JP2020532203A - 状態遷移または初期アクセスの間に許可されたビームを示すビーム構成 - Google Patents

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Abstract

本明細書の実施形態は無線通信ネットワーク(1)における無線デバイス(10)の通信を処理するための無線デバイス(10)に関し、無線通信ネットワーク(1)における無線ネットワークノード(12)は、セル上で無線カバレッジを提供する。無線デバイスは、無線ネットワークノード(12)から、無線デバイス(10)が第1の状態にあるとき、無線デバイス(10)が状態遷移または初期アクセスの間に選択することを許可されるセルの1つまたは複数のビームを示すビーム構成を受信する。さらに、無線デバイスは、ビーム構成を考慮して、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行する。【選択図】図1

Description

本明細書の実施形態は、無線デバイス、無線ネットワークノード、および無線通信に関してそれらにおいて実行される方法に関する。さらに、本明細書では、コンピュータプログラム製品およびコンピュータ可読記憶媒体も提供される。特に、本明細書の実施形態は、無線デバイスと無線通信ネットワークとの間の通信を処理することに関する。
典型的な無線通信ネットワークでは、無線通信デバイス、移動局、ステーション(局)(STA)、および/またはユーザ装置(UE)としても知られる無線デバイスは、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANは、セルまたはセルエリアとしても知られるサービスエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各セルはアクセスノード、例えば、Wi−Fiアクセスポイントまたは無線基地局(RBS)などの無線ネットワークノードによってサービスされ、いくつかのネットワークでは、例えば、NodeB、eNodeB、またはgNodeBと呼ばれることもある。セルは、アクセスノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。アクセスノードは、無線周波数で動作して、アクセスノードの範囲内の無線デバイスとエアインターフェースを介して通信する。アクセスノードは、ダウンリンク(DL)を介して無線デバイスと通信し、無線デバイスは、アップリンク(UL)を介してアクセスノードと通信する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)は、第二世代(2G)GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)から発展した第三世代電気通信ネットワークである。UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)は本質的に、ユーザ装置との通信のために広帯域符号分割多元接続(WCDMA)および/または高速パケットアクセス(HSPA)を使用するRANである。第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)として知られるフォーラムにおいて、電気通信供給者は、現在および将来の世代のネットワークおよびUTRANのための標準を具体的に提案し、合意し、拡張されたデータレートおよび無線容量を調査している。いくつかのRANにおいて、例えばUMTSにおけるように、いくつかのアクセスノードは、例えば陸線またはマイクロ波によって、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)のようなコントローラノードに接続され、コントローラノードはそこに接続された複数のアクセスノードのさまざまなアクティビティを監督し、調整する。RNCは、通常、1つまたは複数のコアネットワークに接続される。
進化型パケットシステム(Evolved Packet System(EPS))の仕様は、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で完了しており、この作業は、4Gおよび5Gネットワークのような、今後の3GPPリリースで続けられている。EPSは、ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセスネットワークとしても知られるE−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と、SAE(System Architecture Evolution)コアネットワークとしても知られる進化型パケットコア(Evolved Packet Core(EPC))とを備える。E−UTRAN/LTEは、アクセスノードがEPCコアネットワークに直接接続される3GPP無線アクセス技術である。したがって、EPSの無線アクセスネットワーク(RAN)は、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続されたアクセスノードを備える本質的に「フラット」なアーキテクチャを有する。
出現しつつある5G技術では、送信側および受信側ビームフォーミングなどのビームフォーミングを利用することを可能にするので、非常に多くの送信アンテナ素子および受信アンテナ素子の使用が非常に興味を集めている。送信側ビームフォーミングは、送信機が他の方向の送信信号を抑制しながら、選択された1つまたは複数の方向の送信信号を増幅することができることを意味する。同様に、受信側では、受信機が選択された1つまたは複数の方向からの信号を増幅する一方で、他の方向からの不要な信号を抑制することができる。
ビームフォーミングは、信号が個々の接続に対してより強くなることを可能にする。送信側では、これは所望の方向における送信電力の集中によって達成され、受信側では、これは所望の方向における受信機感度の増加によって達成される。このビームフォーミングは、接続のスループットおよびカバレッジを向上させる。それはまた、望ましくない信号からの干渉を低減することを可能にし、それによって、時間−周波数グリッド内の同じリソース、いわゆるマルチユーザ多入力多出力(MIMO)を使用して、複数の個々の接続上でのいくつかの同時送信を可能にする。
チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)と呼ばれるスケジュールされた基準信号は、特定の接続に必要なときに送信される。チャネル状態情報(CSI)は、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、およびランクインジケータ(RI)を含む。CQIは、無線デバイスによって無線ネットワークノードに報告される。無線デバイスは、変調方式及び符号化方式を無線ネットワークノードに指示する。ダウンリンクチャネル状態を予測するために、無線デバイスによるCQIフィードバックが、入力として使用され得る。CQI報告は、PMIおよびRIに基づくことができる。PMIは、無線デバイスによって無線ネットワークノードに示され、ダウンリンク送信のためにどのプリコーディング行列が使用され得るかはRIによって決定される。無線デバイスは、無線ネットワークノードへのRI、すなわち、無線デバイスへのダウンリンク送信に使用されるべきレイヤの数をさらに示す。CSI−RSをいつどのように送信するかの決定は、無線ネットワークノードによって行われ、その決定はいわゆる測定グラント(許可)を使用して、関係する無線デバイスにシグナリングされる。無線デバイスが測定グラントを受信した場合、それは対応するCSI−RSで測定する、すなわち、測定グラントによって示されたCSI−RSで測定する。無線ネットワークノードは、無線デバイスがそれらのビームに関するより詳細な情報を報告することを可能にするために、その無線デバイスのために強力であることが知られている(1つまたは複数の)ビームを使用してのみ、CSI−RSを無線デバイスに送信することを選択することができる。あるいは、無線ネットワークノードは、例えば無線デバイスが移動している場合に新しいビームの迅速な検出を可能にするために、その無線デバイスに対して強力であることが知られていないビームを用いてもCSI−RSを送信することを選択し得る。
New Radio(NR)ネットワークの無線ネットワークノードは、他の基準信号も送信する。例えば、無線ネットワークノードは、制御情報またはデータを無線デバイスに送信するときに、いわゆる復調基準信号(DMRS)を送信し得る。そのような送信は、典型的にはその無線デバイスに対して強力であることが知られているビームを使用して行われる。
LTEでは、無線デバイスが重い負荷のセル内のシステムにアクセスしている状況を回避または改善するためのある種の保護メカニズムが存在する。
第一に、ネットワークは、システム情報のブロードキャストにおけるcellBarredおよびintraFreqReselection情報要素を使用して、特定のセルまたは周波数を除外し得る。そのようなセルまたは周波数は、いかなる無線デバイスによっても使用されてはならない。
第二に、ネットワークは、セルにアクセスする無線デバイスの数を制限するために、アクセスクラスの禁止(barring)を適用し得る。アクセスクラスの禁止は、ネットワークが許可された呼の試みのパーセンテージを設定することによって、異なるアクセスクラスを区別することを可能にし、例えば、ネットワークは緊急呼が常に許可されることを可能にし得るが、他の目的のために行われる呼の50%のみを可能にし得る。アクセスクラスの禁止は、セルの禁止よりも細かい粒度(制度)のアクセス制御を可能にする。これは、TS 36.331 v14.0.0に以下のように記載されている。
1> タイマーT302または"Tbarring"が実行されている場合:
2> セルへのアクセスが禁止されているとみなす;
1> その他、SystemInformationBlockType2が"AC barring parameter"を含む場合:
[..]
3> 0≦rand<1の範囲に一様に分布する乱数'rand'を引く;
3> 'rand'が"AC barring parameter"に含まれるac-BarringFactorにより示される値より小さい場合:
4> セルへのアクセスが禁止されていないとみなす;
3> その他:
4> セルへのアクセスが禁止されているとみなす;
1> その他:
2> セルへのアクセスが禁止されていないとみなす:
1> セルへのアクセスが禁止され、タイマーT302と"Tbarringの両方が実行されていない場合:
2> 0≦rand<1の範囲で一様に分布する乱数'rand'を引く;
2> "AC barring parameter"に含まれるac-BarringTimeを用いて、次のように計算されたタイマー値でタイマー"Tbarring"を開始する:
"Tbarring" = (0.7 + 0.6 * rand)* ac-BarringTime;
最後に、ネットワークは、無線リソース制御(RRC)接続拒否との接続セットアップまたは接続再開試行を拒否することができ、これにより、ネットワークは個々の無線デバイスのアクセスを制御することができるが、ランダムアクセスリソースの潜在的な過負荷を防止することはできない。これは、36.331 v14.0.0に次のように記述されている。
UEによるRRCConnectionRejectの受信
UEは、以下のことを行う:
1> タイマーT300を停止する;
1> MACをリセットし、MAC構成を解除する;
1> NB-IoTを除いて、タイマー値がwaitTimeに設定された状態でタイマーT302を開始する;
[..]
