JP2020515425A - リモート制御可能なロボットのロボット作動制約を提供する方法およびシステム - Google Patents

リモート制御可能なロボットのロボット作動制約を提供する方法およびシステム Download PDF

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Abstract

ロボットの作動を制約する方法は、ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ロボット動作を実行するようロボットに指示する1つ以上のロボット制御命令をユーザから受信することと、ロボットに1つ以上のロボット制御命令を提供するユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、1つ以上のロボット制御命令によって指示されたロボット動作を1つ以上のロボット作動制約と比較することと、を含む。本方法はさらに、1つ以上のロボット制御命令によって指示されたロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断し、ユーザがセカンダリユーザでありかつ1つ以上のロボット制御命令によって指示されたロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、ロボットの作動を制約することを含む。【選択図】図1

Description

関連出願への相互参照
本願は、2017年4月4日に出願された米国出願第15/478,735号の優先権を主張し、当該米国出願は参照により本開示に組み込まれる。
技術分野
本明細書は、一般に、ロボットデバイスの制御に関し、より具体的には、リモート制御可能なロボットのためのロボット作動制約を提供する方法およびシステムに関する。
背景技術
ロボットデバイスは、ヘルスケア、製造、ユーザ支援アプリケーションなど、さまざまなアプリケーションでますます使用されている。ロボットはますます自律的になりつつあるけれども、ロボットはユーザの入力に応じてタスクを実行する場合が依然としてある。さらに、ロボットの使用が普及するにつれて、ロボットは、例えばクラウドソーシング技術を介して、多くの異なるエンドユーザと相互接続される。一例として、ロボットの所有者は、他のユーザがロボットを制御して、清掃、洗濯などのタスクを実行できるようにしてもよい。しかし、例えば、当該他のユーザが所有者の自宅、職場などでロボットをリモートで操作している間、所有者は当該他のユーザにロボットの完全制御を許可したくない場合がある。
したがって、リモート制御可能なロボットのためのロボット作動制約を提供して、所有者以外のユーザによるロボットの制御を制約する方法およびシステムが必要である。
概要
一実施形態では、ロボットの作動を制約する方法は、ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから1つ以上のロボット制御命令を受信することであって、ロボット制御命令は、少なくとも1つのロボット動作を実行するようロボットに指示する、ロボット制御命令を受信することと、ロボットに1つ以上のロボット制御命令を提供するユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作を1つ以上のロボット作動制約と比較することと、を含む。本方法はさらに、1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断することと、ユーザがセカンダリユーザでありかつ1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、ロボットの作動を制約することと、を含む。
別の実施形態では、ロボット制御システムは、ネットワークインターフェースハードウェアを備えたロボットと、ロボットに通信可能に結合されたヒューマン−ロボットインターフェース装置と、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサに通信可能に結合された1つ以上のメモリモジュールと、を備える。ロボット制御システムはさらに、1つ以上のメモリモジュールに保存された機械可読命令であって、1つ以上のプロセッサによって実行されると、ロボット制御システムに、少なくとも、ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから1つ以上のロボット制御命令を受信することであって、ロボット制御命令は少なくとも1つのロボット動作を実行するようロボットに指示する、ロボット制御命令を受信することと、ロボットに1つ以上のロボット制御命令を提供するユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作を、1つ以上のロボット作動制約と比較することと、1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断することと、ユーザがセカンダリユーザでありかつ1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、ロボットの作動を制約することと、を行わせる機械可読命令を含む。
さらに別の実施形態では、1つ以上のロボット作動制約を確立する方法は、ロボットが複数のロボット動作を実行するように、ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから複数の制御命令を受信することであって、複数のロボット動作の個々のロボット動作それぞれが複数の制御命令の個々の制御命令に基づいている、制御命令を受信することと、複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報を、1つ以上のメモリモジュールに保存することと、を含む。本方法はさらに、1つ以上のメモリモジュールに通信可能に結合されたプロセッサを使用して、複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報に基づき、1つ以上のロボット作動制約を確立することと、を含む。
本開示に記載の実施形態によって提供されるこれらの特徴および追加の特徴は、図面と併せて以下の詳細な説明を考慮すると、より完全に理解されるであろう。
図面の簡単な説明
図面に示される実施形態は、本質的に例示的および代表的であり、特許請求の範囲によって定義される主題を限定することを意図するものではない。同様の構造が同様の参照番号で示されている以下の図面と併せて読めば、例示的な実施形態の以下の詳細な説明を、理解することができる。
本開示において示され説明される1つ以上の実施形態による、作動環境に配置されたロボットと、ロボットに通信可能に結合されたヒューマン−ロボットインターフェース装置とを含むロボット制御システムを概略的に示す。
本開示において説明され図示される1つ以上の実施形態による、ロボット制御システムの通信可能に結合されたコンポーネントを概略的に示す。
本開示において示され説明される1つ以上の実施形態による、複数の例示的なロボット動作を概略的に示す。
本開示において示され説明される1つ以上の実施形態による例示的な作動環境に配置されたロボットを概略的に示す。
本開示において示され説明される1つ以上の実施形態による、ロボットの作動を制約する方法を示すフローチャートを示す。
本開示において示され説明される1つ以上の実施形態による、1つ以上のロボット作動制約を確立する方法を示すフローチャートを示す。
詳細な説明
概して図面を参照すると、本開示で説明する実施形態は、リモート制御可能なロボットのためのロボット作動制約を提供する方法およびシステムを対象とする。実施形態により、ロボットの主なユーザ(例えば、ロボットの所有者、ロボットの登録ユーザ、など)が、ロボットの作動に関する1つ以上のロボット作動制約を設定することが可能になる。したがって、セカンダリユーザがロボットを操作するとき(例えば、所有者以外のユーザ、リモートユーザ、など)、ロボットは、ロボットが実行できるすべてのロボット動作のサブセットのみを実行してもよく、ロボットが置かれている作動環境の一部内でのみ作動してもよい。非限定的で例示的な例として、プライマリユーザは、ロボットに洗濯物折りたたみタスクを実行させたいが、洗濯物折りたたみタスク中にロボットを制御したくない場合がある。したがって、プライマリユーザは、セカンダリユーザがロボットを制御し、例えば支払いのために洗濯物を折りたたむタスクを実行するように要求してもよい。しかしながら、プライマリユーザは、セカンダリユーザが洗濯物折りたたみタスクを実行することを希望するけれども、セカンダリユーザがロボットを作動環境の特定の領域(例えば、プライマリユーザの家)内に移動させること、および/または、セカンダリユーザがロボットを操作しているときにロボットに特定のロボット動作を実行させること、を希望しない場合がある。したがって、セカンダリユーザがロボットに実行するよう指示し得るロボット動作を制限し得るように、かつ、セカンダリユーザがロボットに進入するよう指示し得る場所を制限し得るように、プライマリユーザは、本開示で説明する実施形態を使用して、1つ以上のロボット作動制約を生成してもよい。本開示では、リモート制御可能なロボットのためのロボット作動制約を提供する方法およびシステムのさまざまな実施形態を、添付図面を具体的に参照して、説明する。
