JP2020512941A - アクティブプリフォームクランプを有する高速交換ロッド - Google Patents

アクティブプリフォームクランプを有する高速交換ロッド Download PDF

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Abstract

本発明は、完成容器をブロー成形的に製造するための装置内で、複数のプリフォームを搬送するための搬送システムにして、搬送システムが搬送チェーンを含んでおり、当該搬送チェーンのチェーンリンクは、プリフォームを搬送するための1つの支持要素を有しており、その際支持要素はシャフト部及びヘッド部を含み、ヘッド部はプリフォームの開口部分内へ挿入可能なヘッド端部領域を有している搬送システムに関するものであり、当該搬送システムは、ヘッド部がシャフト部にて保持されており、また、第1の操作要素の操作によってシャフト部から取り外し可能であり、その際、第1の操作要素は、ヘッド部に対して反対側にあるシャフト部の端部領域に配設されていること、を特徴としている。本発明は更に、プリフォームから完成容器をブロー成形的に製造するための装置、使用方法、並びに、本発明に従う搬送システムによってその都度用いられる少なくとも1つのヘッド部を交換するための方法、にも関している。

Description

本発明は完成容器をブロー成形的に製造するための装置内で、複数のプリフォームを搬送するための搬送システムに関しており、当該搬送システムは搬送チェーンを含んでおり、搬送チェーンの1つのチェーンリンクは、1つの支持要素及び1つの搬送要素を含んでいる。本発明は更に、プリフォームから完成容器をブロー成形的に製造するための装置、並びに、搬送システムの使用、及び搬送システムの少なくとも1つの支持要素を交換するための方法に関するものである。
液状の食料品及び飲料を包装するためには通常、例えばガラスやプラスチック製のボトルといった容器が用いられる、当該容器は1つの製造プロ節において異なる装置にて製造され、また引き続き別の装置にて充填される。この場合例えば、ブロー装置内でのプラスチック製の容器の製造が挙げられる。ブロー圧作用によって容器を形成する際には、熱可塑性の材料からなるプリフォーム、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)製のプリフォームが、ブロー機械内で複数の異なる加工ステーション(処理ステーション)に供給される。そのようなブロー機械は通常、加熱装置並びにブロー装置を有しており、それらの領域では予め調温されたプリフォームが2軸配向によって容器へと拡張される。拡張は圧縮空気を用いて、また場合によっては追加の延伸部を用いて行われ、当該圧縮空気は拡張されるべきプリフォーム内へ導入される。プリフォームをそのように拡張させる際のプロセス工学的な経過は、例えば特許文献1にて詳細に説明されている。圧力下で生じるガスの導入は、拡張中の容器の膨れ内への圧力ガス導入並びにブロー工程を開始するためのプリフォーム内への圧力ガス導入も含んでいる。容器を成形するためのブローステーションの基本的な構成は特許文献2に記載されている。プリフォームを調温するための可能性は特許文献3に詳述されている。
製造及び充填プロセス中は、容器を搬送すること、及び個別のプロセスステップの間に1つのステーションから別のステーションへ受け渡すことが必要となる。ブロー成形のための装置内部では、プリフォーム並びにブローされた容器が、異なる取り扱い装置を用いて搬送され得る。特にはプリフォームへ嵌められる搬送ロッド(搬送マンドレル)を用いることが有効であることが示された。
プリフォーム及び容器を搬送するための搬送ロッドを備えた装置の例は、特許文献4から知られている。ブロー装置は、回転性のブローホイール上に配設された、プリフォームを完成容器へと変形させるための複数のブローステーション、並びに、プリフォームを保持及び搬送するための保持装置、を含んでいる。特許文献4に示されている保持装置は、プリフォームの開口部分内へ挿入可能なそのヘッド部の領域に、複数の、すなわち少なくとも2つの位置決め可能なクランプ要素を有しており、当該クランプ要素は少なくとも一部の領域で丸みを付けて形成されており、また、当該クランプ要素はヘッド部の外周部に沿って互いに間隔をおいて配置されている。即ち当該クランプ要素は互いに周囲方向に間隔をおいて配置されている。複数のクランプ要素のうちの少なくとも1つは、保持装置の長手軸に関して側方でヘッド部に配された凹部内に位置決めされており、その際、凹部は、クランプ要素に作用を及ぼすためのスライド面にして、長手軸に対して傾斜して延びる上部スライド面及び下部スライド面を有している。また、ヘッド部は、下部スライド面を備えたヘッド下部部材及び上部スライド面を備えたヘッド上部部材を有している。その際プリフォームはその開口部分の領域に実質的に円筒状の内部表面を形成している。プリフォームを搬送するための適したその他のクランプ要素は、例えば特許文献5及び特許文献6に記載されている。
プリフォームを搬送するために用いられる搬送ロッドは、例えば完成容器をブロー成形するためのプリフォームを別の種類のプリフォームへ切り替えるため、又は、損傷した部品又は汚染された部品を交換するために、定期的に交換されなければならない。搬送ロッドの交換は、比較的コスト高でありまた手動で実行されなければならない。搬送ロッドを取り替えるために必要な作業コストを減少させるために、プリフォームのための機械的に交換可能な搬送ロッドを備えた安定的な搬送システムにして、プリフォームを安定的に保持するにもかかわらず搬送ロッドの迅速な交換を可能とする搬送システムが望まれる。
DE−OS 43 40 291 DE−OS 42 12 583 DE−OS 23 52 926 EP 2 753 465 A1 DE 10 2005 011 805 A1 DE 10 2008 023 701 A1
本発明の課題は従って、搬送速度が高速である場合においてプリフォームの信頼性高い搬送が支援されまた更に搬送ロッドの迅速な交換可能性が保証されているように、冒頭に挙げた種類の装置を構成することである。
この課題は、本発明に従い、本願では搬送要素と称される搬送ロッドが2つの部分から形成されており、プリフォームが搬送ロッドのヘッド部に取り外し可能に保持され、また、搬送ロッドのヘッド部が搬送ロッドのシャフト部に取り外し可能に保持されることによって、解決される。その際、ヘッド部に向かい合うシャフト部の端部に配置されている機構を操作することで、ヘッド部をシャフト部から取り外すことが出来る。この場合、搬送ロッドのヘッド部でのプリフォームの取り外し可能な保持も、また同様に、搬送ロッドのシャフト部でのヘッド部の取り外し可能な保持も、クランプ要素によって又はその他の様態で行うことが出来る。
