JP2021025898A - Information display apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、情報表示装置に関する。 The present disclosure relates to an information display device.
従来から、車両のCO2排出量を削減する観点から、車両に搭載されたCO2捕捉部を備えるCO2捕捉装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のCO2捕捉装置では、車両の内燃機関から排出された排気ガスをCO2捕捉部に導入することにより、排気ガス中のCO2がCO2捕捉部によって捕捉される。斯かる構成により、特許文献1に記載のCO2捕捉装置は、車両から放出されるCO2の量を削減することを可能にしている。
Conventionally, from the viewpoint of reducing CO 2 emissions of a vehicle, a CO 2 capture device including a CO 2 capture unit mounted on the vehicle has been proposed (for example, Patent Document 1). In CO 2 capture device described in
ところで、斯かるCO2捕捉装置において捕捉されたCO2は、例えば、CO2回収用のCO2回収設備を有するCO2回収施設において回収されることが想定される。しかしながら、斯かるCO2捕捉装置が搭載された車両のユーザは、どの施設にCO2回収設備が設けられているかを把握していないことが多い。そのため、CO2捕捉装置でのCO2捕捉量が十分に多くなり且つユーザの車両の近くにCO2回収施設が存在する場合であっても、ユーザは、CO2捕捉装置において捕捉されたCO2を回収させるためにそのCO2回収施設に向かわない場合がある。 However, CO 2 captured in such a CO 2 capture device, for example, be recovered in the CO 2 recovery facility with a CO 2 recovery facility CO 2 for recovery is assumed. However, the user of the vehicle such CO 2 capture device is mounted, it is often the CO 2 recovery facility does not know whether the provided any facility. Therefore, even if the CO 2 capture amount of CO 2 capture device a CO 2 recovery facility exists in the vicinity of the vehicle sufficiently large it and the user, the user, CO 2 captured in CO 2 capture system You may not go to the CO 2 recovery facility to recover.
また、例えば、CO2回収施設において回収されたCO2を貯蔵する貯蔵タンクにおけるCO2貯蔵量がその上限値を超えていてCO2を回収できない場合など、場合によってはCO2回収施設はCO2を必要としていない。この場合、仮にユーザがCO2回収施設に向かった場合であっても、車両のCO2捕捉装置に捕捉されたCO2をCO2回収施設にて回収させることができない。 In some cases, for example, when the amount of CO 2 stored in the storage tank that stores CO 2 recovered in the CO 2 recovery facility exceeds the upper limit and CO 2 cannot be recovered, the CO 2 recovery facility may use CO 2 Does not need. In this case, if the user even when towards the CO 2 recovery facility, can not be recovered CO 2 trapped in the CO 2 capture system for a vehicle in the CO 2 recovery facility.
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、CO2を回収可能なCO2回収施設をユーザに知らせることが可能な情報表示装置を提供することにある。 In view of the above problems, an object of the present disclosure is to provide an information display device capable of informing the user recoverable CO 2 recovery facility CO 2.
本開示の要旨は、以下の通りである。 The gist of this disclosure is as follows.
(1)流入するガス中に含まれるCO2を捕捉するCO2捕捉装置を備えた車両に搭載された情報表示装置であって、
前記CO2捕捉装置において捕捉されたCO2を回収するためのCO2回収設備を有するCO2回収施設の位置情報と各CO2回収施設におけるCO2回収条件とを含む施設情報を外部のサーバから取得する取得部と、
ナビゲーションマップを表示する表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記サーバから取得した前記施設情報に基づいて、前記ナビゲーションマップ上に、前記車両が前記CO2回収条件を満たすCO2回収施設を、CO2を回収可能な施設として表示する、情報表示装置。
(1) An information display device mounted on a vehicle equipped with a CO 2 capture device that captures CO 2 contained in the inflowing gas.
From an external server facility information including the CO 2 recovery condition in the position information and the CO 2 recovery facility CO 2 recovery facility with a CO 2 recovery facility for recovering the captured CO 2 in the CO 2 capture system The acquisition department to acquire and
A display unit that displays a navigation map and
With
The display unit, on the basis of the said facility information acquired from the server, on the navigation map, the vehicle displays the CO 2 recovery satisfies the CO 2 recovery facility, the CO 2 as retrievable facilities, Information display device.
本開示によれば、CO2を回収可能なCO2回収施設をユーザに知らせることが可能な情報表示装置を提供することが可能になる。 According to the present disclosure, it is possible to provide an information display device capable of informing the user recoverable CO 2 recovery facility CO 2.
以下、図面を参照して本開示の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。 Hereinafter, embodiments of the present disclosure will be described in detail with reference to the drawings. In the following description, similar components are given the same reference number.
