JP2020523930A - ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニング - Google Patents
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Abstract
ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための例示的なシステム、方法、コンピュータ読み取り可能媒体、および装置が、開示される。1つの例示的な方法は、無線デバイスによって、ヘルスゲートウェイからの信号を検知することであって、前記信号は、接続情報およびサービス情報を含む、検知することと、前記接続情報および前記サービス情報に基づいて、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定することと、前記ヘルスゲートウェイが適切であると決定したことに応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立することを含む。【選択図】図1A
Description
[0001]医療デバイスを使用している患者は、血圧、心拍数その他のような情報をそのような機器から定期的に取得し、ヘルスケアプロバイダからの治療計画の一部として、または処置後(例えば、手術後)のモニタリングの過程で、その情報を記録する場合がある。いくつかの例では、患者は、スマートフォンなどの電子デバイスを使用して、そのような情報を記録し、後でその患者のヘルスケアプロバイダに提供する場合がある。そのような情報は、ヘルスケアプロバイダが、患者に治療が効いているか、または患者が手術から適切に回復しているかを決定するのに役立つ場合がある。
[0002]ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングの様々な例について説明する。1つの例示的な方法は、無線デバイスによって、ヘルスゲートウェイからの信号を検知することであって、前記信号は、接続情報およびサービス情報を含む、検知することと、前記接続情報および前記サービス情報に基づいて、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定することと、前記ヘルスゲートウェイが適切であると決定したことに応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立することと、を含む。
[0003]例示的な無線デバイスは、無線トランシーバと、一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と、前記一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と通信するプロセッサであって、前記無線トランシーバを使用した、ヘルスゲートウェイからの信号の検知であって、前記信号は、接続情報およびサービス情報を含む、検知と、前記接続情報および前記サービス情報に基づく、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかの決定と、前記ヘルスゲートウェイが適切であるという決定に応じた、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続の確立と、をするように構成されたプロセッサと、を備える。
[0004]1つの例示的な一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体は、無線デバイスによる、ヘルスゲートウェイからの信号の検知であって、前記信号は、接続情報およびサービス情報を含む、検知と、前記接続情報および前記サービス情報に基づく、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかの決定と、前記ヘルスゲートウェイが適切であるという決定に応じた、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続の確立と、をプロセッサにさせるように構成された、プロセッサ実行可能命令を有する。
[0005]別の例示的な方法は、無線デバイスから無線信号を受信することであって、前記無線信号は、前記無線デバイスに関する情報を示す、受信することと、前記デバイスに関する前記情報に基づいて、前記無線デバイスが適切であるかどうかを決定することと、前記無線デバイスが適切であると決定したことに応じて、前記無線デバイスとの通信接続を確立することと、を含む。
[0006]別の例示的な無線デバイスは、無線トランシーバと、一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と、前記一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と通信するプロセッサであって、前記無線トランシーバを使用した、無線デバイスからの無線信号の受信であって、前記無線信号は、前記無線デバイスに関する情報を示す、受信と、前記デバイスに関する前記情報に基づく、前記無線デバイスが適切であるかどうかの決定と、前記無線デバイスが適切であるという決定に応じた、前記無線デバイスとの通信接続の確立と、をするように構成されたプロセッサと、を備える。
[0007]さらなる例示的な方法は、無線医療デバイスによって、アドバタイズメントパケットを送信することと、ヘルスゲートウェイから無線信号を受信することであって、前記無線信号は、前記無線医療デバイスが前記ヘルスゲートウェイとの接続に適していることを示す、受信することと、前記無線信号を受信することに応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立することと、を含む。
[0008]これらの例示的な例は、本開示の範囲を限定し、または規定するためではなく、本開示への理解を助けるための例を提供するために言及される。例示的な例は、発明を実施するための形態の中で説明されており、発明を実施するための形態は、さらなる説明を提供する。様々な例によって提供される有利な点は、本明細書を調べることによってさらに理解され得る。
[0009]本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、1つまたは複数の、ある特定の例を図示し、例についての説明とともに、その特定の例の原理および実装を説明するのに役立つ。
[0018]ここでは、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングとの関連で、例について説明する。当業者は、以下の説明が例示にすぎず、限定的であることが決して意図されていないことを理解するであろう。ここで、添付の図面に示されている例の実装を、詳細に参照する。同一または類似の事項を参照するために、図面および以下の説明を通して、同じ参照標識が使用される。
[0019]明確さのためであるが、本明細書で説明される例の通常の特徴のすべてが示され、説明されるわけではない。もちろん、あらゆるそのような実際の実装の開発では、アプリケーションおよびビジネスに関連する制約への適合などの、開発者の特定の目標を達成するために、実装固有の決定が、数多くなされなければならないこと、ならびにこれらの特定の目標が、実装ごと、開発者ごとに異なるであろうことが、理解されるであろう。
[0020]ヘルスモニタリングまたはその他の関連サービスを得、または提供するために、ヘルスゲートウェイが、私宅、グループホーム、病院などの場所に設置されてもよく、そのような場所で、1人または複数人の人が、その人に使用され、着用され、または埋め込まれる医療デバイスを介することなどにより、モニタされてもよい。ヘルスゲートウェイは、これらの医療デバイスと通信してこれらの医療デバイスからデータを受信し、そのヘルスゲートウェイに関連付けられたクラウドサービスプロバイダにそのデータを提供してもよい。次に、データは、ヘルスケアプロバイダ、またはモニタされている人に関連付けられた他のサービスプロバイダに提供されてもよい。
[0021]いくつかの例では、医療デバイスは、長期間にわたって、例えば1年またはそれ以上、使用されるものであってもよい。しかし、他のものは、例えば数日または数週間の、比較的短い寿命を有してもよく、したがって、使い捨てであるか、または頻繁に交換されてもよい。そのようなデバイスとしては、吸入器、電池式のパッチなどが挙げられてもよい。それらの使い捨ての性質のゆえに、これらの各デバイスを認識し、これらの各デバイスと通信するために、ヘルスゲートウェイを事前承認または事前プロビジョニングすることは、困難な場合がある。代わりに、本開示による例は、患者が、例えばヘルスゲートウェイにデバイス情報を手動で入力することによって、手動でデバイスをプロビジョニングすることなく、ヘルスゲートウェイが、ヘルスゲートウェイで使用するための無線医療(またはその他の)デバイスを動的に認識およびプロビジョニングすることを可能にしてもよい。デバイスがプロビジョニングされた後、ヘルスゲートウェイは、そのデバイスからデータを取得し、クラウドサービスプロバイダにそのデータを提供することができる。ここで、クラウドサービスプロバイダは、適切な場合には、医療(またはその他の)デバイスを使用している個人に関連付けられたヘルスケアプロバイダに、そのデータを提供する。
[0022]例示的な一例では、患者は、その患者のぜんそくの症状を緩和するために、新しい吸入器を購入する。吸入器は、その吸入器の使用を追跡し、かつヘルスゲートウェイに使用データを無線で送信することができる、電池式の小型のBluetooth(登録商標) Low Energy(「BLE」)デバイスを備える。吸入器を箱から取り出した後、患者は、吸入器のボタンを押すことで、その吸入器を使用するために起動し、そして今度は吸入器が、無線デバイスを起動する。次に、無線デバイスは、BLEパケットのブロードキャストを開始し、近くのヘルスゲートウェイを識別する。
[0023]この例では、患者のヘルスゲートウェイは、吸入器からのブロードキャストパケットの1つを受信し、ユニバーサル固有識別子(「UUID」)、製造業者固有データ、企業もしくはサービスプロバイダID、モデルIDなどのデバイスに関する情報、およびパスコード、インターネットプロトコル(「IP」)アドレス、BLE識別子、サービスセット識別子(「SSID」)などの接続情報、または無線デバイスとヘルスゲートウェイと間の通信接続を確立するために使用できるその他の情報、を含む情報をそのパケットから抽出する。次に、ヘルスゲートウェイは、抽出されたデータを調べて、デバイスが、そのヘルスゲートウェイと通信すべきタイプのものかどうかを決定する。例えば、吸入器は、吸入器のUUID、製造業者ID、吸入器を処方した、その患者のヘルスケアプロバイダのID、吸入器のモデル、および吸入器のBLEパスコードを送信してもよい。次に、ヘルスゲートウェイは、受信した情報を、既知の製造業者、吸入器モデルと比較し、ヘルスゲートウェイが、識別されたヘルスケアプロバイダに登録されているかどうかを決定してもよい。各比較が妥当であると確認される場合、次に、ヘルスゲートウェイは、パスコードを使用して吸入器とのBLE接続を確立してもよい。吸入器と接続した後、次に、ヘルスゲートウェイは、使用データ、期限切れ情報、補充情報、再注文情報などのデータを吸入器から取得してもよい。次に、取得された情報は、ヘルスゲートウェイにサービスを提供するクラウドサービスプロバイダに送られ、その次に、関連情報は、患者のヘルスケアプロバイダのうち1つまたは複数、例えば診療所、病院、または保険会社にも転送される。
