JP2020536449A - リモート無線ヘッド、ビームフォーミング方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本開示とその利点については下記の記述によりさらに理解することができる。下記では本開示の実施形態は図面を参照することにより説明される。本開示を説明するために、移動通信システムへの適用を想定することにより実施形態が構築されている。移動通信システムを想定するのは、説明を簡素化するためだけの理由による。実際には、本開示は、当業者により指向性のある送信/受信を使用するいかなる無線通信システムに適用することができる。
以下、第一の実施形態について図面を参照してより詳細に説明する。
図12は、ユーザ端末2とリモート無線ヘッド11との両者を含むシステム全体の処理を示す。初めに、リモート無線ヘッド11はリモート無線ヘッドの設計者により定義されたおよび/または装備の中で支持されている複数のアナログビームからアナログビームのサブセットを選択する。なお、リモート無線ヘッド11が、一またそれ以上のビームが特定の空間方向に配置され得るところ、方位角面と仰角面の両方において同一のまたは異なるビーム幅の一またはそれ以上のアナログビームを生成することが可能である点である。ここで、リモート無線ヘッド11は、ユーザの密度分布および/または走査されない期間および/または他の類似のパラメータについての過去の知識を用いたある最適化関数に基づいたアナログビームフォーミングのためのいくつかの可能性がある空間方向を、通信エリアにおける各々の空間方向について、既に選択していると想定される。よって、最初の処理であるステップS111は、算出されたメトリックを最大化するアナログビームフォーミングを使用した、特定の空間方向でのアップリンクとダウンリンクとの両方の可能性があるユーザ端末と通信を行うリモート無線ヘッド11を示している。
Δtb ∀b=1,2,...,B
を算出することにより得ることができる。
Mb(t)は時刻tにおける空間方向bについて算出されたメトリックを表している。空間方向bにおいて走査されない期間と電力レベルはそれぞれΔtbとPbによりもたらされる。
といった全ての空間方向についてメトリックMb(t)を算出した後に、リモート無線ヘッド11は、高々Lのアナログビームフォーミングのための可能性ある空間方向を選択できる(ステップS115)。
のように、単にパラメータの両者の積をとることで得られる。
また確率的アプローチを用いることで類似の最適化関数を導き出すこともできる。すなわち、
wは重み付け係数であり0<=w<=1である。wの値はシステムの要求に基づいて適応的に決定および調整され得る。システムのスループットを最大化するために(wは0.5よりも大きい必要がある;すなわちw>0.5)、相対的により長い期間にわたってユーザの密度分布がより濃い方向にアナログビームフォーミングを配置することで有効な通信期間が最大化される。同様に、新たに現れたユーザを見落とすことを回避するために、より頻繁に他の空間方向を走査することが行われている(wは0.5または0.5より小さい;w<=0.5)。
以下、図面を参照して第2の実施形態について詳細に説明する。
図14はリモート無線ヘッド11とユーザ端末2との両方を含んだシステム全体の処理を示している。初めの4つの処理のステップS111からステップS114は、前記第1の実施形態における処理と類似する。リモート無線ヘッド11は、アップリンクとダウンリンクとの両方においてアナログビームフォーミングのための可能性のある空間方向のサブセットを選択し、ユーザ端末2と通信する(ステップS111)。次に、パラメータ計算器118は、アップリンクとダウンリンクとの両方におけるアナログビームフォーミングの各々の空間方向の特性を表す少なくとも一つのパラメータを算出する(ステップS112)。次に、パラメータ計算器118は、記憶部117を更新する(ステップS113)。次に、メトリック計算器119は、算出されたパラメータを用いてアナログビームフォーミングの各々の空間方向のための少なくとも一つのメトリックを算出する(ステップS114)。
は、アナログビームフォーミングの全ての空間方向についての算出されたメトリックを示す。
まず初めに最初の繰り返しの実行のために、
としてメトリックを初期化する。リモート無線ヘッド11は、次に各々の空間方向b、
についてメトリックの平均
を算出する(ステップS119)。そのようなメトリックの平均の一つは、隣接する空間方向にて算出されたメトリックに基づいて得られる。移動通信システムの関連技術における数学的な記法を用いることにより、算出されメトリックの平均は、次のような数学的記法により表現される。
ここでAは正の値であり、各々の空間方向についてのメトリックの平均の算出に用いられた隣接する空間方向の数を表している。この算出されたメトリックの平均の集合
に基づいて、リモート無線ヘッド11は、次にメトリックの平均の集合
の内の最大値に対応した一つの空間方向を選択し、これを格納する(ステップS1110)。
を更新する(ステップS1111)。例えば
