JP2020518187A - 無線リソース、無線リソースの電力の配分方法、ノード、および記憶媒体 - Google Patents

無線リソース、無線リソースの電力の配分方法、ノード、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】無線リソースの配置方法、無線リソースの電力の配分方法、ノード、および記憶媒体を提供する。【解決手段】本発明は、チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置することを含む無線リソースの配置方法、無線リソースの電力の配分方法、ノード、および記憶媒体を開示する。これにより、キャリア全体のチャネル帯域外の帯域外漏洩を低減し、大きなガードバンドの配置を回避し、スペクトルリソース利用率を効果的に向上させることができ、更に、無線周波数デバイス(例えば、フィルタ等)に対する要求を低減し、コストを削減することができる。また、送信電力を合理的に配分することにより、各REにおける電力を一定に保持することを確保できる。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本発明は、出願番号が201710271460.1で、出願日が2017年04月24日である中国特許出願に基づいて提案され、該中国特許出願の優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容を参照として本発明に援用する。
本発明は、通信技術分野に関し、特に、無線リソース、無線リソースの電力の配分方法、ノード、および記憶媒体に関する。
無線通信5G(Fifth Generation)技術は、既に各大手企業の研究重点となっている。ここで、ミリ波通信は、5G技術研究の1つの重要な方向である。ミリ波通信の研究プロセスにおいて、大きなシングルキャリア帯域幅が導入され、且つ、シングルキャリアのチャネル帯域幅は、7.5kHz、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz等のような複数のサブキャリア間隔△fをサポートする。異なるサブキャリア間隔の帯域外減衰の状況が異なるため、帯域外漏洩は異なる。大きな帯域外漏洩は、一方で必要なガードバンドが大きくなり、スペクトル利用率が低くなり、他方で無線周波数デバイスに対する高い要求を招き、デバイスコストの上昇をもたらす。
これに鑑み、本発明の実施例は、無線リソース、無線リソースの電力の配分方法、ノード、および記憶媒体を提供することが望ましい。
第1態様では、本発明の実施例は、チャネル帯域幅内に各サブバンド(SB、Sub−Band)を配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置することを含む無線リソースの配置方法を提供する。
第2態様では、本発明の実施例は、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分することであって、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分することを含む無線リソースの電力の配分方法を更に提供する。
第3態様では、本発明の実施例は、チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置するように配置され、且つ、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置するように配置される第1配置モジュールを備えるノードを更に提供する。
第4態様では、本発明の実施例は、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分するように配置される第2配置モジュールであって、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分するように配置される第2配置モジュールを備えるノードを更に提供する。
第5態様では、本発明の実施例は、トンネルグラント情報処理のプログラムを記憶するように配置されるメモリと、
実施されると上記無線リソースの配置方法を実行する前記プログラムを実施するように配置されるプロセッサと、
を備えるノードを更に提供する。
第6態様では、本発明の実施例は、トンネルグラント情報処理のプログラムを記憶するように配置されるメモリと、
実施されると上記無線リソースの電力の配分方法を実行する前記プログラムを実施するように配置されるプロセッサと、
を備えるノードを更に提供する。
第7態様では、本発明の実施例は、実施されると上記無線リソースの配置方法を実行する、記憶されたプログラムを備える記憶媒体を更に提供する。
第8態様では、本発明の実施例は、実施されると上記無線リソースの電力の配分方法を実行する、記憶されたプログラムを備える記憶媒体を更に提供する。
上記技術案を用い、本発明の実施例は、少なくとも以下の有益な効果を有する。
送信ノードキャリアのチャネル帯域幅(CB、Channel Bandwidth)内のサブバンドを配置する時、伝送帯域幅構成(TBC、Transmission Bandwidth configuration)の最エッジに配置されたサブバンドのサブキャリア間隔を最小にする。サブキャリア間隔が小さいサブバンドほど、周波数領域における帯域外減衰が速いため、キャリア全体のチャネル帯域外の帯域外漏洩を低減することができ、大きなガードバンドの配置を回避し、スペクトルリソース利用率を効果的に向上させることができ、更に、無線周波数デバイス(例えば、フィルタ等)に対する要求を低減し、コストを削減することができる。
送信ノードキャリアのチャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、または、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。サブキャリア間隔が小さければ小さいほど、サブキャリア時間領域の長さが長く、時間領域における電力蓄積の時間が長いことを意味するため、電力を配分する時、割り当てられる電力は小さくなり、サブキャリア間隔が大きければ大きいほど、サブキャリア時間領域の長さが短く、時間領域における電力蓄積の時間が短いことを意味するため、電力を配分する時、割り当てられる電力は大きくなり、このように、一方で各リソースエレメント(RE、Resource Element)における電力を一定に保持することを確保でき、他方で帯域外漏洩を低減することもできる。
本発明の実施例の無線リソースの配置方法のフローチャートである。 本発明の実施例の無線リソースの電力の配分方法のフローチャートである。 本発明の実施例のノードの構成の構造模式図である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図1である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図2である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図3である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図4である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図5である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図6である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図7である。 本発明の実施例のチャネル帯域幅内のサブバンドの配置模式図8である。 本発明の技術案を実現するコンピュータの例示的な構造ブロック図である。
本発明が所定の目的を達成するために採用する技術的手段および効果を更に説明するために、以下、図面および実施例を参照しながら本発明について詳細に説明する。
本発明の実施例は、無線リソースを配置するための無線リソースの配置方法を提供する。図1に示すように、本実施例の無線リソースの配置方法は、以下のステップを含む。
ステップS101において、チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドをTBCの最エッジ位置に配置する。
ステップS103において、配置された無線リソースに基づいてデータ伝送を行う。
ここで、チャネル帯域幅内に配置された各サブバンドのうち、チャネル帯域幅の中間位置に最も近いサブバンドのサブキャリア間隔は最も大きい。
1つの実施例において、伝送帯域幅構成の最エッジ位置からチャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に配置された全てのサブバンドのうち、配置された異なるサブバンド内のサブキャリア間隔は単調に増加する。つまり、チャネル帯域幅の中間位置に近いサブバンド内ほど、サブキャリア間隔は大きくなり、伝送帯域幅構成のエッジ位置に近いサブバンド内ほど、サブキャリア間隔は小さくなる。
一実施例において、伝送帯域幅構成の最エッジ位置からチャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に配置された全てのサブバンドのうち、サブキャリア間隔が同じである異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。つまり、伝送帯域幅構成の最エッジ位置からチャネル帯域幅の中間位置まで、サブキャリア間隔が同じであるサブバンドが配置されれば、サブバンドの帯域幅に基づいてサブバンドの順序を決定する。サブキャリア間隔が同じであるサブバンドは、伝送帯域幅構成の最エッジ位置に近ければ近いほど、サブバンドの帯域幅は小さくなり、チャネル帯域幅の中間位置に近ければ近いほど、サブバンドの帯域幅は大きくなる。
本発明の実施例において、サブバンドは、同じサブキャリア間隔を含む連続する物理時間周波数リソースブロックであり、チャネル帯域幅は、システムにおける送信ノードキャリアの無線周波数帯域幅であり、伝送帯域幅構成は、チャネル帯域幅内の物理時間周波数リソースの周波数領域における総帯域幅である。また、本発明の実施例に係る無線リソースの配置形態を用いてサブバンドを配置した後、チャネル帯域幅内に、伝送帯域幅構成の外(両側)に位置する2つのガードバンドは非対称であってもよく、または、この2つのガードバンドは対称であってもよい。
本発明の実施例に係るノードは、基地局、端末、リレー(relay)、送信点(transmitting point)等の各種の送信装置を備えてもよい。実際的には、いずれのネットワークノードは異なるシーンで、その身分が変化する可能性があり、例えば、端末もデータを送信する機能を果たすことができる。本発明の実施例の形態は、様々なネットワークノードに適用でき、基地局等のネットワーク側装置のノードに限定されない。
本発明の実施例は、無線リソースの電力の配分方法を更に提供し、該方法は、ノード(例えば、基地局、端末、リレー、送信点等のネットワークノード)により実現でき、該ノードは、該方法に基づいて送信電力を配分してデータを送信し、図2に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップS201において、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分し、ここで、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分する。
ステップS203において、配分された電力に基づいて信号送信を行う。
ここで、チャネル帯域幅内に、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例する。
本発明の実施例の無線リソースの電力の配分方法は、様々なシーンに適用でき、例えば、上述した無線リソースの配置方法(図1に示す方法)により配置されたサブバンドの基に、上記無線リソースの電力の配分方法により電力配分を完了してもよい。または、この前の無線リソース配置方法(図1に示す方法)に依存せず、各サブバンドに電力を直接配分してもよい。
本発明の実施例は、無線リソースを配置するように配置されるノード(基地局、端末、リレー等のデータを送信可能な各種の装置)を更に提供する。
図3に示すように、本発明の実施例のノードは、
チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置するように配置され、更に、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置するように配置される第1配置モジュール31と、
配置された無線リソースに基づいて信号送信を行うように配置される送信モジュール32と、
を備える。
ここで、チャネル帯域幅の中間位置に最も近い箇所に、配置されたサブバンド内のサブキャリア間隔は最も大きい。具体的には、伝送帯域幅構成の最エッジ位置からチャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に、配置された異なるサブバンド内のサブキャリア間隔は単調に増加し、これに加え、伝送帯域幅構成の最エッジ位置からチャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に配置された全てのサブバンドのうち、サブキャリア間隔が同じである異なるサブバンドは、それらのサブバンドの帯域幅が単調に増加する。
