JP2021025790A - 車載端末、端末、ナビゲーション方法、およびプログラム - Google Patents

車載端末、端末、ナビゲーション方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配送員の手を煩わせることなく、荷物の配送先を案内する車載端末を提供すること。【解決手段】配送車両に搭載される車載端末であって、荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションするプロセッサと、荷物の配送先の付近から配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信する通信部と、を備え、プロセッサは、配送車両が荷物の配送先の付近に到着した場合に、端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、通信部を介して端末に送信する。【選択図】図1

Description

本開示は、車載端末、端末、ナビゲーション方法、およびプログラムに関する。
特許文献1には、ダイナミックマップが整備されていない地域あるいは道路に対して、ダイナミックマップを利用する自動運転の要求があるときに、個別にダイナミックマップを生成するシステムが開示されている。特許文献2には、配送先を地図上で特定できない場合でも、荷物を円滑に配送できるようにする宅配配送システムが開示されている。
特開2019−95286号公報 特開2014−69907号公報
例えば、荷物の配送先が、細い路地の先にある場合または団地である場合、配送車両は、配送先まで行けない。この場合、配送員は、配送車両から降り、荷物を持って配送先まで届けるが、配送車両で行われていた荷物のナビゲーションを、所定の操作を要することなく、配送員が所持する端末に切替えることができると便利である。
本開示の非限定的な実施例は、配送員の手を煩わせることなく、配送車両から配送員の端末へナビゲーションを切替える車載端末、端末、ナビゲーション方法、およびプログラムの提供に資する。
本開示の一態様に係る車載端末は、配送車両に搭載される車載端末であって、荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションするプロセッサと、前記荷物の配送先の付近から前記配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信する通信部と、を備え、前記プロセッサは、前記配送車両が前記荷物の配送先の付近に到着した場合に、前記端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、前記通信部を介して前記端末に送信する。
本開示の一態様に係る端末は、配送車両に搭載された車載端末と無線通信する通信部と、荷物の配送先までの経路をナビゲーションするプロセッサと、を備え、前記通信部は、前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合に、前記車載端末から送信される開始信号を受信し、前記プロセッサは、前記開始信号の受信に応じて、前記配送先の付近から前記配送先へのナビゲーションを開始する。
本開示の一態様に係るナビゲーション方法は、配送車両に搭載される車載端末のナビゲーション方法であって、荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションし、前記荷物の配送先の付近から前記配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信し、前記配送車両が前記荷物の配送先の付近に到着した場合に、前記端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、前記端末に無線送信する。
本開示の一態様に係るナビゲーション方法は、端末のナビゲーション方法であって、配送車両に搭載された車載端末と無線通信し、荷物の配送先までの経路をナビゲーションし、前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合に、前記車載端末から無線送信される開始信号を受信し、前記開始信号の受信に応じて、前記配送先の付近から前記配送先へのナビゲーションを開始する。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションし、前記荷物の配送先の付近から前記配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信し、配送車両が前記荷物の配送先の付近に到着した場合に、前記端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、前記端末に無線送信する、処理を実行させる。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、配送車両に搭載された車載端末と無線通信し、荷物の配送先までの経路をナビゲーションし、前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合に、前記車載端末から送信される開始信号を受信し、前記開始信号の受信に応じて、前記配送先の付近から前記配送先へのナビゲーションを開始する、処理を実行させる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一実施例によれば、配送員の手を煩わせることなく、配送車両から配送員の端末へナビゲーションを切替えることができる。
