JP2020525117A - 複数縫合糸通し装置 - Google Patents

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Abstract

インサータの引き抜きおよび再装填なしに、一つまたは複数のステッチを完成させるためのシステムおよび方法。縫合糸通し器は、把持部分および縫合糸保持部分を備える本体を有する遠位端を含む。把持部分および縫合糸保持部分は間隔を置き、その間に本体の窪みを画定する。把持部分の管は、縫合糸保持部分に向かって延び、その中に針を維持する。針は、退縮位置と延長位置との間で管内を摺動可能である。針は遠位端に、縫合糸のリムを捕捉し、固定するためのノッチを有する。退縮位置では、針の遠位端は把持部分の管内であり、延長位置では、針の遠位端は縫合糸保持部分内に延びる。【選択図】図13

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2017年6月26日に出願された米国仮特許出願第62/524,776号、2017年8月23日に出願された米国仮特許出願第62/549,121号、および2017年8月23日に出願された米国仮特許出願第62/549,180号の優先権を主張する。
本発明は、一般的に縫合糸通し装置に関し、より具体的には、インサータの引き抜きおよび再装填なしに、ステッチを完成させるための複数ステッチ縫合糸通し装置に関する。
関連技術の説明
特定の股関節の病変の関節鏡視下修復のために股関節への関節内アクセスを得るために、嚢切開としても知られる股関節嚢を通した外科的切開が必要である。病変の修復後、嚢切開を修復して閉じ、その解剖学的機能を回復することが望ましいことがよくある。この技術は、切開部の各リーフレットに縫合糸を通すこと、および結紮を結んで閉じることを必要とする。現在、使用可能なその他の縫合糸通し装置は、各ステッチ毎に装置の遠位端で縫合糸を再装填するために、股関節から完全に引き抜く必要がある。ステッチを完成させるためにより効率的な方法が必要である。
したがって、インサータ器具を引き抜いて再装填するステップを追加することなく、ステッチを完成させるためのシステムおよび方法に対するニーズがある。
本発明は特に、インサータの引き抜きおよび再装填なしに、一つまたは複数のステッチを完成させるためのシステムおよび方法を対象とする。一実施形態では、本発明は縫合糸通し器である。縫合糸通し器は、把持部分および縫合糸保持部分を備える本体を有する遠位端を含む。把持部分および縫合糸保持部分は間隔を置き、その間に本体の窪みを画定する。把持部分の管は、縫合糸保持部分に向かって延び、その中に針を維持する。針は、退縮位置と延長位置との間で管内を摺動可能である。針は遠位端に、縫合糸のリムを捕捉し、固定するためのノッチを有する。退縮位置では、針の遠位端は把持部分の管内であり、延長位置では、針の遠位端は縫合糸保持部分内に延びる。代替的な実施形態では、本発明は装填縫合糸通し器である。装填縫合糸通し器は、縫合糸保持部分の第一の側面と縫合糸保持部分の第二の側面との間に延びる縫合糸をさらに含む。
一実施形態では、本発明は、縫合糸を物体に通すための方法である。方法は、以下のステップを含む。(i)把持部分および縫合糸保持部分を備える本体を有する縫合糸通し器の遠位端を提供するステップであって、把持部分と縫合糸保持部分は間隔を置き、その間に本体の窪みを画定し、把持部分の管は、縫合糸保持部分に向かって延び、針は退縮位置から延長位置まで管内を摺動可能であり、針は遠位端にノッチを有し、退縮位置では針の遠位端は把持部分の管内であり、延長位置では、針の遠位端は縫合糸保持部分内に延びる、提供するステップ、(ii)把持部分と縫合糸保持部分との間の窪みに近位側と遠位側を有する物体を位置するステップ、(iii)管と針を、物体の近位側の第一の縫合位置から物体の遠位側まで前進させるステップ、(iv)針の遠位端を縫合糸保持部分に前進させるステップ、(v)縫合糸保持部分から針を引き込むステップ、(vi)針の遠位端のノッチ内で縫合糸の第一のリムを捕捉するステップ、および(vii)針の遠位端のノッチが管に隣接するように、管内に針を引き込み、縫合糸の第一のリムをノッチ内に固定するステップ。