一実施例において、上記ノードは、更に、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンド内の各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、サブキャリア間隔が大きいサブバンド内の各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなるように配置される。
一実施例において、前記ノードは、更に、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例するように配分するように配置される。
本発明の実施例は、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンド内の各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、サブキャリア間隔が大きいサブバンド内の各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなるように配置される第2配置モジュールを備えるノードを提供する。
一実施例において、前記第2配置モジュールは、更に、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例するように配分するように配置される。
以下、図面を参照しながら、本発明の各実施例について詳細に説明する。これらの実施例は、本発明の技術案を解釈するためのものであり、本発明の技術案はこれに限定されるものではない。
実施例1
本発明の実施例に係る無線リソース配置および電力の配分方法は、送信ノード等のネットワークノードに適用できる。マルチキャリアシステムの送信ノード(送信端とも呼ばれる)は、基地局、端末、リレー、送信点等の様々な送信装置を含む。
無線通信システムにおいて、チャネル帯域幅は、通信システムにおける送信ノードのシングルキャリアがサポートする無線周波数帯域幅であり、通常、TBCおよびガードバンド(GB、Guard Band)から構成され、ここで、GBは2つの部分を含み、それぞれ伝送帯域幅構成の両辺に位置する。TBCは、システムのチャネル帯域幅内に送信ノードがサポートできる最大の伝送帯域幅であり、チャネル帯域幅内の物理時間周波数リソースの周波数領域における総帯域幅を含む。
本発明の実施例において、サブバンドは、同じサブキャリア間隔構成を含む連続する物理時間周波数リソースブロックであり、サブバンドBWを式で表すと、BW=m*12*△fである。ここで、△fは該サブバンド内のサブキャリア間隔であり、mは0よりも大きい正の整数であり、mは実際のトラフィックのニーズに応じて柔軟に配置することができる。
図4は、本発明の実施例1のチャネル帯域幅内サブバンドの配置模式図である。図4に示すように、各周波数の関係は、f>f>f>f>fで、CB=f−fであり、チャネル帯域幅の中心周波数f=(f+f)/2で、TBCの最エッジの2つの周波数点がfおよびfで、TBC=f−fで、ガード帯域幅がそれぞれf−fおよびf−fである。TBCの両辺の最エッジからCBの中心周波数fまでの周波数領域範囲において、対応する周波数領域帯域幅はそれぞれf−fおよびf−fである。
引き続き図4を参照し、本実施例において、送信ノードのシングルキャリアのCBは直流サブキャリアを含み、且つ、直流サブキャリアはいずれのデータを送信せず、直流サブキャリアが占める周波数領域範囲は[f01,f02]であり、直流サブキャリアの中心周波数はチャネル帯域幅の中心周波数に一致する。
本実施例において、TBCにn個のサブバンドが含まれ、且つ、各サブバンド内のサブキャリア間隔がいずれも等しくないと仮定する。
(1)n=2である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1.1)この2つのサブバンドを、それぞれ周波数点fから周波数点f01まで、および周波数点fから周波数点f02までの周波数領域範囲内に配置する。
(1.2)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、または、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)n=3または4である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(2.1)全てのサブバンドの帯域幅(BW、Bandwidth)がいずれもf01−fよりも小さく、且ついずれもf−f02よりも小さい場合、
(2.2)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
(2.3)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドを残りのTBCの周波数範囲内に配置する。
(2.4)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、または、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(3)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf01−fまたはf−f02に等しい場合、
(3.1)BWがf01−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f01までの周波数領域範囲内に配置し、または、BWがf−f02に等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f02までの周波数領域範囲内に配置する。
(3.2)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置し、TBCの最エッジの残りの1辺に、残りのサブバンドのうちのサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
(3.3)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点f01まで、または周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
(3.4)各サブバンドの電力を配分し、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分する。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(4)n>4である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(4.1)全てのサブバンドのBWがいずれもf01−fよりも小さく、且ついずれもf−f02よりも小さい場合、
(4.1.1)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
(4.1.2)CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置し、直流サブキャリアに最も近い一方の辺に、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置し、直流サブキャリアに最も近い他方の辺に、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
(4.1.3)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、満杯になるまでそれぞれf01−fおよびf−f02の残りの周波数領域帯域幅内に順次配置する。これにより、周波数点fから周波数点f01まで、および周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
(4.1.4)上記ステップを完了した後、各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、または、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(4.2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf01−fまたはf−f02に等しい場合、
(4.2.1)BWがf01−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f01までの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−f02に等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f02までの周波数領域範囲内に配置する。
(4.2.2)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置し、TBCの最エッジの残りの1辺に、残りのサブバンドのうちのサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
(4.2.3)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点f01まで、または周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
(4.2.4)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCの最エッジのサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとTBCの最エッジとの対応関係については、具体的に要求しない。例えば、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドはサブバンドSBであり、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドはSBであれば、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にSBを配置し、または、周波数点fの直近にSBを配置し、周波数点fの直近にSBを配置する。
CBの中間に最も近いサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとCBの中間に最も近い両辺の位置との対応関係については、具体的に要求しない。例えば、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドはサブバンドSBであり、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドはSBn−1であれば、直流サブキャリアに最も近い左辺にSBを配置し、直流サブキャリアに最も近い右辺にSBn−1を配置し、または、直流サブキャリアに最も近い左辺にSBn−1を配置し、直流サブキャリアに最も近い右辺にSBを配置する。
TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドに対し、どのサブバンドがf01−fまたはf−f02の残りの周波数領域帯域幅内に配置されるかについても、具体的に要求しなくてもよい。すなわち、これらの残りのサブバンドは、いずれか1つのサブバンドもf01−fまたはf−f02の残りの周波数領域帯域幅内に配置することができる。
例えば、
TBCにn(n>4)個のサブバンドの時間周波数リソースが含まれると仮定すると、図4に示すように、そのうちの各サブバンドにおけるサブキャリア間隔はいずれも等しくない。サブキャリア間隔は、それぞれ△f、△f、…、△f、△fi+1、…△fn−1、△fであり、それらの関係は、△f<△f<…<△f<△fi+1<…<△fn−1<△fである。全てのn個のサブバンドを、各サブキャリア間隔の対応関係に従って番号を付け、すなわち、SBに対応するサブキャリア間隔が△fで、i=1、2、…n−1、nである。
各サブバンドの帯域幅は、それぞれBW、BW、…、BW、BWi+1、…BWn−1、BWであり、BW(i=1、2、…n−1、n)はいずれもf−fよりも小さく、且つ、いずれもf−fよりも小さい。各サブバンドに配分された電力は、それぞれP、P、…、P、Pi+1、…Pn−1、Pである。各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は、それぞれp、p、…、p、pi+1、…pn−1、pである。各サブバンドにおいて、サブキャリア間隔がいずれも等しいため、各サブバンドにおける各サブキャリア電力も等しい。
この場合、本実施例におけるステップと方法に従い、
1.TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置する。
2.CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置し、直流サブキャリアに最も近い左辺にSBを配置し、直流サブキャリアに最も近い右辺にSBn−1を配置する。