<第一実施形態>
≪情報表示システムの全体構成≫
図1は、本実施形態に係る情報表示システム100の構成の一例を示す図である。図1に示されるように、本実施形態に係る情報表示システム100は、車両1と、CO2回収施設2と、サーバ5と、を備える。
<First Embodiment>
≪Overall configuration of information display system≫
FIG. 1 is a diagram showing an example of the configuration of the
図1に示されるように、本実施形態では、車両1は、CO2を捕捉するCO2捕捉装置20と、電子制御ユニット(ECU)30と、HMI(Human Machine Interface)40と、測位センサ50と、を備える。車両1は、例えばネットワーク6を介してサーバ5と通信可能に構成されている。
As shown in FIG. 1, in this embodiment, the
図1に示されるように、CO2回収施設2は、クライアントコンピュータ3と、CO2回収設備4とを有する。CO2回収施設2は、例えば、工場、海藻栽培所、水族館、植物園、博物館等の、CO2を施設内で利用するためにCO2を必要としている施設である。例えば、工場ではドライアイスや飲料用の炭酸水のためにCO2が利用され、海藻栽培所や水族館では水中のCO2濃度を高めるためにCO2が利用され、植物園や博物館では空気中のCO2濃度を高めるためにCO2が利用される。
As shown in FIG. 1, the CO 2 recovery facility 2 has a client computer 3 and a CO 2 recovery facility 4. The CO 2 recovery facility 2 is a facility that requires CO 2 in order to use CO 2 in the facility, such as a factory, a seaweed plantation, an aquarium, a botanical garden, and a museum. For example, factories use CO 2 for dry ice and carbonated water for drinking, seaweed plants and aquariums use CO 2 to increase the concentration of CO 2 in water, and botanical gardens and museums use
クライアントコンピュータ3は、ネットワーク6を介してサーバ5と通信可能に構成されている。クライアントコンピュータ3は、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末とすることができる。
The client computer 3 is configured to be able to communicate with the
CO2回収設備4は、車両1のCO2捕捉装置20において捕捉されたCO2を回収するための設備である。CO2回収設備4は、ホース4aと、CO2貯蔵タンク4bと、流量センサ4cと、連結センサ4dと、を備える。ホース4aは、車両1に搭載されたCO2捕捉装置20のCO2回収口26a(図2参照)に連結可能に構成され且つCO2捕捉装置20からCO2を吸引することでCO2を回収ことができるように構成されている。CO2貯蔵タンク4bは、ホース4aを介してCO2捕捉装置20から回収されたCO2を貯蔵するように構成されている。流量センサ4cは、ホース4aを介してCO2貯蔵タンク4bに流入してきたCO2の流量を検出するように構成されている。連結センサ4dは、例えばホース4aの先端に設けられて、ホース4aとCO2捕捉装置20のCO2回収口26aとが連結されたことを検出するように構成されている。本実施形態では、CO2捕捉装置20から回収されたCO2の量が、連結センサ4dの出力信号に基づいてホース4aとCO2捕捉装置20のCO2回収口26aとの連結が検出されたときから解除されたときまでの流量センサ4cによって検出された流量に基づいて算出される。
CO 2 recovery facility 4 is a facility for recovering CO 2 captured in CO 2 capture system 20 of the
サーバ5は、例えば不図示のゲートウェイ等を介してネットワーク6と接続され、車両1及びCO2回収施設2のクライアントコンピュータ3とそれぞれ通信可能に構成されている。
The
サーバ5は、CPU等のプロセッサ(不図示)と、揮発性メモリ(例えば、RAM)及び不揮発性メモリ(例えば、ROM)等の各種メモリ(不図示)と、を備える。サーバ5のメモリには、サーバ5において実行されるプログラムや、サーバ5によって各種処理が実行されるときに使用される各種データ等が記憶されている。特に、本実施形態では、サーバ5は、例えば、各CO2回収施設2の位置情報をメモリに予め記憶している。また、サーバ5は、各CO2回収施設2のクライアントコンピュータ3から受信されたCO2回収条件をメモリに記憶している。サーバ5は、所定の場合に、この記憶したCO2回収条件を車両1に送信することができる。
The
≪車両の構成≫
図2は、本実施形態に係る車両1の構成を概略的に示す図である。図2に示されるように、車両1は、車両1を駆動する内燃機関10と、CO2を捕捉するCO2捕捉装置20と、を備える。なお、本実施形態では、車両1を駆動するための動力として内燃機関10が用いられているが、車両1を駆動するための動力として内燃機関10に加えて又は内燃機関10の代わりに電動機が用いられてもよい。
≪Vehicle composition≫
FIG. 2 is a diagram schematically showing the configuration of the
内燃機関10は、機関本体11、排気管12、排気浄化装置13及びマフラ14を備える。機関本体11は、車両1の前方(図1の左側)に形成されたエンジンルーム内に配置される。排気管12は、主に車両1のアンダボディの下方において、機関本体11から車両1の後方に向かって車両1の前後方向に延びる。排気浄化装置13及びマフラ14は、排気管12に設けられる。
The
機関本体11は、燃料を内部で燃焼させることによって車両1を駆動するための駆動力を発生させる。機関本体11内での燃料の燃焼によって生じた排気ガスは排気管12に流入する。
The
排気管12は、排気マニホルド15を介して機関本体11に連結される。機関本体11から排出された排気ガスは、排気管12の内部を通って流れる。排気管12の出口からは排気ガスが大気中に放出される。排気管12は、機関本体11から排出された排気ガスが流れる排気通路を形成する。
The
排気浄化装置13は、排気浄化装置13に流入した排気ガス中のNOx、HC(炭化水素)、CO、パティキュレート等の物質を浄化する。排気浄化装置13は、例えば、三元触媒、NOx吸蔵還元型触媒、又はパティキュレートフィルタである。なお、排気浄化装置13は、排気管12に複数設けられてもよい。
The
マフラ14は、排気管12内を流れる排気ガスの温度及び圧力を低下させて、排気騒音を低減させる。マフラ14は、排気ガスの流れ方向において排気浄化装置13の下流側に配置される。
The
≪CO2捕捉装置の構成≫
図2に示されるように、CO2捕捉装置20は、CO2捕捉部21と、吸引ポンプ22と、冷却部23と、を備える。
≪Configuration of CO 2 capture device≫
As shown in FIG. 2, the CO 2 capture device 20 includes a CO 2 capture unit 21, a
図2に示されるように、CO2捕捉部21は、連通路24を介して排気管12に連通されている。連通路24には冷却部23が設けられる。また、CO2捕捉部21は、排出通路25を介して車外へと通じる。排出通路25には吸引ポンプ22が設けられる。さらに、CO2捕捉部21は、回収通路26を介してCO2回収口26aに連通されている。
As shown in FIG. 2, the CO 2 capture unit 21 communicates with the
CO2捕捉部21は、CO2捕捉部21に供給されるガス(本実施形態では、内燃機関10から排出される排気ガス)中のCO2を捕捉する装置である。本実施形態では、CO2捕捉部21は、車両1の後方に位置するラゲッジスペース内又はその下方に配置されている。なお、CO2捕捉装置20は重量物であるため、ラゲッジスペース内において可能な限り鉛直方向において下方に配置することが望ましい。
The CO 2 capture unit 21 is a device that captures CO 2 in the gas supplied to the CO 2 capture unit 21 (in the present embodiment, the exhaust gas discharged from the internal combustion engine 10). In the present embodiment, the CO 2 capture unit 21 is arranged in or below the luggage space located behind the
CO2捕捉部21によるガス中のCO2の捕捉方法としては、例えば、物理吸着法、物理吸収法、化学吸収法、深冷分離法などが挙げられる。 Examples of the method for capturing CO 2 in the gas by the CO 2 capturing unit 21 include a physical adsorption method, a physical absorption method, a chemical absorption method, and a deep cold separation method.