[0024]この例示的な例は、本明細書で説明される一般的な主題を読者に紹介するために与えられ、本開示は、この例に限定されない。以下のセクションでは、様々な追加の非限定的な例、ならびにヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのためのシステムおよび方法の例を説明する。
[0025]ここで図1Aを参照すると、図1Aは、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的なシステム100を示している。システム100は、互いに無線で通信することができる、無線デバイス110およびヘルスゲートウェイ120を備える。ヘルスゲートウェイ120は、ネットワーク150を介してサービスプラットフォーム130に接続されており、サービスプラットフォーム130は、ネットワーク152を介して顧客バックエンド140に接続されている。この例では、無線デバイス110およびヘルスゲートウェイ120は、無線媒体を介して互いに直接通信する。しかし、いくつかの例では、無線デバイス110およびヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110がアクセスポイントと通信するメッシュネットワーク環境などで、仲介デバイスを使用して通信してもよい。ここで、このアクセスポイントは、次に、ネットワークインフラストラクチャを介してヘルスゲートウェイ120と通信する。同様に、WiFi中継器などの、またはWiFiアクセスポイント(「AP」)を介するなどの、さらにその他の間接的な通信の技術が、採用されてもよい。
[0026]この例示的なシステム100の無線デバイス110は、吸入器、注入器デバイス(例えば、EpiPen(登録商標))、バイオメトリクスセンサーなどの、使い捨ての医療デバイスである。患者は、ヘルスゲートウェイ120によって認識されないであろう代替品を頻繁に入手する場合があるから、本開示による例は、使い捨ての医療デバイスでの使用に適している場合がある。しかし、本開示による例は、そのようなデバイスが、ヘルスゲートウェイ120に接続して、ヘルスゲートウェイ120に情報を提供することを可能にしてもよい。加えて、一方で、フィットネストラッカー、インスリンポンプなどの、頻繁に交換されず、かつその然るべき製造業者によってヘルスゲートウェイ120により事前プロビジョニングされることがより適している場合がある、長期の患者デバイスについて、本開示による例は、そのようなデバイスでも採用されることができる。
[0027]プロビジョニングは、一般的には、例えばヘルスゲートウェイ120上の、ヘルスゲートウェイ、またはサービスプラットフォーム130を使用して、許可されたデバイスに関する識別情報を確立および格納し、通信することと、データが取得されてサービスプラットフォーム130に、そして潜在的に顧客バックエンド140上に伝達されるべきであることとの両方が許可されていることを、ヘルスゲートウェイに指示することに関する。フィットネストラッカーなどの長期使用のデバイスの場合、そのようなデバイスは、通常、年単位で測定される使用寿命を有するため、事前プロビジョニングが望ましい場合がある。それは、1回または少数の回数だけ必要となり得るからである。長期使用のデバイスのそのような事前プロビジョニングは、ヘルスゲートウェイ120の製造時に、またはサービスプラットフォーム130もしくは顧客バックエンド140などによってヘルスゲートウェイ120にプッシュされる、ソフトウェア更新またはファームウェア更新を介して、行われてもよい。事前プロビジョニングは、ヘルスゲートウェイ120との通信を許可されている無線デバイスに関する情報を提供してもよい。いくつかの例では、無線デバイスのプロビジョニングは、例えばウェブページを介して、ヘルスゲートウェイ120と対話してデバイスを登録およびプロビジョニングすることにより、患者によって手動で実行されてもよい。そのようなプロビジョニングは、ヘルスゲートウェイ120が、無線デバイスを認識することを可能にし、それら2つの間で無線接続が確立されることを可能にする、メディアアクセス制御(media access control、「MAC」)IDまたはその他のUUIDなどのデバイスに関する情報、およびパスコード、患者名、パスワードなどのアクセス資格情報を含む接続情報を、提供してもよい。
[0028]一例では、ヘルスゲートウェイ120は、無線AP機能とともに、ネットワーク150、152のいずれかまたは両方を介したサービスプラットフォーム130および顧客バックエンド140への接続性を備える、コンピューティングデバイスである。ヘルスゲートウェイ120は、接続された無線デバイスからのデータ収集とともに、プロビジョニングされる無線デバイスとサービスプラットフォーム130および顧客バックエンド140との間のインターフェース機能を提供する。ヘルスゲートウェイ120は、患者の個人宅、老人ホームもしくは介護生活環境といったグループ住宅地域内、または病院、クリニック、もしくはホスピスもしくは終末期施設といったヘルスケア施設などの、任意の適切な場所に設置されてもよい。
[0029]いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、無線APなどの無線デバイスのプロセッサまたはチップセットによって実行される、ソフトウェアアプリケーションによって提供されてもよい。そのような無線APは、一般的なネットワーク接続性、メディアサーバー、ウイルス検知または侵入検知などの、他の機能を提供してもよい。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、「USB」)ポートなどのアクセスポイントのポートにプラグ接続することができる電子アクセサリ、例えばドングルであってもよい。次に、無線デバイス110は、無線APを仲介として使用してヘルスゲートウェイ120と通信してもよく、一方、ヘルスゲートウェイ120は、無線APによって提供されるネットワーク接続性を利用して、1つまたは複数の外部ネットワーク、例えばネットワーク150、152にアクセスする。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、外部ネットワークへのそれ自体の直接接続を欠く無線APであってもよく、したがって、有線接続または無線接続のいずれかを使用して別のAPとさらに通信してもよい。
[0030]例えば、ヘルスゲートウェイ120は、デバイスをポーリングするか、またはスケジュールされたデータダウンロードをデバイスから受信することにより、接続された無線デバイス110から定期的にデータを取得してもよい。無線デバイスから取得されたデータは、ヘルスゲートウェイ120でローカルに格納されてもよく、またはサービスプラットフォーム130もしくは顧客バックエンド140に転送されてもよい。
[0031]サービスプラットフォーム130または顧客バックエンド140へのインターフェースとして、ヘルスゲートウェイ120は、プロビジョニングされた無線デバイス、例えば無線デバイス110から取得したデータを、サービスプラットフォーム130または顧客バックエンド140に提供する。ここで、このヘルスゲートウェイ120は、サービスプラットフォーム130と顧客バックエンド140との一方または両方から情報を受信してもよい。例えば、ヘルスゲートウェイ120は、ヘルスゲートウェイ120自体、または無線デバイス110のうち1つもしくは複数のための、ソフトウェア更新またはファームウェア更新を受信してもよい。ヘルスゲートウェイ120は、許可されたデバイスのタイプ、許可されたサービスプロバイダ、許可されたデバイス製造業者、データのポーリングまたはアップロードの周期、データのタイプなどに関する、新しい情報または更新された情報を受信してもよい。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、サービスプラットフォーム130または顧客バックエンド140のいずれかまたは両方から、アラート、クーポン、通知、リコール情報、警告などを受信してもよい。そのような情報は、無線デバイス110のうち1つもしくは複数を介して、または電子メール、テキストメッセージ、もしくはヘルスゲートウェイ120のスピーカーによって配信される口頭メッセージなどの別の手段を介して、患者に提供されてもよい。
[0032]この例では、サービスプラットフォーム130は、ヘルスゲートウェイ120のためのストレージおよび管理機能を提供する。例えば、サービスプラットフォーム130は、ヘルスゲートウェイ120によって1つまたは複数の無線デバイス110から取得されたデータのための、クラウドストレージロケーションを備えてもよい。サービスプラットフォーム130はまた、ウェブページを介して患者にアクセスを提供してもよい。そのウェブページは、患者が、アカウント設定、ヘルスゲートウェイ設定、1つまたは複数のヘルスゲートウェイ120とともに使用するための事前プロビジョニングデバイス、1つまたは複数の顧客バックエンド140の、設定またはアカウント、を変更することなどを可能にしてもよい。サービスプラットフォーム130はまた、1つまたは複数の無線デバイス110から取得したデータを1つまたは複数の顧客バックエンド140に提供するなどのために、ネットワーク152を介して、1つまたは複数の顧客バックエンド140と通信してもよい。
[0033]この例では、顧客バックエンド140は、診療所、病院、リハビリテーションクリニック、保険会社などの、患者が使用するヘルスケアプロバイダによって、運用されるシステムである。顧客バックエンド140は、患者の無線デバイス110のうち1つまたは複数からデータを受信して、そのデータを格納し、またはそのデータを処理してそれに基づいてふるまうことができる。例えば、顧客バックエンド140は、処方薬の補充の必要性、使い捨ての無線デバイスの再注文の必要性(例えば、吸入器が25パーセント容量まで低下している)、または薬物の副作用、ぜんそくの発作の増加、低血圧などの、潜在的な医学的状態を検知することができてもよい。
[0034]顧客バックエンド140はまた、複数のそれぞれ異なる経路を介して、患者に情報または通知を送ってもよい。例えば、顧客バックエンド140は、サービスプラットフォーム130に情報または通知を送ってもよく、そして今度はこのサービスプラットフォーム130が、それらの情報または通知をヘルスゲートウェイ120および無線デバイス110に提供してもよい。いくつかの例では、顧客バックエンド140は、代わりに、登録の携帯電話番号または電子メールアドレスを介して、患者に電子メールまたはテキストメッセージを送ってもよい。
[0035]ここで図1Bを参照すると、図1Bは、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的なシステム101を示している。システム101は、無線デバイス110および無線アクセスポイント122を備え、これらは、無線媒体を介して直接に、または上記で説明したように1つまたは複数の仲介デバイスを介して間接的に、いずれかで互いに無線で通信することができる。無線AP122は、ネットワーク150を介してサービスプラットフォーム130に接続されており、サービスプラットフォーム130は、ネットワーク152を介して顧客バックエンド140に接続されている。
