JP2020512711A - 受信機適合のためのパイロット繰り返しのシーケンスの使用 - Google Patents
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Abstract
本開示の様々な態様は、受信機のオペレーションを適合させるために、パイロット繰り返しのシーケンスを使用する通信に関する。本開示の様々な態様は、受信機のオペレーションを適合させるために、ショートトレーニングフィールドを使用する通信に関する。
Description
[0001] 本願は、2017年1月9日付で米国特許商標庁に出願された仮出願第62/444,165号、および2018年1月8日付で米国特許商標庁に出願された非仮出願第15/864,701号に対する優先権とその利益を主張し、その内容全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
[0002] 本明細書で説明される様々な態様は、ワイヤレス通信に関し、限定はされないがより具体的には、受信機のオペレーション(operation)を適合させる(adapt)ための、パイロット繰り返し(pilot repetitions)のシーケンス(sequence)を使用する通信(communication)に関する。
[0003] いくつかのタイプのワイヤレス通信デバイスは、単一のアンテナを使用するデバイスと比較してより高いレベルのパフォーマンスを提供するために、複数のアンテナを用いる。例えば、ワイヤレス多入力多出力(MIMO:multiple-in-multiple-out)システム(例えば、IEEE 802.11axをサポートするワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN))は、ビームフォーミングベースの信号送信(beamforming-based signal transmission)を提供するために、複数の送信アンテナを使用し得る。通常、異なるアンテナから送信されたビームフォーミングベースの信号は、結果として生じる信号の電力が受信機デバイス(例えば、アクセス端末)の方へと集中するように、位相(phase)(および任意で振幅(optionally amplitude))で調整される。
[0004] ワイヤレスMIMOシステムは、単一ユーザのために一度に、または何人かのユーザのために並行して(concurrently)、通信をサポートし得る。単一ユーザのための通信(例えば、単一受信機デバイス)は一般に、シングルユーザMIMO(SU−MIMO)と呼ばれ、一方、複数のユーザのための同時送信は一般に、マルチユーザMIMO(MU−MIMO)と呼ばれる。
[0005] MIMOシステムのアクセスポイント(access point)(例えば、基地局)は、データ送受信のために複数のアンテナを用いるが、一方、各ユーザは、1つまたは複数のアンテナを用いる。アクセスポイントは、順方向リンクチャネルと逆方向リンクチャネルとを介してユーザと通信する。いくつかの態様では、順方向リンク(またはダウンリンク)チャネルは、アクセスポイントの送信アンテナからユーザの受信アンテナへの通信チャネルを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)チャネルは、ユーザの送信アンテナからアクセスポイントの受信アンテナへの通信チャネルを指す。
[0006] 送信アンテナのセットから受信アンテナへの送信(transmission)に対応するMIMOチャネルは、受信アンテナの方へと送信を導くためにプリコーディング(precoding)(例えば、ビームフォーミング)が用いられるため、空間ストリーム(spatial stream)と呼ばれる。したがって、いくつかの態様では、各空間ストリームは、少なくとも1つの次元(dimension)に対応する。よって、MIMOシステムは、これらの空間ストリームによって提供されるさらなる次元の使用を通じて、改善されたパフォーマンス(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供する。
[0007] 以下は、本開示のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示の企図される全ての特徴の広範な概略ではなく、また本開示の全ての態様の重要な要素または重大な要素を特定することも、本開示の態様のいずれかまたは全ての範囲を線引きすることも意図していない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして、簡略化された形式で本開示のいくつかの態様の様々な概念を提示することである。
[0008] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置(apparatus)を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得するように構成されたインターフェース(interface)と、修正されたシーケンス(modified sequence)を提供するためにシーケンスを修正することと、修正されたシーケンスを含むフレーム(frame)を生成することとを行うように構成された処理システム(processing system)とを含み、インターフェースは、送信のためにフレームを出力するようにさらに構成される。いくつかの実装では、別個のインターフェースが、シーケンスを取得するためにおよびフレームを出力するために使用され得る。
[0009] いくつかの態様では、本開示は、通信の方法を提供する。方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得することと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスを修正することと、修正されたシーケンスを含むフレームを生成することと、送信のためにフレームを出力することと、を含む。
[0010] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得するための手段と、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスを修正するための手段と、修正されたシーケンスを含むフレームを生成するための手段と、送信のためにフレームを出力するための手段と、を含む。
[0011] いくつかの態様では、本開示は、ワイヤレスノード(wireless node)を提供する。ワイヤレスノードは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得するように構成されたインターフェースと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスを修正することと、修正されたシーケンスを含むフレームを生成することとを行うように構成された処理システムと、フレームを送信するように構成された送信機と、を含む。
[0012] いくつかの態様では、本開示は、コンピュータ実行可能コード(computer-executable code)を記憶するコンピュータ可読媒体(computer-readable medium)(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を提供する。例えば、コンピュータ可読媒体は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得することと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスを修正することと、修正されたシーケンスを含むフレームを生成することと、送信のためにフレームを出力することと、を行うためのコードを含む。
[0013] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するように構成されたインターフェースと、少なくとも1つの通信パラメータを決定するためにシーケンスを処理することと、少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、を含み、インターフェースは、信号を出力するようにさらに構成される。いくつかの実装では、別個のインターフェースが、フレームを取得するためにおよび信号を出力するために使用され得る。
[0014] いくつかの態様では、本開示は、通信の方法を提供する。方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、少なくとも1つの通信パラメータを決定するためにシーケンスを処理することと、少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を含む。
[0015] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するための手段と、少なくとも1つの通信パラメータを決定するためにシーケンスを処理するための手段と、少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成するための手段と、信号を出力するための手段と、を含む。
[0016] いくつかの態様では、本開示は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを受信するように構成された受信機と、少なくとも1つの通信パラメータを決定するためにシーケンスを処理することと、少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、信号を受信機に出力するように構成されたインターフェースと、を含む。
[0017] いくつかの態様では、本開示は、コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を提供する。コンピュータ可読媒体は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、少なくとも1つの通信パラメータを決定するためにシーケンスを処理することと、少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することと、制御信号を出力することと、を行うためのコードを含む。
[0018] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得するように構成されたインターフェースと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しをハイパスフィルタリング(high-pass filtering)することと、修正されたシーケンスを含むフィールド(field)を有するフレームを生成することとを行うように構成された処理システムと、を含み、インターフェースは、送信のためにフレームを出力するようにさらに構成される。いくつかの実装では、別個のインターフェースが、シーケンスを取得するためにおよびフレームを出力するために使用され得る。
[0019] いくつかの態様では、本開示は、通信の方法を提供する。方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得することと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しをハイパスフィルタリングすることと、修正されたシーケンスを含むフィールドを有するフレームを生成することと、を含む。
[0020] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得するための手段と、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しをハイパスフィルタリングするための手段と、修正されたシーケンスを含むフィールドを有するフレームを生成するための手段と、送信のためにフレームを出力するための手段と、を含む。
[0021] いくつかの態様では、本開示は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得するように構成されたインターフェースと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しをハイパスフィルタリングすることと、修正されたシーケンスを含むフィールドを有するフレームを生成することとを行うように構成された処理システムと、フレームを送信するように構成された送信機と、を含む。
[0022] いくつかの態様では、本開示は、コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を提供する。コンピュータ可読媒体は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得することと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しをハイパスフィルタリングすることと、修正されたシーケンスを含むフィールドを有するフレームを生成することと、送信のためにフレームを出力することと、を行うためのコードを含む。
[0023] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するように構成されたインターフェースと、フレームの送信に関連付けられたリーク(leakage)を決定するためにシーケンスを処理することと、リークに基づいて受信オペレーション(receive operation)を制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、を含み、インターフェースは、信号を出力するようにさらに構成される。いくつかの実装では、別個のインターフェースが、フレームを取得するためにおよび信号を出力するために使用され得る。
[0024] いくつかの態様では、本開示は、通信の方法を提供する。方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、フレームの送信に関連付けられたリークを決定するためにシーケンスを処理することと、リークに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を含む。
[0025] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するための手段と、フレームの送信に関連付けられたリークを決定するためにシーケンスを処理するための手段と、リークに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成するための手段と、信号を出力するための手段と、を含む。
[0026] いくつかの態様では、本開示は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを受信するように構成された受信機と、フレームの送信に関連付けられたリークを決定するためにシーケンスを処理することと、リークに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、信号を受信機に出力するように構成されたインターフェースと、を含む。
[0027] いくつかの態様では、本開示は、コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を提供する。コンピュータ可読媒体は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、フレームの送信に関連付けられたリークを決定するためにシーケンスを処理することと、リークに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を行うためのコードを含む。
[0028] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するように構成されたインターフェースと、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズ(phase noise)を決定するためにシーケンスを処理することと、位相ノイズに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、を含み、インターフェースは、信号を出力するようにさらに構成される。いくつかの実装では、別個のインターフェースが、フレームを取得するためにおよび信号を出力するために使用され得る。
[0029] いくつかの態様では、本開示は、通信の方法を提供する。方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定するためにシーケンスを処理することと、位相ノイズに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を含む。
[0030] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するための手段と、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定するためにシーケンスを処理するための手段と、位相ノイズに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成するための手段と、信号を出力するための手段と、を含む。
[0031] いくつかの態様では、本開示は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを受信するように構成された受信機と、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定するためにシーケンスを処理することと、位相ノイズに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、信号を受信機に出力するように構成されたインターフェースと、を含む。
[0032] いくつかの態様では、本開示は、コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を提供する。コンピュータ可読媒体は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定するためにシーケンスを処理することと、位相ノイズに基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を行うためのコードを含む。
[0033] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するように構成されたインターフェースと、フレームの送信に関連付けられたノイズ(noise)または干渉(interference)を決定するためにシーケンスを処理することと、ノイズまたは干渉に基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、を含み、インターフェースは、信号を出力するようにさらに構成される。
[0034] いくつかの態様では、本開示は、通信の方法を提供する。方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定するためにシーケンスを処理することと、ノイズまたは干渉に基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を含む。いくつかの実装では、別個のインターフェースが、フレームを取得するためにおよび信号を出力するために使用され得る。
[0035] いくつかの態様では、本開示は、通信のために構成された装置を提供する。装置は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得するための手段と、フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定するためにシーケンスを処理するための手段と、ノイズまたは干渉に基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成するための手段と、信号を出力するための手段と、を含む。
[0036] いくつかの態様では、本開示は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを受信するように構成された受信機と、フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定するためにシーケンスを処理することと、ノイズまたは干渉に基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することとを行うように構成された処理システムと、信号を受信機に出力するように構成されたインターフェースと、を含む。
[0037] いくつかの態様では、本開示は、コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)を提供する。コンピュータ可読媒体は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含むフレームを取得することと、フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定するためにシーケンスを処理することと、ノイズまたは干渉に基づいて受信オペレーションを制御するための信号を生成することと、信号を出力することと、を行うためのコードを含む。
[0038] 本開示のこれらのおよび他の態様は、下記に続く詳細な説明を検討すると、より完全に理解されるだろう。本開示の他の態様、特徴、および実装は、添付の図と併せて本開示の特定の実装の下記の説明を検討すると、当業者には明らかとなるだろう。本開示の特徴は、特定の実装および図に関連して以下で説明され得るが、本開示の全ての実装は、本明細書で論じられる有利な特徴の1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の実装が特定の有利な特徴を有するものとして説明され得るが、そのような特徴のうちの1つまたは複数はまた、本明細書で論じられる本開示の様々な実装にしたがって使用され得る。同様の方法で、特定の実装は、デバイス、システム、または方法の実装として以下に説明され得るが、そのような実装が、様々なデバイス、システム、および方法に実装され得ると理解されるべきである。
[0039] 添付の図面は、本開示の様々な態様の説明に役立つように提示されており、その態様の例示のためだけに提供されるが、これらに限定されるものではない。
[0040] 図1は、本開示のいくつかの態様にしたがった、送信および受信デバイスの例を図示する。
[0041] 図2は、本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信フレームの例を図示する。
[0042] 図3は、本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信シーケンスの例を図示する。
[0043] 図4は、本開示の態様が用いられ得る単一入力単一出力(SISO:single-input single-output)のためのワイヤレス通信フレームの例を図示する。
[0044] 図5は、本開示の態様が用いられ得るMIMO送信のためのワイヤレス通信フレームの例を図示する。
[0045] 図6は、本開示のいくつかの態様にしたがった、送信および受信の別の例を図示する。
[0046] 図7は、本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信システムの例を図示する。
[0047] 図8は、本開示のいくつかの態様にしたがったワイヤレス通信システム内で用いられ得る例となる装置の機能ブロック図である。
[0048] 図9は、ワイヤレス通信を送信するために図8の装置で利用され得る、例となるコンポーネントの機能ブロック図である。
[0049] 図10は、ワイヤレス通信を受信するために図8の装置で利用され得る、例となるコンポーネントの機能ブロック図である。
[0050] 図11は、本開示のいくつかの態様にしたがった、例となる装置の機能ブロック図である。
[0051] 図12は、本開示のいくつかの態様にしたがった、例となる処理のフロー図である。
[0052] 図13は、本開示のいくつかの態様にしたがった、別の例となる処理のフロー図である。
[0053] 図14は、本開示のいくつかの態様にしたがった、別の例となる処理のフロー図である。
[0054] 図15は、本開示のいくつかの態様にしたがった、別の例となる処理のフロー図である。
[0055] 図16は、本開示のいくつかの態様にしたがった、別の例となる処理のフロー図である。
[0056] 図17は、本開示のいくつかの態様にしたがった、別の例となる処理のフロー図である。
[0057] 図18は、本開示のいくつかの態様にしたがった機能を用いて構成された装置のいくつかのサンプルの態様の、簡略化されたブロック図である。
[0058] 図19は、本開示のいくつかの態様にしたがった機能を用いて構成された装置のいくつかのサンプルの態様の、簡略化されたブロック図である。
[0059] 図20は、本開示のいくつかの態様にしたがった機能を用いて構成された装置のいくつかのサンプルの態様の、簡略化されたブロック図である。
[0060] 図21は、本開示のいくつかの態様にしたがったコードを用いて構成されるメモリのいくつかのサンプルの態様の、簡略化されたブロック図である。
[0061] 図22は、本開示のいくつかの態様にしたがったコードを用いて構成されるメモリのいくつかのサンプルの態様の、簡略化されたブロック図である。
