するように要求する。
本例において、DBサーバ2は、記事コンテンツ情報データベース208から「ホーチミン」に関する記事である記事ID「1001」の記事コンテンツ情報と、記事ID「1004」の記事コンテンツ情報を取得して、メインサーバ1に送信する(SC5)。メインサーバ1は、記事ID「1001」の記事コンテンツ情報と、記事ID「1004」の記事コンテンツ情報を用いて当該記事の一覧である検索記事一覧表示画面データをRAM102に生成する。メインサーバ1のCPU101は、当該生成した検索記事一覧表示画面データをユーザ端末4に送信する(SC6)。このように、情報処理システムを構成するメインサーバ1は、登録した記事コンテンツ情報に係る記事の一覧を表示する検索記事一覧表示画面データを生成してユーザ端末4に送信する検索記事一覧表示画面データ送信手段を備えている。
ユーザ端末4のCPUは、メインサーバ1から検索記事一覧表示画面データを受信すると、これをRAMに記憶し、当該記憶した検索記事一覧表示画面データを用いて、液晶ディスプレイに検索記事一覧表示画面(図示せず)を表示する。ユーザ端末4のCPUは、検索記事一覧表示画面において、ユーザUから読みたい記事の選択を受け付けると、メインサーバ1に記事コンテンツ画面データの送信を要求する(SC7)。本例において、ユーザUは、選択した読みたい記事として記事ID「1001」の「ホーチミンの観光旅行のおすすめ各所まとめ」を選択している(図示せず)。
メインサーバ1のCPU101は、ユーザ端末4から記事コンテンツ画面データの要求を受信すると、DBサーバ2の記事コンテンツ情報データベース208に登録された記事コンテンツ情報の送信を要求する(SC8)。本例において、メインサーバ1のCPU101は、ユーザUが読みたい記事として選択した記事ID「1001」の「ホーチミンの観光旅行のおすすめ各所まとめ」の記事コンテンツ情報の送信を要求する。DBサーバ2は、記事コンテンツ情報データベース208から記事ID「1001」の記事コンテンツ情報を取得して、メインサーバ1に送信する(SC9)。
メインサーバ1のCPU101は、DBサーバ2から受信した記事コンテンツ情報を用いて記事コンテンツ画面データをRAM102に生成する(SC10)。本例において、メインサーバ1のCPU101は、記事コンテンツ情報の中から、例えば、「記事タイトル」、「記事画像」、「原稿テキスト」、「記事アクションテキスト」及び「記事アクションURL」を用いて記事コンテンツ画面データをRAM102に生成する。メインサーバ1のCPU101は、記事コンテンツ情報の中から、例えば、「記事ID」、「記事対象国」、「記事対象都市」、「記事対象小エリア」、「記事カテゴリ」及び「記事サブカテゴリ」をターゲティング条件として選択して、記事コンテンツセグメント情報をRAM102に生成する(SC11)。
そして、メインサーバ1のCPU101は、当該生成した記事コンテンツ画面データと記事コンテンツセグメント情報をユーザ端末4に送信する(SC12)。これに対して、ユーザ端末4のCPUは、メインサーバ1から記事コンテンツ画面データと記事コンテンツセグメント情報を受信してRAMに記憶する(SC13)。そして、ユーザ端末4のCPUは、当該記憶した記事コンテンツ画面データを用いて、ユーザ端末4の液晶ディスプレイに表示される記事コンテンツエリアに、記事コンテンツ(図8(a)参照)を表示する(SC14)。このように、情報処理システムを構成するメインサーバ1は、ユーザ端末4のコンテンツ送信要求を受け付ける記事コンテンツ送信要求受付手段と、受け付けたコンテンツをユーザ端末4に送信する記事コンテンツ送信手段を備えている。
ユーザ端末4のCPUは、メインサーバ1から記事コンテンツセグメント情報を受信すると、記事コンテンツセグメント情報に加えて閲覧者セグメント情報を広告サーバ3に送信して、広告サーバ3に記事広告画面データの送信を要求する(SC15)。本例において、ユーザ端末4は、記事コンテンツセグメント情報として、「記事ID」、「記事対象国」、「記事対象都市」、「記事対象小エリア」、「記事カテゴリ」及び「記事サブカテゴリ」等を送信している。本例において、ユーザ端末4は、閲覧者セグメント情報として、「流入チャネル」、「閲覧者所在地」、「閲覧者デバイス」、「通信キャリア」等を、広告サーバ3に送信している。閲覧者セグメント情報は、例えば、閲覧者であるユーザUのユーザ端末4の通信情報等に応じて生成される情報である。このように、情報処理システムを構成する広告サーバ3は、ユーザ端末4の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付手段を備えている。