本開示の一実施例における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
実施の形態に係るナビゲーションシステムの一例を示した図 車載端末のブロック構成例を示した図 端末のブロック構成例を示した図 ナビゲーションシステムの動作例を示したフローチャート 車載端末の表示装置に表示される画面例 端末の表示装置に表示される画面例
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、実施の形態に係るナビゲーションシステム1の一例を示した図である。図1に示すように、ナビゲーションシステム1は、車載端末2と、端末3と、を有する。
図1には、配送車両A1と、荷物A2と、配送員A3と、住宅A4と、駐車場A5と、が示してある。配送車両A1は、荷物A2を積載する自動車である。配送員A3は、例えば、配送車両A1のドライバであり、荷物A2を配送する配送員である。住宅A4は、荷物A2の配送先住宅である。
配送車両A1は、住宅A4の前まで行くことができないとする。駐車場A5は、住宅A4の最寄りの駐車場である。配送員A3は、住宅A4の最寄りの駐車場A5に配送車両A1を駐車し、駐車場A5から住宅A4まで歩いて荷物A2を運搬する。
車載端末2は、配送車両A1に搭載され、固定される。車載端末2は、ナビゲーション機能を備えている。車載端末2は、配送車両A1を、荷物A2の配送先である住宅A4の最寄りの駐車場A5までの経路をナビゲーションする。
端末3は、例えば、AR(Augmented Reality)グラス等の眼鏡型のウェアラブル端末である。端末3は、例えば、配送員A3の頭部に装着される。端末3は、配送員A3を、駐車場A5から荷物A2の配送先である住宅A4までの経路をナビゲーションする。端末3は、ナビゲーションする画像を、例えば、眼鏡のレンズ上に表示する。
図2は、車載端末2のブロック構成例を示した図である。図2に示すように、車載端末2は、プロセッサ11と、記憶部12と、通信部13と、入力部14と、出力部15と、GPS(Global Positioning System)部16と、を有している。
プロセッサ11は、車載端末2の各部を制御する。プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
記憶部12には、プロセッサ11が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部12には、プロセッサ11が計算処理を行うためのデータ、または、プロセッサ11が各部を制御するためのデータ等が記憶される。また、記憶部12には、地図データが記憶される。地図データは、例えば、荷物A2の配送実績に基づいて作成されたものでもよい。記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、およびHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置によって構成されてもよい。
通信部13は、例えば、Wi−Fi(登録商標)またはブルートゥース(登録商標)等の無線通信によって、端末3と通信を行う。通信部13は、例えば、携帯電話の無線ネットワークを介して、端末3と通信してもよい。
入力部14は、例えば、タッチパネルまたはキーボード等の入力装置からの信号を受信し、プロセッサ11に出力する。また、入力部14は、マイク等の音声入力装置からの信号(アナログ信号)を受信し、デジタル信号に変換してプロセッサ11に出力する。
出力部15は、例えば、プロセッサ11から出力される映像信号を表示装置に出力する。表示装置は、タッチパネルであってもよい。また、出力部15は、例えば、プロセッサ11から出力される音声信号をスピーカ等の音声出力装置に出力する。
GPS部16は、衛星からの測位信号を受信し、プロセッサ11に出力する。プロセッサ11は、GPS部16から出力された測位信号に基づいて、車載端末2(配送車両A1)の現在位置を算出する。プロセッサ11は、出力部15を介して、表示装置に地図を表示し、算出した車載端末2の現在位置を地図上に表示する。
図3は、端末3のブロック構成例を示した図である。図3に示すように、端末3は、プロセッサ21と、記憶部22と、通信部23と、入力部24と、出力部25と、GPS部26と、を有している。
プロセッサ21は、車載端末2の各部を制御する。プロセッサ21は、例えば、CPUである。
記憶部22には、プロセッサ21が動作するためのプログラムが記憶される。また、記憶部22には、プロセッサ21が計算処理を行うためのデータ、または、プロセッサ21が各部を制御するためのデータ等が記憶される。また、記憶部22には、地図データが記憶される。地図データは、例えば、荷物A2の配送実績に基づいて作成されたものでもよい。記憶部22は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、およびHDDなどの記憶装置によって構成されてもよい。
通信部23は、例えば、Wi−Fi(登録商標)またはブルートゥース(登録商標)等の無線通信によって、車載端末2と通信を行う。通信部23は、例えば、携帯電話の無線ネットワークを介して、車載端末2と通信してもよい。
入力部24は、例えば、タッチパネルまたはキーボード等の入力装置からの信号を受信し、プロセッサ21に出力する。また、入力部24は、マイク等の音声入力装置からの信号(アナログ信号)を受信し、デジタル信号に変換してプロセッサ21に出力する。
