JP2020518619A - 果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物における植物病原性真菌を制御するための殺真菌剤としての非環式ピコリンアミド化合物の使用 - Google Patents

果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物における植物病原性真菌を制御するための殺真菌剤としての非環式ピコリンアミド化合物の使用 Download PDF

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Abstract

本開示は、農業的に有用な果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物における真菌病害を制御するための化合物Iおよびその使用を含む、農薬の分野に関する。【化1】

Description

関連特許出願の相互参照
本出願は、2017年5月2日出願の米国仮特許出願第62/500175号の利益を主張するものであり、この仮特許出願は、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
本開示は、果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物における真菌病害を制御するための(S)−1,1−ビス(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル(3−アセトキシ−4−メトキシピコリノイル)−Lアラニネートの使用の分野に関する。
背景技術および発明の概要
殺真菌剤は、農業的に関連する真菌によって引き起こされる損害に対して植物を保護および治療するように作用する、天然または合成起源の化合物である。一般に、単一の殺真菌剤が全ての状況で有用であるということはない。結果として、より良好な性能を有し得、使用がより容易であり、かつ費用がより低い殺真菌剤を製造するための研究が継続している。
本開示は、(S)−1,1−ビス(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル(3−アセトキシ−4−メトキシピコリノイル)−L−アラニネート(化合物I)および殺真菌剤としてのその使用に関する。化合物Iは、子嚢菌(ascomycete)、担子菌(basidiomycete)、および不完全菌(deuteromycete)に対する保護を提供し得る。
本開示の一実施形態は、病原体から病害を受けるリスクがある植物における病原体誘導性病害を制御する方法を含み、本方法は、植物または植物に隣接する領域を、化合物Iを含む組成物と接触させることを含む。
本開示の別の実施形態は、植物病原性生物による攻撃に対する植物の保護、または植物病原性生物によって外寄生された植物の処理のための、化合物Iの使用であり、本使用は、化合物I、または化合物Iを含む組成物を、土壌、植物、植物の一部、葉、および/または種子に適用することを含む。
加えて、本開示の別の実施形態は、植物病原性生物による攻撃に対する植物の保護および/または植物病原性生物によって外寄生された植物の処理に有用な組成物であり、本組成物は、化合物Iと、植物学的に(phytologically)許容される担体材料と、を含む。
本開示の例示的な一実施形態は、真菌の成長を制御するための混合物を含み、本混合物は、化合物Iを含む。
本開示の化合物Iは、化合物Iとして、または化合物Iを含む製剤としてのいずれかで、様々な既知の技術のうちのいずれによっても適用され得る。例えば、化合物Iを植物の根、茎、種子、花、または葉に適用して、その植物の商業値を損害することなく、様々な真菌を制御することができる。化合物Iはまた、葉面噴霧、化学溶液灌、土壌灌注、土壌注入、土壌噴霧、または種子処理としても適用することができる。材料は、一般に使用される製剤の種類のうちのいずれかの形態で、例えば、溶液、粉塵、水和剤、流動性濃縮物、または乳化性濃縮物として適用することができる。
好ましくは、本開示の化合物Iは、植物学的に許容される担体とともに化合物Iを含む製剤の形態で適用される。濃縮製剤は、適用のために水もしくは他の液体に分散させてもよく、または製剤は、さらなる処理なしで適用され得る粉塵様または顆粒であってもよい。製剤は、農業化学技術分野において従来的である手順に従って調製することができる。
本開示は、殺真菌剤としての送達および使用のために化合物Iが製剤化され得る、全てのビヒクルを企図する。典型的には、製剤は、水性懸濁液または乳化液として適用される。そのような懸濁液または乳化液は、水溶性、水懸濁性、または乳化性製剤から製造することができ、それらは、通常、水和剤として知られる固体、または通常、乳化性濃縮物、水性懸濁液、もしくは懸濁濃縮物として知られる液体である。容易に理解されるように、化合物Iが添加され得る任意の材料を使用することができるが、但し、それが、抗真菌剤としての化合物Iの活性を有意に干渉することなく、所望の有用性をもたらすことを条件とする。
水和剤は、水分散性顆粒を形成するために圧縮されてもよく、化合物Iと、不活性担体と、界面活性剤と、を含む、均質混合物を含む。水和剤中の化合物Iの濃度は、水和剤の総重量に基づいて約10重量パーセント〜約90重量パーセント、より好ましくは約25重量パーセント〜約75重量パーセントである。水和剤製剤の調製において、化合物Iは、プロフィライト(prophyllite)、タルク、チョーク、石膏、フラー土、ベントナイト、アタパルジャイト、デンプン、カゼイン、グルテン、モンモリロナイト粘土、珪藻土、または精製シリケートなどの任意の微粉化固体と化合され得る。そのような操作では、微粉化担体および界面活性剤は、典型的には、化合物Iとブレンドされ、粉砕される。
化合物Iの乳化性濃縮物は、濃縮物の総重量に基づいて、好適な液体中に、約10重量パーセント〜約50重量パーセントなどの簡便な濃度の化合物Iを含み得る。化合物Iは、水混和性溶媒、または水不混和性有機溶媒と乳化剤との混合物のいずれかである、不活性担体中に溶解させてもよい。濃縮物を水および油で希釈して、水中油型乳化液の形態の噴霧混合物を形成してもよい。有用な有機溶媒には、芳香族、特に石油の高沸点ナフタレン部分およびオレフィン部分(重質芳香族ナフサなど)が含まれる。他の有機溶媒、例えば、テルペン溶媒(ロジン誘導体を含む)、脂肪族ケトン(シクロヘキサノンなど)、および複合アルコール(2−エトキシエタノールなど)などもまた使用することができる。
本明細書で有利に用いられ得る乳化剤は、当業者であれば容易に決定することができ、それらには、様々な非イオン性、陰イオン性、陽イオン性、および両性の乳化剤、または2つ以上の乳化剤のブレンドが含まれる。乳化性濃縮物を調製する上で有用な非イオン性乳化剤の例には、ポリアルキレングリコールエーテル、ならびにアルキルおよびアリールフェノール、脂肪族アルコール、脂肪族アミン、または脂肪酸と、エチレンオキシド、プロピレンオキシド(エトキシ化アルキルフェノールなど)、およびポリオールまたはポリオキシアルキレンで可溶化されたカルボン酸エステルとの縮合生成物が含まれる。陽イオン性乳化剤には、四級アンモニウム化合物および脂肪族アミン塩が含まれる。陰イオン性乳化剤には、アルキルアリールスルホン酸の油溶性塩(例えば、カルシウム)、油溶性塩または硫酸化ポリグリコールエーテル、およびリン酸化ポリグリコールエーテルの適切な塩が含まれる。
本発明の化合物Iの乳化性濃縮物を調製する上で用いられ得る代表的な有機液体は、芳香族液体(キシレン、プロピルベンゼン画分など);または混合ナフタレン画分、鉱物油、置換芳香族有機液体(フタル酸ジオクチルなど);灯油;様々な脂肪酸のジアルキルアミド、特に脂肪族グリコールおよびグリコール誘導体のジメチルアミド(ジエチレングリコールのn−ブチルエーテル、エチルエーテル、もしくはメチルエーテル、およびトリエチレングリコールのメチルエーテルなど)である。2つ以上の有機液体の混合物もまた、乳化性濃縮物を調製する上で用いることができる。有機液体には、キシレン画分およびプロピルベンゼン画分が含まれ、場合によっては、キシレンが最も好ましい。表面活性分散剤は、典型的には、液体製剤中で、分散剤と化合物Iとの合計重量に基づいて、0.1〜20重量パーセントの量で用いられる。製剤はまた、他の適合性がある添加剤、例えば、植物成長調節剤および農業で使用される他の生物学的活性化合物を含有してもよい。
化合物Iを含む水性懸濁液は、水性懸濁液の総重量に基づいて、約5重量%〜約50重量%の範囲内の濃度で水性ビヒクル中に分散され得る。懸濁液は、化合物Iを細かく粉砕し、水および上記に考察される同じ種類のものから選択される界面活性剤で構成されるビヒクルに、粉砕した材料を勢いよく混合することによって調製される。無機塩および合成または天然ガムなどの他の構成成分を添加して、水性ビヒクルの密度および粘度を増加させてもよい。
化合物Iはまた、顆粒製剤として適用することもでき、これは、土壌への適用に特に有用である。顆粒製剤は一般に、全体または大部分が粗粉化不活性材料(アタパルジャイト、ベントナイト、珪藻土、粘土、または類似の安価な物質など)からなる不活性担体中に分散された、顆粒製剤の総重量に基づいて、約0.5〜約10重量%の化合物を含有する。そのような製剤は、通常、好適な溶媒中に化合物Iを溶解させ、それを約0.5〜約3mmの範囲内の適切な粒径に事前形成された顆粒担体に適用することによって調製される。好適な溶媒は、化合物Iが実質的にまたは完全に可溶性である溶媒である。そのような製剤はまた、担体および化合物Iおよび溶媒の生地またはペーストを作製し、所望の顆粒粒子を得るために粉砕し、乾燥させることによっても調製することができる。
化合物Iを含有する粉塵は、粉末形態の化合物Iを、好適な粉塵状農業用担体(例えば、カオリン粘土および粉砕火山岩など)と均質に混合することによって調製することができる。粉塵は、粉塵の総重量に基づいて、約1〜約10重量%の化合物Iを好適に含有することができる。
製剤は、標的作物および生物への化合物Iの堆積、湿潤、および浸透を増強するためのアジュバント界面活性剤をさらに含有してもよい。これらのアジュバント界面活性剤は、任意で、製剤の構成成分として用いても、タンク混合物として用いてもよい。アジュバント界面活性剤の量は、典型的には、水の噴霧体積に基づいて、0.01〜1.0体積パーセント、好ましくは0.05〜0.5体積パーセントで変動する。好適なアジュバント界面活性剤には、エトキシ化ノニルフェノール、エトキシ化合成アルコールまたはエトキシ化天然アルコール、エステルまたはスルホコハク酸の塩、エトキシ化有機ケイ素、エトキシ化脂肪族アミン、および界面活性剤と鉱物油または植物油とのブレンドが含まれるが、これらに限定されない。製剤はまた、米国特許出願第11/495,228号に開示されるものなどの水中油型乳化液を含んでもよく、この特許出願の開示は、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
特定の例では、化合物Iの製剤が、航空機またはヘリコプターを使用する空中適用を介して噴霧されることが有益である。これらの空中適用の正確な構成成分は、処理される作物に依存する。穀類用の空中適用は、好ましくは、水の噴霧量に基づいて、0.05〜15パーセントの非イオン性界面活性剤、有機ケイ素、または作物油などの標準的な展着剤型または浸透剤型のアジュバントを有する、好ましくは、15〜50L/haの噴霧量を利用する。バナナなどの結実作物への空中適用は、好ましくは、脂肪酸、ラテックス、脂肪族アルコール、作物油、および無機油などの粘着剤アジュバントの形態の、より高いアジュバント濃度で、より低い適用量を利用してもよい。結実作物への典型的な噴霧量は、好ましくは、水の噴霧量に基づいて、15〜30L/haであり、アジュバント濃度は、最大30%に達する。典型的な例には、30%のパラフィン油粘着剤アジュバント濃度(例えば、Spraytex CT)を有する、23L/haの適用量が含まれ得るが、これに限定されない。
