JP2021031041A - Caster and transport dolly - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、キャスターおよび運搬台車に関する。 The present invention relates to casters and transport trolleys.
物品を運搬するための運搬台車として、特許文献1には台車本体の下面に取付板を介してキャスターが取り付けられた運搬台車が開示されている。キャスターは、車輪を回転自在に軸支するヨークを有し、ヨークの天板の上下にベアリングを介在して上わんと下わんが重ね合わされている。キャスターは、公転軸を取付板、上わん、天板、下わんの順に挿通させてかしめ固定することで取付板に結合される。 As a transport trolley for transporting articles, Patent Document 1 discloses a transport trolley in which casters are attached to the lower surface of the trolley body via a mounting plate. The caster has a yoke that rotatably supports the wheels, and the upper and lower bowls are overlapped with bearings on the top and bottom of the top plate of the yoke. The casters are connected to the mounting plate by inserting the revolving shaft in the order of the mounting plate, the upper bowl, the top plate, and the lower bowl and caulking and fixing them.
運搬台車において、キャスターの車輪に障害物が衝突するなどしてキャスターに力が付加される場合がある。この場合、ヨークから下わんを下側に押し下げようとする力が付加されることでキャスターが破損してしまう虞があった。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、キャスターの強度を向上させることを目的とする。
In a transport trolley, a force may be applied to the casters due to an obstacle colliding with the wheels of the casters. In this case, there is a risk that the caster will be damaged due to the application of a force for pushing the lower bowl downward from the yoke.
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to improve the strength of casters.
本発明は、車輪と、前記車輪を回転可能に支持する支持部と、前記支持部を旋回軸の軸回りに旋回可能に保持する旋回部と、前記旋回部を所定の部材に固定する固定部と、を有するキャスターであって、前記固定部は、前記支持部および前記旋回部を挿通し前記旋回軸に沿ったボルト部材と、前記ボルト部材に螺合されるナット部材と、前記ボルト部材が挿通されると共に、前記旋回部と前記ナット部材との間に位置し、前記旋回部の側に向かって突出する突起部を設けたワッシャー部材と、を有することを特徴とする。 The present invention includes a wheel, a support portion that rotatably supports the wheel, a swivel portion that rotatably holds the support portion around the axis of the swivel shaft, and a fixing portion that fixes the swivel portion to a predetermined member. In the caster having the above, the fixing portion includes a bolt member along the swivel shaft through which the support portion and the swivel portion are inserted, a nut member screwed into the bolt member, and the bolt member. It is characterized by having a washer member that is inserted and is located between the swivel portion and the nut member and is provided with a protrusion that protrudes toward the swivel portion.