本発明に従う複数の搬送要素は、使用されるヘッド部を迅速にまた確実に交換可能である、という長所を有している。ヘッド部はシャフト部の別の端部から取り外され得るので、ヘッド部を手動のみならず、単純に自動化して取り外すことが出来る。この様態では、ヘッド部を交換することによって、搬送システムを異なる部類のプリフォームに迅速に適合させることが出来る、例えば、異なる開口径を有するプリフォームに迅速に適合させることが出来る。固定手段としてクランプ要素を使用する場合には更に格段に信頼性が高くまた素早い保持が提供され、また、それにより高速な搬送速度が支援される。
従って本発明は、第1の観点では、完成容器をブロー成形的に製造するための装置内でプリフォームを搬送するための搬送装置に関するものであり、その際、搬送システムは搬送チェーンを含んでおり、当該搬送チェーンのチェーンリンクはプリフォームを搬送するための支持要素を有し、支持要素はシャフト部及びヘッド部を含み、ヘッド部はプリフォームの開口部分内へ挿入可能なヘッド端部領域を有している。当該搬送装置は、ヘッド部がシャフト部に保持されており、また、第1の操作要素の操作部を用いてシャフト部から取り外し可能であり、その際、第1の操作要素はヘッド部の反対側のシャフト部の端部領域に配置されていること、を特徴としている。プリフォームは第2の操作要素を用いてヘッド部から取り外し可能であり得て、その際、第2の操作要素は、ヘッド部の反対側のシャフト部の端部領域に配置されている、及び/又は、第1の操作要素によって操作可能である。
ヘッド部はその際、シャフト部バネの復元力を用いてシャフト部に保持され得る。このシャフト部バネは、シャフト部内に又はシャフト部に接して配置されている、特にはヘッド部を保持している端部とは反対側に存在するシャフト部の端部領域に配置されている。バネの復元力は特にはシャフト部の長手軸に沿って作用する。類似の様態でヘッド部バネの復元力を用いてプリフォームをヘッド部に保持することが出来る。
従って、本発明に従う課題は、言い換えれば、以下のように解決される、すなわち、ヘッド部及びシャフト部が、ヘッド部の反対側の領域でシャフト部に作用を及ぼす少なくとも1つのバネによって、相対的に互いにテンションをかけて固定されていることによって、そして更に、ヘッド部及びプリフォームが、又は、ヘッド部及び容器が、ヘッド部へ作用を及ぼす少なくとも1つの別のバネによって、相対的に互いにテンションをかけて固定されていることによって、解決される。
シャフト部バネの復元力は例えば複数のクランプ要素に作用することが可能であり、当該クランプ要素はヘッド部をシャフト部に保持することに適している。そのためシャフト部は、ヘッド部の開口部分内へ挿入可能なシャフト部端領域に、位置決め可能で丸めて形成された少なくとも2つのシャフト部クランプ要素を有しており、当該少なくとも2つのシャフト部クランプ要素は、シャフト部端部領域の外周に沿って互いに間隔をおいて配置されており、また、第1の操作要素の操作部を用いて支持要素の長手軸から半径方向へ変位可能である。
ヘッド部バネの復元力は例えば、プリフォームをヘッド部に保持することに適した複数のクランプ要素に作用することが出来る。そのためヘッド部は、プリフォームの開口部分内へ挿入可能なヘッド部領域に、位置決め可能で丸めて形成された少なくとも2つのヘッドクランプ要素を有しており、当該少なくとも2つのヘッドクランプ要素は、ヘッド部領域の外周に沿って互いに間隔をおいて配置されており、また、第2の操作要素の操作部を用いて支持要素の長手軸から半径方向外側へ変位可能である。
複数のクランプ要素は、それぞれ側方で、複数のスライド面を有する凹部内に配設され得て、それらのスライド面ではそれぞれのクランプ要素が(例えばバネの復元力の作用による)力の作用によって、可逆的に外側へ向かって変位され得る。クランプ要素のこのような変位によって、ヘッド部或いはシャフト部の外周は以下のように拡大される、すなわち、プリフォーム或いはヘッド部の内側壁部に対して圧力が作用し、そしてプリフォーム或いはヘッド部が確実に保持されるように、ヘッド部或いはシャフト部の外周が拡大される。
従って、複数のシャフト部クランプ要素のうち少なくとも1つは、支持要素の長手軸に関して側方で、シャフト部に配される凹部内に位置決めされ得て、その際、凹部は長手軸に対して傾斜して延びる、シャフト部クランプ要素に対して作用を及ぼすための上部スライド面及び下部スライド面を有している、また、シャフト部は上部スライド面を備えるシャフト部端部領域上部、及び、下部スライド面を備えるシャフト部内部材を有している、その際、シャフト部端部領域上部及びシャフト部内部材は、シャフト部内部材へ作用を及ぼす少なくとも1つのシャフト部バネによって、相対的に互いにテンションをかけて固定されている。
類似の様態で、複数のヘッドクランプ要素のうちの少なくとも1つは、支持要素の長手軸に関して側方で、ヘッド部に配される凹部内に位置決めされ得て、その際、凹部は長手軸に対して傾斜して延びる、ヘッドクランプ要素に対して作用を及ぼすための上部スライド面及び下部スライド面を有している、また、ヘッド部は上部スライド面を備えるヘッド部上部、及び、下部スライド面を備えるヘッド部内部を有している、その際、ヘッド部上部及びヘッド部内部は、ヘッド部内部へ作用を及ぼす少なくとも1つのヘッド部バネによって、相対的に互いにテンションをかけて固定されている。
特には圧力バネといったバネをヘッド部の反対側のシャフト部の表側(上側)に作用させることによって、ヘッド部の開口部分をシャフト領域へ押し滑らせる際に、シャフトクランプ要素がヘッド部に対して離背する側に存在するシャフト部の端部へ向かう方向で変位されるように及び/又はシャフト部の内部(内側)へ向かう方向で変位されるように、シャフト端部領域の凹部から突出しているシャフトクランプ要素に対して、力が及ぼされる。シャフト部の「内部(内側)」は、本発明に従えば、支持要素の中心軸或いはシャフト部の中心軸の方向にある、すなわち例えば、シャフト部の外周方向からシャフト部の中心軸への方向にある。シャフトクランプ要素は、それに関して、支持要素の長手軸の方向で作用する力をヘッド部へ伝え、また、このヘッド部を作用させられる内圧によって固定的に保持する。本発明の意味での「内圧」は、例えば支持要素の長手軸の方向から支持要素、シャフト部、及び/又は、ヘッド部の外周部の方向へと及ぼされる圧力といった、内側から及ぼされるクランプ圧(緊締圧)である。
特には圧縮バネ(コンプレッションスプリング)といった別のバネを用いてヘッド部へ作用を及ぼすことによって、プリフォーム又は容器の開口部分をヘッド部へ押し滑らせる際に、ヘッド部の凹部から突出している複数のヘッドクランプ要素に対して、これらのヘッドクランプ要素がヘッド部上部へ向かう方向で変位されるように及び/又はヘッド部の内部(内側)の方向で変位されるように、作用が及ぼされる。ヘッド部の「内部(内側)」は、本発明に従えば支持要素の中心軸の方向にある。ヘッドクランプ要素はこの場合、支持要素の長手軸の方向で作用する力をプリフォーム又は容器の開口部分へと伝え、そして、作用を及ぼされる内圧或いはクランプ圧(緊締圧)によってそれを固定的に保持する。
