JP2020515179A - 次世代無線通信システムのためのチャネル状態情報参照信号のための方法、装置、システム、アーキテクチャおよびインターフェイス - Google Patents

次世代無線通信システムのためのチャネル状態情報参照信号のための方法、装置、システム、アーキテクチャおよびインターフェイス Download PDF

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Abstract

送受信機における、参照信号(RS)構成、発生、および/または送信のための、方法、装置、システム、アーキテクチャおよびインターフェイス。方法は、参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信すること;および情報が第1の動作モードを示すことを条件として、(1)RSおよびデータトーンを含むか;または情報が第2の動作モードを示すことを条件として、(2)RSおよびヌルトーンを含む、DFT−s−OFDMシンボルを送信することを含み、DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割され、チャンクのサイズまたは位置のいずれかが、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される。

Description

本発明は通信の分野に関し、より詳細には、新無線および/または新無線アクセス技術を使用して行われる通信を含む、高度な、または次世代の無線通信システムにおける通信のための方法、装置、システム、アーキテクチャおよびインターフェイスに関し、チャネル状態情報を決定するために使用される参照信号の送信を伴う。
無線システムの次世代の設計は学界、業界、規制/標準化団体で現在進行中である。IMT−2020ビジョンは、無線システムの次世代の開発のためのフレームワークと全体的な目標を設定する。無線データトラフィックにおける予測される増加、より高いデータレート、低遅延および大規模な接続に対する需要に対処するために、IMT−2020ビジョンは、第5世代(5G)設計要件:強化モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced mobile broad band)、超高信頼低遅延通信(URLLC:ultra-reliable low latency communications)、および大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive machine type communications)を駆動する、主要なユースケースを定義する。これらのユースケースは、ピークデータレート、遅延、スペクトル効率、およびモビリティについて大きく異なる目標を有する。
IMT−2020ビジョンは、所与のユースケースに対して、等しく重要である主要機能の全てを示してはいないが、予測されるユースケース特有要件を満足することを可能にして、複数のサービスをサポートするために、5G設計におけるフレキシビリティを構築することが重要である。エアインターフェイス、具体的には、物理(PHY)層波形は、新しい5Gテクノロジのいくつかの主要な構成要素のうちの1つである。この点において、3GPPは、高度なまたは次世代の(5G)無線通信システムのための、新無線および/または新無線アクセス技術(集合的に、NRと呼ばれる)の研究開発を、主なユースケースおよび多様な他の/異なるアプリケーションおよびそれらの様々なニーズおよび展開シナリオ、それらに付随する(例えば、規定される具体的な)性能要件とともに考慮して、実施している。
送受信機に実装された、参照信号構成、発生、および/または送信のための、方法、装置、およびシステムが提供される。代表的な方法は、参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信するステップ、および情報が第1の動作モードを示すことを条件として、(1)RSおよびデータトーンを含むか、または情報が第2の動作モードを示すことを条件として、(2)RSおよびヌルトーンを含む、DFT−s−OFDMシンボルを送信するステップを含み、DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割され、チャンクのサイズまたはロケーションのいずれかが、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される。
代表的なデバイスは、プロセッサ、メモリ、受信機および送信機のいずれかを含む回路を有して、参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信するとともに、情報が第1の動作モードを示すことを条件として、(1)RSおよびデータトーンを含むか、または情報が第2の動作モードを示すことを条件として、(2)RSおよびヌルトーンを含む、DFT−s−OFDMシンボルを送信するように構成されており、ここで、DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割されており、チャンクのサイズまたは位置のいずれかが、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される。
代表的な方法は、離散フーリエ変換(DFT)ユニットにおいて、周波数ドメインサンプルを発生するためにゼロでパディングされた参照信号シーケンスを、プリコーディングするステップと、サブキャリアマッピングユニットにおいて、(i)利用可能なサブキャリアのセットの等間隔を空けられたサブキャリアのサブセットに、周波数ドメインサンプルを、および(ii)利用可能なサブキャリアのセットの残りのサブキャリアにヌル信号を、マッピングするステップであって、参照信号シーケンスがある数のセグメントに分割され、各セグメントは、参照信号トーンのチャンクを含む、ステップと、マッピングに従って、周波数ドメインサンプルとヌル信号を、逆離散フーリエ変換(IDFT:inverse discrete Fourier Transform)ユニットに供給するステップと、IDFTユニットによって受信された周波数ドメインサンプルとヌル信号とをIDFTを使用して、ブロックベース信号に変換するステップとを含み、ここで、ブロックベース信号は、単一のサブフレーム中に、送信用の参照信号シーケンスの複数の繰り返しを含み、各繰り返しは、巡回プレフィックス(cyclic prefix)としてパディングされたゼロを含む。
より詳細な理解は、添付図面と合わせて実例として与えられる、以下の詳細な説明から得ることができる。詳細な説明と同様に、そのような図面における図は実例である。従って、図および詳細な説明は、限定とみなされるべきではなく、他の等しく有効な実例が可能であり、有望である。また、図中の参照数字は、同一要素を示している。
1つまたは複数の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システムを示すシステム図である。 図1に示された通信システム内で使用され得る、例示的な無線送受信ユニット(WTRU:Wireless Transmit/Receive Unit)を示すシステム図である。 図1に示された通信システム内で使用され得る、例示的な無線アクセスネットワークと、別の例示的なコアネットワークを示すシステム図である。 図1に示された通信システム内で使用され得る、さらに別の例示的な無線アクセスネットワークと、さらに別の例示的なコアネットワークを示すシステム図である。 図1に示された通信システム内で使用され得る、さらに別の例示的な無線アクセスネットワークと、さらに別の例示的なコアネットワークを示すシステム図である。 実施形態に係る、例示的な通信システムを示す図である。 実施形態に係る、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのサブシンボルを示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT CSI−RS発生器を示す図である。 実施形態に係る、信号を示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT CSI−RS発生器を示す図である。 実施形態に係る、送信機のガードバンド(guard band)付きDFT precoded IDFT CSI−RS発生器を示す図である。 実施形態に係る、ガードバンドを含む信号を示す図である。 実施形態に係る、IDFTおよび複数DFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。 実施形態に係る、IDFTおよび複数DFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。 実施形態に係る、IDFT出力を示す図である。 実施形態に係る、DFT−s−OFDMによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。 実施形態に係る、DFT−s−OFDMによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。 実施形態に係る、DFT−s−OFDMによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。 実施形態に係る、信号を示す図である。 実施形態に係る、CSI−RS発生のためのサブバンドを示す図である。 実施形態に係る、ゼロパワー(ZP)CSI−RSを示す図である。 実施形態に係る、ZP CSI−RSの配設を示す図である。 実施形態に係る、DFT−s−OFDMおよび複数DFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。 実施形態に係る、複数アンテナポートを使用するサブタイムユニットによるOFDM送信の発生を示す図である。 実施形態に係る、CSI−RSおよびプライマリ同期信号(PSS)の周波数分割多重化(FDM)を示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。 実施形態に係る、SRS送信を示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。 実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。 実施形態に係る、2つのタイプのDFT入力トーンを有するセグメント化されたDFT入力を示す図である。
例証のための実施形態の詳細な説明が、図を参照して記述される。本発明は、代表的な実施形態に関連して説明されるが、それらに限定されず、それらと同じ機能を実行するために、本発明から逸脱することなく、他の実施形態が使用されるか、または記載の実施形態に修正および追加が行われてもよいことが理解されるべきである。
代表的な実施形態が、以下に、無線ネットワークアーキテクチャを用いて全般的に示されるが、例えば、有線コンポーネントおよび/または無線コンポーネントによるネットワークを含む、任意の数の異なるネットワークアーキテクチャが、使用されてもよい。
図1は、1つまたは複数の開示された実施形態が実装され得る、例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、複数の無線ユーザに、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送等のようなコンテンツを提供する、多重アクセスシステムであってよい。通信システム100は、無線バンドを含むシステムリソースの共有によって、複数無線ユーザがこのようなコンテンツにアクセスすることを可能にする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、キャリアFDMA(SC−FDMA)などの、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
図1に示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含み得るが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作かつ/または通信するように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成されるとともに、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動可能な加入者ユニット、ページャ、セルラー電話、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、家電、その他を含んでもよい。WTRU102a、102b、102cおよび102dは、互換的に、UEと呼ばれる。
通信システム100は、基地局114aおよび/または基地局114bを含んでもよい。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/または他のネットワーク112のような、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つと無線でインターフェイスするように構成された、任意のタイプのデバイスであってもよい。例示として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ局(BTS)、Node−B、eNode−B、Home Node−B、Home eNode−B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータ、その他であってもよい。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されるであろう。
基地局114aは、基地局および/またはネットワーク要素(図示されず)、例えば、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、リレーノード、その他を含んでもよい、RAN103/104/105の一部であってもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれてもよい特定の地理的領域内で無線信号を送信および/または受信するように構成されてもよい。セルはさらにセルセクタに分割されてもよい。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割されてもよい。従って、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわち、セルの各セクタに対して1つずつを含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)テクノロジを利用してもよく、セルの各セクタに対して、複数トランシーバを使用してもよい。
基地局114a、114bは、エアインターフェイス115/116/117上でWTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数と通信してもよく、このエアインターフェイスは、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、等)であってもよい。エアインターフェイス115/116/117は、任意の好適な無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を使用して確立されてもよい。
より具体的には、上述したように、通信システム100は、多重アクセスシステムであってもよく、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどのような、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用してもよい。例えば、RAN103/104/105内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))を使用して、エアインターフェイス115/116/117を確立することのできる、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの、無線技術を実装してもよい。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または発展型HSPA(HSPA+)などの、通信プロトコルを含んでもよい。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)および/または高速ULパケットアクセス(HSUPA)を含んでもよい。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTE−Advanced(LTE−A)を使用する、エアインターフェイス115/116/117を確立し得る、発展型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)等の無線技術を実装することができる。
他の実施形態では、基地局114aとWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、WiFi(Wireless Fidelity))、IEEE802.16(すなわち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定規格2000(IS−2000)、暫定規格95(IS−95)、暫定規格856(IS−856)、GSM(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rate for GSM Evolution)、GSM EDGE(GERAN)、その他のような無線技術を実装してもよい。
図1における基地局114bは、例えば、無線ルータ、Home Node−B、Home eNode−B、またはアクセスポイントであってもよく、そのような事業所、家庭、車両、キャンパス、その他のような、局所領域内の無線接続性を容易にするための任意の好適なRATを利用してもよい。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE802.11のような無線技術を実装してもよい。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15のような無線技術を実装してもよい。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセル(picocell)またはフェムトセル(femtocell)を確立するために、セルベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−A等)を利用してもよい。図1に示されるように、基地局114bは、インターネット110へ直接接続していてもよい。従って、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスすることを必要とされなくてもよい。
RAN103/104/105は、1つまたは複数のWTRU102a、102b、102c、102dに、音声、データ、アプリケーション、および/またはインターネットプロトコル上の音声(VoIP)のサービスを提供するように構成された、任意のタイプのネットワークであってもよい、コアネットワーク106/107/109と通信してもよい。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、課金サービス、モバイル位置情報サービス、プリペイド通話、インターネット接続、ビデオ配信、その他を提供し、かつ/またはユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実施してもよい。図1には示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105として同じRAT、または異なるRATを利用する、他のRANと直接的または間接的に通信してもよいことが理解されるであろう。例えば、E−UTRA無線技術を使用してもよい、RAN103/104/105に接続されていることに加えて、コアネットワーク106/107/109は、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMax、またはWiFi無線技術を利用する別のRAN(図示されず)とも通信してもよい。
コアネットワーク106/107/109はまた、WTRU102a、102b、102c、102dが、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての役割を果たしてもよい。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する、回線交換電話網を含んでもよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおけるTCP、UDPおよび/またはIPなどの共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスのグローバルシステムを含んでもよい。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される、有線および/または無線通信ネットワークを含んでもよい。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105として同じRAT、または異なるRATを用いてもよい、1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含んでもよい。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dの一部または全部は、マルチモード能力を含むことができる(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数トランシーバを含むことができる)。例えば、図1に示されている、WTRU102cは、セルラーベース無線技術を用いてもよい基地局114a、およびIEEE802無線技術を用いてもよい基地局114bと通信するように構成されてもよい。
