JP2020520189A - 基地局、rfリモートユニットおよびそのマザーボード、rfドーターカードならびにチャンネル自動構築方法 - Google Patents

基地局、rfリモートユニットおよびそのマザーボード、rfドーターカードならびにチャンネル自動構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、基地局、RFリモートユニットおよびそのマザーボード、RFドーターカードならびにチャンネル自動構築方法を提供する。【解決手段】RFリモートユニットは、RFドーターカードとRFリモートユニットマザーボードを含む。RFドーターカード上のRF装置が1つのRFチャンネルを実現し、RFリモートユニットマザーボード上のIFリソースプールには、組合されることによってIFチャンネルを実現する複数のIF処理装置が設けられる。RFドーターカードとRFリモートユニットマザーボードは、カードスロットを介して取外し可能に接続することができ、RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサは、カードスロット内に現在接続されているRFドーターカードおよび現在のサービス構成情報を基に、必要なRFドーターカードを選定し、IFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、該RFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現できる。

Description

本発明は、無線通信の分野に関し、具体的に基地局、RFリモートユニットおよびそのマザーボード、RFドーターカードならびにチャンネル自動構築方法に関する。
基地局は、無線通信ネットワークに不可欠な構成要素であり、従来の基地局は一般的に、ベースバンド処理ユニット(Building Base band Unit,BBU)とRFリモートユニット(Radio Remote Unit,RRU)とから構成されている。同時に、サービス態様が拡大を続けるなか、小パワーによるブラインド補償のような基地局の形態も現れている。そして、これらの基地局の形態において、比較的固定された特徴は、各RFチャンネル上のパワー増幅器といったRF装置が単一ボード上に統合され、全てのRF装置に対応するIF処理装置も固定化されることである。従って、一旦単一ボードが成型されると、RFリモートユニットのRF能力およびIF能力等はすべて固定化される。よって、基板が加工成型されると、RFリモートユニットの能力は固定化され、RFチャンネルに故障が出現したり,RFチャンネルの能力が不十分である時、一部を交換することができず、単一ボード全体を交換することしかできないため、使用コストが高くなる。
本発明の実施例では、基地局、RFリモートユニットおよびそのマザーボード、RFドーターカードならびにチャンネルの自動構築方法を提供することで、RFリモートユニット上の装置が固定化されることにより能力が固定化され、使用のコストが高くなる問題を少なくとも部分的に解決する。
本発明の実施例では、カード本体と、カード本体上に設けられたRF装置と、ドーターカードインターフェースと、を含むRFドーターカードを提供する。前記RF装置は、前記ドーターカードインターフェースと電気的に接続されて1つのRFチャンネルを実現する。前記カード本体は、RFリモートユニットマザーボード上のカードスロットを介して該RFリモートユニットマザーボードに取外し可能に接続され、前記カード本体が前記RFリモートユニットマザーボードに接続された時、前記ドーターカードインターフェースと前記RFリモートユニットマザーボード上のマザーボードインターフェースとが電気的に接続され、前記マザーボードインターフェースは、前記RFリモートユニットマザーボード上の組合されてIFチャンネルを実現するためのIF処理装置と接続される。
本発明の実施例ではさらに、ボード本体と、ボード本体上に設けられたプロセッサと、IFリソースプールと、カードスロットと、マザーボードインターフェースと、を含むRFリモートユニットマザーボードを提供する。前記IFリソースプールは、組合されてIFチャンネルを実現する複数のIF処理装置を含み、前記マザーボードインターフェースは、前記IFリソースプールにおけるIF処理装置と電気的に接続される。前記カードスロットは、前記ドーターカードインターフェースと前記マザーボードインターフェースとが電気的に接続されるよう、本発明に記載のRFドーターカードのカード本体と嵌合接続するために用いられる。前記プロセッサは、前記カードスロット内に現在接続されているRFドーターカードおよび現在のサービス構成情報を基に、必要なRFドーターカードを選定し、前記IFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現するように設けられる。
本発明の実施例ではさらに、本発明に記載のRFドーターカードと、本発明に記載のRFリモートユニットマザーボードを含むRFリモートユニットを提供する。前記RFドーターカードは、前記RFリモートユニットマザーボード上のカードスロットと取外し可能に接続され、前記ドーターカードインターフェースは、前記マザーボードインターフェースと電気的に接続される。
本発明の実施例ではさらに、ベースバンド処理ユニットと、本発明に記載のRFリモートユニットと、を含み、前記RFリモートユニットが前記ベースバンド処理ユニットに接続される、基地局を提供する。前記RFリモートユニットマザーボードのプロセッサは、前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内の現在接続されているRFドーターカードの能力情報を取得し、前記能力情報を前記ベースバンド処理ユニットにフィードバックし、前記ベースバンド処理ユニットから送信されたサービス構成情報を基に、前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードから必要なRFドーターカードを選定し、前記RFリモートユニットマザーボードのIFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現するように設けられる。前記ベースバンド処理ユニットは、前記プロセッサからフィードバックされる前記能力情報に基いて、前記プロセッサへサービス構成情報を送信するように設けられる。
本発明の実施例ではさらに、RFリモートユニットのチャンネル自動構築方法を提供し、前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を取得し、前記能力情報をベースバンド処理ユニットにフィードバックすることと、前記ベースバンド処理ユニットから前記能力情報に基づいて送信されたサービス構成情報を受信することと、前記サービス構成情報を基に、前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードから必要なRFドーターカードを選定し、前記RFリモートユニットマザーボードのIFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現することと、を含む。
本発明の実施例ではさらに、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、本発明に記載のRFリモートユニットのチャンネル自動構築方法を前記プロセッサに実行させる。
ここで説明する図面は、本発明をさらに理解するために提供され、本願の一部を構成する。本発明の例示的な実施例およびその説明は本発明を理解するために用いられるものであって、本発明を制限するものではない。
