JP2021036847A - 畜産動物家畜個体識別システム - Google Patents
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Abstract
【課題】分娩の兆候を検出するコンピュータ装置を備えた畜産動物家畜分娩兆候検出システムを提供する。
【解決手段】牛などの畜産動物家畜が分娩の兆候として、２、３日程度前から当日までの夜の起立時間が通常時よりも長いこと、ならびに分娩の６時間程度前から１時間程度前までに尾を挙上すること、分娩の２時間程度前から１時間程度前に羊膜・尿膜・子牛の足などが露出することなどの分娩兆候から、カメラを畜舎に設置し、取得した画像データから起立状態、尾の挙上の状態、羊膜・尿膜・子牛の足などの露出の状態を人工知能などで画像分析を行い、更に特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などで検知することにより、分娩の兆候を検出することを特徴とする畜産動物家畜分娩兆候検出システム。
【選択図】図２
【解決手段】牛などの畜産動物家畜が分娩の兆候として、２、３日程度前から当日までの夜の起立時間が通常時よりも長いこと、ならびに分娩の６時間程度前から１時間程度前までに尾を挙上すること、分娩の２時間程度前から１時間程度前に羊膜・尿膜・子牛の足などが露出することなどの分娩兆候から、カメラを畜舎に設置し、取得した画像データから起立状態、尾の挙上の状態、羊膜・尿膜・子牛の足などの露出の状態を人工知能などで画像分析を行い、更に特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などで検知することにより、分娩の兆候を検出することを特徴とする畜産動物家畜分娩兆候検出システム。
【選択図】図２
Description
本発明は、牛などの畜産動物家畜が分娩の兆候として、２、３日程度前から当日までの夜の起立時間が通常時よりも長いこと、ならびに分娩の６時間程度前から１時間程度前までに尾を挙上すること、分娩の２時間程度前から１時間程度前に羊膜・尿膜・子牛の足などが露出することなどの分娩兆候から、カメラを畜舎に設置し、取得した画像データから起立状態、尾の挙上の状態、羊膜・尿膜・子牛の足などの露出の状態を人工知能などで画像分析を行い、更に特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などで検知することにより、分娩の兆候を検出するコンピュータ装置を備えた畜産動物家畜分娩兆候検出システム
畜産動物家畜の分娩兆候は人が目で見て判断するか、もしくは体温測定することで検出する技術は存在する。
畜産動物家畜の分娩兆候は人が目で見て判断する場合、常に見ていることは困難であるための見逃しや夜間は人が見回りの負担が心身ともに大きい。
また、体温測定することによる技術は存在するが、畜産動物家畜へのウィルス感染などのリスクや身体への負担やストレスがかかり、人にとっても手間やストレスがかなりかかる作業となっている。
本発明の目的は、牛の分娩兆候を人の目の代わりにカメラが画像撮影を行い、人の頭脳の代わりに人工知能などのコンピュータ装置を活用することにより、分娩の兆候を検出し、畜産動物家畜のウィルス感染などのリスク、身体への負担やストレスを軽減し、人の手間やストレスを軽減することで生産性を向上するための畜産動物家畜分娩兆候検出システムを提供することにある。
また、体温測定することによる技術は存在するが、畜産動物家畜へのウィルス感染などのリスクや身体への負担やストレスがかかり、人にとっても手間やストレスがかなりかかる作業となっている。
本発明の目的は、牛の分娩兆候を人の目の代わりにカメラが画像撮影を行い、人の頭脳の代わりに人工知能などのコンピュータ装置を活用することにより、分娩の兆候を検出し、畜産動物家畜のウィルス感染などのリスク、身体への負担やストレスを軽減し、人の手間やストレスを軽減することで生産性を向上するための畜産動物家畜分娩兆候検出システムを提供することにある。
上記目的を達成するための代表的な構成を記述すれば次のとおりである。すなわち、本発明に係る畜産動物家畜分娩兆候検出システムは、
（１）分娩が近い畜産動物家畜をカメラで画像データの撮影を行う。
（２）画像データから分娩の兆候として、２、３日程度前から当日までの夜の起立時間が通常時よりも長いこと、ならびに分娩の６時間程度前から１時間程度前までに尾を挙上すること、分娩の２時間程度前から１時間程度前に羊膜・尿膜・子牛の足などが露出することなどを人工知能などにより画像分析を行い、検出するコンピュータ装置を備える。
（３）特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などで検知することにより、分娩の兆候を検出するコンピュータ装置を備える。
（１）分娩が近い畜産動物家畜をカメラで画像データの撮影を行う。
（２）画像データから分娩の兆候として、２、３日程度前から当日までの夜の起立時間が通常時よりも長いこと、ならびに分娩の６時間程度前から１時間程度前までに尾を挙上すること、分娩の２時間程度前から１時間程度前に羊膜・尿膜・子牛の足などが露出することなどを人工知能などにより画像分析を行い、検出するコンピュータ装置を備える。