ここで図1を参照すると、ロボット制御システム100が示されておりプライマリユーザ116’(例えば、登録ユーザ、ロボット所有者、など)またはセカンダリユーザ116”(例えば、所有者以外のユーザ、リモートユーザ、など)のようなユーザ116は、例えば、1つ以上のロボット制御命令を1つ以上のヒューマン−ロボットインターフェース装置(HRIs)140を介してロボット120に提供することにより、ロボット120を制御してもよい。図1に示されるように、ロボット120は、作動環境160内に位置してもよい。ユーザ116は、作動環境160内にいてもよく、またはロボット120と作動環境160の両方から離れていてもよい。ロボット制御システム100は、サーバントロボットアプリケーション(すなわち、ロボットが日常のタスクで人々を支援するアプリケーション)の文脈で説明されるが、実施形態はそれに限定されないことに留意されたい。
ロボット制御システム100は、本開示では主にロボット120のユーザ制御作動に関連して説明されているが、いくつかの実施形態では、ロボット120は自律作動機能を備えてもよい。例えば、ロボット120は、自律モードと制御モード(例えば、ロボット120がユーザ116によって完全にまたは部分的に制御されるモード)の両方で作動することができる。例えば、洗濯物折りたたみタスク中、ロボット120は自律モードで作動して、作動環境160内の現在の場所から洗濯物の場所まで移動してもよい。洗濯機に着くと、ロボット120は、自律モードから制御モードに切り替わってもよく、その後、ユーザ116から受信した命令に応じて洗濯物折りたたみタスクを実行してもよい。
図示されたロボット120は、ヘッド部分124、1つ以上のアーム126、1つ以上のマニピュレータハンド122、および移動ベース127を含む。本開示で説明される実施形態が図1に示されるロボット120の構成によって限定されないこと、および、ロボット120が任意の形状およびサイズのものであってもよいことを理解されたい。ロボット120は、1つ以上のHRI140と無線信号を送受信するロボット無線通信モジュール(例えば、図2のネットワークインターフェースハードウェア112)を含む。このようにして、ロボット120は、1つ以上のHRI140と無線通信する。ロボット120は、ビデオ信号、位置信号、電力レベル信号、健康信号などの様々な信号をHRI140に送信してもよい。HRI140は、ロボット動作パターンに対応する制御信号、自律ナビゲーション開始信号(例えば、地点Aへの移動指示)、リモート制御信号(例えば、手動制御信号)などの様々な信号をロボット120に送信してもよい。
図1に示されるように、ロボット120は、ロボット120が空間、例えば作動環境160、内をナビゲートする際に見るものを視覚的に捕捉してもよい1つ以上のカメラ125(または他の視覚センサ)を備える。図示された実施形態では、1つ以上のカメラ125がロボット120のヘッド部分124に配置されている。1つ以上のカメラ125をロボット120の他の領域に配置してもよいことを理解されたい。作動中、1つ以上のカメラ125によって生成された画像は、画像がHRI140によって受信されるように、通信パス104を介してHRI140に無線で送信されてもよい。したがって、図1に示されるように、HRI140は、ディスプレイインターフェース142上に、ロボット120の1つ以上のカメラ125によって生成された画像を表示してもよい。
特に、HRI140は、ディスプレイインターフェース142上に作動環境160の視覚的表現を表示してもよい。いくつかの実施形態では、HRI140は仮想現実ユニットを備えてもよく、作動環境160の視覚的表現を、作動環境160の仮想現実を描写するために拡張してもよい。いくつかの実施形態では、例えば、セカンダリユーザ116”がロボット120を制御しているときに、ディスプレイインターフェース142は、作動環境160の拡張視覚的表現を表示して、作動環境160内で仮想ゲームを生成してもよい。したがって、セカンダリユーザ116”は、ロボット120を制御し仮想ゲームの一部として1つ以上のタスクを実行することに対し、インセンティブが与えられてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、セカンダリユーザ116”がロボット120を制御しているときに、ディスプレイインターフェース142は、作動環境160の視覚的表現の少なくとも一部を歪ませる作動環境160の拡張視覚的表現を表示してもよい。図1に示す例では、作動環境160は画像フレーム165を含み、いくつかの実施形態では、プライマリユーザ116’は、セカンダリユーザ116”に画像フレーム165内の内容を見てほしくない場合があり、画像フレーム165内の画像を歪ませまたは遮るためにロボット制御システム100を設定してもよい。
いくつかの実施形態では、1つ以上のカメラ125は、少なくとも2つのビデオカメラ125であって、ロボットが3次元空間で作動し得るようにビデオカメラ125が深度情報を含むステレオ2次元画像を生成するように横方向に分離された少なくとも2つのビデオカメラ125を含む。例えば、ロボット120は、少なくとも2つのカメラ125によって生成されたステレオ画像を参照して、ターゲットオブジェクト162がロボット120からどれだけ離れているかを判定してもよい。さらに、ロボット120は、作動環境160内をナビゲートすることと、ターゲットオブジェクト162などの作動環境160内のオブジェクト160を操作することとの両方のために、ナビゲーションアルゴリズムを利用して、ステレオ2次元画像を用いてX、Y、およびZ座標を決定してもよい。
引き続き図1を参照すると、ロボット120の各アーム126は、アーム126の一端でロボット120のロボットボディ121に連結され、アーム126の他端で個別のマニピュレータハンド122に連結される。実施形態は、1つ以上のアーム126を有してもよい。アーム126およびマニピュレータハンド122によって提供される自由度は、制御されるロボット120のタイプに依存してもよい。一例として、マニピュレータハンド122は、人間の手と同様の方法でオブジェクト(例えば、ターゲットオブジェクト162)を把持し得るように、多指マニピュレータであってよい。アーム126およびマニピュレータハンド122の動作は、例えばサーボモータなどの複数のアクチュエータによって実現されてもよい。以下にさらに詳細に説明するように、アクチュエータは、HRI140から受信される信号を介して制御されてもよい。
さらに、移動ベース127は、ロボット120を空間全体(例えば、作動環境160全体)に移動させるように構成される。移動ベース127は、HRI140から受信した指示に従って、ロボット120を様々な場所へおよび様々な場所から輸送するのに駆動される1つ以上の車輪を備えてもよい。車輪は、例えば電気モータによって駆動されてもよい。例えば、連続トラックまたは可動レッグなど、移動のための他の手段を利用してもよい。ロボット120は、HRI140から指示を受信して、点Aから点Bへ自律的に進行してもよい。次いで、ロボットのプロセッサ(例えば、図2のプロセッサ102)は、移動ベース127の構成要素に並進または回転するように指示しそれによりロボット120がポイントAからポイントBに移動するようにしてもよい。
引き続き図1を参照すると、各HRI140は、コンピューティングデバイスであって、ユーザ116(例えば、登録ユーザまたはリモートユーザ)がサーバントロボットなどのロボット120を無線制御するよう作動させてもよい1つ以上のロボット制御プログラムを有するコンピューティングデバイスとして構成されてもよい。1つ以上のHRI140は、ロボット120が見ているものの画像を表示することが可能なディスプレイインターフェース142と、ユーザ116から制御命令を受信するための1つ以上のユーザ入力ハードウェア144と、を有する任意のデバイスであってよい。1つ以上のHRI140は、仮想現実ユニット、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブック、スマートフォン、メディアプレーヤ、専用ハードウェアなどであってよい。
ここで図2を参照すると、ロボット制御システム100の1つ以上の電気および通信コンポーネントが概略的に示されている。図2ではロボット制御システム100の電気および通信コンポーネントが分離して描かれているけれども、電気および通信コンポーネントはHRI140、ロボット120、またはその両方に含まれてもよいことに留意されたい。図2に示されるように、ロボット制御システム100は、1つ以上のプロセッサ102を含む。1つ以上のプロセッサ102のそれぞれは、機械可読命令を実行することが可能な任意のデバイスであってよい。図2は、ロボット120のコンポーネントとして1つ以上のプロセッサ102を示しているが、各HRI140およびロボット120は、1つ以上のプロセッサ102を備えていてもよい。1つ以上のプロセッサ102のそれぞれは、コントローラ、集積回路、マイクロチップ、コンピュータ、または他の任意のコンピューティングデバイスであってよい。
