JP2021026728A - サーバ装置、プログラム、および情報処理方法 - Google Patents

サーバ装置、プログラム、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 システムの要件定義や設計で定義するモデルについて、複数の設計者間でモデルの定義を共有できるサーバ装置等を提供する。【解決手段】 サーバ装置は、システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供部と、複数の端末から、提供部により提供された標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付部と、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出部と、差分を標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置、プログラム、および情報処理方法に関する。
従来、システムの要件定義や設計を支援する技術が知られている。下記特許文献1に開示されているデータベース設計支援装置では、表形式データベースの設計において、表形式データが有する複数のデータ項目について、グループ分けを行い、グループごとに個別データのデータ項目と集計データのデータ項目に分類する。そして、当該データベース設計支援装置では、この分類により、グループごとに集計データのデータ項目を親とし個別データのデータ項目を子として階層定義情報を生成する。
特許6289735号
しかしながら、特許文献1のデータベース支援装置では、システムを利用する業種や顧客等によって定義するデータモデルがそれぞれ異なってくるため、設計者はシステムの開発ごとに個別にこのようなデータモデルの定義を行う必要がある。しかしながら、このようなデータモデルは、システムを利用する業種や顧客等によって異なるものの共通する部分も少なくない。したがって、このようなデータモデルの定義を、システムの開発ごとに個別に行うことは属人的であり、標準化の観点で問題がある。
そこで、本発明は、システムの要件定義や設計で定義するモデルについて、複数の設計者間でモデルの定義を共有できるサーバ装置等を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るサーバ装置は、システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供部と、複数の端末から、提供部により提供された標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付部と、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出部と、差分を標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成部と、を備える。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供機能と、複数の端末から、提供機能により提供された標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付機能と、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出機能と、差分を標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成機能と、を実現させる。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供ステップと、複数の端末から、提供ステップにより提供された標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付ステップと、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出ステップと、差分を標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成ステップと、を含む。
上記の態様によれば、サーバ装置は、標準モデルをベースとして複数の設計者が更新した複数のカスタマイズモデルのそれぞれの差分をこれらのカスタマイズモデル等に対応付けて出力させることができる。すなわち、上記の態様によれば、設計者は、サーバ装置が出力する上記差分の対応付けにより、自身によるカスタマイズと他の設計者によるカスタマイズを含めて、これらのカスタマイズによるモデルの定義を把握することができる。したがって、上記の態様によれば、設計者は、他の設計者との間で、システムの要件定義または設計におけるモデルの定義を共有することができる。
本発明によれば、システムの要件定義や設計で定義するモデルについて、複数の設計者間でモデルの定義を共有できるサーバ装置等を提供することを目的とする。
本実施形態に係る設計支援システムのシステム構成例を説明するための図である。 本実施形態に係る設計支援システムの概要を説明するための図である。 本実施形態に係る設計支援サーバの機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る設計支援システムの画面例を示す図である。 本実施形態に係る設計支援システムの出力例を示す図である。 本実施形態に係る設計支援システムの画面例を示す図である。 本実施形態に係る設計支援システムの動作例を示す図である。 本実施形態に係る設計支援システムの動作例を示す図である。 本実施形態に係る設計支援サーバおよび端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態(以下、「本実施形態」という)について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一または同様の構成を有する。
本実施形態において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
<1.システム構成>
本実施形態では、システムS1の設計者U1およびシステムS2の設計者U2が、本実施形態に係る設計支援システム1を利用して、それぞれのシステムの要件定義や設計で定義するデータモデルを共有する例を用いて説明するが、これに限る趣旨ではない。設計支援システム1において複数の設計者がシステムの要件定義や設計で共有できるモデル(以下、単に「モデル」という)は、データモデルの他に、いわゆる分析モデルや設計モデルも含まれる。なお、設計者U1と設計者U2とは、特に区別の必要が無い場合は、まとめて「設計者U」という。