出力部25は、例えば、プロセッサ21から出力される映像信号を表示装置に出力する。表示装置には、眼鏡のレンズ上に形成された表示装置が含まれてもよい。また、出力部25は、例えば、プロセッサ21から出力される音声信号をスピーカ等の音声出力装置に出力する。
GPS部26は、衛星からの測位信号を受信し、プロセッサ21に出力する。プロセッサ21は、GPS部26から出力された測位信号に基づいて、端末3(配送員A3)の現在位置を算出する。プロセッサ21は、出力部25を介して、表示装置に地図を表示し、算出した端末3の現在位置を地図上に表示する。
図4は、ナビゲーションシステム1の動作例を示したフローチャートである。ナビゲーションシステム1は、例えば、配送車両A1が荷物A2の配送を開始したときに、図4に示したフローチャートの処理を実行する。
車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1を、荷物A2の配送先である住宅A4に対して最寄りの駐車場A5にナビゲーションする(S1)。
ここで、配送車両A1は、ナビゲーションに従って、駐車場A5に到着したとする。
車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1の駐車場A5への到着を検知する(S2)。なお、車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1の最寄りの駐車場A5での停止を検知し、配送車両A1の駐車場A5への到着を検知してもよい。例えば、車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1のエンジン停止によって、配送車両A1の停止を検知してもよい。より具体的には、車載端末2のプロセッサ11は、ECU(Electronic Control Unit)からの信号によって、配送車両A1のエンジン停止を検知してもよい。
車載端末2のプロセッサ11は、S2にて配送車両A1の最寄りの駐車場A5での停止を検知すると、通信部13を介して、開始信号を端末3に送信する(S3)。開始信号は、端末3が配送員A3に対し、駐車場A5から配送先(住宅A4)へのナビゲーションを開始する信号である。
端末3のプロセッサ21は、通信部23を介して、S3にて送信された開始信号を受信すると、配送員A3に対し、駐車場A5から荷物A2の配送先(住宅A4)へのナビゲーションを開始する(S4)。例えば、端末3のプロセッサ21は、出力部25を介して、眼鏡のレンズに、配送員A3を駐車場A5から住宅A4までナビゲーションする画像を表示する。
このように、ナビゲーションシステム1は、配送員A3の手を煩わせることなく、配送車両A1の車載端末2から、配送員A3の端末3へ、荷物A2のナビゲーションを切替える。
ここで、配送員A3は、荷物A2を住宅A4まで配送したとする。配送員A3は、端末3に対し、例えば、「配送完了」を発する。
端末3のプロセッサ21は、入力部24を介して、配送員A3が発した「配送完了」の音声信号を入力する(S5)。端末3のプロセッサ21は、「配送完了」の音声認識によって、荷物A2の配送完了を認識する。
図5は、車載端末2の表示装置に表示される画面例である。図5に示すように、車載端末2の表示装置には、配送車両A1(配送車両A1のドライバである配送員A3)をナビゲーションするための地図が表示されている。
図5に示すマークA11は、荷物A2の配送先である住宅A4の最寄りの駐車場A5を示す。マークA11は、例えば、荷物A2の配送先住所に基づいて、地図上に表示される。なお、図5の例では、荷物A2の配送先である住宅A4は、地図上に表示されていない。
図5に示す黒丸A12は、配送車両A1の現在位置を示す。配送員A3は、車載端末2の表示装置の画面または車載端末2の音声指示に基づいて、荷物A2の配送先である住宅A4の最寄りの駐車場A5を目指す。
ここで、配送車両A1は、マークA11に示す駐車場A5に到着する。配送員A3は、配送車両A1のエンジンを停止する。
車載端末2のプロセッサ11は、地図情報と、現在位置とに基づいて、配送車両A1がマークA11に示す駐車場A5に位置していることを検知する。また、車載端末2のプロセッサ11は、例えば、ECUから、エンジンの停止信号を受信する。これにより、車載端末2のプロセッサ11は、荷物A2の配送先の最寄りの駐車場A5において、配送車両A1が停止したことを検知する。
車載端末2のプロセッサ11は、マークA11に示す駐車場A5において、配送車両A1の停止を検知すると、開始信号を端末3に送信する。端末3は、車載端末2からの開始信号の受信に応じて、配送員A3に対し、駐車場A5から、荷物A2の配送先(住宅A4)へのナビゲーションを開始する。
図6は、端末3の表示装置に表示される画面例である。端末3は、例えば、配送員A3の頭部に装着される眼鏡型のウェアラブル端末である。端末3のプロセッサ21は、配送員A3をナビゲーションする画像を、眼鏡のレンズ上に表示し、レンズを通して得られる視界と重畳させる。
図6に示す矢印A21は、配送員A3を住宅A4までナビゲーションする矢印である。矢印A21は、レンズを通して得られる視界に重畳して表示される。なお、図6の例では、矢印A21は、階段を上ることを指示している。また、図6の例では、眼鏡のレンズ上に、配送員A3をナビゲーションするテキスト「左の階段を上がってください」が表示されている。
端末3のプロセッサ21は、ナビゲーションする画像を眼鏡のレンズ上に表示するとともに、音声によって配送員A3をナビゲーションしてもよい。例えば、端末3のプロセッサ21は、画面上に表示するテキストを音声出力してもよい。