製剤は、任意で、他の殺虫化合物を含有する組み合わせを含んでもよい。そのような追加の殺虫化合物は、適用のために選択される培地中の本発明の化合物と適合性があり、かつ本化合物の活性に拮抗しない、殺真菌剤、殺虫剤、除草剤、抗線虫剤、殺ダニ剤、殺節足動物剤、殺菌剤、またはそれらの組み合わせであり得る。したがって、そのような実施形態では、他の殺虫化合物は、そのような実施形態のための、または異なる殺虫用途のための補助的な毒物として用いられる。化合物Iおよび殺虫化合物の組み合わせは一般に、1:100〜100:1の重量比で存在することができる。
本開示の化合物Iを他の殺真菌剤と組み合わせて、殺真菌性混合物およびそれらの相乗的な混合物を形成することもできる。本開示の化合物Iは、多くの場合、より多様な望ましくない病害を制御するために、1つ以上の他の殺真菌剤と組み合わせて適用される。他の殺真菌剤(複数可)と組み合わせて使用される場合、現在主張されている化合物Iは、他の殺真菌剤(複数可)とともに製剤化されても、他の殺真菌剤(複数可)とタンク混合されても、他の殺真菌剤(複数可)と連続して適用されてもよい。そのような他の殺真菌剤には、2−(チオシアノメチルチオ)−ベンゾチアゾール、2−フェニルフェノール、8−ヒドロキシキノリンスルフェート、アメトクトラジン、アミスルブロム、アンチマイシン、Ampelomyces quisqualis、アザコナゾール、アゾキシストロビン、Bacillus subtilis、Bacillus subtilis株QST713、ベナラキシル、ベノミル、ベンチアバリカルブ−イソプロピル、ベンジルアミノベンゼン−スルホン酸(BABS)塩、炭酸水素塩、ビフェニル、ビスメルチアゾール、ビテルタノール、ブラストサイジン−S、ホウ砂、ボルドー混合物、ボスカリド、ブロムコナゾール、ブピリメート、多硫化カルシウム、カプタホール、キャプタン、カルベンダジム、カルボキシン、カルプロパミド、カルボン、クラザフェノン、クロロネブ、クロゾリネート、Coniothyrium minitans、水酸化銅、オクタン酸銅、塩基性塩化銅、硫酸銅、硫酸銅(三塩基性)、酸化第一銅、シアゾファミド、シフルフェナミド、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロジニル、ダゾメット、デバカルブ、二アンモニウムエチレンビス−(ジチオカルバメート)、ジクロフルアニド、ジクロロフェン、ジクロシメット、ジクロメジン、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジフェンゾクワットイオン、ジフルメトリム、ジメトモルフ、ジモキシストロビン、ジニコナゾール、ジニコナゾール−M、ジノブトン、ジノカップ、ジフェニルアミン、ジチアノン、ドデモルフ、ドデモルフアセテート、ドジン、ドジン遊離塩基、エデフェノホス、エネストロビン、エネストロブリン、エポキシコナゾール、エタボキサム、エトキシキン、エトリジアゾール、ファモキサドン、フェンアミドン、フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェンヘキサミド、フェノキサニル、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、フェンピラザミン、フェンチン、フェンチンアセテート、フェンチンヒドロキシド、ファーバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオキソニル、フルモルフ、フルオピコリド、フルオピラム、フルオロイミド、フルオキサストロビン、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルチアニル、フルトラニル、フルトリアホル、フルキサピロキサド、フォルペット、ホルムアルデヒド、ホセチル、ホセチル−アルミニウム、フベリダゾール、フララキシル、フラメトピル、グアザチン、グアザチンアセテート、GY−81、ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール、ヒメキサゾール、イマザリル、イマザリルスルフェート、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イミノクタジントリアセテート、イミノクタジントリス(アルベシレート)、ヨードカルブ、イプコナゾール、イプフェンピラゾロン、イプロベンホス、イプロジオン、イプロバリカルブ、イソプロチオラン、イソピラザム、イソチアニル、カスガマイシン、カスガマイシン塩酸塩水和物、クレソキシム−メチル、ラミナリン、マンカッパー、マンコゼブ、マンジプロパミド、マネブ、メフェノキサム、メパニピリム、メプロニル、メプチル−ジノカップ、塩化第二水銀、酸化水銀、塩化第一水銀、メタラキシル、メタラキシル−M、メタム、メタム−アンモニウム、メタム−カリウム、メタム−ナトリウム、メトコナゾール、メタスルホカルブ、ヨウ化メチル、イソチオシアン酸メチル、メチラム、メトミノストロビン、メトラフェノン、ミリジオマイシン、ミクロブタニル、ナーバム、ニトロタール−イソプロピル、ヌアリモル、オクチリノン、オフレース、オレイン酸(脂肪酸)、オリサストロビン、オキサジキシル、オキシン−銅、オキスポコナゾールフマレート、オキシカルボキシン、ペフラゾエート、ペンコナゾール、ペンシクロン、ペンフルフェン、ペンタクロルフェノール、ペンタクロロフェニルラウレート、ペンチオピラド、酢酸フェニル水銀、ホスホン酸、フタリド、ピコキシストロビン、ポリオキシンB、ポリオキシン、ポリオキソリム、炭酸水素カリウム、カリウムヒドロキシキノリンスルフェート、プロベナゾール、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩、プロピコナゾール、プロピネブ、プロキナジド、プロチオコナゾール、ピラクロストロビン、ピラメトストリビン、ピラオキシストロビン、ピラゾホス、ピリベンカルプ、ピリブチカルブ、ピリフェノックス、ピリメタニル、ピリオフェノン、ピロキロン、キノクラミン、キノキシフェン、キントゼン、Reynoutria sachalinensis抽出物、セダキサン、フェナミノスルフ、シメコナゾール、ナトリウム2−フェニルフェノキシド、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムペンタクロロフェノキシド、スピロキサミン、硫黄、SYP−Z048、タール油、テブコナゾール、テブフロキン、テクナゼン、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チフルザミド、チオファネート−メチル、チラム、チアジニル、トルクロホス−メチル、トリルフルアニド、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアゾキシド、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリフロキシストロビン、トリフルミゾール、トリホリン、水酸化トリフェニルスズ、トリチコナゾール、バリダマイシン、バリフェナレート、バリフェナール、ビンクロゾリン、ジネブ、ジラム、ゾキサミド、Candida oleophila、Fusarium oxysporum、Gliocladium spp.、Phlebiopsis gigantea、Streptomyces griseoviridis、Trichoderma spp.、(RS)−N−(3,5−ジクロロフェニル)−2−(メトキシメチル)−スクシンイミド、1,2−ジクロロプロパン、1,3−ジクロロ−1,1,3,3−テトラフルオロアセトン水和物、1−クロロ−2,4−ジニトロナフタレン、1−クロロ−2−ニトロプロパン、2−(2−ヘプタデシル−2−イミダゾリン−1−イル)エタノール、2,3−ジヒドロ−5−フェニル−1,4−ジチ−イン1,1,4,4−テトラオキシド、2−メトキシエチル水銀アセテート、2−メトキシエチル水銀クロライド、2−メトキシエチル水銀シリケート、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルロダニン、4−(2−ニトロプロパ−1−エニル)フェニルチオシアナテメ、アミノピリフェン、アンプロピルホス、アニラジン、アジチラム、多硫化バリウム、Bayer32394、ベノダニル、ベンキノックス、ベンタルロン、ベンザマクリル;ベンザマクリル−イソブチル、ベンザモルフ、ベンゾビンジフルピル、ビナパクリル、ビス(メチル水銀)スルフェート、ビス(トリブチルスズ)オキシド、ブチオベート、カドミウムカルシウム銅亜鉛クロメートスルフェート、カルバモルフ、CECA、クロベンチアゾン、クロラニホルメタン、クロルフェナゾール、クロルキノックス、クリンバゾール、銅ビス(3−フェニルサリチレート)、銅亜鉛クロメート、クモキシストロビン、クフラネブ、第二銅ヒドラジニウムスルフェート、クプロバム、シクラフラミド、シペンダゾール、シプロフラム、デカフェンチン、ジクロベンチアゾクス、ジクロン、ジクロゾリン、ジクロブトラゾール、ジメチリモール、ジノクトン、ジノスルホン、ジノテルボン、ジピメティトロン、ジピリチオン、ジタリムホス、ドジシン、ドラゾキソロン、EBP、エノキサストロビン、ESBP、エタコナゾール、エテム、エチリム、フェナミノスルフ、フェナミンストロビン、フェナパニル、フェニトロパン、フェンピコキサミド、フルインダピル、フルオピモミド、フルオトリマゾール、フルフェノキシストロビン、フルカルバニル、フルコナゾール、フルコナゾール−シス、フルメシクロックス、フロファネート、グリオジン、グリセオフルビン、ハラクリネート、Hercules3944、ヘキシルチオホス、ICIA0858、インピルフルキサム、イプフェントリフルコナゾール、イプフルフェノキン、イソフェタミド、イソフルシプラム、イソパムホス、イソバレジオン、マンデストロビン、メベニル、メカルビンジド、メフェントリフルコナゾール、メタゾキソロン、メトフロキサム、メチル水銀ジシアンジアミド、メトスルフォバックス、メチルテトラプロール、ミルネブ、ムコクロリン酸無水物、ミクロゾリン、N−3,5−ジクロロフェニル−スクシンイミド、N−3−ニトロフェニルイタコンイミド、ナタマイシン、N−エチルメルクリオ−4−トルエンスルホンアニリド、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)、OCH、キサチアピプロリン、フェニル水銀ジメチルジチオカルバメート、フェニル水銀ナイトレート、ホスジフェン、ピカルブトラゾクス、プロチオカルブ;プロチオカルブ塩酸塩、ピジフルメトフェン、ピラカルボリド、ピラプロポイン、ピラジフルミド、ピリダクロメチル、ピリジニトリル、ピリソキサゾール、ピロキシクロル、ピロキシフル、キナセトール、キナセトールスルフェート、キナザミド、キンコナゾール、キノフメリン、ラベンザゾール、サリチルアニリド、SSF−109、スルトロペン、テコラム、チアジフルオル、チシオフェン、チオクロルフェンフィム、チオファネート、チノキノックス、チオキシミド、トリアミホス、トリアリモル、トリアズブチル、トリクラミド、トリクロピリカルブ、トリフルメゾピリム、ウルバシド、ザリラミド、およびそれらの任意の組み合わせが含まれ得る。