図1は、本発明の各実施例に基づくRFドーターカードの構造概念図である。 図2は、本発明の各実施例に基づくRFドーターカードの構造概念図である。 図3は、本発明の各実施例に基づくRFドーターカードの構造概念図である。 図4は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットマザーボードの構造概念図である。 図5は、本発明の実施例に基づくIFリソースプールの構造概念図である。 図6は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットマザーボードの構造概念図である。 図7は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットの構造概念図である。 図8は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットのチャンネル自動構築方法の概念フローチャートである。 図9は、本発明の実施例に基づく基地局のチャンネル自動構築方法の概念フローチャートである。
以下では、具体的な実施形態を組み合わせて、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の実施例によるRFリモートユニットは、RFドーターカードとRFリモートユニットマザーボードを含む。RFドーターカード上のRF装置が1つのRFチャンネルを実現し、RFリモートユニットマザーボード上のIFリソースプールには、組合されることによってIFチャンネルを実現する複数のIF処理装置が設けられる。RFドーターカードとRFリモートユニットマザーボードは、カードスロットによって取外し可能に接続することができ、RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサは、カードスロット内に現在接続されているRFドーターカードおよび現在のサービス構成情報を基に、必要なRFドーターカードを選定し、IFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、該RFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現できる。本発明の実施例によれば、RFチャンネルを実現するためのRFドーターカードは、RFリモートユニットマザーボードから取外し可能で、RFリモートユニットマザーボード上のIFリソースは具体的なサービスとRFドーターカードに応じて柔軟に組み合わせることができるため、RFリモートユニットのRF能力とIF能力を柔軟に変化させることで、様々なアプリケーションニーズに適応できる。本発明をよりよく理解するために、以下では本発明によるRFドーターカードとRFリモートユニットマザーボード(単一ボードとも称される)についてそれぞれ例示する。
図1〜図3は、本発明の各実施例に基づくRFドーターカードの構造概念図であり、図4は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットマザーボードの構造概念図である。
図1と図4を参照すると、本実施例に基づくRFドーターカードは、カード本体11と、カード本体上11に設けられたRF装置13と、ドーターカードインターフェース12と、を含む。本実施例によれば、1つのカード本体11上のRF装置13は1つのRFチャンネル(即ち、RFリンク)を実現することに用いられる。
本実施例に基づくRFドーターカードのカード本体11は、RFリモートユニットマザーボード上のカードスロット25に取外し可能に接続される。本実施例によれば、カード本体11がRFリモートユニットマザーボードに接続された時、カード本体11上のドーターカードインターフェース12がRFリモートユニットマザーボード上のマザーボードインターフェース24に電気的に接続される。マザーボードインターフェース24は、RFリモートユニットマザーボード上で組合されてIFチャンネルを実現するためのIF処理装置に接続されるため、RFチャンネルとIFチャンネルとの接続関係が構築される。
図1と図4を参照すると、本実施例に基づくRFドーターカードのドーターカードインターフェース12は、カード本体11の、カードスロット25内に嵌合される一端に設けることができる。カード本体11は、カードスロット25に挿入または嵌め込む方法によりRFリモートユニットマザーボードに取外し可能に接続することができ、もちろん、他の方法を採用して取外し可能に接続することもできる。RFリモートユニットマザーボード上のマザーボードインターフェース24は、カードスロット25内に直接設置することができる。接触の信頼性と利便性を保証するために、マザーボードインターフェース24は、カードスロット25の底部に直接設置することができる。カード本体11が前記カードスロット25内に嵌合された時、ドーターカードインターフェース12がカードスロット25底部のマザーボードインターフェース24に電気的に接続される。
本実施例に基づくドーターカードインターフェース12とマザーボードインターフェース24をカードスロット25以外の領域に設け、且つ配線によってお互いに接続できることも理解され得る。
本実施例によれば、RFドーターカード上のRF装置13は、送信RFチャンネル(即ち、送信RFリンク)を実現することも、受信RFチャンネル(即ち、受信RFリンク)を実現することもでき、また、異なるRFドーターカードは異なる周波数帯域のRFチャンネルを実現してもよいし、同一周波数帯域のRFチャンネルを実現してもよい。したがって、具体的な需要に応じて柔軟に設置することができる。
図2を参照すると、本発明の実施例によれば、RFドーターカードのカード本体11上に設けられたRF装置13は、順に接続された増幅器131、フィルタ132、アンテナ133を含み、増幅器131は、ドーターカードインターフェース12に電気的に接続することができる。RF装置13が受信RFチャンネルを実現する時、増幅器131に低雑音増幅器131を採用することができる。増幅器131、フィルタ132、アンテナ133の種類および具体的な機能パラメータ等は具体的な応用場面に応じて柔軟に設定できることが理解され得る。例えば、図3に示すように、RFドーターカードのドーターカードインターフェース12は金端子によって実現でき、カード本体11がRFリモートユニットマザーボード上のカードスロット25内に嵌合された時、ドーターカードインターフェース12の金端子は、カードスロット25底部におけるマザーボードインターフェース24を実現するための金端子(図6を参照)に電気的に接続されることができ、接触の信頼性を保証するだけでなく、適応の便利さも保証できる。RF装置13には、同図に示す増幅器131、フィルタ132、アンテナ133等を除く装置を含むことができ、実際の需要に応じて柔軟に設定することができる。
上記方法により、RF装置13のリンクボードをカード化し、RF装置13のリンクを、RFチャンネルの特徴に応じて機能的に独立した各RFドーターカードに分割する。RFリモートユニットマザーボード上には、対応するカードスロット25が予め設けられている。RFドーターカードは、カードスロット25を介してRFリモートユニットマザーボードとのハードリンクを完成させ、RFリモートユニットマザーボードは、カードスロット25内のマザーボードインターフェース24の回路によって、既に接続されているRFドーターカードの数と、各RFドーターカードの能力情報等を取得することで、RFリンクおよびIFリンク等を選択し構築することができる。理解しやすいよう、以下では図4と結び付けてRFリモートユニットマザーボードについて例示する。
図4を参照すると、RFリモートユニットマザーボードは、ボード本体21と、ボード本体21上に設けられたプロセッサ23と、IFリソースプール22と、カードスロット25と、マザーボードインターフェース24と、を含む。IFリソースプール22には、組合されることによってIFチャンネルを実現する複数のIF処理装置が含まれる。即ち、本発明の実施例によれば、IFリソースプール22におけるIF処理装置の接続関係および帰属するRFチャンネルに対して何の限定もされていないが、実際の需要に応じて、必要なIF処理装置を柔軟に選択し論理的に組合せることによりIFチャンネル(即ち、IFリンク)を実現できる。
