JP2020530699A - ネットワークデバイス、端末デバイスおよび関連する方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、ネットワークデバイスにおける方法(500)を提供する。方法(500)は、端末デバイスからランダムアクセス要求メッセージを受信すること(510)と、ランダムアクセス要求メッセージに応答して、端末デバイスにランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信すること(520)とを含む。RARメッセージは、ランダムアクセス要求メッセージのタイプに依存するフォーマットを有する。【選択図】図5

Description

本開示は、通信技術に関し、より詳細には、ネットワークデバイス、端末デバイスおよび関連する方法に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)におけるランダムアクセスプロシージャでは、ユーザ機器(UE)は、Msg1としても知られるランダムアクセス要求メッセージを物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上で進化型ノードB(eNB)に送信する。応答して、eNBは、Msg2としても知られるランダムアクセス応答(RAR)メッセージを物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でUEに送信する。
RARメッセージは、ヘッダと、RARサービスデータユニット(SDU)とを含んでいる。LTEでは、異なるUEのための複数のRARメッセージが、媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)において多重化され得る。各RARメッセージのヘッダは、MACサブヘッダと呼ばれ、複数のそのようなサブヘッダは、アグリゲートされ、MAC PDUの冒頭のMACヘッダ中に配置される。
図1は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)36.321−e20において仕様化されているような、MACサブヘッダのフォーマットを示す。図1に示されているように、MACサブヘッダは、1オクテットのサイズを有し、MACヘッダ中により多くのMACサブヘッダが存在するかどうかを示す拡張(E)フィールド(1ビット)と、MACサブヘッダがランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含んでいるのか、またはバックオフインジケータ(BI)を含んでいるのか(この場合はRAPID)を示すタイプ(T)フィールド(1ビット)と、RAPIDフィールド(6ビット)とを含んでいる。
図2は、3GPP TS36.321−e20において仕様化されているような、MACサブヘッダの別のフォーマットを示す。MACサブヘッダは、図1に示されたものと同じEフィールドとTフィールドとを含んでおり、Tフィールドは、この場合、BIの存在を示す。MACサブヘッダは、RAPIDフィールドの代わりに、2個の予約済みビット(R)とBIフィールド(4ビット)とをさらに含んでいる。
図3は、3GPP TS36.321−e20において仕様化されているような、RAR SDUのフォーマットを示す。図示のように、RAR SDUは6オクテットのサイズを有し、予約済みビット(R)と、アップリンク同期のためのタイミングアドバンス(TA)コマンドを搬送するTAコマンドフィールド(11ビット)と、Msg3送信のためのアップリンク(UL)許可を搬送するUL許可フィールド(20ビット)と、ランダムアクセスプロシージャ中に一時的に使用される無線ネットワーク一時識別子を搬送する一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールド(16ビット)とを含んでいる。
図4は、MACヘッダとMAC RARとからなるMAC PDUの例を示す。図示のように、(以下で、RARメッセージと呼ばれる)n個のMAC RARはMAC PDUのペイロード中で多重化される。MACヘッダはn個のMACサブヘッダを含んでいる。
LTEでは、RAR SDUは、図3に示されたすべてのフィールドが常に含まれるので、固定のフォーマット、したがって固定のサイズを有する。このことは、特に、UEの最低帯域幅能力を仮定してRARメッセージが送信されるときに、帯域幅効率の観点から準最適であり得る。
したがって、RAR設計のためのソリューションの改善が必要である。
本開示の目的は、RAR送信に関してより高い帯域幅効率を達成することが可能な、ネットワークデバイス、端末デバイスおよび関連する方法を提供することである。
本開示の第1の態様によれば、ネットワークデバイスにおける方法が提供される。本方法は、端末デバイスからランダムアクセス要求メッセージを受信することと、ランダムアクセス要求メッセージに応答して、端末デバイスにランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信することとを含む。RARメッセージは、ランダムアクセス要求のタイプに依存するフォーマットを有する。
一実施形態では、ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、RARメッセージは、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことができる。タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、MACサブヘッダは、MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含むことができる。
一実施形態では、RARメッセージはRAR SDUを含むことができる。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドと含む第1のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはビットマップを含むことができる。ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すことができる。
一実施形態では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含むことができる。
本開示の第2の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを備える。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を備え、それにより、ネットワークデバイスは、上記の第1の態様による方法を実行するように動作可能である。