シャフト部がヘッド部の反対側の領域にてバネによって作用を及ぼされるシャフト部バネの配置は、特にはプリフォームの開口部分の外部の領域にバネを位置決めすることを可能にする。これによりバネは、バネを収容するために十分な大きさの領域に配設されており、その結果、バネの使用は、ヘッド部の不必要に複雑な形状をもたらさない。更に、シャフト部バネはプリフォームの加熱時に通常は加熱放射(加熱光線)によって作用を及ぼされない領域に配設される。
ヘッド部内部がその内側でバネによる作用を受けるヘッド部バネの配置は、更に、このバネの空間節約的な収容を可能にする。
従ってこの構造は、1つ又は複数の弾性部品によってシャフトクランプ要素及びヘッドクランプ要素に直接作用を及ぼす場合と比べて、コンパクトで明快な瞭然とした構造に関しても、また同様に堅牢で高品質な機能の提供に関しても、著しい長所を有している。
通常の使用に従えば、ヘッド部のヘッド端部領域は完全にプリフォーム或いは容器の開口部分内へ挿入されている、及び/又は、シャフト部のシャフト端部領域は完全にヘッド部内へ挿入されている。ヘッド部上部はそのヘッド端部とは反対側の延長部の領域においてプリフォームの開口部分から突出している。シャフト部はそのシャフト端部領域とは反対側の延長部の領域においてヘッド部の開口部分から突出している。
従って、ヘッド部は、また、プリフォーム又は容器は、それぞれ片側に開口部分を有している。本発明の意味での開口部は、凹部或いは内側湾曲部である。特には、開口部は実質的にシリンダ状(円筒状)の形状を有している。いずれにせよ開口部は、その対向部材(すなわちシャフト部の端部或いはヘッド端部領域)が当該開口部内へ適合して収まるように、形成されている。特には、開口部内へ対向部材を挿入した後で、対向部材は、開口部によって或いは開口部を取り囲む部品によって、隣接して取り囲まれている。特には、ヘッド部、及び、プリフォーム又は容器は、開口部分の反対側では閉じられている。
搬送要素の長手軸は、好ましくはシャフト部の中心軸である、又は代替的にこの中心軸に対して平行な軸である。
シャフト部内部材はヘッド部内部へ作用を及ぼすための端部面を有している。端部面は平坦であっても、平坦でなくてもよく、また、例えばヘッド部内部に適合する形状を有している。
シャフト部内部材はシャフト部バネを貫通して通過延伸することが出来る。シャフト部バネは特にはシャフト部の突出部にて突っ張っている。これにより、シャフト部をヘッド部に対して相対的に弾性的にテンションをかけて固定することを実現することが出来る。構造的なバリエーションに従って、突出部を段差部によって形成することが考えられる。
ヘッド部バネは特にはヘッド部内部材の内部で延伸している。ヘッド部バネは特にはヘッド部内部材の内部でエンドプレートにて突っ張っている。エンドプレートは、シャフト部内部材の端面と同様に、平面であっても非平面であってもよく、また例えばヘッド部バネに対応して形状を有することも出来る。
シャフト部はシャフト部内部材及びシャフト部内部材を少なくとも部分的に取り囲むパイプ部から形成されており、シャフト部内部材が例えば棒形状又はタペット形状で形成されていること及び/又はシャフト棒体及びそれを少なくとも部分的に取り囲むシャフト内パイプを含んでいることによって、安価な構造が支援される。
シャフト部内部材は1つの実施形態においては、シャフト棒体及びそのシャフト棒体を少なくとも部分的に取り囲むシャフト内パイプを含んでいる。この様態では、ヘッド部を保持するシャフトクランプ要素は、ヘッドクランプ要素から分かれて取り外され得てまた作動セットされ得る。これは、プリフォームが支持要素から取り外された後でのヘッド部のより一層確実な保持という更なる長所を提供する。言い換えれば、例えばタペット形状のシャフト部が、内部に存在する棒体形状或いはタペット形状のシャフト部(シャフト棒体)を備えるパイプ形状のシャフト部(シャフト内パイプ)によって、置き換えられることにより、バネにより予め負荷を掛けられた更なる保持要素を補うことが可能であり、当該更なる保持要素は、力を加えずに(僅かな力で)支持要素によってプリフォームを嵌め合わせること及び引き離すことが出来るように、プリフォームを能動的に緊締及び緩和させる。第2のクランプ要素は、この実施形態においては、シャフト内パイプ内に存在するシャフト棒体にして、タペット形状を有し得るシャフト棒体によって、操作される。シャフト内パイプは従って、シャフトクランプ要素に作用を及ぼすための下部スライド面を有し得る。同様にシャフト棒体は、本発明に従えば、ヘッド部内部材に作用を及ぼすための端面を有し得る。
これに関してシャフトクランプ要素及びヘッドクランプ要素は、それぞれクランプ要素とも称される。クランプ力の有利な伝達は、クランプ要素が球形状で又は少なくとも部分的に円筒状に形成されており、また後者のケースではその支持要素の長手軸の方向を向く端部領域の範囲に先細り部を有することによって達成される。これらのクランプ要素の位置決めのためには、先細り部が円錐台形状(切頭円錐形状)で形成されていることが有利であることが判明した。このケースでは、先細り部が要素長手軸に対する傾斜角度にして、スライド面の傾斜角度に対応する傾斜角度、を有していることによって、平面的な力の伝達を達成することが出来る。しかしながら本発明に従えば、クランプ要素が球形状で形成されていることが特に好ましい。クランプ要素を球形状に形成すること及び複数の個別のクランプ要素を用いることは、弾性変形を必要とすることなく、クランプ要素の半径方向での定義された位置決めを可能にする。クランプ要素はクランプ工程を実行するために半径方向で正確に位置決めされ得る。球形状の輪郭によって、関連するスライド面での容易な滑り出しが促進される。更に、クランプ力はその都度局所に限定されて、プリフォーム又は容器の、或いはヘッド端部領域の開口部分の内部画定部の領域へもたらされ得る。
好ましい実施形態においては、ヘッド部或いはシャフト部はそれぞれ、少なくとも2つのクランプ要素を有している、特には少なくとも4つの、より一層好ましくは少なくとも6つのクランプ要素を有している。複数のクランプ要素はそれぞれ外周に沿って互いに間隔をおいて配設されている。好ましい実施形態においては、外周面の周りに配設されたクランプ要素の間のそれぞれの間隔は等しい。その際クランプ要素は有利な様態では、それぞれが向かい合って存在していてもよい。従って1つの実施形態においては、ヘッド部或いはシャフト部は外周面に沿って偶数個のクランプ要素を有している。
複数の凹部は、好ましくは、対応する部材(ヘッド部及び/又はシャフト部)の外側における複数の切り欠き部として形成されている。部材の外側での凹部の直径は有利には、クランプ要素の最大径よりも、特には球形状のクランプ要素の最大径よりも、より小さいものとなる。この様態では、クランプ要素が凹部から転がり落ちることが防がれる。同時に、部材の外側での凹部の直径は、クランプ要素がその都度の開口部分を固定的にクランプ(緊締)するために部材の中心軸の方向から部材の外周を超え出て動くことが出来ること、を保証するために十分に大きい。