3.TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、周波数点fから周波数点f01までの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、(x−2)個のSBを最終的に配置し、周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、(n−x−2)個のSBを最終的に配置する。
上記3ステップにより全てのサブバンドを配置し、図4に示すとおりである。周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲、および周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。すなわち、周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲において、△f<…<△f<…<△fであり、周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲において、△f<…<△f<…<△fn−1である。
また、周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲、および周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドは連続して配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
全てのサブバンドを配置した後、サブキャリア電力およびサブバンドの電力を配分する。すなわち、周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲において、p<…<p<…<pであり、周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲において、p<…<p<…<pn−1かつp<p<…<p<pi+1<…<pn−1<pである。各サブバンドに配分された電力PがサブバンドのBWに比例する。
実施例2
本実施例において、図5に示すように、送信ノードのシングルキャリアのCBに直流サブキャリアが含まれ、且つ、直流サブキャリアはいずれのデータを送信せず、直流サブキャリアが占める周波数領域範囲は[f01,f02]であり、直流サブキャリアの中心周波数はチャネル帯域幅の中心周波数に一致する。
引き続き図5を参照し、TBCにn個のサブバンドが含まれ、且つ、全てのサブバンドのうち、少なくとも2つのサブバンドにおけるサブキャリア間隔が同じであり、また、異なるサブバンドのサブキャリア間隔が全て等しいわけではないと仮定する。
(1)n=2である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1.1)この2つのサブバンドを、それぞれ周波数点fから周波数点f01、および周波数点fから周波数点f02までの周波数領域範囲内に配置する。
(1.2)各サブバンドの電力を配分し、各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は等しい。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)n=3または4である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(2.1)全てのサブバンドのBWがいずれもf01−fよりも小さく、且ついずれもf−f02よりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドを残りのTBCの周波数範囲内に配置する。
c)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2.2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf01−fまたはf−f02に等しい場合、
a)BWがf01−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f01までの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−f02に等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f02までの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺にサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点f01まで、または周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(3)n>4である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(3.1)全てのサブバンドのBWがいずれもf01−fよりも小さく、且ついずれもf−f02よりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの両辺に帯域幅が同じであるいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最大となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最大となれば、直流サブキャリアに最も近い両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最大とならなければ、直流サブキャリアに最も近い両辺の一方の辺に帯域幅が最大となるサブバンドを配置し、直流サブキャリアの両辺の他方の辺に帯域幅が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、直流サブキャリアに最も近い両辺の一方の辺に帯域幅が最大となるサブバンドを配置し、直流サブキャリアの両辺の他方の辺に帯域幅が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、直流サブキャリアの両辺に帯域幅が同じであるいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最大とならなければ、直流サブキャリアの両辺の一方の辺にサブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置し、直流サブキャリアの両辺の他方の辺にサブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、満杯になるまでそれぞれf01−fおよびf−f02の残りの周波数領域帯域幅内に順次配置する。これにより、周波数点fから周波数点f01まで、および周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)上記ステップを完了した後、各サブバンドの電力を配分することにより、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力が等しいとともに、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(3.2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf01−fまたはf−f02に等しい場合、
a)BWがf01−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f01までの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−f02に等しいサブバンドを周波数点fから周波数点f02までの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺にサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点f01まで、または周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCの最エッジのサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとTBCの最エッジとの対応関係については、具体的に要求しない。
サブキャリアが同じであるサブバンドに4つのSB(SB〜SB)があり、また、サブキャリア間隔が最小となり、すなわち、△f=△f=△f=△f…<△fであると仮定する。例として以下のとおりである。
1)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば(例えば、BW=BW=BW<BW)、周波数点fの直近および周波数点fの直近に、サブバンドSB、SB、SBという3つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
2)これらのサブバンドの帯域幅がいずれも等しくなければ(例えば、BW<BW<BW<BW)、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、または周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置する。
3)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ(例えば、BW<BW=BW<BW)、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBまたはサブバンドSBを配置し、または周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBまたはサブバンドSBを配置する。
4)これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ(例えば、BW=BW=BW=BW)、周波数点fの直近および周波数点fの直近に、4つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドは、そのサブキャリア間隔が最小とならないと仮定すれば、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。すなわち、TBCの最エッジに配置された2つのサブバンドのサブキャリア間隔は異なる。
CBの中間のサブバンドを配置する時、配置された2つのサブバンドとCBの中間位置との対応関係については、具体的に要求しない。
サブキャリアが同じであるサブバンドに4つのSB(SBn−3〜SB)があり、また、サブキャリア間隔が最大となり、すなわち、△f…<△fn−3=△fn−2=△fn−1=△fであると仮定する。例として以下のとおりである。
1)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最大となれば(例えば、BWn−3<BWn−2=BWn−1=BW)、直流サブキャリアに最も近い両辺に、サブバンドSB、SBn−1、SBn−2という3つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
2)これらのサブバンドの帯域幅がいずれも等しくなければ(例えば、BWn−3<BWn−2<BWn−1<BW)、直流サブキャリアの両辺の一方の辺にサブバンドBWを配置し、直流サブキャリアに最も近い両辺の他方の辺にサブバンドBWn−1を配置する。
3)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最大とならなければ(例えば、BWn−3<BWn−2=BWn−1<BW)、直流サブキャリアに最も近い左辺にサブバンドBWを配置し、直流サブキャリアに最も近い右辺にサブバンドBWn−1またはBWn−2を配置し、または直流サブキャリアに最も近い左辺にサブバンドBWn−1またはBWn−2を配置し、直流サブキャリアに最も近い右辺にサブバンドBWを配置する。
4)これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ(例えば、BWn−3=BWn−2=BWn−1=BW)、直流サブキャリアに最も近い両辺に4つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドは、そのサブキャリア間隔が最大とならないと仮定すれば、直流サブキャリアに最も近い一方の辺に、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置し、直流サブキャリアに最も近い他方の辺に、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドを配置する。すなわち、直流サブキャリアに最も近い両辺において、配置された2つのサブバンドのサブキャリア間隔は異なる。
TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドに対し、どのサブバンドがf01−fまたはf−f02の残りの周波数領域帯域幅内に配置されるかについても、具体的に要求しない。すなわち、これらの残りのサブバンドは、いずれか1つのサブバンドもf01−fまたはf−f02の残りの周波数領域帯域幅内に配置することができる。
例えば、
