JP2021024131A - Roll sheet feeding device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置などにロールシートを給送可能なロールシート給送装置に関する。 The present invention relates to a roll sheet feeding device capable of feeding a roll sheet to an image forming device or the like.
従来、画像形成装置の小型化及び低ランニングコストを達成する為に、記録媒体としてのロールシートを装置内に搭載するものがあり、そのような画像形成装置ではロール状に巻かれたロールシートを繰り出しながら画像形成を行う。このような画像形成装置に設けられたロールシート給送装置としては、ロールシートの装着時のシート先端の頭出しを自動的に行うものが開発されている(特許文献1参照)。 Conventionally, in order to achieve miniaturization and low running cost of an image forming apparatus, a roll sheet as a recording medium is mounted in the apparatus, and in such an image forming apparatus, a roll sheet wound in a roll shape is used. Image formation is performed while feeding out. As a roll sheet feeding device provided in such an image forming device, a device that automatically cue the tip of the sheet when the roll sheet is attached has been developed (see Patent Document 1).
このロールシート給送装置では、例えば、ロールシートの外周を正逆転可能に駆動する外周駆動手段と、繰り出されるシート先端を画像形成部に向けて案内する案内手段と、シート先端を検知する検知手段と、これらを制御する制御部とを備えている。制御部は、シート先端の頭出しに際し、装着されたロールシートのシート先端が検知手段により検知されない場合は、外周駆動手段によりロールシートを反繰り出し方向に回転する。そして、制御部は、シート先端に付されたマーキングを検知手段により検知した後に、外周駆動手段の回転方向を逆転させて、ロールシートを繰り出し方向に回転する。これにより、記録すべきロールシートを外周駆動手段上に載置するだけで、シート先端の頭出しを自動的に行うことができ、シート先端を案内手段により画像形成部側へ案内することができる。 In this roll sheet feeding device, for example, an outer peripheral driving means for driving the outer circumference of the roll sheet in a forward / reverse manner, a guiding means for guiding the unwound sheet tip toward the image forming portion, and a detecting means for detecting the sheet tip And a control unit that controls them. When the seat tip is cueed, the control unit rotates the roll sheet in the counter-feeding direction by the outer peripheral driving means when the seat tip of the mounted roll sheet is not detected by the detecting means. Then, after detecting the marking attached to the tip of the sheet by the detecting means, the control unit reverses the rotation direction of the outer peripheral driving means and rotates the roll sheet in the feeding direction. As a result, the tip of the sheet can be automatically cueed by simply placing the roll sheet to be recorded on the outer peripheral driving means, and the tip of the sheet can be guided to the image forming portion side by the guiding means. ..
しかしながら、上述した特許文献1に記載のロールシート給送装置では、ロールシートの状態、例えばロールシートの巻き付けが強い場合や、静電気等によってロールシートが貼りついてしまっている場合の様なシート先端が剥がれ難い状態において、ロールシートの案内手段の先端に設けた先端分離部にて、シート先端を分離できずにロールシートの給送不良を発生するおそれがある。また、剥離シートにラベルを貼付した状態で巻き付けされたラベルタイプのロールシートを給送するときは、先端分離部において分離できなかった場合に、剥離シートからラベルを剥離してしまうおそれがある。更に、特許文献1に記載のロールシート給送装置ではシート先端の検出に反射型光センサを用いており、検出する為にロールシート側にシート先端の目印となるマーキングを設けているが、使用するロールシートのシート先端にマーキングが無いものに対してはシート先端を検出できないため、シート先端の自動的な頭出しを実現できるロールシートが限定されてしまう。
However, in the roll sheet feeding device described in
本発明は、新たにセットされたロールシートのシート先端の頭出しを高精度に実行可能なロールシート給送装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a roll sheet feeding device capable of cueing the tip of a newly set roll sheet with high accuracy.
本発明のロールシート給送装置は、シートを巻回したロールシートからシートを給送対象に給送するロールシート給送装置であって、装着されたロールシートを回転可能に支持する支持手段と、前記支持手段により支持したロールシートを第1方向及び前記第1方向とは反対方向の第2方向に回転可能な駆動手段と、前記駆動手段によりロールシートを前記第1方向に回転させた場合に、ロールシートから巻き解かれたシート先端部を前記給送対象に案内する案内手段と、前記支持手段により支持されたロールシートの外周部に対して、前記第1方向の下流側から上流側に向けて送風可能な送風手段と、を備え、前記案内手段に前記シート先端部を給送する前に、前記駆動手段により前記第2方向に回転しているロールシートに前記送風手段が送風することを特徴とする。 The roll sheet feeding device of the present invention is a roll sheet feeding device that feeds a sheet from a roll sheet wound around the sheet to a feeding target, and serves as a support means for rotatably supporting the mounted roll sheet. A drive means capable of rotating the roll sheet supported by the support means in the first direction and a second direction opposite to the first direction, and a case where the roll sheet is rotated in the first direction by the drive means. In addition, the guide means for guiding the tip of the sheet unwound from the roll sheet to the feeding target and the outer peripheral portion of the roll sheet supported by the support means are from the downstream side to the upstream side in the first direction. The blower means is provided with a blower means capable of blowing air toward the guide means, and the blower means blows air to the roll sheet rotating in the second direction by the drive means before feeding the sheet tip portion to the guide means. It is characterized by that.
