JP2021029264A - 生体情報測定用電極 - Google Patents

生体情報測定用電極 Download PDF

Info

Publication number
JP2021029264A
JP2021029264A JP2019148623A JP2019148623A JP2021029264A JP 2021029264 A JP2021029264 A JP 2021029264A JP 2019148623 A JP2019148623 A JP 2019148623A JP 2019148623 A JP2019148623 A JP 2019148623A JP 2021029264 A JP2021029264 A JP 2021029264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive layer
electrode
biological information
base portion
tip portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019148623A
Other languages
English (en)
Inventor
高橋 功
Isao Takahashi
高橋  功
佐藤 弘樹
Hiroki Sato
弘樹 佐藤
真由子 林田
Mayuko Hayashida
真由子 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Alpine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Alpine Co Ltd filed Critical Alps Alpine Co Ltd
Priority to JP2019148623A priority Critical patent/JP2021029264A/ja
Publication of JP2021029264A publication Critical patent/JP2021029264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】導電性高分子を含む導電層の剥離を抑制できる生体情報測定用電極を提供する。【解決手段】本発明に係る生体情報測定用電極1は、生体と接触可能な領域121を表面に有する基体部10と、基体部の少なくとも一部に設けられる導電層30と、を備える生体情報測定用電極1であって、基体部10は、基体部10の表面と裏面とを貫通する貫通孔13を有し、導電層30は、領域121の表面に形成される第1の導電層301と、貫通孔13に形成される第2の導電層302と、裏面に形成される第3の導電層303とを含み、第1の導電層301、第2の導電層302、及び第3の導電層303が連結している。【選択図】図4

Description

本発明は、生体情報測定用電極に関する。
例えば、脳波、脈波、心電、筋電、体脂肪等の生体情報の測定には、皮膚等の生体に接触させる電極脚を有する電極(生体情報測定用電極)が用いられる。生体情報測定用電極を生体に取り付ける際には、電極脚を生体に接触させて、生体情報に関する電気信号(電流)を電極脚を介して生体情報測定用電極で取得し、生体情報(例えば、脳波等)を測定する。
生体情報を測定する際には、生体情報測定用電極が生体と電気的に安定して接触していることが重要である。そのため、生体との接触の安定性を高めるため、種々の生体情報測定用電極が提案されている。
例えば、電極の表面に導電性高分子膜を形成して導電性を付与し、生体信号を検出する生体情報測定用電極がある。電極と生体との間に生じる接触抵抗(接触インピーダンス)は、電極の表面に導電性高分子で被覆している場合の方が導電性高分子を被覆していない場合よりも低くできるため、電極と生体との電気的接続はより安定して、生体の電気信号をより高感度で検出できる。
このような生体情報測定用電極として、例えば、樹脂やセラミック等の非導電材料で作製した弾丸型の電極体の表面をPtやAu等の金属、又はPEDOT等の導電性高分子を含む導電性材料で覆った生体用電極が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2014/126103号
しかしながら、特許文献1の生体用電極では、電極体をPEDOT等の導電性高分子で被覆する場合、電極体と導電性高分子との密着性が劣るため、導電性高分子が電極体から容易に剥離してしまう可能性がある。
本発明の一態様は、導電性高分子を含む導電層の剥離を抑制できる生体情報測定用電極を提供することを目的とする。
本発明に係る生体情報測定用電極の一態様は、生体と接触可能な領域を表面に有する基体部と、前記基体部の少なくとも一部に設けられる導電層と、を備える生体情報測定用電極であって、前記基体部は、前記基体部の前記表面と裏面とを貫通する貫通孔を有し、前記導電層は、前記領域の前記表面に形成される第1の導電層と、前記貫通孔に形成される第2の導電層と、前記裏面に形成される第3の導電層とを含み、前記第1の導電層、前記第2の導電層、及び前記第3の導電層が連結している。
本発明の一態様に係る生体情報測定用電極は、導電性高分子を含む導電層の剥離を抑制できる。