本開示の第3の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を記憶している。コンピュータプログラム命令は、ネットワークデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、ネットワークデバイスに、上記の第1の態様による方法を実行させる。
本開示の第4の態様によれば、端末デバイスにおける方法が提供される。本方法は、ネットワークデバイスにランダムアクセス要求メッセージを送信することと、ネットワークデバイスから、ランダムアクセス要求メッセージに応答するランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信することとを含む。RARメッセージは、ランダムアクセス要求のタイプに依存するフォーマットを有する。
一実施形態では、ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、RARメッセージは、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことができる。タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、MACサブヘッダは、MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含んでいることができる。
一実施形態では、RARメッセージはRAR SDUを含むことができる。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはビットマップを含むことができる。ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すことができる。
一実施形態では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含むことができる。
本開示の第5の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、トランシーバと、プロセッサと、メモリとを備える。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を備え、それにより、端末デバイスは、上記の第4の態様による方法を実行するように動作可能である。
本開示の第6の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラム命令を記憶している。コンピュータプログラム命令は、端末デバイス中のプロセッサによって実行されたとき、端末デバイスに、上記の第4の態様による方法を実行させる。
本開示の実施形態を用いて、対応するランダムアクセス要求メッセージのタイプに応じて、RARメッセージの可変フォーマットが与えられ得る。可変フォーマットは、いくつかの状況において不要なフィールドを省略することを可能にする。このようにして、RARメッセージのシグナリングオーバーヘッドが低減され得、RAR送信に関する帯域幅効率が改善され得る。
上記および他の目的、特徴および利点は、図を参照しながら、実施形態の以下の説明からより明らかになろう。
LTEにおけるRARメッセージのヘッダのフォーマットを示す概略図である。 LTEにおけるRARメッセージのヘッダの別のフォーマットを示す概略図である。 LTEにおけるRAR SDUのフォーマットを示す概略図である。 MACヘッダとMAC RARとからなるMAC PDUの例を示す概略図である。 本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、RARメッセージのヘッダの例示的なフォーマットを示す概略図である。 本開示の一実施形態による、オクテット整合させられていないRARメッセージの例示的なフォーマットを示す概略図である。 本開示の別の実施形態による、端末デバイスにおける方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、ネットワークデバイスのブロック図である。 本開示の別の実施形態による、ネットワークデバイスのブロック図である。 本開示の一実施形態による、端末デバイスのブロック図である。 本開示の別の実施形態による、端末デバイスのブロック図である。
以下で、図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳述する。以下の実施形態は例示的なものにすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことを諒解されたい。
本明細書で使用する際、「無線通信ネットワーク」という用語は、LTE−Advanced(LTE−A)、LTE、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)など、任意の好適な通信規格に従うネットワークを指す。さらに、無線通信ネットワーク中の端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信は、限定はしないが、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、および/または他の好適なもの、および/または他の好適な第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、将来の第5世代(5G)の通信プロトコルを含む任意の好適な世代の通信プロトコル、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、および/またはワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、Bluetooth、および/またはZigbee規格など、任意の他の適切な無線通信規格、および/または現在知られているか、または将来に開発されるかのいずれかの任意の他のプロトコルに従って実行され得る。
「ネットワークデバイス」という用語は、そのネットワークを介して端末デバイスがネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信する、無線通信ネットワーク中のデバイスを指す。ネットワークデバイスは、無線通信ネットワーク中の基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、または任意の他の好適なデバイスを指す。BSは、たとえば、ノードB(ノードBまたはNB)、進化型ノードB(eノードBまたはeNB)、またはgNB、リモートラジオユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、フェムト、ピコなどの低電力ノードなどであり得る。ネットワークデバイスのまたさらなる例は、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、トランシーバ基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノードを含み得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークデバイスは、端末デバイスに無線通信ネットワークへのアクセスを可能にすることおよび/またはそのようなアクセスを与えること、または無線通信ネットワークにアクセスした端末デバイスに何らかのサービスを提供することが可能であり、これらを行うように設定され、構成され、および/または動作可能である任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