1> deprioritisationReqが含まれ、UEが、deprioritisationを伴うRRC Connection Rejectをサポートする場合:
2> deprioritisationTimerに設定されたタイマー値がシグナリングされた状態でタイマーT325を開始または再開する;
2> T325が満了するまで、deprioritisationReqを保存する;
メモ:UEには、別途指定されていない限り、E-UTRANまたはその他のRATでのRRC接続に関係なく、(専用または共通の信号による)セル再選択絶対優先割り当てに関係なく、優先度指定リクエストが保存される.
[..]
2> 上位レイヤに、RRC接続の確立の失敗、および、モバイル発信呼、モバイル発信号、モバイル着信アクセス、および、モバイル発信CSフォールバックのためのNB-IoTを除くアクセス禁止が適用可能であることを通知し、その場合、手順は終了する;
その後、拡張された待ち時間が導入され、この手順で使用することができる。
NRでは、セルに関連する複数のビームが存在し得る。
したがって、IDLEまたはINACTIVEからCONNECTEDへの遷移、およびハンドオーバなどの初期アクセス中に、無線デバイスは、以下の意味でビームにアクセスすると言うことができる:
- 無線デバイスは、セルに関連付けられた少なくとも1つのビームを選択する;
- ランダムアクセスチャネル(RACH)構成を知ることによって、無線デバイスは選択されたビームに関連付けられたMSG1などの少なくとも1つのメッセージを送信し;
- 無線デバイスは、同じDLビーム内のランダムアクセス応答(RAR)を監視する。
NRにおけるセルは、複数の送信受信ポイント(TRP)によって構成することができるので、無線デバイスによって原理的に選択することができる、異なるビーム内の負荷は全く異なる可能性がある。したがって、無線デバイスは、多くのRACH試行のために、例えばULにおいて、非常に高い負荷を有するビームにアクセスする可能性があり、それは、システムに有害であり得る。それは、例えば、NRにおいて、いくつかの無線デバイスが信頼性のために、例えば、複数のビームに関連付けられた複数のRACHプリアンブルを送信することを許可され、それによって、負荷が増加することを考慮すると、さらに悪化する可能性がある。したがって、これは、無線通信ネットワークの性能の制限または低下につながる可能性がある。
本明細書の実施形態の目的は、無線通信ネットワークにおいてビームフォーミングを使用するときに、無線通信ネットワークの性能を改善するメカニズムを提供することである。
一態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスの通信を処理するために無線デバイスによって実行される方法を提供することによって達成される。無線通信ネットワークにおける無線ネットワークノードは、セル上で無線カバレッジを提供する。無線デバイスは、第1の状態、例えば、セル内の非アクティブ状態にあり、またはセルに入り、状態遷移または初期アクセス中に無線デバイスがセルのどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を受信する。次いで、無線デバイスは、ビーム構成を考慮して、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行する。
別の態様によれば、目的は、無線通信ネットワークにおける無線デバイスの通信を処理、例えば、セットアップするための、ネットワークノードとも呼ばれる無線ネットワークノードによって実行される方法を提供することによって達成される。無線ネットワークノードは、無線通信ネットワークにおけるセル上で無線カバレッジを提供する。無線ネットワークノードは、無線デバイスが第1の状態にあるときに、初期アクセスまたは状態遷移中に無線デバイスがどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を無線デバイスに送信する。無線ネットワークノードは、無線デバイスによる初期(最初の)アクセスをさらに拒否するか、または受け入れることができる。ビーム構成は、初期アクセスの拒否中に、ランダムアクセス要求に対する応答として、または同様のものとして、例えばシステム情報における構成情報として提供されてもよい。拒否は例えば、別のビームおよび/または、例えば、その無線デバイスに専用の別のRACHリソースを使用して、セルに再びアクセスする方法に関する追加の情報をさらに含み得る。
さらに別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスの通信を処理するための無線デバイスを提供することによって達成される。無線通信ネットワークにおける無線ネットワークノードは、セル上で無線カバレッジを提供するように構成される。無線デバイスは、無線デバイスが第1の状態にあるときに、無線デバイスが、状態遷移または初期アクセス中に選択することを許可されるセルの1つまたは複数のビームを示すビーム構成を、無線ネットワークノードから受信するように構成される。無線デバイスは、ビーム構成を考慮して、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行するようにさらに構成される。
さらに別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスの通信を処理するための無線ネットワークノードを提供することによって達成される。無線ネットワークノードは、無線通信ネットワークにおけるセル上で無線カバレッジを提供するように構成される。無線ネットワークノードは、無線デバイスが第1の状態にあるときに、無線デバイスが初期アクセスまたは状態遷移の間に選択することを許可される1つまたは複数のビームを示すビーム構成を無線デバイスに送信するように構成される。
さらに別の態様によれば、この目的は、本明細書の方法を実行するように構成されたそれぞれの処理回路を有する無線ネットワークノードおよび無線デバイスを提供することによって達成される。
本明細書では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、無線ネットワークノードまたは無線デバイスによって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサに本明細書の方法を実行させる命令を備えるコンピュータプログラム製品も提供される。さらに、本明細書では、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、無線ネットワークノードまたは無線デバイスによって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサに本明細書の方法を実行させる命令を備えるコンピュータプログラム製品をその上に格納したコンピュータ可読記憶媒体が提供される。
本明細書の実施形態は例えば、接続状態または初期アクセスへの状態遷移を実行しようと試みる、アイドル状態または非アクティブ状態などの第1の状態にある無線デバイスからの、ビームに関連するシステムリソース、特にランダムアクセスリソースの過負荷から保護されるシステムを可能にするか、または提供する。これにより、システム全体のロバスト性および容量が増大する。方法は、無線デバイスがネットワーク(NW)からの要件および/または無線デバイスからの要件の両方を満たすことができるビームを選択することを可能にする。その場合、NWおよび無線デバイスの両方が、より良好なパフォーマンスを経験することができる。したがって、本明細書の実施形態は、無線通信ネットワークの性能を改善する。
以下、添付の図面に関連して実施形態をより詳細に説明する。
図1は、本明細書の実施形態による無線通信ネットワークを示す概略図を示す。 図2aは、本明細書の実施形態による、概略的に組み合わされたフローチャートおよびシグナリングスキームである。 図2bは、本明細書の実施形態による、無線デバイスによって実行される方法を示すフローチャートである。 図2cは、本明細書の実施形態による、無線ネットワークノードによって実行される方法を示すフローチャートである。 図3は、本明細書のいくつかの実施形態による概略フローチャートである。 図4は、本明細書のいくつかの実施形態による概略フローチャートである。 図5は、本明細書のいくつかの実施形態による概略フローチャートである。 図6は、本明細書の実施形態による無線デバイスを示すブロック図である。 図7は、本明細書の実施形態による無線ネットワークノードを示すブロック図である。 図8Aは、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを概略的に示す。 図8Bは、基地局を介して、部分的に無線接続を介してユーザ装置と通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。 図9は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 図10は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 図11は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。 図12は、ホストコンピュータ、基地局、およびユーザ装置を含む通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。
本明細書の実施形態は、一般に無線通信ネットワークに関する。図1は、無線通信ネットワーク1を示す概略図である。無線通信ネットワーク1は、1つ以上のRANと、1つ以上のCNとを有する。無線通信ネットワーク1は、いくつかの可能な実装を挙げると、New Radio(NR)、Wi−Fi、LTE、LTE−Advanced、第五世代(5G)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、Global System for Mobile communications/enhanced Data rate for GSM Evolution(GSM/EDGE)、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、またはUltra Mobile Broadband(UMB)である。本明細書の実施形態は、5Gコンテキストにおいて特に興味深い最近の技術動向に関する。しかしながら、実施形態は例えば、WCDMA及びLTEのような既存の無線通信システムの更なる開発にも適用可能である。
無線通信ネットワーク1では、無線デバイス、例えば、移動局、非アクセスポイント(非AP)STA、STA、ユーザ装置(UE)および/または無線端末などの無線デバイス10は、1つまたは複数のアクセスネットワーク(AN)、例えばRANを介して1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。「無線デバイス」は、任意の端末、無線通信端末、ユーザ装置、マシンタイプコミュニケーション(MTC)デバイス、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはノード、例えば、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話、センサ、中継器、モバイルタブレット、またはネットワークノードによってサービスされる領域内のネットワークノードと無線通信を使用して通信することができる小型基地局さえも意味する非限定的な用語であることを当業者は理解されたい。
無線通信ネットワーク1は、単に無線ネットワークノード12とも呼ばれ、地理的エリア、第1セル11または第1サービスエリア上で無線カバレッジを提供すること、またはNR、LTE、Wi−Fi、WiMAXまたはそれに類似した第1無線アクセス技術(RAT)を含む。無線ネットワークノード12は、送受信ポイント、モビリティ管理エンティティ(MME)などのネットワークノード、サービングゲートウェイ、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイントステーション(AP STA)、アクセスノード、アクセスコントローラ、基地局、例えば、ノードBなどの無線基地局、進化型ノードB(eNB、eNodeB)、gNodeB、基地トランシーバ局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信構成、スタンドアロンアクセスポイント、または、例えば、使用される第1の無線アクセス技術および用語に応じて、無線ネットワークノード12によってサービスされるセル内の無線デバイスと通信することができる任意の他のネットワークユニットまたはノードであってもよい。無線ネットワークノード12は、サービングネットワークと呼ぶことができる。ここで、第1セルは、ソースビームと呼ぶことができ、当該サービスネットワークノードが無線デバイス10へのDL通信、および、無線デバイス10からのUL通信の形態で、無線デバイス10に対してサービスを提供し、通信を行う。