本実施例によれば、マザーボードインターフェース24は、IFリソースプール22におけるIF処理装置に電気的に接続され、カードスロット25は、RFドーターカードのカード本体11と嵌合接続されることで、RFドーターカードカード本体11上のドーターカードインターフェース12とマザーボードインターフェース24とを電気的に接続させるために用いられる。
プロセッサ23は、RFリモートユニットマザーボード上のカードスロット25内に現在接続されているRFドーターカードおよび現在のサービス構成情報を基に、必要なRFドーターカードを選定し、IFリソースプール22から対応するIF処理装置を選択して、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現して、RFチャンネルおよびIFチャンネルの自動構築を実現できる。
本実施例によれば、IF処理装置は、デジタル−アナログ変換器、アナログ−デジタル変換器、デジタルプリディストーションプロセッサ、ピーククリッピング装置、補間フィルタ、数値制御発振器、デジタルアップコンバータ、デジタルダウンコンバータを含むことができる(しかし、これらに限らない)。実際の需要に応じて、どのような装置を含み、どのような装置を選択するかを柔軟に設定できる。
本実施例によれば、IFリソースプール22におけるIF処理装置は、相互接続選択レジスタによって相互接続され、即ち、種類が異なり、且つ選択的に相互接続された基本ユニット資源プールを形成してから、相互接続選択レジスタをソフトウェアによって動的に構成し、信号経路上で装置の選択的相互接続を実現して、IFチャンネルの自動構築プロセスを実現する。マルチプレクサまたはルックアップテーブル(Look−Up Table,LUT)等の様々な方法によって、このような汎用リソースの選択的相互接続を実現できる。FPGAまたはASICの方法を用いて、デジタルIF設計を実現できる。以下では、補間フィルタ、数値制御発振器、ピーククリッピング装置、デジタルプリディストーションプロセッサリソースユニットを例に、本発明の実施例に基づくIFリソースプールを説明する。
図5は、本発明の実施例に基づくIFリソースプールの構造概念図である。
図5に示すように、各基本ユニットは、そのタイプに応じてそれぞれアレイ状に配置され、アレイにおける基本ユニットは選択論理ユニットLUTによって相互接続される。
ソフトウェアによってルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェイスを設定し、入力信号ストリームは第1段階において、フィルタ資源プールから任意のフィルタユニット、数値制御発振器資源プールから任意の数値制御発振器、ピーククリッピング装置資源プールから任意のピーククリッピング装置、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プールから任意のデジタルプリディストーションプロセッサを選択することで、論理仮想IFチャネルを構築し、IF信号の処理プロセスを完了できる。同様な方法で、他の論理仮想チャネルの構築および信号処理も完成できる。ルーティングコンフィギュレーションレジスタを設定する時に、ソフトウェアによって資源プールにおける各基本ユニット資源の状態と相互排除管理を維持し保証することができる。
RFリモートユニットマザーボードのボード本体21上には、少なくとも2つのカードスロット25を設けると同時に、少なくとも2つのマザーボードインターフェース24も相応に設けることができる。図6に示すように、カードスロット25とマザーボードインターフェース24は一対一に対応するように設けることができ、マザーボードインターフェース24は、カードスロット25の底部に設けることができる。これにより、複数の異なるRFドーターカードを同時に接続させて、複数のRFチャンネルおよび対応するIFチャンネルを実現し、さまざまなサービス需要を満たすことができる。
RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサ23は、(例えば、ベースバンド処理ユニットからの)現在のサービス構成情報およびカードスロット25内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を基に、必要なRFドーターカードを選定して、必要なIF処理装置および各IF処理装置間の接続関係を確定し、相互接続選択レジスタを相応に配置して、各IF処理装置を接続することで、IFチャンネルを実現することに用いることができる。
RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサ23は、マザーボードインターフェース24によってどのカードスロット25内にRFドーターカードが接続されているかが分かり、即ち、RFリモートユニットマザーボード上に現在接続されている各RFドーターカードを取得し、さらに、これらのRFドーターカードの能力情報を取得し、取得されたRFドーターカードの能力情報をベースバンド処理ユニットに報告できる。ベースバンド処理ユニットは、RFリモートユニットの実際の能力を知り、これを後続のセル構築のための制約とすることで、バックグラウンドから構成されたセルがRFリモートユニットの物理的サポート能力を超えないことを保証できる。
本発明の実施例によれば、RFドーターカードの能力情報には、RFリモートユニット周波数帯域能力、RFリモートユニットチャンネル能力、RFリモートユニットキャリア結合能力等が含まれる(しかし、これらに限らない)。例えば、RFリモートユニットが、F周波数帯域、デュアルチャンネルをサポートし、各チャンネル上で最大2つの10Mキャリアをサポートしている場合、この能力をメッセージ形式で情報本体に入力してから、ボード間通信の形でベースバンド処理ユニットに告知する。
以下のとおり、表1に周波数帯域能力テーブルを示す。
Figure 2020520189
以下のとおり、表2にRFチャンネル能力テーブルを示す。
Figure 2020520189
以下のとおり、表3にキャリア結合能力テーブルを示す。
Figure 2020520189
以下のとおり、表4にセル情報テーブルを示す。
Figure 2020520189
以下のとおり、表5に周波数点情報テーブルを示す。
Figure 2020520189
このように、ベースバンド処理ユニットは、サービス初期構成段階において(例えば、セルを初めて構成する時)、RFリモートユニットの能力情報に応じて、RFリモートユニットへ実際のサービス構成情報を送信する。RFリモートユニットは、ベースバンド処理ユニットから送信された実際のサービス構成情報状況に応じて、サービス構成を満たすことができるRFドーターカード、およびIFリソースプール22における対応するIF処理装置および各IF処理装置の接続関係情報(IFサブシステム基本ユニットのルーティング情報とも呼ばれる)を分析し、ルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェイスによって該ルーティング情報を基礎IFサブシステムに配置する。基礎IFサブシステムは、該ルーティング情報によってIFリソースプール22から必要なIF処理装置(即ち、基本ユニット)を動的に選択し、各基本ユニット間のトポロジ接続を完成させることで、実際のバックグラウンド構成を満たすために必要なIF物理リンクを構築して、(例えば、初期構成段階における)RFリンク全体の構築プロセスを完了する。原則として、ルーティング方法には多くの選択があってよく、トポロジ接続が簡単であるという原則に従って選択できる。選択アルゴリズムはソフトウェアによって実現できる。具体的なアルゴリズムおよび実現方法についてここでは省略する。
本実施例によれば、バックグラウンドサービス変更段階(セルの追加や削除など)で、RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサ23は、変更後のサービス構成情報に従って新しいルーティング情報を生成できる。基礎デジタルIFサブシステムは、新しいルーティング情報に基づいて、物理チャンネル上に既に構築されているIFサブシステム機能ユニットと、未構築のIFリソースプール22における基本ユニットの新しい帰属およびそのトポロジ接続関係とを動的に調整し、変更後のサービスを満たすことができるIFリンクの構築を完了する。該段階において、IF基本機能ユニットの構築は、優先的にRF能力を満たし、次にトポロジ接続が簡単であるという原則を満たすように行うことができる。原則選択アルゴリズムは、ソフトウェアによって設計できる。
