JP2020512744A - 接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器 - Google Patents

接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器 Download PDF

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Abstract

接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよびユーザ機器が提供され、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスし、アイドル状態にあるとき、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態に切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供される。方法は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信することを含み、第1のメッセージは、第1の再アクティブ化指標を保持する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標を格納する。ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始する。

Description

本願は、通信技術の分野に関し、具体的には、接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器に関する。
無線通信ネットワークのアーキテクチャにおいては、コアネットワークが、ユーザ機器(User End、UE)に、3GPP(3rd Generation Partnership Project、第3世代パートナーシッププロジェクト)アクセスネットワーク、N3GPP(non-3GPP、非3GPP)アクセスネットワーク、または3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いて、アクセスできるようにする。3GPPアクセスネットワークを用いてアクセスすることは、ユーザ機器が、3GPPで規定された技術を用いてコアネットワークにアクセスすることを意味する。例えば、ユーザ機器は、基地局を用いてコアネットワークにアクセスする。N3GPPアクセスネットワークを用いてアクセスすることは、ユーザは、非3GPPで規定された技術を用いてコアネットワークにアクセスすることを意味する。例えば、ユーザは、WiFi(Wireless Fidelity、IEEE 802.11b規格に基づく無線ローカルエリアネットワーク)を通してコアネットワークにアクセスする。
5Gネットワークにおいては、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークを用いてコアネットワークにアクセスした場合に、ユーザ機器が一定期間データを送信しないと、ユーザ機器は、接続状態(CONNECTED状態)からアイドル(IDLE状態)へ切り替わり、エアインタフェースおよびNAS(Non-Access Stratum、非アクセス層)シグナリング接続を解放し、これにより、ネットワークリソースを節約し、ユーザ機器の電気エネルギー消費量を低減する。ダウンリンクデータが到達したとき、またはユーザ機器がアップリンクデータ若しくはシグナリングを送信する必要があるときに、ユーザ機器は、アイドル状態から接続状態に切り替わり得る。
ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスする場合も、ユーザ機器はアイドル状態または接続状態にある。しかしながら、N3GPP側で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータがPDU(Protocol Data Unit、プロトコルデータユニット)セッションで受信されるときに、既存の5Gネットワークには、ユーザ機器が、アイドル状態から接続状態へ切り替わる方法を規定した解決手段はない。従って、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ダウンリンクデータが到達すると、N3GPPアクセスネットワークにおけるリソースは解放されているので、ユーザ機器はページングを受けることができず、ダウンリンクデータの送信エラーとなる。
従って、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ダウンリンクデータの送信の成功を保証すべく、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが、早急に必要である。
本願の実施形態は、接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器を提供し、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて、5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションを提供し、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
本願の実施形態は、接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器を提供し、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて、5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションを提供し、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
第1の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信することを含む。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。
ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標を格納する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器によって送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。
代替的に、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する。第4のメッセージは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる。
ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、第1の再アクティブ化指標を格納し、ユーザ機器が周期的登録要求または第1のサービス要求を開始した後、第1の再アクティブ化指標に基づき、第3のメッセージをユーザ機器に送信し、ユーザ機器に対し、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を第3のメッセージに追加する。従って、第1の態様において提供される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークのみを用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供されてよく、その結果、ユーザ機器は、PDUセッションの接続を再アクティブ化できる。
第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子であってよいことに留意されたい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
第1の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、データキャッシュタイマを取得する。データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。
随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティはまた、セッション管理機能エンティティを用いて、データキャッシュタイマをユーザプレーン機能エンティティに送信してもよい。この場合、データキャッシュタイマは、ユーザプレーン機能エンティティが、ダウンリンクデータをキャッシュする期間を示すために用いられてよい。すなわち、データキャッシュタイマがタイムアウトすると、ユーザプレーン機能エンティティは、PDUセッション内で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄する。
第1の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定してよい。
ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点と、現在の時点との間の時間的距離が比較的長い場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すべく、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信してよい。この場合、第4のメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザプレーン機能エンティティに対し、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄するよう命令してよく、これにより、ユーザプレーン機能エンティティに、ダウンリンクデータが長期間格納されることで生じるリソースの無駄を回避する。
第2の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、ユーザ機器が、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信することを含む。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を、N3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始する。第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第3の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信することを含む。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信し、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含む。
ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を保持し、且つ、セッション管理機能エンティティによって配信される第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化すべく、第2のメッセージに基づき、サービス要求を開始してよい。第3の態様において提供される接続再アクティブ化方法では、ユーザ機器は3GPPアクセスネットワークを用いてコアネットワークにアクセスしているので、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信してよい。第3の態様において提供される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
第3の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信し、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるということは、具体的には、以下の2つの方式で実装されてよい。
方式1
ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージをユーザ機器に送信する。通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
方式2
ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信する。ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第3の態様に基づく可能な実装において、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いてPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令してよい。3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始してよい。
第3の態様に基づく可能な実装において、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後であって、第2のメッセージをユーザ機器に送信する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する。ユーザ機器が、PDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
また、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ネットワークポリシーを取得してよい。ネットワークポリシーは、PDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ることを示すために用いられる。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってネットワークポリシーを取得する特定の方式は、以下の通りであってよい。すなわち、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションの確立時に、UDM(Unified Data Management、一元化データ管理)またはPCF(Policy Control Function、ポリシー制御機能エンティティ)からネットワークポリシーを取得する。代替的に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後に、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。この場合、第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続の再アクティブ化を要求すべく、第2のメッセージの指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始してよい。
第4の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信することを含む。第2のメッセージは、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。ユーザ機器は、サービス要求を開始し、サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
第4の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器が、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信することは、具体的に、以下の方式で実装されてよい。
方式1
ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された通知メッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
方式2
ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信されたページングメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。接続再アクティブ化指標が、PDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器はサービス要求の開始時に、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。
第4の態様に基づく可能な実装において、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるとき、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する。
第4の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器がサービス要求を開始する前に、ユーザ機器は、接続再アクティブ化指標およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始すると決定する。この場合、サービス要求の開始時に、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始してよい。
例えば、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージに保持された接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのコンテキストのみを含む。この場合、第2のメッセージを受信すると、ユーザ機器は、PDUセッション識別子に基づき、ユーザ機器に格納されたコンテキストをクエリして、そのPDUセッションがN3GPP側で確立されていることを認識してよい。この場合、PDUセッションの接続の再アクティブ化時に、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始してよい。
第4の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器が、PDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令する場合、サービス要求を開始する前に、ユーザ機器は、まず、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合した後、3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始する。
第4の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信した後であって、サービス要求を開始する前に、ユーザ機器はストレージポリシーを取得してよい。ストレージポリシーは、ユーザ機器がサービス要求を開始するとき、ユーザ機器のアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。その後、ユーザ機器は、サービス要求を開始してよい。ユーザ機器は、具体的には、以下の2つの実装を用いて、サービス要求を開始する。
方式1
ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する。
方式2
ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する。
具体的には、ユーザ機器は、ユーザ構成を通して、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得してよい。
第5の態様によると、本願は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、受信機、送信機、プロセッサおよびメモリを含む。
受信機は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を格納する手順を実行させるように構成されている。受信機は、さらに、ユーザ機器によって送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。送信機は、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含んでよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
代替的に、受信機は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機は、さらに、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信するように構成されている。第4のメッセージは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる。
第5の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、受信機が、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、データキャッシュタイマを取得する手順を実行するように構成されている。送信機が、第1の再アクティブ化指標に基づいて、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するとき、送信機は、具体的に、データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。
第5の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、送信機が第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、ユーザ機器が、次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定する手順を実行させるよう構成されている。
第6の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、送信機および受信機を含む。送信機は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。受信機は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。送信機は、さらに、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始するように構成されている。第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第7の態様によると、本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、受信機および送信機を含む。受信機は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含んでよい。
第7の態様に基づく可能な実装において、第1の再アクティブ化指標に基づき、第2のメッセージをユーザ機器に3GPPアクセスネットワークを用いて送信する場合において、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるとき、送信機は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第7の態様に基づく可能な実装において、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第7の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、さらに、プロセッサを含む。プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、受信機がセッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後であって、送信機が第2のメッセージをユーザ機器に送信する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第7の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する前に、ネットワークポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ネットワークポリシーは、PDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ることを示すために用いられる。
第7の態様に基づく可能な実装において、ネットワークポリシーを取得するとき、プロセッサは、具体的に、PDUセッションの確立時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、または、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、ように構成されている。
第8の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、受信機および送信機を含む。受信機は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。送信機は、サービス要求を開始するように構成されている。サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
第8の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するとき、受信機は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された通知メッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信されたページングメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。接続再アクティブ化指標がPDUセッションのセッション識別子を保持する場合、サービス要求はPDUセッションのセッション識別子を保持してよい。
第8の態様に基づく可能な実装において、サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第8の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器は、さらに、プロセッサを含む。プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、送信機がサービス要求を開始する前に、接続再アクティブ化指標およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、サービス要求がN3GPPアクセスネットワークを用いて開始されるべきであると決定する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。
第8の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、送信機がサービス要求を開始する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第8の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、受信機が、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信した後であって、送信機がサービス要求を開始する前に、ストレージポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ストレージポリシーは、ユーザ機器がサービス要求を開始するときの、ユーザ機器のアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、または、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、および、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、ように構成されている。
第8の態様に基づく可能な実装において、ストレージポリシーを取得するとき、プロセッサは、具体的に、ユーザ構成を通して、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得するように構成されている。
第9の態様によると、本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよび第5の態様において提供されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、同一の機能エンティティであってよい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第1の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第1の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第10の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器および第6の態様において提供されるユーザ機器は、同一のデバイスであってよい。ユーザ機器は、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第2の態様によるユーザ機器の処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第2の態様によるユーザ機器の送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第11の態様によると、本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びに第7の態様において提供されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、同一の機能エンティティであってよい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第3の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第3の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第12の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器および第8の態様において提供されるユーザ機器は、同一のデバイスであってよい。ユーザ機器は、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第4の態様によるユーザ機器の処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第4の態様によるユーザ機器の送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第13の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、上述のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納する。プログラムコードは、上述の態様のいずれかによる方法を実行するために用いられる命令を含む。
第14の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、上述のユーザ機器によって用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納する。プログラムコードは、上述の態様のいずれかによる方法を実行するために用いられる命令を含む。
第15の態様によると、本願は、さらに、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータ上で実行されると、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータに、上述の態様による方法を実行させる。
第16の態様によると、本願は、さらに、システムを提供する。システムは、上述のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにセッション管理機能エンティティを含む。可能な実装において、システムは、さらに、ユーザプレーン機能エンティティを含んでよい。可能な実装において、システムは、さらに、ユーザ機器等を含んでよい。
本願の一実施形態による5Gネットワークアーキテクチャの概略図である。
本願の一実施形態による第1の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第2の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第3の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第4の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第5の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第6の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第7の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第8の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第9の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第1のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第2のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第1のユーザ機器の概略構造図である。
