JP2021003727A - 電極研磨装置のカバー - Google Patents

電極研磨装置のカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2021003727A
JP2021003727A JP2019119666A JP2019119666A JP2021003727A JP 2021003727 A JP2021003727 A JP 2021003727A JP 2019119666 A JP2019119666 A JP 2019119666A JP 2019119666 A JP2019119666 A JP 2019119666A JP 2021003727 A JP2021003727 A JP 2021003727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
air
electrode
dresser
polishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019119666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7304670B2 (ja
Inventor
信浩 古瀬
Nobuhiro Furuse
信浩 古瀬
昌亮 黒田
Masaaki Kuroda
昌亮 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2019119666A priority Critical patent/JP7304670B2/ja
Publication of JP2021003727A publication Critical patent/JP2021003727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7304670B2 publication Critical patent/JP7304670B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Welding (AREA)

Abstract

【課題】容易な方法により電極の研磨箇所に正確にエアを吹き付けることを可能とすることで、切り屑の回収率を安定させる。【解決手段】スポット溶接用の電極110、120を回転研磨具6で自動研磨する電極研磨装置1に設けられ、回転研磨具6の周囲を覆うカバー10に、回転研磨具6による電極110、120の研磨箇所に向けてエアを吐出するエア吐出口19a、20aと、エア供給管22、23が接続される接続口19b、20bと、エア吐出口19a、20aと接続口19b、20bとを連通するエア流路19c、20cとを設けた。【選択図】図5

Description

本発明は、スポット溶接用の電極研磨装置に設けられるカバーに関する。
スポット溶接用電極には、溶接時に大きな加圧力が加わると共に大電流が流れ、且つ高温に曝されるため、繰り返しの使用により電極の先端部が摩耗して扁平化したり、被溶接物の金属が付着したりする。これを放置すると溶接不良の原因となるため、定期的に電極の先端部を所定形状に整形(研磨)する必要がある。
電極の研磨は、例えば、駆動モータで回転駆動される回転研磨具に電極を押し付けることより行われるが、この場合、切り屑が発生する。例えば、下記の特許文献1に示されている電極研磨装置(ドレッサー)では、回転研磨具(カッタ)の周囲をカバーで覆うと共に、このカバー内のエアを吸引手段で吸引することにより、研磨により生じる切り屑を回収している。
また、下記の特許文献2に示されている電極研磨装置では、回転研磨具(整形体)の周囲をカバーで覆うと共に、このカバーの内部にエアノズルの先端を差し込み、このエアノズルから回転研磨具と電極との接触部(研磨箇所)にエアを吹き付けることにより、回転研磨具に付着した切り屑を吹き飛ばしている。
特開2002−361193号公報 特開2003−10977号公報
しかし、上記特許文献1のように、カバー内のエアを吸引する吸引手段を設ける場合、研磨具に付着した切り屑の回収性が十分でない上、エアを大量に消費するためエネルギーコストが嵩む。特に、車体の製造ラインのように多数のスポット溶接装置が設けられる場合、スポット溶接装置ごと設けられた多数の電極研磨装置により同時に電極研磨が実行され、多数の吸引手段が同時に工場エアを消費すると、周辺装置でエア圧の低下を誘発し、トラブルの要因となり得る。
