JP2021009781A - Bus bar - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、バスバーに関する。 The present invention relates to a bus bar.
例えば、可撓性を有する導体(例えば、編組線)の両端に平板状の端子を接合したバスバーが知られている(例えば、特許文献1参照)。 For example, there is known a bus bar in which flat terminals are joined to both ends of a flexible conductor (for example, a braided wire) (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、可撓性を有する導体部分が変形すると、バスバーと周辺部品との干渉が発生する可能性がある。 However, if the flexible conductor portion is deformed, interference between the bus bar and peripheral parts may occur.
そこで、上記課題に鑑み、バスバーにおける可撓性を有する導体部分と周辺部品との干渉を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the above problems, it is an object of the present invention to provide a technique capable of suppressing interference between a flexible conductor portion in a bus bar and peripheral parts.
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、
両端のそれぞれに設けられる端子部と、
前記端子部の間を接続し、可撓性を有する導体と、
前記導体に取り付けられ、前記導体の両端間を結ぶ方向に延在する芯材と、を備える、
バスバーが提供される。
In order to achieve the above object, in one embodiment of the present invention,
Terminals provided on each end and
A flexible conductor that connects between the terminals and
A core material attached to the conductor and extending in a direction connecting both ends of the conductor is provided.
Busbars are provided.
本実施形態によれば、バスバーは、可撓性を有する導体に取り付けられる芯材の作用によって、導体の形状を保持し易くなる。従って、バスバーは、可撓性を有する導体部分と周辺部品との間の干渉を抑制することができる。 According to the present embodiment, the bus bar can easily maintain the shape of the conductor by the action of the core material attached to the flexible conductor. Therefore, the bus bar can suppress the interference between the flexible conductor portion and the peripheral component.
上述の実施形態によれば、バスバーにおける可撓性を有する導体部分と周辺部品との干渉を抑制することが可能な技術を提供することができる。 According to the above-described embodiment, it is possible to provide a technique capable of suppressing interference between the flexible conductor portion of the bus bar and peripheral parts.
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。 Hereinafter, modes for carrying out the invention will be described with reference to the drawings.
[バスバーの概要]
まず、図1を参照して、本実施形態に係るバスバー30の概要を説明する。
[Overview of Busbar]
First, the outline of the
図1は、バスバー30の概要を説明する図である。具体的には、バスバー30の取付状態の概要を示す図である。
FIG. 1 is a diagram illustrating an outline of the
尚、図1では、電動機10におけるステータ(ステータコア11及びステータコイル12)が配置される外周部のみが描画され、電動機10の外周部よりも内周側の部分(例えば、ロータや回転軸等)の図示が省略されている。また、図1では、電動機10の筐体(「ケース」或いは「ハウジング」とも称する)の描画が省略されている。
In FIG. 1, only the outer peripheral portion where the stator (
バスバー30は、電動機10と、電動機10に電力を供給する電源回路(例えば、インバータ等の電力変換装置)との間を電気的に接続するために用いられる。
The
電動機10は、例えば、車両の駆動力源であり、車両の前部に搭載される。
The
電動機10は、ステータコア11と、ステータコイル12と、引出線13と、動力線14と、ステータ端子15を含む。
The
ステータコア11は、磁性体であり、電動機10の外周部に円環状に配置される。
The
ステータコイル12は、ステータコア11の内周側の周方向に略等間隔で配置される複数のティース間の空間(スロット)に巻かれる。
The
引出線13は、ステータコイル12から引き出され、その先端が溶接や中空銅線への圧入等によって動力線14と接合される。
The
動力線14は、ステータ端子15と引出線13との間を電気的に接続する。動力線14は、ボルト締結等によりステータ端子15に取り付けられる。
The
ステータ端子15は、電動機10の筐体に取り付けられる。ステータ端子15は、バスバー30の端子と接続され、バスバー30経由で電動機10を駆動する電力を受け付ける。
The
バスバー30は、一端が電源回路の端子台20に取り付けられ、他端が電動機10のステータ端子15に取り付けられる。これにより、バスバー30は、電源回路から電動機10(ステータコイル12)に駆動電力を供給することができる。
One end of the
[バスバーの詳細構成]
次に、図2を参照して、バスバー30の詳細構成について説明する。
[Detailed configuration of busbar]
Next, the detailed configuration of the
図2は、本実施形態に係るバスバー30の構成の一例を示す斜視図である。
FIG. 2 is a perspective view showing an example of the configuration of the
図2に示すように、バスバー30は、端子部31,32と、本体部33と、芯材34と、接合部35,36と、保護部37を含む。
As shown in FIG. 2, the