また、RFドーターカードの動作中、RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサ23は、RFリモートユニットマザーボードカードスロット25上のRFドーターカードのインポジション状態および故障状態を動的に監視することもできる。RFドーターカードのカードスロット25からの離脱(即ち、数の減少)か、或いはいずれかのRFドーターカードの故障(例えば、RF装置13の故障)が存在することが検出された場合、プロセッサ23は、スペアとして他に空いてるRFドーターカードユニットがあるかを分析する。スペアのRFドーターカード資源がある場合、新しいIFルーティングが生成され、スペアのRFドーターカードを用いて、損失または損壊されたRFドーターカードに対応するIFリンクを再構築する。スペアのRFドーターカード資源がない場合、デバイスに異常警告アラームを報告して、RFリモートユニットのRFドーターカード異常後の自動構築ホットスワップを実現する。また、RFドーターカードの数の増加またはいずれかのボードカードが故障状態から使用可能状態に変わったことが検出された場合、プロセッサ23は、RF能力情報を収集および統計し直し、メッセージによりベースバンド処理ユニットに報告して、RFリモートユニットの能力の動的拡張を実現できるため、各応用場面により適している。
図7は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットの構造概念図である。
本発明の実施例では、RFドーターカードと、RFリモートユニットマザーボードを含むRFリモートユニットを提供する。RFドーターカードは、RFリモートユニットマザーボード上のカードスロット25と取外し可能に接続され、RFドーターカードのドーターカードインターフェース12は、RFリモートユニットのマザーボードインターフェース24に電気的に接続される。
RFマザーボードユニット上のプロセッサ23は、カードスロット25内に現在接続されているRFドーターカードおよび現在のサービス構成情報を基に、必要なRFドーターカードを選定し、IFリソースプール22から対応するIF処理装置を選択して、選定されたRFドーターカードが実現するRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現する。
本実施例におけるRFユニットのマザーボード上には、複数のカードスロット25を設けることができ、IFリソースプール22のIF処理装置は、複数のRFチャンネル(即ち、RFリンク)をサポートできることが理解され得る。異なる種類、異なる能力のRFドーターカードは、実際の需要に応じてRFリモートユニットマザーボード上に柔軟に装着できる。例えば、図7に示すRFリモートユニットを参照すると、RFドーターカードとRFリモートユニットマザーボードは金端子インターフェースによって接続され、両者はカードスロット25によって取外し可能に接続される。しかし、カードスロット25という取外し可能な接続方法に限らないことが理解され得る。図7では、RFリンクのデジタル−アナログ(DA)/アナログ−デジタル(AD)に応じて装置に対する区別を行っている。送信パス上のDAの後のアンテナ133端に近い回路と、受信パス上のADの前のアンテナ133端に近い回路はまとめてレイアウトされ、即ち、RFドーターカードにまとめられ、該RFドーターカードの片側にハードウェア接続インターフェースが設けられている。同時に、送信パス上のDAの前の、DAの論理上光ポートに近い側を含む回路と、受信パス上のADの後の、論理上ベースバンドに近い側を含む回路はまとめてレイアウトされ、即ち、RFリモートユニットマザーボード(デジタルマザーボードとも称する)にまとめられ、RFドーターカードとのハードウェア接続のために、マザーボードの片側にN個のスロットインターフェースが設けられている。RFドーターカードとデジタルマザーボードとの間のスロットインターフェースは、電気接続と連結の需要を満たすことができればいかなる種類のハードウェアインターフェースであってもよく、例えば、図7に示す、金端子スロットインターフェースであってもよい。
論理的IFを設計する際、IFキャリア処理全体における一部の基本ユニット(即ち、IF処理装置、例えば、補間フィルタ、数値制御発振器、ピーククリッピング装置、デジタルプリディストーションプロセッサ等)を種類に応じてそれぞれアレイにレイアウトし、アレイにおける基本ユニットは選択論理ユニットによって相互接続され、即ち、種類が異なりかつ選択的に相互接続できる基本ユニット資源プールを形成する。次に、その相互接続選択レジスタをソフトウェアによって動的に配置し、信号経路上のデバイスの選択的相互接続を完成させることで、チャンネルの自動構築プロセスを実現する。ここで、汎用リソースの選択的相互接続は、マルチプレクサやルックアップテーブルなど、さまざまな方法で実現できる。デジタルIFの設計方法は、FPGAまたはASIC等の方法を採用することができる。ソフトウェアによってルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェースを構成し、入力信号ストリームは、最初の段階で後段のフィルタ資源プールにおける任意のフィルタユニットを選択できる。資源プールにおける基本ユニット資源の状態と相互排他管理は、ルーティングレジスタを構成する時にソフトウェアによって維持および保証できる。
図8は、本発明の実施例に基づくRFリモートユニットのチャンネル自動構築方法の概念フローチャートである。
本発明の実施例によれば、RFリモートユニットのチャンネル自動構築方法には、ステップS801〜S803を含むことができる。
S801では、ボード本体21上のカードスロット25内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を取得し、前記能力情報をベースバンド処理ユニットにフィードバックする。
RFリモートユニットマザーボードの電源投入段階において、RFリモートユニットマザーボード上のプロセッサ23は、カードスロット25インターフェースによって、現在マザーボード上に挿入されているRFドーターカードの数およびドーターカードの種類を取得するとともに、これによって、そのサポート可能な最大RF能力を推定し、この能力情報をメッセージの形式でベースバンド処理ユニットに告知し、ベースバンド処理ユニットは、上記によって該RFリモートユニットの実際能力を認識し、これを後続のセル構築のための制約として、バックグラウンドから構成されたセルがRFリモートユニットの物理的にサポート可能な能力を超えないように保証する。
S802では、ベースバンド処理ユニットから各RFドーターカードの能力情報を基に送信されたサービス構成情報を受信する。
S803:サービス構成情報を基に、ボード本体21上のカードスロット25内の現在接続されているRFドーターカードから必要なRFドーターカードを選定するとともに、IFリソースプール22から対応するIF処理装置を選択して、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現する。
サービス初期構成の段階において(例えば、セルを初めて構成する時)、RFリモートユニットは、ベースバンド処理ユニットから送信された実際のサービス構成情報に応じて、該サービス構成を満たすことができるRFドーターカード、およびIFリソースプールにおける基本ユニットの接続関係情報(IFサブシステム基本ユニットのルーティング情報とも称される。略称は、ルーティング情報)を分析し、ルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェースによって、基礎デジタルIFサブシステムに配置する。基礎デジタルIFサブシステムは該ルーティング情報によってIFデジタル資源プールから必要な基本ユニットを動的に選択し、各基本ユニット間のトポロジ接続を完成させて、実際のバックグラウンド構成を満たすために必要なIF物理リンクを構築することで、初期構成段階のRFリンク全体の構築プロセスを完了する。該段階では、ルーティング選択には原則として複数の選択があってよく、トポロジ接続が簡単であるという原則によって選択できる。選択アルゴリズムは、ソフトウェアによって実現できる。