一実施形態に係る生体情報測定用電極の外観を示す斜視図である。 一実施形態に係る生体情報測定用電極の外観を示す他の斜視図である。 第1の実施形態に係る生体情報測定用電極の正面図である。 図1のI−I断面図である。 図4の部分拡大断面図である。 図5のII−II断面図である。 生体情報測定用電極を備えた検査装置を用いて患者等の脳波を測定する一例を示す図である。 導電層の他の構成の一例を示す断面図である。 導電層の他の構成の一例を示す断面図である。 導電層の他の構成の一例を示す断面図である。 導電層の他の構成の一例を示す断面図である。 生体情報測定用電極の他の構成の一例を示す電極脚の部分断面図である。 生体情報測定用電極の他の構成の一例を示す断面図である。 生体情報測定用電極の他の構成の一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては同一の符号を付して、重複する説明は省略する。図面における各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。本明細書では、3軸方向(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)の3次元直交座標系を用い、生体情報測定用電極の中心軸Jに平行な方向等をZ軸方向とし、中心軸Jに直交する面において、互いに直交する2つの方向のうち一方をX軸方向とし、他方をY軸方向とする。生体情報測定用電極の基体部側を+Z軸方向とし、その反対方向を−Z軸方向とする。以下の説明において、+Z軸方向を上といい、−Z軸方向を下という場合がある。本明細書において数値範囲を示すチルダ「〜」は、別段の断わりがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
<生体情報測定用電極>
一実施形態に係る生体情報測定用電極について説明する。生体とは、人体(人)、並びに牛、馬、豚、猿、鳥、犬及び猫等の動物等をいう。一実施形態に係る生体情報測定用電極は、生体用、中でも人体用として好適に用いることができる。本実施形態では、一例として、生体の一部である頭皮又は額(頭皮等)に生体情報測定用電極を接触させて生体情報の測定を行う場合について説明する。本実施形態に係る生体情報測定用電極は、生体の一部に接触させて生体情報の測定を行うものであればよく、例えば、頭皮等以外の皮膚の一部に接触させて生体情報の測定を行うものでもよい。
図1は、一実施形態に係る生体情報測定用電極の外観を示す斜視図であり、図2は、一実施形態に係る生体情報測定用電極の外観を示す他の斜視図であり、図3は、本実施形態に係る生体情報測定用電極の正面図であり、図4は、図1のI−I断面図である。なお、図1〜図4中の一点鎖線は、生体情報測定用電極の中心軸Jを示す。中心軸Jとは、生体情報測定用電極を生体に設置した際の中心となる軸である。図1〜図4に示すように、生体情報測定用電極1は、基体部10と、端子部20と、導電層30とを備える。
基体部10及び端子部20を形成する材料(基材)としては、導電性又は絶縁性のエラストマー、ゴム、並びにエポキシ樹脂及びウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂等の樹脂材料;銅等の金属材料;アルミナ等のセラミックス等を用いることができる。なお、絶縁性のエラストマーとは、導電性がないか導電性が極めて小さいエラストマーをいう。また、基体部10と端子部20とは、同一の材料で形成されていてもよいし、異なる材料で形成されていてもよい。本実施形態では、基体部10及び端子部20は、同一の導電性エラストマーで一体に形成されているので、基体部10を構成する電極脚12の先端部121(後述する)側から端子部20まで導通している。基体部10及び端子部20を形成する材料として絶縁材料を用いる場合は、生体と接触可能な領域に形成された導電層30と生体情報を取り出すための端子部10とを電気的に接続する必要がある。この場合には、例えば、導電性の被膜を基体部10及び端子部20の表面に施すことで達成できる。
導電性エラストマーは、その種類は特に限定されるものではない。基体部10及び端子部20が導電性エラストマーを用いて形成される場合、導電性エラストマーは、例えば、導電性フィラーをゴム弾性を有する非導電性エラストマーに一定の配合割合で均一に混合することで得られる。基体部10と端子部20は、ゴム弾性を有する非導電性エラストマーを含んで成形されることで、低い弾性率を有することができる。そのため、生体情報測定用電極1の使用時に、基体部10と端子部20は頭皮等の生体の凹凸形状に追従して変形し易くなるので、頭皮等への接触を確実にできると共に、頭皮等への押圧力を緩和できる。
上述の導電性フィラーとしては、導電性を有していれば、その種類は特に限定されるものではない。例えば、導電性フィラーとしては、グラファイト、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン又はカーボンファイバー(炭素繊維)等のカーボン材料;アルミニウム、金、銀、銅、鉄、白金、クロム、スズ、インジウム、アンチモン、チタン、又はニッケル等の金属;いわゆるABO型のペロブスカイト型複合酸化物等の導電性セラミックス等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの導電性フィラーは1種単独で用いられてもよいし、2種以上併用してもよい。これらの中でも、カーボン材料を用いることが好ましい。カーボン材料は、腐食し難く高い耐食性を有すると共に、低コストで高い伝導性を有することができるので優れた経済性を有する。また、カーボン材料は非磁性であるため、例えば生体情報測定用電極1を生体情報の測定とMRI測定等とを同時に行える。さらに、カーボン材料は、被験者に対して金属材料のようにアレルギー(金属アレルギー)等を誘発するのを防げる。