本発明の一つまたは複数の態様は、本明細書の終了時に特許請求の範囲の例として特に指摘され、特定的に特許請求される。本発明の前述およびその他の物体、特徴、および利点は、以下の記述から添付図面と併せて明らかである。
図1は、一実施形態による、縫合糸通し装置の遠位端の概略透視上面図である。 図2は、一実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、装填構成にある装置の把持部分の概略拡大透視上面図である。 図3は、一実施形態による、退縮位置で、装填構成にあるクランプ管の遠位端の概略拡大透視側面図である。 図4は、一実施形態による、組織周辺において退縮位置で、装填構成にある装置の概略透視側面図である。 図5は、一実施形態による、装置の本体の縫合糸保持部分内の針の概略拡大透視上面図である。 図6は、一実施形態による、装置の縫合糸保持部分のトグルゲートの概略透視側面図である。 図7は、一実施形態による、装置の縫合糸保持部分の遠位ジョーの概略断面透視側面図である。 図8は、一実施形態による、延長位置で、ロック解除状態にあるトグルゲートおよび装填構成にある針の概略断面透視側面図である。 図9は、一実施形態による、延長位置で、ロック状態にあるトグルゲートおよび未装填構成にある針の概略断面透視側面図である。 図10は、一実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、ロック状態にあるトグルゲートおよび未装填構成にある針の概略断面透視側面図である。 図11は、一実施形態による、退縮位置で未装填構成にある針の概略透視側面図である。 図12は、一実施形態による、延長位置で、ロック状態にあるトグルゲートおよび未装填構成にある針の概略透視上面図である。 図13は、一実施形態による、図12の装置の遠位端の概略断面側面図である。 図14は、一実施形態による、延長位置で、ロック解除状態にあるトグルゲートおよび装填構成にある針の概略断面透視側面図である。 図15は、図14における針の遠位端の概略拡大断面側面図である。 図16は、一実施形態による、退縮位置で、装填構成にある針および組織から除去された装置の概略透視図である。 図17は、別の実施形態による、退縮位置で、装填構成にある針および組織から除去された装置の概略透視図である。 図18は、代替的な実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、未装填構成にある針の概略透視側面図である。 図19は、代替的な実施形態による、延長位置で、未装填構成にある針の概略透視側面図である。 図20は、代替的な実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、装填構成にある針の概略透視側面図である。 図21は、代替的な実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、未装填構成にある針の概略拡大透視上面図である。
本発明の態様および特定の特徴、利点、およびその詳細は、添付図面に図示した非限定的な例を参照しながらより完全に説明される。本発明を不必要に不明瞭にしないよう、周知の構造の説明は省略される。しかしながら、本発明の態様を示しつつ、詳細な説明および特定の非限定的な例は、例示のみによって与えられ、限定されるものではないことが理解されるべきである。本発明の主な概念の精神および/または範囲内で、さまざまな置換、修正、追加、および/または配置は、本開示から当業者に明らかであろう。
ここで図1を参照すると、一実施形態による、縫合糸通し装置の遠位端の概略透視上面図が示されている。図1は、縫合糸通し装置10の遠位端14に沿って延在する、本体12を備える縫合糸通し装置10を示す。特に、本体12は、装置10の中央長手方向軸x−xに沿って延びる。装置10の本体12は、近位把持部分16および遠位縫合糸保持部分18を含む。図1に示すように、縫合糸保持部分18は、本体12の最も遠位部分を含む。さらに、図1の実施形態では、把持部分16および縫合糸保持部分18は、把持部分16および縫合糸保持部分18の間の本体12内に窪み20があるように間隔を置くことを示す。窪み20は、組織、生体またはその他の物体が、把持部分16と縫合糸保持部分18の間に配置されうるように、構成されているか、またはサイズ決めされる。本明細書に詳細に説明するように、把持部分16および縫合糸保持部分18は、組織(生体または物体)からの装置10の引き抜き、および装置10の再装填なしに、完全なステッチの形成を容易にする特徴を備える。
