JP2021015407A - Input device cover - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、入力装置カバーに関し、詳しくは、入力装置の入力キーを覆う入力装置カバーに関する。 The present invention relates to an input device cover, and more particularly to an input device cover that covers an input key of the input device.
従来、パソコンにアルファベット、数字、各種の記号等を入力する入力装置として、複数の入力キーを備えたキーボードが既に知られている。このようなキーボードにおいて、キーボードの上に飲料をこぼすことによる複数の入力キーの動作不良の発生、キーボードの上に物品を落下させることによる複数の入力キーの各キートップ(各入力操作面)の傷付き発生等を未然に防ぐ観点から、このキーボードの複数の入力キーをキーボードカバーによって覆う技術が既に知られている。ここで、下記特許文献1には、キーボード201に複数の入力キー212を覆う重合性組成物から成るキーボードカバー202が開示されている(図14参照)。これにより、柔軟性を備えたキーボードカバー202によってキーボード201の複数の入力キー212が覆われる。そのため、キーボードカバー202によってキーボード201の複数の入力キー212を覆った状態でも、この複数の入力キー212に対する作業者の入力操作が不可能になることがない。また、この複数の入力キー212の動作不良の発生、この複数の入力キー212の各キートップ212aの傷付き発生等を未然に防ぐことができる。
Conventionally, a keyboard having a plurality of input keys has already been known as an input device for inputting alphabets, numbers, various symbols, etc. into a personal computer. In such a keyboard, malfunction of a plurality of input keys occurs due to spilling a beverage on the keyboard, and each key top (each input operation surface) of a plurality of input keys due to dropping an article on the keyboard. From the viewpoint of preventing the occurrence of scratches and the like, a technique of covering a plurality of input keys of this keyboard with a keyboard cover is already known. Here, Patent Document 1 below discloses a
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、複数の入力キー212に対する作業者の入力操作にともなって、この作業者の指先の汚れがキーボードカバー202の入力操作面231aに付着することがあった。特に、キーボードカバー202がシリコンゴム製の場合、作業者の指先の皮脂の汚れがキーボードカバー202の入力操作面231aに付着し易くなっていた。また、この付着した皮脂の汚れがキーボードカバー202から除去し難くなっていた。すなわち、キーボードカバー202がシリコンゴム製の場合、汚れに対するキーボードカバー202のメンテナンス性が悪いという問題が発生していた。この問題を解決するために、キーボードカバー202をアクリル製にすることも考えられた。しかしながら、この考えでは、キーボードカバー202が剛性を備えたものとなる。そのため、キーボードカバー202がキーボード201の複数の入力キー212を覆った状態では、この複数の入力キー212に対する作業者の入力操作が不可能になるという問題が発生していた。
However, in the technique of Patent Document 1 described above, the dirt on the fingertips of the operator may adhere to the
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、入力装置の入力キーを覆った状態でも、この入力キーに対する作業者の入力操作を不可能にすることなく、汚れに対するメンテナンス性を向上させた入力装置カバーを提供することである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and the problem to be solved by the present invention is that it is impossible for an operator to perform an input operation on the input key even when the input key of the input device is covered. It is an object of the present invention to provide an input device cover with improved maintainability against dirt.
本開示の1つの特徴によると、入力装置の入力キーを覆う入力装置カバーは、入力キーを覆い可能に配置されるシート状の弾性体と、入力装置の入力キーに対応するように、弾性体の上面に固着されるセラミックス製のカバーキーとを備えている。 According to one feature of the present disclosure, the input device cover that covers the input key of the input device is a sheet-like elastic body that is arranged so as to cover the input key and an elastic body that corresponds to the input key of the input device. It is equipped with a ceramic cover key that is fixed to the upper surface of the.
そのため、この入力装置カバーにおいて、従来技術で説明したキーボードカバーと同様の作用効果を得ることができる。すなわち、この入力装置カバーによって入力装置の入力キーを覆った状態でも、この入力キーに対する作業者の入力操作を不可能にすることがない。また、この入力キーの動作不良の発生、この入力キーのキートップの傷付き発生等を未然に防ぐことができる。また、このカバーキーがセラミック製のため、このカバーキーのキートップに汚れが付着し難くなると共に、この付着した汚れを簡便に除去できる。したがって、入力装置カバーにおける汚れに対するメンテナンス性を向上できる。 Therefore, in this input device cover, the same operation and effect as the keyboard cover described in the prior art can be obtained. That is, even when the input device cover covers the input key of the input device, the operator's input operation to the input key is not disabled. In addition, it is possible to prevent the occurrence of malfunction of the input key, the occurrence of scratches on the key top of the input key, and the like. Further, since the cover key is made of ceramic, it is difficult for dirt to adhere to the key top of the cover key, and the adhered dirt can be easily removed. Therefore, the maintainability of the input device cover against dirt can be improved.