それぞれのクランプ要素へ作用を及ぼすために、凹部は長手軸に対して傾斜した上部スライド面及び下部スライド面を有していてもよい。その場合その都度スライド面の一方が、関連する部材(ヘッド部或いはシャフト部)に形成されており、また他方が関連する可動的な部材(ヘッド部内部材或いはシャフト部内部材)に形成されている。それぞれのスライド面はその際、例えば長手軸に対して、10°から80°の角度、特には20°から70°の角度、より強く好ましくは30°から60°の角度、例えば約45°の角度、を有していてもよい。
転回工程(向き変え工程)を実行することのないプリフォーム或いは容器の搬送は、複数のプリフォームが、それらの搬送方向の少なくとも一部に沿って、その開口部分で、支持要素によって垂直方向上方へ調整(指向)されて搬送されることによって、援助される。
別の観点では、本発明は以下のような装置に関するものである、つまり、特には熱可塑性材料製のプリフォームといったプリフォームから完成容器をブロー成形するための装置であって、搬送区間に沿ってプリフォームを熱的に調整するための少なくとも1つの加熱装置、及び、熱的に調整されたプリフォームを完成容器へと変形させるための少なくとも1つの変形装置を備えている装置にして、当該装置が、少なくとも1つの本発明に従うプリフォームを搬送するための搬送システムを有しており、その際、搬送システムが少なくとも加熱装置の領域に配設されていることを特徴とする装置に関するものである。
更に別の観点では、本発明は、特には熱可塑性材料製のプリフォームといったプリフォームから完成容器をブロー成形するための装置での、本発明に従う搬送システムの使用に関連しており、当該装置は、搬送区間に沿ってプリフォームを熱的に調整するための少なくとも1つの加熱装置、及び、熱的に調整されたプリフォームを完成容器へと変形させるための少なくとも1つの変形装置を備えており、その際、当該搬送システムは特には加熱装置の領域で使用される。
最後に、本発明は別の観点では、本発明に従う搬送システムの少なくとも1つのヘッド部を交換するための方法にも関連しており、当該方法においては、搬送システムのヘッド部はシャフト部から分離され別のヘッド部によって置き換えられる。
以下の図面に関連し、本発明の実施例に基づいて本発明についてより詳細に説明する。
プリフォームから容器を製造するためのブローステーションの斜視図を示す。 その内部でプリフォームが延伸及び膨張されるブロー型の長手断面図を示す。 容器をブロー成形するための装置の基本的な構造を明確化するための概略図を示す。 増加された熱容量を有する変更された加熱区間を示す。 本発明に従う支持要素の3つの垂直断面を示しており、プリフォーム及びヘッド部がシャフト部に保持され(図面左側)、プリフォームは外され及びヘッド部はシャフト部に保持され(図面中央)、また、ヘッド部はプリフォームと共にシャフト部から外されている(図面右側)。 本発明に従う支持要素の別の実施形態の2つの垂直断面を示しており、プリフォーム及びヘッド部がシャフト部に保持されており、またシャフト内パイプ/シャフトクランプ要素及びシャフト棒体/ヘッドクランプ要素が互いに独立して操作される(図面左側)、また、シャフト棒体によって及ぼされる閾値ストロークを超える場合、シャフト棒体はシャフト内パイプ内へ入り込みそしてそれにより漸次最初にヘッドクランプ要素へ入り込み、また、閾値ストロークを超える場合、シャフトクランプ要素が操作される(図面右側)。 本発明に従う支持要素の2つの側面図を示しており、プリフォーム及びヘッド部がシャフト部に保持され(図面左側)、また、ヘッド部はプリフォームと共にシャフト部から外されている(図面右側)。
本発明の更なる長所や特徴については、図面を用いた実施例についての以下の詳細な説明において明らかにされる。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
プリフォーム1を容器2へと変形するための装置の基本的な構造は、図1及び図2に図示されている。その際の配置は、図示されているように行うか、垂直平面内で180°回転させて行うことが出来る。
容器2を形成するための装置は、基本的に、ブローステーション3から構成されており、当該ブローステーション3はその内部へプリフォーム1を入れることが可能なブロー型(ブローモールド)4を備えている。プリフォーム1はポリエチレンテレフタレート製の射出成形部材であり得る。ブロー型4内にプリフォーム1を入れる(セットする)ことを可能にするため、そして、完成した容器2を取り出すことを可能にするために、ブロー型4は、割型5、6及び底部部分(ボトム部)7から構成されており、当該底部部分7はリフト装置8によって位置決め可能である。プリフォーム1はブローステーション3内の領域で保持要素9によって固定されていてもよい。例えば、プリフォーム1を挟持部又はその他の取り扱い手段を介して直接ブロー型4内へ入れることも、可能である。
圧縮空気の供給を可能とするため、ブロー型4の下方には、連結ピストン10が配設されており、当該連結ピストン10はプリフォーム1に圧縮空気を供給しまた同時に密閉を担う。構成を変更する場合は、基本的に固定的な圧縮空気供給部を用いることも考えられる。
この実施例においては、プリフォーム1の延伸は、延伸ロッド11を用いて行われ、当該延伸ロッド11はシリンダ12によって位置決めされる。別の実施形態に従えば、延伸ロッド11の機械的な位置決めは、カーブセグメント(カムセグメント)を介して実行され、当該カーブセグメントはタップローラによる作用を受けている。カーブセグメントを用いることは、特には複数のブローステーション3が回転性の1つのブローホイールに配設されている場合に合目的である。
図1に示されている実施形態においては、延伸システムは、2つのシリンダ12のタンデム装置が提供されているように、形成されている。延伸ロッド11は第1シリンダ13によって先ず、実際の延伸工程が始まる前にプリフォーム1の底部14の領域まで移動される。実際の延伸工程の間は、第1シリンダ13は外へ出された延伸ロッドと共に、第1シリンダ13を支持しているキャリッジ15と一緒に、第2シリンダ16によって又はカム制御を介して、位置決めされる。特には、延伸工程を実行する間ガイドレールに沿ってスライドするガイドローラ17によって最新の延伸位置が設定されるように第2シリンダ16がカム制御されて調整されることが考えられる。ガイドローラ17は第2シリンダ16によってガイドレールに対して押し付けられる。キャリッジ15は2つのガイド要素18に沿ってスライドする。
支持体19、20の領域に配された割型5、6を閉じた後で、ロック装置40を用いて互いの支持体19、20に対する閉鎖が行われる。
プリフォーム1の開口部分21の異なる形状に適合させるために、図2に従い、ブロー型4の領域に個別の雄ねじ部22を使用することが企図されている。
図2は、ブローされた容器に加えて、破線で記載されたプリフォーム1及び概略的に拡大中の容器の膨れ23を示している。