「端末デバイス」という用語は、無線通信ネットワークにアクセスし、そこからサービスを受信することができる任意のエンドデバイスを指す。限定ではなく例として、端末デバイスは、移動体端末、ユーザ機器(UE)、または他の好適なデバイスを指す。UEは、たとえば、加入者局(SS)、ポータブル加入者局、移動局(MS)、またはアクセス端末(AT)であり得る。端末デバイスは、限定はしないが、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶および再生アプライアンス、モバイルフォン、セルラーフォン、スマートフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶および再生アプライアンス、ウェアラブル端末デバイス、車載無線端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、ラップトップ埋込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、スマートデバイス、無線顧客構内設備(CPE)などを含み得る。以下の説明では、「端末デバイス」、「端末」、「ユーザ機器」および「UE」という用語は互換的に使用され得る。一例として、端末デバイスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたUEを表し得る。本明細書で使用する際、「ユーザ機器」または「UE」は、関連があるデバイスを所有するおよび/または動作させる人間ユーザの意味での「ユーザ」を必ずしも有するとは限らない。いくつかの実施形態では、端末デバイスは、直接の人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、端末デバイスは、内部または外部イベントによってトリガされたときに、または無線通信ネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。代わりに、UEは、人間ユーザへの販売または人間ユーザによる動作のために意図されているが、特定の人間ユーザに当初は関連付けられないことがあるデバイスを表し得る。
端末デバイスは、たとえば、サイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。
また別の例として、モノのインターネット(IOT)シナリオでは、端末デバイスは、監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別の端末デバイスおよび/またはネットワーク機器に送信する機械または他のデバイスを表し得る。端末デバイスは、この場合、3GPPの文脈ではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがあるマシンツーマシン(M2M)デバイスであり得る。1つの特定の例として、端末デバイスは、3GPPナローバンドモノのインターネット(NB−IoT)規格を実装するUEであり得る。そのような機械またはデバイスの詳細な例は、センサー、電力メータなどの計量デバイス、産業機械、または家庭用または個人用電気機器、たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などのパーソナルウェアラブルなどである。他のシナリオでは、端末デバイスは、車両または機器の動作ステータス、または車両または機器の動作に関連する他の機能に関する監視および/または報告が可能である車両または他の機器を表し得る。
本明細書で使用する際、ダウンリンク(DL)送信はネットワークデバイスから端末デバイスへの送信を指し、アップリンク(UL)送信は反対方向への送信を指す。
本明細書における「一実施形態」、「実施形態」、「例示的な実施形態」などに対する言及は、説明された実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含み得ることを示すが、あらゆる実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含む必要はない。その上、そのようなフレーズは必ずしも同じ実施形態を指しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、または特性が実施形態に関して説明されるとき、明示的に説明されるか否かにかかわらず、他の実施形態に関連して、そのような特徴、構造、または特性に影響を及ぼすことは当業者の知識内であることを甘受されたい。
「第1の」および「第2の」などの用語は、本明細書で様々な要素について説明するために使用され得るが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきでないことを理解されたい。これらの用語は、1つの要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。たとえば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素は第2の要素と呼ばれ得、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ばれ得る。本明細書で使用する際、「および/または」という用語は、関連する記載された用語のうちの1つまたは複数の任意のおよびすべての組合せを含む。本明細書で使用する用語は、特定の実施形態のみについて説明する目的のためであり、例示的な実施形態を限定するものではない。本明細書で使用する際、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明示しない限り、複数形をも含むものである。さらに、「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「を有する(has)」、「を有する(having)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」という用語は、本明細書で使用するとき、述べられた特徴、要素、および/または構成要素などの存在を明記するが、1つまたは複数の他の特徴、要素、構成要素および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しないことが理解されよう。