「分析モデルや設計モデル」とは、例えば、UML(Unified Modeling Language)で定義されるダイアグラム(クラス図やシーケンス図等)、またはMVC(Model−View−Controller)モデル等である。
モデルは、他の例として、システムの要件定義や設計において共通で用いられる用語の辞書を含んでもよい。設計支援システム1では、このような用語を標準化することで、国際化に対応しオフショア開発等における外国人との意思疎通を容易にすることができる。
本例では、設計者U1は、システムS1を開発するため、システムS1が取り扱うデータのデータモデルM1の設計を行う。また、設計者U2は、システムS2を開発するため、システムS2が取り扱うデータのデータモデルM2の設計を行う。
図1を参照して、設計支援システム1のシステム構成例を説明する。
設計支援システム1は、設計者Uが行うシステムの要件定義や設計を支援するためのシステムである。図1に示すように、設計支援システム1は、設計者Uが行うデータモデルの設計を支援するための設計支援サーバ100と、設計者U1が使用する端末200aと、設計者U2が使用する端末200bとを含む。なお、端末200aと端末200bとは、特に区別の必要が無い場合は、まとめて「端末200」という。設計支援サーバ100と端末200とは、ネットワークNを介して互いに接続されている。
ネットワークNは、無線ネットワークや有線ネットワークにより構成される。ネットワークの一例としては、携帯電話網や、PHS(Personal Handy−phone System)網、無線LAN(Local Area Network)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)、WiMax(登録商標)、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、有線LAN、電話線、電灯線ネットワーク、IEEE1394等に準拠したネットワークがある。
設計支援サーバ100は、端末200との通信やモデルの管理が可能な情報処理装置である。また、設計支援サーバ100は、サーバ装置の一例である。設計支援サーバ100は、所定のプログラムを実行することにより、端末200と連携して、モデルの新規登録、変更並びに削除(以下、これらの処理をまとめて「更新」ともいう)、またはこれらの履歴を管理し、標準モデルの更新処理を制御するサーバ機能を実現する。
「標準モデル」とは、システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とするモデルである。また、標準モデルは、例えば、様々な業種や事業者のシステムに適用可能な汎用的なデータモデルであってもよい。
標準モデルは、例えば、システムを利用する業種による分類、システムの規模による分類、システムを利用する事業者による分類、システムの開発環境による分類およびシステムの動作環境による分類の少なくとも一つの分類ごとに設けられてもよい。システムの開発環境には、例えば、システム開発で利用するフレームワークを含んでもよい。これらの分類を総称して、以下「モデル分類」という。
標準モデルとカスタマイズモデル(以下、「標準モデル等」ともいう)は、例えば、それぞれ複数の定義項目を有してもよい。ここで「カスタマイズモデル」とは、標準モデルを更新したモデルである。カスタマイズモデルは、例えば、標準モデルをベースとして、要件定義対象または設計対象のシステムに合わせるように設計者Uにより定義されたモデルである。また、ここで「定義項目」とは、システムの要件定義または設計で定義する項目をいう。
標準モデル等における上記の定義項目は、例えば、データモデルにおける個々のデータ項目であってもよいし、データの分類であってもよいし、当該データモデルで使用する用語であってもよい。標準モデル等が例えば表形式のデータモデルである場合、上記の定義項目は、例えば、各テーブルのテーブル名、各テーブルが有するカラムの項目名(カラム名)、型、長さ、主キーか否かのフラグ、NOT NULLか否かのフラグ等であってもよい。
端末200は、設計者Uからの標準モデルに対する更新の入力や設計支援サーバ100との通信が可能なスマートフォンやラップトップ端末等の端末装置である。端末200は、所定のプログラムを実行することにより、設計支援サーバ100と連携してモデルに関する情報を送受信したりモデルに関する画面を表示したり設計者Uの要求を受け付けたりする。
<2.概要>
図2を参照して、設計支援システム1の概要を説明する。
図2に示すように、設計支援サーバ100は、標準データモデルMを管理する。標準データモデルMとは、システムの要件定義または設計で定義するデータモデルの標準とするモデルである。標準データモデルMは、複数の設計者が共有するデータモデルである。
(1)設計支援サーバ100は、標準データモデルMを複数の端末200に提供する。(1−1)設計支援サーバ100は、例えば、設計者U1による端末200aからの標準データモデルMのリクエストに応じて、端末200aに標準データモデルMをダウンロードする。(1−2)また、設計支援サーバ100は、設計者U2による端末200bからの標準データモデルMのリクエストに応じて、端末200bに標準データモデルMをダウンロードする。
(2−1)設計者U1は、システムS1の要件定義または設計のため、データモデルM1を定義する。設計者U1は、例えば、端末200aに出力された標準データモデルMの顧客テーブルTに対して、データ項目「取引先分類」を新たに追加するよう更新入力する。そして設計者U1が更新入力した結果より、データモデルM1の顧客テーブルT1が設定され、カスタマイズモデルとしてデータモデルM1が生成される。すなわち、設計者U1は、標準データモデルMを更新することで、データモデルM1を定義する。
(2−2)設計者U2は、システムS2の要件定義または設計のため、データモデルM2を定義する。設計者U2は、例えば、端末200bに出力された標準データモデルMの顧客テーブルTに対して、データ項目「アドレス」の項目名を「メールアドレス」に変更するよう更新入力する。そして設計者U2が更新入力した結果より、データモデルM2の顧客テーブルT2が設定され、カスタマイズモデルとしてデータモデルM2が生成される。すなわち、設計者U2は、標準データモデルMを更新することで、データモデルM2を定義する。
(3−1)設計者U1は、端末200aから、生成したデータモデルM1を設計支援サーバ100にアップロードする。(3−2)設計者U2は、端末200bから、生成したデータモデルM2を設計支援サーバ100にアップロードする。
(4)設計支援サーバ100は、アップロードされたデータモデルM1とデータモデルM2とを受け付ける。
