JP2021039061A - 計測装置 - Google Patents

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真一郎 植松
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真一郎 植松
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Abstract

【課題】脈動のある状況下で高精度な計測値が得られる計測装置を提供する。【解決手段】計測装置1は、EGRガスGcの流路を形成するベンチュリ管11と、ベンチュリ管11に設けられた第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13と、第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13の検出結果に基づいてEGRガスの流量を算出する制御部30と、を備える。ベンチュリ管11は、断面積が減少させられた絞り部11aを含む。第1差圧センサ12は、絞り部11aと他の部分との間のEGRガスGcの差圧に基づいてEGRガスGcの静圧Hを検出する。第2差圧センサ13は、ピトー管を含み、EGRガスGcの動圧hを検出する。制御部30は、第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13から静圧H及び動圧hを示す情報を取得し、静圧Hと動圧hとに基づいて流量を算出する。【選択図】図2

Description

本発明は、計測装置に関する。
特許文献1には、全圧・静圧測定ベンチュリ方式流量測定装置が記載されている。この測定装置では、滑らかな断面積変化をもつ絞り管路と滑らかで緩やかな断面積変化をもつ拡大管路の間に短い測定直管路が配置されている。そして、この測定装置は、測定直管路の部分において流体の全圧と静圧との差圧及び静圧の絶対圧および温度を測定し、さらに流体密度をガス定数などから求めることによって測定直管路における流速と断面積から流量を測定する。
特開2006−162417号公報
上述した測定装置では、測定直管路の上流側にサージチューブを設けることにより、脈動流や脈動圧力を平滑化した流れを形成し、測定に供することを図っている。このように、上記技術分野にあっては、脈動のある状況下でも安定して高精度な計測値を得ることが要求されている。
そこで、本発明は、脈動のある状況下で高精度な計測値が得られる計測装置を提供することを目的とする。
本発明に係る計測装置は、内燃機関の排気ガスの一部を還流させるためのEGR装置において、EGRガスの流量を計測するための計測装置であって、EGRガスの流路を形成するベンチュリ管と、ベンチュリ管に設けられた第1差圧センサ及び第2差圧センサと、第1差圧センサ及び第2差圧センサの検出結果に基づいて流量を算出する算出部と、を備え、ベンチュリ管は、断面積が減少させられた絞り部を含み、第1差圧センサは、絞り部と絞り部よりも上流側の部分との間のEGRガスの差圧に基づいて、EGRガスの静圧を検出し、第2差圧センサは、ピトー管を含み、EGRガスの動圧を検出し、算出部は、第1差圧センサ及び第2差圧センサから静圧及び動圧を示す情報を取得し、静圧と動圧とに基づいて流量を算出する。
この計測装置は、内燃機関のEGR装置において、EGRガスの流量を計測するためのものである。すなわち、この計測装置は、EGRパルスといった脈動のある状況下で使用され得る。計測装置は、ベンチュリ管の絞り部と他の部分との間の差圧に基づいて、EGRガスの静圧を検出する第1差圧センサと、ピトー管を用いてEGRガスの動圧を検出する第2差圧センサと、を備えている。そして、この計測装置は、2つの差圧センサのそれぞれによって検出された静圧及び動圧に基づいて、EGRガスの流量を算出する。このように、流量の計測に際して、静圧に加えて動圧を考慮することにより、脈動のある状況下でも精度の高い計測値を得ることができる。
また、本発明に係る計測装置においては、算出部は、クランク角度を示す情報を取得すると共に、一部のクランク角度に対応する周期的なタイミングで静圧及び動圧を示す情報を取得し、流量を算出してもよい。この場合、算出部の負荷が低減される。
このとき、本発明に係る計測装置においては、上記タイミングは、内燃機関の各シリンダからの排気ガスの排気圧力パルスがベンチュリ管に到達する時期のクランク角に対応するタイミングであってもよい。この場合、ランダムなタイミングでのサンプリングと比較して精度が向上する。また、算出部の負荷を低減可能である。
本発明によれば、脈動のある状況下で高精度な計測値が得られる計測装置を提供することができる。
一実施形態に係るEGR装置を示す模式図である。 図1に示された検出部を示す模式的な断面図である。 クランク角度と排気圧力との関係を示すグラフである。
以下、一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、一実施形態に係るEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置を示す模式図である。図1に示されるEGR装置Cは、例えばレシプロエンジンといった内燃機関の排気ガスを還流するためのものである。EGR装置Cは、循環通路80、EGRクーラー90、計測装置1、及び、バルブ20を備えている。循環通路80は、内燃機関のシリンダ50の吸気通路60と、シリンダ50の排気通路70とに接続されている。循環通路80は、排気通路70を流通する排気ガスGbの一部をEGRガスGcとして吸気通路60に循環させるために用いられる。
EGRクーラー90は、循環通路80に設けられている。EGRクーラー90は、循環通路80を流通するEGRガスGcを冷却する。EGRクーラー90には、冷却水の導入部91及び導出部92が設けられている。バルブ20は、EGRクーラー90の下流側において循環通路80に設けられている。バルブ20は、循環通路80を開閉し、循環通路80から吸気通路60へのEGRガスGcの導入量を調整する。
計測装置1は、EGRガスGcの流量を計測するためのものである。計測装置1は、検出部10と制御部30とを有している。検出部10は、循環通路80に設けられている。より具体的には、検出部10は、EGRクーラー90とバルブ20との間において、循環通路80に設けられている。検出部10は、循環通路80におけるEGRガスGcの圧力を検出する。
制御部30は、例えばコンピュータである。制御部30は、検出部10の検出結果に基づいて、循環通路80におけるEGRガスGcの流量を算出する算出部である。また、制御部30は、算出したEGRガスGcの流量等を考慮して、バルブ20の開閉を制御することができる。さらに、制御部30は、クランク角に関する情報を取得できる。