1つ以上のプロセッサ102は、ロボット制御システム100の様々なモジュール間(例えば、図1に示すロボット120とHRI140との間)の信号相互接続性を提供する通信パス104に結合される。したがって、通信パス104は、任意の数のプロセッサ102を互いに通信可能に結合して(例えば、ロボット120およびHRI140のプロセッサ102)、ロボット120およびHRI140が分散コンピューティング環境で作動できるようにしてもよい。本開示で使用される「通信可能に結合」という用語は、結合されたコンポーネントが、例えば、伝導媒体を介した電気信号、空気を介した電磁信号、光導波路を介した光信号などのデータ信号を交換できることを意味する。
通信パス104は、例えば、導電性ワイヤ、導電性トレース、光導波路などの、信号を送信可能な任意の媒体から形成されてもよい。いくつかの実施形態では、通信パス104は、WiFi、Bluetooth(登録商標)などの無線信号の送信を促進してもよい。さらに、通信パス104は、信号を送信可能な媒体の組み合わせから形成されてもよい。一実施形態では、通信パス104は、プロセッサ、メモリ、センサ、入力デバイス、出力デバイス、および通信デバイスなどのコンポーネントに電気データ信号を送信可能にするために協働する、導電性トレース、導電性ワイヤ、コネクタ、およびバスの組み合わせを含む。したがって、通信パス104は、例えばLINバス、CANバス、VANバスなどのビークルバスを含んでもよい。さらに、「信号」という用語は、媒体を介して進行可能な波形(電気、光学、磁気、機械、または電磁など)、例えば、DC、AC、正弦波、三角波、方形波、振動など、を意味することに注意されたい。
さらに、ロボット制御システム100は、通信パス104に結合された1つ以上のメモリモジュールを備える。図2は1つ以上のメモリモジュール106をロボット120のコンポーネントとして示しているけれども、各URI140およびロボット120が1つ以上のメモリモジュール106を備えてもよい。1つ以上のメモリモジュール106は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードドライブなどを備えてもよい。例えば、1つ以上のメモリモジュール106は、揮発性および/または不揮発性メモリとして構成されてもよく、したがって、ランダムアクセスメモリ(SRAM、DRAM、および/または他のタイプのランダムアクセスメモリを含む)、フラッシュメモリ、レジスタ、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、および/または他のタイプのストレージコンポーネントを含んでもよい。さらに、1つ以上のメモリモジュール106は、明確に具現化された一連の実行可能命令(すなわち、機械可読命令)を保存するように構成され、実施可能命令は、ロボット120の1つ以上のプロセッサ102および/またはURI140に指示して、本開示に説明される機能を実行するように構成される。一連の実行可能命令(例えば、ロボット制御命令)は、例えばデスクトップコンピュータまたはスマートフォンなどのコンピュータデバイス内に保存された1つ以上のロボット制御プログラムとして具現化されてもよい。
機械可読命令は、あらゆる世代のあらゆるプログラミング言語(例えば、1GL、2GL、3GL、4GL、または5GL)で記述されたロジックまたはアルゴリズム(単数又は複数)を含んでもよく、当該プログラミング言語は、例えば、プロセッサによって直接実行されてもよい機械言語、または、機械可読命令にコンパイルもしくはアセンブルされて1つ以上のメモリモジュール106に保存されてもよいアセンブリ言語、オブジェクト指向プログラミング(OOP)、スクリプト言語、マイクロコードなど、である。代替的には、機械可読命令は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)構成または特定用途向け集積回路(ASIC)またはそれらの均等物を介して実装されるロジックなどの、ハードウェア記述言語(HDL)で記述されてもよい。したがって、本開示で説明される方法は、事前にプログラムされたハードウェア要素として、またはハードウェアコンポーネントとソフトウェアコンポーネントの組み合わせとして、任意の従来のコンピュータプログラミング言語で実装されてもよい。
ロボット制御システム100は、通信パス104に結合された1つ以上の衛星アンテナ108をさらに備えてもよい。図2では、1つ以上の衛星アンテナ108がロボット120の構成要素として示されているけれども、各HRI140およびロボット120が1つ以上の衛星アンテナ108を備えてもよい。1つ以上の衛星アンテナ108は、全地球測位システム衛星から信号を受信するように構成される。具体的には、一実施形態では、衛星アンテナ108は、全地球測位システム衛星によって送信される電磁信号と相互作用する1つ以上の導電性要素を含む。受信信号は、1つ以上のプロセッサ102により、衛星アンテナ108または衛星アンテナ108の近くに位置する物体の位置(例えば、緯度および経度)を示すデータ信号に変換される。いくつかの実施形態では、衛星アンテナ108は、ロボット120に配置されてもよく、例えば、作動環境160内におけるロボット120の特定の位置に関する情報などの、ロボット120の位置情報を決定してもよい。
引き続き図2を参照すると、いくつかの実施形態では、HRI140、ロボット120、および他の外部デバイス(リモートサーバなど)は、ネットワーク114によって通信可能に結合されてもよい。ネットワーク114は、1つ以上のコンピュータネットワーク(例えば、パーソナルエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、またはワイドエリアネットワーク)、モバイル通信ネットワーク、衛星ネットワーク、および/または全地球測位システムおよびそれらの組み合わせを含んでもよい。適切なローカルエリアネットワークは、有線イーサネット(登録商標)および/または、例えばワイヤレスフィデリティ(Wi−Fi)などの無線技術を含んでもよい。適切なパーソナルエリアネットワークは、例えば、IrDA、Bluetooth(登録商標)、ワイヤレスUSB、Zウェーブ、ZigBee、および/または他の近距離通信プロトコルなどのワイヤレス技術を含んでもよい。適切なパーソナルエリアネットワークは、同様に、例えばUSBおよびFireWireなどの有線コンピュータバスを含んでもよい。適切なモバイル通信ネットワークは、LTE、WiMAX、UMTS、CDMA、GSM(登録商標)などの技術を含むけれども、これらに限定されない。
さらに、各HRI140、ロボット120、および他の外部デバイス(リモートサーバなど)は、有線、広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、セルラネットワーク、衛星ネットワークなど、を介してネットワーク114に通信可能に結合されてもよい。例えば、ロボット120および各HRI140は、ロボット120および/またはHRI140をネットワーク114に通信可能に結合しそれによりロボット120と各HRI140との間に通信結合を提供するためのネットワークインターフェースハードウェア112を備えてもよい。図2は、ネットワークインターフェースハードウェア112をロボット120のコンポーネントとして示しているが、各HRI140およびロボット120がネットワークインターフェースハードウェア112を備えていてもよい。ネットワークインターフェースハードウェア112を、通信パス104に通信可能に結合することができ、ネットワーク114を介してデータを送信および/または受信することができる任意のデバイスとすることができる。したがって、ネットワークインターフェースハードウェア112は、有線または無線通信を送信および/または受信するための通信トランシーバを含むことができる。例えば、ネットワークインターフェースハードウェア112は、アンテナ、モデム、LANポート、Wi−Fiカード、WiMaxカード、モバイル通信ハードウェア、近距離通信ハードウェア、衛星通信ハードウェア、および/または、他のネットワークおよび/もしくはデバイスと通信するための有線もしくは無線ハードウェアを含んでもよい。一実施形態において、ネットワークインターフェースハードウェア112は、Bluetooth(登録商標)無線通信プロトコルに従って作動するように構成されたハードウェア、例えば、ロボット120およびHRI140に対しBluetooth(登録商標)通信を送受信するBluetooth(登録商標)送受信モジュールを含む。
引き続き図2を参照すると、ロボット制御システム100は、通信パス104に通信可能に結合された1つ以上のフィードバックデバイス118をさらに備えてもよい。図2は、1つ以上のフィードバックデバイス118をロボット120の構成要素として示しているが、各HRI140およびロボット120が1つ以上のフィードバックデバイス118を備えていてもよい。1つ以上のフィードバックデバイス118は、スピーカ、触覚フィードバックデバイスなどを備えてもよい。スピーカを含む実施形態は、ロボット制御システム100からのデータ信号を可聴機械振動に変換し、触覚フィードバックデバイスを含む実施形態は、振動デバイス(触覚フィードバックが振動を介して送達される実施形態など)、送風デバイス(触覚フィードバックが空気のパフないしひと吹きを介して送達される実施形態など)、または圧力発生デバイス(触覚フィードバックが発生された圧力を介して送達される実施形態など)を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ロボット制御システム100がユーザ116にフィードバックを提供し得るように、1つ以上のフィードバックデバイス118は各HRI140の一部であってもよい。