をメトリックの平均の集合
のうちの最大値とする。リモート無線ヘッド11は、
を記憶部117に格納し、新たなメトリックとして
を定義する。すなわち、
ここで
である。
ここで、
と
とは、それぞれ、i番目のアップリンクのタイムスロットとj番目のダウンリンクのタイムスロットにおけるl番目のサブアレイについての空間方向bでのアナログビームフォーミングのデジタル信号から算出された電力レベルを表している。
と
とは、空間方向bにおける時刻nでのRFチェーン#lのアップリンクのデジタル信号の同相(in-phase)および直交(quadrature)位相成分である
と
とは、空間方向bにおける時刻nでのRFチェーン#lのダウンリンクのデジタル信号の同相および直交位相成分である。最後に、ni,ULとnj,DLとは、図9に示されているように、それぞれi番目のアップリンクのタイムスロット411とj番目のダウンリンクのタイムスロット421の開始インデックスを表している。
ここで、
と
とは、それぞれ、i番目のアップリンクのタイムスロットとj番目のダウンリンクのタイムスロットにおけるl番目のサブアレイについての空間方向bにおけるアナログビームフォーミングの信号から算出された電力レベルを表している。
は、空間方向bにおける時刻tでのRFチェーン#lのためのアップリンクのアナログ信号である。同様に、
は、空間方向bにおける時刻tでのRFチェーン#lのダウンリンクのアナログ信号である。TULとTDLは、それぞれフレーム4における一つのアップリンクのタイムスロット41と一つのダウンリンクのタイムスロット42の期間を表している。最後に、ti,ULとtj,DLは、図9にそれぞれ示されているように、i番目のアップリンクのタイムスロット411とj番目のダウンリンクのタイムスロット421との開始時刻を表している。
ここで、
と
は、それぞれアップリンクとダウンリンクにおける平均電力レベルを表している。IULとJDLは、それぞれ、アップリンクの電力とダウンリンクの電力を平均するために用いられるタイムスロットの期間および/または数の平均を表している。
ここで、
は、l番目のサブアレイの空間方向bの電力レベルを表しており、qは、重み付け係数であり、0<=q<=1。qの値は、システムの要求にもとづいて適応的に決定され調整される。アップリンクの性能を最大化するために(qは0.5よりも大である必要がある;q>0.5)、ダウンリンクのユーザ分布がより高くなる方向にアナログビームフォーミングを整列することによりダウンリンクの通信期間が最大化される。
形態1は第一の視点によるリモート無線ヘッドと同様である。
(形態2)
形態1によるリモート無線ヘッドであって、選択された空間方向のメトリックの一部を差し引くことにより、前記メトリックを更新するメトリック更新器をさらに有するリモート無線ヘッド。
(形態3)
形態2によるリモート無線ヘッドであって、前記メトリック更新器は、前記選択された空間方向に隣接する空間方向の前記メトリックの一部を差し引くことにより、前記算出されたメトリックを更新するリモート無線ヘッド。
(形態4)
形態2または形態3によるリモート無線ヘッドであって、前記メトリック更新器は、前記システム内のRFチェーンの数、前記システム内のアンテナの数、前記システム内のアナログビームの数、または前記システム内のユーザ分布を考慮して、前記算出されたメトリックの一部を差し引くことにより、前記メトリックを更新するリモート無線ヘッド。
(形態5)
形態2から形態4のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記メトリック更新器は、前記隣接する空間方向に亘って前記算出されたメトリックを平均化することにより、前記メトリックを更新するリモート無線ヘッド。
(形態6)
形態1から形態5のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記メトリック計算器は、信号強度の関数として各々の前記空間方向の特性を表現する一以上のパラメータを算出するリモート無線ヘッド。
(形態7)
形態1から形態5のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記メトリック計算器は、アナログビームフォーミングの各々の前記空間方向のアップリンク受信信号を用いて前記算出されたパラメータの関数として少なくとも一つのメトリックを算出するリモート無線ヘッド。
(形態8)
形態1から形態5のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記メトリック計算器は、アナログビームフォーミングの各々の前記空間方向のダウンリンクにおいて送信した信号を用いて前記算出されたパラメータの関数として少なくとも一つのメトリックを算出するリモート無線ヘッド。
(形態9)
形態1から形態5のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記メトリック計算器は、アナログビームフォーミングの前記各々の空間方向における電力のレベルおよび前記走査されない期間を示す少なくとも二のパラメータを用いることにより少なくとも一つのメトリックを算出するリモート無線ヘッド。