第2の無線ネットワークノード13はさらに、第2のセル14、または、NR、LTE、Wi−Fi、WiMAXまたは類似のような第2の無線アクセス技術(RAT)の第2のサービスエリア上で無線カバレッジを提供することができる。第1のRATと第2のRATは、同一または異なるRATであり得る。第2の無線ネットワークノード13は、送受信ポイント、例えば、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイントまたはアクセスポイントステーション(AP STA)のような無線ネットワークノード、アクセスノード、アクセスコントローラ、基地局、例えば、ノードBのような無線基地局、進化型ノードB(eNB、eNodeB)、gNodeB、基地トランシーバ局、無線リモートユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の送信構成、スタンドアロンアクセスポイント、または、例えば、使用される第2の無線アクセス技術および用語に応じて、第2の無線ネットワークノード13によってサービスされるエリア内の無線デバイスと通信することができる任意の他のネットワークユニットまたはノードであってもよい。第2の無線ネットワークノード13は、隣接ネットワークノードと呼ぶことができる。ここで、第2のセル14は、1つまたは複数の隣接ビームまたはターゲットビームを有する隣接セルまたはターゲットセルとよぶことができる。
サービスエリアは無線カバレッジのエリアを定義するために、セル、ビーム群、モビリティ測定ビーム、または同様のものとして示され得ることに留意されたい。無線ネットワークノードは、それぞれのサービスエリアを介してRSをビームで送信する。したがって、第1および第2の無線ネットワークノードは、それぞれの無線ネットワークノードのサービスエリアをカバーするために必要と考えられる数のTxビームを使用して、CSI−RSまたはビーム基準信号(BRS)を、時間的に、多数の異なる方向に繰り返し送信し得る。したがって、無線ネットワークノード12は、無線通信ネットワーク1における第1のサービスエリア11に対して、第1の基準信号、例えば第1のCSI−RSを使用して、第1のサービスエリア上で無線カバレッジを提供する。第2の無線ネットワークノード13は、無線通信ネットワークにおいて、各々が基準信号、例えば、1つ以上の第2のCSI−RSを有する複数のビームを使用して、第2のサービスエリア14上で無線カバレッジを提供する。
ハンドオーバ実行中に、ターゲットセル内でアクセスされうる許可されたビームまたは許可されていないビームのリストを無線デバイス10に通知することによって、重負荷を有するビームを回避するためのメカニズムが使用されうる。しかし、本明細書の実施形態は、初期アクセスまたは状態遷移における問題に対処する。
本明細書の実施形態は例えば、RACHチャネルが例えば、RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVE状態などのスリープ状態と、RRC_CONNECTED状態などのアクティブ状態との間の、初期アクセスおよび/または状態遷移の間に、マルチビームシステムにおいて過負荷になることから保護する方法を提供する。本明細書の実施形態によれば、無線デバイス10は、以下のランダムアクセス手順を実行することができる。
- 無線デバイス10は、無線ネットワークノード12によって、特定の構成されたビームに関連付けられたRACHリソースのアクセスを好むか、または回避するように構成される;
- 無線デバイス10は、無線通信ネットワークに潜在的な過負荷問題を引き起こすことなくアクセス可能であるように、ネットワークによって暗黙的または明示的に示されたビームを選択または再選択する;
- 無線デバイス10は、選択されたビームに関連付けられた接続要求、たとえば、RRC接続要求、RRC接続再開要求、RRC接続再構成要求、または同等物などの初期アクセスメッセージを送信することによって、ビームのセルにアクセスし、選択されたビームのランダムアクセス応答(RAR)を監視する。
本明細書の実施形態によれば、無線ネットワークノード12は、無線ネットワークノード12が状態遷移(または初期アクセス)の間に無線デバイス10が選択することを好む1つまたは複数のビームについて無線デバイス10に通知する。したがって、無線ネットワークノード12は、無線デバイス10がどの1つまたは複数のビームを選択するかについて影響を及ぼすか、または制御し、それによって、例えば、接続モードへの状態遷移を実行しようとする無線デバイスからの、ビーム、特にランダムアクセスリソースに関連するシステムリソースの過負荷を回避することできる。
図2は、本明細書の実施形態による、組み合わされたシグナリングスキームおよびフローチャートである。無線デバイス10は、第1の状態、例えば、非アクティブ状態にあり、セル内にいるか、セルに入る。
[アクション201]
無線ネットワークノード12は、初期アクセスまたは状態遷移の間に無線デバイスがどの1つまたは複数のビームを選択するかを制御または指示する(示す)ビーム構成(設定)を無線デバイス10に提供する。ビーム構成は構成情報(configuration information)として、例えば、示されるようなシステム情報において、初期アクセスの拒否の間に、またはランダムアクセス要求に対する応答として提供されてもよい。
[アクション202]
無線デバイス10は、任意選択的に、ビーム構成を考慮してビームを選択してもよい。
[アクション203]
無線デバイス10は、ビーム構成を考慮して、セルへの初期アクセスを実行する。例えば、ビームの選択は、ビーム構成に基づいてもよく、または初期アクセス自体はビーム構成に基づいてもよい。
[アクション204]
無線ネットワークノード12は、無線デバイス10による初期アクセスをさらに拒否または許可する(受け入れる)ことができる。拒否は例えば、別のビームおよび/または、例えば、その無線デバイスに専用の別のRACHリソースを使用して、セルに再びアクセスする方法に関する追加の情報をさらに含み得る。
ここで、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワーク1における無線デバイス10の通信を処理するために無線デバイス10によって実行される方法アクションを、図2bに示すフローチャートを参照して説明する。アクションは、以下に述べる順序で行われる必要はなく、任意の適切な順序で行われてもよい。いくつかの実施形態で実行されるアクションは、破線のボックスでマークされる。無線通信ネットワーク1における無線ネットワークノード12は、セル上で無線カバレッジを提供し、例えば、セル内の無線デバイスにサービスを提供する。セルは、1つまたは複数のビームを有し得る。
[アクション211]
無線デバイス10は、無線ネットワークノード12から、無線デバイス10が第1の状態、例えばアイドル状態にあるときに、無線デバイス10は、状態遷移または初期アクセスの間に選択することを許可される、セル、例えば第1のセルまたは第2のセル、のいずれの1つまたは複数のビームを示すビーム構成を受信する。ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要なビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含むことができ、それによって、ビーム構成は、状態遷移または初期アクセスの間に無線デバイス10が選択することを許可されるセルの1つまたは複数のビームを示すことができる。ビーム構成は、システム情報における構成情報として、初期アクセスの拒否の間に、またはランダムアクセス要求に対する応答として提供されてもよい。
[アクション212]
無線デバイス10は、ビーム構成を考慮して、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行する。無線デバイス10は、受信されたビーム構成に基づいて、ビームを選択または再選択することによって、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行することができる。
[アクション213]
無線デバイス10は、無線ネットワークノード12から、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を伴って、初期アクセスを拒否する拒否指標を受信することができる。次いで、無線デバイスは、拒否指標を考慮してアクション212を実行することができる。
ここで、本明細書の実施形態による、無線通信ネットワーク1における無線デバイス10の通信を処理するために無線ネットワークノード12によって実行される方法アクションを、図2cに示すフローチャートを参照して説明する。アクションは、以下に述べる順序で行われる必要はなく、任意の適切な順序で行われてもよい。いくつかの実施形態で実行されるアクションは、破線のボックスでマークされる。無線通信ネットワーク1における無線ネットワークノード12は、セル上で無線カバレッジを提供するか、またはセル内の無線デバイスにサービスを提供する。セルは、1つまたは複数のビームを有し得る。
[アクション221]
無線ネットワークノード12は、無線デバイス10が第1の状態にあるときに、無線デバイスが初期アクセスまたは状態遷移の間にどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を無線デバイス10に送信する。ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要なビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含むことができ、それによって、ビーム構成は、状態遷移または初期アクセスの間に無線デバイスがセルのどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すことができる。ビーム構成は、システム情報における構成情報として、初期アクセスの拒否の間に、またはランダムアクセス要求に対する応答として提供されてもよい。なお、無線ネットワークノード12は、異なるビームの負荷に基づいてビーム構成を決定してもよい。
[アクション222]
無線ネットワークノード12は、条件に基づいて、無線デバイスによる初期アクセスを拒否することができる。例えば、無線ネットワークノードは、無線デバイスが高負荷のビームを使用していることを決定することができ、または、異なるビームに対する負荷のバランスをとる(負荷分散する)ために、初期アクセスを拒否することができる。無線ネットワークノード12は、無線デバイスに、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を提供することによって、初期アクセスを拒否することができる。
本開示では、「ビーム」という用語が使用される。これらのビームは、ビーム識別子を暗示的または明示的に示し得る基準信号の検出によって、無線デバイス10によって識別され得る。例えば、NRにおいて、これらのビームは、NR同期信号ブロック(SSB)バーストセットを送信することができ、セット内の各SSBはNRプライマリ同期信号(NR−PSS)/NRセカンダリ同期信号(NR−SSS)/NR物理ブロードキャストチャネル(NR−PBCH)を含み、各SSBは、同じセルのための同じセル識別情報(ID)を符号化する。各SSBはまた、ビーム識別メカニズムとして動作する「時間インデックス」を符号化する。SSBセットは、セル選択、セル再選択、および初期アクセスを実行するためにIDLE/INACTIVE無線デバイスによって監視される主(プライマリ)信号/チャネルであり、無線デバイス10はセルにアクセスし、ランダムアクセスを開始するために少なくとも1つのビームを選択する。NRでは、別のタイプの基準信号、すなわちCSI−RSをビーム形成することもできる。これらは、RRC_CONNECTED無線デバイスの両方において、ビーム管理およびモビリティ手順のために構成され得る。状態遷移については、無線デバイスが監視される特定のCSI−RSリソースで構成され、RACHリソースに関連付けられて、狭いビームへの移行を直接迅速にすることができる。
輻輳ビームにおける初期アクセスを回避するために、ネットワークが無線デバイス10を非アクティブ(スリープ)状態、例えば、RRC_IDLEまたはRRC_INACTIVEに構成するためのメカニズムを図3に示す。
[アクション301]
無線ネットワークノード12は、初期アクセスのためのビーム構成を無線デバイス10に提供する。アクション301における許可された、許可されていない、および/または優先順位付けされたビームのビーム構成は、無線デバイス10などのキャンピング無線デバイスによって読み取ることができるシステム情報に含めることができる。無線デバイス10にどのような情報を提供することができるかについては、いくつかのバリエーションがある。無線ネットワークノード12は、以下に列挙される1つまたはいくつかの代替情報を用いて無線デバイス10を構成(設定)することができる。