物理吸着法は、例えば活性炭やゼオライトなどの固体吸着剤とCO2を含んだガスとを接触させることによってCO2を固体吸着剤に吸着させ、加熱(又は減圧)することによって固体吸着剤からCO2を脱離させて回収する方法である。 Physical adsorption method, for example including a solid adsorbent and CO 2, such as activated carbon or zeolite by contacting the gas adsorbing the CO 2 to the solid adsorbent, CO from the solid adsorbent by heating (or reduced pressure) This is a method of desorbing and collecting 2.
物理吸着法を採用する場合には、CO2捕捉部21は、例えばペレット状のゼオライトを収容した容器として構成される。この容器内にCO2を含んだガスを流通させることによってCO2がゼオライトに吸着される。 When the physical adsorption method is adopted, the CO 2 capture unit 21 is configured as, for example, a container containing pelletized zeolite. CO 2 is adsorbed on the zeolite by circulating a gas containing CO 2 in this container.
物理吸収法は、CO2を溶解させることが可能な吸収液(例えばメタノールやNメチル・ヒロリドン)とCO2を含んだガスとを接触させて高圧・低温下で物理的にCO2を吸収液に吸収させ、加熱(又は減圧)することによって吸収液からCO2を回収する方法である。 In the physical absorption method, an absorption liquid capable of dissolving CO 2 (for example, methanol or N-methyl hiroridone) is brought into contact with a gas containing CO 2 to physically absorb CO 2 under high pressure and low temperature. This is a method of recovering CO 2 from the absorption liquid by absorbing it into an absorbent solution and heating (or reducing the pressure).
物理吸収法を採用する場合には、CO2捕捉部21は、例えばメタノールを収容した容器として構成される。この容器に収容されたメタノール内にCO2を含んだガスを流すことによってCO2がメタノールに吸収される。 When the physical absorption method is adopted, the CO 2 capture unit 21 is configured as, for example, a container containing methanol. CO 2 is absorbed by methanol by flowing a gas containing CO 2 into the methanol contained in this container.
化学吸収法は、CO2を選択的に溶解させることが可能な吸収液(例えばアミン、炭酸カリ水溶液)とCO2を含んだガスとを接触させることで化学反応によってCO2を吸収液に吸収させ、加熱することによって吸収液から二酸化炭素を解離させて回収する方法である。 Chemical absorption method, the absorption absorbing solution capable of selectively dissolving the CO 2 (for example, an amine, potassium carbonate solution) the CO 2 by a chemical reaction by contacting a gas containing the CO 2 absorption liquid This is a method of dissociating and recovering carbon dioxide from the absorption liquid by heating the mixture.
化学吸収法を採用する場合には、CO2捕捉部21は、例えばアミンを収容した容器として構成される。この容器に収容されたメタノール内にCO2を含んだガスを流すことによってCO2がメタノールに吸収される。 When the chemical absorption method is adopted, the CO 2 capture unit 21 is configured as, for example, a container containing an amine. CO 2 is absorbed by methanol by flowing a gas containing CO 2 into the methanol contained in this container.
本実施形態では、CO2捕捉部21として、排気中のCO2の回収方法として物理吸着法を採用したものが用いられる。したがって、CO2捕捉部21は、ペレット状のゼオライトを収容した容器として構成される。 In the present embodiment, the CO 2 capture unit 21 uses a method that employs a physical adsorption method as a method for recovering CO 2 in the exhaust gas. Therefore, the CO 2 capture unit 21 is configured as a container containing pelletized zeolite.