上述の非導電性エラストマーとしては、例えば、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、アクリルニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、又はフッ素ゴム等が挙げられる。これらは、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの中では、シリコーンゴムを用いることが好ましい。シリコーンゴムは、溶剤に対して腐食し難く、繰り返し使用しても変形し難くため、高い耐久性を有する。また、シリコーンゴムは、皮膚に対して無害であり、優れた生体適合性を有する。さらに、シリコーンゴムは、ゴム弾性を有する共に、低硬度で高い導電性を有する。
また、導電性エラストマーではない絶縁材料としては、上記の非導電性エラストマー、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアミド(PA)又は液晶ポリマー(LCP)等を用いることができる。
[基体部]
基体部10は、図1〜図4に示すように、基部11と、複数(図2では、8個)の電極脚12とを備える。基体部10は、図4に示すように、中空構造であり、内部に空間を有する。
基部11は、平面視(+Z軸方向から見たとき)において、略円形に形成されている。基部11は、基部11の裏面(−Z軸方向側)に突設部111を有する。突設部111は、基部11の裏面に環状に複数(図1及び図2では、8本)設けられている。突設部111の端部に電極脚12が一体に成形されている。突設部111の数は、電極脚12の数に合うように設定される。なお、基部11は突設部111を備えず、電極脚12が円板部分の基部11に連続して形成された構成でもよい。
電極脚12は、基部11の裏面に対して略直角となるように、基部11の突設部111から−Z軸方向に向けて延設されている。電極脚12は、円筒状に形成されており、その先端に頭皮と接触可能な表面である先端部121を有する。先端部121は、先端に丸みがある曲面形状に形成されており、本実施形態では、ドーム形状に形成されている。
先端部121とは、ドーム形状に形成されている部分であり、生体である頭皮等と接触する先端と、生体情報測定用電極1を傾斜させた時等に生体と接触する可能性のある、先端の周辺領域を含むことを意味する。本実施形態では、先端部121を、「生体と接触可能な領域A(以下、「領域A」という)」とする。
電極脚12は、図1〜図4に示すように、先端部121に複数の貫通孔13を有する。貫通孔13は、電極脚12の軸方向及び軸回りに複数形成されている。貫通孔13は、図5及び図6に示すように、電極脚12の外表面(表面)12aと内表面(裏面)12bとを貫通している。複数の貫通孔13は、先端部121に規則的に又は不規則に配列されていてもよい。
貫通孔13の開口形状は、略円形である。なお、貫通孔13の開口形状は、略楕円形、及び四角形等の多角形でもよい。
貫通孔13の孔径は、電極脚12の大きさ等により適宜設定できるが、例えば、0.1mm〜0.7mmが好ましく、0.2mm〜0.5mmが好ましい。貫通孔13の孔径とは、貫通孔13の中心を通り、長さ方向に垂直な断面で貫通孔13を仮想的に切断したときの断面の孔を、仮想円とした時の直径をいう。また、貫通孔13の孔径は、表面12a側の貫通孔13の孔径が裏面12b側の貫通孔13の孔径よりも大きく、裏面12bから表面12aにかけて大きくなるように形成されている場合、貫通孔13の孔径は、表面12aを通る断面で貫通孔13を仮想的に切断したときの断面の孔を仮想円とした時の直径としてもよい。貫通孔13の孔径は、貫通孔13が楕円形や四角形等の多角形の場合には、貫通孔13を楕円形や多角形と等しい面積を有する円と仮定した時の直径とする。
貫通孔13の孔径は、電極脚12の表面12a及び裏面12bと、貫通孔13の内面13aとで同じでもよいが、同じである必要はない。
複数の貫通孔13の開口形状や孔径は、異なっていてもよい。
[端子部]
端子部20は、図1〜図4に示すように、基部11の上側(+Z軸方向)に設けられる。端子部20は、基体部10の基部11の上面であって、平面視において基部11の略中央部(中心軸Jが通る位置)から+Z軸方向に突出して設けられている。端子部20の中央部分には、金属層21が設けられている。金属層21としては、金、銀、又は銅等の金属が好適に用いられる。これにより、端子部20は、電極脚12が一体に形成されている基体部10と電気的に接続される。よって、端子部20は、電極脚12の領域Aである先端部121と電気的に接続されることになる。なお、金属層21は、端子部20の上面に設けてもよい。また、端子部20の中央部分の外周には、金属層21以外に、導電性を有する材料により形成された層を設けてもよい。
端子部20は、測定部53(図7参照)と接続されている。具体的には、端子部20は、配線52(図7参照)等に接続され、この配線52(図7参照)と測定部53(図7参照)とが接続されている。端子部20は、電極脚12の先端部121から得られた生体(頭皮等)からの生体情報(電気信号)を基体部10を介して測定部53(図7参照)に伝え、生体情報(脳波)として測定される。