本発明の実施例によれば、該段階で、RFリモートユニットは、リンク上のRFリンクの能力(例えば、RFリモートユニット周波数帯域能力、RFリモートユニットチャンネル能力、RFリモートユニットキャリア結合能力を含む)に基づいて、ボード間メッセージの形式でRFリモートユニットがサポートする周波数帯域、チャンネルと周波数帯域のマッピング関係、チャンネル上でサポートできるキャリアの帯域幅構成の組合せ等をベースバンド資源プールに報告する。ベースバンド資源プールは、RFリモートユニットが報告した能力情報情報に基づいて、能力範囲内にあるバックグラウンドで構成されたセル情報と周波数点情報をRFリモートユニットに送信する。RFリモートユニットは、ベースバンド資源プールが送信したセル情報におけるアンテナグループ情報とキャリア数情報、および周波数点情報における中心周波数点情報とキャリアベースバンド情報等を分析することにより、トポロジ接続が最も簡単であること、という制約方法に従って、デジタル資源プールにおける各種基本ユニットのトポロジ接続関係を確定するための情報(即ち、ルーティング情報)を動的に生成する。同じ構成に対して、異なる基本ユニットのトポロジ接続が複数存在し、即ち、異なるルーティング情報が存在する。具体的なサービス状況に応じて、1)トポロジ接続が簡単であること、2)既に存在するトポロジが不変であること、3)全体的に移行すること等の制約または制約の組み合わせにより、さらにスクリーニングを実行して、最終的なルーティング情報を生成できる。ここでの制約アルゴリズムは、以下のように説明できる。即ち、トポロジ接続が簡単であること、という制約条件で、特定のRFリンクに選択的に接続されるIFリソースプール22における各基本ユニットの番号は、必ず最も近い資源番号でなければならない。トポロジが不変であること、という制約条件で、新しく追加されるルーティング情報において、関連のIF資源は、構築される前に必ず未使用の状態である必要がある。全体的に移行すること、という制約条件で、IFリソースプール22における各IF資源のトポロジ関係を変更せずに、指定されたRF資源上に強制的に接続する。
ルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェースによって、最終ルーティング情報に対応する真値をFPGAサブシステムに設定してから、関連サービスパラメータの構成操作を行い、全体的なRFリモートユニットの上り/下りリンクの初期自動構築プロセスを完了する。電源投入段階で、マザーボード上のプロセッサ23は、現在サポートしているRF能力(例えば、RFリモートユニット周波数帯域能力、RFリモートユニットチャンネル能力、RFリモートユニットキャリア結合能力を含む)を取得する。例えば、RFリモートユニットが、F周波数帯域、デュアルチャンネルをサポートし、チャンネル毎に最大2つの10Mキャリアをサポートしている場合、この能力をメッセージ形式で情報本体に入力した後、ボード間通信の形式によってベースバンド処理ユニットに告知できる。ベースバンド処理ユニットは、上記によってRFリモートユニットの実際能力を知り、これを後続のセル構築の制約とし、バックグラウンドから構成されるセルがRFリモートユニットの物理的にサポート可能な能力を超えないことを保証できる。入力結果は以下のテーブルに示すとおりである。
表6に周波数帯域能力テーブル(表1)の入力例を示す。
Figure 2020520189
表7にチャンネル0のRFチャンネル能力テーブル(表2)の入力例を示す。
Figure 2020520189
表8にチャンネル1のRFチャンネル能力テーブル(表2)の入力例を示す。
Figure 2020520189
表9にチャンネル0のキャリア結合能力のテーブル(表3)の入力例を示す。
Figure 2020520189
表10にチャンネル1のキャリア結合能力のテーブル(表3)の入力例を示す。
Figure 2020520189
図8により、初期電源投入時のサービス構成と、RFチャンネルとIFチャンネルの自動構築プロセスを完了することができる。例えば、バックグラウンドサービス初期構成段階において(例えば、セルを初めて構成する時)、RFリモートユニットは、ベースバンド処理ユニットから送信された実際のセル情報と周波数点情報におけるアンテナグループ、キャリア数、中心周波数点、キャリア帯域幅等を基に、トポロジ接続が最も簡単であることという制約を満たすルーティング情報を分析する。例えば、取得されたセル情報と周波数点情報において、アンテナグループフィールド情報が1、キャリア数フィールド情報が1、中心周波数点が18805(単位は100kz)、キャリア帯域幅が20M(単位はbps)である場合、これに基づいて、RFリモートユニット上のチャンネル0とチャンネル1上に、帯域幅が10M、周波数点が18805(単位は100KZ)のキャリアをそれぞれ構築するようマッピングしてから、トポロジ接続が最も簡単であることという制約に従って、次のようなルーティング情報を取得できる。例えば、IFリソースプール22において、補間フィルタ資源プール内の番号が1の差分フィルタを、数値制御発振器資源プール内の番号が1の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらに、ピーククリッピング装置資源プール内の番号が1のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が1のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル0のRF資源に選択的に接続する。同様に、補間フィルタ資源プール内の番号が2の差分フィルタを、数値制御発振器資源プール内の番号が2の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらに、ピーククリッピング装置資源プール内の番号が2のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が2のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル1のRF資源に選択的に接続する。その後、このようなルーティング情報に対応する真値をFPGAのIFサブシステムに設定し、IFサブシステムは真値の指示に従って実際の物理的接続を完了することで、RFリモートユニットの初期構築プロセスを完了する。
本実施例では、サービス構成の変化、RFドーターカードのインポジション状態、RFドーターカードの動作状態に応じて、構築されたチャンネルを動的に調整することもできる。
本発明の実施例によれば、プロセッサ23は、サービス構成情報の変更において、IF処理装置を更新する必要がある時、変更後のサービス構成に応じて必要なIF処理装置および各IF処理装置間の接続関係を再確定し、対応する相互接続選択レジスタを新たに構成して、前記各IF処理装置を接続することで、IFチャンネルを実現する。もちろん、サービス構成情報の変更においてIF処理装置の変更が必要な時、現在のRFチャンネルとIFチャンネルを用いてもサービス需要を満たせると判定された場合には、何の変更もしなくても良い。