本願の一実施形態による第2のユーザ機器の概略構造図である。
本願の一実施形態による第3のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第4のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第3のユーザ機器の概略構造図である。
本願の一実施形態による第4のユーザ機器の概略構造図である。
無線ブロードバンド技術の課題に直面し、3GPPネットワークの首位を維持すべく、3GPP標準化グループは、2016年末までに、5Gネットワークアーキテクチャと称される次世代モバイル通信ネットワークアーキテクチャ(Next Generation System)を策定した。当該アーキテクチャは、3GPP標準化グループが定義した無線技術を用いての5Gコアネットワーク(5G Core network)へのアクセスをサポートするだけでなく、N3GPPアクセス技術を用いての5Gコアネットワークへのアクセスもサポートする。例えば、N3GPPアクセス技術を用いての5Gコアネットワークへのアクセスには、N3GPP相互接続機能エンティティ(N3GPP Interworking Function, N3IWF)、次世代パケットデータゲートウェイ(next Generation packet data Gateway, ngPDG)、N3GPPアクセスネットワークデバイスまたはN3GPPアクセスゲートウェイを用いての5Gコアネットワークへのアクセスが挙げられる。5Gネットワークアーキテクチャは、図1に示されるものであってよい。図1中、コアネットワークは、ユーザプレーン機能エンティティ(User Plane Function, UPF)、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ(Core Access and Mobility Management Function, AMF)およびセッション管理機能エンティティ(Session Management Function, SMF)を含む。AMFおよびSMFが、制御プレーン機能エンティティ(Control Plane Function, CPF)を形成する。UPFは主に、データパケット転送、サービス品質(Quality of Service, QoS)制御、課金情報統計等を担当する。CPFは主に、ユーザ登録認証、モビリティ管理およびデータパケット転送ポリシー、制御ポリシー等のUPFへの配信を担当する。具体的には、AMFは、ユーザアクセス中の登録プロシージャおよびユーザ移動プロセスにおける位置管理を担当する。SMFは、ユーザのサービス開始時におけるネットワーク側での対応するセッション接続の確立、およびユーザへの特定のサービスの提供、特にSMFとUPF間のNG4インタフェースに基づく、データパケット転送ポリシー、QoSポリシー等のUPFへの配信を担当する。
図1中のN3IWFは、1つのタイプのN3GPPアクセスゲートウェイであることに留意されたい。本願において、N3GPPアクセスゲートウェイの名称は限定されず、N3IWF、ngPDG、N3GPPアクセスネットワークデバイス、N3GPPアクセスゲートウェイ等であってよい。
本願の実施形態において、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよびセッション管理機能エンティティはそれぞれ、名称に過ぎず、当該名称によりデバイスに限定を課すものではないことに留意されたい。将来の5Gネットワークおよび別の将来のネットワークにおいては、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよびセッション管理機能エンティティに対応するネットワーク要素またはエンティティが、他の名称を有してもよい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。例えば、制御プレーン機能エンティティは、さらに、制御プレーン機能またはCPと置換されてよく、ユーザプレーン機能エンティティは、さらに、ユーザプレーン機能またはUPと置換されてよい。本明細書において、詳細は集合的に記載されており、さらに詳しく後述することはしない。
本願の実施形態における機能に加え、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ、セッション管理機能エンティティ等は、さらに他の機能も有してよいことに、さらに留意されたい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。また、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ、セッション管理機能エンティティ等は、1つの物理デバイスによって実装されてよく、または、複数の物理デバイスが一緒になって実装されてよい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。換言すると、本願の実施形態において、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ、セッション管理機能エンティティ等は、それぞれ、ある物理デバイス内の論理機能モジュールであってよく、または、複数の物理デバイスを含む論理機能モジュールであってよいことを理解されたい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。
ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスした場合に、アイドル状態にあるユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータが、N3GPP側で確立されたPDUセッションで受信されると、既存の5Gネットワークには、ユーザ機器がアイドル状態から接続状態へ切り替わる方法を規定するソリューションが存在しないため、ユーザ機器は、ページングを受けることができない。その結果、ダウンリンクデータの送信エラーが発生する。
本願の実施形態は、接続再アクティブ化方法、制御プレーン機能エンティティおよびユーザ機器を提供し、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて、5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションを提供し、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
本願で提供される接続再アクティブ化方法について、以下の2つの実施形態を用いて詳しく説明する。 [実施形態1]
図2に示される通り、図2は、本願の実施形態で提供される接続再アクティブ化方法を示す。方法は、以下の段階を含む。
S201.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にある。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子(以下、PDUセッション識別子と簡略化して称する)であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態からアイドル状態へ切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
本願では、ユーザプレーン機能エンティティが上述のPDUセッションで、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを受信した場合、PDUセッションのユーザプレーン接続は非アクティブ化されているので、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータをユーザ機器に配信不能である。この場合、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータ通知(Downlink Data Notification, DDN)メッセージをセッション管理機能エンティティに送信してよい。DDNメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第1のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信してよい。
S202.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標を格納する。
PDUセッションの接続の再アクティブ化とは、PDUセッションのユーザプレーン接続を確立またはアクティブ化することを意味する。
S203.ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信する。
第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。
ユーザ機器がコアネットワークに登録済みであり、アイドル状態にある場合に、ユーザ機器がコアネットワークへの接続を再アクティブ化する必要があると(例えば、ユーザ機器の周期的タイマがタイムアウトした場合)、ユーザ機器は、登録要求を開始し、登録タイプを周期的登録として設定してよいことに留意されたい。
ユーザ機器が上述のPDUセッションではない別のPDUセッションでアップリンクデータを送信する必要がある場合、ユーザ機器は、第1のサービス要求を送信してよい。
また、ユーザ機器が上述のPDUセッションでアップリンクデータを送信する必要がある場合、ユーザ機器は、また第1のサービス要求を開始してもよい。この場合は、ユーザ機器は自発的にPDUセッションの接続を再アクティブ化し、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、S202で格納された接続再アクティブ化指標を削除する。また、以下の段階S204および段階S205は、もはや実行される必要がない。
S204.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。
第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。第2のメッセージが周期的登録要求メッセージである場合、第3のメッセージは、周期的登録応答メッセージである。第2のメッセージが第2のPDUセッションのサービス要求メッセージである場合、第3のメッセージは、第2のPDUセッションのサービス要求応答メッセージである。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
図2に示される方法においては、第1の再アクティブ化指標は第1のメッセージに保持されており、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよいことに留意されたい。接続再アクティブ化指標は、第3のメッセージに保持されており、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数であってよい。すなわち、第1の再アクティブ化指標を格納した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、解析を通して、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプまたはアクセスネットワーク識別子を取得してよく、または、セッション管理機能エンティティによって送信されたメッセージを受信することで、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプまたはアクセスネットワーク識別子を認識してよい。随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第3のメッセージをユーザ機器に送信するとき、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を、第3のメッセージに追加する。
本願において、第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、データキャッシュタイマを取得してよい。データキャッシュタイマは、セッション管理機能エンティティによって構成された後に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信されてよい、データキャッシュタイマは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって構成されてよい、データキャッシュタイマは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにおいて事前構成等されてもよい。
データキャッシュタイマがタイムアウトしており、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第1の再アクティブ化指標を削除し、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第2のメッセージを受信した場合は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する必要がない。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第2のメッセージを受信したとき、データキャッシュタイマがタイムアウトしていない場合は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの再アクティブ化のための第2のサービス要求を開始し、配信されたダウンリンクデータを受信するように命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。
随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティはまた、セッション管理機能エンティティを用いて、データキャッシュタイマをユーザプレーン機能エンティティに送信してもよい。この場合、データキャッシュタイマは、ユーザプレーン機能エンティティが、ダウンリンクデータをキャッシュする期間を示すために用いられてよい。すなわち、データキャッシュタイマがタイムアウトすると、ユーザプレーン機能エンティティは、PDUセッション内で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄する。
S205.ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始する。
第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始した後、ユーザ機器は、アイドル状態から接続状態へ切り替わり、配信されたダウンリンクデータを受信してよい。
例えば、第3のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始する。
例えば、第3のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始し、PDUセッションのアクセスネットワークは、N3GPPアクセスネットワークである。
別の例では、第3のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子を含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッション識別子を受信した後、ユーザ機器は、第3のメッセージを受信した後で、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始してよい。
また、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後に、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信して、第4のメッセージを用いて、ユーザ機器が到達不可能であることを示してもよい。この場合、第4のメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザプレーン機能エンティティに対し、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄するように命令してよい。
具体的には、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定してよい。これは、図2に示される接続再アクティブ化方法は、ユーザ機器によって開始される周期的登録要求または第1のサービス要求に基づくためである。周期的登録要求メッセージの送信時点および送信頻度は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって予測されてよい。第1のサービス要求の送信時点は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって予測不可能であってよい。周期的登録要求プロセスのみが予測可能であることを考慮すると、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点と、現在時刻との間の時間的距離が過度に長い場合、ユーザプレーン機能エンティティは、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを継続的にキャッシュする必要がある。これがシステムオーバーヘッドを占め、ユーザプレーン機能エンティティの処理効率に影響を及ぼすことは間違いない。この場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、決定を行ってよい。ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点と、現在時刻との間の時間的距離が過度に長い場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する。第4のメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザプレーン機能エンティティに対し、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄するよう命令し、これにより、ユーザプレーン機能エンティティのシステムオーバーヘッドを低減し、ユーザプレーン機能エンティティの処理効率を改善する。
図2に示される接続再アクティブ化方法においては、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、第1の再アクティブ化指標を格納し、ユーザ機器が周期的登録要求または第1のサービス要求を開始した後、第1の再アクティブ化指標に基づき、第3のメッセージをユーザ機器に送信し、ユーザ機器に対し、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を第3のメッセージに追加する。従って、図2に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークのみを用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態に切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供されてよく、その結果、ユーザ機器は、PDUセッションの接続を再アクティブ化できる。
図2に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、さらに、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、図3に示される。図3に示される接続再アクティブ化方法は、図2に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図3に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図2に示される方法の関連説明を参照されたい。図3に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持し、UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図2に示された方法における第1のメッセージの一例としてみなされてよく、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、PDUセッション識別子を格納する。
図3に示された接続再アクティブ化方法においては、データキャッシュタイマは、AMFまたはSMFによって構成されてよい。データキャッシュタイマがAMFによって構成される場合、AMFは、段階3bで送信されたN11メッセージ確認応答メッセージにデータキャッシュタイマを追加することで、データキャッシュタイマをSMFに送信し、SMFは、データキャッシュタイマをUPFに送信する。データキャッシュタイマがSMFによって構成される場合、SMFは、段階2bで送信されたダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージにデータキャッシュタイマを追加することで、データキャッシュタイマをUPFに送信し、SMFは、データキャッシュタイマをAMFに送信する。
5.UEは、N3IWFを用いて、周期的登録要求または第1のサービス要求を開始する。
UEが、N3IWFを用いて周期的登録要求または第1のサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて、周期的登録要求または第1のサービス要求を開始することを意味する。
ユーザ機器が、N3GPP側で確立されたPDUセッション内でアップリンクデータを送信する必要があるとき、ユーザ機器によって、第1のサービス要求メッセージがアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信される。
6.データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、AMFは、N3IWFを用いて応答メッセージをUEに送信し、応答メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
応答メッセージは、図2に示される方法の第3のメッセージの一例とみなされてよい。応答メッセージは、ユーザ機器の第2のPDUセッションの周期的登録要求またはサービス要求に応答するために用いられる。
AMFが、N3IWFを用いて応答メッセージをUEに送信することは、AMFが、N3GPPアクセスネットワークを用いて応答メッセージをUEに送信することを意味する。
7.接続再アクティブ化指標を含む、AMFによって送信された応答メッセージを受信した後、UEは、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信すべく、N3IWFを用いて第2のサービス要求を開始し、および、PDUセッションのユーザプレーン接続を確立またはアクティブ化する。
UEが、N3IWFを用いて第2のサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始することを意味する。 [実施形態2]
図4に示される通り、図4は、本願の実施形態で提供される接続再アクティブ化方法を示す。方法は、以下の段階を含む。
S401.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子(以下、PDUセッション識別子と簡略化して称する)であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態へ切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
本願では、ユーザプレーン機能エンティティが上述のPDUセッションで、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを受信した場合、PDUセッションのユーザプレーン接続は非アクティブ化されているので、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータをユーザ機器に配信不能である。この場合、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータ通知(Downlink Data Notification, DDN)メッセージをセッション管理機能エンティティに送信してよい。DDNメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第1のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信してよい。
S402.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にあり、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
PDUセッションの接続の再アクティブ化とは、PDUセッションのユーザプレーン接続を確立またはアクティブ化することを意味する。
制御プレーン機能エンティティが、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージをユーザ機器に送信することは、具体的には、以下のように実装されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて通知メッセージをユーザ機器に送信する。通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。代替的に、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信する。ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、制御プレーン機能エンティティは、通知メッセージを用いて、接続再アクティブ化指標をユーザ機器に送信してよい。ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、通知メッセージをユーザ機器に直接送信することは困難である。その結果、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ページングメッセージを用いて、接続再アクティブ化指標をユーザ機器に送信する必要がある。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションの無線アクセス技術タイプ(Radio Access Technology type, RAT type)、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
図4に示される方法においては、第1の再アクティブ化指標は第1のメッセージに保持されており、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよいことに留意されたい。接続再アクティブ化指標は、第2のメッセージに保持されており、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数であってよい。換言すると、随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第2のメッセージをユーザ機器に送信するとき、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を、第2のメッセージに追加する。ユーザ機器は、接続再アクティブ化指標に含まれるコンテンツ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの指標、またはユーザ機器のストレージポリシー、ユーザ機器に格納されたコンテキスト等に基づき、N3GPPアクセスネットワークまたは3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するか否かを決定してよい。
S403.ユーザ機器は、サービス要求を開始し、サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
図4に示される接続再アクティブ化方法においては、ユーザ機器がアイドル状態にある場合、第1の再アクティブ化指標を保持し、且つ、セッション管理機能エンティティによって配信される第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化すべく、第2のメッセージに基づき、サービス要求を開始してよい。図4に示される方法においては、ユーザ機器は3GPPアクセスネットワークを用いてコアネットワークにアクセスしているので、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。図4に示される方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークまたは3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令してよい。代替的に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージにおいて、ユーザ機器がPDUセッションの接続の再アクティブ化に用いるアクセスネットワークを示さない。代わりに、ユーザ機器は、PDUセッションの接続の再アクティブ化に用いるアクセスネットワークを決定する、従って、上述の3つのシナリオにおいては、実施形態2は、実施形態A、実施形態Bおよび実施形態Cの3つの実装を有してよい。
[実施形態A]
図5に示される通り、図5は、本願で提供される接続再アクティブ化方法を示す。図5に示される方法は、図4に示される方法の一実装としてみなされてよい。図5に示される方法は、以下の段階を含む。
S501.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。詳細については、図4に示される方法の段階S401を参照されたい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態に切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよい。
S502.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器はN3GPP側でアイドル状態にあり、第2のメッセージは、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子、およびPDUセッション識別子のうちの1または複数を保持してよい。
S503.ユーザ機器は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求すべく、N3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始する。
上記の通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる接続再アクティブ化指標を保持してよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
S502において、第2のメッセージは、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび/またはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を保持し、並びに、随意でPDUセッション識別子を保持する。
第2のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標が、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプまたはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を含む場合、接続再アクティブ化指標は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いてPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられることを示してよい。
例えば、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションが再アクティブ化される必要があることを認識してよい。このように、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
別の例では、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションが再アクティブ化される必要があることを認識してよい。このように、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
しかしながら、実施形態2は、さらに、別のケースを含む。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子を含む。このケースでは、第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッション識別子およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、PDUセッションがN3GPP側で前に確立されていることを決定し、その結果、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを決定する必要がある。
また、接続再アクティブ化指標がPDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器はS503で、サービス要求を開始するとき、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。サービス要求が、PDUセッション識別子を保持しない場合、N3GPP側でのすべてのPDUセッションの接続が、再アクティブ化されるべきである。サービス要求がPDUセッション識別子を保持する場合、そのPDUセッションの接続のみが再アクティブ化されるべきである。