本発明によれば、キャスターの強度を向上させることができる。 According to the present invention, the strength of the casters can be improved.
本実施形態に係るキャスターおよび運搬台車について図面を参照して説明する。
図1は運搬台車10の底面図である。図2は運搬台車10の平面図である。図3は運搬台車10の側面図である。各図では、運搬台車10の進行方向を前後方向として、前側をFr、後側をRr、右側をR、左側をLで示している。したがって、図3の側面図は、運搬台車10の進行方向に対して直交する方向から見た図である。なお、本実施形態の運搬台車10は、前側に限られず、前後左右を含め任意の方向に走行することができる。
The casters and the transport trolley according to the present embodiment will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a bottom view of the
運搬台車10は、台車本体部20、走行部30を備えている。
まず、台車本体部20について説明する。
台車本体部20は、複数のフレーム部などが連結して構成され、平面視で見て左右方向よりも前後方向に長く、一対の長辺と一対の短辺からなる矩形状である。図1および図2に示すように、台車本体部20は、前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、左側フレーム部21d、コーナ部材22、補強フレーム部(補強部)25a、25b、25c、載置板29等を有している。
The
First, the carriage
The
前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、左側フレーム部21dは、例えばアルミニウム合金製の角状の中空状パイプ等を用いることができる。また、コーナ部材22は、例えば押出し成形により形成されるアルミニウム合金製である。コーナ部材22は、上方に開口する挿入孔23と、下方を閉塞するストッパ部24とを有する。コーナ部材22の挿入孔23には、手押部材80が挿入可能である。挿入孔23に挿入された手押部材80の下端はストッパ部24によって支持される。手押部材80は、例えば、鉄製またはアルミニウム合金製で断面円形の直線状のパイプ、いわゆる単管パイプが適用できる。
For the
前側フレーム部21a、後側フレーム部21b、右側フレーム部21c、および、左側フレーム部21dは、コーナ部材22により4つの角部で結合されることで、矩形状の四方のフレーム枠を構成する。フレーム枠内は複数の補強フレーム部25a、25b、25cが前後左右方向に付き合わされ、ネジ、リベット、溶接などで接合されることで補強される。補強フレーム部25a、25b、25cは、例えばアルミニウム合金製の角状の中空状パイプや断面凹凸状のプレートなどを用いることができる。ここでは、前後方向に長尺な2本の補強フレーム部25a、25bに対して左右方向に短尺な12本の補強フレーム部25cを接合することで、平面視で見て前後方向に3列、左右方向に5列に区分けされた複数の矩形状の空間26が形成される。
The
また、台車本体部20は、所定の部材としての取付部材27A、27Bを有する。取付部材27A、27Bは、台車本体部20の下面にキャスター31A、31Bを取り付ける。具体的に、取付部材27Aは、前側かつ左右方向両側の空間26および後側かつ左右両側の空間26を下側から閉塞するように、各フレーム部や各補強フレーム部にリベット28やネジを介して結合される。取付部材27Aは、矩形状の角が切り欠かれた例えばアルミニウム合金製の金属板である。一方、取付部材27Bは、前後方向の中央かつ左右方向の両側の空間26を下側から閉塞するように、各フレーム部や各補強フレーム部にリベットやネジを介して結合される。取付部材27Bは、矩形状の隣接する角が切り欠かれた例えばアルミニウム合金製の金属板である。
載置板29は、複数の空間26のうち取付部材27A、27Bによって閉塞されていない空間26の上部に取り付けられる。載置板29は運搬物を積載するための平面状の板である。載置板29は、各フレーム部や各補強フレーム部にリベット28やネジを介して結合される。
Further, the dolly
The