TBCにn(n>4)個のサブバンドSBが含まれ、サブキャリア間隔がそれぞれ△f、△f、△f、△f、…、△f、△fi+1、△fi+2、△fi+3、…△fn−3、△fn−2、△fn−1、△fであると仮定する。各サブキャリア間隔の関係は以下のとおりである。
[式1]
△f=△f=△f=△f<…<△f=△fi+1=△fi+2=△fi+3<…<△fn−3=△fn−2=△fn−1=△f
全てのn個のサブバンドSBを、各サブキャリア間隔の対応関係に従って番号を付け、すなわち、SBに対応するサブキャリア間隔は△f、i=1、2、…n−1、nである。
各サブバンドの帯域幅は、それぞれBW、BW、BW、BW、…、BW、BWi+1、BWi+2、BWi+3、…BWn−3、BWn−2、BWn−1、BWであり、BW(i=1、2、…n−1、n)はいずれもf−fよりも小さく、且つ、いずれもf−fよりも小さい。各サブバンド帯域幅の関係は以下のとおりである。
[式2]
BW<BW=BW<BW<…<BW=BWi+1<BWi+2=BWi+3<…<BWn−3<BWn−2=BWn−1<BW
各サブバンドに配分された電力は、それぞれP、P、…、P、Pi+1、…Pn−1、Pである。各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は、それぞれp、p、…、p、pi+1、…pn−1、pである。各サブバンドにおいて、サブキャリア間隔がいずれも等しいため、各サブバンドにおける各サブキャリア電力も等しい。
この場合、本実施例におけるステップと方法に従い、
1.TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にSBおよびSBという2つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置し、例えば、SBを配置する。
2.CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置し、直流サブキャリアに最も近い左辺にSBを配置し、直流サブキャリアに最も近い右辺にSBn−2およびSBn−1という2つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置し、例えば、SBn−1を配置する。
3.TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、周波数点fから周波数点f01までの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、(x−2)個のサブバンドを最終的に配置し、周波数点fから周波数点f02までの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、(n−x−2)個のサブバンドを最終的に配置する。
上記3ステップにより全てのサブバンドを配置し、図5に示すとおりである。周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲、および周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、また、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。すなわち、周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲において、△f=△f…<△f=△fi+1=△fi+2<…<△fn−1であり、BW<BW<…<BW=BWi+1<BWi+2<BWn−1である。
周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲において、△f=△f…<△fn−3=△fn−2=△fであり、BW<BW<…<BWn−3<BWn−2<BWである。
また、周波数点fから周波数点f01まで周波数範囲、および周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドは連続して配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCにおいて、全てのサブバンドを配置した後、サブキャリア電力およびサブバンドの電力を配分する。すなわち、周波数点fから周波数点f01までの周波数範囲において、p=p…<p=pi+1=pi+2<…<pn−1であり、周波数点fから周波数点f02までの周波数範囲において、p=p…<pn−3=pn−2=pである。また、全てのサブバンドにおける各サブキャリアの電力は、p=p=p=p<…<p=pi+1=pi+2=pi+3<…<pn−3=pn−2=pn−1=pを満たす。各サブバンドに配分された電力PがサブバンドのBWに比例する。
実施例3
本実施例において、送信ノードのシングルキャリアのCBにおける全ての時間周波数リソースは、いずれもデータを送信する。
本実施例において、TBCにn(n>4)個のサブバンドが含まれ、且つ、各サブバンドにおけるサブキャリア間隔がいずれも等しくないと仮定する。CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1)全てのサブバンドのBWがいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)CBの中間に最も近い1つのサブバンドを配置し、周波数点f箇所にサブキャリア間隔が最大となる1つのサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔の小さい順で、満杯になるまでそれぞれf−fおよびf−fの残りの周波数領域帯域幅内に順次配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、および周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
d)上記ステップを完了した後、各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、または、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf−fまたはf−fに等しい場合、
a)BWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置し、TBCの最エッジの残りの1辺に、残りのサブバンドのうちのサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、または周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCの最エッジのサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとTBCの最エッジとの対応関係については、具体的に要求しない。例えば、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドはサブバンドSBであり、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドはSBであれば、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にSBを配置し、または周波数点fの直近にSBを配置し、周波数点fの直近にSBを配置する。
CBの中間に最も近いサブバンドを配置する時、周波数点f箇所に配置されたサブキャリア間隔が最大となるサブバンドは、そのサブバンドの中心周波数点が周波数点fと重なってもよく、重ならなくてもよく、具体的な状況は実際の配置に応じて動的に調整することができるが、CBの中心周波数点は、該サブバンドの周波数領域範囲内に含まれている。
TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドに対し、どのサブバンドがf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置されるかについても、具体的に要求しない。すなわち、これらの残りのサブバンドは、いずれか1つのサブバンドもf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置され得る。
例えば、
TBCにn個のサブバンドSB(n>4)が含まれ、且つ、各サブバンドSBにおけるサブキャリア間隔がいずれも等しくないと仮定する。各サブバンドSBに対応するサブキャリア間隔は、それぞれ△f、△f、…、△f、△fi+1、…△fn−1、△fであり、それらの関係は、△f<△f<…<△f<△fi+1<…<△fn−1<△fである。
各サブバンドの帯域幅は、それぞれBW、BW、…、BW、BWi+1、…BWn−1、BWであり、BW(i=1、2、…n−1、n)がf−fよりも小さく、且つf−fよりも小さい。各サブバンドに配分された電力は、それぞれP、P、…、P、Pi+1、…Pn−1、Pである。各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は、それぞれp、p、…、p、pi+1、…pn−1、pである。各サブバンドにおいて、サブキャリア間隔がいずれも等しいため、各サブバンドにおける各サブキャリア電力も等しい。
この場合、本実施例におけるステップと方法に従い、
1.TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置する。
2.CBの中間に最も近い1つのサブバンドを配置し、周波数点f箇所にサブバンドSBを配置する。ここで、サブバンドSBの中心周波数点は、図6に示すようにCBの中心周波数点と重なってもよく、図7に示すようにCBの中心周波数点と重ならなくてもよい。
3.TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、(x−1)個のSBを最終的に配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、(n−x−2)個のSBを最終的に配置する。
上記3ステップにより全てのサブバンドを配置し、図6および図7に示すように、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、△f<…<△f<…<△fであり、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、△f<…<△f<…<△fである。
また、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドは連続して配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
全てのサブバンドを配置した後、サブキャリア電力およびサブバンドの電力を配分する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p<…<p<…<pであり、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p<…<p<…<pn−1且つp<p<…<p<pi+1<…<pn−1<pである。各サブバンドに配分された電力PがサブバンドのBWに比例する。
実施例4
本実施例において、送信ノードのシングルキャリアのCBにおける全ての時間周波数リソースは、いずれもデータを送信する。
本実施例において、TBCにn個のサブバンド(n>4)が含まれ、且つ、各サブバンドにおけるサブキャリア間隔がいずれも等しくないと仮定する。
CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1)全てのサブバンドのBWがいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置し、周波数点fに最も近い一方の辺に、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置し、周波数点fに最も近い他方の辺に、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、満杯になるまでそれぞれf−fおよびf−fの残りの周波数領域帯域幅内に順次配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、および周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
d)上記ステップを完了した後、各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf−fまたはf−fに等しい場合、
a)BWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置し、TBCの最エッジの残りの1辺に、残りのサブバンドのうちのサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、または周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCの最エッジのサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとTBCの最エッジとの対応関係については、具体的に要求しない。例えば、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドはサブバンドSBであり、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドはSBであれば、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にSBを配置し、または周波数点fの直近にSBを配置し、周波数点fの直近にSBを配置する。