ここで図2を参照すると、一実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、装填構成にある装置10の把持部分16の概略拡大透視上面図が示されている。図2に示す実施形態では、把持部分16が、縫合糸保持部分18に向かって中央長手方向軸x−xにほぼ平行な方向に遠位に延びるクランプ管22を備える。図示した実施形態では、クランプ管22は、窪み20内の組織またはその他の生体と係合するために、その遠位端26に一つまたは複数の突出部24を含む。ただし、クランプ管22は、所望であれば、滑らかな遠位端26(突出部24を備えない)も有しうる。
さらに図2を参照すると、把持部分16は、中央長手方向軸x−xに平行な方向にも、クランプ管22を通って延びる可動式(すなわち、摺動可能な)管または管状外筒28をさらに備える。外筒28は、クランプ管22の第一の内容積30の少なくとも一部分に延びる。さらに、図示された実施形態にも示されるように、外筒28は、可動式(すなわち、摺動可能な)針34のために構成され、およびサイズ決めされた、第二の内容積32(図示せず)を含む。図2に示すように、針34は、外筒28の第二の内容積32内に延び、中央長手方向軸x−xに平行な方向に延びる。針34は、その遠位端38にノッチ36を備える。ノッチ36は、縫合糸40(またはその他の同等の縫合材料)を収容するサイズまたは寸法である。
図2に示すように、縫合糸40が針34内のノッチ36を通って延び、ノッチ36が外筒28の遠位端に隣接するとき、針34は装填構成で縫合糸40を掴み、固定する。外筒28の遠位端は、隣接するノッチ36内の縫合糸40を所定位置に保持する。一実施形態では、張力機構は、装填構成でノッチ36に対して外筒28を定位置に保持する。張力機構は、例えば、クランプ管22内のばねでありうる。
ここで図3を参照すると、一実施形態による、退縮位置で、装填構成にあるクランプ管22の遠位端26の概略拡大透視側面図が示されている。図2に示す退縮位置と延長位置との間の装填構成から、針34および外筒28は、中央長手方向軸x−xに平行な軸に沿って縫合糸保持部分18から離れるように移動する。図3に示すように、針34および外筒28は近位に移動するにつれて、クランプ管22に引き込まれ、退縮位置での装填構成になる。図示した実施形態では、クランプ管22は、その間に開口部44を備えた一対の対向するプロング42を有して分岐することができる。クランプ管22の分岐遠位端26は、縫合糸40が、針34と外筒28がクランプ管22の中へと近接して引き込まれる時に、プロング42の間の開口部44に延びることを可能にする。図示した実施形態では、縫合糸40は、プロング42間の開口部44内の中央長手方向軸x−xに対してほぼ垂直な方向に延びる。したがって、針34および外筒28は、縫合糸40を乱すことなく、クランプ管22に引き込まれうる。
ここで図4を見ると、一実施形態による、組織46周辺で退縮位置での装填構成にある装置10の概略透視側面図が示されている。縫合糸40が針34(図2)のノッチ36に装填され、針34および外筒28がクランプ管22(図3)内に退縮した後、装置10は縫合のために組織46またはその他の生体と係合することができる。図示した実施形態では、縫合される組織46は、把持部分16と縫合糸保持部分18との間の本体12の窪み20内に位置付けられる。組織46が窪み20内にある時、クランプ管22は中央長手方向軸x−xに平行な軸に沿って遠位に進み、組織46上の第一の縫合位置と接触し、係合する。図示した実施形態では、クランプ管22の遠位端26上の突出部24は、突出部24が組織46と係合するまで、クランプ管22と遠位に進む。
ここで図5を参照すると、一実施形態による、装置10の本体12の縫合糸保持部分18内の針34の概略拡大透視上面図が示されている。縫合糸保持部分18は、トグルゲート50を備える遠位ジョー48を備える。図5に示すように、トグルゲート50は、遠位ジョー48の第一の側面52と遠位ジョー48の第二の側面54との間に延びる。図示した実施形態では、遠位ジョー48は、トグルゲート50のトグルゲートスロット58に対応し、それと整列するジョースロット56を有する(図6にも示す)。