[0062] 図23は、本開示のいくつかの態様にしたがったコードを用いて構成されるメモリのいくつかのサンプルの態様の、簡略化されたブロック図である。
[0063] 本開示の様々な態様が以下に説明される。本明細書での教示が幅広い形式で具現化され得ること、および本明細書に開示されている任意の特定の構造、機能、またはその両方は単に代表的なものに過ぎないことが理解されるべきである。本明細書での教示に基づいて、当業者は、本明細書に開示された態様が、任意の他の態様から独立して実装され得ること、および、これら態様のうちの2つ以上が、様々な方法で組み合わされ得ることを理解するべきである。例えば、本明細書に記載されるいずれの数の態様を使用しても、装置が実装され得、または方法が実施され得る。さらに、他の構造、機能、あるいは、本明細書に説明される態様のうちの1つまたは複数に加えてまたはそれ以外の構造および機能を使用して、そのような装置が実装され得るか、あるいは、そのような方法が実現され得る。さらに、1つの態様は、請求項の少なくとも1つの要素を含み得る。例えば、通信の方法は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得することと、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスを修正することと、修正されたシーケンスを含むフレームを生成することと、送信のためにフレームを出力することと、を含み得る。
[0064] IEEE 802.11ayなどの次世代の規格では、フレームヘッダの送付と、チャネルボンディング(CB:channel bonding)またはMIMOのためにフレームデータの送付との間の時間を満たすための要件が存在する。この時間は、データを復号するために受信機が時間内にヘッダ(header)を復号することを要求する。
[0065] いくつかの態様では、本開示は、データを受信する前に1つまたは複数の推定を行うことによってデータ受信を改善することに関する。例えば、ヘッダ送信の終り(end)とデータ送信の始め(start)との間の時間は、様々な推定のために使用されるべきパターンを送るために使用され得る。いくつかの実装では、ショートトレーニングフィールド(STF:short training field)などのフィールドが、この推定のために使用され得る。これらの推定は、有利なことに、受信機における等化(equalization)、デシメーション(decimation)、または周波数補正(frequency correction)の必要性を低減(例えば、除去)し得る。
[0066] 図1は、第1の装置102が第2の装置106にショートトレーニングフィールド(STF)を有するフレーム104を送る、ワイヤレス通信システム100を図示する。例示的な実装では、フレームはIEEE 802.11ayフレームであり得、STFは拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールド(EDMG−STF:extended directional multi-gigabit short training field)であり得る。
[0067] 従来、EDMG−STFは、EDMGチャネル推定フィールド(EDMG−CEF:EDMG channel estimation field)が到着する前に、受信機が新しいタイミングを回復する(recover)ことを可能にし、かつワイドバンドチャネルを処理するのを開始する前に、レガシヘッダ(legacy header)(L−ヘッダ)とEDMGヘッダとを受信機が復号するための時間を提供する。例えば、それらヘッダは、高帯域幅チャネルを復号する(例えば、したがって、ナローバンド受信機からワイドバンド受信機へと切り替える)必要があるかどうかを受信機が知り得るように、EDMG−CEFが到着する前に復号されるべきである。
[0068] 本開示は、いくつかの態様では、受信機のパフォーマンスを改善するために、STF中の送信を使用することに関する。有利なことに、これらの技法は、ワイドバンド受信機の使用を必要としない。例えば、利得(gain)および線形性(linearity)は、チャネルのフル帯域幅を使用しなくとも、(例えば、受信信号強度インジケーション(RSSI:received signal strength indication)を測定することによって)推定されることができる。したがって、より複雑性の低いハードウェアが推定のために使用され得る。別の例では、受信機は、帯域制限定STFに基づいて、直流(DC:direct current)および局部発振器(LO:local oscillator)リーク(leakage)を推定することができる。よって、受信機は、ワイドバンドチャネルが使用されるかどうかを知る前に、これらの値を推定することができる。ワイドバンドチャネルが使用されているとわかった場合、受信機は、受信パフォーマンスを改善するためにそれら推定を使用することができる。ワイドバンドチャネルが使用されていないとわかった場合、受信機はわずかな性能損失でまたは全く性能損失なく、それら推定を単に破棄することができる。
[0069] 図1では、第1の装置102は、フレーム104を送る前に、(例えば、利得を考慮してまたはハイパスフィルタ(high-pass filter)を適用することによって)STFにおけるパイロット繰り返しのシーケンスを修正し得る。この目的を達成するために、第1の装置102は、シーケンス110を修正するように構成されたシーケンス修正器108を含む。送信機112は、修正されたシーケンス(または任意で、修正されていないシーケンス110)を、フレーム104を介して第2の装置に送り得る。加えて、いくつかの実装では、送信機112は、シーケンスの修正(modification)のインジケーション(indication)114を第2の装置106に(例えば、フレーム104を介してまたはいくつかの他の方法で)送る。インジケーション114は、例えば、シーケンスの修正のためのサポート(support)、シーケンス修正のタイプ(type)、シーケンスに適用される利得、シーケンスに適用されるフィルタの特性(characteristic)、修正されたシーケンスの長さ(length)、シーケンスの何らかの他の特性、またはそれらの任意の組み合わせを示し得る。
[0070] 第2の装置106は、その受信機116のオペレーションを適合させるために、STFにおけるシーケンスを使用する。例えば、第2の装置106の受信機116がフレーム104を受信した後、シーケンスプロセッサ118は、フレーム104のSTFに基づいて、利得、線形性、直流(DC)リーク、局部発振器(LO)リーク、位相ノイズ、ノイズ、または干渉のうちの1つまたは複数を推定し得る。パラメータアダプタ(parameter adaptor)120は次いで、この推定に基づいて受信機116の1つまたは複数のオペレーションを適合させ得る。有利なことに、第2の装置106は、受信機116がフレーム104のヘッダを処理している間にSTFを処理し得る。
[例となるフレーム構成(Example Frame Structure)]
[0071] 図2は、IEEE 802.11ay通信または何らかの他のタイプのワイヤレス通信に適用可能であり得る、フレームプリアンブル200の例を図示する。(例えば、チャネルボンディングシナリオに関して)フレームプリアンブル200は、レガシショートトレーニングフィールド(L−STF)202、レガシチャネル推定フィールド(L−CEF)204、レガシヘッダ(L−HEADER)206、EDMGヘッダ(EDMG−HEADER−A)208、EDMG−STF210、およびEDMG−CEF212を含む。データフィールド(図示せず)は、フレームプリアンブル200に後続し、チャネルボンディングシナリオでは全ての帯域にわたって送信される。本明細書での教示によると、EDMG−STFに関して定義されるパイロット繰り返しのシーケンスの全てまたは一部分は、受信機のオペレーションを適合させるために使用され得る。例えば、EDMG−STFの最初の部分(first part)214が、いくつかの実装ではこの目的のために使用される。図2に示される特定のフレームプリアンブル200は、例示の目的のためだけに示されている。フレームプリアンブルおよび/またはフレームの他のタイプが、他の実装で使用され得る。
[0071] 図2は、IEEE 802.11ay通信または何らかの他のタイプのワイヤレス通信に適用可能であり得る、フレームプリアンブル200の例を図示する。(例えば、チャネルボンディングシナリオに関して)フレームプリアンブル200は、レガシショートトレーニングフィールド(L−STF)202、レガシチャネル推定フィールド(L−CEF)204、レガシヘッダ(L−HEADER)206、EDMGヘッダ(EDMG−HEADER−A)208、EDMG−STF210、およびEDMG−CEF212を含む。データフィールド(図示せず)は、フレームプリアンブル200に後続し、チャネルボンディングシナリオでは全ての帯域にわたって送信される。本明細書での教示によると、EDMG−STFに関して定義されるパイロット繰り返しのシーケンスの全てまたは一部分は、受信機のオペレーションを適合させるために使用され得る。例えば、EDMG−STFの最初の部分(first part)214が、いくつかの実装ではこの目的のために使用される。図2に示される特定のフレームプリアンブル200は、例示の目的のためだけに示されている。フレームプリアンブルおよび/またはフレームの他のタイプが、他の実装で使用され得る。
[例となるSTF(Example STFs)]
[0072] 図3は、図2のフレームプリアンブル200に関するSTFシーケンス300の例を図示する。図示されるように、STFシーケンス300は、一連のパイロット繰り返しGa302を含む。この例では、各パイロット繰り返しGa302は、128個のシンボル(symbol)を含む。他のSTFシーケンスでは異なる数のシンボルが使用され得る。
[0072] 図3は、図2のフレームプリアンブル200に関するSTFシーケンス300の例を図示する。図示されるように、STFシーケンス300は、一連のパイロット繰り返しGa302を含む。この例では、各パイロット繰り返しGa302は、128個のシンボル(symbol)を含む。他のSTFシーケンスでは異なる数のシンボルが使用され得る。
[他の例となるフレーム構造(Other Example Frame Structures)]
[0073] 図4は、IEEE 802.11ay単一入力単一出力(SISO)通信または何らかの他のタイプのワイヤレス通信に適用可能であり得るフレーム400の例を図示する。フレーム400は、L−STF402、L−CEF404、2つのレガシヘッダのブロック(L−HEADER BLK1 406およびL−HEADER BLK2 408)、2つのEDMGヘッダのブロック(EDMG−HEADER−A1 410およびEDMG−HEADER−A2 412)、EDMG−STF414、EDMG−CEF416、およびデータフィールド418を含む。フレーム400はまた、ガードインターバル(guard interval)(図4では「GI」と表される)とEDMG GI(図4では「GIe」と表される)とを含む。各ガードインターバル中のシンボルの数は、異なる実装では異なる可能性がある。例えば、GIeのサイズは、EDMG PPDUの信号帯域幅を構成するチャネルの数(NCB)に依存し得る。本明細書での教示によると、EDMG−STFに関して定義されるパイロット繰り返しのシーケンスの全てまたは一部分は、受信機のオペレーションを適合させるために使用され得る。例えば、EDMG−STFの最初の部分420が、いくつかの実装では、この目的のために使用される。図4に示されるフレーム400は、例示の目的のためだけに示されている。他の実装では、フレームの他のタイプが使用され得る。例えば、フレーム400はシングルキャリア(SC:single carrier)オペレーションに関して図示されているが、一方それは、直交周波数分割多重化(OFDM)オペレーションに拡張され得る。このケースでは、(EDMG−CEFの後の)いくつかのフィールドは、異なる名称(例えば、GIの代わりにサイクリックプレフィクス(CP:cyclic prefix))を有し得、データブロックは、異なる長さを有し得る。
[0073] 図4は、IEEE 802.11ay単一入力単一出力(SISO)通信または何らかの他のタイプのワイヤレス通信に適用可能であり得るフレーム400の例を図示する。フレーム400は、L−STF402、L−CEF404、2つのレガシヘッダのブロック(L−HEADER BLK1 406およびL−HEADER BLK2 408)、2つのEDMGヘッダのブロック(EDMG−HEADER−A1 410およびEDMG−HEADER−A2 412)、EDMG−STF414、EDMG−CEF416、およびデータフィールド418を含む。フレーム400はまた、ガードインターバル(guard interval)(図4では「GI」と表される)とEDMG GI(図4では「GIe」と表される)とを含む。各ガードインターバル中のシンボルの数は、異なる実装では異なる可能性がある。例えば、GIeのサイズは、EDMG PPDUの信号帯域幅を構成するチャネルの数(NCB)に依存し得る。本明細書での教示によると、EDMG−STFに関して定義されるパイロット繰り返しのシーケンスの全てまたは一部分は、受信機のオペレーションを適合させるために使用され得る。例えば、EDMG−STFの最初の部分420が、いくつかの実装では、この目的のために使用される。図4に示されるフレーム400は、例示の目的のためだけに示されている。他の実装では、フレームの他のタイプが使用され得る。例えば、フレーム400はシングルキャリア(SC:single carrier)オペレーションに関して図示されているが、一方それは、直交周波数分割多重化(OFDM)オペレーションに拡張され得る。このケースでは、(EDMG−CEFの後の)いくつかのフィールドは、異なる名称(例えば、GIの代わりにサイクリックプレフィクス(CP:cyclic prefix))を有し得、データブロックは、異なる長さを有し得る。
[0074] 図5は、IEEE 802.11ayの多入力多出力通信または何らかの他のタイプのワイヤレス通信に適用可能であり得るフレーム500の例を図示する。フレーム500は、L−STF502、L−CEF504、2つのレガシヘッダのブロック(L−HEADER BLK1 506およびL−HEADER BLK2 508)、2つのEDMGヘッダのブロック(EDMG−HEADER−A1 510およびEDMG−HEADER−A2 512)、EDMG−STF514、EDMG−CEF516、およびデータフィールド518を含む。フレーム400は、ガードインターバル(図4では「GI」と表される)およびEDMG GI(図4では「GIe」と表される)、並びに別のインターバルTSC520を含む。各ガードインターバル中のシンボルの数は、異なる実装では異なる可能性がある。TSC520におけるシンボルの数は、異なる実装では異なる可能性がある(例えば、TSC520のサイズはチップ時間持続期間(TC)および/またはシングルキャリア(SC)チップの数(NC)に依存し得る)。本明細書での教示によると、EDMG−STFに関して定義されるパイロット繰り返しのシーケンスの全てまたは一部分は、受信機のオペレーションを適合させるために使用され得る。例えば、EDMG−STFの最初の部分522が、いくつかの実装では、この目的のために使用される。図5に示されるフレーム500は、例示の目的のためだけに示されている。他の実装では、フレームの他のタイプが使用され得る。
[0075] 上記に示されるL−ヘッダおよびEDMGヘッダは、ヘッダに含まれる情報をカバレッジエッジ(coverage edge)上の受信機が正しく受信および復調することを可能にするように、ロバストな変調スキーム(robust modulation scheme)を組み込み得る。L−ヘッダは、例えば、IEEE 802.11adなどの別個の規格において前に定義されたヘッダであり得る。いくつかのケースでは、L−ヘッダは、変調された2相位相シフトキーイング(BPSK:binary phase shift keying)であり、回転サポートを含み得る。BPSK変調は、コンステレーションポイント(constellation points)の正確な位置決めが特別に問題にならないように180度で区分される、2つの位相を組み込み得る。このような信号によって符号化された情報は位相に基づいており、かつ信号は低いピーク対平均電力比(PAPR:peak to average power ratio)を有する。EDMGヘッダは、例えば、変調された4相位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase shift keying)であり得る。QPSK変調は、円の周辺に等しく間隔をあけたコンステレーションダイヤグラム上の4つの位相を組み込み得る。QPSKによって符号化された情報はまた、その位相に基づき得、信号もまた低いPAPRを有する信号に基づき得る。
[0076] レガシフィールドは、EDMGヘッダ−Aが存在することをシグナリングする1つまたは複数のビットを含み得る。例えば、これらのビットは、ペイロード、帯域幅、およびMIMOオーダー(適用可能な場合)を表し得る。
[受信機適合のためのデバイスサポート(Device Support for Receiver Adaptation)]
[0077] デバイス(例えば、局)は、他のデバイスへの受信機適合のためのサポートをシグナリングし得るまたはしない可能性がある。例えば、いくつかの実装では、サポートは規格によって指定され得る。このケースでは、規格をサポートする全てのデバイスが、本明細書に教示されるような受信機適合をサポートし得る。よって、このケースでは、デバイスは、この適合のためのサポートをシグナリングする必要はない。
[0077] デバイス(例えば、局)は、他のデバイスへの受信機適合のためのサポートをシグナリングし得るまたはしない可能性がある。例えば、いくつかの実装では、サポートは規格によって指定され得る。このケースでは、規格をサポートする全てのデバイスが、本明細書に教示されるような受信機適合をサポートし得る。よって、このケースでは、デバイスは、この適合のためのサポートをシグナリングする必要はない。
[0078] いくつかの実装では、デバイスは、それらデバイスが本明細書に教示されるような受信機適合をサポートするかどうかを決定するために、ネゴシエート(negotiate)し得る。例えば、通信状態である2つの局が、下記の1つまたは複数を(例えば、アソシエーションの後に)ネゴシエートし得る。局は、(例えば、通信の方向ごとに)本明細書に教示されるような受信機適合のためのサポートをネゴシエートし得る。局は、(例えば、ある規格によって定義されるような固定され得る全体のEDMG−STF長に関して)使用されるべき部分の長さをネゴシエートし得る。いくつかの実装では、長さは、(例えば、K個のユニットで示される)1.76Gspsにおける128個のサンプルのユニットで定義され得る。いくつかの実装では、パラメータKは、チャネル帯域幅(CB:channel bandwidth)にしたがってスケーリングする。局は、(例えば、EDMG−STFにおいて)使用されるべき信号のタイプをネゴシエートし得る。いくつかの実装では、信号は、(例えば、利得、線形性、DC/LOリーク、位相ノイズ、ノイズ、干渉、またはそれらの任意の組み合わせを推定するために)本明細書に教示されるタイプの混合を含み得る。
[0079] 図6は、(例えば、EDMG−STFによって搬送される)パイロット繰り返しのシーケンスに基づいて推定するためのサポートを指示する610ために、第1の装置602が第2の装置604とそれぞれのトランシーバ606および608を介してネゴシエートするワイヤレス通信システム600を図示する。ここで、第1の装置602は、(例えば、シーケンスの利得を調整すること、またはハイパスフィルタリングをシーケンスに適用することによって)パイロット繰り返しのシーケンスに基づいた推定のための処理612を行い得、一方、第2の装置604は、(例えば、受信したシーケンスの処理に基づいて1つまたは複数の受信機パラメータを調整する)パイロット繰り返しのシーケンスに基づいた推定614を行い得る。第1の装置602または第2の装置604のいずれかまたは両方は、パイロット繰り返しのシーケンスに基づいた推定がサポートされることを示すインジケーションを他のデバイスに送り得る。いくつかのケースでは、インジケーションは、シーケンスが修正されるであろうまたは修正されたとのシーケンスの変調のためのサポート、シーケンス修正のタイプ、シーケンスに適用される利得、シーケンスに適用されるフィルタの特性、修正されたシーケンスの長さ、シーケンスの何らかの他の特性、またはそれらの任意の組み合わせ、を示し得る。したがって、このようなインジケーションを受信すると、受信デバイスは、適宜、その推定に関連したオペレーションを行い得る。例えば、パイロット繰り返しのシーケンスに基づいた推定のための処理612が、そのインジケーションと一致する方法でシーケンスを修正し得る。同様に、パイロット繰り返しのシーケンスに基づいた推定614が、そのインジケーションと一致する方法で行われ得る。
[0080] デバイスは、様々な方法でネゴシエートし得る。いくつかの実装では、ネゴシエーションは、この推定および/または推定のために使用される1つまたは複数のパラメータのためのサポートをネゴシエートすることを含む。いくつかの実装では、デバイスは、ネゴシエートするために情報要素(IE:information elements)およびアソシエーション処理(association process)を使用し得る。いくつかの実装では、EDMGヘッダ−Aは、推定の目的のためのEDMG−STFの修正の存在、信号の長さ(例えば、Kの値)、または使用されている信号のタイプ、のうちの1つまたは複数を(例えば、1つまたは複数のビットを介して)シグナリングし得る。
[STFフィールドの再使用(Re-using the STF Field)]
[0081] 本開示は、いくつかの態様では、効率的な通信のためにSTFフィールドの少なくとも一部分(例えば、EDMG−STFフィールドの最初の部分)を再使用することに関する。例えば、最後のEDMGヘッダ−Aシンボルの後のGIの終端の後に開始する時間は、様々な推定のために使用されるべきパターンを送るために使用され得る。STFフィールド(例えば、パターン)を介して送られる信号は、非線形推定、DC/LOリーク推定(leakage estimation)、位相ノイズ推定、またはノイズ/干渉推定のために使用されることができる信号の任意の組み合わせであり得る。(例えば、毎秒1.76ギガサンプル(Gsps)のチャネル帯域幅を使用する)1つの例となる実装では、第1の1024個のサンプルが推定についてのパターンを送るために使用され得る。これらの推定は、有利なことに、受信機における等化、デシメーション、または周波数補正の必要性を低減(例えば、削除)し得る。
[0081] 本開示は、いくつかの態様では、効率的な通信のためにSTFフィールドの少なくとも一部分(例えば、EDMG−STFフィールドの最初の部分)を再使用することに関する。例えば、最後のEDMGヘッダ−Aシンボルの後のGIの終端の後に開始する時間は、様々な推定のために使用されるべきパターンを送るために使用され得る。STFフィールド(例えば、パターン)を介して送られる信号は、非線形推定、DC/LOリーク推定(leakage estimation)、位相ノイズ推定、またはノイズ/干渉推定のために使用されることができる信号の任意の組み合わせであり得る。(例えば、毎秒1.76ギガサンプル(Gsps)のチャネル帯域幅を使用する)1つの例となる実装では、第1の1024個のサンプルが推定についてのパターンを送るために使用され得る。これらの推定は、有利なことに、受信機における等化、デシメーション、または周波数補正の必要性を低減(例えば、削除)し得る。
[利得および線形性の推定(Estimating Gain and Linearity)]
[0082] 本開示は、いくつかの態様では、利得および線形性を推定することに関する。例えば、複数のエネルギ(several energies)を有するシーケンスを使用することによって、受信機は、時間に先立って(例えば、受信機に到達するいくつかまたは全てのペイロードの前に)、ペイロードの線形性を推定することができる。この線形性の事前推定は、例えば、SC高次QAMまたはOFDMに関して有利であり得る。
[0082] 本開示は、いくつかの態様では、利得および線形性を推定することに関する。例えば、複数のエネルギ(several energies)を有するシーケンスを使用することによって、受信機は、時間に先立って(例えば、受信機に到達するいくつかまたは全てのペイロードの前に)、ペイロードの線形性を推定することができる。この線形性の事前推定は、例えば、SC高次QAMまたはOFDMに関して有利であり得る。
[0083] 高レベルの線形性と、高出力電力における関連したより低いレベルの歪みは、注意深い較正(careful calibration)、プリデイストーション(pre-distortion)、および適応プリデイストーション(adaptive predistortion)、または高いバックオフレベル(high backoff level)を通して達成され得る。しかしながら、これらの技法は、工場の較正要件、追加のまたはさらに高価なハードウェアおよび電力、または低減された電力レベルのために、より高いコストに関連付けられ得る。本明細書での教示によると、本開示は、いくつかの態様では、位相変調ヘッダ(phase modulated header)の振幅変調に基づいた非線形推定に関する。本技法は、例えば、802.11adデバイスおよび802.11ayデバイスなどのシングルキャリア(SC)変調および/または直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する任意のタイプのワイヤレスデバイスに適用され得る。