CBの中間に最も近いサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとCBの中間の両辺の位置との対応関係については、具体的に要求しない。例えば、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドはサブバンドSBであり、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドはSBn−1であれば、周波数点fに最も近い左辺にSBを配置し、周波数点fに最も近い右辺にSBn−1を配置し、または、周波数点fに最も近い左辺にSBn−1を配置し、周波数点fに最も近い右辺にSBを配置する。
TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドに対し、どのサブバンドがf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置されるかについても、具体的に要求しない。すなわち、これらの残りのサブバンドは、いずれか1つのサブバンドもf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置され得る。
例えば、
TBCにn(n>4)個のサブバンドSBが含まれ、且つ、各サブバンドSBにおけるサブキャリア間隔がいずれも等しくないと仮定する。各サブバンドSBに対応するサブキャリア間隔は、それぞれ△f、△f、…、△f、△fi+1、…△fn−1、△fであり、それらの関係は、△f<△f<…<△f<△fi+1<…<△fn−1<△fである。
各サブバンドの帯域幅は、それぞれBW、BW、…、BW、BWi+1、…BWn−1、BWであり、全てのサブバンド帯域幅がいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい。各サブバンドに配分された電力は、それぞれP、P、…、P、Pi+1、…Pn−1、Pである。各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は、それぞれp、p、…、p、pi+1、…pn−1、pである。各サブバンドにおいて、サブキャリア間隔がいずれも等しいため、各サブバンドにおける各サブキャリア電力も等しい。
この場合、本実施例におけるステップと方法に従い、
1.TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置する。
2.CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置し、周波数点fに最も近い左辺にSBを配置し、周波数点fに最も近い右辺にSBn−1を配置する。
3.TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、(x−2)個のSBを最終的に配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、(n−x−2)個のSBを最終的に配置する。
上記3ステップにより全てのサブバンドを配置し、図8に示すとおりである。周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。すなわち、図8において、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、△f<…<△f<…<△fであり、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、△f<…<△f<…<△fn−1である。
また、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドは連続して配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCにおいて、全てのサブバンドを配置した後、サブキャリア電力およびサブバンドの電力を配分する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p<…<p<…<pであり、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p<…<p<…<pn−1且つp<p<…<p<pi+1<…<pn−1<pである。各サブバンドに配分された電力PがサブバンドのBWに比例する。
実施例5
本実施例において、上記実施例3および実施例4におけるn≦4の場合について補足説明する。
本実施例において、送信ノードのシングルキャリアのCBにおける全ての時間周波数リソースは、いずれもデータを送信する。
本実施例において、TBCにn個のサブバンドが含まれ、且つ、各サブバンドにおけるサブキャリア間隔がいずれも等しくないと仮定する。
(1)n=2である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1.1)この2つのサブバンドを、それぞれ周波数点fから周波数点fまで、および周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
(1.2)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)n=3または4である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(2.1)全てのサブバンドのBWがいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドを残りのTBCの周波数範囲内に配置することにより、周波数点fに最も近い箇所にサブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置する。
c)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2.2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf−fまたはf−fに等しい場合、
a)BWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置し、TBCの最エッジの残りの1辺に、残りのサブバンドのうちのサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。周波数点fから周波数点fまで、または周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
実施例6
本実施例において、送信ノードのシングルキャリアのCBにおける全ての時間周波数リソースは、いずれもデータを送信する。
本実施例において、TBCにn(n>4)個のサブバンドが含まれ、且つ、全てのサブバンドのうち、少なくとも2つのサブバンドにおけるサブキャリア間隔が同じであり、また、異なるサブバンドのサブキャリア間隔が全て等しいわけではないと仮定する。
CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1)全てのサブバンドのBWがいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの両辺に帯域幅が同じであるいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)CBの中間に最も近い1つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最大となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最大となれば、周波数点f箇所にこれらのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最大とならなければ、周波数点f箇所に帯域幅が最大となる1つのサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、周波数点f箇所に帯域幅が最大となる1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、周波数点f箇所にこれらのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最大とならなければ、周波数点f箇所に帯域幅が最大となる1つのサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、満杯になるまでそれぞれf−fおよびf−fの残りの周波数領域帯域幅内に順次配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、および周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)上記ステップを完了した後、各サブバンドの電力を配分することにより、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力が等しいとともに、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf−fまたはf−fに等しい場合、
a)BWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺にサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、または周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。TBCの最エッジのサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとTBCの最エッジとの対応関係については、具体的に要求しない。
サブキャリアが同じであるサブバンドに4つのSB(SB〜SB)があり、また、サブキャリア間隔が最小となり、すなわち、△f=△f=△f=△f…<△fであると仮定する。例として以下のとおりである。
1)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば(例えば、BW=BW=BW<BW)、周波数点fの直近および周波数点fの直近に、サブバンドSB、SB、SBという3つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
2)これらのサブバンドの帯域幅がいずれも等しくなければ(例えば、BW<BW<BW<BW)、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、または周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置する。
3)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ(例えば、BW<BW=BW<BW)、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBまたはサブバンドSBを配置し、または周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBまたはサブバンドSBを配置する。
4)これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ(例えば、BW=BW=BW=BW)、周波数点fの直近および周波数点fの直近に、4つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドは、そのサブキャリア間隔が最小とならないと仮定すれば、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。すなわち、TBCの最エッジに配置された2つのサブバンドのサブキャリア間隔は異なる。
CBの中間に最も近いサブバンドを配置する時、周波数点f箇所におけるサブキャリア間隔が最大となるサブバンドは、そのサブバンドの中心周波数点が周波数点fと重なってもよく、重ならなくてもよく、具体的な状況は実際の配置に応じて動的に調整することができるが、周波数点fは該サブバンドの周波数領域範囲内に含まれている。
サブキャリアが同じであるサブバンドに4つのSB(SBn−3〜SB)があり、また、サブキャリア間隔が最大となり、すなわち、△f…<△fn−3=△fn−2=△fn−1=△fであると仮定する。例として以下のとおりである。
1)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最大となれば(例えば、BWn−3<BWn−2=BWn−1=BW)、CBの中間に、サブバンドSB、SBn−1、SBn−2という3つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
2)これらのサブバンドの帯域幅がいずれも等しくなければ(例えば、BWn−3<BWn−2<BWn−1<BW)、CBの中間に、サブバンドBWを配置する。