以下の説明および特許請求の範囲では、別段に定義されていない限り、本明細書で使用するすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する当技術分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。
発明者らは、いくつかの状況では、図3に示されたフィールドのすべてが必要であるとは限らないことを認識している。たとえば、LTEでは、対応するランダムアクセス要求メッセージがUEの初期アクセスのためのものであるときにのみ、図3に示されたすべてのフィールドがRAR SDU中に含まれる必要がある。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるときには、TAコマンドフィールドのみが必須であり、UL許可フィールドおよび一時C−RNTIフィールドは、たいていの場合、必要とされない。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるときには、TAコマンドフィールドおよびUL許可フィールドのみが必須であり、UEのC−RNTIが再設定される必要がない場合には、一時C−RNTIフィールドは必要とされない。その上、新無線(NR)では、ランダムアクセス要求メッセージを、「最小のSI」とは対照的に「追加のSI」または「他のSI」と呼ばれるシステム情報(SI)についての要求として再利用することが承認されている。この場合、RARメッセージは、SI要求の肯定応答として働くことができ、図3に示されたフィールドのいずれも必要とされない。
図5は、本開示の一実施形態による、方法500を示すフローチャートである。方法500はネットワークデバイスにおいて実行され得る。
ブロック510において、端末デバイスからランダムアクセス要求メッセージを受信する。ランダムアクセス要求メッセージは、たとえば、上記で説明したように、PRACH上のMsg1であり得る。
ブロック520において、ランダムアクセス要求メッセージに応答して、端末デバイスにランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信する。RARメッセージ(すなわちRAR)は、ランダムアクセス要求メッセージのタイプに依存するフォーマットを有する。RARメッセージは、ヘッダ(たとえば、上記で説明したように、MACサブヘッダ)とRARサービスデータユニット(SDU)とを含むことができる。代替的に、RARメッセージは、ヘッダを含むが、RAR SDUを含まないことができる。
本明細書で使用する際、「フォーマット」という用語は、ヘッダおよび/またはRAR SDU中に含まれるフィールドに関するRARメッセージの組成を指す。
ここで、ネットワークデバイスは、ランダムアクセス要求メッセージ中に含まれているランダムアクセスプリアンブルのRAPIDに基づいて、ランダムアクセス要求メッセージのタイプを決定することができる。たとえば、RAPIDの異なる範囲が、それぞれ、ランダムアクセス要求メッセージの異なるタイプ、または目的に割り当てられ得る。本開示の文脈では、ランダムアクセス要求メッセージのタイプまたは目的は、限定はしないが、初期アクセス、セル内ビーム切替え、CA設定におけるセカンダリキャリアのための無競合アクセス、無競合ハンドオーバ、およびSI要求を含む。
一例では、ランダムアクセス要求メッセージがSI要求であるとき、RARメッセージは、MACサブヘッダのみを含む、すなわち、RAR SDUを含まないフォーマットを有することができる。この場合、MACサブヘッダは、RAR SDUの不在を示すタイプインジケータを含んでいることがある。MACサブヘッダはRAPIDを含んでいることがある。
別の例では、RARメッセージはRAR SDUを含む。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドと、UL許可フィールドと、一時C−RNTIフィールドとを含む第1のフォーマットを有する。代替的に、ランダムアクセス要求メッセージが、CA設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有する。代替的に、ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有する。
この場合、ヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含んでいることができる。
図6は、本開示の一実施形態による、RARメッセージのヘッダの例示的なフォーマットを示す概略図である。図6(a)では、2ビットのタイプ(T)フィールドが与えられている。図1に示されたヘッダフォーマットと比較して、図6(a)中のヘッダフォーマットは、Tフィールドについては1つ多いビットと、RAPIDフィールドについては1つ少ないビットとを有する。言い換えれば、図1に示されたTフィールドは、以下の表1に示されているように、Tフィールドの異なる値が、RAR SDUの異なるフォーマット、またはRAR SDUの不在を示すことができるように拡張され得る。
Figure 2020530699
一例では、ヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含み得るとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことがある。この場合、タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき(たとえば、表1におけるT=01)、ヘッダは、ヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含んでいることがある。このことは図6(b)および図6(c)に示されている。図6(b)では、ヘッダは、2ビットのTフィールドと、(この場合、たとえば「0」の値をもつSIを示す)1ビットのSI/BIフィールドと、切頭されたRAPIDまたは予約済みビットを含んでいる4ビットのフィールドとを含んでいる。図6(c)では、ヘッダは、2ビットのTフィールドと、(この場合、たとえば「1」の値をもつBIを示す)1ビットのSI/BIフィールドと、4ビットのBIフィールドとを含んでいる。
一例では、ヘッダはRAPIDの一部分をさらに含んでいることがあり、RAR SDUはRAPIDの残りの部分をさらに含む。たとえば、図6(a)に示されたヘッダでは、RAPIDフィールドはRAPIDの6ビットのうちの5ビットを含んでいる。この場合、(たとえば、1つの最上位ビット(MSB)であり得る)残りの1ビットは、(6ビットのRAPIDを仮定する)RAR SDU中に含まれ得る。たとえば、RAR SDU中の予約済みビット(たとえば、図3に示されたRビット)は、RAPIDの残りの1ビットを表すように再定義され得る。代替的に、ヘッダはRAPIDを含んでいないことがあり、RAR SDUはRAPIDをさらに含み得る。