[導電層]
導電層30は、図1〜図4に示すように、電極脚12の先端部121に設けられている。導電層30は、図5及び図6に示すように、第1の導電層301、第2の導電層302、及び第3の導電層303を有する。導電層30は、第1の導電層301、第2の導電層302、及び第3の導電層303が連結して一体に構成されている。
第1の導電層301は、図5及び図6に示すように、先端部121の表面12aに形成される。
第2の導電層302は、図5及び図6に示すように、貫通孔13の内面(表面)13aに形成され、貫通孔13を閉塞している。
第3の導電層303は、図5及び図6に示すように、先端部121の裏面12bに形成される。
導電層30は、第1の導電層301、第2の導電層302、及び第3の導電層303により、先端部121の表面12a及び12bと、貫通孔13とに形成され、電極脚12の先端部121に強固に固定されている。
本実施形態では、基体部10及び端子部20が導電性エラストマーを用いて一体に形成されているので、基体部10と端子部20との導通は確保されている。そのため、導電層30は、先端部121にのみ形成されている。なお、基体部10及び端子部20が絶縁材料で形成されている場合には、導電層30は、基体部10と端子部20との導通を確保するため、基体部10及び端子部20の全面に設けられる。
導電層30は、導電性高分子を含有することが好ましい。導電性高分子としては、例えば、ポリ3、4−エチレンジオキシチオフェン(PEDOT)にポリスチレンスルホン酸(ポリ4−スチレンサルフォネート;PSS)をドープしたPEDOT/PSS、ポリアセチレン、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリフェニレンビニレン、又はポリピロール等を用いることができる。これらは、一種単独で用いてもよいし、二種以上を併用してもよい。中でも、生体との接触インピーダンスがより低く、高い導電性を有する点から、PEDOT/PSSを用いることが好ましい。
導電層30を構成する第1の導電層301及び第3の導電層303の厚さは、1〜5μmであることが好ましい。この範囲内であれば、導電性を有することができ、生体から伝達される電気信号を安定して通電させることができる。なお、導電層30の厚さとは、導電層30の厚さの平均値をいう。例えば、導電層30の断面を走査型顕微鏡等で任意の場所で複数カ所測定した時、これらの測定箇所の厚さの平均値をいう。なお、複数カ所とは、例えば、1か所〜30か所程度をいう。また、本実施形態において、厚さとは、導電層30の接触面に対して垂直方向の層の長さをいう。
生体情報測定用電極1では、基体部10、端子部20、及び導電層30は、いずれも、導電性を有する。そのため、電極脚12の先端部121から端子部20の金属層21にかけて電気的に接続されることになる。
生体情報測定用電極1の製造方法の一例について説明する。基体部10及び端子部20は、それぞれ、これらを形成する材料(樹脂や金属等)を用いて成形することで得られる。基体部10及び端子部20は、射出成形(インジェクション成形)、圧縮成形(コンプレッション成形)、又は押出成形(トランスファー成形)等公知の成形方法で、所望の形状にそれぞれ成形できる。これらの成形法を用いる際、基体部10、及び端子部20の形状に対応した金型が用いられる。基体部10の電極脚12の先端部121に、例えばレーザ等を照射することで、貫通孔13が形成される。また、基体部10、及び端子部20を、それぞれ、3Dプリンタを用いて作製することもできる。
射出成形法等を用いる場合、射出成形後、基体部10及び端子部20を成形する原料(樹脂や金属等)が供給される原料供給管(例えば、スプール、ランナー等)が基体部10及び端子部20にそれぞれ連結されている。例えば、原料供給管が基体部10及び端子部20にそれぞれ連結されている場合、原料供給管の少なくとも一部は、基体部10及び端子部20の成形後も、基体部10及び端子部20に連結しておくことが好ましい。原料供給管は、基体部10及び端子部20にそれぞれ連結されていれば、基体部10及び端子部20の掴み手として用いることができる。例えば、導電層30の形成時に、基体部10の電極脚12の先端部121を、導電性高分子を含む溶液に浸漬する際に、原料供給管は、基体部10の掴み手として用いることができる。なお、原料供給管は、好適な成形を行うために製品のどの位置にするか適宜決定できる。
次に、基体部10及び端子部20を成形した後、基体部10と端子部20とを、例えば、不図示の導電性接着剤や導電性ペースト等により接合する。
次に、エキシマによる真空紫外光(エキシマUV光)を照射する方法、又はAr及び酸素を含む混合ガス中でプラズマ処理する方法を用いて、先端部121の表面を活性化処理する。先端部121の表面を活性化処理することで、導電層30の形成時に、先端部121と導電層30との密着性を向上させることができる。これにより、先端部121の洗浄や拭き取り等により物理的な力が加わった際に、導電層30が基体部10の先端部121から容易に剥がれることを防止できる。