本開示の他の特徴によると、入力装置カバーは、入力装置の入力装置本体に装着可能なセラミックス製の枠体を備えている。弾性体は、枠体の枠内部を塞ぐように枠体に対して固着される。 According to another feature of the present disclosure, the input device cover comprises a ceramic frame that can be attached to the input device body of the input device. The elastic body is fixed to the frame body so as to close the inside of the frame body.
そのため、作業者がカバーキーを入力操作したときに生じる入力装置本体に対する弾性体および入力操作したカバーキーの横ズレを防止できる。 Therefore, it is possible to prevent the elastic body and the cover key for which the input operation is laterally displaced with respect to the input device main body, which occurs when the operator inputs the cover key.
本開示の他の特徴によると、弾性体には、カバーキーの縁に沿うようにスリットが形成されている。 According to another feature of the present disclosure, the elastic body is formed with slits along the edge of the cover key.
そのため、カバーキーの入力操作に伴う弾性体の弾性変形が隣の入力キーの入力操作として及ぶことを防止できる。したがって、入力操作したカバーキーに対応する入力キーのみを確実に入力操作できる。 Therefore, it is possible to prevent the elastic deformation of the elastic body due to the input operation of the cover key from extending as the input operation of the adjacent input key. Therefore, only the input key corresponding to the cover key that has been input can be reliably input.
また、本開示の他の特徴によると、入力装置は、キーボードまたはマウスである。 Also, according to other features of the present disclosure, the input device is a keyboard or mouse.
そのため、キーボードまたはマウスにおいて、上述した作用効果を得ることができる。 Therefore, the above-mentioned effects can be obtained on the keyboard or mouse.
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態を、図1〜8を用いて説明する。なお、この第1実施形態では、『入力装置』と、『入力装置カバー』の例として、『パソコン(図示しない)のキーボード1』と、『キーボードカバー2』を説明する。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、キーボード1の複数の入力キー12に対して入力操作している作業者50が向いている方向を前向きとしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
(First Embodiment)
First, the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 8. In this first embodiment, "keyboard 1 of a personal computer (not shown)" and "
はじめに、キーボード1と、キーボードカバー2とを個別に説明する。最初に、キーボード1から説明する(図1参照)。このキーボード1は、公知のものであり、矩形状のキーボード本体10と、このキーボード本体10の上面10aに設けられた矩形状の入力キー群11とから構成されている。この入力キー群11は、二次元方向に沿って設けられた複数の入力キー12から構成されている。この複数の入力キー12の各上面は、作業者50が入力操作するための略四角形の入力操作面を成すキートップ12aとなっている。
First, the keyboard 1 and the
このキートップ12aには、例えば、「A」〜「Z」のアルファベット、「0」〜「9」の数字、各種の記号等(いずれも図示しない)が個別に印字されている。そのため、例えば、作業者50がキートップ12aに「A」が印字された入力キー12を入力操作すると、パソコンにアルファベット「A」が入力される。このことは、複数の入力キー12の全ての入力操作において同様である。キーボード1は、このように構成されている。
For example, alphabets "A" to "Z", numbers "0" to "9", various symbols and the like (none of which are shown) are individually printed on the
次に、キーボードカバー2を説明する(図2〜8参照)。このキーボードカバー2は、キーボード1を保護するカバーであり、弾性体20と、カバーキー群30と、枠体40とから構成されている。以下に、これら弾性体20と、カバーキー群30と、枠体40とを個別に説明する。
Next, the