Tフィールドの上記の拡張の代替として、ヘッダはビットマップを含んでいることがあり、ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示す。このことは図6(d)に示されている。図6(d)では、ヘッダは、それぞれ、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を表す3ビットのビットマップを含んでいる。たとえば、「1」の値を有するビットマップ中の各ビットは対応するフィールドの存在を示し、「0」の値は対応するフィールドの不在を示す。一例として、「100」のビットマップは、RAR SDUがTAコマンドフィールドを含んでいるが、UL許可フィールドまたは一時C−RNTIフィールドを含んでいないことを示す。図6(d)に示されているように、RAPIDフィールドのためには3ビットのみがあり、RAPIDの残りの3ビットは、(6ビットのRAPIDを仮定する)RAR SDU中に含まれ得る。
Tフィールドの上記の拡張の別の代替として、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビット(たとえば、図3に示されたRビット)をさらに含み得る。このことは、LTEにおけるRARメッセージのフォーマットに対する最小限の変更を必要とする。
ここで、図6(a)〜図6(d)から分かるように、LTEの場合と同様に、ヘッダおよびRAR SDUはオクテット整合させられる。代替的に、ヘッダおよび/またはRAR SDUはオクテット整合させられないことがある。図7は、本開示の一実施形態による、オクテット整合させられていないRARメッセージの例示的なフォーマットを示す概略図である。この例では、8ビットのRAPIDを仮定して、ヘッダは、オクテット整合させられていない11ビットのサイズを有する。RAR SDUもオクテット整合させられていない。図7におけるRAR SDUのサイズは例示的なものに過ぎず、他の例では、RAR SDUはより多いまたはより少ないビットを含み得る。
図8は、本開示の一実施形態による、方法800を示すフローチャートである。方法800は端末デバイスにおいて実行され得る。
ブロック810において、ネットワークデバイスにランダムアクセス要求メッセージを送信する。ランダムアクセス要求メッセージは、上記で説明したように、たとえば、PRACH上のMsg1であり得る。
ブロック820において、ネットワークデバイスからランダムアクセス要求メッセージに応答するランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信する。RARメッセージは、ランダムアクセス要求メッセージのタイプに依存するフォーマットを有する。RARメッセージは、ヘッダ(たとえば、上記で説明したように、MACサブヘッダ)とRARサービスデータユニット(SDU)とを含むことができる。代替的に、RARメッセージは、ヘッダを含むが、RAR SDUを含まないことができる。
一例では、ランダムアクセス要求メッセージがSI要求であるとき、RARメッセージは、MACサブヘッダのみを含む、すなわち、RAR SDUを含まないフォーマットを有することができる。この場合、MACサブヘッダは、RAR SDUの不在を示すタイプインジケータを含んでいることがある。MACサブヘッダはRAPIDを含んでいることがある。
別の例では、RARメッセージはRAR SDUを含む。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドと、UL許可フィールドと、一時C−RNTIフィールドとを含む第1のフォーマットを有する。代替的に、ランダムアクセス要求メッセージが、CA設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有する。代替的に、ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有する。
この場合、ヘッダは、図6(a)〜図6(c)に示されているように、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含んでいることができる。
一例では、ヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まない。この場合、図6(b)および図6(c)に示されているように、タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、ヘッダは、ヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含んでいることがある。
一例では、図6(d)に示されているように、ヘッダはビットマップを含んでいることがあり、ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示す。
一例では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビット(たとえば、図3に示されたRビット)をさらに含み得る。
一例では、ヘッダおよび/またはRAR SDUは、図6および図7に示されているように、オクテット整合させられることもあり、オクテット整合させられないこともある。
ここで、図5、図6(a)〜図6(d)および図7に関連して上記で説明した例は方法800にも当てはまることに留意されたい。
上記で説明したように、方法500に対応して、ネットワークデバイスが提供される。図9は、本開示の一実施形態による、ネットワークデバイス900のブロック図である。
図9に示されているように、ネットワークデバイス900は、端末デバイスからランダムアクセス要求メッセージを受信するように設定された受信ユニット910を含む。ネットワークデバイス900は、ランダムアクセス要求メッセージに応答して、端末デバイスにランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信するように設定された送信ユニット920をさらに含む。RARメッセージは、ランダムアクセス要求のタイプに依存するフォーマットを有する。
一実施形態では、ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、RARメッセージは、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含んでいることができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含んでいることができる。
一実施形態では、MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことができる。タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、MACサブヘッダは、MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含むことができる。