図2は、例示的なWTRU102を示す、システム図である。図2に示されるように、WTRU102は、とりわけ、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、ノンリムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、GPSチップセット136、および/または他の周辺機器138を含んでもよい。なお、WTRU102は、実施形態に整合したままで、前述の要素の任意のサブコンビネーションを含んでいてもよいことが理解されるであろう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA回路、その他任意のタイプの集積回路(IC)、状態マシン、その他であってもよい。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102を無線環境において動作することを可能にする、その他任意の機能を実施してもよい。プロセッサ118はトランシーバ120に結合されてもよく、トランシーバ120は、送受信要素122に結合されてもよい。図2は、プロセッサ118とトランシーバ120を別個の構成要素として描いているが、プロセッサ118とトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内に一体化されてもよい。
送受信要素122は、エアインターフェイス115/116/117を介して、基地局(例えば、基地局114a)へ信号を送信するか、またはそこから信号を受信するように構成されてもよい。例えば、一実施形態では、送受信要素122は、RF信号を送信かつ/または受信するように構成されたアンテナであってもよい。別の実施形態では、送受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光の信号を送信かつ/または受信するように構成された、エミッタ/ディテクタであってもよい。さらに別の実施形態では、送信/要素122は、RFおよび光の信号の両方を送信かつ/または受信するように構成されてもよい。送受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信かつ/または受信するように構成されてもよいことが理解されるであろう。
送受信要素122は、図2において、単一要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を含んでもよい。より具体的には、WTRU102は、MIMOテクノロジを用いてもよい。従って、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェイス115/116/117によって無線信号を送信および受信するための、2つ以上の送受信要素122(例えば、多重アンテナ)を含んでもよい。
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信される信号を変調するとともに、送受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されてもよい。上述のように、WTRU102は、マルチモード機能を有してもよい。従って、トランシーバ120は、WTRU102が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11のような複数のRATを介して通信することを可能にする複数のトランシーバを含んでもよい。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されて、そこからユーザ入力データを受信してもよい。プロセッサ118はまた、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128へユーザデータを出力してもよい。さらに、プロセッサ118は、ノンリムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132などの、任意のタイプの好適なメモリからの情報にアクセスして、そこにデータを記憶させてもよい。ノンリムーバブルメモリ130は、RAM、ROM、ハードディスク、またはその他任意のタイプのメモリ記憶装置を含んでもよい。リムーバブルメモリ132は、SIMカード、メモリスティック、SDメモリカード、その他を含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示されず)上のような、WTRU102上に物理的に位置していないメモリからの情報にアクセスし、データをその中に記憶させてもよい。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102内の他の構成要素への電力を配送かつ/または制御するように構成されてもよい。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の好適なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素化物(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)、等)、太陽電池、燃料電池、その他を含んでもよい。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成することができる、GPSチップセット136に結合されてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェイス115/116/117によって位置情報を受信し、かつ/または2つ以上の近隣の基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その位置を決定してもよい。WTRU102は、実施形態に整合したままで、任意の好適な位置決定方法により、位置情報を取得することができることが理解されるであろう。
プロセッサ118はさらに、追加の特徴、機能および/または有線もしくは無線接続を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる、他の周辺機器138にさらに結合されてもよい。例えば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真および/またはビデオ用)、USBポート、バイブレーションデバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、その他を含んでもよい。
図3は、別の実施形態に係る、RAN103およびコアネットワーク106を示す、システム図である。上述されたように、RAN103は、エアインターフェイス115によって、WTRU102a、102b、および102cと通信するために、UTRA無線技術を用いてもよい。RAN103は、コアネットワーク106と通信してもよい。図3に示されるように、RAN103は、それぞれが、エアインターフェイス115によってWTRU102a、102b、および102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含む、Node−B140a、140b、140cを含んでもよい。Node−B140a、140b、140cは、RAN103内の特定のセルに(図示されない)にそれぞれ関連付けられてもよい。RAN103は、RNC142a、142bを含むこともできる。RAN103は、実施形態に整合性があるままで、任意の数のNode−BとRNCを含んでもよいことが理解されるであろう。
図3に示されるように、Node−B140a、140bは、RNC142aと通信してもよい。さらに、Node−B140cは、RNC142bと通信してもよい。Node−B140a、140b、140cは、lubインターフェイスを介して、それぞれのRNC142a、142bと通信してもよい。RNC142a、142bは、lurインターフェイスを介して互いに通信してもよい。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続されている、それぞれのNode−B140a、140b、140cを制御するように構成されてもよい。さらに、RNC142a、142bのそれぞれは、アウターループ電力制御、負荷制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などのような、他の機能を実施または支持するように構成されてもよい。
図3に示されているコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイルスイッチングセンター(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含んでもよい。前述の要素のそれぞれは、コアネットワーク106の一部として描かれているが、これらの要素のいずれでも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有かつ/または運用されてもよいことが理解されるであろう。
RAN103におけるRNC142aは、luCSインターフェイスを介してコアネットワーク106内のMSC146に接続されてもよい。MSC146は、MGW144に接続されてもよい。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cと従来型の地上回線通信デバイスの間の通信を促進するために、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108のような、回路交換ネットワークへのアクセスを与えてもよい。
RAN103におけるRNC142aはまた、luPSインターフェイスを介してコアネットワーク106内のSGSN148に接続されてもよい。SGSN148は、GGSN150に接続されていてもよい。SGSN148とGGSN150は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイス(IP-enabled device)の間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに与えてもよい。
上述のように、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有かつ/または運用される、他の有線および/または無線のネットワークを含むことができる、他のネットワーク112に接続されてもよい。
図4は、実施形態に係る、RAN104およびコアネットワーク107を示すシステム図である。上述したように、RAN104は、エアインターフェイス116によりWTRU102a、102b、102cと通信するためにE−UTRA無線技術を用いてもよい。RAN104は、コアネットワーク107と通信していてもよい。
RAN104は、eNode−B160a、160b、160cを含んでもよいが、RAN104は、実施形態に整合したままで、任意の数のeNode−Bを含んでもよいことに気付かれるであろう。eNode−B160a、160b、160cは、それぞれ、エアインターフェイス116によってWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含んでもよい。一実施形態では、eNode−B160a、160b、160cは、MIMOテクノロジを実装してもよい。従って、eNode−B160aは、例えば、多重アンテナを使用して、WTRU102aへ無線信号を送信し、かつ/またはそこから無線信号を受信してもよい。
eNode−B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示されず)に関連付けられ、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されてもよい。図4に示されるように、eNode−B160a、160b、160cは、X2インターフェイスによって互いに通信することができる。
図4に示されている、コアネットワーク107は、モビリティ管理エンティティ(MME)162、サービングゲートウェイ(SGW)164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(またはPGW)166を含んでもよい。前述の要素のそれぞれは、コアネットワーク107の一部として描かれているが、これらの要素のいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有かつ/または運用されてもよいことが理解されるであろう。
MME162は、S1インターフェイスを介してRAN104内のeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに接続されてもよく、制御ノードとして機能してもよい。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ中に、特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担ってもよい。MME162は、RAN104と、GSMおよび/またはWCDMAなどの他の無線技術を用いる、他のRAN(図示されず)の間の切り替えを行うための、コントロールプレーン機能(control plane function)を提供してもよい。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェイスを介して、RAN104内のeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに接続されてもよい。サービングゲートウェイ164は、一般に、WTRU102a、102b、102cへ/から、ユーザデータパケットをルーティングおよび転送することができる。サービングゲートウェイ164は、eNode−B間ハンドオーバ中のユーザプレーンのアンカリング、WTRU102a、102b、102cがDLデータを利用できるときのページングのトリガリング、WTRU102a、102b、102cのコンテキストの管理および記憶などの、他の機能を実行することができる。
サービングゲートウェイ164は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進するために、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを与えることができる、PDNゲートウェイ166に接続されてもよい。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を促進してもよい。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを与えて、WTRU102a、102b、102cと従来型の地上回線通信デバイスとの間の通信を促進してもよい。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェイスの役割を果たすIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むか、またはそれと通信してもよい。さらに、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダによって所有かつ/または運用される、他の有線ネットワークおよび/または無線ネットワークを含んでもよい、他のネットワーク112へのアクセスを、与えることができる。
図5は、実施形態に係る、RAN105およびコアネットワーク109を示すシステム図である。RAN105は、エアインターフェイス117によってWTRU102a、102b、102cと通信するのに、IEEE802.16無線技術を用いる、アクセスサービスネットワーク(ASN)であってもよい。さらに以下で考察されるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の異なる機能エンティティ間の通信リンクが、参照点として定義されてもよい。
図5に示されるように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含んでもよいが、RAN105は、実施形態との整合性があるままで、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含み得ることが理解されるであろう。基地局180a、180b、180cはそれぞれ、RAN105内の特定のセル(図示せず)に関連付けられて、エアインターフェイス117によってWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバをそれぞれ含んでもよい。一実施形態では、基地局180a、180b、180cはMIMO技術を実装してもよい。基地局180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/またはWTRU102aから無線信号を受信することができる。基地局180a、180b、180cは、ハンドオフトリガリング、トンネル確立(tunnel establishment)、無線リソース管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシー実施、その他のようなモビリティ管理機能も提供してもよい。ASNゲートウェイ182は、トラフィックアグリゲーションポイントとして役割を果たしてもよく、またページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティング、その他を担当してもよい。
WTRU102a、102b、102cとRAN105の間のエアインターフェイス117は、IEEE802.16仕様を実装する、R1参照点として定義されてもよい。さらに、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109との論理インターフェイス(図示されず)を確立してもよい。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109の間の論理インターフェイスは、認証、許可、IPホストの構成管理、および/またはモビリティマネジメントに使用され得る、R2参照点として定義されてもよい。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間の通信リンクは、WTRUハンドオーバ、および基地局間のデータ転送を容易にするためのプロトコルを含む、R8参照点として定義されてもよい。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182の間の通信リンクは、R6参照点として定義されてもよい。R6参照点は、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられたモビリティイベントに基づいて、モビリティマネジメントを容易にするためのプロトコルを含んでもよい。
図5に示されるように、RAN105は、コアネットワーク109に接続され得る。RAN105とコアネットワーク109の間の通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティマネジメント機能を促進するためのプロトコルを含む、R3参照点として定義されてもよい。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184、認証、認可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含んでもよい。上述の要素のそれぞれは、コアネットワーク109の一部として描かれているが、これらの要素のいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有かつ/または運用されてもよいことが理解されるであろう。
MIP−HA184は、IPアドレス管理を担い、WTRU102a、102b、102cが異なるASNおよび/または異なるコアネットワーク間でローミングすることを可能にしてもよい。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを与えて、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進してもよい。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを担ってもよい。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの相互作用を促進してもよい。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを与えて、WTRU102a、102b、102cと従来型の地上回線通信デバイスとの間の通信を促進してもよい。ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダによって所有かつ/または運用される他の有線および/または無線ネットワークを含み得る、他のネットワーク112へのアクセスを与えることができる。