(形態10)
形態1から形態9のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記ビームフォーマは、次に続く時間におけるアナログビームの方向との差に基づいてそれぞれの時間のアナログビームを生成するリモート無線ヘッド。
(形態11)
形態1から形態10のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、各々の前記空間方向の前記算出されたパラメータを保持する記憶部と、
現在の空間方向のアナログビームフォーミングの信号を監視する監視部と、をさらに有するリモート無線ヘッド。
(形態12)
形態11によるリモート無線ヘッドであって、前記監視部は、デジタル信号またはアナログ信号を監視するリモート無線ヘッド。
(形態13)
形態11または形態12によるリモート無線ヘッドであって、前記パラメータ計算器は、前記記憶部内に保持されている情報および、前記監視部により監視されている情報を用いることにより少なくとも一つのパラメータを算出するリモート無線ヘッド。
(形態14)
形態14は第二の視点によるビームフォーミング方法と同様である。
(形態15)
形態15は第三の視点による記憶媒体と同様である。
(形態16)
少なくとも一つのユーザ端末に対してサービスを提供する無線通信システムにおいて複数のアナログビームを生成する複数のアンテナを備えるリモート無線ヘッドであって、
各々の空間方向に対して走査されない期間を含む少なくとも一つのパラメータを算出するパラメータ計算器と、
各々の空間方向に対して算出された前記パラメータに基づいて、少なくとも一つのメトリックを算出するメトリック計算器と、
選択された空間方向のメトリックの一部を差し引くことにより、前記メトリックを更新するメトリック更新器と、算出された前記メトリックによる空間方向に向かってアナログビームを生成するビームフォーマと、を有するリモート無線ヘッド。
(形態17)
形態16によるリモート無線ヘッドであって、前記メトリック更新器は、前記隣接する空間方向の前記算出されたメトリックを平均化することにより前記メトリックを更新するリモート無線ヘッド。
(形態18)
形態16または形態17によるリモート無線ヘッドであって、前記メトリック更新器は、前記選択された空間方向に隣接する空間方向の前記メトリックの一部を差し引くことにより、前記算出されたメトリックを更新するリモート無線ヘッド。
(形態19)
形態16から形態18のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記メトリック更新器は、前記システム内のRFチェーンの数、前記システム内のアンテナの数、前記システム内のアナログビームの数、または前記システム内のユーザ分布とを考慮した前記算出されたメトリックの一部を差し引くことにより、前記メトリックを更新するリモート無線ヘッド。
(形態20)
形態16から形態19のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、パラメータ計算器は走査されない期間の関数として各々の空間方向の特性を表す一またはそれ以上のパラメータを算出するリモート無線ヘッド。
(形態21)
形態16から形態19のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、パラメータ計算器は信号強度の関数として各々の空間方向の特性を表す一またはそれ以上のパラメータを算出するリモート無線ヘッド。
(形態22)
形態16から形態19のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、メトリック計算器はアナログビームフォーミングの各々の空間方向について受信したアップリンクの信号を用いて算出されたパラメータの関数として少なくとも一つのメトリックを算出するリモート無線ヘッド。
(形態23)
形態16から形態19のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、メトリック計算器はアナログビームフォーミングの各々の空間方向について送信したダウンリンクの信号を用いて算出されたパラメータの関数として少なくとも一つのメトリックを算出するリモート無線ヘッド。
(形態24)
形態16から形態23のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、前記ビームフォーマは、次に続く時間におけるアナログビームの方向との差に基づいてそれぞれの時間のアナログビームを生成するリモート無線ヘッド。
(形態25)
形態16から形態24のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、各々の前記空間方向の前記算出されたパラメータを保持する記憶部と、