一実施形態では、RARメッセージはRAR SDUを含むことができる。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含んでいることができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはビットマップを含むことができる。ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すことができる。
一実施形態では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含むことができる。
受信ユニット910および送信ユニット920は、たとえば、上記で説明され、および、たとえば、図5に示されたアクションを実行するように設定された、プロセッサまたはマイクロプロセッサおよび適切なソフトウェア、およびソフトウェアを記憶するためのメモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD)または他の電子的構成要素または処理回路のうちの1つまたは複数によって、純粋なハードウェアソリューションとして、またはソフトウェアとハードウェアの組合せとして実装され得る。
図10は、本開示の別の実施形態による、ネットワークデバイス1000のブロック図である。
ネットワークデバイス1000は、トランシーバ1010と、プロセッサ1020と、メモリ1030とを含む。メモリ1030はプロセッサ1020によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、ネットワークデバイス1000は、たとえば、図5と関連して前に説明したプロシージャのアクションを実行するように動作可能である。特に、メモリ1030はプロセッサ1020によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、ネットワークデバイス1000は、端末デバイスからランダムアクセス要求メッセージを受信し、ランダムアクセス要求メッセージに応答して、端末デバイスにランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信するように動作可能である。RARメッセージは、ランダムアクセス要求メッセージのタイプに依存するフォーマットを有する。
一実施形態では、ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、RARメッセージは、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR サービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含んでいることができる。
一実施形態では、MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことができる。タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、MACサブヘッダは、MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含むことができる。
一実施形態では、RARメッセージはRAR SDUを含むことができる。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはビットマップを含んでいることができる。ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すことができる。
一実施形態では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含むことができる。
上記で説明したように、方法800に対応して、端末デバイスが提供される。図11は、本開示の一実施形態による、端末デバイス1100のブロック図である。
図11に示されているように、端末デバイス1100は、ネットワークデバイスにランダムアクセス要求メッセージを送信するように設定された送信ユニット1110を含む。端末デバイス1100は、ネットワークデバイスから、ランダムアクセス要求メッセージに応答するランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信するように設定された受信ユニット1120をさらに含む。RARメッセージは、ランダムアクセス要求のタイプに依存するフォーマットを有する。
一実施形態では、ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、RARメッセージは、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことができる。タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、MACサブヘッダは、MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含むことができる。
一実施形態では、RARメッセージはRAR SDUを含むことができる。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはビットマップを含むことができる。ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すことができる。
一実施形態では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含むことができる。
送信ユニット1110および受信ユニット1120は、たとえば、上記で説明され、たとえば、図8に示されたアクションを実行するように設定された、プロセッサまたはマイクロプロセッサおよび適切なソフトウェア、およびソフトウェアを記憶するためのメモリ、プログラマブル論理デバイス(PLD)、または他の電子的構成要素または処理回路のうちの1つまたは複数によって、純粋なハードウェアソリューションとして、またはソフトウェアとハードウェアとの組合せとして実装され得る。
図12は、本開示の別の実施形態による、端末デバイス1200のブロック図である。
端末デバイス1200は、トランシーバ1210と、プロセッサ1220と、メモリ1230とを含む。メモリ1230はプロセッサ1220によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、端末デバイス1200は、たとえば、図8と関連して前に説明したプロシージャのアクションを実行するように動作可能である。特に、メモリ1230はプロセッサ1220によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、端末デバイス1200は、ネットワークデバイスにランダムアクセス要求メッセージを送信し、ネットワークデバイスから、ランダムアクセス要求メッセージに応答するランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信するように動作可能である。RARメッセージは、ランダムアクセス要求のタイプに依存するフォーマットを有する。