走行部30は、台車本体部20および運搬物の荷重を支持しながら走行面を走行する。走行部30は、複数のキャスター31A、31Bを有している。図1に示すように、走行部30は、台車本体部20の4隅に配置される4つのキャスター31Aと、前後方向の中央であって左右に離れて配置される2つのキャスター31Bとの6つのキャスターを有する。キャスター31Aは取付部材27Aを介して台車本体部20に取り付けられる。キャスター31Aは台車本体部20の下面の4隅に配置されるので、運搬台車10を安定した状態で走行させることができる。また、キャスター31Bは取付部材27Bを介して台車本体部20に取り付けられる。キャスター31Bは台車本体部20の前後方向の中央で左右に離れて配置されるので、運搬物が載置板29で偏って積載されても、運搬台車10が傾くことなく走行することができる。
The traveling
キャスター31A、31Bは、鉛直軸である旋回軸Oの軸回りに旋回可能である。また、キャスター31Aは、使用者の操作に応じてブレーキを掛けたり、ブレーキを解除したりすることができるブレーキ付キャスターである。一方、中央に配置されるキャスター31Bは、ブレーキなしキャスターである。
The
ここで、キャスター31Aについて図4〜図6を参照して説明する。図4は、キャスター31Aの一部断面図である。図5は、キャスター31Aの分解斜視図である。図6は、キャスター31Aの一部分解断面図である。
本実施形態のキャスター31Aは、車輪32、支持部36、旋回部42、固定部50などを有している。
車輪32は、内部にベアリングが内蔵されたホイール部32aと、ホイール部32aの外周に嵌め込まれたタイヤ部32bとを有する。
Here, the
The
The
支持部36は、車軸35を介して車輪32を回転可能に支持する。支持部36は、車輪32を支持するフォーク部材37と、ブレーキペダル40を揺動可能に支持するペダル保持部材38とを有する。
フォーク部材37は、例えば鋼板をプレス成形することによって形成される。フォーク部材37は、車輪32の両側にそれぞれ位置する一対の側壁37aと、一対の側壁37aを車輪32の上側で連結させた円形の天板37bとで一体的に形成される。一対の側壁37aには車軸35が挿通される。天板37bは旋回部42によって旋回可能に保持される。天板37bは、中央にはキャスター31Aの旋回軸Oと同軸上に挿通孔37cが形成される。また、天板37bは上面にベアリング45、下面にベアリング46を安定して配置できるように旋回軸Oを中心に環状の収容溝37dが形成される。
The
The
ペダル保持部材38は、例えば鋼板をプレス成形することによって形成される。ペダル保持部材38は、車輪32の両側にそれぞれ位置する一対の側壁38aと、一対の側壁38aを上側で連結した連結板38bとで一体的に形成される。一対の側壁38aは、連結板38bから異なる方向に二股状に延出して形成される。二股状のうち一方側がフォーク部材37と連通して車軸35が挿通され、二股状のうち他方側がフォーク部材37の一対の側壁37aに結合される。また、一対の側壁38aは、連結板38bに近接した位置でブレーキペダル40を、揺動軸39により揺動可能に支持する。ペダル保持部材38がフォーク部材37により結合された状態では、連結板38bは後部に向かうにしたがって下側に傾斜する。
The
ブレーキペダル40は、例えば鋼板をプレス成形することによって形成される。ブレーキペダル40は、ペダル本体40aと、ペダル本体40aから一体で延出する操作部としての操作片40bとを有する。ペダル本体40aは、車輪32の両側にそれぞれ位置する一対の側壁40cと、一対の側壁40cを上部で連結した連結板40dとで一体的に形成される。ブレーキペダル40は連結板40dをペダル保持部材38の連結板38bと重なるようにして、ペダル保持部材38内に位置させることができる。ブレーキペダル40は揺動軸39を中心にしてペダル保持部材38に対して上下に揺動可能である。操作片40bは、略板状であって、使用者の足などでブレーキペダル40の上下の揺動が操作される。操作片40bは、ペダル本体40aの連結板40dの後部から斜めに延出して形成される。操作片40bには、カバー部41が装着される。カバー部41は、合成樹脂製であって、使用者が一目で認識できるように色が施されている。具体的には、カバー部41は、ブレーキペダル40と異なる色、すなわちペダル本体40aおよび操作片40bと異なる色に着色されている。
The
なお、キャスター31Aにおいてブレーキを掛けるには、使用者が足でブレーキペダル40の操作片40bを下側に踏み込むように操作する。ブレーキペダル40は図示しない付勢部材などの付勢に抗して揺動軸39を中心に下側に向かって揺動することで、ブレーキペダル40が直接的あるいは間接的に車輪32の外周面を強固に押圧するためにブレーキが掛けられた状態となる(図4の二点鎖線で示すブレーキペダル40を参照)。また、ブレーキペダル40によりブレーキが掛けられた状態が保持されるためにストッパとして機能する。
In order to apply the brake on the
旋回部42は、旋回軸Oの軸回りに支持部36(具体的にはフォーク部材37の天板37b)を旋回可能に保持する。旋回部42は、上側部材43、下側部材44、ベアリング45、ベアリング46、結合部材47を有する。