まず、弾性体20から説明する(図3〜6参照)。この弾性体20は、キーボード1における複数の入力キー12の各キートップ12aを覆い可能に配置される矩形のシート状のゴム材から構成されている。この弾性体20には、その厚み方向を貫通するように複数のスリット21が直線状に形成されている。この複数のスリット21は、平面視において、後述するカバーキー群30における複数のカバーキー31の各辺に沿うように(隣り合うカバーキー31を隔てるように)二次元方向に沿って形成されている(図4参照)。この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記弾性体には、前記カバーキーの縁に沿うようにスリットが形成されている」に相当する。
First, the
次に、カバーキー群30を説明する(図3〜8参照)。このカバーキー群30は、キーボード1における複数の入力キー12に対応するように、二次元方向に沿って設けられた複数のカバーキー31から構成されている。この「対応するように」の意味合いは、後述するキーボードカバー2の装着状態において、複数の入力キー12に対して複数のカバーキー31の数、形、配置等が一致することである(図7〜8参照)。この複数のカバーキー31の各上面は、複数の入力キー12の各上面と同様に、作業者50が入力操作するための略四角形の入力操作面を成すキートップ31aとなっている。
Next, the cover
そのため、この複数のカバーキー31の各キートップ31aには、対応した複数の入力キー12の各キートップ12aの印字に一致するように、例えば、「A」〜「Z」のアルファベット、「0」〜「9」の数字、各種の記号等(いずれも図示しない)が個別に印字されている。また、上述した複数のカバーキー31の形の一致について詳述すると、平面視において、複数のカバーキー31の各キートップ31aの大きさは、対応する複数の入力キー12の各キートップ12aの大きさより僅かに大きく設定されている(図8参照)。なお、この複数のカバーキー31は、それぞれ陶磁器(磁器または陶器)から構成されている。
Therefore, for each key top 31a of the plurality of
最後に、枠体40を説明する(図3〜6参照)。この枠体40は、横枠部材41と縦枠部材42とから縦断面が略逆L字を成す枠状の陶磁器から構成されている(図6参照)。この横枠部材41に形成されている開口41aは、平面視において、弾性体20より小さな矩形状となっている。また、この枠体40の横枠部材41と縦枠部材42との4辺の角部43の内面側には、4辺の張出部44が形成されている。また、この縦枠部材42に形成されている開口42aは、平面視において、キーボード本体10より僅かに大きな矩形状となっている。
Finally, the
なお、上述した複数のカバーキー31および枠体40を構成する陶磁器は、アクリル等より柔らかい素材である土で成形されるため、厚さが薄いと変形の原因や焼き入れ後の割れの原因となる。
Since the ceramics constituting the plurality of
また、複数のカバーキー31の下面(裏面)には、後述するキーボードカバー2の装着状態において、キーボード1の複数の入力キー12の各キートップ12aに対応するように、弾性体20の上面が接着剤32を介してそれぞれ接着されている(図1、3参照)。言い換えると、弾性体20における上面(各キートップ12a側の反対側の面)には、後述するキーボードカバー2の装着状態において、キーボード1の複数の入力キー12の各キートップ12aに対応するように、複数のカバーキー31の下面が接着剤32を介してそれぞれ接着されている。
Further, on the lower surface (back surface) of the plurality of
また、この複数のカバーキー31の下面がそれぞれ接着された弾性体20の上面22における4辺の縁部23は、枠体40の横枠部材41の内面41bにおける開口41a側の4辺の縁部41cに接着剤24を介して接着されている(図6参照)。すなわち、枠体40における横枠部材41の開口41aを塞ぐように横枠部材41に弾性体20が接着されている。キーボードカバー2は、このように構成されている。
Further, the
このように構成されているキーボードカバー2の枠体40をキーボード本体10に被せると、この被せた枠体40の張出部44がキーボード本体10の上面10aに載せられる(図7〜8参照)。このとき、既に説明したように、この枠体40の縦枠部材42に形成されている開口42aは、平面視において、キーボード本体10より僅かに大きな矩形状となっている。そのため、この被せた枠体40のキーボード本体10に対する横ズレを防止できる。このようにして、キーボード本体10に枠体40を装着できる。すなわち、キーボード1にキーボードカバー2を装着できる。このようにキーボード1にキーボードカバー2を装着した状態を、キーボードカバー2の装着状態と記す。
When the
続いて、上述したキーボードカバー2の動作を説明する(図7〜8参照)。キーボードカバー2の装着状態では、キーボード1の複数の入力キー12の各キートップ12aにキーボードカバー2の弾性体20が載せられた状態となっている(図8参照)。このとき、既に説明したように、このキーボード1の複数の入力キー12に対してキーボードカバー2の複数のカバーキー31の数、形、配置等が一致している。
Subsequently, the operation of the
そのため、例えば、作業者50がキートップ31aに「A」が印字されたカバーキー31を入力操作すると、この入力操作されたカバーキー31の4辺の縁の近傍の弾性体20が弾性変形するため、このキートップ12aに「A」が印字された入力キー12が入力操作される。したがって、パソコンにアルファベット「A」が入力される。このとき、既に説明したように、この弾性体20にスリット21が形成されているため、この弾性変形が隣の入力キー12の入力操作として及ぶことを防止できる。