吸引ポンプ22は、CO2捕捉部21に連通する排出通路25に設けられる。吸引ポンプ22は、排気ガスの流れ方向においてCO2捕捉部21の下流側に配置される。
The
吸引ポンプ22は、CO2捕捉部21からガスを吸い出して大気中に排出するように構成される。換言すると、吸引ポンプ22は、排気管12から連通路24を介してCO2捕捉部21へガスを強制的に送るように構成される。また、吸引ポンプ22は、その出力を変更できるように構成される。吸引ポンプ22の出力が大きくなると、CO2捕捉部21を通って流れるガスの流量が多くなる。
The
冷却部23は、連通路24に設けられ、連通路24内を流れる排気ガスを冷却する。冷却部23は、連通路24を介してCO2捕捉部21に連通する。したがって、冷却部23において冷却されたガスは連通路24を介してCO2捕捉部21に流入する。換言すると、冷却部23は、排気ガスの流れ方向においてCO2捕捉部21の上流側に配置される。
The cooling
冷却部23は、例えば、コンプレッサ、コンデンサ、膨張弁、エバポレータを備えた冷凍回路として構成される。冷却部23では、これら構成部品を通って冷媒が循環することで冷凍サイクルが実現される。特に、エバポレータは、連通路24を通って流れる排気ガスと直接的に又は媒体を介して間接的に熱交換を行い、斯かる排気ガスを冷却する。冷凍回路における冷媒は大気の温度よりも低い温度に低下することから、本実施形態では、冷却部23は、冷却部23に流入する排気ガスの温度を大気の温度(常温)よりも低い温度にまで低下させることができる。
The cooling
なお、冷却部23は、必ずしも冷凍回路として構成される必要はない。冷却部23は、連通路24を通って流れる排気ガスを冷却することができればどのように構成されてもよい。したがって、例えば、冷却部23は、車両1のラジエータを備え、ラジエータで冷却された冷却液によって連通路24を通って流れる排気ガスを冷却するように構成されてもよい。また、冷却部23は、CO2捕捉部21の周りに配置されてCO2捕捉部21を冷却するように構成されてもよい。
The cooling
また、CO2捕捉装置20は、各種センサを備える。具体的には、図2に示されるように、CO2捕捉装置20は、CO2濃度センサ51と、流量センサ52と、温度センサ53と、を備える。
Further, the CO 2 capture device 20 includes various sensors. Specifically, as shown in FIG. 2, the CO 2 capture device 20 includes a CO 2 concentration sensor 51, a
CO2濃度センサ51は、CO2捕捉部21よりも排気ガス流れ方向上流側の連通路24に設けられており、CO2捕捉部21に流入するガスのCO2濃度を検出する。流量センサ52は、CO2捕捉部21よりも排気ガス流れ方向上流側の連通路24に設けられており、CO2捕捉部21に流入するガスの流量を検出する。温度センサ53は、CO2捕捉部21の温度を検出する。
CO 2 concentration sensor 51, than CO 2 capture unit 21 is provided in the
≪ECUの構成≫
ECU30は、デジタルコンピュータから構成され、双方向性バスを介して相互に接続されたRAM(ランダムアクセスメモリ)及びROM(リードオンリメモリ)などのメモリ、CPU(マイクロプロセッサ)、入力ポート並びに出力ポートを備える。ECU30の入力ポート及び出力ポートは、内燃機関10の各種アクチュエータや各種センサ等に接続されている。ECU30の入力ポートには、各種センサ等の出力信号が入力される。加えて、ECU30の出力ポートは、内燃機関10の各種アクチュエータ、CO2捕捉装置20及びHMI40等へ制御信号を出力する。したがって、内燃機関10の各種アクチュエータ、CO2捕捉装置20及びHMI40は、ECU30により制御される。
≪Ignition configuration≫
The
図2に示されるように、ECU30は、各種センサと接続されている。具体的には、ECU30には、測位センサ50、CO2濃度センサ51、流量センサ52及び温度センサ53に接続され、これらセンサの出力値が入力される。
As shown in FIG. 2, the
図3は、ECU30における機能ブロック図である。図3に示されるように、本実施形態では、ECU30は、機能モジュールとして、CO2捕捉制御部31と、表示制御部32と、を備える。本実施形態では、ECU30は、メモリに記憶されたプログラム等を実行することによって、CO2捕捉制御部31及び表示制御部32として機能する。
FIG. 3 is a functional block diagram of the
CO2捕捉制御部31は、CO2捕捉装置20における制御全般を実行する。例えば、CO2捕捉制御部31は、吸引ポンプ22における吐出容量及び吸引の停止、冷却部23における冷却温度及び冷却の停止等を制御することができる。
The CO 2
表示制御部32は、HMI40における制御全般を実行する。表示制御部32及びHMI40により、本実施形態に係る情報表示装置が構成される。図3に示されるように、表示制御部32は、取得部33と、表示部34と、を含む。取得部33は、CO2回収施設2の位置情報と各CO2回収施設2におけるCO2回収条件とを含む施設情報を外部のサーバ5から取得する。また、取得部33は、車両1の位置情報を測位センサ50から取得する。表示部34は、測位センサ50から取得した車両1の位置情報や後述する施設情報等に基づいてナビゲーションマップを作成し、作成されたナビゲーションマップをHMI40を介して表示する。
The
≪HMIの構成≫
HMI40は、ユーザとECU30との間で情報の入出力を行うためのインターフェースである。HMI40は、例えば、文字情報や画像情報を表示するためのディスプレイ、及びユーザが入力操作を行うための操作ボタン或いはタッチパネル等を備える。本実施形態では、HMI40を介して、例えば、ナビゲーションマップやCO2捕捉装置20におけるCO2の捕捉量が表示される。
≪Composition of HMI≫
The
≪測位センサの概要≫
測位センサ50は、車両1の現在地を示す位置情報を生成する。測位センサ50によって生成された位置情報は、ECU30に出力される。測位センサ50は、例えば、車両1に設置されたカーナビゲーションシステムのGPS(Global Positioning System)である。
≪Overview of positioning sensor≫
The
≪CO2捕捉方法の概要≫
以下、CO2捕捉装置20においてCO2を捕捉する方法について説明する。上述したCO2捕捉装置20では、吸引ポンプ22が作動されている場合、排気管12を流通する排気ガスの一部が連通路24を流通する。なお、吸引ポンプ22が作動されていなくても少量であれば排気ガスが連通路24を流通する。連通路24を流通する排気ガスは、冷却部23に流入する。また、排気管12を流通する排気ガスのうち、連通路24に流入しなかった排気ガスは、そのまま排気管12を流通して大気へ放出される。
≪Overview of CO 2 capture method≫
Hereinafter, a method of capturing CO 2 in the CO 2