一実施形態では、無線ネットワークノード12が1つまたは複数のセルに関連付けられた許可ビームを示して、無線デバイス10が示された1つまたは複数のセルについて示されたビームに関連付けられたRACHを使用してランダムアクセス(RA)を実行するだけであることを無線デバイス10に通知する。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、示された1つまたは複数のセルに対する示されたビームに関連付けられたRACHを用いて無線デバイスがRAを実行してはいけないことを無線デバイス10に知らせるために、その1つ又は複数のセルに関連付けられた非許容ビームを示す。情報は、無線デバイス10が、示されたセルのいずれかの他のビームにアクセスする可能性があることを示す。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、その1つまたは複数のセルに関連付けられた優先順位付けされたビームを示して、示されたビームに関連付けられたRAに優先順位付けするように無線デバイス10に通知することができる。これは示された1つまたは複数のセルに対して、優先順位付けされた又は何らかの優先情報と共に記載することができる。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、その1つまたは複数のセルに関連付けられたリダイレクトされたビームを示して、無線デバイス10が示された1つまたは複数のセルに対する示されたビームに関連付けられたRACHを使用してRAを実行するだけであることを無線デバイス10に通知することができる。これらは許可されたビームにある程度類似しているが、別のメッセージおよび異なるシナリオで送信されてもよい。リダイレクトされたビームの指標はまた、無線ネットワークノード12が、サブシーケンシャルRACH試行において特定の時間、周波数、および/またはプリアンブルリソースを使用するように無線デバイス10に通知することができる、RACHリソースの明示的なリダイレクションであってもよい。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、上述の情報のいずれかに加えて、特定のRACHリソース、たとえば、構成(設定)されたもののサブセットなどの有効性情報を含むことができ、これらのビームに関連するアクセスは、アクセスされるべき特定のRACHリソースにアクセスされない。
[アクション302]
無線デバイス10は、受信されたビーム構成に基づいてビームを選択することができる。
[アクション303]
無線デバイス10は、選択されたビームに関連付けられたランダムアクセスリソースを使用して初期アクセスを実行する。
無線ネットワークノード12によって、例えば、その1つまたは複数のセルに関連付けられた許可されたビームの指標を用いて構成されると、それがキャンプオンしているセルにアクセスしよう試みる無線デバイス10は、現在選択されているビームが許可されたビームのリストの一部であるかどうか、および/または許可されたビームとして示されているかどうかを確認する。選択されたビームが許可される場合、無線デバイス10は、無線デバイス10が状態遷移を実行することを望む場合、そのビームにアクセスし得る。選択されたビームがそのリストの一部でない場合、無線デバイス10はセル内ビーム再選択を実行することができ、これは、i)例えば、最も強い測定結果、例えば、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRQ)、信号対干渉雑音比(SINR)、または同等物、または任意の結合規則、例えば、許容ビームのリスト内の最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなど、を有するビームを選択することなどの異なる基準に基づいて、行うことができる。セル内の許可されたビームのいずれも適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガし得る。
無線ネットワークノード12によって、その1つまたは複数のセルに関連付けられた許可されていないビームの指標を用いて構成されると、それがキャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイス10は、現在選択されているビームが許可されていないビームのリストの一部であるかどうか、および/または許可されているビームとして示されているかどうかを確認することができる。そうでない場合、無線デバイス10は、状態遷移を実行することを望む場合(すなわち、選択されたビームに関連するランダムアクセス手順を継続する場合)、そのビームにアクセスすることができる。選択されたビームがそのリストの一部である場合、無線デバイス10は、i)最も強い測定結果、例えば、RSRP、RSRQ、SINR、または同等物を有するビームを選択することなどの異なる基準に基づいて、または、許可されていないビームのリストにない任意の他のビーム内の、任意の結合規則、例えば、最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなどに基づいて、行われ得る、セル内ビーム再選択を実行し得る。リスト内にない任意の選択されたビームが適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガし得る。
無線ネットワークノード12によって、その1つまたは複数のセルに関連付けられた優先ビームの指標を用いて構成されると、キャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイスは検出されたおよび/または適切なビーム(すなわち、無線状態の観点からアクセス可能である)のそのリストを確認し、優先ビームのリストと比較することができる。次に、無線デバイス10は、検出された/適切な優先度を有するもの中から最も高い優先度を有するものを選択する。追加の条件、例えば、無線条件における特定の差異が、ネットワークによって推奨される優先順位付けに先行する条件を満たすことができる。
無線ネットワークノード12によって、その1つまたは複数のセルに関連付けられたリダイレクトされたビームの指標を用いて構成されると、キャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイス10は、検出されたおよび/または適切なビーム(すなわち、無線状態の観点からアクセス可能である)のそのリストを確認し、リダイレクトされたビームのリストと比較することができる。次に、無線デバイス10は、リダイレクトされているビームのいずれか、例えば、最も強い測定結果を有するビームおよび/またはこれらの組み合わせにアクセスする。
[アクション304]
無線ネットワークノード12は、初期アクセスを許可する(受け入れる)か、または拒否し、場合によっては、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を無線デバイス10に返す。
ビーム構成情報は、ランダムアクセス応答(RAR)で提供されてもよい。このメカニズムは図4に示されており、無線デバイス10に提供される情報に関する1つまたはいくつかの代替物と組み合わせることができる。
[アクション401]
無線デバイス10は、初期アクセスに対するビームを選択する。
[アクション402]
無線デバイス10は、選択したビームに関連するランダムアクセスを実行する、すなわち、ランダムアクセス要求を送信する。
[アクション403]
無線ネットワークノード12は、ランダムアクセス応答でランダムアクセス要求に応答し、初期アクセスのためのビーム構成を無線デバイス10に提供する。
例えば、無線ネットワークノード12は、ビーム選択を確認することができる。指標がないことは、選択されたビームの確認応答としての役割も果たすことができる。さらに、無線ネットワークノード12は、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた許容ビームを示して、無線デバイス10が、示された1つまたは複数のセルに対する示されたビームに関連付けられたRAのみを実行することを無線デバイス10に知らせることができる。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、無線デバイス10が選択されたビームを使用して初期アクセスを実行すべきではないこと、および無線デバイス10が任意の他のビームを再選択すべきであることを示すことができる。無線ネットワークノード12はまた、無線デバイス10が示された1つまたは複数のセルについて示されたビームに関連付けられたRAを実行しない(してはいけない)ことを無線デバイス10に通知するために、その1つまたは複数のセルに関連付けられた許可されていないビームのリストを提供し得る。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、そのセル又は複数のセルに関連付けられた優先順位付けされたビームを示し、無線デバイス10が、示されたセル又は複数のセルに優先順位付けされた情報でリストされ得る、示されたビームに関連付けられたRAを優先順位付けすべきであることを無線デバイス10に示す。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12からのランダムアクセス応答は、アクセスされたビームが許可されなかったという指標と、これらが許可され、アクセスされるべきであるか、またはアクセスされることができることを無線デバイス10に示すビームのリストとを含むことができる。リダイレクトされたビームの指標は、RACHリソースの明示的なリダイレクションであってもよく、無線ネットワークノード12は、サブシーケンシャルRACH試行において特定の時間、周波数、および/またはプリアンブルリソースを使用するように無線デバイス10に通知することができる。
[アクション404]
無線デバイス10は、ビーム構成に関連付けられたランダムアクセスを実行することによって、初期アクセスを実行する。
無線ネットワークノード12によって、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた許可されたビームの指標を用いて構成されると、それがキャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイス10は、現在選択されているビームが許可されたビームのリストの一部であるかどうか、および/または許可されたビームとして示されているかどうかを確認する。そうである場合、無線デバイス10は、状態遷移を実行することを望む場合、そのビームにアクセスすることができる。選択されたビームがそのリストの一部でない場合、無線デバイス10はi)最も強い測定結果(たとえば、RSRP、RSRQ、SINR、または同等物)を有するビームを選択すること、または許可されたビームのリスト内の任意の結合規則(たとえば、最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなど)に基づいて行うことができる、セル内ビーム再選択を実行すべきである。セル内の許可されたビームのいずれも適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガすべきである。
無線ネットワークノード12によって、その1つまたは複数のセルに関連付けられた許可されていないビームの指標を用いて構成されると、それがキャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイス10は、現在選択されているビームが許可されていないビームのリストの一部であるかどうか、および/または許可されていないビームとして示されているかどうかを確認する。そうでない場合、無線デバイス10は、状態遷移を実行することを望む場合、すなわち、選択されたビームに関連するランダムアクセス手順を継続する場合、そのビームにアクセスすることができる。選択されたビームがそのリストの一部である場合、無線デバイス10はi)最も強い測定結果(たとえば、RSRP、RSRQ、SINR、または同等物)を有するビームを選択すること、または許可されていないビームのリストにない任意の他のビーム内の任意の結合規則(たとえば、最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなど)に基づいて行うことができる、セル内ビーム再選択を実行することができる。リストにない任意の選択されたビームが適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガすべきである。
無線ネットワークノード12によって、その1つまたは複数のセルに関連付けられた優先ビームの指標を用いて構成されると、キャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイス10は検出されたおよび/または適切なビーム(すなわち、無線状態の観点からアクセス可能である)のそのリストを確認し、優先ビームのリストと比較する。次に、無線デバイス10は、検出された/適切な優先度を有するもの中から最も高い優先度を有するものを選択する。例えば、無線ネットワークノード12によって推奨される優先順位付けに先行して、無線条件におけるある差異があるなど、追加の条件が満たされてもよい。
無線ネットワークノード12によって、その1つまたは複数のセルに関連付けられたリダイレクトされたビームの指標を用いて構成されると、キャンプオンしているセルにアクセスしようと試みる無線デバイス10は、検出されたおよび/または適切なビームのそのリストを確認し(すなわち、無線状態の観点からアクセス可能である)、リダイレクトされたビームのリストと比較する。次に、無線デバイス10は、リダイレクトされているものいずれか、例えば、最も強い測定結果を有するもの、および/またはこれらの組み合わせにアクセスする。