端末3のナビゲーションは、配送実績に基づいて得られた情報であってもよい。例えば、端末3のナビゲーションは、過去の配送によって得られた、駐車場A5から住宅A4までの最短ルートであってもよい。
端末3のプロセッサ21が実行するナビゲーションの表示形態は、車載端末2のプロセッサ11が実行するナビゲーションの表示形態と異なる。例えば、車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1をナビゲーションするため、ナビゲーション画像を地図ベースで表示装置に表示する(図5を参照)。一方、端末3のプロセッサ21は、歩いて荷物A2を配送する配送員A3をナビゲーションするため、ナビゲーションする画像を眼鏡のレンズ上に表示し、レンズを通して得られる視界と重畳させる。これにより、配送員A3は、例えば、迷うことなく、適切に荷物A2を住宅A4まで配送できる。
以上説明したように、車載端末2は、配送される荷物A2を積載する配送車両A1に搭載される。車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1を荷物A2の配送先に対して最寄りの駐車場A5にナビゲーションする。車載端末2の通信部13は、荷物A2を配送する配送員A3に所持され、配送員A3を駐車場A5から配送先(住宅A4)へナビゲーションする端末3と無線通信する。車載端末2のプロセッサ11は、駐車場A5において配送車両A1の停止を検知すると、端末3がナビゲーションを開始するための開始信号を、通信部13を介して端末3に送信する。
これにより、端末3は、車載端末2からの開始信号に応じて、駐車場A5から配送先へのナビゲーションを開始できる。つまり、端末3は、配送員A3の操作を受付けることなく、自動で駐車場A5から配送先へのナビゲーションを開始できる。従って、端末3は、配送員A3の手を煩わせることなく、荷物A2の配送先を案内できる。
また、端末3は、荷物A2を配送する配送員A3に所持される。端末3の通信部23は、配送車両A1に搭載された車載端末2と無線通信する。端末3のプロセッサ21は、配送員A3を荷物A2の配送先(住宅A4)へナビゲーションする。端末3の通信部23は、配送車両A1が配送先に対して最寄りの駐車場A5に停止した場合に、車載端末2から送信される開始信号を受信し、プロセッサ21は、開始信号の受信に応じて、配送員A3に対し駐車場A5から配送先へのナビゲーションを開始する。
これにより、端末3は、車載端末2からの開始信号に応じて、駐車場A5から配送先へのナビゲーションを開始できる。つまり、端末3は、配送員A3の操作を受付けることなく、自動で駐車場A5から配送先へのナビゲーションを開始できる。従って、端末3は、配送員A3の手を煩わせることなく、荷物A2の配送先を案内できる。
(変形例1)
端末3は、スマートフォンまたはタブレット端末等の携帯端末であってもよい。この場合、端末3のプロセッサ21は、図5で説明した車載端末2の画面例と同様に、地図ベースで配送員A3をナビゲーションしてもよい。
端末3のプロセッサ21は、地図ベースで配送員A3をナビゲーションする場合、表示装置に表示する地図の縮尺を、車載端末2のプロセッサ11が表示する地図の縮尺より大きくしてもよい。
これにより、配送員A3は、例えば、迷うことなく、適切に荷物A2を住宅A4まで配送できる。
(変形例2)
車載端末2のプロセッサ11は、荷物A2の配送が完了した後、配送車両A1を次の荷物の配送先または次の荷物の配送先に対して最寄りの駐車場へナビゲーションしてもよい。例えば、車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1の駐車場A5での停止を検知した後、配送車両A1の始動を検知した場合、荷物の次の配送先または次の配送先の最寄りの駐車場をナビゲーションしてもよい。より具体的には、車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1の駐車場A5での停止を検知した後、配送車両A1のECUから、エンジンの始動を検知した場合、次の荷物の配送先または次の荷物の配送先の最寄りの駐車場をナビゲーションしてもよい。
すなわち、車載端末2のプロセッサ11は、配送員A3が荷物A2の住宅A4への配送を完了し、配送員A3が配送車両A1に戻って配送車両A1を始動すると、次の荷物の配送先または次の荷物の配送先の最寄りの駐車場をナビゲーションしてもよい。
これにより、車載端末2は、配送員A3の操作を受付けることなく、自動で次の荷物の配送先へのナビゲーションを開始できる。車載端末2は、配送員A3の手を煩わせることなく、次の荷物の配送先を案内できる。
(変形例3)
車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1が駐車場A5に到着した後、端末3が配送員A3を配送先までナビゲーションするための地図情報を、通信部13を介して端末3に送信してもよい。端末3のプロセッサ21は、通信部23を介して地図情報を受信し、記憶部22に記憶する。
これにより、端末3の記憶部22は、配送員A3を駐車場A5から配送先へナビゲーションする地図情報を記憶すればよく、記憶部22の記憶容量を小さくできる。
(変形例4)
車載端末2プロセッサ11は、配送車両A1の始動を検知すると、端末3がナビゲーションを停止するための停止信号を、通信部13を介して端末3に送信してもよい。例えば、車載端末2プロセッサ11は、配送車両A1のECUから、エンジンの始動を検知すると、端末3がナビゲーションを停止するための停止信号を、通信部13を介して端末3に送信してもよい。