本発明の実施例によれば、バックグラウンドサービス構成が変化した後、RFリモートユニットは、バックグラウンドから送信されたセル情報におけるアンテナグループ情報、周波数点情報、キャリア数、キャリア帯域幅、および現在のIFリソースプール22内の機能ブロックが空いているかどうかを再分析することにより、新しいIFルーティング情報を生成して、ルーティング情報の真値に変換し、基礎IFサブシステムでIFサブシステム論理資源プールにおける基本ユニットトポロジの再構築を完成させて、デバイスリンクの動的再調整を達成する。例えば、上記の例に基づいて、各チャンネルにさらに1つの10Mキャリアを追加する場合、変化後の構成情報に基づいて、変化していないリンク上のトポロジが不変であり、且つ新たに生成されたトポロジ接続が最も簡単であること、という制約を満たす新しいルーティング情報を生成できる。即ち、IFリソースプール22において、補間フィルタ資源プール内の番号が1の差分フィルタを、数値制御発振器資源プール内の番号が1の数値制御発振器の機能ユニットに選択的に接続し、さらにピーククリッピング装置資源プール内の番号が1のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が1のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル0のRF資源に選択的に接続して、チャンネル0を処理するための1つ目の10Mキャリアとして用いる。補間フィルタ資源プール内の番号が3の差分フィルタを、番号が3の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらにピーククリッピング装置資源プール内の番号が3のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が3のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、チャンネル0のRF資源にさらに選択的に接続させて、チャンネル0を処理する2つ目の10Mキャリアとして用いる。補間フィルタ資源プール内の番号が2の差分フィルタを、数値制御発振器資源プール内の番号が2の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらにピーククリッピング装置資源プール内の番号が2のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が2のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル1のRF資源に選択的に接続して、チャンネル1を処理する1つ目の10Mキャリアとして用いる。補間フィルタ資源プール内の番号が4の差分フィルタを、番号が4の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらにピーククリッピング装置資源プール内の番号が4のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が4のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル1のRF資源に選択的に接続して、チャンネル1を処理する2つ目の10Mキャリアとして用いる。その後、このルーティングに対応する真値を、ルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェースによって基礎FPGAに設定する。FPGAは、IFリソースプール22における基本ユニットの新しい帰属とそのトポロジ接続関係を順次動的に調整して、変更後のサービスを満みたすことができるIFリンクの構築を完成する。
プロセッサ23はまた、RFドーターカードの動作中に、RFドーターカードのカードスロット25からの離脱および/またはRFドーターカード上のRF装置13の故障があるか否かを監視するためにも用いられる。離脱または故障が発生した場合、ボード本体21のカードスロット25に空いているRFドーターカードが接続されているか否かを判断する。空いているRFドーターカードが存在する場合、空いているRFドーターカードの1つを選択し、選択された空いているRFドーターカードのために、必要なIF処理装置および各IF処理装置間の接続関係を確定し、対応する前記相互接続選択レジスタを構成して、各IF処理装置を接続することでIFチャンネルを実現する。
本発明の実施例によれば、RFデバイスの動作中に、マザーボード上のプロセッサ23の監視ソフトウェアは、RFリンクの状態を動的に監視する。RFリンクに故障があることが検出された場合、プロセッサ23は、スペアとして用い得る他に空いているRFリンクがあるかを分析する。スペアのRFリンクが存在する場合、新たに新しいIFルーティングを生成し、スペアのRFリンクを利用して、損壊されたRFリンクに対応するIFリンクを新たに構築する。スペアとして用い得るRFチャンネル資源がない場合、システムがデバイス異常警告アラームを報告する。
例えば、チャンネル0のRFリンクに異常が発生し、この時、対応するルーティング情報が「補間フィルタ資源プール内の番号が1の差分フィルタを、数値制御発振器資源プール内の番号が1の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらにピーククリッピング装置資源プール内の番号が1のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が1のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル0のRF資源に選択的に接続する」というものであり、チャンネル1のRFリンクが正常で且つ空きがある場合、IFルーティング情報は全体をRF資源1上に移動させる。したがって、最終的なルーティング情報は「補間フィルタ資源プール内の番号が1の差分フィルタを、数値制御発振器資源プール内の番号が1の数値制御発振器機能ユニットに選択的に接続し、さらにピーククリッピング装置資源プール内の番号が1のピーククリッピング装置機能ユニットに選択的に接続し、さらに、デジタルプリディストーションプロセッサ資源プール内の番号が1のデジタルプリディストーションプロセッサ機能ユニットに選択的に接続した後、さらにチャンネル1のRF資源に選択的に接続する」に変換される。
この時に利用可能なRFリンクの空きがない場合、ルーティング情報は更新されず、関連する故障情報を収集し、ベースバンド資源プールへチャンネルの異常を報告する。
本実施例によって提供されるRFリモートユニットは、マザーボード上のIF資源を現在のRFドーターカードとサービス需要に応じて柔軟に設定できるため、マザーボード上のIF基本ユニット資源は、各RFチャンネルによって共有可能であり、アイドルリソースが大いに多重化され、資源の利用率が向上する。使用過程において、あるRFチャンネルが故障し交換が必要(例えば、パワーアンプユニットの故障)であったり、または能力が需要を満たせない状況において、古いRFドーターカードを抜き取って、新しいRFドーターカードを挿し込むだけでよく、全機の電源を落とさずに、RF装置の故障に対するホットスワップが実現され、使用の柔軟性を高めるだけでなく、使用のコストを大幅に低減できる。RFリモートユニットとベースバンド処理ユニットの機能が不変の状況で、能力拡張を行うには、新しく追加されたRFドーターカードをカードスロットに挿し込むだけで、全機を再起動した後、能力が自己適応され、自己拡張を行うことができる(この種の拡張方式は静的拡張である)。ベースバンド処理ユニット側の能力に波及することを考慮すれば、RFリモートユニットの電源を落とさない状況で、RF能力の拡張を行い、即ち、RFリモートユニットのRF能力の動的拡張を実現してもよい。
図9は、本発明の実施例に基づく基地局のチャンネル自動構築方法の概念フローチャートである。
本発明の実施例が提供する基地局は、ベースバンド処理ユニットと、本発明のRFリモートユニットと、を含み、RFリモートユニットがベースバンド処理ユニットに接続され、両者を具体的に接続するインターフェースとして、OPTインターフェース等の様々な接続インターフェースを採用することができる。