[0036]図1Bに示されているシステム101は、図1Aに示されているシステム100と略同じ方法で動作する。しかし、無線AP122は、無線デバイス110をサービスプラットフォーム130に直接接続するための、パススルーデバイスとして動作する。次に、無線デバイス110は、サービスプラットフォーム130とメッセージを交換して、無線デバイス110が無線AP122を使用して通信を続けるべきかどうかを、決定する。例えば、サービスプラットフォーム130は、その利用可能なサービスに関する情報を提供してもよく、それらの利用可能なサービスが、無線デバイス110によって提供されるデータ、または無線デバイス110に格納されるその他の設定パラメータに対応しない場合、無線デバイス110は、無線AP122から接続を切り、その無線AP122が不適切であると指定してもよい。例えば、サービスプラットフォーム130は、心臓のモニタリングおよび診断に関連するサービスを提供してもよく、一方、無線デバイス110は、血中酸素濃度、および呼吸情報を提供する。したがって、サービスプラットフォーム130によって提供されるサービスは、無線デバイス110によって提供されるデータと互換性がなくてもよい。
[0037]本開示によれば、無線APは、Bluetooth(登録商標)、BLE、WiFi、セルラープロトコル、ZigBee、任意の適切な802.11技術、802.15技術、または802.16技術などを含む、任意の適切な無線プロトコルを介して、無線デバイス110と通信してもよいことが理解されるであろう。さらに、無線APは、モノのインターネット(Internet−of−Things、「IOT」)ハブ(例えば、ストリーミングの映画もしくはテレビ番組、オンラインショッピング、インターネット検索機能など)によって、またはその他の汎用コンピュータによって提供され得るものなどの、他のサービスも提供し得ることにより、ヘルスゲートウェイ機能を提供してもよい。
[0038]ここで図2を参照すると、図2は、ヘルスゲートウェイによる動的プロビジョニングに適した、例示的な無線デバイス200を示している。無線デバイス200は、メモリデバイス220、1つまたは複数のセンサー230、および無線トランシーバ240と通信する、プロセッサ210を備える。いくつかの例では、無線デバイス200は、電池式であるが、他の例では、無線デバイス200は、電源との誘導結合によって、または近距離無線通信(near−field communication、「NFC」)デバイスを介して、給電されてもよい。
[0039]1つまたは複数のセンサー230は、無線デバイス200に丸ごと組み込まれてもよく、または無線デバイス200の外部にあってもよく、かつ、任意の適切なNFC技術を含む、有線接続または無線接続を介して、無線デバイス200と通信してもよい。例えば、脈拍センサーは、患者の体、例えば患者の耳に装着されてもよく、かつ患者の手首に装着されたスマートウォッチと無線で通信してもよい。ここで、このスマートウォッチは、ECGセンサーまたは酸素飽和度センサーを備えてもよい。
[0040]無線トランシーバ240は、BLE、従来のBluetooth(登録商標)、WiFi、WiFiダイレクト、ZigBee、任意の適切な802.11技術、802.15技術、または802.16技術、NFCなどの、任意の適切な無線通信技術を使用してもよい。無線トランシーバ240によって採用される無線通信技術に基づいて、無線デバイス200は、ヘルスゲートウェイなどの、近くの無線デバイスにその存在をアナウンスするためにパケットをブロードキャストしてもよいし、または、無線デバイス200は、ヘルスゲートウェイによって送信されるブロードキャストパケットを待ち受けてもよい。そのような技術を使用して、無線デバイス200は、ヘルスゲートウェイによる動的プロビジョニング処理を開始してもよい。
[0041]ここで図3を参照すると、図3は、ヘルスゲートウェイによる動的プロビジョニングに適した、ヘルスゲートウェイ機能を提供する例示的な無線AP300を示している。無線アクセスポイント300は、メモリデバイス320、ネットワークインターフェース330、および無線トランシーバ340と通信する、プロセッサ310を備える。
[0042]無線デバイス200と同様に、無線トランシーバ340は、BLE、従来のBluetooth(登録商標)、WiFi、WiFiダイレクト、ZigBee、IEEE802.15.4準拠の技術、NFCなどの、任意の適切な無線通信技術を使用してもよい。無線トランシーバ340によって採用される無線通信技術に基づいて、無線AP300は、無線デバイス110または200などの、近くの無線デバイスにその存在をアナウンスするためにパケットをブロードキャストしてもよいし、または、ヘルスゲートウェイ300は、無線デバイスによって送信されるブロードキャストパケットを待ち受けてもよい。そのような技術を使用して、ヘルスゲートウェイ300は、無線デバイスとの動的プロビジョニング処理を開始してもよい。
[0043]ネットワークインターフェース330は、図1Aに示されているネットワーク150、152などのネットワークへの、通信インターフェースを提供する。適切なネットワークインターフェース330には、イーサネット(登録商標)、WiFi、セルラー、または任意のその他の有線もしくは無線のネットワークインターフェースが含まれる。さらに、適切な認証プロトコルには、WiFi通信リンクなどを使用する、アクセスネットワーククエリ(Access Network Query、「ANQ」)プロトコルが含まれてもよい。
[0044]プロセッサ310は、メモリ320に格納されたプログラムコードを実行してヘルスゲートウェイ機能を提供してもよく、または、例えばドングル、コプロセッサ、もしくはその他の処理デバイスを介して、別のプロセッサと対話してヘルスゲートウェイ機能を提供してもよい。さらに、いくつかの例では、プロセッサ310は、信号の変調/復調機能を提供して無線またはその他のネットワーク接続性を与えるための、DSP(digital signal processor、デジタル信号プロセッサ)、GPU(graphics processing unit、グラフィックス処理ユニット)、またはASIC(application−specific integrated circuit、特定用途向け集積回路)などの専用プロセッサであってもよい。そのような専用プロセッサはまた、ヘルスゲートウェイ機能を提供してもよく、または別のプロセッサと通信してそのような機能を提供してもよい。
[0045]ここで図4A〜4Bを参照すると、図4A〜4Bは、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的なディスカバリ技術を示している。この例では、無線デバイス410およびヘルスゲートウェイ420は、近くの無線デバイスを発見しようと試みている。無線デバイス410は、無線デバイス110または200などの、本開示による任意の適切な無線デバイスであり、一方、ヘルスゲートウェイ420は、ヘルスゲートウェイ120または300などの、本開示による任意の適切なヘルスゲートウェイである。
[0046]異なる例によれば、デバイス410、420のうちの1つは、無線通信技術によって無線ブロードキャストパケットを送信する。この例では、無線デバイス410は、BLEアドバタイジングパケットを送信し、一方、ヘルスゲートウェイ420は、そのようなBLEアドバタイジングパケットを待ち受ける。例示的なBLEアドバタイジングパケットのフォーマットの1つが、図6A〜6Bおよび7A〜7Bに示され、以下でさらに詳しく説明される。
[0047]無線デバイス410は、その無線デバイス410が、ショートレンジ内、この場合は30センチメートル(centimeters、「cm」)以内の無線デバイスによってのみ発見されることを確実にするために役立つように、低い送信電力でアドバタイジングパケットを送信する。そのような技術は、公共の環境、または病院、診療所、クリニックその他のようなより密集した電子環境などで、無線デバイス410が、誤ったヘルスゲートウェイまたは他の無線デバイスもしくはAPでプロビジョニングしようと試みる可能性を低減し得る。したがって、送信電力を低減することで、もしヘルスゲートウェイが、アドバタイジングパケットを受信してこれに応答するならば、ヘルスゲートウェイが、無線デバイス410のすぐそばに物理的に近接しているということを、無線デバイス410に示し得る。同様に、そのような無線デバイス410と通信しているヘルスゲートウェイ420は、そのヘルスゲートウェイ420がすぐそばに近接しているデバイスと通信していると、推測してもよい。その後、無線デバイス410が、ヘルスゲートウェイ420によってプロビジョニングした後、無線デバイス410は、より強い送信電力でデータを送信して、例えば30メートルまたはそれを超える、より長距離の通信を可能にしてもよい。図4Bは、「接続情報」とラベル付けされたアドバタイジングパケットと、プロビジョニングが完了した後、後に送信されるデータとの、送信電力の違いを図示している。
[0048]そのような技術は、近くのヘルスゲートウェイを発見するための、比較的安全な、すぐそばの近接手段を提供し得る。あるいは、ヘルスゲートウェイ420は、低送信電力でブロードキャストパケットを送信してもよく、その次に、ヘルスゲートウェイのすぐそばに近接して、例えば30cm以内に持って来られた無線デバイス410が、応答してもよく、そしてヘルスゲートウェイ420は、その無線デバイス410が、ヘルスゲートウェイ420で使用するためにプロビジョニングされ得るものであると決定してもよい。
[0049]ここで図5A〜5Bを参照すると、図5A〜5Bは、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、別の例示的なディスカバリ技術を示している。この例では、無線デバイス510およびヘルスゲートウェイ520は、近くの無線デバイスを発見しようと試みている。
[0050]図4A〜4Bに関して上記で説明したように、様々な例によれば、デバイス510、520のうちの1つは、無線通信技術によって無線ブロードキャストパケットを送信する。この例では、無線デバイス510は、BLEアドバタイジングパケットを送信し、一方、ヘルスゲートウェイ520は、そのようなBLEアドバタイジングパケットを待ち受ける。
[0051]無線デバイス510は、最初に、その無線デバイス510が、ショートレンジ内、この場合は30センチメートル(「cm」)以内のヘルスゲートウェイによってのみ発見されることを確実にするために、低い送信電力でアドバタイジングパケットを送信する。しかし、この例では、ヘルスゲートウェイ520から応答が受信されない場合、無線デバイス510は、ヘルスゲートウェイ520が応答するか、または最大送信電力に達するかのいずれかまで、送信電力を徐々に増加する。それによって、最大で100メートルまたはそれを超える送信レンジが提供され得る。そのような技術は、無線デバイス510が、ヘルスゲートウェイを探し当て、そのヘルスゲートウェイによってプロビジョニングする可能性を増加し得る。