一方、上記特許文献2のように、回転研磨具にエアを吹き付けながら電極を研磨すれば、上記のような吸引手段を用いることなく、切り屑を効率よく回収することができる。しかしながら、この場合、エアノズルから吐出したエアを電極の研磨箇所に正確に吹き付けるために、組立作業者が、エアノズルの先端部分の位置や形状を調整する必要があるが、このような作業は容易ではなく、手間がかかる上、組立作業者によってエアノズルの吐出口の位置や姿勢(吐出方向)にばらつきが生じるため、切り屑の回収率が安定しない。
以上のような事情から、本発明は、容易な方法により、電極の研磨箇所に正確にエアを吹き付けて切り屑の回収率を安定させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、スポット溶接用の電極を回転研磨具で研磨する電極研磨装置に設けられ、前記回転研磨具の周囲を覆うカバーであって、前記回転研磨具による電極の研磨箇所に向けてエアを吐出するエア吐出口と、エア供給管が接続される接続口と、前記エア吐出口と前記接続口とを連通するエア流路とを備えた電極研磨装置のカバーを提供する。
このように、本発明では、回転研磨具の周囲を覆うカバーに、エア吐出口、接続口、およびこれらを連通するエア流路を設けた。すなわち、従来のようにカバーの外部からエアノズルを差し込むのではなく、エアノズルの先端部分(エア吐出口、接続口、およびエア流路)を他の部分(エア供給管)から分離してカバーに設けた。これにより、エア供給口を予めカバーの所定の位置に所定の姿勢で設けることができるため、このカバーを所定の位置に取り付けることで、エア吐出口を、電極の研磨箇所に対して所定の位置に所定の姿勢で配することができる。そして、このカバーの接続口に接続されたエア供給管からエアを供給することにより、エア吐出口から電極の研磨箇所に正確にエアを吹き付けることができる。
上記のカバーの内部におけるエアの流れによっては、カバーの内部に切り屑が溜まりやすい場所が生じることがある。この場合、カバーに、電極の研磨箇所とは異なる部位に向けてエアを吐出する循環用エア吐出口を設けることが好ましい。これにより、カバーの内部のエアの流れが変わるため、切り屑の滞留を防止して回収率を高めることができる。
上記のカバーには、回転研磨具を備えたドレッサ本体が挿入されるドレッサ挿入穴を設けることができる。この場合、カバーのドレッサ挿入穴に挿入したドレッサ本体の奥部を、これに対向するカバーの内面に当接させると、これらの間に隙間が形成されないため、切り屑が滞留しやすくなる。一方、ドレッサ本体の奥部とこれに対向するカバーの内面とを離反させると、カバーがドレッサ本体の奥部で支持されないため、ドレッサ本体に対するカバーの姿勢が不安定となる。
そこで、上記のカバーのうち、ドレッサ挿入穴に挿入されたドレッサ本体の奥部と対向する内面に、この内面からドレッサ本体に向けて突出し、ドレッサ本体の奥部と当接する当接部を設けることが好ましい。このように、ドレッサ本体の奥部を当接部に当接させることで、ドレッサ本体に対するカバーの姿勢を安定させることができる。また、カバーの内面のうち、当接部以外の領域には、ドレッサ本体の奥部との間に隙間が設けられるため、この隙間を介して切り屑を流通させることで切り屑の滞留を抑えることができる。
以上のように、本発明のカバーによれば、従来のようにエアノズルの先端部分の位置や形状を調整する煩雑な作業を要することなく、電極の研磨箇所に確実にエアを吹き付けて切り屑の回収率を安定させることができる。
本発明の一実施形態に係るカバーを有する電極研磨装置の側面図である。 上記カバーの側面図である。 上記カバーの上面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 他の実施形態に係るカバーの側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る電極研磨装置1は、図1に示すように、ダイレクトスポット溶接を行うC型ガンに設けられた一対の電極110、120を同時に研磨するものである。電極研磨装置1は、駆動モータ2と、減速機3と、ドレッサ本体4と、これらを支持する支柱5とを主に有する。電極110、120は、例えば銅合金(特に、クロム銅)で形成される。
駆動モータ2としては、例えば、回転数および回転方向を制御可能なサーボモータが使用される。減速機3としては、例えば、平行軸歯車減速機や遊星歯車減速機、あるいはこれらを組み合わせたものが使用される。
ドレッサ本体4は、回転研磨具6と、回転研磨具6を電極110、120の軸心Lを中心として回転自在に保持するケース7とを有する。回転研磨具6は、電極110、120の先端形状に対応する円弧状の刃面6aを有する切削刃を備える。回転研磨具6としては、上記のように電極110、120の先端を切削刃で積極的に切削するものに限らず、例えば、電極110、120の先端を塑性変形させて整形するものを使用することができる。ケース7の上面及び下面には、電極110、120を挿入するための孔が設けられる。