加えて、本発明の化合物Iを、適用のために選択される培地中の本発明の化合物Iと適合性があり、かつ化合物Iの活性に拮抗しない、他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダニ剤、殺節足動物剤、殺菌剤、またはそれらの組み合わせと組み合わせて、殺虫混合物およびそれらの相乗的な混合物を形成することができる。本開示の化合物Iは、多くの場合、より多様な望ましくない病害を制御するために、1つ以上の他の殺虫剤と組み合わせて適用することができる。他の殺虫剤(複数可)と組み合わせて使用される場合、現在主張されている化合物Iは、他の殺虫剤(複数可)とともに製剤化されても、他の殺虫剤(複数可)とタンク混合されても、他の殺虫剤(複数可)と連続して適用されてもよい。典型的な殺虫剤には、抗生物質系殺虫剤(アロサミジンおよびスリンジエンシン(thuringiensin)など)、大環状ラクトン系殺虫剤(スピノサドおよびスピネトラムなど)、エバーメクチン系殺虫剤(アバメクチン、ドラメクチン、エマメクチン、エプリノメクチン、イベルメクチン、およびセラメクチンなど)、ミルベマイシン系殺虫剤(レピメクチン、ミルベマイシン、ミルベマイシンオキシム、およびモキシデクチンなど)、カルバメート系殺虫剤(ベンジオカルブおよびカルバリルなど)、ベンゾフラニルメチルカルバメート系殺虫剤(ベンフラカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、デカルボフラン、およびフラチオカルブなど)、ジメチルカルバメート系殺虫剤(ジミタン、ジメチラン、ヒキンカルブ、およびピリミカルブ)、オキシムカルバメート系殺虫剤(アラニカルブ、アルジカルブ、アルドキシカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、メソミル、ニトリラカルブ、オキサミル、タジムカルブ、チオカルボキシム、チオジカルブ、およびチオファノックスなど)、フェニルメチルカルバメート系殺虫剤(アリキシカルブ、アミノカルブ、ブフェンカルブ、ブタカルブ、カーバノレート、クロエトカルブ、ジクレシル、ジオキサカルブ、EMPC、エチオフェンカルブ、フェネタカルブ、フェノブカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メトルカルブ、メキサカルベート、プロマシル、プロメカルブ、プロポキスル、トリメタカルブ、XMC、およびキシリルカルブなど)、防湿剤殺虫剤(ホウ酸、珪藻土、およびシリカゲルなど)、ジアミド系殺虫剤(ブロフラニリド、クロラントラニリプロール、シアントラニリプロール、シクラニリプロール、シハロジアミド、フルベンジアミド、テトラクロラントラニリプロール、およびテトラニリプロールなど)、ジアリルイソキサゾリン系殺虫剤(フルキサメタミドなど)、ジニトロフェノール系殺虫剤(ジネキス、ジノプロップ、ジノサム、およびDNOCなど)、フッ素系殺虫剤(ヘキサフルオロケイ酸バリウム、氷晶石、フッ化ナトリウム、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム、およびスルフルラミドなど)、ホルムアミジン系殺虫剤(アミトラズ、クロルジメホルム、ホルメタネート、およびホルムパラネートなど)、燻蒸剤殺虫剤(アクリロニトリル、二硫化炭素、四塩化炭素、クロロホルム、クロロピクリン、パラ−ジクロロベンゼン、1,2−ジクロロプロパン、ギ酸エチル、二臭化エチレン、二塩化エチレン、エチレンオキシド、シアン化水素、ヨードメタン、臭化メチル、メチルクロロホルム、塩化メチレン、ナフタレン、ホスフィン、フッ化スルフリル、およびテトラクロロエタンなど)、無機殺虫剤(ホウ砂、多硫化カルシウム、オレイン酸銅、塩化第一水銀、チオシアン酸カリウム、およびチオシアン酸ナトリウムなど)、キチン合成阻害剤(ビストリフルロン、ブプロフェジン、クロルフルアズロン、シロマジン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、ペンフルロン、テフルベンズロン、およびトリフルムロンなど)、幼若ホルモン模倣剤(エポフェノナン、フェノキシカルブ、ヒドロプレン、キノプレン、メトプレン、ピリプロキシフェン、およびトリプレンなど)、幼若ホルモン(幼若ホルモンI、幼若ホルモンII、および幼若ホルモンIIIなど)、メソイオン系殺虫剤(ジクロロメゾチアズおよびトリフルメゾピリムなど)、脱皮ホルモンアゴニスト(クロマフェノジド、ハロフェノジド、メトキシフェノジド、およびテブフェノジドなど)、脱皮ホルモン(α−エクジソンおよびエクジステロンなど)、脱皮阻害剤(ジオフェノランなど)、プレコセン(プレコセンI、プレコセンII、およびプレコセンIIIなど)、未分類の昆虫成長調節因子(ジシクラニルなど)、ネライストキシン類似体系殺虫剤(ベンスルタップ、カルタップ、チオシクラム、およびチオスルタップなど)、ピリジルピラゾール系殺虫剤(チクロピラゾフロルなど)、ニコチノイド系殺虫剤(フロニカミド)、ニトログアニジン系殺虫剤(クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、およびチアメトキサムなど)、ニトロメチレン系殺虫剤(ニテンピラムおよびニチアジンなど)、ピリジルメチル−アミン系殺虫剤(アセタミプリド、シクロキサプリド、イミダクロプリド、ニテンピラム、およびチアクロプリドなど)、有機塩素系殺虫剤(ブロモ−DDT、カンフェクロル、DDT、pp’−DDT、エチル−DDD、HCH、ガンマ−HCH、リンデン、メトキシクロル、ペンタクロルフェノール、およびTDEなど)、シクロジエン系殺虫剤(アルドリン、ブロモシクレン、クロルビシクレン、クロルデン、クロルデコン、ディルドリン、ジロール、エンドスルファン、アルファ−エンドスルファン、エンドリン、HEOD、ヘプタクロル、HHDN、イソベンザン、イソドリン、ケレバン、およびマイレックスなど)、有機リン酸系殺虫剤(ブロムフェンビンホス、クロルフェンビンホス、クロトキシホス、ジクロルボス、ジクロトホス、ジメチルビンホス、ホスピレート、ヘプテノホス、メトクロトホス、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、ナフタロホス、ホスファミドン、プロパホス、TEPP、およびテトラクロルビンホスなど)、有機チオリン酸系殺虫剤(ジオキサベンゾホス、ホスメチラン、およびフェントエートなど)、脂肪族有機チオリン酸系殺虫剤(アセチオン、アミトン、カズサホス、クロルエトキシフォス、クロルメホス、デメフィオン、デメフィオン−O、デメフィオン−S、デメトン、デメトン−O、デメトン−S、デメトン−メチル、デメトン−O−メチル、デメトン−S−メチル、デメトン−S−メチルスルホン、ジスルホトン、エチオン、エトプロホス、IPSP、イソチオエート、マラチオン、メタクリホス、オキシデメトン−メチル、オキシフィオンホス、オキシジスルホトン、ホレート、スルフォテプ、テルブホス、およびチオメトンなど)、脂肪族アミド有機チオリン酸系殺虫剤(アミジチオン、シアントエート、ジメトエート、エトエート−メチル、ホルモチオン、メカルバム、オメトエート、プロトエート、ソファミド、およびバミドチオンなど)、オキシム有機チオリン酸系殺虫剤(クロルホキシム、ホキシム、およびホキシム−メチルなど)、複素環有機チオリン酸系殺虫剤(アザメチホス、クマホス、クミトエート、ジオキサチオン、エンドチオン、メナゾン、モルホチオン、ホサロン、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、およびキノチオンなど)、ベンゾチオピラン有機チオリン酸系殺虫剤(ジチクロホスおよびチクロホスなど)、ベンゾトリアジン有機チオリン酸系殺虫剤(アジンホス−エチルおよびアジンホス−メチルなど)、イソインドール有機チオリン酸系殺虫剤(ジアリホスおよびホスメットなど)、イソキサゾール有機チオリン酸系殺虫剤(イソキサチオンおよびゾラプロホスなど)、ピラゾロピリミジン有機チオリン酸系殺虫剤(クロルプラゾホスおよびピラゾホスなど)、ピリジン有機チオリン酸系殺虫剤(クロルピリホスおよびクロルピリホス−メチルなど)、ピリミジン有機チオリン酸系殺虫剤(ブタチオホス、ダイアジノン、エトリムホス、リリムホス、ピリミホス−エチル、ピリミホス−メチル、ピリミドホス、ピリミテート、およびテブピリミホスなど)、キノキサリン有機チオリン酸系殺虫剤(キナルホスおよびキナルホス−メチルなど)、チアジアゾール有機チオリン酸系殺虫剤(アチダチオン、リチダチオン、メチダチオン、およびプロチダチオンなど)、トリアゾール有機チオリン酸系殺虫剤(イサゾホスおよびトリアゾホスなど)、フェニル有機チオリン酸系殺虫剤(アゾトエート、ブロモホス、ブロモホス−エチル、カルボフェノチオン、クロルチオホス、シアノホス、シチオエート、ジカプトン、ジクロフェンチオン、エタホス、ファムフル、フェンクロルホス、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フェンチオン−エチル、ヘテロホス、ヨドフェンホス、メスルフェンホス、パラチオン、パラチオン−メチル、フェンカプトン、ホスニクロル、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホス、テメホス、トリクロルメタホス−3、およびトリフェノホスなど)、ホスホン酸系殺虫剤(ブトネートおよびトリクロルホンなど)、ホスホンチオ酸系殺虫剤(メカルホンなど)、フェニルエチルホスホンチオ酸系殺虫剤(ホノホスおよびトリクロロナトなど)、フェニルフェニルホスホンチオ酸系殺虫剤(シアノフェンホス、EPN、およびレプトホスなど)、ホスホルアミデート殺虫剤(クルホメート、フェナミホス、フォスチエタン、メホスホラン、ホスホラン、およびピリメタホスなど)、ホスホルアミドチオエート殺虫剤(アセフェート、イソカルボホス、イソフェノホス、イソフェノホス−メチル、メタミドホス、およびプロペタムホスなど)、ホスホロジアミド殺虫剤(ジメホックス、マジドックス、ミパホックス、およびシュラーダンなど)、オキサジアジン殺虫剤(インドキサカルブなど)、オキサジアゾリン殺虫剤(メトキサジアゾンなど)、フタルイミド殺虫剤(ジアリホス、ホスメット、およびテトラメトリンなど)、ピラゾール殺虫剤(テブフェンピラド、トレフェンピラドなど)、フェニルピラゾール殺虫剤(アセトプロール、エチプロール、フィプロニル、ピラフルプロール、ピリプロール、およびバニリプロールなど)、ピレスロイドエステル殺虫剤(アクリナトリン、アレトリン、ビオアレトリン、バルトリン、ビフェントリン、カッパ−ビフェントリン、ビオエタノメチリン、クロロプラレトリン、シクレトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ−シペルメトリン、シータ−シペルメトリン、ゼータ−シペルメトリン、シフェノトリン、デルタメトリン、ジメフルトリン、ジメトリン、エンペントリン、フェンフルトリン、フェンピリトリン、フェンプロパトリン、フェンバレレート、エスフェンバレレート、フルシトリネート、フルバリネート、タウ−フルバリネート、フレトリン、ヘプタフルトリン、イミプロトリン、メペルフルトリン、メトフルトリン、イプシロン−メトフルトリン、モンフルオロトリン、イプシロン−モンフルオロトリン、ペルメトリン、ビオペルメトリン、トランスペルメトリン、フェノトリン、プラレトリン、プロフルトリン、ピレスメトリン、レスメトリン、ビオレスメトリン、シスメトリン、テフルトリン、カッパ−テフルトリン、テラレトリン、テトラメトリン、テトラメチルフルトリン、トラロメトリン、およびトランスフルトリンなど)、ピレトロイドエーテル殺虫剤(エトフェンプロックス、フルフェンプロックス、ハルフェンプロックス、プロトリフェンブト、およびシラフルオフェンなど)、ピリミジンアミン殺虫剤(フルフェネリムおよびピリミジフェンなど)、ピロール殺虫剤(クロルフェナピルなど)、テトラミン酸系殺虫剤(スピロピジオンおよびスピロテトラマトなど)、テトロン酸系殺虫剤(スピロメシフェンなど)、チオ尿素殺虫剤(ジアフェンチウロンなど)、尿素殺虫剤(フルコフロンおよびスルコフロンなど)、未分類の殺線虫剤(フルアザインドリジンおよびチオキサザフェンなど)、ならびに未分類の殺虫剤(ベンズピリモキサン、クロサンテル、ナフテン酸銅、クロタミトン、EXD、フェナザフロル、フェノキサクリム、フルヘキサホン、フルピリミン、ヒドラメチルノン、イソプロチオラン、マロノベン
、メタフルミゾン、ニフルリジド、オキサゾールスルフィル、プリフェネート、ピリダベン、ピリダリル、ピリフルキナゾン、ラホキサニド、スルホキサフロル、トリアラテン、およびトリアザメートなど)、ならびにそれらの任意の組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。