図5には示されていないが、RAN105は、他のASN、他のRAN(例えば、RAN103および/または104)に接続されてもよく、かつ/またはコアネットワーク109は、他のコアネットワーク(例えば、コアネットワーク106および/または107)に接続されてもよいことが理解されるであろう。RAN105と他のASNの間の通信リンクは、RAN105と他のASNの間のWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含んでもよい、R4参照点として定義されてもよい。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクは、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワークの間の相互動作(interworking)を促進するためのプロトコルを含むことができる、R5参照として定義されてもよい。
図6は、実施形態が実施または実装され得る、例示的な通信システム600を示す。通信システム600は、例示のみを目的として提供されており、開示された実施形態を限定するものではない。図6に示されるように、通信システム600は、基地局614およびWTRU602a、602bを含む。当業者によれば理解されるように、通信システム600は、図6に示されていない追加の要素を含むことができる。
基地局614は、例えば、基地局114(図1)、Node−B140(図3)、eNode−B160(図4)、および基地局170(図5)のいずれかであってもよい。基地局614は、同様に、基地局114、Node−B140、eNode−B160、基地局170と類似の、および/または異なる機能を含んでもよい。例えば、基地局614は、5Gの特徴をサポートする機能、および本明細書に含まれる手順、技術等を実装する機能を含んでもよい。
基地局614は、スモールセルオペレーションおよび/またはデプロイメントのために構成されてもよい。基地局614は、センチメートル波(cmW)およびミリ波(mmW)動作のいずれかをサポートするように構成されてもよい。説明の簡略化のために、本明細書においては、用語「xmW」は、cmWとmmWのいずれかを指すのに使用されることがある。基地局614は、付加的および/または代替的に、3GPPリリース12で規定されたような、スモールセルオペレーションおよび/またはデプロイメントのための、様々な(例えば、全部または一部の)機能および/または特徴をサポートするように構成されてもよい。この点において、基地局614は、LTE、LTE−Aまたは同型の(総称的に「LTE」)エアインターフェイスと、並列に、同時に、および/または他の方法で接続されて、xmWエアインターフェイスを動作させることができてもよい。基地局614は、基地局614が、ワイドビームパターンでLTEまたは他のダウンリンクチャネルと、1つまたは複数のナロービームパターンでxmWチャネルとを、同時に送信することを可能にするもののような、様々な高度なアンテナ構成およびビーム形成技法の少なくとも1つを装備されてもよい。基地局614はまた、xmWアップリンク送信機能を欠くか、またはそれを使用しないWTRUをサポートするための特徴および手順(例えば、本明細書で詳述されるもの)に適合された、LTEまたは他のアップリンク構成を利用するように構成されてもよい。
WTRU602a、602bのそれぞれは、例えば、WTRU102(図1〜図5)のいずれでもよい。WTRU602a、602bのそれぞれは、WTRU102と同様の機能および/またはWTRU102とは異なる機能を含むこともある。WTRU602a、602bは、5Gの特徴をサポートし、本明細書に含まれる手順、技法などを実装する機能を含んでもよい。説明を簡単にするために、本明細書で「WTRU602」が使用される場合には、それは、WTRU602a、602bのいずれかを指すことがある。
WTRU602a、602bのそれぞれは、xmW動作をサポートするように構成されてもよい。WTRU602a、602bは、3GPPリリース12で指定されているように、ユーザ機器の動作および/または展開のための様々な(例えば、全部または一部の)機能および/または特徴をサポートするようにさらに構成されてもよい。WTRU602a、602bのそれぞれは、LTE/その他およびxmWエアインターフェイスを、並列に、同時におよび/または別の方法で互いに接続して動作させることができる。WTRU602a、602bのそれぞれは、2組のアンテナおよび付随するRFチェーンを有してもよい。すなわち、1つはLTEバンドにおいて動作するために構成され、もう1つはxmW周波数バンドで動作するように構成される。しかし、本開示はそれに限定されず、WTRUは、任意の数のアンテナのセットおよび付随するRFチェーンを有してもよい。WTRU602a、602bのそれぞれは、1つまたは複数のベースバンドプロセッサを含んでもよく、ベースバンドプロセッサは、LTE周波数バンドおよびxmW周波数バンドのベースバンド処理のための別個の、または少なくとも部分的に組み合わされた、機能を含んでもよい。ベースバンド処理機能は、例えば、xmWおよびLTEエアインターフェイスのためのハードウェアブロックを共有してもよい。
WTRUは、図1〜図5に無線端末として記載されているが、特定の代表的な実施形態では、このような端末が、通信ネットワークとの有線通信インターフェイスを、(例えば、一時的にまたは恒久的に)使用できることが意図されている。
1つのノードの送信機からの送信に含まれる参照信号は、送信機と受信機との間のチャネルのチャネル状態を測定かつ/または決定するために、別のノードの受信機によって使用されてもよい。チャネル状態は、送信の変調および符号化方式(例えば、順序)、多重アンテナ送信で使用されるプリコーディング行列、およびその他のチャネル情報を決定するのに使用され得る。このような参照信号の例は、ダウンリンク(DL)チャネル状態とアップリンク(UL)チャネル状態をそれぞれ決定するために、LTE通信システムにおいて使用されるチャネル状態情報(CSI)参照信号(CSI−RS)とサウンディング参照信号(SRS)を含む。
参照信号はまた、指向性通信のための、送信機による送信ビームの選択、および/または受信機による受信ビームの選択を容易にするために使用されてもよい。送信機および受信機は、送受信ビームの最良のペアを見つけるために、異なる(空間的に掃引された)アナログビーム上で(例えば、OFDM)シンボルを送信および受信してもよい。
現在のLTE通信システムにおいては、ビームトレーニング用のビームのペアの品質を評価するために使用される参照信号(つまり、CSI−RSおよび/またはSRS)は、ビーム毎に1つの(つまり、単一の)OFDMシンボルに配置される。これによる望ましくない結果として、掃引されるビームの数が増加するにつれて、評価する必要のあるOFDMシンボルの数と掃引されるビームの数の間の1対1の関係のために、ビームトレーニングのための参照信号(つまり、CSI−RSおよび/またはSRS)送信に関連するオーバヘッドが、著しく増加する可能性がある。評価する必要のあるOFDMシンボルの数と掃引されるビームの数の間の1対1の関係のさらに望ましくない結果は、OFDMシンボルの持続時間毎に1つのビームしかテストできないことである。
図7は、実施形態に係る、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルのサブシンボルを示す図である。本明細書で提供される代表的な手順および技術によれば、ビーム毎のビームトレーニング用の参照信号送信に関連するオーバヘッドが、現在のLTE通信システムと比較して低減され得る。また、本明細書で提供される代表的な手順および技術によって、OFDMシンボル持続時間(またはその他の同種の時間量(例えば、ベースラインデータ送信))毎に、単一のビームよりも多くが、評価されることができる。1つまたは複数の代表的な実施形態では、参照信号シンボルは、最初に、対応するサブキャリアにマッピングされて、時間ドメイン信号が、逆離散フーリエ変換(IDFT)演算を用いて発生されて、OFDMまたはOFDM変形信号(variant signal)を生成することができる。OFDMまたはOFDM変形信号は、アナログドメインにおいて(例えば、アンテナポート毎に)ビーム形成ベクトルによってプレコーディングされてもよい。さらに、複数のデータストリームが送信される場合には、デジタルプリコーディング行列が、ベースバンド信号に適用されてもよい。受信機は、受信ビーム形成ベクトルを、アナログドメインにおける(例えば、アンテナポート毎の)受信信号に適用してもよい。
用語CSI−RS、SRS、ビーム参照信号、ビーム測定参照信号、ビームマネジメント参照信号、および/またはその他の同様および/または好適な信号は、本明細書では互換的に言及されることがある。また、本明細書においてダウンリンクについて記載される方法、装置、システム、アーキテクチャ、およびインターフェイスは、アップリンクにも等しく適用可能である。実施形態によれば、サブキャリアマッピングユニットは、DFTブロックの出力をIDFTブロックの入力にマッピングしてもよい。
図7は、実施形態に係る、OFDMシンボルにおけるサブシンボルを示す図である。実施形態によれば、ビームトレーニングオーバヘッドは、図7に示されるように繰り返しサブシンボルを含むOFDMシンボルを使用することによって低減され得る。実施形態によれば、繰り返しサブシンボルを含むOFDMシンボルが発生される場合には、サブシンボル毎にビームトレーニングが実行されてもよい。例えば、(例えば、それぞれの)サブシンボルは、CSI−RSまたはSRS送信のいずれかに対するオーバヘッドを低減するために、異なるビームに従ってプリコーディングされてもよい(例えば、送信機アンテナポートにおいて、および/または受信機アンテナポートにおいて異なる方法で、プレコーディングされてもよい)。実施形態によれば、アンテナポートは、1つまたは複数のアンテナ要素に対して構成されて、1つの論理エンティティとしてみなされてもよい。
実施形態によれば、WTRUは、各サブシンボルのための測定(例えば、ビーム測定)を実施してもよい。例えば、WTRUは、各サブシンボルに対して、送信ビームインデックスまたは受信ビームインデックスのいずれかに関連するビームの測定を実施してもよい。実施形態によれば、WTRUは、(例えば、送信ビームインデックスで示された)送信ビームのセットおよび/または(例えば、受信ビームインデックスによって示された)受信ビームのセットを使用するように構成されてもよい(例えば、事前構成、決定、指示、通知されるなど)。実施形態によれば、WTRUは、送信ビームのセットに含まれたTXビームと、受信ビームのセットに含まれた受信ビームのいずれかに対して、測定(例えば、ビーム測定)を実施してもよい。
実施形態によれば、1つまたは複数のサブシンボルが使用される場合に、WTRUは、(例えば、それぞれの)サブシンボルを送信ビーム(例えば、送信ビームインデックス)と関連付けてもよい。例えば、WTRUは、各サブシンボルは、その送信ビームインデックスに従って、送信ビームに関連付けられることができると仮定してもよい。実施形態によれば、OFDMシンボルの1つまたは複数の(例えば、全ての)サブシンボルは、単一の送信ビームに関連付けられてもよい。実施形態によれば、OFDMシンボルにおける1つまたは複数の(例えば、それぞれの、全ての)サブシンボルは、それぞれの送信ビームに関連付けられてもよい。
実施形態によれば、WTRUは、OFDMシンボルおよび/または離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDM(DFT−s−OFDM)シンボルの各サブシンボルにおいて送信ビームを使用してUL信号(例えば、SRS、ビーム参照信号など)を送信してもよい。例えば、WTRUは、それぞれの送信ビームインデックスにOFDMシンボルの各サブシンボルを関連付けることによって、CRS−RSを送信してもよい。実施形態によれば、1つまたは複数のサブシンボルが、OFDMシンボルおよび/またはDFT−s−OFDMシンボル内で使用されてもよい。実施形態によれば、送信ビーム(例えば、送信ビームインデックス)および受信ビーム(例えば、受信ビームインデックス)を含むペアは、ビームペアリンク(BPL:beam-pair link)と呼ばれてもよい。実施形態によれば、BPLは、ビームペア、送受信ビーム連合(beam association)、およびリンクされた送信/受信ビーム、と互換的に呼ばれてもよい。
実施形態によれば、OFDMシンボルの1つまたは複数の(例えば、全ての、それぞれの)サブシンボルは、同じ送信ビームと関連付けられてもよい。実施形態によれば、WTRUは、異なるBPLの各サブシンボルにそれぞれ関連付けられた、ビーム測定および/またはビーム参照信号送信を実施することができる。実施形態によれば、異なるBPLが、同じ送信ビームを有していてもよく、そのような場合には、異なる受信ビームが、サブシンボル間にわたって使用されてもよい。実施形態によれば、サブシンボル、サブタイムユニット、部分的シンボル、部分的OFDMシンボル、およびサブOFDMシンボルは、本明細書において互換的に呼ばれてもよく、さらに、OFDMとDFT−s−OFDMは、本明細書において互換的に呼ばれてもよい。実施形態によれば、WTRUは、(1)(例えば、1つの)OFDMシンボル当たりのサブシンボルの(例えば、特定の)数、および(2)ビーム測定および/またはビーム参照信号送信(例えば、SRS送信)に対して使用されるOFDMシンボルの数、のいずれかを示す情報で構成されてもよい(例えば、シグナリングされる、指示される、通知される、など)。
実施形態によれば、ビーム測定のために使用されるOFDMシンボルの数は、(1)送信ビームの数、(2)受信ビームの数、または(3)サブシンボルの数、のうちのいずれかの関数として決定されてもよい。実施形態によれば、ビーム測定に使用されるOFDMシンボルは、時間的に連続であってもよい。実施形態によれば、スロット、サブフレーム、および/または無線フレームのサブセットは、サブシンボルに関連付けられるように、ビーム測定のために使用、指示、および/または構成されてもよい。
実施形態によれば、(例えば、中に含まれる)OFDMシンボルのサブシンボルの数は、同じOFDMシンボルのサブシンボルに使用される送信ビームに基づいて決定されてもよい。例えば、実施形態によれば、同じ送信ビームが、OFDMシンボル内の全てのサブシンボルに対して使用されている場合には、OFDMシンボルのサブシンボルの第1の数が、使用されるか、決定されるか、または選択されてもよい。実施形態によれば、異なるか、または2つ以上の送信ビームが、OFDMシンボル内のサブシンボル間にわたって使用されている場合には、OFDMシンボルのサブシンボルの第2の数が、使用されるか、決定されるか、または選択されてもよい。実施形態によれば、サブシンボルの第2の数は、サブシンボルの第1の数の関数に従って、決定されてもよい。例えば、(例えば、事前定義されたオフセットを有する)サブシンボルの第1の数は、サブシンボルの第2の数を決定するのに使用されてもよい。
実施形態によれば、各サブシンボルに対する送信ビームインデックスが、(例えば、ネットワークによってWTRUに)示されてもよい。実施形態によれば、WTRUは、サブシンボル間にわたるビーム参照信号送信のための送信ビームのセット(例えば、ビーム群)を示す情報で構成されてもよい。実施形態によれば、例えば、非周期ビーム参照信号がトリガリングされたときに、関連付けられたダウンリンク制御情報(DCI)が、サブシンボルに対するビーム参照信号に関連付けられた、送信ビームのセットを示してもよい。実施形態によれば、WTRUは、(1)各サブシンボルに対するシーケンスの事前定義されたセット内のシーケンスを選択し、送信ビームインデックスを自律的に決定して、決定された送信ビームインデックスを示すために、それに関連付けられたシーケンスを送信すること、または(2)各サブシンボルにおいて変調されたデータシンボルを送信すること、のいずれかを使用して、各サブシンボルに対して送信ビームインデックスを示してもよく、この場合、変調されたデータシンボルは、送信ビームインデックスを含んでもよい。
実施形態によれば、WTRUは、サブシンボルの数を示す能力情報を、指示かつ/または報告してもよい。実施形態によれば、そのような能力情報は、OFDMシンボル内のサブシンボルの最大数を示してもよい。実施形態によれば、サブシンボルの最大数は、サブシンボルに対して使用される送信ビームの数に応じて変化してもよい。例えば、サブシンボルの最大数は、異なる送信ビームがサブシンボル間にわたって使用されるときよりも、同じ送信ビームがサブシンボルにわたって使用された場合に、異なっていてもよい。実施形態によれば、OFDMシンボル内のサブシンボルの最大数は、OFDMシンボル長(例えば、サブキャリア間隔)に基づいて決定されてもよい。
実施形態によれば、OFDMシンボルにおけるサブシンボルの数は、(1)高位レイヤ構成(例えば、RRC信号、メッセージ、放送、等)、(2)(例えば、DCIにおける)動的指示、(3)OFDMシンボルのヌメロロジー(例えば、サブキャリア間隔)、(4)ULおよび/またはDL、および(5)周波数バンドのいずれかに基づいて決定されてもよい。実施形態によれば、本明細書で使用されるときには、用語「OFDMシンボル」は、とりわけ、DFT−s−OFDM、ゼロテイル(ZT)DFT−s−OFDM、その他のいずれかを含む、マルチキャリア波形を指すことができる。
IDFTによるサブユニットCSI−RS発生
本明細書に提示される実施形態で使用されるDFT演算の特性(特性1と呼ばれる)が以下に提示される。実施形態によれば、NをIDFTのサイズとするとともに、kをサブキャリアインデックスとして、X(k)が周波数ドメインの信号として定義される。Z(k)は、X(k)のアップサンプリングされたバージョンであると仮定し、ここで、Lはアップサンプリング比である。このような場合に、実施形態によれば、式1を次のように定義することができる。
Figure 2020515179
実施形態によれば、時間ドメイン信号z(n)およびx(n)(IDFT出力z(n)およびx(n))は、nを時間インデックスとして、式2および式3に示されるように書かれる。
Figure 2020515179
Figure 2020515179
実施形態によれば、式2および3から、式4は、次のように表される。
Figure 2020515179
実施形態によれば、式4に示されるように、z(n)は、L回繰り返されたx(n)に等しい。実施形態によれば、x(n)のDFTが、IDFTブロックの入力(例えば、サブキャリア)の均一にインターリーブされたセットにマッピングされる場合には、結果として得られる信号は、x(n)のL番目の繰り返しであってもよい。
図8は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT CSI−RS発生器を示す図である。送信機は、通信システムのエアインターフェイスに従ってブロックまたはブロックベース(総称して「ブロックベース」)波形を使用してもよい。一例として、DL送信に対しては、巡回プレフィックスを含む、直交周波数分割多重(OFDM)(CP−OFDM)波形が使用されてもよい。UL送信に対しては、多元アクセスに適合されたシングルキャリア(SC)周波数分割多重(FDM)(SC−FDM)(SC−FDMA)、および巡回プレフィックスを備えるシングルキャリア(SC)周波数分割多重(FDM)(CP−SC−FDMA、または単に「SC−FDMA」)波形、が使用される。SC−FDMA波形が実際に発生される方法のために、これは一般的にDFT−s−OFDM波形と呼ばれる。従って、本明細書においては、用語「DFT−s−OFDM」と用語「SC−FDMA」は互換的に使用されることがある。
DFT−s−OFDM波形発生器に類似して、DFT precoded IDFT CSI−RS生成器は、ブロック単位で、DFTがプリコーディングされた参照信号を発生させてもよく、ここで、DFT precoded IDFT CSI−RS発生器を介して処理された、参照信号の各ブロック(セット)(「参照信号ブロック」)に対して、対応するDFT precoded参照信号が結果として得られる。DFT precoded IDFT CSI−RS発生器は、DFTユニット、サブキャリアマッピングユニット、および逆DFT(IDFT)ユニットを含んでもよい。