RFリモートユニットのプロセッサ23は、マザーボードボード本体21上のカードスロット25内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を取得し、ベースバンド処理ユニットにフィードバックし、ベースバンド処理ユニットから送信されたサービス構成情報を基に、ボード本体21上のカードスロット25内に現在接続されているRFドーターカードから必要なRFドーターカードを選定し、IFリソースプール22から対応するIF処理装置を選択して、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現する。
ベースバンド処理ユニットは、RFリモートユニットの能力情報および現在のサービス需要に基づいて、RFリモートユニットのプロセッサ23へサービス構成情報を送信する。
本実施例において、基地局は、サービス構成の変化、RFドーターカードのインポジション状態、RFドーターカードの動作状態に応じて、構築されたチャンネルを動的に調整することもできる。図9に示す基地局のチャンネル自動構築方法には、ステップS901〜S911が含まれる。
S901では、RFリモートユニットの上り/下りパスはAD/DAを境として、アンテナ側に近いリンクをチャンネル単位でドーターカード(即ち、RFドーターカード)にレイアウトし、ベースバンド側に近い回路をデジタルのマザーボード(即ち、RFリモートユニットマザーボード)にレイアウトし、マザーボード上にN個の金端子スロットを設け、マザーボードとドーターカードは金端子スロットによって物理的電気接続を行うことができる。
S902では、IF基本ユニット(補間フィルタ、数値制御発振器、ピーククリッピング装置、デジタルプリディストーションプロセッサ等を含む)を汎用資源プールに一括設計し、ソフトウェアによってIFサブシステムのルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェースを構成して、資源プールにおける基本ユニットの動的選択的接続を実現する。
S903では、デジタルマザーボードの電源投入段階において、マザーボードに連結されたドーターカードの数と種類をカードスロット25によって取得し、その最大RF能力を分析し、メッセージの形式でベースバンド処理ユニットに報告して、バックグラウンドサービス構成の制約とし、即ち、バックグラウンド構成はドーターカードの最大RF能力を超えてはならない。
S904では、サービスの初回構成段階において、RFリモートユニットはサービス情報を分析することにより、ルーティング情報を生成し、ルーティングコンフィギュレーションレジスタインターフェースによってIFサブシステムに配置して、IFリンクの動的構築、およびIF回路とRFドーターカードとの接続を完成させ、その後にサービス情報の処理を完了する。
S905では、サービス構成が変化した時、新しいサービス情報に応じて、ルーティング情報を再生成して配置することで、リンク資源の動的調整を完了する。
S906では、RFデバイスの動作中に、マザーボードプロセッサ23は、RFドーターカードの状態を周期的に監視し、ドーターカードの故障または数の減少が発生したか否かを観察し、故障または数の減少が発生していない場合、S907に進み、そうでない場合はS909に進む。
S907では、ドーターカードの数が増加しているかを確認し、増加していない場合はS906に進み、そうでない場合はS908に進む。
S908では、メッセージインターフェースによって、バックグラウンドへRF能力の増加を報告し、バックグラウンド構成の制約を動的に更新して、RF能力の動的拡張を実現する。
S909では、他に空いているRFドーターカードがあるか否かを調べ、ある場合はS910に進み、そうでない場合はS911に進む。
S910では、新しいルーティング構成テーブルを生成し、ルーティング構成を自動的に更新し、リンクの再構築を完了して、故障のホットスタンバイを実現する。
S911では、RFドーターカードの故障アラームを報告する。
本実施例の基地局によれば、RFリモートユニットにおけるRF装置は、リンクボード/カード化の設計を有することができる。従来の固定化されたRF装置のリンクを、その機能に応じてデジタルボードから物理的に分割し、スロット等のインターフェースによって、デジタルボードにおけるIFリンクと接続する。また、マザーボード上にIF基本ユニットの資源プールを構築することで、IF資源がRFリモートユニットのどの特定のリンクまたは特定のキャリアに帰属するかを予め確定させることなく、基本ユニットを汎用資源という方式で資源プールに組み入れて一括管理する。動的に構築する前において、各基本ユニットは、どのRFリモートユニットのどの実際のリンクまたはリンク上のキャリアにも属さない。
RFドーターカードの資源およびIFリンクの基本ユニットに基づいて、実際の上り/下りリンクを動的に作成する。システムの初回サービス構成段階では、現在システム上に既にあるドーターカードユニットデータおよびドーターカードユニットの対応する能力に応じて、IFリンクプールから必要な基本ユニットを動的に選択し、各基本ユニットのトポロジ接続関係および各関連デバイスの初期化操作を完成させることで、各RFリンクの動的初期構築を完了することができる。
バックグラウンドサービス構成が変化するか、またはRFリンクドーターカードの数或いはタイプが変化した場合、資源プールの基本ユニットのトポロジ接続をリアルタイムで調整することで、動作中のRFリモートユニットのリンク自己適応を完成させることができる。RFリモートユニットのドーターカードの変化状況を動的に監視し、またはバックグラウンド構成の変化状況に応じて、IF基本ユニットのトポロジ接続をリアルタイムで動的に再構築して、RFリモートユニットの上り/下りリンクの動的調整を完了することで、故障のホットスタンバイ、およびRF能力の動的拡張をある程度完成させる。
上記本発明の実施例の各モジュールまたは各ステップは、一般的な計算装置を用いて実現でき、それらは単一の計算装置に集中してもよく、または複数の計算装置からなるネットワークに分散してもよく、あるいは、コンピュータ記憶媒体(ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶して計算装置によって実行するように、計算装置で実行可能なプログラムコードで実現されてもよい。そして場合によっては、図示または説明されたステップが上記と異なる順序で実行されてもよく、またはそれらをそれぞれ集積回路モジュールに作製してもよく、またはそれらにおける複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路モジュールに作製して実現してもよいことは、当業者が明らかに理解できることである。従って、本発明は、いかなる特定のハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせにも限定されない。
以上の内容は、具体的な実施形態を組合せた本発明に対する更なる詳細な説明であり、本発明の具体的な実施はこれらの説明に限定されない。当業者は、本発明の構想から逸脱しない状況において、様々な推論または置き換えを行うことができ、いずれも本発明の請求範囲と見なされる。

Claims (13)

  1. カード本体と、カード本体上に設けられたRF装置と、ドーターカードインターフェースと、を含むRFドーターカードであって、
    前記RF装置は、前記ドーターカードインターフェースと電気的に接続されて1つのRFチャンネルを実現し、
    前記カード本体は、RFリモートユニットマザーボード上のカードスロットを介して該RFリモートユニットマザーボードに取外し可能に接続され、前記カード本体が前記RFリモートユニットマザーボードに接続された時、前記ドーターカードインターフェースが前記RFリモートユニットマザーボード上のマザーボードインターフェースと電気的に接続され、前記マザーボードインターフェースは、前記RFリモートユニットマザーボード上の組合されてIFチャンネルを実現するためのIF処理装置と接続される、RFドーターカード。
  2. 前記ドーターカードインターフェースは、前記カード本体の前記カードスロット内に嵌合される一端に設けられ、前記カード本体が前記カードスロット内に嵌合されたとき、前記ドーターカードインターフェースは、前記カードスロットの底部のマザーボードインターフェースと電気的に接続される、請求項1に記載のRFドーターカード。