加えて、本発明の化合物Iを、適用のために選択される培地中の本発明の化合物Iと適合性があり、かつ化合物Iの活性に拮抗しない、除草剤と組み合わせて、殺虫混合物およびそれらの相乗的な混合物を形成することができる。本開示の殺真菌性化合物Iは、多くの場合、多様な望ましくない植物を制御するために、1つ以上の他の除草剤と組み合わせて適用することができる。除草剤と組み合わせて使用される場合、現在主張されている化合物Iは、除草剤(複数可)とともに製剤化されても、除草剤(複数可)とタンク混合されても、除草剤(複数可)と連続して適用されてもよい。典型的な除草剤には、アミド系除草剤(アリドクロル、ベフルブタミド、ベンザドクス、ベンジプラム、ブロモブチド、カフェンストロール、CDEA、シプラゾール、ジメテナミド、ジメテナミド−P、ジフェナミド、エプロナズ、エトニプロミド、フェントラザミド、フルポキサム、ホメサフェン、ハロサフェン、イソカルバミド、イソキサベン、ナプロパミド、ナプタラム、ペトキサミド、プロピザミド、キノナミド、テブタム、およびチアフェナシルなど)、アニリド系除草剤(クロラノクリル、シサニリド、クロメプロップ、シプロミド、ジフルフェニカン、エトベンザニド、フェナスラム、フルフェナセト、フルフェニカン、メフェナセト、メフルイジド、メタミホップ、モナリド、ナプロアニリド、ペンタノクロル、ピコリナフェン、およびプロパニルなど)、アリールアラニン系除草剤(ベンゾイルプロップ、フラムプロップ、およびフラムプロップ−Mなど)、クロロアセトアニリド系除草剤(アセトクロル、アラクロル、ブタクロル、ブテナクロル、デラクロル、ジエタチル、ジメタクロル、メタザクロル、メトラクロル、S−メトラクロル、プレチラクロル、プロパクロル、プロピソクロル、プリナクロル、テルブクロル、テニルクロル、およびキシラクロルなど)、スルホンアニリド系除草剤(ベンゾフルオル、ペルフルジオン、パーフルイドン、ピリミスルファン、およびプロフルアゾールなど)、スルホンアミド系除草剤(アシュラム、カルバスラム、フェナスラム、およびオリザリンなど)、チオアミド系除草剤(クロルチアミドなど)、抗生物質系除草剤(ビアラホスなど)、安息香酸系除草剤(クロランベン、ジカンバ、2,3,6−TBA、およびトリカンバなど)、ピリミジニルオキシ安息香酸系除草剤(ビスピリバックおよびピリミノバックなど)、ピリミジニルチオ安息香酸系除草剤(ピリチオバックなど)、フタル酸系除草剤(クロルタールなど)、ピコリン酸系除草剤(アミノピラリド、クロピラリド、フロルピラウキシフェン、ハラウキシフェン、およびピクロラムなど)、キノリンカルボン酸系除草剤(キンクロラックおよびキンメラックなど)、ヒ素系除草剤(カコジル酸、CMA、DSMA、ヘキサフルレート、MAA、MAMA、MSMA、亜ヒ酸カリウム、および亜ヒ酸ナトリウムなど)、ベンゾイルシクロヘキサンジオン系除草剤(フェンキノトリオン、ランコトリオン、メソトリオン、スルコトリオン、テフリルトリオン、およびテンボトリオンなど)、ベンゾフラニルアルキルスルホネート系除草剤(ベンフレセートおよびエトフメセートなど)、ベンゾチアゾール系除草剤(ベンザゾリンなど)、カルバメート除草剤(アシュラム、カルボキサゾール、クロルプロカルブ、ジクロメート、フェナスラム、カルブチレート、およびテルブカルブなど)、カルバニレート系除草剤(バルバン、BCPC、カルバスラム、カルベタミド、CEPC、クロルブファム、クロルプロファム、CPPC、デスメジファム、フェニソファム、フェンメジファム、フェンメジファム−エチル、プロファム、およびスウェップなど)、シクロヘキセンオキシム系除草剤(アロキシジム、ブトロキシジム、クレトジム、クロプロキシジム、シクロキシジム、プロホキシジム、セトキシジム、テプラロキシジム、およびトラルコキシジムなど)、シクロプロピルイソオキサゾール系除草剤(イソキサクロロトールおよびイソキサフルトールなど)、ジカルボキシミド系除草剤(シニドン−エチル、フルメジン、フルミクロラック、フルミオキサジン、およびフルミプロピンなど)、ジニトロアニリン系除草剤(ベンフルラリン、ブトラリン、ジニトラミン、エタルフルラリン、フルクロラリン、イソプロパリン、メタルプロパリン、ニトラリン、オリザリン、ペンジメタリン、プロジアミン、プロフルラリン、およびトリフルラリンなど)、ジニトロフェノール系除草剤(ジノフェネート、ジノプロップ、ジノサム、ジノセブ、ジノテルブ、DNOC、エチノフェン、およびメジノテルブなど)、ジフェニルエーテル系除草剤(エトキシフェンなど)、ニトロフェニルエーテル系除草剤(アシフルオルフェン、アクロニフェン、ビフェノックス、クロメトキシフェン、クロルニトロフェン、エトニプロミド、フルオロジフェン、フルオログリコフェン、フルオロニトロフェン、ホメサフェン、フリルオキシフェン、ハロサフェン、ラクトフェン、ニトロフェン、ニトロフルロフェン、およびオキシフルオルフェンなど)、ジチオカーバメート系除草剤(ダゾメットおよびメタムなど)、ハロゲン化脂肪族系除草剤(アロラック、クロロポン、ダラポン、フルプロパネート、ヘキサクロロアセトン、ヨードメタン、臭化メチル、モノクロロ酢酸、SMA、およびTCAなど)、イミダゾリノン系除草剤(イマザメタベンズ、イマザモックス、イマザピック、イマザピル、イマザキン、およびイマザイマゼタピルなど)、無機除草剤(スルファミン酸アンモニウム、ホウ砂、塩素酸カルシウム、硫酸銅、硫酸第一鉄、アジ化カリウム、シアン酸カリウム、アジ化ナトリウム、塩素酸ナトリウム、および硫酸など)、ニトリル系除草剤(ブロモボニル、ブロモキシニル、クロロキシニル、シクロピラニル、ジクロベニル、ヨードボニル、イオキシニル、およびピラクロニルなど)、有機リン酸系除草剤(アミプロホス−メチル、アニロホス、ベンスリド、ビラナホス、ブタミホス、2,4−DEP、DMPA、EBEP、ホサミン、グルホシネート、グルホシネート−P、グリホセート、およびピペロホスなど)、フェノキシ系除草剤(ブロモフェノキシム、クロメプロップ、2,4−DEB、2,4−DEP、ジフェノペンテン、ジスル、エルボン、エトニプロミド、フェンテラコール、およびトリホプシムなど)、オキサジアゾリン系除草剤(メタゾール、オキサジアルギル、オキサジアゾンなど)、オキサゾール系除草剤(フェノキサスルホンなど)、フェノキシ酢酸系除草剤(4−CPA、2,4−D、3,4−DA、MCPA、MCPA−チオエチル、および2,4,5−Tなど)、フェノキシ酪酸系除草剤(4−CPB、2,4−DB、3,4−DB、MCPB、および2,4,5−TBなど)、フェノキシプロピオン酸系除草剤(クロプロップ、4−CPP、ジクロプロップ、ジクロプロップ−P、3,4−DP、フェノプロップ、メコプロップ、およびメコプロップ−Pなど)、アリールオキシフェノキシプロピオン酸系除草剤(クロラジホップ、クロジナホップ、クロホップ、シハロホップ、ジクロホップ、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ−P、フェンチアプロップ、フルアジホップ、フルアジホップ−P、ハロキシホップ、ハロキシホップ−P、イソキサピリホップ、メタミホップ、プロパキザホップ、キザロホップ、キザロホップ−P、およびトリホップなど)、フェニレンジアミン系除草剤(ジニトラミンおよびプロジアミンなど)、ピラゾール系除草剤(ピロキサスルホンなど)、ベンゾピラゾール系除草剤(ベンゾフェナップ、ピラスルホトール、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、トルピラレート、およびトプラメゾンなど)、フェニルピラゾール系除草剤(フルアゾレート、ニピラクロフェン、ピオキサデン、およびピラフルフェンなど)、ピリダジン系除草剤(クレダジン、シクロピリモレート、ピリダホール、およびピリデートなど)、ピリダジノン系除草剤(ブロムピラゾン、クロリダゾン、ジミダゾン、フルフェンピル、メトフルラゾン、ノルフルラゾン、オキサピラゾン、およびピダノンなど)、ピリジン系除草剤(アミノピラリド、クリオジナート、クロピラリド、ジチオピル、フロルピラウキシフェン、フルロキシピル、ハラウキシフェン、ハロキシジン、ピクロラム、ピコリナフェン、ピリクロール、チアゾピル、およびトリクロピルなど)、ピリミジンジアミン系除草剤(イプリミダムおよびチオクロリムなど)、四級アンモニウム系除草剤(シペルコート、ジエタムコート、ジフェンゾコート、ジコート、モルファムコート、およびパラコートなど)、チオカーバメート系除草剤(ブチレート、シクロエート、ジ−アレート、EPTC、エスプロカルブ、エチオレート、イソポリネート、メチオベンカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、ピリブチカルブ、スルファレート、チオベンカルブ、チオカルバジル、トリ−アレート、およびベルノレートなど)、チオカーボネート系除草剤(ジメキサ、EXD、およびプロキサンなど)、チオ尿素系除草剤(メチウロンなど)、トリアジン系除草剤(ジプロペトリン、インダジフラム、トリアジフラム、およびトリヒドロキシトリアジンなど)、クロロトリアジン系除草剤(アトラジン、クロラジン、シアナジン、シプラジン、エグリナジン、イパジン、メソプラジン、プロシアジン、プログリナジン、プロパジン、セブチラジン、シマジン、テルブチラジン、およびトリエタジンなど)、メトキシトリアジン系除草剤(アトラトン、メトメトン、プロメトン、セクブメトン、シメトン、およびテルブメトンなど)、メチルチオトリアジン系除草剤(アメトリン、アジプロトリン、シアナトリン、デスメトリン、ジメタメトリン、メトプロトリン、プロメトリン、シメトリン、およびテルブトリンなど)、トリアジノン系除草剤(アメチジオン、アミブジン、ヘキサジノン、イソメチオジン、メタミトロン、メトリブジン、およびトリフルジモキサジンなど)、トリアゾール系除草剤(アミトロール、カフェンストロール、エプロナズ、およびフルポキサムなど)、トリアゾロン系除草剤(アミカルバゾン、ベンカルバゾン、カルフェントラゾン、フルカルバゾン、イプフェンカルバゾン、プロポキシカルバゾン、スルフェントラゾン、およびチエンカルバゾン−メチルなど)、トリアゾロピリミジン系除草剤(クロランスラム、ジクロスラム、フロラスラム、フルメトスラム、メトスラム、ペノキススラム、およびピロキシスラムなど)、ウラシル系除草剤(ベンズフェンジゾン、ブロマシル、ブタフェナシル、フルプロパシル、イソシル、レナシル、サフルフェナシル、およびテルバシルなど)、尿素系除草剤(ベンズチアズロン、クミルロン、シクルロン、ジクロラル尿素、ジフルフェンゾピル、イソノルロン、イソウロン、メタベンズチアズロン、モニソウロン、およびノルロンなど)、フェニル尿素系除草剤(アニスロン、ブツロン、クロルブロムロン、クロレツロン、クロロトルロン、クロロクスロン、ダイムロン、ジフェノクスロン、ジメフロン、ジウロン、フェヌロン、フルオメツロン、フルオチウロン、イソプロツロン、リヌロン、メチウロン、メチルダイムロン、メトベンズロン、メトブロムロン、メトキスロン、モノリヌロン、モヌロン、ネブロン、パラフルロン、フェノベンズロン、シズロン、テトラフルロン、およびチジアズロンなど)、ピリミジニルスルホニル尿素系除草剤(アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン、クロリムロン、シクロスルファムロン、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン、ホラムスルフロン、ハロスルフロン、イマゾスルフロン、メソスルフロン、メタゾスルフロン、ニコスルフロン、オルソスルファムロン、オキサスルフロン、プリミスルフロン、プロピリスルフロン、ピラゾスルフロン、リムスルフロン、スルホメツロン、スルホスルフロン、およびトリフロキシスルフロンなど)、トリアジニルスルホニル尿素系除草剤(クロルスルフロン、シノスルフロン、エタメトスルフロン、ヨードスルフロン、イオフェンスルフロン、メトスルフロン、プロスルフロン、チフェンス
ルフロン、トリアスルフロン、トリベヌロン、トリフルスルフロン、およびトリトスルフロンなど)、チアジアゾリル尿素系除草剤(ブチウロン、エチジジムロン、テブチウロン、チアザフルロン、およびチジアズロンなど)、ならびに未分類の除草剤(アクロレイン、アリルアルコール、アミノシクロピラクロール、アザフェニジン、ベンタゾン、ベンゾビシクロン、ビシクロピロン、ブチダゾール、カルシウムシアナミド、カンベンジクロール、ロルフェナック、クロルフェンプロップ、クロルフルラゾール、クロルフルレノール、シンメチリン、クロマゾン、CPMF、クレゾール、シアナミド、シクロピリモレート、オルソ−ジクロロベンゼン、ジメピペレート、エンドタール、フルオロミジン、フルリドン、フルロクロリドン、フルルタモン、フルチアセット、インダノフアン、イソチオシアン酸メチル、OCH、オキサジクロメホン、ペンタクロルフェノール、ペントキサゾン、酢酸フェニル水銀、プロスルファリン、ピリベンゾキシム、ピリフタリド、キノクラミン、ロデタニル、スルグリカピン、チジアジミン、トリジファン、トリメツロン、トリプロピンダン、およびトリタックなど)が含まれるが、これらに限定されない。