[アクション405]
無線ネットワークノード12は、初期アクセスを受け入れるか、または拒否し、場合によっては、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を無線デバイス10に返す。
構成情報、すなわちビーム構成は、代替的にまたは追加的に、接続要求、接続再開要求、INACTIVEからの小さなデータ送信などの何らかの制御情報を有するULデータパケット、または競合ベースのチャネルへのアクセスを必要とする任意の同等のメッセージで提供され得る。その応答は例えば、図5を参照して以下に提供される情報に関する1つまたはいくつかの代替に基づくビーム情報を含むことができるRRC接続拒否メッセージとすることができる。
[アクション501]
無線デバイス10は、初期アクセスに対するビームを選択する。
[アクション502]
無線デバイス10は、選択したビームに関連するランダムアクセスを実行することによって初期アクセスを実行する。
[アクション503]
無線ネットワークノード12は、初期アクセスを拒否し、初期アクセスのためのビーム構成を無線デバイス10に提供する。
例えば、無線ネットワークノード12は、無線デバイス10が示された1つまたは複数のセルについて示されたビームに関連付けられたRAを実行する初期アクセスを再試行するだけであることを無線デバイス10に通知するために、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた許可されたビームを示すことができる。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、無線デバイス10が示された1つまたは複数のセルについて示されたビームに関連付けられたRACHを使用して初期アクセスを再試行しない(してはいけない)ことを無線デバイス10に通知するために、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた許可されていないビームを示すことができる。この情報は、無線デバイス10が、示されたセルのいずれかの他のビームにアクセスする可能性があることを示す。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、初期アクセスを再試行するときに、示されたビームに関連付けられたRACHアクセスを優先するように無線デバイス10に通知するために、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた優先ビームを示す。優先順位付けされたビームは、示されたセルまたは複数のセルに対して、優先順位の高い順にリストされ、または、何らかの優先順位の情報を含むことができる。
それに加えて、または代替的に、無線ネットワークノード12は、そのセル11または複数のセルに関連付けられたリダイレクトされたビームを示して、無線デバイス10が示されたセルまたは複数のセルに対する示されたビームに関連付けられた初期RACH手順を再試行するだけであることを無線デバイス10に通知し得る。これらのビームは、許可されたビームとある程度類似していてもよいが、ビームは、別のメッセージおよび異なるシナリオで送信されてもよい。リダイレクトされたビームの指標は、RACHリソースの明示的なリダイレクションであってもよく、無線ネットワークノード12は、サブシーケンシャルRACH試行において特定の時間、周波数、および/またはプリアンブルリソースを使用するように無線デバイス10に通知し得る。
[アクション504]
無線デバイス10は、受信したビーム構成を用いて再度初期アクセスを実行する。
無線ネットワークノードによって、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた許可されたビームの指標を用いて構成されると、無線デバイス10はi)最も強い測定結果、例えば、RSRP、RSRQ、SINR、または同等物を有するビームを選択することなどの異なる基準に基づいて、または許可されたビームのリスト内の任意の結合規則、例えば、最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなどに基づいて行われ得る、セル内ビーム再選択を実行し得る。セル内の許可されたビームのいずれも適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガすべきである。
ネットワークによって、そのセルまたは複数のセルに関連付けられた許可されていないビームの指標を用いて構成されると、無線デバイス10はi)最も強い測定結果、例えば、RSRP、RSRQ、SINR、または同等物を有するビームを選択することなどの異なる基準に基づいて、または許可されていないビームのリストにない任意の他のビーム内の任意の結合規則、例えば、最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなどに基づいて行われ得る、セル内ビーム再選択を実行すべきである。リスト内に無い任意の選択されたビームが、適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガし得る。
ネットワークによって、その1つまたは複数のセルに関連付けられた優先ビームの指標を用いて構成されると、無線デバイス10はセル内ビーム再選択を実行し、検出されたおよび/または適切な、すなわち、無線状態の観点からアクセス可能なビームのそのリストを確認し、優先ビームのリストと比較する。次に、無線デバイス10は、検出された、または、適切な優先順位を有するもの中から最も高い優先順位を有するものを選択する。追加の条件を満たすことができ、例えば、無線条件におけるある差は、無線ネットワークノード12によって推奨される優先順位付けに先行することができる。
ネットワークによって、その1つまたは複数のセルに関連付けられたリダイレクトされたビームの指標を用いて構成されると、無線デバイス10はi)最も強い測定結果、たとえば、RSRP、RSRQ、SINR、または同等物を有するビームを選択することなどの異なる基準に基づいて、または許可されたビームのリスト内の任意の結合規則、たとえば、最も強いRSRPおよび最も強いRSRQなどに基づいて行われ得る、セル内ビーム再選択を実行し得る。セル内の許可されたビームのいずれも適切でないか、または検出されていない場合、無線デバイス10は、セル再選択またはセル間ビーム再選択をトリガし得る。
[アクション505]
無線ネットワークノード12は初期アクセスを許可する(受け入れる)か、または拒否し、場合によっては、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を伴う。
RACHの後、無線ネットワークノード12はビーム報告を実行するように無線デバイス10を再構成することができ、その後、無線デバイス10は、アクセスされたビームよりも負荷の少ないビームに向けてビームまたはビームリンクペアを切り替えることができる。
無線ネットワークノード12は例えば、異なるビームにおける負荷に基づいて、強度または品質の閾値などの達成すべき条件を選択するために、CSI−RSのような好ましいビームを示すビーム構成を決定または構成することができる。
ビーム構成は、ビームインジケータで構成され、無線デバイス10によって選択されるセルのどの1つまたは複数のビームを制御又は情報提供することである。したがって、無線デバイス10は好ましい、またはいくつかの実施形態では好ましくないビームを示すビーム構成を受信する。ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要ビームのリスト、または好ましいビームのリストを含むことができる。指標は、アクセスに適していないビームのリスト、または無線デバイスによって選択されるべきビームのための無線リンク品質閾値とすることができる。
一般的なシナリオでは、用語「無線ネットワークノード」が「送受信ポイント」で置き換えることができることに留意されたい。重要な観察が、典型的にはRSまたは異なる同期信号および送信されたBRSに基づいて、送信受信ポイント(TRP)間の区別を行うことが可能でなければならないことである。いくつかのTRPは、同じ無線ネットワークノードに論理的に接続され得るが、それらが地理的に分離されているか、または異なる伝搬方向を指している場合、TRPは異なる無線ネットワークノードと同じ課題にさらされることになる。以降のセクションでは、用語「無線ネットワークノード」および「TRP」が互換性があると考えることができる。
さらに、無線通信ネットワークはいくつかのネットワーク/RANスライスに仮想的にネットワークスライスされてもよく、各ネットワーク/RANスライスは1つまたは複数のタイプの無線デバイスおよび/または1つまたは複数のタイプのサービスをサポートする、すなわち、各ネットワークスライスは機能性の異なるセットをサポートすることに留意されたい。ネットワークスライシングは、ネットワーク/RANスライスが異なるサービスおよびユースケースのために使用される可能性を導入し、これらのサービスおよびユースケースは異なるネットワークスライスにおいてサポートされる機能性に差異を導入し得る。各ネットワーク/RANスライスは、それぞれのネットワークスライスのためのサービス/機能を提供する1つまたは複数のネットワークノードまたはネットワークノードの要素を備えることができる。各ネットワーク/RANスライスは、RANノードおよび/またはコアネットワークノードなどのネットワークノードを備えることができる。
図6は、無線通信ネットワーク1における無線デバイス10の通信を処理するための、本明細書の実施形態による無線デバイス10を示すブロック図である。無線ネットワークノード12は、セル上で無線カバレッジを提供するように、例えば、無線デバイス10にサービスを提供するように構成され、無線通信ネットワーク1は、第2の無線ネットワークノード13をさらに有し得る。
無線デバイス10は、本明細書の方法を実行するように構成された処理回路601、例えば、1つまたは複数のプロセッサを有し得る。
無線デバイス10は、受信モジュール602、例えば、受信器または送受信器(トランシーバ)を有し得る。無線デバイス10、処理回路601、および/または受信モジュール602は、無線デバイス10が第1の状態にあるときに、無線デバイス10が状態遷移または初期アクセスの間に、どの1つまたは複数のセルのビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を、無線ネットワークノード12から受信するように構成される。例えば、無線デバイス10、処理回路601、および/または受信モジュール602は、第1の状態、例えば、セル内の非アクティブ状態またはセルに入る状態において、無線デバイスが状態遷移または初期アクセスの間に選択するセルのビームを制御または示すビーム構成を受信するように構成され得る。ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要なビームのリスト、または好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含むことができ、それによって、ビーム構成は、状態遷移または初期アクセスの間に無線デバイスが選択することを許可されるセルの1つまたは複数のビームを示すことができる。無線デバイス10、処理回路601、および/または受信モジュール602は,無線ネットワークノード12から、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を用いて、初期アクセスを拒否する拒否指標を受信するように構成され得る。ビーム構成は、システム情報における構成情報として、初期アクセスの拒否の間に、またはランダムアクセス要求に対する応答として提供されてもよい。
無線デバイス10は、アクセスモジュール603、たとえば、送信器または送受信器(トランシーバ)を有し得る。無線デバイス10、処理回路601、および/またはアクセスモジュール603は、ビーム構成を考慮して、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行するように構成される。
無線デバイス10は、選択モジュール604を有し得る。無線デバイス10、処理回路601、および/または選択モジュール604は、初期アクセスのためにビームを選択するように構成されてもよく、これはビーム構成に基づいてもよい。無線デバイス10、処理回路601、および/または選択モジュール604は、受信されたビーム構成に基づいてビームを選択または再選択することによって、セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行するように構成され得る。
無線デバイス10は、メモリ605をさらに有するメモリは、強度品質、指標(指示)、ビーム、CSI−RS、閾値、実行されているときに本明細書で開示される方法を実行するためのアプリケーションなどに関するデータを記憶するために使用される1つまたは複数のユニットを備える。無線デバイス10は、送信器、受信器、送受信器(トランシーバ)、および/または1つまたは複数のアンテナを備える通信インターフェースを有し得る。