3)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最大とならなければ(例えば、BWn−3<BWn−2=BWn−1<BW)、CBの中間に、サブバンドBWを配置する。
4)これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ(例えば、BWn−3=BWn−2=BWn−1=BW)、CBの中間に、この4つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドは、そのサブキャリア間隔が最大とならないと仮定すれば、CBの中間に、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置する。
TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドに対し、どのサブバンドがf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置されるかについても、具体的に要求しない。すなわち、これらの残りのサブバンドは、いずれか1つのサブバンドもf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置され得る。
上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了し、TBCにおいて、全てのサブバンドは連続し配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
例えば、
TBCにn個の(n>4)サブバンドSBが含まれ、サブキャリア間隔がそれぞれ△f、△f、△f、△f、…、△f、△fi+1、△fi+2、△fi+3、…△fn−3、△fn−2、△fn−1、△fであると仮定する。各サブキャリア間隔の関係は以下のとおりである。
[式3]
△f=△f=△f=△f<…<△f=△fi+1=△fi+2=△fi+3<…<△fn−3=△fn−2=△fn−1=△f
全てのn個のサブバンドSBを、各サブキャリア間隔の対応関係に従って番号を付け、すなわち、SBに対応するサブキャリア間隔は△f、i=1、2、…n−1、nである。
各サブバンドの帯域幅は、それぞれBW、BW、BW、BW、…、BW、BWi+1、BWi+2、BWi+3、…BWn−3、BWn−2、BWn−1、BWであり、全てのサブバンド帯域幅がいずれもf−fよりも小さく、且つ、いずれもf−fよりも小さい。各サブバンド帯域幅の関係は以下のとおりである。
[式4]
BW<BW=BW<BW<…<BW=BWi+1<BWi+2=BWi+3<…<BWn−3<BWn−2=BWn−1=BW
各サブバンドに配分された電力は、それぞれP、P、…、P、Pi+1、…Pn−1、Pである。各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は、それぞれp、p、…、p、pi+1、…pn−1、pである。各サブバンドにおいて、サブキャリア間隔がいずれも等しいため、各サブバンドにおける各サブキャリア電力も等しい。
この場合、本実施例におけるステップと方法に従い、
1.TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にSBおよびSBという2つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置し、例えば、SBを配置する。
2.CBの中間の1つのサブバンドを配置し、CBの中間に配置し、SB、SBn−1およびSBn−2という3つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置し、例えば、SBを配置する。ここで、サブバンドSBの中心周波数点は、図9に示すようにCBの中心周波数点と重なってもよく、図10に示すようにCBの中心周波数点と重ならなくてもよい。
3.TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、(x−1)個のサブバンドを最終的に配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、(n−x−2)個のサブバンドを最終的に配置する。
上記3ステップにより全てのサブバンドを配置し、図9および図10に示すとおりである。周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、また、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、△f=△f…<△f=△fi+1=△fi+2<…<△fであり、BW<BW<…<BW=BWi+1<BWi+2<BWn−1=BWである。
周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、△f=△f…<△fn−3=△fn−2=△fであり、BW<BW<…<BWn−3<BWn−2=BWである。
また、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドは連続して配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCにおいて、全てのサブバンドを配置した後、サブキャリア電力およびサブバンドの電力を配分する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p=p…<p=pi+1=pi+2<…<pn−1=pであり、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p=p…<pn−3=pn−2=pである。また、全てのサブバンドにおける各サブキャリアの電力は、p=p=p=p<…<p=pi+1=pi+2=pi+3<…<pn−3=pn−2=pn−1=pを満たす。各サブバンドに配分された電力PがサブバンドのBWに比例する。
実施例7
本実施例において、送信ノードのシングルキャリアのCBにおける全ての時間周波数リソースは、いずれもデータを送信する。
本実施例において、TBCにn(n>4)個のサブバンドが含まれ、且つ、全てのサブバンドのうち、少なくとも2つのサブバンドにおけるサブキャリア間隔が同じであり、また、異なるサブバンドのサブキャリア間隔が全て等しいわけではないと仮定する。
CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1)全てのサブバンドのBWがいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの両辺に帯域幅が同じであるいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)CBの中間に最も近い2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最大となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最大となれば、周波数点fに最も近い両辺に帯域幅が最大となるいずれか2つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最大とならなければ、周波数点fに最も近い一方の辺に帯域幅が最大となるサブバンドを配置し、周波数点fに最も近い他方の辺に帯域幅が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、周波数点fに最も近い一方の辺に帯域幅が最大となるサブバンドを配置し、周波数点fに最も近い他方の辺に帯域幅が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、周波数点fに最も近い両辺に帯域幅が同じであるいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最大とならなければ、周波数点fに最も近い両辺の一方の辺に、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置し、周波数点fに最も近い両辺の他方の辺に、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、満杯になるまでそれぞれf−fおよびf−fの残りの周波数領域帯域幅内に順次配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、および周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)上記ステップを完了した後、各サブバンドの電力を配分することにより、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力が等しいとともに、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf−fまたはf−fに等しい場合、
a)BWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺にサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、または周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
上記配置ステップにおいて、全てのサブバンドの間は連続してもよく、連続しなくてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。上記ステップにより全てのサブバンドの配置を完了した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCの最エッジのサブバンドを配置する時、配置される2つのサブバンドとTBCの最エッジとの対応関係については、具体的に要求しない。
サブキャリアが同じであるサブバンドに4つのSB(SB〜SB)があり、また、サブキャリア間隔が最小となり、すなわち、△f=△f=△f=△f…<△fであると仮定する。例として以下のとおりである。
1)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば(例えば、BW=BW=BW<BW)、周波数点fの直近および周波数点fの直近に、サブバンドSB、SB、SBという3つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
2)これらのサブバンドの帯域幅がいずれも等しくなければ(例えば、BW<BW<BW<BW)、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、または周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置する。
3)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ(例えば、BW<BW=BW<BW)、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBまたはサブバンドSBを配置し、または周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBまたはサブバンドSBを配置する。
4)これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ(例えば、BW=BW=BW=BW)、周波数点fの直近および周波数点fの直近に、4つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドは、そのサブキャリア間隔が最小とならないと仮定すれば、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。すなわち、TBCの最エッジに配置された2つのサブバンドのサブキャリア間隔は異なる。
CBの中間のサブバンドを配置する時、配置された2つのサブバンドとCBの中間位置との対応関係については、具体的に要求しない。
サブキャリアが同じであるサブバンドに4つのSB(SBn−3〜SB)があり、また、サブキャリア間隔が最大となり、すなわち、△f…<△fn−3=△fn−2=△fn−1=△fであると仮定する。例として以下のとおりである。
1)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最大となれば(例えば、BWn−3<BWn−2=BWn−1=BW)、周波数点fの両辺に、サブバンドSB、SBn−1、SBn−2という3つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
2)これらのサブバンドの帯域幅がいずれも等しくなければ(例えば、BWn−3<BWn−2<BWn−1<BW)、周波数点fの両辺の一方の辺にサブバンドBWを配置し、周波数点fの両辺の他方の辺にサブバンドBWn−1を配置する。
3)これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最大とならなければ(例えば、BWn−3<BWn−2=BWn−1<BW)、周波数点fの両辺の左辺にサブバンドBWを配置し、周波数点fの右辺にサブバンドBWn−1またはBWn−2を配置し、または周波数点fの両辺の左辺にサブバンドBWn−1またはBWn−2を配置し、周波数点fの右辺にサブバンドBWを配置する。