図5中に示される接続再アクティブ化方法においては、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を保持する、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を、N3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化するよう命令すべく、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側でダウンリンクデータを受信すべく、N3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始してよい。従って、図5に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
また、図5に示される方法は、以下のシナリオに適用されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態にあるが、PDUセッションのユーザプレーン接続が確立されていない場合にも、方法はアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられて、ユーザ機器に対し、N3GPP側でPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう3GPPアクセスネットワークを用いて命令してよい。
図5に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、さらに、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、図6に示される。図6に示される接続再アクティブ化方法は、図5に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図6に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図5に示される方法の関連説明を参照されたい。図6に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持する。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図5に示された方法における第1のメッセージの特定の例であり、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、ページングメッセージをRAN(Radio Access Network、無線アクセスネットワーク)に送信する。
ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
5.RANは、ページングメッセージをUEに転送する。
AMFが、RANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージまたはページングメッセージを用いて実装されてよい。UEが3GPP側でアイドル状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、ページングメッセージを用いて実装される。UEが3GPP側で接続状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージを用いて実装される。図6における説明の一例として、ページングメッセージが用いられる。
6.ページングメッセージを受信した後、UEは、N3IWFを用いて、および、ページングメッセージ内に保持された接続再アクティブ化指標の指標に基づき、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
UEが、N3IWFを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。
7.UPFは、N3IWFを用いて、ダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
[実施形態B]
図7に示される通り、図7は、本願において提供される接続再アクティブ化方法を示す。図7に示される方法は、図4に示される方法の一実装としてみなされてよい。図7に示される方法は、以下の段階を含む。
S701.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態へ切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
S702.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する。
S703.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にある。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いてPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
S704.第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する。
ユーザ機器およびアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの両方が、N3GPP側で確立されたPDUセッションのコンテキストを格納する。PDUセッションの接続が、3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化される必要がある場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ内に格納されたPDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する必要があり、ユーザ機器もまた、ユーザ機器内に格納されたPDUセッションのコンテキストを、3GPP側に結合する必要がある。
S705.ユーザ機器は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求すべく、3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始する。
図7に示された接続再アクティブ化方法においては、制御プレーン機能エンティティは、第2のメッセージを送信する前に、N3GPP側で確立されたPDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得るか否かを示すために用いられるネットワークポリシーを取得してよい。ネットワークポリシーが、N3GPP側で確立されたPDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ないことを示す場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、実施形態Aの段階を参照して、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、第2のメッセージを送信してよい。ネットワークポリシーが、N3GPP側で確立されたPDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ることを示す場合、段階S703から段階S705までが実行される。
具体的には、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによりネットワークポリシーを取得する方式は、限定ではないが、以下の2つの方式を含む。すなわち、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションの確立時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する。
上記の通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持してよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、またはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。また、接続再アクティブ化指標が、PDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器は、S705におけるサービス要求の開始時に、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。
図7に示される方法においては、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージの指標を用いて、ユーザ機器に対し、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、および、ユーザ機器がアイドル状態に切り替わる前に、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を、3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化するよう命令してよい。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合した後、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始し、これにより、ユーザ機器がアイドル状態に切り替わる前に、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化する。従って、図7に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
また、図7に示される方法はまた、以下のシナリオに適用されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態にあるが、PDUセッションのユーザプレーン接続が確立されていない場合にも、方法はアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられて、ユーザ機器に対し、3GPP側でPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう、3GPPアクセスネットワークを用いて命令してよい。
図7に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、さらに、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、図8に示される。図8に示される接続再アクティブ化方法は、図7に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図8に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図7に示される方法の関連説明を参照されたい。図8に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持する。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図7に示された方法における第1のメッセージの特定の例であり、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、ページングメッセージをRANに送信する。
ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
AMFが、AMFのストレージポリシーに基づき、PDUセッションが、3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化されてよいことを決定した後、ページングメッセージは、AMFによってUEに送信される。AMFは、同時にPDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合してよい、またはAMFは、UEがPDUセッションの再アクティブ化のためのサービス要求を開始した後で、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合してよい。
AMFによってネットワークポリシーを取得する方式には、限定ではないが、以下の2つの方式が含まれる。すなわち、AMFは、PDUセッションの確立時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、または、AMFは、N11メッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する。
ネットワークポリシーは、さらに、AMF内に格納されたPDUセッションのコンテキストを含んでよい。
具体的には、AMFは、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階を実行してよい、または、SMFに対し、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階を実行するよう命令してよい。
5.RANは、ページングメッセージをUEに転送する。
AMFが、RANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージまたはページングメッセージを用いて実装されてよい。UEが3GPP側でアイドル状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、ページングメッセージを用いて実装される。UEが3GPP側で接続状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージを用いて実装される。図8における説明の一例として、ページングメッセージが用いられる。
6.ページングメッセージを受信した後、UEは、ページングメッセージ内に保持された接続再アクティブ化指標の指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、RANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
UEが、RANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。
UEによって、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階、およびUEによってRANを用いてサービス要求を開始する段階は、任意の順序で実行されてよいことに留意されたい。
7.UPFは、RANを用いて、ダウンリンクデータをUEに送信する。
UPFが、RANを用いてダウンリンクデータをUEに送信することは、UPFが、3GPPアクセスネットワークを用いて、ダウンリンクデータをUEに送信することを意味する。
[実施形態C]
図9に示される通り、図9は、本願で提供される接続再アクティブ化方法を示す。図9に示される方法は、図4に示される方法の一実装としてみなされてよい。図9に示される方法は、以下の段階を含む。
S901.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態に切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
S902.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にあり、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、ダウンリンクデータを受信すべく、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
S903.ユーザ機器は、ストレージポリシーを取得する。
ストレージポリシーは、ユーザ機器がPDUセッションの再アクティブ化のためのサービス要求を開始するときのアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。
具体的には、ユーザ機器がストレージポリシーを取得することは、以下の2つの方式で実装されてよい。すなわち、ユーザ機器は、ユーザ構成を通してストレージポリシーを取得する。代替的に、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得する。すなわち、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ストレージポリシーをユーザ機器に配信する、または、ユーザ機器は、PDUセッションを用いて、ネットワーク側からストレージポリシーを取得する。
S904.ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する、または、ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、且つ、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。ユーザ機器によって、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階、およびユーザ機器によってRANを用いてサービス要求を開始する段階は、任意の順序で実行されてよい。
例えば、ストレージポリシーは、ユーザ構成を通して取得され、ユーザ構成は以下を指定する。すなわち、PDUセッションのダウンリンクデータがビデオデータである場合、ユーザ機器は、ダウンリンクデータを受信すべく、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化することが好ましい。この場合、S904の実行時に、ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの再アクティブ化のためのサービス要求を開始する。別の例では、ストレージポリシーは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて取得され、ストレージポリシーは、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化することが好ましいことを示す。この場合、S904の実行時に、ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
上記の通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持してよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、またはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。また、接続再アクティブ化指標が、PDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器は、S904におけるサービス要求の開始時に、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。
図9に示される方法においては、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器のストレージポリシーに基づき、ユーザ機器は、N3GPP側でダウンリンクデータを受信すべく、N3GPPアクセスネットワークまたは3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを選択してよい。従って、図9に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、PDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
また、図9に示される方法は、以下のシナリオに適用されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態にあるが、PDUセッションのユーザプレーン接続が確立されていない場合にも、方法はアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられて、UEに対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう3GPP側で命令してよい。
図9に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、接続再アクティブ化方法をさらに提供する。方法は、図10に示される。図10に示される接続再アクティブ化方法は、図9に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図10に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図9に示される方法の関連説明を参照されたい。図10に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1A.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持する。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図9に示された方法における第1のメッセージの特定の例であり、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、ページングメッセージをRANに送信する。
ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
5.RANは、ページングメッセージをUEに転送する。
AMFが、RANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージまたはページングメッセージを用いて実装されてよい。UEが3GPP側でアイドル状態にある場合、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、ページングメッセージを用いて実装される。UEが3GPP側で接続状態にある場合、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージを用いて実装される。図10における説明の一例として、ページングメッセージが用いられる。
6.ページングメッセージを受信した後、UEのストレージポリシーの指標に基づき、UEは、N3IWFまたはRANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを選択する。
UEが、N3IWFを用いてPDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。UEが、RANを用いてPDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。
7.UPFは、ダウンリンクデータをUEに送信する。
UEが、N3IWFを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する場合、UPFは、N3IWFを用いてダウンリンクデータをUEに送信する。UEが、RANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する場合、UPFは、RANを用いてダウンリンクデータをUEに送信する。
結論として、本願において提供される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、N3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にある場合、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態に切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供され、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、図2または図3で示される方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される動作を実行するよう構成されてよい。図11に示される通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1100は、受信機1101、プロセッサ1102、メモリ1103および送信機1104を含む。
受信機1101は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている。プロセッサ1102は、メモリ1103内に格納されたプログラムを実行して、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を格納する手順を実行させるように構成されている。受信機1101は、さらに、ユーザ機器によって送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。送信機1104は、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。
代替的に、受信機1101は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたプロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機1104は、さらに、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信するように構成されている。第4のメッセージは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる。
随意で、プロセッサ1102は、さらに、メモリ1103内に格納されたプログラムを実行して、受信機1101が、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、データキャッシュタイマを取得する手順を実行させるように構成されている。第1の再アクティブ化指標に基づいて、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するとき、送信機1104は、具体的に、データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。
随意で、プロセッサ1102は、さらに、メモリ1103内に格納されたプログラムを実行して、送信機1104が第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定する手順を実行させるように構成されている。
随意で、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含む。
随意で、接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
図11に示されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1100は、図2または図3に示される接続再アクティブ化方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される手順を実行するように構成されてよいことに留意されたい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1100において詳細に記載されていない実装については、図2または図3に示される方法の関連説明を参照されたい。
図12は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ(AMF)の別の可能な概略構造図である。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1200は、通信ユニット1201、処理ユニット1202およびストレージユニット1203を含む。通信ユニット1201は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとユーザ機器との間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1202は、さらに、図2中のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1202は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、図2中のS201からS205の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1203は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
本願の実施形態におけるユニット区分は一例であり、単に論理的機能の区分であることに留意されたい。実際の実装においては、別の区分方式が存在してよい。本願の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、各ユニットは物理的に単独で存在してよく、または2または2より多いユニットが1つのユニットに統合される。例えば、上述の実施形態においては、第1の取得ユニットおよび第2の取得ユニットは、同一のユニットまたは異なる複数のユニットであってよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、図2または図3に示された接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよい。図13に示される通り、ユーザ機器1300は、送信機1301および受信機1302を含む。
送信機1301は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。受信機1302は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。送信機1301は、さらに、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始するように構成されている。第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器により確立されている。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
図13に示されるユーザ機器1300は、図2または図3に示される接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよいこと留意されたい。ユーザ機器1300において詳細に記載されていない実装については、図2または図3に示される方法の関連説明を参照されたい。
図14は、上述の実施形態におけるユーザ機器(UE)の別の可能な概略構造図である。
ユーザ機器1400は、通信ユニット1401、処理ユニット1402およびストレージユニット1403を含む。通信ユニット1401は、上述の実施形態におけるユーザ機器と、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとの間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1402は、さらに、図2中のユーザ機器に関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1402は、ユーザ機器が、図2中のS201からS205の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1403は、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、図4から図10に示される任意の接続再アクティブ化方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される動作を実行するように構成されてよい。図15に示される通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1500は、受信機1501および送信機1502を含み、さらに、プロセッサ1503およびメモリ1504を含んでよい。
受信機1501は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたプロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機1502は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージをユーザ機器に送信する場合において、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられとき、送信機1502は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1503は、メモリ1504内に格納されたプログラムを実行して、受信機1501がセッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後であって、送信機1502が第2のメッセージをユーザ機器に送信する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1503は、さらに、メモリ1504内に格納されたプログラムを実行して、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する前に、ネットワークポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ネットワークポリシーは、PDUセッションがN3GPP側から3GPP側に切り替わり得ることを示すために用いられる。
随意で、ネットワークポリシーを取得するとき、プロセッサ1503は、具体的に、PDUセッションの確立時に、一元化データ管理UDMまたはポリシー制御機能エンティティPCFからネットワークポリシーを取得する、または、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、ように構成されている。