無線デバイス10について本明細書で説明される実施形態による方法は、それぞれ、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、無線デバイス10によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書で説明されるアクションを実行させる命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を含む、例えば、コンピュータプログラムプロダクト606またはコンピュータプログラムの手段によって実装される。コンピュータプログラム606は、コンピュータ可読記憶媒体607、例えばディスク、ユニバーサルシリアルバス(USB)スティック等に記憶されてもよい。コンピュータプログラム製品を格納したコンピュータ可読記憶媒体607は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、無線デバイス10によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサに本明細書で説明されるアクションを実行させる命令を含み得る。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体が非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
したがって、無線デバイスは、処理回路およびメモリを有することができ、前記メモリは前記処理回路によって実行可能な命令を含み、それによって、当該無線デバイス10は本明細書の方法を実行するように動作可能である。
図7は、無線通信ネットワークにおける無線デバイス10の通信を処理するための、本明細書の実施形態による、gNB、eNB、または同様のものなどの無線ネットワークノード12を示すブロック図である。無線ネットワークノード12は、無線通信ネットワーク1におけるのセル11上で無線カバレッジを提供するように構成され、例えば、無線ネットワークノード12は、セル11またはセル11内の無線デバイス10にサービスを提供するように構成される。
無線ネットワークノード12は、本明細書の方法を実行するように構成された処理回路701、例えば、1つまたは複数のプロセッサを有し得る。
無線ネットワークノード12は、送信モジュール702、送信器、または送受信器(トランシーバ)を有することができる。無線ネットワークノード12、処理回路701、および/または送信モジュール702は無線デバイス10が第1の状態にあるときに、無線デバイス10が初期アクセスまたは状態遷移の間にどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるか、すなわち、無線デバイス10にビーム構成を送信することを示すビーム構成を無線デバイス10に送信するように構成される。ビーム構成は、初期アクセスの拒否の間に、ランダムアクセス要求に対する応答として、または同様のものとして、例えばシステム情報における構成情報として提供されてもよい。ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要なビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含むことができ、それによって、ビーム構成は、状態遷移または初期アクセスの間に無線デバイスが選択することを許可されるセルの1つまたは複数のビームを示すことができる。
無線ネットワークノード12は、受信モジュール703、受信器、または送受信器(トランシーバ)を有することができる。無線ネットワークノード12、処理回路701、および/または受信モジュール703は、ランダムアクセス要求、初期アクセス要求、または同様のものを受信するように構成され得る。
無線ネットワークノード12は、アクセスモジュール704を備えることができる。無線ネットワークノード12、処理回路701、および/またはアクセスモジュール704は条件に基づいて、無線デバイスによる初期アクセスを拒否する、すなわち、無線デバイス10による初期アクセスを拒否または許可するように構成され得る。無線ネットワークノード12、処理回路701、および/またはアクセスモジュール704は、セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を無線デバイスに提供することによって、初期アクセスを拒否するように構成され得る。拒否は例えば、別のビームおよび/または、例えば、その無線デバイスに専用の別のRACHリソースを使用して、セルに再びアクセスする方法に関する追加の情報をさらに含み得る。
無線ネットワークノード12は、メモリ705をさらに有する。メモリは、ビームの指標、強度品質、閾値、ビーム、セル、実行されているときに本明細書で開示される方法を実行するためのアプリケーションなどのデータを記憶するために使用される1つまたは複数のユニットを備える。無線ネットワークノード12は、送信器、受信器、送受信器(トランシーバ)、および/または1つまたは複数のアンテナを備える通信インターフェースを有することができる。
無線ネットワークノード12について本明細書で説明される実施形態による方法はそれぞれ、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、無線ネットワークノード12によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサに本明細書で説明されるアクションを実行させる命令、すなわち、ソフトウェアコード部分を有する、たとえば、コンピュータプログラム製品706またはコンピュータプログラムの手段によって実装される。コンピュータプログラム706は、コンピュータ可読記憶媒体707、例えばディスク、USBスティック、または同様のものに記憶されてもよい。コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体707は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されると、無線ネットワークノード12によって実行されるように、少なくとも1つのプロセッサに本明細書で説明する動作を実行させる命令を含むことができる。いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体が非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
したがって、無線ネットワークノード12は、処理回路およびメモリを有することができ、当該メモリは前記処理回路によって実行可能な命令を備え、それによって、当該無線ネットワークノード12は本明細書の方法を実行するように動作可能である。
いくつかの実施形態では、より一般的な用語「無線ネットワークノード」が使用され、それは無線デバイスおよび/または別のネットワークノードと通信する、任意のタイプの無線ネットワークノードまたは任意のネットワークノードに対応することができる。ネットワークノードの例は、NodeB、マスターeNB、セカンダリeNB、マスターセルグループ(MCG)またはセカンダリセルグループ(SCG)に属するネットワークノード、基地局(BS)、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、eNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、中継器、ドナーノード制御中継器、基地トランシーバ局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、コアネットワークノード、例えば移動交換局(MSC)、移動管理エンティティ(MME)など、運用および保守(O&M)、運用サポートシステム(OSS)、自己組織化ネットワーク(SON)、測位ノード、例えばE−SMLC(Evolved Serving Mobile Location Centre)、MDT(Minimizing Drive Test)など、である。
いくつかの実施形態では非限定的な用語である無線デバイスまたはユーザ装置(UE)が使用され、それはセルラまたはモバイル通信システムにおいてネットワークノードおよび/または別のUEと通信する任意のタイプの無線デバイスを指す。UEの例は、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)UE、近接対応UE(別名はProSe UE)、マシンツーマシン(M2M)通信が可能なマシンタイプUEまたはUE、PDA、PAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ埋め込み型(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングルなどである。
実施形態は、5Gについて説明される。しかしながら、実施形態はUEが信号(例えば、データ)、例えば、LTE、LTE FDD/TDD、WCDMA/HSPA、GSM/GERAN、Wi Fi、WLAN、CDMA2000などを受信および/または送信する、任意のRATまたはマルチRATシステムに適用可能である。
アンテナノード:本明細書で使用されるように、「アンテナノード」は、特定のサービスエリアまたは方向をカバーする1つまたは複数のビームを生成することができる装置である。アンテナノードは基地局であってもよいし、基地局の一部であってもよい。
通信設計に精通した者によって容易に理解されるように、その機能手段またはモジュールは、デジタルロジックおよび/または1つ以上のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他のデジタルハードウエアを使用して実装されてもよい。いくつかの実施形態では、さまざまな機能のいくつかまたはすべては単一の特定用途向け集積回路(ASIC)、またはそれらの間の適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアインターフェースを有する2つ以上の別個のデバイスなどにおいて、一緒に実装されてもよい。機能のいくつかは、例えば、無線デバイスまたはネットワークノードの他の機能構成要素と共有されるプロセッサ上で実装され得る。
あるいは、説明した処理手段の機能要素のいくつかは専用ハードウェアの使用によって提供されてもよく、他のものは適切なソフトウェアまたはファームウェアと関連して、ソフトウェアを実行するためのハードウェアを提供される。したがって、本明細書で使用される「プロセッサ」または「コントローラ」という用語はソフトウェアを実行することができるハードウェアを排他的に指すものではなく、デジタル信号プロセッサ(DSP)ハードウェア、ソフトウェアを格納するための読取り専用メモリ(ROM)、ソフトウェアおよび/またはプログラムもしくはアプリケーションデータを格納するためのランダムアクセスメモリ、および不揮発性メモリを暗黙的に含むことができるが、これらに限定されない。他のハードウェア、通常のものおよび/またはカスタムなものも含まれ得る。通信デバイスの設計者は、これらの設計選択に固有のコスト、性能、および保守のトレードオフを理解するのであろう。
図8Aを参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211と、コアネットワーク3214とを備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの電気通信ネットワーク3210を含む。アクセスネットワーク3211は複数の基地局3212a、3212b、3212c(例えば、NB、eNB、gNB、または本明細書における無線ネットワークノード12の例である他のタイプの無線アクセスポイント)を備え、それぞれは、対応するカバレッジエリア3213a、3213b、3213cを定義する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線または無線接続3215を介してコアネットワーク3214に接続可能である。第1ユーザ装置(UE)3291は無線デバイス10の一例であり、カバレッジエリア3213cに位置するものが、対応する基地局3212cと無線で接続されるように構成されている。カバレッジエリア3213a内の第2のUE 3292は、対応する基地局3212aに無線で接続可能である。この例では複数のUE3291、3292が示されているが、開示された実施形態は単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、または単一のUEが対応する基地局3212に接続している状況に等しく適用可能である。
電気通信ネットワーク3210はそれ自体がホストコンピュータ3230に接続され、ホストコンピュータ3230はスタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアで、またはサーバファーム内の処理リソースとして実施することができる。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。電気通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221、3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接延在することができ、または任意選択の中間ネットワーク3220を介して進むことができる。中間ネットワーク3220は、公衆ネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストネットワークのうちの1つ、または2つ以上の組み合わせとすることができ、中間ネットワーク3220はもしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットとすることができ、特に、中間ネットワーク3220は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含むことができる。