[0052]例えば、患者が在宅しており、したがって、発見されるあらゆるヘルスゲートウェイが、患者自身のヘルスゲートウェイである可能性が非常に高い場合、より大きい送信電力で徐々にアドバタイジングパケットをブロードキャストし、それによってより広い送信レンジを提供することにより、そのような技術は、無線デバイス510が、より素早くヘルスゲートウェイ520を発見することを可能にしてもよい。あるいは、ヘルスゲートウェイ520は、そのようなスキームに従ってブロードキャストパケットを送信してもよく、次に、ブロードキャストされるいずれかのパケットのレンジ内にある無線デバイス510は、適切な電力レベルで応答してもよく、そしてヘルスゲートウェイ520は、その次に、その無線デバイス510が、ヘルスゲートウェイ520で使用するためにプロビジョニングされ得るものであるかどうかを決定してもよい。
[0053]図4A〜5Bに関して説明された例は、BLE通信技術を採用したが、他の任意の適切な無線通信技術が、採用されてもよい。そのような技術は、それ自体の特定のブロードキャストプロトコルおよびディスカバリプロトコルを備えているが、図4A〜5Bに関して説明された例示的な送信電力スキームで、採用されてもよい。
[0054]ここで図6A〜6Bを参照すると、図6A〜6Bは、一例によるブロードキャストパケットの、例示的なパケットフォーマット600を示している。この例では、ブロードキャストパケット600は、BLEベースの例のためにフォーマットされている。いくつかの例では、そのようなパケットフォーマットは、BLEアドバタイジングパケットを送るために使用されてもよい。見ることができる通り、ブロードキャストパケット600は、識別およびプロビジョニングのために、BLEプロトコルに固有のフィールドとともに、デバイス、製造業者を識別するための情報、および、ブロードキャストデバイスを識別するために使用できるその他の情報を、受信デバイスに伝達するために適切なフィールドを有する。例えば、図6A〜6Bに示されている第1のパケットセグメントフォーマット610は、パケットの長さ、アドバタイズメントのタイプ(例えば、フラグ)、およびフラグ値を示すフィールドを有する。第2のパケットセグメントフォーマット620は、パケットの長さ、アドバタイズメントのタイプ、およびUUID値を示すフィールドを有する。さらに、第3のパケットセグメントフォーマット630も、長さおよびアドバタイズメントのタイプのフィールドを有するが、製造業者固有データ(manufacturer specific data、「MSD」)、企業IDコード、および、例えば医療デバイスのタイプまたはヘルスゲートウェイ識別子を示してもよい、ブロードキャストデバイスのモデルIDなどの、他の情報も含む。
[0055]さらに、いくつかの例では、第3のパケットセグメントフォーマット630は、パスコードフィールドを任意に有してもよい。この例では、MSD情報は、パスコードフィールドが存在するかどうかを指定する。さらに、MSD情報は、パケットが、ヘルスゲートウェイが送信デバイスとのペアリングを試行するために使用し得る、アドバタイズメントパケットであるかどうか、または、パケットが、送信デバイスとヘルスゲートウェイとの間の通信に使用される、ディスカバリ後フェーズのパケットであるかどうかを、指定してもよい。パスコードフィールドのないパケットフォーマットの例は、図7A〜7Bに関して説明される。
[0056]製造業者固有データは、デバイスのタイプ、デバイスのバージョン(もしくはモデル)、デバイスの期限切れ情報、ロット情報またはユニット情報などを示してもよい。企業IDコードは、特定の企業に関連付けられた(または割り当てられた)数値であってもよい。例えば、企業Aは、吸入器を製造していてもよく、0x45ABのIDを有してもよい。企業IDコード0x45ABは、特定のデバイスに関する情報に加えて含められてもよく、パケットフォーマット、データのタイプ、または受信されるデータパケットに適した他の処理を決定するために使用されてもよい。モデルIDは、無線デバイスのタイプ、または無線デバイスの特定のモデルを示してもよい。例えば、モデルIDは、無線デバイスが吸入器、EKGセンサー、スマートウォッチなどであることを示してもよい。モデルIDは、15用量の吸入器、または30用量の吸入器などの、デバイスの特定のタイプも示してもよい(または、代わりに示してもよい)。MSDバージョン番号は、送信デバイスの特定のバージョン、例えばバージョン1.1Aなどを示してもよい。
[0057]異なる例によれば、異なるフィールド、または異なる数のフィールドを有する、さらに他のパケットフォーマットが、採用されてもよい。
[0058]そのようなパケットを受信する無線デバイスは、パケットのペイロードで伝達される情報を分析して、ブロードキャストデバイスがプロビジョニングに適しているかどうかを決定してもよい。例えば、モデルIDとともに、企業IDは、パケットをブロードキャストしているデバイスのタイプ、例えば、ヘルスゲートウェイまたは患者デバイス(例えば、吸入器)を示してもよい。ブロードキャストパケットを受信しているデバイスは、既知の、デバイスのタイプおよびモデルに対応するものとして、ペイロード情報を識別することなどによって、そのような情報を使用してもよい。
[0059]ここで図7A〜Bを参照すると、図7A〜Bは、別の例示的なパケットフォーマット700を示している。図7A〜7Bに示されている例示的なパケットフォーマット700は、図6A〜6Bに関して上記で説明したパケットフォーマット600と同様に採用されてもよい。しかし、いくつかの例では、パケットフォーマット700は、ディスカバリ後のデータ送信に採用されてもよい。例えば、無線デバイスが、ヘルスゲートウェイによって認識されプロビジョニングされた後、無線デバイスは、任意の長さのADデータを含む図7Aに示されているパケットフォーマット700を使用して、通信してもよい。さらに、この例示的なパケットフォーマットで使用されるAD構造体3A 730は、図6A〜6Bに示されているAD構造体3 630のパスコードフィールドを欠いている。次に、無線デバイスは、パケットで伝達されるデータに対応するサービスUUIDを指定して、ヘルスゲートウェイが、対応するサービス、例えば、血圧モニタリング、吸入器使用モニタリング、維持薬剤使用モニタリングなどに従って、データを適切にルーティングすることを可能にしてもよい。そのようなパケットフォーマットは、プロビジョニングされる無線デバイスと、サービスプラットフォームまたはその他のヘルスケアバックエンドとの間の、より効率的な通信を可能にし得る。
[0060]この例では、MSD情報の値は、ブロードキャストパケットフォーマットを指定してもよい。例えば、MSD情報には、以下の対応するパケットフォーマットの、ビットフィールド値が含まれてもよい。
[0061]ここで図8を参照すると、図8は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的な方法800を示している。方法800は、図1Aに示されているシステム100に関して説明される。しかし、本開示による任意の適切なシステムが、採用されてもよい。さらに、方法800は、ヘルスゲートウェイ120によって実行されているものとして説明される。しかし、他の例では、方法800は、無線デバイス110によって実行されてもよい。さらに、この例は、BLE通信技術を採用する例示的なヘルスゲートウェイ120に関して説明される。しかし、他の任意の適切な通信技術が、採用されてもよい。例えば、一例では、ヘルスゲートウェイは、WiFiおよびANQプロトコルを採用する。
[0062]ブロック810で、ヘルスゲートウェイ120は、1つまたは複数のサービスUUIDに基づいてスキャンフィルターを確立する。サービスUUIDは、いくつかの例では、サービスプロバイダ130またはクライアントバックエンド140に関連付けられてもよい。この例では、ヘルスゲートウェイ120には、1つまたは複数のサービスUUIDを有するサービスプロバイダ130から、設定ファイルが提供されている。そのような設定ファイルは、カンマ区切りフォーマット、HTMLファイルもしくはXMLファイルであるか、またはその他の任意の適切なファイルフォーマットに従ってもよい。サービスUUIDは、ヘルスケアプロバイダ、保険業者、顧客バックエンドプロバイダのアイデンティティ(例えば、クラウドサービスプロバイダID)などの、サービスプロバイダのタイプを示してもよい。いくつかの例では、サービスUUIDなどのサービス情報は、非同期イベント(例えば、吸入器の使用、エピネフリン注射など)、計画されたイベント(例えば、6時間ごとに1回などの、処方に応じた投薬量)、継続的なモニタリング(例えば、心拍数、血圧など)、一定期間のモニタリング(例えば、手術後3週間のモニタリング)その他のような、特定のタイプのサービスを識別してもよい。サービスUUIDは、無線デバイスがプロビジョニングに適しているかどうかを識別するために使用されてもよいが、正しいサービスプラットフォームまたは顧客バックエンドでデバイスをプロビジョニングするために採用されてもよく、どちらでもよい。サービスUUIDは、それ自体が実質的に一意である特定のサービスプラットフォームによって提供される値であってもよく、またはデバイスのタイプ、製造業者IDその他のような、他のデータと組み合わせられて、サービスプラットフォームを一意に識別してもよい。
[0063]ブロック820で、ヘルスゲートウェイ120は、その受信機を起動し、ブロードキャストパケットを送信しているあらゆる無線デバイスを発見する。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイは、ブロードキャスト要求を受信するためにその受信機をいつでも起動状態で維持してもよいが、いくつかの例では、ヘルスゲートウェイは、定期的に、例えば5秒ごとに2秒間だけ、その受信機を起動してもよい。常時起動状態の受信機は、ブロードキャストパケットをいつでも受信することを可能にし、そのことによって、デバイスのより高速なプロビジョニングが可能となり得るから、有利であり得る。しかし、それは、より多くの電力を消費し得、したがって、外部電源に接続されたデバイスに、より適切であり得る。対照的に、電池式のヘルスゲートウェイは、その受信機を定期的にのみ起動することによって、電力を節約してもよい。けれども、あらゆる適切なヘルスゲートウェイは、その無線受信機のための、任意の適切な起動スキームを使用してよいことが理解されるであろう。
[0064]上記の図6または図7に関して説明されるフォーマットに従って構築されたパケットなどのブロードキャストパケットを受信した後、ヘルスゲートウェイは、パケット内のサービスUUIDが、確立されたフィルターに適合しているかどうかを決定する。パケットが、一致するかまたは認識されるサービスUUIDを有する場合、方法は、ブロック830に進む。しかし、パケットが、一致するかまたは認識されるサービスUUIDを有しない場合、パケットは破棄され、新しいパケットを待機する。サービスUUIDが、確立されたフィルターに適合するかどうかを決定するには、パケット内のサービスUUIDを、ヘルスゲートウェイによってサポートされているサービスUUIDなどの、サービスUUIDの承認済みリスト、またはヘルスゲートウェイによってブロックされているサービスと、照合してもよい。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイは、UUIDが承認またはサポートされているかどうかなどの、他の如何なる情報にも関係なく、単に、サービスUUIDが、認識されるUUIDであるかどうかを決定してもよい。さらに、ヘルスゲートウェイは、サポートされているサービスに関する情報を、顧客バックエンドまたはサービスプロバイダから受信してもよい。