[0084] 上述されるように、フレームのフィールド(例えば、EDMG−STFの最初の部分)は、受信機が利得および線形性を推定することを可能にするように定義される信号を含み得る。いくつかのタイプの信号が使用され得る。いくつかの実装では、信号の長さ(例えば、推定のために使用されるシーケンスの部分)は、(例えば、1.76Gspsにおける)K倍の128個のサンプルであり得る。
[0085] いくつかの実装では、信号は、階段型の形態をとり得る。例えば、信号は、標準EDMG−STF(π/2回転したBPSKゴレイ(pi/2 rotated BPSK Golays))と同じであり得るが、M個の異なる振幅値を有する。いくつかの実装では、振幅値は、(CBを用いてスケーリングされる)1.76Gspsにおいて
のサンプルごとに変化し得る。M個の異なる値は、定義されたリストによって設定され得る。一例として、M=8は、(0.75、1.0、1.25、1.5、1.75、2.0、2.25、2.5)の値を有し、ここで、1が公称電力(nominal power)である。他の値が使用され得る。いくつかの実装では、振幅値は、パイロット繰り返しのたび(例えば、Gaが異なる電力レベルで送られ得るたび)に、または他のインターバルにおいて、変化し得る。
[0086] いくつかの実装では、信号は、振幅スロープ(amplitude slope)(例えば、デュアルスロープ(dual slope))の形態をとり得る。例えば、信号は、標準EDMG−STF(π/2回転したBPSKゴレイ)と同じであり得るが、推定に関連したシグナリングのために使用される前半部分(the first half of the portion)に関するa1とa2との間の線形補間を使用する振幅のバリエーションを有し、その後に後半部分(the second half of the portion)に関するa2とa1との間の線形補間を使用する振幅のバリエーションが続く。いくつかの実装では、a1に関する値は0.5であり、a2に関する値は2.5である。他の値が使用され得る。
[0087] いくつかの実装では、信号は、電力スロープ(power slope)(例えば、デュアルスロープ)の形態をとり得る。power slopeいくつかの実装では、p1に関する値は0.25であり、p2に関する値は6である。他の値が使用され得る。
[0088] 上記を鑑みると、本開示は、いくつかの態様では、位相変調された少なくとも第1のヘッダを有するフレームを通信することに関し、電力増幅器を介する増幅の前に送信中の第1のヘッダの振幅変調を行うことに関する。例えば、第1のデバイスは、位相変調された少なくとも第1のヘッダを有するフレームを生成し、電力増幅器による増幅の前に第1のヘッダにおける振幅変調を行い、フレームを第2のデバイスに送り得る。第2のデバイスは、よって、位相変調された少なくとも第1のヘッダを有するフレームを取得し、第1のヘッダの振幅変調に関する情報に基づいて伝達関数(transfer function)を推定し、推定された伝達関数に基づいてフレーム(例えば、データ)の残りの部分を処理し得る。例えば、デマッパ(de-mapper)は、受信した信号の圧縮のより良い推定を得るために異なる利得を使用し、それにより、圧縮を埋め合わせ得る。よって、有利なことに、受信機がヘッダを復号している間、比較的シンプルなハードウェアは並行して非線形性を推定するために使用され得る。受信機のパフォーマンスは、それにより、フレームにおける後続の情報をより良く受信するために急速に適合され得る。
[0089] ヘッダは、送信機または受信機による電力増幅器の線形性の推定を可能にするために、様々な信号振幅を組み込み得る。この推定は、受信機において既知であるあらかじめ定められたパターンに基づいて、受信されたおよび推定された振幅変調と予測された変調との比較に基づき得る。いくつかのケースでは、受信機は、(例えば、振幅変調が適用されたフレーム、または前のフレームにおいて)あらかじめ定められたパターンに関する情報を取得し得る。いくつかのケースでは、振幅変調のためのあらかじめ定められたパターンは、例えば、規格において定義され得る。あらかじめ定められたパターンは、位相変調を変化させることなく組み込まれ得、ヘッダの既存の復調に対して全く影響を与えないかそれに近い状態を有し得る。例えば、振幅変調を処理することが可能なワイヤレスノードは、既存の位相変調部分に沿って復号可能な振幅変調パターンを発見することができた。振幅変調を処理することをサポートしない他のワイヤレスノードは、位相変調された部分を未だ復号することができる。送信機または受信機は次いで、いずれのさらなる情報交換も行うことなく、受信機のパフォーマンスを改善するために、推定された非線形性を埋め合わせ得る。必ずしも必要ではないが、送信機と受信機との間のさらなる情報の交換もまた(例えば、振幅変調のために送信側で使用される特定のパターンを識別するために)提供され得る。あらかじめ定められたパターンは、平均電力に基づいて公称振幅値から変化する振幅を含み得る。例えば、あらかじめ定められたパターンは、公称振幅値よりも低いまたは高い振幅を含み得る。あらかじめ定められたパターンはまた、振幅変調のない実装に関する円滑な変換を含み得、帯域外輻射アーティファクト(out of band emission artifacts)などの他のパラメータに影響を与えることを避けるように設計され得る。
[DCリークまたはLOリークの推定(Estimating DC Leakage or LO Leakage)]
[0090] 本開示は、いくつかの態様では、高周波数コンテンツのみを送ることによってDC/LOリークを推定することに関し、DC周辺にエネルギを送ることを避ける。ハイパスフィルタリングされたシーケンスを使用することによって、受信機は、時間に先立って(例えば、受信機にいくつかのまたは全てのペイロードが到達する前に)ペイロードに関連付けられたDC/LOリークを推定することが可能である。
[0090] 本開示は、いくつかの態様では、高周波数コンテンツのみを送ることによってDC/LOリークを推定することに関し、DC周辺にエネルギを送ることを避ける。ハイパスフィルタリングされたシーケンスを使用することによって、受信機は、時間に先立って(例えば、受信機にいくつかのまたは全てのペイロードが到達する前に)ペイロードに関連付けられたDC/LOリークを推定することが可能である。
[0091] 上述されるように、フレームのフィールド(例えば、EDMG−STFの最初の部分)は、受信機がDC/DCリークを推定することを可能にするように定義される信号を含み得る。いくつかのタイプの信号が使用され得る。いくつかの実装では、信号の長さ(例えば、推定のために使用されるシーケンスの部分)は、(例えば、1.76Gspsにおける)K倍の128個のサンプルであり得る。
[0092] いくつかの実装では、当初の信号は、標準EDMG−STF(π/2回転したBPSKゴレイ)または利得および線形性を推定するために上述された信号の形態をとる。この当初の信号は、直流(DC)周波数範囲を減衰させるハイパスフィルタ(HPF)によってフィルタリングされ得る。例えば、いくつかの実装では、この減衰は、±4MHzの範囲の間である。いくつかの実装では、HPFは、少なくとも35dBの減衰を提供する。他の特性を有するフィルタが使用されてもよい。
[0093] 上記を鑑みると、本開示は、いくつかの態様では、位相変調された少なくとも第1のヘッダを有するフレームを通信することに関し、電力増幅器を介する増幅の前に送信中の第1のヘッダのハイパスフィルタリングを行うことに関する。例えば、第1のデバイスは、位相変調された少なくとも第1のヘッダを有するフレームを生成し、電力増幅器による増幅の前に第1のヘッダにおけるハイパスフィルタリングを行い、フレームを第2のデバイスに送り得る。第2のデバイスは、よって、位相変調された少なくとも第1のヘッダを有するフレームを取得し、第1のヘッダの通信に関連付けられたDCおよびLOリークを推定(例えば、ハイパスフィルタリングされた信号のRSSI測定からこれらのコンポーネントの電力を推定)し、DCおよびLOリークの影響を緩和する方法で、フレーム(例えば、データ)の残りの部分を処理し得る。例えば、受信等化器で使用される係数は、DC/LOリークを埋め合わせるように調整され得る。よって、受信機がヘッダを復号している間、比較的シンプルなハードウェアが並行してDC/LOリークを推定するために使用され得る。受信機のパフォーマンスは、それにより、フレームにおける後続の情報をより良く受信するために急速に適合され得る。
[位相ノイズの推定(Estimating Phase Noise)]
[0094] 本開示は、いくつかの態様では、シーケンスの繰り返しを送ることによって、位相ノイズを推定することに関する。例えば、受信機は、送信機と受信機との間の周波数オフセットを決定し、それにより位相差を決定するために、異なるパイロット繰り返し(またはシーケンス)間で相互相関または自動相関技法を使用し得る。よって、受信機がヘッダを復号している間、比較的シンプルなハードウェアが位相ノイズを並行して推定するために使用され得る。受信機のパフォーマンスは、それにより、フレームにおける後続の情報をより良く受信するために急速に適合され得る。このようなパフォーマンスの増加は、利用可能な情報を追跡する長い期間を常には有していない可能性のあるワイヤレス通信システム(例えば、Wi−Fi)において特に有利であり得る。位相ノイズの早期の推定を取得することによって、このようなシステムにおける受信機は、受信した信号をより高速にロックオン(lock-on)することができる。
[0094] 本開示は、いくつかの態様では、シーケンスの繰り返しを送ることによって、位相ノイズを推定することに関する。例えば、受信機は、送信機と受信機との間の周波数オフセットを決定し、それにより位相差を決定するために、異なるパイロット繰り返し(またはシーケンス)間で相互相関または自動相関技法を使用し得る。よって、受信機がヘッダを復号している間、比較的シンプルなハードウェアが位相ノイズを並行して推定するために使用され得る。受信機のパフォーマンスは、それにより、フレームにおける後続の情報をより良く受信するために急速に適合され得る。このようなパフォーマンスの増加は、利用可能な情報を追跡する長い期間を常には有していない可能性のあるワイヤレス通信システム(例えば、Wi−Fi)において特に有利であり得る。位相ノイズの早期の推定を取得することによって、このようなシステムにおける受信機は、受信した信号をより高速にロックオン(lock-on)することができる。
[ノイズまたは干渉の推定(Estimating Noise or Interference)]
[0095] 本開示は、いくつかの態様では、シーケンスの繰り返しを送ることによって、ノイズおよび/または干渉(本明細書ではノイズ/干渉と呼ばれ得る)を推定することに関する。例えば、受信機は、ノイズおよび/または干渉がチャネル上に存在すると決定するために、異なるパイロット繰り返し(または、シーケンス)間の差分(例えば、減算(subtraction))を使用し得る。よって、受信機がヘッダを復号している間、比較的シンプルなハードウェアが並行してノイズ/干渉を推定するために使用され得る。受信機のパフォーマンスは、それにより、フレームにおける後続の情報をより良く受信するために(例えば、ノイズをスケーリングすることにより)迅速に適合され得る。
[0095] 本開示は、いくつかの態様では、シーケンスの繰り返しを送ることによって、ノイズおよび/または干渉(本明細書ではノイズ/干渉と呼ばれ得る)を推定することに関する。例えば、受信機は、ノイズおよび/または干渉がチャネル上に存在すると決定するために、異なるパイロット繰り返し(または、シーケンス)間の差分(例えば、減算(subtraction))を使用し得る。よって、受信機がヘッダを復号している間、比較的シンプルなハードウェアが並行してノイズ/干渉を推定するために使用され得る。受信機のパフォーマンスは、それにより、フレームにおける後続の情報をより良く受信するために(例えば、ノイズをスケーリングすることにより)迅速に適合され得る。
[例となるワイヤレス通信システム(Example Wireless Communication System)]
[0096] 本明細書での教示は、様々なワイヤレス技法および/または様々なスペクトルを使用して実装され得る。ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近くのデバイスを共に相互接続するために使用され得る。本明細書で説明される様々な態様は、Wi−Fi、またはより一般的には、無線プロトコルのIEEE 802.11ファミリの任意のメンバなどの、任意の通信規格に適用され得る。
[0096] 本明細書での教示は、様々なワイヤレス技法および/または様々なスペクトルを使用して実装され得る。ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、広く使用されるネットワーキングプロトコルを用いて、近くのデバイスを共に相互接続するために使用され得る。本明細書で説明される様々な態様は、Wi−Fi、またはより一般的には、無線プロトコルのIEEE 802.11ファミリの任意のメンバなどの、任意の通信規格に適用され得る。
[0097] いくつかの態様では、ワイヤレス信号は、直交周波数分割多重化(OFDM)、直接拡散方式(DSSS:direct-sequence spread spectrum)通信、シングルキャリア(SC)、OFDMとSCとDSSS通信との組み合わせ、または他のスキームを使用する802.11プロトコルにしたがって送信され得る。
[0098] 本明細書で説明される特定のデバイスはさらに、多入力多出力(MIMO)技術を実装し、802.11プロトコルの一部として実装され得る。MIMOシステムは、データ伝送(data transmission)のために、複数(Nt個)の送信アンテナと、複数(Nr個)の受信アンテナとを用いる。Nt個の送信アンテナとNr個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルまたはストリームとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、ここで、NS≦min{Nt,Nr}である。NS個の独立チャネルの各々は、1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加の次元が利用される場合、MIMOシステムは、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きな信頼性)を提供し得る。
[0099] いくつかの実装では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする様々なデバイスを含む。例えば、アクセスポイント(「AP」)と(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントとの2つのタイプのデバイスが存在し得る。一般に、APは、WLANのためのハブまたは基地局として機能し、STAは、WLANのユーザとして機能する。例えば、STAは、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話などであり得る。一例では、STAは、インターネットへの、または他のワイドエリアネットワークへの一般的な接続性を取得するために、Wi−Fi(例えば、IEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装では、STAはまた、APとして使用され得る。
[0100]アクセスポイント(「AP」)はまた、送受信ポイント(TRP:Transmit Receive Point)ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、トランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または何らかの他の用語を含むか、それらとして実装されるか、またはそれらとして知られ得る。
[0101] 局「STA」はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を含むか、それらとして実装されるか、またはそれらとして知られ得る。いくつかの実装では、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを含み得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラフォンまたはフォンフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ヘッドセット、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽またはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、ゲームデバイスまたはシステム、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイス中に組み込まれ得る。
[0102] 図7は、本開示の態様が用いられ得るワイヤレス通信システム700の例を図示する。ワイヤレス通信システム700は、ワイヤレス規格、例えば、802.11規格に準拠して動作し得る。ワイヤレス通信システム700は、STA706a、706b、706c、706d、706e、および706f(ひとまとめにしてSTA706)と通信するAP704を含み得る。
[0103] STA706eおよび706fは、AP704と通信することが困難であり得るか、または範囲外にありAP704と通信することができない可能性がある。このように、別のSTA706dは、AP704とSTA706eおよび706fとの間の通信をリレーするリレーデバイス(例えば、STAおよびAPの機能を含むデバイス)として構成され得る。
[0104] 様々な処理および方法が、AP704とSTA706との間の、ワイヤレス通信システム700内における送信のために使用され得る。例えば、信号は、OFDM/OFDMA技法にしたがって、AP704とSTA706との間で送受信され得る。このケースの場合、ワイヤレス通信システム700はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれ得る。代替的に、信号は、CDMA技法にしたがって、AP704とSTA706との間で送受信され得る。このケースの場合、ワイヤレス通信システム700は、CDMAシステムと呼ばれ得る。
[0105] AP704からSTA706のうちの1つまたは複数ヘの送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク(DL)708と呼ばれ、STA706のうちの1つまたは複数からAP704への送信を容易にする通信リンクは、アップリンク(UL)710と呼ばれ得る。代替的に、ダウンリンク708は、順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれ得、アップリンク710は、逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれ得る。
[0106] AP704は、基地局として機能し、基本サービスエリア(BSA)702中にワイヤレス通信カバレッジを提供し得る。AP704に関連付けられかつ通信のためにAP704を使用するSTA706とともに、AP704はベーシックサービスセット(BSS)と呼ばれ得る。
[0107] アクセスポイントは、よって、ネットワークのカバレッジエリア内にインストールされ得るか、またはそれを通じてローミングし得る1つまたは複数のアクセス端末のための1つまたは複数のサービス(例えば、ネットワーク接続)にアクセスを提供するために、通信ネットワーク中に配置され得る。例えば、時間内の様々なポイントにおいて、アクセス端末は、AP704に、またはネットワーク中の何らかの他のアクセスポイント(図示せず)に接続し得る。
[0108] アクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク接続を容易にするために、互いを含む1つまたは複数のネットワークエンティティ(便宜のために、図7ではネットワークエンティティ712と表される)と通信し得る。ネットワークエンティティは、例えば、1つまたは複数の無線ネットワークエンティティおよび/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとり得る。よって、様々な実装では、ネットワークエンティティ712は、(例えば、認証、承認、および課金(AAA:authentication, authorization, and accounting)サーバを介する)ネットワーク管理、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、相互作用機能、データベース機能、または何らかの他の適切なネットワーク機能、のうちの少なくとも1つなどのような機能を表し得る。そのようなネットワークエンティティの2つ以上はコロケートされ得る、および/またはそのようなネットワークエンティティの2つ以上はネットワーク中に分散され得る。
[0109] ワイヤレス通信システム700は、いくつかの実装では、中央AP704を有していない可能性があるが、STA706間のピア・ツー・ピア・ネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明されているAP704の機能は、代替的に、STA706の1つまたは複数によって行われ得る。また、上述されるように、リレーは、APおよびSTAの機能の少なくともいくつかを組み込み得る。
[0110] 図8は、ワイヤレス通信システム700内で用いられ得る装置802(例えば、ワイヤレスデバイス)において利用され得る様々なコンポーネントを図示する。装置802は、本明細書で説明される様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの例である。例えば、装置802は、図7のAP704、リレー(例えば、STA706d)、またはSTA706のうちの1つとして実装され得る。別の例では、装置802は、図1の第1の装置102、図1の第2の装置106、図6の第1の装置602、または図6の第2の装置604のうちの任意のものに対応し得る。
[0111] 装置802は、装置802のオペレーションを制御する処理システム804を含み得る。処理システム804はまた、中央処理ユニットとも呼ばれ得る。読み取り専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得る、(例えば、メモリデバイスを含む)メモリコンポーネント806は、命令およびデータを処理システム804に提供する。メモリコンポーネント806の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)も含み得る。処理システム804は通常、メモリコンポーネント806内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理および算術演算を行う。メモリコンポーネント806内の命令は本明細書で説明される方法を実装するように実行可能であり得る。
[0112] 装置802が、送信ノードとして実装または使用されるとき、処理システム804は、複数の媒体アクセス制御(MAC)ヘッダタイプのうちの1つを選択し、そのMACヘッダタイプを有するパケットを生成するように構成され得る。例えば、処理システム804は、MACヘッダおよびペイロードを含むパケットを生成し、どのタイプのMACヘッダを使用するかを決定するように構成され得る。
[0113] 装置802が、受信ノードとして実装または使用されるとき、処理システム804は、複数の異なるMACヘッダタイプのパケットを処理するように構成され得る。例えば、処理システム804は、パケットで使用されているMACヘッダのタイプを決定し、MACヘッダのフィールドおよび/またはパケットを処理するように構成され得る。
[0114] 処理システム804は、1つまたは複数のプロセッサで実装されるより大きい処理システムのコンポーネントであり得るか、またはそれを含み得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、離散ハードウェアコンポーネント、専用ハードウェア有限ステートマシン、または計算あるいは情報の他の操作を行うことができる任意の他の適切なエンティティの任意の組み合わせを用いて実装され得る。
[0115] 処理システムはまた、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体も含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、またはそれ以外で呼ばれるかにかかわらず、任意のタイプの命令を意味するように広く解釈されるべきである。命令は、(例えば、ソースコードフォーマット、バイナリコードフォーマット、実行可能コードフォーマット、または任意の他の適切なコードのフォーマットにおいて)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、処理システムに、本明細書で説明される様々な機能を行わせる。