上側部材43は、例えば鋼板をプレス成形することによって略皿状に形成される。上側部材43は、天板37bの上側に配置される。上側部材43は、天板37bよりも大きな円形に形成され、中央には旋回軸Oと同軸上に挿通孔43aが形成される。挿通孔43aには、結合部材47が挿通される。また、上側部材43は、下面にベアリング45を安定して配置するために環状の収容溝43bが形成される。このように、環状の収容溝43bを下面に形成することによって、逆に上側部材43の上面には旋回軸Oを中心とした環状に沿って、断面視で円弧状の突出部43cが形成される。
The
The
下側部材44は、例えば鋼板をプレス成形することによって略皿状に形成される。下側部材44は、天板37bの下側に配置される。下側部材44は、天板37bよりも小さな円形に形成され、中央には旋回軸Oと同軸上に挿通孔44aが形成される。挿通孔44aには、結合部材47が挿通される。下側部材44の挿通孔44aの内径は、上側部材43の挿通孔43aの内径と略同一である。また、下側部材44は、上面にベアリング46を安定して配置するために環状の収容溝44bが形成される。このように、環状の収容溝44bを上面に形成することによって、逆に下側部材44の下面には旋回軸Oを中心とした環状に沿って、断面視で旋回軸Oから径方向に向かうにしたがって下側に傾斜する傾斜部44cが形成される。図6には傾斜部44cの傾斜角度をαで示している。傾斜角度αは、水平面に対して傾斜部44cの下面の傾斜している角度であって鋭角側の角度である。
ベアリング45は、上側部材43の収容溝43bと、天板37bの収容溝37dとの間に配置される。
ベアリング46は、天板37bと、下側部材44の収容溝44bとの間に配置される。
The
The
The
結合部材47は、略筒状に形成される。結合部材47は、フォーク部材37の天板37bを挟んで上下に配置される上側部材43と下側部材44とが相対的に旋回軸Oの軸回りに回動しないように、上側部材43と下側部材44とを結合する。
結合部材47は、中央には旋回軸Oと同軸上に挿通孔47aが形成される。また、結合部材47は上端に上フランジ部47bを有する。
The connecting
An
図6の実線で示す結合部材47は上側部材43と下側部材44とを結合する前の状態を示している。結合する前の結合部材47を上側部材43の挿通孔43aおよび下側部材44の挿通孔44aに挿通させた後に、図6の二点鎖線で示す結合部材47のように下端を加締めて変形させることで下フランジ部47cが形成される。下フランジ部47cは、下側部材44の挿通孔44aに近接した部位で下側部材44と上下に重なり合う。
上フランジ部47bおよび下フランジ部47cは、それぞれ円環状であって外径が上側部材43の挿通孔43aの内径および下側部材44の挿通孔44aの内径よりも大きい。結合部材47は挿通孔43aに近接した部位および挿通孔44aに近接した部位を上下から上フランジ部47bおよび下フランジ部47cで挟み込むことで上側部材43と下側部材44とを結合する。
The connecting
The
このように、結合部材47により上側部材43と下側部材44とが相対的に回動しないように一体的に結合することで、フォーク部材37の天板37bが上側部材43および下側部材44に対して、ベアリング45、46を介して旋回軸Oを中心に旋回することができる。
ここで、結合部材47は、下フランジ部47cの外径が大きいほど上側部材43と下側部材44との結合を外れ難くできるが、結合部材47の下端を変形させて下フランジ部47cを形成するために十分な外径を確保することができない。本実施形態の結合部材47は、下フランジ部47cの外径が上フランジ部47bの外径よりも小さく、下フランジ部47cの外周縁の外側には隙間が形成される。具体的には、図6の二点鎖線で示す結合部材47の下フランジ部47cの外側縁と、下側部材44の傾斜部44cとの間に隙間Sが形成される。
In this way, the
Here, the
固定部50は、旋回部42を下側に補強部材60を重ね合わせた取付部材27Aに固定する。ここでは、まず取付部材27Aについて説明する。
取付部材27Aは、例えば板状のアルミニウム合金をプレス成形することによって形成される。取付部材27Aは、略中央には旋回軸Oと同軸上に挿通孔27aが形成される。挿通孔27aは、後述するボルト部材51が挿通されたときに頭部51aが取付部材27Aの上面(表面)27bから上側に突出しないように上面27bから円錐状に段落ちした位置に形成される。取付部材27Aには、旋回軸Oを中心とした環状リブ27cが形成される。環状リブ27cは取付部材27Aの下面から膨出する。また、取付部材27Aには、環状リブ27cを囲むように複数の矩形状リブ27dが形成される。矩形状リブ27dは、矩形の外形に沿って下面から凹ませることで形成される。すなわち、矩形状リブ27d内の領域は、取付部材27Aの下面と面一の平坦面である。環状リブ27cおよび矩形状リブ27dを形成することで取付部材27Aの剛性を向上させることができる。
なお、取付部材27Aの周囲には、リベット28を挿入して取付部材27Aを台車本体部20に取り付けるための複数の固定孔27eが形成される。