駆動モータ2、減速機3、およびドレッサ本体4は、エコライズ機構30を介して支柱5に支持される。具体的に、エコライズ機構30は、駆動モータ2側に設けられたガイド31と、支柱5側に設けられたガイド軸32とを備える。ガイド軸32は、ガイド31に設けられた上下方向の貫通孔に挿入される。ガイド31は、上下両側からスプリング等の付勢手段33で付勢される。以上により、ガイド31およびこれに固定された駆動モータ2等が、上下方向(電極110、120の軸心L方向)の移動が許容された状態でフローティング支持される。
駆動モータ2を駆動すると、その回転が減速機3を介して回転研磨具6に伝達され、回転研磨具6が軸心Lを中心に回転する。この状態で、一対の電極110、120で回転研磨具6を上下から挟み込み、各電極110、120の先端を回転研磨具6の刃面6aに押し付けることにより、各電極110、120の先端が切削されて所定形状に整形される。
こうして電極110、120を回転研磨具6で研磨することにより、切り屑が発生する。尚、回転研磨具6が、電極110、120の先端を塑性変形させるものであっても、回転研磨具6と電極110、120との摺動により切り屑が発生する。本実施形態の電極研磨装置1には、この切り屑を効率よく回収するためのカバー10が設けられる。以下、このカバー10の構成を詳しく説明する。
カバー10は、図2に示すように、ドレッサ本体4の周囲を覆うカバー本体11と、カバー10内の切り屑を排出する排出部12と、カバー本体11の内部空間と排出部12の内部空間とを連通する接続部13とを備える。
カバー本体11には、ドレッサ本体4を挿入するためのドレッサ挿入穴14(図4、5参照)と、電極110、120を挿入するための電極挿入穴15、16(図3〜5参照)とが設けられる。図示例では、カバー本体11のうち、ドレッサ本体4の挿入方向手前側(図5の左側)の側壁11eにドレッサ挿入穴14が設けられ、カバー本体11の上面部11aおよび下面部11bに電極挿入穴15、16が設けられる。本実施形態では、電極挿入穴15、16を覆うと共に、弾性変形して電極110、120の挿入を許容する閉塞手段として、ブラシ21が設けられる(図3、5参照)。
カバー本体11の奥側(図5の右側)の側壁11fの内面には、手前側(図5の左側)に向けて突出した突出部17が設けられる。図示例では、突出部17が複数箇所に設けられ、具体的には、水平方向で互いに離間した2箇所に設けられる(図3参照)。カバー本体11には、カバー10をドレッサ本体4に固定するためのボルト挿通穴18が設けられる。図示例では、カバー本体11の上面部11aおよび側面部11c、11dのうち、手前側(図2、3の左側)の端部付近にボルト挿通穴18が設けられる。
排出部12は、カバー本体11よりも下方に設けられる。図示例では、排出部12が、カバー本体11に対して水平方向一方側に偏った位置に設けられ、具体的にはカバー本体11の一方の側面部11dの下方に設けられる(図4参照)。排出部12の下端開口部には、チューブ8の上端が固定される。これにより、チューブ8を介して、カバー10の内部と切り屑貯留部9(図1参照)とが連通される。
接続部13は、カバー本体11と排出部12との間に設けられ、図示例ではカバー本体11の下方に設けられる。本実施形態では、接続部13の内底面13aが、排出部12に向けて下方に傾斜している。
カバー10には、図4、5に示されるように、上側の電極110の研磨箇所にエアを吹き付ける上側エア供給部19と、下側の電極120の研磨箇所にエアを吹き付ける下側エア供給部20とが設けられる。
上側エア供給部19は、図5に示すように、エア吐出口19aと、エア供給管22が接続される接続口19bと、これらを連通するエア流路19cとを備える。下側エア供給部20は、図4に示すように、エア供給口20aと、エア供給管23が接続される接続口20bと、これらを連通するエア流路20cとを備える。下側エア供給部20には、さらに、エア供給口20aと異なる方向にエアを吐出する循環用エア吐出口20dが設けられる。図示例では、循環用エア吐出口20dの吐出方向が、電極110、120の軸心L方向と直交する方向(すなわち、水平方向)に設定され、特に、両エア吐出口19a、20aの吐出方向と直交する方向(図4の左右方向)に設定される。尚、特に必要がなければ、循環用エア吐出口20dを省略してもよい。
本実施形態では、エア供給部19、20と、ドレッサ本体4の周囲を覆うカバー本体11とが一体形成される。具体的には、エア供給部19、20およびカバー本体11が、例えば光造形等の積層造形により一体形成される。図示例では、カバー本体11、排出部12、接続部13、およびエア供給部19、20が積層造形により一体形成される。このように、カバー10に、エア供給部19、20を一体に設けることで、これらを別体に形成する場合と比べて、部品点数および組立工数が低減されるため、低コスト化が図られる。