本発明のロールシート給送装置によれば、新たにセットされたロールシートのシート先端の頭出しを高精度に実行することができる。 According to the roll sheet feeding device of the present invention, the cueing of the sheet tip of the newly set roll sheet can be performed with high accuracy.
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図12を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態では、画像形成装置1の一例としてフルカラーのインクジェットプリンタについて説明している。但し、本発明はフルカラーのインクジェットプリンタに限られず、例えばタンデム型などの他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 12. In the present embodiment, a full-color inkjet printer is described as an example of the
尚、この明細書において、「記録」(画像形成とも称する)とは、文字や図形等、有意の情報を形成する場合のみならず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、「記録媒体」(シートSとも称する)とは、一般的な画像形成装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック、フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。更に、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。 In this specification, "recording" (also referred to as image formation) means not only the case of forming significant information such as characters and figures, but also the formation of images, patterns, patterns, etc. on a wide range of recording media. Alternatively, it shall also represent the case where the medium is processed. Further, the "recording medium" (also referred to as sheet S) is not only paper used in a general image forming apparatus, but also a wide range of inks such as cloth, plastic, film, metal plate, glass, ceramics, wood, leather, etc. Also represents what is acceptable. Further, "ink" should be broadly interpreted as in the definition of "recording" above, and when it is applied on a recording medium, it forms an image, a pattern, a pattern, etc., or processes the recording medium, or ink. (For example, coagulation or insolubilization of a colorant in an ink applied to a recording medium).
[画像形成システムの外観]
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置1を備える画像形成システム100の外観及び使用形態を示す図である。画像形成システム100は、画像形成装置1とホストPC101とを備えている。画像形成装置1とホストPC101とは、ケーブルにより接続され、例えば、USB、ローカルエリアネットワーク、RS−232C等の外部接続インターフェイスなどを利用して互いに信号を送受信可能にされている。ホストPC101では、少なくとも一般的にプリンタドライバと呼ばれる機能を有するアプリケーションプログラムが稼働している。ホストPC101は、ユーザが指示したタイミングで画像データを生成及び出力することにより、画像形成装置1へ画像形成ジョブとして画像形成の指示を出力する。
[Appearance of image formation system]
FIG. 1 is a diagram showing the appearance and usage of the
[画像形成装置の機械的構成]
本実施の形態の画像形成装置1は、インクジェット方式であり、記録ヘッド29(図2参照)がシートSの搬送方向D1と平行に配置されている。記録ヘッド29は、シートSの搬送方向D1と平行にインク吐出口であるノズルが延びている。記録ヘッド29からは、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインクが吐出される。各記録ヘッド29は不図示のキャリッジに組み込まれ一体化され、キャリッジがシートSの搬送方向D1に直交する方向への移動に同期しながら記録ヘッド29からインクを吐出することで画像形成を行う。
[Mechanical configuration of image forming apparatus]
The
[画像形成装置の制御ブロック構成]
次に、図2を参照して、画像形成装置1の電気的な系統を説明する。図2は、画像形成装置1における制御ブロック図である。制御部20はコンピュータにより構成され、例えばCPU21と、不揮発情報や各部を制御するプログラムを記憶するROM22と、ワークエリアとして使用可能なデータを一時的に記憶するRAM23と、入出力回路(I/F)24とを備えている。CPU21は、画像形成装置1の制御全体を司るマイクロプロセッサであり、システムコントローラの主体である。CPU21は、プリンタ101の記録データの受信、記録動作、シートSのハンドリング等全般の制御を司る演算処理装置である。CPU21の動作は、ROM22に記憶された処理プログラムに基づいて実行される。ROM22には、制御フローに対応する処理プログラム及びテーブルなどが記憶されている。また、作業用のメモリとしてRAM23を使用する。CPU21では、受信したコマンドを解析した後に、記録データの各色成分のイメージデータをイメージメモリ25にビットマップ展開して描画する。これにより、制御部20は、データを格納する格納手段としての機能、データ制御手段としての機能、設定データに基づいて画像形成装置1の動作を変更する設定手段としての機能などを実行可能である。