広告サーバ3のCPU301は、ユーザ端末4から記事広告画面データの要求を受信すると、広告サーバ3の記事広告情報データベース310に登録された記事広告情報を選択する(SC16)。広告サーバ3のCPU301は、記事コンテンツセグメント情報及び閲覧者セグメント情報を利用して記事広告情報を選択する(図6参照)。また、広告サーバ3のCPU301は、記事コンテンツセグメント情報及び閲覧者セグメント情報に加えて、オーディエンスセグメント情報を利用して記事広告情報を選択することができる(図6参照)。本例において、広告サーバ3は、オーディエンスセグメント情報として、システム提供会社が有する会員データや外部提携先から提供された閲覧者のオーディエンスデータとして、「興味関心・行動ログ」、「年齢」、「性別」、「年収」等を使用できる。
オーディエンスセグメント情報は、例えば、ユーザUのウェブサイトにおける行動履歴等からユーザUのセグメントを細分化する情報である。オーディエンスセグメント情報は、システム提供者が有する会員データや外部提携先から提供された閲覧者のオーディエンスデータに応じて生成される情報である。例えば、メインサーバ1や広告サーバ3が有するクッキー情報と、外部提携先から提供されたクッキー情報とを比較して、ユーザUの「興味関心・行動ログ」、「年齢」、「性別」、「年収」を推定することができる。
本例において、広告サーバ3のCPU301は、ユーザUが閲覧した記事の情報の一部である記事コンテンツセグメント情報の「記事ID」(1001)、「記事対象国」(ベトナム)、「記事対象都市」(ホーチミン)、「記事対象小エリア」(ドンコイ)、「記事カテゴリ」(観光)及び「記事サブカテゴリ」(ショッピング)等をもとにユーザUの興味や嗜好性を解析し、これにターゲットを絞った記事広告を選択する。本例において、広告サーバ3のCPU301は、ユーザUが端末の情報の一部である閲覧者セグメント情報の「流入チャネル」(G社検索エンジン)、「閲覧者所在地」(大阪市)、「閲覧者デバイス」(A社オペレーティングシステム)、「通信キャリア」(N社)等をもとにユーザUの興味や嗜好性を解析し、これにターゲットを絞った記事広告を選択する。
本例において、広告サーバ3のCPU301は、ユーザUが端末の情報の一部であるオーディエンスセグメント情報の「流入チャネル」(G社検索エンジン)、「閲覧者所在地」(大阪市)、「閲覧者デバイス」(A社オペレーティングシステム)、「通信キャリア」(N社)等をもとにユーザUの興味や嗜好性を解析し、これにターゲットを絞った記事広告を選択する。このように、情報処理システムを構成する広告サーバ3は、セグメント情報に応じて、ユーザUの興味関心を推定する興味関心推定手段を備えている。
広告サーバ3は、インターネットの利用者であるユーザUが閲覧した記事コンテンツ、検索履歴、検索キーワード等を記事コンテンツセグメント情報、閲覧者セグメント情報及びオーディエンスセグメント情報として集め、これらをあわせたセグメント情報を基にユーザUの興味や嗜好性を解析し、これにターゲットを絞った記事広告を選択する。本例において、広告サーバ3のCPU301は、ユーザUが選択した記事コンテンツに関連のある読みたい記事として選択した広告ID「2001」の「ホーチミンの観光旅行のおすすめ各所まとめ」の記事広告情報を選択する。このように、情報処理システムを構成する広告サーバ3は、興味関心推定手段が推定したユーザUの興味関心に応じて、記事広告を選択する記事広告選択手段を備えている。
広告サーバ3は、記事広告情報データベース310から記事ID「2001」の記事広告情報を用いて記事広告画面データをRAM302に生成する(SC17)。本例において、広告サーバ3のCPU301は、記事広告情報の中から、例えば、「広告タイトル」、「広告画像」、「広告商品原稿テキスト」、「広告アクションテキスト」及び「広告アクションURL」を用いて記事広告画面データをRAM302に生成する。
そして、広告サーバ3のCPU301は、当該生成した記事広告画面データをユーザ端末4に送信する(SC18)。このように、情報処理システムを構成する広告サーバ3は、記事広告選択手段が選択した記事広告を、ユーザUのユーザ端末4に送信する記事広告送信手段を備えている。これに対して、ユーザ端末4のCPUは、広告サーバ3から記事広告画面データを受信してRAMに記憶する(SC19)。そして、ユーザ端末4のCPUは、当該記憶した記事広告画面データを用いて、ユーザ端末4の液晶ディスプレイの記事広告エリアに記事広告(図8(a)参照)を表示する(SC20)。ユーザ端末4のCPUは、図8(a)に示すように、記事コンテンツと記事広告とを対応するレイアウトで表示する。このように、情報処理システムは、記事コンテンツと記事広告とを対応するレイアウトにて、ユーザ端末4に出力する出力手段を備えている。