(5)設計支援サーバ100は、標準データモデルMとデータモデルM1、データモデルM2それぞれとを比較して差分を抽出する。設計支援サーバ100は、例えば、標準データモデルMの顧客テーブルTと、更新したデータモデルM1の顧客テーブルT1とを比較する。設計支援サーバ100は、当該比較の結果に基づいて、顧客テーブルTと顧客テーブルT1との差分(以下、「差分D1」という)としてデータ項目「取引先分類」の追加を抽出する。
設計支援サーバ100は、例えば、顧客テーブルTと、更新したデータモデルM2の顧客テーブルT2とを比較する。設計支援サーバ100は、当該比較の結果に基づいて、顧客テーブルTと顧客テーブルT2との差分(以下、「差分D2」という)としてデータ項目の項目名「アドレス」から項目名「メールアドレス」への変更を抽出する。
(6−1)設計支援サーバ100は、標準データモデルMに上記(5)で抽出された差分D1、差分D2を対応付けて出力するための差分出力情報を生成する。この差分出力情報により、例えば、設計支援サーバ100に外付けされる端末(不図示)に、標準データモデルMと差分D1、差分D2との対応付けを出力させてもよいし、端末200に、これらの対応付けを出力させてもよい。
設計支援サーバ100は、例えば、差分D1および差分D2を顧客テーブルTに反映した形で、差分D1および差分D2に該当するデータ項目を他のデータ項目と区別できるよう表示態様を変えて、上記の対応付けを出力する差分出力情報を生成してもよい。本例では、他のデータ項目に対して、該当するデータ項目の背景をハッチングし、文字列を斜体にして下線を引くよう表示態様を変更するものとする。
設計支援サーバ100は、例えば、マウスオーバーにより、差分D1および差分D2に該当するデータ項目にカーソルを合わせるとそれぞれの更新内容を示す更新内容情報をポップアップ表示等で出力するようにしてもよい。
(6−2)設計支援サーバ100は、データモデルM1に上記(5)で抽出された差分D1、差分D2を対応付けて出力するための差分出力情報を生成してもよい。この差分出力情報により、例えば、端末200aに、これらの対応付けを出力させてもよい。
設計支援サーバ100は、例えば、差分D1が反映された顧客テーブルT1に、差分D1に該当するデータ項目を他のデータ項目と区別できるよう上記(6−1)と同様に表示態様を変えて、上記の対応付けを出力する差分出力情報を生成してもよい。設計支援サーバ100は、差分D2に該当するデータ項目を差分D1に該当するデータ項目および他のデータ項目と区別できるよう表示態様を変えて、上記の対応付けを出力する差分出力情報を生成してもよい。本例では、差分D1に該当するデータ項目および他のデータ項目に対して、差分D2に該当するデータ項目の文字列を太字にするよう表示態様を変更するものとする。
設計支援サーバ100は、例えば、差分D2に該当するデータ項目にカーソル等を合わせると他の設計者により更新されている旨および差分D2の更新内容情報をポップアップ表示等で出力するようにしてもよい。
上記構成によれば、設計支援サーバ100は、標準データモデルMをベースとして設計者U1および設計者U2が更新したデータモデルM1およびデータモデルM2の差分D1および差分D2を標準データモデルMやデータモデルM1等に対応付けて出力させることができる。すなわち、上記構成によれば、設計者U1および設計者U2は、設計支援サーバ100が出力する上記差分の対応付けにより、自身によるカスタマイズと他の設計者によるカスタマイズを含めて、データモデルM1およびデータモデルM2によるモデルの定義を把握することができる。したがって、上記の態様によれば、設計者U1と設計者U2との間で、システムの要件定義または設計におけるモデルの定義を共有することができる。
<3.機能構成>
図3を参照して、本実施形態に係る設計支援サーバ100の機能構成を説明する。図3に示すように、設計支援サーバ100は、制御部110と、通信部130と、記憶部140と、を備える。
制御部110は、提供部111と、モデル受付部112と、抽出部113と、生成部114と、を備える。また、制御部110は、例えば、分類受付部115、算出部116、指定受付部117、対応付け部118、統合部119、反映部120、または反映受付部121を備えてもよい。
提供部111は、標準モデルを、複数の設計者Uが使用する複数の端末200に提供する。提供部111は、例えば、後述の指定受付部117が端末200aから設計者Uによる標準モデルの更新の指定を受け付けた場合、指定した端末200aに標準モデルを提供してもよい。
提供部111の提供の態様は、どのような態様でもよく、例えば、標準モデルを示すモデルの定義ファイルを提供対象の端末200に送信してもよいし、標準モデルそのものを示すWebページ(例えば、後述の図4のカスタマイズ画面A1のページ等)または標準モデルへのリンクが示されたWebページ等を生成して、提供対象の端末200にこれらのWebページ等を配信してもよい。端末200は、この配信されたWebページ等を、設計者Uに対して出力する。
上記のモデルの定義ファイル(以下、単に「定義ファイル」という)は、具体的には、モデルを定義するSQL(Structured Query Language)ファイルやXML(Extensible Markup Language)ファイル、CSV(Comma−Separated Values)ファイル、特定のオブジェクト指向言語のソースファイル(例えば、Java(登録商標)であれば、javaファイル)等であってもよい。
提供部111は、例えば、後述の分類受付部115により受け付けられたモデル分類の標準モデルを提供してもよい。
モデル受付部112は、複数の端末200から、提供部111により提供された標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付ける。
設計支援サーバ100において、モデル受付部112の受け付けを含め端末200からの受け付けの態様は、どのような態様でもよい。当該受け付けの態様は、例えば、通信部130を介して端末200から送信されたカスタマイズモデルを示すモデルの定義ファイルを受信してもよい。また、上記受け付けの態様は、他の例として、上記のように図4のカスタマイズ画面A1のようなWebページで標準モデルが提供された場合は当該Webページへの入力内容に基づいてカスタマイズモデルを受け付けてもよい。
モデル受付部112は、例えば、複数の端末200から、モデル分類ごとに、標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けてもよい。