[Control block configuration of image forming apparatus]
Next, the electrical system of the
制御部20は、ホストPC101に接続され、ホストPC101から送信された画像データは、入出力回路24を介して制御部20に送信され、画像形成装置1とホストPC101とで互いに信号の授受を実行可能にしている。制御部20は、記録ヘッド制御回路28を介して記録ヘッド29に接続されている。また、制御部20は、出力ポート26を介して、開閉センサSe1、給送センサSe2、シート搬送センサ(LFセンサ)Se3、巻端センサ(巻端検知手段)Se4等の各センサに接続されている。更に、制御部20は、出力ポート26を介して、モータ駆動部27に接続され、モータ駆動部27を介してロールモータ(駆動手段)M1、シート搬送モータ(LFモータ)M2、キャリッジモータ(CRモータ)M3等の各モータに接続されている。
The
制御部20は、出力ポート26及びモータ駆動部27を介して、シートSを繰り出すロールモータM1や、シートSを搬送するシート搬送モータM2等を駆動してシートSを記録位置に搬送する。シート搬送センサSe3は、所定位置にシートSを搬送させるために、シートSの先端位置を検出する。キャリッジモータM3の動作に同期して、CPU21はイメージメモリ25から対応する色の記録データを順次に読み出し、読み出したデータを記録ヘッド制御回路28を介して各記録ヘッド29に転送する。このように、CPU21は、出力ポート26を介して、開閉センサSe1、給送センサSe2、シート搬送センサSe3、巻端センサSe4の検知信号により、多岐に渡る画像形成制御を行う。
The
[画像形成部]
次に、シリアル型インクジェットプリンタである本実施の形態の画像形成装置1の画像形成部(給送対象)30について、図3(a),(b)を用いて説明する。画像形成部30は、メインフレーム31と、キャリッジ33と、記録ヘッド29と、キャリッジモータM3とを有している。メインフレーム31には、モータ等の各種部品が組み付けられている。記録ヘッド29はキャリッジ33に搭載されており、インクチューブ35を介して不図示のインクタンクに連結されている。キャリッジ33は、キャリッジモータM3によりキャリッジベルト36を介してキャリッジシャフト37に沿って駆動される。
[Image forming part]
Next, the image forming unit (feed target) 30 of the
尚、画像形成部30の近傍には、後述するシート搬送部40(図4参照)の一部である搬送ローラ32及びシート搬送モータM2が設けられている。搬送ローラ32は、シートSを画像形成部30に搬送するために設けられており、ベルトであるシート駆動連結部34を介してシート搬送モータM2により駆動され、シートSはD1方向へ排出され、画像形成部30に搬送される。
A
記録ヘッド29は、搬送ローラ32により送られるシートSに記録を行うものである。本実施の形態の画像形成部30における記録手段としては、記録ヘッド29からインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド29は、微細な液体吐出口、液体流路及び流路の一部に設けられるエネルギ作用部と、該エネルギ作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギを発生するエネルギ発生手段とを備えている。この様なエネルギ発生手段として、本実施の形態では、発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出させるバブルジェット(登録商標)方式を用いているが、これには限られない。例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方法や、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギ発生手段を用いた記録方法であってもよい。
The
[シート搬送部]
次に、本実施の形態のシート搬送部(ロールシート給送装置)40について、図4及び図5を用いて説明する。シート搬送部40は、ケース41と、ロールカバー42と、第1外周駆動ローラ43と、第2外周駆動ローラ44と、カッタ46とを備えている。ケース41は、ロールシートSr(図7参照)を収容可能であり、右フレーム41R及び左フレーム41Lを有している。シート搬送部40は、シートSを巻回したロールシートSrからシートSを画像形成部30に給送する。
[Sheet transport section]
Next, the sheet transport unit (roll sheet feeding device) 40 of the present embodiment will be described with reference to FIGS. 4 and 5. The
ロールカバー42はロールシートガイド部42aを備えており、右フレーム41R及び左フレーム41Lに開閉可能に支持されている。ロールカバー42の開閉状態は、開閉センサSe1によって検出される。図4はロールカバー42が開状態にあるとき、図5はロールカバー42が閉状態にあるときを、それぞれ示す。ロールカバー42が閉状態にあるときは、ロールカバー42の上端部がケース41の縁部64(図7参照)の下方に収容される。ロールカバー42は、開状態にしたときにケース41の内部にロールシートSrを装着可能にする。ロールシートSrの幅方向の位置は、不図示のスライドガイドによって規制される。このスライドガイドは、ロールシートSrの幅方向へ移動可能な構成であり、使用するロールシートSrの幅に合わせて位置を規制する。
The