現在の空間方向のアナログビームフォーミングの信号を監視する監視部と、をさらに有するリモート無線ヘッド。
(形態26)
形態25によるリモート無線ヘッドであって、前記監視部はベースバンドユニットのデジタルインタフェースとRFチェーンとの間を流れるデジタル信号を監視するリモート無線ヘッド。
(形態27)
形態26によるリモート無線ヘッドであって、前記監視部はRFチェーンとRFフロントエンドとの間を流れるアナログ信号を監視するリモート無線ヘッド。
(形態28)
形態25から形態27のうちのいずれか一つのリモート無線ヘッドであって、パラメータ計算器は、監視部により監視された情報と記憶域に格納された情報とを使用して少なくとも一つのパラメータを算出するリモート無線ヘッド。
(形態29)
少なくとも一つのユーザ端末に対してサービスを提供する無線通信システムにおいて複数のアナログビームを生成する複数のアンテナによるリモート無線ヘッドにおいて実行されるビームフォーミング方法であって、各々の空間方向に対して走査されない期間を含む少なくとも一つのパラメータを算出するステップと、各々の空間方向に対して算出された前記パラメータに基づいて、少なくとも一つのメトリックを算出するステップと、各々の空間方向について算出されたメトリックに基づいて、少なくとも一つのメトリックを更新するステップと、算出された前記メトリックの平均による空間方向に向かってアナログビームを生成するステップと、からなるビームフォーミング方法。
(形態30)
少なくとも一つのユーザ端末に提供する複数のアナログビームを生成する無線通信システムにおける複数のアンテナを備えるリモート無線ヘッドに埋め込まれた計算機で実行されるプログラムであって、前記プログラムは、各々の空間方向における走査されない期間が含まれる少なくとも一つのパラメータを算出するステップと、各々の空間方向における算出されたパラメータに基づいた少なくとも一つのメトリックを算出するステップと、各々の空間方向について算出されたメトリックに基づいて少なくとも一つのメトリックを更新するステップと、算出されたメトリックの平均によって選択された空間方向に向けたアナログビームを生成するステップと、を計算機に実行させるプログラム。
2 ユーザ端末(User Terminal: UT)
3 基地局の無線カバレッジエリア(BTS radio coverage area)
4 フレーム
11 リモート無線ヘッド
12 双方向の無線インタフェースバス
13 ベースバンドユニット(Base Band Unit; BBU、ベースバンド回路)
21 ユーザ端末のアンテナ(UT antenna)
41 アップリンクのタイムスロット
42 ダウンリンクのタイムスロット
51 CPU
52 メモリ
101、118 パラメータ計算器
102、119 メトリック計算器
103 ビームフォーマ(ビーム成形器)
111 基地局のアンテナ
112 フェーズドアレイアンテナ
112a 位相シフタ
112b サブアレイ
112c アンテナ素子
113 RFフロントエンド
114 RFチェーン
115 デジタルインタフェース
116 組み合わされたモニタ/推定器(モニタ/推定器)
117 記憶部(storage)
411 アップリンクタイムスロットの開始
421 ダウンリンクタイムスロットの開始
1110 アナログビームセレクタ
1111 位相コントローラ
1112 メトリック更新器(metric updater)
1131 受信/送信スイッチ
1132 コンバイナ(combiner)
1133 スプリッタ(splitter)
1135 デュプレクサ(duplexer)
1141 帯域通過フィルタ
1142a 電力増幅器
1142b 低雑音増幅器
1143 IF+RFアップ/ダウンコンバータ
1144 低域通過フィルタ
1145 アナログデジタル変換器(ADC)/デジタルアナログ変換器(DAC)
Δtb ∀b=1,2,...,B
を算出することにより得ることができる(∀は全称記号であり、∀b=1,2,...,Bは、1乃至Bの任意の1つを表している)。
ここで、
と
とはそれぞれ、i番目のアップリンクのタイムスロットとj番目のダウンリンクのタイムスロットにおけるl番目のサブアレイについての空間方向bにおけるアナログビームフォーミングの信号から算出された電力レベルを表している。
は、空間方向bにおける時刻tでのRFチェーン#lのためのアップリンクのアナログ信号である。同様に、
は、空間方向bにおける時刻tでのRFチェーン#lのダウンリンクのアナログ信号である。TULとTDLは、それぞれフレーム4における一つのアップリンクのタイムスロット41と一つのダウンリンクのタイムスロット42の期間を表している。最後に、ti,ULとtj,DLは、図9にそれぞれ示されているように、i番目のアップリンクのタイムスロット411とj番目のダウンリンクのタイムスロット421との開始時刻を表している。
Claims (15)
- 少なくとも一つのユーザ端末に対してサービスを提供する無線通信システムにおいて複数のアナログビームを生成する複数のアンテナを備えるリモート無線ヘッドであって、