[0065]ブロック830で、デバイスが発見されない場合、方法800は、ブロック820に戻り、無線デバイスを発見しようとする試みを続ける。その他の場合は、方法800は、ブロック840に進む。
[0066]ブロック840で、ヘルスゲートウェイ120は、受信した各ブロードキャストパケットのペイロードから、この例では企業IDコードおよびモデルIDを含む、情報を抽出する。例えば、ヘルスゲートウェイは、上記の図6〜7に関して説明したパケットから、情報を抽出してもよい。
[0067]ブロック850で、受信した各ブロードキャストパケットについて、ヘルスゲートウェイ120は、企業IDコードが既知の企業IDコードと一致するかどうかを、決定する。そうである場合、方法800は、ブロック860に進む。その他の場合は、ブロードキャストパケットを破棄し、次に受信したブロードキャストパケットがもしあれば、それを処理する。他に処理すべきものが残っていない場合、方法800は、ブロック820に戻る。
[0068]ブロック860で、ヘルスゲートウェイ120は、残りの各ブロードキャストパケットからデバイスモデルIDおよびBLEパスコードを抽出する。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイは、パスコードの存在に基づいて、無線デバイスが接続を試みていると決定してもよく、パスコードが提供されていない場合、パケットを破棄してブロック820に戻ってもよい。BLEパスコードが存在し、かつ正しい場合、方法は、ブロック870に進み、その他の場合は、パケットは破棄され、方法800は、ブロック820に戻る。
[0069]ブロック870で、モデルIDが、既知であるかまたは許可されたモデルIDと一致する場合、方法800は、ブロック880に進む。その他の場合は、方法800は、ブロック820に戻る。
[0070]ブロック880で、ヘルスゲートウェイ120は、方法800の前の部分のうち1つまたは複数を正常に完了したことに基づいて、ブロードキャストパケットを送信したデバイスがプロビジョニングに適していると決定し、デバイスを登録し、無線通信を確立するためにそのデバイスとペアリングする。
[0071]方法800がブロック880を完了した後、ヘルスゲートウェイ120は、ブロック810または820に戻り、追加の無線デバイスを探し当ててプロビジョニングしてもよい。
[0072]ここで図9を参照すると、図9は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的な方法900を示している。方法900は、図1Aに示されているシステム100に関して説明される。しかし、本開示による任意の適切なシステムが、採用されてもよい。さらに、方法900は、ヘルスゲートウェイ120によって実行されているものとして説明される。しかし、他の例では、方法900は、無線デバイス110によって実行されてもよい。さらに、この例は、BLE通信技術を採用する例示的なヘルスゲートウェイ120に関して説明される。しかし、他の任意の適切な通信技術が、採用されてもよい。
[0073]ブロック910で、ヘルスゲートウェイは、図8に関して上記で説明したように、動的ペアリング無線デバイス110を認識する。この例では、ヘルスゲートウェイおよび無線デバイス110は、センサーのタイプ、データフォーマットその他のような機能を記述するパケットを交換する。
[0074]ブロック920で、ヘルスゲートウェイは、患者にパスコードの入力を要求するダイアログボックスを、その表示画面に表示する。
[0075]ブロック930で、パスコードが一致する場合、方法900は、ブロック940に進み、その他の場合は、ペアリングは、失敗となる。
[0076]ブロック940で、BLE一時キー(temporary key、「TK」)、BLE短期キー(short−term key、「STK」)、およびBLE長期キー(long−term key、「LTK」)が生成され、ヘルスゲートウェイ120によって無線デバイス110に配送される。
[0077]ブロック950で、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110に関する記録を作成し、TK、STK、およびLTKをその記録に関連付けて、無線デバイス110との現在および将来の通信を可能にし、それによって無線デバイス110をプロビジョニングする。
[0078]ヘルスゲートウェイ120は、ブロック950で処理を完了した後、方法900を再び開始して、追加の無線デバイスをプロビジョニングしてもよい。
[0079]ここで図10を参照すると、図10は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的な方法1000を示している。方法1000は、図1Aに示されているシステム100に関して説明される。しかし、本開示による任意の適切なシステムが、採用されてもよい。さらに、この例は、BLE通信技術を採用する例示的な無線デバイス110に関して説明される。しかし、他の任意の適切な通信技術が、採用されてもよい。
[0080]ブロック1010で、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120からの信号を検知する。この例では、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120によって送信され、ブロードキャストされる、アドバタイジングパケットを検知する。この例のアドバタイジングパケットには、ヘルスゲートウェイ120、サービスプロバイダ130、および顧客バックエンド140を識別する情報が含まれている。加えて、アドバタイジングパケットには、ヘルスゲートウェイ120のパスコードも含まれている。
[0081]いくつかの例では、ブロードキャストされるアドバタイジングパケットを探すのではなく、図12に関して以下で説明されてもいるように、無線デバイス110は、ポイントツーポイント信号をヘルスゲートウェイ120に送信し、それに応じてヘルスゲートウェイ120から信号を受信してもよい。例えば、無線デバイス110は、周波数情報、無線プロトコル、セキュリティ情報、ヘルスゲートウェイ120の識別情報その他のような、ヘルスゲートウェイ120のためのRFパラメータで予めプログラムされてもよい。ポイントツーポイント送信は、無線デバイス110に近接する任意のデバイスではなく、特定のデバイスを対象とするため、さらなるセキュリティ上の利点を提供し得る。
[0082]ブロック1020で、無線デバイス110は、上記で図8に関して説明したように、ヘルスゲートウェイ120が無線通信に適しているかどうかを、決定する。しかし、この例では、無線デバイス110は、ブロードキャストパケットから情報を抽出し、その情報を、無線デバイス110のメモリに格納された設定情報と比較する。例えば、無線デバイス110は、既知のヘルスゲートウェイ(またはヘルスゲートウェイ製造業者、サービスプロバイダ、顧客バックエンドなど)のリストをチェックして、識別されたヘルスゲートウェイ120が既知であるかどうかを、決定してもよい。それが既知である場合、無線デバイス110は、無線デバイス110のメモリに格納された記録に基づくなどして、それが適切であるか否かを、決定する。ヘルスゲートウェイ120が認識されない場合、無線デバイス110は、サービスプロバイダ130または顧客バックエンド140の識別情報が、無線デバイス110のメモリに格納されている、例えば患者のための、サービスプロバイダ情報または顧客バックエンド情報と一致するかどうかを、決定する。いずれかまたは両方の一致が検知された場合、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイが適切であると決定する。その他の場合は、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120が適切でないと決定し、ブロードキャストパケットを破棄して、そのヘルスゲートウェイ120が適切でないことを示す、そのヘルスゲートウェイ120の識別情報を有する記録を格納する。
[0083]いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120が適切であるかどうかを決定するために、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120と通信しているサービスプラットフォーム130が、無線デバイスによって利用可能であるか、または無線デバイスによって感知される情報と互換性があるかどうかを、決定する。例えば、ヘルスゲートウェイ120は、心臓病サービスプラットフォームへの通信リンクを提供してもよく、一方、無線デバイス110は、血中酸素、血中グルコースその他のような、他の生理学的イベントに関連するヘルスデータを提供する。したがって、無線デバイス110とヘルスゲートウェイ120とは、互換性があるが、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120が、無線デバイス110と、サービスプラットフォーム130(または顧客バックエンド140(例えば、顧客バックエンド140が、間違った病院もしくは保険提供業者に関連するため))との間の不適合のため、無線通信に適していない、と決定し得る。あるいは、サービスプラットフォーム130または顧客バックエンド140が、無線デバイス110、または識別された患者などと互換性がある場合、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120が適切であると決定してもよい。
[0084]さらに、いくつかの例では、無線デバイス110は、無線デバイス110とヘルスゲートウェイ120との間の物理リンクが、無線デバイス110からサービスプラットフォーム130または顧客バックエンド140へデータを伝達するのに適しているかどうかを、決定してもよい。例えば、ヘルスゲートウェイ120が使用する無線プロトコルは、無線デバイス110で送信されるデータと互換性がない場合がある。例えば、ペイロードサイズが大きすぎるか、もしくは要求されるデータレートが高すぎるのであり、または、ヘルスゲートウェイ120によってサポートされていない信号方式を要求する場合がある。したがって、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120への利用可能な物理的接続の特性に基づいて、ヘルスゲートウェイ120が不適切であると決定してもよい。
[0085]ブロック1030で、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120との接続を確立しようと試みる。例えば、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイから受信したパスコードを使用して接続を確立してもよい。いくつかの例では、無線デバイス110は、代わりに、図6A〜6Bおよび7A〜7Bに示されているパケットに関して上記で説明した情報、または図8の方法800に関して上記で説明した情報などの、無線デバイス110に関する情報をヘルスゲートウェイに送信してもよい。次に、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110が、ヘルスゲートウェイ120に接続されることを許可されたものであるかどうかを判断してもよい。そのように許可されたものである場合、無線接続が確立される。そのような例は、双方向のプロビジョニング処理の一部であってもよく、図10、11、または13に関して説明した方法などの、本開示による他の例示的な方法の一部または全体を組み込んでもよい。次に、方法1000は、終了してもよく、または図10の方法1000などの例示的な方法を実行して、別のヘルスゲートウェイによって無線デバイス110をプロビジョニングしてもよい。