図4に示す退縮位置での装填構成から、外筒28、針34、および固定された縫合糸40が、組織46の近位側60から組織46の遠位側62まで進む。針34および外筒28が組織46の遠位側62を通って延びると、針34および外筒28は、図5に示した延長位置での装填構成まで延び続ける。延長位置での装填構成では、針34は、縫合糸保持部分18の遠位ジョー48の第一の側面52と第二の側面54との間のトグルゲート50の中へと延びる。したがって、針34によって運ばれる縫合糸40は、整列したトグルゲートスロット58およびジョースロット56に入る。図示した実施形態では、針34が遠位に延びる距離は、外筒28が遠位に延びる距離よりも大きい。その結果、退縮位置では、外筒28は針34のノッチ36に隣接しなくなる。張力機構がクランプ管22内のばねである実施形態では、ばね張力はノッチ36と外筒28との間で解放される。張力が解放されると、縫合糸40がノッチ36から解放され、縫合糸40がトグルゲートスロット58およびジョースロット56に落下する。
ここで図6〜図7を参照すると、一実施形態による、装置10の縫合糸保持部分18内の構成要素のさまざまな概略図が示されている。図6に示すように、トグルゲート50は、ヒンジ51を介してアクチュエータロッド64に接続される。アクチュエータロッド64は、縫合糸保持部分18の遠位ジョー48の回転トラック66内のトグルゲート50の動きを制御する。図示した実施形態では、トグルゲート50は湾曲しており、トグルゲート50がロック解除状態(図8に示す)にあるとき、中央長手方向軸x−xに平行な方向に延びる、一対のプロング53を備える。トグルゲート50からのプロング53の延長は、針34から縫合糸40を受けるよう構成される、トグルゲートスロット58を画定する。
図7は、一実施形態による、装置10の縫合糸保持部分18の遠位ジョー48の断面透視側面図を示す。回転トラック66は、遠位ジョー48の第一の側面52(図示せず)と第二の側面54との間に延びる。図7に示すように、回転トラック66は、湾曲したトグルゲート50を収容する湾曲した部分55、およびほぼまっすぐなアクチュエータロッド64を収容するほぼまっすぐな部分57を有する。遠位ジョー48は、回転トラック66の湾曲した部分55を画定するための近位壁59および遠位壁61を備える。近位壁59と遠位壁61との間の距離は、トグルゲート50の幅よりも大きいため、トグルゲート50は、回転トラック66の湾曲した部分55内で回転することができる。図8〜10に示すように、アクチュエータロッド64は、トグルゲート50がそれぞれ回転トラック66から離れて、およびそれに向かって動くように、トグルゲート50を時計回りおよび時計と反対回りの両方に動かす。
ここで図8〜図10を見ると、延長位置での装填構成から退縮位置での未装填構成に向かって移動する、縫合糸保持部分18の概略断面側面図が示されている。図8に示すように、針34は、延長位置での装填構成でトグルゲート50内に延びる。延長位置での装填構成では、トグルゲート50は、回転トラック66から最大距離でロック解除状態にある。アクチュエータロッド64は、図8のロック解除状態から図9のロック状態まで、トグルゲート50を移動させるように係合する。図8に示すように、トグルゲート50をアクチュエータロッド64に接続するヒンジ51は、トグルゲート50がロック解除状態にあるときに、回転トラック66の湾曲した部分55内にある。トグルゲート50をロック状態に移動させるために、アクチュエータロッド64は、回転トラック66内で近位に移動または引っ張られ、ヒンジ51を回転トラック66のほぼまっすぐな部分57に引き込む。ロック状態では、トグルゲート50は、回転トラック66から最小距離にある。図9の実施形態では、トグルゲート50は、ロック状態で遠位ジョー48の遠位壁66に隣接する。トグルゲート50がロック状態にある時、図10に示すように、針34および外筒28は、縫合糸保持部分18から近位に退縮しうる。