The fixing
The mounting
A plurality of fixing
補強部材60は、例えば板状のアルミニウム合金をプレス成形することによって形成される。補強部材60は、キャスター31Aの旋回部42を取付部材27Aに固定したときに、キャスター31Aの上側部材43と取付部材27Aとの間に配置される。このとき、補強部材60は、旋回部42の上側部材43の上部と、取付部材27Aの下部との何れにも接触する。補強部材60は旋回軸Oを中心とした円形状の開口部60aが形成される。開口部60aの内径は、上側部材43の外径よりも小さく、上側部材43の円環状の突出部43cの直径よりも大きい。
The reinforcing
また、補強部材60は、上側部材43の上面に接触する下側凸部60bと、取付部材27Aの下面に接触する上側凸部60cとが形成される。下側凸部60bは下側に向かって膨出するリブ状であり、旋回軸Oを中心とした円周方向に沿って等間隔の位置に形成される。また、上側凸部60cは下側凸部60bに対して相対的に上側に向かって膨出するリブ状であり、旋回軸Oを中心として円周方向に沿って等間隔の位置に形成される。したがって、補強部材60を平面視で見たときに、下側凸部60bと上側凸部60cとは環状に沿って交互に形成される。
各上側凸部60cは、それぞれの中央に環状に沿った凹部60dが形成される。凹部60dは、補強部材60の上側凸部60cと取付部材27Aの下面とを平面同士で接触させるために、環状リブ27cとの干渉を避けるためのものである。
Further, the reinforcing
Each upper
取付部材27Aと補強部材60とは重ね合わせることで、各上側凸部60cの上面のうち凹部60dよりも外周側は、それぞれ取付部材27Aの矩形状リブ27d内に当接される。ここで、取付部材27Aの矩形状リブ27d内は平坦面であることから、補強部材60と取付部材27Aとはガタつくことなく重なり合う。
By overlapping the mounting
固定部50は、ボルト部材51、上側座金部材52、ナット部材53、下側座金部材70を有する。
ボルト部材51は、頭部51aと、雄ネジ部51bとを有する。
上側座金部材52は、例えば板状のアルミニウム合金をプレス成形することによって形成される。上側座金部材52は、ボルト部材51の頭部51aと、取付部材27Aとの間に配置される。上側座金部材52は、旋回軸Oと同軸上にボルト部材51が挿通される挿通孔52aが形成される。挿通孔52aは、ボルト部材51が挿通されたときにボルト部材51の頭部51aが取付部材27Aの上面27bから上側に突出しないように円錐状に段落ちした位置に形成される。
ナット部材53は、フランジ部53aと、雌ネジ部53bとを有する。雌ネジ部53bは、ボルト部材51の雄ネジ部51bに螺合する。
The fixing
The
The
The
下側座金部材70は、ワッシャー部材の一例に対応する。下側座金部材70は、例えば板状のアルミニウム合金や鋼板等をプレス形成することによって形成される。
図8は、下側座金部材70の構成の一例を示す図である。図8(a)は下側座金部材70の平面図であり、図8(b)は図8(a)に示すI−I線を矢印方向から見た断面図である。
下側座金部材70は、略円錐台状であり、略円板状の本体部71と、傾斜部72とを有する。
The
FIG. 8 is a diagram showing an example of the configuration of the
The
本体部71は、略円板状であり、中央には旋回軸Oと同軸上であってボルト部材51が挿通される挿通孔71aが形成される。また、本体部71は、上面から上側に向かって突出する突起部71bが一体で設けられる。突起部71bは、本体部71の外周縁に沿って挿通孔71aを囲むように配置される。
本実施形態の本体部71は、複数(例えば8つ)の突起部71bが設けられている。各突起部71bは、旋回軸Oを中心とした円周方向に沿って等間隔の位置に形成される。図8(b)に示すように、各突起部71bの上下方向の高さHは本体部71の上下方向の板厚t以下であって板厚1/2t以上である。なお、突起部71bは本体部71の下面からプレス成形することで形成され、本体部71は下面のうち各突起部71bの反対側のそれぞれの位置にプレス成形したときの凹部71cが形成される。
The
The
傾斜部72は、本体部71の外周から径方向の外側に向かうにしたがって下側に傾斜する。図8には傾斜部72の傾斜角度をβで示している。傾斜角度βは、水平面に対して傾斜部72の上面の傾斜している角度であって鋭角側の角度である。本実施形態では、傾斜部72の傾斜角度βは、上述した傾斜部44cの傾斜角度αと略同一あるいは傾斜角度α以下である。ただし、傾斜部72の傾斜角度βが小さいと、傾斜部44cと傾斜部72とが接しないために、傾斜部72の傾斜角度βは傾斜角度1/2α以上であることが好ましい。また、下側座金部材70は、本体部71と傾斜部72とにより囲まれる空間73が形成される。
The