動作において、参照信号ブロックは、DFTユニットに供給される。DFTユニットは、DFTを用いて参照信号を周波数ドメインサンプルに変換して、周波数ドメインサンプルをサブキャリアマッピングユニットに供給する。サブキャリアマッピングユニットは、ゼロでインターリーブされた(例えば、ゼロでパディングされた)受信された周波数ドメインサンプルを、利用可能なサブキャリアのセット、すなわち、IDFTユニットの入力の各セットに対応する利用可能なサブキャリアのセット、にマッピングする。サブキャリアマッピングユニットは、IDFTユニットの適切な入力に、マッピングされた周波数ドメインサンプルとインターリーブされたゼロを供給する。IDFTユニットは、IDFTを使用して、マッピングされた周波数ドメインサンプルとインターリーブされたゼロ(パディングされたゼロとも呼ばれてもよい)を、利用可能なサブキャリアセットのサブキャリア間にわたって参照信号が拡散されている、DFT precoded参照信号に変換する。DFT precoded参照信号が、OFDMシンボルまたはOFDM変形シンボルの残りとともに発生された後に、DFTユニットに供給された参照信号を含む、OFDMブロックまたはOFDM変形ブロックの発生を完了させるために、巡回プレフィックス付与(例えば、OFDMシンボルまたはOFDM変形シンボルにCPをプレフィックス付与する)が実行されてもよい。CPは、OFDMブロックまたはOFDM変形ブロックの受信機によって廃棄されるが、CPは、シンボル間干渉(ISI)の緩和を助け、受信機における1タップの周波数ドメイン等化(FDE)を可能にする。
上記によれば、図8に示されたCSI−RSは、(例えば、式4で表されるような)特性1を用いて発生されてもよい。実施形態によれば、シーケンスは、(例えば、最初に)DFT行列でプレコーディングされてもよい。例えば、DFT行列は、シーケンスをプリコーディングするために、DFTブロック701によってシーケンスに適用されてもよい。実施形態によれば、DFTブロック701の出力は、例えば、入力のセットが均一にインターリーブされたサブキャリアのセットに対応するように、IDFTブロック702の入力のセットにマッピングされてもよい。実施形態によれば、IDFTサイズが24であり、DFTサイズが6である場合には、DFT出力は、(1)サブキャリアに対するインデックスが0からN−1であり、ここでNがIDFTサイズであると仮定される場合は、サブキャリア0、4、8、12、16、および20、および(2)サブキャリアに対するインデックスが、−N/2からN/2−1であり、ここでNがIDFTサイズであると仮定される場合は、サブキャリア−12、−8、−4、0、4、8のいずれかにマッピングされてもよい。実施形態によれば、残りのサブキャリアは、ゼロをロードされてもよい。
実施形態によれば、DFTサイズに対するIDFTの比、L、は、DFT precoded参照信号(例えば、IDFTブロック702からの出力信号)におけるシーケンスの繰り返し数を決定することができる。例えば、L=N/M=4である上記の場合に、出力信号は、シーケンスの4回の繰り返しを有する。実施形態によれば、これらの繰り返しのそれぞれは、サブタイムユニット(例えば、サブシンボル)と呼ばれてもよい。実施形態によれば、アナログビーム形成は時間ドメインで行われ得るという理由で、送信機は、異なる(例えば、それぞれの)アナログビームで、サブタイムユニット(例えば、これらのそれぞれ)を送信してもよい。実施形態によれば、受信機は、異なる(例えば、それぞれの)ビームを介して(例えば、これらそれぞれの)サブタイムユニットを受信することができる。
図9は、実施形態に係る信号を示す図である。
実施形態によれば、図9に示される場合において、IDFTの出力における信号に対して、DFTおよびIDFTのサイズは、それぞれ、16および64として選択され、DFTへの入力信号は、ランダムに発生されたQPSK変調信号であってもよい。
実施形態によれば、CSI−RSおよび/またはSRSは、OFDMシンボルのサブキャリアのサブセットにおいて送信されてもよい。実施形態によれば、サブキャリアのサブセットは、OFDMシンボルに関連付けられている周波数バンドのような、(例えば、特定の)周波数バンドにわたって一様に分散されていてもよい。実施形態によれば、(例えば、特定の)周波数バンド幅は、システム(例えば、システムバンド幅)に対してであってもよいし、周波数バンド幅は、1つまたは複数のUEに対するものであってもよい。実施形態によれば、サブキャリアのサブセットは、(例えば、特定の)周波数バンドにわたって均一な間隔を有するように配置されてもよい(例えば、位置してもよい)。実施形態によれば、サブセットの第1のサブキャリアの位置が決定されることができ、その後のサブセットのサブキャリアは、全てのN個のサブキャリアに配置されても(例えば、位置しても)よい。特定の周波数バンドにわたって一様に分布させることができるサブキャリアのサブセットは、以下のようにインターリーブされた周波数分割多元接続(IFDMA)と呼ばれてもよい(図8参照)。実施形態によれば、IFDMAの場合には、シーケンス[s12 ...sM]は、IFDMA方式でサブキャリアのサブセットにおいて送信されたCSI−RSシーケンスであってもよい。実施形態によれば、サブセットの第1のサブキャリアの位置は、周波数オフセットに応じて決定されてもよい。周波数オフセットは、本明細書において、CSI−RS再使用パターン(reuse pattern)、再使用パターン、コームインデックス(comb index)、コーム数、その他のいずれかとして呼ばれてもよい。
実施形態によれば、サブキャリアのサブセットが、同じ周波数位置(例えば、サブバンド)におけるサブキャリアのセットに位置してもよく、そのような場合には、サブキャリアのサブセットは、周波数ドメインで連続であってもよい。実施形態によれば、CSI−RSシーケンス[s12 ...sM]は、DFT入力シーケンス、DFT入力トーン、および/またはトーンと呼ばれることがある、入力シーケンスのDFTを実行することによって、発生されてもよい。実施形態によれば、入力シーケンスのDFTを実行する出力シーケンスは、参照信号シーケンス(例えば、CSI−RSシーケンス)と考えられ得る。実施形態によれば、DFTは、入力シーケンス長の同じサイズであってもよい。実施形態によれば、参照信号(例えば、CSI−RS)のために使用され得る、サブキャリアのサブセット以外のサブキャリアは、未使用のままにされてもよい。例えば、(例えば、参照信号の代わりに)ゼロを送信するために使用され得る、サブキャリアのサブセット以外のサブキャリアは、未使用のままにされてもよい。実施形態によれば、送信ビームのセット(例えば、1つまたは複数の送信ビームを含むことができるビーム群)は、参照信号(例えば、CSI−RS)のために使用される、1つまたは複数の再使用パターンの中の再使用パターンに関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、(例えば、参照信号シーケンス、CSI−RS、その他を再利用するための)1つまたは複数の再使用パターンで構成されてもよく、各再使用パターンは、ビーム群(例えば、送信ビームのセット)に関連付けられてもよい。実施形態によれば、異なるビーム群(例えば、送信ビームのセット)が、各再使用パターンに対して使用されてもよい。
実施形態によれば、次のいずれかが再使用パターンに当てはまり得る:(1)再使用パターンは、ビーム群ID、送信ビームの数、受信ビームの数、ビーム群内の送信ビームの数、およびセル特有パラメータ(例えば、セルID、サブフレーム番号、スロット番号、無線フレーム番号、等)の少なくとも1つの関数として決定され得る;(2)OFDMシンボルに含まれる再使用パターンの数は、ビーム群の数(例えば、構成される、決定される、使用される、その他のビーム群の数)の関数として決定され得る;(3)WTRUに対する再使用パターンの最大数は、任意の数のWTRU機能に応じて決定され得る;例えば、WTRUは、CSI−RS再使用パターンの最大数を示す能力情報を、指示、報告、かつ/またはフィードバックすることができるとともに;例えば、再使用パターンの数は、WTRUが同時に測定かつ/または送信することのできるビームの数であると考えられ得る。
実施形態によれば、2つ以上のタイプの参照信号(例えば、2つ以上のタイプのCSI−RS、SRS、等)が使用されてもよい。実施形態によれば、参照信号の第1のタイプ(例えば、CSI−RSの第1のタイプ)は、サブバンド内に位置することができるサブキャリアのサブセットにおいて送信されてもよく(例えば、サブキャリアのサブセットがローカライズされてもよく)、また参照信号の第2のタイプは、動作周波数バンド幅にわたって分散され得るサブキャリアのサブセットにおいて送信されてもよい。実施形態によれば、動作周波数バンド幅は、WTRUが信号を受信または送信することができる、周波数バンド幅であってもよい。実施形態によれば、参照信号の異なるタイプに対して、次のいずれかが当てはまり得る:
(1)第1のタイプの参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)は、動作周波数バンドで連続している物理リソースブロック(PRBS)のサブセットにおいて送信される、ローカライズされた参照信号(例えば、ローカライズされたCSI−RSまたはSRS)と呼ばれてもよく、例えば、ローカライズされた参照信号は、PRBのサブセット内の全てのサブキャリアにおいて送信されることができる;
(2)第2のタイプの参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)は、動作周波数バンド幅内の全てのPRB上で送信された分散参照信号(例えば、分散CSI−RSまたはSRS)と呼ばれてもよく、例えば、分散参照信号は、動作周波数バンド幅における各PRB内の1つまたは複数のサブキャリアにおいて送信されることができる;
(3)任意の数のPRBが、動作周波数バンド幅に位置していてもよく、例えば、動作周波数バンド幅は、UE特有の方法またはセル特有の方法で構成されてもよく、動作周波数バンド幅は放送チャネルを介して示されてもよく、かつ/または動作周波数バンド幅は、システムバンド幅以下であってもよく、そして、別の例として、WTRUは、動作周波数バンド幅がシステムバンド幅よりも小さい場合には、動作周波数バンド幅を通知されることができる;
(4)OFDMシンボルにおけるサブシンボルに対する全ての送信ビームが異なる場合に、第1のタイプの参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)が使用されてもよく、OFDMシンボルにおけるサブシンボルに対する全ての送信ビームが同じである場合に、第2のタイプの参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)が使用されてもよく、そして、例えば、参照信号のタイプは、関連付けられたDCIおよび/または高位レイヤシグナリングにおいて送信され得る指示に基づいて決定されることができる;
(5)送信ビームの数が事前定義された閾値未満である場合に、第1のタイプの参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)が使用されてもよく、そうでない場合には、第2のタイプの参照信号が使用されてもよいか、またはその逆も成り立つ;
(6)その他のタイプの信号(例えば、データ、制御、同期、等)が、同じOFDMシンボルにおいて多重化され得る場合に、第1のタイプの参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)が使用されてもよく、一方、その他のタイプの信号が、同じOFDMシンボルにおいて多重化され得ない場合には、第2のタイプの参照信号が使用されてもよく;例えば、OFDMシンボルが、CSI−RSとデータの両方を送信するために使用され得る場合には、第1のタイプのCSI−RSが使用されてもよく、OFDMシンボルが、CSI−RSとデータの両方を送信するのに使用され得ない場合には、第2のタイプのCSI−RSが使用されてもよい。
図6〜図9を参照して記載された上記実施形態では、インターリーブ割当てを達成するためにゼロを与えられた(例えば、供給された、ロードされた)サブキャリアを除く、全てのサブキャリアが、送信に使用され得ると仮定された。しかし、本開示はこれに限定されず、(例えば、全てのサブキャリアではなく)全てではないサブキャリアが、送信のために使用されてもよい。実施形態によれば、周波数バンドのエッジで(例えば、特定の)サブキャリアを未使用のままにしてもよい。例えば、LTEにおいて、10MHzのチャネルの場合には、1024のサブキャリアのうちの600が使用され、一方で、エッジにおける残りのサブキャリアが空のままにされる。このような場合には、アップサンプリングされたシーケンスは、利用可能なサブキャリアに対応する、IDFTの入力にマッピングされることができる。
実施形態によれば、ガードバンドの場合、(例えば、ガードバンドが、存在し、かつ/または送信するために使用される場合)、IDFTの出力は、(例えば、IDFTに供給される)入力シーケンス「s」と、(例えば、正確には)同じでなくてもよい。実施形態によれば、IDFTの出力は、「s」のオーバーサンプリングバージョンであってもよく、一方で、OFDMシンボルの繰り返し構造が保存される。例えば、N=16サブキャリアであるが、それらのサブキャリアの12のみが使用可能であり、残りの(例えば、4つ)のサブキャリアは、ガードバンドによって使用され(例えば、そのために保留され)てもよい。サブキャリアインデックスが−8から7であるさらに別の場合において、サブキャリア−6から5は利用可能であってもよく、一方で、サブキャリア−8、−7、6、および7は、ガードバンドとして保留される。実施形態によれば、(L=2となるように)M=6である場合には、DFTの出力は、サブキャリア−6、−4、−2、0、2、4にマッピングされてもよい。
図10は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT CSI−RS発生器を示す図であり、図11は、実施形態に係る、送信機のガードバンドを備える、DFT precoded IDFT CSI−RS発生器を示す図である。
実施形態によれば、図10に示される送信機は、図8に示された送信機の代替的な(例えば、しかし等価な)表現であってもよい。実施形態によれば、シーケンス[s12 ...sM]が、サイズL×MのDFTによって処理される前に、L回繰り返される場合には、出力は、Lによってアップサンプリングされた別のシーケンスであってもよい。このような場合には、ゼロのサブキャリアにマッピングされているゼロは、DFT演算によって発生されてもよい。実施形態によれば、ガードバンドとともに、送信機図および送信された信号が図11に示されることができて、この場合に、DFTサイズはM、IDFTサイズはNであり、繰り返し数はLであると仮定されている。実施形態によれば、IDFTの出力における各サブシンボルの長さは、N/Lであってもよく、オーバーサンプリング比は、N/Mであってもよい。
図12は、実施形態による、ガードインタバルを含む信号を示す図である。実施形態によれば、サブシンボルkの末尾部は、サブシンボルk−1の末尾部と同じであってもよいので、サブシンボルが同じである場合には、サブシンボルは、(例えば、内在的に)巡回プレフィックス(CP)を含む。しかしながら、サブシンボルが、異なるビーム形成ベクトルでプレコーディングされている場合には、(例えば、それらそれぞれの末尾部を含む)連続したサブシンボルは、同じでないことがあり、これによって、巡回特性の崩壊が生ずることがある。実施形態によれば、巡回特性を保存するために、以下のいずれかの方法を行ってもよい。実施形態によれば、巡回特性を保存するために、シーケンスの最後のDサンプルが0に設定されてもよく、例えば、入力シーケンスは、[s12 ...sM-D 0 0 ...0]であってもよい。
このようなシーケンスは、末尾サンプルがゼロまたは非常に小さい値のいずれかである、IDFT後の出力シーケンスを生成し得る。実施形態によれば、これらのサンプルは、サブシンボルに対する巡回プレフィックスとして作用することができ、かつ/またはガードバンド(例えば、ガードインタバル)として作用することができる。実施形態によれば、ガードバンドは、ビームの切り替えのために使用されてもよい。実施形態によれば、ガードインタバルとしてゼロを有する(例えば、シーケンス「s」の終端に2つのゼロサンプルを有する)サンプル信号が、図12に示されている。値Dは、チャネル遅延応答、および/またはビームスイッチング時間の関数として選択されてもよい。実施形態によれば、Dの値は、セントラルコントローラによって構成され、かつ/または制御チャネルを介して(例えば、準静的に)シグナリングされてもよい。
実施形態によれば、サブシンボルが、内在的にCPを含まない場合には、シーケンス(例えば、参照信号シーケンス)は、内部巡回プレフィックスを有するように設計されてもよい。実施形態によれば、内部巡回プレフィックスは、シーケンスの最初と最後のサンプルDを同じ値に設定することによって達成され得る。例えば、D=2の場合には、シーケンスは、[sM-1M1 ...sM-2M-1M]であってもよい。
実施形態によれば、参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)シーケンスは、DFT演算を使用して、発生、決定、および/または選択されてもよい。実施形態によれば、参照信号シーケンスは、DFT演算の出力であってもよい。実施形態によれば、DFT演算の入力信号は、入力参照信号と呼ばれてもよい。しかしながら、本開示は、DFT演算を実行するDFTに限定されず、実施形態によれば、DFTは、他の機能(例えば、FFT)で置き換えられてもよい。実施形態によれば、任意の数のサブシーケンスが、CSI−RS入力シーケンスに対して使用されてもよく、サブシーケンス長は、CSI−RS入力シーケンスより短くてもよい。実施形態によれば、サブシーケンスの数は、OFDMシンボル内のサブシンボルの数と同じであってもよい。実施形態によれば、サブ配列のいずれかは、CSI−RS入力シーケンスに対して同じ長さを有してもよく、さらに、各サブシーケンスはサブシンボルに関連付けられてもよい。実施形態によれば、各サブシーケンスは、ヌルシンボル(例えば、ゼロの値を有するシンボル)を含んでもよい。このような場合には、WTRUは、UEがSRSを送信するように構成、決定、または指示されているときには、サブシーケンスに対して使用されるヌルシンボルの数を示されてもよい。
実施形態によれば、第1のタイプの参照信号(例えば、ローカライズされたCSI−RS、ローカライズされたSRS、等)に対するサブシーケンスのうちの任意の1つまたは複数は、次のいずれかに従って決定され得る:(1)全てのサブシンボルに対する送信ビームが同じである場合には、1つまたは複数のサブシーケンスに対して使用される同じシーケンス、および(2)送信ビームがサブシンボル間にわたって異なる場合には、各サブシーケンスに対して使用される異なるシーケンス。実施形態によれば、第2のタイプの参照信号(例えば、分散CSI−RS、分散SRS、等)に対するいずれか1つまたは複数のサブシーケンスは、1つまたは複数のサブシーケンスに対して使用された同じシーケンスに従って決定され得る。実施形態によれば、参照信号(例えば、CSI−RS)に対するサブキャリアのサブセットが、第2のタイプのCSI−RSに基づいている場合には、全てのサブシーケンスに対する同じシーケンスが使用されてもよい。実施形態によれば、参照信号に対するサブキャリアのサブセットが第1のタイプの参照信号に基づいている場合には、サブシーケンスのいずれかに対する異なるシーケンスが使用されてもよく、またはその逆でもよい。
実施形態によれば、(DFTトーンおよび/またはDFT入力トーンと呼ばれることもある)DFT入力シーケンスは、(インタバルと呼ばれることもある)任意の数のセグメントに分割され得る。実施形態によれば、DFT入力トーンのいずれかが、参照信号トーンであってもよい。参照信号トーンは、入力参照信号の一部であってもよい。DFT入力トーンのセグメント/インタバルは、チャンクを含んでもよい。チャンクは、1つまたは複数のDFT入力トーンを含んでもよい。チャンクは、例えば、参照信号チャンクであってもよい。参照信号チャンクは、1つまたは複数の参照信号トーンを含んでもよい。実施形態によれば、参照信号トーンは、互いに対して、ローカルに、近接して、隣接して、または連続的に位置していてもよい。例えば、セグメント内に連続的に位置する参照信号トーンは、参照信号のチャンクと呼ばれることもある。チャンクのサイズ(例えば、チャンクサイズ)は、チャンク内の参照信号トーンの数として説明され、かつ/またはそれを示すことができる。実施形態によれば、参照信号チャンクに含まれる参照信号トーンは、位相トラッキングまたはビーム管理のいずれにも使用され得る。本明細書中、用語「セグメント」、「インタバル」、「部分(part)」および「DFT入力のサブセット」は、互換的に使用されることができる。さらに、用語「トーン」、「リソース要素(RE)」、および「サンプル」は、互換的に使用されることができる。
図32は、例示的なDFT入力シーケンスを示す図である。実施形態によれば、少なくとも2つのタイプのDFT入力トーンがセグメント内で使用されてもよい。図32に示されるように、例えば、各セグメントは、第1および第2のタイプのDFT入力トーン3201、3202を含む。第1のタイプのDFT入力トーン3201は、参照信号トーンであってもよい。第2のタイプのDFT入力トーン3202は、データ信号および/またはヌル信号(例えば、データトーン、ヌルトーン等)に対して使用されるトーンであってもよい。実施形態によれば、第2のタイプのDFT入力トーン3202は、PUSCH送信などのデータトーンであってもよく、第1のタイプのDFT入力トーン3201は、復調のために使用される参照信号トーンであってもよい。実施形態によれば、第2のタイプのDFT入力トーン3202はヌルトーンであって、第1のタイプのDFT入力トーン3201(例えば、参照信号トーン)は測定のために使用されてもよい。本明細書において、用語ヌルおよび/またはヌルトーンは、ゼロパワー信号、ミュートされたRE、ミュートされたリソース、パンクチャリングされたリソース、レートマッチングされたリソース、および/またはガードトーンを指すこともある。