本発明の化合物Iはまた、さらなる活性化合物を含んでも、それらと一緒にかつ/または連続して適用されてもよい。これらのさらなる化合物は、有機化合物、無機肥料、もしくは微量栄養素供与体などの植物の健康刺激剤、または植物の成長に影響を与える他の調製物(接種材料など)であり得る。
別の実施形態では、化合物Iはまた、Bacillus株、例えば、Bacillus subtilisvar.amyloiquefaciens FZB24(TAEGRP(登録商標))およびBacillus amyloiquefaciens FZB42(RHIZOVITAL(登録商標))、VotiVo(商標)Bacillus firmus、Clariva(商標)(Pasteuria nishizawae)、Bacillus thuringiensis、Trichoderma spp.、、ならびに/または昆虫、ダニ、線虫、および/もしくは植物病原体に対する活性を呈する、それぞれの株の変異体および代謝物からなる群などであるがこれらに限定されない、他の生物学的生物を含んでも、それらと一緒にかつ/または連続して適用されてもよい。
本開示の一実施形態は、真菌攻撃を制御または予防するための方法である。この方法は、土壌、植物、根、葉、種子、もしくは真菌の部位、または寄生を予防するべき部位(例えば、穀類もしくはブドウ植物への適用)に、殺真菌有効量の化合物Iを適用することを含む。化合物Iは、低い植物毒性を呈しながら、殺真菌レベルで様々な植物を処理するのに好適である。化合物Iは、保護および/または除虫様式の両方で有用であり得る。
式Iの化合物は、特に農業用途のために有意な殺真菌効果を有することが見出されている。式Iの化合物は、農業作物および園芸植物とともに使用するのに特に有効である。追加の利益には、植物の健康の改善、植物の収率の改善(例えば、バイオマスの増加および/または価値ある成分の含有量の増加)、植物の活力の改善(例えば、植物の成長の改善および/またはより青々とした葉)、植物の品質の改善(例えば、特定の成分の含有量または組成の改善)、ならびに植物の非生物的ストレスおよび/または生物的ストレスに対する耐性の改善が含まれ得るが、これらに限定されない。
具体的には、本組成物は、有用な果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物に感染する様々な望ましくない真菌を制御する上で有効である。本組成物は、例えば、以下の代表的な真菌種を含む、様々なAscomyceteおよびBasidiomycete真菌に対して使用することができる。
核果類および仁果類に対するもの:斑点病(Mycosphaerella cersella、Mycosphaerella pyri、Cercospora rubrotincta)、炭疽病(Glomerella cingulata、Glomerella acutata)、サクランボ斑点病(Blumeriella jaapii)、うどんこ病(Podosphaeria leucotricha、Podosphaeria pannosa)、Alternaria腐朽病/黒斑病(Alternaria alternata、A.gaisen)、ゴム病(Botryosphaeria spp.)、果実腐朽病(Botrytis cinerea)、黒星病(Venturia inequalis、V.pirinia、V.carpophila、V.nashicola、Venturia spp.)、白絹病(Sclerotium rolfsii)、黒腐れ病(Botryosphaeria obtusa)、Alternaria斑点落葉病および腐朽病(Alternaria mali、Alternaria spp.)、赤星病(cedar apple rust)(Gymnosporangium juniper−virginianae)、アメリカサンザシさび病(American hawthorn rust)(Gymnosporagium globosum)、ニホンナシさび病(Gymnosporangium asiaticum)、セイヨウナシさび病(Gymnosporangium sabinae)、ケルンナシさび病(Gymnosporangium kernianum)、太平洋沿岸ナシさび病(Gymnosporangium libocedri)、ロッキー山脈ナシさび病(Gymnosporangium nelsoni)、炭疽病(bitter rot)(Colletotrichum spp.)、白腐れ病(Botryosphaeria dothidea)、黒腐れ病(Diplodia seriata)、すす点病およびフライスペック病(flyspeck)(DothideomycetesおよびSordariomycetesを含む病原体複合体)、Fabraea斑点病(Fabraea maculata、Diplocarpon mespili)、褐点病(Stemphylium vesicarium)、ブルックス果実斑点病(Mycosphaerella pomi)、Phoma斑点病および果実斑点病(Phoma spp.)、斑点落葉病(Phyllosticta solitaria)、黒色瘡痂病および水疱潰瘍病(blister canker)(Ellisembia asterinum)、リンゴ輪紋病(Botryosphaeria spp.)、マルメロ尻腐病(Sclerotinia sclerotiorum)、Monilinia葉枯れ病および褐色腐朽病(Monilinia spp.)、Marssonina斑点落葉病(Diplocarpon mali)、青かび病(Penicillium spp.)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、ならびに潰瘍病およびand 木材腐朽病(Neonectria spp.、Neofabraea spp.、Diaporthe spp.、Valsa spp.、Botryosphaeria spp.、Armilllaria spp.、Chondrostereum spp.、Schizophylum spp.、Stereum spp.、Trametes spp.);
ブドウに対するもの:黒腐れ病(Guignardia bidwellii、Phyllosticta ampelicida)、炭疽病(bitter rot)(Greeneria uvicola)、Eutypa枝枯れ病(Eutypa lata)、Botryosphaeria枝枯れ病およびMacrophoma腐朽病(Botryosphaeria spp.)、Botrytis果房腐朽病および胴枯れ病(Botrytis cinerea)、Phomopsis茎斑点病および斑点病(Phomopsis viticola、Cryptosporella viticola)、ロットブレンナー(Rotbrenner)病(Pseudopezicula tracheiphila、Pseudopeziza tracheiphila)、炭疽病(anthracnose)(Elsinoe ampelina)、さび病(Phakopsora ampelopsidis、Phakopsora euvitis)、Septoria斑点病(Septoria ampelina)、葉枯れ病(Pseudocercospora vitis)、斑点落葉病(Briosia ampelophaga)、うどんこ病(Erysiphe necator)、白腐れ病(Coniella diplodiella、Pilidiella diplodiella)、晩腐病(Colletotrichum spp.)、液果腐朽病およびかび病(Alternaria spp.、Cladosporium spp.、Botrytis cinerea, Colletotrichum spp.、Diplodia spp.、Greeneria spp.、Phomopsis spp.、Aspergillus spp.、Penicillium spp.、Rhizopus spp.、Fusarium spp.、Stemphyilium spp.、Ascochyta spp.);
イチゴに対するもの:Septoria硬化病および斑点病(Septoria spp.)、うどんこ病(Sphaerotheca macularis、Podosphaera macularis)、炭疽病(Colletotrichum spp.)、一般的な斑点病(Mycosphaerella fragariae)、Cercospora斑点病(Cercospora spp.)、葉さび病(Phragmidium potentillae、Frommeella tormentillae)、Sclerotinia根頭腐敗病および果実腐朽病(Sclerotinia sclerotiorum)、Alternaria果実腐朽病および黒斑病(Alternaria spp.)、葯および雌ずい胴枯れ病/黒根腐れ病/硬化褐色腐朽病(Rhizoctonia spp.)、炭腐れ病(Macrophomina phaseolina)、Coniothyrium病(Coniothyrium fuckelii、Coniella fragariae)、Dematophora根頭腐敗病および根腐れ病/白根腐れ病(Rosellinia necatrix)、Diplodina腐敗病/葉腐れ病および茎腐れ病(Phoma lycopersici)、果実腐朽病(Aspergillus niger、Cladosporium spp.、Penicillium spp.)、Byssochlamys腐朽病(Byssochlamys fulva)、果実汚斑病(Peronospora potentillae、Sphaeropsis malorum、Sclerotium rolfsii、Schizoparme straminea)、灰色かび葉枯れ病(Gray mold leaf blight)および根頭乾腐病(Botrytis cinerea)、葉枯れ病(leaf scorch)(Diplocarpon earlianum)、Pestalotia果実腐朽病(Pestalotia sp.)、葉枯れ病(Leaf blight)(Phomopsis obscurans)、Postharvest腐朽病(Botrytis cinerea、Pichia spp.、Saccharomyces spp.)、白絹病(Sclerotium rolfsii);
バナナに対するもの:炭疽病(Colletotrichum musae、Armillariaトウモロコシ腐朽病(Armillaria mellea、Armillaria tabescens)、黒十字病(Phyllachora musicola)、黒根腐れ病(Rosellinia bunodes)、黒シガトカ病(Mycosphaerella fijiensis)、褐色斑点落葉病(Brown blotch)(Pestalotiopsis leprogena)、褐斑病(Cercospora hayi)、Ceratocystis果実腐朽病(Ceratocystis paradoxa)、シガーエンド病(Cigar−end)(Verticillium theobromae、Trachysphaera fructigena)、Cladosporiumスペックル病(speckle)(Cladosporium musae)、トウモロコシ乾腐病(Junghuhnia vincta)、Cordana斑点病(Cordana johnstonii、Cordana musae)、根頭腐敗病(Colletotrichum musae、Verticillium theobromae、Fusarium spp.、Acremonium spp.)、Cylindrocladium根腐れ病(Cylindrocladium spp.)、Deightoniella果実スペックル病、立ち枯れ病、斑点病、および先腐れ病(Deightoniella torulosa)、ダイアモンド斑点病(Diamond spot)(Cercospora hayi、Fusarium spp.)、サンジャクバナナ先腐れ病(Nattrassia mangiferae)、眼紋病(Drechslera gigantean)、果実小斑点(Guignardia musae)、果実腐朽病(Botryosphaeria ribis)、真菌性根腐れ病(Fusarium spp.、Rhizoctonia spp.)