内燃機関10から排出される排気ガスは高温であるところ、冷却部23が作動されることによって、排気ガスが連通路24においてCO2捕捉部21に流入する前に冷却部23にて目標とする冷却温度まで冷却される。例えば、本実施形態のようにCO2捕捉部21のCO2吸着材としてゼオライトが用いられる場合、連通路24を流通する排気ガスは、冷却部23において、CO2捕捉部21におけるゼオライトのCO2の捕捉能力を最適化するように、常温(例えば30℃程度)以下の冷却温度に冷却される。このため、CO2捕捉部21には低温の排気ガスが流入せしめられる。
When the exhaust gas discharged from the
冷却部23において冷却された排気ガスが連通路24を流通してCO2捕捉部21に流入すると、CO2捕捉部21のCO2吸着材と流入した排気ガスとが接触する。その結果、CO2捕捉部21によって、排気ガスからCO2が吸着除去される。
When the exhaust gas cooled in the
CO2捕捉部21によってCO2が吸着除去された後の排気ガスは、排出通路25を流通して大気へと放出される。
The exhaust gas after CO 2 is adsorbed and removed by the CO 2 capture unit 21 flows through the
≪CO2の回収方法の概要≫
CO2捕捉装置20において捕捉されたCO2は、CO2捕捉装置20を搭載した車両1がCO2回収施設2を訪れた際に、そのCO2回収設備4を用いて回収される。上述したように、ゼオライトを用いて物理吸着法によりCO2を回収した場合には、ゼオライトを加熱又は減圧することによってゼオライトからCO2を脱離させることができる。このため、CO2回収施設2ではCO2捕捉部21のCO2吸着材の加熱が行われる。
≪Overview of CO 2 recovery method≫
CO 2 captured in CO 2 capture device 20, the
CO2回収施設2にてCO2を回収する際には、具体的には、まず、CO2回収設備4のホース4aがCO2回収口26aに連結される。その後、CO2捕捉部21のCO2吸着材が加熱される。CO2吸着材の加熱は、例えば、冷却部23を作動させずに、排気管12から高温の排気ガスをCO2捕捉部21に流入させることによって行われる。或いは、CO2吸着材の加熱は、外部のヒータをCO2捕捉部21の周りに配置してこのヒータによりCO2捕捉部21を加熱することによって行われてもよい。そして、CO2吸着材の加熱と同時に、ホース4aを用いて吸引が行われる。この結果、CO2捕捉部21のCO2吸着材からCO2が脱離すると共に、脱離したCO2が回収通路26及びホース4aを通って貯蔵タンク4bに回収される。このとき、車両1のユーザは、例えばCO2回収施設2にCO2捕捉装置20において捕捉されたCO2を販売する等、CO2の回収量に応じた金額をCO2回収施設2から得てもよい。
Moreover, upon recovering CO 2 in the CO 2 recovery facility 2, specifically, first, the
≪CO2を回収可能なCO2回収施設の表示及びその作用・効果≫
ところで、車両1のユーザは、どの施設にCO2回収設備4が設けられているかを把握していないことが多い。そのため、CO2捕捉装置20でのCO2捕捉量が十分に多くなり且つユーザの車両1の近くにCO2回収施設2が存在する場合であっても、ユーザは、CO2捕捉装置20において捕捉されたCO2を回収させるためにそのCO2回収施設2に向かわない場合がある。その結果、例えば、CO2捕捉装置20がそれ以上CO2を捕捉できない状態であっても、ユーザはそのまま運転をし続けてしまい、CO2の回収効率の悪化を招いていた。
Display and the actions and effects »of recoverable CO 2 recovery facility «CO 2
By the way, the user of the
これに対して、本実施形態では、表示部34は、サーバ5から取得した後述する施設情報に基づいて、ナビゲーションマップ上にCO2回収施設2を表示する。その結果、ユーザは、CO2回収施設2の位置を把握することができる。そのため、例えば、車両1のCO2捕捉装置20におけるCO2の捕捉量が十分に多くなった場合に、車両1のユーザは、CO2回収施設2にてCO2捕捉装置20に捕捉されたCO2を回収させるためにCO2回収施設2に向かうことができる。その結果、例えば、CO2捕捉装置20がそれ以上CO2を捕捉できない状態であってもCO2が回収されないことが抑制されるため、CO2の回収効率の悪化が抑制される。
On the other hand, in the present embodiment, the
一方で、ユーザがCO2捕捉装置20に捕捉されたCO2をCO2回収施設2において回収させるときに、CO2回収施設2では、車両1の条件によっては、CO2の回収を望まない場合がある。例えば、車両1のCO2捕捉装置20に捕捉されたCO2が少なすぎる場合には、CO2回収施設2がCO2の回収を行わないことが考えられる。斯かる場合に、ユーザがそのCO2回収施設2に向かったとしても、CO2捕捉装置20に捕捉されたCO2は回収されない。その結果、CO2捕捉装置20に捕捉されたCO2を回収させるためには、ユーザが別のCO2回収施設2を探してその別のCO2回収施設2に向かう必要があるため、CO2の回収効率の悪化や燃費の悪化を招いていた。
On the other hand, when the user collects CO 2 captured by the CO 2
そこで、本実施形態では、表示部34は、後述する施設情報に基づいて、ナビゲーションマップ上に、車両1が後述するCO2回収条件を満たすCO2回収施設2を、CO2を回収する施設として表示する。その結果、ユーザは、CO2回収施設2の所在地に加え、そのCO2回収施設2がCO2を回収可能であることを把握することができる。そのため、CO2捕捉装置20に捕捉されたCO2を回収できない事態が生じることが抑制されるため、CO2の回収効率の悪化や燃費の悪化が抑制される。
Therefore, in the present embodiment, the
≪フローチャート≫
図4は、本実施形態に係るECU30における制御ルーチンを示すフローチャートである。図示した制御ルーチンは、一定の時間間隔毎に実行される。
≪Flowchart≫
FIG. 4 is a flowchart showing a control routine in the
ステップS11で、各CO2回収施設2の位置情報と各CO2回収施設2におけるCO2回収条件とを含む施設情報が外部のサーバ5から取得される。例えば、ECU30は、測位センサ50の出力信号に基づいて車両1がある地域から別の地域に進入したことが検出されたことに応答して、各CO2回収施設2に関する施設情報を要求する施設情報要求をサーバ5に送信する。本実施形態では、サーバ5は、ECU30から施設情報要求を受信したことに応答して、各CO2回収施設2についての施設情報をECU30に送信する。ECU30は、サーバ5から送信された各CO2回収施設2の施設情報を受信する。なお、ステップS11では、例えば、ECU30は、サーバ5から各CO2回収施設2についての施設情報を定期的に受信してもよい。
In step S11, the facility information including the CO 2 recovery condition in the position information and the CO 2 recovery facility 2 for the CO 2 recovery facility 2 is acquired from an
