JP2021014332A - 吊上げ補助具 - Google Patents

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【課題】ロープ状部材を傷めにくく、また、荷物が抜け落ちたり寄ったりしにくく、作業効率が良好な吊上げ補助具を提供する。【解決手段】ロープ状本体21の先端部にストッパ22を有するロープ状部材20で荷物を吊り上げるために用いられる。管材11と係合部12とを有する。管材11は、ロープ状本体21を貫通させる貫通孔を有する。貫通孔は、ロープ状本体21をスライドさせてロープ状本体21の任意の位置で停止可能に湾曲している。係合部12は、ストッパ22と着脱可能に係合する。係合部12は、ストッパ22と係合したときロープ状本体21を貫通孔の内部のロープ状本体21と交差させる。係合部12は、ストッパ22の後方への移動を停止させるよう管材11に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、採木その他の荷物をロープ状部材で吊り下げて移動させるために使用可能な吊上げ補助具に関する。
従来、図5(A)に示すように、ローラ1とフック2とを備え、ローラ1で案内されたワイヤーロープ3を荷物4に巻き掛け、ワイヤーロープ3の端部をフック2に係合させて荷物4を絞り吊りするためのチョーカーフックが知られている。
また、図5(B)に示すように、端部にC形金具(Cカン)5が取り付けられたワイヤーロープ3を荷物4に巻き掛け、C形金具5をワイヤーロープ3に掛けて荷物4を絞り吊りするものが知られている。
また、ワイヤーロープを蛇状に折れ曲がった貫通孔に通して装着し、締着治具でワイヤーロープを締着するが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭60−26057号公報
しかしながら、図5(A)に示すチョーカーフック、図5(B)に示すC形金具および特許文献1に記載のワイヤーロープ弛み止め治具では、ワイヤーロープとローラ、C形金具または締着治具との接点でワイヤーロープに荷重がかかるため、ワイヤーロープがその接点で折れ曲がり、傷みやすいという課題があった。また、チョーカーフック、C形金具または締着治具の付近の上部に隙間ができやすいため、荷振れしたとき、ワイヤーロープで締め付けられていない荷物が抜け落ちるおそれがあるという課題があった。また、図6に示すように、玉掛け作業の際、玉掛ワイヤーロープ6は鋼材などの荷物7の中心側に寄りやすいため、中心に寄って荷物が不安定にならないようワイヤーロープ6を押さえておく必要があり、作業効率が悪いという課題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、ロープ状部材を傷めにくく、また、荷物が抜け落ちたり寄ったりしにくく、作業効率が良好な吊上げ補助具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る吊上げ補助具は、ロープ状本体の先端部にストッパを有するロープ状部材で荷物を吊り上げるための吊上げ補助具であって、管材と係合部とを有し、前記管材は前記ロープ状本体を貫通させる貫通孔を有し、前記貫通孔は前記ロープ状本体をスライドさせて前記ロープ状本体の任意の位置で停止可能に湾曲し、前記係合部は前記ストッパと着脱可能に係合し、前記ストッパと係合したとき前記ロープ状本体を前記貫通孔の内部の前記ロープ状本体と交差させて前記ストッパの後方への移動を停止させるよう前記管材に設けられていることを、特徴とする。
本発明に係る吊上げ補助具は、予め、管材の貫通孔にロープ状本体を貫通させておく。荷物を吊り上げる際、ストッパと管材との間のロープ状本体を荷物に巻き掛け、締め付ける。次に、ストッパを係合部と係合させる。ストッパと管材を挟んで反対側のロープ状本体を吊って、荷物を吊り上げる。
本発明に係る吊上げ補助具において、貫通孔は湾曲しているため、ロープ状本体の1点に集中した荷重がかかりにくく、ロープ状本体を傷めにくい。ストッパが係合部と係合したとき、ロープ状本体は貫通孔の内部のロープ状本体と交差するため、荷物を締め付けたロープ状部材の上部の隙間を小さくすることができ、荷物をしっかりと締め付けることができる。このため、荷振れしたとき、荷物が抜け落ちにくく、玉掛け作業の際にもロープ状部材が荷物の中心側に寄りにくいので、安全かつ作業効率が良好である。