ここで図1および図2を参照すると、ロボット制御システム100のディスプレイインターフェース142、例えば、各HRI140のディスプレイインターフェース142は、任意のディスプレイデバイスとして構成されてもよく、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ブラウン管、電子インクなどの任意のディスプレイ技術を組み込んでもよい。ディスプレイインターフェース142は、通信パス104に結合されて、ディスプレイインターフェース142をロボット制御システム100の他の構成要素、例えばロボット120およびロボット120の1つ以上のカメラ125に通信可能に結合する。作動中、ディスプレイインターフェース142は、ロボット120が見ているものの二次元画像を表示してもよい。図示の実施形態では、ディスプレイインターフェース142は、ユーザがディスプレイインターフェース142に触れることによりHRI140にコマンドを入力できるように、タッチスクリーンとして構成される。
ロボット制御システム100、例えば各HRI140はユーザ入力ハードウェア144をさらに備え、ユーザ入力ハードウェア144は、ユーザ入力ハードウェア144がロボット120などのロボット制御システム100の他のコンポーネントに通信可能に結合されるように、通信パス104に通信可能に結合される。ユーザ入力ハードウェア144は、機械的、光学的、または電気的な信号を、通信パス104で送信可能なデータ信号に変換することができる任意のデバイスであってよい。具体的には、ユーザ入力ハードウェア144は、例えば、ボタン、スイッチ、ノブ、マイクロフォン、またはキーボード、マウス、ジョイスティックなどの、物理的運動を通信パス104により送信可能なデータ信号に変換する任意の数の可動オブジェクトを含んでもよい。これらの他のユーザ入力ハードウェア144を、タッチスクリーンディスプレイインターフェース142とともに、またはその代わりに、使用してもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ユーザ入力ハードウェア144は、1つ以上のモーショントラッキングセンサを含んでもよく、モーション制御センサを保持もしくは装着している間またはモーション制御センサが他のやり方でユーザ116に固定されている間、ユーザ116が所望のロボット動作を実行することを制御命令が含んでもよいように、ユーザ116は1つ以上のモーショントラッキングセンサを保持および/または装着してもよい。
ここで図1〜4を参照すると、ロボット制御システム100は、1つ以上のメモリモジュール106、例えばロボット120、HRI140、またはその両方のメモリモジュール106、に保存される1つ以上のデータベースとして構成されるロボット作動ライブラリ105をさらに備える。ロボット作動ライブラリ105は、ロボット120の作動に関する様々な情報、例えば、図3に示されるような第1のロボット動作136および第2のロボット動作138など、ロボット120が実行するように構成される1つ以上のロボット動作に関する情報、および、一例が図4に詳細に示されるロボット120の作動環境160に関する情報を備えてもよい。さらに、ロボット作動ライブラリ105は、1つ以上のロボット作動制約に関する情報を備える。
ロボット作動制約は、ロボット120がセカンダリユーザ116”からロボット制御命令を受信するときのロボット120の作動に対する制限を含む。言い換えれば、ロボット作動制約は、セカンダリユーザ116”がロボット120を制御しているときにロボット120の特定の作動を制限する、例えば、阻止する、一連の規則を指す。さらに、ロボット作動制約は、一般的なロボット作動制約および/またはタスク固有のロボット作動制約を含んでもよい。本開示で使用される「一般的なロボット作動制約」は、セカンダリユーザ116”が任意のタスク中にロボット120を制御しているときにロボット120の作動を制限する、ロボット作動ライブラリ105に保存された一連の規則を指す。1つ以上のタスク固有ロボット作動制約は、リモートユーザが特定の各タスク中にロボット120を制御しているときにロボット120の作動を制限する、ロボット作動ライブラリ105に保存された一連の規則を含む。さらに、ロボット作動制約は、セカンダリユーザ116”がロボット120を作動し得る日時に関する制約を含んでもよい。
作動中、プライマリユーザ116’は、例えばHRI140を使用して、1つ以上のロボット作動制約を設定してもよい。いくつかの実施形態では、プライマリユーザ116’は、事前にプログラムされたセットのロボット作動制約からロボット作動制約を選択してもよい。他の実施形態では、ロボット制御システム100は、例えば、図6に関して以下に説明するように、ロボット120がトレーニングモードにあるときに、ロボット120が受信したプライマリユーザ116’による制御命令に基づいて、ロボット作動制約を生成してもよい。したがって、プライマリユーザ116’は、セカンダリユーザ116”が実行するようにロボットに指示し得るロボット動作を制限してもよく、リモートユーザがロボット120に進入するように指示し得る場所を制限してもよく、セカンダリユーザ116がロボット120を作動させ得る日時を制御して、例えば、特定の日付および/または時間中にロボット作動の一部またはすべてを制限してもよい。
上述のように、ロボット作動ライブラリ105は、例えば、ユーザ116(例えば、ユーザ116’またはセカンダリユーザ116”)からロボット120が例えば無線でまたはHRI140を介して受信したロボット制御命令の受信に応じて、ロボット120が実行するように構成された様々なロボット動作に関する情報を含む。ロボット制御命令は、ロボット120に、ロボット動作パターンに従う少なくとも1つのロボット動作を実行するよう指示する。具体的には、ロボット制御命令は、例えばロボット120のさまざまなアクチュエータを使用して、ロボット120がロボット動作パターンに沿って、移動ベース127、1つ以上のアーム126、および/または1つ以上のマニピュレータハンド122を動かすロボット120のための命令(例えば、制御信号)を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ロボット動作パターンは、作動環境160内の位置間を移動するためのロボット120の移動経路を含む(例えば、移動ベース127を使用して)。いくつかの実施形態では、ロボット動作パターンは、アーム126および/もしくはマニピュレータハンド122またはロボット120の他の付属物の動作パターンを含み、これは、例えば、洗濯物を折りたたむ、皿を洗うなどの所望のタスクに従って、ターゲットオブジェクト162を把持し移動させるためのパターンを含んでもよい。
作動中、セカンダリユーザ116”がロボット120を作動させているときに、ロボット作動制約が、特定のロボットの動作を制限してもよい。例えば、図3に示されるように、ロボット作動制約は、ロボット120が実行可能なそれぞれの動作を、認可ロボット動作172または制約ロボット動作173のいずれかとして設定してもよい。ロボット動作が認可ロボット動作172を含み、セカンダリユーザ116”がロボット120にロボット動作を実行するように指示すると、ロボット120はロボット動作を実行する。さらに、ロボット動作が制約ロボット動作173を含み、セカンダリユーザ116”がロボット120にロボット動作を実行するように指示すると、ロボット120はロボット動作を実行しない。いくつかの実施形態では、ロボット120が実行可能な任意の動作であって、認可ロボット動作172または制約ロボット動作173としてプライマリユーザ116’により特定されていない動作が認可ロボット動作172にデフォルト設定されるように、認可ロボット動作172はデフォルトのロボット作動制約設定である。他の実施形態では、ロボット120が実行可能な任意の動作であって、認可ロボット動作172または制約ロボット動作173としてプライマリユーザ116’によって特定されていない動作が制約ロボット動作173にデフォルト設定されるように、制約ロボット動作173はデフォルトのロボット作動制約設定である。
ここで図3を参照すると、第1のアーム位置130と、第2のアーム位置132と、第3のアーム位置134との間でそれぞれ移動可能な第1のアーム126aと第2のアーム126bとを備える例示的なロボット120が示されている。第1のアーム126aおよび第2アーム126bの両方は、アーム126(第1のアーム126a、第2のアーム126b、または両方)を第1のアーム位置130から第2のアーム位置132に移動させることを備える第1のロボット動作136を実行するように構成される。ポジション132。さらに、第1のアームおよび第2のアーム126bの両方は、アーム126(第1のアーム126a、第2のアーム126b、または両方)を第2のアーム位置132から第3のアーム位置134に移動させることを備える第2のロボット動作を実行するように構成される。図3に示す実施形態では、第1のロボット動作136は認可ロボット動作172を備え、第2のロボット動作138は制約ロボット動作173を備える。さらに、図3に示されるロボット作動制約は、タスクに関係なく、セカンダリユーザ116”が第2のロボット動作128を実行するのが制約される(例えば、阻止される)ように、一般的なロボット作動制約を備えてもよく、代替的に、タスク固有のロボット作動制約に関連付けられたタスクのサブセットの間だけ、第2のロボット動作138が制約ロボット動作173であるように、サブセットタスク(1つ以上のタスクであってよい)に関連するタスク固有のロボット作動制約を備えてもよい。