図8Aの通信システムは、全体として、接続されたUE3291、3292のうちの1つとホストコンピュータ3230との間の接続を可能にする。接続性は、オーバー・ザ・トップ(OTT)接続3250として説明することができる。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、アクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220、および可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続3250を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続3250は、OTT接続3250が通過する参加通信デバイスがアップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングに気付かないという意味で、透過的(トランスペアレント)であり得る。例えば、基地局3212は、接続されたUE3291に転送される(例えば、ハンドオーバされる)ホストコンピュータ3230から発信されるデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されなくてもよく、または通知される必要がなくてもよい。同様に、基地局3212は、UE3291からホストコンピュータ3230に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングを知っている必要はない。
先の段落で論じたUE、基地局、およびホストコンピュータの、一実施形態による例示的な実装形態を、図8Bを参照して以下に説明する。通信システム3300では、ホストコンピュータ3310が通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するように構成された通信インターフェース3316を含むハードウェア3315を有する。ホストコンピュータ3310は、記憶および/または処理能力を有することができる処理回路3318をさらに有する。具体的には、処理回路3318が1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または指示を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を有することができる。ホストコンピュータ3310は、ホストコンピュータ3310に格納されているか、またはホストコンピュータ3310によってアクセス可能であり、処理回路3318によって実行可能なソフトウェア3311をさらに有する。ソフトウェア3311は、ホストアプリケーション3312を含む。ホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310で終端するOTT接続3350を介して接続するUE3330などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312は、OTT接続3350を使用して送信されるユーザデータを提供することができる。
通信システム3300はさらに、通信システム内に提供され、ホストコンピュータ3310およびUE3330と通信することを可能にするハードウェア3325を有する基地局3320を含む。ハードウェア3325は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース3326、ならびに基地局3320によってサービスされるカバレッジエリア(図8Bには示されていない)に位置するUE 3330との少なくとも無線接続3370をセットアップおよび維持するための無線インターフェース3327を含み得る。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ33100への接続3360を容易にするように構成することができる。接続3360は直接的であってもよいし、電気通信システムのコアネットワーク(図8Bには示されていない)を通過してもよいし、および/または電気通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示の実施形態では基地局3320のハードウェア3325が処理回路3328をさらに含み、処理回路3328は1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または指示を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を有することができる。基地局3320は、内部に格納された、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア3321をさらに有する。
通信システム3300は、既に参照されたUE3330をさらに含む。そのハードウェア3335は、UE3330が現在位置するカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線接続3370をセットアップし、維持するように構成された無線インターフェース3337を含み得る。UE3330のハードウェア3335は、処理回路3338をさらに有し、処理回路3338は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または指示を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を有することができる。UE3330は、UE3330に格納されるか、またはUE3330によってアクセス可能であり、処理回路3338によって実行可能であるソフトウェア3331をさらに有する。ソフトウェア3331は、クライアントアプリケーション3332を含む。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310のサポートにより、UE3330を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ3310では、実行中のホストアプリケーション3312がUE3330およびホストコンピュータ3310で終端するOTT接続3350を介して、実行中のクライアントアプリケーション3332と通信することができる。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション3332は、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供することができる。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション3332は、ユーザと相互作用して、それが提供するユーザデータを生成することができる。
図8Bに示されるホストコンピュータ3310、基地局3320、およびUE 3330は、それぞれ、ホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、および図8AのUE3291、3292のうちの1つと同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は図8Bに示されるようなものであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図8Aのものであってもよい。
図8Bでは、OTT接続3350がいかなる中間デバイスも明示的に参照することなく、基地局3320を介したホストコンピュータ3310とユーザ装置3330との間のコミュニケーション、およびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングを示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、UE3330から、またはホストコンピュータ3310を操作するサービスプロバイダから、またはその両方から隠すように構成され得るルーティングを決定し得る。OTT接続3350がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは(例えば、負荷分散(ロードバランシング)の考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE3330と基地局3320との間の無線接続3370は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続3370が最後のセグメントを形成するOTT接続3350を使用して、UE3330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示がビームがそれほど重く負荷されていないので性能を改善することができ、これは待ち時間に影響を及ぼすことができ、それによって、ユーザ待ち時間の短縮、およびより良好な応答性などの利点を提供することができる。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、待ち時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順を提供することができる。さらに、測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ3310とUE3330との間のOTT接続3350を再構成するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。OTT接続3350を再構成するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3311、またはUE3330のソフトウェア3331、またはその両方において実装され得る。実施形態ではセンサ(図示せず)がOTT接続3350が通過する通信デバイスに配備されるか、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは上で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア3311、3331が監視量を計算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定手順に参加することができる。OTT接続3350の再構成はメッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再構成は、基地局3320に影響を及ぼす必要はなく、基地局3320には知られていないか、または知覚できないことがある。このような手順および機能性は当技術分野で公知であり、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定がスループット、伝搬時間、待ち時間などのホストコンピュータ3310の測定を容易にする独自のUE信号を含むことができる。測定は、ソフトウェア3311、3331が伝搬時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続3350を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」メッセージを送信させることによって実施することができる。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムはホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、UEは、図8Aおよび図8Bを参照して説明されたものであってもよい。本開示を簡単にするために、図9に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法の第1のステップ3410において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。第1のステップ3410の任意選択のサブステップ3411において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップ3420において、ホストコンピュータは、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。任意選択の第3のステップ3430において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。任意選択の第4のステップ3440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムはホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、UEは、図8Aおよび図8Bを参照して説明されたものであってもよい。