ここで図11を簡単に参照すると、退縮位置での未装填構成にある装置10の概略透視側面図が示されている。図10に示すように、針34および外筒28が近位に移動するにつれ、針34および外筒28は、退縮位置での未装填構成に達するまで、クランプ管22の中を中央長手方向軸x−xに平行な軸に沿って近位に退縮または引き込まれる。図11に示す退縮位置での未装填構成では、針34および外筒28は、針34の遠位端38がクランプ管22内にあるように、クランプ管22の中にすっぽり入るように引き込まれる。また、退縮位置での未装填構成では、組織46は、縫合糸保持部分18と把持部分16との間の本体12の窪み20内に残る。図示するように、縫合糸40の第一のリム41は、組織46を通って延在し、トグルゲート50内でロックされる(ロック状態である)。
ここで図12を見ると、延長位置での未装填構成にある装置10の概略透視上面図が示されている。図11に示す退縮位置での未装填構成から、装置10は、組織46に沿って第二の縫合位置に移動する。一般的に、第二の縫合位置は第一の縫合位置に隣接し、第二の縫合位置に十分近く、第一の縫合位置と第二の縫合位置との間に強力な接続を形成する。しかし、第一および第二の縫合位置は、縫合糸40にかかる張力が縫合糸40を第一の縫合位置から第二の縫合位置に引っぱるほど近接することはできない。装置10が組織46に沿って第二の縫合位置に移動した後、クランプ管22は、第二の縫合位置で組織46と係合するまで、組織46に向かって遠位に延びる。その後、針34および外筒28は、第二の縫合位置で組織46を通り、トグルゲート50内に遠位に完全に延びる。図12では、トグルゲート50はロック状態にあり、針34はトグルゲート50内で延長位置での未装填構成にある。
ここで図13を参照すると、図12の装置10の遠位端14の概略断面側面図が示されている。図13に示すように、針34および外筒28は、組織46の遠位側62を通って、トグルゲート50内に完全に延びる。上述のように、トグルゲート50は、回転トラック66に対してロック状態にある。延長位置での未装填構成では、針34のノッチ36は、トグルゲートスロット58およびジョースロット48(ロック状態内)内の縫合糸40の上方に位置付けられる。図示した実施形態に示すように、ノッチ36は縫合糸40とほぼ整列している。
ここで図14〜図15を見ると、ロック解除状態でのトグルゲート50の概略断面側面図が示されている。図13に示すロック状態から、トグルゲート50は、外科医(または他のユーザ)によるアクチュエータロッド64の動きを通して、回転トラック66内のロック解除状態まで回転する。トグルゲート50がロック解除状態に移動すると、トグルゲート50は、図14に示すように、針34のノッチ36内の縫合糸40を移動させる。次に、張力機構によって供給される張力が、外筒36をノッチ36に向かって移動させるにつれ、縫合糸40はノッチ36によって再び捕捉され、図15に示すように、外筒28および針34は組織46の遠位側62に向かう近位の方向に引き抜かれ、かつ引き出される。
ここで図16を参照すると、一実施形態による、組織46から除去された、退縮位置での装填構成にある装置10の概略透視図が示されている。図16に示すように、装置10は、手順の完了時に外科手術部位で組織46から引き抜くことができる。例えば、外科医は、装置10を使用して股関節にすくい綴じを完成させ、その後外結紮を形成することによって、組織46に近接し、閉じることができる(図16)。装置10の使用後、外科医は装置10を股関節の外科手術部位から引き抜き、装置10を外科手術部位からカニューレを通して除去することができる。
図17を簡単に見ると、別の実施形態による、組織46から除去された、退縮位置での装填構成にある装置10の概略透視図が示されている。代替的な実施形態では、外科医が望めば、より多くのステッチを形成することができる。図17に示すように、より多くのステッチは、装置10(図11に示す通り)を一つまたは複数の追加的な縫合位置に移動し続けることによって、組織46内に形成されうる。もう一度言うが、装置10でステッチが形成され、結紮を結んで組織46に近接し、閉じると、装置10はカニューレを通して外科手術部位から除去することができる。