上述のように、ロボット作動ライブラリ105は、ロボット120が位置する作動環境160に関する情報であって、作動環境160に位置する1つ以上のターゲットオブジェクト162に関する情報を含む情報も含む。図4に示されるように、ロボット120が位置する建物を含む例示的な作動環境160が示されている。例示的な作動環境160は、複数の部屋、例えば、第1の部屋164(ロボット120とターゲットオブジェクト162の両方が位置する)と、第2の部屋166、第3の部屋168、および廊下169のそれぞれを備える。セカンダリユーザ116”がロボット120を作動させているときに、ロボット作動制約は、作動環境160内でロボット120が位置し得る場所(例えば、セカンダリユーザ116”がロボット120に進入するように指示してもよい場所)を制限してもよい。例えば、ロボット作動制約は、作動環境160の領域(例えば、作動環境160の部屋または他の空間部分)を認可領域170または制約領域171として設定してもよい。
作動中、作動環境160内の領域(例えば部屋)が認可領域170を備え、セカンダリユーザ116”がロボット120に認可領域170内に移動するよう指示すると、ロボット120は認可領域170に進入する。さらに、作動環境160内の領域(例えば、部屋)が制約領域171を備え、セカンダリユーザ116”がロボット120に制約領域171内に移動するよう指示すると、ロボット120は制約領域171に進入しない。さらに、図4に示す例示的な作動環境では、第1の部屋164は、認可領域170であり、第2の部屋166、第3の部屋168、および廊下169のそれぞれは、制約領域171である。したがって、セカンダリユーザ116”がロボット120に、第1の部屋164から第2の部屋166に移動するように指示すると、ロボット作動制約により、そのロボット動作が阻止される。
いくつかの実施形態では、認可領域170または制約領域171としてプライマリユーザ116’により指定されていない作動環境160の任意の領域が認可領域170にデフォルト設定されるように、認可領域170がデフォルトのロボット作動制約設定である。他の実施形態では、認可領域170または制約領域171としてプライマリユーザ116’により指定されていない作動環境160の任意の領域が制約領域171にデフォルト設定されるように、制約領域171がデフォルトのロボット作動制約設定である。さらに、いくつかの実施形態では、制約領域171は、例えば引き出し、キャビネットなどの家具内の場所を備えてもよい。これらの実施形態では、ロボット作動制約は、セカンダリユーザ116”がロボット120に、制約領域171として設定された引き出し、キャビネットなどを開けるように指示するのを阻止してもよい。
さらに、いくつかの実施形態では、個々のロボット作動制約を、決定論的または確率論的にロボット120の作動に適用することができる。例示的な決定論的ロボット作動制約は、セカンダリユーザ116”によって制約領域171に進入するよう指示されたときにロボット120が制約領域171に進入するのを常に阻止するロボット作動制約を含む。さらに、例示的な確率的ロボット作動制約は、タスク(例えば、洗濯物を折りたたむ)を実行するときにセカンダリユーザ116”が多数のやり方でロボット120を作動させることを可能にし、特定のタスク(例えば、衣服の折りたたみに似ていないロボットの動作)に似ていない確率が高いロボット動作のみを阻止するロボット作動制約を含む。さらに、いくつかの実施形態では、ロボット120が自律モードにあるとき、ロボット作動制約は適用されない。一例として、ロボット120のバッテリーが低ければ、充電ステーションが作動環境160の制約領域171内に位置していても、ロボット120は自律モードに入り、充電ステーションまで自律的に移動してもよい。
引き続き図1から図4を参照すると、ロボット120(例えば、ロボット120の1つ以上のメモリモジュール106)は、障害物および他の禁止区域(例えば、1つ以上の制約領域171)を含む作動環境160のレイアウトをロボット120が認識するように、作動環境160のフロアプランまたは他のマップ情報でもってあらかじめプログラムされてもよい。さらに、ロボット120はまた、例えばロボット120が障害物との接触を回避し得るように、例えばIR障害物回避センサなどの障害物回避センサを装備してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザ116から受け取ったロボット制御命令がロボット120に1つ以上の障害物と接触するよう指示したときに、ロボット120は、ユーザが提供したロボット制御命令をオーバライドまたは無視して、障害物との接触を回避してもよい(例えば、1つ以上のロボット作動制約は、ロボット120と作動環境に位置する障害物との接触を阻止してもよい)。さらに、いくつかの実施形態では、ユーザ116が作動環境160内の位置に移動するようにロボット120に指示したときに、ロボット120(例えば、ロボット120の1つ以上のプロセッサ102)は、迅速探索式ランダムツリールート計画アルゴリズムを備えるルート計画アルゴリズムを利用して、作動環境160内に存在し得る障害物を回避しながら、ナビゲーションルートを効率的に計画してもよい。空間内にサンプルを生成して、当該サンプルをツリーの最も近いサンプルに接続することにより、空間の表現内でツリーを構築してもよい。ロボットナビゲーションルートを、ポイントAとポイントBとの間の最適なパスに基づいて選択してもよい。
ここで図2および図4を参照すると、いくつかの実施形態では、ロボット制御システム100は、外部ロボット制御デバイス190をさらに備える。外部ロボット制御デバイス190は、ロボット120に通信可能に結合されてもよく、例えば、セカンダリユーザ116”が制約作動(例えば、制約ロボット動作173を実行する、制約領域171に進入する、など)を実行するようにロボット120に指示したときにロボット120にオーバライド作動信号を出力するように構成されてもよい。例えば、外部ロボット制御デバイス190は、例えば、IrDA、Bluetooth(登録商標)、ワイヤレスUSB、Z波、ZigBee、および/または他の近距離通信プロトコルなどのパーソナルエリアネットワークを介してロボット120に通信可能に結合されてもよい。さらに、外部ロボット制御デバイス190は、いくつかの実施形態では、外部ロボット制御デバイス190を各FIRI140から通信可能に分離するために各URI140に通信可能に結合されなくてもよい。したがって、セカンダリユーザ116”がロボット作動制約によりロボット120の作動に課せられた制約を回避する状況では、外部ロボット制御デバイス190、はロボット作動制約を実装してもよく、いくつかの実施形態ではロボット120、および/または、ロボット120と各HRI140もしくは少なくともセカンダリユーザ116”によって作動される各URI140との間のサーバ通信をシャットダウンしてもよい。
ここで図5を参照して、図5のフローチャート10を具体的に参照するとともに他の図を一般的に参照しながら、ロボット120の作動を制約する方法を説明する。フローチャート10は、複数の方法ステップを示しており、これらステップは、特定の連続的な順序で説明されているが、その連続的な順序に限定されない。まず、ステップ12において、ロボット120の作動を制約する方法は、例えば、ロボット120のネットワークインターフェースハードウェア112を使用して、ユーザ116から1つ以上のロボット制御命令を受信することを含む。ロボット制御命令は、ロボット120が少なくとも1つのロボット動作を実行するための命令を含む。次に、ステップ14において、本方法は、1つ以上のロボット制御命令をロボット120に提供するユーザ116がプライマリユーザ116’であるかセカンダリユーザ116”であるかを判定することを含む。例えば、ユーザ116は、パスコードまたは他のアイデンティティ検証をHRI140に入力することにより、彼または彼女がプライマリユーザ116’であることを検証してもよい。代替的に、ユーザ116は、HRI140への他の入力によって彼または彼女がセカンダリユーザ116”であることを示してもよいし、ロボット制御システム110は、ユーザ116のアイデンティティに関する入力が受信されないときに、ユーザ116がセカンダリユーザ116”であると判断してもよい。引き続き図5を参照すると、ユーザがプライマリユーザ116’であれば、ステップ16において、ロボット120は、1つ以上のロボット制御命令により指示された少なくとも1つのロボット動作を実行する。