図3は、加熱区間24及び回転性のブローホイール25を備えるブローマシンの基本的な構造を示している。プリフォーム供給部26から出発して、複数のプリフォーム1が、受け渡しホイール27、28、29によって加熱区間24の領域へと搬送される。プリフォーム1を調温するために、加熱区間24に沿ってヒータ30並びにファン31が配設されている。プリフォーム1を十分に調温した後で、これらは受け渡しホイール35によってブローホイール25に受け渡される。当該ブローホイール25の領域内には複数のブローステーション3が配設されている。最後までブローされた容器2は、別の受け渡しホイール37、28、38によって搬出区間32に供給される。受け渡しホイール37はその際、取り出しホイールとして形成されており、また、受け渡しホイール38は搬出ホイールとして形成されている。
容器2内へ充填された特には飲料といった食料の長期の有用性を保証するような材料特性を容器2が有するように、プリフォーム1を容器2へと変形出来るようにするためには、複数の特別な方法工程がプリフォーム1の加熱及び配向の際に維持されなければならない。加えて更に、特別な寸法決定工程を守ることによって有利な作用を獲得することが出来る。
熱可塑性の材料としては、異なる複数の合成物質を用いることが出来る。例えばPET、PEN、又はPPが使用可能である。
配向工程の間のプリフォーム1の拡張は、圧縮空気を供給することによって行われる。圧縮空気の供給工程は、プリブローフェーズとそれに続くメインブローフェーズに分けられ、プリブローフェーズでは、例えばプレスエアといったガスが低い圧力レベルで供給され、またメインブローフェーズでは、ガスは高い圧力レベルで供給される。プリブローフェーズ中は通常10barから25barの間の圧力を有する圧縮空気が用いられ、また、メインブローフェーズ中は25barから40barの間の圧力を有する圧縮空気が供給される。
図3からは、図示されている実施形態において加熱区間24が複数の回転性の搬送要素33から形成されており、当該搬送要素33がチェーン状に互いに並んでそして転換ホイール34、36に沿って案内されていることも見て取れる。特には、チェーン状に配置することによって、基本的に長方形形状のベース輪郭を張り拡げることが考えられる。図示されている実施形態においては、受け渡しホイール27に向かう拡張部の領域では比較的大きく寸法決定された単独の転換ホイール34が用いられており、隣り合う転換部の領域には比較的小さく寸法決定された2つの転換ホイール36が用いられる。しかしながら基本的には任意のガイド部を想定することが出来る。
受け渡しホイール27及びブローホイール25を互いに可能な限り密に配置出来るようにするためには、図示した配置が格別に合目的であることが判明したが、その理由は、加熱区間の対応的な拡張部の領域に3つの転換ホイール34、36が位置決めされており、またとりわけ、それぞれ、より小さい転換ホイール36が加熱区間の直線的な延伸部分への移行部の領域に位置決めされており、また、より大きな転換ホイール34が受け渡しホイール27及びブローホール25に対する直接的な受け渡し領域に位置決めされていることにある。チェーン状の搬送要素33を用いる代わりに、回転性の加熱ホイールを用いることも可能である。
容器2を最後までブローした後、それらは受け渡しホイール38によってブローステーション3の領域の外へ出して案内され、搬出区間まで搬送される。
図4に図示されている変形された加熱区間24内では、より多くのヒータ30によって、単位時間ごとにより多くのプリフォーム1を調温することが出来る。ファン31はこの場合冷却空気を複数の冷却空気流路39内へ導入しており、当該冷却空気流路39は割り当てられたヒータ30に対してそれぞれ向かい合っておりまた流出開口部を介して冷却空気を排出する。流出方向の配置により、冷却空気のための流れの方向は基本的にプリフォーム1の搬送方向に対して左右方向で実現される。冷却空気流路39はヒータ30に向かい合っている表面の領域に加熱光線に対するリフレクタを準備してもよく、又同様に、排出される冷却空気を介してヒータ30の冷却をも実現することが可能である。
ブローマシンを通ってのプリフォーム1及び容器2の搬送は、異なる種類及び方法で行うことが出来る。実施バリエーションの1つに従えば、プリフォーム1は少なくともその搬送路の基本的な部分に沿って、搬送ロッド33によって支持される。しかしながら、外側でプリフォームを掴む挟持部を用いてプリフォームの搬送を実行すること、又は、プリフォームの開口部分内へ装入されるインナーロッドを用いること、も可能である。同様に、プリフォームの空間的な配向に関しては、異なるバリエーションも考えられる。
バリエーションの1つに従えば、プリフォーム1はプリフォーム供給部26の領域において、その開口部を鉛直方向で上に向けて配向して供給され、その後回転され、加熱区間24及びブローホイール25に沿ってその開口部を鉛直方向で下に向けて配向して搬送され、そして搬出区間32に到達する前に再び回転される。別のバリエーションに従えば、プリフォーム1は加熱区間24の領域においてその開口部を鉛直方向で下に向けて配向して加熱されるが、ブローホイール25に到達する前に再度180°回転される。
第3のバリエーションに従えば、プリフォーム1はブローマシンの全ての領域を、転回工程を行うことなく、その開口部を鉛直方向で上に向けて通り抜ける。
図5は、プリフォーム1又は容器2の開口部分21の内部でのヘッド部48の位置、並びに、ヘッド部48内部のシャフト部46或いはシャフト端部領域52の位置を、3つの長手垂直断面図で示している。
3つの図面(左、中央、右)は、異なる3つの段階での支持要素44を示しており、その際、(左では)プリフォーム1/容器2及びヘッド部48はシャフト部46にて保持され、(中央では)プリフォーム1/容器2は取り外されており、ヘッド部48はシャフト部46にて保持され、(右では)ヘッド部48はプリフォーム1/容器2と共にシャフト部52から取り外されている。
支持要素44はそれぞれ1つのシャフト部46及びヘッド部48を有しており、その際、ヘッド部48及びシャフト部46は左側の図及び中央の図では互いに(分離可能に)接続されている。ヘッド部48を備えるシャフト部46は、不図示の部材ベースに対して不図示の部材長手軸の方向で可動的である。通常の実施例に従えば、複数の支持要素44は、例えば部材ベース上方で、チェーン状に互いに接続され得る、又は、周回性の搬送チェーンを用いて接続され得る。しかしながら支持要素44は周回性の受け渡しホイール或いはその他の装置に取り付けられていてもよい。
ヘッド部48は凹部58を有しており、そこにヘッドクランプ要素56が配置されている。凹部58はプリフォーム1の開口部分内に挿入可能なヘッド部領域50に配置されており、また、それぞれが支持要素44の長手軸に関して側方でヘッド部48に配置されている。凹部58はそれぞれ1つのヘッドクランプ要素56を抱えており、当該ヘッドクランプ要素56は図示されている実施例内では丸めて形成されており、また、特には球形状を有している。