実施形態によれば、チャンクサイズは、参照信号トーンと多重化されたデータのスケジューリングパラメータに基づいて決定されてもよい。例えば、チャンクサイズは、第2のタイプのDFT入力トーン3202がデータトーンであるとき、データのスケジューリングパラメータに基づいて決定されてもよい。スケジューリングパラメータは、スケジューリングされたバンド幅、MCSレベル、変調次数、送信電力、ヌメロロジー、および波形のいずれかを含み、かつ/または示してもよい。実施形態によれば、第2のタイプのDFT入力トーン3202がデータトーンである場合には、次のいずれかが当てはまる:
(1)チャンクサイズは、参照信号トーンと多重化されたデータのスケジューリングパラメータに基づいて決定されてもよく、この場合に、スケジューリングパラメータは、スケジューリングされたバンド幅、MCSレベル、変調次数、送信電力、ヌメロロジー、および波形のいずれかを含み得る;
(2)セグメントの数は、参照信号トーンと多重化されたデータのスケジューリングパラメータに基づいて決定されてもよい;
(3)セグメント内のチャンクの位置(例えば、参照信号チャンクの中央、頭部、または末尾の位置)は、データのスケジューリングパラメータに基づいて、事前決定、構成、または決定されたもののいずれかであり、例えば、チャンクの位置が事前決定されている場合には、チャンクの位置は、セグメントの中央であってもよい;
(4)セグメント内のチャンク(または参照信号トーン)の存在は、スケジューリングパラメータおよび高位レイヤシグナリングのいずれかに基づいて決定されてもよい(例えば、スケジューリングされたバンド幅が閾値未満である場合には、データ送信に対してチャンクは存在しないことがあり、または、例えばスケジューリングされたMCSが閾値未満である場合には、データ送信に対してチャンクは存在しないことがある);
(5)時間ウィンドウ(例えば、DFT−s−OFDMシンボル、OFDMシンボル、スロット、ミニスロットまたはTTI)内のチャンクは同じビームを使用するか、または同じビームに関連付けられてもよい;例えば、参照信号チャンクは、(i)少なくとも空間受信パラメータに対して疑似コロケーションされている(QCL−ed)か、または(ii)全ての疑似コロケーション(QCL)パラメータについて疑似コロケーションされていてもよい(QCL−ed);
(6)アップリンク送信のバンド幅は、PUSCH送信に関連付けられたDCIを介して、スケジューリングされてもよい;
(7)参照信号トーンに対するシーケンスは、WTRU特有パラメータ(例えば、WTRU−ID、高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングID、および/またはスケジューリングパラメータ)に基づいて決定されてもよく、この場合に、WTRU−IDは、スケジューリングに使用されるRNTIであってもよい。
実施形態によれば、第2のタイプのDFT入力トーン3202がヌルトーンである場合には、次のいずれかが当てはまる:
(1)チャンクサイズは、高位レイヤシグナリングを介して構成されるか、または事前決定されてもよい;
(2)セグメントの数は、高位レイヤシグナリング、WTRU能力、または使用されるビームの数の少なくとも1つに基づいて決定されてもよい;
(3)セグメント内のチャンクの位置は固定される(例えば、チャンクの先頭の位置が固定される)か、またはデータ伝送のために使用され得る、別のDFT−s−OFDMシンボル(またはOFDMシンボル)に対するチャンクの位置に基づいて決定されてもよい;
(4)チャンクは常に存在していてもよい;
(5)時間ウィンドウ(例えば、DFT−s−OFDMシンボル、OFDMシンボル、スロット、ミニスロットまたはTTI)内のチャンクは、異なるビームに関連付けられてもよい(例えば、参照信号チャンクは、少なくとも空間Rxパラメータについて、非疑似コロケーションされている(non-QCL-ed));
(6)アップリンク送信のバンド幅は、高位レイヤシグナリングを介して構成されてもよい;
(7)参照信号トーンのシーケンスは、関連付けられたビーム情報(例えば、ビームID)に従って決定されてもよい;
(8)チャンクサイズまたはセグメントの数のいずれかは、周波数範囲(例えば、6GHz未満または6GHz超)に基づいて決定されてもよい;
(9)チャンクサイズまたはセグメントの数のいずれかは、同期信号(SS)ブロックの数に基づいて決定されてもよく、ここで、SSブロックの数は、周波数範囲(例えば、特定の周波数範囲)内のSSブロックの最大数、送信されたSSのブロック(例えば、実際に送信されたSSブロック)の数、またはSSブロックの構成された数、のうちのいずれかであってもよい;
(10)チャンクサイズまたはセグメントの数のいずれかは、ヌメロロジー(例えば、サブキャリア間隔、CP長)に基づいて決定されてもよい。実施形態によれば、DFT入力信号がセグメントおよび/またはチャンクに分割されている場合、送信機に対して、および/またはDFT−s−OFDMシンボルを送信するための、任意の数の動作モードが存在してもよい。例えば、2つの動作モードが使用されてもよく、この場合に、第1の動作モードは、第2のタイプのDFT入力トーン3202がデータに対して使用される場合と関連付けられて、第2の動作モードは、第2のタイプのDFT入力トーン3202がヌルに対して使用される場合と関連付けられてもよい。実施形態によれば、第1の動作モードおよび/または第2の動作モードは、シンボルあたりのレベル(例えば、DFT−s−OFDMシンボル、OFDMシンボル)、スロットレベル(例えば、スロットまたはミニスロット)、およびTTIレベルのいずれかについて使用されてもよい。例えば、スケジューリングされたTTI内で、DFT−s−OFDMシンボルの第1のセットは、第1の動作モードに関連付けられてもよく、DFT−s−OFDMシンボルの第2のセットは、第2の動作モードに関連付けられてもよい。実施形態によれば、第2の動作モードは、参照信号トーンによって占有されていないDFT入力トーンに対して、ヌルを使用するものであってもよい。そのような場合に、WTRUは、DFT−s−OFDMシンボルのサブセットに対して第2の動作モードを使用するように構成されてもよく、第2の動作モードに対して構成されたDFT−s−OFDMシンボルはビームトレーニングに使用されてもよい。例えば、ビームトレーニングの場合には、各セグメントは、ビーム(例えば、Txビーム)に関連付けられてもよい。
実施形態によれば、セグメントのために使用されるビーム(例えば、各セグメントのために使用されるビーム)は、関連付けられた参照信号に基づいて決定されてもよい。実施形態によれば、関連付けられた参照信号は、ダウンリンク参照信号(例えば、CSI−RS、DM−RS、TRS、PTRS、またはSSのブロック)、またはSRSのいずれであってもよい。関連付けられた参照信号は、少なくとも空間受信パラメータ(例えば、QCLタイプ4)について、例えば、セグメント内の参照信号トーンで、疑似コロケーションされて(QCL−ed)もよい。実施形態によれば、(例えば、各セグメントにおける)参照信号トーンの送信電力は、関連付けられたダウンリンク参照信号に基づいて決定されてもよい。例えば、経路損失は、関連付けられた参照信号に基づいて(例えば、それから)決定される(例えば、測定される、計算されるなど)ことができて、決定されたパスロスは、送信において、補償されてもよい。別の例として、単一参照信号は、1つまたは複数のセグメントと関連付けられてもよく、送信電力は、同じ関連付けられた参照信号を共有する、セグメント間にわたって同じであってもよい。実施形態によれば、ビームの管理のための第1の動作モード(例えば、ビームトレーニングを送信)において、各セグメントは、参照信号に関連付けられてもよく、(例えば、それぞれの)関連付けられた参照信号は、セグメント間で異なっていてもよい。実施形態によれば、ビームの管理のための第2の動作モード(例えば、ビームトレーニングを受信)において、任意の数のセグメントが、同じ参照信号に関連付けられてもよく、また任意の数のセグメントが、同じシンボル(例えば、DFT−s−OFDMシンボルまたはOFDMシンボル)に位置していてもよい。
実施形態によれば、参照信号トーンは、同じ送信電力を有してもよい。参照信号トーンは、ある数の動作モードのうちのいずれに対しても、例えば、第1の動作モードおよび第2の動作モードの両方に対して、同じ送信電力割当て式に関連付けられてもよい。実施形態によれば、参照信号トーンの送信電力は、動作モードに従って決定されてもよく、この場合に、動作モードの1つに対して(例えば、第2の動作モードに対して)、より高い送信電力が使用されていてもよい。実施形態によれば、第1の動作モードが、TTI(例えば、スロットまたはミニスロット)内の全てのDFT−s−OFDMシンボルに対して使用される場合には、参照信号トーンは、DFT−s−OFDMシンボルのサブセット内に位置するか、または送信されてもよい。実施形態によれば、第1の動作モードに対する参照信号トーンは、位相トラッキング参照信号(PTRS)と呼ばれることがあり、第2の動作モードに対する参照信号トーンは、SRSと呼ばれることがある。実施形態によれば、第1の動作モードは、ヌメロロジー(例えば、サブキャリア間隔)に関係なく使用されてもよく、第2の動作モードは、ヌメロロジーのサブセット(例えば、それだけ)に対して(例えば、15kHzのような閾値よりも大きいサブキャリア間隔に対して)使用されてもよい。
実施形態によれば、(例えば、参照信号トーンによって占有されていないDFT入力トーンに対してヌルトーンを使用する)第2の動作モードを使用する場合には、セグメント内のチャンクの位置は、WTRU特有方式またはセル特有方式のいずれかに従って決定されてもよい。例えば、チャンクの位置は、WTRU−ID、C−RNTI、またはWTRU特有の高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングIDのいずれかのような、WTRU特有パラメータの関数であってもよい。実施形態によれば、チャンク位置は、物理セルIDの関数であってもよい。
実施形態によれば、第1の動作モード(例えば、参照信号トーンによって占有されていないDFT入力トーンに対してデータトーンを使用することを含むモード)は、DFT−s−OFDM波形の場合(例えば、DFT−s−OFDM波形が使用されるとき)に、アップリンク送信に対して使用されてもよい。実施形態によれば、第2の動作モード(例えば、参照信号トーンによって占有されていないDFT入力トーンに対してヌルトーンを使用することを含むモード)は、例えば、使用される波形を考慮することなく、アップリンク送信またはダウンリンク送信のいずれに対しても、使用されてもよい。
実施形態によれば、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかの使用は、セグメントレベルにおいて、決定されてもよい。例えば、任意の数のセグメントがシンボル(例えば、DFT−s−OFDMシンボル)内に位置してもよく、実施形態によれば、第1の動作モードまたは第2の動作モードの使用は、どの参照信号がセグメントに関連付けられるかに基づいて決定されてもよい。例えば、第1の動作モードは、第1のセグメントが第1の参照信号に関連付けられている場合に、第1のセグメントに対して使用され、第2の動作モードは、第2セグメントが第2の参照信号に関連付けられている場合に、第2のセグメントに対して使用されてもよい。さらなる例として、第1の参照信号は、(例えば、データ送信に対してDM−RSと疑似コロケーションされている(QCL−ed))別のシンボルにおいて、データに関連付けられた同じ参照信号であってもよく、第2の参照信号は、第1の参照信号とは異なる参照信号であってもよい。実施形態によれば、第1の参照信号および第2の参照信号は、参照信号タイプ(例えば、CSI−RS、TRS、SSブロック、SRS)に基づいて決定されてもよい。
実施形態によれば、第1の動作モードの場合には、参照信号トーンは、位相トラッキング参照信号(PTRS)であってもよく(例えば、そのように呼ばれてもよく)、第2の動作モードの場合には、参照信号トーンは、ビームトラッキング参照信号(BTRS)であってもよい(例えば、そのように呼ばれてもよい)。本明細書で言及されるように、BTRSは、サブタイムユニットRS(STURS)、サブタイムRS(STRS)、ビーム参照信号(BRS)、サウンディング参照信号(SRS)、またはビームトレーニング参照信号(BTRS)のいずれかとともに互換的に使用され得る。
IDFTおよび複数のDFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生
実施形態によれば、2つ以上の繰り返し信号は、それぞれの(例えば、繰り返しの)信号が異なるアンテナポートから送信されるように発生されてもよい。実施形態によれば、異なるアンテナポートが、同じ送信機と関連付けられても(例えば、属しても)よく、または異なるアンテナポートのいずれかが、異なる送信機と関連付けられてもよい。実施形態によれば、所与のドメイン(例えば、周波数ドメインおよび/または時間ドメイン)における2つの信号間の干渉は、信頼できるビームの測定および/またはチャネル状態情報が達成され得るように、ゼロであるか、または小さくなくてはならない。
実施形態によれば、任意の数のローカライズされた参照信号(例えば、第1のタイプのCSI−RS)が使用されてもよく、ローカライズされた参照信号は、非オーバラップ周波数位置における、同じOFDMシンボル内で送信されてもよい。実施形態によれば、ローカライズされた参照信号が、非オーバラップ周波数位置における、同じOFDMシンボル内で送信される場合には、以下のいずれかが当てはまり得る:
(1)各ローカライズされたCSI−RSは、DFT演算によって発生されてもよく、出力シーケンス(例えば、CSI−RSシーケンス)は、周波数位置において送信されてもよい;
(2)各ローカライズされたCSI−RSは、1つまたは複数のビーム(例えば、またはビームインデックス)を含むことができるビーム群に関連付けられてもよい;
(3)ローカライズされたCSI−RSの周波数位置は、次のいずれかに基づいて決定されてもよい:(i)高位レイヤシグナリングを介して事前決定または構成されてもよい、ビーム群識別;(ii)送信ビームの数;(iii)同じOFDMシンボル内で送信されたローカライズされたCSI−RSの数;(iv)セルID、サブフレーム番号、スロット番号、フレーム番号、などの、セル特有パラメータ(ここで、セルは、互換的に、TRP、マクロセル、サービングセル、プライマリセル、等とも呼ばれることがある);および(v)高位レイヤ構成;
(4)UEは、複数のローカライズされた参照信号が使用される場合の測定に使用するために、ローカライズされた参照信号(例えば、CSI−RS)を示す情報で構成され(例えば、指示され、シグナリングされ、通知される、等)てもよい。例えば、ローカライズされたCSI−RS構成のセットは、UEの群のために使用されてもよく、UEは、測定に使用するローカライズされたCSI−RS構成のセットのどれを測定のために使用するかを指示されてもよい;
(5)ローカライズされたCSI−RSに対して使用されるサブキャリアの数は、独立して、または別々に構成されてもよい。
図13は、実施形態に係る、IDFTおよび複数DFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。
実施形態によれば、アンテナポートにおいて同じサブキャリアが使用される場合、シーケンスは、(概念的な送信機を示す)図13に示されるように、シーケンスが時間ドメインで分離されるように、構成(例えば、選択、設計、等)されてもよい。実施形態によれば、DFTステップは、2つの(またはそれを超える)シーケンスが、インターリーブされたサブキャリアの同じセットに、直接マッピングされ得るように、省かれてもよい。実施形態によれば、受信アンテナポートにおいて、受信されたシーケンスは、時間ドメインにおいて分離されてもよい。例えば、受信アンテナポートに関連付けられた受信機は、(例えば、最初に)DFTを適用し、(例えば、次に)関心のあるサブバンドを選択し、そして(例えば、次に)IDFTを使用して受信されたシーケンスを、IDFTによるシーケンス出力が時間ドメインにおいて分離されるように、時間ドメインに変換してもよい。
図14は、実施形態に係る、IDFTおよび複数DFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。
実施形態によれば、DFTを使用して2つ以上のシーケンスが別個にプリコーディングされるとともに、(例えば、次に)インターリーブされたサブキャリアにマッピングされてもよい。さらに、異なるシーケンスに対するサブキャリアのセットが、周波数ドメインにおいて切り離されてもよい(例えば、シーケンスが、周波数ドメインにおいて分離される)。図9を参照すると、2つのシーケンスが、実施形態に係る、サブキャリアの異なるセットにマッピングされているのが示されている。
実施形態によれば、特性1を参照して考察されたように、IDFT演算の後に、時間ドメイン信号は、繰り返しシーケンスを含んでもよい。例えば、IDFTユニットによって出力される時間ドメイン信号は、繰り返し構造を有していてもよい。実施形態によれば、データを有する(例えば、搬送する、ロードされた)サブキャリアのインデックスが、0、L、2L、...等である場合には、時間ドメイン信号は、同じサブタイムユニットからなってもよい。実施形態によれば、異なるサブキャリアのセットが、元の信号と同じサブバンド内で使用される場合には、IDFT演算は、時間ドメインにおいて繰り返し信号を出力しても(例えば、発生させても)よい。
実施形態によれば、データを有する(例えば、搬送する、ロードされた)サブキャリアのインデックスは、u、L+u、...、等に変更されてもよい。従って、実施形態によれば、サブキャリアのインデックスはuサブキャリアだけシフトされてもよい。シフトされたサブキャリアの場合には、IDFTの出力は
Figure 2020515179
となる。従って、実施形態によれば、各サンプルに対する位相オフセットが、(例えば、サブキャリアをuサブキャリアだけシフトさせることによって)導入され得る。
シフトされたサブキャリアの場合には、位相オフセットは時間インデックスnの関数であるため、結果として得られるシーケンス(例えば、IDFTにより出力されたシーケンス)は、シフトされた(例えば、使用された)サブキャリアを有していない場合と比較して、同じ繰り返し構造を持つことはできない。さらに、シフトされたサブキャリアの場合、サブユニットは固有のCPを有さないことがある。実施形態によれば、シフトされたサブキャリアの場合、DFTに入力される信号は、末尾においてゼロサンプルを有することがあり、これは各サブユニットに対するCPとして依然として作用し、これは入力された信号の循環畳み込み(circular convolution)を保存することができる。
実施形態によれば、シフトされたサブキャリアがない場合(例えば、u≠0の場合)に、繰り返し構造が維持され得る。
例えば、n=N/uの場合、
Figure 2020515179
ただし、
Figure 2020515179
Figure 2020515179
、...、等。すなわち、実施形態によれば、所与のuに対して、IDFT後の時間ドメイン信号は、
Figure 2020515179
、u≠0サブタイムユニットを有し得る。実施形態によれば、L=8の場合に対して、例示的な条件のセットが表1に示されている。
Figure 2020515179

図15は、実施形態に係る、IDFT出力を示す図である。図15を参照すると、実施形態によれば、例(a)は、u=0で、8回の繰り返しを有し、例(b)は、u=4で4回の繰り返しを有し、例(c)は、u=2で2回の繰り返しを有する。実施形態によれば、L=2lの場合、正確な繰り返しサブタイムユニットのl個の信号を有することができ、l個の信号のそれぞれは、21,22,...、2lの繰り返しを有することができ、ここで、信号は、異なるサブキャリア割当てによって発生される。
実施形態によれば、参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)を発生させる方法は、参照信号発生のための(に使用される)サブキャリアのより大きなセットを可能にする。例えば、第1の送信機は、u=0のサブキャリアのセットをビーム管理に使用し、第2の送信機(第1の送信機に干渉する可能性がある)は、u=2のサブキャリアのセットをビーム管理に使用する。実施形態によれば、サブシンボルの持続時間は、信号電力を決定するために使用されてもよく、受信機におけるより高いSINRが必要とされる(例えば望ましい)ときには、より長いサブシンボルを有する反復信号が好ましい場合がある。さらに、実施形態によれば、短いサブシンボルの電力が十分である場合、より短いサブシンボルを有する繰り返し信号が使用されてもよい。
実施形態によれば、信号のタイプは、信号がOFDMシンボル内にいくつの繰り返しを含むか(例えば、提供するか)を示してもよい。実施形態によれば、信号のタイプは、中央コントローラによって制御されるとともに、送信機および/または受信機にシグナリングされてもよい。実施形態によれば、信号のタイプは、送信電力、受信機におけるノイズおよび/または干渉のレベル、ビーム幅、および/または他の類似かつ/または適切な信号特性のいずれかの関数であり得る。
IDFTと複数DFTブロックによるサブユニットCSI−RS発生