ここで、各CO2回収施設2におけるCO2回収条件は、例えば、各車両からのCO2回収の要否、CO2捕捉装置20におけるCO2の捕捉量の下限値、CO2回収施設2がCO2の回収のために対応可能な時間帯、CO2回収施設2における単位グラム当たりのCO2の回収レート(以下、単に「回収レート」という)等の1つ以上の条件を含む。例えば、本実施形態では、CO2回収施設2の管理者は、クライアントコンピュータ3を介して、そのCO2回収施設2に適したCO2回収条件を設定する。CO2回収施設2のクライアントコンピュータ3は、例えば、CO2回収施設2の管理者によりCO2回収条件が設定されたことに応答して、その設定されたCO2回収条件をサーバ5に送信する。しかし、CO2回収施設2のクライアントコンピュータ3は、例えば、サーバ5からの要求に応じてCO2回収条件をサーバ5に送信してもよい。なお、CO2回収条件は、上記されたものに限定されず、目的などに合わせて適宜設定される。ステップS11の後、本制御ルーチンはステップS12へと進む。
Here, the CO 2 recovery conditions in each CO 2 recovery facility 2, for example, the necessity of the CO 2 recovery from each vehicle, CO 2 capture device captures the amount of the lower limit of the CO 2 in 20, the CO 2 recovery facility 2 times can correspond to the recovery of CO 2, CO 2 recovery facility CO 2 per unit gram of 2 recovery rate (hereinafter, simply referred to as "recovery rate") includes one or more conditions such as. For example, in this embodiment, the CO 2 recovery facility 2 administrator, via the client computer 3, to set the CO 2 recovery conditions suitable for the CO 2 recovery facility 2. The client computer 3 of the CO 2 recovery facility 2, for example, in response to the CO 2 recovery conditions are set by the administrator of the CO 2 recovery facility 2, and transmits the set CO 2 recovery condition to the
ステップS12で、ステップS11で取得された施設情報に基づいて、車両1が各CO2回収施設2におけるCO2回収条件を満たすか否かが判定される。例えば、CO2回収条件が全ての車両からのCO2の回収が不要であることを含む場合、ECU30は、車両1が各CO2回収施設2におけるCO2回収条件を満たしていないと判定する。その結果、CO2回収施設2がCO2の回収を希望していない場合に、車両1がそのCO2回収施設2に向かうことが抑制される。
In step S12, it is determined whether or not the vehicle 1 satisfies the CO 2 recovery condition in each CO 2
また、例えば、CO2回収条件がCO2の捕捉量の下限値を含む場合、ECU30は、車両1のCO2捕捉装置20において捕捉されたCO2の捕捉量が、各CO2回収施設2についてのCO2回収条件における各CO2の捕捉量の下限値よりも大きいか否かを判定する。その結果、例えば、CO2回収施設2は、少量程度しかCO2の捕捉量を有していない車両1がCO2の回収のために訪れることを抑制し、CO2の回収に十分な量のCO2の捕捉量を有する車両1のみをCO2の回収のために受け入れることが可能となる。そのため、少ない回収の回数で多くのCO2を回収することができるため、CO2回収施設2でのCO2の回収効率が向上する。
Further, for example, when the CO 2 capture condition includes the lower limit of the CO 2 capture amount, the
以下、本実施形態におけるCO2捕捉装置20におけるCO2の捕捉量の算出方法の例を説明する。まず、ECU30は、例えば、以下の式(1)に基づいて、CO2捕捉装置20における単位時間当たりのCO2の捕捉量Xtを算出する。
Xt=C・Q・ECO2 …式(1)
Hereinafter, an example of a method of calculating the amount of captured CO 2 in the CO 2 capturing apparatus 20 according to this embodiment. First, the ECU 30 calculates, for example, the amount of CO 2 captured Xt per unit time in the CO 2 capturing
Xt = CQE CO2 ... Equation (1)
ここで、式(1)中、CはCO2濃度センサ51で検出されたCO2濃度であり、Qは流量センサ52で検出されたガスの流量であり、ECO2はCO2捕捉部21におけるCO2捕捉効率である。なお、CO2捕捉効率ECO2は、温度センサ53で検出されたCO2捕捉部21の温度に基づいて算出される。
Here, in the formula (1), C is the CO 2 concentration detected by the CO 2 concentration sensor 51, Q is the flow rate of the gas detected by the
次に、ECU30は、式(1)を用いて算出された単位時間当たりのCO2の捕捉量Xtに、本制御ルーチンの実行周期Tを乗算することにより、前回のステップS11から今回のステップS11までにCO2捕捉装置20において捕捉されたCO2の捕捉量Xt・Tを算出する。その後、ECU30は、算出したCO2の捕捉量Xt・Tを前回のステップS11において更新されたCO2捕捉装置20におけるCO2の捕捉量Xに加算することにより、CO2の捕捉量の累積値(X+Xt・T)を算出する。そして、ECU30は、以下の式(2)に示されるように、この累積値(X+Xt・T)を現在のCO2の捕捉量Xとして、メモリに記憶・更新する。
X=X+Xt・T …式(2)
Next, the ECU 30 multiplies the CO 2 capture amount Xt per unit time calculated using the equation (1) by the execution cycle T of this control routine, from the previous step S11 to the current step S11. to calculate the trapped amount Xt · T of the captured CO 2 in CO 2 capture apparatus 20 before. After that, the
X = X + Xt · T ... Equation (2)