随意で、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含む。
随意で、接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
図15に示されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1500は、図4から図10に示される任意の接続再アクティブ化方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される動作を実行するように構成されてよいことに留意されたい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1500において詳細に記載されていない実装については、図4から図10に示される方法の関連説明を参照されたい。
図16は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ(AMF)の別の可能な概略構造図である。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1600は、通信ユニット1601、処理ユニット1602およびストレージユニット1603を含む。通信ユニット1601は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとユーザ機器との間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1602は、さらに、図4中のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1602は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、図4中のS401からS403の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1603は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
本願は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、図4から図10に示された任意の接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよい。図17に示される通り、ユーザ機器1700は、受信機1701および送信機1702を含み、さらに、プロセッサ1703およびメモリ1704を含んでよい。
受信機1701は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたプロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。送信機1702は、サービス要求を開始するように構成されている。サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するとき、受信機1701は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された通知メッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信されたページングメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、ぺージングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。
第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1703は、メモリ1704内に格納されたプログラムを実行して、送信機1702がサービス要求を開始する前に、接続再アクティブ化指標およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、サービス要求がN3GPPアクセスネットワークを用いて開始されるべきであると決定する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。
随意で、プロセッサ1703は、さらに、メモリ1704内に格納されたプログラムを実行して、送信機1702がサービス要求を開始する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1703は、さらに、メモリ1704内に格納されたプログラムを実行して、受信機1701が、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信した後であって、送信機1702がサービス要求を開始する前に、ストレージポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ストレージポリシーは、ユーザ機器がサービス要求を開始するときの、ユーザ機器のアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、または、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、および、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、ように構成されている。
随意で、ストレージポリシーを取得するとき、プロセッサ1703は、具体的に、ユーザ構成を通して、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得するように構成されている。
随意で、接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
随意で、サービス要求は、PDUセッションのセッション識別子を保持してよい。
図17に示されるユーザ機器1700は、図4から図10に示される任意の接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよいことに留意されたい。ユーザ機器1700において詳細に記載されていない実装については、図4から図10に示される方法の関連説明を参照されたい。
図18は、上述の実施形態におけるユーザ機器(UE)の別の可能な概略構造図である。
ユーザ機器1800は、通信ユニット1801、処理ユニット1802およびストレージユニット1803を含む。通信ユニット1801は、上述の実施形態におけるユーザ機器と、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとの間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1802は、さらに、図4中のユーザ機器に関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1802は、ユーザ機器が、図4中のS201からS205の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1803は、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
当業者は、本願の実施形態は、方法、システムまたはコンピュータプログラムプロダクトとして提供されてよいことを理解されたい。従って、本願は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせを持つ実施形態の形を用いてよい。さらに、本願は、コンピュータで使用可能なプログラムコードを含む1または複数のコンピュータで使用可能なストレージ媒体(限定ではないが、ディスクメモリ、CD-ROM、光メモリ等を含む)上に実装されたコンピュータプログラムプロダクトの形態を用いてよい。
本願は、本願の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラムプロダクトのフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。コンピュータプログラム命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の各プロセスおよび/または各ブロック並びにフローチャートおよび/またはブロック図のプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実装するために用いられてよいことを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサに提供されてマシンを生成してよく、その結果、コンピュータまたは任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサによって実行された命令は、フローチャートの1または複数のプロセスにおける、および/またはブロック図の1または複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリ内に格納されてよく、当該命令は、コンピュータまたは任意の他のプログラム可能データ処理デバイスに対し、特定の方式で動作するよう命令可能であり、その結果、コンピュータ可読メモリ内に格納された命令は、命令装置を含むアーチファクトを生成する。命令装置は、フローチャートの1または複数のプロセスにおける、および/またはブロック図の1または複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラム可能データ処理デバイスにロードされてよく、その結果、一連の動作およびステップが、コンピュータまたは別のプログラム可能データ処理デバイス上で実行され、これにより、コンピュータ実装処理を生成する。従って、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャートの1または複数のプロセスにおける、および/またはブロック図の1または複数のブロックにおける特定の機能を実装するためのステップを提供する。
当業者が、本発明の実施形態の主旨および範囲から逸脱することなく、本願の実施形態に対して様々な変形およびバリエーションを施し得ることは明らかである。本願は、以降の特許請求の範囲および均等技術によって画される保護範囲に属する提供されたこれらの変形およびバリエーションに及ぶことを意図する。
本願は、通信技術の分野に関し、具体的には、接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器に関する。
無線通信ネットワークのアーキテクチャにおいては、コアネットワークが、ユーザ機器(User End、UE)に、3GPP(3rd Generation Partnership Project、第3世代パートナーシッププロジェクト)アクセスネットワーク、N3GPP(non-3GPP、非3GPP)アクセスネットワーク、または3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いて、アクセスできるようにする。3GPPアクセスネットワークを用いてアクセスすることは、ユーザ機器が、3GPPで規定された技術を用いてコアネットワークにアクセスすることを意味する。例えば、ユーザ機器は、基地局を用いてコアネットワークにアクセスする。N3GPPアクセスネットワークを用いてアクセスすることは、ユーザは、非3GPPで規定された技術を用いてコアネットワークにアクセスすることを意味する。例えば、ユーザは、WiFi(Wireless Fidelity、IEEE 802.11b規格に基づく無線ローカルエリアネットワーク)を通してコアネットワークにアクセスする。
5Gネットワークにおいては、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークを用いてコアネットワークにアクセスした場合に、ユーザ機器が一定期間データを送信しないと、ユーザ機器は、接続状態(CONNECTED状態)からアイドル(IDLE状態)へ切り替わり、エアインタフェースおよびNAS(Non-Access Stratum、非アクセス層)シグナリング接続を解放し、これにより、ネットワークリソースを節約し、ユーザ機器の電気エネルギー消費量を低減する。ダウンリンクデータが到達したとき、またはユーザ機器がアップリンクデータ若しくはシグナリングを送信する必要があるときに、ユーザ機器は、アイドル状態から接続状態に切り替わり得る。
ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスする場合も、ユーザ機器はアイドル状態または接続状態にある。しかしながら、N3GPP側で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータがPDU(Protocol Data Unit、プロトコルデータユニット)セッションで受信されるときに、既存の5Gネットワークには、ユーザ機器が、アイドル状態から接続状態へ切り替わる方法を規定した解決手段はない。従って、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ダウンリンクデータが到達すると、N3GPPアクセスネットワークにおけるリソースは解放されているので、ユーザ機器はページングを受けることができず、ダウンリンクデータの送信エラーとなる。
従って、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ダウンリンクデータの送信の成功を保証すべく、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが、早急に必要である。
本願の実施形態は、接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器を提供し、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて、5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションを提供し、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
本願の実施形態は、接続再アクティブ化方法、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにユーザ機器を提供し、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて、5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションを提供し、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
第1の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信することを含む。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。
ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標を格納する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器によって送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。
代替的に、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する。第4のメッセージは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる。
ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、第1の再アクティブ化指標を格納し、ユーザ機器が周期的登録要求または第1のサービス要求を開始した後、第1の再アクティブ化指標に基づき、第3のメッセージをユーザ機器に送信し、ユーザ機器に対し、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を第3のメッセージに追加する。従って、第1の態様において提供される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークのみを用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供されてよく、その結果、ユーザ機器は、PDUセッションの接続を再アクティブ化できる。
第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子であってよいことに留意されたい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
第1の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、データキャッシュタイマを取得する。データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。
随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティはまた、セッション管理機能エンティティを用いて、データキャッシュタイマをユーザプレーン機能エンティティに送信してもよい。この場合、データキャッシュタイマは、ユーザプレーン機能エンティティが、ダウンリンクデータをキャッシュする期間を示すために用いられてよい。すなわち、データキャッシュタイマがタイムアウトすると、ユーザプレーン機能エンティティは、PDUセッション内で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄する。
第1の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定してよい。
ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点と、現在の時点との間の時間的距離が比較的長い場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すべく、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信してよい。この場合、第4のメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザプレーン機能エンティティに対し、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄するよう命令してよく、これにより、ユーザプレーン機能エンティティに、ダウンリンクデータが長期間格納されることで生じるリソースの無駄を回避する。
第2の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、ユーザ機器が、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信することを含む。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を、N3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始する。第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第3の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信することを含む。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信し、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含む。
ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を保持し、且つ、セッション管理機能エンティティによって配信される第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化すべく、第2のメッセージに基づき、サービス要求を開始してよい。第3の態様において提供される接続再アクティブ化方法では、ユーザ機器は3GPPアクセスネットワークを用いてコアネットワークにアクセスしているので、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信してよい。第3の態様において提供される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
第3の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信し、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるということは、具体的には、以下の2つの方式で実装されてよい。
方式1
ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージをユーザ機器に送信する。通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
方式2
ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信する。ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第3の態様に基づく可能な実装において、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いてPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令してよい。3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始してよい。
第3の態様に基づく可能な実装において、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後であって、第2のメッセージをユーザ機器に送信する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する。ユーザ機器が、PDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
また、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ネットワークポリシーを取得してよい。ネットワークポリシーは、PDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ることを示すために用いられる。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってネットワークポリシーを取得する特定の方式は、以下の通りであってよい。すなわち、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションの確立時に、UDM(Unified Data Management、一元化データ管理)またはPCF(Policy Control Function、ポリシー制御機能エンティティ)からネットワークポリシーを取得する。代替的に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後に、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。この場合、第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続の再アクティブ化を要求すべく、第2のメッセージの指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始してよい。
第4の態様によると、本願の一実施形態は、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信することを含む。第2のメッセージは、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。ユーザ機器は、サービス要求を開始し、サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
第4の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器が、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信することは、具体的に、以下の方式で実装されてよい。
方式1
ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された通知メッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
方式2
ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信されたページングメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信する。ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。接続再アクティブ化指標が、PDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器はサービス要求の開始時に、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。
第4の態様に基づく可能な実装において、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるとき、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する。
第4の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器がサービス要求を開始する前に、ユーザ機器は、接続再アクティブ化指標およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始すると決定する。この場合、サービス要求の開始時に、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始してよい。
例えば、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージに保持された接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのコンテキストのみを含む。この場合、第2のメッセージを受信すると、ユーザ機器は、PDUセッション識別子に基づき、ユーザ機器に格納されたコンテキストをクエリして、そのPDUセッションがN3GPP側で確立されていることを認識してよい。この場合、PDUセッションの接続の再アクティブ化時に、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始してよい。
第4の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器が、PDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令する場合、サービス要求を開始する前に、ユーザ機器は、まず、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合した後、3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始する。
第4の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信した後であって、サービス要求を開始する前に、ユーザ機器はストレージポリシーを取得してよい。ストレージポリシーは、ユーザ機器がサービス要求を開始するとき、ユーザ機器のアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。その後、ユーザ機器は、サービス要求を開始してよい。ユーザ機器は、具体的には、以下の2つの実装を用いて、サービス要求を開始する。
方式1
ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する。
方式2
ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する。
具体的には、ユーザ機器は、ユーザ構成を通して、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得してよい。
第5の態様によると、本願は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、受信機、送信機、プロセッサおよびメモリを含む。
受信機は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を格納する手順を実行させるように構成されている。受信機は、さらに、ユーザ機器によって送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。送信機は、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含んでよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
代替的に、受信機は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機は、さらに、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信するように構成されている。第4のメッセージは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる。
第5の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、受信機が、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、データキャッシュタイマを取得する手順を実行するように構成されている。送信機が、第1の再アクティブ化指標に基づいて、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するとき、送信機は、具体的に、データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。
第5の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、送信機が第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、ユーザ機器が、次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定する手順を実行させるよう構成されている。
第6の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、送信機および受信機を含む。送信機は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。受信機は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。送信機は、さらに、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始するように構成されている。第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第7の態様によると、本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、受信機および送信機を含む。受信機は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含んでよい。
第7の態様に基づく可能な実装において、第1の再アクティブ化指標に基づき、第2のメッセージをユーザ機器に3GPPアクセスネットワークを用いて送信する場合において、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるとき、送信機は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
第7の態様に基づく可能な実装において、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第7の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、さらに、プロセッサを含む。プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、受信機がセッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後であって、送信機が第2のメッセージをユーザ機器に送信する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第7の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する前に、ネットワークポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ネットワークポリシーは、PDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ることを示すために用いられる。
第7の態様に基づく可能な実装において、ネットワークポリシーを取得するとき、プロセッサは、具体的に、PDUセッションの確立時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、または、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、ように構成されている。