代替的に、ユーザ116がセカンダリユーザ116”であれば、ステップ18において、本方法は、例えばプロセッサ102を使用して、1つ以上のロボット制御命令を1つ以上のロボット作動制約と比較することと、ステップ20において、少なくとも1つのロボット制御命令が1つ以上のロボット作動制約と競合するかどうかを判断することと、を備える。ロボット制御命令が1つ以上のロボット作動制約と競合するならば、ロボット制御システム100は、ステップ22で示されるように、1つ以上のロボット制御命令によって指示されるロボット120の作動を制約する(例えば、阻止する)。代替的に、ロボット制御命令が1つ以上のロボット作動制約と競合しなければ、ロボット120は、ステップ16において、1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作を実行する。いくつかの実施形態では、ステップ24において、本方法は、ユーザ116がセカンダリユーザ116”でありかつ1つ以上のロボット制御命令によって指示される少なくとも1つのロボット動作が1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、フィードバックデバイス118を使用してアラームを生成することをさらに含んでもよい。
ここで図6を参照して、図6のフローチャート30を具体的に参照するとともに他の図を一般的に参照しながら、ロボット120の1つ以上のロボット作動制約を確立する方法を説明する。フローチャート30は、複数の方法ステップを示しており、これらステップは、特定の連続的な順序で説明されているが、その連続的な順序に限定されない。ステップ32において、本方法は、例えば、パスコードまたは他のアイデンティティ検証をHRI140に入力することにより、ユーザ116がプライマリユーザ116’であることを検証することを含む。次に、ステップ34において、プライマリユーザ116’はロボット120をトレーニングモードにしてもよい。以下で説明するように、トレーニングモードでは、プライマリユーザ116’は、プライマリユーザ116’から受信したロボット制御命令に基づいてロボット作動制約を学習してもよい。次に、ステップ36において、本方法は、例えば、ロボット120のネットワークインターフェースハードウェア112を使用して、ロボットが複数のロボット動作を実行するように、ユーザ116から複数の制御命令を受信することを含み、各個々のロボット動作は個々の制御命令に基づいている。
引き続き図6を参照すると、ステップ38において、本方法は、複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報を、例えば1つ以上のメモリモジュール106に保存することを含む。ロボット動作パターン情報は、作動環境160内のロボット120の移動経路に関する情報と、アーム126および/もしくはマニピュレータハンド122またはロボット120の他の付属物の動作パターンに関する情報と、を含んでもよい。次に、ステップ40において、本方法は、プロセッサ102を使用して、複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報に基づいて1つ以上のロボット作動制約を確立することを含む。
再び図3および図4を参照すると、ロボット作動制約は、1つ以上の認可ロボット動作172、1つ以上の制約ロボット動作173、1つ以上の認可領域170、および1つ以上の制約領域171を含んでもよい。例えば、1つ以上の認可ロボット動作172は、トレーニングモード中にロボット120によって実行される複数のロボット動作のそれぞれを備えてもよく、1つ以上の制約ロボット動作173は、トレーニングモード中にロボット120によって実行される複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を備えてもよい。さらに、1つ以上の認可領域170は、トレーニングモード中にロボット120が配置された作動環境160内の位置を備えてもよく、1つ以上の制約領域171は、トレーニングモード中にロボット120が進入せずおよび/または配置されなかった作動環境160内の位置を備えてもよい。
代替的には、いくつかの実施形態では、1つ以上の制約ロボット動作173は、トレーニングモード中にロボット120によって実行された複数のロボット動作のそれぞれを備えてもよく、1つ以上の認可ロボット動作172は、トレーニングモード中にロボット120によって実行された複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を備えてもよい。さらに、1つ以上の制約領域171は、トレーニングモード中にロボット120が配置された作動環境160内の位置を備えてもよく、1つ以上の認可領域170は、トレーニングモード中にロボット120が進入せずおよび/または配置されなかった作動環境160内の位置を備えてもよい。
ここで、ロボットのためのロボット作動制約を提供するための方法およびシステムが企図されていることを理解されたい。例えば、セカンダリユーザがロボットを作動させるときに、1つ以上のロボット作動制約と競合する1つ以上のロボット動作をロボットが実行するのを制約するように、プライマリユーザは1つ以上のロボット作動制約を設定してもよい。したがって、プライマリユーザが、セカンダリユーザがロボットに実行するよう指示し得るロボット動作を制約してもよく、セカンダリユーザがロボットに進入するよう指示し得る場所を制約してもよいように、特定の制約のもとで、セカンダリユーザは、ロボットを用いたプライマリユーザのための1つ以上のタスク、例えば支払い、を実行してもよい。そのため、ロボット作動制約は、セカンダリユーザと一緒にロボットを使用して作動環境内で1つ以上のタスクを実行する利点を提供しながら、プライマリユーザの自宅、事業所、またはロボットが配置されている他の場所のセキュリティおよびプライバシーを向上させてもよい。
本開示では特定の実施形態を図示し説明してきたが、特許請求の範囲に記載の主題の真意および範囲から逸脱することなく、他のさまざまな変更および修正を行ってもよいことを理解されたい。さらに、特許請求の範囲に記載の主題の様々な態様を本開示で説明してきたが、そのような態様を組み合わせて利用する必要はない。したがって、添付の特許請求の範囲が、特許請求の範囲に記載の主題の範囲内にあるすべての変更および修正を網羅することを意図している。
本開示では特定の実施形態を図示し説明してきたが、特許請求の範囲に記載の主題の真意および範囲から逸脱することなく、他のさまざまな変更および修正を行ってもよいことを理解されたい。さらに、特許請求の範囲に記載の主題の様々な態様を本開示で説明してきたが、そのような態様を組み合わせて利用する必要はない。したがって、添付の特許請求の範囲が、特許請求の範囲に記載の主題の範囲内にあるすべての変更および修正を網羅することを意図している。
[構成1]
ロボットの作動を制約する方法であって、
ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから1つ以上のロボット制御命令を受信することであって、前記ロボット制御命令は、少なくとも1つのロボット動作を実行するようロボットに指示する、ロボット制御命令を受信することと、
前記ロボットに前記1つ以上のロボット制御命令を提供する前記ユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、
前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作を1つ以上のロボット作動制約と比較することと、
前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断することと、
前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットの作動を制約することと、
を含む、方法。
[構成2]
前記1つ以上のロボット作動制約が、1つ以上の認可ロボット動作および1つ以上の制約ロボット動作を含み、
前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上の認可ロボット動作のうちの少なくとも1つを含むときに、前記ロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合する、
構成1に記載の方法。
[構成3]
前記ロボットが、1つ以上の認可領域と1つ以上の制約領域とを含む作動環境内に位置しており、
前記1つ以上の制約ロボット動作のうちの少なくとも1つが、前記1つ以上の制約領域のうちの少なくとも1つに進入するロボットを含む、
構成2に記載の方法。
[構成4]
前記ユーザが前記プライマリユーザであることを検証することと、
前記ロボットの前記ネットワークインターフェースハードウェアを使用して、前記ロボットが複数のロボット動作を実行するように、前記プライマリユーザから複数の制御命令を受信することであって、個々のロボット動作それぞれが個々の制御命令に基づいている、制御命令を受信することと、
前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報を保存することと、
前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報に基づいて、前記1つ以上のロボット作動制約を確立することと、
によって、前記1つ以上のロボット作動制約を確立することをさらに含む、構成1に記載の方法。
[構成5]
前記1つ以上のロボット作動制約が、
前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令によって指示された前記複数のロボット動作のそれぞれを含む、1つ以上の認可ロボット動作と、