図示されているヘッド部48は6つのヘッドクランプ要素56を有しており、示されている垂直断面においてはそのうちの2つが視認出来る。複数のヘッドクランプ要素56は、ヘッド部領域50の外周に沿って、互いに間隔をおいて配置されている。特にはヘッドクランプ要素56の間の間隔は統一されている、すなわち、全てのヘッドクランプ要素56はそれぞれ、隣り合うヘッドクランプ要素56に対して等しい間隔を有している。
凹部58は、ヘッドクランプ要素56に対して作用を及ぼすための長手軸90に対して傾いて延びる上下のスライド面62、64を有している。特にヘッド部48は、上部スライド面62を備えるヘッド部上部70及び下部スライド面64を備えるヘッド部内部材72を有している。図示されているように、上部スライド面62は凹部58内部のV形状の窪みの一部であってもよい。それは、凹部58内部でヘッドクランプ要素56を効果的に保持し、そして更に、ヘッドクランプ要素56の取り外し或いは固定の際に例えば長手方向に対して直角なヘッドクランプ要素56の変位を可能にする。下部スライド面64は好ましくはヘッド部内部材72に配されている。ヘッド部内部材72は更に好ましくは、長手軸80に沿ってヘッド部48の内部で変位可能である。支持要素の端部にして、ヘッド部48に対して反対側の端部の方向でのこの変位移動によって、下部スライド面64はヘッドクランプ要素56との接触状態へもたらされる、及び/又は、ヘッドクランプ要素56は下部スライド面64に沿って凹部58内部で更にヘッド部48の中心から外側へスライドする。この動きによって、ヘッド部48に位置決めされた開口部分21に内圧が作用させられ、その結果、開口部分21はヘッド部48に固定的にクランプされる。
図示されている実施例ではヘッド部内部材72はタペット形状のシャフト部内部材76によって操作される。シャフト部内部材76が長手軸90に沿ってヘッド部内部材72の方向へ動かされる場合、それに従い、シャフト部内部材76の端面82は、圧縮バネとして形成されたヘッド部バネ78の弾性力に対抗して、ヘッド部内部材72を押し込む。このヘッド部バネ78は、ヘッド部上部70及びヘッド部内部材72を互いにテンションを掛けて固定している。ヘッド部内部材72は図示されている例においては鐘形状で形成されている。鐘形状の内側には、ヘッド部バネ78が配設されている。シャフト部内部材76を用いたヘッド部内部材72への十分な圧力によって、下部スライド面64によってヘッドクランプ要素56に対して作用される圧力は減少されるか、打ち消され、そして、ヘッドクランプ要素56はより強くヘッド部48の内部の方向へ移動する、及び/又は、ヘッドクランプ要素56によって開口部分21に及ぼされるクランプ圧は減少する(図5、中央)。開口部分21に及ぼされる内圧/クランプ圧は、その都度減少されるので、その結果、プリフォーム1或いは容器2は支持要素44から取り外され得る、又は、落下する。
シャフト部内部材76は、そのヘッド部48の反対側(ヘッド部48から離背する側)にある端部への圧力作用によって、長手軸の方向に操作され得る。同様に別の操作メカニズムも考えられる。シャフト部内部材76を操作することによって、球形状で形成されたヘッドクランプ要素56はロック解除される、すなわち外され、またヘッド部内部の方向へ変位される。支持要素44はこの能動的な操作メカニズムに基づいてアクティブロッドとも称される。
シャフト部46はヘッド部48の開口部分内へ挿入可能なシャフト端部領域52に複数の凹部60を有しており、当該凹部60にシャフトクランプ要素54が配置されていること、が見て取れる。複数の凹部60はヘッド部48の開口部分内へ挿入可能なシャフト端部領域52に配置されており、またそれぞれが支持要素44の長手軸に関連してシャフト部46の側方に配置されている。複数の凹部46はそれぞれ1つのシャフトクランプ要素54を含み、当該シャフトクランプ要素54は図示されている実施例においては丸めて形成されており、また好ましくは球形状を有している。
図示されているシャフト部46は6つのシャフトクランプ要素54を有している、図示されている垂直断面においては、それらのうちの2つが視認可能である。シャフトクランプ要素54はシャフト端部領域52の外周に沿って互いに間隔をおいて配設されている。特には、シャフトクランプ要素54の間の間隔は統一されている、即ち、全てのシャフトクランプ要素54のそれぞれは、隣り合うシャフトクランプ要素54に対して、同一の間隔を有している。
凹部60は、シャフトクランプ要素54に作用を及ぼすための、長手軸90に対して傾いて延伸する上部スライド面66及び下部スライド面68を有している。特には、シャフト部46は、上部スライド面66を備えられたシャフト端部領域上部74及び下部スライド面68を備えられたシャフト部内部材76を有している。図示されているように、上部スライド面66は凹部60内のV字形状の窪みの一部であってもよい。それはシャフトクランプ要素54を凹部60内で効果的に保持し、そして更に、シャフトクランプ要素54の取り外し或いは固定の際に、長手軸90に対して直角に、シャフトクランプ要素54が変位することを、可能にする。下部スライド面68は好ましくはシャフト内部76に配されている。シャフト内部76は好ましくは、シャフト部46の内部でシャフトの長手軸90に沿って変位可能である。支持要素44の端部にして、ヘッド部に対して反対側の端部の方向でのこの変位移動によって、下部スライド面68はシャフトクランプ要素54との接触状態へもたらされる、及び/又は、シャフトクランプ要素56は下部スライド面68に沿って凹部60内部で更にシャフト部46の中心から外側に向かってスライドする。この動きによって、シャフト部48に位置決めされたヘッド部48に、特にはヘッド部上部70に、内圧が作用され、その結果、ヘッド部48はシャフト部46に固定的にクランプされる。
図示されている実施例ではシャフト部内部材76は、ヘッド部内部材72と同様に、タペット形状のシャフト部内部材76によって操作される、即ち、クランプ要素の両方のグループは、同一の操作メカニズムによって、即ち、同一のシャフト部内部材76によって操作される。シャフト部内部材76がヘッド部内部材72の方向へ長手軸90に沿って動かされる場合、それに従い、下部スライド面68によりシャフトクランプ要素に作用する圧力は減少又は増加され、また、シャフトクランプ要素54はシャフト部46の内部の方向へより一層移動する、及び/又は、シャフトクランプ要素によってヘッド部48の開口部分へ及ぼされるクランプ圧は低下する(図5右側)。ヘッド部48の内部へ及ぼされる内圧/クランプ圧が減少されるので、その結果、ヘッド部48は支持要素44から取り外され得る、又は、落下する。シャフト部内部材76を操作することによって、球形状に形成されたシャフトクランプ要素54はロック解除され、すなわち外され、またシャフト部内部の方向へ変位される。