第8の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、受信機および送信機を含む。受信機は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。送信機は、サービス要求を開始するように構成されている。サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
第8の態様に基づく可能な実装において、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するとき、受信機は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された通知メッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信されたページングメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。接続再アクティブ化指標がPDUセッションのセッション識別子を保持する場合、サービス要求はPDUセッションのセッション識別子を保持してよい。
第8の態様に基づく可能な実装において、サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第8の態様に基づく可能な実装において、ユーザ機器は、さらに、プロセッサを含む。プロセッサは、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、送信機がサービス要求を開始する前に、接続再アクティブ化指標およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、サービス要求がN3GPPアクセスネットワークを用いて開始されるべきであると決定する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。
第8の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、送信機がサービス要求を開始する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
第8の態様に基づく可能な実装において、プロセッサは、さらに、メモリ内に格納されたプログラムを実行して、受信機が、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信した後であって、送信機がサービス要求を開始する前に、ストレージポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ストレージポリシーは、ユーザ機器がサービス要求を開始するときの、ユーザ機器のアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。サービス要求を開始するとき、送信機は、具体的に、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、または、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、および、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、ように構成されている。
第8の態様に基づく可能な実装において、ストレージポリシーを取得するとき、プロセッサは、具体的に、ユーザ構成を通して、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得するように構成されている。
第9の態様によると、本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよび第5の態様において提供されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、同一の機能エンティティであってよい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第1の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第1の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第10の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器および第6の態様において提供されるユーザ機器は、同一のデバイスであってよい。ユーザ機器は、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第2の態様によるユーザ機器の処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第2の態様によるユーザ機器の送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第11の態様によると、本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びに第7の態様において提供されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、同一の機能エンティティであってよい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第3の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第3の態様によるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第12の態様によると、本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器および第8の態様において提供されるユーザ機器は、同一のデバイスであってよい。ユーザ機器は、通信ユニット、処理ユニットおよびストレージユニットを含む。処理ユニットは、第4の態様によるユーザ機器の処理動作を実行するように構成されている。通信ユニットは、第4の態様によるユーザ機器の送信および受信動作を実行するように構成されている。ストレージユニットは、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
第13の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、上述のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納する。プログラムコードは、上述の態様のいずれかによる方法を実行するために用いられる命令を含む。
第14の態様によると、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、上述のユーザ機器によって用いられるコンピュータソフトウェア命令を格納する。プログラムコードは、上述の態様のいずれかによる方法を実行するために用いられる命令を含む。
第15の態様によると、本願は、さらに、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータ上で実行されると、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータに、上述の態様による方法を実行させる。
第16の態様によると、本願は、さらに、システムを提供する。システムは、上述のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ並びにセッション管理機能エンティティを含む。可能な実装において、システムは、さらに、ユーザプレーン機能エンティティを含んでよい。可能な実装において、システムは、さらに、ユーザ機器等を含んでよい。
本願の一実施形態による5Gネットワークアーキテクチャの概略図である。
本願の一実施形態による第1の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第2の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第3の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第4の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第5の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第6の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第7の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第8の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第9の接続再アクティブ化方法の概略フローチャートである。
本願の一実施形態による第1のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第2のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第1のユーザ機器の概略構造図である。
本願の一実施形態による第2のユーザ機器の概略構造図である。
本願の一実施形態による第3のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第4のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの概略構造図である。
本願の一実施形態による第3のユーザ機器の概略構造図である。
本願の一実施形態による第4のユーザ機器の概略構造図である。
無線ブロードバンド技術の課題に直面し、3GPPネットワークの首位を維持すべく、3GPP標準化グループは、2016年末までに、5Gネットワークアーキテクチャと称される次世代モバイル通信ネットワークアーキテクチャ(Next Generation System)を策定した。当該アーキテクチャは、3GPP標準化グループが定義した無線技術を用いての5Gコアネットワーク(5G Core network)へのアクセスをサポートするだけでなく、N3GPPアクセス技術を用いての5Gコアネットワークへのアクセスもサポートする。例えば、N3GPPアクセス技術を用いての5Gコアネットワークへのアクセスには、N3GPP相互接続機能エンティティ(N3GPP Interworking Function, N3IWF)、次世代パケットデータゲートウェイ(next Generation packet data Gateway, ngPDG)、N3GPPアクセスネットワークデバイスまたはN3GPPアクセスゲートウェイを用いての5Gコアネットワークへのアクセスが挙げられる。5Gネットワークアーキテクチャは、図1に示されるものであってよい。図1中、コアネットワークは、ユーザプレーン機能エンティティ(User Plane Function, UPF)、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ(Core Access and Mobility Management Function, AMF)およびセッション管理機能エンティティ(Session Management Function, SMF)を含む。AMFおよびSMFが、制御プレーン機能エンティティ(Control Plane Function, CPF)を形成する。UPFは主に、データパケット転送、サービス品質(Quality of Service, QoS)制御、課金情報統計等を担当する。CPFは主に、ユーザ登録認証、モビリティ管理およびデータパケット転送ポリシー、制御ポリシー等のUPFへの配信を担当する。具体的には、AMFは、ユーザアクセス中の登録プロシージャおよびユーザ移動プロセスにおける位置管理を担当する。SMFは、ユーザのサービス開始時におけるネットワーク側での対応するセッション接続の確立、およびユーザへの特定のサービスの提供、特にSMFとUPF間のNG4インタフェースに基づく、データパケット転送ポリシー、QoSポリシー等のUPFへの配信を担当する。
図1中のN3IWFは、1つのタイプのN3GPPアクセスゲートウェイであることに留意されたい。本願において、N3GPPアクセスゲートウェイの名称は限定されず、N3IWF、ngPDG、N3GPPアクセスネットワークデバイス、N3GPPアクセスゲートウェイ等であってよい。
本願の実施形態において、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよびセッション管理機能エンティティはそれぞれ、名称に過ぎず、当該名称によりデバイスに限定を課すものではないことに留意されたい。将来の5Gネットワークおよび別の将来のネットワークにおいては、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティおよびセッション管理機能エンティティに対応するネットワーク要素またはエンティティが、他の名称を有してもよい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。例えば、制御プレーン機能エンティティは、さらに、制御プレーン機能またはCPと置換されてよく、ユーザプレーン機能エンティティは、さらに、ユーザプレーン機能またはUPと置換されてよい。本明細書において、詳細は集合的に記載されており、さらに詳しく後述することはしない。
本願の実施形態における機能に加え、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ、セッション管理機能エンティティ等は、さらに他の機能も有してよいことに、さらに留意されたい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。また、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ、セッション管理機能エンティティ等は、1つの物理デバイスによって実装されてよく、または、複数の物理デバイスが一緒になって実装されてよい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。換言すると、本願の実施形態において、制御プレーン機能エンティティ、ユーザプレーン機能エンティティ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ、セッション管理機能エンティティ等は、それぞれ、ある物理デバイス内の論理機能モジュールであってよく、または、複数の物理デバイスを含む論理機能モジュールであってよいことを理解されたい。本願の実施形態において、このことは具体的に限定されない。
ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスした場合に、アイドル状態にあるユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータが、N3GPP側で確立されたPDUセッションで受信されると、既存の5Gネットワークには、ユーザ機器がアイドル状態から接続状態へ切り替わる方法を規定するソリューションが存在しないため、ユーザ機器は、ページングを受けることができない。その結果、ダウンリンクデータの送信エラーが発生する。
本願の実施形態は、接続再アクティブ化方法、制御プレーン機能エンティティおよびユーザ機器を提供し、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークを用いて、5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるときに、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションを提供し、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
本願で提供される接続再アクティブ化方法について、以下の2つの実施形態を用いて詳しく説明する。
[実施形態1]
図2に示される通り、図2は、本願の実施形態で提供される接続再アクティブ化方法を示す。方法は、以下の段階を含む。
S201.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にある。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子(以下、PDUセッション識別子と簡略化して称する)であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態からアイドル状態へ切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
本願では、ユーザプレーン機能エンティティが上述のPDUセッションで、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを受信した場合、PDUセッションのユーザプレーン接続は非アクティブ化されているので、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータをユーザ機器に配信不能である。この場合、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータ通知(Downlink Data Notification, DDN)メッセージをセッション管理機能エンティティに送信してよい。DDNメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第1のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信してよい。
S202.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標を格納する。
PDUセッションの接続の再アクティブ化とは、PDUセッションのユーザプレーン接続を確立またはアクティブ化することを意味する。
S203.ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信する。
第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。
ユーザ機器がコアネットワークに登録済みであり、アイドル状態にある場合に、ユーザ機器がコアネットワークへの接続を再アクティブ化する必要があると(例えば、ユーザ機器の周期的タイマがタイムアウトした場合)、ユーザ機器は、登録要求を開始し、登録タイプを周期的登録として設定してよいことに留意されたい。
ユーザ機器が上述のPDUセッションではない別のPDUセッションでアップリンクデータを送信する必要がある場合、ユーザ機器は、第1のサービス要求を送信してよい。
また、ユーザ機器が上述のPDUセッションでアップリンクデータを送信する必要がある場合、ユーザ機器は、また第1のサービス要求を開始してもよい。この場合は、ユーザ機器は自発的にPDUセッションの接続を再アクティブ化し、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、S202で格納された接続再アクティブ化指標を削除する。また、以下の段階S204および段階S205は、もはや実行される必要がない。
S204.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信する。
第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。第2のメッセージが周期的登録要求メッセージである場合、第3のメッセージは、周期的登録応答メッセージである。第2のメッセージが第2のPDUセッションのサービス要求メッセージである場合、第3のメッセージは、第2のPDUセッションのサービス要求応答メッセージである。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
図2に示される方法においては、第1の再アクティブ化指標は第1のメッセージに保持されており、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよいことに留意されたい。接続再アクティブ化指標は、第3のメッセージに保持されており、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数であってよい。すなわち、第1の再アクティブ化指標を格納した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、解析を通して、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプまたはアクセスネットワーク識別子を取得してよく、または、セッション管理機能エンティティによって送信されたメッセージを受信することで、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプまたはアクセスネットワーク識別子を認識してよい。随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第3のメッセージをユーザ機器に送信するとき、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を、第3のメッセージに追加する。
本願において、第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、データキャッシュタイマを取得してよい。データキャッシュタイマは、セッション管理機能エンティティによって構成された後に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信されてよい、データキャッシュタイマは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって構成されてよい、データキャッシュタイマは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにおいて事前構成等されてもよい。
データキャッシュタイマがタイムアウトしており、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第1の再アクティブ化指標を削除し、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第2のメッセージを受信した場合は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する必要がない。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第2のメッセージを受信したとき、データキャッシュタイマがタイムアウトしていない場合は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの再アクティブ化のための第2のサービス要求を開始し、配信されたダウンリンクデータを受信するように命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。
随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティはまた、セッション管理機能エンティティを用いて、データキャッシュタイマをユーザプレーン機能エンティティに送信してもよい。この場合、データキャッシュタイマは、ユーザプレーン機能エンティティが、ダウンリンクデータをキャッシュする期間を示すために用いられてよい。すなわち、データキャッシュタイマがタイムアウトすると、ユーザプレーン機能エンティティは、PDUセッション内で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄する。
S205.ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始する。
第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始した後、ユーザ機器は、アイドル状態から接続状態へ切り替わり、配信されたダウンリンクデータを受信してよい。
例えば、第3のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始する。
例えば、第3のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始し、PDUセッションのアクセスネットワークは、N3GPPアクセスネットワークである。
別の例では、第3のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子を含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッション識別子を受信した後、ユーザ機器は、第3のメッセージを受信した後で、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始してよい。
また、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後に、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信して、第4のメッセージを用いて、ユーザ機器が到達不可能であることを示してもよい。この場合、第4のメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザプレーン機能エンティティに対し、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄するように命令してよい。
具体的には、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定してよい。これは、図2に示される接続再アクティブ化方法は、ユーザ機器によって開始される周期的登録要求または第1のサービス要求に基づくためである。周期的登録要求メッセージの送信時点および送信頻度は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって予測されてよい。第1のサービス要求の送信時点は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって予測不可能であってよい。周期的登録要求プロセスのみが予測可能であることを考慮すると、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点と、現在時刻との間の時間的距離が過度に長い場合、ユーザプレーン機能エンティティは、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを継続的にキャッシュする必要がある。これがシステムオーバーヘッドを占め、ユーザプレーン機能エンティティの処理効率に影響を及ぼすことは間違いない。この場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、決定を行ってよい。ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点と、現在時刻との間の時間的距離が過度に長い場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する。第4のメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザプレーン機能エンティティに対し、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを破棄するよう命令し、これにより、ユーザプレーン機能エンティティのシステムオーバーヘッドを低減し、ユーザプレーン機能エンティティの処理効率を改善する。
図2に示される接続再アクティブ化方法においては、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、第1の再アクティブ化指標を格納し、ユーザ機器が周期的登録要求または第1のサービス要求を開始した後、第1の再アクティブ化指標に基づき、第3のメッセージをユーザ機器に送信し、ユーザ機器に対し、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を第3のメッセージに追加する。従って、図2に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器がN3GPPアクセスネットワークのみを用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態に切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供されてよく、その結果、ユーザ機器は、PDUセッションの接続を再アクティブ化できる。
図2に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、さらに、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、図3に示される。図3に示される接続再アクティブ化方法は、図2に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図3に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図2に示される方法の関連説明を参照されたい。図3に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持し、UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図2に示された方法における第1のメッセージの一例としてみなされてよく、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、PDUセッション識別子を格納する。
図3に示された接続再アクティブ化方法においては、データキャッシュタイマは、AMFまたはSMFによって構成されてよい。データキャッシュタイマがAMFによって構成される場合、AMFは、段階3bで送信されたN11メッセージ確認応答メッセージにデータキャッシュタイマを追加することで、データキャッシュタイマをSMFに送信し、SMFは、データキャッシュタイマをUPFに送信する。データキャッシュタイマがSMFによって構成される場合、SMFは、段階2bで送信されたダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージにデータキャッシュタイマを追加することで、データキャッシュタイマをUPFに送信し、SMFは、データキャッシュタイマをAMFに送信する。
5.UEは、N3IWFを用いて、周期的登録要求または第1のサービス要求を開始する。
UEが、N3IWFを用いて周期的登録要求または第1のサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて、周期的登録要求または第1のサービス要求を開始することを意味する。
ユーザ機器が、N3GPP側で確立されたPDUセッション内でアップリンクデータを送信する必要があるとき、ユーザ機器によって、第1のサービス要求メッセージがアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信される。
6.データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、AMFは、N3IWFを用いて応答メッセージをUEに送信し、応答メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
応答メッセージは、図2に示される方法の第3のメッセージの一例とみなされてよい。応答メッセージは、ユーザ機器の第2のPDUセッションの周期的登録要求またはサービス要求に応答するために用いられる。
AMFが、N3IWFを用いて応答メッセージをUEに送信することは、AMFが、N3GPPアクセスネットワークを用いて応答メッセージをUEに送信することを意味する。
7.接続再アクティブ化指標を含む、AMFによって送信された応答メッセージを受信した後、UEは、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信すべく、N3IWFを用いて第2のサービス要求を開始し、および、PDUセッションのユーザプレーン接続を確立またはアクティブ化する。
UEが、N3IWFを用いて第2のサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始することを意味する。
[実施形態2]
図4に示される通り、図4は、本願の実施形態で提供される接続再アクティブ化方法を示す。方法は、以下の段階を含む。
S401.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子(以下、PDUセッション識別子と簡略化して称する)であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態へ切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
本願では、ユーザプレーン機能エンティティが上述のPDUセッションで、ユーザ機器に配信されるべきダウンリンクデータを受信した場合、PDUセッションのユーザプレーン接続は非アクティブ化されているので、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータをユーザ機器に配信不能である。この場合、ユーザプレーン機能エンティティは、ダウンリンクデータ通知(Downlink Data Notification, DDN)メッセージをセッション管理機能エンティティに送信してよい。DDNメッセージを受信した後、セッション管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第1のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信してよい。
S402.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にあり、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