次に、キャスター31Aの旋回部42を、下側に補強部材60を重ね合わせた取付部材27Aに固定部50を用いて固定する場合について図6を参照して説明する。
ここでは、キャスター31Aのうち車輪32、支持部36、旋回部42が既に組み立てられた状態であるものとする。したがって、支持部36のフォーク部材37が車軸35を介して車輪32を回転可能に支持すると共に、支持部36のペダル保持部材38がブレーキペダル40を揺動可能に支持している。また、旋回部42が旋回軸Oの軸回りに支持部36を旋回可能に保持している。したがって、図6の二点鎖線で示す結合部材47のように下端に下フランジ部47cが形成され、上側部材43と下側部材44とが上下から上フランジ部47bおよび下フランジ部47cで結合されている。
Next, a case where the
Here, it is assumed that the
まず、図6に示すように、ボルト部材51の雄ネジ部51bを上側から旋回軸Oに沿って、上側座金部材52の挿通孔52a、取付部材27Aの挿通孔27a、結合部材47の挿通孔47a、下側座金部材70の挿通孔71aの順に挿通させる。このとき、取付部材27Aには下側に補強部材60を重ね合わせた状態とする。
次に、ボルト部材51の雄ネジ部51bに、フォーク部材37内でナット部材53の雌ネジ部53bを螺合させることで、キャスター31Aの旋回部42を取付部材27Aに固定することができる。
First, as shown in FIG. 6, the
Next, the
図7は、キャスター31Aの旋回部42が取付部材27Aに固定された状態の一例を示す図である。図7に示すように、下側座金部材70は、旋回部42とナット部材53との間に位置する。具体的には、下側座金部材70の本体部71の上面が、結合部材47の下端、すなわち下フランジ部47cの下面と接している。本実施形態の下側座金部材70の本体部71は、上面から上側に向かって、具体的には旋回部42の下側部材44に向かって突出する突起部71bを有する。
ここで、各突起部71bは、結合部材47の下端のうち外周縁よりも外側、すなわち下フランジ部47cの外側縁の外側に位置する。具体的には、各突起部71bは、下フランジ部47cの外側縁と、下側部材44の傾斜部44cとの間の隙間S内に位置する。このように、各突起部71bが隙間S内に位置することで、下側部材44と下側座金部材70とを上下方向に近接させることができる。
なお、図7に示すように、本実施形態では、各突起部71bの上端と下側部材44とが上下方向に距離Lだけ離れているが、各突起部71bの上端と下側部材44とは接していてもよい。
FIG. 7 is a diagram showing an example of a state in which the
Here, each
As shown in FIG. 7, in the present embodiment, the upper end of each
また、下側座金部材70の傾斜部72は、下側部材44の傾斜部44cに接している。具体的には、下側座金部材70の傾斜部72の上面が下側部材44の傾斜部44cの下面に接している。上述したように、傾斜部72の傾斜角度βが傾斜部44cの傾斜角度αと略同一あるいは傾斜角度α以下であるために、下側座金部材70の傾斜部72が下側部材44の傾斜部44cに接し易くなる。
また、ナット部材53は下側座金部材70に接している。具体的には、ナット部材53のフランジ部53aの上面が、下側座金部材70の本体部71の下面に接している。また、ナット部材53は、一部が下側座金部材70の空間73内に位置している。
Further, the
Further, the
ここでは、キャスター31Aについて説明したが、キャスター31Bはキャスター31Aのうちブレーキに関する部材が省略された構成である。具体的には、キャスター31Bは、車輪32、支持部36、旋回部42、固定部50を有しているが、支持部36がペダル保持部材38を有していない。したがって、キャスター31Bはブレーキペダル40を有しておらず、ブレーキを掛けることができない。ただし、キャスター31Bは、キャスター31Aと同様に、旋回部42が旋回軸Oの軸回りに支持部36(具体的にはフォーク部材37の天板37b)を旋回可能に保持する構成であることから、フォーク部材37が旋回軸Oを中心に旋回可能である。また、キャスター31Bの旋回部42が固定される取付部材27Bは、取付部材27Aに形成された環状リブ27c、複数の矩形状リブ27dを有しておらず、略平板状である。また、キャスター31Bの旋回部42を取付部材27Bに固定する構成は、キャスター31Bの上側部材43と取付部材27Bとの間には補強部材60が配置されない以外はキャスター31Aを取付部材27Aに固定する構成と同様である。
Here, the
次に、固定部50の下側座金部材70による作用について説明する。
ここでは、キャスター31Aの車輪32に障害物が衝突した場合を想定する。車輪32に障害物が衝突すると、キャスター31Aに回転モーメントが発生して、フォーク部材37の天板37bから下側部材44を下側に押し下げようとする力が付加される。上述したように、下フランジ部47cは十分な外径を確保することができないために、下側部材44が下側に押し下げられることで結合部材47の下フランジ部47cに局所的に力が掛かり、結合部材47あるいは下側部材44が破損してしまう場合がある。