抽出部113は、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分(以下、単に「差分」ともいう)を抽出する。抽出部113は、抽出した差分を、抽出元の標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けてもよい。抽出部113は、例えば、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとを比較して差分を抽出してもよい。抽出部113は、具体的には、比較対象の標準モデルとカスタマイズモデルがそれぞれ有する定義項目を照合させて、いずれか一方にはあるものの双方にはない定義項目を差分として抽出してもよい。
抽出部113は、他の例として、標準モデルからカスタマイズモデルに更新された更新履歴を示す更新履歴情報に基づいて、差分を抽出してもよい。抽出部113は、具体的には、標準データモデルMに対して新たなデータ項目を追加して当該データ項目に値を入力してデータモデルM1を生成した場合、これらの更新履歴情報に基づいて、標準データモデルMとデータモデルM1との差分を抽出してもよい。このような構成によれば、抽出部113は、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとを比較せずとも、差分を抽出することができる。
「更新履歴情報」とは、所定期間標準モデルからカスタマイズモデルに更新された更新履歴を示す情報である。更新履歴情報は、例えば、各カスタマイズモデルを識別するためのカスタマイズモデル識別情報、更新元の標準モデルを識別するための標準モデル識別情報、更新した設計者を示す更新者、各カスタマイズモデルの最終の更新日時を示す更新日時、更新の種別(例えば、「新規追加」、「変更」または「削除」等)を示す更新種別、更新した内容を示す更新内容情報等を含んでもよい。また、更新履歴情報は、定義項目ごとの更新履歴を示してもよく、この場合、各定義項目を識別するための定義項目識別情報をさらに含んでもよい。また、ここで「所定期間」とは、この更新履歴が蓄積される期間であり、例えば、半年、1年、3年または10年等適宜設定されればよい。
抽出部113は、例えば、同じ定義項目に対して複数回更新がなされていた場合、それらの更新履歴情報を統合して、差分を抽出してもよい。抽出部113の統合の態様は、例えば、定義項目を構成する最小単位の構成要素ごとに最新の更新履歴を採用してもよいし、後述の統合部119の統合と同様であってもよい。ここで「定義項目を構成する最小単位の構成要素」は、例えば、定義項目がデータ項目であれば、当該データ項目における項目名、データの型、長さ等であってもよい。このような構成によれば、抽出部113は、更新の途中経過ではなく、最終的な更新の結果に基づいて、差分を抽出することができる。
抽出部113は、例えば、モデル分類ごとに、標準モデルと複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出してもよい。
抽出部113は、定義項目ごとの差分を抽出してもよい。抽出部113は、例えば、定義項目が特定のデータ項目の場合、当該データ項目における項目名、データの型、長さ等比較対象の標準モデルのものとカスタマイズモデルのものとで照合させる。そして、抽出部113は、当該照合の結果に基づいて、差異があるものを当該データ項目の差分として抽出してもよい。抽出部113は、抽出した差分を、抽出元の標準モデルの定義項目およびカスタマイズモデルの定義項目の少なくとも一つに対応付けてもよい。
生成部114は、差分出力情報を生成する。ここで「差分出力情報」とは、抽出部113により抽出された差分を標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための情報である。
上記構成によれば、生成部114は、標準モデルをベースとして複数の設計者Uが更新した複数のカスタマイズモデルのそれぞれの差分を標準モデル等に対応付けて出力させることができる。すなわち、上記構成によれば、設計者Uは、出力されるこれらの差分の対応付けにより、自身によるカスタマイズと他の設計者によるカスタマイズを含めて、カスタマイズモデルによるモデルの定義を把握することができる。
生成部114は、例えば、モデル分類ごとに、差分出力情報を生成してもよい。このような構成によれば、生成部114は、設計者が定義するカスタマイズモデルにより即した標準モデルを出力させることができる。このため、このような構成によれば、設計支援サーバ100は、設計者Uにとって利便性の高い設計支援サービスを提供することができる。
生成部114は、例えば、更新度出力情報を生成してもよい。ここで「更新度出力情報」とは、標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて定義項目ごとの更新度を出力するための情報である。生成部114は、例えば、図4のカスタマイズ画面A1の更新度表示領域a2のように該当する定義項目に並列させて更新度を出力させてもよい。このような構成によれば、生成部114は、頻繁に更新されている定義項目等を設計者Uに通知することができる。
生成部114は、例えば、対応付け出力情報を生成してもよい。ここで「対応付け出力情報」とは、後述の指定受付部117が指定を受け付けた端末200に、後述の対応付け部118による第1カスタマイズモデルおよび第2カスタマイズモデルにおける定義項目ごとの対応付けを出力するための情報である。この対応付けは、例えば、第1カスタマイズモデルと第2カスタマイズモデルとの定義項目間のマッピング表であってもよい。このような構成によれば、生成部114は、設計者Uから指定された二つのカスタマイズモデルの定義項目間の対応付けを当該設計者Uに通知することができる。このため、このような構成によれば、設計者Uは、例えば、システム移行等において、移行元のシステムのカスタマイズモデルと移行先のシステムのカスタマイズモデルとの定義項目間の対応付けを把握することができる。
生成部114は、例えば、統合出力情報を生成してもよい。ここで「統合出力情報」とは、後述の統合部119で統合された差分を標準モデルおよびカスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための情報である。
生成部114は、指定受付部117がシステムの要件定義書または設計書に関する文書の出力指定を受け付けた場合、設計出力情報を生成してもよい。ここで「設計出力情報」とは、カスタマイズモデルに基づいて、システムの要件定義または設計に関する文書を出力するための情報である。このような構成によれば、生成部114は、設計者Uがシステムの要件定義書または設計書を作成する負荷を低減することができる。
上記のシステムの要件定義または設計に関する文書とは、例えば、システムの要件定義書または設計書そのものであってもよいし、これらの文書を作成するためのシステムを利用する顧客からのヒアリングシート等でもよい。また、このシステムの要件定義または設計に関する文書は、それぞれのテンプレートであってもよく、設計者Uは、この出力されたシステムの要件定義または設計に関するテンプレートに対して、未定義の定義項目を埋めて、また、更新したい定義項目を更新して、システムの要件定義を行ったり設計を行ったりしてもよい。