図6は本発明に従う支持要素44の別の実施形態を2つの垂直断面で示している。図5に示されている実施形態とは異なり、図6に示されている実施形態においては、シャフト内部パイプ88(また従ってシャフトクランプ要素54)及びシャフト棒体86(また従ってヘッドクランプ要素56)は互いに独立して操作され得る。独立した操作によって、ヘッドクランプ要素56が外されまたプリフォーム1或いは容器2がヘッド部48から取り外された後での、ヘッド部48の度重なる強い保持が保証される。
この実施形態においては、シャフト部内部材76はシャフト棒体86及びシャフト棒体86を少なくとも一部の領域で取り囲むシャフト内パイプ88を含んでいる。シャフト棒体86は図示されている実施形態においてはその都度棒形状或いはタペット形状で形成されている。しかしながら代替的には、シャフト棒体86は例えば円筒形状を有していてもよい。シャフト棒体86及びシャフト内パイプ88はどちらも、シャフト部バネ80を貫通して延伸している。シャフト棒体86はヘッド部内部材72に接続している。その際、シャフト棒体86とヘッド部内部材72は、一体的に形成されていてもよいし(図6、左側)、複数部材から形成されていてもよい(図6、右側)。言い換えれば、シャフト棒体86の端面82は、ヘッド部内部材72に取り付けられている。この様態では、シャフト棒体86及びヘッド部内部材72は、互いに引張力及び押圧力を及ぼすことが出来る。シャフト棒体86の操作は、ヘッド部内部材72も開口部分21を保持している支持要素72の端部の方向へ変位させる。ヘッド部内部材72或いはその下部スライド面68は、当該操作によって外される、或いは、ロック解除される。その際、ヘッド部内部材72はヘッド部バネの弾性力に対抗して変位される。ヘッド部内部材72或いはその下部スライド面68のロック解除によって、ヘッドクランプ要素56もロック解除される。ヘッドクランプ要素56は下部スライド面68に沿ってより一層シャフト部46の内側へスライドする。その際、開口部分21へ及ぼされる内部圧は解放され、その結果プリフォーム1又は容器2を取り外すことが出来る。
シャフト棒体86は、ヘッド部48の反対側にある支持要素44の端部からシャフト棒体86へ圧力を及ぼすことによって、操作される。同様に、別にヘッド部48の反対側にある支持要素44の端部からシャフト内パイプ88へ圧力を及ぼすことによって、シャフト内パイプ88を操作することも可能である(図6、左側)。更に発展させた実施形態においては、シャフト内パイプ88は、シャフト棒体86によって作用を及ぼされる閾値ストロークを超えることによって操作され得て、当該閾値ストロークから、シャフト棒体86はシャフト内パイプ88内へ入り込んでいる。シャフト棒体86がシャフト内パイプ88へ入り込むことによって、シャフト内パイプ88は、シャフト棒体86を用いて操作される。この様態(図6、右側)では、相次いで、先ずはヘッドクランプ要素56が、そして閾値ストロークを超える場合にはシャフトクランプ要素58も、操作される或いはロック解除される。
シャフト内パイプ88は、図示されている実施形態においては、円筒形状(中空円柱形状)で形成されている。シャフト内パイプ88はシャフト棒体86を取り囲んで延伸している、すなわち、シャフト棒体86はシャフト内パイプ88を貫通して延伸している。シャフト内パイプ88はそのヘッド部48に向かい合う端部にてタペット状の形状を有している。ヘッド部48に向かい合う端部では、シャフト内パイプ88は下部スライド面68を有している。シャフト内パイプ88の操作は、下部スライド面68を、開口部分21を保持する支持要素44の端部の方向へ変位させる。下部スライド面68はその操作により外される又はロック解除される。下部スライド面68のロック解除によって、シャフトクランプ要素54もロック解除される。シャフトクランプ要素54は下部スライド面68に沿って、より一層シャフト部46の内側へスライドする。その際、ヘッド部48の開口部分へ作用する内圧は解消され、その結果、ヘッド部48を取り外すことが可能である。
図7はプリフォーム1の側面の2つの部分的な図面を示しており、当該プリフォーム1の開口部分21内には支持要素44が領域の一部に挿入されている。左側には、ヘッドクランプ要素56もシャフトクランプ要素54もロック解除されていない支持要素44を図示している。従って、ヘッド部48もプリフォーム1の開口部分21も、支持要素44に固定的に保持されている。右側には、シャフトクランプ要素54がロック解除されている支持要素44が図示されており、その結果、ヘッド部48をプリフォーム1とともに支持要素44の残りの部分から、すなわち特にはシャフト部分46から、取り外すことが出来た。シャフト部54のロック解除は、圧縮バネとして形成されるシャフト部バネ80の弾性力に対抗してシャフト部内部材76を操作することによって行われる。シャフト部内部材76は、支持要素44の長手軸90に沿ってシャフト部バネを通り抜けて貫通して延伸している。
本発明について複数の実施例を用いて詳細に説明したが、本発明がそれらの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の保護範囲を逸脱しない限り、個々の特徴を取り除くことが出来る又は上述の個別の特徴の異なる組み合わせを実現出来る様態で、むしろ複数のバリエーションが可能であることは、当業者にとって自明である。提出された開示内容は、上述の個々の特徴の全ての組み合わせを含むものである。
1 プリフォーム
2 容器
3 ブローステーション
4 ブロー型(ブローモールド)
5 第1の割型
6 第2の割型
7 底部部分(ボトム部分)
8 リフト装置
9 搬送ロッド
10 接続ピストン
11 延伸ロッド
12 シリンダ
13 第1シリンダ
14 底部
15 キャリッジ
16 第2シリンダ
17 ガイドローラ
18 ガイド要素
19 第1の支持体
20 第2の支持体
21 開口部分
22 雄ねじ部(ネジ取り付け部)
23 容器の膨れ
24 加熱区間
25 ブローホイール
26 プリフォーム供給部
27 受け渡しホイール
28 受け渡しホイール
29 受け渡しホイール
30 加熱装置、ヒータ
30′ 加熱装置
31 ファン
32 搬出区間
33 搬送手段
34 方向転換ホイール、ヘッドホイール
35 受け渡しホイール
36 方向転換ホイール
37 受け渡しホイール、取り出しホイール
38 受け渡しホイール、搬出ホイール
39 冷却空気流路
40 停止装置(ロック装置)
42 搬送システム
44 支持要素
46 シャフト部
48 ヘッド部
50 ヘッド端部領域
52 シャフト端部領域
54 シャフトクランプ要素
56 ヘッドクランプ要素
58 凹部(ヘッド部)
60 凹部(シャフト部)
62 上部スライド面(ヘッド部)
64 下部スライド面(ヘッド部)
66 上部スライド面(シャフト部)
68 下部スライド面(シャフト部)
70 ヘッド上部
72 ヘッド部内部材
74 シャフト端部領域上部
76 シャフト部内部材
78 ヘッド部バネ
80 シャフト部バネ
82 端部面
84 エンドプレート
86 シャフト棒体
88 シャフト内パイプ
90 長手軸

Claims (11)