[0116] 装置802はまた、装置802と遠隔ロケーションとの間のデータの送受信を可能にする送信機810および受信機812を含み得る、ハウジング808を含み得る。送信機810および受信機812は、単一の通信デバイス(例えば、トランシーバ814)に統合され得る。アンテナ816は、ハウジング808に取り付けられ、トランシーバ814に電気的に結合され得る。装置802はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナ(図示せず)を含み得る。送信機810および受信機812は、いくつかの実装では、(例えば、単一の通信デバイスの送信機回路および受信機回路として具現化される)一体化されたデバイスをとして実装され得るか、いくつかの実装では、別個の送信機デバイスと受信機デバイスとして実装され得るか、または他の実装では、他の方法で具現化され得る。
[0117] 送信機810は、異なるMACヘッダタイプを有するパケットをワイヤレスに送信するように構成され得る。例えば、送信機810は、上記で論じられた、処理システム804によって生成される異なるタイプのヘッダを有するパケットを送信するように構成され得る。
[0118] 受信機812は、異なるMACヘッダタイプを有するパケットをワイヤレスに受信するように構成され得る。いくつかの態様では、受信機812は、使用されているMACヘッダのタイプを検出し、適宜、パケットを処理するように構成される。
[0119] 受信機812は、トランシーバ814によって受信された信号のレベルを検出および数量化するために使用され得る。受信機812は、そのような信号を、総エネルギ、シンボルあたりのサブキャリアごとのエネルギ、電力スペクトル密度、および他の信号として検出し得る。装置802はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)820を含み得る。DSP820は、送信用のデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、データユニットは、物理レイヤデータユニット(PPDU:physical layer data unit)を含み得る。いくつかの態様では、PPDUは、パケットと呼ばれる。
[0120] 装置802はさらに、いくつかの態様では、ユーザインターフェース822を含み得る。ユーザインターフェース822は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカ、および/またはディスプレイを含み得る。ユーザインターフェース822は、装置802のユーザに情報を搬送し、および/またはユーザからの入力を受信する任意の要素またはコンポーネントを含み得る。
[0121] 装置802の様々なコンポーネントは、バスシステム826によって共に結合され得る。バスシステム826は、データバスを含み得、データバスに加えて、同様に、例えば、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号を含み得る。当業者は、装置802のコンポーネントが、何らかの他のメカニズムを使用して複数の入力を互いに結合するか、受け入れるか、または提供され得ることを理解するだろう。
[0122] いくつかの別個のコンポーネントが図8に図示されているが、これらコンポーネントのうちの1つまたは複数が組み合わせられるか、または共通して実装され得る。例えば、処理システム804は、処理システム804に関して上述された機能を実装するだけでなく、トランシーバ814および/またはDSP820に関して上述された機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図8に例示されたコンポーネントの各々は、複数の別個の要素を使用して実現され得る。さらに、処理システム804は、以下で説明されるコンポーネント、モジュール、回路などのうちの任意のものを実装するために使用され得るか、または各々が複数の別個の要素を使用して実装され得る。
[0123] 参照を容易にするために、装置802が送信ノードとして構成されるとき、それは、以下では装置802tと呼ばれる。同様に、装置802が受信ノードとして構成されるとき、それは、以下では装置802rと呼ばれる。ワイヤレス通信システム700中のデバイスは、送信ノードの機能のみを、受信ノードの機能のみを、または送信ノードおよび受信ノードの両方の機能を実装し得る。
[0124] 上述されるように、装置802は、AP704またはSTA706の形態をとり得、複数のMACヘッダタイプを有する通信を送信および/または受信するために使用され得る。
[0125] 図8のコンポーネントが様々な方法で実装され得る。いくつかの実装では、図8のコンポーネントは、例えば、1つまたは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つまたは複数のASICなどの、1つまたは複数の回路に実装され得る。ここで、各回路は、この機能を提供するためにその回路によって使用される実行可能コードまたは情報を記憶するための少なくとも1つのメモリコンポーネントを使用および/または組み込み得る。例えば、図8のブロックによって表される機能のうちのいくつかまたは全ては、(例えば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサコンポーネントの適切な構成によって)装置のプロセッサおよびメモリコンポーネントで実装され得る。これらコンポーネントが、異なる実装において(例えば、ASIC中、システムオンチップ(SoC)中など)異なるタイプの装置に実装され得ることが認識されるべきである。
[0126] 上述されるように、装置802は、AP704またはSTA706、リレー、あるいは何らかの他のタイプの装置の形態をとり得、通信を送信および/または受信するために使用され得る。図9は、ワイヤレス通信を送信するための装置802tで利用され得る様々なコンポーネントを図示する。図9に図示されているコンポーネントは、例えば、OFDM通信を送信するために使用され得る。いくつかの態様では、図9で図示されたコンポーネントは、1MHz以下の帯域幅を介して送られるべきパケットを生成および送信するために使用され得る。
[0127] 図9の装置802tは、送信のためのビットを変調するように構成された変調器902を含み得る。例えば、変調器902は、例えば、コンステレーションにしたがって複数のシンボルにビットをマッピングすることによって、処理システム804(図8)またはユーザインターフェース822(図8)から受信されるビットから複数のシンボルを決定し得る。ビットは、ユーザデータにまたは制御情報に対応し得る。いくつかの態様では、ビットは、コードワードで受信される。一態様では、変調器902は、例えば、16QAM変調器または64QAM変調器のような、QAM(直交振幅変調)変調器を含み得る(例えば、QAM変調器であり得る)。他の態様では、変調器902は、2相位相シフトキーイング(BPSK)変調器、4相位相シフトキーイング(QPSK)変調器、または8−PSK変調器を含み得る(例えば、それらであり得る)。
[0128] 装置802tはさらに、シンボルを、またはそうでなければ変調器902からの変調されたビットを、時間領域にコンバートするように構成された変換モジュール904を含み得る。図9では、変換モジュール904は、逆高速フーリエ変換(IFFT:inverse fast Fourier transform)モジュールで実装されるように図示されている。いくつかの実装では、異なるサイズのデータのユニットを変換する複数の変換モジュール(図示せず)が存在し得る。いくつかの実装では、変換モジュール904はそれ自体が、異なるサイズのデータのユニットを変換するように構成され得る。例えば、変換モジュール904は、複数のモードで構成され、各モードでシンボルをコンバートするために異なる数のポイントを使用し得る。例えば、IFFTは、32トーン(すなわち、サブキャリア)にわたり送信されているシンボルを時間領域にコンバートするために32個のポイントが使用されるモード、および64トーンにわたり送信されているシンボルを時間領域にコンバートするために64個のポイントが使用されるモードを有し得る。変換モジュール904によって使用されるポイントの数は、変換モジュール904のサイズを指し得る。
[0129] 図9では、変調器902および変換モジュール904が、DSP920中に実装されるように例示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変調器902および変換モジュール904のうちの一方または両方は、処理システム804中に、あるいは装置802tの別の要素(例えば、図8に関する上の説明を参照)中に実装される。
[0130] 上述されるように、DSP920は、送信のためのデータユニットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、変調器902および変換モジュール904は、制御情報および複数のデータシンボルを含む複数のフィールドを含むデータユニットを生成するように構成され得る。
[0131] 図9の説明に戻ると、装置802tはさらに、変換モジュールの出力をアナログ信号にコンバートするように構成されたデジタルアナログコンバータ906を含み得る。例えば、変換モジュール904の時間領域出力は、デジタルアナログコンバータ906によってベースバンドOFDM信号にコンバートされ得る。デジタルアナログコンバータ906は、処理システム804中に、または図8の装置802の別の要素中に実装され得る。いくつかの態様では、デジタルアナログコンバータ906は、トランシーバ814(図8)またはデータ送信プロセッサ中に実装される。
[0132] アナログ信号は、送信機910によってワイヤレスに送信され得る。アナログ信号はさらに、例えば、フィルタされることによって、あるいは、中間またはキャリア周波数にアップコンバートされることによって、送信機910によって送信される前に処理され得る。図9に図示されている態様では、送信機910は、送信増幅器908を含む。送信の前に、アナログ信号は、送信増幅器908によって増幅され得る。いくつかの態様では、増幅器908は、低ノイズ増幅器(LNA:low noise amplifier)を含み得る(例えば、それであり得る)。
[0133] 送信機910は、アナログ信号に基づいて、ワイヤレス信号において1つまたは複数のパケットまたはデータユニットを送信するように構成される。データユニットは、処理システム804(図8)、および/または、例えば、上述されるような変調器902および変換モジュール904を使用するDSP920を使用して、生成され得る。上述されるように、生成および送信され得るデータユニットは、以下でさらに詳細に説明されている。
[0134] 図10は、ワイヤレス通信を受信するために図8の装置802で利用され得る様々なコンポーネントを図示する。図10に図示されているコンポーネントは、例えば、OFDM通信を受信するために使用され得る。例えば、図10に図示されているコンポーネントは、図9に関して上述されたコンポーネントによって送信されたデータユニットを受信するために使用され得る。
[0135] 装置802rの受信機1012は、ワイヤレス信号において1つまたは複数のパケットまたはデータユニットを受信するように構成される。データユニットは、下記に説明されるように、受信および復号、あるいは別の方法で処理され得る。
[0136] 図10に図示されている態様では、受信機1012は、受信増幅器1001を含む。受信増幅器1001は、受信機1012によって受信されたワイヤレス信号を増幅するように構成され得る。いくつかの態様では、受信機1012は、自動利得制御(AGC:automatic gain control)プロシージャを使用して受信増幅器1001の利得を調整するように構成される。いくつかの態様では、自動利得制御は、利得を調整するために、例えば、受信されたショートトレーニングフィールド(STF)などの1つまたは複数の受信されたトレーニングフィールド中の情報を使用する。当業者は、AGCを行うための方法を理解するだろう。いくつかの態様では、増幅器1001は、LNAを含む(例えば、LNAであり得る)。
[0137] 装置802rは、受信機1012からの増幅されたワイヤレス信号をそのデジタル表現にコンバートするように構成されたアナログデジタルコンバータ1010を含み得る。増幅されることに加えて、ワイヤレス信号は、例えば、フィルタされることによって、あるいは、中間またはベースバンド周波数にダウンコンバートされることによって、アナログデジタルコンバータ1010によってコンバートされる前に処理され得る。アナログデジタルコンバータ1010は、処理システム804(図8)中に、または装置802rの別の要素中に実装され得る。いくつかの態様では、アナログデジタルコンバータ1010は、トランシーバ814(図8)中に、またはデータ受信プロセッサ中に実装される。
[0138] 装置802rはさらに、ワイヤレス信号の表現を周波数スペクトルにコンバートするように構成された変換モジュール1004を含み得る。図10では、変換モジュール1004は、高速フーリエ変換(FFT)モジュールで実装されるように図示されている。いくつかの態様では、変換モジュールは、それが使用する各ポイントに対するシンボルを識別し得る。図9に関して上述されるように、変換モジュール1004は、複数のモードで構成され、各モードで信号をコンバートするために異なる数のポイントを使用し得る。変換モジュール1004によって使用されるポイントの数は、変換モジュール1004のサイズを指し得る。いくつかの態様では、変換モジュール1004は、それが使用する各ポイントに対するシンボルを識別することができる。
[0139] 装置802rは、データユニットが受信されるチャネルの推定を形成し、そのチャネル推定(channel estimate)に基づいてチャネルの特定の影響を除去するように構成されたチャネル推定器(channel estimator)および等化器(equalizer)1005をさらに備え得る。例えば、チャネル推定器および等化器1005は、チャネルの関数を概算するように構成され得、チャネル等化器は、その関数の逆数を周波数スペクトルに中のデータに適用するように構成され得る。
[0140] 装置802rはさらに、等化されたデータを復調するように構成された復調器(demodulator)1006を含み得る。例えば、復調器1006は、例えば、コンスタレーションにおけるシンボルへのビットのマッピングを逆転させることによって、変換モジュール1004およびチャネル推定器および等化器1005によって出力されたシンボルから複数のビットを決定し得る。ビットは、処理システム804(図8)によって処理または評価され得るか、あるいは、ユーザインターフェース822(図8)に情報を表示、またはそうでなければ出力するために使用され得る。このように、データおよび/または情報が復号され得る。いくつかの態様では、ビットは、コードワードに対応する。一態様では、復調器1006は、例えば、8QAM復調器または64QAM復調器のような、QAM(直交振幅変調)復調器を含む(例えば、QAM復調器であり得る)。他の態様では、復調器1006は、2相位相シフトキーイング(BPSK)復調器、または4相位相シフトキーイング(QPSK)復調器を含む(例えば、それらであり得る)。
[0141] 図10では、変換モジュール1004、チャネル推定器および等化器1005、並びに復調器1006は、DSP1020中に実装されるように図示されている。しかしながら、いくつかの態様では、変換モジュール1004、チャネル推定器および等化器1005、並びに復調器1006のうちの1つまたは複数は、処理システム804(図8)中に、または装置802(図8)の別の要素中に実装される。
[0142] 上述されるように、受信機812で受信されるワイヤレス信号は、1つまたは複数のデータユニットを含む。上述される機能またはコンポーネントを使用して、データユニットまたはその中のデータシンボルは、復号され評価されるか、あるいはそうでなければ、評価または処理され得る。例えば、処理システム804(図8)および/またはDSP1020は、変換モジュール1004、チャネル推定器および等化器1005、並びに復調器1006を使用して、データユニット中のデータシンボルを復号するために使用され得る。
[0143] AP704とSTA706とによって交換されるデータユニットは、上述されるように、制御情報またはデータを含み得る。物理(PHY)レイヤにおいて、これらのデータユニットは、物理レイヤプロトコルデータユニット(PPDU)と呼ばれ得る。いくつかの態様では、PPDUは、パケットまたは物理レイヤパケットと呼ばれ得る。各PPDUは、プリアンブル(preamble)およびペイロード(payload)を含み得る。プリアンブルは、トレーニングフィールドおよびSIGフィールドを含み得る。ペイロードは、例えば、媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)ヘッダまたは他のレイヤについてのデータ、および/またはユーザデータを含み得る。ペイロードは、1つまたは複数のデータシンボルを使用して送信され得る。本明細書中のシステム、方法、およびデバイスは、そのピーク対電力比が最小化されているトレーニングフィールドを有するデータユニットを利用し得る。
[0144] 図9に示される装置802tは、アンテナを介する送信のために使用される単一送信チェーンの例である。図10に示される装置802rは、アンテナを介して受信するために使用される単一受信チェーンの例である。いくつかの実装では、装置802tまたは802rは、データを同時に(simultaneously)送信するために複数のアンテナを使用するMIMOシステムの一部を実装し得る。
[0145] ワイヤレス通信システム700は、衝突を避けつつ、予測不可能なデータ送信に基づくワイヤレス媒体の効率的アクセスを可能にするための方法を用い得る。このように、様々な態様にしたがって、ワイヤレス通信システム700は、分散型調整機能(DCF:Distributed Coordination Function)と呼ばれ得るキャリアセンス多元接続/衝突回避(CSMA/CA:carrier sense multiple access/collision avoidance)を行う。より一般的には、送信のためのデータを有する装置802は、チャネルが既に占有されているかどうかを決定するために、ワイヤレス媒体を感知する。装置802が、チャネルがアイドル状態であることを感知した場合、装置802は、準備されたデータを送信する。そうでない場合、装置802は、ワイヤレス媒体が送信のためにフリーの状態であるか否かを再度決定する前に、いくらかの期間を延期し得る。CSMAを行うための方法は、衝突を避けるために、連続的送信の間の様々なギャップを用い得る。一態様では、送信はフレームとも呼ばれ得、フレーム間のギャップは、フレーム間間隔(IFS:Interframe Spacing)と呼ばれ得る。フレームは、ユーザデータ、制御フレーム、管理フレームなどのうちの任意の1つであり得る。
[0146] IFS時間持続期間は、提供された時間のギャップのタイプにしたがって変わり得る。IFSのいくつかの例は、ショートフレーム間間隔(SIFS)、ポイントフレーム間間隔(PIFS)、およびDCFフレーム間間隔(DIFS)を含み、ここで、SIFSはPIFSよりも短く、それはDIFSよりも短い。より短い時間持続期間に後続する送信は、チャネルにアクセスしようと試みる前により長く待機しなければならないものよりも高い優先度を有するだろう。
[0147] ワイヤレス装置は、ワイヤレス装置によって送信されるか、またはワイヤレス装置において受信された信号に基づく機能を行う、様々なコンポーネントを含み得る。例えば、いくつかの実装では、ワイヤレス装置は、本明細書に教示されるような受信信号に基づくインジケーションを出力するように構成されたユーザインターフェースを含み得る。
[0148] 本明細書に教示されるようなワイヤレス装置は、任意の適切なワイヤレス通信技術に基づくか、またはそうでなければ、それをサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。例えば、いくつかの態様では、ワイヤレス装置は、ローカルエリアネットワー(例えば、Wi−Fiネットワーク)またはワイドエリアネットワークなどのネットワークと関連付け得る。この目的を達成するために、ワイヤレス装置は、例えば、Wi−Fi、WiMAX、CDMA、TDMA、OFDM、およびOFDMAなどの様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格のうちの1つまたは複数をサポートし得るか、またはそうでなければ使用し得る。また、ワイヤレス装置は、様々な対応する変調または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートし得るか、またはそうでなければ使用し得る。よって、ワイヤレス装置は、上記のまたは他のワイヤレス通信技術を使用して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して確立および通信するための、適切なコンポーネント(例えば、エアインターフェース)を含み得る。例えば、デバイスは、ワイヤレス媒体を介した通信を容易にする様々なコンポーネント(例えば、信号生成器および信号プロセッサ)を含み得る、関連した送信機および受信機コンポーネントを有するワイヤレストランシーバとして実装され得る。
[0149] 本明細書での教示は、様々な装置(例えば、ノード)に組み込まれ得る(例えば、それら中に実装され得るか、またはそれらによって行われ得る)。いくつかの態様では、本明細書での教示にしたがって実装される装置(例えば、ワイヤレス装置)は、アクセスポイント、リレー、またはアクセス端末として実装され得る。
[0150] アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、モバイル局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または何らかの他の用語を含むか、それらとして実装されるか、またはそれらとして知られ得る。いくつかの実装では、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスとして実装され得る。したがって、本明細書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラフォンまたはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、または、ワイヤレスの媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスに組み込まれ得る。
[0151] アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張型サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または何らかの他の同様の用語を含み得るか、それらとして実装され得るか、またはそれらとして知られ得る。
[0152] リレーは、リレーノード、リレーデバイス、リレー局、リレー装置、または何らかの他の同様の専門用語を含み得るか、それらとして実装され得るか、またはそれらとして知られ得る。上述されるように、いくつかの態様では、リレーは、何らかのアクセス端末機能および何らかのアクセスポイント機能を含み得る。
[0153] いくつかの態様では、ワイヤレス装置は、通信システムのためのアクセスデバイス(例えば、アクセスポイント)として実装され得る。そのようなアクセスデバイスは、例えば、有線またはワイヤレス通信リンクを介した、別のネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラネットワークのようなワイドエリアネットワーク)への接続を提供する。したがって、アクセスデバイスは、別のデバイス(例えば、ワイヤレス局)が他のネットワークまたは他の何らかの機能にアクセスすることを可能にする。さらに、デバイスの一方または両方が、携帯可能であり得るか、または、いくつかのケースでは、比較的に携帯可能でない可能性があることが認識されるべきである。また、ワイヤレス装置が、適切な通信インターフェースを介した非ワイヤレスの方法で(例えば、有線接続を介して)、情報を送信および/または受信することが可能であり得ることもまた認識されるべきである。