貫通孔の湾曲の形状の例としては、円弧状、放物線状、S字状、らせん状などが挙げられるが、その他の形状であってもよい。また、管材は、貫通孔を有していれば、パイプ状に限らず、ブロック状、その他の形状であってもよい。
本発明に係る吊上げ補助具において、前記ストッパは前記ロープ状本体より大きい径を有し、前記係合部は筒状であって連通する大径孔と小径孔とを内部に有し、前記大径孔は前記ストッパの後部を挿入可能な挿入口を有し、前記小径孔は前記ロープ状本体を挿入可能で前記ストッパの径より小さい径を有し、前記係合部は前記ロープ状本体を側面から前記大径孔および前記小径孔に挿入可能で前記ストッパの径より小さい幅の挿入溝を側部に有することが好ましい。
この場合、ストッパを係合部と係合させるとき、ロープ状本体を側面から挿入溝に挿入させて大径孔および小径孔に位置付ける。次に、ストッパの後部を挿入口に挿入させることにより、ストッパと係合部とを容易に係合させることができる。
本発明に係る吊上げ補助具において、前記貫通孔は上部口および下部口を有し、前記挿入口は前記下部口の開口前方側に位置付けられていることが好ましい。
この場合、ストッパが係合部と係合したとき、ロープ状本体は貫通孔の内部のロープ状本体と交差し、荷物を締め付けたロープ状本体の上部の隙間を特に小さくすることができる。
本発明に係る吊上げ補助具は、ガイド筒部を有し、前記ガイド筒部は前記ロープ状本体を挿入可能なガイド孔を内部に有して前記管材に設けられ、前記ガイド筒部は前記ロープ状本体を側面から前記ガイド孔に挿入可能なガイド溝孔を側部に有し、前記ガイド孔は前記小径孔の開口前方側に伸びていることが好ましい。
この場合、ロープ状本体を側面からガイド溝孔に挿入させてガイド孔に位置付けることにより、係合部との接点でロープ状本体の1点に集中した荷重がかかるのを防止し、ロープ状本体を傷みにくくすることができる。
本発明に係る吊上げ補助具において、前記管材は前記ロープ状本体を側面から前記貫通孔に挿入可能で前記ストッパの径より小さい幅の管材溝孔を側部に有し、前記管材溝孔を跨いで前記貫通孔の内部に前記ロープ状本体を保持するよう前記管材に取り付けられる保持部材を有することが好ましい。
この場合、ロープ状本体を側面から管材溝孔に挿入させて貫通孔に位置付ける。管材溝孔を跨ぐよう保持部材を管材に取り付ければ、貫通孔の内部にロープ状本体を保持することができる。このため、本発明に係る吊上げ補助具を既存のロープ状部材に容易に取り付けることができる。
本発明において、ロープ状部材としては、ワイヤーロープのほか、繊維ロープ、チェーン、ベルト、紐、帯などが挙げられるが、特にワイヤーロープが好ましい。管材、係合部およびガイド筒部は、剛性の金属またはセラミックから成ることが好ましいが、他の材質から成っていてよい。
本発明によれば、ロープ状部材を傷めにくく、また、荷物が抜け落ちたり寄ったりしにくく、作業効率が良好な吊上げ補助具を提供することができる。
本発明の実施の形態の吊上げ補助具のロープ状部材に取り付けた状態を示す正面図である。 図1に示す吊上げ補助具の(A)ロープ状部材に取り付けた状態の正面図、(B)右側面図、(C)正面図、(D)ロープ状部材の先端部の分解断面図、(E)ロープ状部材の先端部の側面図である。 図1に示す吊上げ補助具の縦断面図である。 本発明の変形例の吊上げ補助具を示す(A)正面図、(B)右側面図、(C)背面図である。 (A)チョーカーフック、(B)スナップリング、(C)本発明の実施の形態の吊上げ補助具をそれぞれ用いてワイヤーロープで荷物を締め付ける状態を示す説明図である。 チョーカーフックを用いた玉掛けワイヤーロープで荷物を吊り上げる状態を示す説明図である。
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3は、本発明の実施の形態の吊上げ補助具10を示している。
吊上げ補助具10は、ロープ状部材20で荷物を吊り上げるための器具である。図1に示すように、ロープ状部材20は、ロープ状本体21の先端部にストッパ22を有している。