PDUセッションの接続の再アクティブ化とは、PDUセッションのユーザプレーン接続を確立またはアクティブ化することを意味する。
制御プレーン機能エンティティが、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージをユーザ機器に送信することは、具体的には、以下のように実装されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて通知メッセージをユーザ機器に送信する。通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。代替的に、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあると決定すると、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信する。ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、制御プレーン機能エンティティは、通知メッセージを用いて、接続再アクティブ化指標をユーザ機器に送信してよい。ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、通知メッセージをユーザ機器に直接送信することは困難である。その結果、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ページングメッセージを用いて、接続再アクティブ化指標をユーザ機器に送信する必要がある。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションの無線アクセス技術タイプ(Radio Access Technology type, RAT type)、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
図4に示される方法においては、第1の再アクティブ化指標は第1のメッセージに保持されており、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよいことに留意されたい。接続再アクティブ化指標は、第2のメッセージに保持されており、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数であってよい。換言すると、随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための第2のメッセージをユーザ機器に送信するとき、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を、第2のメッセージに追加する。ユーザ機器は、接続再アクティブ化指標に含まれるコンテンツ、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの指標、またはユーザ機器のストレージポリシー、ユーザ機器に格納されたコンテキスト等に基づき、N3GPPアクセスネットワークまたは3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するか否かを決定してよい。
S403.ユーザ機器は、サービス要求を開始し、サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
図4に示される接続再アクティブ化方法においては、ユーザ機器がアイドル状態にある場合、第1の再アクティブ化指標を保持し、且つ、セッション管理機能エンティティによって配信される第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化すべく、第2のメッセージに基づき、サービス要求を開始してよい。図4に示される方法においては、ユーザ機器は3GPPアクセスネットワークを用いてコアネットワークにアクセスしているので、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。図4に示される方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークまたは3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令してよい。代替的に、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージにおいて、ユーザ機器がPDUセッションの接続の再アクティブ化に用いるアクセスネットワークを示さない。代わりに、ユーザ機器は、PDUセッションの接続の再アクティブ化に用いるアクセスネットワークを決定する、従って、上述の3つのシナリオにおいては、実施形態2は、実施形態A、実施形態Bおよび実施形態Cの3つの実装を有してよい。
[実施形態A]
図5に示される通り、図5は、本願で提供される接続再アクティブ化方法を示す。図5に示される方法は、図4に示される方法の一実装としてみなされてよい。図5に示される方法は、以下の段階を含む。
S501.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。詳細については、図4に示される方法の段階S401を参照されたい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態に切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよい。
S502.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器はN3GPP側でアイドル状態にあり、第2のメッセージは、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子、およびPDUセッション識別子のうちの1または複数を保持してよい。
S503.ユーザ機器は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求すべく、N3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始する。
上記の通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる接続再アクティブ化指標を保持してよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
S502において、第2のメッセージは、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび/またはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を保持し、並びに、随意でPDUセッション識別子を保持する。
第2のメッセージに保持される接続再アクティブ化指標が、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプまたはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を含む場合、接続再アクティブ化指標は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いてPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられることを示してよい。
例えば、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプを受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションが再アクティブ化される必要があることを認識してよい。このように、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
別の例では、接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を含む。接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子を受信した後、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションが再アクティブ化される必要があることを認識してよい。このように、ユーザ機器は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
しかしながら、実施形態2は、さらに、別のケースを含む。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子を含む。このケースでは、第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、接続再アクティブ化指標に含まれるPDUセッション識別子およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、PDUセッションがN3GPP側で前に確立されていることを決定し、その結果、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを決定する必要がある。
また、接続再アクティブ化指標がPDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器はS503で、サービス要求を開始するとき、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。サービス要求が、PDUセッション識別子を保持しない場合、N3GPP側でのすべてのPDUセッションの接続が、再アクティブ化されるべきである。サービス要求がPDUセッション識別子を保持する場合、そのPDUセッションの接続のみが再アクティブ化されるべきである。
図5中に示される接続再アクティブ化方法においては、ユーザ機器がアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を保持する、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を、N3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化するよう命令すべく、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、N3GPP側でダウンリンクデータを受信すべく、N3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始してよい。従って、図5に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
また、図5に示される方法は、以下のシナリオに適用されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態にあるが、PDUセッションのユーザプレーン接続が確立されていない場合にも、方法はアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられて、ユーザ機器に対し、N3GPP側でPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう3GPPアクセスネットワークを用いて命令してよい。
図5に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、さらに、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、図6に示される。図6に示される接続再アクティブ化方法は、図5に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図6に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図5に示される方法の関連説明を参照されたい。図6に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持する。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図5に示された方法における第1のメッセージの特定の例であり、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、ページングメッセージをRAN(Radio Access Network、無線アクセスネットワーク)に送信する。
ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
5.RANは、ページングメッセージをUEに転送する。
AMFが、RANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージまたはページングメッセージを用いて実装されてよい。UEが3GPP側でアイドル状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、ページングメッセージを用いて実装される。UEが3GPP側で接続状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージを用いて実装される。図6における説明の一例として、ページングメッセージが用いられる。
6.ページングメッセージを受信した後、UEは、N3IWFを用いて、および、ページングメッセージ内に保持された接続再アクティブ化指標の指標に基づき、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
UEが、N3IWFを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。
7.UPFは、N3IWFを用いて、ダウンリンクデータをユーザ機器に送信する。
[実施形態B]
図7に示される通り、図7は、本願において提供される接続再アクティブ化方法を示す。図7に示される方法は、図4に示される方法の一実装としてみなされてよい。図7に示される方法は、以下の段階を含む。
S701.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態へ切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
S702.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する。
S703.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にある。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いてPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
S704.第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する。
ユーザ機器およびアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティの両方が、N3GPP側で確立されたPDUセッションのコンテキストを格納する。PDUセッションの接続が、3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化される必要がある場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ内に格納されたPDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する必要があり、ユーザ機器もまた、ユーザ機器内に格納されたPDUセッションのコンテキストを、3GPP側に結合する必要がある。
S705.ユーザ機器は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求すべく、3GPPアクセスネットワークを用いてサービス要求を開始する。
図7に示された接続再アクティブ化方法においては、制御プレーン機能エンティティは、第2のメッセージを送信する前に、N3GPP側で確立されたPDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得るか否かを示すために用いられるネットワークポリシーを取得してよい。ネットワークポリシーが、N3GPP側で確立されたPDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ないことを示す場合、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、実施形態Aの段階を参照して、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、第2のメッセージを送信してよい。ネットワークポリシーが、N3GPP側で確立されたPDUセッションが、N3GPP側から3GPP側へ切り替わり得ることを示す場合、段階S703から段階S705までが実行される。
具体的には、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによりネットワークポリシーを取得する方式は、限定ではないが、以下の2つの方式を含む。すなわち、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、PDUセッションの確立時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する。
上記の通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持してよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、またはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。また、接続再アクティブ化指標が、PDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器は、S705におけるサービス要求の開始時に、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。
図7に示される方法においては、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージの指標を用いて、ユーザ機器に対し、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、および、ユーザ機器がアイドル状態に切り替わる前に、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を、3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化するよう命令してよい。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器は、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合した後、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始し、これにより、ユーザ機器がアイドル状態に切り替わる前に、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化する。従って、図7に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、N3GPP側でのダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
また、図7に示される方法はまた、以下のシナリオに適用されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態にあるが、PDUセッションのユーザプレーン接続が確立されていない場合にも、方法はアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられて、ユーザ機器に対し、3GPP側でPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう、3GPPアクセスネットワークを用いて命令してよい。
図7に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、さらに、接続再アクティブ化方法を提供する。方法は、図8に示される。図8に示される接続再アクティブ化方法は、図7に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図8に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図7に示される方法の関連説明を参照されたい。図8に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持する。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図7に示された方法における第1のメッセージの特定の例であり、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、ページングメッセージをRANに送信する。
ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
AMFが、AMFのストレージポリシーに基づき、PDUセッションが、3GPPアクセスネットワークを用いて再アクティブ化されてよいことを決定した後、ページングメッセージは、AMFによってUEに送信される。AMFは、同時にPDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合してよい、またはAMFは、UEがPDUセッションの再アクティブ化のためのサービス要求を開始した後で、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合してよい。
AMFによってネットワークポリシーを取得する方式には、限定ではないが、以下の2つの方式が含まれる。すなわち、AMFは、PDUセッションの確立時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、または、AMFは、N11メッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する。
ネットワークポリシーは、さらに、AMF内に格納されたPDUセッションのコンテキストを含んでよい。
具体的には、AMFは、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階を実行してよい、または、SMFに対し、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階を実行するよう命令してよい。
5.RANは、ページングメッセージをUEに転送する。
AMFが、RANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージまたはページングメッセージを用いて実装されてよい。UEが3GPP側でアイドル状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、ページングメッセージを用いて実装される。UEが3GPP側で接続状態にあるとき、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージを用いて実装される。図8における説明の一例として、ページングメッセージが用いられる。
6.ページングメッセージを受信した後、UEは、ページングメッセージ内に保持された接続再アクティブ化指標の指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、RANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
UEが、RANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。
UEによって、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階、およびUEによってRANを用いてサービス要求を開始する段階は、任意の順序で実行されてよいことに留意されたい。
7.UPFは、RANを用いて、ダウンリンクデータをUEに送信する。
UPFが、RANを用いてダウンリンクデータをUEに送信することは、UPFが、3GPPアクセスネットワークを用いて、ダウンリンクデータをUEに送信することを意味する。
[実施形態C]
図9に示される通り、図9は、本願で提供される接続再アクティブ化方法を示す。図9に示される方法は、図4に示される方法の一実装としてみなされてよい。図9に示される方法は、以下の段階を含む。
S901.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信する。
第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。第1の再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子であってよい。
PDUセッションは、ユーザ機器が、N3GPP側で接続状態からアイドル状態に切り替わる前に確立されたPDUセッションであることに留意されたい。
S902.アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。
ユーザ機器は、N3GPP側でアイドル状態にあり、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、ダウンリンクデータを受信すべく、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
S903.ユーザ機器は、ストレージポリシーを取得する。
ストレージポリシーは、ユーザ機器がPDUセッションの再アクティブ化のためのサービス要求を開始するときのアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。
具体的には、ユーザ機器がストレージポリシーを取得することは、以下の2つの方式で実装されてよい。すなわち、ユーザ機器は、ユーザ構成を通してストレージポリシーを取得する。代替的に、ユーザ機器は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得する。すなわち、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、ストレージポリシーをユーザ機器に配信する、または、ユーザ機器は、PDUセッションを用いて、ネットワーク側からストレージポリシーを取得する。
S904.ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する、または、ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、且つ、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。ユーザ機器によって、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する段階、およびユーザ機器によってRANを用いてサービス要求を開始する段階は、任意の順序で実行されてよい。
例えば、ストレージポリシーは、ユーザ構成を通して取得され、ユーザ構成は以下を指定する。すなわち、PDUセッションのダウンリンクデータがビデオデータである場合、ユーザ機器は、ダウンリンクデータを受信すべく、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化することが好ましい。この場合、S904の実行時に、ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの再アクティブ化のためのサービス要求を開始する。別の例では、ストレージポリシーは、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて取得され、ストレージポリシーは、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化することが好ましいことを示す。この場合、S904の実行時に、ユーザ機器は、ストレージポリシーの指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する。
上記の通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによってユーザ機器に送信された第2のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持してよい。接続再アクティブ化指標は、PDUセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、またはPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。また、接続再アクティブ化指標が、PDUセッション識別子を含む場合、ユーザ機器は、S904におけるサービス要求の開始時に、PDUセッション識別子をサービス要求に追加してよい。
図9に示される方法においては、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、第2のメッセージを用いて、ユーザ機器に対し、N3GPP側で確立されたPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令すべく、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信する。第2のメッセージを受信した後、ユーザ機器のストレージポリシーに基づき、ユーザ機器は、N3GPP側でダウンリンクデータを受信すべく、N3GPPアクセスネットワークまたは3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを選択してよい。従って、図9に示される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、N3GPP側でユーザ機器をアイドル状態から接続状態へ切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供可能であり、その結果、ユーザ機器は、PDUセッションの接続を再アクティブ化でき、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
また、図9に示される方法は、以下のシナリオに適用されてよい。すなわち、ユーザ機器が3GPPアクセスネットワークおよびN3GPPアクセスネットワークの両方を用いてコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がN3GPP側で接続状態にあるが、PDUセッションのユーザプレーン接続が確立されていない場合にも、方法はアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって用いられて、UEに対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう3GPP側で命令してよい。
図9に示される接続再アクティブ化方法に基づき、本願のこの実施形態は、接続再アクティブ化方法をさらに提供する。方法は、図10に示される。図10に示される接続再アクティブ化方法は、図9に示される接続再アクティブ化方法の特定の例としてみなされてよい。図10に示される方法において図示されておらず、詳しく説明されていない実装については、図9に示される方法の関連説明を参照されたい。図10に示される通り、方法、以下の段階を含む。
1A.UPFは、N3GPP側で確立されたPDUセッション内で、UEに配信されるべきダウンリンクデータを受信する。
UEは、N3GPP側でアイドル状態にある。
2a.UPFは、ダウンリンクデータ通知メッセージをSMFに送信する。
ダウンリンクデータ通知メッセージは、UPFがN3GPP側で確立されたPDUセッション内でUEに配信されるべきダウンリンクデータを受信したことを示すために用いられる。ダウンリンクデータ通知メッセージは、PDUセッション識別子を保持する。
2b.SMFは、ダウンリンクデータ通知メッセージを受信した後、ダウンリンクデータ通知メッセージ確認応答メッセージをUPFに送信し、SMFがUPFによって送信されたダウンリンクデータ通知メッセージを受信したことを示す。
3a.SMFは、N11メッセージをAMFに送信する。
N11メッセージは、図9に示された方法における第1のメッセージの特定の例であり、N11メッセージはPDUセッション識別子を保持する。
3b.AMFは、N11メッセージ確認応答メッセージをSMFに送信し、AMFがSMFによって送信されたN11メッセージを受信したことを示す。
4.AMFは、ページングメッセージをRANに送信する。
ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
5.RANは、ページングメッセージをUEに転送する。
AMFが、RANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージまたはページングメッセージを用いて実装されてよい。UEが3GPP側でアイドル状態にある場合、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、ページングメッセージを用いて実装される。UEが3GPP側で接続状態にある場合、AMFがRANによる転送を通して、接続再アクティブ化指標をUEに送信する処理は、通知メッセージを用いて実装される。図10における説明の一例として、ページングメッセージが用いられる。
6.ページングメッセージを受信した後、UEのストレージポリシーの指標に基づき、UEは、N3IWFまたはRANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを選択する。