外周駆動ローラ43,44は、装着されたロールシートSrを回転可能に支持する支持手段であって、ロールシートSrの外周を回転駆動させるローラであり、搬送ローラ32と並行に2列設けられている。外周駆動ローラ43,44の間隔は、ロールシートSrが最小径になってもロールシートSrを安定的に駆動できるよう設定されている。ここでは外周駆動手段として外周駆動ローラ43,44を適用しているが、これには限られず、例えば、ロールシートSrの下部を支持駆動する無端ベルトでもよい。2列の外周駆動ローラ43,44をロールシートSrの下部に設けることにより、外周駆動ローラ43,44はロールシートSrを回転させる他にロールシートSrを載置及び保持する役割も果たし、部品点数の増加を抑制して構成を簡素にすることができる。このため、使用者はロールシートSrを外周駆動ローラ43,44に載せるだけで保持及び駆動させることができるので、操作性を良好にすることができる。
The outer
外周駆動ローラ43,44にて搬送されるロールシートSrは、搬送ローラ32とピンチローラ49に挟持されて所定間隔で所定量搬送を行い、カッタ46により所定の長さにカットされ排出される。本実施の形態におけるカッタ46はスライド式のオートカッタであり、不図示のカッタ駆動部によりシートSをカットする。本実施の形態では、スライド式のカッタ46を適用しているが、これには限られず、可動刃を上下方向に稼働させることでカットを行う構成であってもよい。
The roll sheet Sr transported by the outer
[外周駆動ローラの駆動機構]
次に、本実施の形態の外周駆動ローラ43,44の駆動機構50について、図6を用いて説明する。外周駆動ローラ43,44の駆動機構50は、ロールモータM1と、モータギヤ51と、第1中間ギヤ52と、第2中間ギヤ53と、第1外周駆動ローラギヤ54と、第3中間ギヤ55と、第2外周駆動ローラギヤ56とを備えている。ロールモータM1のモータギヤ51は、第1中間ギヤ52及び第2中間ギヤ53を介して第1外周駆動ローラギヤ54へ連結され、更に第3中間ギヤ55を介して第2外周駆動ローラギヤ56へと連結されている。第1外周駆動ローラギヤ54は第1外周駆動ローラ43に連結され、第2外周駆動ローラギヤ56は第2外周駆動ローラ44に連結され、各外周駆動ローラ43,44はロールモータM1の駆動に合わせて回転駆動する。即ち、ロールモータM1は、外周駆動ローラ43,44により支持したロールシートSrを回転させる。
[Drive mechanism of outer peripheral drive roller]
Next, the
[シート搬送部詳細]
次に、本実施の形態のシート搬送部40の詳細について、図7を用いて説明する。シート搬送部40は、更に、プラテン60と、吸引送風ファン65と、ロールプラテン63と、ロールガイド(案内手段)61と、巻端センサSe4と、給送ローラ62と、給送センサSe2と、搬送ローラ32と、シート搬送センサSe3とを有している。プラテン60は、ケース41の外側面に設けられ、ケース41の内部から供給されたロールシートSrを支持する。本実施の形態では、プラテン60は、シート搬送部40の上面に露出して設けられており、上下方向に貫通する複数の吸引孔(通気孔)60a(図4参照)を有している。吸引送風ファン65は、プラテン60の直下において、プラテン60及びロールプラテン63に取り付けられて、単数又は複数並んで設けられており、駆動により下方に空気を送風することができる。吸引送風ファン65は、プラテン60に形成された吸引孔60aに連通され、プラテン60とは反対側に送風することによりプラテン60にロールシートSrを吸引する。即ち、吸引送風ファン65の駆動により、プラテン60の吸引孔60aには下方への気流が発生し、プラテン60にロールシートSrを吸着により支持することができる(図9参照)。本実施の形態では、プラテン60により支持されたロールシートSrに対して、画像形成部30(図3参照)が画像形成を実行する。
[Details of sheet transport section]
Next, the details of the
ロールガイド61は、ロールシートSrのシート先端部(巻端)Stを案内する案内部材であると同時に、ロールシートSrのシート先端部Stをロールシート本体S0から剥がして分離する分離手段でもある。ロールガイド61は、ロールプラテン63に回転可能に支持されており、ロールシートSrの外周面に追従して移動する。このため、ロールガイド61は、新品のロールシートSrの装着時には実線で示すようにロールシートSrの中心から大きく離れて位置し、使用末期で直径が小さくなったロールシートSrに対しては破線で示すようにロールシートSrの中心側に寄った位置に移動する。ロールガイド61は、ロールモータM1によりロールシートSrをR1方向(第1方向)に回転させた場合に、ロールシートSrから巻き解かれたシートSを画像形成部30に給送する方向に案内する。
The
ロールガイド61は、爪部61aとダクト部61bとを有する。爪部61aは、ロールシートSrの外周面に追従して当接可能であると共に、R1方向に回転するロールシートSrのシート先端部Stをロールシート本体S0から剥がすことができる。ダクト部61bは、ロールガイド61を上下方向に貫通して設けられ、上端部は吸引送風ファン65の下側に対向し、下端部は爪部61aからロールシートSrの外周部に対してR1方向の下流側から上流側に斜めに向けた吹き出し口61cを形成している。これにより、吸引送風ファン65から下方に送風された空気は、ダクト部61bを下方に流通し、ロールガイド61の下端部の吹き出し口61cからロールシートSrの外周部に対してR1方向の下流側から上流側に斜めに向けて吹き出される(図8参照)。即ち、吸引送風ファン65は、外周駆動ローラ43,44により支持されたロールシートSrの外周部に対して、R1方向の下流側から上流側に向けて送風可能である。
The
本実施の形態では、吹き出し口61cは、ロールシートSrの周方向に関して、爪部61aのR1方向の下流側に隣接して配置されている。但し、吹き出し口61cは、爪部61aのR1方向の下流側に隣接して配置されることには限られず、爪部61aのR1方向の上流側に隣接して配置されるようにしてもよい。尚、巻端センサSe4は、ロールガイド61よりR1方向の上流側に配置されている。巻端センサSe4は、外周駆動ローラ43,44により支持されたロールシートSrのシート先端部Stを検知するセンサであり、反射型光センサ及び透過型光センサを適用している。
In the present embodiment, the
給送ローラ62はロールシートSrを画像形成部30に導くローラであり、搬送ローラ32及び外周駆動ローラ43,44と平行に位置している。図6に示すように、給送ローラ62は、ロールモータM1からモータギヤ51と、第1中間ギヤ52と、第4中間ギヤ57と、第5中間ギヤ58と、給送ギヤ59とを介して駆動力が伝達されて回転する。また、給送ローラ62は外周駆動ローラ43,44とシート送り量が同じとなるように、各部のギヤ比及びローラ径が設定されている。図7に示すように、給送センサSe2は、ロールガイド61によりロールシート本体S0から剥がして分離されたシート先端が給送ローラ62に案内されたことを検出するセンサであり、ここでは反射型光センサを用いている。