一実施形態では、ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、RARメッセージは、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含んでいることができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、RARメッセージはRAR SDUを含まないことができる。タイプインジケータがRAR SDUの不在を示すとき、MACサブヘッダは、MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含むことができる。
一実施形態では、RARメッセージはRAR SDUを含むことができる。ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有することができる。ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、RAR SDUは、TAコマンドフィールドとUL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有することができる。
一実施形態では、MACサブヘッダは、RAR SDUのフォーマットを示すタイプインジケータを含むことができる。
一実施形態では、MACサブヘッダはビットマップを含むことができる。ビットマップ中の各ビットは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すことができる。
一実施形態では、RAR SDUは、RAR SDU中のTAコマンドフィールド、UL許可フィールド、または一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含むことができる。
本開示はまた、不揮発性または揮発性メモリ、たとえば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリおよびハードドライブの形態の、少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、プロセッサ1020によって実行されたとき、たとえば、図5と関連して前に説明したプロシージャのアクションをネットワークデバイス1000に実行させるコード/コンピュータ可読命令、またはプロセッサ1220によって実行されたとき、たとえば、図8と関連して前に説明したプロシージャのアクションを端末デバイス1200に実行させるコード/コンピュータ可読命令を含む。
コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムモジュール中に構造化されたコンピュータプログラムコードとして設定され得る。コンピュータプログラムモジュールは、本質的に、図5または図8に示されたフローのアクションを実行することができる。
プロセッサは、単一のCPU(中央処理ユニット)であり得るが、2つまたはそれ以上の処理ユニットを備えることもできる。たとえば、プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサおよび/または関係するチップセット、および/または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用マイクロプロセッサを含み得る。プロセッサはまた、キャッシング目的のためのボードメモリを備え得る。コンピュータプログラムは、プロセッサに接続されたコンピュータプログラム製品によって担持され得る。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備え得る。たとえば、コンピュータプログラム製品は、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、またはEEPROMであり得、上記で説明したコンピュータプログラムモジュールは、代替実施形態では、メモリの形態の異なるコンピュータプログラム製品上に分配され得る。
本開示の実施形態を参照しながら、本開示について上記で説明した。様々な変更、改変および追加が、本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく当業者によって行われ得ることを理解されたい。したがって、本開示の範囲は、上記の特定の実施形態に限定されないが、添付の特許請求の範囲のみによって定義される。

Claims (22)

  1. ネットワークデバイスにおける方法(500)であって、
    端末デバイスからランダムアクセス要求メッセージを受信すること(510)と、
    前記ランダムアクセス要求メッセージに応答して、前記端末デバイスにランダムアクセス応答(RAR)メッセージを送信すること(520)と
    を含み、
    前記RARメッセージが、前記ランダムアクセス要求メッセージのタイプに依存するフォーマットを有する、方法(500)。
  2. 前記ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、前記RARメッセージが、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有する、請求項1に記載の方法(500)。
  3. 前記MACサブヘッダが、ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含んでいる、請求項2に記載の方法(500)。
  4. 前記MACサブヘッダが、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含んでいる、請求項2または3に記載の方法(500)。
  5. 前記MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、前記RARメッセージがRAR SDUを含まず、前記タイプインジケータがRAR SDUの前記不在を示すとき、前記MACサブヘッダは、前記MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含んでいる、請求項4に記載の方法(500)。
  6. 前記RARメッセージが、RARサービスデータユニット(SDU)を含み、
    前記ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、前記RAR SDUが、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有するか、