また、エキシマUV光を照射する方法を用いる場合、先端部121の表面にエキシマUV光を照射する。エキシマUV光は、大気中で波長が240nm以下のUV光であり、放電性ガスの種類により、所定の波長(中心波長)を有する。放電性ガスとして、Ar(波長126nm)、Kr(波長146nm)、ArBr(波長165nm)、Xe(波長172nm)、KrI(波長191nm)、又はKrCl(波長222nm)等を用いることができる。エキシマUV光を放射する照射ランプが、例えば、Xeガスを封入した誘電体バリヤ放電ランプであるとする。この場合、誘電体バリヤ放電ランプは、Xe原子が励起されたエキシマ状態(Xe )となり、このエキシマ状態から再びXe原子に解離するときに波長約172nmの光を発生する。この波長172nmの光を酸素に照射することで、高濃度のオゾンが発生する。このオゾンの作用により、基体部10及び端子部20のうちエキシマUV光が照射される箇所の表面が改質され、親水性の高い基(例えば、水酸基(OH基)、アルデヒド基(CHO基)、カルボキシル基(COOH基)が形成される。これにより、基体部10の先端部121の表面を活性化処理することができ、先端部121の表面を親水性に変化させることができる。この結果、先端部121の表面の液体に対する濡れ性を高めることができる。そのため、エキシマUV光を照射する方法は、先端部121のみを簡易に活性化処理することができるので、基体部10及び端子部20が導電性材料で形成されている場合に有効に用いることができる。なお、少なくとも先端部121の表面を活性化処理できればよく、基体部10の先端部121以外の部分や、基体部10及び端子部20の全体にエキシマUV光を照射してもよい。
また、Ar及び酸素を含む混合ガス中でプラズマ処理する方法を用いる場合、基体部10及び端子部20の全体の表面がプラズマで活性化処理される。これにより、先端部121の表面以外に、基体部10及び端子部20の全体の表面を親水性に変化させることができる。この結果、先端部121含め、基体部10及び端子部20の全体の表面の液体に対する濡れ性を高めることができる。そのため、基体部10及び端子部20が導電性材料又は絶縁材料のいずれで形成されている場合でも有効に用いることができる。
次に、先端部121の表面12a及び裏面12bと、貫通孔13とに導電性高分子を含有する導電層30を形成する。まず、少なくとも先端部121に、導電性高分子を含む溶液を塗布して塗布層を形成する。導電性高分子を含む溶液を少なくとも先端部121の表面12a及び裏面12bと、貫通孔13とに塗布する方法としては、導電性高分子を含む溶液に少なくとも先端部121を浸漬する浸漬法等を用いることができる。
浸漬法を用いる場合、例えば、先端部121を導電性高分子を含む溶液中に浸漬して、先端部121の貫通孔13を通して、貫通孔13と先端部121の内部空間とを導電性高分子を含む溶液で満たした後、基体部10と共に先端部121を導電性高分子を含む溶液から引き上げる。導電性高分子を含む溶液が先端部121の表面12a及び裏面12bと、貫通孔13とに付着している状態で先端部121に形成された塗布層を乾燥して塗布層を硬化させる。なお、導電層30の厚さは、先端部121の溶液への浸漬及び乾燥・硬化を複数回行い、適宜任意の厚さに設定してもよい。このようにして、塗布層を硬化させることで、電極脚12の先端部121の表面12aには第1の導電層301が形成され、貫通孔13には貫通孔13を閉塞するように第2の導電層302が形成され、裏面12bには第3の導電層303が形成される。これにより、電極脚12の先端部121に導電層30が形成される。なお、本実施形態では、基体部10及び端子部20が導電性エラストマーで形成されているため、導電層30は先端部121の表面に形成すれば足りる。
電極脚12の先端部121に導電層30が形成されることにより、生体情報測定用電極1が得られる。
次に、一実施形態に係る生体情報測定用電極1を備えた検査装置を用いて被験者の生体情報として脳波を測定する場合の一例について説明する。図7は、生体情報測定用電極1を備えた検査装置を用いて被験者の脳波を測定する一例を示す図である。
図7に示すように、検査装置50は、生体情報測定用電極1と、被験者の頭部にかぶせるキャップ51と、配線52と、測定部53と、表示部54とを有する。
キャップ51は、被験者の頭部及び額を覆うように帽子又はヘルメットの形状を有し、合成樹脂や布等で形成される。生体情報測定用電極1が、キャップ51に所定間隔で複数カ所(例えば、21か所)に設けられ、被験者の頭皮や額等(頭皮等)55の任意の場所に取り付けられる。配線52は、例えば、リード線等であり、一端が端子部20の表面に設けた金属層21に接続され、他端が測定部53に接続される。測定部53は、電源部531、及び頭皮等55からの生体情報信号(電気信号)を解析して、生体情報として脳波を測定する信号解析部532を有する。表示部54は、モニターであり、信号解析部532で解析された脳波541を表示する。脳波541は、その周波数により、例えば、α波(8Hz〜13Hz)、β波(14Hz〜30Hz)、θ波(4Hz〜7Hz)、δ波(0.5Hz〜3Hz)に分類される。
生体情報測定用電極1をキャップ51に固定して、電極脚12の先端部121を導電層30を介して頭皮等55に接触させる。生体情報測定用電極1を頭皮のように頭髪がある部分に用いる場合には、複数の電極脚12で頭髪を掻き分けながら、電極脚12と皮膚(頭皮)表面とを接触させる。生体情報測定用電極1を額のように頭髪がない部分に用いる場合には、複数の電極脚12の先端部121と額表面とを接触させる。