[0154] 本明細書での教示は、通信システムの様々なタイプに、および/またはシステムコンポーネントに組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書での教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(例えば、帯域幅、伝送電力、コーディング、インターリービングなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムに用いられる。例えば、本明細書での教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、マルチキャリアCDMA(MCCDMA)、ワイドバンドCDMA(W−CDMA(登録商標))、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)、時分割分割接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法などの技術のうちの任意の1つまたはそれらの組み合わせに適用され得る。本明細書での教示を利用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格などの、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、または他の何らかの技術などの、無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAおよびローチップレート(LCR)を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。本明細書での教示は、3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)システム、および他のタイプのシステムに実装され得る。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と名付けられた団体からの文書で説明されているが、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名付けられた団体からの文書で説明されている。本開示のある特定の態様は、3GPP用語を使用して説明され得るが、本明細書での教示が3GPP(例えば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術と、並びに、3GPP2(例えば、1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
[例となる通信デバイス(Example Communication Device)]
[0155] 図11は、本開示の特定の態様にしたがった、例となる装置1100(例えば、AP、ATまたは何らかの他のタイプのワイヤレス通信ノード)を図示する。装置1100は、装置1102(例えば、集積回路)を含み、任意で、少なくとも1つの他のコンポーネント1108を含む。いくつかの態様では、装置1102は、ワイヤレス通信ノード(例えば、APまたはAT)で動作し、本明細書で説明されるオペレーションのうちの1つまたは複数を行い得るように構成され得る。便宜のために、ワイヤレス通信ノードは、本明細書ではワイヤレスノードを指し得る。いくつかの態様では、装置1102は、図1の第1の装置102、図1の第2の装置106、図6の第1の装置602、または図6の第2の装置604のうちの任意のものに対応し得る。装置1102は、処理システム1104と、処理システム1104に結合されたメモリ1106とを含む。処理システム1104の例となる実装が本明細書で説明される。いくつかの態様では、図11の処理システム1104とメモリ1106とは、図8の処理システム804とメモリコンポーネント806とに対応し得る。
[0155] 図11は、本開示の特定の態様にしたがった、例となる装置1100(例えば、AP、ATまたは何らかの他のタイプのワイヤレス通信ノード)を図示する。装置1100は、装置1102(例えば、集積回路)を含み、任意で、少なくとも1つの他のコンポーネント1108を含む。いくつかの態様では、装置1102は、ワイヤレス通信ノード(例えば、APまたはAT)で動作し、本明細書で説明されるオペレーションのうちの1つまたは複数を行い得るように構成され得る。便宜のために、ワイヤレス通信ノードは、本明細書ではワイヤレスノードを指し得る。いくつかの態様では、装置1102は、図1の第1の装置102、図1の第2の装置106、図6の第1の装置602、または図6の第2の装置604のうちの任意のものに対応し得る。装置1102は、処理システム1104と、処理システム1104に結合されたメモリ1106とを含む。処理システム1104の例となる実装が本明細書で説明される。いくつかの態様では、図11の処理システム1104とメモリ1106とは、図8の処理システム804とメモリコンポーネント806とに対応し得る。
[0156] 処理システム1104は一般に、メモリ1106上に記憶されたそのようなプログラミングの実行を含む処理に関して適合される。例えば、メモリ1106は、処理システム1104によって実行されると、処理システム1104に、本明細書で説明されるオペレーションのうちの1つまたは複数を行わせる命令を記憶し得る。本明細書で使用されるとき、「プログラミング」または「命令」または「コード」という用語は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはそれ以外の用語で呼ばれるかどうかに関わらず、命令のセット、命令、データ、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などに限定されることなく、それらを含むように幅広く解釈されるべきである。
[0157] いくつかの実装では、装置1102は、装置1100の少なくとも1つの他のコンポーネント(例えば、装置1102の外部にある他のコンポーネント1108)と通信する。この目的を達成するために、いくつかの実装では、装置1102は、処理システム1104と他のコンポーネント1108との間の情報(例えば、受信された情報、生成された情報、復号された情報、メッセージなど)を出力および/または取得(例えば、送信および/または受信)するために処理システム1104に結合される、少なくとも1つのインターフェース1110(例えば、送信受信インターフェース)を含み得る。いくつかの実装では、インターフェース1110は、インターフェースバス、バスドライバ、バス受信機、他の適切な回路、またはそれらの組み合わせを含み得る。いくつかの実装では、インターフェース1110は、無線周波数(RF:radio frequency)回路(例えば、RF送信機および/またはRF受信機)を含み得る。いくつかの実装では、インターフェース1110は、装置1102を装置1100の1つまたは複数の他のコンポーネント(図11に示されていない他のコンポーネント)にインターフェースするように構成され得る。例えば、インターフェース1110は、処理システム1104を無線周波数(RF)フロントエンド(例えば、RF送信機および/またはRF受信機)にインターフェースするように構成され得る。いくつかの実装では、第1のインターフェースおよび第2のインターフェースは、同じインターフェースに対応し得る。例えば、入力/出力インターフェース(例えば、トランシーバまたはバスインターフェース)は、第1のインターフェース(例えば、入力インターフェース)および第2のインターフェース(例えば、出力インターフェース)を含み得る。
[0158] 装置1102は、様々な方法で他の装置と通信し得る。装置1102がRFトランシーバ(図11中に図示せず)を含む場合には、装置は、RFシグナリングを介して情報(例えば、フレーム、メッセージ、ビットなど)を送信および受信し得る。いくつかのケースでは、RFシグナリングを介して情報を送信するよりもむしろ、装置1102は、RF送信のための情報を提供する(例えば、出力する、送る、送信するなど)ためのインターフェースを有し得る。例えば、処理システム1104は、バスインターフェースを介して、RF送信のためにRFフロントエンドに情報を出力し得る。同様に、RFシグナリングを介して情報を受信よりもむしろ、装置1102は、別の装置によって受信された情報を取得するためのインターフェースを有し得る。例えば、処理システム1104は、バスインターフェースを介して、RFシグナリングを介して情報を受信したRF受信機から情報を取得(例えば、受信)し得る。
[例となる処理(Example Processes)]
[0159] 図12は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1200を図示する。処理1200は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、本開示の範囲内の様々な態様では、処理1200は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0159] 図12は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1200を図示する。処理1200は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、本開示の範囲内の様々な態様では、処理1200は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0160] ブロック1202において、装置(例えば、チップ、またはフレームを送信することとなるワイヤレスノード)は、パイロット繰り返しを含むシーケンス(例えば、パイロット繰り返しのシーケンス)を取得する。例えば、チップ(例えば、集積回路)は、メモリデバイス、受信機、または何らかの他のコンポーネントからシーケンス情報を取得し得る。別の例として、受信機は、シーケンス情報を受信し得る。
[0161] ブロック1204において、装置は、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスを修正する。いくつかの態様では、修正されたシーケンスは、線形性推定(linearity estimation)のために定義された信号を含み得る。いくつかの態様では、修正されたシーケンスは、リーク推定のために定義された信号を含み得る。いくつかの態様では、シーケンスの修正は、ハイパスフィルタをシーケンスのパイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用することを含み得る。いくつかの態様では、シーケンスの修正は、シーケンスのパイロット繰り返しのうちの少なくとも1つをハイパスフィルタリングすることを含み得る。
[0162] いくつかの態様では、シーケンスの修正は、複数の利得をシーケンスに適用すること(例えば、異なる利得をシーケンスの異なる部分に適用すること)を含み得る。いくつかの態様では、複数の利得をシーケンスに適用することは、異なる利得をシーケンスの異なるパイロット繰り返しに適用することを含み得る。いくつかの態様では、複数の利得は、離散振幅値(discrete amplitude value)(例えば、離散振幅値のリスト)によって指定され得る。いくつかの態様では、複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープ(例えば、デュアル振幅スロープ)によって指定され得る。いくつかの態様では、複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープ(例えば、デュアル電力スロープ)によって指定され得る。
[0163] ブロック1206において、装置は、修正されたシーケンスを含むフレームを生成する。いくつかの態様では、フレームの生成は、フレームのショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分において、フレームのショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分に修正されたシーケンスを含むことを含み得る。いくつかの態様では、フレームは、IEEE 802.11ayフレームであり得る。いくつかの態様では、ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールド(EDMG−STF)であり得る。いくつかの態様では、ショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分は、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始めの部分(first portion)(例えば、始端(the beginning))であり得る。いくつかの態様では、シーケンスは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドのためのパイロット繰り返しの最初の部分(first part)であり得る。
[0164] ブロック1208において、装置は、ブロック1204において生成されたフレームを出力する。例えば、チップは、(例えば、送信機によって)送信のためにフレームを出力し得る。別の例では、ワイヤレスノードは、フレームを送信し得る。
[0165] 任意のブロック1210において、装置は、シーケンスの修正のインジケーションを生成し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスのパイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスに適用される(例えば、シーケンスの異なるパイロットに適用される)複数の利得を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性(high pass filter characteristic)を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスの修正のためのサポートを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、修正されたシーケンスの長さを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、修正されたシーケンスの少なくとも1つの信号タイプ(signal type)を示す。いくつかの態様では、少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号(gain estimation signal)、線形性推定信号(linearity estimation signal)、直流リーク推定信号(direct current leakage estimation signal)、局部発振器リーク推定信号(local oscillator leakage estimation signal)、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、フレームの生成は、フレームの拡張型指向性マルチギガビット(EDMG:extended directional multi-gigabit)ヘッダAにおける、またはフレームのレガシ指向性マルチギガビット(DMG:directional multi-gigabit)におけるインジケーションを含むことを含み得る。シーケンスの修正がシーケンスのパイロット繰り返しのうちの少なくとも1つをハイパスフィルタリングすることを含むケースでは、インジケーションの生成は、ハイパスフィルタリングのインジケーションを生成することを含み得る。ここで、インジケーションは、ハイパスフィルタリングのためのサポートを示し得る。
[0166] 任意のブロック1212において、装置は、ブロック1208において生成されたインジケーションを出力し得る。例えば、チップは、(例えば、送信機によって)送信のためにインジケーションを出力し得る。別の例では、ワイヤレスノードは、インジケーションを送信し得る。
[0167] 図13は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1300を図示する。処理1300の1つまたは複数の態様は、図12の処理1200と連携して(例えば、それに加えてまたはその一部として)、使用され得る。処理1300は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、本開示の範囲内の様々な態様では、処理1300は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0168] ブロック1302において、装置(例えば、チップ、またはフレームを送信することとなるワイヤレスノード)は、パイロット繰り返しを含むシーケンスを取得する。例えば、チップ(例えば、集積回路)は、メモリデバイス、受信機、または何らかの他のコンポーネントからシーケンス情報を取得し得る。別の例として、受信機は、シーケンス情報を受信し得る。いくつかの態様では、ブロック1302のオペレーションは、図12のブロック1202のオペレーションに対応し得る。
[0169] ブロック1304において、装置は、修正されたシーケンスを提供するためにシーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しをハイパスフィルタリングする。
[0170] ブロック1306において、装置は、修正されたシーケンスを含むフィールドを有するフレームを生成する。いくつかの態様では、フィールドは、ショートトレーニングフィールドを含み得る。
[0171] ブロック1308において、装置は、ブロック1304において生成されたフレームを出力する。例えば、チップは、(例えば、送信機によって)送信のためにフレームを出力し得る。別の例では、ワイヤレスノードは、フレームを送信し得る。
[0172] 任意のブロック1310において、装置は、シーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しのハイパスフィルタのインジケーションを生成し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、ハイパスフィルタリングの少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスの少なくとも1つのパイロット繰り返しのハイパスフィルタリングのためのサポートを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、修正されたシーケンスの長さを示し得る。いくつかの態様では、フレームの生成は、フレームの拡張型指向性マルチギガビット(EDMG)ヘッダAにおける、またはフレームのレガシ指向性マルチギガビット(DMG)におけるインジケーションを含むことを含み得る。
[0173] 任意のブロック1312において、装置は、ブロック1308において生成されたインジケーションを出力し得る。例えば、チップは、(例えば、送信機によって)送信のためにインジケーションを出力し得る。別の例では、ワイヤレスノードは、インジケーションを送信し得る。
[0174] 図14は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1400を図示する。処理1400は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、開示の範囲内の様々な態様では、処理1400は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0175] ブロック1402において、装置(例えば、チップ、または現在受信しているワイヤレスノード)は、(例えば、ショートトレーニングフィールドを含む)フレームを取得する。例えば、チップ(例えば、集積回路)は、(例えば、受信機によって受信された)受信フレームを取得し得る。別の例では、受信機は、フレームを受信し得る。
[0176] いくつかの態様では、フレームは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含み得る。例えば、フレームは、ショートトレーニングフィールドを含み得、ショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分は、シーケンスを含み得る。
[0177] いくつかの態様では、フレームは、IEEE 802.11ayフレームであり得る。いくつかの態様では、ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールド(EDMG−STF)であり得る。いくつかの態様では、ショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分は、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始めの部分(例えば、始端)であり得る。いくつかの態様では、シーケンスは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドのためのパイロット繰り返しの最初の部分であり得る。
[0178] ブロック1404において、装置は、少なくとも1つの通信パラメータを決定するためにシーケンスを処理する。いくつかの態様では、フレームはヘッダを含み得、それによりヘッダは、フレームの処理と並行して処理される。例えば、装置は、(例えば、ヘッダに含まれる)パイロット繰り返しの修正に基づいて伝達関数を推定し、通信パラメータに基づいて(例えば、推定された伝達関数に基づいて)フレーム(例えば、データ)の残りの部分を受信機が処理し得るように、推定された伝達関数に基づいて通信パラメータを生成し得る。
[0179] いくつかの態様では、少なくとも1つの通信パラメータは、利得、線形性、直流(DC)リーク、局部発振器(LO)リーク、位相ノイズ、ノイズ、干渉、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。例えば、シーケンスを処理することによって、装置は、送信機によってシーケンスに適用された少なくとも1つの利得、送信機の線形性(例えば、電力増幅器および/または低ノイズ増幅器の線形性)、送信機のDCリーク、送信機のLOリーク、送信機の位相のノイズ、送信された信号に付与されたノイズ/干渉、またはそれらの任意の組み合わせ、を決定し得る。
[0180] いくつかの態様では、少なくとも1つの通信パラメータは、シーケンスに適用された複数の利得を含み得る。いくつかの態様では、シーケンスに適用される複数の利得は、シーケンスの異なるパイロット繰り返しに適用される異なる利得を含み得る。いくつかの態様では、複数の利得は、離散振幅値(例えば、離散振幅値のリスト)によって指定され得る。いくつかの態様では、複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープ(例えば、デュアル振幅スロープ)によって指定され得る。いくつかの態様では、複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープ(例えば、デュアル電力スロープ)によって指定され得る。
[0181] いくつかの態様では、少なくとも1つの通信パラメータの決定は、フレームの送信に関連付けられたリークを決定することを含み得る。リークは、直流リーク、局部発振器リーク、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。
[0182] いくつかの態様では、少なくとも1つの通信パラメータの決定は、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定することを含み得る。このケースでは、処理1400は、位相ノイズの決定のためにシーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得することと、インジケーションに基づいてシーケンスを処理することと、を含み得る。加えて、インジケーションは、位相ノイズの決定のために使用されるべきシーケンスのシンボルの量(a quantity of symbols)を示し得る。
[0183] いくつかの態様では、少なくとも1つの通信パラメータの決定は、フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定することを含み得る。このケースでは、処理1400は、ノイズまたは干渉の決定のためにシーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得することと、インジケーションに基づいてシーケンスを処理することと、を含み得る。加えて、インジケーションは、ノイズまたは干渉の決定のために使用されるべきシーケンスのシンボルの量を示し得る。
[0184] ブロック1406において、装置は、オペレーション(例えば、受信オペレーション)を制御するための信号を生成する。いくつかの態様では、信号の生成は、少なくとも1つの通信パラメータに基づき得る。例えば、装置は、少なくとも1つの通信パラメータに基づいて制御信号を生成し得、ここにおいて、制御信号は、受信機のオペレーションを制御するためのものである。いくつかの態様では、オペレーション(例えば、受信機のオペレーション)は、チャネル推定(channel estimation)、等化(equalization)、デシメーション(decimation)、周波数相関(frequency correlation)、圧縮(compression)、位相ロックループ追跡(phase lock loop tracking)、ダイナミックレンジのバックオフ(backoff of dynamic range)、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。例えば、信号の生成は、チャネル推定制御信号、等化制御信号、デシメーション制御信号、周波数相関制御信号、圧縮制御信号、位相ロックループ追跡制御信号、ダイナミックレンジバックオフ制御信号、またはそれらの任意の組み合わせを生成することを含み得る。
[0185] ブロック1408において、装置は、信号を出力する。例えば、チップは、別のコンポーネント(例えば、受信機)に信号を送り得る。別の例では、チップは、(例えば、送信機によって)送信のための信号を出力し得る。さらに別の例では、ワイヤレスノードは、信号を送信し得る。いくつかの実装では、装置のインターフェースは、信号を受信機に提供し得る。