前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令によって指示された前記複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を含む、1つ以上の制約ロボット動作と、
を含む、構成4に記載の方法。
[構成6]
前記1つ以上のロボット作動制約が、
前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令により指示された前記複数のロボット動作のそれぞれを含む、1つ以上の制約ロボット動作と、
前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令によって指示された前記複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を含む、1つ以上の認可ロボット動作と、
構成4に記載の方法。
[構成7]
前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、フィードバックデバイスを使用してアラームを生成することをさらに含む、構成1に記載の方法。
[構成8]
前記ロボットが位置する作動環境の視覚的表現をディスプレイインターフェース上に表示することと、
ユーザがセカンダリユーザであるときに、前記作動環境の前記視覚的表現を拡張して、前記作動環境の前記視覚的表現の少なくとも一部を歪めることと、
をさらに含む、構成1に記載の方法。
[構成9]
前記1つ以上のロボット作動制約が一般的なロボット作動制約を含み、前記一般的なロボット作動制約は、前記ユーザがセカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記一般的なロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットが実行するように構成された複数のロボットタスクのそれぞれの間にロボットの作動を制約する、構成1に記載の方法。
[構成10]
前記1つ以上のロボット作動制約がタスク固有のロボット作動制約を含み、前記タスク固有のロボット作動制約は、前記ユーザがセカンダリでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記タスク固有のロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットが実行するように構成された複数のロボットタスクのそれぞれのサブセット中に前記ロボットの作動を制約する、構成1に記載の方法。
[構成11]
ロボット制御システムであって、
ネットワークインターフェースハードウェアを備えたロボットと、
前記ロボットに通信可能に結合されたヒューマン−ロボットインターフェース装置と、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサに通信可能に結合された1つ以上のメモリモジュールと、
前記1つ以上のメモリモジュールに保存された機械可読命令であって、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記ロボット制御システムに、
前記ロボットの前記ネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから1つ以上のロボット制御命令を受信することであって、前記ロボット制御命令は少なくとも1つのロボット動作を実行するよう前記ロボットに指示する、ロボット制御命令を受信することと、
前記ロボットに前記1つ以上のロボット制御命令を提供する前記ユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、
前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作を、1つ以上のロボット作動制約と比較することと、
前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断することと、
前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットの作動を制約することと、
を行わせる機械可読命令と、
を備える、ロボット制御システム。
[構成12]
前記1つ以上のロボット作動制約が、1つ以上の認可ロボット動作および1つ以上の制約ロボット動作を含み、
前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上の制約ロボット動作のうちの少なくとも1つを含むときに、前記ロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合する、
構成11に記載のロボット制御システム。
[構成13]
前記ロボットが、1つ以上の認可領域と1つ以上の制約領域とを含む作動環境内に位置しており、
前記1つ以上の制約ロボット動作のうちの少なくとも1つが、前記1つ以上の制約領域のうちの少なくとも1つに進入するロボットを含む、
構成12に記載のロボット制御システム。
[構成14]
前記ロボットに通信可能に結合されたフィードバックデバイスをさらに備え、前記フィードバックデバイスは、前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、アラームを生成するように構成されている、構成11に記載のロボット制御システム。
[構成15]
前記ヒューマン−ロボットインターフェース装置が、前記ロボットが位置する作動環境の拡張視覚的表現を表示するように構成されたディスプレイインターフェースを備える、構成11に記載のロボット制御システム。
[構成16]
前記ロボットに通信可能に結合された外部ロボット制御デバイスをさらに備える、構成11に記載のロボット制御システム。
[構成17]
1つ以上のロボット作動制約を確立する方法であって、
ロボットが複数のロボット動作を実行するように、前記ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから複数の制御命令を受信することであって、前記複数のロボット動作の個々のロボット動作それぞれが前記複数の制御命令の個々の制御命令に基づいている、制御命令を受信することと、
前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報を、1つ以上のメモリモジュールに保存することと、
前記1つ以上のメモリモジュールに通信可能に結合されたプロセッサを使用して、前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報に基づき、前記1つ以上のロボット作動制約を確立することと、
を含む、方法。
[構成18]
前記1つ以上のロボット作動制約が、
前記ユーザから受信した前記複数の制御命令に関連付けられた前記複数のロボット動作のそれぞれを含む、1つ以上の認可ロボット動作と、
前記ユーザから受信した前記複数の制御命令に関連付けられた前記複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を含む、1つ以上の制約ロボット動作と、
を含む、構成17に記載の方法。
[構成19]
前記1つ以上のロボット作動制約が、作動環境の1つ以上の認可領域と、前記作動環境の1つ以上の制約領域とを含む、構成17に記載の方法。
[構成20]
前記ユーザがプライマリユーザであることを検証することをさらに含む、構成17に記載の方法。

Claims (20)

  1. ロボットの作動を制約する方法であって、
    ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから1つ以上のロボット制御命令を受信することであって、前記ロボット制御命令は、少なくとも1つのロボット動作を実行するようロボットに指示する、ロボット制御命令を受信することと、
    前記ロボットに前記1つ以上のロボット制御命令を提供する前記ユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、
    前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された少なくとも1つのロボット動作を1つ以上のロボット作動制約と比較することと、
    前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断することと、
    前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットの作動を制約することと、
    を含む、方法。
  2. 前記1つ以上のロボット作動制約が、1つ以上の認可ロボット動作および1つ以上の制約ロボット動作を含み、
    前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上の認可ロボット動作のうちの少なくとも1つを含むときに、前記ロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ロボットが、1つ以上の認可領域と1つ以上の制約領域とを含む作動環境内に位置しており、