The feeding
搬送ローラ32は、シート搬送モータM2(図3(a),(b)参照)により駆動される。シート搬送センサSe3は、画像形成部30に給送されるロールシートのシート先端部を検出する先端検出センサであり、反射型光センサ及び透過型光センサを適用している。尚、上述した給送センサSe2、シート搬送センサSe3、巻端センサSe4の構成は一例であり、その他の公知又は新規のセンサを広く適用することができる。
The
本実施の形態では、ロールシートSrは外周駆動ローラ43,44により一定速度で繰り出され、且つ、給送ローラ62及び外周駆動ローラ43,44は搬送速度が同じであるため、安定した給送を行うことができる。また、外周駆動ローラ43,44及び給送ローラ62の駆動と、画像形成部30へのシート送りを行う搬送ローラ32の駆動とは、ロールモータM1とシート搬送モータM2とで分けて制御可能に構成されている。給送ローラ62と搬送ローラ32との間のシートパスには不図示のテンション調整部を備えており、搬送ローラ32と給送ローラ62との搬送速度や駆動時間、駆動タイミング等を制御することにより、バックテンションを調整可能になるように構成されている。
In the present embodiment, the roll sheet Sr is fed out at a constant speed by the outer
次に、本実施の形態の画像形成装置1におけるロールシートSrの装着及び給送の処理手順について、図7〜図9を用い、図10、図11、図12に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。まず、制御部20のCPU21は、開閉センサSe1の検知結果に基づいて、ロールカバー42が閉状態であるか否かを判断する(ステップS1)。CPU21は、ロールカバー42が閉状態でないと判断した場合は(ステップS1のNO)、ロールカバー42が開状態であるので、処理を終了する。
Next, the procedure for mounting and feeding the roll sheet Sr in the
CPU21は、ロールカバー42が閉状態であると判断した場合は(ステップS1のYES)、給送センサSe2の検知結果に基づいて、シート先端部Stが給送ローラ62に達したか否かを判断する(ステップS2)。CPU21は、シート先端部Stが給送ローラ62に達したと判断した場合は(ステップS2のYES)、シート搬送センサSe3の検知結果に基づいて、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したか否かを判断する(ステップS3)。CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したと判断した場合は(ステップS3のYES)、給送処理を終了する(図9参照)。このとき、ロールシートSrのシート先端部Stは、シート搬送センサSe3と画像形成部30(図3参照)との間に位置する。
When the
CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達していないと判断した場合は(ステップS3のNO)、シート先端部Stは給送ローラ62と搬送ローラ32との間に位置していると判断して、給送処理を実行する。この場合、CPU21は、吸引送風ファン65を駆動させ、プラテン60での吸引を行う(ステップS4)。CPU21は、ロールモータM1を駆動させて、外周駆動ローラ43,44によりロールシートSrをR1方向に回転させると共に、給送ローラ62によりシートを給送する(ステップS5)。更に、CPU21は、シート搬送モータM2を駆動させて、搬送ローラ32によりシートを搬送する(ステップS6)。
When the
CPU21は、シート搬送センサSe3の検知結果に基づいて、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したか否かを判断する(ステップS7)。CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達していないと判断した場合は(ステップS7のNO)、各部の動作を続行する(ステップS4〜S6)。CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したと判断した場合は(ステップS7のYES)、吸引ファンを停止し(ステップS8)、ロールモータM1を停止し(ステップS9)、シート搬送モータM2を停止し(ステップS10)、給送処理を終了する。
Based on the detection result of the sheet transfer sensor Se3, the
一方、CPU21は、ステップS2において、シート先端部Stが給送ローラ62に達していないと判断した場合は(ステップS2のNO)、シート搬送センサSe3の検知結果に基づいて、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したか否かを判断する(ステップS11)。CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したと判断した場合は(ステップS11のYES)、エラーが発生しているものとしてエラー処理を実行する(ステップS12)。
On the other hand, when the
CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達していないと判断した場合は(ステップS11のNO、図7参照)、新しいロールシートSrが装着されたと判断し、給送動作を開始する。このとき、ユーザは、ロールカバー42を開け、ロールシートSrを外周駆動ローラ43,44上に載せ、ロールシートSrのシートSをロールカバー42の上側から外部に露出部としてはみ出すようにロールカバー42を閉じる。
When the
CPU21は、吸引送風ファン65を駆動させ、ロールガイド61の下端部から空気を吹き出す(ステップS13)。CPU21は、ロールモータM1を駆動させて、外周駆動ローラ43,44によりロールシートSrをR1方向とは反対方向のR2方向(第2方向)に回転させる(ステップS14)。このように、本実施の形態では、CPU21は、ロールシートSrからシートSを画像形成部30に給送する前に、吸引送風ファン65により送風を実行すると共に、ロールモータM1によりロールシートSrをR2方向に回転させる。
The