[0186] 任意のブロック1410において、装置は、シーケンスの修正のインジケーション(例えば、シーケンスがどのように生成されたかのインジケーション)を取得し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスのパイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスに適用された(例えば、シーケンスの異なるパイロット繰り返しに適用された)複数の利得を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスの修正のためのサポートを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンス(例えば、修正されたシーケンス)の長さを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンス(例えば、修正されたシーケンス)の少なくとも1つの信号タイプを示し得る。いくつかの態様では、少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。いくつかの態様では、インジケーションは、フレームの拡張型指向性マルチギガビット(EDMG)ヘッダAに、またはフレームのレガシ指向性マルチギガビット(DMG)に含まれ得る。
[0187] 任意のブロック1412において、装置は、インジケーションに基づいてシーケンスを処理し得る。例えば、装置は、インジケーションの値または複数の値に依存して、利得、線形性、DCリーク、またはLOリークのうちの1つまたは複数を推定し得る。
[0188] 図15は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1500を図示する。処理1500の1つまたは複数の態様は、図14の処理1400と連携して(例えば、それに加えてまたはその一部として)、使用され得る。処理1500は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、本開示の範囲内の様々な態様では、処理1500は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0189] ブロック1502において、装置(例えば、チップ、または現在受信しているワイヤレスノード)は、フレームを取得する。例えば、チップ(例えば、集積回路)は、(例えば、受信機によって受信された)受信フレームを取得し得る。別の例では、受信機は、フレームを受信し得る。いくつかの態様では、ブロック1502のオペレーションは、図14のブロック1402のオペレーションに対応し得る。
[0190] いくつかの態様では、フレームは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含み得る。いくつかの態様では、フレームは、シーケンスを含むショートトレーニングフィールドを含み得る。
[0191] ブロック1504において、装置は、フレームの送信に関連付けられたリーク(例えば、DCリークおよび/またはLOリーク)を決定するためのシーケンスを処理する。いくつかの態様では、フレームはヘッダを含み得、それによりヘッダは、フレームの処理と並行して処理される。いくつかの態様では、リークは、直流リーク、局部発振器リーク、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。
[0192] ブロック1506において、装置は、リークに基づいてオペレーション(例えば、受信オペレーション)を制御するための信号を生成する。例えば、装置は、リークに基づいて制御信号を生成し得、ここにおいて、制御信号は、受信機のオペレーションを制御するためのものである。
[0193] ブロック1508において、装置は、信号を出力する。例えば、チップは、別のコンポーネント(例えば、受信機)に信号を送り得る。別の例では、チップは、(例えば、送信機によって)送信のための信号を出力し得る。さらに別の例では、ワイヤレスノードは、信号を送信し得る。いくつかの実装では、装置のインターフェースは、信号を受信機に提供し得る。
[0194] 任意のブロック1510において、装置は、シーケンスの修正のインジケーションを取得し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、シーケンスの修正のためのサポートを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、修正されたシーケンスの長さを示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、フレームの拡張型指向性マルチギガビット(EDMG)ヘッダAに、またはフレームのレガシ指向性マルチギガビット(DMG)に含まれ得る。
[0195] 任意のブロック1512において、装置は、インジケーションに基づいてシーケンスを処理し得る。いくつかの態様では、ブロック1512の動作は、図14のブロック1412のオペレーションに対応し得る。
[0196] 図16は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1600を図示する。処理1600の1つまたは複数の態様は、図14の処理1400と連携して(例えば、それに加えてまたはその一部として)、使用され得る。処理1600は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、本開示の範囲内の様々な態様では、処理1600は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0197] ブロック1602において、装置(例えば、チップ、または現在受信しているワイヤレスノード)は、フレームを取得する。例えば、チップ(例えば、集積回路)は、(例えば、受信機によって受信された)受信フレームを取得し得る。別の例では、受信機は、フレームを受信し得る。いくつかの態様では、ブロック1602のオペレーションは、図14のブロック1402のオペレーションに対応し得る。
[0198] いくつかの態様では、フレームは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含み得る。いくつかの態様では、フレームは、シーケンスを含むショートトレーニングフィールドを含み得る。
[0199] ブロック1604において、装置は、フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定するためのシーケンスを処理する。いくつかの態様では、フレームはヘッダを含み得、それによりヘッダは、フレームの処理と並行して処理される。
[0200] ブロック1606において、装置は、位相ノイズに基づいてオペレーション(例えば、受信オペレーション)を制御するための信号を生成する。例えば、装置は、位相ノイズに基づいて制御信号を生成し得、ここにおいて、制御信号は、受信機のオペレーションを制御するためのものである。
[0201] ブロック1608において、装置は、信号を出力する。例えば、チップは、別のコンポーネント(例えば、受信機)に信号を送り得る。別の例では、チップは、(例えば、送信機によって)送信のための信号を出力し得る。さらに別の例では、ワイヤレスノードは、信号を送信し得る。いくつかの実装では、装置のインターフェースは、信号を受信機に提供し得る。
[0202] 任意のブロック1610において、装置は、位相ノイズの決定のためにシーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、位相ノイズの決定のために使用されるべきシーケンスのシンボルの量を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、フレームの拡張型指向性マルチギガビット(EDMG)ヘッダAに、またはフレームのレガシ指向性マルチギガビット(DMG)に含まれ得る。
[0203] 任意のブロック1612において、装置は、インジケーションに基づいてシーケンスを処理し得る。いくつかの態様では、ブロック1612のオペレーションは、図14のブロック1412のオペレーションに対応し得る。
[0204] 図17は、本開示のいくつかの態様にしたがった、通信のための処理1700を図示する。処理1700の1つまたは複数の態様は、図14の処理1400と連携して(例えば、それに加えてまたはその一部として)、使用され得る。処理1700は、AP、AT、または何らかの他の適切な装置に位置し得る処理システム(例えば、図11の処理システム1104)内で行われ得る。当然ながら、本開示の範囲内の様々な態様では、処理1700は、本明細書での教示にしたがった、通信に関連するオペレーションをサポートすることが可能な任意の適切な装置で実装され得る。
[0205] ブロック1702において、装置(例えば、チップ、または現在受信しているワイヤレスノード)は、フレームを取得する。例えば、チップ(例えば、集積回路)は、(例えば、受信機によって受信された)受信フレームを取得し得る。別の例では、受信機は、フレームを受信し得る。いくつかの態様では、ブロック1702のオペレーションは、図14のブロック1402のオペレーションに対応し得る。
[0206] いくつかの態様では、フレームは、パイロット繰り返しを含むシーケンスを含み得る。いくつかの態様では、フレームは、シーケンスを含むショートトレーニングフィールドを含み得る。
[0207] ブロック1704において、装置は、フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定するために前記シーケンスを処理する。いくつかの態様では、フレームはヘッダを含み得、それによりヘッダは、フレームの処理と並行して処理される。
[0208] ブロック1706において、装置は、ノイズまたは干渉に基づいてオペレーション(例えば、受信オペレーション)を制御するための信号を生成する。例えば、装置は、ノイズまたは干渉に基づいて制御信号を生成し得、ここにおいて、制御信号は、受信機のオペレーションを制御するためのものである。
[0209] ブロック1708において、装置は、信号を出力する。例えば、チップは、別のコンポーネント(例えば、受信機)に信号を送り得る。別の例では、チップは、(例えば、送信機によって)送信のための信号を出力し得る。さらに別の例では、ワイヤレスノードは、信号を送信し得る。いくつかの実装では、装置のインターフェースは、信号を受信機に提供し得る。
[0210] 任意のブロック1710において、装置は、ノイズまたは干渉の決定のためにシーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、ノイズまたは干渉の決定のために使用されるべきシーケンスのシンボルの量を示し得る。いくつかの態様では、インジケーションは、フレームの拡張型指向性マルチギガビット(EDMG)ヘッダAに、またはフレームのレガシ指向性マルチギガビット(DMG:directional multi-gigabit)ヘッダに含まれ得る。
[0211] 任意のブロック1712において、装置は、インジケーションに基づいてシーケンスを処理し得る。いくつかの態様では、ブロック1712のオペレーションは、図14のブロック1412のオペレーションに対応し得る。
[0212] いくつかの態様では、装置は、上述されたオペレーションの任意の組み合わせを行い得る。
[例となる装置(Example Apparatuses)]
[0213] 本明細書で説明されるコンポーネントは、様々な方法で実装され得る。図18および図19を参照すると、装置1800および1900は、例えば、1つまたは複数の集積回路(例えば、ASIC)で、または本明細書に教示されるような何らかの他の方法で実装される機能を表す、一連の相互関係を有する機能ブロックとして表されている。本明細書で論じられるとき、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他のコンポーネント、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
[0213] 本明細書で説明されるコンポーネントは、様々な方法で実装され得る。図18および図19を参照すると、装置1800および1900は、例えば、1つまたは複数の集積回路(例えば、ASIC)で、または本明細書に教示されるような何らかの他の方法で実装される機能を表す、一連の相互関係を有する機能ブロックとして表されている。本明細書で論じられるとき、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他のコンポーネント、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
[0214] 装置1800は、様々な図面に関して本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を行い得る1つまたは複数のコンポーネント(モジュール)を含む。例えば、修正するための手段などの、シーケンスを修正するための回路1802(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。例えば、フレームを生成するための手段などの、フレームを生成するための回路1804(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。例えば、出力するための手段などの、出力するための回路1806(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、インターフェース(例えば、バスインターフェース、送信/受信インターフェース、または何らかの他のタイプの信号インターフェース)、通信デバイス、トランシーバ、送信機、処理システム、または本明細書で論じられるような何らかの他の同様のコンポーネントに対応し得る。例えば、取得するための手段などの、取得するための回路1808(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、インターフェース(例えば、バスインターフェース、送信/受信インターフェース、または何らかの他のタイプの信号インターフェース)、通信デバイス、トランシーバ、受信機、処理システム、または本明細書で論じられるような何らかの他の同様のコンポーネントに対応し得る。例えば、インジケーションを生成するための手段などの、インジケーションを生成するための回路1810(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。図18のモジュールのうちの2つ以上が、シグナリングバス1812を介して互いとまたは何らかの他のコンポーネントと通信し得る。様々な実装では、図8の処理システム804および/または図11の処理システム1104は、シーケンスを修正するための回路1802、フレームを生成するための回路1804、出力するための回路1806、取得するための回路1808、またはインジケーションを生成するための回路1810のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0215] 装置1900は、様々な図面に関して本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を行い得る1つまたは複数のコンポーネント(モジュール)を含む。例えば、ハイパスフィルタリングのための手段などの、ハイパスフィルタリングのための回路1902(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。例えば、フレームを生成するための手段などの、フレームを生成するための回路1904(例えば、ASICまたは処理システム)は、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。例えば、出力するための手段などの、出力するための回路1906(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、インターフェース(例えば、バスインターフェース、送信/受信インターフェース、または何らかの他のタイプの信号インターフェース)、通信デバイス、トランシーバ、送信機、処理システム、または本明細書で論じられるような何らかの他の同様のコンポーネントに対応し得る。例えば、取得するための手段などの、取得するための回路1908(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、インターフェース(例えば、バスインターフェース、送信/受信インターフェース、または何らかの他のタイプの信号インターフェース)、通信デバイス、トランシーバ、受信機、処理システム、または本明細書で論じられるような何らかの他の同様のコンポーネントに対応し得る。例えば、インジケーションを生成するための手段などの、インジケーションを生成するための回路1910(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。図19のモジュールのうちの2つ以上が、シグナリングバス1912を介して互いとまたは何らかの他のコンポーネントと通信し得る。様々な実装では、図8の処理システム804および/または図11の処理システム1104は、ハイパスフィルタリングのための回路1902、フレームを生成するための回路1904、出力するための回路1906、取得するための回路1908、またはインジケーションを生成するための回路1910のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0216] 装置2000は、様々な図面に関して本明細書で説明される機能のうちの1つまたは複数を行い得る1つまたは複数のコンポーネント(モジュール)を含む。例えば、取得するための手段などの、取得するための回路2002(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、インターフェース(例えば、バスインターフェース、送信/受信インターフェース、または何らかの他のタイプの信号インターフェース)、通信デバイス、トランシーバ、受信機、処理システム、または本明細書で論じられるような何らかの他の同様のコンポーネントに対応し得る。例えば、処理するための手段などの、処理するための回路2004(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。例えば、生成するための手段などの、生成するための回路2006(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、本明細書で論じられるような処理システムに対応し得る。例えば、出力するための手段などの、出力するための回路2008(例えば、ASICまたは処理システム)は、例えば、インターフェース(例えば、バスインターフェース、送信/受信インターフェース、または何らかの他のタイプの信号インターフェース)、通信デバイス、トランシーバ、送信機、処理システム、または本明細書で論じられるような何らかの他の同様のコンポーネントに対応し得る。図20のモジュールのうちの2つ以上が、シグナリングバス2010を介して互いとまたは何らかの他のコンポーネントと通信し得る。様々な実装では、図8の処理システム804および/または図11の処理システム1104は、取得するための回路2002、処理するための回路2004、生成するための回路2006、または出力するための回路2008のうちの1つまたは複数を含み得る。
[0217] 上述されたように、いくつかの態様では、これらのモジュールは、適切なプロセッサコンポーネントを介して実装され得る。これらのプロセッサコンポーネントは、いくつかの態様では、少なくとも部分的に、本明細書に教示されるような構造を使用して実装され得る。いくつかの態様では、プロセッサは、これらのモジュールのうちの1つまたは複数の機能の一部分または全てを実装するように構成され得る。よって、異なるモジュールの機能は、例えば、集積回路の異なるサブセットとして、ソフトウェアモジュールのセットの異なるサブセットとして、またはそれらの組み合わせとして実装され得る。また、(例えば、集積回路のおよび/またはソフトウェアモジュールのセットの)所与のサブセットが、1より多いモジュールについての機能の少なくとも一部分を提供し得ることが認識されるべきである。いくつかの態様では、図18、図19、図20、またはその他の場所において破線のボックスで表される1つまたは複数のいずれのコンポーネントも、任意のものであり得る。
[0218] 上述されるように、装置1800、1900、および2000は、いくつかの実装では、1つまたは複数の集積回路として実装され得る。例えば、いくつかの態様では、単一の集積回路は、例示されたコンポーネントのうちの1つまたは複数の機能を実装するが、他の態様では、1つよりも多くの集積回路は、例示されたコンポーネントのうちの1つまたは複数の機能を実装する。1つの具体例として、装置1800は、単一デバイスとして(例えば、ASICの異なるセクションとして実装された、シーケンスを修正するための回路1802、フレームを生成するための回路1804、出力するための回路1806、取得するための回路1808、またはインジケーションを生成するための回路1810を用いて)実装され得る。別の具体例として、装置1800は、いくつかのデバイスとして(例えば、1つのASICとして実装される、シーケンスを修正するための回路1802、フレームを生成するための回路1804およびインジケーションを生成するための回路1810、並びに、ASICの異なるセクションとして実装される、出力するための回路1806および取得するための回路1808を用いて)実装され得る。
[0219] 加えて、図18、図19、および図20によって表されているコンポーネントおよび機能、ならびに本明細書で説明される他のコンポーネントおよび機能は、任意の適切な手段を使用して実装され得る。そのような手段は、少なくとも部分的に、本明細書に教示されるような対応する構造を使用して実装される。例えば、図18、図19、および図20の「〜するためのASIC」というコンポーネントと併せて上述されたコンポーネントもまた、同様に指定された「〜のための手段」という機能に対応し得る。よって、いくつかの実装では、そのような手段のうちの1つまたは複数は、本明細書に教示されるようなプロセッサコンポーネント、集積回路、または他の適切な構造のうちの1つまたは複数を使用して実装される。いくつかの例が以下に続く。取得するための手段(例えば、シーケンス、インジケーション、または他の情報)は、(例えば、メモリデバイス、受信機、何らかの他のコンポーネント、または何らかの他の装置から)情報を取得することと、必要な場合にその情報を処理することと、情報を適切な宛先(例えば、メモリデバイス、または何らか他のコンポーネント)に出力することと、本明細書で説明されるような他の関連したオペレーションを行うことと、をどこで行うかを決定し得る。修正するための手段は、修正が(例えば、メモリデバイスまたは何らか他のコンポーネントからの)基づくべき情報(例えば、シーケンス修正パラメータ)を捕捉し、情報に基づいて修正を行い(例えば、利得またはフィルタリングをシーケンスに適用し)、修正の結果を(例えば、メモリデバイス、送信機、または何らかの他のコンポーネントに)出力し、本明細書で説明されるような他の関連したオペレーションを行い得る。ハイパスフィルタリングするための手段は、ハイパスフィルタリングが(例えば、メモリデバイスまたは何らか他のコンポーネントからの)基づくべき情報(例えば、フィルタ特性パラメータ)を捕捉し、情報に基づいてハイパスフィルタリングを行い(例えば、フィルタリングをシーケンスに適用し)、ハイパスフィルタリングの結果を(例えば、メモリデバイス、送信機、または何らかの他のコンポーネントに)出力し、本明細書で説明されるような他の関連したオペレーションを行い得る。生成するための手段は、生成が(例えば、メモリデバイスまたは何らか他のコンポーネントからの)基づくべき制御情報を捕捉し、制御情報に基づいて所望の情報(例えば、フレームまたはインジケーション)を生成し(例えば、生成するためのフレームまたはインジケーションのタイプを決定する)、生成された結果を(例えば、メモリデバイス、トランシーバ、または何らかの他のコンポーネントに)出力し、本明細書で説明されるような他の関連したオペレーションを行い得る。出力するための手段(例えば、信号または他の情報)は、(例えば、メモリデバイスまたは何らか他のコンポーネントからの)出力されるべき情報を取得し、必要な場合にはその情報をフォーマット化し、情報を適切な宛先(例えば、メモリデバイス、送信機、または何らかの他のコンポーネント)に送り、本明細書で説明されるような他の関連したオペレーションを行い得る。
[0220] 本明細書で説明される方法の様々なオペレーションは、対応する機能を行うことが可能な任意の適切な手段によって行われ得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されない、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示す動作がある場合、それらの動作は、同様の機能および/または番号を有する対応するカウンターパートのミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。例えば、図12に図示されている処理1200のブロックは、少なくともいくつかの態様では、図18に図示されている装置1800の対応するブロックに対応し得る。別の例では、図13に図示されている処理1300のブロックは、少なくともいくつかの態様では、図19に図示されている装置1900の対応するブロックに対応し得る。さらに別の例として、図14、図15、図16、または図17に図示されている処理1400、1500、1600、または1700のブロックは、少なくともいくつかの態様では、図20に図示されている装置2000の対応するブロックに対応し得る。
[例となるプログラミング(Example Programming)]