図2は、図1に示された検出部を示す模式的な断面図である。図2に示されるように、検出部10は、ベンチュリ管11と、第1差圧センサ12と、第2差圧センサ13と、を有している。ベンチュリ管11は、EGRガスGcの流路(循環通路80の一部)を形成する。第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13は、ベンチュリ管11に設けられており、ベンチュリ管11(すなわち循環通路80)におけるEGRガスGcの圧力を検出する。制御部30は、第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13の検出結果に基づいて、EGRガスGcの流量を算出する。
ベンチュリ管11は、断面積が減少された絞り部11aを含む。より具体的には、ベンチュリ管11は、断面積(ここでは断面形状)が一定とされた一対の定形部11b,11cと、定形部11bと定形部11bとの間に形成され、定形部11b,11cの断面積よりも小さい断面積を有する絞り部11aと、を含む。定形部11bは、絞り部11aよりも上流側の部分であり、定形部11cは、絞り部11aよりも下流側の部分である。定形部11bの断面積と定形部11cの断面積とは同一である。
また、定形部11bと定形部11cとは、互に同一の直径Dを有する。一方、絞り部11aでは、定形部11bから定形部11cに向かうにつれて断面積及び直径が漸減されると共に、定形部11bと定形部11cとの中途において最小の直径dとなる。さらに、絞り部11aでは、直径dの部分から定形部11cに向かうにつれて断面積及び直径が漸増される。
第1差圧センサ12は、一対の管部12a,12bとセンサ部12cとを含む。管部12aの一端は、ベンチュリ管11の定形部11bの側面に開口している。管部12bの一端は、ベンチュリ管11の絞り部11a(ここでは直径dの部分)の側面に開口している。管部12a,12bの他端は、センサ部12cに接続されている。センサ部12cは、管部12aと管部12bとの差圧を検出する。このように、第1差圧センサ12は、絞り部11aと定形部11bの間のEGRガスGcの差圧に基づいて、EGRガスGcの静圧Hを検出する。なお、図中のρ,μは、それぞれ、EGRガスGcの密度及び粘度を示し、ρ´は管部12a,12bに配置された流体の密度を示す。
第2差圧センサ13は、一対の管部13a,13bとセンサ部13cを含む。管部13aの一端は、ベンチュリ管11の定形部11c(地点A)の側面に開口している。管部13bの一端は、ベンチュリ管11の定形部11c(地点B)においてEGRガスGcの流れに対向するように開口している。管部13a,13bは、ピトー管を構成する。管部13a,13bの他端はセンサ部13cに接続されている。このように、第2差圧センサ13は、ピトー管を含み、定形部11cの地点Aと地点Bとの差圧に基づいてEGRガスGcの動圧hを検出する。なお、図中において、gは重力加速度、ρmは管部13a,13bに配置された流体の密度を示す。
第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13は、検出結果を示す情報を制御部30に出力する。換言すれば、制御部30は、第1差圧センサ12から静圧Hを示す情報、及び、第2差圧センサ13から動圧hを示す情報を取得する。これにより、制御部30は、静圧Hと動圧hとに基づいて、循環通路80におけるEGRガスGcの全圧及び流量を算出する。特に、制御部30は、クランク角度を示す情報を取得する。そして、制御部30は、一部のクランク角度に対応する周期的なタイミングで、第1差圧センサ12から静圧Hを示す情報、及び、第2差圧センサ13から動圧hを示す情報を取得し(すなわち、静圧H及び動圧hのサンプリングを行い)、流量を算出する。
図3は、クランク角度と排気圧力との関係を示すグラフである。図3に示されるように、排気ガスGbの圧力は、クランク角度に応じた(各シリンダ50のサイクルに応じた)、パルス(排気圧力パルス)PPを有する。制御部30が静圧H及び動圧hのサンプリングを行うタイミングの一例としては、各シリンダ50からの排気ガスGbのパルスPPがベンチュリ管11に到達する時期のクランク角に対応するタイミングである。
当該タイミングのより具体的な一例としては、ファイヤリングオーダ#1のシリンダ50からの排気ガスGbのパルスPPがベンチュリ管11に到達する時期のクランク角度の範囲Ca、及び、ファイヤリングオーダ#4のシリンダ50からの排気ガスGbのパルスPPがベンチュリ管11に到達する時期のクランク角度の範囲Cb等である。範囲Ca及び範囲Cbは、一例としてパルスPPのピークを含む範囲である。制御部30は、全シリンダ50を平均化した信号出力に対して、各シリンダ50のタイミングで第1差圧センサ12及び第2差圧センサ13の検出値を取得し、各シリンダ50ごとのEGRガスGcの流量の算出を行うことができる。
以上説明したように、計測装置1は、EGR装置Cにおいて、EGRガスGcの流量を計測するためのものである。すなわち、計測装置1は、EGRパルスといった脈動のある状況下で使用され得る。計測装置1は、ベンチュリ管11の絞り部11aと他の部分(定形部11b)との間の差圧に基づいて、EGRガスGcの静圧Hを検出する第1差圧センサ12と、ピトー管を用いてEGRガスGcの動圧hを検出する第2差圧センサ13と、を備えている。そして、計測装置1は、2つの差圧センサのそれぞれによって検出された静圧H及び動圧hに基づいて、EGRガスGcの流量を算出する。このように、流量の計測に際して、静圧Hに加えて動圧hを考慮することにより、脈動のある状況下でも精度の高い計測値を得ることができる。
また、計測装置1においては、制御部30は、クランク角度を示す情報を取得すると共に、一部のクランク角度に対応する周期的なタイミングで静圧H及び動圧hを示す情報を取得し、流量を算出する。このため、制御部30の負荷が低減される。
さらに、計測装置1においては、当該タイミングは、シリンダ50からの排気ガスGbのパルスPPがベンチュリ管11に到達する時期のクランク角に対応するタイミングである。このため、ランダムなタイミングでのサンプリングと比較して精度が向上する。また、制御部30の負荷を低減可能である。
以上の実施形態は、本発明の一形態を説明したものである。したがって、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、上記の実施形態を任意に変更したものとされ得る。
例えば、上記実施形態においては、制御部30は、一部のクランク角度の範囲において静圧H及び動圧hの取得を行う例を示したが、全てのクランク角度の範囲において連続的に静圧H及び動圧hを取得して流量を算出するように構成されてもよい。
また、図3では、サンプリングのタイミングとして、パルスPPの波形のピークを含むクランク角度の範囲Ca,Cbが例示されているが、他の範囲であってもよい。
1…計測装置、11…ベンチュリ管、11a…絞り部、12…第1差圧センサ、13…第2差圧センサ、30…制御部(算出部)、Gb…排気ガス、Gc…EGRガス、H…静圧、h…動圧。