CPU21は、巻端センサSe4(図2参照)により、シート先端部Stを検知したか否かを判断する(ステップS15)。CPU21は、シート先端部Stを検知していないと判断した場合は(ステップS15のNO)、吸引送風ファン65及びロールモータM1の駆動を継続する(ステップS13,S14)。
The
CPU21は、シート先端部Stを検知したと判断した場合は(ステップS15のYES)、所定時間経過し、かつ、巻端センサSe4(図2参照)により、シート先端部Stを検知していないか否かを判断する(ステップS16)。ここで、CPU21は、タイマ等を利用してロールモータM1の駆動時間を計測し、所定時間は、ロールシートSrのシート先端部Stがロールガイド61の吹き出し口61cよりR1方向の上流側に移動するまでの時間とする。CPU21は、所定時間経過していないか、又は、シート先端部Stを検知していると判断した場合は(ステップS16のNO)、吸引送風ファン65及びロールモータM1の駆動を継続する。
If the
CPU21は、所定時間経過し、かつ、シート先端部Stを検知していないと判断した場合は(ステップS16のYES)、ロールモータM1を停止する(ステップS17)。CPU21は、ロールモータM1を駆動させて、外周駆動ローラ43,44によりロールシートSrをR1方向に回転させる(ステップS18)。これにより、図8に示すように、ロールシートSrのシート先端部Stは、ロールガイド61に向けて繰り出される。この時、吸引送風ファン65が駆動しているので、ロールガイド61の下端部の吹き出し口61cから空気が吹き出している。このため、ロールシートSrのシート先端部Stは吹き出し口61cから吹き出された空気の風圧によりロールシート本体S0から剥がされて分離され、給送ローラ62に向けて繰り出されて受け渡される。また、ロールガイド61の先端にはテーパがついているので、シート先端部Stがロールシート本体S0から剥がされて分離される動作を補助する。
When the
CPU21は、給送センサSe2の検知結果に基づいて、シート先端部Stが給送ローラ62に達したか否かを判断する(ステップS19)。CPU21は、シート先端部Stが給送ローラ62に達していないと判断した場合は(ステップS19のNO)、ロールモータM1の駆動を継続する(ステップS18)。
Based on the detection result of the feeding sensor Se2, the
CPU21は、シート先端部Stが給送ローラ62に達したと判断した場合は(ステップS19のYES)、CPU21は、シート搬送モータM2を駆動させて、搬送ローラ32によりシートを搬送する(ステップS20)。CPU21は、シート搬送センサSe3の検知結果に基づいて、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したか否かを判断する(ステップS21)。CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達していないと判断した場合は(ステップS21のNO)、シート搬送モータM2の駆動を続行する(ステップS20)。
When the
CPU21は、シート先端部Stが搬送ローラ32に達したと判断した場合は(ステップS21のYES)、吸引送風ファン65を停止し(ステップS22)、ロールモータM1を停止し(ステップS23)、シート搬送モータM2を停止し(ステップS24)、給送処理を終了する。このとき、ロールシートSrのシート先端部Stは、シート搬送センサSe3と画像形成部30(図3参照)との間に位置する。
When the
その後、画像形成部30(図3参照)によりロールシートSrに画像形成を実行する際は、シート搬送モータM2を駆動してロールシートSrを移動させ、図9に示すように、ロールシートSrのシート先端部Stがシート搬送センサSe3を通過してプラテン60に達してから、CPU21は吸引送風ファン65を駆動させる。尚、図9では、ロールシート本体S0から剥がされたシートSを一点鎖線で示している。これにより、プラテン60に載置されたロールシートSrは、プラテン60に吸引され、シートSの平面性を確保して画像形成を実行することができる。尚、この時はプラテン60の吸引孔60a(図4参照)は、シートSにより閉塞されるため、プラテン60側からの空気の吸引が少なくなるので、下方への送風量は低下するが、ロールシートSrのシート先端部Stの剥がしは完了しているので、下方への送風量が低下しても影響はない。
After that, when the image forming unit 30 (see FIG. 3) forms an image on the roll sheet Sr, the sheet transport motor M2 is driven to move the roll sheet Sr, and as shown in FIG. 9, the roll sheet Sr After the seat tip St passes through the seat transfer sensor Se3 and reaches the
尚、ロールシートSrが装着されていない際に不図示の手差しセンサにてシートSを検出した場合には、手差し給送を行う。手差し給送では、外周駆動ローラ43,44及び給送ローラ62は動作させない。つまり、ロールモータM1は駆動させず、シート搬送モータM2のみ駆動させて、記録動作を実施可能としている。
If the sheet S is detected by a manual feed sensor (not shown) when the roll sheet Sr is not mounted, manual feed is performed. In manual feeding, the outer
上述したように本実施の形態のシート搬送部40によれば、制御部20のCPU21は、ロールシートSrからシートSを画像形成部30に給送する前に、吸引送風ファン65により送風を実行すると共に(ステップS13)、ロールモータM1によりロールシートSrをR2方向に回転させる(ステップS14)。このため、吸引送風ファン65によって吹き出し口61cから吹き出された空気の風圧により、ロールシートSrのシート先端部Stはロールシート本体S0から剥がされて分離され、給送ローラ62に向けて繰り出されて受け渡される。従って、ロールシートSrのシート先端部Stのロールシート本体S0への貼り付きを解消でき、給送性を向上させることができ、新たにセットされたロールシートSrのシート先端部Stの頭出しを高精度に実行することができる。
As described above, according to the