[0221] 図21、22、および23を参照すると、メモリ、メモリ2100、メモリ2200、またはメモリ2300(例えば、記憶媒体、メモリデバイスなど)によって記憶されたプログラミングは、処理システム(例えば、図11の処理システム1104)によって実行されると、処理システムに、本明細書で説明される様々な機能および/またはオペレーションのうちの1つまたは複数を行わせる。例えば、プログラミングは、処理システム1104によって実行されると、処理システム1104に、様々な実装において図1〜図6および図12〜図17に関して本明細書で説明される様々な機能、ステップ、および/または処理を行わせ得る。
[0221] 図21、22、および23を参照すると、メモリ、メモリ2100、メモリ2200、またはメモリ2300(例えば、記憶媒体、メモリデバイスなど)によって記憶されたプログラミングは、処理システム(例えば、図11の処理システム1104)によって実行されると、処理システムに、本明細書で説明される様々な機能および/またはオペレーションのうちの1つまたは複数を行わせる。例えば、プログラミングは、処理システム1104によって実行されると、処理システム1104に、様々な実装において図1〜図6および図12〜図17に関して本明細書で説明される様々な機能、ステップ、および/または処理を行わせ得る。
[0222] 図21に示されているように、メモリ2100は、シーケンスを修正するためのコード2102、フレームを生成するためのコード2104、出力するためのコード2106、取得するためのコード2108、またはインジケーションを生成するためのコード2110のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの態様では、シーケンスを修正するためのコード2102、フレームを生成するためのコード2104、出力するためのコード2106、取得するためのコード2108、またはインジケーションを生成するためのコード2110のうちの1つまたは複数は、シーケンスを修正するための回路1802、フレームを生成するための回路1804、出力するための回路1806、取得するための回路1808、またはインジケーションを生成するための回路1810に関して本明細書で説明される機能を提供するために実行され得るか、またはそうでなければ使用され得る。いくつかの態様では、メモリ2100は、図11のメモリ1106に対応し得る。
[0223] 図22に示されているように、メモリ2200は、ハイパスフィルタリングするためのコード2202、フレームを生成するためのコード2204、出力するためのコード2206、取得するためのコード2208、またはインジケーションを生成するためのコード2210のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの態様では、ハイパスフィルタリングするためのコード2202、フレームを生成するためのコード2204、出力するためのコード2206、取得するためのコード2208、またはインジケーションを生成するためのコード2220のうちの1つまたは複数は、ハイパスフィルタリングのための回路1902、フレームを生成するための回路1904、出力するための回路1906、取得するための回路1908、またはインジケーションを生成するための回路1910に関して本明細書で説明される機能を提供するために実行され得るか、またはそうでなければ使用され得る。いくつかの態様では、メモリ2200は、図11のメモリ1106に対応し得る。
[0224] 図23に示されているように、メモリ2300は、取得するためのコード2302、処理するためのコード2304、生成するためのコード2306、または出力するためのコード2308のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの態様では、取得するためのコード2302、処理するためのコード2304、制御信号を生成するためのコード2306、または出力するためのコード2308は、取得するための回路2002、処理するための回路2004、生成するための回路2006、または出力するための回路2008に関して本明細書で説明される機能を提供するために実行されるか、またはそうでなければ使用され得る。いくつかの態様では、メモリ2300は、図11のメモリ1106に対応し得る。
[さらなる態様(Additional Aspects)]
[0225] 本明細書に記載される例は、本開示の特定の概念を例示するために提供されている。当業者は、これらが実際には単に例であり、他の例が本開示の範囲および添付の請求項内に含まれることを理解するだろう。本明細書での教示に基づいて、当業者は、本明細書に開示された態様が、任意の他の態様とは独立して施行され得ること、および、これら態様のうちの2つ以上が、様々な方法で組み合わされ得ることを理解するべきである。例えば、本明細書に記載されるいずれの数の態様を使用しても、装置が実装され得、または方法が実施され得る。さらに、他の構造、機能、または、本明細書に記載される態様のうちの1つまたは複数以外のまたはそれらに追加された構造および機能を使用して、そのような装置が実現されることができるか、またはそのような方法が実現され得る。
[0225] 本明細書に記載される例は、本開示の特定の概念を例示するために提供されている。当業者は、これらが実際には単に例であり、他の例が本開示の範囲および添付の請求項内に含まれることを理解するだろう。本明細書での教示に基づいて、当業者は、本明細書に開示された態様が、任意の他の態様とは独立して施行され得ること、および、これら態様のうちの2つ以上が、様々な方法で組み合わされ得ることを理解するべきである。例えば、本明細書に記載されるいずれの数の態様を使用しても、装置が実装され得、または方法が実施され得る。さらに、他の構造、機能、または、本明細書に記載される態様のうちの1つまたは複数以外のまたはそれらに追加された構造および機能を使用して、そのような装置が実現されることができるか、またはそのような方法が実現され得る。
[0226] 当業者は、本開示を通して説明された様々な態様が任意の適切な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にまで拡大され得ることを、容易に理解するだろう。例として、様々な態様は、ワイドエリアネットワーク、ピア・ツー・ピアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、他の適切なシステム、またはそれらの任意の組み合わせに適用され得、まだ定義されていない規格によって開示されるものを含む。
[0227] 多くの態様が、例えば、コンピューティングデバイスの要素によって行われるべき一連のアクションの観点から説明される。本明細書で説明される様々な態様が、例えば、中央処理ユニット(CPU)、グラフィック処理ユニット(GPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは、汎用または専用プロセッサまたは回路の様々な他のタイプなどの、特定の回路によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、またはその両方の組み合せによって、行われ得ることが理解されるべきである。加えて、本明細書で説明されるアクションのシーケンスは、実行の際に、関連したプロセッサに本明細書で説明される機能を行わせるコンピュータ命令の対応するセットを記憶したコンピュータ可読記憶媒体(例えば、本明細書で説明される機能を行うためのコードを含む、コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体)の任意の形式内に全体的に具現化されると考えられ得る。よって、本開示の様々な態様は、いくつかの異なる形式で具現化され得、それらの全てが、請求項に記載の事項の範囲内にあるものとして企図されている。加えて、本明細書で説明される態様の各々に関して、任意のそのような態様のうちの対応する形態は、例えば、説明されるアクションを行う「ように構成される論理」として本明細書で説明され得る。
[0228] いくつかの態様では、装置または装置の任意のコンポーネントは、本明細書に教示されるような機能を提供するように構成され得る(または動作可能であり得るまたは適合され得る)。これは、例えば、装置またはコンポーネントを、それが機能を提供することになるように製造する(例えば、作る)ことによって、装置またはコンポーネントを、それが機能を提供することになるようにプログラミングすることによって、または何らかの他の適切な実装技法の使用を通して、達成され得る。一例として、集積回路は、必須の機能を提供するように作られ得る。別の例として、集積回路は、必須の機能をサポートするように作られ、必須の機能を提供するように(例えば、プログラミングを介して)構成され得る。さらに別の例として、プロセッサ回路は、必須の機能を提供するためのコードを実行し得る。
[0229] 当業者は、情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解するだろう。例えば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組み合わせによって表され得る。
[0230] さらに、当業者は、本明細書で開示される態様に関連して説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実装され得ることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能に関して上述されている。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定のアプリケーションおよび全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定のアプリケーションごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
[0231] 上記に例示されるコンポーネント、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、単一のコンポーネント、ステップ、特徴または機能に再構成および/または組み合わされ、あるいはいくつかのコンポーネント、ステップ、または機能において具現化され得る。追加の要素、コンポーネント、ステップ、および/または機能もまた、本明細書に開示される新規の特徴から逸脱することなく追加され得る。上記に説明される装置、デバイス、および/またはコンポーネントは、本明細書で説明される方法、特徴、または、ステップのうちの1つまたは複数を行うように構成され得る。本明細書で説明される新規のアルゴリズムはまた、効率的にソフトウェアで実装され、および/またはハードウェアに組み込まれ得る。
[0232] 開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、例となる処理の例示であることが理解されるべきである。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層が並べ替られ得ることを理解されたい。添付の方法の請求項は、本明細書に特に記載されない限り、サンプルの順序において、様々なステップの要素を提示し、提示された特定の順序または階層に限定されることが意図されるものではない。
[0233] 本明細書に開示された態様に関連して説明された方法、シーケンス、またはアルゴリズムは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはそれら2つの組み合せにおいて具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に存在し得る。記憶媒体、の例は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに接続される。代替として、記憶媒体は、プロセッサに一体化され得る。
[0234] 「例示的な」という用語は、本明細書では「例、実例、または例示をとして機能する」という意味で使用される。「例示的な」ものとして本明細書で説明される任意の態様は、必ずしも、他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきでない。同様に、「態様」という用語は、全ての実施形態が、説明された特徴、利点、またはオペレーションのモードを含むことを必要としない。
[0235] 本明細書で使用される専門用語は、特定の態様を説明することのみを目的としたものであり、これら態様を限定することを意図したものではない。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」、「the」は、そうではないと文脈が明確に示さない限り、複数形も含むことを意図する。「備える」、「備えている」、「含む」、および/または「含んでいる」という用語は、本明細書で使用される場合、記載される特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を特定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことが、さらに理解されるだろう。さらに、用語「または(or)」がブール演算子「OR」と同じ意味を有しており、すなわち、それは「いずれか(either)」および「両方(both)」である可能性を含んでおり、かつそうではないと明記されない限り「排他的なまたは(exclusive or)」(「XOR」)に限定されないことを理解されたい。2つの隣り合う用語間の記号「/」が、そうではないと明記されない限り、「または(or)」と同じ意味を有することもまた理解されたい。さらに、「〜に接続された」、「〜に結合された」、「〜と通信中である」などのフレーズは、そうではないと明記されない限り、直接接続に限定されない。
[0236] 本明細書において「第1の」、「第2の」などのような指定を使用する要素へのいずれの参照も、一般に、これら要素の量または順序を限定するものではない。むしろ、これらの指定は、2つ以上の要素または要素のインスタンスの間で区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。よって、第1の要素および第2の要素への参照は、そこで2つだけの要素しか使用できないことも、何らかの方法で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことも、意味していない。また、別段に記載されない限り、要素のセットは、1つまたは複数の要素を備え得る。加えて、明細書または請求項中で使用される「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」、あるいは「a、b、c、またはそれらの任意の組み合わせ」という形式の用語は、「aまたはbまたはcまたはそれらの要素の任意の組み合わせ」を意味する。例えば、この用語は、a、またはb、またはc、あるいは、aおよびb、またはaおよびc、またはaおよびbおよびc、あるいは、2a、または2b、または2c、あるいは2aおよびbなどを含み得る。
[0237] 本明細書で使用されるとき、「決定すること(determining)」という用語は、幅広いアクションを含む。例えば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確かめることなどを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含み得る。
[0238] 前述の開示は例示的な態様を示すが、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正が成されることができることに留意されたい。本明細書で説明される態様に従った方法の請求項の機能、ステップ、またはアクションは、そうではないと明記されない限り、任意の特定の順序で実施される必要はない。さらに、要素が単数形で説明または特許請求され得るが、単数形への限定が明記されていない限り、複数形が考慮されている。
Claims (166)
- 通信のための装置であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを取得するように構成されたインターフェースと、
修正されたシーケンスを提供するために前記シーケンスを修正することと、
前記修正されたシーケンスを備えるフレームを生成することと、
を行うように構成された処理システムと、
を備え、
前記インターフェースは、送信のために前記フレームを出力するようにさらに構成される、装置。 - 前記フレームは、IEEE 802.11ayフレームを備える、請求項1に記載の装置。
- 前記フレームの前記生成は、前記フレームのショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分に前記修正されたシーケンスを含むことを備える、請求項1に記載の装置。
- 前記ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドを備える、請求項3に記載の装置。
- 前記ショートトレーニングフィールドの前記少なくとも一部分は、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始端を備える、請求項4に記載の装置。
- 前記シーケンスは、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドに関するパイロット繰り返しのセットの最初の部分を備える、請求項4に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正は、複数の利得を前記シーケンスに適用することを備える、請求項1に記載の装置。
- 前記複数の利得は、離散振幅値によって指定される、請求項7に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープによって指定される、請求項7に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープによって指定される、請求項7に記載の装置。
- 前記修正されたシーケンスは、線形性推定のために定義された信号を備える、請求項1に記載の装置。
- 前記修正されたシーケンスは、リーク推定のために定義された信号を備える、請求項1に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正は、ハイパスフィルタを前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用することを備える、請求項1に記載の装置。
- 前記処理システムは、前記シーケンスの前記修正のインジケーションを生成するようにさらに構成され、
前記インターフェースは、送信のために前記インジケーションを出力するようにさらに構成される、
請求項1に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示す、請求項14に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された複数の利得を示す、請求項14に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正は、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つをハイパスフィルタリングすることを備え、
前記インジケーションの前記生成は、前記ハイパスフィルタリングのインジケーションを生成することを備える、
請求項14に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記ハイパスフィルタリングのためのサポートを示す、請求項17に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示す、請求項14に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記修正のためのサポートを示す、請求項14に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記修正されたシーケンスの長さを示す、請求項14に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記修正されたシーケンスの少なくとも1つの信号タイプを示す、請求項14に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項22に記載の装置。
- 前記処理システムは、前記シーケンスの前記修正のインジケーションを生成するようにさらに構成され、
前記フレームの前記生成は、前記フレームの拡張型指向性マルチギガビットヘッダAにおける、または前記フレームのレガシ指向性マルチギガビットヘッダにおける、前記インジケーションを含むことを備える、
請求項1に記載の装置。 - 通信の方法であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを取得することと、
修正されたシーケンスを提供するために前記シーケンスを修正することと、
前記修正されたシーケンスを備えるフレームを生成することと、
送信のために前記フレームを出力することと
を備える、方法。 - 前記フレームは、IEEE 802.11ayフレームを備える、請求項25に記載の方法。
- 前記フレームの前記生成は、前記フレームのショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分に前記修正されたシーケンスを含むことを備える、請求項25に記載の方法。
- 前記ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドを備える、請求項25に記載の方法。
- 前記ショートトレーニングフィールドの前記少なくとも一部分は、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始端を備える、請求項28に記載の方法。
- 前記シーケンスは、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドに関するパイロット繰り返しのセットの最初の部分を備える、請求項28に記載の方法。
- 前記シーケンスの前記修正は、複数の利得を前記シーケンスに適用することを備える、請求項25に記載の方法。
- 前記複数の利得は、離散振幅値によって指定される、請求項31に記載の方法。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープによって指定される、請求項31に記載の方法。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープによって指定される、請求項31に記載の方法。
- 前記修正されたシーケンスは、線形性推定のために定義された信号を備える、請求項25に記載の方法。
- 前記修正されたシーケンスは、リーク推定のために定義された信号を備える、請求項25に記載の方法。
- 前記シーケンスの前記修正は、ハイパスフィルタを前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用することを備える、請求項25に記載の方法。
- 前記シーケンスの前記修正のインジケーションを生成することと、
送信のために前記インジケーションを出力することと
をさらに備える、請求項25に記載の方法。 - 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示す、請求項38に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された複数の利得を示す、請求項38に記載の方法。
- 前記シーケンスの前記修正は、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つをハイパスフィルタリングすることを備え、
前記インジケーションの前記生成は、前記ハイパスフィルタリングのインジケーションを生成することを備える、
請求項38に記載の方法。 - 前記インジケーションは、前記ハイパスフィルタリングのためのサポートを示す、請求項41に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示す、請求項38に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記修正のためのサポートを示す、請求項38に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記修正されたシーケンスの長さを示す、請求項38に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記修正されたシーケンスの少なくとも1つの信号タイプを示す、請求項38に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項46に記載の方法。
- 前記シーケンスの前記修正のインジケーションを生成することをさらに備え、
前記フレームの前記生成は、前記フレームの拡張型指向性マルチギガビットヘッダAにおける、または前記フレームのレガシ指向性マルチギガビットヘッダにおける、前記インジケーションを含むことを備える、
請求項25に記載の方法。 - 通信のための装置であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを取得するための手段と、
修正されたシーケンスを提供するために前記シーケンスを修正するための手段と、