[0086]ここで図11を参照すると、図11は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的な方法1100を示している。方法1100は、図1Aに示されているシステム100に関して説明される。しかし、本開示による任意の適切なシステムが、採用されてもよい。さらに、この例は、BLE通信技術を採用する例示的なヘルスゲートウェイ120に関して説明される。しかし、他の任意の適切な通信技術が、採用されてもよい。
[0087]ブロック1110で、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110からの信号を検知する。この例では、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110によって送信される、ブロードキャストパケット、例えばアドバタイズメントパケットを検知する。この例のブロードキャストパケットは、図6A〜6Bおよび7A〜7Bに示されているパケットフォーマットに関して上記で説明した情報などの、無線デバイス110を識別する情報を含む。加えて、ブロードキャストパケットには、無線デバイス110のパスコードも含まれている。
[0088]いくつかの例では、ブロードキャスト信号を検知するのではなく、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110からのポイントツーポイント送信を検知してもよい。例えば、無線デバイス110は、周波数情報、無線プロトコル、セキュリティ情報、ヘルスゲートウェイ120のための識別情報などの、ヘルスゲートウェイのためのRFパラメータで予めプログラムされてもよい。したがって、ヘルスゲートウェイ120は、そのようなポイントツーポイント送信を検知し、受信したデータを処理してもよい。あるいは、無線デバイス110は、図13に関して以下で説明されるように、ヘルスゲートウェイ120からのブロードキャスト(またはその他の)信号の受信に応じて、ヘルスゲートウェイ120に信号を送信してもよい。さらに、いくつかの例では、ヘルスゲートウェイは、無線デバイス110によって送信される信号を間接的に受信してもよい。例えば、ヘルスゲートウェイは、WiFi APなどの介在ネットワークコンポーネントを介して、無線デバイス110と通信してもよい。
[0089]ブロック1120で、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110が接続およびプロビジョニングに適しているかどうかを決定する。例えば、ヘルスゲートウェイ120は、図8に関して上記で説明した方法800を実行してもよい。より一般的には、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110によってブロードキャストパケットで提供される情報が、ヘルスゲートウェイ120に格納されているか、または既知の不適切な無線デバイスのリストに基づく、適切な無線デバイスの設定情報と一致するかどうかを、決定してもよい。
[0090]この例では、ヘルスゲートウェイ120は、企業IDコード、製造業者固有データ(例えば、デバイスのタイプ、デバイス名など)、およびサービス情報(例えば、心血管モニタリング、糖尿病モニタリング、呼吸モニタリングなど)を含む、デバイス情報を無線デバイス110から受信するものであり、許可された企業、製造業者固有データ、または利用可能なサービスを識別する、1つまたは複数のデータベースと比較されてもよい。データベース情報は、いくつかの例に従って顧客バックエンド140またはサービスプロバイダ130から受信されてもよく、または事前設定されてもよい。さらに、この例ではデバイス情報とサービス情報の両方が、使用されているが、他の例では、一方または他方のみが、必要とされてもよい。ヘルスゲートウェイ120が、無線デバイス110が接続およびプロビジョニングに適していると決定した場合、方法1100は、ブロック1130に進む。その他の場合は、方法1100は、終了し、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110を識別し、かつその無線デバイス110が通信に適していないことを示す情報とともに、そのヘルスゲートウェイ120のメモリに格納される、記録を生成する。
[0091]ブロック1130で、ヘルスゲートウェイ120は、パスコードを使用して無線デバイス110との接続を確立し、ヘルスゲートウェイ120に新しい記録を作成して、そのデバイスが許可されているかまたはプロビジョニングされているとして示すことにより、その無線デバイス110をプロビジョニングする。
[0092]方法1100を完了した後、ヘルスゲートウェイ120は、他の無線デバイスを探し当てて方法1100を再び開始することを、試みてもよい。
[0093]ここで図12を参照すると、図12は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的な方法1200を示している。方法1200は、図1Aに示されているシステム100に関して説明される。しかし、本開示による任意の適切なシステムが、採用されてもよい。さらに、この例は、BLE通信技術を採用する例示的なヘルスゲートウェイ120に関して説明される。しかし、他の任意の適切な通信技術が、採用されてもよい。
[0094]ブロック1210で、無線デバイス110は、接続するヘルスゲートウェイ120(または無線AP122)を識別するための信号を送信する。この例では、無線デバイス110は、サービスUUID、製造業者固有データ、およびデバイスモデルIDを示す図6A〜6Bおよび7A〜7Bに示されているパケットフォーマットに従うパケットを含む、ブロードキャスト信号を送信する。いくつかの例では、この信号は、ヘルスゲートウェイ120への接続の要求、またはヘルスゲートウェイ120からの情報の要求であってもよい。
[0095]無線デバイス110は、いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120から応答が受信されるまでそのようなブロードキャスト信号を定期的に送信してもよく、または患者がボタンを押し、デバイスを振り、もしくはその他、デバイスがヘルスゲートウェイ120と接続すべきことを示すのに応じてなど、患者からの明示的な要求に応じてのみ、信号を送信してもよい。いくつかの例では、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120によってブロードキャストされる、ビーコンまたはその他の信号を検知することなどによって、ヘルスゲートウェイ120の存在を検知することに応じて信号を送信してもよい。
[0096]いくつかの例では、無線デバイス110は、無線APまたはヘルスゲートウェイに既に接続されている場合でも、信号を送信してもよい。例えば、いくつかの例では、無線デバイス110は、2つもしくはそれを超える数のそれぞれ異なるヘルスゲートウェイにそれぞれ異なるタイプの情報を提供し、またはそれぞれ異なるサービスプラットフォームもしくは顧客バックエンドに接続されたヘルスゲートウェイと通信するなどのために、複数の無線APまたはヘルスゲートウェイと通信してもよい。一例では、ブロードキャスト(またはその他の)パケット内に特定のデータを有する無線デバイスと接続するために、それぞれ異なるヘルスゲートウェイが設定されてもよい。例えば、無線デバイス110は、第1のヘルスゲートウェイによって受け入れられるが、第2のヘルスゲートウェイによって拒否される、ある1つのタイプの製造業者固有データを有するブロードキャストパケットを送信してもよい。次に、無線デバイス110は、第2のタイプの製造業者固有データを有するブロードキャストパケットを送信してもよく、このパケットは、その次に、第2のヘルスゲートウェイによって受け入れられるが、第1のヘルスゲートウェイによって拒否される。そのような技術は、複数の無線デバイス110が、利用可能なヘルスゲートウェイへの接続を試みているときに、競合を低減し得る。また、この例では、無線デバイス110は、それぞれ異なる製造業者固有データを使用したが、異なる例によれば、それぞれ異なるヘルスゲートウェイに接続するために、ブロードキャストパケットの他の部分を変化させてもよい。
[0097]ブロック1220で、無線デバイス110は、送信された信号へのヘルスゲートウェイ120からの応答を受信する。この例では、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120がサービスUUIDおよび製造業者固有データをサポートすることを示す、パケットを受信する。いくつかの例では、応答パケットは、確認応答または承認であってもよい。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、サポートされているサービスUUIDおよび製造業者固有データを示すパケットを送信してもよく、そのパケットは、ヘルスゲートウェイ120が使用に適しているかどうかを決定するために、ブロック1230で使用されてもよい。
[0098]ブロック1230で、無線デバイス110は、上記で図8に関して説明したように、ヘルスゲートウェイ120と通信するために、そのヘルスゲートウェイ120が適しているかどうかを、決定する。例えば、ヘルスゲートウェイ120が、無線デバイス110に応答して、無線デバイス110によって提供された情報が、互換性があるということを示した場合、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120と通信するために、そのヘルスゲートウェイ120が適していると決定してもよい。ヘルスゲートウェイ120が、サポートされているサービスUUIDまたは製造業者固有データとともに応答する場合、無線デバイス110は、無線デバイス110に格納されている、設定されたサービスUUIDまたは製造業者固有データなどの、無線デバイスの設定に基づいて、ヘルスゲートウェイ120が使用に適しているかどうかを決定してもよい。ヘルスゲートウェイ120が適切である場合、方法は、ブロック1240に進む。その他の場合は、方法1200は、ブロック1210に戻り、無線デバイス110は、別の信号を送信してもよい。
[0099]ブロック1240で、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120との通信接続を確立する。例えば、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120とのBLE接続またはWiFi接続を、ブロック1230でそれが適切であると決定した後に、確立してもよい。