図16、図17および図18は、実施形態に係るDFT−s−OFDMによるサブユニットCSI−RS発生を示す図である。図19は、実施形態に係る信号を示す図である。
実施形態によれば、DFTブロックの出力は、IDFT内のサブキャリアの連続するセットにマッピングされてもよい。例えば、IDFTの出力における信号は、DFTに供給されるシーケンスのオーバーサンプリングされたバージョンであってもよく、この場合には、図16を参照すると、文字xは、アップサンプリングにより発生される時間ドメインサンプルを示す。実施形態によれば、DFTサイズがMであり、IDFTサイズがNである場合、入力シーケンスは、N/Mの比でアップサンプリングされてもよい。特定の実施形態によれば、アップサンプリングの場合、IDFTの出力におけるシーケンスは、それらがDFTへ入力されたのと同じサンプル、すなわち、s1、s2、...、sMを含まないこともある。
実施形態によれば、DFTへのシーケンス入力が(例えば、潜在的に)異なるサブシーケンスを有する場合があり得る。そのような場合、実施形態によれば、IDFTの出力は、図17に示されるように、サブシーケンスのオーバーサンプリングされたバージョンからなり得る。実施形態によれば、サブシーケンスは、ビームスイッチング時間および/またはチャネル遅延拡散を補償するように構成されてもよい(例えば、構造を有してもよい)。そのようなサブシーケンスは、次の構造のいずれかを有してもよい:(1)シーケンスの最後のD個のサンプルは0に設定されてもよい(例えば、入力シーケンスは[a1 a2...aK−D 0 0…0]であってもよい);または(2)シーケンスは、内部巡回プレフィックスを持つように設計されてもよい(例えば、シーケンスの最初と最後のD個のサンプルは同じ値に設定されてもよく、例えば、D=2の場合、シーケンスは[aK−1 aK a1...aK−2 aK−1 aK]であってもよい)。実施形態によれば、サブシーケンスは、例えばビームIDなどの追加情報を運ぶために使用され得る。
実施形態によれば、直交行列の列が、サブシーケンスを拡張するのに適用されてもよく、送信機は、アンテナからのDFT−s−OFDMシンボルを用いて拡張されたシーケンスを送信してもよい。aがサブシーケンスで、ciが直交行列Pのi番目の列である場合、拡張されたシーケンスは
Figure 2020515179
で表され、ここで、
Figure 2020515179
はクロネッカー積である。実施形態によれば、巡回特性を維持するために、CPおよび/または巡回サフィックス(cyclic suffix)が、eまたはaのいずれかに追加されてもよい。実施形態によれば、拡張されたシーケンスは、DFT−s−OFDMコアで形成されて、(例えば、それから)任意の数のアンテナポートで送信されてもよい。例えば、P行列は、アダマール行列(Hadamard matrix)として選択されてもよい。実施形態によれば、DFT−s−OFDMシンボルは、ユニークワード(unique word)またはCPを含み得る。実施形態によれば、P行列およびサブシーケンス行列はシグナリングされるべきである(例えば、される必要がある)。実施形態によれば、サブシーケンスは、GolayシーケンスまたはZadoff−Chuシーケンスであってもよい。
実施形態によれば、サブシーケンスが同じであるように選択される場合、出力信号は、図18に示されるように、繰り返しサブタイムユニットを有し得る。図19を参照すると、M=12およびN=16に対する例示的な信号が示されており、ここで、入力シーケンスは2つの同じサブシーケンスを有している。実施形態によれば、図19に示される信号の構造は、図13に示されるものと同じであってもよい。
図20は、実施形態に係る、CSI−RS発生のためのサブバンドを示す図である。
実施形態によれば、上記の例では、ゼロサブキャリアを含む中央サブキャリアがシーケンスを送信するために使用されると仮定されることができる。さらに、実施形態によれば、中央サブバンド以外の別のサブバンドが使用される場合に、繰り返し信号が発生されてもよい。実施形態によれば、(例えば、特定の)サブバンドは、サブバンドサイズ、IDFTサイズ、またはガードバンドサブキャリアの数のいずれかに依存することがある(例えば、それに従って選択される、決定される、など)。例えば、図20に示されるバンドは、サブキャリアの総数N=32であり、(バンドの両端に均等に分散されている)ガードバンドサイズが16サブキャリアである場合を示している。実施形態によれば、2回の繰り返しを発生させるために、サブバンド1(例えば、サブキャリアインデックス−4から3)またはサブバンド2(例えば、サブキャリアインデックス−8から−5および4から7)のいずれかが使用され得る。
干渉測定のためのゼロパワー(ZP)CSI−RS
実施形態によれば、サブタイムユニットDFT−s−OFDM CSI RSプロセスが、干渉測定のために使用されてもよい。実施形態によれば、干渉測定の機会は、任意に選択されたサブタイムユニット間で、利用可能になる。
図21は、実施形態に係る、ゼロパワー(ZP)CSI−RSを示す図である。実施形態によれば、図21に示されるように、DFTブロックへの入力ベクトルが、ゼロのベクトルによって複数のセグメントに分割されてもよい。実施形態によれば、ゼロのセグメントは、干渉測定および/または反対方向ビーム測定のために使用され得る、non−ZP CSI−RS間の沈黙時間を生じさせる(例えば、発生させる、生成する)ことができる。
実施形態によれば、そのようなイベントで測定された干渉は、多くの異なる目的に使用され得る。例えば、実施形態によれば、そのような事例において測定された干渉は、次のCSI−RS送信の前のビームの高速調整に利用され得る。別の例として、実施形態によれば、サブTUゼロ電力送信の利用可能性は、高速ピンポン(fast ping-pong)ビームペアリングプロセスを可能にする。例えば、高速ピンポンビームペアリングプロセスに対して、各側は、反対側の送信を待機している間に、(例えば、それぞれそれら自体の送信の後に)無音期間に入り、(例えば、反対側の送信の受信時に)各側は、反対側の送信で受信したビームについての測定を(例えば、次いで)実行してもよい。
図22は、実施形態に係る、ZP CSI−RSの配設を示す図である。図22を参照すると、図示された配設は、2つのWTRUを示す。実施形態によれば、そのような配設では、各側(例えば、各送受信ユニット)は、自身のCSI−RS測定の後に、他のユニットについて、参照信号(例えば、CSI−RS)測定の(例えば、即時の)機会を有することができる。
DFT−s−OFDMと複数DFTブロックとサブユニットCSI−RS発生
図23は、実施形態に係る、DFT−s−OFDMおよび複数DFTブロックを用いたサブユニットCSI−RS発生を示す図である。実施形態によれば、送信機が複数のアンテナポートを有する場合、複数のシーケンスを異なるサブバンドにマッピングすることにより、複数の参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)が、複数のシーケンスから発生させられてもよい。例えば、図23に示されるように、それぞれのアンテナポートに関連付けられたそれぞれのサブバンドにマッピングされる(例えば、供給される、提供される、など)2つの参照信号をそれぞれ発生させるために、2つのシーケンスが使用されてもよい。実施形態によれば、図23に示されるように複数の参照信号を発生させる場合、2つのサブバンドは、それぞれの出力信号が繰り返し構造を有するように、選択され得る。実施形態によれば、これらのそれぞれの出力信号は、周波数ドメインにおいて分離されていながら、時間ドメインにおいてオーバラップしていてもよい。
実施形態によれば、複数の参照信号の発生(例えば、使用)は、(例えば、同時の)ビーム管理を可能にするとともに、複数の参照信号が、異なる時間に異なるサブバンド上で送信されることを可能にし得る。実施形態によれば、参照信号(例えば、CSI−RS、SRS、等)を送信するために使用されるサブバンドは、時間とともに変化し得る。例えば、実施形態によれば、サブバンドは、OFDM信号、OFDM信号の倍数、スロット、サブフレーム、送信時間間隔(TTI)、または他の類似および/または好適な時間粒度(time granularity)(例えば、期間)のような、時間粒度に従って時間的に変化し得る。実施形態によれば、サブバンドに関連付けられた情報(例えば、サブバンド内のサブキャリアのインデックスを示す情報など)は、受信機に通信され得る(例えば、そうされなければならない)。例えば、サブバンドに関連付けられた情報は、準静的にシグナリングされてもよく、かつ/または制御チャネルを使用して通知/指示されてもよい。実施形態によれば、サブバンドは、サブバンドのプールの中から選択されてもよく、サブバンドのインデックスは(例えば、暗黙的に)シグナリングされてもよい。例えば、サブバンドインデックスは、OFDMシンボル番号、サブフレーム番号、セルID、その他のような、(例えば既存の)パラメータのいずれかを使用して計算されてもよい。
複数のサブバンドを使用するIDFTによるサブユニットCSI−RS発生
実施形態によれば、任意の数の信号を発生させるために、インターリーブされたサブキャリアのセットが使用されてもよい。例えば、任意の数のアンテナポートから送信される任意の数の信号を発生させるのに、インターリーブされたサブキャリアのセットが使用されてもよい。実施形態によれば、任意の数の信号が、任意の数のサブタイムユニットを有してもよい。例えば、サブタイムユニットを有する複数の信号は、オーバラップしないサブバンドのインターリーブされたサブキャリアのセットをロードすることにより発生されてもよく、ここで、複数の信号(例えば、複数の信号のそれぞれ)はオーバラップしないサブバンドに従って発生される。
実施形態によれば、任意の数のバンド幅部分(例えば、サブバンド、サブキャリア、ナローバンド、ワイドバンド、ローカル周波数バンド、または周波数バンドの任意その他の部分、等)が、任意の数の送信ビームを多重化するために使用されてもよい。実施形態によれば、バンド幅部分(例えば、各バンド幅部分)が、送信ビームと関連付けられてもよい。実施形態によれば、サブバンドは、ナローバンド、バンド幅部分、またはローカル周波数バンドのいずれかと互換的に使用されてもよい。
実施形態によれば、送信ビーム(例えば、送信ビームを識別するビームインデックス)は、サブバンドに関連付けられてもよい。例えば、WTRUは、サブバンドまたはサブバンドビームインデックスのいずれかに従って、送信ビームを決定(例えば、ビーム識別を決定)してもよい。実施形態によれば、サブバンドの数(例えば、量)が示され、シグナリングされ、構成されるなどしてもよい。実施形態によれば、OFDMシンボル内で使用される送信ビームの数を暗黙的に決定するために、ある数のサブバンドが使用されてもよい。実施形態によれば、信号は、サブバンド内のビームに関連付けられてもよい。例えば、サブバンド内では、CSI−RSはビームに関連付けられ、インターリーブされたサブキャリアのセットにおいて送信されてもよい。実施形態によれば、ビームに関連付けられたCSI−RSは、CSI−RSリソースと呼ばれることがある。実施形態によれば、CSI−RSの構成パラメータは、サブバンドインデックス、バンド幅部分インデックス、関連するサブバンド内のインターリーブされたサブキャリアのセット、アンテナポートの数、周期性、相対的な送信電力、またはスロットオフセットのいずれかを含んでもよい。
図24は、複数のアンテナポートを使用する、サブタイムユニットによるOFDM送信の発生を示す図である。
図24を参照すると、2つのサブバンドを有する信号を送信する場合が示されている。実施形態によれば、第1のシーケンス2401は、第1のサブバンドに属するインターリーブされたサブキャリアのセットに、マッピングされてもよい。実施形態によれば、第1のシーケンス2401を、バンド幅の第1のサブバンドに属するインターリーブされたサブキャリアのセットにマッピングするために、マルチプレクサ2402が使用されてもよい。例えば、第1のサブバンドが、サブキャリア[−8から7]を含む場合があり得る。そのような場合、サブキャリア[−8、−6、−4、−2、0、2、4、6]に最初のシーケンスの要素をロードすることで、2つのサブタイムユニットを持つ信号が発生され得る。同じ場合に、サブキャリア[−16、−12、8、12]に最初のシーケンスの要素をロードすることにより、4つのサブタイムユニットを持つ信号を発生され得る。
実施形態によれば、第2のシーケンス2403は、バンド幅の第2のサブバンド内の、インターリーブされたサブキャリアのセットにマッピングされてもよい。例えば、第2のサブバンドがサブキャリア[−16から−9]および[8から15]を含む場合があり得る。このような場合、サブキャリア[−16、−14、−12、−10、8、10、12、14]に第1のシーケンスの要素をロードすることにより、2つのサブタイムユニットを有する信号が発生され得る。さらに、サブキャリア[−16、−12、8、12]に第1のシーケンスの要素をロードすることにより、4つのサブタイムユニットを有する信号が発生され得る。実施形態によれば、信号のそれぞれは、別個のアンテナポートから送信されてもよい。
実施形態によれば、(例えば、サブバンド内の)サブキャリアインデックスを示す情報は、WTRUにシグナリングされてもよい(例えば、搬送、構成される、など)。実施形態によれば、サブバンドの数、またはサブバンド内のサブキャリアのインデックスのいずれかは、ネットワークによって構成されてもよい。実施形態によれば、参照サブバンド、または参照サブバンド内のサブキャリアのインデックスのいずれかは、ネットワークによって構成されてもよい。実施形態によれば、第2のサブバンドは、第2のサブバンドの最初、中央、または最後のサブキャリアのいずれか1つと、参照サブバンドの最初、中央、または最後のサブキャリアのいずれか1つの間の距離に従って、構成されてもよい。実施形態によれば、繰り返し係数(例えば、OFDMシンボル内のサブタイムユニットの数)は、ネットワークによって構成されてもよい。実施形態によれば、繰り返し係数は、サブバンド内のサブキャリアの数(例えば、サブバンド上にロードされたサブキャリアの数)を決定するのに使用されてもよい。実施形態によれば、繰り返し係数を使用する場合、L個のサブキャリアの1つ(例えば、全て)がロードされ、例えば、Lは繰り返し係数であり、ロードする最初のサブキャリアは、サブバンドの最初のサブキャリアであってもよい。実施形態によれば、任意の数のサブバンドが同じ(または異なる)繰り返し係数を有してもよい。
FDMを使用するDFT−s−OFDMによるサブユニットCSI−RS発生
図25は、実施形態に係る、CSI−RSおよびプライマリ同期信号(PSS)の周波数分割多重化(FDM)を示す図である。実施形態によれば、参照信号(例えば、CSI−RS、SRS)が、同じOFDMシンボル内で、別のタイプのデータ(例えば、PSSチャネルデータ)とともに送信され得る(例えば、必要とされる)場合がある。実施形態によれば、参照信号および他のタイプのデータは、異なるサブキャリアにマッピングされてもよく(例えば、周波数分割多重化(FDM)により分離されてもよく)、繰り返し参照信号が(例えば、それでもなお)発生されてもよい。実施形態によれば、図25に示されるように、参照信号およびその他のタイプのデータは、オーバラップしないサブキャリアにマッピングされてもよい。参照信号を有する(例えば、ロードされた)サブキャリアが(例えば、正しく、適切に、その他により)選択される場合、参照信号に対応するOFDM信号は、繰り返しサブタイムユニットを有してもよい。
実施形態によれば、2つの部分(例えば、参照信号部分と別のタイプのデータ部分)は、複合OFDM信号に含まれてもよい。例えば、複合OFDM信号は、2つの部分の重ね合わせであってもよい。実施形態によれば、参照信号およびPSSは、異なるサブキャリアにマッピングされるので、ビーム選択が(例えば、それでもなお)可能であり得る。実施形態によれば、参照信号およびPSSが異なるサブキャリアにマッピングされる場合には、OFDMシンボル内の送信ビームの切り替えにより、PSS信号の部分が異なるビーム上で送信されることになり得る。そのような場合、受信機は、受信機がPSSを受信していない場合には、OFDMシンボル内で受信ビームを(例えば、それでもなお)切り替えてもよい。実施形態によれば、ワイドビームが使用される場合、ビームはOFDMシンボル内で切り替えられてもよく、これはPSSチャネルに対するダイバーシティを増大させる(例えば、それを助ける)こともできる。実施形態によれば、ワイドビームが使用される場合、CSI−RSおよびPSSは同じアンテナポートで送信されると仮定され得る。参照信号とPSSが異なるアンテナポートで送信される場合、CSI−RSを使用するビームトレーニングは、PSS送信に影響を与えない可能性がある(例えば、与えないであろう、与えるべきではない)。
サウンディング参照信号(SRS)送信
実施形態によれば、SRSは、上述のように発生されたCSI−RSと同じおよび/または同様の方法で(例えば、送信のために)発生されてもよい。実施形態によれば、SRSは、(例えば、式4で表されるような)特性1を使用して発生されてもよい。例えば、送信機のDFT precoded IDFT SRS生成器は、図8に示される送信機のDFT precoded IDFT CSI−RS生成器と同じおよび/または同様の方法で、SRSを発生し得る。DFT precoded IDFT CSI RS発生器と類似して、DFT precoded SRS発生器は、ブロック毎にDFT precoded参照信号を発生することができ、この場合に、DFT precoded IDFT CSI−RS発生器を介して処理された参照信号の各ブロック(セット)(「参照信号ブロック」)に対して、対応するDFT precoded参照信号が結果として生じる。DFT precoded IDFT CSI−RS発生器は、DFTユニット、サブキャリアマッピングユニット、および逆DFT(IDFT)ユニットを含んでもよい。
図26は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。
実施形態によれば、図26に示される送信機は、図8に示される送信機の代替的な(例えば、しかし同等の)表現であってもよい。SRS送信のために、複数のアンテナポートのそれぞれから、1つの参照信号が送信されなければならない(例えば、される必要がある)場合がある。このような場合には、1つの参照信号を送信するアンテナポートの数が増加し、アンテナポートのそれぞれからSRSを送信するためのオーバヘッドが増加することがある。実施形態によれば、SRSオーバヘッド送信は、図26に示されるようなDFTプリコーディングを使用することによって、低減され得る。図26を参照すると、2つのアンテナポートTx1およびTx2が示されている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、本明細書において考察された実施形態に係る、DFTプリコーディングを使用するSRS送信を実行するときに、任意の数のアンテナポートが使用され得る。
実施形態によれば、DFTブロックへの入力は、1つまたは複数のDFTブロックへのi番目の入力に対して、DFTブロックの1つだけが非ゼロの入力値を有するように選択されても(例えば、選ばれても)よい。例えば、第1の入力に対して、2つのアンテナポートTx1およびTx2においてDFTブロックへ供給されるシンボルは[d1 0]であり、ここでd1は、第1のアンテナポートTx1へ供給され、0(ゼロ)は第2のアンテナポートTx2へ供給される。実施形態によれば、任意の数Mのアンテナポートに対して、DFTブロックへのi番目の入力は、1つの非ゼロ値と、M−1個のゼロを有してもよい。
実施形態によれば、DFTブロックの出力は、プリコーディングされてもよい。例えば、DFTブロックによってDFT演算が入力に対して実行された後、DFT演算の結果が、プリコーディングされてもよい。実施形態によれば、DFTブロックの出力は、(プリコーダと呼ばれることもある)サブキャリアマッピングユニットに供給されてもよい。例えば、プリコーディング(例えば、DFTブロックの出力について実行されるプリコーディング演算)は、例えば、位相、例えばDFT結果の位相をシフトするために、複素数によってDFT結果(例えば、出力)を乗算することを含んでもよい。実施形態によれば、DFTブロックのいずれか1つまたは複数が、いずれか1つまたは複数の同じサブキャリアにマッピングされても(例えば、関連付けられても)よい。実施形態によれば、サブキャリアは、連続したもの、インターリーブされたもの、またはそれらの組合せのいずれであってもよい。実施形態によれば、図26はインターリーブされたサブキャリアを示す。
実施形態によれば、複数のアンテナポートからのSRSの送信に対して、同じサブキャリアと同じOFDMシンボルが使用されてもよい。例えば、OFDMシンボルの1つまたは複数のサブキャリアは、SRS送信のための1つまたは複数のアンテナポートにマッピングされてもよい。さらに、DFTブロックに入力された2つのシーケンスの非ゼロシンボルは、オーバラップしない(例えば、それぞれのアンテナポートにマッピングされる)ので、受信機は、1つまたは複数のアンテナポートのSRSを分離してもよく、1つまたは複数のアンテナポートからのチャネルを測定してもよい。
図27は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。実施形態によれば、図27に示された送信機は、図8に示された送信機の代替的な(例えば、しかし同等の)表現であってもよい。