ここで図18〜図21を参照すると、装置100の遠位端114の代替的な実施形態の様々な概略図が示されている。図18をまず見ると、図2に示すものと類似した装置100は、管状外筒128を備える把持部分116と、ノッチ136を有する針134とを備える。図示の実施形態では、装置100の縫合糸保持部分118は、中央長手方向軸x−xにほぼ垂直な方向に延在する末端部168を備える。図18に示すように、末端部168は、末端部168を通って延びるほぼ中央の開口部170を備える。開口部170は、針134が開口部170を通して延長および退縮しうるように、針134とほぼ整列する。
さらに図18を参照すると、縫合糸140は末端部168に装填される。末端部168は、そこから延びるプロング172(またはその他の突出部)を備える。装置を使用するために、縫合糸140は、縫合糸140の第一のリム141が、装置100の第一の側113上に延び、縫合糸140の第二のリム143が、装置100の第二の側115上に延びるように、プロング172の周りに巻かれる。
ここで図19を見ると、装置100が退縮位置と延長位置(図18)との間にある未装填構成にある後で、針134は組織を通って延びる(明確にするために図示せず)。図19に示すように、針134は、組織(図示せず)を通って、末端部168の開口部170内に移動する。図示した実施形態では、針134のノッチ136は、針134が開口部170内に延びるのに従って第一の方向に向く。図19に示すように、針134が延長位置での未装填構成で完全に延長した後、図20に示すように、針134は退縮する。針134が退縮すると、針134のノッチ136が縫合糸140の第一のリム141を捕捉または掴む。図1〜17に示す装置10と同様に、図20の装置100の外筒128は、針134が退縮するとき、ノッチ136内の縫合糸140の第一のリム141を維持および固定する。針134が退縮すると、外筒128はノッチ136に隣接し、第一のリム141をノッチ136内に固定する。図1〜17に示す装置に関して上述したように、装置100の把持部分116内のばねなどの張力機構は、針134のノッチ136で外筒128張力をかける。針134は、組織(図示せず)から退縮位置での装填構成まで完全に引き抜かれる。
ここで図21を参照すると、一実施形態による、退縮位置と延長位置との間で、未装填構成にある装置100の遠位端114の概略拡大透視上面図が示されている。針134が図20の組織(図示せず)から完全に退縮した後、針134は、針134のノッチ136が第二の方向に向くように回転する。一実施形態では、第一の方向は、針134が第一の方向から第二の方向へと約180回転するように、第二の方向に対向する。針134のノッチ136が第二の方向に向かっている時、図21に示すように、針134は組織(図示せず)を通して延びる。ステッチを完成するために、針134は再び末端部168の開口部170を通って延長し、そこから退縮して縫合糸140の第二のリム143を捕捉または掴む(反対方向ではあるが、図20に示すように)。針134のノッチ136が縫合糸140の第二のリム143を捕捉または掴むと、針134が退縮する。針134は、針134のノッチ136が外筒128に隣接し、縫合糸140の第二のリム143をノッチ136内に固定するように、まず退縮する。その後、針134は組織から完全に退縮して、ステッチを完成させる。図1〜17に示す実施形態に関連して説明した通り、縫合糸140の第一のリム141、および第二のリム143は、装置から引き抜かれ、組織に近接するよう張力をかけられ、ステッチを固定するために結紮が結ばれる。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のためであり、本発明を限定することを意図していない。本明細書で使用されるように、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、複数形も含むことが意図される。用語「含む(comprise)」(および「含む(comprises)」や「含む(comprising)」などのcompriseの任意の形式)、「有する(have)」(および「有する(has)」や「有する(having)」などのhaveの任意の形式)、「含む(include)」(および「含む(includes)」や「含む(including)」などのincludeの任意の形式)、および「包含する(contain)」(および「包含する(contains)」や「包含する(containing)」などのcontainの任意の形式)は、オープンエンドのリンク動詞であることがさらに理解されるだろう。