即ち、本実施の形態のシート搬送部40によれば、ロールシートSrの装着及び給送動作が簡単に実行できる。加えて、ロールシートSrの頭出しの際のシート先端セット不良のリスクを低下させることができ、またロールシートSrのシート先端にマーキング等の目印を設けなくてもシート先端の検出を行うことができるので、ロールシートSrの装着及び給送動作が容易になり、操作性に優れたユーザビリティの高い画像形成装置1を得ることができる。
That is, according to the
また、本実施の形態のシート搬送部40によれば、制御部20のCPU21は、吸引送風ファン65により送風を実行すると共に(ステップS13)、ロールモータM1によりロールシートSrをR2方向に回転させた後(ステップS14)、ロールモータM1は、巻端センサSe4によりロールシートSrのシート先端部Stが検知されてから(ステップS15のYES)、ロールシートSrをR1方向に回転させる(ステップS18)。このため、ロールシートSrをR1方向に回転させるタイミングを高精度に検知することができるので、巻端センサSe4を使用せずに十分な時間だけロールシートSrをR2方向に回転させる場合に比べて、シート先端部Stをロールガイド61に案内させるまでの時間を短縮することができる。
Further, according to the
また、本実施の形態のシート搬送部40によれば、吸引送風ファン65は、プラテン60の吸引用のファンと、シート先端部Stをロールシート本体S0から剥がすためのファンとを兼用している。このため、部品点数の増加を抑え、シート搬送部40の大型化を抑えることができる。
Further, according to the
<他の実施の形態>
尚、上述した本実施の形態におけるシート搬送部40では、シート先端部Stをロールシート本体S0から剥がすためのファンを1つのみ設けた場合について説明したが、これには限られない。例えば、図13に示すように、吸引送風ファン65とは別に、吸引ファン(吸引手段)66を設けるようにしてもよい。この場合、吸引ファン66は、ロールシートSrのロールガイド61に対向した部位よりもR1方向の上流側に対向する位置に配置される。これにより、吸引ファン66は、外周駆動ローラ43,44により支持されたロールシートSrにおいて、ロールガイド61に対向した部位よりもR1方向の上流側で、ロールシートSrの外周部を外周側に吸引可能である。このシート搬送部40によれば、シート先端部Stに対して吸引送風ファン65から送風されるのと同時に、吸引ファン66から吸引もされるので、より確実にロールシートSrのシート先端部Stを剥がすことができる。
<Other embodiments>
In the
また、本実施の形態のシート搬送部40では、外周駆動ローラ43,44により支持されたロールシートSrのシート先端部Stを検知するために巻端センサSe4を有する場合について説明したが、これには限られず、巻端センサSe4を設けなくてもよい。この場合、ロールシートSrを装着後、吸引送風ファン65を駆動すると共に、ロールシートSrをR2方向に回転させる。そして、タイマ等を用いて、例えばロールシートSrが1周から数周するだけの時間の経過後に、ロールシートSrをR1方向に回転させることでシート先端部Stを剥がすようにしてもよい。
Further, the case where the
また、本実施の形態のシート搬送部40では、吸引送風ファン65は、プラテン60の吸引用のファンと、シート先端部Stをロールシート本体S0から剥がすためのファンとを兼用している場合について説明したが、これには限られない。例えば、プラテン60の吸引用のファンと、シート先端部Stをロールシート本体S0から剥がすためのファンとを別個に設けてもよい。
Further, in the
また、本実施の形態の画像形成装置1では、インクを吐出する為のエネルギとして発熱素子から発生される熱エネルギを用いた所謂バブルジェット(登録商標)記録方式を採用した記録ヘッド29を適用した場合について説明したが、これには限られない。例えば、圧電素子を用いた方式等の他の方式のインクジェット記録ヘッドに適用してもよい。また、本発明に係る記録ヘッド29を用いて記録媒体に記録を行うインクジェット方式の画像形成装置の機械的構成としては、記録ヘッド29を搭載したキャリッジを移動させる間に記録を行うシリアル記録方式であっても、記録媒体の幅に対応した長さの記録ヘッド29に対して記録媒体を相対的に移動させつつ記録を行うフルライン方式であってもよい。また、ここでは、インクジェット方式の画像形成装置に本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、画像形成装置ではない装置や構成に適用してもよい。
Further, in the
30…画像形成部(給送対象)、40…シート搬送部(ロールシート給送装置)、41…ケース、43…第1外周駆動ローラ(支持手段)、44…第2外周駆動ローラ(支持手段)、60…プラテン、60a…吸引孔(通気孔)、61…ロールガイド(案内手段)、61a…爪部、61c…吹き出し口、65…吸引送風ファン(送風手段)、66…吸引ファン(吸引手段)、M1…ロールモータ(駆動手段)、R1…第1方向、R2…第2方向、S…シート、Sr…ロールシート、Se4…巻端センサ(巻端検知手段)、St…シート先端部、S0…ロールシート本体。
30 ... Image forming unit (feeding target), 40 ... Sheet transporting unit (roll sheet feeding device), 41 ... Case, 43 ... First outer peripheral drive roller (supporting means), 44 ... Second outer peripheral driving roller (supporting means) ), 60 ... Platen, 60a ... Suction hole (vent hole), 61 ... Roll guide (guidance means), 61a ... Claw, 61c ... Blowout port, 65 ... Suction blower fan (blower means), 66 ... Suction fan (suction) Means), M1 ... Roll motor (driving means), R1 ... 1st direction, R2 ... 2nd direction, S ... Sheet, Sr ... Roll sheet, Se4 ... Wind end sensor (winding end detecting means), St ... Sheet tip , S0 ... Roll sheet body.