図2(D)に示すように、ストッパ22は、ストッパ本体22aとスリーブ22bとコッター22cとロックネジ22dとを有している。ストッパ22は、ロープ状本体21より大きい径を有する。ストッパ本体22aは、筒状であって内部にロープ状本体21を貫通可能となっている。ストッパ本体22aは、先端側内周にめねじ部22eを有し、中間部に収容部を有している。スリーブ22bは、鉛や合成樹脂などから成る密着材であり、筒状をなしている。コッター22cは、鉛や合成樹脂などから成る密着材であり、くさび形を有している。ロックネジ22dは、めねじ部22eと螺合するおねじ部22fを有している。
ストッパ22は、以下の方法でロープ状本体21の先端部に取り付けられる。まず、ロープ状本体21をストッパ本体22aおよびスリーブ22bに貫通させ、ロープ状本体21の先端をほぐす。ほぐしたロープ状本体21およびコッター22cを介してスリーブ22bにロックネジ22dを固定する。スリーブ22bをストッパ本体22aの内部に挿入し、ロックネジ22dのおねじ部22fをストッパ本体22aのめねじ部22eと螺合させ、スリーブ22bを収容部に位置付ける。こうして、ロープ状本体21の先端部にストッパ22を固定することができるが、図2(E)に示すように、ストッパ22がロープ状本体21の先端部に取り付けられた市販品を用いてもよい。
図2に示すように、吊上げ補助具10は、管材11と係合部12とガイド筒部13とを有している。
管材11は、中心角が90度以下、例えば70度の円弧状に緩やかに湾曲している。管材11は、長さ方向に沿ってロープ状本体21を貫通させる貫通孔11aを有している。貫通孔11aは、ロープ状本体21の径よりやや大きい径を有し、ロープ状本体21をスライドさせてロープ状本体21の任意の位置で停止可能に湾曲している。貫通孔11aの径および湾曲度は、ロープ状本体21の性質に応じて適宜、設定しておく。貫通孔11aは、一端に上部口11bを有し、他端に下部口11cを有している。上部口11bおよび下部口11cは、外側にラッパ状に広がっている。管材11は、ストッパ22をロープ状本体21の先端部に取り付ける際に、ロープ状本体21を貫通孔11aに挿入し、ロープ状本体21に取り付けておく。ストッパ22と管材11を挟んで反対側のロープ状本体21には、クレーンなどで吊下げるための輪23が形成されている。
図3に示すように、係合部12は、筒状であって連通する大径孔12aと小径孔12bと底部12cとを内部に有している。大径孔12aは、ストッパ22の後部22gを挿入可能な挿入口12dを有している。挿入口12dは、下部口11cの開口前方側に位置付けられ、下部口11cと同じ側を向いている。小径孔12bは、ロープ状本体21を挿入可能でストッパ22の径より小さい径を有している。底部12cは、幅のあるリング状であって、大径孔12aの内壁と小径孔12bの内壁とに連続している。大径孔12aと小径孔12bと底部12cとは、同一の中心線を有している。係合部12は、挿入溝12eを側部に有している。挿入溝12eは、ロープ状本体21を側面から大径孔12a、小径孔12bおよび底部12cに挿入可能で、ストッパ22の径より小さい幅を有している。挿入溝12eは、係合部12の両端まで伸びている。
係合部12は、大径孔12aに挿入口12dから挿入されたストッパ22と着脱可能に係合する。係合部12は、管材11の側部に管材11と交差するよう一体的に取り付けられている。係合部12は、ストッパ22と係合したときロープ状本体21を貫通孔11aの内部のロープ状本体21と交差させるように配置されている。ストッパ22は、後部22gが大径孔12aの挿入口12dに挿入されたとき、後部22gが底部12cに当たって、後方への移動を停止されるようになっている。
ガイド筒部13は、管材11および係合部12に一体的に取り付けられている。ガイド筒部13は、ロープ状本体21を挿入可能なガイド孔13aを内部に有している。ガイド筒部13は、ロープ状本体21を側面からガイド孔13aに挿入可能なガイド溝孔13bを側部に有している。ガイド溝孔13bは、ガイド筒部13の両端まで伸びている。ガイド孔13aは、小径孔12bの開口前方側に伸びている。ガイド孔13aは、小径孔12bと同一の中心線を有している。貫通孔11aの縦方向に伸びる中心線が通る平面と、大径孔12a、小径孔12b、底部12cおよびガイド孔13aの中心線とは、平行をなしている。
吊上げ補助具の作用について説明する。