[00100]図12の方法は、ヘルスゲートウェイ120と通信している無線デバイス110に関して説明されたが、本開示による任意の適切な無線APまたはヘルスゲートウェイに関して、この方法が採用され得ることが理解されるであろう。
[00101]ここで図13を参照すると、図13は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのための、例示的な方法1300を示している。方法1300は、図1Aに示されているシステム100に関して説明される。しかし、本開示による任意の適切なシステムが、採用されてもよい。さらに、この例は、BLE通信技術を採用する例示的なヘルスゲートウェイ120に関して説明される。しかし、他の任意の適切な通信技術が、採用されてもよい。
[00102]ブロック1310で、ヘルスゲートウェイ120(または無線AP122)は、図6A〜6Bおよび7A〜7Bに関して上記で説明したパケットフォーマットを使用して、ブロードキャスト信号を送信する。ブロードキャスト信号は、ヘルスゲートウェイ120が通信に利用可能であることをアドバタイズするように設定されており、製造業者固有データを含むサービス情報、または接続情報などの情報を提供して、ヘルスゲートウェイ120が、無線デバイス110によって使用可能なサービスを提供するかどうかを、無線デバイスが、決定することを可能にする。しかし、いくつかの例では、ブロードキャスト信号は、そのような情報を含まなくてもよく、その代わりに、ヘルスゲートウェイ120が通信に利用可能であることを示すように設定された、アドバタイズメントパケットであってもよい。
[00103]サービス情報は、モニタリングサービス、サービスプロバイダ、もしくは顧客バックエンドであって、ヘルスゲートウェイがそれらと通信できるタイプのもの、またはここで説明される任意の他のタイプのサービス情報を含んでもよい。いくつかの例では、サービス情報には、血圧、心拍数、ECG情報、血中酸素濃度、グルコース濃度、投薬量または使用情報その他のような、ヘルスゲートウェイが処理できるタイプのデータが含まれてもよい。サービス情報には、ヘルスゲートウェイの型もしくはモデル、ソフトウェアのバージョン情報その他のような、製造業者固有データなどの情報も含まれてもよい。
[00104]ブロック1320で、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110からの応答を受信する。この例では、無線デバイス110は、ブロードキャスト信号を受信し、上記で図12のブロック1230に関して一般的に説明したように、ヘルスゲートウェイ120が通信に適していると決定する。次に、無線デバイス110は、ヘルスゲートウェイ120が接続に適していることを示すメッセージ、またはヘルスゲートウェイ120との接続を確立するためのメッセージを、ヘルスゲートウェイ120に送信してもよい。
[00105]いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、サービス情報または製造業者固有データなどの、無線デバイス110の特性を示す応答を無線デバイス110から受信してもよい。そのような情報は、無線デバイス110がヘルスゲートウェイ120との接続に適しているかどうかを決定するために、ブロック1330で使用されてもよい。そのような情報は、無線デバイス110が、ヘルスゲートウェイ120が通信に適していると決定する場合でも、無線デバイス110によって提供されてもよい。
[00106]ブロック1330で、ヘルスゲートウェイ120は、上記で図8に関して説明したように、無線デバイス110がヘルスゲートウェイ120に接続するのに適しているかどうかを決定する。この例では、ヘルスゲートウェイ120は、受信したサービス情報または製造業者固有データに基づいて、無線デバイス110が接続に適しているかどうかを決定する。例えば、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110が、図8に関して上記で説明したような通信に適しているかどうかを、決定してもよい。いくつかの例では、ヘルスゲートウェイ120は、サービス情報または製造業者固有データが、無線デバイス110がヘルスゲートウェイ120と互換性があるかまたはヘルスゲートウェイ120に接続することを許可されたタイプのデバイスであることを、示しているかどうかを決定してもよい。
[00107]ブロック1340で、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110との通信接続を確立する。例えば、ヘルスゲートウェイ120は、無線デバイス110とのBLE接続またはWiFi接続を、ブロック1330でそれが適切であると決定した後に、確立してもよい。
[00108]図13の方法は、無線デバイス110と通信しているヘルスゲートウェイ120に関して説明されたが、本開示による任意の適切な無線APまたはヘルスゲートウェイに関して、この方法が採用され得ることが理解されるであろう。
[00109]ここで図14を参照すると、図14は、ヘルスゲートウェイによる無線デバイスの動的プロビジョニングのためのシステムまたは方法で使用され得る、例示的なコンピューティングデバイス1400を示している。例えば、サービスプロバイダ130または顧客バックエンド140は、本開示による1つまたは複数の例示的なコンピューティングデバイス1400を使用してもよい。
[00110]例示的なコンピューティングデバイス1400は、メモリ1420およびネットワークインターフェース1430と通信する、1つまたは複数のプロセッサ1410を備える。メモリ1420は、揮発性ランダムアクセスメモリ(random−access memory、「RAM」)、ハードドライブもしくはフラッシュメモリなどの不揮発性RAM(non−volatile RAM、「NVRAM」)、またはRAMとNVRAMとの組み合わせを備えてもよい。ネットワークインターフェース1430は、コンピューティングデバイス1400と、図1Aに示されているネットワーク150、152のような1つまたは複数のネットワークとの間の、通信インターフェースを提供してもよい。いくつかの例では、コンピューティングデバイス1400は、1つまたは複数の無線デバイス110から取得されたデータが格納され得る、データベースサーバーまたはデータベース管理システムなどの、外部データストアと通信してもよい。
[00111]本明細書における方法およびシステムは、様々なマシンで実行されるソフトウェアの観点で説明されているが、方法およびシステムはまた、具体的に様々な方法を実行するためのフィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、FPGA)などの、特別に構成されたハードウェアとして実装されてもよい。例えば、例は、デジタル電子回路、もしくはコンピュータのハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実装することができる。一例では、デバイスは、1つまたは複数のプロセッサを備えてもよい。プロセッサは、プロセッサに結合されたランダムアクセスメモリ(RAM)などの、コンピュータ読み取り可能媒体を有する。プロセッサは、メモリに格納されているコンピュータ実行可能プログラム命令を実行する。例えば、プロセッサは、1つまたは複数のコンピュータプログラムを実行する。そのようなプロセッサは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、およびステートマシンを有してもよい。そのようなプロセッサは、さらに、PLC、プログラマブル割り込みコントローラ(programmable interrupt controller、PIC)、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device、PLD)、プログラマブル読み取り専用メモリ(programmable read−only memory、PROM)、電子的プログラマブル読み取り専用メモリ(electronically programmable read−only memory、EPROMもしくはEEPROM)、またはその他の同種のデバイスなどの、プログラム可能な電子デバイスを有してもよい。
[00112]そのようなプロセッサは、命令を格納し得る媒体、例えばコンピュータ読み取り可能記憶媒体を有してもよく、またはこれと通信してもよい。ここで、この命令は、プロセッサによって実行されると、プロセッサによって行われまたは支援されるものとして本明細書で説明されるステップを、プロセッサに実行させることができる。コンピュータ読み取り可能媒体の例として、ウェブサーバーのプロセッサのような、プロセッサに、コンピュータ読み取り可能命令を提供することができる、電子ストレージデバイス、光学ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、またはその他のストレージデバイスが挙げられ得るが、これらに限定されない。媒体の他の例として、フロッピーディスク、CD−ROM、磁気ディスク、メモリチップ、ROM、RAM、ASIC、構成されたプロセッサ、あらゆる光学媒体、あらゆる磁気テープもしくはその他の磁気媒体、または他の任意の媒体であってコンピュータプロセッサがそれらから読み取ることができるものが挙げられるが、これらに限定されない。説明されるプロセッサおよび処理は、1つまたは複数の構造内にあってもよく、1つまたは複数の構造によって分散されてもよい。プロセッサは、本明細書で説明される方法(もしくは方法の一部)のうち1つまたは複数を行うための、コードを備えてもよい。
[00113]いくつかの例について先に述べた説明は、例示および説明のためにのみ提示されており、網羅的であること、または本開示を開示されている正確な形態に限定することを意図していない。本開示の精神および範囲から逸脱することなく、それらの多数の変更および適合が、当業者に明らかであろう。
[00114]本明細書における例または実装への言及は、例に関連して説明される特定の特徴、構造、動作、またはその他の特性が、本開示の少なくとも1つの実装に含まれ得ることを意味する。本開示は、そのようなものとして説明される、特定の例または実装に制限されない。明細書中における様々な所での「一例では」、「例では」、「一実装では」、もしくは「実装では」という句の出現、またはこれらの変形は、必ずしも同一の例または実装を指すものではない。一例または一実装との関係で、本明細書で説明される、あらゆる特定の特徴、構造、動作、またはその他の特性は、他の任意の例または実装に関して説明される、他の特徴、構造、動作、またはその他の特性と組み合わせてもよい。
[00115]本明細書での「または」(「もしくは」)という言葉の使用は、包含的論理和および排他的論理和の条件の範囲まで及ぶことを、意図している。換言すれば、AまたはBまたはCには、特定の使用に応じて、択一的な以下の組み合わせのうち任意のもの、またはそれらすべてが含まれる。A単独、B単独、C単独、AとBのみ、AとCのみ、BとCのみ、およびAとBとC。
Claims (36)
- 方法であって、
無線デバイスによって、ヘルスゲートウェイからの信号を検知することであって、前記信号は、接続情報およびサービス情報を含む、検知することと、
前記接続情報および前記サービス情報に基づいて、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定することと、