図27を参照すると、DFT precoded IDFT SRS発生器は、4つのアンテナポートに対応するSRS送信を発生させるように構成されているのが、示されている。しかし、本開示はそれに限定はされず、DFT precoded IDFT SRS発生器は、任意の数のアンテナポートに対応するSRS送信を発生させてもよい。実施形態によれば、信号の非ゼロ値は、非ゼロ値がオーバラップしないようにして、アンテナポートに応じてDFTブロックに入力されてもよい。例えば、非ゼロ値は、関係する/従来型SRS波形発生器のように、オーバラップはしない。
リソース特有のLow PAPR SRS送信
実施形態によれば、SRSは、リソース特有シーケンスに従って発生されてもよい。例えば、リソース特有のシーケンスは、SRSを発生させるための入力信号として使用されてもよい。実施形態によれば、周波数バンドをサウンディングするのに使用されるSRSシーケンス(例えば、SRSシーケンスに対応する1つまたは複数のサブキャリア)は、1つまたは複数のサブキャリア、または周波数バンドに対応する1つまたは複数のリソースブロックのいずれかのインデックスの関数であってもよい。実施形態によれば、SRSシーケンスは、インデックスを含む1つまたは複数のパラメータの関数であってもよい。
図28は、実施形態に係る、SRS送信を示す図である。実施形態によれば、図28に示されるSRS送信は、送信機、または図8に示された送信機の等価な表現によって送信されてもよい。
実施形態によれば、SRS送信は、1つまたは複数のWTRUに対応する、1つまたは複数のDFT precoded IDFT SRS発生器により発生され、かつ/またはそれを含んでもよい。例えば、図28に示されるように、SRS送信は、それぞれがDFT precoded IDFT SRS発生器を含む送信機を有する、WTRU2801、2802、および2803を含んでもよい。実施形態によれば、第1のWTRU2801は、(例えば、4つの)シーケンスs1、s2、s3およびs4を、(例えば、SRS送信のための入力信号として)使用してもよく、この場合に、各シーケンスは、K個のリソースブロックにマッピングされる。実施形態によれば、第2のWTRU2802は、第3のWTRU2803が(例えば、1つの)シーケンスw1を使用する間に、(例えば2つの)シーケンスz1およびz2を使用してもよい。
実施形態によれば、シーケンス(例えば、WTRU2801から2803によって使用されるシーケンスのいずれか)は、異なるWTRUによって同じ周波数リソースにマッピングされたシーケンスが、(例えば、相互に、かつ/または対応する信号送信について、)完全または部分的な直交性を提供することができるように、設計(例えば、構成)されてもよい。例えば、シーケンスs1、z1、w1が、異なるUEによって同じサブキャリアをサウンディングするのに使用される場合には、実施形態によれば、シーケンスは、同じZadoff−Chuベースシーケンスから、しかし異なる巡回シフトを用いて導出されてもよい。実施形態によれば、適用される巡回シフトは、各WTRUに対して異なっていてもよく、または1つまたは複数のWTRUに対して同じであってもよい。
IDFT波形発生器によって発生された信号の、ピーク対平均電力比(PAPR:peak to average power ratio)が高い場合がある。実施形態によれば、DFT precoded IDFT SRS発生器によって発生された信号のPAPRは、サブキャリアへの(例えば、それぞれのサブキャリアへの)マッピングの前にシーケンス(例えば、各シーケンス、WTRU2801から2803によって使用されるシーケンスのそれぞれ/いずれか)に複素数を乗算することによって低減されてもよい。例えば、WTRU2801から2803のいずれかに含まれる、DFT precoded IDFT SRS発生器は、シーケンスa11、a22、a33およびa44を使用してもよく、この場合に、a1、a2、a3、a4は、IDFT後のSRS信号が低いPAPRを有するように、選ばれた複素数としてもよい。実施形態によれば、複素数は単位の大きさ(unity magnitude)を有していてもよい、すなわち、それらは、位相をシフトするためにだけに使用されてもよい。
実施形態によれば、(例えば、シーケンスで乗算される)複素数は、リソース特有であってもよい。実施形態によれば、複素数は、サブキャリアまたはRBのいずれかのセットに対して、定義されてもよい(例えば、構成されてもよい、関連付けられてもよい等)。例えば、RB 0からK−1に対して、ベースシーケンスs1および位相シフト係数a1が使用されてもよい。つまり、RB 0からK−1に対して、ベースシーケンスs1と位相シフト係数a1とからなる、複素数が定義されてもよい(例えば、それと関連付けられてもよい)。実施形態によれば、位相シフト値は、使用されるシーケンスの数の関数であってもよい。例えば、WTRUに対して、4,000個のRBがサウンディングされた場合には、a11、a22、a33およびa44が最低のPAPRとなる可能性があり、3000個のRBがサウンディングされる場合には、b11、b22、b33が最低のPAPRとなる可能性があり、この場合にaiはbiに等しくなくてもよい。
実施形態によれば、位相シフト値は、異なるWTRUに対して異なっていてもよい。言い換えると、異なるUEに対する位相シフト値は、互いに等しくなくてもよい。実施形態によれば、位相シフト値は、送信機と受信機の両方に知られている(例えば、確立されている、構成されている、シグナリングされている、など)アルゴリズムに従って決定されてもよい(例えば、構成される、選ばれる等)。実施形態によれば、位相シフト値は、任意の数のパラメータに従って選ばれてもよい。例えば、位相シフト値は、サブキャリアのインデックス、ベースシーケンス、巡回シフト、その他のいずれかに従って選ばれてもよい。実施形態によれば、位相シフト値が、サブキャリアのインデックスのような、パラメータに従って選ばれる場合には、送信機、および受信機は、これらの値を(例えば、暗黙的に)知る(例えば、決定する)ことができる。実施形態によれば、位相シフト値は、ネットワーク(例えば、基地局)によって、シグナリングされ、かつ/または構成されてもよい。実施形態によれば、位相シフト値は、WTRUによって決定されて(例えば、構成され、計算され、等)、ネットワーク(例えば、基地局)へシグナリングされてもよい。
図29は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図であり、図30は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。実施形態によれば、図29および30に示されている送信機は、図8に示されている送信機の代替的な(例えば、しかし同等の)表現であってもよい。
実施形態によれば、DFT precoded IDFT SRS発生器によって発生された信号のPAPRは、SRS送信に対して使用されるシーケンスにプリコーディングを適用することによって低減されてもよい。言い換えると、SRSシーケンスは、DFTプリコーディングを使用して設計されてもよい(例えば、選択される、構成される等)。実施形態によれば、DFT入力の非ゼロ値がオーバラップしない場合(例えば図29および30)には、IDFTによる信号出力(例えば、IDFTブロック)は低いPAPRを有することがある。例えば、IDFT(例えば、DFT precoded IDFT SRS発生器2900および3000のIDFT)のサイズ大きさによるオーバーサンプリングを考慮しない(例えば、無視する)場合、DFT precoded IDFT SRS発生器2900のIDFT後の時間ドメイン信号は、[d1111]であり、DFT precoded IDFT SRS発生器3000のIDFT後の時間ドメイン信号は、[d12341234]であってもよい。実施形態によれば、非オーバラップ周波数バンドへのシーケンスのマッピングのために、時間ドメイン係数は、PAPRを増加させることなく、位相シフト係数で乗算されてもよい。実施形態によれば、DFT出力は、連続的な、またはインターリーブされたサブキャリアのいずれかに、マッピングされてもよい。
図31は、実施形態に係る、送信機のDFT precoded IDFT SRS発生器を示す図である。実施形態によれば、図31に示される送信機は、図8に示される送信機の代替的な(例えば、しかし同等の)表現であってもよい。
図に示すように、部分的な周波数バンドの数が大きい場合、図30に示されるように、DFT入力の非ゼロ値のインデックスがオーバラップすることがある(例えば、オーバラップすることが可能にされる、するように構成される、等)。そのような場合、実施形態によれば、DFT出力(例えば、1つまたは複数のDFTブロックの出力)は、PAPRを制御するために、複素数で乗算されてもよい。
結論
特徴および要素が特定の組合せで上述されているが、当業者は、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用され得ることを理解するであろう。さらに、本明細書に記載される方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のために、コンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアに実装されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の例は、これらに限定はされないが、ROM、RAM、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、並びにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの、光媒体を含む。ソフトウェアと関連するプロセッサは、UE、WTRU、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用するための、無線周波数トランシーバを実装するために使用されてもよい。
上記実施形態には、処理プラットフォーム、コンピューティングシステム、コントローラ、およびプロセッサを包含する制約サーバおよびランデブーポイント/サーバを含む、その他のデバイスが注記される。これらのデバイスは、少なくとも1つの中央処理装置(CPU)と、メモリを包含してもよい。コンピュータプログラミング技術の当業者の慣行に従い、作用および動作または命令の記号的表現の参照は、様々なCPUやメモリによって実施されてもよい。そのような作用および動作または命令は、「実行されている」、「コンピュータ実行されている」または「CPU実行されている」と呼ばれてもよい。
当業者は、作用および記号的に表現された動作または命令は、CPUによる電気信号の操作を含むことを理解するであろう。電気システムはデータビットを表し、データビットは、結果として得られる電気信号の変換または縮減と、メモリシステム内のメモリ位置におけるデータビットの維持とを生じさせ、それによって、CPUの動作、並びに他の信号の処理を、再構成するか、または他の方法で変更することができる。データビットが維持されるメモリ位置は、データビットに対応する、またはそれを代表する、特定の電気的、磁気的、光学的または有機的な特性を有する、物理的な位置である。例示的な実施形態は、上述のプラットフォーム、またはCPUに限定されないこと、および他のプラットフォームおよびCPUも提供された方法をサポートできることが理解されるべきである。
データビットは、CPUによって読出し可能な、磁気ディスク、光学ディスク、およびその他任意の揮発性(例えば、RAM)または不揮発性(例えば、ROM)の大容量記憶システムを含む、コンピュータ可読媒体上で維持されてもよい。コンピュータ可読媒体は、協調型または相互接続のコンピュータ可読媒体を含んでもよく、これらは、独占的に処理システム上に存在するか、または処理システムに対してローカルまたはリモートであってもよい、複数の相互接続処理システム中に分散されている。代表的な実施形態は上記のメモリに限定されないこと、およびその他のプラットフォームおよびメモリが記載された方法をサポートしてもよいことが理解されるべきである。
図示された実施形態では、本明細書に記載された、動作、処理、その他のいずれも、コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータ可読命令として実装されてもよい。コンピュータ可読命令は、モバイルユニット、ネットワーク要素、および/またはその他任意のコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行されてもよい。
システムの観点のハードウェア実装とソフトウェア実装の間には、ほとんど区別が残されていない。ハードウェアまたはソフトウェアの使用は、一般的に(しかし、特定の文脈においてはハードウェアとソフトウェアの間の選択が重要になることがあることにおいて、常にではなく)コスト対効率性のトレードオフを表す、設計選択である。本明細書において記載されるプロセスおよび/またはシステムおよび/またはその他の技術がそれによって遂行され得る様々な手段(vehicle)(例えば、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェア)があり、好ましい手段は、プロセスおよび/またはシステムおよび/またはその他の技術が展開される文脈によって変わってもよい。例えば、実装者が速度と精度が最重要であると決定する場合、実装者は主としてハードウェアおよび/またはファームウェアの手段を選択できる。柔軟性が最優先される場合、実装者は主としてソフトウェアの実装を選択してもよい。あるいは、実装者は、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアの何らかの組合せを選んでもよい。
前述の詳細な説明は、ブロック図、フローチャートおよび/または実施例の使用を介して、デバイスおよび/またはプロセスの様々な実施形態を記載した。そのようなブロック図、フローチャートおよび/または実施例が、1つまたは複数の機能および/または動作を含む限りにおいて、そのようなブロック図、フローチャート、または実施例内の各機能および/または動作が、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの実質的に任意の組合せによって、個別に、かつ/または集合的に実装されてもよいことは、当業者によって理解されるであろう。好適なプロセッサは、例として、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC、特定用途向け標準製品(ASSP)、FPGA回路、他のタイプの集積回路(IC)および/または状態マシンを含む。
特徴および要素が特定の組合せで上述されているが、当業者は、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用され得ることを理解するであろう。本開示は、様々な観点の例証として意図された、本出願に記載された特定の実施形態に限定されるものではない。当業者には明らかであろうように、多くの変更および変形が、その趣旨および範囲から逸脱することなく行われてもよい。明示的に提供しない限り、本願明細書で使用されるいかなる要素、作用または命令も、本発明にとって決定的または必須なものとして解釈されるべきではない。本明細書に列挙したものに加えて、本開示の範囲内の機能的に等価な方法および装置が、前述の説明から当業者には明らかであろう。そのような修正および変形は、添付の特許請求の範囲内に入るものと意図される。本開示は、特許請求の範囲が権利される均等物の全範囲とともに、添付の請求項によってのみ限定されるべきである。本開示は特定の方法またはシステムに限定されるものではないことが理解されるべきである。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のためのものであり、限定的であることを意図するものではないことが理解されるべきである。本明細書において使用される場合に、ここにおいて言及されるとき、用語「ユーザ機器」およびその略語「UE」は、(i)以下に記載されるような、無線送受信ユニット(WTRU);(ii)以下に記載されるような、WTRUの複数の実施形態のいずれか、(iii)以下に記載されるような、とりわけ、WTRUの一部または全部の構造および機能で構成された、無線対応デバイスおよび/または有線対応(例えば、テザリング可能(tetherable))デバイス;(iv)以下に記載されるような、WTRUの全部未満の構造および機能で構成された、無線対応デバイスおよび/または有線対応デバイス;または(v)その他を意味することがある。例示的WTRUの詳細は、本明細書に記載された任意のWTRUの代表であってもよい。
特定の代表的な実施形態では、本明細書に記載される主題のいくつかの部分は、ASIC、FPGA、DSP、および/またはその他の集積フォーマットを介して実装されてもよい。しかしながら、本明細書に開示されるいくつかの観点は、全体的または部分的に、1つまたは複数のコンピュータ上で実行される1つまたは複数のコンピュータプログラムとして(例えば、1つまたは複数のコンピュータシステム上で実行される1つまたは複数のプログラムとして)、1つまたは複数のプロセッサ上で実行される1つまたは複数のプログラムとして(例えば、1つまたは複数のマイクロプロセッサ上で実行される1つまたは複数のプログラムとして)、ファームウェアとして、または実質的にそれらの任意の組合せとして、等価に実装されてもよいこと、および回路を設計すること、および/またはソフトウェアおよび/またはファームウェアのためのコードを書くことは、本開示に照らせば、十分に当業者のスキルの範囲内であろうことを、当業者は認識するであろう。加えて、当業者は、本明細書に記載の主題のメカニズムは、様々な形態のプログラム製品として配布されてもよいこと、および本明細書に記載される主題の例証のための実施形態は、配布を実際に実施するために使用される、信号運搬媒体の特定のタイプとは関係なく適用されることを理解するであろう。信号運搬媒体の例は、それらに限定はされないが、以下のものを含む:フロッピーディスク、ハードディスクドライブ、CD、DVD、デジタルテープ、コンピュータメモリ、その他などの、記録可能型の媒体、並びにデジタルおよび/またはアナログ通信媒体(例えば、光ファイバーケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンク等)などの、送信型の媒体。
本明細書に記載された主題は、異なる他の構成要素内に包含されるか、またはそれと接続された、異なる構成要素を示すことがある。そのように描かれたアーキテクチャは、単に例示であること、および、実際には、同じ機能を達成する、その他多くのアーキテクチャが実装されてもよいことが理解されるべきである。概念的な意味において、同じ機能を達成する構成要素の任意の配設は、所望の機能が達成されるように、効果的に「関連付けられている」。従って、本明細書で特定の機能を実装するために組み合わされた任意の2つの構成要素は、アーキテクチャまたは中間構成要素に関係なく、所望の機能が達成されるように、互いに「関連付けられている」とみなされてもよい。同様に、そのように関連付けられた任意の2つの構成要素は、所望の機能を達成するために、互いに、「動作可能に接続されているか」または「動作可能に結合されている」とみなされてもよく、またそのように関連付けられることが可能な、任意の2つの構成要素は、やはり、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に結合可能である」とみなされてもよい。動作可能に結合可能な具体的な例は、それには限定されないが、物理的に結合可能(mateable)な、および/または物理的に相互作用する構成要素、および/または無線相互作用可能な、および/または無線相互作用する構成要素、および/または論理的に相互作用する、および/または論理的に相互作用可能な構成要素を含む。
本明細書における実質的に任意の複数および/または単数の用語の使用について、当業者は、文脈および/または用途の点で適切であるときに、複数から単数に、および/または単数から複数へ変換することができる。分かりやすくするために、本明細書においては、様々な単数形/複数形の置換は、明白に記載されることがある。