    前記1つ以上の制約ロボット動作のうちの少なくとも1つが、前記1つ以上の制約領域のうちの少なくとも1つに進入するロボットを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユーザが前記プライマリユーザであることを検証することと、
    前記ロボットの前記ネットワークインターフェースハードウェアを使用して、前記ロボットが複数のロボット動作を実行するように、前記プライマリユーザから複数の制御命令を受信することであって、個々のロボット動作それぞれが個々の制御命令に基づいている、制御命令を受信することと、
    前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報を保存することと、
    前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報に基づいて、前記1つ以上のロボット作動制約を確立することと、
    によって、前記1つ以上のロボット作動制約を確立することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つ以上のロボット作動制約が、
    前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令によって指示された前記複数のロボット動作のそれぞれを含む、1つ以上の認可ロボット動作と、
    前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令によって指示された前記複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を含む、1つ以上の制約ロボット動作と、
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記1つ以上のロボット作動制約が、
    前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令により指示された前記複数のロボット動作のそれぞれを含む、1つ以上の制約ロボット動作と、
    前記ロボットが前記プライマリユーザから受信した前記複数の制御命令によって指示された前記複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を含む、1つ以上の認可ロボット動作と、
    請求項4に記載の方法。
  7. 前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、フィードバックデバイスを使用してアラームを生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ロボットが位置する作動環境の視覚的表現をディスプレイインターフェース上に表示することと、
    ユーザがセカンダリユーザであるときに、前記作動環境の前記視覚的表現を拡張して、前記作動環境の前記視覚的表現の少なくとも一部を歪めることと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記1つ以上のロボット作動制約が一般的なロボット作動制約を含み、前記一般的なロボット作動制約は、前記ユーザがセカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記一般的なロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットが実行するように構成された複数のロボットタスクのそれぞれの間にロボットの作動を制約する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記1つ以上のロボット作動制約がタスク固有のロボット作動制約を含み、前記タスク固有のロボット作動制約は、前記ユーザがセカンダリでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記タスク固有のロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットが実行するように構成された複数のロボットタスクのそれぞれのサブセット中に前記ロボットの作動を制約する、請求項1に記載の方法。
  11. ロボット制御システムであって、
    ネットワークインターフェースハードウェアを備えたロボットと、
    前記ロボットに通信可能に結合されたヒューマン−ロボットインターフェース装置と、
    1つ以上のプロセッサと、
    前記1つ以上のプロセッサに通信可能に結合された1つ以上のメモリモジュールと、
    前記1つ以上のメモリモジュールに保存された機械可読命令であって、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記ロボット制御システムに、
    前記ロボットの前記ネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから1つ以上のロボット制御命令を受信することであって、前記ロボット制御命令は少なくとも1つのロボット動作を実行するよう前記ロボットに指示する、ロボット制御命令を受信することと、
    前記ロボットに前記1つ以上のロボット制御命令を提供する前記ユーザがプライマリユーザかセカンダリユーザかを判断することと、
    前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作を、1つ以上のロボット作動制約と比較することと、
    前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するかを判断することと、
    前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、前記ロボットの作動を制約することと、
    を行わせる機械可読命令と、
    を備える、ロボット制御システム。
  12. 前記1つ以上のロボット作動制約が、1つ以上の認可ロボット動作および1つ以上の制約ロボット動作を含み、
    前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上の制約ロボット動作のうちの少なくとも1つを含むときに、前記ロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合する、
    請求項11に記載のロボット制御システム。
  13. 前記ロボットが、1つ以上の認可領域と1つ以上の制約領域とを含む作動環境内に位置しており、
    前記1つ以上の制約ロボット動作のうちの少なくとも1つが、前記1つ以上の制約領域のうちの少なくとも1つに進入するロボットを含む、
    請求項12に記載のロボット制御システム。
  14. 前記ロボットに通信可能に結合されたフィードバックデバイスをさらに備え、前記フィードバックデバイスは、前記ユーザが前記セカンダリユーザでありかつ前記1つ以上のロボット制御命令によって指示された前記少なくとも1つのロボット動作が前記1つ以上のロボット作動制約と競合するときに、アラームを生成するように構成されている、請求項11に記載のロボット制御システム。
  15. 前記ヒューマン−ロボットインターフェース装置が、前記ロボットが位置する作動環境の拡張視覚的表現を表示するように構成されたディスプレイインターフェースを備える、請求項11に記載のロボット制御システム。
  16. 前記ロボットに通信可能に結合された外部ロボット制御デバイスをさらに備える、請求項11に記載のロボット制御システム。
  17. 1つ以上のロボット作動制約を確立する方法であって、
    ロボットが複数のロボット動作を実行するように、前記ロボットのネットワークインターフェースハードウェアを使用して、ユーザから複数の制御命令を受信することであって、前記複数のロボット動作の個々のロボット動作それぞれが前記複数の制御命令の個々の制御命令に基づいている、制御命令を受信することと、
    前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報を、1つ以上のメモリモジュールに保存することと、
    前記1つ以上のメモリモジュールに通信可能に結合されたプロセッサを使用して、前記複数のロボット動作のそれぞれに関するロボット動作パターン情報に基づき、前記1つ以上のロボット作動制約を確立することと、
    を含む、方法。
  18. 前記1つ以上のロボット作動制約が、
    前記ユーザから受信した前記複数の制御命令に関連付けられた前記複数のロボット動作のそれぞれを含む、1つ以上の認可ロボット動作と、
    前記ユーザから受信した前記複数の制御命令に関連付けられた前記複数のロボット動作のそれぞれと異なる1つ以上のロボット動作を含む、1つ以上の制約ロボット動作と、
    を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記1つ以上のロボット作動制約が、作動環境の1つ以上の認可領域と、前記作動環境の1つ以上の制約領域とを含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記ユーザがプライマリユーザであることを検証することをさらに含む、請求項17に記載の方法。
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