、真菌性葉枯病(Colletotrichum musae)、葉さび病(Uredo musae、Uromyces musae)、葉スペックル病(Acrodontium simplex)、斑点病(Curvularia eragrostidis、Drechslera musae−sapientum、Leptosphaeria musarum、Pestalotiopsis disseminata)、主茎腐れ病(Ceratocystis paradoxa)、マレー斑点病(Haplobasidion musae)、Marasmiellus腐朽病(Marasmiellus inoderma)、パナマ病(Fusarium oxysporum f.sp.cubense)、花柄腐朽病(Lasiodiplodia theobromae、Fusarium spp.、Verticillium theobromae)、Pestalotiopsis斑点病(Pestalotiopsis palmarum)、Phaeoseptoria斑点病(Phaeoseptoria musae)、ピッテイング病(Pitting)(Pyricularia grisea)、偽茎心腐病(Fusarium moniliforme)、根腐れ病および腐敗病(Cylindrocarpon musae)、Sclerotinia果実腐朽病(Sclerotinia sclerotiorum)、Septoria斑点病(Septoria eumusae)、葉鞘腐敗病(Nectria foliicola、Mycosphaerella musicola)、すす病(Limacinula tenuis)、スペックル病(Mycosphaerella musae)、尻腐れ病(Nigrospora sphaerica)、軸腐れ病(Colletotrichum musae)、熱帯性スペックル病(Ramichloridium musae)、Verticillium先腐れ病(Verticillium theobromae)、ならびに黄シガトカ病(Mycosphaerella musicola)。
化合物Iは、農業的に有用な果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物の植物病原性真菌に対する有意な殺真菌効果を有することが見出されている。これらの病害には、特に農業用途のための、核果類の花および果実の褐色腐朽病を引き起こすMonilinia laxaおよびMonilinia fructicola、核果類の果実腐朽病を引き起こすRhizopus stolonifera、リンゴうどんこ病を引き起こすPodosphaera leucotricha、リンゴ斑点病を引き起こすAlternaria mali、ナシ黒星病を引き起こすVenturia pyrina、ナシすす病を引き起こすCapnodium spp.、ブドウうどんこ病を引き起こすErysiphe necator、イチゴおよびブドウの灰色かび病を引き起こすBotrytis cinerea、ならびにバナナ黒シガトカ病を引き起こすMycosphaerella fijiensisが含まれる。化合物Iは、農業作物および園芸植物とともに使用するのに特に有効である。
化合物Iは、殺真菌剤として幅広い有効性を有する。適用される活性材料の正確な量は、適用される特定の活性材料だけでなく、所望される特定の作用、制御される真菌種、およびそれらの成長段階、ならびに化合物と接触させられる植物または他の製品の部分にも依存する。したがって、化合物I、およびそれを含有する製剤は、同様の濃度でも、または同じ真菌種に対してでも、等しく有効ではない場合がある。
化合物Iは、病害を阻害し、植物学的に許容される量で、植物とともに使用するのに有効である。「病害を阻害し、植物学的に許容される量」という用語は、制御が所望される植物の病害を殺滅または阻害するが、その植物に対しては有意な毒性がない、化合物の量を指す。この量は一般に、約0.1〜約1000ppm(百万分率)であり、1〜500ppmが好ましい。必要とされる化合物の正確な濃度は、制御される真菌病害、用いられる製剤の種類、適用方法、特定の植物種、および気候条件などとともに変動する。好適な適用量は、典型的には、1エーカーあたり約0.10〜約4ポンド(1平方メートルあたり約0.01〜0.45グラム(g/m2))の範囲内である。
本明細書で提供される任意の範囲または所望の値は、本明細書の教示の理解のために当業者に明らかであるように、求められる効果を失うことなく、拡張または改変することができる。
核果類における花の褐色腐朽病(MONILA、Monilinia laxa)に対する化合物Iの圃場評価:
5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、100、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で、開花期間中に2回、アンズの植物群落(PRNAR、Protici品種)に噴霧した。適用を7日間隔で行い、最終(保護的)適用時に病害接種を行った。この処理は、4つの複製および約4.7×3.1mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であり、化合物Iを、単独バックパック適用機であるMISTBLOWを使用して、500L/haの水量で適用した。
1本の木あたり10本の事前に印を付けた枝で、花に対するMONILAの病害を評価した。感染した花の数を計数し、結果として、発生率パーセントを計算した。目視での感染を、試験中に3回、第2の適用の10、14、および20日後に評価した。記録した重症度データセットを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表1に提供する。
核果類の褐色腐朽病(MONIFC、Monilinia fructicola)に対する化合物Iの圃場評価:
5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、100、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で、果実成熟期間中に2回、ネクタリンの植物群落(PRNPN、Calfornia品種)に噴霧した。適用を8日間隔で行い、第1の(治療的)適用の12日前に病害接種を行った。この処理は、4つの複製および約4.3×6.0mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であり、化合物Iを、単独バックパック適用機であるMISTBLOWを使用して、800L/haの水量で適用した。
この試験から収集した材料(干からびたもの)を免疫アッセイし、その後PCRアッセイすることによって、病原体が、Monilinia fructicola(MONIFC)であることを認定した。適用Bの8日後(8DAAB)、収穫時の褐色腐朽病を、1プロットあたり100個のランダムに摘み取った果実について評価し、病害を有する果実の発生率、および次いでAbbottsを使用して制御パーセントを計算した。次いで、1プロットあたり60個の目視して健康な果実試料を、胞状プレートに置き、低温貯蔵で5日間保持した。次いで、試料を、20℃で14日間維持した(貯蔵有効期間)。いくつかの評価を行って、貯蔵有効期間のシミュレーション中の病害の発生を確認した。具体的には、低温貯蔵から出した時点(冷蔵5日後、13DAAB)、その後15、17、20、および23DAABに、腐敗した果実のパーセンテージを確認した。病害を有する果実のパーセント(発生率)を計算し、次いで、Abbottsを使用して制御パーセントを計算した。収穫および貯蔵有効期間のシミュレーション結果を、表2に提供する。
アンズの褐色腐朽病(MONIFC、Monilinia fructicola)およびRhizopus腐朽病(RIZPST、Rhizopus stolonifer)に対する化合物Iの圃場評価:
核果類の腐朽病に対する化合物Iの有用性を評価する圃場試験を、アンズを使用して、マイクロプロット法で行い、実験的試験の一部を、4つの複製を有するランダム化完全ブロックとして設計した。マイクロプロット法では、複製全体を使用する代わりに、各複製(合計10個の複製)について、単一の枝の2個の成熟果実、または果実の房を選択した。色付きフラグ付けにより、処理を特定した。5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、100、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で、アンズ(PRNAR)に噴霧した。選択した成熟アンズへの適用を、手持ち式手動噴霧瓶を使用して、500L/haの水量で、収穫の7日前に行った。適用の1日後、ZipLoc製プラスチック袋を果実または果実の房を覆うようにかけ、果実の覆いの内側に、MONIFC(Rhizopusは、果樹園内に存在する天然の集団であった)の接種混合物を噴霧した。プラスチック袋を、24時間後に取り外した。収穫時、圃場で果実を収集し、プラスチック製Tupperware容器内に入れた。150mLの脱イオン水をTupperware容器の底部に注ぎ込み、果実に微細な水のミストを噴霧した。容器を研究室に移し、大きなゴミ袋内に封入して湿度を高く保持し、研究室の実験台上、約23℃でインキュベートした。目視での病害発生率を、試験中、適用の9日後および16日後に評価した。記録した発生率データを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表3に提供する。
モモの褐色腐朽病(MONIFC、Monilinia fructicola)およびRhizopus腐朽病(RIZPST、Rhizopus stolonifer)に対する化合物Iの圃場評価:
核果類の腐朽病に対する化合物Iの有用性を評価する圃場試験もまた、モモに対して、マイクロプロット法で行い、実験的試験の一部を、4つの複製を有するランダム化完全ブロックとして設計した。マイクロプロット法では、複製全体を使用する代わりに、各複製(合計10個の複製)について、単一の枝の2個の成熟果実、または果実の房を選択した。色付きフラグ付けにより、処理を特定した。第1の適用の1日前、ZipLoc製プラスチック袋を果実または果実の房を覆うようにかけ、果実の覆いの内側に、MONIFCの接種混合物を噴霧した。プラスチック袋を、24時間後に取り外した。次いで、24時間後、5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、100、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で、モモ(PRNPS)に2回噴霧した。選択した成熟モモへの適用を、CO2駆動式接種噴霧銃を使用して、500L/haの水量で、収穫の14日前および7日前に行った。収穫時、圃場で果実を収集し、プラスチック製Tupperware容器内に入れた。150mLの脱イオン水をTupperware容器の底部に注ぎ込み、果実に微細な水のミストを噴霧した。容器を研究室に移し、大きなゴミ袋内に封入して湿度を高く保持し、研究室の実験台上、約23℃でインキュベートした。目視での病害発生率および重症度のパーセンテージを、試験中、第1の適用の17日後に評価した。結果を、表4に提供する。
リンゴに対するPodosphaera leucotricha(PODOLE)の圃場評価:
リンゴに対するPODOLEの化合物Iの評価を、2つの別個の圃場試験で実行した。第1の試験では、化合物Iの5%のEC製剤に加えてアジュバント(ETHOMEEN T18H、1.0%v/vで50%w/w)を含有する殺真菌処理を、成長期間中に7回、リンゴ(MABSD、Imperatore Dallago品種)の植物群落に噴霧し、第1の適用が、開放圃場条件下でのうどんこ病の天然感染下、植物成長期のBBCH61であるようにした。以下の6回の適用を、約10日間隔で適用した。化合物Iの製剤を、1ヘクタールあたり100、150、および200グラムの活性成分量(g ai/ha)で適用した。この処理は、4つの複製および約4.2×7.5mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。化合物Iの製剤を、パックバックプロット噴霧機(TRACKSP、Andreoli Engineering)を使用して、800L/haの水量で適用し、450kPaで加圧した。