（３）特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などで検知することにより、分娩の兆候を検出するコンピュータ装置を備える。
本発明においては、分娩が近い畜産動物家畜をカメラにより撮影した画像データより分娩兆候を画像分析ならびに特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などにより検知することで、人の省力化とリスクを回避することにより生産性が向上できる。
以下、本発明の実施形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図１ないし図２は本発明に係る畜産動物家畜分娩兆候検出システムの実施例を示す。
図１において、分娩が近い牛をカメラで撮影する。
図１において、カメラにより、図２に示す画像データから牛の状態として、起立状態、尾の挙上、羊膜・尿膜・子牛の足などの露出を人工知能などにより検出する。
図２において、上記の状態が特定の時間発現しているかを人工知能などにより分析を実施し、分娩兆候を検出する。特定の時間発現していない場合は、紛らわしい状態や誤検出として処理を終了する。
図１において、分娩が近い牛をカメラで撮影する。
図１において、カメラにより、図２に示す画像データから牛の状態として、起立状態、尾の挙上、羊膜・尿膜・子牛の足などの露出を人工知能などにより検出する。
図２において、上記の状態が特定の時間発現しているかを人工知能などにより分析を実施し、分娩兆候を検出する。特定の時間発現していない場合は、紛らわしい状態や誤検出として処理を終了する。
Claims (4)
- 牛などの畜産動物家畜が分娩の兆候として、２、３日程度前から当日までの夜の起立時間が通常時よりも長いこと、ならびに分娩の６時間程度前から１時間程度前までに尾を挙上すること、分娩の２時間程度前から１時間程度前に羊膜・尿膜・子牛の足などが露出することなどの分娩兆候から、カメラを畜舎に設置し、取得した画像データから起立状態、尾の挙上の状態、羊膜・尿膜・子牛の足などの露出の状態を人工知能などで画像分析を行い、更に特定の時間の範囲でその状態が発現することを人工知能などで検知することにより、分娩の兆候を検出することを特徴とする畜産動物家畜分娩兆候検出システム
- 請求項１において、
前記により数メートル離れて撮影したカメラ画像を人工知能などにより分析することにより、識別マークが識別可能な畜産動物家畜個体識別システム - 請求項１において、
前記により撮影したカメラ画像を人工知能などにより分析することにより、発情行動や体調不良などが識別可能な畜産動物家畜個体識別システム - 請求項１において、
前記により個体識別した個体を連続して撮影したカメラ画像によりトラッキング（追跡）することが可能な畜産動物家畜個体識別システム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019169862A JP2021036847A (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 畜産動物家畜個体識別システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019169862A JP2021036847A (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 畜産動物家畜個体識別システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021036847A true JP2021036847A (ja) | 2021-03-11 |
| JP2021036847A5 JP2021036847A5 (ja) | 2021-10-07 |
Family
ID=74846743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019169862A Pending JP2021036847A (ja) | 2019-08-30 | 2019-08-30 | 畜産動物家畜個体識別システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2021036847A (ja) |
-
2019
- 2019-08-30 JP JP2019169862A patent/JP2021036847A/ja active Pending
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Legal Events
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| A521 | Written amendment |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210707 |