本開示を簡単にするために、図10に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法の第1のステップ3510において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータがホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第2のステップ3520において、ホストコンピュータは、UEへのユーザデータを搬送する送信を開始する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して渡され得る。オプションの第3のステップ3530において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムはホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、UEは、図8Aおよび図8Bを参照して説明されたものであってもよい。本開示を簡単にするために、図11に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法の任意選択の第1のステップ3610において、UEは、ホストコンピュータによって提供される入力データを受信する。追加的にまたは代替的に、オプションの第2のステップ3620において、UEは、ユーザデータを提供する。第2のステップ3620の任意選択のサブステップ3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。第1のステップ3610のさらなる任意選択のサブステップ3611において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮することができる。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、任意の第3のサブステップ3630において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。本方法の第4のステップ3640において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムはホストコンピュータ、基地局、およびUEを含み、UEは、図8Aおよび図8Bを参照して説明されたものであってもよい。本開示を簡単にするために、図12に対する図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法の任意選択の第1のステップ3710では、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。任意選択の第2のステップ3720では、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。第3のステップ3730において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
前述の説明および添付の図面は、本明細書で教示される方法および装置の非限定的な例を表すことが理解されるのであろう。したがって、本明細書で教示される装置および技法は、前述の説明および添付の図面によって限定されない。代わりに、本明細書の実施形態は、以下の特許請求の範囲およびそれらの法的均等物によってのみ限定される。

Claims (22)

  1. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイス(10)の通信を処理するために前記無線デバイス(10)によって実行される方法であって、前記無線通信ネットワーク(1)における無線ネットワークノード(12)がセル上で無線カバレッジを提供し、前記方法は、
    前記無線ネットワークノード(12)から、前記無線デバイス(10)が第1の状態にあるとき、前記無線デバイス(10)が状態遷移または初期アクセスの間に、セルのどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を受信すること(211)と、
    前記ビーム構成を考慮して、前記セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行する(212)ことを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要ビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含み、それによって、前記ビーム構成は、前記無線デバイスが前記状態遷移または前記初期アクセスの間に選択することを許可される前記セルの1つまたは複数のビームを示す、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、前記セルへの前記初期アクセスまたは前記状態遷移を実行すること(212)は、前記受信されたビーム構成に基づいて、ビームを選択または再選択することを含む、方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の方法であって、前記無線ネットワークノード(12)から、前記初期アクセスを拒否する拒否指標を、前記セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を伴って受信すること(213)をさらに含む、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、前記ビーム構成は、システム情報における構成情報として、前記初期アクセスの拒否の間に、または、ランダムアクセス要求に対する応答として、受信される、方法。
  6. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイス(10)の通信を処理するために無線ネットワークノード(12)によって実行される方法であって、前記無線ネットワークノード(12)は、前記無線通信ネットワーク(1)におけるセル上で無線カバレッジを提供し、前記方法は
    前記無線デバイス(10)が第1の状態にあるときに、前記無線デバイスが初期アクセスまたは状態遷移の間に選択することが許可される1つまたは複数のビームを示すビーム構成を、前記無線デバイス(10)に送信すること(221)を含む、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、前記ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要ビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、許可されていないビームのリストを含み、それによって、前記ビーム構成は、前記状態遷移または初期アクセスの間に前記無線デバイスが選択することを許可される前記セルの1つまたは複数のビームを示す、方法。
  8. 請求項6または7に記載の方法であって、
    条件に基づいて前記無線デバイスによる前記初期アクセスを拒否すること(222)をさらに含む、方法。
  9. 請求項8に記載の方法であって、前記初期アクセスを拒否すること(222)は、前記セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を前記無線デバイスに提供することを含む、方法。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載の方法であって、前記ビーム構成は、システム情報における構成情報として、前記初期アクセスの拒否の間に、またはランダムアクセス要求に対する応答として、提供される、方法。
  11. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイス(10)の通信を処理するための前記無線デバイス(10)であって、無線通信ネットワーク(1)における無線ネットワークノードはセル上で無線カバレッジを提供するように構成され、前記無線デバイスは、
    前記無線ネットワークノード(12)から、前記無線デバイス(10)が第1の状態にあるとき、前記無線デバイスが状態遷移または初期アクセスの間に、セルのどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を受信し、
    前記ビーム構成を考慮して、前記セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行する、ように構成される、無線デバイス。
  12. 請求項11に記載の無線デバイス(10)であって、前記ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要ビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含み、それによって、前記ビーム構成は、前記無線デバイスが前記状態遷移または初期アクセスの間に選択することを許可される前記セルの1つまたは複数のビームを示す、無線デバイス。
  13. 請求項11または12に記載の無線デバイス(10)であって、前記無線デバイス(10)は、前記受信されたビーム構成に基づいて、ビームを選択または再選択することによって、前記セルへの前記初期アクセスまたは前記状態遷移を実行するように構成される、無線デバイス。
  14. 請求項11から13のいずれか1項に記載の無線デバイス(10)であって、前記無線デバイス(10)は前記無線ネットワークノード(12)から、前記初期アクセスを拒否する拒否指標を、前記セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を伴って受信するようにさらに構成される、無線デバイス。
  15. 請求項11から14のいずれか1項に記載の無線デバイス(10)であって、ビーム構成は、システム情報における構成情報として、前記初期アクセスの拒否の間に、または、ランダムアクセス要求に対する応答として受信される、無線デバイス。
  16. 無線通信ネットワーク(1)における無線デバイス(10)の通信を処理するための無線ネットワークノード(12)であって、前記無線ネットワークノード(12)は、無線通信ネットワーク(1)におけるセル(11)上で無線カバレッジを提供するように構成され、前記無線ネットワークノード(12)は、
    前記無線デバイス(10)が第1の状態にあるときに、前記無線デバイスが初期アクセスまたは状態遷移の間に選択することを許可される1つまたは複数のビームを示すビーム構成を前記無線デバイスに送信するように構成される、無線ネットワークノード。
  17. 請求項16に記載の無線ネットワークノード(12)であって、前記ビーム構成は、強度または品質の閾値、不要ビームのリスト、好ましいビームのリスト、許可されたビームのリスト、または許可されていないビームのリストを含み、それによって、前記ビーム構成は、前記状態遷移または前記初期アクセスの間に前記無線デバイスが選択することを許可される前記セルの1つまたは複数のビームを示す、無線ネットワークノード。
  18. 請求項16または17に記載無線ネットワークノード(12)であって、前記無線ネットワークノードは、条件に基づいて前記無線デバイスによる前記初期アクセスを拒否するようにさらに構成される、無線ネットワークノード。
  19. 請求項18に記載の無線ネットワークノード(12)であって、前記無線ネットワークノードは、前記セルに再びアクセスする方法に関する追加情報を前記無線デバイスに提供することによって、前記初期アクセスを拒否するように構成される、無線ネットワークノード。
  20. 請求項16から19のいずれか1項に記載の無線ネットワークノード(12)であって、ビーム構成は、システム情報における構成情報として、前記初期アクセスの拒否の間に、またはランダムアクセス要求に対する応答として、提供される、無線ネットワークノード。
  21. 無線通信ネットワークにおける通信を処理するための処理回路を有する無線デバイスであって、無線通信ネットワークにおける無線ネットワークノードはセル上で無線カバレッジを提供するように構成され、前記処理回路は、
    前記無線ネットワークノードから、前記無線デバイスが第1の状態にあるとき、前記無線デバイスが状態遷移または初期アクセスの間に、セルのどの1つまたは複数のビームを選択することを許可されるかを示すビーム構成を受信し、
    前記ビーム構成を考慮して、前記セルへの初期アクセスまたは状態遷移を実行する、ように構成される、無線デバイス。
  22. 無線通信ネットワークにおいて通信を取り扱うための処理回路を有する無線ネットワークノードであって、前記無線ネットワークノードは、無線通信ネットワーク内のセル上で無線カバレッジを提供するように構成され、前記処理回路は、
    前記無線デバイスが第1の状態にあるときに、前記無線デバイスが初期アクセスまたは状態遷移の間に選択することを許可される1つまたは複数のビームを示すビーム構成を、前記無線デバイスに送信するように構成される、無線ネットワークノード。
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