結果として、一つまたは複数のステップまたは要素を「含む(comprise)」、「有する(have)」、「含む(include)」または「包含する(contain)」方法または装置。同様に、一つまたは複数の特徴を「含む(comprise)」、「有する(have)」、「含む(include)」または「包含する(contain)」方法のステップ、または装置の要素は、それら一つまたは複数の特徴を有するが、それらの一つまたは複数の特徴のみを保持することに限定されない。さらに、特定の方法で構成される装置または構造は、少なくともそのように構成されるが、リストされていない方法で構成することもできる。
以下の特許請求の範囲の全ての手段またはステッププラス機能要素の対応する構造、材料、行為および同等物は、もしあれば、具体的に請求される他の特許請求の要素と組み合わせて、機能を実行するための構造、材料または行為を含むことを意図している。本発明の説明は、例示および説明の目的で提示されてきたが、本発明に開示された形態で網羅的または限定されるものではない。多くの修正および変形は、本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、当業者には明らかであろう。実施形態は、本発明の一つまたは複数の態様の原理および実際の応用を最もよく説明し、当業者が、考えられる特定の用途に適したさまざまな修正を有するさまざまな実施形態について本発明の一つまたは複数の態様を理解できるように選択および説明された。

Claims (20)

  1. 縫合糸通し器であって、
    把持部分と縫合糸保持部分とを備える本体を有する縫合糸通し器遠位端であって、
    前記把持部分および前記縫合糸保持部分は間隔を置き、その間に前記本体内の窪みを画定する、縫合糸通し器遠位端と、
    前記縫合糸保持部分に向かって延びる前記把持部分の管と、
    前記管内で退縮位置から延長位置まで摺動可能な針であって、針遠位端にノッチを有し、
    前記退縮位置では、前記針遠位端は前記把持部分の前記管内であり、前記延長位置では、前記針遠位端は前記縫合糸保持部分内に延びる、針と、を備える縫合糸通し器。
  2. 前記縫合糸保持部分が、アクチュエータロッドにヒンジで接続されたトグルゲートを備え、前記トグルゲートがロック状態とロック解除状態との間で回転可能である、請求項1に記載の縫合糸通し器。
  3. 前記縫合糸保持部分が、第一の側面および第二の側面を有する遠位ジョーを備え、前記トグルゲートがその間に延在する、請求項2に記載の縫合糸通し器。
  4. 前記縫合糸保持部分、前記トグルゲート、および回転トラック内に摺動可能に配置された前記アクチュエータロッドを通って延びる前記回転トラックをさらに備える、請求項3に記載の縫合糸通し器。
  5. 前記管内で移動可能な管状外筒および前記管状外筒内で摺動可能な前記針をさらに備え、前記管状外筒が前記針遠位端の前記ノッチに向かって張力をかけられる、請求項1に記載の縫合糸通し器。
  6. 前記縫合糸保持部分が、前記延長位置では、前記針遠位端が末端部の開口部内に延びるように、前記針内に整列した前記開口部を有する前記末端部を備える、請求項1に記載の縫合糸通し器。
  7. 装填縫合糸通し器であって、
    把持部分と縫合糸保持部分とを備える本体を有する前記縫合糸通し器の縫合糸通し器遠位端であって、
    前記把持部分および前記縫合糸保持部分は間隔を置き、その間に前記本体内の窪みを画定する、縫合糸通し器遠位端と、
    前記縫合糸保持部分に向かって延びる前記把持部分の管と、
    前記管内で退縮位置から延長位置まで摺動可能な針であって、針遠位端にノッチを有し、
    前記退縮位置では、前記針遠位端は前記把持部分の前記管内であり、前記延長位置では、前記針遠位端は前記縫合糸保持部分内に延びる、針と、
    前記縫合糸保持部分の第一の側面と前記縫合糸保持部分の第二の側面との間に延びる縫合糸と、を備える、装填縫合糸通し器。
  8. 前記縫合糸の第一のリムが、前記本体の第一の側面に沿って延び、前記縫合糸の第二のリムが前記本体の第二の側面に沿って延びる、請求項7に記載の装填縫合糸通し器。