Therefore, for example, when the
そのため、入力操作したカバーキー31に対応する入力キー12のみを確実に入力操作できる。また、この弾性体20にスリット21が形成されているため、このカバーキー31の入力操作に必要な操作荷重を抑えることができる。これらのことは、複数のカバーキー31の全ての入力操作において同様である。
Therefore, only the input key 12 corresponding to the cover key 31 that has been input can be reliably input. Further, since the
本発明の第1実施形態に係るキーボードカバー2は、上述したように構成されている。この構成によれば、キーボードカバー2は、弾性体20と、カバーキー群30(陶磁器製の複数のカバーキー31)とを備えている。この弾性体20は、キーボード1における複数の入力キー12の各キートップ12aを覆い可能に配置される矩形のシート状のゴム材から構成されている。また、この複数のカバーキー31の下面(裏面)には、キーボードカバー2の装着状態において、このキーボード1の複数の入力キー12の各キートップ12aに対応するように、弾性体20の上面が接着剤32を介してそれぞれ接着されている。
The
そのため、このキーボードカバー2において、従来技術で説明したキーボードカバー202と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、このキーボードカバー2によってキーボード1の複数の入力キー12を覆った状態でも、この複数の入力キー12に対する作業者50の入力操作を不可能にすることがない。また、この複数の入力キー12の動作不良の発生、この複数の入力キー12の各キートップ12aの傷付き発生等を未然に防ぐことができる。また、複数のカバーキー31が陶磁器製のため、この複数のカバーキー31の各キートップ31aに汚れが付着し難くなると共に、この付着した汚れを簡便に除去できる。したがって、キーボードカバー2における汚れに対するメンテナンス性を向上できる。
Therefore, in this
また、この構成によれば、キーボードカバー2は、キーボード本体10に装着される陶磁器製の枠体40を備えている。この枠体40には、横枠部材41の開口41aを塞ぐように横枠部材41に弾性体20が接着されている。すなわち、弾性体20は、キーボード本体10に装着される枠体40に組み付けられている。そのため、作業者50が複数のカバーキー31を入力操作したときに生じるキーボード本体10に対する弾性体20および入力操作した複数のカバーキー31の横ズレを防止できる。
Further, according to this configuration, the
また、この構成によれば、複数のスリット21は、平面視において、カバーキー群30における複数のカバーキー31の各辺に沿うように(隣り合うカバーキー31を隔てるように)二次元方向に沿って形成されている。そのため、カバーキー31の入力操作に伴う弾性体20の弾性変形が隣の入力キー12の入力操作として及ぶことを防止できる。したがって、入力操作したカバーキー31に対応する入力キー12のみを確実に入力操作できる。
Further, according to this configuration, the plurality of
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図9〜12を用いて説明する。なお、この第2実施形態では、『入力装置』と、『入力装置カバー』の例として、『パソコンのマウス101』と、『マウスカバー102』を説明する。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、マウス101の左右の入力キー112に対して入力操作している作業者50が向いている方向を前向きとしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
(Second Embodiment)
Next, the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 9 to 12. In this second embodiment, "
はじめに、マウス101と、マウスカバー102とを個別に説明する。最初に、マウス101から説明する(図9参照)。このマウス101は、公知のものであり、マウス本体110と、このマウス本体110の上面110aの前側に設けられた左右の入力キー112と、ホイール113とから構成されている。この左右の入力キー112の各上面は、作業者50が入力操作するための入力操作面を成すキートップ112aとなっている。また、この左右の入力キー112の内側には、ホイール113の干渉を回避する切欠112bがそれぞれ形成されている。マウス101は、このように構成されている。
First, the
次に、マウスカバー102を説明する(図10参照)。このマウスカバー102は、マウス101を保護するカバーであり、弾性体120と、左右のカバーキー131と、枠体140とから構成されている。以下に、これら弾性体120と、左右のカバーキー131と、枠体140とを個別に説明する。
Next, the
まず、弾性体120から説明する(図10参照)。この弾性体120は、マウス101における左右のカバーキー131の各キートップ131aを覆い可能に配置される湾曲したシート状のゴム材から構成されている。この弾性体120には、その厚み方向を貫通するように複数のスリット121が直線状に形成されている。この複数のスリット121は、平面視において、後述する左右のカバーキー131の各辺に沿うように形成されている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記弾性体には、前記カバーキーの縁に沿うようにスリットが形成されている」に相当する。
First, the