また、例えば、CO2回収条件がCO2の回収のために対応可能な時間帯を含む場合、ECU30は、車両1がそのCO2回収施設2に到着する時間が上記対応可能な時間帯の範囲内であるか否かを判定する。例えば、ECU30は、測位センサ50から出力された位置情報及び施設情報に含まれる各CO2回収施設2の位置情報に基づいて各CO2回収施設2への到着予定時間を算出し、この到着予定時間が上記対応可能な時間帯の範囲内であるか否かを判定する。その結果、例えば、車両1がCO2回収施設2に営業時間外に訪れてしまい、CO2の回収が行われない事態が発生することが抑制される。
Further, for example, when the CO 2 recovery condition includes a time zone in which CO 2 can be recovered, the
さらに、例えば、CO2回収条件が上述した回収レートを含む場合、ECU30は、各CO2回収施設2において設定された回収レートが車両1においてHMI40を介して設定された回収レートよりも高いか否かを判定する。その結果、例えば、車両1がCO2回収施設2に訪れた後に、価格面での折り合いがつかずに、CO2の回収が行われない事態が発生することが抑制される。
Further, for example, when the CO 2 recovery condition includes the above-mentioned recovery rate, the
ステップS12で車両1が各CO2回収施設2におけるCO2回収条件を満たさないと判定された場合には、本制御ルーチンは終了せしめられる。一方で、ステップS12で車両1が各CO2回収施設におけるCO2回収条件を満たすと判定された場合には、本制御ルーチンはステップS13へと進む。
If it is determined in step S12 that the
ステップS13で、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2がナビゲーションマップ上に表示される。具体的には、施設情報に基づいて、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2が、ナビゲーションマップ上にCO2を回収する施設として表示される。
In step S13, the
図5は、CO2回収施設2を表示するナビゲーションマップの一例を示す。図5には、道路上を走行している自車両と、CO2回収条件を満たすCO2回収施設と、CO2回収条件を満たさないCO2回収施設と、その他の建物と、を示すナビゲーションマップが示されている。図5に示されるナビゲーションマップでは、例えば、CO2回収条件を満たさないCO2回収施設については通常の表示がなされ、その他の建物については点線での表示がなされているのに対し、CO2回収条件を満たすCO2回収施設については強調表示(例えば、CO2回収条件を満たさないCO2回収施設や他の建物等とは異なる態様(赤色や太字等)での表示)がなされている。その結果、図5に示されるナビゲーションマップを見たユーザは、CO2を回収可能なCO2回収施設2の場所を把握し、そのCO2回収施設2に向かうことが可能となる。また、図5に示される例に限定されず、例えば、CO2回収条件を満たすCO2回収施設2毎に、そのCO2回収施設2において設定された回収レートがナビゲーションマップ上に表示されてもよい。また、CO2回収条件を満たすCO2回収施設2については、CO2回収条件を満たすCO2回収施設2である旨がナビゲーションマップ上に表示されてもよい。
FIG. 5 shows an example of a navigation map displaying the CO 2 recovery facility 2. 5 shows a navigation map indicating the own vehicle is traveling on a road, and the CO 2 recovery satisfies the CO 2 recovery facility, and CO 2 recovery facility that does not meet the CO 2 recovery condition, and other buildings, It is shown. In the navigation map shown in FIG. 5, for example, for the CO 2 recovery facility that does not meet the CO 2 recovery condition display normal it is made, whereas for other buildings have been made of displaying a dotted line, the CO 2 recovery CO 2 recovery facilities that meet the conditions are highlighted (for example, displayed in a different mode (red, bold, etc.) from CO 2 recovery facilities that do not meet the CO 2 recovery conditions and other buildings). As a result, the user viewed navigation map shown in FIG. 5, the CO 2 to grasp a possible CO 2 recovery facility 2 places recovery, it is possible to go to the CO 2 recovery facility 2. Further, the present invention is not limited to the example shown in FIG. 5, and for example, even if the recovery rate set in the CO 2
図4に戻ると、ステップS13の後、本制御ルーチンは終了せしめられる。 Returning to FIG. 4, after step S13, the control routine is terminated.
<第二実施形態>
次に、第二実施形態に係る情報表示装置について説明する。第二実施形態に係る情報表示装置の構成は、基本的に第一実施形態に係る情報表示装置の構成と同様である。以下では、第一実施形態に係る情報表示装置の構成と異なる部分を中心に説明する。
<Second embodiment>
Next, the information display device according to the second embodiment will be described. The configuration of the information display device according to the second embodiment is basically the same as the configuration of the information display device according to the first embodiment. Hereinafter, a part different from the configuration of the information display device according to the first embodiment will be mainly described.