記事コンテンツエリア81に表示される記事コンテンツと記事広告エリア82に表示される記事広告とは、表示されるテキストや画像は異なるが、同一又は略同一のレイアウトで構成されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、例えば、同じ幅であり、同じ高さになるように調整されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、例えば、枠線の有無や枠線の太さや色が同じように調整されている。記事コンテンツエリア81と記事広告エリア82とは、例えば、同じ背景色であり、同じ効果(例えば、ドロップシャドウ)がでるように調整されている。
記事タイトル81aと広告タイトル82aとは、例えば、同じフォントであり、同じ文字サイズであり、同じ色であり、同じ太さになるように調整されている。記事タイトル81aと広告タイトル82aとは、例えば、同じ太さであり、同じ幅であり、同じ色の下線が引かれている。記事画像81bと広告画像82bとは、例えば、同じ解像度であり、同じ幅であり、同じ高さになるように調整されている。原稿テキスト81cと掲載商品原稿テキスト82cとは、例えば、同じフォントであり、同じ文字サイズであり、同じ色であり、同じ太さであり、同じ行数になるように調整されている。
本例の記事広告は、記事コンテンツと対応するレイアウトで表示されるため、ユーザUは、記事広告を広告であると意識することなく、記事コンテンツと記事広告を読みすすめることができる。また、記事広告は、ユーザUが興味を示した記事コンテンツ内(本例においては、観光旅行)に表示される。つまり、潜在的顧客となりうる蓋然性が高いユーザUに対して、記事コンテンツ情報から導き出される複数のセグメントをもとに、競争優位性を得られる可能性が高いセグメントを選択できるため、記事広告に対してユーザUが行動を起こす可能性が高まる。
ユーザ端末4のCPUは、ユーザUが記事広告を選択する操作をした場合(広告アクションボタン84bを選択)、広告主サーバ5のポータルサイトにアクセスし、商品コンテンツ画面データの送信を要求する(SC21)。広告主サーバ5のCPUは、当該要求を受信すると、商品コンテンツ画面データをRAMに生成し、これをユーザ端末4に送信する(SC22)。これに対して、ユーザ端末4のCPUは、商品コンテンツ画面データを受信してRAM102に記憶する。そして、ユーザ端末4のCPUは、当該記憶した商品コンテンツ画面データを用いて液晶ディスプレイに商品コンテンツ画面(図9参照)を表示する。情報処理システムTは、記事コンテンツに興味を持っているユーザUを記事広告を通じて、広告主Aの商品コンテンツ情報を提供するホームページに誘導することができ、記事コンテンツに関連する商品情報(本例においては、旅行に関する情報)をユーザUに提供することができる。
〔他の実施形態〕
本例において、情報処理システムTは、図8(a)に示すように、記事サイト80の記事コンテンツエリア81に一つの記事広告エリア82を用意して、一つの記事コンテンツと一つの記事広告が表示されるように構成されている。しかし、記事コンテンツエリア81に表示される記事コンテンツと記事広告とは、一つ又は複数表示されるように構成されても良い。図11は、他の実施形態の記事サイト110を表示した画面の例を示す図である。
図11(a)に示すように、記事サイト110の記事コンテンツエリア111は、3つの記事コンテンツとして、第一記事コンテンツ111a、第二記事コンテンツ111b及び第三記事コンテンツ111cから構成されている。記事広告エリア112は、第一記事コンテンツ111aと第二記事コンテンツ111bとの間に配置されている。記事広告エリア112に表示される記事広告は、記事コンテンツエリア111に表示される複数の記事コンテンツと、表示されるテキストや画像は異なるが、同一又は略同一のレイアウトで構成されている。
図11(b)に示すように、記事サイト110の記事コンテンツエリア111は、2つの記事コンテンツとして、第一記事コンテンツ111a及び第二記事コンテンツ111bから構成されている。第一記事広告エリア112aは、第一記事コンテンツ111aと第二記事コンテンツ111bとの間に配置されている。第二記事広告エリア112bは、第二記事コンテンツ111bの後に配置されている。第一記事広告エリア112a及び第二記事広告エリア112bに表示される記事広告とは、記事コンテンツエリア111に表示される複数の記事コンテンツと、表示されるテキストや画像は異なるが、同一又は略同一のレイアウトで構成されている。