次に、左右のカバーキー131を説明する(図10参照)。この左右のカバーキー131は、マウス101における左右の入力キー112に対応するように構成されている。この「対応するように」の意味合いは、後述するマウスカバー102の装着状態において、左右の入力キー112に対して左右のカバーキー131の数、形、配置等が一致することである。この左右のカバーキー131の各上面は、左右の入力キー112の各上面と同様に、作業者50が入力操作するための入力操作面を成すキートップ131aとなっている。また、この左右のカバーキー131の内側には、ホイール113の干渉を回避する切欠131bがそれぞれ形成されている。
Next, the left and
また、上述した左右のカバーキー131の形の一致について詳述すると、平面視において、左右のカバーキー131の各キートップ131aの大きさは、対応する左右の入力キー112の各キートップ112aの大きさより僅かに大きく設定されている(図10〜11参照)。なお、この左右のカバーキー131は、それぞれ陶磁器から構成されている。
Further, to elaborate on the matching of the shapes of the left and
最後に、枠体140を説明する(図10参照)。この枠体140は、マウス本体110の上面110aに沿うようにカバー状の陶磁器から構成されている(図10参照)。この枠体140に形成されている開口142aは、平面視において、マウス本体110より僅かに大きな形状となっている。また、左右のカバーキー131の下面(裏面)には、後述するマウスカバー102の装着状態において、マウス101の左右の入力キー112の各キートップ112aに対応するように、弾性体120の上面が接着剤132を介してそれぞれ接着されている(図12参照)。
Finally, the
言い換えると、弾性体120における上面(各キートップ112a側の反対側の面)には、後述するマウスカバー102の装着状態において、マウス101の左右の入力キー112の各キートップ112aに対応するように、左右のカバーキー131の下面が接着剤132を介してそれぞれ接着されている。また、この左右のカバーキー131の下面がそれぞれ接着された弾性体120の上面122における4辺の縁部123は、枠体140の内面141bにおける切欠141a側の4辺の縁部141cに接着剤124を介して接着されている(図12参照)。マウスカバー102は、このように構成されている。
In other words, the upper surface of the elastic body 120 (the surface opposite to each key top 112a side) corresponds to each key top 112a of the left and
このように構成されているマウスカバー102の枠体140をマウス本体110に被せると、既に説明したように、この被せた枠体140に形成されている開口142aは、平面視において、マウス本体110より僅かに大きな形状となっているため、この被せた枠体140のマウス本体110に対する横ズレを防止できる。このようにして、マウス本体110に枠体140を装着できる。すなわち、マウス101にマウスカバー102を装着できる。このようにマウス101にマウスカバー102を装着した状態を、マウスカバー102の装着状態と記す。
When the
続いて、上述したマウスカバー102の動作を説明する(図11〜12参照)。マウスカバー102の装着状態では、マウス101の左右の入力キー112の各キートップ112aにマウスカバー102の弾性体120が載せられた状態となっている(図12参照)。このとき、既に説明したように、このマウス101の左右の入力キー112に対してマウスカバー102の左右のカバーキー131の数、形、配置等が一致している。
Subsequently, the operation of the
そのため、例えば、作業者50が左のカバーキー131を入力操作すると、この入力操作された左のカバーキー131の3辺の縁の近傍の弾性体120が弾性変形するため、左の入力キー112が入力操作される。このとき、既に説明したように、この弾性体120にスリット121が形成されているため、この弾性変形が右の入力キー112の入力操作として及ぶことを防止できる。そのため、入力操作した左のカバーキー131に対応する左の入力キー112のみを確実に入力操作できる。また、この弾性体120にスリット121が形成されているため、このカバーキー131の入力操作に必要な操作荷重を抑えることができる。これらのことは、右のカバーキー131の入力操作において同様である。
Therefore, for example, when the
本発明の第2実施形態に係るマウスカバー102は、上述したように構成されている。この構成によれば、マウスカバー102は、弾性体120と、陶磁器製の左右のカバーキー131とを備えている。この弾性体120は、マウス101における左右の入力キー112の各キートップ112aを覆い可能に配置される湾曲したシート状のゴム材から構成されている。また、この左右のカバーキー131の下面(裏面)には、マウスカバー102の装着状態において、このマウス101の左右の入力キー112の各キートップ112aに対応するように、弾性体120の上面が接着剤132を介してそれぞれ接着されている。
The
そのため、このマウスカバー102において、第1実施形態で説明したキーボードカバー2と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、このマウスカバー102によってマウス101の左右の入力キー112を覆った状態でも、この左右の入力キー112に対する作業者50の入力操作を不可能にすることがない。また、この左右の入力キー112の動作不良の発生、この左右の入力キー112の各キートップ112aの傷付き発生等を未然に防ぐことができる。また、左右のカバーキー131が陶磁器製のため、この左右のカバーキー131の各キートップ131aに汚れが付着し難くなると共に、この付着した汚れを簡便に除去できる。したがって、マウスカバー102における汚れに対するメンテナンス性を向上できる。