分類受付部115は、複数の端末200から、標準モデルの分類の選択を受け付ける。
算出部116は、更新履歴情報を記憶する記憶部を参照する。なお、算出部116が参照する記憶部は、後述の記憶部140であってもよいし、端末200が備える記憶部(不図示)であってもよい。
算出部116は、更新履歴情報および抽出部113により抽出された定義項目ごとの差分の少なくとも一つに基づいて、定義項目ごとに、設計者Uにより更新された度合いを示す更新度を算出する。算出部116は、例えば、定義項目ごとに抽出部113により差分が抽出された回数をカウントし、当該カウントした回数をそのまま更新度としてもよいし、このカウントした回数が取りうる値のレンジごとにこのカウントした回数を分類して更新度としてもよい(例えば、この抽出された回数が5回未満は更新度「低」、5回以上10回未満は更新度「中」、10回以上は更新度「高」に分類する等)。
指定受付部117は、端末200から、設計者Uによる標準モデルの更新の指定を受け付ける。また、指定受付部117は、例えば、端末200から、第1カスタマイズモデルと第2カスタマイズモデルの指定を受け付けてもよい。ここで「第1カスタマイズモデル」および「第2カスタマイズモデル」とは、対応付け部118において定義項目ごとの対応付け(マッピング)を行う対象のカスタマイズモデルである。これらのカスタマイズモデルは、例えば、システム移行における現行システムのモデルと新規開発のシステムのモデルとであってもよい。
指定受付部117は、例えば、端末200から、システムの要件定義または設計に関する文書の出力の指定を受け付けてもよい。また、指定受付部117は、例えば、端末200から、この端末200への差分の通知対象の定義項目、または標準モデル若しくはカスタマイズモデルの指定を受け付けてもよい。
対応付け部118は、標準モデルの定義項目を介して、第1カスタマイズモデルの定義項目と第2カスタマイズモデルの定義項目との対応付けを行う。
統合部119は、抽出部113により抽出された差分を、標準モデルの定義項目ごとに統合する。ここでいう「統合」とは、複数の差分を、融合、併合、合併、混合、結合等する処理を総じていう。統合部119は、例えば、一つの標準モデルの定義項目に対応付けられた複数の差分を所定の規則に従って統合させて、一つの差分を生成する処理を行ってもよい。ここで「所定の規則」とは、例えば、単純/内部/外部結合等やこれらの結合における重複の排除等を行う規則であってもよい。
統合部119は、他の例として、一つの標準モデルの定義項目に対応付けられた複数の差分に対して差分ごとに優先度を設定し、設定された優先度に基づいて複数の差分から最も優先度の高い一つの差分を選択してもよい。この優先度の設定にあたって、統合部119は、例えば、時間軸において抽出された時点が新しい差分を優先度が高くなるよう設定してもよいし、出現の頻度が高い差分を優先度が高くなるよう設定してもよい。
統合部119は、例えば、複数の差分の類似度または相関度を算出し、これらの度合いに応じて複数の差分に対してグルーピングを行ってもよい。統合部119は、まずはこのグルーピングごとに差分を統合して、つぎに所定の条件に基づいていくつかのグループにおける統合された差分から一つのグループにおける統合された差分を選択してもよい。ここで「所定の条件」とは、例えば、上記の統合部119の差分ごとに設定された優先度のように、グループごとに優先度を設定し、設定された優先度に基づいて一つのグループを選択してもよい。統合部119のこのような構成は、特に、特定の標準モデルの定義項目に対応付けられていない複数の差分について有効である。
反映部120は、標準モデルの定義項目に、統合部119により統合された差分を反映する。反映部120は、例えば、特定の標準モデルの定義項目に対応付けられた統合された差分であれば、当該定義項目をこの統合された差分で上書きしてもよい。反映部120は、例えば、特定の標準モデルの定義項目に対応付けられていない統合された差分であれば、この統合された差分を新たな定義項目として追加してもよい。
反映部120は、例えば、抽出部113により抽出された差分および/または上記の統合された差分を端末200に通知してもよい。反映部120の通知の態様は、例えば、端末200にインストールされた既存のメッセージソフトに対するメッセージの出力、既存のメールソフトに対するメール送信、上記のような標準モデルを提供しカスタマイズモデルを受け付けるWebページ上でのメッセージ出力など、様々な通知の態様が適用可能である。また、反映部120は、定義項目、または標準モデル若しくはカスタマイズモデルごとに、これらに対応する差分を通知してもよい。また、反映部120は、指定受付部117により端末200から通知の指定を受け付けた定義項目、または標準モデル若しくはカスタマイズモデルに対応する差分を通知してもよい。さらに、反映部120は、例えば、通知対象の差分から当該差分に対応する定義項目、または標準モデル若しくはカスタマイズモデルへのリンクを示すリンク情報を当該差分と併せて通知してもよい。リンク情報は、例えば、上記のような、これらの定義項目、または標準モデル若しくはカスタマイズモデルを設計者Uに提供し、設計者Uからの更新の入力を受け付けるWebページのアドレス情報(例えば、URLなど)であってもよい。
上記構成によれば、反映部120は、設計者Uに対して、標準モデルに対するカスタマイズ箇所を容易に把握させることができる。また、上記構成によれば、反映部120は、設計者Uに対して、当該設計者Uが指定した定義項目単位又はモデル単位での標準モデルに対するカスタマイズ箇所を索引のように示すこともできる。
上記構成によれば、反映部120は、複数の設計者Uの複数のカスタマイズ(差分)を統合して標準モデルに反映させることができる。したがって、上記構成によれば、反映部120は、複数の設計者Uによりシステムの要件定義や設計において定義された結果を、標準モデルにフィードバックさせることができる。
反映部120は、算出部116が算出する更新度に基づいて、標準モデルの定義項目の更新度が所定の更新度以上の場合に、当該定義項目に統合部119により統合された差分を反映してもよい。このような構成によれば、反映部120は、標準モデルにおいて、頻繁にカスタマイズされている定義項目、すなわち汎用的に用いられていない定義項目について、差分を反映することができる。
反映部120は、例えば、標準モデルの定義項目に、後述の反映受付部121により受け付けた指定に基づいて、統合された差分を反映してもよい。
反映受付部121は、端末200から、統合出力情報に基づき出力された統合された差分を、当該差分に対応する標準モデルの定義項目に反映する指定を受け付ける。