  9. 前記退縮位置と前記延長位置との間で、縫合糸の第一のリムが前記針の前記ノッチ内にある、請求項7に記載の装填縫合糸通し器。
  10. 前記縫合糸保持部分上にプロングをさらに備え、前記縫合糸が前記プロングの周りに巻かれている、請求項9に記載の装填縫合糸通し器。
  11. 前記縫合糸保持部分が、第一の側面と第二の側面を有する遠位ジョー、その間に延在するトグルゲートを備え、前記トグルゲートはアクチュエータロッドにヒンジで接続され、前記トグルゲートはロック状態とロック解除状態との間で回転可能である、請求項7に記載の装填縫合糸通し器。
  12. 前記ロック状態で、前記縫合糸が前記トグルゲートのスロット内に延びる、請求項11に記載の装填縫合糸通し器。
  13. 前記ロック解除状態で、前記トグルゲートの前記スロットが、前記縫合糸が前記トグルゲートの前記スロット内、および前記遠位ジョーのスロット内に延在するように、前記遠位ジョーの前記スロットと整列している、請求項12に記載の装填縫合糸通し器。
  14. 前記延長位置で、前記針の前記ノッチが、前記トグルゲートの前記スロットおよび前記遠位ジョーの前記スロットを通って延在する前記縫合糸と整列する、請求項13に記載の装填縫合糸通し器。
  15. 物体を貫通して縫合糸を通すための方法であって、前記方法は、
    把持部分および縫合糸保持部分を備える本体を有する縫合糸通し器遠位端であって、前記把持部分および前記縫合糸保持部分は間隔を置き、その間に前記本体の窪みを画定する、縫合糸通し器遠位端と、前記縫合糸保持部分に向かって延びる前記把持部分の管と、退縮位置から延長位置まで前記管内を摺動可能な針であって、針遠位端にノッチを有する、針とを提供するステップと、
    前記把持部分と前記縫合糸保持部分との間の前記窪みに近位側および遠位側を有する物体を位置決めするステップと、
    前記管および前記針を前記物体の前記近位側にある第一の縫合位置を通して、前記物体の前記遠位側に前進させるステップと、
    前記針遠位端を前記縫合糸保持部分の中へと前進させるステップと、
    前記縫合糸保持部分から前記針を退縮させるステップと、
    前記針遠位端上の前記ノッチ内の縫合糸の第一のリムを捕捉するステップと、
    前記針遠位端上の前記ノッチが前記管に隣接し、縫合糸の前記第一のリムを前記ノッチ内に固定するように、前記管内に前記針を退縮させるステップと、を含む、方法。
  16. 縫合糸の前記第一のリムが前記物体の前記近位側を通る前記ノッチ内にある状態で、前記針および前記管を退縮させるステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記管および前記針を前記物体の前記近位側にある第二の縫合位置を通して、前記物体の前記遠位側に前進させるステップと、
    前記針遠位端を前記縫合糸保持部分の中へと前進させるステップと、
    縫合糸の前記第一のリムを、前記縫合糸保持部分内へ解放するステップと、をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記物体の前記近位側にある縫合糸の前記第一のリムを解放するステップと、
    前記針を約180度回転させるステップと、をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記管および前記針を前記物体の前記近位側にある第二の縫合位置を通して、前記物体の前記遠位側に前進させるステップと、
    前記針遠位端を前記縫合糸保持部分の中へと前進させるステップと、をさらに含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記縫合糸保持部分から前記針を退縮させるステップと、
    前記針遠位端上の前記ノッチ内の縫合糸の第二のリムを捕捉するステップと、
    前記針遠位端上の前記ノッチが前記管に隣接し、縫合糸の前記第二のリムを前記ノッチ内に固定するように、前記管内に前記針を退縮させるステップと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
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