カバー10は、取付部材23を介してドレッサ本体4に取り付けられる(図4参照)。具体的には、まず、ドレッサ本体4に対して奥側(図5の右側)からカバー10を接近させ、カバー本体11のドレッサ挿入穴14にドレッサ本体4を挿入し、ドレッサ本体4の奥部をカバー本体11の突出部17に当接させる。このとき、ドレッサ本体4の奥部とカバー本体11の突出部17とを確実に当接させるために、カバー10は、手前側(図5の左側)に設けられた他部材(駆動モータ2や減速機3等)と当接しない構成とすることが好ましい。この状態で、カバー本体11の上面部11aのボルト挿通穴18(図3参照)にボルト22を挿通して、このボルト22で取付部材23とドレッサ本体4とを固定する(図4参照)。これと共に、カバー本体11の側面部11c、11dのボルト挿通穴18(図2参照)にボルト24を挿通して、このボルト24でカバー本体11と取付部材23とを固定する(図4参照)。
このように、カバー10の突出部17をドレッサ本体4の奥部に当接させることにより、カバー本体11の奥側の側壁11fが突出部17を介してドレッサ本体4の奥部で支持された状態となる。これにより、例えば、排出部12にチューブ8を着脱する際に、カバー10の奥側の側壁11fを上下させるようなモーメント荷重F(図5参照)が加わった場合でも、突出部17とドレッサ本体4との当接により奥側の側壁11fの上下動を規制して、カバー10のドレッサ本体4に対する姿勢を保つことができる。
カバー10には、予め、所定の位置に所定の姿勢(吐出方向)でエア吐出口19a、20aが設けられているため、このカバー10をドレッサ本体4の所定の位置に取り付けることにより、エア吐出口19a、20aが、回転研磨具6による電極110、120の研磨箇所(先端部)に対して所定の位置および所定の姿勢で設けられる。そして、カバー10をドレッサ本体4に取り付けた後(あるいは取り付ける前)に、エア供給部19、20の接続口19b、20bに、エア供給管22、23を接続する。
上記構成の電極研磨装置1の駆動モータ2を駆動して回転研磨具6を回転させながら、一対の電極110、120で回転研磨具6を上下から挟持することにより、各電極110、120の先端部が、回転研磨具6に押し付けられて研磨される。こうして電極110、120の研磨が行われている間、エア供給管22、23からカバー10のエア供給部19、20にエアが供給され、エア吐出口19a、20aから電極110、120の研磨箇所(先端部)に向けてエアが吹き付けられる。このとき、上述のように、カバー10に設けられたエア吐出口19a、20aが所定の位置に所定の姿勢で正確に配されていることで、エア吐出口19a、20aから吐出したエアが電極110、120の研磨箇所に正確に吹き付けられる。これにより、切り屑をエアで確実に吹き飛ばしながら電極110、120が研磨されるため、切り屑が回転研磨具6に詰まることを防止できると共に、切り屑の回収効率が高められる。
このとき、ドレッサ本体4の周囲がカバー10で覆われていることで、エアで吹き飛ばされた切り屑が周囲に飛散することが防止される。そして、この切り屑が自重により降下し、接続部13、排出部12、およびチューブ8を介して切り屑貯留部9に貯留される。本実施形態では、図3に示すように、ドレッサ本体4とカバー本体11の側面部11c、11dとの間に隙間G1が形成され、ドレッサ本体4とカバー本体11の奥側の側壁11fとの間に隙間G2が形成されている。カバー10内の空間のうち、ドレッサ本体4よりも上方の空間に浮遊した切り屑が、上記の隙間G1、G2を介して降下することで、切り屑の回収効率が高められる。
本実施形態では、カバー10の内部のエアを吸引する吸引手段のように、切り屑をカバー10の外部に積極的に排出する手段は設けられないため、カバー10の内部に、切り屑が溜まりやすい箇所が生じることがある。本実施形態の形状のカバー10では、接続部13の内底面13aに切り屑が滞留しやすい(図4のP部参照)。
そこで、本実施形態では、接続部13の内底面13aが、排出部12に向けて下方に傾斜している。これにより、内定面13aに滞留した切り屑が自重により排出部12に向けて流れるように促すことができる。