UEが、N3IWFを用いてPDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。UEが、RANを用いてPDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することは、UEが、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始することを意味する。
7.UPFは、ダウンリンクデータをUEに送信する。
UEが、N3IWFを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する場合、UPFは、N3IWFを用いてダウンリンクデータをUEに送信する。UEが、RANを用いて、PDUセッションを再アクティブ化するためのサービス要求を開始する場合、UPFは、RANを用いてダウンリンクデータをUEに送信する。
結論として、本願において提供される接続再アクティブ化方法によると、ユーザ機器が、N3GPPアクセスネットワークを用いて5Gコアネットワークにアクセスし、ユーザ機器がアイドル状態にある場合、ユーザ機器をアイドル状態から接続状態に切り替えることを可能にする接続再アクティブ化ソリューションが提供され、これにより、ダウンリンクデータの送信の成功を保証する。
本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、図2または図3で示される方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される動作を実行するよう構成されてよい。図11に示される通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1100は、受信機1101、プロセッサ1102、メモリ1103および送信機1104を含む。
受信機1101は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている。プロセッサ1102は、メモリ1103内に格納されたプログラムを実行して、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標を格納する手順を実行させるように構成されている。受信機1101は、さらに、ユーザ機器によって送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。送信機1104は、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。第3のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する。
代替的に、受信機1101は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたプロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機1104は、さらに、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信するように構成されている。第4のメッセージは、ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる。
随意で、プロセッサ1102は、さらに、メモリ1103内に格納されたプログラムを実行して、受信機1101が、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後、データキャッシュタイマを取得する手順を実行させるように構成されている。第1の再アクティブ化指標に基づいて、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するとき、送信機1104は、具体的に、データキャッシュタイマがタイムアウトする前に、第1の再アクティブ化指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。
随意で、プロセッサ1102は、さらに、メモリ1103内に格納されたプログラムを実行して、送信機1104が第4のメッセージをセッション管理機能エンティティに送信する前に、ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、第4のメッセージを送信するか否かを決定する手順を実行させるように構成されている。
随意で、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含む。
随意で、接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含んでよい。
図11に示されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1100は、図2または図3に示される接続再アクティブ化方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される手順を実行するように構成されてよいことに留意されたい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1100において詳細に記載されていない実装については、図2または図3に示される方法の関連説明を参照されたい。
図12は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ(AMF)の別の可能な概略構造図である。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1200は、通信ユニット1201、処理ユニット1202およびストレージユニット1203を含む。通信ユニット1201は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとユーザ機器との間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1202は、さらに、図2中のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1202は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、図2中のS201からS205の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1203は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
本願の実施形態におけるユニット区分は一例であり、単に論理的機能の区分であることに留意されたい。実際の実装においては、別の区分方式が存在してよい。本願の実施形態における複数の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、各ユニットは物理的に単独で存在してよく、または2または2より多いユニットが1つのユニットに統合される。例えば、上述の実施形態においては、第1の取得ユニットおよび第2の取得ユニットは、同一のユニットまたは異なる複数のユニットであってよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
本願の一実施形態は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、図2または図3に示された接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよい。図13に示される通り、ユーザ機器1300は、送信機1301および受信機1302を含む。
送信機1301は、N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信するように構成されている。第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である。受信機1302は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第3のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する。送信機1301は、さらに、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始するように構成されている。第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器により確立されている。
接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
図13に示されるユーザ機器1300は、図2または図3に示される接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよいこと留意されたい。ユーザ機器1300において詳細に記載されていない実装については、図2または図3に示される方法の関連説明を参照されたい。
図14は、上述の実施形態におけるユーザ機器(UE)の別の可能な概略構造図である。
ユーザ機器1400は、通信ユニット1401、処理ユニット1402およびストレージユニット1403を含む。通信ユニット1401は、上述の実施形態におけるユーザ機器と、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとの間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1402は、さらに、図2中のユーザ機器に関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1402は、ユーザ機器が、図2中のS201からS205の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1403は、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
本願の一実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを提供する。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティは、図4から図10に示される任意の接続再アクティブ化方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される動作を実行するように構成されてよい。図15に示される通り、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1500は、受信機1501および送信機1502を含み、さらに、プロセッサ1503およびメモリ1504を含んでよい。
受信機1501は、セッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信するように構成されている。第1のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたプロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持する。送信機1502は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをユーザ機器に送信するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージをユーザ機器に送信する場合において、第2のメッセージが、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられとき、送信機1502は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージをユーザ機器に送信するように構成されており、ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1503は、メモリ1504内に格納されたプログラムを実行して、受信機1501がセッション管理機能エンティティによって送信された第1のメッセージを受信した後であって、送信機1502が第2のメッセージをユーザ機器に送信する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1503は、さらに、メモリ1504内に格納されたプログラムを実行して、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する前に、ネットワークポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ネットワークポリシーは、PDUセッションがN3GPP側から3GPP側に切り替わり得ることを示すために用いられる。
随意で、ネットワークポリシーを取得するとき、プロセッサ1503は、具体的に、PDUセッションの確立時に、一元化データ管理UDMまたはポリシー制御機能エンティティPCFからネットワークポリシーを取得する、または、第1のメッセージの受信時に、UDMまたはPCFからネットワークポリシーを取得する、ように構成されている。
随意で、第1の再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子を含む。
随意で、接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
図15に示されるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1500は、図4から図10に示される任意の接続再アクティブ化方法におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって実行される動作を実行するように構成されてよいことに留意されたい。アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1500において詳細に記載されていない実装については、図4から図10に示される方法の関連説明を参照されたい。
図16は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ(AMF)の別の可能な概略構造図である。
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ1600は、通信ユニット1601、処理ユニット1602およびストレージユニット1603を含む。通信ユニット1601は、上述の実施形態におけるアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとユーザ機器との間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1602は、さらに、図4中のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1602は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティが、図4中のS401からS403の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1603は、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティのプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
本願は、ユーザ機器を提供する。ユーザ機器は、図4から図10に示された任意の接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよい。図17に示される通り、ユーザ機器1700は、受信機1701および送信機1702を含み、さらに、プロセッサ1703およびメモリ1704を含んでよい。
受信機1701は、ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されている。第2のメッセージは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されたプロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。送信機1702は、サービス要求を開始するように構成されている。サービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられる。
随意で、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するとき、受信機1701は、具体的に、ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された通知メッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信されたページングメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、ぺージングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、接続再アクティブ化指標は、ユーザ機器に対し、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。
第2のメッセージは、ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1703は、メモリ1704内に格納されたプログラムを実行して、送信機1702がサービス要求を開始する前に、接続再アクティブ化指標およびユーザ機器に格納されたコンテキストに基づき、サービス要求がN3GPPアクセスネットワークを用いて開始されるべきであると決定する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。
随意で、プロセッサ1703は、さらに、メモリ1704内に格納されたプログラムを実行して、送信機1702がサービス要求を開始する前に、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合する手順を実行させるように構成されている。サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始するように構成されている。第2のメッセージは、ユーザ機器がPDUセッションをN3GPP側から3GPP側に切り替えた後、ユーザ機器に対し、3GPPアクセスネットワークを用いて、PDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる。
随意で、プロセッサ1703は、さらに、メモリ1704内に格納されたプログラムを実行して、受信機1701が、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信した後であって、送信機1702がサービス要求を開始する前に、ストレージポリシーを取得する手順を実行させるように構成されている。ストレージポリシーは、ユーザ機器がサービス要求を開始するときの、ユーザ機器のアクセスネットワーク選択ポリシーを示すために用いられる。サービス要求を開始するとき、送信機1702は、具体的に、ストレージポリシーの指標に基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、または、ストレージポリシーの指標に基づき、PDUセッションのコンテキストを3GPP側に結合し、および、3GPPアクセスネットワークを用いて、サービス要求を開始する、ように構成されている。
随意で、ストレージポリシーを取得するとき、プロセッサ1703は、具体的に、ユーザ構成を通して、または、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティを用いて、ストレージポリシーを取得するように構成されている。
随意で、接続再アクティブ化指標は、PDUセッションのセッション識別子、PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、およびPDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む。
随意で、サービス要求は、PDUセッションのセッション識別子を保持してよい。
図17に示されるユーザ機器1700は、図4から図10に示される任意の接続再アクティブ化方法におけるユーザ機器によって実行される動作を実行するように構成されてよいことに留意されたい。ユーザ機器1700において詳細に記載されていない実装については、図4から図10に示される方法の関連説明を参照されたい。
図18は、上述の実施形態におけるユーザ機器(UE)の別の可能な概略構造図である。
ユーザ機器1800は、通信ユニット1801、処理ユニット1802およびストレージユニット1803を含む。通信ユニット1801は、上述の実施形態におけるユーザ機器と、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティとの間の情報の受信および送信をサポートするように構成されている。処理ユニット1802は、さらに、図4中のユーザ機器に関連する処理プロセスおよび/または本願に記載された技術に用いられる別のプロセスを実行する。例えば、処理ユニット1802は、ユーザ機器が、図4中のS201からS205の処理および/または本明細書で説明した技術に用いられる別の処理を実行するのをサポートするように構成されている。ストレージユニット1803は、ユーザ機器のプログラムコードおよびデータを格納するように構成されている。
当業者は、本願の実施形態は、方法、システムまたはコンピュータプログラムプロダクトとして提供されてよいことを理解されたい。従って、本願は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせを持つ実施形態の形を用いてよい。さらに、本願は、コンピュータで使用可能なプログラムコードを含む1または複数のコンピュータで使用可能なストレージ媒体(限定ではないが、ディスクメモリ、CD-ROM、光メモリ等を含む)上に実装されたコンピュータプログラムプロダクトの形態を用いてよい。
本願は、本願の実施形態による方法、デバイス(システム)、およびコンピュータプログラムプロダクトのフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明されている。コンピュータプログラム命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の各プロセスおよび/または各ブロック並びにフローチャートおよび/またはブロック図のプロセスおよび/またはブロックの組み合わせを実装するために用いられてよいことを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、または任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサに提供されてマシンを生成してよく、その結果、コンピュータまたは任意の他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサによって実行された命令は、フローチャートの1または複数のプロセスにおける、および/またはブロック図の1または複数のブロックにおける特定の機能を実装するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリ内に格納されてよく、当該命令は、コンピュータまたは任意の他のプログラム可能データ処理デバイスに対し、特定の方式で動作するよう命令可能であり、その結果、コンピュータ可読メモリ内に格納された命令は、命令装置を含むアーチファクトを生成する。命令装置は、フローチャートの1または複数のプロセスにおける、および/またはブロック図の1または複数のブロックにおける特定の機能を実装する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは別のプログラム可能データ処理デバイスにロードされてよく、その結果、一連の動作およびステップが、コンピュータまたは別のプログラム可能データ処理デバイス上で実行され、これにより、コンピュータ実装処理を生成する。従って、コンピュータまたは別のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャートの1または複数のプロセスにおける、および/またはブロック図の1または複数のブロックにおける特定の機能を実装するためのステップを提供する。
当業者が、本発明の実施形態の主旨および範囲から逸脱することなく、本願の実施形態に対して様々な変形およびバリエーションを施し得ることは明らかである。本願は、以降の特許請求の範囲および均等技術によって画される保護範囲に属する提供されたこれらの変形およびバリエーションに及ぶことを意図する。
(項目1)
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信する段階であって、上記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、上記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、段階、および
上記ユーザ機器が上記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記第1の再アクティブ化指標を格納する段階、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記ユーザ機器により送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、上記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、段階、および上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージを上記ユーザ機器に送信する段階であって、上記第3のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する、段階、または
上記ユーザ機器が上記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、第4のメッセージを上記セッション管理機能エンティティに送信する段階であって、上記第4のメッセージは、上記ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる、段階、を備える、接続再アクティブ化方法。
(項目2)
上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、第4のメッセージを上記セッション管理機能エンティティに上記送信する段階の前に、上記接続再アクティブ化方法は、さらに、
上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、上記第4のメッセージを送信するか否かを決定する段階を備える、項目1に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目3)
上記第1の再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子を含む、項目1または2に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目4)
上記接続再アクティブ化指標は、上記PDUセッションの上記セッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、および上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目1から3のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目5)
ユーザ機器によって、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信する段階であって、上記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、段階と、
上記ユーザ機器によって、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第3のメッセージを、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、上記第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する、段階と、
上記ユーザ機器によって、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始する段階であって、上記第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、上記PDUセッションは、N3GPP側で上記ユーザ機器によって確立されている、段階と、を備える、接続再アクティブ化方法。
(項目6)
上記接続再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、および上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目5に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目7)
アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信する段階であって、上記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、上記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、段階と、
上記ユーザ機器が上記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージを上記ユーザ機器に送信する段階であって、上記第2のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階と、を備える、接続再アクティブ化方法。
(項目8)
上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージを上記ユーザ機器に上記送信する段階であって、上記第2のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階は、
上記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあると決定したとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記3GPPアクセスネットワークを用いて通知メッセージを上記ユーザ機器に送信する段階であって、上記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階、または、
上記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあると決定したとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記3GPPアクセスネットワークを用いてページングメッセージを上記ユーザ機器に送信する段階であって、上記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階を含む、項目7に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目9)
上記第2のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、項目7または8に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目10)
上記第1の再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子を含む、項目7から9のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目11)
上記接続再アクティブ化指標は、上記PDUセッションの上記セッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目7から10のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目12)
ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記ユーザ機器によって、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、上記第2のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられ、上記PDUセッションは、上記N3GPP側で上記ユーザ機器によって確立されている、段階と、
上記ユーザ機器によって、サービス要求を開始する段階であって、上記サービス要求は、上記PDUセッションの上記接続の再アクティブ化を要求するために用いられる、段階と、を備える、接続再アクティブ化方法。
(項目13)
上記ユーザ機器によって、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて上記受信する段階は、
上記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、上記ユーザ機器によって、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された通知メッセージを、上記3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、上記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階、または、
上記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記ユーザ機器によって、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信されたページングメッセージを、上記3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、上記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階を含む、項目12に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目14)