各々の空間方向に対してスキャンされない期間を含む少なくとも一つのパラメータを算出するパラメータ計算器(parameter calculator)と、
各々の前記空間方向に対して前記算出されたパラメータに基づいて、少なくとも一つのメトリックを算出するメトリック計算器(metric calculator)と、
前記算出されたメトリックに応じて空間方向に向けられた複数のアナログビームを生成するビーム成形器(beam former)と、
を備えた、リモート無線ヘッド。 - 選択された空間方向の前記算出されたメトリックの一部を差し引くことにより、前記算出されたメトリックを更新するメトリック更新器をさら備えた、請求項1に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック更新器は、前記選択された空間方向に隣接する空間方向の前記メトリックの一部を差し引くことにより、前記算出されたメトリックを更新する、請求項2に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック更新器は、前記システム内のRFチェーンの数、前記システム内のアンテナの数、前記システム内のアナログビームの数、または前記システム内のユーザ分布を考慮して、前記算出されたメトリックの一部を差し引くことにより、前記算出されたメトリックを更新する、請求項2または3に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック更新器は、前記隣接する空間方向に亘って前記算出されたメトリックを平均化することにより、前記メトリックを更新する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック計算器は、信号電力の関数として各々の前記空間方向の特性を表現する一つまたは複数のパラメータを算出する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック計算器は、アナログビームフォーミングの前記各々の空間方向のアップリンク受信信号を用いて、前記算出されたパラメータの関数として、少なくとも一つのメトリックを算出する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック計算器は、アナログビームフォーミングの各々の前記空間方向のダウンリンク送信信号を用いて、前記算出されたパラメータの関数として、少なくとも一つのメトリックを算出する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記メトリック計算器は、アナログビームフォーミングの前記各空間方向に対して前記スキャンされない期間と電力レベルを表現する少なくとも二つのパラメータを用いることにより、少なくとも一つのメトリックを算出する請求項1乃至5のいずれか一項に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記ビーム成形器は、次の時間区間におけるアナログビームの方向との差に基づいて、各時間区間のアナログビームを生成する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記各空間方向に対して前記算出されたパラメータを保持する記憶部と、
現在の空間方向のアナログビームフォーミングの信号を監視する監視部と、
をさらに有する請求項1乃至10のいずれか1項に記載のリモート無線ヘッド。 - 前記監視部は、デジタル信号またはアナログ信号を監視する請求項11に記載のリモート無線ヘッド。
- 前記パラメータ計算器は、前記記憶部内に保持されている情報、および前記監視部により監視されている情報を用いることにより、少なくとも一つのパラメータを算出する、請求項11または12に記載のリモート無線ヘッド。
- 少なくとも一つのユーザ端末に対してサービスを提供する無線通信システムにおいて複数のアナログビームを生成する複数のアンテナを備えるリモート無線ヘッドで実行されるビームフォーミング方法であって、
各々の前記空間方向に対してスキャンされない期間を含む少なくとも一つのパラメータを算出し、
各々の前記空間方向に対して前記算出されたパラメータに基づいて、少なくとも一つのメトリックを算出し、
前記算出されたメトリックに応じて空間方向に向けたアナログビームを生成する、ビームフォーミング方法。 - 少なくとも一つのユーザ端末に対してサービスを提供する無線通信システムにおいて複数のアナログビームを生成する複数のアンテナを備えるリモート無線ヘッドに組み込まれた計算機に、
各々の空間方向に対してスキャンされない期間を含む少なくとも一つのパラメータを算出し、
各々の前記空間方向に対して前記算出されたパラメータに基づいて、少なくとも一つのメトリックを算出し、
前記算出されたメトリックに応じて空間方向に向けられたアナログビームを生成する、
ことを実行させるプログラムを格納した記憶媒体。
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