また、本実施形態では、下側のエア供給部20に、エア吐出口20aとは異なる方向、すなわち、電極120の研磨箇所以外に向けてエアを吐出する循環用エア吐出口20dが設けられる。循環用エア吐出口20dの吐出方向は、滞留した切り屑が排出部12に向けて流れるような気流を生み出す方向に設定することが好ましい。図示例では、循環用エア吐出口20dから吐出したエアが、カバー本体11の側面部11cにぶつかってその一部が下方に流れることで、図4に矢印Qで示すような気流が生じ、この気流QによってP部付近の切り屑が排出部12に向けて流れてカバー10の外部に排出される。これにより、切り屑の回収効率がさらに高められる。
本発明は上記の実施形態に限られない。以下、本発明の他の実施形態を説明するが、上記の実施形態と重複する点については説明を省略する。
上記の実施形態では、エア供給部19、20とカバー本体11とを一体形成した場合を示したが、これに限らず、エア供給部19、20を、カバー本体11と別体に形成した後、カバー本体11に固定してもよい。また、カバー10のカバー本体11、接続部13、および排出部12は、一体形成に限らず、これらのうちの何れか二つあるいは全てを別体に形成してもよい。また、カバー本体11は、一体形成に限らず、例えば、上面部11a、下面部11b、側面部11c、11d、及び奥側の側壁11fからなるカップ状部と、これと別体に形成した手前側の側壁11eとを固定することで形成してもよい。このカップ状部および側壁11eは、例えば金属板のプレス加工や樹脂の射出成型で形成することができる。
また、上記の実施形態では、電極110、120の軸心を鉛直方向とした状態で研磨を行う場合を示したが、これに限られない。例えば図6に示す実施形態では、電極110、120の軸心を水平にした状態で研磨を行う場合を示している。このカバー10は、概ね上記の実施形態のカバー10を90°回転させて手前側の側壁11eを下側に配したものであるが、切り屑を自重で排出するために、図示のように排出部12の排出口を下向きに開口させることが好ましい。
また、上記の実施形態では、同軸上に配されたダイレクトスポット溶接用の一対の電極110、120を同時に研磨する場合を示したが、一本の電極(例えば、インダイレクトスポット溶接用の電極)を研磨する研磨装置や、平行に並べた一対の電極(例えば、シリーズスポット溶接用の電極)を研磨する研磨装置に、本発明のカバーを適用することもできる。
1 電極研磨装置
2 駆動モータ
3 減速機
4 ドレッサ本体
6 回転研磨具
9 切り屑貯留部
10 カバー
11 カバー本体
12 排出部
13 接続部
14 ドレッサ挿入穴
15 電極挿入穴
17 突出部
19、20 エア供給部
19a、20aエア吐出口
19b、20b接続口
19c、20cエア流路
20d 循環用エア吐出口
21 ブラシ
22、23 エア供給管
23 エア供給管

Claims (3)

  1. スポット溶接用の電極を回転研磨具で研磨する電極研磨装置に設けられ、前記回転研磨具の周囲を覆うカバーであって、
    前記回転研磨具による電極の研磨箇所に向けてエアを吐出するエア吐出口と、エア供給管が接続される接続口と、前記エア吐出口と前記接続口とを連通するエア流路とを備えた電極研磨装置のカバー。
  2. 前記研磨箇所とは異なる部位に向けてエアを吐出する循環用エア吐出口をさらに備えた請求項1に記載の電極研磨装置のカバー。
  3. 前記回転研磨具を備えたドレッサ本体が挿入されるドレッサ挿入穴と、前記ドレッサ挿入穴に挿入された前記ドレッサ本体の奥部と対向する内面から前記ドレッサ本体に向けて突出し、前記ドレッサ本体の奥部と当接する突出部とを有する請求項1又は2に記載の電極研磨装置のカバー。
JP2019119666A 2019-06-27 2019-06-27 電極研磨装置のカバー Active JP7304670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019119666A JP7304670B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 電極研磨装置のカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019119666A JP7304670B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 電極研磨装置のカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021003727A true JP2021003727A (ja) 2021-01-14
JP7304670B2 JP7304670B2 (ja) 2023-07-07

Family

