JP2021033363A - インスタンス管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがクラウドインスタンスの管理作業を容易に行えるインスタンス管理システムを提供する。【解決手段】クラウド上で利用されるインスタンスを管理するインスタンス管理システムであって、前記インスタンスから当該インスタンスのステータスを取得するステータス取得部と、前記インスタンスを管理するクラウド管理用仮想ラックを作成するラック作成部と、前記取得したステータスを前記作成されたクラウド管理用仮想ラックに登録するステータス登録部と、を備える。【選択図】図１
Description
この発明は、クラウドインスタンスの管理システムに関する。
ユーザが自社運用するオンプレミス機器、データセンターがユーザに提供するサーバラック等の機器、クラウド事業者がクラウド上でユーザにサーバを提供するクラウドサーバといったクラウドインスタンスを管理するため、これらＩＴアセットの管理方法、システムのハイブリッド化が進んでいる。
クラウドインスタンスはその実態が見えないので、ユーザにとってクラウドインスタンスの管理作業は敷居が高いものとなっている。
この発明は、ユーザがクラウドインスタンスの管理作業を容易に行えるインスタンス管理システムを提供することを目的とする。
［１］
クラウド上で利用されるインスタンスを管理するインスタンス管理システムであって、
前記インスタンスから当該インスタンスのステータスを取得するステータス取得部と、
前記インスタンスを管理するクラウド管理用仮想ラックを作成するラック作成部と、
前記取得したステータスを前記作成されたクラウド管理用仮想ラックに登録するステータス登録部と、
を備えることを特徴とするインスタンス管理システム。
クラウド上で利用されるインスタンスを管理するインスタンス管理システムであって、
前記インスタンスから当該インスタンスのステータスを取得するステータス取得部と、
前記インスタンスを管理するクラウド管理用仮想ラックを作成するラック作成部と、
前記取得したステータスを前記作成されたクラウド管理用仮想ラックに登録するステータス登録部と、
を備えることを特徴とするインスタンス管理システム。
この発明によれば、ユーザがクラウドインスタンスの管理作業を容易に行えるインスタンス管理システムを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。本実施形態では、クラウド上で利用されるインスタンスから当該インスタンスのステータスを取得し、前記インスタンスを管理するクラウド管理用仮想ラックを作成し、取得した前記インスタンスのステータスを、作成された前記クラウド管理用仮想ラックに登録するインスタンス管理システムの一例を説明する。
本明細書において、「インスタンス」とは、物理的なコンピュータ上で、ソフトウェアとして実装された仮想的なコンピュータを起動したものをいう。本実施形態では、このような物理コンピュータを物理サーバ８とし、仮想的なコンピュータを仮想サーバ８ａとしている。
図１に示すインスタンス管理システム１は、DCIM（Date Center Infrastructure Management）を企業等のユーザに提供するデータセンター事業者といったサービス提供者が構築するシステムで、ユーザがパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、等といったユーザ端末９を使用して、クラウド事業者が提供するクラウドサービス提供システム７にアクセスし、物理サーバ８中の仮想サーバ８ａ、すなわちインスタンスを利用可能なクラウド環境で使用される。
本実施形態のインスタンス管理システム１は、図１に示すように、ステータス取得部２、記憶部３、ラック作成部４、ステータス登録部５、ラック管理部６、ＣＬＩ１０、通信部１５を備えている。
通信部１５は、ユーザ端末９、クラウドサービス提供システム７それぞれと情報の送受信を行う。
ステータス取得部２は、インスタンスからそのステータスを取得する。前記ステータスは、例えば、プラットフォーム、ＣＰＵ、メモリ、ストレージといった仮想サーバ８ａのスペックや、ラック構成、ユニット構成、通信量、リソース使用率、課金状況といった利用状況に関する情報を例示できる。
本実施形態では、ステータス取得部２は、通信部１５によりＡＰＩ（Application Program Interface）を介してクラウドサービス提供システム７にアクセスし、物理サーバ８の仮想サーバ８ａからインスタンスのステータスを取得し、記憶部３に格納する。
あるいは、ユーザが、ユーザ端末９が備えるＵＩ（User Interface）１１を使用して前記ステータスの取得をインスタンス管理システム１に指示し、ＣＬＩ（Command Line Interface）１０がステータス取得指示をコマンド化してクラウドサービス提供システム７に送信することで、ステータス取得部２が前記ステータスを取得することもできる。
ラック作成部４は、インスタンスを管理するクラウド管理用仮想ラックを作成する。本実施形態では、ラック作成部４は、ステータス取得部２が仮想サーバ８ａからインスタンスのステータスを取得するタイミングで、クラウドサービス提供システム７に登録されているユーザごとに、図２、図３に示すようなクラウド管理用仮想ラック１２を作成する。クラウド管理用仮想ラック１２では、クラウド上で利用されるインスタンスを疑似的に搭載するラックについてのラック情報１３が登録、管理され、ステータス取得部２が取得したインスタンスのステータスがステータス情報１４として登録、管理される。
図２に示すクラウド管理用仮想ラック１２では、ロケーションごとに疑似的なラックの階層（図面では１〜４２階層）が設けられ、ラックＩＤごとに名称、登録可能なユニット数、種別、重量、ラックステータスといったラック情報１３が表示されるので、ユーザはどのロケーションにどのようなラックが存在しているのかを、あたかも実際に存在するデータセンターに設置されている物理ラックを確認するように、確認することができる。
また、図３に示すクラウド管理用仮想ラック１２では、ロケーションごとに疑似的なユニットの階層（図面では１〜４２階層）が設けられ、ユニットＩＤごとに名称、ラックへの搭載位置、重量、ユニットステータスといったステータス情報１４が表示されるので、ユーザはどのロケーションにどのようなユニット（仮想サーバ８ａやその他のネットワーク機器等）が存在しているかを、あたかも実際に存在するデータセンターの物理ラックに搭載されているユニットを確認するように、確認することができる。
ステータス登録部５は、ステータス取得部２が取得したインスタンスのステータスを、ラック作成部４が作成したクラウド管理用仮想ラック１２に登録する。
あるいは、ユーザが、ユーザ端末９が備えるＵＩ１１を使用して、自ら新たなラック情報１３、ステータス情報１４を追加登録することで、あたかも実際に存在する物理ラックに物理サーバを設置するような感覚で、クラウド上で利用されるインスタンスを管理することができる。