ここで、本実施形態では、キャスター31Aの旋回部42が取付部材27Aに固定された状態において、下側座金部材70は本体部71の上面から上側に向かって、具体的には旋回部42の下側部材44に向かって突出する突起部71bを有する。突起部71bは、下フランジ部47cの外側縁と、下側部材44の傾斜部44cとの間の隙間S内に位置する。
Next, the operation of the
Here, it is assumed that an obstacle collides with the
Here, in the present embodiment, in a state where the
したがって、フォーク部材37の天板37bから下側部材44が下側に押し下げられるときに、下側座金部材70の突起部71bが下側部材44の下面に接することで、下側部材44が下側に押し下げられることを防止することができる。このように、下側部材44が下側に押し下げられることを防止することで、下側部材44から結合部材47の下フランジ部47cに掛かる力を下側座金部材70に分散させることができる。したがって、結合部材47あるいは下側部材44の破損を防止することができる。
なお、突起部71bの上端と下側座金部材70とが上下方向に離れておらず接するようにすることで、下側部材44が下側に押し下げられることを更に防止することができる。
Therefore, when the
By making sure that the upper end of the
また、本実施形態では、キャスター31Aの旋回部42が取付部材27Aに固定された状態において、下側座金部材70の傾斜部72は、下側部材44の傾斜部44cに接している。したがって、下側座金部材70の傾斜部72は、下側部材44が下側に押し下げられることを防止することができる。
Further, in the present embodiment, the
このように、本実施形態によれば、ボルト部材51が挿通されると共に、旋回部42とナット部材53との間に位置し、旋回部42の側に向かって突出する突起部71bを設けた下側座金部材70を有する。車輪32に障害物が衝突すると、支持部36から旋回部42を下側に押し下げようとする力が付加される。このとき、下側座金部材70の突起部71bが旋回部42に接する、あるいは接していることで、旋回部42が下側に押し下げられることを防止する。したがって、旋回部42の破損を防止でき、キャスター31Aの強度を向上させることができる。ここでは、キャスター31Aについて説明したが、キャスター31Bについても同様に強度を向上させることができる。
As described above, according to the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、下側座金部材70は本体部71に突起部71bが一体で設けられていることから部品点数を削減することができる。したがって、キャスター31Aの旋回部42を取付部材27Aに固定部50を用いて固定する作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、下側座金部材70は本体部71に突起部71bが一体で設けられていることから、本体部71と突起部71bとを別体で構成する場合に比べて、下側座金部材70を外観から視認するだけで、突起部71bが存在することを確認することができる。
Further, according to the present embodiment, the
Further, according to the present embodiment, since the
以上、本発明を上述した実施形態と共に説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更などが可能である。
上述した実施形態では、所定の部材が取付部材27A、27Bである場合について説明したが、この場合に限られない。所定の部材は台車本体部20側の部材であれば、どのような部材であってもよい。
また、上述した実施形態では、下側座金部材70は複数の突起部71bが設けられる場合について説明したが、この場合に限られない。下側座金部材70の突起部71bは、本体部71の外周縁に沿って挿通孔71aを連続的に囲むような円環状の突起部であってもよい。
Although the present invention has been described above with the above-described embodiments, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and changes can be made within the scope of the present invention.