  3. 前記RF装置は、順に接続された増幅器、フィルタ、アンテナを含み、前記増幅器は、前記ドーターカードインターフェースと電気的に接続される、請求項1または2に記載のRFドーターカード。
  4. ボード本体と、ボード本体上に設けられたプロセッサと、IFリソースプールと、カードスロットと、マザーボードインターフェースと、を含むRFリモートユニットマザーボードであって、
    前記IFリソースプールは、組合されることによってIFチャンネルを実現する複数のIF処理装置を含み、前記マザーボードインターフェースは、前記IFリソースプールにおけるIF処理装置と電気的に接続され、
    前記カードスロットは、前記ドーターカードインターフェースと前記マザーボードインターフェースとが電気的に接続されるよう、請求項1〜3のいずれか一項に記載のRFドーターカードのカード本体と嵌合接続するために用いられ、
    前記プロセッサは、前記カードスロット内に現在接続されているRFドーターカードおよび現在のサービス構成情報を基に、必要なRFドーターカードを選定し、前記IFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現するように設けられる、RFリモートユニットマザーボード。
  5. 前記ボード本体上には、少なくとも2つのカードスロットと、少なくとも2つのマザーボードインターフェースとが設けられ、前記少なくとも2つのカードスロットと前記少なくとも2つのマザーボードインターフェースは一対一に対応し、前記少なくとも2つのマザーボードインターフェースは、それぞれ前記少なくとも2つのカードスロットの底部に設けられる、請求項4に記載のRFリモートユニットマザーボード。
  6. 前記IF処理装置は、デジタル−アナログ変換器、アナログ−デジタル変換器、デジタルプリディストーションプロセッサ、ピーククリッピング装置、補間フィルタ、数値制御発振器、デジタルアップコンバータ、デジタルダウンコンバータを含む、請求項4に記載のRFリモートユニットマザーボード。
  7. 前記IFリソースプールにおけるIF処理装置は、相互接続選択レジスタによって相互接続され、
    前記プロセッサは、
    前記現在のサービス構成情報およびカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を基に、必要なRFドーターカードを選定して、必要なIF処理装置および各IF処理装置間の接続関係を確定し、
    前記相互接続選択レジスタを配置して、前記各IF処理装置を接続することにより、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現するように設けられる、請求項4〜6のいずれか一項に記載のRFリモートユニットマザーボード。
  8. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のRFドーターカードと、請求項4に記載のRFリモートユニットマザーボードを含み、
    前記RFドーターカードは、前記RFリモートユニットマザーボード上のカードスロットと取外し可能に接続され、前記ドーターカードインターフェースは、前記マザーボードインターフェースと電気的に接続される、RFリモートユニット。
  9. 前記RFリモートユニットマザーボードのIFリソースプールにおけるIF処理装置は、相互接続選択レジスタによって相互接続され、
    前記プロセッサはさらに、
    サービス構成情報が変更され、IF処理装置を更新する必要がある時、変更後のサービス構成に従って必要なIF処理装置および各IF処理装置間の接続関係を再確定し、前記相互接続選択レジスタを再構成して、前記各IF処理装置を接続することにより、変更後のサービス構成に対応するIFチャンネルを実現するように設けられる、請求項8に記載のRFリモートユニット。
  10. 前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上には、少なくとも2つのカードスロットと、少なくとも2つのマザーボードインターフェースとが設けられ、前記少なくとも2つのカードスロットと前記少なくとも2つのマザーボードインターフェースは一対一に対応し、前記少なくとも2つのマザーボードインターフェースは、それぞれ前記少なくとも2つのカードスロットの底部に設けられ、
    前記プロセッサはさらに、
    前記RFドーターカードの動作中、RFドーターカードがカードスロットを離脱したか否かおよび/またはRFドーターカード上のRF装置に故障が発生したか否かを監視し、
    カードスロットを離脱した場合または故障が発生した場合、前記ボード本体のカードスロットに空いたRFドーターカードが接続されているか否かを判断し、
    空いたRFドーターカードが接続されている場合、1つの空いたRFドーターカードを選択し、選択した空いたRFドーターカードを基に必要なIF処理装置および各IF処理装置間の接続関係を確定し、前記相互接続選択レジスタを配置して、前記各IF処理装置を接続することで、選択した空いたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現するように設けられる、請求項9に記載のRFリモートユニット。
  11. ベースバンド処理ユニットと、請求項8〜10のいずれか一項に記載のRFリモートユニットと、を含み、前記RFリモートユニットが前記ベースバンド処理ユニットに接続される基地局であって、
    前記RFリモートユニットマザーボードのプロセッサは、
    前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を取得し、前記能力情報を前記ベースバンド処理ユニットにフィードバックし、
    前記ベースバンド処理ユニットから送信されたサービス構成情報を基に、前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードから必要なRFドーターカードを選定し、前記RFリモートユニットマザーボードのIFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現するように設けられ、
    前記ベースバンド処理ユニットは、
    前記プロセッサからフィードバックされる前記能力情報に基づいて、前記プロセッサへサービス構成情報を送信するように設けられる、基地局。
  12. 請求項8〜10のいずれか一項に記載のRFリモートユニットを含むRFリモートユニットのチャンネル自動構築方法であって、
    前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードの能力情報を取得し、前記能力情報をベースバンド処理ユニットにフィードバックすることと、
    前記ベースバンド処理ユニットから前記能力情報に基づいて送信されたサービス構成情報を受信することと、
    前記サービス構成情報を基に、前記RFリモートユニットマザーボードのボード本体上のカードスロット内に現在接続されているRFドーターカードから必要なRFドーターカードを選定し、前記RFリモートユニットマザーボードのIFリソースプールから対応するIF処理装置を選択することで、選定されたRFドーターカードによって実現されるRFチャンネルに対応するIFチャンネルを実現することと、を含む、RFリモートユニットのチャンネル自動構築方法。
  13. コンピュータプログラムが記憶され、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項12に記載のRFリモートユニットのチャンネル自動構築方法を前記プロセッサに実行させる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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