電源部531を入れて、測定を開始すると、頭皮等55からの電流が電気信号として頭皮等55から導電層30を介して電極脚12(図1等参照)の先端部121(図1等参照)に伝えられる。伝達された電気信号は、先端部121(図1等参照)から基体部10(図1等参照)を介して、端子部20(図1等参照)、金属層21、配線52、及び測定部53の順に伝えられる。信号解析部532は、伝えられた電気信号を解析して、表示部54に脳波(例えば、α波、β波、θ波等)541を表示する。
以上のように構成された、生体情報測定用電極1は、生体と接触可能な領域Aである先端部121を表面に備える電極脚12を有する基体部10と、先端部121に設けられる導電層30とを備える。基体部10は、電極脚12の表面12aと裏面12bとを貫通する貫通孔13を有する。導電層30は、先端部121の表面11aに形成される第1の導電層301、貫通孔13を閉塞する第2の導電層302、及び裏面12bに形成される第3の導電層303を有する。そして、第1の導電層301、第2の導電層302及び第3の導電層303は連結して一体化して構成されている。導電層30が第1の導電層301と第3の導電層303とにより電極脚12の先端部121の表面12aと裏面12bとを挟み込むことで、導電層30は、電極脚12の表面12aと裏面12bとに固定することができるので、導電層30と電極脚12の先端部121との密着性を向上させることができる。よって、生体情報測定用電極1の使用時に第1の導電層301が生体と接触しても、電極脚12の先端部121の表面11aから導電層30が剥離するのを抑制できる。この結果、導電層30の耐久性を向上させることができる。
また、先端部121の表面に形成される第1の導電層301は、使用時に頭皮等と接触したり、振動が生じても先端部121からの剥離を抑制できるので、導電層30と頭皮等との導通を安定して維持することができる。よって、生体情報測定用電極1は、頭皮等と電極脚12との導通を導電層30を介して確保し、電極脚12の先端部121と頭皮等との電気的接続を維持できるので、頭皮等からの電気信号を電極脚12を介して安定して得ることができ、生体情報(脳波)を安定して測定することができる。
さらに、先端部121を頭皮等の生体表面に接触させた際、電極脚12の先端部121に形成した複数の貫通孔13が凹みとなるため、先端部121の表面ではいわゆるエッジ効果が発揮される。このエッジ効果により、先端部121と生体との点接触の数を増大させたり、先端部121の表面の生体との検出点(接触面)の接触圧力を増加させて、先端部121が生体と接触する表面に頭皮等からの電気信号が集中して流れ易くすることができる。また、貫通孔13の縁が端部となり、端部では、頭皮等からの電気信号の導電層30への伝達効率を高めることができる。そのため、先端部121では、先端部121に多数の端部が形成されることで、頭皮等からの電気信号を導電層30に高効率で伝達させることができる。よって、生体情報測定用電極1は、先端部121において頭皮等からの電気信号が集中して流れ易い点を増やすことができるので、生体からの電気信号の検出性能をより向上させることができる。
また、導電層30が、導電性高分子の中でもPEDOT/PSSを用いて形成されている場合、導電層30が頭皮等の表面に接触して、導電層30と頭皮等の表面とを導通させることで、頭皮等と導電層30との間の接触インピーダンスを下げることができるので、頭皮等から電気信号が取得し易くなる。よって、生体情報測定用電極1は、頭皮等と電気的に接続を維持できるため、生体情報(脳波)を容易に安定して測定することができる。
生体情報測定用電極1は、電極脚12の先端部121に貫通孔13は複数設け、それぞれの貫通孔13に第2の導電層302を形成できる。貫通孔13が複数設けられる場合、それぞれの貫通孔13に第2の導電層302が形成されることで、先端部121で第1の導電層301と第3の導電層303との連結箇所を増やすことができるので、導電層30は、第1の導電層301と第3の導電層303とによって電極脚12の先端部121の表面12aと裏面12bとにより強固に固定できる。よって、導電層30と電極脚12との密着性をより向上させることができる。
生体情報測定用電極1は、貫通孔13を第2の導電層302によって閉塞することができる。貫通孔13を第2の導電層302で閉塞することで、第2の導電層302は貫通孔13内に固定できるので、第2の導電層302が貫通孔13の内面13aから剥離するのを抑制できる。よって、生体情報測定用電極1は、第2の導電層302が貫通孔13から剥離するのを抑制することで、第1の導電層301及び第3の導電層303が先端部121の表面11a及び裏面11bに固定した状態を安定させることができるので、導電層30を基体部10により強固に固定できる。
生体情報測定用電極1は、基体部10が複数の電極脚12を有すると共に中空構造を有し、貫通孔13を電極脚12の先端部121に形成し、領域Aを電極脚12の先端部121とすることができる。これにより、生体情報測定用電極1は、中空構造を有する電極脚12の先端部121に貫通孔13を設け、先端部121を領域Aとすることで、貫通孔13を介して、第1の導電層301、第2の導電層302、及び第3の導電層303を連結して一体化させることができる。そのため、生体情報測定用電極1は、導電層30を頭皮等と接触する部分である電極脚12の先端部121に安定して固定できる。