In the above-described embodiment, the case where the predetermined members are the mounting
Further, in the above-described embodiment, the case where the
また、上述した実施形態では、下側座金部材70は本体部71に突起部71bが一体で設けられる場合について説明したが、この場合に限られず、本体部71と突起部71bとが別体であってもよい。この場合には、複数の突起部71bを、本体部71の外周縁に沿って挿通孔71aを連続的に囲むリングのような円環状の部材で構成する。円環状の部材を本体部71の挿通孔71aと連通するように上述した隙間Sに配置することで、上述した実施形態と同様に、旋回部42の破損を防止することができる。
Further, in the above-described embodiment, the case where the
また、上述した実施形態では、走行部30は6つのキャスター31A、31Bを有する場合について説明したが、この場合に限られず、4つのキャスター31Aのみであってもよい。また、走行部30の2つキャスター31Bは、側面視で4つのキャスター31Aと重ならないように前後方向に離して設けてもよい。
また、上述した実施形態では、固定部50が上側座金部材52を有する場合について説明したが、この場合限られず、固定部50は上側座金部材52を有していなくてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the case where the traveling
Further, in the above-described embodiment, the case where the fixing
10:運搬台車 20:台車本体部 27A、27B:取付板 30:走行部 31A、31B:キャスター 32:車輪 36:支持部 37b:天板 42:旋回部 43:上側部材 44:下側部材 44c:傾斜部 47:結合部材 50:固定部 51:ボルト部材 53:ナット部材 70:下側座金部材(ワッシャー部材) 71b:突起部 72:傾斜部
10: Transport trolley 20:
Claims (5)
前記車輪を回転可能に支持する支持部と、
前記支持部を旋回軸の軸回りに旋回可能に保持する旋回部と、
前記旋回部を所定の部材に固定する固定部と、を有するキャスターであって、
前記固定部は、
前記支持部および前記旋回部を挿通し前記旋回軸に沿ったボルト部材と、
前記ボルト部材に螺合されるナット部材と、
前記ボルト部材が挿通されると共に、前記旋回部と前記ナット部材との間に位置し、前記旋回部の側に向かって突出する突起部を設けたワッシャー部材と、を有することを特徴とするキャスター。 With wheels
A support portion that rotatably supports the wheel and
A swivel part that holds the support part so that it can swivel around the axis of the swivel shaft,
A caster having a fixing portion for fixing the swivel portion to a predetermined member.
The fixed part is
A bolt member along the swivel shaft through which the support portion and the swivel portion are inserted,
A nut member screwed into the bolt member and
A caster characterized in that the bolt member is inserted and the washer member is located between the swivel portion and the nut member and is provided with a protrusion that protrudes toward the swivel portion. ..
前記支持部の天板を挟んだ上下に配置される上側部材および下側部材と、
前記ボルト部材が挿通されると共に、前記上側部材および前記下側部材を結合する結合部材と、を有し、
前記ワッシャー部材は、
前記結合部材に接していることを特徴とする請求項1に記載のキャスター。 The swivel part
Upper and lower members arranged above and below the top plate of the support portion, and
The bolt member is inserted and has a connecting member for connecting the upper member and the lower member.
The washer member
The caster according to claim 1, wherein the caster is in contact with the connecting member.
下端が前記下側部材と上下に重なり合い、
前記突起部は、
前記結合部材の下端の外周縁よりも外側に位置し、前記下側部材の下面に向かって上側に突出することを特徴とする請求項2に記載のキャスター。 The connecting member is
The lower end overlaps the lower member vertically,
The protrusion is
The caster according to claim 2, wherein the caster is located outside the outer peripheral edge of the lower end of the connecting member and projects upward toward the lower surface of the lower member.
前記旋回軸から径方向の外側に向かうにしたがって下側に傾斜する傾斜部を有し、
前記ワッシャー部材は、
前記傾斜部の下面に接することを特徴とする請求項2または3に記載のキャスター。 The lower member
It has an inclined portion that inclines downward from the turning axis toward the outside in the radial direction.
The washer member
The caster according to claim 2 or 3, wherein the caster is in contact with the lower surface of the inclined portion.
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