Therefore, the
また、この構成によれば、マウスカバー102は、マウス本体110に装着される陶磁器製の枠体140を備えている。この枠体140には、その切欠141aを塞ぐように枠体140に弾性体120が接着されている。すなわち、弾性体120は、マウス本体110に装着される枠体140に組み付けられている。そのため、作業者50が左右のカバーキー131を入力操作したときに生じるマウス本体110に対する弾性体120および入力操作した左右のカバーキー131の横ズレを防止できる。
Further, according to this configuration, the
また、この構成によれば、複数のスリット121は、平面視において、左右のカバーキー131の各辺に沿うように形成されている。そのため、例えば、左のカバーキー131の入力操作に伴う弾性体120の弾性変形が右の入力キー112の入力操作として及ぶことを防止できる。したがって、入力操作した左のカバーキー131に対応する左の入力キー112のみを確実に入力操作できる。
Further, according to this configuration, the plurality of
なお、本発明の第1実施形態に係るキーボードカバー2にあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、次のように適宜個所を変更しても構わない。弾性体20は、ゴム材でなく、エラストマ等の柔軟性を有する樹脂から構成されていても構わない。また、平面視において、複数のカバーキー31の各キートップ31aの大きさは、対応する複数の入力キー12の各キートップ12aの大きさと同じ若しくは大きさより僅かに小さく設定されていても構わない。
The
また、複数のカバーキー31の各キートップ31aに様々な図柄が描かれていても構わない。その場合、この複数のカバーキー31の見栄えを向上できる。また、セラミックは、陶磁器でなく、せっき、土器等から構成されていても構わない。また、キーボードカバー2は、ノート型パソコンに装着できるものであっても構わない。また、複数のカバーキー31のうちの特定のカバーキー31の表面に対して釉薬を施しても構わない。その場合、残りの複数のカバーキー31との質感が異なるため、作業者50は、釉薬を施した特定のカバーキー31を直ぐに識別できる。また、スリット21は、弾性体20の厚み方向を貫通しない溝であっても構わない。これらのことは、第2実施形態においても同様である。
Further, various patterns may be drawn on each key top 31a of the plurality of
また、第1実施形態に係るキーボードカバー2にあっては、スリット21は、略L字状に形成されていても構わない(図13参照)。また、入力装置は、テンキー用のキーボード、OA機器、携帯電話、スマートフォン、固定電話等であっても構わない。
Further, in the
1 キーボード(入力装置)
2 キーボードカバー(入力装置カバー)
12 入力キー
20 弾性体
22 上面
31 カバーキー
1 Keyboard (input device)
2 Keyboard cover (input device cover)
12
Claims (4)
前記入力キーを覆い可能に配置されるシート状の弾性体と、
前記入力装置の前記入力キーに対応するように、前記弾性体の上面に固着されるセラミックス製のカバーキーと、を備えている入力装置カバー。 An input device cover that covers the input keys of the input device.
A sheet-shaped elastic body that can cover the input keys and
An input device cover comprising a ceramic cover key fixed to the upper surface of the elastic body so as to correspond to the input key of the input device.
前記入力装置の入力装置本体に装着可能なセラミックス製の枠体を備えており、
前記弾性体は、前記枠体の枠内部を塞ぐように前記枠体に対して固着される入力装置カバー。 The input device cover according to claim 1.
It is equipped with a ceramic frame that can be attached to the input device body of the input device.
The elastic body is an input device cover that is fixed to the frame body so as to close the inside of the frame body.
前記弾性体には、前記カバーキーの縁に沿うようにスリットが形成されている入力装置カバー。 The input device cover according to any one of claims 1 and 2.
An input device cover in which a slit is formed in the elastic body along the edge of the cover key.
前記入力装置は、キーボードまたはマウスである入力装置カバー。 The input device cover according to any one of claims 1 to 3.
The input device is an input device cover that is a keyboard or a mouse.
Priority Applications (1)
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