4)これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ(例えば、BWn−3=BWn−2=BWn−1=BW)、周波数点fの両辺に4つのサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドは、そのサブキャリア間隔が最大とならないと仮定すれば、周波数点fの両辺の一方の辺に、サブキャリア間隔が最大となるサブバンドを配置し、周波数点fの両辺の他方の辺に、サブキャリア間隔が最大から2番目であるサブバンドを配置する。すなわち、周波数点fの両辺に配置された2つのサブバンドのサブキャリア間隔は異なる。
TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドに対し、どのサブバンドがf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置されるかについても、具体的に要求しない。すなわち、これらの残りのサブバンドは、いずれか1つのサブバンドもf−fまたはf−fの残りの周波数領域帯域幅内に配置され得る。
例えば、
TBCにn個の(n>4)サブバンドSBが含まれ、サブキャリア間隔がそれぞれ△f、△f、△f、△f、…、△f、△fi+1、△fi+2、△fi+3、…△fn−3、△fn−2、△fn−1、△fであると仮定する。各サブキャリア間隔の関係は以下のとおりである。
[式5]
△f=△f=△f=△f<…<△f=△fi+1=△fi+2=△fi+3<…<△fn−3=△fn−2=△fn−1=△f
全てのn個のサブバンドSBを、各サブキャリア間隔の対応関係に従って番号を付け、すなわち、SBに対応するサブキャリア間隔は△f、i=1、2、…n−1、nである。
各サブバンドの帯域幅は、それぞれBW、BW、BW、BW、…、BW、BWi+1、BWi+2、BWi+3、…BWn−3、BWn−2、BWn−1、BWであり、全てのサブバンド帯域幅がいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい。各サブバンド帯域幅の関係は以下のとおりである。
[式6]
BW<BW=BW<BW<…<BW=BWi+1<BWi+2=BWi+3<…<BWn−3<BWn−2=BWn−1<BW
各サブバンドに配分された電力は、それぞれP、P、…、P、Pi+1、…Pn−1、Pである。各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は、それぞれp、p、…、p、pi+1、…pn−1、pである。各サブバンドにおいて、サブキャリア間隔がいずれも等しいため、各サブバンドにおける各サブキャリア電力も等しい。
この場合、本実施例におけるステップと方法に従い、
1.TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近にサブバンドSBを配置し、周波数点fの直近にSBおよびSBという2つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置し、例えば、SBを配置する。
2.CBの中間の2つのサブバンドを配置し、周波数点fの直近の左辺にSBを配置し、周波数点fの直近の右辺にSBn−2およびSBn−1という2つのサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置し、例えば、SBn−1を配置する。
3.TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、(x−2)個のサブバンドを最終的に配置し、周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、サブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、(n−x−2)個のサブバンドを最終的に配置する。
上記3ステップにより全てのサブバンドを配置し、図11に示すとおりである。周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、また、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、下記のとおりである。
[式7]
△f=△f…<△f=△fi+1=△fi+2<…<△fn−1
[式8]
BW<BW<…<BW=BWi+1<BWi+2<BWn−1
周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、下記のとおりである。
[式9]
△f=△f…<△fn−3=△fn−2=△f
[式10]
BW<BW<…<BWn−3<BWn−2<BW
また、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲、および周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲内に、配置された全てのサブバンドは連続して配置されてもよく、連続せずに配置されてもよい(すなわち、隣接するサブバンド間に一定のガードインターバルが存在する)。全てのサブバンドを配置した後、f−f=f−fであれば、TBCの両辺のガードバンドは対称であり、そうでなければ、非対称である。
TBCにおいて、全てのサブバンドを配置した後、サブキャリア電力およびサブバンドの電力を配分する。すなわち、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p=p…<p=pi+1=pi+2<…<pn−1であり、周波数点fから周波数点fまでの周波数範囲において、p=p…<pn−3=pn−2=pである。また、全てのサブバンドのうちの各サブキャリアの電力は、p=p=p=p<…<p=pi+1=pi+2=pi+3<…<pn−3=pn−2=pn−1=pを満たす。各サブバンドに配分された電力PがサブバンドのBWに比例する。
実施例8
本実施例において、実施例6および実施例7におけるn≦4の場合について補足説明する。
本実施例において、TBCにn個のサブバンドが含まれ、且つ、全てのサブバンドのうち、少なくとも2つのサブバンドにおけるサブキャリア間隔が同じであり、また、異なるサブバンドのサブキャリア間隔が全て等しいわけではないと仮定する。
(1)n=2である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(1.1)この2つのサブバンドを、それぞれ周波数点fから周波数点fまで、および周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
(1.2)各サブバンドの電力を配分することにより、各サブバンドにおける各サブキャリアに配分された電力は等しくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(2)n=3または4である場合、CB内に無線リソースを配置する時、以下のようなステップで行う。
(2.1)全てのサブバンドのBWがいずれもf−fよりも小さく、且ついずれもf−fよりも小さい場合、
a)TBCの最エッジの2つのサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの一方の辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に帯域幅が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの両辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか2つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの一方の辺に、サブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置し、TBCの最エッジの他方の辺に、サブキャリア間隔が最小から2番目であるサブバンドを配置する。
b)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドを残りのTBCの周波数範囲内に配置する。
c)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
(3)全てのサブバンドのうち、1つのサブバンドのBWがf−fまたはf−fに等しい場合、
a)BWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置し、またはBWがf−fに等しいサブバンドを周波数点fから周波数点fまでの周波数領域範囲内に配置する。
b)TBCの最エッジの残りの1辺のサブバンドを配置する。
i.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小となる場合、
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しく、且つ帯域幅が最小となれば、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
これらのサブバンドのうち、複数のサブバンド帯域幅が等しいが、帯域幅が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブキャリア帯域幅がいずれも等しくなければ、TBCの最エッジの残りの1辺に帯域幅が最小となるサブバンドを配置する。
これらのサブバンドの帯域幅が全て等しければ、TBCの最エッジの残りの1辺にこれらの帯域幅が等しいサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを配置する。
ii.サブキャリア間隔が同じである複数のサブバンドのサブキャリア間隔が最小とならなければ、TBCの最エッジの残りの1辺にサブキャリア間隔が最小となるサブバンドを配置する。
c)TBCの残りの位置のサブバンドを配置し、残りのサブバンドをサブキャリア間隔が単調に増加する順序で、且つ同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドを帯域幅が単調に増加する順序で、残りのTBCの周波数範囲内に配置する。これにより、周波数点fから周波数点fまで、または周波数点fから周波数点fまでの残りの周波数範囲内に、全ての異なるサブバンドのサブキャリア間隔は単調に増加し、且つ、同じサブキャリア間隔の異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する。
d)各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、またはサブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。また、各サブバンドの配分電力とサブバンドの帯域幅とが比例関係にある。
以上により、本発明は、異なる無線リソース配置および電力配分により帯域外漏洩が異なることを考慮した上、サブキャリア間隔が異なる無線リソースおよびその電力を配分する技術案を提案し、これにより、キャリアのチャネル帯域外の帯域外漏洩をできるだけ小さくし、このように、帯域外漏洩への要求を満たすことができるとともに、スペクトルリソース利用率を向上させ、システムの性能を高めることができ、更に、デバイスに対するシステムへの要求を低減することもできる。
本発明の別の実施例によれば、記憶媒体(該記憶媒体は、ROM、RAM、ハードディスク、リムーバブルメモリ等であってもよい)を更に提供し、該記憶媒体には、無線リソース配置を行うためのコンピュータプログラムが埋め込まれ、該コンピュータプログラムは、チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置するというステップを実行するように配置されるコードセグメントを有する。
本発明の実施例は、記憶媒体(該記憶媒体は、ROM、RAM、ハードディスク、リムーバブルメモリ等であってもよい)を更に提供し、該記憶媒体には、電力配分を行うためのコンピュータプログラムが埋め込まれ、該コンピュータプログラムは、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分し、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分するというステップを実行するように配置されるコードセグメントを有する。
本発明の実施例は、コンピュータプログラムを更に提供し、該コンピュータプログラムは、チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置するという無線リソース配置のステップを実行するように配置されるコードセグメントを有する。
本発明の実施例、コンピュータプログラムを更に提供し、該コンピュータプログラムは、チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分し、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分するという電力配分のステップを実行するように配置されるコードセグメントを有する。