なお、ユーザがラック情報１３、ステータス情報１４をクラウド管理用仮想ラック１２に登録する場合、ＵＩ１１を使用してラック情報１３、ステータス情報１４の登録をインスタンス管理システム１に指示し、ＣＬＩ１０が登録指示をコマンド化してクラウドサービス提供システム７に送信することで、ステータス登録部５がラック情報１３、ステータス情報１４をクラウド管理用仮想ラック１２に登録することもできる。
ラック管理部６は、クラウド管理用仮想ラック１２に登録されているインスタンスのステータスについて、ユーザによるモニタリング、アクセス制限等といったインスタンスの管理処理を行う。例えば、図３に示すユニット情報が表示されたクラウド管理用仮想ラック１２に「モニタリング」といいたＵＩを表示し、ユーザがＵＩを通じて仮想サーバ８ａへのサクセス状況などを確認することができる。
上記で説明した実施形態の他、ステータス取得部２は、オンプレミスで運用されるリソースのステータスを取得し、ラック作成部４は、前記リソースを管理するオンプレミス管理用ラックを作成し、ステータス登録部５は、ステータス取得部２が取得したリソースのステータスをオンプレミス管理用ラックに登録する形態を追加することもできる。
この場合、ステータス取得部２は、ユーザ端末９からＵＩ１１を介してステータス取得指示を受け、ユーザ自らが運用するサーバやラック等のオンプレミス機器についてのステータスを取得する。
ラック作成部４は、ユーザ自らが運用するサーバやラック等のオンプレミス機器（リソース）を管理するオンプレミス管理用ラックを作成する。ユーザが図２、図３に示すクラウド管理用仮想ラック１２において「オンプレミス」を選択することで、オンプレミス管理用ラックへと画面表示が切り替わる。
ステータス登録部５は、ステータス取得部２が取得したユーザ自らが運用するサーバやラック等のオンプレミス機器のステータスをオンプレミス管理用ラックに登録する。
このように、本実施形態によれば、クラウド管理用仮想ラック１２をユーザに提供し、ユーザはあたかも実際に存在する物理ラックに物理サーバを設置する感覚で、クラウドサービス提供システム７から提供を受けている仮想サーバ８ａを管理できるので、ユーザにとってクラウドインスタンスの管理作業を容易に行えるインスタンス管理システム１となっている。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
１ インスタンス管理システム
２ ステータス取得部
３ 記憶部
４ ラック作成部
５ ステータス登録部
６ ラック管理部
７ クラウドサービス提供システム
８ 物理サーバ
８ａ 仮想サーバ
９ ユーザ端末
１０ ＣＬＩ
１１ ＵＩ
１２ クラウド管理用仮想ラック
１３ ラック情報
１４ ステータス情報
１５ 通信部
２ ステータス取得部
３ 記憶部
４ ラック作成部
５ ステータス登録部
６ ラック管理部
７ クラウドサービス提供システム
８ 物理サーバ
８ａ 仮想サーバ
９ ユーザ端末
１０ ＣＬＩ
１１ ＵＩ
１２ クラウド管理用仮想ラック
１３ ラック情報
１４ ステータス情報
１５ 通信部
Claims (2)
- クラウド上で利用されるインスタンスを管理するインスタンス管理システムであって、
前記インスタンスから当該インスタンスのステータスを取得するステータス取得部と、
前記インスタンスを管理するクラウド管理用仮想ラックを作成するラック作成部と、
前記取得したステータスを前記作成されたクラウド管理用仮想ラックに登録するステータス登録部と、
を備えることを特徴とするインスタンス管理システム。 - 前記ステータス取得部は、さらに、オンプレミスで運用されるリソースから当該リソースのステータスを取得し、
前記ラック作成部は、さらに、前記リソースを管理するオンプレミス管理用ラックを作成し、
前記ステータス登録部は、さらに、前記取得したリソースのステータスを前記作成されたオンプレミス管理用ラックに登録する
ことを特徴とする請求項１記載のインスタンス管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019148964A JP2021033363A (ja) | 2019-08-14 | 2019-08-14 | インスタンス管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019148964A JP2021033363A (ja) | 2019-08-14 | 2019-08-14 | インスタンス管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021033363A true JP2021033363A (ja) | 2021-03-01 |
Family
ID=74678329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019148964A Pending JP2021033363A (ja) | 2019-08-14 | 2019-08-14 | インスタンス管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2021033363A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015531926A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-11-05 | パンドウィット・コーポレーション | データセンター許容量の計画および管理 |
| JP2015226322A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-14 | エスアーペー エスエー | オンプレミスとクラウドプラットフォーム間のハイブリッドアプリケーション動作 |
| WO2018067850A1 (en) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | Mox Networks, LLC | Rfid-based rack inventory management systems |
-
2019
- 2019-08-14 JP JP2019148964A patent/JP2021033363A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015531926A (ja) * | 2012-08-13 | 2015-11-05 | パンドウィット・コーポレーション | データセンター許容量の計画および管理 |
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| WO2018067850A1 (en) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | Mox Networks, LLC | Rfid-based rack inventory management systems |
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