一般的に、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(例えば、添付の特許請求範囲の本文)において、使用される用語は、「非限定的な(open)」用語として意図されている(例えば、用語「含んでいる(including)」は、「含んでいるが、それには限定されない」と解釈されるべきであり、用語「有している(having)」は、「少なくとも有している」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むが、それに限定はされない」と解釈されるべきである)。導入されたクレーム記載の特定の数が意図される場合には、そのような意図は、そのクレーム中に明示的に記載され、そのような記載がない場合には、そのような意図は存在しないことを、当業者にはさらに理解されるであろう。例えば、1つの項目だけが意図される場合には、用語「単一」または類似の言語が使用されることがある。理解の助けとして、本明細書において添付された請求の範囲および/または詳細な説明は、クレーム記載を導入するために、導入句「少なくとも1つの」および「1つまたは複数の」の使用を含むことがある。しかしながら、そのような語句の使用は、同じクレームが、導入句、「1つまたは複数の」または「少なくとも1つ」および「a」または「an」などの不定冠詞を含むときでも、不定冠詞「a」または「an」によるクレーム記載の導入が、そのような導入されたクレーム記載を含む特定のクレームを、そのような記載事項を1つだけ含む実施形態に限定することを暗示するとは解釈されるべきではない(例えば、「a」および/または「an」は、「少なくとも1つ」または「1つまたは複数の」と解釈されるべきである)。同じことが、クレーム記載を導入するために使用される定冠詞の使用にも当てはまる。さらに、導入されたクレーム記載の特定の数が明示的に記載されている場合でも、当業者は、そのような記載が、少なくとも「記載された数」を意味するものと解釈されるべきであることを認識するであろう(例えば、その他の修飾詞のない、「2つの記載事項」だけの記載は、少なくとも2つの記載事項、または2つ以上の記載事項を意味する)。さらに、「A、BおよびC等の少なくとも1つ」に類似する慣用句が使用される事例において、一般的に、そのような構成は、当業者がその慣用句を理解するであろう意味において意図される(例えば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、それに限定はされないが、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを一緒に、AおよびCを一緒に、BおよびCを一緒に、並びに/またはA、B、およびCを一緒に有するシステムを含むことになる)。2つ以上の代替的用語を表す、実質的に全ての離接性の単語および/または語句は、詳細な説明、請求項の範囲、または図面にいずれにおいても、それらの用語の1つ、それらの用語のいずれか、または両方の用語を含む可能性を企図するものと理解されるべきであることを、当業者にはさらに理解されるであろう。例えば、句「AまたはB」は、「AまたはB」または「AおよびB」の可能性を含むものと理解されることになる。さらに、本明細書において使用される場合には、複数の事項および/または複数の事項の範疇の列挙に続く、「のいずれか(any of)」は、その事項および/または事項の範疇「のいずれか」、「のいずれかの組合せ」、および/または「の倍数のいずれかの組合せ」を、個別に、または他の事項および/または他の事項の範疇と合わせて、含むことが意図されている。さらに、本明細書において使用される場合には、「セット」または「群」の用語は、ゼロを含む、任意の数の事項を含むことが意図されている。さらに、本明細書において使用される場合には、「数」は、ゼロを含む、任意の数を含むことが意図されている。
本開示の特徴または観点が、マーカッシュグループの表現によって記載されている場合には、当業者は、それによって、本開示がマーカッシュグループのメンバの任意の個別のメンバ、またはサブグループの表現によって記載されていることを認識するであろう。
当業者には理解されるように、いずれの目的であれ、書面による説明を提示することによるなど、本明細書で開示された全範囲は、任意の全ての可能な部分範囲、およびその部分範囲の組合せも包含する。任意の列挙された範囲は、同じ範囲が、少なくとも半分、3分の1、4分の1、5分の1、10分の1、等に分解されるのを、十分に説明し、可能にするものと、容易に認識されることができる。非限定の例として、本明細書で考察された各範囲は、下3分の1、中央3分の1、および上3分の1、などに容易に分解され得る。当業者によって理解されるであろうように、「〜まで」、「少なくとも」、「より大きい」、「未満」、「最大」、その他のような全ての言語は、記載された数を含むとともに、上述したように、続いて部分範囲に分解されることができる範囲を意味する。最後に、当業者によって理解されるように、範囲は、それぞれ個々のメンバを含む。従って、例えば、1〜3個のセルを有するグループは、1、2または3個のセルを有するグループを意味する。同様に、1〜5個のセルを有するグループは、1、2、3、4または5個のセルを有するセルを指し、以下同様である。
特許請求の範囲は、そのように言明されない限り、提示された順序または要素に限定されるものとして読まれるべきではない。任意の請求項における「〜の手段(means for)」という用語の使用は、米国特許法第112条第6項またはミーンズプラスファンクションクレーム形式を起動するように意図されており、「〜の手段」の用語のないいかなる請求項も、そのように意図されていない。
ソフトウェアと関連するプロセッサが、無線送受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、端末、基地局、モビリティ管理エンティティ(MME)もしくは発展型パケットコア(EPC)、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実装するのに、使用されてもよい。WTRUは、ソフトウェア定義無線(SDR)、およびカメラ、ビデオカメラモジュール、ビデオフォン、スピーカフォン、バイブレーションデバイス、スピーカ、マイクロフォン、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、近距離通信(NFC)モジュール、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および/または任意の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)またはウルトラワイドバンド(UWB)モジュールなどの、その他の構成要素を含む、ハードウェアおよび/またはソフトウェアに実装される、モジュールと合わせて使用されてもよい。
本発明は、通信システムの観点から記述されてきたが、システムは、マイクロプロセッサ/汎用コンピュータ(図示されず)上のソフトウェアに実装されてもよいことが企図されている。特定の実施形態では、様々な構成要素の機能の1つまたは複数は、汎用コンピュータを制御するソフトウェアに実装されてもよい。
本発明は、特定の実施形態を参照して、図解され記述されるが、本発明は、示された詳細に限定されることを意図されていない。そうではなく、様々な変更が、特許請求の範囲の範囲および均等物の範囲内の詳細において、本発明から逸脱することなく行われ得る。
代表的な実施形態
第1の代表的な実施形態では、代表的な方法は、参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信するステップと;情報が第1の動作モードを示すことを条件として、(1)RSおよびデータトーンを含むか;または情報が第2の動作モードを示すことを条件として、(2)RSおよびヌルトーンを含む、DFT−s−OFDMシンボルを送信するステップとを含み、DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割され、チャンクのサイズまたは位置のいずれかが、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される。
第2の代表的な実施形態では、代表的なデバイスは、プロセッサ、メモリ、受信機、および送信機のいずれかを含む、回路を含み、参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信するとともに、情報が第1の動作モードを示すことを条件として、(1)RSおよびデータトーンを含むか;または情報が第2の動作モードを示すことを条件として、(2)RSおよびヌルトーンを含む、DFT−s−OFDMシンボルを送信するように構成されて、DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割され、チャンクのサイズまたは位置のいずれかが、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される。
第3の代表的な実施形態では、代表的な方法は、周波数ドメインサンプルを発生させるために、離散フーリエ変換(DFT)ユニットにおいて、ゼロをパディングされた参照信号シーケンスをプリコーディングするステップと、サブキャリアマッピングユニットにおいて、(i)利用可能なサブキャリアのセットの等間隔のサブキャリアのサブセットに、周波数ドメインサンプル、および(ii)利用可能なサブキャリアのセットの残りのサブキャリアに、ヌル信号、をマッピングするステップであって、参照信号シーケンスは、参照信号トーンおよびデータトーンまたはヌルトーンのいずれかを含み、参照信号シーケンスは、ある数のセグメントに分割され、各セグメントは参照信号トーンのチャンクを含む、ステップと、マッピングに従って、逆離散フーリエ変換(IDFT)ユニットに、周波数ドメインサンプルおよびヌル信号を供給するステップと、IDFTユニットによって受信された、周波数ドメインサンプルおよびヌル信号を、IDFTを使用するブロックベース信号に変換するステップであって、ブロックベース信号は、単一サブフレーム中に送信のための参照信号シーケンスの複数の繰り返しを含み、各繰り返しは、巡回プレフィックスとしてパディングされたゼロを含む、ステップとを含む。
第1の代表的な実施形態では、情報が第1の動作モードを示すことを条件として、DFT−s−OFDMシンボル内のPTRSを含む全てのチャンクが、同じビームを使用して送信され、情報が第2の動作モードを示すことを条件として、DFT−s−OFDMシンボル内のPTRSを含む異なるチャンクが、異なるビームを使用して送信される。
第1の代表的な実施形態では、第1のビーム測定方式が示されるとき、同じビームが使用されるとともに、第2のビーム測定方式が示されるとき、異なるビームが使用される。
第1の代表的な実施形態では、RSトーンは、位相トラッキング参照信号(PTRS)およびビーム管理参照信号のいずれかを含み、参照信号トーンは、復調または信号測定のいずれかのために使用され、各セグメントは、参照信号トーン、およびデータトーンまたはヌルトーンのいずれかを含む。
第1の代表的な実施形態では、チャンクサイズは、チャンクに含まれる連続するRSトーンの数を示す。
第1の代表的な実施形態では、方法は、(1)UE特有パラメータ、または(2)関連付けられたビーム情報のいずれかに従って、参照信号トーンに対するシーケンスを決定するステップをさらに含むとともに、UE特有パラメータは、UE−ID、高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングID、またはスケジューリングパラメータのいずれかを含む。
第1の代表的な実施形態では、セグメント内のチャンクの位置は、事前決定された位置、構成された位置、またはデータのスケジューリングパラメータに従って決定された位置のいずれかである。
第1の代表的な実施形態では、方法は、高位レイヤシグナリング、UE能力、または使用されるビームの数のいずれかに従ってセグメントの数を決定するステップと、データ送信のために使用される別のDFT−s−OFDMシンボルに対するチャンクの位置に基づいて、セグメント内のチャンクの位置を決定するステップとをさらに含む。
第1の代表的な実施形態では、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかが、シンボル当たりのレベル(per symbol level)、スロットレベル、またはTTIレベルのいずれかに適用され、参照信号トーンは、同じ送信電力を有するとともに、送信電力は、第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される。
第1の代表的な実施形態では、方法は、第2の動作モードを使用するステップと、UE特有パラメータまたはセル特有パラメータのいずれかに従ってチャンクの位置を決定するステップとをさらに含み、UE特有パラメータは、UE−ID、C−RNTIまたはUE特有高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングIDのいずれかであり、セル特有パラメータは、物理セルIDである。
第1の代表的な実施形態では、情報が第1の動作モードを示すことを条件として、疑似コロケーション(QCL)情報が、DFT−s−OFDMシンボル内の全てのセグメントに対して構成または示され、情報が第2の動作モードを示すことを条件として、QCL情報が、各セグメントに対して構成または示される。

Claims (20)

  1. 任意のプロセッサ、メモリ、受信機、および送信機を含む、回路を有する無線送受信ユニット(WTRU)に実装される方法であって、
    参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信することと、
    前記情報が前記第1の動作モードを示すことを条件として、(1)前記RSおよびデータトーンを含むか、または前記情報が前記第2の動作モードを示すことを条件として、(2)前記RSおよびヌルトーンを含む、前記DFT−s−OFDMシンボルを送信することと
    を含み、
    前記DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割され、
    前記チャンクのサイズまたは位置のいずれかが、前記第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定される、方法。
  2. 前記情報が前記第1の動作モードを示すことを条件として、前記DFT−s−OFDMシンボル内の前記RSを含む全てのチャンクが、同じビームを使用して送信され、
    前記情報が前記第2の動作モードを示すことを条件として、前記DFT−s−OFDMシンボル内の前記RSを含む異なるチャンクが、示されたビーム測定方式に従って、同じビームまたは異なるビームを使用して送信される、請求項1の方法。
  3. 第1のビーム測定方式が示されるときに、同じビームが使用されるとともに、第2のビーム測定方式が示されるときに、異なるビームが使用される、請求項2の方法。
  4. 前記RSトーンは、位相トラッキング参照信号(PTRS)およびビーム管理参照信号のいずれかを含み、
    前記参照信号トーンは、復調または信号測定のいずれかのために使用され、
    各セグメントは、参照信号トーン、およびデータトーンまたはヌルトーンのいずれかを含む、請求項1の方法。
  5. 前記チャンクサイズは、前記チャンクに含まれる連続するRSトーンの数を示す、請求項1の方法。
  6. (1)UE特有パラメータ、または(2)関連付けられたビーム情報のいずれかに従って、前記RSトーンに対するシーケンスを決定することをさらに含み、
    前記UE特有パラメータは、UE−ID、高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングID、またはスケジューリングパラメータのいずれかを含む、請求項1の方法。
  7. セグメント内のチャンクの位置は、データのスケジューリングパラメータに従って、事前決定される、構成される、または決定される、のいずれかである、請求項1の方法。
  8. 高位レイヤシグナリング、UE能力、または使用されるビームの数のいずれかに従ってセグメントの数を決定することと、
    データ送信のために使用される別のDFT−s−OFDMシンボルに対するチャンクの位置に基づいて、セグメント内の前記チャンクの前記位置を決定することと
    をさらに含む、請求項1の方法。
  9. 前記第1の動作モードまたは前記第2の動作モードのいずれかが、シンボル当たりのレベル、スロットレベル、またはTTIレベルのいずれかに適用され、
    前記参照信号トーンは、同じ送信電力を有するとともに、
    前記送信電力は前記第1または前記第2の動作モードのいずれかに従って決定される、請求項1の方法。
  10. 前記第2の動作モードを使用することと、UE特有パラメータまたはセル特有パラメータのいずれかに従ってチャンクの位置を決定することとをさらに含み、
    前記UE特有パラメータは、UE−ID、C−RNTI、またはUE特有高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングIDのいずれかであり、
    前記セル特有パラメータは、物理セルIDである、請求項9の方法。
  11. 前記情報が前記第1の動作モードを示すことを条件として、疑似コロケーション(QCL)情報が、DFT−s−OFDMシンボル内の全てのセグメントに対して構成または示され、
    前記情報が前記第2の動作モードを示すことを条件として、QCL情報が、各セグメントに対して構成または示される、請求項1の方法。
  12. 任意のプロセッサ、メモリ、受信機、および送信機を含む回路を有する、デバイスであって、
    参照信号(RS)を含む離散フーリエ変換(DFT)拡散直交周波数分割多重(DFT−s−OFDM)シンボルを送信するための、少なくとも第1の動作モードおよび第2の動作モードのいずれかを示す情報を受信するとともに、
    前記情報が前記第1の動作モードを示すことを条件として、(1)前記RSおよびデータトーンを、または前記情報が前記第2の動作モードを示すことを条件として、(2)前記RSおよびヌルトーンを含む、前記DFT−s−OFDMシンボルを送信するように構成され、
    前記DFT−s−OFDMシンボルは、それぞれがRSトーンのチャンクを含む、ある数のセグメントに分割され、
    前記チャンクのサイズまたは位置のいずれかが、前記第1の動作モードまたは第2の動作モードのいずれかに従って決定されるように構成された、デバイス。
  13. 前記情報が前記第1の動作モードを示すことを条件として、前記DFT−s−OFDMシンボル内の前記RSを含む全てのチャンクが、同じビームを使用して送信され、
    前記情報が前記第2の動作モードを示すことを条件として、前記DFT−s−OFDMシンボル内の前記RSを含む異なるチャンクが、示されたビーム測定方式に従って、同じビームまたは異なるビームを使用して送信される、請求項12のデバイス。
  14. 第1のビーム測定方式が示されるときに、同じビームが使用されるとともに、第2のビーム測定方式が示されるときに、異なるビームが使用される、請求項12のデバイス。
  15. 前記RSトーンは、位相トラッキング参照信号(PTRS)およびビーム管理参照信号のいずれかを含み、
    前記参照信号トーンは、復調または信号測定のいずれかのために使用され、
    各セグメントは、参照信号トーン、およびデータトーンまたはヌルトーンのいずれかを含み、
    チャンクサイズは、前記チャンクに含まれる連続する参照信号トーンの数を示す、請求項12のデバイス。
  16. UE特有パラメータに従って、前記RSトーンに対するシーケンスを決定するようにさらに構成され、
    前記UE特有パラメータは、UE−ID、高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングID、またはスケジューリングパラメータのいずれかを含む、請求項12のデバイス。
  17. 前記第1の動作モードまたは前記第2の動作モードのいずれかが、シンボル当たりのレベル、スロットレベル、またはTTIレベルのいずれかに適用され、
    前記参照信号トーンは、同じ送信電力を有するとともに、前記送信電力は、前記第1の動作モードまたは前記第2の動作モードのいずれかに従って決定される、請求項12のデバイス。
  18. 前記第2の動作モードを使用し、UE特有パラメータまたはセル特有パラメータのいずれかに従ってチャンクの位置を決定するようにさらに構成され、
    前記UE特有パラメータは、UE−ID、C−RNTI、またはUE特有高位レイヤシグナリングを介して構成されたスクランブリングIDのいずれかであり、
    前記セル特有パラメータは、物理セルIDである、請求項17のデバイス。
  19. 前記情報が前記第1の動作モードを示すことを条件として、疑似コロケーション(QCL)情報が、DFT−s−OFDMシンボル内の全てのセグメントに対して構成または示され、
    前記情報が前記第2の動作モードを示すことを条件として、QCL情報が、各セグメントに対して構成または示される、請求項12のデバイス。
  20. 任意のプロセッサ、メモリ、受信機、および送信機を含む回路を有するデバイスに実装される方法であって、
    周波数ドメインサンプルを発生させるために、離散フーリエ変換(DFT)ユニットにおいて、ゼロでパディングされた参照信号シーケンスをプリコーディングすることと、
    サブキャリアマッピングユニットにおいて、(i)利用可能なサブキャリアのセットの等間隔のサブキャリアのサブセットに前記周波数ドメインサンプル、および(ii)利用可能なサブキャリアの前記セットの残りのサブキャリアにヌル信号、をマッピングすることであって、前記参照信号シーケンスは、参照信号トーンおよびデータトーンまたはヌルトーンのいずれかを含み、前記参照信号シーケンスは、ある数のセグメントに分割され、各セグメントは参照信号トーンのチャンクを含む、ことと、
    前記マッピングに従って、逆離散フーリエ変換(IDFT)ユニットに、前記周波数ドメインサンプルおよび前記ヌル信号を供給することと、
    前記IDFTユニットによって受信された、前記周波数ドメインサンプルおよび前記ヌル信号を、IDFTを使用してブロックベース信号に変換することであって、前記ブロックベース信号は、単一のサブフレーム中に送信のための前記参照信号シーケンスの複数の繰り返しを含み、各繰り返しは、巡回プレフィックスとしてパディングされたゼロを含む、こととを含む方法。
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