ID=74097941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019119666A Active JP7304670B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 電極研磨装置のカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7304670B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102658489B1 (ko) 2017-12-28 2024-04-18 라이온 가부시키가이샤 안과용 제품 및 마스킹 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001435A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Fuji Heavy Ind Ltd チップドレッサ用切粉回収装置
JP2003010980A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Fuji Heavy Ind Ltd チップドレッサ用切粉回収装置
KR101282861B1 (ko) * 2013-01-29 2013-07-05 임해영 스폿용접전극 드레서에서 발생하는 전극분철을 포집하는 장치

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001435A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Fuji Heavy Ind Ltd チップドレッサ用切粉回収装置
JP2003010980A (ja) * 2001-06-27 2003-01-15 Fuji Heavy Ind Ltd チップドレッサ用切粉回収装置
KR101282861B1 (ko) * 2013-01-29 2013-07-05 임해영 스폿용접전극 드레서에서 발생하는 전극분철을 포집하는 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP7304670B2 (ja) 2023-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6981779B2 (en) Power tools
US7439471B2 (en) Apparatus and method for automated servicing of a welding torch
JP4210307B2 (ja) 切粉排出構造を有する工作機械
US6106203A (en) Electrode tip dresser with vacuum
RU2691442C2 (ru) Шлифовальный станок с управлением нагрузкой
US20060211351A1 (en) Power tool with dust collection function
CN210306676U (zh) 压缩机上壳体焊接排气管与打磨一体机
EP2188098B1 (en) Cutter
JP2021003727A (ja) 電極研磨装置のカバー
JP2012024864A (ja) 工作機械の工具
CN115971859A (zh) 电极帽的拆帽修整一体机
JP2019098346A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
EP1270134B1 (en) Chip collecting apparatus for electrode tip dresser
CN215747847U (zh) 一种平衡轴钻床专用夹具
KR101857849B1 (ko) 회전식 날 연마장치
JP6610212B2 (ja) 集塵装置及び穿孔機
CN111216004B (zh) 一种精密螺杆加工机床
KR200221056Y1 (ko) 스폿용접기의 용접팁 드레서
KR101939950B1 (ko) 가공부산물 처리어셈블리를 포함하는 가공장치
CN217193333U (zh) 一种激光切割机的废屑收集装置
KR101660957B1 (ko) 오일 미스트 집진기
KR20110072894A (ko) 팁 드레서용 집진 커버
CN115107095B (zh) 一种滚刀式切丝机刀辊在线清洗结构及清洗方法
CN115533529A (zh) 一种多工位数控复合加工机床
CN212095572U (zh) 一种刀具钝化机用毛刷组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7304670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150