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気ガスの一部を還流させるためのEGR装置において、EGRガスの流量を計測するための計測装置であって、
    前記EGRガスの流路を形成するベンチュリ管と、
    前記ベンチュリ管に設けられた第1差圧センサ及び第2差圧センサと、
    前記第1差圧センサ及び前記第2差圧センサの検出結果に基づいて前記流量を算出する算出部と、を備え、
    前記ベンチュリ管は、断面積が減少させられた絞り部を含み、
    前記第1差圧センサは、前記絞り部と前記絞り部よりも上流側の部分との間の前記EGRガスの差圧に基づいて、前記EGRガスの静圧を検出し、
    前記第2差圧センサは、ピトー管を含み、前記EGRガスの動圧を検出し、
    前記算出部は、前記第1差圧センサ及び前記第2差圧センサから前記静圧及び前記動圧を示す情報を取得し、前記静圧と前記動圧とに基づいて前記流量を算出する、
    計測装置。
  2. 前記算出部は、クランク角度を示す情報を取得すると共に、一部の前記クランク角度に対応する周期的なタイミングで前記静圧及び前記動圧を示す情報を取得し、前記流量を算出する、
    請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記タイミングは、前記内燃機関の各シリンダからの排気ガスの排気圧力パルスが前記ベンチュリ管に到達する時期の前記クランク角に対応するタイミングである、
    請求項2に記載の計測装置。
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