通信部130は、ネットワークNを介して、端末200と各種情報を送受信する。通信部130は、例えば、ネットワークNを介して、端末200からカスタマイズモデルを受信したり、このカスタマイズモデルと標準モデルとの差分に関する差分出力情報を端末200に送信したりする。
記憶部140は、標準モデルと、カスタマイズモデルと、更新履歴情報と、を記憶する。記憶部140は、データベースマネジメントシステム(DBMS)を利用して各情報を記憶してもよいし、ファイルシステムを利用して各情報を記憶してもよい。DBMSを利用する場合は、上記情報ごとにテーブルを設けて、当該テーブル間を関連付けて各情報を管理してもよい。
<4.画面例および出力例>
図4〜7を参照して、設計支援システム1の画面例および出力例を説明する。図4は、端末200に表示される設計者Uがカスタマイズモデルの定義を行うためのカスタマイズ画面の例を表す模式図である。図4に示すように、カスタマイズ画面A1は、データモデルM1における顧客テーブルT1の定義を行うための画面である。カスタマイズ画面A1は、提供部111が標準モデルそのものをWebページで提供する場合における、端末200で表示されるこのWebページの画面でもある。
カスタマイズ画面A1は、標準データモデルMが有する各データ項目を表示する標準表示領域a1と、標準データモデルMが有する各データ項目の更新度を表示する更新度表示領域a2と、カスタマイズモデルとしてデータモデルM1を定義するためのカスタマイズ領域a3と、を含む。標準表示領域a1は、標準データモデルMが有する各データ項目の「項目名」と、主キーか否かのフラグを示す「主キー」と、「項目タイプ(項目の型および長さ)」を表示する。カスタマイズ領域a3は、標準表示領域a1に表示されたデータ項目を変更するためのカスタマイズ入力フォームa31と、データ項目を新たに追加するための追加ボタンa32と、標準表示領域a1に表示された各データ項目を削除するための削除ボタンa33と、を含む。追加ボタンa32が押下されると、追加ボタンa32を備えるデータ項目の下に、新たにデータ項目を追加定義するための入力フォーム群が一列表示される。
本例において、カスタマイズ画面A1において、(1)項目名「gender」において、項目タイプの型を「CHAR」から「VARCHAR」に、長さを「1」から「5」に変更したことによる差分と、(2)新規データ項目として、項目名「bodyFat」を項目タイプ「Double,DOUBLE」で追加したことによる差分とに関する差分出力情報の例を図5に示す。
図5は、上記の図4の(1)および(2)の差分とデータモデルM1の顧客テーブルT1とを対応付けて出力する差分出力情報の出力例を示す模式図である。図5に示すように、生成部114は、これらの差分が対応付けられたデータ項目の表示態様を他のデータ項目と変えること、また、「備考」欄にこれらの差分に関する更新履歴情報を示すことで、これらの差分とデータモデルM1の対応付けを行ってもよい。
図6は、端末200に表示される設計者Uがカスタマイズモデルの定義を行うためのカスタマイズ画面における図4の例とは別の例を表す模式図である。図6に示すように、カスタマイズ画面A3は、データモデルM1の一つのデータ項目につき一画面を表示する例である。カスタマイズ画面A3は、定義対象のデータ項目における項目ID、項目名(日本語・英語)、項目説明等の入力フォーム群を備える。また、カスタマイズ画面A3は、対応付ける別のカスタマイズモデルのデータ項目(本例では、「X者ERPマッピング項目」と示す)を設計者Uが指定するための入力フォームを備えてもよい。
<5.動作例>
図7〜8を参照して設計支援システム1の動作例を説明する。なお、以下に示す図7〜8の動作例の処理の順番は一例であって、適宜、変更されてもよい。図7は、設計支援システム1における、標準モデルに対する更新の指定の受け付け処理から標準モデルとカスタマイズモデルとの差分を抽出する処理までの相互作用の例を示すシーケンス図である。図8は、図7の以降の動作として、設計支援システム1における、抽出された差分の対応付け処理から標準モデルに対する差分のフィードバック処理までの相互作用の例を示すシーケンス図である。
図7に示すように、端末200aと端末200bと設計支援サーバ100とは、par1(Parallel1、以下同じ)タグのエリア内の破線上部と下部にあるメッセージのやり取りおよび処理をそれぞれ実行する。具体的には、端末200aは、設計者U1から標準モデルの更新の指定を受け付ける(S10)。端末200aは、当該更新の指定を受け付けるとその旨を示す更新リクエストを設計支援サーバ100に送信する(S11)。設計支援サーバ100の指定受付部117は、当該更新リクエストを受信して、標準モデルの更新の指定を受け付ける(S12)。
提供部111は、指定受付部117が標準モデルの更新の指定を受け付けると、端末200aに標準モデルを提供するため、通信部130を介して端末200aに標準モデルを送信する(S13)。端末200aは標準モデルを出力し、設計者U1は、出力された標準モデルを更新する(S14)。端末200aは、当該更新の結果に基づいて第1カスタマイズモデルを生成する(S15)。
端末200aは、生成した第1カスタマイズモデルを、設計支援サーバ100にアップロードするため、設計支援サーバ100に送信する(S16)。設計支援サーバ100のモデル受付部112は、端末200aから、提供部111により提供された標準モデルを更新した第1カスタマイズモデルを受け付ける(S17)。抽出部113は、標準モデルと第1カスタマイズモデルとを比較して差分D1aを抽出する(S18)。
端末200bは、設計者U2から標準モデルの更新の指定を受け付ける(S19)。端末200bは、当該更新の指定を受け付けるとその旨を示す更新リクエストを設計支援サーバ100に送信する(S20)。設計支援サーバ100の指定受付部117は、更新リクエストを受信して、標準モデルの更新の指定を受け付ける(S21)。
提供部111は、指定受付部117が標準モデルの更新の指定を受け付けると、端末200bに標準モデルを提供するため、通信部130を介して端末200bに標準モデルを送信する(S22)。端末200bは標準モデルを出力し、設計者U2は、出力された標準モデルを更新する(S23)。端末200bは、当該更新の結果に基づいて第2カスタマイズモデルを生成する(S24)。
端末200bは、生成した第2カスタマイズモデルを、設計支援サーバ100にアップロードするため、設計支援サーバ100に送信する(S25)。設計支援サーバ100のモデル受付部112は、端末200bから、提供部111により提供された標準モデルを更新した第2カスタマイズモデルを受け付ける(S26)。抽出部113は、標準モデルと第2カスタマイズモデルとを比較して差分D2aを抽出する(S27)。図8のシーケンス図に進む。