本実施形態では、表示部34は、ナビゲーションマップ上に、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、車両1のユーザによって設定されたユーザ条件を満たすCO2回収施設2を、ユーザ条件を満たさないCO2回収施設2とは異なる態様で強調表示する。その結果、車両1のユーザは、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、ユーザ条件を満たすCO2回収施設2を把握することができる。そのため、車両1のユーザは、斯かるユーザ条件を満たすCO2回収施設2に積極的に向かうことが可能となる。
In the present embodiment, the
図6は、本実施形態に係るECU30における制御ルーチンを示すフローチャートである。図示した制御ルーチンは、一定の時間間隔毎に実行される。なお、ステップS21、S22及びS24における制御は図4のステップS11、S12及びS13における制御と同様であるため、その説明を省略する。
FIG. 6 is a flowchart showing a control routine in the
ステップS22の後、本制御ルーチンがステップS23へと進むと、ステップS23で、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、ユーザ条件を満たすCO2回収施設2があるか否かが判定される。ユーザ条件は、例えば、車両1のユーザによってHMI40を介して設定される。
After step S22, when the control routine proceeds to step S23, in step S23, whether the
ユーザ条件の例としては、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、CO2回収に対する価格効率(以下、単に「価格効率」という)が所定の基準値よりも高いCO2回収施設2であることが挙げられる。上記所定の基準値は、例えば、車両1のユーザによってHMI40を介して適宜設定される。ここで、「価格効率」は、車両1がCO2回収施設2においてCO2を回収させる際の費用対効果を示す。価格効率は、例えば、対象のCO2回収施設2におけるCO2の販売見込み価格とそのCO2回収施設2に到着するまでの燃料コストとの差分に基づいて算出される。この場合、例えば、回収レートをR、CO2回収施設2までの走行距離をD、車両1におけるkm当たりの燃料コストをF[円/km]とすると、ECU30は、以下の式(3)に基づいて、対象のCO2回収施設についての価格効率Epを算出する。なお、下記式(3)中、Xは、上述したように、現在のCO2の捕捉量を示す。
Ep=(販売見込み価格)−(燃料コスト)=R・X−D・F …式(3)
Examples of user conditions, among the
E p = (estimated sales price)-(fuel cost) = R / X-D / F ... Equation (3)
ここで、車両1が現在運転されている地域の平均ガソリン価格[円/l]をFGとし、車両1の燃費[km/l]をFEとすると、車両1におけるkm当たりの燃料コストFは、以下の式(4)に基づいて算出される。
F=FG/FE …式(4)
Here, the average price of
F = F G / F E ... formula (4)
ここで、上記式(4)中の平均ガソリン価格FGは、例えば、測位センサ50の出力信号に基づいて車両1がある地域からその地域に進入したことが検出されたことに応答してECU30によってサーバ5を介して取得される。また、上記式(4)中の車両1の燃費FEは、例えば、ECU30のメモリに予め記憶されており、ECU30のメモリから読み出されることにより取得される。
The average gas prices F G in the formula (4), for example, in response to on the basis of the output signal of the
ECU30は、このようにして算出された価格効率が所定の基準値よりも高いCO2回収施設2を判定する。なお、上記式(3)及び式(4)で示される価格効率の算出方法は、あくまで一例であり、これに限定されない。
The ECU 30 determines the CO 2
また、例えば、施設情報がCO2回収施設2におけるCO2の必要度が高いか否かを示すCO2必要度情報をさらに含む場合、ユーザ条件の他の例として、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、CO2の必要度が高いCO2回収施設2であることが挙げられる。この場合、ECU30は、CO2必要度情報に基づいて、CO2必要度情報によってCO2の必要度が高いことが示されているCO2回収施設2を判定する。なお、この場合、例えば、CO2回収施設2の管理者によってクライアントコンピュータ3を介して斯かるCO2必要度情報が設定される。
Further, for example, when the facility information further includes the CO 2 necessity information indicating whether or not the CO 2 necessity in the CO 2
ステップS23でユーザ条件を満たすCO2回収施設2がないと判定された場合、本制御ルーチンはステップS24へと進む。一方で、ステップS23でユーザ条件を満たすCO2回収施設2があると判定された場合、本制御ルーチンはステップS25へと進む。
If it is determined in step S23 that there is no CO 2
ステップS25で、ナビゲーションマップ上に、施設情報に基づいて車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2がCO2を回収する施設として表示されるとともに、車両1がCO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、ユーザ条件を満たすCO2回収施設2が、ユーザ条件を満たさないCO2回収施設2とは異なる態様で強調表示される。例えば、CO2回収条件を満たすCO2回収施設2のうち、ユーザ条件を満たさないCO2回収施設2が青色で表示されている場合、ユーザ条件を満たすCO2回収施設2は赤色で表示される。また、ユーザを満たすCO2回収施設2については、ユーザ条件を満たすCO2回収施設2である旨がナビゲーションマップ上に表示されてもよい。ステップS25の後、本制御ルーチンは終了せしめられる。
In step S25, on the navigation map, with the
<その他>
以上、本開示に係る好適な実施形態を説明したが、本開示はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。
<Others>
Although the preferred embodiments according to the present disclosure have been described above, the present disclosure is not limited to these embodiments, and various modifications and changes can be made within the scope of the claims.
また、本実施形態では、CO2捕捉装置20は、内燃機関10から排出された排気ガス中のCO2を捕捉するように構成されているが、これに限定されず、大気をCO2捕捉装置20に供給することにより大気中のCO2を捕捉するように構成されてもよい。
Further, in the present embodiment, CO 2 capture unit 20 is configured to capture the CO 2 in the exhaust gas discharged from the
1 車両
2 CO2回収施設
3 クライアントコンピュータ
4 CO2回収設備
5 サーバ
10 内燃機関
20 CO2捕捉装置
31 CO2捕捉制御部
32 表示制御部
40 HMI
1
Claims (1)
前記CO2捕捉装置において捕捉されたCO2を回収するためのCO2回収設備を有するCO2回収施設の位置情報と各CO2回収施設におけるCO2回収条件とを含む施設情報を外部のサーバから取得する取得部と、
ナビゲーションマップを表示する表示部と、
を備え、
前記表示部は、前記サーバから取得した前記施設情報に基づいて、前記ナビゲーションマップ上に、前記車両が前記CO2回収条件を満たすCO2回収施設を、CO2を回収可能な施設として表示する、情報表示装置。 An information display device mounted on a vehicle equipped with a CO 2 capture device that captures CO 2 contained in the inflowing gas.
From an external server facility information including the CO 2 recovery condition in the position information and the CO 2 recovery facility CO 2 recovery facility with a CO 2 recovery facility for recovering the captured CO 2 in the CO 2 capture system The acquisition department to acquire and
A display unit that displays a navigation map and
With
The display unit, on the basis of the said facility information acquired from the server, on the navigation map, the vehicle displays the CO 2 recovery satisfies the CO 2 recovery facility, the CO 2 as retrievable facilities, Information display device.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023141964A (en) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | 本田技研工業株式会社 | CO2 reduction evaluation system |
-
2019
- 2019-08-06 JP JP2019144525A patent/JP2021025898A/en active Pending
Cited By (2)
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JP2023141964A (en) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | 本田技研工業株式会社 | CO2 reduction evaluation system |
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