吊上げ補助具10は、予め、管材11の貫通孔11aにロープ状本体21を貫通させてある。図5(C)に示すように、荷物4を吊り上げる際、ストッパ22と管材11との間のロープ状本体21を荷物4に巻き掛け、締め付ける。荷物4は、木材、鋼材、建材、その他いかなる物であってもよい。次に、ストッパ22の後部22g側のロープ状本体21を側面から挿入溝12eに挿入させて大径孔12aおよび小径孔12bに位置付ける。また、ロープ状本体21を側面からガイド溝孔13bに挿入させてガイド孔13aに位置付ける。次に、ストッパ22の後部22gを挿入口12dに挿入させる。こうして、図1に示すように、ストッパ22と係合部12とを容易かつ確実に係合させることができる。このとき、ロープ状本体21をガイド孔13aに位置付けることにより、係合部12との接点でロープ状本体21の1点に集中した荷重がかかるのを防止し、ロープ状本体21を傷みにくくすることができる。
図5(C)に示す状態で、ロープ状本体21の輪23をクレーンで吊って、荷物4を吊り上げる。貫通孔11aは円弧状に湾曲しているため、ロープ状本体21の1点に集中した荷重がかかりにくく、ロープ状本体21を傷めにくい。また、ロープ状本体21は、緩やかな円形に湾曲するので、破損しにくい。
ストッパ22が係合部12と係合したとき、ロープ状本体21は貫通孔11aの内部のロープ状本体21と交差するため、荷物4を締め付けたロープ状部材20の上部の隙間を小さくすることができ、荷物4をしっかりと締め付けることができる。このため、荷振れしたとき、荷物4が抜け落ちにくく、玉掛け作業の際にもロープ状部材20が荷物4の中心側に寄りにくいので、安全かつ作業効率が良好である。また、ワイヤーロープの弛みが少ないため、ワイヤーロープをずれないよう押さえておく必要が少ない。作業者は玉掛け作業の合図をしやすいため、作業の危険度を大幅に軽減することができる。
次に、図4に基づき、本発明の実施の形態の吊上げ補助具の変形例について説明する。
なお、図4において、図1および図2に示す部分と同一の部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図4に示すように、管材11は、管材溝孔30を側部に有している。管材溝孔30は、ロープ状本体21を側面から貫通孔11aに挿入可能で、ストッパ22の径より小さい幅を有している。管材溝孔30は、管材11の両端まで伸びている。吊上げ補助具10aは、複数の保持部材31を有している。保持部材31は、断面C字状のスナップリングから成り、管材溝孔30を跨いで貫通孔11aの内部にロープ状本体21を保持するよう管材11に取り付けられる。
図4に示す吊上げ補助具10aを用いる場合、図2(E)に示すような市販のロープ状部材20のロープ状本体21を側面から管材溝孔30に挿入させて貫通孔11aに位置付ける。管材溝孔30を跨ぐよう保持部材31を管材11に取り付ければ、貫通孔11aの内部にロープ状本体21を保持することができる。このため、予め、管材11の貫通孔11aにロープ状本体21を貫通させておく必要がなく、吊上げ補助具10aを既存のロープ状部材20に容易に取り付けることができる。図4に示す吊上げ補助具10aは、図1および図2に示す吊上げ補助具10と同様に使用することができる。
なお、吊上げ補助具10または吊上げ補助具10aには、クレーンのフックと係合可能なリングが設けられていてもよい。
1 ローラ
2 フック
3 ワイヤーロープ
4 荷物
5 C形金具
6 玉掛ワイヤーロープ
7 荷物
10,10a 吊上げ補助具
11 管材
11a 貫通孔
11b 上部口
11c 下部口
12 係合部
12a 大径孔
12b 小径孔
12c 底部
12d 挿入口
12e 挿入溝
13 ガイド筒部
13a ガイド孔
13b ガイド溝孔
20 ロープ状部材
21 ロープ状本体
22 ストッパ
22a ストッパ本体
22b スリーブ
22c コッター
22d ロックネジ
22e めねじ部
22f おねじ部
22g 後部
30 管材溝孔
31 保持部材
従来、図5(A)に示すように、ローラ1とフック2とを備え、ローラ1で案内されたワイヤーロープ3を荷物4に巻き掛け、ワイヤーロープ3の端部をフック2に係合させて荷物4を絞り吊りするためのチョーカーフックが知られている。
また、図5(B)に示すように、端部にC形金具(Cカン)5が取り付けられたワイヤーロープ3を荷物4に巻き掛け、C形金具5をワイヤーロープ3に掛けて荷物4を絞り吊りするものが知られている。