上記ユーザ機器によって、サービス要求を上記開始する段階の前に、上記接続再アクティブ化方法は、さらに、
上記ユーザ機器によって、上記接続再アクティブ化指標および上記ユーザ機器内に格納されたコンテキストに基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、上記サービス要求を開始すると決定する段階を備え、
上記ユーザ機器によって、サービス要求を上記開始する段階は、
上記ユーザ機器によって、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて、上記サービス要求を開始する段階を含む、項目12または13に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目15)
上記接続再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目13に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目16)
上記サービス要求は、上記PDUセッションの上記セッション識別子を保持する、項目13から15のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
(項目17)
セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信機であって、上記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、上記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、受信機、および
メモリ内に格納されたプログラムを実行して、上記ユーザ機器が上記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記第1の再アクティブ化指標を格納する手順を実行させるように構成されたプロセッサであって、上記受信機は、さらに、上記ユーザ機器により送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、上記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、プロセッサおよび上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて第3のメッセージを上記ユーザ機器に送信するように構成された送信機であって、上記第3のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する、送信機、または
上記ユーザ機器が上記N3GPP側でアイドル状態のとき、送信機は、さらに、第4のメッセージを上記セッション管理機能エンティティに送信するように構成されており、上記第4のメッセージは、上記ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる、を備える、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目18)
上記プロセッサは、さらに、上記メモリ内に格納された上記プログラムを実行して、
上記送信機が、上記第4のメッセージを上記セッション管理機能エンティティに送信する前に、上記ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、上記第4のメッセージを送信するか否かを決定する手順を実行させるように構成されている、項目17に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目19)
上記第1の再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子を含む、項目17または18に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目20)
上記接続再アクティブ化指標が、上記PDUセッションの上記セッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目17から19のいずれか一項に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目21)
N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信するように構成された送信機であって、上記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、送信機と、
上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第3のメッセージを、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成された受信機であって、上記第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する、受信機と、を備え、
上記送信機は、さらに、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始するように構成されており、上記第2のサービス要求は、上記PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、上記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、ユーザ機器。
(項目22)
上記接続再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目21に記載のユーザ機器。
(項目23)
セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信機であって、上記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、上記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、受信機と、
上記ユーザ機器が上記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージを上記ユーザ機器に送信するように構成された送信機であって、上記第2のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、送信機と、を備える、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目24)
上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記3GPPアクセスネットワークを用いて、上記第2のメッセージを上記ユーザ機器に送信する場合において、上記第2のメッセージが、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるとき、上記送信機は、具体的に、
上記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージを上記ユーザ機器に送信するように構成されており、上記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、
上記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記第1の再アクティブ化指標に基づき、上記3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージを上記ユーザ機器に送信するように構成されており、上記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、項目23に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目25)
上記第2のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、項目23または24に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目26)
上記第1の再アクティブ化指標は、上記PDUセッションのセッション識別子を含む、項目23から25のいずれか一項に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目27)
上記接続再アクティブ化指標は、上記PDUセッションの上記セッション識別子、上記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび上記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、項目23から26のいずれか一項に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
(項目28)
ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成された受信機であって、上記第2のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられ、上記PDUセッションは、上記N3GPP側で上記ユーザ機器によって確立されている、受信機と、
サービス要求を開始するように構成された送信機であって、上記サービス要求は、上記PDUセッションの上記接続の再アクティブ化を要求するために用いられる、送信機と、を備える、ユーザ機器。
(項目29)
上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された上記第2のメッセージを、上記3GPPアクセスネットワークを用いて受信するとき、上記受信機は、具体的に、
上記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された通知メッセージを、上記3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、上記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または
上記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、上記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信されたページングメッセージを、上記3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、上記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、上記接続再アクティブ化指標は、上記ユーザ機器に対し、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、項目28に記載のユーザ機器。
(項目30)
上記サービス要求を開始するとき、上記送信機は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて上記サービス要求を開始するように構成されており、
上記第2のメッセージは、上記ユーザ機器に対し、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて、上記PDUセッションの上記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、項目28または29に記載のユーザ機器。
(項目31)
メモリ内に格納されたプログラムを実行して、上記送信機が、上記サービス要求を開始する前に、上記接続再アクティブ化指標および上記ユーザ機器に格納されたコンテキストに基づいて、上記サービス要求が、N3GPPアクセスネットワークを用いて開始されるべきであることを決定する手順を実行させるように構成されたプロセッサをさらに備え、
上記サービス要求を開始するとき、上記送信機は、具体的に、上記N3GPPアクセスネットワークを用いて、上記サービス要求を開始するように構成されている、項目28または29に記載のユーザ機器。

Claims (31)

  1. アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信する段階であって、前記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、前記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、段階、および
    前記ユーザ機器が前記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記第1の再アクティブ化指標を格納する段階、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記ユーザ機器により送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、前記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、段階、および前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて、第3のメッセージを前記ユーザ機器に送信する段階であって、前記第3のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する、段階、または
    前記ユーザ機器が前記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、第4のメッセージを前記セッション管理機能エンティティに送信する段階であって、前記第4のメッセージは、前記ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる、段階、を備える、接続再アクティブ化方法。
  2. 前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、第4のメッセージを前記セッション管理機能エンティティに前記送信する段階の前に、前記接続再アクティブ化方法は、さらに、
    前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、前記第4のメッセージを送信するか否かを決定する段階を備える、請求項1に記載の接続再アクティブ化方法。
  3. 前記第1の再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子を含む、請求項1または2に記載の接続再アクティブ化方法。
  4. 前記接続再アクティブ化指標は、前記PDUセッションの前記セッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、および前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
  5. ユーザ機器によって、N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信する段階であって、前記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、段階と、
    前記ユーザ機器によって、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第3のメッセージを、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、前記第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する、段階と、
    前記ユーザ機器によって、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて第2のサービス要求を開始する段階であって、前記第2のサービス要求は、PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、前記PDUセッションは、N3GPP側で前記ユーザ機器によって確立されている、段階と、を備える、接続再アクティブ化方法。
  6. 前記接続再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプ、および前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項5に記載の接続再アクティブ化方法。
  7. アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信する段階であって、前記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、前記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、段階と、
    前記ユーザ機器が前記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージを前記ユーザ機器に送信する段階であって、前記第2のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階と、を備える、接続再アクティブ化方法。
  8. 前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージを前記ユーザ機器に前記送信する段階であって、前記第2のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階は、
    前記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあると決定したとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記3GPPアクセスネットワークを用いて通知メッセージを前記ユーザ機器に送信する段階であって、前記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階、または、
    前記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあると決定したとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティによって、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記3GPPアクセスネットワークを用いてページングメッセージを前記ユーザ機器に送信する段階であって、前記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階を含む、請求項7に記載の接続再アクティブ化方法。
  9. 前記第2のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、請求項7または8に記載の接続再アクティブ化方法。
  10. 前記第1の再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子を含む、請求項7から9のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
  11. 前記接続再アクティブ化指標は、前記PDUセッションの前記セッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項7から10のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
  12. ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記ユーザ機器によって、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、前記第2のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられ、前記PDUセッションは、前記N3GPP側で前記ユーザ機器によって確立されている、段階と、
    前記ユーザ機器によって、サービス要求を開始する段階であって、前記サービス要求は、前記PDUセッションの前記接続の再アクティブ化を要求するために用いられる、段階と、を備える、接続再アクティブ化方法。
  13. 前記ユーザ機器によって、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて前記受信する段階は、
    前記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、前記ユーザ機器によって、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された通知メッセージを、前記3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、前記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階、または、
    前記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記ユーザ機器によって、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信されたページングメッセージを、前記3GPPアクセスネットワークを用いて受信する段階であって、前記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、段階を含む、請求項12に記載の接続再アクティブ化方法。
  14. 前記ユーザ機器によって、サービス要求を前記開始する段階の前に、前記接続再アクティブ化方法は、さらに、
    前記ユーザ機器によって、前記接続再アクティブ化指標および前記ユーザ機器内に格納されたコンテキストに基づき、N3GPPアクセスネットワークを用いて、前記サービス要求を開始すると決定する段階を備え、
    前記ユーザ機器によって、サービス要求を前記開始する段階は、
    前記ユーザ機器によって、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて、前記サービス要求を開始する段階を含む、請求項12または13に記載の接続再アクティブ化方法。
  15. 前記接続再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項13に記載の接続再アクティブ化方法。
  16. 前記サービス要求は、前記PDUセッションの前記セッション識別子を保持する、請求項13から15のいずれか一項に記載の接続再アクティブ化方法。
  17. セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信機であって、前記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、前記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、受信機、および
    メモリ内に格納されたプログラムを実行して、前記ユーザ機器が前記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記第1の再アクティブ化指標を格納する手順を実行させるように構成されたプロセッサであって、前記受信機は、さらに、前記ユーザ機器により送信された第2のメッセージを、N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、前記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、プロセッサおよび前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて第3のメッセージを前記ユーザ機器に送信するように構成された送信機であって、前記第3のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するための接続再アクティブ化指標を保持する、送信機、または
    前記ユーザ機器が前記N3GPP側でアイドル状態のとき、送信機は、さらに、第4のメッセージを前記セッション管理機能エンティティに送信するように構成されており、前記第4のメッセージは、前記ユーザ機器が到達不可能であることを示すために用いられる、を備える、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  18. 前記プロセッサは、さらに、前記メモリ内に格納された前記プログラムを実行して、
    前記送信機が、前記第4のメッセージを前記セッション管理機能エンティティに送信する前に、前記ユーザ機器が次の周期的登録要求を開始する時点に基づき、前記第4のメッセージを送信するか否かを決定する手順を実行させるように構成されている、請求項17に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  19. 前記第1の再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子を含む、請求項17または18に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  20. 前記接続再アクティブ化指標が、前記PDUセッションの前記セッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項17から19のいずれか一項に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  21. N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティに送信するように構成された送信機であって、前記第2のメッセージは、周期的登録要求または第1のサービス要求である、送信機と、
    前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第3のメッセージを、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成された受信機であって、前記第3のメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持する、受信機と、を備え、
    前記送信機は、さらに、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のサービス要求を開始するように構成されており、前記第2のサービス要求は、前記PDUセッションの接続の再アクティブ化を要求するために用いられ、前記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、ユーザ機器。
  22. 前記接続再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項21に記載のユーザ機器。
  23. セッション管理機能エンティティにより送信された第1のメッセージを受信するように構成された受信機であって、前記第1のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる第1の再アクティブ化指標を保持し、前記PDUセッションは、N3GPP側でユーザ機器によって確立されている、受信機と、
    前記ユーザ機器が前記N3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、3GPPアクセスネットワークを用いて、第2のメッセージを前記ユーザ機器に送信するように構成された送信機であって、前記第2のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、送信機と、を備える、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  24. 前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記3GPPアクセスネットワークを用いて、前記第2のメッセージを前記ユーザ機器に送信する場合において、前記第2のメッセージが、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられるとき、前記送信機は、具体的に、
    前記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記3GPPアクセスネットワークを用いて、通知メッセージを前記ユーザ機器に送信するように構成されており、前記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または、
    前記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記第1の再アクティブ化指標に基づき、前記3GPPアクセスネットワークを用いて、ページングメッセージを前記ユーザ機器に送信するように構成されており、前記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、請求項23に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  25. 前記第2のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、N3GPPアクセスネットワークを用いて、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、請求項23または24に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  26. 前記第1の再アクティブ化指標は、前記PDUセッションのセッション識別子を含む、請求項23から25のいずれか一項に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  27. 前記接続再アクティブ化指標は、前記PDUセッションの前記セッション識別子、前記PDUセッションに関連付けられた無線アクセス技術タイプおよび前記PDUセッションに関連付けられたアクセスネットワーク識別子のうちの1または複数を含む、請求項23から26のいずれか一項に記載のアクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ。
  28. ユーザ機器がN3GPP側でアイドル状態にあるとき、アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された第2のメッセージを、3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成された受信機であって、前記第2のメッセージは、プロトコルデータユニットPDUセッションの接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられ、前記PDUセッションは、前記N3GPP側で前記ユーザ機器によって確立されている、受信機と、
    サービス要求を開始するように構成された送信機であって、前記サービス要求は、前記PDUセッションの前記接続の再アクティブ化を要求するために用いられる、送信機と、を備える、ユーザ機器。
  29. 前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された前記第2のメッセージを、前記3GPPアクセスネットワークを用いて受信するとき、前記受信機は、具体的に、
    前記ユーザ機器が3GPP側で接続状態にあるとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信された通知メッセージを、前記3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、前記通知メッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、または
    前記ユーザ機器が3GPP側でアイドル状態にあるとき、前記アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティにより送信されたページングメッセージを、前記3GPPアクセスネットワークを用いて受信するように構成されており、前記ページングメッセージは、接続再アクティブ化指標を保持し、前記接続再アクティブ化指標は、前記ユーザ機器に対し、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、請求項28に記載のユーザ機器。
  30. 前記サービス要求を開始するとき、前記送信機は、具体的に、N3GPPアクセスネットワークを用いて前記サービス要求を開始するように構成されており、
    前記第2のメッセージは、前記ユーザ機器に対し、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて、前記PDUセッションの前記接続を再アクティブ化するよう命令するために用いられる、請求項28または29に記載のユーザ機器。
  31. メモリ内に格納されたプログラムを実行して、前記送信機が、前記サービス要求を開始する前に、前記接続再アクティブ化指標および前記ユーザ機器に格納されたコンテキストに基づいて、前記サービス要求が、N3GPPアクセスネットワークを用いて開始されるべきであることを決定する手順を実行させるように構成されたプロセッサをさらに備え、
    前記サービス要求を開始するとき、前記送信機は、具体的に、前記N3GPPアクセスネットワークを用いて、前記サービス要求を開始するように構成されている、請求項28または29に記載のユーザ機器。
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