Claims (6)
装着されたロールシートを回転可能に支持する支持手段と、
前記支持手段により支持したロールシートを第1方向及び前記第1方向とは反対方向の第2方向に回転可能な駆動手段と、
前記駆動手段によりロールシートを前記第1方向に回転させた場合に、ロールシートから巻き解かれたシート先端部を前記給送対象に案内する案内手段と、
前記支持手段により支持されたロールシートの外周部に対して、前記第1方向の下流側から上流側に向けて送風可能な送風手段と、を備え、
前記案内手段に前記シート先端部を給送する前に、前記駆動手段により前記第2方向に回転しているロールシートに前記送風手段が送風する、
ことを特徴とするロールシート給送装置。 A roll sheet feeding device that feeds a sheet from a roll sheet wound around the sheet to a feeding target.
Support means that rotatably supports the mounted roll sheet,
A driving means capable of rotating the roll sheet supported by the supporting means in a first direction and a second direction opposite to the first direction,
When the roll sheet is rotated in the first direction by the driving means, the guiding means for guiding the tip of the sheet unwound from the roll sheet to the feeding target, and
A blowing means capable of blowing air from the downstream side to the upstream side in the first direction with respect to the outer peripheral portion of the roll sheet supported by the supporting means is provided.
Before the sheet tip is fed to the guide means, the blower means blows air to the roll sheet rotating in the second direction by the drive means.
A roll sheet feeding device characterized by this.
前記送風手段は、前記プラテンに形成された通気孔に連通され、前記プラテンとは反対側に送風することにより前記プラテンにロールシートを吸引する、
ことを特徴とする請求項1に記載のロールシート給送装置。 A case for accommodating the roll sheet and a platen provided on the outer surface of the case and supporting the roll sheet supplied from the inside of the case are provided.
The air blowing means is communicated with the ventilation holes formed in the platen, and the roll sheet is sucked into the platen by blowing air to the side opposite to the platen.
The roll sheet feeding device according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロールシート給送装置。 The guide means has an outlet for blowing out air blown from the blower means.
The roll sheet feeding device according to claim 1 or 2.
前記吹き出し口は、ロールシートの周方向に関して前記爪部に隣接して配置される、
ことを特徴とする請求項3に記載のロールシート給送装置。 The guide means has a claw portion that can follow the outer peripheral surface of the roll sheet and come into contact with the roll sheet, and also has a claw portion that peels off the sheet tip of the roll sheet that rotates in the first direction from the roll sheet body.
The outlet is arranged adjacent to the claw portion in the circumferential direction of the roll sheet.
The roll sheet feeding device according to claim 3, wherein the roll sheet feeding device is characterized.
前記送風手段により送風を実行すると共に、前記駆動手段によりロールシートを前記第1方向とは反対方向の前記第2方向に回転させた後、前記駆動手段は、前記巻端検知手段によりロールシートのシート先端が検知されてから、ロールシートを前記第1方向に回転させる、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロールシート給送装置。 A winding end detecting means which is arranged on the upstream side in the first direction from the guiding means and detects the sheet tip of the roll sheet supported by the supporting means is provided.
After the blower is blown by the blower means and the roll sheet is rotated in the second direction opposite to the first direction by the drive means, the drive means of the roll sheet by the winding end detecting means. After the sheet tip is detected, the roll sheet is rotated in the first direction.
The roll sheet feeding device according to any one of claims 1 to 4, wherein the roll sheet feeding device is characterized.
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロールシート給送装置。
The roll sheet supported by the support means includes a suction means capable of sucking the outer peripheral portion of the roll sheet to the outer peripheral side on the upstream side in the first direction from the portion facing the guide means.
The roll sheet feeding device according to any one of claims 1 to 5, wherein the roll sheet feeding device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019141574A JP2021024131A (en) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | Roll sheet feeding device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019141574A JP2021024131A (en) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | Roll sheet feeding device |
Publications (1)
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JP2021024131A true JP2021024131A (en) | 2021-02-22 |
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Family Applications (1)
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JP2019141574A Pending JP2021024131A (en) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | Roll sheet feeding device |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021024131A (en) |
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2019
- 2019-07-31 JP JP2019141574A patent/JP2021024131A/en active Pending
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