    前記ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、前記RAR SDUが、前記TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有するか、または、
    前記ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、前記RAR SDUが、前記TAコマンドフィールドと前記UL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有する、請求項1に記載の方法(500)。
  7. 前記MACサブヘッダが、前記RAR SDUの前記フォーマットを示すタイプインジケータを含んでいる、請求項6に記載の方法(500)。
  8. 前記MACサブヘッダがビットマップを含んでおり、前記ビットマップ中の各ビットが、前記RAR SDU中の前記TAコマンドフィールド、前記UL許可フィールド、または前記一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示す、請求項6または7に記載の方法(500)。
  9. 前記RAR SDUが、前記RAR SDU中の前記TAコマンドフィールド、前記UL許可フィールド、または前記一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含む、請求項6または7に記載の方法(500)。
  10. 端末デバイスにおける方法(800)であって、
    ネットワークデバイスにランダムアクセス要求メッセージを送信すること(810)と、
    前記ネットワークデバイスから、前記ランダムアクセス要求メッセージに応答するランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信すること(820)と
    を含み、
    前記RARメッセージが、前記ランダムアクセス要求メッセージのタイプに依存するフォーマットを有する、方法(800)。
  11. 前記ランダムアクセス要求メッセージがシステム情報(SI)要求であるとき、前記RARメッセージが、媒体アクセス制御(MAC)サブヘッダのみを含むフォーマットを有する、請求項10に記載の方法(800)。
  12. 前記MACサブヘッダが、ランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID)を含んでいる、請求項11に記載の方法(800)。
  13. 前記MACサブヘッダが、RARサービスデータユニット(SDU)の不在を示すタイプインジケータを含んでいる、請求項11または12に記載の方法(800)。
  14. 前記MACサブヘッダがバックオフインジケータ(BI)を含むとき、前記RARメッセージがRAR SDUを含まず、前記タイプインジケータがRAR SDUの前記不在を示すとき、前記MACサブヘッダは、前記MACサブヘッダがSI要求に応答する肯定応答として働くのか、またはBIとして働くのかを示すSI/BIインジケータをさらに含んでいる、請求項13に記載の方法(800)。
  15. 前記RARメッセージが、RARサービスデータユニット(SDU)を含み、
    前記ランダムアクセス要求メッセージが初期アクセスのためのものであるとき、前記RAR SDUが、タイミングアドバンス(TA)コマンドフィールドと、アップリンク(UL)許可フィールドと、一時セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)フィールドとを含む第1のフォーマットを有するか、
    前記ランダムアクセス要求メッセージが、キャリアアグリゲーション(CA)設定におけるセカンダリキャリアのためのセル内ビーム切替えまたは無競合アクセスのためのものであるとき、前記RAR SDUが、前記TAコマンドフィールドを含む第2のフォーマットを有するか、または
    前記ランダムアクセス要求メッセージが無競合ハンドオーバのためのものであるとき、前記RAR SDUが、前記TAコマンドフィールドと前記UL許可フィールドとを含む第3のフォーマットを有する、請求項10に記載の方法(800)。
  16. 前記MACサブヘッダが、前記RAR SDUの前記フォーマットを示すタイプインジケータを含んでいる、請求項15に記載の方法(800)。
  17. 前記MACサブヘッダがビットマップを含んでおり、前記ビットマップ中の各ビットが、前記RAR SDU中の前記TAコマンドフィールド、前記UL許可フィールド、または前記一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示す、請求項15または16に記載の方法(800)。
  18. 前記RAR SDUが、前記RAR SDU中の前記TAコマンドフィールド、前記UL許可フィールド、または前記一時C−RNTIフィールドの存在または不在を示すように再定義された予約済みビットをさらに含む、請求項15または16に記載の方法(800)。
  19. トランシーバ(1010)と、プロセッサ(1020)と、メモリ(1030)とを備えるネットワークデバイス(1000)であって、前記メモリ(1030)が、前記プロセッサ(1020)によって実行可能な命令を備え、それにより、前記プロセッサ(1020)が、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を実行するように動作可能である、ネットワークデバイス(1000)。
  20. コンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令が、ネットワークデバイス中のプロセッサによって実行されたとき、前記ネットワークデバイスに、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
  21. トランシーバ(1210)と、プロセッサ(1220)と、メモリ(1230)とを備える端末デバイス(1200)であって、前記メモリ(1230)が、前記プロセッサ(1220)によって実行可能な命令を備え、それにより、前記プロセッサ(1220)が、請求項10から18のいずれか一項に記載の方法を実行するように動作可能である、端末デバイス(1200)。
  22. コンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラム命令が、端末デバイス中のプロセッサによって実行されたとき、前記端末デバイスに、請求項10から18のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
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