前記修正されたシーケンスを備えるフレームを生成するための手段と、
送信のために前記フレームを出力するための手段と
を備える、装置。 - 前記フレームは、IEEE 802.11ayフレームを備える、請求項49に記載の装置。
- 前記フレームの前記生成は、前記フレームのショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分に前記修正されたシーケンスを含むことを備える、請求項49に記載の装置。
- 前記ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドを備える、請求項49に記載の装置。
- 前記ショートトレーニングフィールドの前記少なくとも一部分は、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始端を備える、請求項52に記載の装置。
- 前記シーケンスは、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドに関するパイロット繰り返しのセットの最初の部分を備える、請求項52に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正は、複数の利得を前記シーケンスに適用することを備える、請求項49に記載の装置。
- 前記複数の利得は、離散振幅値によって指定される、請求項55に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープによって指定される、請求項55に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープによって指定される、請求項55に記載の装置。
- 前記修正されたシーケンスは、線形性推定のために定義された信号を備える、請求項49に記載の装置。
- 前記修正されたシーケンスは、リーク推定のために定義された信号を備える、請求項49に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正は、ハイパスフィルタを前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用することを備える、請求項49に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正のインジケーションを生成するための手段をさらに備え、
出力するための前記手段は、送信のために前記インジケーションを出力するように構成される、
請求項49に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示す、請求項62に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された複数の利得を示す、請求項62に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正は、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つをハイパスフィルタリングすることを備え、
前記インジケーションの前記生成は、前記ハイパスフィルタリングのインジケーションを生成することを備える、
請求項62に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記ハイパスフィルタリングのためのサポートを示す、請求項65に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示す、請求項62に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記修正のためのサポートを示す、請求項62に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記修正されたシーケンスの長さを示す、請求項62に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記修正されたシーケンスの少なくとも1つの信号タイプを示す、請求項62に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項70に記載の装置。
- 前記シーケンスの前記修正のインジケーションを生成するための手段をさらに備え、
前記フレームの前記生成は、前記フレームの拡張型指向性マルチギガビットヘッダAにおける、または前記フレームのレガシ指向性マルチギガビットヘッダにおける、前記インジケーションを含むことを備える、
請求項49に記載の装置。 - ワイヤレスノードであって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを取得するように構成されたインターフェースと、
修正されたシーケンスを提供するために前記シーケンスを修正することと、
前記修正されたシーケンスを備えるフレームを生成することと、
を行うように構成された処理システムと、
前記フレームを送信するように構成された送信機と
を備える、ワイヤレスノード。 - コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを取得することと、
修正されたシーケンスを提供するために前記シーケンスを修正することと、
前記修正されたシーケンスを備えるフレームを生成することと、
送信のために前記フレームを出力することと
を行うためのコードを含む、コンピュータ可読媒体。 - 通信のための装置であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを含むフレームを取得するように構成されたインターフェースと、
少なくとも1つの通信パラメータを決定するために前記シーケンスを処理することと、
前記少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することと
を行うように構成された処理システムと、
を備え、
前記インターフェースは、前記信号を出力するようにさらに構成される、装置。 - 前記フレームは、IEEE 802.11ayフレームを備える、請求項75に記載の装置。
- 前記フレームは、ショートトレーニングフィールドを備え、
前記ショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分は、前記シーケンスを含む、
請求項75に記載の装置。 - 前記ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドを備える、請求項77に記載の装置。
- 前記ショートトレーニングフィールドの前記少なくとも一部分は、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始端を備える、請求項78に記載の装置。
- 前記シーケンスは、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドに関するパイロット繰り返しのセットの最初の部分を備える、請求項78に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータは、利得、線形性、直流リーク、局部発振器リーク、位相ノイズ、ノイズ、干渉、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項75に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられたリークを決定することを備える、請求項75に記載の装置。
- 前記リークは、直流リーク、局部発振器リーク、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項82に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定することを備える、請求項75に記載の装置。
- 前記インターフェースは、前記位相ノイズの前記決定のために前記シーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得するようにさらに構成され、
前記処理システムは、前記インジケーションに基づいて前記シーケンスを処理するようにさらに構成される、
請求項84に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記位相ノイズの前記決定のために使用されるべき前記シーケンスのシンボルの量を示す、請求項85に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定することを備える、請求項75に記載の装置。
- 前記インターフェースは、前記ノイズまたは干渉の前記決定のために前記シーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得するようにさらに構成され、
前記処理システムは、前記インジケーションに基づいて前記シーケンスを処理するようにさらに構成される、
請求項87に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記ノイズまたは干渉の前記決定のために使用されるべき前記シーケンスのシンボルの量を示す、請求項88に記載の装置。
- 前記オペレーションは、チャネル推定、等化、デシメーション、周波数相関、圧縮、位相ロックループ追跡、ダイナミックレンジのバックオフ、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項75に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータは、前記シーケンスに適用された複数の利得を備える、請求項75に記載の装置。
- 前記複数の利得は、離散振幅値によって指定される、請求項91に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープによって指定される、請求項91に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープによって指定される、請求項91に記載の装置。
- 前記インターフェースは、前記シーケンスがどのように生成されたかのインジケーションを取得するようにさらに構成され、
前記処理システムは、前記インジケーションに基づいて前記シーケンスを処理するようにさらに構成される、
請求項75に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示す、請求項95に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された複数の利得を示す、請求項95に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示す、請求項95に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの修正のためのサポートを示す、請求項95に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの長さを示す、請求項95に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの少なくとも1つの信号タイプを示す、請求項95に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項101に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記フレームの拡張型指向性マルチギガビットヘッダAに、または前記フレームのレガシ指向性マルチギガビットに、含まれる、請求項95に記載の装置。
- 前記フレームは、ヘッダをさらに備え、
前記処理システムは、前記シーケンスの前記処理と並行して前記ヘッダを処理するようにさらに構成される、
請求項75に記載の装置。 - 通信の方法であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを含むフレームを取得することと、
少なくとも1つの通信パラメータを決定するために前記シーケンスを処理することと、
前記少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することと、
前記信号を出力することと
を備える、方法。 - 前記フレームは、IEEE 802.11ayフレームを備える、請求項105に記載の方法。
- 前記フレームは、ショートトレーニングフィールドを備え、
前記ショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分は、前記シーケンスを含む、
請求項105に記載の方法。 - 前記ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドを備える、請求項107に記載の方法。
- 前記ショートトレーニングフィールドの前記少なくとも一部分は、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始端を備える、請求項108に記載の方法。
- 前記シーケンスは、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドに関するパイロット繰り返しのセットの最初の部分を備える、請求項108に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータは、利得、線形性、直流リーク、局部発振器リーク、位相ノイズ、ノイズ、干渉、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項105に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられたリークを決定することを備える、請求項105に記載の方法。
- 前記リークは、直流リーク、局部発振器リーク、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項112に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定することを備える、請求項105に記載の方法。
- 前記位相ノイズの前記決定のために前記シーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得することをさらに備え、
前記シーケンスの前記処理は、前記インジケーションに基づいている、
請求項114に記載の方法。 - 前記インジケーションは、前記位相ノイズの前記決定のために使用されるべき前記シーケンスのシンボルの量を示す、請求項115に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定することを備える、請求項105に記載の方法。
- 前記ノイズまたは干渉の前記決定のために前記シーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得することをさらに備え、
前記シーケンスの前記処理は、前記インジケーションに基づいている、
請求項117に記載の方法。 - 前記インジケーションは、前記ノイズまたは干渉の前記決定のために使用されるべき前記シーケンスのシンボルの量を示す、請求項118に記載の方法。
- 前記オペレーションは、チャネル推定、等化、デシメーション、周波数相関、圧縮、位相ロックループ追跡、ダイナミックレンジのバックオフ、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項105に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータは、前記シーケンスに適用された複数の利得を備える、請求項105に記載の方法。
- 前記複数の利得は、離散振幅値によって指定される、請求項121に記載の方法。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープによって指定される、請求項121に記載の方法。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープによって指定される、請求項121に記載の方法。
- 前記シーケンスがどのように生成されたかのインジケーションを取得することをさらに備え、
前記シーケンスの前記処理は、前記インジケーションに基づいている、
請求項105に記載の方法。 - 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示す、請求項125に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された複数の利得を示す、請求項125に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示す、請求項125に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの修正のためのサポートを示す、請求項125に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの長さを示す、請求項125に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの少なくとも1つの信号タイプを示す、請求項125に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項131に記載の方法。
- 前記インジケーションは、前記フレームの拡張型指向性マルチギガビットヘッダAに、または前記フレームのレガシ指向性マルチギガビットに含まれる、請求項125に記載の方法。
- 前記フレームは、ヘッダをさらに備え、
前記方法は、前記シーケンスの前記処理と並行して前記ヘッダを処理することをさらに備える、
請求項105に記載の方法。 - 通信のための装置であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを含むフレームを取得するための手段と、
少なくとも1つの通信パラメータを決定するために前記シーケンスを処理するための手段と、
前記少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成するための手段と、
前記信号を出力するための手段と
を備える、装置。 - 前記フレームは、IEEE 802.11ayフレームを備える、請求項135に記載の装置。
- 前記フレームは、ショートトレーニングフィールドを備え、
前記ショートトレーニングフィールドの少なくとも一部分は、前記シーケンスを含む、
請求項135に記載の装置。 - 前記ショートトレーニングフィールドは、拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドを備える、請求項137に記載の装置。
- 前記ショートトレーニングフィールドの前記少なくとも一部分は、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドの始端を備える、請求項138に記載の装置。
- 前記シーケンスは、前記拡張型指向性マルチギガビットショートトレーニングフィールドに関するパイロット繰り返しのセットの最初の部分を備える、請求項138に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータは、利得、線形性、直流リーク、局部発振器リーク、位相ノイズ、ノイズ、干渉、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項135に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられたリークを決定することを備える、請求項135に記載の装置。
- 前記リークは、直流リーク、局部発振器リーク、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項142に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられた位相ノイズを決定することを備える、請求項135に記載の装置。
- 取得するための前記手段は、前記位相ノイズの前記決定のために前記シーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得するように構成され、
処理するための前記手段は、前記インジケーションに基づいて前記シーケンスを処理するように構成される、
請求項144に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記位相ノイズの前記決定のために使用されるべき前記シーケンスのシンボルの量を示す、請求項145に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータの前記決定は、前記フレームの送信に関連付けられたノイズまたは干渉を決定することを備える、請求項135に記載の装置。
- 取得するための前記手段は、前記ノイズまたは干渉の前記決定のために前記シーケンスが使用されることができるとのインジケーションを取得するように構成され、
処理するための前記手段は、前記インジケーションに基づいて前記シーケンスを処理するように構成される、
請求項147に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記ノイズまたは干渉の前記決定のために使用されるべき前記シーケンスのシンボルの量を示す、請求項148に記載の装置。
- 前記オペレーションは、チャネル推定、等化、デシメーション、周波数相関、圧縮、位相ロックループ追跡、ダイナミックレンジのバックオフ、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項135に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの通信パラメータは、前記シーケンスに適用された複数の利得を備える、請求項135に記載の装置。
- 前記複数の利得は、離散振幅値によって指定される、請求項151に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの振幅スロープによって指定される、請求項151に記載の装置。
- 前記複数の利得は、少なくとも1つの電力スロープによって指定される、請求項151に記載の装置。
- 取得するための前記手段は、前記シーケンスがどのように生成されたかのインジケーションを取得するように構成され、
処理するための前記手段は、前記インジケーションに基づいて前記シーケンスを処理するように構成される、
請求項135に記載の装置。 - 前記インジケーションは、前記シーケンスの前記パイロット繰り返しのうちの少なくとも1つに適用された少なくとも1つの利得を示す、請求項155に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された複数の利得を示す、請求項155に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスに適用された少なくとも1つのハイパスフィルタ特性を示す、請求項155に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの修正のためのサポートを示す、請求項155に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの長さを示す、請求項155に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記シーケンスの少なくとも1つの信号タイプを示す、請求項155に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの信号タイプは、利得推定信号、線形性推定信号、直流リーク推定信号、局部発振器リーク推定信号、またはそれらの任意の組み合わせを備える、請求項161に記載の装置。
- 前記インジケーションは、前記フレームの拡張型指向性マルチギガビットヘッダAに、または前記フレームのレガシ指向性マルチギガビットに含まれる、請求項155に記載の装置。
- 前記フレームは、ヘッダをさらに備え、
処理するための前記手段は、前記シーケンスの前記処理と並行して前記ヘッダを処理するように構成される、
請求項135に記載の装置。 - ワイヤレスノードであって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを含むフレームを受信するように構成された受信機と、
少なくとも1つの通信パラメータを決定するために前記シーケンスを処理することと、
前記少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することと
を行うように構成された処理システムと、
前記信号を前記受信機に出力するように構成されたインターフェースと
を備える、ワイヤレスノード。 - コンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
パイロット繰り返しを備えるシーケンスを含むフレームを取得することと、
少なくとも1つの通信パラメータを決定するために前記シーケンスを処理することと、
前記少なくとも1つの通信パラメータに基づいてオペレーションを制御するための信号を生成することと、
前記信号を出力することと
を行うためのコードを含む、コンピュータ可読媒体。
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