すなわち、車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1のエンジンが動いている間、端末3のナビゲーションを停止させる。これにより、配送員A3が配送車両A1を運転している間、眼鏡のレンズには、ナビゲーション画面が表示されず、配送員A3は、安全に配送車両A1を運転できる。
(変形例5)
端末3のプロセッサ21は、荷物A2の配送先への配送が完了すると、配送員A3を駐車場A5へナビゲーションしてもよい。
例えば、端末3の入力部24は、マイク等の音声入力装置から、配送員A3が発した「配送完了」の音声の音声信号を受信し、プロセッサ11に出力する。端末3のプロセッサ21は、「配送完了」の音声信号を受信すると、荷物A2の配送が完了したことを判定し、配送員A3を駐車場A5へナビゲーションする。
これにより、配送員A3は、荷物A2の配送が完了した後、荷物A2の配送先から迷うことなく、配送車両A1を駐車した駐車場A5に戻ることができる。
(変形例6)
駐車場A5は、満車の場合がある。この場合、車載端末2のプロセッサ11は、駐車場A5に対して最寄りの駐車場に、配送車両A1をナビゲーションしてもよい。車載端末2のプロセッサ11は、過去の配送実績に基づいて、駐車場A5に対して最寄りの駐車場を選定してもよい。
端末3のプロセッサ21は、配送車両A1が駐車された、駐車場A5の最寄りの駐車場から、配送先(住宅A4)まで配送員をナビゲーションする。これにより、配送員A3は、例えば、迷うことなく、適切に荷物A2を住宅A4まで配送できる。
(変形例7)
車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1を荷物A2の配送先(住宅A4)の最寄りの駐車場A5にナビゲーションしたが、これに限られない。車載端末2のプロセッサ11は、配送車両A1を荷物A2の配送先(住宅A4)付近までの経路をナビゲーションしてもよい。端末3のプロセッサ21は、荷物A2の配送先付近から配送先までをナビゲーションしてもよい。
ここで、配送先付近(住宅A4の付近)には、上記した駐車場A5が含まれてもよい。配送先付近には、配送先付近の駐停車可能な路肩が含まれてもよい。配送先付近には、店舗または配送先付近の空きスペースが含まれてもよい。
上述の実施の形態においては、各構成要素は、例えば、「・・・回路(circuitry)」、「・・・デバイス」、「・・・ユニット」、又は、「・・・モジュール」として構成されてもよい。
以上、図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかである。そのような変更例または修正例についても、本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態における各構成要素は任意に組み合わされてよい。
本開示はソフトウェア、ハードウェア、又は、ハードウェアと連携したソフトウェアで実現することが可能である。上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、部分的に又は全体的に、集積回路であるLSIとして実現され、上記実施の形態で説明した各プロセスは、部分的に又は全体的に、一つのLSI又はLSIの組み合わせによって制御されてもよい。LSIは個々のチップから構成されてもよいし、機能ブロックの一部または全てを含むように一つのチップから構成されてもよい。LSIはデータの入力と出力を備えてもよい。LSIは、ICの一種であり、集積度の違いにより、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路、汎用プロセッサ又は専用プロセッサで実現してもよい。また、LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGAや、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。本開示は、デジタル処理又はアナログ処理として実現されてもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示は、荷物の配送に関するナビゲーションシステムに有用である。
1 ナビゲーションシステム
2 車載端末
3 端末
11,21 プロセッサ
12,22 記憶部
13,23 通信部
14,24 入力部
15,25 出力部
16,26 GPS部
A1 配送車両
A2 荷物
A3 配送員
A4 住宅
A5 駐車場
A11 マーク
A12 黒丸
A21 矢印

Claims (21)

  1. 配送車両に搭載される車載端末であって、
    荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションするプロセッサと、
    前記荷物の配送先の付近から前記配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信する通信部と、
    を備え、
    前記プロセッサは、前記配送車両が前記荷物の配送先の付近に到着した場合に、前記端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、前記通信部を介して前記端末に送信する、
    車載端末。
  2. 前記配送先の付近は、前記配送先の付近の駐車場である、
    請求項1に記載の車載端末。
  3. 前記プロセッサは、前記配送先の付近において前記配送車両の停止を検知すると、開始信号を、前記通信部を介して前記端末に送信する、