図8に示すように、抽出部113は、第1カスタマイズモデルおよび第2カスタマイズモデルと、差分D1aおよび差分D2aとを対応付ける(S28)。生成部114は、これらの差分を第1カスタマイズモデルに対応付けて出力するための差分出力情報(1)を、また、これらの差分を第2カスタマイズモデルに対応付けて出力するための差分出力情報(2)を生成する(S29)。
端末200aと端末200bと設計支援サーバ100とは、par2タグのエリア内の破線上部と下部にあるメッセージのやり取りおよび処理をそれぞれ実行する。具体的には、設計支援サーバ100は、差分出力情報(1)を端末200aに送信する(S30)。端末200aは、差分出力情報(1)を受信すると、差分出力情報(1)に基づいて差分D1aおよび差分D2aと第1カスタマイズモデルとの対応付けを出力する(S31)。
設計支援サーバ100は、差分出力情報(2)を端末200bに送信する(S32)。端末200bは、差分出力情報(2)を受信すると、差分出力情報(2)に基づいて差分D1aおよび差分D2aと第2カスタマイズモデルとの対応付けを出力する(S33)。
端末200aは、設計者U1から差分の統合および反映の指定を受け付ける(S34)。端末200aは、当該指定を受け付けるとその旨を示す差分の統合および反映リクエストを設計支援サーバ100に送信する(S35)。設計支援サーバ100の統合部119は、通信部130を介して当該リクエストを受信すると、差分D1aと差分D2aを統合する(S36)。反映部120は、統合された差分を標準モデルに反映する(S37)。設計支援サーバ100は、統合された差分が反映済みの標準モデルを端末200aに送信する(S38)。端末200aは、この反映済みの標準モデルを受信すると、当該標準モデルを設計者U1に対して出力する(S39)。
<6.ハードウェア構成>
図9を参照して、上述してきた設計支援サーバ100および端末200をコンピュータ800により実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、それぞれの装置の機能は、複数台の装置に分けて実現することもできる。
図9に示すように、コンピュータ800は、プロセッサ801と、メモリ803と、記憶装置805と、入力I/F部807と、データI/F部809と、通信I/F部811と、表示装置813と、を含む。
プロセッサ801は、メモリ803に記憶されているプログラムを実行することによりコンピュータ800における様々な処理を制御する。例えば、設計支援サーバ100の制御部110が備える各機能部等は、メモリ803に一時記憶された上で、主にプロセッサ801上で動作するプログラムとして実現可能である。
メモリ803は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ803は、プロセッサ801によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置805は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置805は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。この他、記憶装置805は、標準モデル、カスタマイズモデル、生成部114が生成する各種出力情報、更新履歴情報等を登録するテーブルと、当該テーブルを管理するDBを記憶することも可能である。このようなプログラムやデータは、必要に応じてメモリ803にロードされることにより、プロセッサ801から参照される。
入力I/F部807は、ユーザである設計者Uからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部807の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部807は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続されても良い。
データI/F部809は、コンピュータ800の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部809の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部809は、コンピュータ800の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部809は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ800へと接続される。
通信I/F部811は、コンピュータ800の外部の装置と有線または無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部811は、コンピュータ800の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部811は、例えばUSB等のインタフェースを介してコンピュータ800に接続される。
表示装置813は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置813の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ等が挙げられる。表示装置813は、コンピュータ800の外部に設けられても良い。その場合、表示装置813は、例えばディスプレイケーブル等を介してコンピュータ800に接続される。また、入力I/F部807としてタッチパネルが採用される場合には、表示装置813は、入力I/F部807と一体化して構成することが可能である。
なお、本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
[変形例]
なお、本発明を上記実施形態に基づいて説明してきたが、以下のような場合も本発明に含まれる。
上記実施形態に係る設計支援サーバ100おける各構成の少なくとも一部は、端末200に搭載する設計支援システム1専用のアプリケーションプログラムが備えてもよい。例えば、このアプリケーションプログラムに、設計支援サーバ100の制御部110の各機能部のうち、提供部111、モデル受付部112、抽出部113、および生成部114の少なくとも一つを備えさせてもよい。
1…設計支援システム、100…設計支援サーバ、110…制御部、111…提供部、112…モデル受付部、113…抽出部、114…生成部、115… 分類受付部、116…算出部、117…指定受付部、118…対応付け部、119…統合部、120…反映部、121…反映受付部、130…通信部、140…記憶部、200、200a、200b…端末、800…コンピュータ、801…プロセッサ、803…メモリ、805…記憶装置、807…入力I/F部、809…データI/F部、811…通信I/F部、813…表示装置。