生体情報測定用電極1は、基体部10が、電極脚12の先端部121に電気的に接続された端子部20を含むことができる。これにより、生体情報測定用電極1は、頭皮等から伝わる電気信号を先端部121を通して基体部10から端子部20に伝えることができるので、端子部20から外部に電気信号を伝えることができる。
生体情報測定用電極1は、基体部10が導電性を有することができる。基体部10が、導電性を有することで、頭皮等から先端部121を通して伝えられる電気信号を流すことができるので、電気信号をより安定して流すことができる。
このように、生体情報測定用電極1は、生体である頭皮等との電気的接続を維持し、頭皮等から得られる生体情報(脳波)を安定して測定することができる。そのため、生体情報測定用電極1は、脳波以外に、例えば、脈波、心電、筋電、体脂肪等様々な生体の情報を皮膚に接触させて測定する生体情報測定用電極として好適に用いることができる。また、生体とは、人体、又は人体以外の生物等を含むが、生体情報測定用電極1は、人体用として特に好適に用いることができる。
[変形例]
生体情報測定用電極1の一例を示したが、これに限定されない。以下に、生体情報測定用電極1の変形例について説明する。
導電層30の変形例について説明する。
本実施形態では、導電層30は、図8に示すように、貫通孔13を閉塞するように形成されてもよい。
本実施形態では、導電層30は、図9に示すように、第3の導電層303が電極脚12の内部空間の一部を閉塞するように形成されていてもよい。
本実施形態では、導電層30は、第1の導電層301と第3の導電層303とが同じ高さとなるように形成される必要はなく異なっていてもよい。例えば、図10に示すように、第3の導電層303は、第1の導電層301よりも裏面12bに基部11側に高く形成されていてもよい。
本実施形態では、導電層30は、少なくとも電極脚12の先端部121に形成されていればよく、先端部121の表面11a以外に、電極脚12の他の部分に形成されていてもよいし、基体部10の全面に形成されていてもよい。例えば、基体部10が絶縁材料で形成されている場合には、基体部10の導通を確保するため、導電層30は、基体部10の全面に設けられる。
本実施形態では、例えば、図11に示すように、基体部10の全面に、導電層30と電気的に接続された下地導電層60を形成してもよい。これにより、例えば、基体部10が絶縁材料で形成されている場合でも、先端部121と端子部20との間の導通を確保することができる。導電性高分子は、導電層30と同様の導電性高分子が使用されるため、導電性高分子の説明は書略する。下地導電層60の厚さは、導通が取れればよく、例えば、0.2〜2μm程度であればよい。
次に、生体情報測定用電極1を構成する部材の他の変形例について説明する。
本実施形態では、基部11は、図12に示すように、中空構造を有していなくてもよい。また、端子部20は、図13に示すように、基体部10と同様に、中空構造を有していてもよい。
本実施形態では、生体情報測定用電極1は、電極脚12を複数有するが、電極脚12は1つでもよい。
本実施形態では、電極脚12は、先端がドーム状に形成された円筒状に形成されているが、板状に形成されていてもよい。
本実施形態では、先端部121の形状は、丸みがある円錐形状でもよいし、頭皮に接触できる端面を有する平坦形状であってもよい。
本実施形態では、電極脚12は、基部11の突設部111の端部に一体に成形されているが、基部11と分離可能としてもよい。この場合、電極脚12は、突設部111の端部に、例えば、不図示の導電性接着剤や導電性ペースト等により固定して接続できる。これにより、電極脚12は、基部11と電気的に接続される。また、電極脚12が基部11から分離可能とすることで、導電層30を有する電極脚12を容易に交換することができる。これにより、電極脚12の先端部121の導電層30が磨耗等により測定が不安定になっても、正常に生体情報の測定を取得できる電極脚12に交換することができる。
本実施形態では、基体部10は、基部11と電極脚12とを同一材料で形成しているが、基部11と電極脚12とを別々の材料で構成してもよい。このとき、基部11と電極脚12とは、合成樹脂からなる結着部材により結着する。なお、結着部材は、エポキシ樹脂、又はウレタン樹脂等の合成樹脂が硬化したものである。また、結着部材として、前記合成樹脂の他に、ゴム等の弾性を有した合成樹脂でもよい。
本実施形態では、基体部10と端子部20とは同一材料で形成されているが、基体部10と端子部20とは別々の材料で構成されていてもよい。例えば、図14に示すように、端子部20は、金属材料等の導電性を有する材料により形成できる。端子部20は、円板形状の基部201と、基部201の中央部から突出した凸部202とを有することができる。端子部20は、基体部10の基部11が電極脚12と連続している端部11aと、例えば、不図示の導電性接着剤や導電性ペースト等により固定して接続できる。これにより、端子部20は、電極脚12と一体で形成されている基体部10と電気的に接続できる。よって、電極脚12の先端部121は、基体部10の基部11を介して、端子部20と電気的に接続される。
以上の通り、実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の組み合わせ、省略、置き換え、変更等を行うことが可能である。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 生体情報測定用電極
10 基体部
11 基部
12 電極脚
121 先端部
12a 外表面(表面)