    請求項1または2に記載の車載端末。
  4. 前記プロセッサが実行するナビゲーションの表示形態は、前記端末が実行するナビゲーションの表示形態と異なる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の車載端末。
  5. 前記プロセッサは、前記荷物の配送が完了した後、次の荷物の配送先または前記次の荷物の配送先の付近へナビゲーションする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の車載端末。
  6. 前記プロセッサは、前記荷物の配送が完了した後、前記配送車両の始動を検知した場合、次の荷物の配送先または前記次の荷物の配送先の付近へナビゲーションする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の車載端末。
  7. 前記プロセッサは、前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合、前記端末がナビゲーションするための地図情報を、前記通信部を介して前記端末に送信する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の車載端末。
  8. 前記プロセッサは、前記配送車両のエンジンが動いている間、前記端末のナビゲーションを停止させる、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の車載端末。
  9. 前記端末は、ウェアラブル端末である、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の車載端末。
  10. 端末であって、
    配送車両に搭載された車載端末と無線通信する通信部と、
    荷物の配送先までの経路をナビゲーションするプロセッサと、
    を備え、
    前記通信部は、前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合に、前記車載端末から送信される開始信号を受信し、
    前記プロセッサは、前記開始信号の受信に応じて、前記配送先の付近から前記配送先へのナビゲーションを開始する、
    端末。
  11. 前記配送先の付近は、前記配送先の駐車場である、
    請求項10に記載の端末。
  12. 前記プロセッサが実行するナビゲーションの表示形態は、前記車載端末が実行するナビゲーションの表示形態と異なる、
    請求項10または11に記載の端末。
  13. 前記プロセッサは、ナビゲーションする画像を、配送員が装着する眼鏡のレンズに表示する、
    請求項10から12のいずれか一項に記載の端末。
  14. 前記端末は、ウェアラブル端末である、
    請求項10から13のいずれか一項に記載の端末。
  15. ナビゲーションする音声を出力する出力部、をさらに有する、
    請求項10から14のいずれか一項に記載の端末。
  16. 前記プロセッサは、前記荷物の前記配送先への配送が完了すると、前記配送先の付近へナビゲーションする、
    請求項10から15のいずれか一項に記載の端末。
  17. 前記通信部は、前記車載端末から、ナビゲーションするための地図情報を受信する、
    請求項10から16のいずれか一項に記載の端末。
  18. 配送車両に搭載される車載端末のナビゲーション方法であって、
    荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションし、
    前記荷物の配送先の付近から前記配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信し、
    前記配送車両が前記荷物の配送先の付近に到着した場合に、前記端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、前記端末に無線送信する、
    ナビゲーション方法。
  19. 端末のナビゲーション方法であって、
    配送車両に搭載された車載端末と無線通信し、
    荷物の配送先までの経路をナビゲーションし、
    前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合に、前記車載端末から無線送信される開始信号を受信し、
    前記開始信号の受信に応じて、前記配送先の付近から前記配送先へのナビゲーションを開始する、
    ナビゲーション方法。
  20. コンピュータに、
    荷物の配送先の付近までの経路をナビゲーションし、
    前記荷物の配送先の付近から前記配送先までの経路をナビゲーションする端末と無線通信し、
    配送車両が前記荷物の配送先の付近に到着した場合に、前記端末がナビゲーションを開始するための開始信号を、前記端末に無線送信する、
    処理を実行させるプログラム。
  21. コンピュータに、
    配送車両に搭載された車載端末と無線通信し、
    荷物の配送先までの経路をナビゲーションし、
    前記配送車両が前記配送先の付近に到着した場合に、前記車載端末から送信される開始信号を受信し、
    前記開始信号の受信に応じて、前記配送先の付近から前記配送先へのナビゲーションを開始する、
    処理を実行させるプログラム。
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