第2の試験では、化合物Iの5%のEC製剤に加えてアジュバント(ETHOMEEN T18H、1.0%v/vで50%w/w)を含有する殺真菌処理を、成長期間中に7回、リンゴ(MABSD、Imperatore Dallago品種)の植物群落に噴霧し、第1の適用が、開放圃場条件下でのうどんこ病の天然感染下、植物成長期のBBCH61であるようにした。以下の6回の適用を、約10日間隔で適用した。化合物Iの製剤を、1ヘクタールあたり100、150、および200グラムの活性成分量(g ai/ha)で適用した。この処理は、4つの複製および約4.2×7.5mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。化合物Iの製剤を、自動推進式マルチプロットトラック噴霧機(TRACKSP、Andreoli Engineering)を使用して、800L/haの水量で適用し、450kPaで加圧した。
両試験における病害重症度を、ランダムに選択した100枚の葉の、葉発生率および葉感染のパーセンテージとして評価した。第1の試験では、うどんこ病感染を、3回、適用Dの3日後(3DAAD)、7DAAF、および5DAAGに評価した。第2の試験では、うどんこ病感染を、4回、6DAAB、2DAAD、7DAAF、および5DAAGに評価した。記録した目視での感染データセットを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表5に提供する。
リンゴに対するAlternaria mali(ALTEMA)の圃場評価:
保護的および治療的様式の両方での、リンゴ斑点病(ALTEMA)に対する化合物Iの評価を、2つの別個の圃場試験で実行した。保護的試験では、単独でまたはアジュバント(Agnique BP420、0.3%v/vで50%w/w、またはETHOMEEN T18H、0.2%v/vで50%w/w)とともに、化合物Iの10%のEC製剤を含有する殺真菌処理を、リンゴの成長期間中に6回、リンゴ(Hongxing品種)の植物群落に噴霧し、各適用が、15日間隔になるようにした。アジュバントありまたはなしの化合物Iの製剤を、1ヘクタールあたり100、125、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で適用し、4500L/haの水量で適用した。実験プロットに、斑点病病原体を3回接種し、第1の接種を、第1の適用の2日後(適用A、2DAAA)に実行し、その後の適用を、2DAACおよび2DAADに実行した。この処理は、3つの複製および3本分の木のプロットサイズを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。
治療的試験では、単独でまたはアジュバント(Agnique BP420、0.3%v/vで50%w/w、またはETHOMEEN T18H、0.2%v/vで50%w/w)とともに、化合物Iの10%のEC製剤を含有する殺真菌処理を、リンゴの成長期間中に6回、リンゴ(Hongxing品種)の植物群落に噴霧し、各適用が、15日間隔になるようにした。アジュバントありまたはなしの化合物Iの製剤を、1ヘクタールあたり100、125、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で適用し、4500L/haの水量で適用した。実験プロットに、斑点病病原体を3回接種し、第1の接種を、第1の適用の5日前に実行した。第2の接種は、第3の適用の5日前であり、第3の接種は、第4の適用の5日前になった。この処理は、3つの複製および3本分の木のプロットサイズを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。
病害発生率を、1つの植物あたりの葉病害のパーセンテージとして評価された。リンゴ斑点病感染を、6回評価し、最終評価が、第1の適用の90日後になるようにした。記録した目視での感染データセットを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表6に提供する。
ナシに対するVenturia pyrina(VENTPI)およびCapnodium sp.(CAPDSP)の圃場評価:
化合物Iの10%のSC製剤を、3つの異なるアジュバント、Agnique BP420(0.3%v/vで50%w/w)、Ethomeen T18H(0.15%v/vで50%w/w)、およびTrycol(0.3%v/vで50%w/w)とタンク混合した。化合物Iの製剤を、1ヘクタールあたり50、100、150、および200グラムの活性成分量(g ai/ha)で、約2.5mの高さのナシ(Highland品種)の植物群落に噴霧した。この試験は、開放圃場条件での天然のナシ黒星病およびすす病感染で、約12日間隔での成長期間中の6回の葉面適用に基づいた。この処理は、4つの複製および約3×5mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。化合物Iの製剤を、SOLOミスト機噴霧機を用いて、1500L/haの水量で適用した。
VENTPI評価では、制御パーセントを、1プロットあたり50個のランダムに選択した果実の、未処理の対照に対する、果実の評価における発生率および重症度に基づいて計算した。CAPDSP評価では、制御パーセントを、Abbottsおよび未処理の対照を使用して、葉の重症度パーセントから計算した。両方の病害の制御パーセントを、11DAAE、7DAAF、および15DAAFに計算した。結果を、表7に提供する。
ブドウに対するErysiphe necator(UNCINE)の圃場評価:
5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、100、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で、ブドウの植物群落(VITVI、Chardonnay品種)に噴霧した。この試験は、開放圃場条件での天然感染で、約10日間隔での成長期間中の6回の葉面適用に基づいた。この処理は、4つの複製および約3.0×7.0mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。化合物Iの製剤を、自動推進式マルチプロットトラック噴霧機(TRACTAIR、Andreoli Engineering)を使用して、1000L/haの水量で適用し、400kPaで加圧した。
病害の評価を、病害を有する葉および果実のパーセント(発生率)、ならびに葉および果実の病害面積パーセント(重症度、100個のランダムな葉および果房を使用)として記録した。ブドウうどんこ病を、3回評価し、初回評価が、第4の適用の2日後になるようにした。記録した重症度データセットを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表8に提供する。
イチゴおよびブドウに対するBotrytis cinerea(BOTRCI)の圃場評価:
イチゴに対するもの:5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、150、および200グラムの活性成分量(g ai/ha)で、イチゴ植物(FRAAN、Candonga品種)に噴霧した。この試験は、約10日間隔での成長期間中の4回の散布適用に基づき、灰色かび病接種が、最終適用後(植物成長期B85)になるようにした。この処理は、4つの複製および約2.0×5.0mのプロットサイズを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。化合物Iの製剤を、パックバックプロット噴霧機(BKPCKENG、Solo433;HCSOLID−Albutz ATR80黄色ノズル)を使用して、800L/haの水量で適用し、300kPaで加圧した。
病害重症度を、1プロットあたり100個のランダムな果実試料の、果実損害の果実発生率のパーセンテージとして記録した。灰色かび病感染を、2回、第3の適用(10DAAC)の10日後および10DAADに評価した。記録した発生率データを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表9に提供する。
イチゴの貯蔵有効期間のシミュレーション(3回反復):殺真菌処理を、遮光室内で栽培したイチゴ植物に適用して、健康な果実を得た。成熟後、健康な果実を収穫し、貯蔵シミュレーション研究のために研究室に移動させた。研究室では、果実を除染して、残留化学物質の残渣を除去した。5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)と混合した化合物Iを、1ヘクタールあたり50、100、および150グラムの活性成分量(g ai/ha)で、健康なイチゴに噴霧し、完全に乾燥させた。次いで、果実に灰色かび病を接種し、研究室の実験台上、20℃でインキュベートした。
病害重症度を、果実感染の評価のパーセンテージとして記録した。灰色かび病感染を、初回接種後に2回、感染の4日後(4DAI)および6DAIに評価した。記録した重症度データセットを使用して、各反復の病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表9に提供する。
ブドウに対するもの:5%のEC製剤中に適用され、アジュバント(Trycol、0.2%v/vで50%w/w)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、1ヘクタールあたり50、150、および200グラムの活性成分量(g ai/ha)で、ブドウ植物(VITVI、Pinot grey品種)の果房部分のみに噴霧した。この試験は、開放圃場条件での、28日間離れた2回の適用に基づき、病害接種は、最終適用の3日後(植物成長期B83)になるようにした。この処理は、4つの複製および約2.5×7.0mのプロットを有するランダム化完全ブロックとして設計した実験的試験の一部であった。化合物Iの製剤を、パックバックプロット噴霧機(AIRATOM、Solo433;Airatomノズル)を使用して、500L/haの水量で適用した(果房のみ)。
病害重症度を、1プロットあたり100個のランダムな果房試料の、果実損害の発生率および感染のパーセンテージとして記録した。灰色かび病感染を、3回、最終適用の22日後に第1回目(22DAAB)、28DAABおよび36DAABに、第2回目および第3回目を評価した。記録した重症度データセットを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表9に提供する。
バナナに対するMycosphaerella fijiensis(MYCOFI)の圃場評価:
化合物Iの5%のEC製剤のアリコートを、水で希釈し、Spraytex CT鉱物油(6L CP/Ha)と混合して、25、50、100、および150g ai/Haの活性成分量を得た。これらの処理を、9×12センチメートルの適用面積を有するプラスチック成形品を通して、Aerograph噴霧機によって、単葉の葉面の病害領域に送達した(40L/Haの適用量)。単一適用を、葉1(予防的かつ非常に早期治療的)、および葉3(治療的効果)に送達した。実験設計は、ランダム化完全ブロックおよび4つの複製に基づいた。MYCOFIの症状は、天然の接種および伝染病の発生から生じた。
未処理の葉と比較した、処理した葉の病害重症度の比率を使用して、病害制御パーセントを計算した。黒シガトカ病感染を、試験中に5回、適用の31日後(31DAA)、38DAA、45DAA、52DAA、および59DAAに評価した。記録した重症度データセットを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表10および11に提供する。
表1〜11の各事例では、AUDPCに基づく制御パーセントの評価尺度は、以下のとおりである。

サクランボにおけるPodosphaera clandestina(PODOCL)の圃場評価:
SC製剤(MSO一体型)中に適用され、アジュバント(Agnique BP−420、0.2%v/vで50%w/w、またはAdsee C80W、80%)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、60、120、150、および180g ai/haで、成長期(中間花弁落花、花退色、花弁落花;BBCH67−85)のサクランボの木(PRNAV、Sentennial品種)に噴霧した。実験プロットは、天然寄生で実行した。この処理は、4つの複製および約4×6mのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。化合物Iを、Airblast噴霧機を用いて、1000L/haの水量で適用した。
病害重症度(プロット全体の目視での葉面(葉)病害パーセンテージ)および病害発生率を、適用5の14日後(14DAA5)に評価した。病害感染を記録した。病害を、病害を有する葉のパーセント(発生率)、葉病害面積パーセント(重症度、病害指数を計算(発生率パーセント(%)×重症度パーセント(%))として評価し、次いで、Abbottsを使用して、病害指数値から制御パーセント(%)を計算した。結果を、表12に提供する。
ペカンにおけるCladosporium caryigenum(CLADCA)の2つの試験の圃場評価:
SC製剤(MSO一体型)中に適用され、アジュバント(Agnique BP−420、0.2%v/vで50%w/w、またはAdsee C80W、80%)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、60、120、150、および180g ai/haで、開花前から木の実硬化までペカンの木(CYAIL、Desirable品種)に噴霧した。実験プロットは、天然寄生で実行した。この処理は、それぞれ4つの複製および約40×40フィートのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。1つの試験では、化合物Iを、Airblast噴霧機(HollowconeソリッドディスクD10/45ノズル)を使用して、1エーカーあたり94〜115ガロン(gal/acre)の水量で9回の適用で適用し、46〜54psiで加圧した。第2の試験では、化合物Iを、Handgun噴霧機(Hollowconeソリッドストリームノズル)を使用して、gal/acreの水量で8回の適用で適用し、300psiで加圧した。両試験は、14日間隔の適用を標的とした。
病害の評価を、1つの試験(各3回の評価、9回の適用)において、木の実発生率%および重症度%として、ならびに第2の試験(それぞれ2回および3回の評価、8回の適用)において、木の実発生率%および葉重症度%として行った。記録した重症度および発生率データを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。相対的なAUDPC(AUDPCに基づく制御%)を、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表13に提供する。
アーモンドにおけるCladosporium carpopilum(CLADSP)の圃場評価:
SC製剤(MSO一体型)中に適用され、アジュバント(Agnique BP−420、0.2%v/vで50%w/w、またはAdsee C80W、80%)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、60、120、150、および180g ai/haで、単一適用としてアーモンドの木(PRNDU、Winter品種)に噴霧した。実験プロットは、天然寄生で実行した。この処理は、3つの複製および約16×22フィートのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。化合物Iを、ミスト機噴霧機(オリフィスノズル2.3設定)を使用して、100gal/acreの水量で適用した。
木の実発生率(プロット全体の1本の木あたり10個の木の実あたりの目視での木の実病害数)を、適用Aの121日後(121DAAA)に評価した。Abbottsを使用して、未処理の木の実に対する処理した木の実の木の実発生率%を使用して、制御%を計算した。結果を、表14に提供する。
アーモンドにおけるStigmina carpophila(STIGCA)の圃場評価:
SC製剤(MSO一体型)中に適用され、アジュバント(Adsee C80W、80%)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、60、120、150、および180g ai/haで、成長期BBCH67および72に、2回の適用でアーモンドの木(PRNDU、Butte品種)に噴霧した。実験プロットは、天然寄生下で実行した。この処理は、3つの複製および約16×22フィートのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。化合物Iを、電動バックパック噴霧機(オリフィスノズル2.3設定)を使用して、100gal/acreの水量で適用した。
葉発生率(プロット全体の1本の木あたり20枚の葉あたりの目視での葉病害数)を、適用Aの121日後(121DAAA)に評価した。結果を、表15に提供する。
木の実発生率(プロット全体の1本の木あたり10個の木の実あたりの目視での木の実病害数)を、適用Aの121日後(121DAAA)に評価した。結果を、表16に提供する。
アーモンドにおけるStigmina carpophila(STIGCA)の2つの試験の圃場評価:
2つの試験において、SC製剤(MSO一体型)中に適用され、アジュバント(Agnique BP−420、0.2%v/vで50%w/w、またはAdsee C80W、80%)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真菌処理を、60、120、150、および180g ai/haで、成長期BBCH71および72に、アーモンドの木(PRNDU、Winters品種またはCarmel品種)に噴霧した。実験プロットは、天然寄生で実行した。この処理は、3つの複製および約14×20フィートのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。両試験とも、化合物Iを、ミスト機噴霧器(オリフィスノズル0.125設定)を使用して、100gal/acreの水量で適用した。
葉発生率パーセント(プロット全体の1本の木あたり30枚(Winters)または50枚(Carmel)の葉あたりの目視での葉病害数から計算)を、試験中に3回または4回評価した。記録した葉発生率データを使用して、各プロットの病害進行曲線下面積(AUDPC)を計算した。Abbottsを使用して、相対制御パーセントを、未処理の対照のパーセントとしてAUDPCから計算した。結果を、表17に提供する。
アーモンドにおけるTranzschelia discolor(TRANDI)の圃場評価:
SC製剤(MSO一体型)中に適用され、アジュバント(Adsee C80W、80%)とタンク混合した化合物Iを含有する殺真処理を、60、120、150、および180g ai/haで、成長期BBCH67−69およびBBCH69−72に、2回の適用でアーモンドの木(PRNDU、Butte品種)に噴霧した。実験プロットは、天然寄生下で実行した。この処理は、3つの複製および約16×22フィートのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。化合物Iを、電動バックパック噴霧機を使用して、100gal/acreの水量で適用した。
葉発生率パーセント(1本の木あたり50枚の葉あたりの目視での葉病害数から計算)を、適用Aの105日後(105DAAA)に評価し、記録した。結果を、表18に提供する。
アーモンドにおけるBotrytis(BOTRSP)の圃場評価:
SC製剤(MSO一体型)中に適用された化合物Iを含有する殺真菌処理を、60、120、150、および180g ai/haで、開花期、花弁落下期、ならびに花弁落下から約3および5週間後に、アーモンドの木(Prunus spp.)に噴霧した。実験プロットは、Botrytisの天然寄生で実行した。この処理は、3つの複製および約18×18フィートのプロットを有するランダム化完全ブロック(RCB)として設計した実験的試験の一部であった。化合物Iを、Airblast噴霧機を使用して、100gal/acreの水量で適用した。
木の実感染(プロット全体の1本の木あたりで計数された合計の木の実あたりの、目視での木の実病害数)を、適用4の17日後(17DAA4)に評価し、記録した。Abbottsを使用して、相対制御パーセントを、未処理の対照のパーセントとして計算した。結果を、表19に提供する。

Claims (6)

  1. 病害を受けるリスクがある果樹園、ブドウ園、およびプランテーション作物における真菌病害を制御する方法であって、植物の少なくとも一部分および/または植物に隣接する領域を、化合物Iを含む組成物と接触させるステップを含み、
    前記化合物が、植物病原体に対して有効である、方法。
  2. 前記組成物が、
  3. 前記組成物が、殺虫剤、除草剤、および殺真菌剤からなる群から選択される、1つの追加の農学的活性成分のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記真菌病原体が、花および核果類の果実の褐色腐朽病(Monilinia laxaおよびMonilinia fructicola)、核果類の果実腐朽病(Rhizopus stolonifer)、リンゴうどんこ病(Podosphaera leucotricha)、リンゴ斑点病(Alternaria mali)、セイヨウナシ黒星病(Venturia pyrina)、セイヨウナシすす病(Capnodium sp.)、ブドウうどんこ病(Erysiphe necator)、イチゴおよびブドウの灰色かび病(Botrytis cinerea)、バナナ黒シガトカ病(Mycosphaerella fijiensis)、サクランボうどんこ病(Podosphaera clandestina、PODOCL)、ペカン黒星病(Cladosporium caryigenum、CLADCA)、アーモンド黒星病(Cladosporium carpopilum、CLADSP)、アーモンド穿孔病(Stigmina carpophila、STIGCA)、さび病(Tranzschelia discolor、TRANDI)、ならびにアーモンド外皮腐朽病(jacket rot)(Botrytis、Rhizopus、およびMonolinia)の病因からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記組成物が、殺虫剤、除草剤、および殺真菌剤からなる群から選択される、1つの追加の農学的活性成分のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記真菌病原体が、花および核果類の果実の褐色腐朽病(Monilinia laxaおよびMonilinia fructicola)、核果類の果実腐朽病(Rhizopus stolonifera)、リンゴうどんこ病(Podosphaera leucotricha)、リンゴ斑点病(Alternaria mali)、セイヨウナシ黒星病(Venturia pyrina)、セイヨウナシすす病(Capnodium sp.)、ブドウうどんこ病(Erysiphe necator)、イチゴおよびブドウの灰色かび病(Botrytis cinerea)、バナナ黒シガトカ病(Mycosphaerella fijiensis)、サクランボうどんこ病(Podosphaera clandestina、PODOCL)、ペカン黒星病(Cladosporium caryigenum、CLADCA)、アーモンド黒星病(Cladosporium carpopilum、CLADSP)、アーモンド穿孔病(Stigmina carpophila、STIGCA)、さび病(Tranzschelia discolor、TRANDI)、ならびにアーモンド外皮腐朽病(jacket rot)(Botrytis、Rhizopus、およびMonolinia)の病因からなる群から選択される、請求項2に記載の方法。
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