12b 内表面(裏面)
13 貫通孔
13a 内面(表面)
20 端子部
30 導電層
301 第1の導電層
302 第2の導電層
303 第3の導電層
A 領域

Claims (6)

  1. 生体と接触可能な領域を表面に有する基体部と、前記基体部の少なくとも一部に設けられる導電層と、を備える生体情報測定用電極であって、
    前記基体部は、前記基体部の前記表面と裏面とを貫通する貫通孔を有し、
    前記導電層は、前記領域の前記表面に形成される第1の導電層と、前記貫通孔に形成される第2の導電層と、前記裏面に形成される第3の導電層とを含み、前記第1の導電層、前記第2の導電層、及び前記第3の導電層が連結していることを特徴とする生体情報測定用電極。
  2. 前記貫通孔は複数設けられ、それぞれの前記貫通孔に前記第2の導電層が形成されることを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定用電極。
  3. 前記貫通孔が前記第2の導電層によって閉塞していることを特徴とする請求項1又は2に記載の生体情報測定用電極。
  4. 前記基体部は、複数の電極脚を有すると共に、少なくとも前記電極脚に中空構造を有し、
    前記貫通孔は、前記電極脚の先端部に形成され、
    前記領域が、前記電極脚の先端部であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の生体情報測定用電極。
  5. 前記基体部が、前記領域に電気的に接続された端子部を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の生体情報測定用電極。
  6. 前記基体部が、導電性を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の生体情報測定用電極。
JP2019148623A 2019-08-13 2019-08-13 生体情報測定用電極 Pending JP2021029264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019148623A JP2021029264A (ja) 2019-08-13 2019-08-13 生体情報測定用電極

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019148623A JP2021029264A (ja) 2019-08-13 2019-08-13 生体情報測定用電極

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021029264A true JP2021029264A (ja) 2021-03-01

Family

ID=74674073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019148623A Pending JP2021029264A (ja) 2019-08-13 2019-08-13 生体情報測定用電極

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021029264A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101538426B1 (ko) 신체의 전기 신호를 측정하기 위한 전극 패치 및 이를 이용한 생체신호 측정 장치
EP3033994B1 (en) Electrode for biopotential sensing
JP2017074370A (ja) 脳波測定用電極
WO2016136629A1 (ja) 脳波測定用電極
JP2016163688A (ja) 脳波測定用電極
CN110225712A (zh) 刷电极
WO2021029100A1 (ja) 生体情報測定用電極
CN106102620A (zh) 处理器具
JP2017074369A (ja) 脳波測定用電極
US20200268267A1 (en) Bioelectrode And Method For Producing Bioelectrode
US11647936B2 (en) Electroencephalogram electrode
WO2017065196A1 (ja) 脳波測定用電極
KR20170104236A (ko) 마이크로니들 전극 패치 및 이의 제조 방법
JP2021029264A (ja) 生体情報測定用電極
JP2022012318A (ja) 生体用電極
JP2021137192A (ja) 生体情報測定用電極
CN106236086B (zh) 生物电波检测设备、识别传感器、其干性电极及制作方法
JP2021159216A (ja) 生体電気信号測定電極
JP7173979B2 (ja) 脳波検出用生体電極
JPWO2019130832A1 (ja) 生体情報測定用電極および生体情報測定用電極の製造方法
WO2019181389A1 (ja) 生体情報測定用電極
WO2019130833A1 (ja) 導電材料、導電材、電極脚、および生体情報測定用電極
JP6486551B2 (ja) 生体電極、生体電極の製造方法、生体から電気信号を収集する方法
JP2021094157A (ja) 生体情報測定用電極
CN116887753A (zh) 生物电极