以上、本発明の実施の形態の説明を行ったが、本発明は、この実施の形態に限定されることはなく、本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内で変更ができる。本発明は、テーブル形式によって各データを格納することについて説明をしたが、これらのデータは必ずしもテーブルによるデータ構造で表現されていなくても良い。例えば、リスト、DB、キュー等のデータ構造やそれ以外の方法で表現されていても良い。
例えば、情報処理システムTは、業務提携している広告主から商品情報を取得し、DBサーバ2に用意した商品情報データベース210に格納しておいても良い。この場合、コンテンツサーバCは、広告主サーバ5から商品情報を取得することなく、記事コンテンツ情報や記事広告情報に関連する商品情報をユーザ端末4に送信することができる。このため、ユーザ端末4は、広告主サーバ5を経由する場合と比較して、商品情報を早く取得することができる。
例えば、情報処理システムTは、業務提携している広告主から商品情報を取得し、記事コンテンツに関連する記事広告を作成して、広告サーバ3の記事広告情報データベース310に格納しておいても良い。この場合、情報処理システムTは、ユーザUに対して、記事コンテンツに関連する記事広告を提供することができる。このため、ユーザUは、記事コンテンツを選択したとき、選択した記事コンテンツに関連する興味関心の高い記事広告を見つけることができる。
本例において、情報処理システムTは、説明の都合上、ユーザ端末4は記事コンテンツ情報を受信してから、記事広告情報を受信している。しかし、ユーザ端末4は、記事広告情報を非同期通信により受信しても良い。ユーザ端末4は、記事広告情報を非同期通信により受信することで、記事コンテンツ情報の情報量が多量で受信に時間がかかる場合であっても、記事コンテンツに影響されることなく記事広告の受信ができる。
本例において、記事サイト80は、パーソナルコンピュータとスマートフォン両方に対応したシングルページレイアウトで構成されている。しかし、記事サイト80は、スタンダードレイアウトやグリッドレイアウト等その他のレイアウトで表現されても良い。
本例において、記事広告は、広告サーバ3の記事広告情報データベース310に格納されたものから選択されている。しかし、記事広告は、他の方法により選択されても良い。
例えば、情報処理システムTは、リアルタイム入札(RTB:Real Time Bidding)を備えても良い。例えば、記事広告は、RTBにより、広告主が指定した広告枠が表示される瞬間、つまりインプレッションが発生しようとすると、同じ広告枠を指定している競合の広告主同士の指値で自動的に入札を開始し、高額の落札者の広告が競われた広告枠に表示されるようにしても良い。また、情報処理システムTは、RTBにデマンドサイドプラットフォーム(DSP:Demand Side Platform)やサプライサイドプラットフォーム(SSP:Supply Side Platform)を組み合わせても良い。
本例において、情報処理システムTは、ユーザUが、記事アクションボタン83bや広告アクションボタン84bを選択することで、所定のURLをリンク先として画面が遷移している。しかし、ユーザUが、記事タイトル81a、記事画像81b、広告タイトル82a及び広告画像82b等その他の項目を選択したときに、所定のURLをリンク先として画面が遷移しても良い。
記事コンテンツエリアに表示される記事コンテンツと記事広告エリアに表示される記事広告とは、融和した状態で表示されるのであれば、それらのレイアウトが完全に一致する状態で表示されていなくても良い。なお、記事広告エリアに表示される記事広告は、ユーザUに宣伝と気づかれないように宣伝行為をするステルスマーケティングと誤解されないように、広告のマークやPRのマークを 入れて広告表示やPR記事であることを明確にしておくと良い。
1 :メインサーバ
2 :DBサーバ
3 :広告サーバ
4 :ユーザ端末
5 :広告主サーバ
80 :記事サイト
81 :記事コンテンツエリア
81a :記事タイトル
81b :記事画像
81c :原稿テキスト
82 :記事広告エリア
82a :広告タイトル
82b :広告画像
82c :掲載商品原稿テキスト
83 :記事アクション導線
83a :記事アクションテキスト
83b :記事アクションボタン
84 :広告アクション導線
84a :広告アクションテキスト
84b :広告アクションボタン
90 :商品コンテンツ画面
91 :第一カセット
92 :第二カセット
93 :第三カセット
94 :第四カセット
95 :第五カセット
A :広告主
C :コンテンツサーバ
T :情報処理システム
U :ユーザ

Claims (8)

  1. ユーザが使用するユーザ端末から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付手段と、