  1. 完成容器をブロー成形的に製造するための装置内で、複数のプリフォーム(1)を搬送するための搬送システム(42)にして、前記搬送システム(42)が搬送チェーンを含んでおり、当該搬送チェーンのチェーンリンクは、前記プリフォーム(1)を搬送するための1つの支持要素(44)を有しており、その際前記支持要素(44)はシャフト部(46)及びヘッド部(48)を含み、前記ヘッド部(46)は前記プリフォーム(1)の開口部分内へ挿入可能なヘッド端部領域(50)を有している搬送システム(42)において、
    前記ヘッド部(48)が前記シャフト部(46)にて保持されており、また、第1の操作要素(92)の操作によって前記シャフト部(46)から取り外し可能であり、その際、前記第1の操作要素(92)は、前記ヘッド部(48)に対して反対側にある前記シャフト部(46)の端部領域(94)に配設されていること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  2. 請求項1に記載の搬送システム(42)において、
    前記ヘッド部(48)が1つのシャフト部バネ(80)の復元力を用いて前記シャフト部(46)に保持されていること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  3. 請求項1又は2に記載の搬送システム(42)において、
    前記シャフト部(46)が、前記ヘッド部(48)の開口部分(96)内へ挿入可能なシャフト端部領域(52)に、位置決め可能で丸く形成された少なくとも2つのシャフトクランプ要素(54)を有しており、当該シャフトクランプ要素(54)が、前記シャフト端部領域(52)の外周面に沿って互いに間隔をおいて配置されており、また、前記第1の操作要素(92)の操作によって前記支持要素(44)の長手軸から半径方向で変位可能であること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の搬送システム(42)において、
    複数のシャフトクランプ要素(54)の少なくとも1つが、前記支持要素(44)の長手軸(90)に関して側方で前記シャフト部(46)に配置された凹部(60)内に位置決めされており、その際、前記凹部(60)が前記長手軸(90)に対して傾斜して延び、シャフトクランプ要素(54)に対して作用を及ぼすための、前記上部スライド面(66)及び下部スライド面(68)を有しており、またその際、前記シャフト部(46)は前記上部スライド面(66)を備えるシャフト端部領域上部(74)及び前記下部スライド面(68)を備えるシャフト部内部材(76)を有し、またその際前記シャフト端部領域上部(74)及び前記シャフト部内部材(76)は前記シャフト部内部材(76)へ作用を及ぼす少なくとも1つのシャフト部バネ(80)によって互いに相対的にテンションをかけて固定されていること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の搬送システム(42)において、
    前記プリフォーム(1)が第2の操作要素(98)の操作によって前記ヘッド部(48)から分離可能であり、その際、前記第2の操作要素(98)は、前記ヘッド部(48)の反対側の前記シャフト部(46)の端部領域に配設されていること、及び/又は、前記第1の操作要素(92)によって操作可能であること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の搬送システム(42)において、
    前記プリフォーム(1)が1つのヘッド部バネ(78)の復元力を用いて前記ヘッド部(48)に保持されていること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の搬送システム(42)において、
    前記ヘッド部(48)が前記プリフォーム(1)の開口部分(21)内へ挿入可能なヘッド端部領域(50)に、位置決め可能で丸く形成された少なくとも2つのヘッドクランプ要素(56)を有しており、当該ヘッドクランプ要素(56)が、前記ヘッド端部領域(50)の外周面に沿って互いに間隔をおいて配置されており、また、第2の操作要素(98)の操作によって前記支持要素(44)の長手軸から半径方向で変位可能であること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の搬送システム(42)において、
    複数のヘッドクランプ要素(56)のうち少なくとも1つが、前記支持要素(44)の長手軸(90)に関して側方で前記ヘッド部(48)に配置されている凹部(58)内に位置決めされており、その際、前記凹部(58)が、前記長手軸(90)に対して傾斜して延びる前記ヘッドクランプ要素(56)に作用を及ぼすための上部スライド面(62)及び下部スライド面(64)、を有しており、また、前記ヘッド部(48)は前記上部スライド面(62)を備えるヘッド上部(70)及び前記下部スライド面(64)を備えるヘッド部内部材(72)を有しており、また、前記ヘッド上部(70)及び前記ヘッド部内部材(72)は、前記ヘッド部内部材(72)へ作用を及ぼす少なくとも1つのヘッド部バネによって、互いに相対的にテンションをかけて固定されていること、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の搬送システム(42)において、
    シャフト部内部材(76)がシャフト棒体(86)及び前記シャフト棒体(86)を少なくとも一部の領域で取り囲むシャフト内パイプ(88)を含むこと、
    を特徴とする搬送システム(42)。
  10. 特には熱可塑性材料製のプリフォーム(1)といった複数のプリフォーム(1)から完成容器をブロー成形的に製造するための装置にして、
    搬送区間に沿って前記プリフォーム(1)を熱的に調整するための少なくとも1つの加熱装置、及び、熱的に調整された前記プリフォーム(1)を完成容器へと変形させるための少なくとも1つの変形装置を備える装置において、
    前記装置が、請求項1から9の何れか一項に記載の搬送システム(42)を、プリフォームを搬送するために少なくとも1つ有しており、その際前記搬送システム(42)が特には加熱装置の領域内に配設されていること、
    を特徴とする装置。
  11. 請求項1から9の何れか一項に記載の搬送システム(42)の使用方法において、
    特には熱可塑性材料製のプリフォーム(1)といった複数のプリフォーム(1)から完成容器をブロー成形的に製造するための装置にして、搬送区間に沿って前記プリフォーム(1)を熱的に調整するための少なくとも1つの加熱装置、及び、熱的に調整された前記プリフォーム(1)を完成容器へと変形させるための少なくとも1つの変形装置を備える装置内で、特には加熱装置の領域内で、前記搬送システム(42)が使用されること、
    を特徴とする使用方法。
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