ソフトウェアおよび/またはファームウェアにより本発明の実施例を実現する場合、記憶媒体またはネットワークから、図12に示す汎用コンピュータ1200のような専用のハードウェア構成を有するコンピュータに、該ソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、該コンピュータは、様々なプログラムがインストールされる場合、様々な機能等を実行することができる。
図12において、中央処理装置(CPU、Central Processing Unit)1201は、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)1202に記憶されたプログラム、または記憶部分1208からランダムアクセスメモリ(RAM、Random−Access Memory)1203にロードされたプログラムに基づき、各種の処理を実行する。RAM1203においても、必要に応じてCPU1201が各種の処理等を実行する際に必要なデータを記憶する。CPU1201、ROM1202およびRAM1203は、バス1204を介して互いに接続されている。入力/出力インタフェース1205もバス1204に接続されている。
キーボード、マウス等を含む入力部分1206と、陰極線管(CRT、Cathode−Ray−Tube)、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)等のようなディスプレイおよびスピーカ等を含む出力部分1207と、ハードディスク等を含む記憶部分1208と、LANカード、モデム等のようなネットワークインタフェースカードを含む通信部分1209という部材が入力/出力インタフェース1205に接続されている。通信部分1209は、インターネットのようなネットワークを介して通信処理を実行する。
必要に応じ、ドライバ1210も入力/出力インタフェース1205に接続されている。磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等のようなリムーバブルメディア1211が必要に応じてドライバ1210にインストールされるため、それから読み出されたコンピュータプログラムは必要に応じて記憶部分1208にインストールされる。
ソフトウェアにより上記一連の処理を実現する場合、インターネットのようなネットワーク、またはリムーバブルメディア1211のような記憶媒体から、ソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者であれば、このような記憶媒体が、図12に示すプログラムが記憶され、ユーザにプログラムを提供するように装置と分離して配送するリムーバブルメディア1211に限定されないことを理解すべきである。リムーバブルメディア1211の例は、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標)を含む)、光ディスク(光ディスク読み出し専用メモリ(CD−ROM)およびデジタルバーサタイルディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、および半導体メモリを含む。または、記憶媒体は、ROM1202、記憶部分1208に含まれたハードディスク等であってもよく、その中にプログラムが記憶され、また、それらを含む装置とともにユーザに配送される。
なお、本発明の装置および方法において、もちろん、各部材または各ステップは、分解および/または再構成されるものであってもよい。これらの分解および/または再構成は、本発明の均等物と見なされるべきである。また、上記一連の処理のステップの実行は、説明の順序で時間順序に従って自然的に実行してもよいが、必ずしも時間順序に従って実行する必要があるわけではない。いくつかのステップは、並行してまたは互いに独立して実行されてもよい。
本発明およびその利点について既に詳細に説明したが、特許請求の範囲により限定される本発明の精神および範囲から逸脱しない場合、様々な変更、置換および変換が可能であることを理解すべきである。更に、本発明の「備える」、「含む」という用語、またはそれらの任意の他の変形は、非排他的な包含を含むことを意図し、これにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置は、それらの要素を含むだけでなく、更に、明確に列挙されていない他の要素も含み、または、このようなプロセス、方法、物品または装置のために固有される要素を更に含む。これ以上の限定がない限り、「1つの……を含む」という文により限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品または装置に他の同じ要素が更に存在することを排除するものではない。
具体的な実施形態の説明により、本発明が所定の目的を達成するために用いられる技術的手段および効果を、更に深めて具体的に理解することができるはずであるが、添付の図面は、参照および説明を提供するものに過ぎず、本発明を限定するものではない。
本発明の実施例において、チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置する。送信ノードキャリアのチャネル帯域幅内のサブバンドを配置する時、伝送帯域幅構成の最エッジに配置されたサブバンドのサブキャリア間隔を最小にする。サブキャリア間隔が小さいサブバンドほど、周波数領域における帯域外減衰が速くなるため、キャリア全体のチャネル帯域外の帯域外漏洩を低減することができ、大きなガードバンドの配置を回避し、スペクトルリソース利用率を効果的に向上させることができ、更に、無線周波数デバイスに対する要求を低減し、コストを削減することができる。送信ノードキャリアのチャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分することにより、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が小さくなり、または、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、配分された電力が大きくなる。サブキャリア間隔が小さければ小さいほど、サブキャリア時間領域の長さが長く、時間領域における電力蓄積の時間が長いことを意味するため、電力を配分する時、割り当てられる電力は小さくなり、サブキャリア間隔が大きければ大きいほど、サブキャリア時間領域の長さが短く、時間領域における電力蓄積の時間が短いことを意味するため、電力を配分する時、割り当てられる電力は大きくなる。このように、一方で各リソースエレメント(RE、Resource Element)における電力を一定に保持することを確保でき、他方で帯域外漏洩を低減することもできる。

Claims (22)

  1. 無線リソースの配置方法であって、
    チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置し、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置することを含む、無線リソースの配置方法。
  2. 前記チャネル帯域幅内に配置された前記サブバンドのうち、前記チャネル帯域幅の中間位置に最も近いサブバンドのサブキャリア間隔は最も大きい、請求項1に記載の配置方法。
  3. 前記伝送帯域幅構成の最エッジ位置から前記チャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に、配置された異なるサブバンド内のサブキャリア間隔は単調に増加する、請求項1に記載の配置方法。
  4. 前記伝送帯域幅構成の最エッジ位置から前記チャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、サブキャリア間隔が同じである異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する、請求項3に記載の配置方法。
  5. 前記サブバンドは、同じサブキャリア間隔を含む連続する物理時間周波数リソースブロックである、請求項1に記載の配置方法。
  6. 前記チャネル帯域幅は、システムにおける送信ノードキャリアの無線周波数帯域幅であり、
    前記伝送帯域幅構成は、前記チャネル帯域幅内の物理時間周波数リソースの周波数領域における総帯域幅であり、
    前記チャネル帯域幅内に位置しかつ前記伝送帯域幅構成外に位置する2つのガードバンドは、対称または非対称である、請求項1に記載の配置方法。
  7. 前記チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分し、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分することを更に含む、
    請求項1に記載の配置方法。
  8. 前記チャネル帯域幅内に、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例する、請求項7に記載の配置方法。
  9. 無線リソースの電力の配分方法であって、
    チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分することであって、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分することを含む、無線リソースの電力の配分方法。
  10. 前記チャネル帯域幅内に、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例する、請求項9に記載の電力の配分方法。
  11. ノードであって、
    チャネル帯域幅内に各サブバンドを配置するように配置され、且つ、サブキャリア間隔が最小となる複数のサブバンドのうちのいずれか1つのサブバンドを伝送帯域幅構成の最エッジ位置に配置するように配置される第1配置モジュールを備える、ノード。
  12. 前記チャネル帯域幅内に配置された前記サブバンドのうち、前記チャネル帯域幅の中間位置に最も近いサブバンドのサブキャリア間隔は最も大きい、請求項11に記載のノード。
  13. 前記伝送帯域幅構成の最エッジ位置から前記チャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に、配置された異なるサブバンド内のサブキャリア間隔は単調に増加する、請求項11に記載のノード。
  14. 前記伝送帯域幅構成の最エッジ位置から前記チャネル帯域幅の中間位置までの周波数領域範囲内に、配置された全てのサブバンドのうち、サブキャリア間隔が同じである異なるサブバンドの帯域幅は単調に増加する、請求項13に記載のノード。
  15. 前記第1配置モジュールは、更に、前記チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分するように配置され、
    更に、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分するように配置される、請求項11に記載のノード。
  16. 前記第1配置モジュールは、更に、前記チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を、前記チャネル帯域幅内に、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例するように配分するように配置される、請求項15に記載のノード。
  17. ノードであって、
    チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を配分するように配置される第2配置モジュールであって、サブキャリア間隔が小さいサブバンドの各サブキャリアほど、小さい電力を配分し、サブキャリア間隔が大きいサブバンドの各サブキャリアほど、大きい電力を配分するように配置される第2配置モジュールを備える、ノード。
  18. 前記第2配置モジュールは、更に、前記チャネル帯域幅内の各サブバンドの電力を、各サブバンドの電力がサブバンドの帯域幅に比例するように配分するように配置される、請求項17に記載のノード。
  19. ノードであって、
    トンネルグラント情報処理のプログラムを記憶するように配置されるメモリと、
    実施されると請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線リソースの配置方法を実行する前記プログラムを実施するように配置されるプロセッサと、
    を備える、ノード。
  20. ノードであって、
    トンネルグラント情報処理のプログラムを記憶するように配置されるメモリと、
    実施されると請求項9または10に記載の無線リソースの電力の配分方法を実行する前記プログラムを実施するように配置されるプロセッサと、
    を備える、ノード。
  21. 記憶媒体であって、実施されると請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線リソースの配置方法を実行する、記憶されたプログラムを備える、記憶媒体。
  22. 記憶媒体であって、実施されると請求項9または10に記載の無線リソースの電力の配分方法を実行する、記憶されたプログラムを備える、記憶媒体。
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