前記ヘルスゲートウェイが適切であると決定したことに応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立することと、
を含む、方法。 - 前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定することは、サービスプロバイダまたは顧客バックエンドと前記無線デバイスとの間の互換性に基づき、前記ヘルスゲートウェイは、前記サービスプロバイダまたは前記顧客バックエンドと通信する、
請求項1に記載の方法。 - 前記サービス情報は、前記ヘルスゲートウェイによって処理されるデータのタイプ、または製造業者固有データを含み、前記接続情報および前記サービス情報に基づいて、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定することは、前記無線デバイスによって取得可能なデータの前記タイプ、または前記製造業者固有データが前記無線デバイスと互換性があるという決定に基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定することは、前記ヘルスゲートウェイが前記無線デバイスによって不適切であると指定されていないと判断することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記信号は、前記ヘルスゲートウェイと通信する無線アクセスポイントから受信される、請求項1に記載の方法。
- 前記無線デバイスは、医療デバイスを備える、請求項1に記載の方法。
- 無線トランシーバと、
一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と、
前記一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と通信するプロセッサであって、
前記無線トランシーバを使用して、ヘルスゲートウェイから接続情報およびサービス情報を含む信号を検知し、
前記接続情報および前記サービス情報に基づき、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定し、
前記ヘルスゲートウェイが適切であるという決定に応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立するように構成されたプロセッサと、
を備える、無線デバイス。 - 前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかの決定は、サービスプロバイダまたは顧客バックエンドと前記無線デバイスとの間の互換性に基づき、前記ヘルスゲートウェイは、前記サービスプロバイダまたは前記顧客バックエンドと通信する、請求項7に記載の無線デバイス。
- 前記サービス情報は、前記ヘルスゲートウェイによって処理されるデータのタイプ、または製造業者固有データを含み、前記ヘルスゲートウェイが、前記接続情報および前記サービス情報に基づく適切なヘルスゲートウェイであるかどうかの決定は、前記無線デバイスによって取得可能なデータの前記タイプ、または前記製造業者固有データが前記無線デバイスと互換性があるという決定に基づく、請求項7に記載の無線デバイス。
- 前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかの決定は、前記ヘルスゲートウェイが前記無線デバイスによって不適切であると指定されていないと判断することを含む、請求項7に記載の無線デバイス。
- 前記信号は、前記ヘルスゲートウェイと通信する無線アクセスポイントから受信される、請求項7に記載の無線デバイス。
- 前記無線デバイスは、医療デバイスを備える、請求項7に記載の無線デバイス。
- 一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体であって、プロセッサに、
無線デバイスによって、ヘルスゲートウェイから接続情報およびサービス情報を含む信号を検知させ、
前記接続情報および前記サービス情報に基づき、前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかを決定させ、
前記ヘルスゲートウェイが適切であるという決定に応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立させるように構成された、プロセッサ実行可能命令を有する、一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。 - 前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかの決定は、サービスプロバイダまたは顧客バックエンドと前記無線デバイスとの間の互換性に基づき、前記ヘルスゲートウェイは、前記サービスプロバイダまたは前記顧客バックエンドと通信する、請求項13に記載の一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。
- 前記サービス情報は、前記ヘルスゲートウェイによって処理されるデータのタイプ、または製造業者固有データを含み、前記ヘルスゲートウェイが、前記接続情報および前記サービス情報に基づく適切なヘルスゲートウェイであるかどうかの決定は、前記無線デバイスによって取得可能なデータの前記タイプ、または前記製造業者固有データが前記無線デバイスと互換性があるという決定に基づく、請求項13に記載の一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。
- 前記ヘルスゲートウェイが適切であるかどうかの決定は、前記ヘルスゲートウェイが前記無線デバイスによって不適切であると指定されていないと判断することを含む、請求項13に記載の一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。
- 前記信号は、前記ヘルスゲートウェイと通信する無線アクセスポイントから受信される、請求項13に記載の一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。
- 前記接続情報は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(「BLE」)パスコードを含み、前記サービス情報は、クラウドサービスプロバイダのアイデンティティを含む、請求項13に記載の一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。
- 前記無線デバイスは、医療デバイスを備える、請求項13に記載の一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体。
- 方法であって、
無線デバイスから無線信号を受信することであって、前記無線信号は、前記無線デバイスに関する情報を示す、受信することと、
前記デバイスに関する前記情報に基づいて、前記無線デバイスが適切であるかどうかを決定することと、
前記無線デバイスが適切であると決定したことに応じて、前記無線デバイスとの通信接続を確立することと、
を含む、方法。 - 前記無線信号は、アドバタイズメントパケットを含み、
前記デバイスに関する前記情報は、接続情報およびサービス情報を含み、
前記無線デバイスが適切であるかどうかを決定することは、前記接続情報および前記サービス情報に少なくとも部分的に基づく、
請求項20に記載の方法。 - 前記無線信号は、前記無線デバイスのモデル識別番号、および製造業者固有データを含む、請求項20に記載の方法。
- 前記無線信号は、第1の送信レンジを有するように設定された信号強度で送信された、請求項20に記載の方法。
- 前記無線デバイスとの前記通信接続を確立することの後、前記無線デバイスに第2の無線信号を送信することをさらに含み、前記第2の無線信号は、第2の送信レンジを有するように設定された信号強度で送信され、前記第2の送信レンジは、前記第1の送信レンジより大きい、請求項23に記載の方法。
- 前記無線デバイスから前記無線信号を受信する前に、アドバタイジング信号をブロードキャストすることをさらに含む、請求項20に記載の方法。
- 無線デバイスであって、
無線トランシーバと、
一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と、
前記一時的でないコンピュータ読み取り可能媒体と通信するプロセッサであって、
前記無線トランシーバを使用して、無線デバイスから前記無線デバイスに関する情報を示す無線信号を受信し、
前記デバイスに関する前記情報に基づき、前記無線デバイスが適切であるかどうかを決定し、
前記無線デバイスが適切であるという決定に応じて、前記無線デバイスとの通信接続を確立するように構成されたプロセッサと、
を備える、無線デバイス。 - 前記無線信号は、アドバタイズメントパケットを含み、
前記デバイスに関する前記情報は、接続情報およびサービス情報を含み、
前記無線デバイスが適切であるかどうかの決定は、前記接続情報および前記サービス情報に少なくとも部分的に基づく、
請求項26に記載の無線デバイス。 - 前記無線信号は、前記無線デバイスのモデル識別番号、および製造業者固有データを含む、請求項26に記載の無線デバイス。
- 前記無線信号は、第1の送信レンジを有するように設定された信号強度で送信された、請求項26に記載の無線デバイス。
- 前記無線デバイスとの前記通信接続の確立の後、前記無線デバイスに第2の信号を送信することをさらに含み、前記第2の信号は、第2の送信レンジを有するように設定された信号強度で送信され、前記第2の送信レンジは、前記第1の送信レンジより大きい、請求項29に記載の無線デバイス。
- 前記無線デバイスから前記無線信号を受信する前に、アドバタイジング信号をブロードキャストすることをさらに含む、請求項26に記載の無線デバイス。
- 方法であって、
無線医療デバイスによって、アドバタイズメントパケットを送信することと、
ヘルスゲートウェイから無線信号を受信することであって、
前記無線信号は、前記無線医療デバイスが前記ヘルスゲートウェイとの接続に適していることを示す、受信することと、
前記無線信号を受信することに応じて、前記ヘルスゲートウェイとの通信接続を確立することと、
を含む、方法。 - 前記アドバタイズメントパケットを送信することは、
第1の信号強度で第1のアドバタイズメントパケットを送信することと、
前記第1のアドバタイズメントパケットへの応答を受信しないことと、
前記第1の信号強度よりも大きい第2の信号強度で第2のアドバタイズメントパケットを送信することと、
を含む、請求項32に記載の方法。 - 前記アドバタイズメントパケットは、接続情報を含み、前記接続情報は、パスコードを含む、請求項32に記載の方法。
- 前記ヘルスゲートウェイとの前記通信接続を確立することの後、第2のアドバタイズメントパケットを送信することをさらに含み、前記第2のアドバタイズメントパケットは、接続情報を含み、前記接続情報は、パスコードを含む、請求項32に記載の方法。
- 以前に送信した如何なるアドバタイズメントパケットへの応答も受信しないことと、
最大の信号強度でさらなるアドバタイズメントパケットを送信することと、
をさらに含む、請求項32に記載の方法。
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