Claims (10)

  1. システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供部と、
    前記複数の端末から、前記提供部により提供された前記標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付部と、
    前記標準モデルと前記複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出部と、
    前記差分を前記標準モデルおよび前記カスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成部と、を備える、
    サーバ装置。
  2. 前記標準モデルは、前記システムを利用する業種による分類、前記システムの規模による分類、前記システムを利用する事業者による分類、前記システムの開発環境による分類および前記システムの動作環境による分類の少なくとも一つの分類ごとに設けられ、
    前記複数の端末から、前記標準モデルの分類の選択を受け付ける分類受付部と、
    前記提供部は、前記分類受付部により受け付けられた分類の前記標準モデルを提供し、
    前記モデル受付部は、前記複数の端末から、前記分類ごとに、前記標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付け、
    前記抽出部は、前記分類ごとに、前記標準モデルと前記複数のカスタマイズモデルのそれぞれとを比較して差分を抽出し、
    前記生成部は、前記分類ごとに、前記差分出力情報を生成する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記標準モデルと前記カスタマイズモデルとは、それぞれ複数のシステムの要件定義または設計で定義する定義項目を有し、
    前記端末から、第1カスタマイズモデルと第2カスタマイズモデルの指定を受け付ける指定受付部と、
    前記標準モデルの定義項目を介して、前記第1カスタマイズモデルの定義項目と前記第2カスタマイズモデルの定義項目との対応付けを行う対応付け部と、をさらに備え、
    前記生成部は、前記端末に前記対応付けを出力するための対応付け出力情報を生成する、
    請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記抽出部により前記抽出された差分を、前記標準モデルの定義項目ごとに統合する統合部と、
    前記標準モデルの定義項目に、前記統合部により統合された差分を反映する反映部と、をさらに備える、
    請求項3に記載のサーバ装置。
  5. 前記抽出部は、前記定義項目ごとの前記差分を抽出し、
    前記定義項目ごとに、所定期間前記標準モデルから前記カスタマイズモデルに更新された履歴を示す更新履歴情報を記憶する記憶部を参照する算出部であって、前記更新履歴情報および前記抽出された定義項目ごとの差分の少なくとも一つに基づいて、前記定義項目ごとに、前記設計者により更新された度合いを示す更新度を算出する算出部、をさらに備え、
    前記生成部は、前記標準モデルおよび前記カスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて前記定義項目ごとの前記更新度を出力するための更新度出力情報を生成する、
    請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 前記反映部は、前記更新度に基づいて、前記標準モデルの定義項目の前記更新度が所定の更新度以上の場合に、当該定義項目に前記統合部により統合された差分を反映する、
    請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記抽出部により前記抽出された差分を、前記標準モデルの定義項目ごとに統合する統合部をさらに備え、
    前記生成部は、前記統合された差分を前記標準モデルおよび前記カスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための統合出力情報を生成し、
    前記端末から、前記統合出力情報に基づき出力された前記統合された差分を、当該差分に対応する前記標準モデルの定義項目に反映する指定を受け付ける反映受付部と、
    前記標準モデルの定義項目に、前記反映受付部により受け付けた前記指定に基づいて、前記統合された差分を反映する反映部と、をさらに備える、
    請求項3または4に記載のサーバ装置。
  8. 前記指定受付部は、前記端末から、前記システムの要件定義または設計に関する文書の出力の指定を受け付け、
    前記生成部は、前記指定受付部が前記指定を受け付けた場合、前記カスタマイズモデルに基づいて、前記文書を出力するための設計出力情報を生成する、
    請求項3から7のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  9. コンピュータに、
    システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供機能と、
    前記複数の端末から、前記提供機能により提供された前記標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付機能と、
    前記標準モデルと前記複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出機能と、
    前記差分を前記標準モデルおよび前記カスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成機能と、を実現させる、
    プログラム。
  10. コンピュータが、
    システムの要件定義または設計で定義するモデルの標準とする標準モデルを、複数の設計者が使用する複数の端末に提供する提供ステップと、
    前記複数の端末から、前記提供ステップにより提供された前記標準モデルを更新した複数のカスタマイズモデルを受け付けるモデル受付ステップと、
    前記標準モデルと前記複数のカスタマイズモデルのそれぞれとの差分を抽出する抽出ステップと、
    前記差分を前記標準モデルおよび前記カスタマイズモデルの少なくとも一つに対応付けて出力するための差分出力情報を生成する生成ステップと、を含む、
    情報処理方法。
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