尚、図中にて、端子部32の端子孔は、セルフロックナット32aに隠れている。
In the drawing, the terminal hole of the
端子部31は、バスバー30の一端に設けられ、端子台20に取り付けられる。端子部31は、平板状の導体(例えば、アルミニウムや銅)製である。端子部31は、先端に端子台20への締結用のボルトが挿通される端子孔31aが設けられる。端子部31は、端子孔31aが設けられる先端部と、先端部から延出する延出部との間に、折り曲げ等により形成される所定の角度が設けられている。これにより、バスバー30は、例えば、非常に狭いスペースであっても、端子台20からステータ端子15までの間で、周囲の部品との干渉を回避可能な経路に配索されうる。
The terminal portion 31 is provided at one end of the
端子部32は、バスバー30の他端に設けられ、ステータ端子15に取り付けられる。端子部32は、先端に端子孔と同軸に配置され、ステータ端子15への締結用ボルトが螺合されるセルフロックナット32aが取り付けられる。端子部32は、セルフロックナット32aが設けられる先端部と、先端部から延出する延出部との間に、折り曲げ等により形成される所定の角度が設けられている。これにより、バスバー30は、例えば、非常に狭いスペースであっても、ステータ端子15から端子台20までの間で、周囲の部品との干渉を回避可能な経路に配索されうる。
The
本体部33(導体の一例)は、端子部31、32の間を電気的に接続する。本体部33は、可撓性を有する導体(例えば、編組線や電線束等の非常に細い銅線の集合体)で構成される。これにより、バスバー30は、本体部33の可撓性の作用で、電動機10や電源回路から伝達される振動を吸収したり、組み付け時のバラツキを吸収したりすることができる。
The main body 33 (an example of a conductor) electrically connects between the
芯材34は、本体部33の両端間、即ち、接合部35,36の間を結ぶ方向に延在する態様で(例えば、接合部35,36の間を連結する形で)、本体部33に取り付けられる。芯材34は、例えば、本体部33を構成する編組線や電線束等に含まれる銅線よりも相対的に太い銅線であり、編組線や電線束等の銅線の集合体の内部に介在する。これにより、バスバー30は、可撓性(柔軟性)を有する本体部33の形状を保持し易くなる。
The
尚、芯材34は、本体部33の形状を保持し、周辺部品との干渉を回避させることが可能であれば、接合部35,36の間の一部区間に取り付けられてもよい。また、芯材34は、本体部33の形状を保持し、周辺部品との干渉を回避させることが可能であれば、本体部33、即ち、銅線の集合体の内部ではなく、表面等に取り付けられてもよい。
The
接合部35は、端子部31と本体部33との間の接合箇所である。同様に、接合部36は、端子部32と本体部33との間の接合箇所である。接合部35、36は、例えば、溶接、溶着、加締め等の既知の接合方法によって実現される。
The
保護部37は、本体部33を内包する形で、本体部33の周囲に設けられる。これにより、バスバー30は、例えば、本体部33が非常に近い位置に存在する周辺部品と直接干渉しないように保護することができる。また、保護部37は、絶縁性を有してよい。これにより、保護部37は、導電性を有する周辺部品と本体部33との間の短絡を防止することができる。保護部37は、例えば、ゴム、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、電着塗装、絶縁チューブ等であってよい。
The
[本実施形態の作用]
次に、本実施形態に係るバスバー30の作用について説明する。
[Action of the present embodiment]
Next, the operation of the
本実施形態では、バスバー30は、両端のそれぞれに設けられる端子部31,32と、端子部31,32の間を接続し、可撓性を有する導体の本体部33と、本体部33に取り付けられ、本体部33の両端間を結ぶ方向に延在する芯材34と、を備える。
In the present embodiment, the
これにより、バスバー30は、可撓性を有する導体(本体部33)に取り付けられる芯材34の作用によって、導体(本体部33)の形状を保持し易くなる。従って、バスバー30は、可撓性を有する導体部分(本体部33)と周辺部品との間の干渉を抑制することができる。
As a result, the
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・改良が可能である。 Although the embodiments for carrying out the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to such specific embodiments, and various aspects are within the scope of the gist of the present invention described in the claims. Can be transformed and improved.
10 電動機
15 ステータ端子
20 端子台
30 バスバー
31 端子部
31a 端子孔
32 端子部
32a セルフロックナット
33 本体部(導体)
34 芯材
35,36 接合部
37 保護部
10
34
Claims (1)
前記端子部の間を接続し、可撓性を有する導体と、
前記導体に取り付けられ、前記導体の両端間を結ぶ方向に延在する芯材と、を備える、
バスバー。 Terminals provided on each end and
A flexible conductor that connects between the terminals and
A core material attached to the conductor and extending in a direction connecting both ends of the conductor is provided.
Bus bar.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019122074A JP2021009781A (en) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | Bus bar |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2021009781A true JP2021009781A (en) | 2021-01-28 |
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ID=74199444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019122074A Pending JP2021009781A (en) | 2019-06-28 | 2019-06-28 | Bus bar |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021009781A (en) |
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2019
- 2019-06-28 JP JP2019122074A patent/JP2021009781A/en active Pending
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