また、ワイヤーロープを蛇状に折れ曲がった貫通孔に通して装着し、締着治具でワイヤーロープを締着するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
上記目的を達成するために、本発明に係る吊上げ補助具は、ロープ状本体の先端部にストッパを有するロープ状部材で荷物を吊り上げるための吊上げ補助具であって、管材と係合部とを有し、前記管材は前記ロープ状本体を貫通させる貫通孔を有し、前記貫通孔は前記ロープ状本体をスライドさせて前記ロープ状本体の任意の位置で停止可能に湾曲し、前記係合部は前記ストッパと着脱可能に係合し、前記ストッパと係合したとき前記ロープ状本体を前記貫通孔の内部の前記ロープ状本体と交差させて前記ストッパの後方への移動を停止させるよう前記管材に設けられており、前記ストッパは前記ロープ状本体より大きい径を有し、前記係合部は筒状であって連通する大径孔と小径孔とを内部に有し、前記大径孔は前記ストッパの後部を挿入可能な挿入口を有し、前記小径孔は前記ロープ状本体を挿入可能で前記ストッパの径より小さい径を有し、前記係合部は前記ロープ状本体を側面から前記大径孔および前記小径孔に挿入可能で前記ストッパの径より小さい幅の挿入溝を側部に有することを、特徴とする。
本発明に係る吊上げ補助具において、前記ストッパは前記ロープ状本体より大きい径を有し、前記係合部は筒状であって連通する大径孔と小径孔とを内部に有し、前記大径孔は前記ストッパの後部を挿入可能な挿入口を有し、前記小径孔は前記ロープ状本体を挿入可能で前記ストッパの径より小さい径を有し、前記係合部は前記ロープ状本体を側面から前記大径孔および前記小径孔に挿入可能で前記ストッパの径より小さい幅の挿入溝を側部に有する。
このため、ストッパを係合部と係合させるとき、ロープ状本体を側面から挿入溝に挿入させて大径孔および小径孔に位置付ける。次に、ストッパの後部を挿入口に挿入させることにより、ストッパと係合部とを容易に係合させることができる。

Claims (5)

  1. ロープ状本体の先端部にストッパを有するロープ状部材で荷物を吊り上げるための吊上げ補助具であって、
    管材と係合部とを有し、
    前記管材は前記ロープ状本体を貫通させる貫通孔を有し、前記貫通孔は前記ロープ状本体をスライドさせて前記ロープ状本体の任意の位置で停止可能に湾曲し、
    前記係合部は前記ストッパと着脱可能に係合し、前記ストッパと係合したとき前記ロープ状本体を前記貫通孔の内部の前記ロープ状本体と交差させて前記ストッパの後方への移動を停止させるよう前記管材に設けられていることを、
    特徴とする吊上げ補助具。
  2. 前記ストッパは前記ロープ状本体より大きい径を有し、前記係合部は筒状であって連通する大径孔と小径孔とを内部に有し、前記大径孔は前記ストッパの後部を挿入可能な挿入口を有し、前記小径孔は前記ロープ状本体を挿入可能で前記ストッパの径より小さい径を有し、前記係合部は前記ロープ状本体を側面から前記大径孔および前記小径孔に挿入可能で前記ストッパの径より小さい幅の挿入溝を側部に有することを、
    特徴とする請求項1記載の吊上げ補助具。
  3. 前記貫通孔は上部口および下部口を有し、前記挿入口は前記下部口の開口前方側に位置付けられていることを、
    特徴とする請求項2記載の吊上げ補助具。
  4. ガイド筒部を有し、前記ガイド筒部は前記ロープ状本体を挿入可能なガイド孔を内部に有して前記管材に設けられ、前記ガイド筒部は前記ロープ状本体を側面から前記ガイド孔に挿入可能なガイド溝孔を側部に有し、前記ガイド孔は前記小径孔の開口前方側に伸びていることを、
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の吊上げ補助具。
  5. 前記管材は前記ロープ状本体を側面から前記貫通孔に挿入可能で前記ストッパの径より小さい幅の管材溝孔を側部に有し、前記管材溝孔を跨いで前記貫通孔の内部に前記ロープ状本体を保持するよう前記管材に取り付けられる保持部材を有することを、
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の吊上げ補助具。
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