    前記ユーザ端末に前記コンテンツ送信要求を受け付けた前記記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信手段と、
    前記ユーザ端末から前記記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付手段と、
    前記記事広告送信要求受付手段で受け付けた前記広告送信要求に応じて、前記記事コンテンツ情報に対応する前記記事広告を選択する記事広告選択手段と、
    前記記事広告選択手段が選択した前記記事広告を前記ユーザ端末に送信する記事広告送信手段と、
    前記記事コンテンツと前記記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載された情報処理システムであって、
    前記記事コンテンツ情報が有する記事ID、記事対象国、記事対象都市、記事対象小エリア、記事カテゴリ及び記事サブカテゴリのうち少なくとも1つからなる記事コンテンツセグメント情報を用いて、前記ユーザの興味関心を推定する興味関心推定手段とを備え、
    前記記事広告選択手段は、前記興味関心推定手段が推定した前記興味関心に応じて記事広告を選択する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載された情報処理システムであって、
    前記興味関心推定手段は、前記ユーザ端末に格納され、流入チャネル、閲覧者所在地、閲覧者デバイス、通信キャリア等の項目から構成された閲覧者セグメント情報を加えて前記興味関心を推定する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項3に記載された情報処理システムであって、
    前記興味関心推定手段は、興味、関心、行動ログ、年齢、性別及び年収等の項目から構成されたオーディエンスセグメント情報を加えて前記興味関心を推定する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
    前記記事広告選択手段は、前記興味関心推定手段が推定した前記興味関心に応じて、リアルタイム入札により記事広告を選択する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載された情報処理システムであって、
    前記記事コンテンツは、所定の情報を伝達する情報伝達媒介者が制作したコンテンツであり、
    前記記事広告は、前記情報伝達媒介者が制作した広告である
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. ユーザが使用するユーザ端末から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付工程と、
    前記ユーザ端末に前記コンテンツ送信要求を受け付けた前記記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信工程と、
    前記ユーザ端末から前記記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付工程と、
    前記記事広告送信要求受付工程で受け付けた前記広告送信要求に応じて、前記記事コンテンツ情報に対応する前記記事広告を選択する記事広告選択工程と、
    前記記事広告選択工程が選択した前記記事広告を前記ユーザ端末に送信する記事広告送信工程と、
    前記記事コンテンツと前記記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末に出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  8. ユーザが使用するユーザ端末から記事コンテンツのコンテンツ送信要求を受け付けるコンテンツ送信要求受付機能と、
    前記ユーザ端末に前記コンテンツ送信要求を受け付けた前記記事コンテンツを送信する記事コンテンツ送信機能と、
    前記ユーザ端末から前記記事コンテンツが有する記事コンテンツ情報に応じた記事広告の広告送信要求を受け付ける記事広告送信要求受付機能と、
    前記記事広告送信要求受付機能で受け付けた前記広告送信要求に応じて、前記記事コンテンツ情報に対応する前記記事広告を選択する記事広告選択機能と、
    前記記事広告選択機能が選択した前記記事広告を前記ユーザ端末に送信する記事広告送信機能と、
    前記記事コンテンツと前記記事広告とを対応するレイアウトにて前記ユーザ端末に出力する出力機能と
    をコンピュータに実現させる情報処理プログラム。
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